フランス製のソーラーカー

太陽電池を搭載したベンチュリ『アストロラブ』


地球温暖化により、2040年には北極の氷はすべて溶けてしまうとするレポートが、米国の科学者によって発表された。二酸化炭素などの温室効果ガスを現在の状態のまま放置すると、北極の氷はこれまでの4倍のスピードで溶解するという。従来の「北極の氷は2070年までにすべて溶ける」とする説よりも、30年早く溶けてしまうことになる。
そんな温暖化対策に有効だと考えられているのが太陽電池を搭載した自動車。フランスのベンチュリ(Venturi)は、太陽電池を搭載した『アストロラブ』(Astrolab)の受注を開始した。
http://autos.yahoo.co.jp/news/AutosNews/89620.html



地球温暖化対策の一つとして、燃料を必要としない車を開発することは、どんなに効果的であるか計り知れません。

上記ニュースは、フランスのベンチュリ社から発表された、ユニークなソーラーカー『アストロラブ』発売のニュースです。

記事中の「地球温暖化により、2040年には北極の氷はすべて溶けてしまう」というレポートは The National Center for Atmospheric Research から発表されたレポートですから、併せてご参照ください。


フランスのベンチュリ(Venturi)社は、太陽電池を搭載した、『アストロラブ』に引き続いて『Eclecti』cの受注を2007年6月生産に向けて開始しました。


以下、ベンチュリ社のサイトよりスペックを引用してみます。

三人乗り、22馬力の電気モーターを搭載。
車体寸法は 全長 2860mm、 車幅 1850 mm、車高 1750 mm、重量 350 kg

動力源は三種類あります。


一つ目は屋根頂上にある2.5平方メートル、出力330 Wのソーラーパネル
二つ目は家庭用電源(1,5 kW)。
三つ目は屋根に取り付けられた風力発電装置。

eclectic_solar2.jpg

これらから供給された電力は、NiMH liquid-cooled電池に蓄えられ、電気モーターによって駆動します。
電池の容量は 72V 100 Ah 7 kWh。10年間で2500回のチャージが可能です。
最高速度は 50km/h。


価格は?24,000 ($30,511)。
ということは大体350万円ってところですね。


ソーラーパネルや家庭用電源はともかく、この風力発電装置の、いかにも役に立ちそうもない頼りなさげな、しかし、ありあまる存在感がとても魅力的です。
風力発電装置のプロペラを出しながら走ってたら、そうとう注目を浴びそうです。

diapo_image3_big.jpg


デザインも可愛らしい。

値段が半額くらいなら購入を検討してもいいんですけど・・・・

投稿者: kameno 日時: 2006年12月28日 15:38

コメント: フランス製のソーラーカー

うわ?、すごいぞこれ。

副住職、買って買ってー。
二台買ったらペア割引があるかも知れないので、
ぜひわたしにください(笑)。

未来の車、もはや未来ではなくなりましたな。
2040年なんてすぐ来ちゃうもん。
行動するなら今!! 今日から!! ですね。
こういう車を見て、ブッシュ大統領はどう思うのでしょう。

投稿者 宝船 | 2006年12月28日 22:09

時速50キロは良いとして、私が住むような山間部での使い勝手はどうでしょうか。ある程度の馬力がないと坂道を登れませんし。まぁ、その前に値段が高すぎて買えませんけれど。

投稿者 usagi | 2006年12月29日 04:24

宝船さん
買いたいのはやまやまなんだけど、値段の障害が高すぎる・・・
そのうちに日本のメーカー(光岡とかトミーとか)が出してくれるでしょう。
今のところはダッシュ村の軽トラ仕様で我慢ってところでしょうか。

usagi様
車体も通常の自家用車よりも軽いし、モーターはトルクがありそうですけれど、こればっかりは試してみないとなんともいえないですね。
貞昌院も墓地への坂道がかなり急ですので、敷地内利用としても使えると便利です。
とにかく、値段がネックです。

※Y田様、メールにての御連絡有難うございました。

投稿者 kameno | 2006年12月29日 11:06

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