カテゴリー:SZI

SZI主催・海外徒弟研修(ハワイ)報告(5)

海外徒弟研修5日目
2016年12月27日

朝6時振鈴

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坐禅、小食飯台、作務、朝課、納骨堂での読経、総監先生の挨拶

午前中はワヒアワへ龍泉寺を拝登。

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本堂、納骨堂、ホール、日本語学校、庫裏など、境内のご案内をいただきました。
龍泉寺では年末の餅つきの準備が進められていました。

その後、市内観光。
ワイメアベイ、ドールプランテーションへ。

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午後はパロロ禅センターを拝登。
パロロ禅センターでは、6名程度の短期宿泊施設、坐禅堂、納骨堂施設があります。

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徒弟研修旅行最後の夜ということで、正法寺のホールで山内の皆さんと一緒の夕食会、そしてバスケットボール、ボウリング、卓球、バットミントン、ビリアードを徒弟5人と僧侶5人が2人づつペアになってゲームを楽しみました。

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徒弟研修旅行の感想を1人1人が話し、お礼のご挨拶。

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総監先生から総括のお話をいただき、ご夫妻からお土産をいただきました。


海外徒弟研修6日目
2016年12月28日

徒弟研修旅行も最終日。
朝6時に起床して、掃除と片付け。
お世話になった正法寺の皆様にお別れのご挨拶をしてホノルル空港に向かいます。

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日付変更線を越えて、成田空港到着は12月29日。

 

引率の大山先生、ハワイ国際布教総監先生をはじめ、総監部の皆様、国際府教師の皆様、国際課の皆様、ハワイ寺院関係の皆様、メンバーの皆様、總持寺からの修行僧の皆様、本当に多くの皆様のご厚誼とご配慮をいただき、無事徒弟研修旅行を終えることができました。
滞在中はハワイ別院正法寺の施設に宿泊させていただきました。
報告記事では書ききれないほどのたくさんの経験と学びをいただいたことに心から感謝申し上げます。

海外徒弟研修については、宗報ならびに、SOTO禅インターナショナル会報などで報告記事が掲載されます。

また、平成29年度も海外徒弟研修を計画しております。
追ってSZIよりアナウンスさせていただきたいと存じます。



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投稿者: kameno 日時: 1:16 AM | | コメント (0)

SZI主催・海外徒弟研修(ハワイ)報告(4)

海外徒弟研修4日目
2016年12月26日

朝6時振鈴、坐禅。

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7時 小食飯台の後、正法寺境内の掃除作務(掃き掃除、モップ掛け、トイレ掃除など)
8時 朝課(前後三拝、般若心経、大悲心陀羅尼、ガータSoto Shu Shuka、回向)了而納骨堂で読経。総監先生からお話し。

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朝のおつとめの後、1日目に引続き日系新聞Hawaii Heraldから研修参加者一人一人に取材がありました。

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午前中は、市内観光としてイオラニ宮殿、ダイヤモンドヘッドへ。頂上からの雄大な景色を堪能することができました。

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午後はカネオの平等院Valley of the Temples を訪問。

夕方からマウイの満徳寺のご縁のお宅にご招待いただきました。
プライベート運河をラニカイビーチ(天国に一番近い海)に向けて案内いただき、またガーデンパーティーやゲームを楽しみました。

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徒弟たちのためにモミの木のクリスマスツリーと飾りを残していただき、心からのおもてなしをいただきました。

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別院に戻りシャワーをとって4日目が終わり、開枕。
(つづく)



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投稿者: kameno 日時: 12:26 AM | | コメント (0)

SZI主催・海外徒弟研修(ハワイ)報告(3)

海外徒弟研修3日目
2016年12月25日

朝のおつとめの後、朝食、オリエンテーション。

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この日はクリスマスなので、ワイキキのSt. Augustine by the Sea Catholic Churchでのミサに参列しました。
広い教会が、多くの参列者で満席となっています。讃美歌や聖書の奉読など、厳粛なミサの儀式の後、Offering(布施)をしました。
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ミサの後は、直ぐ向かいのワイキキビーチでひと遊び。
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その後、満徳寺のメンバーのお宅をご訪問し、Blow Hole、ダウンタウン、イオラニ宮殿の前、Honolulu City Lights, State Building, China Townを巡りました。
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夕方は総監先生のご親族にクリスマスパーティーに招待いただきました。
パーティーは盛大で、駒形宗二先生の家族と同席でクリスマスキャロルを歌うコンテストに参加。
Rudolph the Red Nose Reindeer (赤鼻のトナカイ)を歌って、なんと優勝しました。
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楽しいパーティーも終わり、正法寺へ戻り就寝。

3日目が終わりました。

(つづく)

 



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投稿者: kameno 日時: 3:08 PM | | コメント (0)

SZI主催・海外徒弟研修(ハワイ)報告(2)

海外徒弟研修2日目
2016年12月24日

曹洞宗ハワイ別院正法寺での朝を迎え、朝食後オリエンテーションの後、ハワイの日系新聞 The Hawaii Herald からの取材がありました。
その記事がこちらに掲載されております。

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午前中は正法寺でGatha(仏教版讃美歌のようなもの)の練習。
大山先生のセレクトで「日常的に歌われる曲」「お葬式で歌う曲」「大会などで歌う曲」「花祭りの曲」「日曜礼拝で歌われる曲」など十数種類を紹介いただき練習しました。

引続きワイパフのHawaii Plantation Villageへ。
ここではプランテーションの歴史を学ぶことができます。

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さとうきび畑で働くために、日本などから移住した多くの民族の暮らしが残されています。

午後はワイパフ大陽寺を拝登。

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穀蔵先生御夫妻、婦人会の皆様からお話をいただき、お茶のおもてなしをいただきました。
大陽寺でも、他の寺院と同様書道、写仏、柔道、華道などさまざまな教室があります。

 

引続き、アイエア太平寺を拝登。
駒形宗二先生に諸堂を案内いただきました。
駒形先生は、太平寺国際布教師のほか、ホノルル警察のチャプレン、ワヒアワ龍泉寺の公文式教室の校長、正法寺と弘誓寺の公文式教室長、太鼓グループの指導者もつとめられています。
太平寺でも、太鼓や空手、詩吟などの教室があります。

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その後、大山先生の知人のお宅へ。
そこでは6名の高齢者が一緒に住んでいて、ご家族の方がお世話をしています。

24日はクリスマスイブなので、夕方はワイパフ大陽寺の近くにある大山先生の幼馴染の実家でのクリスマスパーティーにお招きいただきました。
様々なゲームでご家族のみなさんと楽しいひと時を過ごしました。

(つづく)



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投稿者: kameno 日時: 11:57 AM | | コメント (0)

SZI主催・海外徒弟研修(ハワイ)報告(1)

SOTO 禅インターナショナル(SZI)主催の海外徒弟研修が2016年12月23日~29日の日程で開催されました。
研修場所はハワイ・オアフ島です。
SZI主催の海外徒弟研修は今回で2回目。貞昌院から哲舟が1回目に引続き参加させていただきました。

当ブログ記事において、引率いただいた大山健治先生、ハワイ国際布教総監部の皆様、曹洞宗国際課の皆様はじめ多くのお世話になった皆様にお礼方々報告記事を書いてまいります。



1日目 2016年12月23日
21時成田空港を立つ前に団結式が行われました。
参加者自己紹介と研修旅行行程、注意事項などの確認など。

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団結式が終わり、いよいよ登場ゲートへ。
参加者は中学生~高校生の5名、大山先生に引率いただきます。

約6時間のフライトを経てハワイ・ホノルル空港に到着。
入国審査の際に、大山先生には大変ご苦労をおかけしたようでしたが、無事入国でき、ハワイ国際布教総監部様のご配慮によりハワイ別院正法寺まで送迎をいただきました。

正法寺到着後、拝登・開講式諷経。

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開講式の導師をハワイ布教総監 駒形宗彦老師におつとめいただきました。
終わって記念撮影。

総監老師からご挨拶をいただき、研修のオリエンテーションと正法寺の案内をいただきました。
丁度、この時期大本山總持寺から2人の海外研修僧が滞在しており、お世話になりました。

ふだん見慣れた日本のお寺とは違った本堂の造りや、事務所、納骨堂、ホールなどに興味をもったようです。
境内には、Soto Academyの小学校、駐車場を利用したバスケットコート、研修期間宿泊させていただく正法寺の会議室(男子)、茶道室(女子)を一通り案内いただきました。
研修旅行中はホテルではなく、正法寺に宿泊させていただくことになります。

 

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午後からは、天台宗ハワイ別院を拝登。
寺族様からお話を伺い、その後パンチボウル(国立戦没者慰霊施設)の軍人墓地をお参りしました。
展望台からはホノルルの街並みやダイヤモンドヘッドを眺めることができます。
美しい虹が掛かっていました。

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夕方はアイエア太平寺の檀家さんの藤川様のご家族の祥月命日法要に参列させていただきました。
親戚や友達が集まっての法要と後席にもゲストとして招いて頂きました。
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法要では、正法寺別院の吉田先生、星野先生、大本山總持寺修行僧、ワヒアワ龍泉寺の国際布教師、総監老師のご家族も招かれ、徒弟研修参加者も合わせて多くの僧侶により読経が部屋に響きました。
藤川様には心からのおもてなしをいただきました。

法要と後席が終わった後、ちょうどクリスマスシーズン真っ盛りのイルミネーションで飾られている街を散策。
ホットココアやお菓子の振る舞いをしている家もありました。

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その後、正法寺に戻り就寝。

盛りだくさんの研修旅行1日目が終わりました。

(つづく)



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投稿者: kameno 日時: 12:43 AM | | コメント (0)

SOTO禅インターナショナル2017総会

SOTO禅インターナショナル(SZI) 2017年度総会が開催されました。

日時 2017年2月9日(木)午後3時
場所 檀信徒会館「菊」にて


開会の辞
国際布教関係者物故者法要  導師 田宮会長
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会長挨拶
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来賓挨拶 山本教化部長老師
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議長選出・議事
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2016年度事業報告
2016年度会計報告
なお、本年は役員改選の年にあたり、前期に引き続き会長に田宮隆児師、事務局長として淺井宣亮師が承認されました。
私は前期と同様副会長の任にあたることとなります。
事業計画と予算案が提示され、承認されました。
2017年度事業計画
2017年度予算案審議 
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その他事項として、尖師より天平山禅堂の建築進捗についてお話をいただきました。
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引続き、この冬行われた第2回海外徒弟研修(ハワイ)についての報告が行われました。
写真スライドを使って、今回も充実した内容であった研修の詳細について紹介いただきました。

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田宮会長による閉会の後、記念撮影。 
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総会の報告につきましては、SZI会報短信にてお知らせ致します。

総会終了後、場所を移し懇親会が和やかな雰囲気で行われました。

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SZIの行事については公式サイトや当ブログにおいてお知らせ、報告をさせていただきます。

今後ともSZIをよろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 1:19 AM | | コメント (0)

SZI主催海外徒弟研修 結団式

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催の海外徒弟研修が始まりました。
昨年の 北アメリカでの開催 に引続き、今年はハワイでの研修となります。


海外徒弟研修の目的
曹洞宗では1900年代初頭にハワイと南米での開教が始まりました。そして北米(カリフォルニア)、ヨーロッパへと教えは広まりました。
第二次世界大戦では多くの日系人が収容所での生活を強いられました。しかし、そのような厳しい時代にこそ、お寺や僧侶は大切な役割を果たしてきました。
1960年代に入ると、アメリカの若者が坐禅をするようになりました。坐禅の指導は曹洞宗のお寺に居た僧侶たちです。
やがて拠点となる「禅センター」ができ、組織が確立していきました。
今回は徒弟研修第2回目の開催として、ハワイにある寺院を回って研修します。

出発にあたり、成田空港隣接のホテルで結団式が行われました。
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大山健治元ハワイ国際布教師引率のもと、徒弟研修参加の面々。
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海外徒弟研修の主な日程
2015年12月
23日成田空港出発(結団式)
・ハワイ別院正法寺
・アイエア太平寺の法事に参列
・日系移民博物館
・ワイパフ太陽寺
・アイエア太平寺
・教会でのクリスマスミサ
・パンチボウル国立太平洋記念墓地
・ダイヤモンドヘッド
・イオラニ宮殿
・ワヒアワ竜仙寺
・ドールプランテーション
・パロロ禅センター
29日ハワイから成田到着予定


旅行期間中は、ハワイ曹洞宗別院 正法寺に宿泊(5泊)となります。
引率の大山先生、ハワイ国際布教総監部様、正法寺様、宗務庁教化部国際課様、関係のみなさま、お世話になります。

何卒よろしくお願いいたします。

報告記事はまた追ってさせていただきます。


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投稿者: kameno 日時: 11:44 AM | | コメント (0)

SZI主催両大本山特別講義・講演会

平成28年度 SOTO禅インターナショナル(以下SZI)主催 両大本山特別講義・講演会が開催されました。
これは、両大本山様のご厚意をいただき、毎年開催されているものです。

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■SOTO禅インターナショナル(SZI)主催 大本山總持寺学科・講演会
■日時 2016年9月8日(木) 14:20-16:20
■講師 采川道昭老師 (曹洞宗南アメリカ国際布教総監)
■演題 :「仏法と布教」
■対象 一般+修行僧
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講演会に先立ち、開講式・国際布教関係示寂者追悼法要が営まれました。
導師・後堂老師
引き続き後堂老師、SZI会長挨拶

 

14:30より講演が始まりました。

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北アメリカ、南アメリカなど世界各地での国際布教経験をもとに、どのように禅を説いていくか。

なにが求められているのかなど、映像資料をもとに講義いただきました。

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約80分の講義のあと、質疑応答。
修行僧たちの坐禅に向かう態度に対する質問がなされ、それに対して的確に応える姿が印象的でした。


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監院寮拝問

 

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また、先の日程により大本山永平寺での特別講義が行われました。

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■SOTO禅インターナショナル(SZI)主催 大本山永平寺特別講義
■日時 2018年9月6日(火) 
■講師 田宮隆児師 (SZI会長・元国際布教師)
■対象 修行僧
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大本山永平寺、大本山総持寺での講義は、それぞれ異なる内容で構成されており、実に学ぶことが多い講演会となりました。
参加された皆様、お疲れ様でした。
両大本山様には、ご高配を賜り心より感謝申し上げます。


講義内容につきましては、SOTO禅インターナショナル会報にてご報告させていただく予定です。

投稿者: kameno 日時: 3:01 AM | | コメント (0)

SZI主催海外徒弟研修会

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催の海外徒弟研修会が開催されました。


日程 平成27年7月27日~8月2日(ソノママウンテン禅センター現成寺に2泊、サンフランシスコ禅センターに3泊)
主催 SOTO禅インターナショナル
協力 曹洞宗宗務庁教化部国際課・曹洞宗国際センター

海外徒弟研修の目的
曹洞宗では1900 年代の最初にハワイでの開教が始まりました。その後、カリフォルニア、そして南米へと教えは広まりました。
カリフォルニアでは第二次世界大戦中に多くの日系人が収容所での生活を強いられました。
人々にとって厳しい時代にこそ、お寺やお坊さんは大切な役割を果たしてきました。
1960 年代に入るとアメリカの若者が坐禅をするようになりました。
坐禅の指導をしたのは曹洞宗のお寺にいたお坊さん方です。そして「禅センター」ができるとお寺から独立していきました。
2015 年度海外徒弟研修では曹洞宗のお寺や禅センターを訪ね、その歴史を学ぶとともに実際に禅の修行を体験します。
同じ精進料理(お肉や魚を使わない料理)でも場所が変われば随分と違います。食材も、盛り付け方も、においも日本とは違います。日本とアメリカ、禅の修行を通してその違
いを発見するとともに仏教に対する共通の思いを感じとりましょう。(徒弟研修のしおりより)


