第33番 [大吉] しゐたる目の 明きたるが如し【暗かりし 夜半の迷いは程もなく 有明方の 空明らかに】●此みくじに当たる人は先祖の仏の守り目強き人也 ●願い事 一旦廃り取上げても無きに又思わぬ人の詞により快く成就する也 ●待ち人 遅く来る ●失せ物 三分は出づれども良き物ばかり出る ●病事 常の養生良き故いつとなく本復する 病にはよるべけれども此みくじに当たらばた湯治など相応すべし ●言い分 遅くても勝つべし ●縁の道 二度仲立出で来て調う ●産 安し ▲占の心 顕也 日頃見えぬ目の明らかならばその嬉しさいかばかりならんやとの心也