天神おみくじ...
第42番 [凶] 夜の鶴の 子を思うが如し︻梢吹く嵐の音の寒ければ かたしく袖に 夢も結ばずあらしの声のさむかれば かたしく神に 夢もむすばず︼●此みくじに当たる時は常の信心懈怠ある故と慎むべし ●願い事 叶いながらよろず覚束なし ●待ち人 来れども難しき事を言い来る故に心を苦しむ ●失せ物 出でざれば身の難儀となる故に案ずる事苦し久しくして出ずる ●病事 とかく暫くも安き心なく悩まし命には障りなし ●言い分 人の為と思いながら一人苦しく遂に従う気になる ●縁組 とやかく世話して漸う調う思い事なるべし ▲占の心 夜の目の合い難き程物思いあるべし されども身の咎にはなしとなり