今回の徒弟研修会は、今後定期的に開催するためのフォーマットづくりの意味もあります。
参加は9歳から15歳までの子弟6名が参加。SZI引率2名でした。

成田空港からサンフランシスコへ。
曹洞宗国際センター、桑港寺へ拝登の後、車で1時間半ほどのソノママウンテン禅センターへ。

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ソノママウンテン禅センターでは暁天坐禅から開枕まで、現地での行持を実践。
2泊の後、サンフランシスコへ。途中グリーンガルチ蒼龍寺へ拝登、サンフランシスコ禅センターへ。

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参加者それぞれ、貴重な体験となったことと感じます。
今回の研修に当たり、曹洞宗教化部国際課のみなさま、曹洞宗国際センターのみなさま、引率をいただいたK先生ご夫妻、関係のみなさまに感謝申し上げます。

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詳細はSOTO禅インターナショナル会報にて報告される予定です。

投稿者: kameno 日時: 9:55 AM | | コメント (0)

SZI2015年度総会報告

SOTO禅インターナショナル(SZI) 2015年度総会が開催されました。

日時 2015年2月9日(月)午後3時
場所 檀信徒会館「菊」にて

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開会の辞
国際布教関係者物故者法要  導師 細川正善会長
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会長挨拶
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来賓挨拶 中村教化部長老師

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議長選出・議事

2014年度事業報告
2014年度会計報告
なお、本年は役員改選の年にあたり、新会長として田宮隆児師、事務局長として淺井宣亮師が承認されました。
私は事務局長の任を終え、本年度より副会長の任にあたることとなります。
また、事務局長交代により、SZI事務局が愛知県大府市の地蔵寺内となります。

新役員より事業計画と予算案が提示され、承認されました。

2015年度事業計画
2015年度予算案審議 

その他事項として、秋葉玄吾師より本年6月に僧堂の上棟式が予定されている天平山禅堂についてお話をいただきました。
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総会閉会にあたり、田宮新会長より所信表明がありました。
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本年度は海外徒弟研修が計画されています。
また、2008年より継続して行っている塔婆供養で植林支援につきましては、2014年度で一区切りとさせていただきます。
これまで16万本の支援をいただいており、2014年度は33万円分の寄託をいただいておりますので、2015年6月にこの分の植林を予定しております。

今後は、引き続きモンゴルへの植林支援をいただける方には、SZI会員から(SZIを介さずに)直接GNCへ寄託いただくことになります。
総会の報告と、植林支援につきましては、4月にお届予定の会報短信にてお知らせ致します。

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総会終了後、場所を移し懇親会が和やかな雰囲気で行われました。
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今後とも新体制でのSZIをよろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 8:40 PM | | コメント (0)

SZI主催 大本山總持寺学科講演会

9月5日の SZI主催 大本山永平寺特別講義 に引き続き、大本山總持寺を会場とした学科・講演会が開催されました。

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大本山總持寺様のご厚意をいただき、毎年開催されているものです。

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■SOTO禅インターナショナル(SZI)主催 大本山總持寺学科・講演会
■日時 2014年9月17日(水) 14:20-16:20
■講師 藤田一照 先生 (曹洞宗国際禅センター所長)
■演題 :「坐禅のパラダイム・シフト―”命令してコントロールする”から”感じて許す”へ」
■対象 一般+修行僧
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講演会に先立ち、開講式・国際布教関係示寂者追悼法要が営まれました。
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導師・SZI会長
引き続き会長挨拶

14:30より講演が始まりました。
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今日は、同時刻に大祖堂において大遠忌焼香師諷経があったため、修行僧は40分ほど遅れての参加となりました。
よって、講演のはじめ40分は一般参加者を対象とし、実践を交えた講義となりました。 

また、永平寺での特別講義とは異なり、実演を中心とした内容とするために、座卓を設置せず、講師を取り囲む形で自由な位置での講演スタイルとしています。

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まずは骨盤模型や、蛇の骨格の模型、さらには磬子を用いて「柔らかく坐ってみる」ことのレクチャー。
それを皆でさっそく坐禅として実践していきます。

■特別ワンポイントレッスン
「柔らかく坐ってみる」
・安楽坐にして
・背骨回し
・骨盤から
・へそから
・乳首から
・頭頂から
・背骨ゆらし

「柔らかく坐る」ということは、動かないけれども動ける状態でいること
じっとしているけれども固まっていないこと
表層筋をやすめ、深層筋のはたらきにまかせること、ということです。

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しばらくして、焼香師諷経が終わり、修行僧たちが大講堂に集まってきました。
一般の方と修行僧たちが入り混じっての学びと実践の場となりました。

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約80分の講義のあと、質疑応答。
修行僧たちの坐禅に向かう態度に対する質問がなされ、それに対して的確に応える姿が印象的でした。

大本山永平寺、大本山総持寺での講義は、それぞれ異なる内容で構成されており、実に学ぶことが多い講演会となりました。
参加された皆様、お疲れ様でした。
大本山総持寺様には、ご高配を賜り心より感謝申し上げます。

講義録は、12月に発行予定のSZI会報に掲載の予定です。

投稿者: kameno 日時: 11:54 PM | | コメント (2)

SZI主催 大本山永平寺特別講義

永平寺修行僧を対象としたSOTO禅インターナショナル(SZI)主催・特別講義が2014年9月5日(木)曹洞宗大本山永平寺を会場に開催されました。
この特別講義は、永平寺様のご厚意をいただき、毎年開催されております。

今回の講義は、「坐禅は安楽の法門なり」を主題として、藤田一照先生に講義いただきました。 
藤田一照先生には9年前にも永平寺においてご講義いただいており、9年ぶりのSZIワークショップでした。

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■永平寺特別講義
■日時 2014年9月5日(金) 18:30-20:10
■講師 藤田一照 先生 (曹洞宗国際禅センター所長)
■ 演題 :「坐禅は安楽の法門なり」

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講演に先立ち、参道の「てらぐち」で事前打合わせ。
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上山後、監院寮に拝問させていただきました。

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稼働している中で、日本で一番古いエレベーターも健在です。

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SZI細川正善会長挨拶の後、特別講義が始まりました。

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特別講義は、パワーポイントを用いて
・坐禅は安楽の法門なり-坐禅は習禅にはあらず
・情報を捉えに行く目と受け取る目
・骨格のバランスと坐禅に向う姿勢
などなど、『現代坐禅講義―只管打坐への道』『アップデートする仏教』『傘松連載記事』の内容を咀嚼した内容でお話をいただきました。
(詳細内容は下記大本山總持寺講演会の後に、会報等を通じてご報告いたします。)

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これからの宗門を担い、少なからず海外に出ていくであろう修行僧にとっては貴重な時間になったのではないかと考えます。 
特に、平素より坐禅を中心とした生活を送っている修行僧たちには意味深いものであったのだろうと感じます。
質疑応答も活発に行われました。
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講義内容につきましては、SOTO禅インターナショナル会報にてご報告させていただく予定です。

末筆ながら大本山永平寺の皆様にはお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。

 

帰路の飛行機の窓には素晴らしい光景が広がっていました。
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まるで、特別講義の一齣を具現化したような光景です。

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今回の特別講義を一般向けにした講演会を9月17日(水)午後2時30分より、横浜市鶴見区の大本山總持寺を会場に開催いたします。
詳細はこちらをご覧ください。
講演会@大本山總持寺のお知らせ
投稿者: kameno 日時: 8:25 AM | | コメント (0)

ずっと、つづく支援を


東日本大震災支援全国ネットワーク(Japan Civil Network for Disaster Relief in the East Japan)の年次報告書が届きました。

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このネットワークは未曾有の災害となった東日本大震災が発生した直後、省庁や関連団体が情報共有を行ない連携するために発足した組織です。
第1回の発足会議から参加する機会を得、SOTO禅インターナショナルも協力団体になっています。

2011年3月30日に設立総会にて採択された東日本大震災支援全国ネットワークからの宣言をご紹介します。

 


設立宣言 メッセージ


私たちは被災地の皆さんとともに歩みます。

今回、有史以来の大災害で亡くなった大勢の方々のご遺族の皆さんに、心からお悔やみを申しあげます。大変な状況におられるすべての被災者の皆さんに、心よりお見舞い申しあげます。ときに自然とは、何とむごいことをもたらすのでしょうか。インタビューに「何もかも失った」と語っておられる方の心中をお察しすると、胸が張り裂けそうです。

私たちが置かれている状態は、これまで私たちが考えていた以上に筆舌に尽くしがたいものであります。私たちは、一刻も早く被災している現地にはせ参じる努力をしています。必ずそばに参ります。私たちのふるさとがまた元気になるまで、その復興の道を共に歩んでいくことを決意いたします。

互いの支え合い、被災しながら救援活動に全力を上げている私たちの仲間や自治体の方々、そして政府と共に全国から駆けつけた警察・消防・自衛隊の方々、現地の様子を伝えているマスコミの皆さんがいます。

未曾有な広域被害にひるむことなく、互いに連携・協働して、被災した方々一人ひとりの「いのち・くらしの再建」に向けて、惜しみなく力を出し合いましょう。

日本には「おたがいさま」という素晴らしい伝統があります。国際語にもなりつつある「KIZUNA(絆)」という、人として何事にも代え難い精神が宿っています。いまこそ、必ず立ち直っていくという「希望」を持って、一緒にこの大きな困難に立ち向かっていきましょう。

2011年3月16日
東日本大震災支援全国ネットワーク


昨日のブログ記事で書いたように、日本は豊かな自然の恵みを享受してきた代わりに、人間の力の到底及ばない大きな自然の力を目の当たりにしてきました。
東日本大震災のみならず各地ではさまざまな自然災害が発生しています。
次から次へと発生する災害に、一つ一つの事象が忘れ去られ過去のことになることも懸念されます。


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「ずっと、つづく支援を」というのは、年次報告書の見開きに記載されている文字です。

そのために、この東日本大震災支援全国ネットワークの情報共有の仕組みはとても有効であると感じます。
阪神淡路大震災はボランティア元年と言われます。
とすれば、東日本大震災はインターネットにより全国的に関連組織が情報共有を行なって活動する契機となったと言えるのかもしれません。


■関連リンク
東日本大震災支援全国ネットワーク

■関連ブログ記事
コーヒー豆を避難所に
いま必要な支援物資
東日本巨大地震に思う

投稿者: kameno 日時: 9:27 PM | | コメント (0)

SZI総会報告

SOTO禅インターナショナル(SZI) 2014年度総会が開催されました。

日時 2014年2月13日(木)午後2時 檀信徒会館「菊」にて

開会の辞
国際布教関係者物故者法要
椅子坐禅(3分間)

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会長挨拶
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来賓挨拶 曹洞宗教化部長老師(副会長代読)
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議長選出・議事
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2013年度事業報告
2013年度会計報告
2014年度事業計画
2014年度予算案審議
役員選考委員会報告
会則改正の件
日系寺院史編纂委員会報告

2008年より継続して行っている塔婆供養で植林支援事業で協働いただいているGNCより植林報告をいただきました。
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そして、2013年にお寄せいただいた植林支援金32万円を寄託させていただきました。
2013年分の植林支援金は2014年5月に植樹が予定されています。

これで、累計 13万6千本の植樹がされたことになります。


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総会終了後、懇親会が和やかな雰囲気で行われました。

投稿者: kameno 日時: 8:44 AM | | コメント (0)

『曹洞宗海外日系人史』の発刊について

SOTO禅インターナショナル創立20周年事業
『曹洞宗海外日系人史』の発刊について



このたび、SOTO禅インターナショナル創立20周年事業として『曹洞宗海外日系人史』が発刊の運びとなりました。

これは、今日までの国際布教の歴史を鑑み、継続事業である啓蒙活動の一環として「国際布教戦後史の編纂および国際布教の歴史と現状を紹介し、長く国際布教の歴史を記録する」ことを目標に、曹洞宗教化部国際課、国際布教総監部、関係機関のご協力を仰ぎながら編集作業が進められたものであります。

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『曹洞宗海外日系人史』
体裁 A4版 フルカラー166ページ
発行年月日 2014年2月13日
発行者 SOTO禅インターナショナル(会長 細川正善)


原典となる諸資料が多岐に亘り、かつ統一した基準での記載ではないために、編集委員の皆様は本当に苦労をされたと思います。
本当にお疲れ様でした。
まずは、形になりましたので明日(2月13日)に開催されますSOTO禅インターナショナル年度総会にて参加の皆様にお渡しいたします。

投稿者: kameno 日時: 10:45 PM | | コメント (0)

国際布教への障壁

SOTO禅インターナショナルでは、毎年大本山永平寺、大本山總持寺の両大本山を会場として、修行僧を対象とした講演会を主催しております。
本年は、9月にSZI主催 永平寺特別講義大本山總持寺講演会 を行ないました。

その際に、任意でアンケートをを取らせて頂きました。
詳細なまとめは、当会会報第54号に掲載されております。
会員および関係の皆様には、本日前後に届いていることと存じますのでそちらをご覧ください。

当ブログにおいては、そのごく一部をご紹介いたします。


■調査対象
両大本山修行僧(講演会聴講者)

【設問】国際布教に興味がありますか?
回答
・興味がある 65%(24人)
・興味はあまりない 32%(12人)
・まったく無い 3%(1人)
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【設問】国際布教師になる方法を知っていますか?
回答
・知っている 0%(0人)
・知らない 100%(37人)

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【設問】国際布教に携わるのに困難と感じる理由があったら記入ください(複数回答)
・言葉の違い (15 人)
・文化の違いや環境の違い
・治安
・布教の困難さ
・ 外国の仏教や布教などへの知識不足
・敷居が高い
・禅への勉強不足
・目先の修行がまず大事
・家族を連れて行くのが不安
・師寮寺が心配


 

この結果より、

【設問】「国際布教に興味がありますか」では24人が興味があると答え、興味はあまりないかまったく無いと応えた13人を大きく上回りました。
当設問に対する回答数は37名であり、両大本山全体としての統計と捉えるのは早計であるかもしれませんが、少なからずの修行僧が「ワークショップの内容に興味を持ち」、「海外に興味を持ち」、「国際布教に興味を持っている」ことが分かります。
(※講演会の個別感想については会報54号に掲載しております)

しかしながら、【設問】「国際布教師になる方法を知っていますか」では全員が知らないと答えており、国際布教や、国際布教師になる方法などの具体性に対する認知度の低さが浮き彫りになりました。

また、【設問】「国際布教に携わるのに困難と感じる理由」については、言葉の問題や知識の不足などの教育面での不安や、文化の違いや治安などの実際面での不安が挙げられています。
「敷居が高い」という言葉にも問題が潜んでいるように思われます。いずれにしろ、情報不足が浮き彫りになりました。

 

国際布教師への困難・障壁を取り払い、国際布教師への道筋をわかりやすく、明確に示すことが、少なからず国際布教に興味を持つ人材への一助となることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 10:14 PM | | コメント (0)

大本山總持寺講演会 スティーブ・ジョブズの禅受用と海外の禅研究

今月5日の永平寺特別講義に引き続き、SOTO禅インターナショナル(SZI)主催・講演会、9月18日(水)曹洞宗大本山總持寺を会場に開催されました。
この講演は、總持寺様のご厚意をいただき、毎年開催されております。
講演の内容は、スティーブ・ジョブズがどのように禅を受用していたか、そして、海外においてどのように禅が受け止められ、研究材料とされてきたかを、わかりやすく講演いただきました。
講師は、著書 『禅と林檎 スティーブ・ジョブズという生き方』(宮帯出版社)で知られる駒澤大学前学長 石井清純先生でした。


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■總持寺講演会・学科「スティーブ・ジョブズの禅受用と海外の禅研究」
■日時 2013年9月18日(水) 14:15-16:30
■講師 石井清純 先生 (駒澤大学前学長)
■ 演題 :『スティーブ・ジョブズの禅受用と海外の禅研究』

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講演に先立ち、監院寮にご挨拶をさせていただきました。
乙川(知野)弘文老師に関する話題など、文献のみでは得られないことも多くあるものです。

 

会場となる三松閣大講堂では、修行僧の皆様とともに、一般の方も一緒に聴講いただきました。
開講式では、国際布教師および国際布教関係者物故者法要を営み、110年の歴史をもつ曹洞宗の国際布教に携わってこられた多くの方がたに感謝の法要を営みました。

導師・山口老師
両班 SZI役員スタッフ
※法要の写真は出版部様に撮影いただきました。

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講演では、パワーポイントを使ってわかり易くお話いただきました。
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・鈴木俊隆師と乙川弘文師
・ジョブズの生涯を「禅的」に見る -ザ・プロファイラーより-
・北米の仏教受容
・北米禅の歴史と受容
・北米禅のいま
・禅の展開への私見 ―日本と北米―

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講演後、鶴見駅ビル禅カフェで講師先生と懇親会。
駅ビルの屋上には禅庭を眺めながら過ごすことができる空間があります。
また、禅カフェでは、定期的に法話会などが開催されています。

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今回の講義内容につきましては、SOTO禅インターナショナル会報Vol.54にてご報告させていただく予定です。

末筆ながら大本山總持寺の皆様にはお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 4:18 AM | | コメント (0)

SZI主催 永平寺特別講義

永平寺修行僧の皆様を対象としたSOTO禅インターナショナル(SZI)主催・特別講義が、9月5日(木)曹洞宗大本山永平寺を会場に開催されました。
この特別講義は、永平寺様のご厚意をいただき、毎年開催されております。

今回の講演会は、スティーブ・ジョブズがどのように禅を受用していたか、そして、海外においてどのように禅が受け止められ、研究材料とされてきたかを、わかりやすく講演いただきました。
講師は、著書 『禅と林檎 スティーブ・ジョブズという生き方』(宮帯出版社)で知られる駒澤大学前学長 石井清純先生でした。


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■永平寺特別講義「スティーブ・ジョブズの禅受用と海外の禅研究」
■日時 2013年9月5日(木) 18:30-20:15
■講師 石井清純 先生 (駒澤大学前学長)
■ 演題 :『スティーブ・ジョブズの禅受用と海外の禅研究』

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この日、関東地方の天気はかなり荒れ模様で、小松へ向う飛行機の遅れが心配されましたが、予定通り到着することができました。

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講演に先立ち、参道の「てらぐち」で事前打合わせ、上山後、監院寮拝問。
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特別講義は、パワーポイントを用いて

・鈴木俊隆師と乙川弘文師
・ジョブズの生涯を「禅的」に見る -ザ・プロファイラーより-
・北米の仏教受容
・北米禅の歴史と受容
・北米禅のいま
・禅の展開への私見 ―日本と北米―

といった内容でお話いただきました。

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これからの宗門を担い、少なからず海外に出ていくであろう修行僧にとっては貴重な時間になったのではないかと考えます。 

質疑応答も活発に行われました。

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講義の終わりに鈴木顧問老師より締めのお言葉をいただきました。

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講義内容につきましては、SOTO禅インターナショナル会報Vol.54にてご報告させていただく予定です。

末筆ながら大本山永平寺の皆様にはお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。

 


今回の特別講義を一般向けにした講演会を9月18日午後2時30分より、横浜市鶴見区の大本山總持寺を会場に開催いたします。
詳細はこちらをご覧ください
投稿者: kameno 日時: 8:49 PM | | コメント (0)

SZIオープントーク・臨時総会

SOTO禅インターナショナル主催 オープントーク・臨時総会が、2013年6月18日(火)午後1時30分 檀信徒会館「桜」にて開催されました。

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会長挨拶

 

■第一部
「SOTO禅インターナショナル20年の歩みとこれから」オープントーク
パネラー 秋葉玄吾師 山本健善師 吉田宏得師 大場満洋師 飯島尚之師
コーディネーター 福島伸悦師

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■第二部 臨時総会

SOTO禅インターナショナル臨時総会
日時 2013年6月18日(火)午後3時30分

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小島教化部長老師よりお言葉をいただきました。
・椅子坐禅
引続き総会
    ・開会の辞
・来賓挨拶
・定数確認
    ・議長選出
    ・2013年度 修正決算報告 修正予算案審議   
・日系寺院史発行について
    ・SOTO禅インターナショナル20年の歩みとこれから
    ・会則改正案審議
    ・その他
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■第三部 懇親会

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清興
中国琵琶 邵 容 (Shao Rong) さん
二胡 曹 雪晶(Cao Xuejing)さん

投稿者: kameno 日時: 2:06 AM | | コメント (0)

SZI2013年度総会報告

SOTO禅インターナショナル(SZI)総会が熱海で開催されました。

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2013年2月28日(木)熱海ニューさがみや

議題・日程
午後3時開会
・椅子坐禅
引続き総会
・開会の辞
・議長選出(福島伸悦師)
・2012年度事業報告(事務局長より)
・決算報告(会計補より)
・国際布教支援金運用報告
・監査報告(葉貫監査より)
・役員改選の件(細川会長より)
・2013年度事業計画案(事務局長より)
・予算案審議(会計補より)
・天平山禅堂経過報告
・舘寺師より近況報告
・SZI創立20周年事業について
・SZIの今後の方向性について

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総会資料および議事録等につきましては、会員の皆様に追って送付させていただきます。
なお、SZIの今後の方向性についてについては、事務局にて素案作成の一任を受けましたので、それを元に6月に臨時総会を開催することとなりました。
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総会終了、休憩後、午後6時30分より
山本健善老師宗会議員就任祝賀会・舘寺師帰国歓迎会・秋葉老師慰労懇親会が開催されました。

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懇親会は大いに盛り上がり、予定終了時刻を大幅に延長して、カラオケ場所を移し2次会へ。
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カラオケルームなのに、誰も歌いません!

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一人ひとりが、順番にマイクで国際布教について、宗門について、SZIの果たすべき役割、方向性、近況等々を自主的に『語って』いきます。
熱気が部屋に充満します。

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窓の向こうには大海原から登る月が!

カラオケルームの終了時刻いっぱいまで論議は続き、結局一曲も入りませんでした。
内容の濃い「会議」でした。

その後も、大部屋で午前2時まで大いに盛り上がりました。
本音を語り合える会合は良いですね。

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朝、日の出時刻の海です。
もう少し雲が少なければ海面から出る朝日が望めたはずです。

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日が昇るにつれて、海面がキラキラと輝き始めました。

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今回会場となったニューさがみやは、SZI創立から何度か重要な場として利用している、原点とも言うべき場所でもあります。
私が最初にSZIに参加したのも、このニューさがみやでした。

投稿者: kameno 日時: 1:58 PM | | コメント (0)

塔婆供養で植林支援 寄託報告

SOTO禅インターナショナルを通して、本年度も皆様のご理解により塔婆供養で植林支援として多数のご協力をいただきました。
このたび12月12日GNC事務局(GNC代表 法政大学大学院・宮木いっぺい研究室)において、2012年の植林支援として50万円の寄託をさせていただきましたことをご報告いたします。

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当日は現地GNCモンゴルよりツォゴー氏も参加され、現地での植林の様子やモンゴルでの政権交代による影響、今後の方針も含め具体的な意見交換ができました。

2011年度分の植林については、異常気象に伴う乾燥のため予定数本数の植林ができませんでした。
したがって、残りの本数を来年度に繰り越して、来年分の苗木と合算して植林する予定で、植林地もすでに確保しているとのことです。
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この冬は既に降雪があり、このまま推移すれば例年通りの冬になり、予定通りの植林が行えそうです。

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■2012年植林の概況報告および来年の予定
<GNCモンゴル報告書より抜粋>

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2011 年~2012 年の冬季~早春季にかけて、セレン ゲ県では無積雪であった。これは近年起こっていない 気象状況であり、地球温暖化による異常気象の一端か も知れない。
このため 2012 年の植林前の春季の苗畑では、葉が 黄色く枯れた色に包まれていた。セレンゲ県森林局の 話に拠れば、セレンゲ県各地の苗畑で多くの苗が被害を受け、同様の枯れ上 がりの傾向がみられるとのことであった。
葉は黄色く枯れた色であったが、梢端部の芽は生きている苗が確認できたため、これらを植林することとした。植林前に多くの苗がこの無積雪により被害を受けたため2012 年の植林は予定20000本のうち5000本のみの植林となった。

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2012 植林地はアルタンボラグ村トジーンナルスのタリーンノローに位置する。トジーンナルスでは1996 年の火災跡地で2000 年以降大規模に植林が行われてきた。2012 年の植林地は、残木や切
株が多いため機械が容易に稼働できずに植林が見送られてきた場所を選定し植林を実施した。このため、手作業による残木除去作業などで過重な負担がかかった。
植林地では家畜の放牧は全く行われておらず、住民も居住していない。土壌は砂壌土で黒色、植生はイネ科やキク科の下層植生が密生、草丈の長いものは秋に1m 程に達しているものも見られる。10 年程前は林地であったが、その後の天然更新がうまくいっておらず、植林による木本植生被覆が望まれる。
8 月の時点で、苗木の活着は不良な箇所が確認されたため、9 月下旬にこれらの箇所について再植林を行った。

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2012年は早春季の異常気象により苗木の多くが乾燥害に遭ってしまったが、この冬は積雪が見込まれているため、2013年も例 年通り植林を実施する予定である。
その際、2012年の植林予定に満たなかった15000本に ついては2013年の植林に合算して植林する予定である。
場所についてはセレンゲ県森林局 の協力のもと、数百ヘクタール規模の植林適地を確保できる見込みである。
                                         ⇒報告書の全文をSZIのホームページ http://soto-zen.net に掲載しています.

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■塔婆供養で植林支援は今後も継続していきます。

郵便局より振込用紙にて 『塔婆供養で植林支援』・ご住所・ご寺院名を明記の上、30円×本数分の金額をお振込下さい。
郵便振替口座 00100-6-611195 口座名義 SOTO禅インターナショナル

《 お願い 》
入金確認・発送作業には、お時間を頂戴しております。順次発送していますので、使用日がお決まりの場合は、余裕を持ってお申し込みいただけると助かります。年間で混みあうシーズンもありますため、お塔婆の必要な時期にあわせて、どうぞお早めに申し込みください。塔婆を使用しない地域のお寺様、個人や企業のお申し込みや、「シールなし」の方も受け付けています。


■関連リンク

特定非営利活動法人 GNC Japan

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2009年の植林支援金寄託報告
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モンゴルの植林地を訪ねて
塔婆供養で植林支援 植林を担う人材育成
塔婆供養で植林支援中間報告
一本の塔婆で一本の苗木がそだちます

投稿者: kameno 日時: 5:15 PM | | コメント (0)

SZI主催特別講義@大本山永平寺

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催の大本山永平寺特別講義が、6月7日(木)、曹洞宗大本山永平寺を会場に開催されました。
6月1日の大本山總持寺講演会に引き続き、今回は永平寺修行僧のみを対象にした特別講義です。

今年は、前・北アメリカ国際布教総監、好人庵住職 秋葉玄吾老師をお招きし、「北アメリカの禅の現状とこれから」を演題としてご講演いただきました。

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■SZI主催大本山永平寺特別講義
演題 「北アメリカの禅の現状とこれから」
講師 前・北アメリカ国際布教総監、好人庵住職 秋葉玄吾老師
日時 6月7日(木)午後6時30分より
会場 大本山永平寺 大講堂
主催 SOTO禅インターナショナル
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新緑に包まれた参道は、実に爽やかです。
事前に監院老師、単頭老師に拝問をさせて頂きました。

 

永平寺での特別講義は、演題には「北アメリカの禅の現状とこれから」とありますが、それを踏まえて、将来の曹洞宗を担い、少なからず国際布教師として活躍するであろう修行僧に向けて、エールを送る内容となりました。
講演の内容を、kamenoメモより書き起こしました。
(あくまでも、メモからの書き起こしですので、誤記があった場合には、私に責務があります)



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皆さんは一日公務や作務に明け暮れているようですから、どうぞ坐蒲を使っていただいて構いません、気楽に聞いてください。
私は永平寺に安居して修行3年目に首座を努めさせていただきました。
その時は加藤黙堂監院老師で、本講で加藤老師にお話していただきたいということで、(大庫院3階の)菩提座で講義をしていただいたことがあります。
鐘がチーンと鳴って、しばらく待っていると、行者が蝋燭を持ってきて、加藤老師がトコトコ入ってきてちょこんと座り「私は話が苦手なので質問があればお答えします」と仰った。
薄暗い菩提座で、老師と修行僧たちがお互い向き合ってずーっと座っていて、誰も質問しない。15分、20分・・・随分長い間座っていた感じがします。

徐に加藤老師は、「質問が無いようなので終わります。質問が無いことが何より」とトコトコ帰っていた。
皆あっけに取られ、堂行も起立手磬を鳴らすことすら忘れていました。

この出来事は、実は薬山惟儼禅師のエピソードだったのだと後で気づきました。

寺の事務長が、久しく説法台に登らないでいた薬山禅師に聞いた。「修行者たちは禅師様のご法話を心待ちにしております。ひとつ、ご法話をして下されませんか」。薬山禅師は「判った、修行僧を集める鐘を打ちなさい」と承諾した。修行僧は、「おお、禅師様のお話が聞ける」と期待して集まった。禅師は修行僧が待っている講堂に現れ、説法台に登った。暫く黙ったまま坐っていた。そして、一言も発せず台を降り、方丈の間に帰ってしまった。事務長はあわてて禅師を追い、方丈の間で聞いた。「先刻は修行者たちのために説法しようとおっしゃりましたが、何故、一言もお話にならなかったのですか」。禅師は答えた。「お経を解説、研究する学者もいる。仏教倫理を解釈し論ずる研究家もいる。説法は彼らに任せられる。わしは、この通りだ」


加藤監院老師はこのことを教えてくれたんだなと、かなり経ってから気づきました。
曹洞宗は坐禅、只管打坐が妙薬、修行が悟りの姿というのが道元禅師の教えです。
また、薬山禅師の教えは日常の修行がそのまま悟りに重なる、それが曹洞禅の修行ということです。

皆さんは、ある人は接茶、直歳、参拝者の応対、伝票を書いたり、古参和尚に怒られたり、そういう生活を余計なことを考えないで淡々と行うことが大切です。
是非永平寺の空気をたくさん吸収してください。
永平寺に修行されることは、みなさんにとっても有難いことですし、外部の我々からも大変有難いことなのです。
祖山で修行していることが、きっと皆さんの宝になり、源泉になります。

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只管打坐とはどういうことでしょうか。
当時後堂だった楢崎一光老師が、2月の坐禅の最中に僧堂、廊下の窓を全て開けて「宇宙と一体の禅じゃ、眠るな!」と仰ったことを思い出します。
僧堂内にピューピューと寒風が吹き込んできました。
だいぶ経って、私がアメリカに行って、タサハラという山の中で、冬の間に坐禅をして、初めて坐禅は安楽の法門であることがようやく解りました。
道元禅師は結跏でも半跏でも、誰でもできる方法で良いと述べられています。それにも通じる、誰にでもできることなのです。
30代半ばでタサハラに居たとき、現地の人に英語でペラペラ言われても言葉が聞き分けられませんでした。
3ヶ月すると、頭がカチンとして英語も日本語も受け入れられなくなってしまい、そのうちにだんだん、現地の人を避けたり、「日本語で話せ!」と癇癪を起こしたり。

しかし、あるとき風呂に入って、裸になって改めて見ると、白人でも黒人でも同じ人間だということに改めて気づいたのです。
ただ、話す言葉、それによる思考の違いがあるだけ。皆同じ「人」なんだ。
以降、坐禅しているときには、風呂の出来事と同じだであり、坐禅は普遍、誰でもできる、そういう坐禅が悟りの姿なんだということが、よく解りました。
皆、仏性を持っている。

皆さんは、現在制中で、3時半振鈴という清規 (pure standard) に基づいた、仏の教え生活の仕方で修行生活をしています。
だから、淡々とその日送りを進めて行ってください。
「人、試みに意根を坐断せよ。十が八九は、忽然として見道することを得ん」『学道用心集』


永平寺に来て、皆さんの顔を見ていたらエールを送りたくなったのです。
皆さんは難値難遇の勝縁に恵まれています
修行中嫌なことがあった、早く帰りたい、そう思うことも仏さまなのです。
何をするにも、大工さんでも、職人さんでも、3年くらい一つのことをしないと全体像が見えない。
いろいろな事情があるでしょうが、どうぞ、できるだけお山の空気を一杯吸って、粥をいただいてください。

ただし、この世の中は全てが粥でできているわけではない。
世の中には堅いものがいっぱいあります。そのときに消化不良を起こさないようにしてください。

北アメリカのスティーブジョブスが曹洞宗の知野弘文師から様々な教えを受けて、自分のビジネスの中で禅の教えを生かしていった。
なぜジョブズが禅にのめり込んだのか、北アメリカに禅がどのような歴史をもとに根付いて広がっていったのかという様子が、お配りしているSZIニューズレターにまとめられていますので、後ほど読んでください。

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なぜ北アメリカで禅が受け入れられているのか、私の考えを、これから述べたいと思います。
欧米で一番名が知られている仏教者はダライラマです。
それと、ベトナムのティク・ナット・ハン。

ティク・ナット・ハンの教えに、

息を吸って 私は しずか
息を吐いて 私は微笑む
このいまに生きることこそが
私には 素晴らしい一瞬( ひととき)

というものがあります。
一息の間にいのちが、私たちはその連続で生きていると教えています。
その間にあなたがたがあるのです。
宮崎故禅師は、「一息 不染汚それがいのち」とよく仰られてていました。

人間は、生まれたての時には純粋です。しかし、人間社会の知識や躾、教育で染められていきます。
日本人は日本人に、アメリカ人はアメリカ人に、そのように社会に染められます。
それを放棄してそこにあるのが坐禅なのだろうと思う。
築きあげられた自分をすべて捨て去るのです。

大脳 交感神経の一部分。知性の頭のはたらき
自分の知っている範囲にはついては働くが、その限界を超えることはなかなかできません。
養老先生は、それを馬鹿の壁を呼びました。
その壁を取っ払ったのが道元禅師の只管打坐です。
お茶を飲もうとして、無意識のうちに手を伸ばして口に運ぶ。
その先にある無意識の世界。
自己を忘るるということです。


宇宙の原理原則に従ってこの世界が存在しています。
137億年前にビッグバンが生じて、物質ができて太陽ができて地球ができました。
そこに生物が誕生し、私たちができました。
それぞれの存在が、すべて「はじめ」に続いている。
禅の仏教の原則も、この自然の摂理に合致しています。
宇宙とぶっ続きの坐禅。

宇宙の原理に基づいて、すべてが働いています。
非思量の坐禅。

ところが、一人の人をそのように捕らえるこという概念が、欧米にはありません。
例えば、デカルトの第一原理「我思うゆえに我あり」
これは、考えている自分は否定しようがない。思うことが自分の存在意義だとしています。

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禅の教えのうち「仏道をならうことは自己をならうこと」、ここまでは欧米の方は理解できます。
自分を磨くことだろうから。
しかし、「自己を知ることは自分を忘れることだ」というと、欧米の人は「それは何だ?」と戸惑うのです。
さらに、「自己を忘るるというは 万法に証せらるるなり」となると、さらに戸惑ってしまう。
そこには自我がないのか、意思がないのか、と混乱するのです。


仏教は諸行無常、現象世界 現象であるがゆえに、そのものが持っている本質はないと考えます。
仏教思想は、実に物理学の法則に合致しています。
様々な条件が整って、万法に証せられる。
道元禅師は、あなたが気付いていようが気付いてなかろうが、厳然として、そういう原則がそこにあると仰った。
そのような考え方が欧米の人にとってはとても新鮮なのでしょう。


人間が山の木を切ったり、石油を燃やしたり・・・このままでは、人間のみならず、生き物たちはどうなっていってしまうのでしょうか。
知性で進める文明は、必ずどこかで行き詰まります。
そこで、禅仏教の考え方が必要なのです。
他のものが豊かであれば我々が豊かであるという考え方です。


今の世の中だからこそ、私たち人間の知性の中にそういう考えを取り入れ築いていかなければならないのではないでしょうか。

アメリカは10年前までは97%くらいがキリスト教信者でした。
それが、最近ではキリスト教が92%、その他の宗教が8%、うち仏教の割合が5%にも増えています。
曹洞禅は2%ほどになりました。


このように、禅はアメリカならず、ヨーロッパにも広がっています。
世界宗教になりうる英知を含んでいるのです。

街中を走っている車のほとんどが日本製の車です。
日本にいると中々気づきませんが、日本の技術は相当なものなのです。
日本にいると、日本車の素晴らしさに気付かないのと同様に、曹洞宗の禅の教えが、大きな力を持っていることも気づきません。
しかし、禅は人類の生活の仕方、文明のあり方を変えていく強大な力をもち、私たちの根底にあるものを支える宗教です。

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みなさん。
日本の道元禅師、瑩山禅師の教えはそれだけの力を持っている、ということをよくよく知っておいてください。
修行中は、難しくて理解できない部分があると思いますが、何も考えず、弛まず、続けていくことが大切です。
後々にきっと理解できる時が来ます。
皆さんが50歳過ぎに、高祖さまの教えがすっかり身についている、そういう僧侶になってください。

私は北アメリカにそういう海外の方が修行できる専門僧堂ができるよう奔走しています。
是非、永平寺を下りた後は海外に出て手伝ってください。
そしてもっといろいろな経験をしていってください。

僧は勝友ということばがあります。
裸になって付き合える友達、これは得難いものです。
一般の人とも一番の友達であってください。
道元禅師の建仁寺でのエピソード、随聞記にもありますが、困っている人には手を差し伸べる、そういう慈悲の心をもつことも大切でしょう。


今日は、永平寺に来たら自分も雲水になった気持ちになりました。
この講堂の入口に単草履が並べられていたのを見て、脚下照顧が自然に身についているのだと感じました。


最後になりましたが、永平寺の不老閣猊下をはじめ役寮の皆様、そして今回の講演の機会を作っていただいたSOTOインターナショナルのスタッフの方々に感謝申し上げます。
まもなく眼蔵会を迎えます。是非味わってみてください。
有難うございました。


<質疑応答3件>


■関連ブログ記事
SZI主催講演会@大本山總持寺
SZI総会・講演「スティーブジョブズと北アメリカの禅」報告

投稿者: kameno 日時: 8:56 AM | | コメント (0)

SZI主催講演会@大本山總持寺

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催の講演会が6月1日(金)、曹洞宗大本山總持寺を会場に開催されました。
大本山總持寺様のご厚意をいただき修行僧とともに学ぶ講演会として毎年開催されております。

今年は、前・北アメリカ国際布教総監、好人庵住職 秋葉玄吾老師をお招きし、「北アメリカの禅の現状とこれから」を演題としてご講演いただきました。

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■SZI主催大本山總持寺講演会
演題 「北アメリカの禅の現状とこれから」
講師 前・北アメリカ国際布教総監、好人庵住職 秋葉玄吾老師
日時 6月1日(金)午後2時30分より
会場 大本山總持寺 三松閣 四階大講堂
主催 SOTO禅インターナショナル
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講演に先立ち、侍局拝問をさせていただきました。
紫雲臺猊下・監院老師・秋葉玄吾老師・SZIスタッフ

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当日は、京浜東北線上下線運転見合わせにもかかわらず、一般の参加も多くいただきました。

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講演に先立ち、大講堂において国際布教関係物故者法要が営まれました。
導師 鈴木後堂老師、維那・前川単頭老師

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100年以上の歴史をもつ曹洞宗国際布教の礎を築いてこられた先達諸師、寺族、メンバーへの報恩の法要です。
法要後、後堂老師にお話をいただき、会長あいさつの後講演となりました。

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講演は、SZI総会講演会で基調講演いただいた内容(総会講演では30分の講演でした)を基に、總持寺御開山 瑩山禅師の教えがどのようにアメリカに根付いているか、さらには、北アメリカをはじめ世界各地では禅を求めて多くの方々が集まっているという現状、それにどのように応えていくことができるかについて詳細にご講義いただきました。

特に、これからの宗門を担い、少なからず海外に出ていくであろう修行僧にとっては貴重な時間になったのではないかと考えます。
今月には伝光会摂心が営まれます。
坐禅三昧の時間を過ごすに当たっての心構えも新たになったのではないでしょうか。

質疑応答も活発に行われました。

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講演の報告につきましては、SOTO禅インターナショナル会報Vol.50(9月初旬発行予定)にてご報告させていただく予定です。

 

末筆ながら大本山總持寺の皆様にはお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 9:38 AM | | コメント (0)

第8回 曹洞宗ハワイ・北アメリカ檀信徒大会

2012年3月9日から11日の日程(9日は日本と北米からの参加者向けプログラム)で、ハワイ・オアフ島において開催された 8th U.S. SOTO CONFERENCE(第8回 曹洞宗ハワイ・北アメリカ檀信徒大会)の参加報告です。
SOTO禅インターナショナルより7名参加させていただきました。

公式な報告につきましては、曹洞宗ハワイ国際布教総監部からあると思いますが、こちらは参加者の立場としてのレポートです。
なお、全ての法要、講演、シンポジウム等は英語により行われました。

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8th U.S. SOTO CONFERENCE
大会概要
開催日 2012 年3 月10 日(土)~ 11 日(日)
開催地:Ala Moana Hotel (Honolulu, Hawaii)
主催:曹洞宗ハワイ寺院連盟 曹洞宗ハワイ国際布教総監部


■March 9 (Fri)   オアフ島管内寺院巡り(北米・南米檀信徒、日本からの参加者を対象)



■March 10 (Sat) First day of Conference

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10:00am    Opening Ceremony 開会式
・Welcome Address:歓迎の挨拶 曹洞宗ハワイ寺院連盟理事長
・Opening Service:開会諷経
Eisanka:Magokoro ni Ikiru – Shoboji Baikako 詠讃歌 :「三宝御和讃」、「まごころに生きる」 ハワイ梅花講
Officiant: Bishop Shugen Komagata,Director, Soto Zen Buddhism Hawaii Office 導師 曹洞宗ハワイ国際布教総監 駒形宗彦老師

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・Congratulatory Message: 来賓挨拶 釜田教化部長老師

11:00am    Slide Show Presentation  総監部・国際センターの活動紹介
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1.北米総監部 発表者:ルメー大岳北米総監
2.国際センター 発表者:藤田一照所長
3.ハワイ総監部 発表者:駒形宗彦ハワイ総監
・曹洞宗ハワイ寺院連盟作成DVD「ハワイにおける曹洞宗」


Grace:食前の祈り
12:00pm    Lunch
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1:00pm    Keynote Lecture 基調講演
Keynote Speaker:Dr. George Tanabe 田辺ジョージ氏(Dr. George Tanabe)ハワイ州立大学名誉教授(日本仏教学)
演題:Nurturing Peace Through Our Buddhist Faith

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2:00pm    Panel Discussion
主題: Nurturing Peace Through Our Buddhist Faith 
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パネリスト: ルメー大岳師(北アメリカ国際布教総監)
藤田一照師(国際センター所長)
小島秀明師(北アメリカ国際布教師)
駒形フェイ氏(ハワイ寺族会会長)
調整役: 駒形宗彦ハワイ国際布教総監

 

6:00pm    Welcome Banquet 歓迎晩餐会
・Grace  食前の祈り
・Kanpai 曹洞宗ハワイ寺院連盟副理事長
・Entertainment:ハワイアン・ミュージック フラダンス・ショー
・Welcome Address 歓迎の言葉
・Introduction of Honored Guests and Participants 参加来賓ゲスト紹介
・Entertainment:清興 清興 :ハワイ祭り太鼓 & 宗明太鼓 、福島音頭、平和音頭
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■March 11 (Sun) 2nd Day of Conference

9:30am    Memorial Service For the victims of the earthquake and tsunami that struck the Tohoku and Kanto regions of Japan in March 11th 2011.

東日本大震災物故者追悼法要
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導師: 町田時保前ハワイ国際布教総監
詠讃歌:ハワイ梅花講

20120311-01

10:00am    Group Discussion    
Group 1 Topic『仏教の教えを通して、どのように平穏な心を育てるか?安心の「こころ」はどのように芽生えるのか?』
Group 2 Topic『苦しい時や大惨事を目の前にしてどのように心を落ち着かせるか。移りゆく世の中に生きていくのは大変だが、その中でどのようにしたら冷静さを保つ事が出来るか?』
Group 3 Topic『仏教の教えはどのように社会に貢献が出来るか?仏教徒として、他の人の人生にどのように役に立てるか』

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各分科会会場では自己紹介、議事進行、アイディアを具体的な提案としてまとめ、発表する提案の作成と言う形で進行


11:00am    General Meeting 全体会議
20120311-07
・ Report from each group 分科会報告
・ 質疑応答、総括

11:30am    Closing Ceremony 閉会式
・    Closing Service 閉会諷経 Officiant:Bishop Daigaku Rumme (Director, Soto Zen Buddhism N.A. Office)
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・Presentation of Certification & gift
・Words of Appreciation: 謝辞  両大本山北米別院禅宗寺理事長
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・Farewell Message: 主催側さよならメッセージ    Bishop Shugen Komagata
 

12:00pm    Aloha Luncheon 昼餐会
・Opening Remarks:
・Grace:    Rev. Ryosho Kokuzo (Taiyoji)
・Kanpai:  食前の祈り
・Entertainment:別院友の会   
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第8回 曹洞宗ハワイ・北アメリカ檀信徒大会の日程は、このような内容で瞬く間に過ぎていきました。
内容の濃さもさることながら、昼食会、晩餐会でのパフォーマンス、分科会での活発な意見交換など、日本からの参加者にとってはとても刺激的な大会でした。
晩餐会は東日本大震災から一年目ということもあり、水で乾杯、アルコール無しでしたが、このような方法も良いものだと心から思いました。
何よりも、皆で楽しんで大会を作り上げて、再会を喜び、楽しむという姿勢が素晴らしいことです。

背景には、100年を超えるハワイ・北アメリカの曹洞宗国際布教(当時は海外開教)の歴史と国際布教師、寺族の皆さん、日系移民の方々、メンバーの方々の多くの方々の苦労の蓄積が背景にあると感じます。
曹洞宗国際布教は日系移民の歴史と密接な関わりがあります。
明治元年に150人が集団で入植したことを発端に、明治18年のハワイ王朝と日本政府の間で交わされた労働移民契約により本格化しました。
広島、新潟などからの砂糖契約農民を布教対象として、耕地周辺に寺院が建立されていきました。
1903(明治36)年には、当時4万人を超える移民に対する布教活動のために渡航し、菅良雲師がカウアイ島に、河原仙英師がワイパフに布教所を設立しました。
この時期は廃仏毀釈運動の時代とも重なり、一般大衆への捨て身の渡航であったといわれています。
法務の収入ではとても生活が出来ないため、積極的に日系一世とともに開墾をし、学校を創立して教育活動も行いました。草を分けての開教であったと考えられます。
日本からの移民にとって、生活苦や不安の多い中で、心の支えとしての寺院でありました。
しかし、第二次世界大戦開戦によって、築き上げられてきた地盤が根底から覆されてしまいます。ハワイの仏教僧侶、日本人教師は米国本土に監禁され、当然寺院や学校は閉鎖されてしまいます。
残された寺院の会員たちはアメリカに忠誠を誓うことで名誉を回復する努力を試みます。実際、戦後のハワイ社会における日系人の地位を飛躍的に向上させることが出来たのは、日系二世部隊の忠誠心によるものが大きいという事実があります。
終戦を迎え、監禁拘束されていた人々は元の場所に戻ることが出来ましたが、 ハワイは米国の50番目の州となり、寺院のアメリカ化も進行していきます。日系二世らによる努力の結果、日系の合衆国議員、州知事、大学総長などを多数生み出し、ハワイの仏教も最盛期をむかえることになりました。
その後、日系三世、四世、現在は六世、七世と世代が進むにつれて、日本語は急速に外国語となってしまい、日本語教育の学校は機能を失っていきます。
このことは、寺院の活動にも大きな転換をもたらし、生活スタイルのアメリカ化、日本の伝統行事が失われていくことにどのように対応していくのか、仏教にとって、曹洞宗にとって大切な時代を迎えています。
そしてハワイ、北アメリカでは仏教はマイノリティーの宗教です。
檀信徒大会で感じられた底知れないパワーは、そういうところから生み出されて培われてきたのでしょう。
日本に居ては知らないことも多くありますし、学ぶことは数知れずあります。

 

曹洞宗ハワイ・北アメリカ檀信徒大会は、ハワイ、北アメリカ各総監部日系寺院の檀信徒間の交流を図り、今後の布教活動・寺院運営に関しての意見交換の場とすることを目的とした大会です。
末筆ながら、大会の準備から運営まで関ってこられた主催のハワイ国際布教総監老師をはじめ総監部の皆様、国際布教師の皆様、寺族会の皆様、メンバーのみなさま、関ってこられた全ての方々に感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 11:08 AM | | コメント (0)

オアフ島の曹洞宗寺院

第8回 曹洞宗ハワイ・北アメリカ檀信徒大会に先立ち、日本及び北アメリカから渡航したグループでハワイ・オアフ島の寺院を拝登いたしました。

アメリカ合衆国、ハワイ州には現在 曹洞宗ハワイ国際布教総監部 管轄の
両大本山ハワイ別院 正法寺
アイエア 太平寺
ワイパフ 大陽寺
ワヒアワ 龍仙寺
カウアイ 禅宗寺
モロカイ 弘誓寺
マウイ 満徳寺
ヒロ 大正寺
コナ 大福寺

の9か寺(オアフ島には4か寺)があります。


両大本山ハワイ別院 正法寺

20120309-12 20120309-13
曹洞宗ハワイ別院正法寺 (Soto Mission of Hawaii Shoboji) は、ワイキキビーチから車で10分ほどの Nuuanu Avenue、日本領事館の向かいにあります。
曹洞宗ハワイ国際総監部もこの建物の中にあります。
太平洋戦争終戦後、ハワイの日系社会は大きく変貌しました。一世からハワイで生まれ育った二世の時代になり、戦前まで温存されていた日本の生活様式が次第にアメリカ化し始めたのです。
この変化に対応するために、当時別院の住職だった駒形善教師が、これまでの日本式の寺院ではなく、国際化社会に対応する本堂を建設する方針を打ち出した。
正法寺の外観は日本の木造建築の本堂とは様相が異なり、インドのブッダガヤ大塔のような寺院であるのは駒形師の考えによるものだそうです。
境内には、日本語学校としての和敬学園がありましたが、1990年には無くなり、「曹洞アカデミー」という英語の小学校になっています。

この建物は、1952年完成。建立当時は、堂々たる大寺院に多くの参拝者、観光客が訪れました。
本堂内部は教会のような造りが特徴です。参列席は長いす、真ん中に通路があります。
週末には日系二世の仏式結婚式毎週のように行われ、1980年代後半までに500組以上の挙式が行われたそうです。
現在でも、もちろん仏前結婚式は行われていますし、一般の方の海外ウエディングもできます



ワイパフ 大陽寺

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1903(明治36)年に河原仙英師により建立された、ハワイで一番古い寺院です。
広間で、メンバーの皆さんによりご用意いただいた果物、スイーツなどを戴きました。
壇上には雛人形が飾られています。なんと60年以上の歴史を持つ人形だそうです。



アイエア 太平寺

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本堂内部は、やはりは教会のような造りが特徴です。参列席は長いす、真ん中に通路があります。
ハワイの寺院には、必ず星条旗が掲げられています。
境内にはパトカーが駐車されていますが、ここの国際布教師である駒形宗二師がポリスチャプレンを勤めているからです。

それぞれの寺院で手厚い歓迎をいただきました。

 


■関連ブログ記事

ハワイで仏前式のウエディング

投稿者: kameno 日時: 3:14 AM | | コメント (0)

東日本大震災一周忌@ホノルル

2012年3月9日から11日の日程(9日は日本と北米からの参加者向けプログラム)で、ハワイ・オアフ島で開催された 8th U.S. SOTO CONFERENCE(第8回 曹洞宗ハワイ・北アメリカ檀信徒大会)に参加してきました。
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8th U.S. SOTO CONFERENCE
大会概要
開催日 2012 年3 月10 日(土)~ 11 日(日)
開催地:Ala Moana Hotel (Honolulu, Hawaii)
主催:曹洞宗ハワイ寺院連盟 曹洞宗ハワイ国際布教総監部

ハワイ、北アメリカ各総監部日系寺院の檀信徒間の交流を図り、今後の布教活動・寺院運営に関しての意見交換の場とすることを目的としたこの大会は、1988年に第1回がロスアンゼルスで開かれ、以降数年おきにメインランド、ハワイ交互で開催されています。
参加レポートは追って書いていきたいと思いますが、日程の中の、3月11日に行なわれた東日本大震災物故者追悼法要の模様をご紹介します。

 

■Memorial Service For the victims of the earthquake and tsunami that struck the Tohoku and Kanto regions of Japan in March 11th 2011.
■東日本大震災物故者追悼法要
導師: 町田時保前ハワイ国際布教総監
詠讃歌:ハワイ梅花講

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差定の拈香法語、回向は英語で読まれました。

犠牲となられた方々に改めて弔意を表し、1日も早く平穏な日常が取り戻されますことを願います。

投稿者: kameno 日時: 4:50 PM | | コメント (0)

SZI総会・講演「スティーブジョブズと北アメリカの禅」報告

SOTO禅インターナショナル2012年度総会、および講演会が開催されました。

日時 2012年2月16日(木)
13:30 定例総会
15:00 講演会・第1部 「北アメリカ天平山禅堂プロジェクト
15:20 講演会・第2部 「スティーブ・ジョブズと北アメリカの禅

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1月の段階で予定人数に達し、会場となった桜の間が一杯となりました。
多くの方にご来場いただき心より感謝申し上げます。 


■定例総会
開式に先だち、イス坐禅、引続き国際布教関連示寂者法要・東日本最震災物故者慰霊法要が営まれました。
導師 SZI会長 細川正善師
引続き 釜田教化部長老師より来賓のご挨拶を頂戴いたしました。

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議事においては、加藤孝正議長のもと、会員の皆様に慎重審議戴き
・2011年度事業報告、決算書
・監査報告
・2012年度事業計画、予算書
・会則一部改正の件
が議決されました。


■午後3時より講演会が開催されました。

当日配布資料をダウンロード (PDF)

15:00 講演会・第1部 「北アメリカ天平山禅堂プロジェクト」
講師 神奈川県吉祥院 尖秀雄老師

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15:20 講演会・第2部 「スティーブ・ジョブズと北アメリカの禅」
基調講演 講師 前・北アメリカ国際布教総監 秋葉玄吾老師

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引続き、浅草中屋代表取締役 中川雅雄氏をお迎えし、対談形式にて進められました。
(コメンテーター SZI会長 細川正善、コーディネーター SZI副会長 田宮隆児)

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講演会終了後、関係者一同で記念撮影。

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総会及び講演会の議事録、講演録は4月に会員の皆様にお届けする予定のSZI会報にて報告させていただきます。


SOTO禅インターナショナル公式サイト

投稿者: kameno 日時: 11:54 PM | | コメント (0)

植林支援金を寄託

SOTO禅インターナショナル塔婆供養で植林支援は、各方面からのご賛同をいただいており、モンゴルへの植林本数は約10万本になろうとしています。

2011年に寄託いただいた植林支援金をNPO法人GNCに寄託しました。
支援金をもとに、アカマツの苗木が共存の森づくりプロジェクトとして、85年、89年、92年、96年の大火災で約70%(32,000ha)が被害にあったモンゴルの永久凍土地帯に、森林再生のため植樹されます。
今回の支援で集まった分は(2012年4月下旬-5月初旬)の植林を予定しています。

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また、昨年の植林については例年より積雪が多く、春と秋の2回に分けての植林となりましたが2011年分2万5千本の苗木植林は無事終了いたしております。
併せて植林報告書を戴きました。

報告書はこちら(PDF)

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(細川SZI会長よりGNC矢野さんに寄託)

 



SOTO禅インターナショナル関連の追記

 

第13回ゆめ観音アジアフェスティバル(記事1 記事2 記事3 記事4)で寄託いただいた義捐金につきましては、

入場料より 189,000円を㈶かながわ国際交流財団に
SZIブースの売上金 64,308円を宮城県の御寺院様に
SZIブースのキャンドル売上金 8,000円を㈳新潟市ユネスコ協会を通じ「キャンドルプロジェクト」に寄付させていただきました。

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併せてご報告いたします。


■関連ブログ記事
アカマツの赤ちゃんの夢
植林支援金を寄託

モンゴルの植林地を訪ねて

投稿者: kameno 日時: 7:37 AM | | コメント (3)

SZI会報発送作業

平素から皆様にはSOTO禅インターナショナル(SZI)の諸活動に対するご理解ご協力をいただいておりますことを感謝申し上げます。

このたび、会報Vol.48が出来上がり、発送作業を事務局においてスタッフの手で行いました。
発送に参加されたスタッフの皆さま、本当にお疲れ様でした。
SZI会員の皆さまには数日中に配達されることと存じます。

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また、2月16日には、「スティーブ・ジョブスと北アメリカの禅」講演会が予定されています。
皆様からの多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。


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SZI会員以外の皆さまへ

SZI活動を応援してくださる方であれば、どなたでも会員になることができます。また、積極的に企画・運営に協力していただける活力ある人材も求めています。
入会ご希望の方は、郵便 (233-0012 横浜市港南区上永谷5-1-3貞昌院内 SOTO禅インターナショナル事務局) または メール にて、住所・氏名・電話番号を明記の上、ご連絡ください。
早速、今回ご紹介いたしました発送物をお届けいたします。

このほか、会員様には、年3回の会報とSZIが企画する講演会・勉強会・フォーラム等、また、海外スタディーツアーなどのご案内をさせていただきます。年会費は1万円です。SZI活動は、相互扶助を実践し ていこうという皆様、有志寺院、会員一人ひとりの「願い」に支えられる「会費」により運営されております。

投稿者: kameno 日時: 10:08 AM | | コメント (0)

音の風 まけないコンサート

音の風 ~僕らが東北で歌い吹かせた風は~ まけないコンサートが開催されました。

 

【日時】 2011年12月18日(日) 午後1時開場 1時30分開演
【会場】 東京グランドホテル 3階 桜の間
【主催】 音の風コンサート 【共催】 SOTO禅インターナショナル (SZI)

【出演】 池田敏美/池田弦/やなせ なな/三部義道/早坂文明/久喜児童合唱団/東京こどもオペラ合唱組/女声合唱団ヴェレーネ/渡部竜征/大場満洋/「まけないタオル」最上町コーラス隊(友情出演)

【プログラム】 G線上のアリア/明日があるさ/まけないタオル/ビリーブ/ふるさと ほか

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桜の間は満員の大盛況。
熱気で溢れています。

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コンサートの合間に大場トナカイ参上!
子どもたちにプレゼントが配られました。

第二部では、まけないタオル製作にいたるまで、そして「まけないタオル」作詞作曲の裏話、被災地を巡ってきた音の風コンサート のお話など、発案・三部義道師、作詞・早坂文明師、作曲・やなせ なな師による鼎談、

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そして、やなせ ななさんの歌へと続きました。

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ロビーのまけないタオルブースも盛況です。
これまで被災地・それを支援する方々に4万枚が配られています。

 

まけないタオル ~東日本大震災復興支援歌~
2011年12月18日 東京グランドホテルにて


■関連ブログ記事
まけないタオルと防災の日
盂蘭盆会合同法要@檀信徒会館

 

■関連リンク
やなせなな.net

投稿者: kameno 日時: 6:53 PM | | コメント (0)

講演会 スティーブ・ジョブズと北アメリカの禅

SOTO禅インターナショナルでは、下記のとおり定例総会および講演会を開催いたします。
一般の方の参加も歓迎いたします。皆様のご参加を心よりお待ち申しあげます。


日時 2012年2月16日(木)
15:00 講演会・第1部 「北アメリカ天平山禅堂プロジェクト」
15:20 講演会・第2部 「スティーブ・ジョブズと北アメリカの禅」

講師 秋葉玄吾老師 (前・北アメリカ国際布教総監)
コーディネーター 田宮隆児(SOTO禅インターナショナル副会長)

17:00 懇親会 ※懇親会の場所は参加者に追ってご連絡します

会場 東京グランドホテル 3階 桜の間
JR 浜松町 徒歩15分 / 都営三田線 芝公園 徒歩1分

参加は無料ですが、事前申し込みが必要です

案内パンフレット・申込書(PDF)はこちら


世界各地に広がり、着実に根を広げている「禅/ZEN」
惜しまれつつ急逝されたアップル社の前最高経営責任者、スティーブ・ジョブズ氏も曹洞宗の僧侶と深い親交があり、禅の実践者でもありました。
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(CC)Matt Yohe

ジョブズ氏と特に親しかった知野(乙川)弘文老師は、1967年渡米され、2002年御遷化されるまでタサハラ禅マウンテンセンター、ロスアルトス禅センターなどで活動されていました。
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(CC)Nicolas Schossleitner

2012年のSOTO禅インターナショナル講演会は、知野老師の同僚であった前・北アメリカ国際布教総監 秋葉玄吾老師を講師としてお迎えし、スティーブ・ジョブズ氏を偲び、知野老師とジョブズ氏との
交流の様子や、禅の教えがジョブズ氏にどのような影響をもたらしたか、そして、北アメリカにどのように禅が広がり根付いているかについて御講演いただきます。
コーディネーターは知野老師と縁の深い当会副会長・田宮隆児がつとめます。

また、講演会第1部として、北アメリカにおける禅の確固たる拠点となることを目指す天平山禅堂建設についての発足報告を行います。
一般の方も参加歓迎いたしますので、是非お申込くださいますようご案内申し上げます。


■関連ブログ記事
スティーブ・ジョブズ氏と禅
天平山禅堂プロジェクト始動!

投稿者: kameno 日時: 8:51 AM | | コメント (4)

天平山禅堂プロジェクト始動!

北アメリカに広がり根付いている「ZEN」

しかし、残念ながら、国外には固定化された曹洞宗公式の僧侶養成機関たる専門僧堂が今のところありません。
そこで、北アメリカにおける宗門の布教教化の拠点となりうる禅堂の建設計画が持ち上がり、今月17日発足の運びとなりました。

それが「天平山禅堂プロジェクト」です。

コンセプトは

・曹洞宗の伝統的修行形態を遵守する
・法式、進退作法、鳴らし物については、諸清規に則る
・只管打坐、修証一如、威儀即仏法、仏作仏行を標榜する
・外国人僧侶だけでなく、日本人僧侶の受け入れも行う
・曹洞宗の専門僧堂としての認可を目指す

というものです。

詳細は、年末に発行予定のSOTO禅インターナショナル会報で記事にさせていただく予定ですので、そちらをご覧ください。

建築計画パースを元に、建設予定地のGoogle earth航空写真を合成してみました。

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このような日本の伝統寺院様式を用いた七堂伽藍を備えた禅堂が北アメリカ、カリフォルニア州に建立される日が楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 9:10 PM | | コメント (0)

国際シンポジウム

曹洞宗国際センター主催の国際シンポジウムが開催されました。

日時 平成23年10月4日
会場 東京グランドホテル 「桜の間」

 

【プログラム】
・国際シンポジウム テーマ:「進一歩 未来への道をひらく曹洞禅」
・世界平和祈念大法要 導師:佐々木孝一宗務総長老師
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・基調講演 上田紀行氏(東京工業大学院社会理工学研究科准教授)
・国際布教プレゼンテーション
ハワイ国際布教総監 駒形宗彦師・北アメリカ国際布教総監 ルメー大岳師・ 南アメリカ国際布教総監 采川道昭師・ヨーロッパ国際布教総監 フォルザーニ慈相師

・パネルディスカッション
パネリスト:各国際布教総監、上田紀行氏 司会:国際センター所長 藤田一照 師

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・国際共同宣言 釜田隆文教化部長老師

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隣接する蘭の間でのハワイ・北アメリカ・南アメリカ・ヨーロッパ各国際布教総監部によるブース出展。
売り上げは全額東日本大震災義援金に寄託されます。

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国際シンポジウムの夜、SZI主催の懇親会を開かせていただきました。

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投稿者: kameno 日時: 7:56 AM | | コメント (0)

2011ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)

2011年、ゆめ観音の開催日は東日本大震災発生から半年、そして9・11アメリカ同時多発テロ発生から10年目の日の前日開催となりました。

3月11日に発生した東日本大震災では、警察庁の発表によると、現在までに12都道県で1万5782人もの方々が命を落とされました。
行方不明者の方々は依然6県、4086人もいらっしゃいます。

ゆめ観音開会にあたり、白衣観音前のステージで平和宣言を発表いたしました。
鎌倉市長様、神奈川県原爆被災者の会会長様ご同席のもと、この大船観音に集まった皆様の前でSOTO禅インターナショナル会長・細川正善師により発信されました。 
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平和宣言

「核兵器もない / 戦争もない / 平和な世界を」
これは大船観音にある平和の碑に刻まれている長洲元県知事のことばです。
世界中すべての人が、等しく幸せな平和の日々を送ることを願っています。しかし、皆が幸せな平和な世界を願いながらも、それぞれが、それぞれの正当を主張し、武力を持ってぶつかり合う時、お年寄りや子供たちのような弱い多くの人々が犠牲になります。友を失い、愛する人を失って、かけがえの無い人間の一生が無惨に踏みにじられてしまいます。このような恐ろしいことが今、世界中で起こっています。

大船の丘から街を見守る、この白衣観音像は、1929年、世界の恒久平和を祈願して建設がはじまりました。
当時は周辺諸国に進出する日本軍を称え、戦争を正当化する世の風潮に満ちあふれていました。大船観音の建設趣意にもその心が少なからず含まれていたことも確かです。
しかし、建設趣意書の中には日本と中国親善を願い、平等の大慈悲心に基づき日本の戦没者と共に同じく中国の戦霊をも祀るという発願も見られます。
大船観音は建設途中で日本は第二次世界大戦に突入し、工事は中断されました。
戦後になっても建設半ばで放置されてしまい、大船観音が完成したのは戦後15年、今からちょうど51年前のことです。

敗戦を経て完成した大船観音建立の意義は、戦前戦中に亘って時の政治権力に荷担迎合し、アジア地域の人びとの人権を侵害して民族の誇りと尊厳を損なった歴史的事実を反省することと、アジア各国へ与えた数々の過ちを繰り返えさないよう、今度こそ観音菩薩の慈悲によって平和を祈願し、世界から戦争を無くすことを誓うことであると考えます。
そして、ある一つの思想が、たとえ、美しい装いをもち、どのように完璧な理論で武装しようとも、それが他の尊厳を侵害し、他との共生を否定するならば、我々は、そのような思想と信仰を距否する道を選ぶことを表明します。

平和は政治的、経済的、軍事上の契約だけによって保障されるものではありません。最終的には人々の一致した誠実なゆるぎない取り決めによって築かれるものです。年齢、性別、社会的地位、宗教的帰属、または文化的背景の違いを超えて、私達一人一人が平和な世界を創ることを求めれられています。
平和は、私たちの行動、態度、日常の行為を通してのみ達成できます。
平和はすべての人が分かち合う、普遍的で私たちに共通する人間性に不可欠なものであることを認識し、私たちはそれを行動に移していくことを誓います。

今年3月11日に発生した未曾有の東日本大震災では、多くの人々の命と平穏な日常の全てが奪われ、その惨状は筆舌に尽くし難く心痛む出来事でした。
震災から明日でちょうど半年を迎えます。ここに、この震災で亡くなられた多くの方々と、更にこの度の和歌山県を中心とした台風12号の被害に遭われ、亡くなられた方々に対し心より哀悼の意を表します。
そして、私たちは一日も早い復興を願いながら、被災地の方々の支援を続けて参ります。

この大震災では地震による津波の被害に加え、東京電力福島第一原子力発電の事故が発生しました。
福島の方々は、地震と津波・原発事故と二重三重の避難生活を強いられ、更に風評被害の実害が起きています。私自身もこの大震災で被災した福島県に住んでおり、今なお収束の見通しも立たない中、放射線の脅威に不安な日々を送っています。

この事故で原子力発電の安全神話は根底から崩れてしまいました。
現代の社会・生活には欠かせない電力ではありますが、その核エネルギーの持つ性質は核爆弾でも原子力発電でも、核そのものの危険性・脅威は変わらなく、改めて「核と人類の共存」について考えさせらます。

今年の広島・原爆投下の日に、被爆された方のお一人が、被爆者として未だ放射線の脅威から逃れることが出来ない毎日、この66年間二度と同じ過ちを繰り返さないように核兵器廃絶を訴えてきました。この3月に起きた大震災で福島原発事故による放射線被曝の脅威も同じであり、核に対する認識を改めたとのコメントは心に深く残りました。
日本は、唯一の原子爆弾の被爆国であり、また、原発事故の被害者である我々は改めて、核兵器・核エネルギーに対する認識を新たにする必要があると考えます。
「一つの欲望が新たな欲望を生む」制御できないものに対し、求めて止まない己が心を改め、核兵器の無い平穏な世界を願っております。
世界の中では今もって、戦争・テロの報復が繰り返されております。アメリカ同時多発テロの発生も、明日で十年目を迎えます。

お釈迦さまは「怨みを持って怨みに報ぜば、怨みやまず。徳を持って怨みに報ぜば、怨みすなわち尽く」と説かれました。
ここ大船観音の境内には、「原爆の火」や「戦没者慰霊碑」等、平和の祈りが込められたモニュメントが多く立ち並んでいます。
核兵器もない、戦争もない、核に依存しない平和な世界をめざし、慈悲の原点に立ち返り、平和・自然共存の実現に向け全力を尽くしていくことを、ここに宣言いたします。

戦後66年、大船観音建立半世紀から新たな第一歩、第13回を迎える「ゆめ観音・・アジアフェスティバル」のこの大船の地からアジアに向けて、そして、全世界に向けて、人権の尊重と平和な暮らしが共有され安心して暮らせるよう、ここに平和のメッセージを発信いたします。

平成23年9月10日 ゆめ観音実行委員会
SOTO禅インターンナショナル会長 細川正善
(福島県 天徳寺住職)

 

引続き、鎌倉市長様より、開会のご挨拶を戴きました。
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みなさんこんにちは。
本日は昨年に続き、大変素晴らしい天候の下ゆめ観音アジア フェスティバルが開催されますことを心よりお祝い申し上げます。

今年は、広島、長崎に原子爆弾が投下されてから66年目を迎えました。
鎌倉市は昭和33年8月10日、世界の恒久平和と核兵器の廃絶をめざし平和都市宣言をいたしました。
そして、昨年には神奈川全市町共同で 2020年までに地球上から核兵器の廃絶を目指すという決議文を出しました。
原子力発電所の問題におきましても、鎌倉市は、子や孫の次世代には原発に頼らない生活を営めるよう、脱原発に向けての街づくりと、私たちの生活をしっかりと見直しいくということを基軸においた将来に向けた施策を実行していきます。
大きく時代が変わろうとしています。その第一歩をこの大船の地から、また日本中に、そして世界へ発信していくこと発進していくこの意味は大きいと感じます。
本日、アジアの方々の親睦交流がますますが深まり、世界の平和に向けた第一歩を踏み出す日となりますことを願い、開催お祝いの言葉と致します。

 

鎌倉市は 日本中のどの都市よりも早く平和都市宣言を出した自治体です。
福島件で発生した原子力発電所の事故を受けて、エネルギー政策がどうあるべきかを含めて、力強いメッセージを戴きました。

さらに、神奈川県原爆被災者の会会長様よりメッセージを戴きました。 
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大船観音寺には、日本で唯一、被爆者により「平和の火」が守り灯し続けられています。
自らの被曝体験、そして平和の火が大船観音に灯されるまでの経緯、そして、原子力発電所の事故に対する思いをお話いただきました。

 

平和宣言、来賓挨拶の後、ゆめ観音の舞台がスタート。
13の団体によるステージが行われ、舞台の最後には超宗派の僧侶により、世界中の災害、特に東日本大震災で犠牲となられた方々の慰霊と復興を願い、平和を祈願する万灯供養法要が営まれました。

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■万灯供養法要差定(式次第2011年版)
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差定
1.大梵鐘打出九声
1.殿鐘三会
1・散華荘厳
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舞台の周囲には平和の火が広げられ、宗派を超えた僧侶たちにより散華が撒かれ、場が清められます。

1.七下鐘導師(大導師・焼却師)上殿
大導師 ゆめ観音実行委員長・大船観音寺住職代行 大本山總持寺副監院 石田征史老師
焼却師 SOTO禅インターナショナル会長 細川正善
1.読経(般若心経)
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1.読経(仏陀神呪)
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1.配塔婆(法華頓写)
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来場いただいた皆様より祈願文が書かれた経木塔婆が、両班の僧侶に配られ、経文が書き加えられます。

1.収塔婆
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経文が書き加えられた経木塔婆が集められ、大導師に届けられます。

1.舎利礼文三遍(読経中三拝)
1.拈香法語
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1.献茶湯・塔婆焼却 
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経木塔婆は焼却師により焼却塔に入れられ、松明で焼却供養が同時進行で行われます。

1.世尊偈行道三匝
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三界萬霊等の周りを読経しながら行道します。

1.回向
1.大導師法話
1.散堂
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法要で灯された蝋燭の残りは、会場の皆様にお持ち帰りいただきました。

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ゆめ観音も終わりに近づく頃、参道石階段、平和の火の塔の周りもキャンドルの輝きに包まれました。

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火は、
時には恨みを込められたものとなり、
人の命を奪うものとなり、
平和の象徴となり、
生きる力を与えるものとなります。

 

灯明(とうみょう)の炎には、闇を除き、闇を明るく照らす除暗遍明という力があり、仏様の智慧として私たち全ての迷いを除き、悟りに導くことにも喩えられます。

私たちは灯明より迷いなき真実の智慧を得ることの大切さを教えられます。

日も暮れ始めた会場には、中秋の名月間近の丸い月が昇り始め、キャンドルとともに会場を優しく照らしていました。

投稿者: kameno 日時: 8:31 PM | | コメント (0)

2011ゆめ観音アジアフェスティバル報告(2)

第13回ゆめ観音アジアフェスティバル
出展・ブース編です


わらじDELI

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イスガヘ・ホルポリ

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のんのん大船店

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(財)かながわ国際交流財団
SOTO禅インターナショナル 

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スカイテック

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ゆるんふる

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東京アショカ

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Chini's 

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(特活)地球市民ACTかながわ

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放浪書房

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大船観音寺

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特別実演展示 胎内千体仏
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投稿者: kameno 日時: 9:59 AM | | コメント (0)

2011ゆめ観音アジアフェスティバル報告(1)

第13回 ゆめ観音アジアフェスティバルin大船が開催されました。
青空広がる絶好の天気に恵まれての開催でした。

■日程 2011年9月10日(土)11:00~21:00
■場所 大船観音寺
■主催 ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
■協力 曹洞宗神奈川県第二宗務所第五教区寺院・即心会・ほか
■後援 鎌倉市

 

報告第一弾として、まずはステージの模様です。

大梵鐘・開会スピーチ
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早稲田ちんどん

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鎌倉市レクリエーション協会
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スミリール
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江梨香&桐ヶ谷伝

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藤淑会

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創作劇団 舞音-maioto-

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さらさね

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Madhu-Priya

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米盛美智子

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JIN

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ニティヤーナンダ・トウドウ
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投稿者: kameno 日時: 1:35 AM | | コメント (0)

いよいよ9/10ゆめ観音

ゆめ観音アジアフェスティバルの開催がいよいよ明日となりました。
ゆめ観音では、大船の街を見まもる白衣観音像の前にステージを設け、アジア各国各地域の民族・宗教・人種を超えてアジアの食や民芸品、フェアトレード製品の販売、各国にルーツのある舞踊や音楽が奉納され、民族の交流・理解を図ります。


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第13回 ゆめ観音アジアフェスティバルin大船

開催テーマ つながる ひろがる アジアの ねがい

■日程 2011年9月10日(土)11:00~21:00

■入場 500円 (義捐金として。小学生以下無料)
■場所 大船観音寺 〒247-0072 鎌倉市岡本1-5-3 JR大船駅西口徒歩5分
TEL:0467-43-1561 FAX:0467-43-1562
■主催 ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
■協力 曹洞宗神奈川県第二宗務所第五教区寺院・即心会・ほか
■後援 鎌倉市
※雨天の場合はテナントは出店します。ステージは規模を縮小して観音像胎内での開催
公式サイト http://soto-zen.net/yume/

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ステージでは、近隣の僧侶が集まって法要最終点検を行いました。
教区法要部長、副部長を中心に細かい動きのチェックに余念がありません。

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明日の準備を終えて帰ろうか・・という時に、急に出店のインド料理 アショカより連絡があり、これから搬入をしたいとのこと。
その理由は荷物を受取に行って分かりました。

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なんと、3人でようやく持ち上がるほど重たいタンドリー釜を持ってきたのです。
例年は店で作った出来合いの料理(タンドリーチキン)を持参していたのですが、今年はどうしてもその場で釜から調理したいとのこと。
気合が入っています!

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3ナンバーの車から、5ナンバーの車に乗せ替えて大船観音の坂を登り搬入します。

ステージも出店も、楽しみながら、そして真剣に準備を整えています。
みなさまのお越しをお待ち申し上げます。



■昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 9:37 PM | | コメント (0)

SZI主催大本山總持寺講演会報告

SOTO禅インターナショナル主催 講演会が6月10日 曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)を会場に開催されました。
修行僧とともに学ぶ講演会として毎年開催されております。

今年は、武蔵野大学仏教文化研究所長 ケネス田中先生 をお招きし、「アメリカ仏教」を演題としてご講演いただきました。
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■講演会@大本山總持寺
演題 「アメリカ仏教」
講師 ケネス田中先生 (武蔵野大学仏教文化研究所所長)
日時 平成23年6月10日(金)午後2時45分から
会場 大本山總持寺 三松閣 四階大講堂
主催 SOTO禅インターナショナル
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講演に先立ち、侍局拝問をさせていただきました。
紫雲臺猊下・講師先生・SZIスタッフ

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大講堂にて国際布教関係物故者法要が営まれました。
導師 盛田後堂老師

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SOTO禅インターナショナル細川会長挨拶の後、引続き講演が行われました。

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ケネス田中先生の講演は

I アメリカの宗教事情
II.アメリカの仏教伝道史
III. アメリカ仏教にみられる特徴

について、映像と具体的事例に基づいた体系的で判りやすい内容でした。
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講演内容につきましては、8月に発行予定のSOTO禅インターナショナル会報にてご報告させていただく予定です。

末筆ながら大本山總持寺の皆様にはお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。


■関連図書・おすすめの本

アメリカ仏教―仏教も変わる、アメリカも変わる [単行本]
ケネス タナカ (著), Kenneth Tanaka (原著)

アメリカ仏教―仏教も変わる、アメリカも変わる

序章 :伸びるアメリカ仏教
第1章:現状 仏教人口と種類
第2章:浸透 一般社会
第3章:歴史 十大出来事
第4章:特徴 アジアの仏教と比較して
第5章:解釈 アメリカへの同化
第6章:原因 全体の伸び
結び :仏教も変わる、アメリカも変わる

投稿者: kameno 日時: 3:15 AM | | コメント (0)

SZI主催大本山總持寺講演会

SOTO禅インターナショナル主催 講演会が6月10日、大本山總持寺を会場に開催されます。
アメリカに広がった仏教を通し、それを鏡として「日本仏教」について考えていきます。
一般の方も聴講歓迎いたします。

日時 6月10日(金)午後2時15分~

会場 大本山總持寺 (だいほんざんそうじじ) 三松閣(さんしょうかく) 4階大講堂

会費 無料

演題 「アメリカ仏教」

講師 ケネス田中先生 (武蔵野大学仏教文化研究所所長)

 

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(講師プロフィール)

1947年(昭和22年)山口県生まれ。
日系二世の両親と1958年に渡米。
1970年、スタンフォード大学卒。1973年、米国仏教大学院修士課程修了。
1978年、東京大学大学院博士課程退学。
1986年、カリフォルニア大学バークレー校大学院博士課程修了。哲学博士(仏教学)。
1984年、米国仏教大学院大学専任准教授、1998年、武蔵野大学教授。

 

主催 SOTO禅インターナショナル
お申込 当日飛び込み参加も歓迎します。

〒233-0012横浜市港南区上永谷5-1-3貞昌院内
SOTO禅インターナショナル事務局


 

■関連図書・おすすめの本

アメリカ仏教―仏教も変わる、アメリカも変わる [単行本]

ケネス タナカ (著), Kenneth Tanaka (原著)

アメリカ仏教―仏教も変わる、アメリカも変わる

 

序章 :伸びるアメリカ仏教
第1章:現状 仏教人口と種類
第2章:浸透 一般社会
第3章:歴史 十大出来事
第4章:特徴 アジアの仏教と比較して
第5章:解釈 アメリカへの同化
第6章:原因 全体の伸び
結び :仏教も変わる、アメリカも変わる

投稿者: kameno 日時: 12:38 PM | | コメント (0)

SZI2011総会報告

SOTO禅インターナショナル(SZI)2011年度定例総会、講演会が開催されました。

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日時 平成23年2月28日(月)
場所 檀信徒会館「桜」

開式に先だち、イス坐禅、引続き国際布教関連示寂者法要が営まれました。
導師 SZI会長 細川正善師

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来賓挨拶 釜田教化部長老師

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議長選出が行われ、
    ・2010年度事業報告 決算報告
    ・国際布教支援金運用報告
    ・監査報告
    ・役員改選の件

が報告、審議されていきました。

本年は役員改選の年に当たり、新会長として細川会長が継続、新会長により新役員が発表され承認されました。
私は引続き事務局長を拝命いたしました。

新会長所信表明。

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引続き、植林支援事業を協働で行っているGNC代表 宮木いっぺい氏より植林報告をいただきました。
2010年度末までに7万5千本の苗木を植林いたしております。
特に昨年は植林後の降雨が多く、活着率が非常に高かったということです。

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講演会『国際布教伝道史への提言<国際布教の古今東西>』
講師 小笠原隆元先生
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懇親会の一こま
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総会及び講演会の記録は4月に会員の皆様にお届けする予定のSZI会報にて報告させていただきます。

投稿者: kameno 日時: 1:59 AM | | コメント (2)

2011年 SZI総会講演会のご案内

SOTO禅インターナショナル主催講演会が東京グランドホテルを会場に開催されます。
小笠原隆元先生をお招きし、国際布教伝道史へのご提言をいただきます。
どなたでも参加可能です。皆様のご参加をお待ちしております。

案内状、申込用紙はこちら

 

日程 2011年2月28日(月)  午後3時より
会場 東京グランドホテル 3F 桜の間 

演題「国際布教伝道史への提言<国際布教の古今東西>」
講師 小笠原隆元先生 (駒澤大学名誉教授・長野県廣澤寺住職)
   (どなたでも参加できます) 

会費 無料(懇親会参加者は実費5000円)
お申込み ■FAX 045-843-8864
氏名(参加者のお名前)、連絡先(電話番号、住所など)を記載し
「SZI講演会希望」と記入の上送信りください。
メールでのお申込みはこちらからお願い致します

投稿者: kameno 日時: 1:30 PM | | コメント (0)

植林支援金を寄託

SOTO禅インターナショナル (SZI)創立15周年記念事業としてスタートした「塔婆供養で植林支援」事業は本年3年目となりました。
この事業はNPO法人GNCおよびGNCモンゴルとともに進めているものです。


お陰様で、皆様のご理解ご協力をいただき、本年(2010)年度も昨年一昨年と同本数、25,000本分の苗木支援が集まりましたので、GNC事務所に寄託させていただきました。

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(細川SZI会長よりGNC代表宮木氏に寄託)

2008年度より累計75,000本となりました。

これらの苗木は共存の森づくりプロジェクトとして、85年、89年、92年、96年の大火災で約70%(32000ha)が被害にあったモンゴルの永久凍土地帯に、森林再生のため植樹されでいます。
今回の支援で集まった分は来春(2011年4月下旬-5月初旬)の植林を予定しています。

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昨年度戴いた分は、今年2010年分は今年5月に植林されています。
その報告は下記リンク先に記載していますのでご参照ください。

塔婆供養で植林支援報告

ちょうどモンゴルよりツォーゴさん、GNCモンゴルからも来日があり、今年の苗木が降雨に恵まれ、特に順調な生育をしているという報告がありました。その後、卒塔婆を中心とした資源の循環システムや、仏教のあれこれに至るまで実のある会議が続きました。

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塔婆供養で植林支援事業は引続き継続して行なわれます。
皆様のご協力をお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 8:18 AM | | コメント (2)

第12回ゆめ観音報告(4)

今年の暑さは観測史上最高、百年に一度と言われていますがゆめ観音開催の9月4日もとても暑い一日となりました。
横浜地方気象台の観測データで、大船に近い観測点の記録を見ると
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この時期に軽く気温35度を越えています。
異常な熱さです。

白衣観音像前ステージでは、第一部、第二部に分け、途中15時頃に30分の休憩時間をとりました。
その休憩時間を利用して、ステージ前の観客席の芝生に「打ち水」を行ないました。

掛け声に合わせて1・2・3!~

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打ち水の効果は少なくありません。

例えば、福島大学の木内教授は、東京23区内の土地利用状況を調べ、打ち水が可能な面積を40%と推定した上で気象計算モデルを使って、打ち水の効果予測を行い、2℃から2.5℃気温が下がるという結果を得ました。
また、打ち水をした所としていない所で最大で秒速1メートルの風速の違いも計算されました。


休憩時間以外でも、合間合間に会場各所でスタッフによる打ち水を行ないました。

さらに熱中症も心配されましたので、会場では繰り返し次のようなアナウンスを流しました。

暦の上では秋となっていますが、本日も暑い日となりました。
会場の皆様に置かれましては、くれぐれも熱中症にご留意ください。

熱中症を予防するため以下の事項を守ってください。

・木陰などの涼しい場所に休憩場所を確保してください。
・観音像胎内や事務所内は空調が効いていますので、適宜休憩を取るようにしてください。
・水分、塩分の補給をこまめにとるようにお願いします。
・身体を適度に冷やす工夫をします。
・服装は吸湿性、通気性の良いもの、帽子や日傘をご利用ください。
・熱中症は早期の措置が大切です。少しでも熱中症の症状が見られた場合は、遠慮なくお近くのスタッフにお知らせください。

 

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<舞台リハーサル/休憩時間の一齣>

 


暑さのためか、入場者は午後3時までは例年より2割ほど少なく推移しておりましたが、気温が下がるに従って多くの来場をいただき、結果的に例年通りのご来場を戴きました。心より感謝申し上げます。

幸いなことに熱中症の発生も無く、事故も無く一日を終えることが出来たことが一番です。

投稿者: kameno 日時: 1:19 AM | | コメント (0)

第12回ゆめ観音報告(3)

ゆめ観音開会にあたり、白衣観音前のステージで平和宣言が発表されました。
鎌倉市長様、神奈川県原爆被災者の会会長様ご同席のもと、そして日本のみならずアジア各地、世界からこの大船に集まった皆様の前でSOTO禅インターナショナル会長・細川正善師により発信されました。

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平和宣言

核兵器もない/戦争もない/平和な世界を

これは大船観音の「平和の碑」に刻まれている長洲元県知事のことばです。

世界中すべての人が、等しく幸せな平和の日々を送ることを願っています。しかし、皆が幸せな平和な世界を願いながらも、それぞれが正当を主張し、武力を持ってぶつかり合う時、お年寄りや子供たちのような弱い多くの人々が犠牲になります。友を失い、愛する人を失って、かけがえの無い人間の一生が無惨に踏みにじられてしまいます。このような恐ろしいことが今、世界中で起こっています。

大船の丘から街を見守る、この白衣観音像は、1929年、世界の恒久平和を祈願して建設が始まりました。
当時は周辺諸国に進出する日本軍を讃え、戦争を正当化する世の風潮に満ちあふれていました。大船観音の建設趣意書の中には日本と中国親善を願い、平等の大慈悲心に基づき日本軍の英霊と共に同じく中国軍の戦霊をも祀るという発願も見られますが、戦争を正当化する心も少なからず含まれていました。

大船観音は建設途中で日本は第二次世界大戦に突入し、工事は中断されました。
戦後になっても建設半ばで放置されてしまい、大船観音が完成したのは戦後15年、今からちょうど50年前のことです。
敗戦を経て建立された大船観音建立の意義は、戦前戦中に亘って時の政治権力に荷担迎合し、アジア地域の人びとの人権を侵害し、民族の誇りと尊厳を損なった歴史的事実を自省し、アジア各国へ与えた数々の過ちを繰り返してはいけない。今度こそ、観音菩薩の慈悲によって平和を祈願し、世界から戦争を無くすことを誓うことであると考えます。
そして、ある一つの思想が、たとえ、美しい装いをもち、どのように完璧な理論で武装しようとも、それが他の尊厳を侵害し、他との共生を否定するならば、我々は、そのような思想と信仰を拒否する道を選ぶことを表明します。

平和は、政治的、経済的、軍事上の契約だけによって保障されるものではありません。最終的には人々の一致した誠実なゆるぎない取り決めによって築かれるものです。年齢、性別、社会的地位、宗教的帰属、または文化的背景の違いを超えて、私達一人一人が、平和な世界を創ることを求めれられています。
平和は、私たちの行動、態度、日常の行為を通してのみ達成できます。平和はすべての人が分かち合う、普遍的で私したちに共通する人間性に不可欠なものであることを認識し、私たちはそれを行動に移していくことを誓います。

お釈迦さまは「怨みを持って怨みに報ぜば、怨みやまず。徳を持って怨みに報ぜば、怨みすなわち尽く」と説かれました。
大船観音の境内には、「原爆の火の塔」や「戦没者慰霊碑」等、平和への祈りが込められたモニュメントが多く立ち並んでいます。 その碑に刻まれた「核兵器もない、戦争もない、平和な世界を」めざし、慈悲の原点に立ち返り、平和共存の実現に努めることをここに宣言いたします。

戦後65年、大船観音建立50年の区切りの年に、第12回を迎える「ゆめ観音・・アジアフェスティバル」のこの大船の地からアジアに向けて、そして、全世界に向けて、人権の尊重と平和な暮らしが共有され安心して暮らせることを願い、ここに平和のメッセージを発信いたし、開会とします。

平成22年9月4日 ゆめ観音実行委員会

 

■来賓挨拶

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日本中のどの都市よりも早く平和都市宣言を出した鎌倉市の長である鎌倉市長様より、
そして、大船観音は日本で唯一被爆者により「平和の火」が守り灯し続けられていることもあり神奈川県原爆被災者の会会長様よりメッセージを戴きました。

平和宣言の後、原爆の火の塔の前で。

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平和宣言の後、ゆめ観音の舞台がスタートし、舞台の最後には平和を祈願する万灯供養法要が営まれました。

■万灯供養法要差定(式次第2010年版)
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差定
1.大梵鐘打出九声
1.殿鐘三会
1.七下鐘導師(大導師・焼却師)上殿
1.洒水の偈
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1・散華の偈
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1.読経(般若心経)
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1.読経(仏陀神呪)
1.配塔婆(法華頓写)
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1.収塔婆
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1.舎利礼文三遍(読経中三拝)
1.拈香法語
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1.献茶湯・塔婆焼却
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1.世尊偈行道三匝
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1.回向
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1.大導師法話
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1.散堂
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ゆめ観音も終わりに近づく頃、平和の火の塔の周りもキャンドルの輝きに包まれました。

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投稿者: kameno 日時: 7:04 PM | | コメント (0)

第12回ゆめ観音報告(2)

ゆめ観音アジアフェスティバル会場の大船観音寺境内には、様々な出店・展示のブースが並びました。

 

 

■インド政府観光局
20100904-31

 

■(特活)地球市民ACTかながわ/TPAK

20100904-36


■Chini's (チニーズ)
20100904-41

■サナー(モンゴル料理)
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■(特活)JULAY LADAKH ジュレーラダック

20100904-43

■禅VC

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■Peken T&T

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■ベトナム人会(ベトナム料理)

■ポタラ・カレッジ(Tibet文化紹介)
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■東京・銀座アショカ

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■イスガヘ・ホルポリ

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■スカイテック
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■特別展示

写真展「TIBET ~失われた"天空の国"~」
フォトジャーナリスト 野田雅也

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投稿者: kameno 日時: 2:01 PM | | コメント (0)

第12回ゆめ観音報告(1)

第12回ゆめ観音アジアフェスティバルin大船が大船観音寺を会場に開催されました。
空は青く青く晴れ上がり、気温はぐんぐん上昇していきます。
今年の暑さはどうしたことでしょう。
それでもこの猛暑の中、多くの来場を戴きました。
一日を通して様々な方々の力によって今年も無事終えることが出来ました。
まずは心より感謝申し上げ、報告記事を書かせていただきます。

日時 2009/9/4(土) 11:00-20:00
主催 ゆめ観音実行委員会
協力 有志ボランティア・即心会・神奈川県第二宗務所第五教区
後援 鎌倉市・(社)神奈川県青少年協会


■舞台
12:45より
■平和宣言(後に別記事にて掲載予定)
・ゆめ観音実行委員会より
■来賓挨拶
・ 鎌倉市長 松尾崇氏
・神奈川県原爆被災者の会会長


■Ka Maile Hula Studio
ハワイの伝統舞踊フラのスタジオとして静岡市で2000年に発足。「アロハスピリットあふれる美しいフラ」を通じて自然の中で生かされていることに感謝し世界の平和を願います。

20100904-02 20100904-01
20100904-03 20100904-04

■チョムロム ナータシン タイ
タイ各地方に伝承されている民族舞踊は、それぞれの地方独自の楽器を使って特徴的なリズムを刻みながら、伝統行事や人々の日々の生活を生き生きと表現しています。今回は中央タイの古典舞踊、南タイの舞踊、そして北タイの民族舞踊を披露いただきました。

20100904-05 20100904-06 20100904-08

■わせだ風街宣伝社
海外公演もこなす早稲田大学公認マルチちんどん屋。大船の街を巡っていただきました。
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■林家 花
江戸の伝統・紙切り芸 ~林家花の体験ワークショップが大船観音胎内で行われました。

20100904-07 

■P.U.R.E.Tokyo
古代から伝わる世界中の聖なる踊り、中近東・中国・ジプシーはもとより、イスラエルの民族舞踊、フラメンコ、インド舞踊などを取り入れたダンスと音楽を統合したパフォーマンスです。
20100904-11 20100904-09

■Suka Cita 2010
Suka Citaは、インドネシア語で"うれしい気持ち"を意味します。バリ島で行なわれる行進しながらパフォーマンスし演奏するガムラン "ブレガンジュールBeleganjur" です。
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20100904-15 20100904-14 

■区愛美 Ku Aimi
横浜生まれ華僑3世の歌手、区愛美さんです。

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■鎌倉市民踊協会 若木会
■津軽三味線民謡 丸義会
日本もアジアの一部です。地元鎌倉からの参加をいただきました。
花笠音頭/ ふるさと祭り唄 / あやめ踊り/ 龍馬おどり / 大船まつり音頭
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■禅VCジャパン
サンスクリットによる大悲心陀羅尼、マントラ、アベマリアのコラボレーション
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■MARISOL Belly Dance Studio
地元藤沢からの出演です。「マリソル」はスペイン語で海と太陽を表します。

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■関連リンク
ゆめ観音アジアフェスティバル(公式サイト)

投稿者: kameno 日時: 11:30 PM | | コメント (0)

9/4ゆめ観音予定通り開催です

ゆめ観音アジアフェスティバル」 が9月4日(土曜日)に大船観音寺にて開催されます 。
今年で開催第12回目となります。 みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。 

なお、今年開催の詳細は こちらの記事をご覧ください。

開催前日となった今日は準備のために殆ど一日大船観音に居りました。
予定外の出来事もあり、準備も慌しいなか進められましたが、皆様のお陰をもちまして一段落です。

あとは開催当日を迎えるだけ。

天気のほうも当初よりも気温が低い予報となっており、少しホッとしております。

空を見上げると秋らしいうろこ雲も広がっています。

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日中、境内の気温を少しでも下げるべく、涼をとる試みも考えております。
ご来場の際にはくれぐれも熱中症対策を怠り無きよう、涼をとりながらお楽しみくださいますようお願い致します。

 

そのほか、準備の合間にアソビ心も。
こちらのほうも、夕刻以降の舞台の趣向をご期待ください。

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※合成写真ではありません。

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■公式サイトはこちら

ゆめ観音アジアフェスティバルin大船

投稿者: kameno 日時: 11:46 PM | | コメント (0)

9月4日ゆめ観音in大船が開催されます

ゆめ観音アジアフェスティバル」 が9月4日(土曜日)に大船観音寺にて開催されます 。
今年で開催第12回目となります。 みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。
なお、開催情報を広めていだだけると嬉しいです。なにとぞ宜しくお願い致します。

⇒ことしのポスターはこちら・・・ゆめ観音アジアフェスティバルin大船(PDF)
⇒昨年の開催記録はこちら・・・ その1 その2 その3 その4


第12 回 ゆめ観音アジアフェスティバルin 大船

開催テーマ つながる ひろがる アジアの ねがい
■日程 2010 年9 月4 日(土)11:00~21:00 (9:00開門)
■料金 500 円 (アジアへの支援をするNGO/NPO 等の義捐金を含む)
■場所 大船観音寺 (JR 大船駅西口徒歩5 分)
TEL:0467-43-1561 FAX:0467-43-1562
■主催 ゆめ観音実行委員会(大船観音寺SOTO 禅インターナショナル
■協力 曹洞宗神奈川県第二宗務所第五教区寺院・即心会
■後援 鎌倉市・(社)神奈川県青少年協会
※雨天の場合はテナントは出店します。ステージは規模を縮小して観音像胎内での開催

 

【開催趣旨】

ゆめ観音アジアフェスティバルは1999 年に第1 回が開催され、今年で第12 回目を迎えます。
会場の大船観音寺は外国人の参拝が多い(年間参拝者7 万人のうち3 割ほどがアジアを中心とした外国人)ことが特徴です。 本フェスティバルでは、大船の街を見まもる白衣観音像の前にステージを設け、アジア各国各地域の民族・宗教・人種を超えてアジアの食や民芸品、フェアトレード製品の販売、アジア各地域のある舞踊や音楽が奉納され、民族の交流・理解を図ります。
 

【開催概要】

(1)「合同平和宣言・平和法要」を行います。
来賓として鎌倉市長松尾崇氏、神奈川県原爆被災者の会より代表をお迎えし、開会に当たり平和宣言をいたします。
本年は原爆投下・終戦から65 年目、大船観音が現在の姿として完成して50年目の区切りの年でもあります。
舞台の最後には平和の火に囲まれ「万灯(まんとう)供養」が行なわれます。各国僧侶、宗教者による平和を祈願する法要です。
(2)舞台では各国・地域の芸術・舞踊や音楽が披露されます。
大船観音像前のステージではアジア各国・各地域の民族舞踊や祭式が行われます。今年は特に古典フラダンス、華僑出身のアーティスト、精進料理、スリランカの民族品紹介、インドのスパイスと菓子のテナントが初出演。
また、紙切り芸や鎌倉市民踊協会と丸義会(民謡と津軽三味線)が出演、「大船まつり音頭」を演奏するなど日本の芸能も楽しめます。
(3)平和・人権・環境 ―グローバルな課題に参画します。
フェアトレードやオーガニック製品・工芸品の物販を通して、来場者がさまざまな支援活動に協力できるよう配慮しています。入場料の一部は、アジアへ支援の義捐金となります。環境をテーマにしたテナントや植林支援の実践報告展示も行なわれます。
(4)夜の大船観音寺に入ることができます。
平常時、大船観音寺は夕方に閉門してしまいます。夜の大船観音寺境内を散策、参拝できる貴重な機会です。夜のステージはベリーダンスと、万灯供養法要が行われます。観客席は芝生となっており、自由なスタイルで舞踊や音楽を楽しむことができます。
(5)キャンドルナイトを同時開催します。
境内には広島原爆の残り火が神奈川県原爆被災者の会管理により灯されています。本年は原爆投下から65 年目の区切りの年です。世界恒久平和を願う大船観音に見守られ、採火された火はキャンドルナイトの明かり、万灯供養法要を包む光に生まれ変わります。


2010 年第12 回ゆめ観音 出演・出展予定者一覧


観音像前ステージ 12:45~

平和宣言 ゆめ観音実行委員会
来賓挨拶 鎌倉市長 松尾崇様 / 神奈川県原爆被災者の会様 
Ka Maile Hula Studio (ハワイ伝統舞踊)
チョムロム・ナータシン タイ (タイ伝統舞踊)
林家花 (江戸紙切り芸)
P.U.R.E Tokyo (中近東・インド・ジプシー舞踊etc.)
Suka Cita 2010 (バリ島ガムラン&舞踊)
区愛美 (中華歌謡)
鎌倉市民謡協会若木会 (日本の民謡)
丸義会 (津軽三味線)
ZVC (サンスクリット声明)
MARISOL Belly Dance (ベリーダンス)
平和祈願万灯供養法要 (各国各宗派僧侶による散華荘厳・声明・万灯供養)

■出展・飲食 11:00~

サナー (モンゴル料理)
Peiken Trading &Tours (スリランカ・バティック&フーズ)
(特活)地球市民ACT かながわ (タイ・ミャンマー・インド手工芸品)
禅VC ジャパン (ZEN 精進料理etc.)
銀座アショカ (インドカレー)
ベトナム人会 (ベトナム料理)
イスガヘ・ホルポリ (中東料理)
SOTO 禅インターナショナル (モンゴルへの植林支援・海外寺院紹介)
大船観音寺 (冷たい飲物)
ポタラ・カレッジ (チベット文化紹介)
(特活)ジュレー・ラダック (ラダック文化・料理)
Chini's チニーズ (スパイスとインドのお菓子)
インド政府観光局 (文化紹介)
スカイテック (新エネルギー発電・環境展示)


◆特別写真展

TIBET~失われた"天空の国"~」 フォトジャーナリスト 野田雅也
JVJA 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会

◆キャンドルナイト

18:30~ 「平和の火=原爆の残り火」を広げるキャンドルナイト



■神奈川新聞に開催情報が掲載されました。

20100820-03 完成50年の大船観音でアジアフェスティバル、9月4日に開催へ/鎌倉

大船のまちを見守る白衣観音像がシンボルの大船観音寺(鎌倉市岡本)で9月4日、「ゆめ観音アジアフェスティバル」が開かれる。ステージイベントのほか食品や民芸品の販売を実施。夜にはキャンドルナイトも行われ、アジア各国・地域の人々との友好・交流を深める。

同寺は年間参拝客約7万人のうち、3割ほどがアジアを中心とした海外の人で占められるのが特徴。観音像は世界平和を希求して建てられ、ことしで完成50年の節目を迎える。

そんな観音像を前に、民族・宗教・人種を超えた交流を深めようと、同フェスティバルは1999年に始まった。 ステージでは、計10団体が出演し、各国の舞踊や音楽などを披露する。15団体が出展するブースでは、料理などの飲食物や民芸品などを販売する。

フォトジャーナリスト・野田雅也さんによるチベットの写真展も行われる。夜には境内で保管されている原爆の残り火「平和の火」を使ったキャンドルナイトも。平和を祈願する法要「万灯(まんとう)供養」も同時に営まれ、各国僧侶・宗教者が宗派を超えて祈りをささげる。
午前11時から。500円の入場料は、経費を除き、アジア支援を行う非政府組織(NGO)などに寄付される。
(神奈川新聞 2010年8月20日)


投稿者: kameno 日時: 8:48 AM | | コメント (2)

塔婆供養で植林支援報告

SOTO禅インターナショナルで継続的に行なっている「塔婆供養で植林支援」も3年目に入りました。
全国のご寺院さま、檀信徒の皆様を中心にご理解が広がっております。

2010年7月31日現在、累計 250件 250口 苗木:71,928本分(シール71,928枚分)の植林支援が寄せられました。 モンゴルの大地に苗木が順調に育っています。

 

本年の速報が協働のGNCモンゴル事務局より届きました。 
2009年にお寄せいただいた2万5千本分の苗木を今年5月に植林した報告です。

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2010 年植林作業報告 速報
植林作業実施概況
SOTO 禅インターナショナル-GNC共存の森として 約25000本 約10ha
樹種 ヨーロッパアカマツ(Pinus sylvestris)の2年生苗木

植林実施日 2010 年5月10日~5月20日の期間 
植林場所 モンゴル国セレンゲ県チョロート周辺 
(2010 年植林地の代表的な緯度経度 北緯 50°1.9898' 東経 106°14.9738')

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(左)植林作業の様子 (右)作業をしていただいた皆様

 
作業
ジャムスレン氏(セレンゲ県森林調査センター長)
オトゴンバット氏(セレンゲ県森林調査センター職員)
セレンゲ県スフバートル市の学生約60 名他

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(左)植林直後 (右)2ヶ月経過:7月の生育状況

 

※なお、SZI会員の皆様には今月末に会報と併せて植林報告書をお送りいたします。

塔婆供養で植林支援事業はこれからも継続的に行なっていく予定です。
参加ご希望の方は こちらからお申込ください


■関連リンク
GNCの公式サイト
塔婆供養で植林支援(SOTO禅インターナショナル)

関連ブログ記事

投稿者: kameno 日時: 11:03 PM | | コメント (8)

2010年夏キャンドルナイトin大船観音報告

2010年夏のキャンドルナイトin大船観音が開催されました。

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キャンドルナイト in 大船観音 2010 Summer
 ?平和の火を心に灯す?

2010年6月20日(Sun)
17:00 平和の火採火式
17:20 採火式終了
<キャンドル準備等>
18:00 「神奈川県原爆被災者の会」による原爆の火の由来説明
順次会場内キャンドル点火  
観音像前ステージでシルクロードオーボエ等の演奏会
19:00 日没
20:30 キャンドルナイト終了


場所:大船観音寺 JR大船駅西口より徒歩5分
入場:無料(キャンドル代 500円)


主催:ゆめ観音実行委員会


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■採火式・平和祈願法要
・鼓ハツ三通
・拈香法語
・読経(大悲呪/甘露門)
・回向偈
・回向
・平和の火の塔より採火
・鼓ハツ三通


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採火に際し、神奈川県原爆被災者の会より参列、立会いをいただき、

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法要後、平和の火の由来について詳細に説明を戴きました。


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来場の皆様に手伝っていただき、花のハートを描いていきます。

そこへキャンドルにそれぞれの願いが託され灯されていきます。
やや風が強い中でのキャンドルナイト・・・スローな夜はこのように更けていきました。


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描いたハート形のキャンドルを囲んで
◎中島直人:シルクロード・オーボエ(管子:かんづ)/フレームドラム
◎小林美鈴:ハルモニウム(インド手漕ぎオルガン)


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途中雨が降り出したため、観音像胎内での演奏会に
◎小池新太郎(クラリネット)
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キャンドルナイトには鶴見大学の学生、大船観音寺の皆様、近隣御寺院、関係の皆様の力が合わさることにより運営されています。
そして演奏をいただきました中島様、小林様、小池様、原爆被災者の会の皆様・・・・
お疲れ様でした。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 11:19 PM | | コメント (4)

びっしりの感想文

SOTO禅インターナショナル主催により両大本山永平寺・總持寺を会場として開催いたしました講演会(ワークショップ)の感想文が届きました。


講演会@大本山總持寺報告
講演会@大本山永平寺報告

 

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150人分以上。どれも、参加者たちの感想がびっしりと書き込まれています。
表面だけでは足りずに裏面まで使っているものも多数見られます。

特に今回は発心寺専門僧堂で20年を越える安居をされ、現在は北アメリカの国際布教を統括されているルメー大岳老師の講義とあって、修行僧たちの関心は高かったようです。

日本仏教は堕落してしまっているという世間からの指摘がありますが、そのような方々にはこのような心持ちの若い僧侶が大勢いるということを知って欲しいと思います。
むしろ、真摯な反応に私たちのほうが襟を正される思いです。

なお、講演録と感想文の取り纏めにつきましては、今年発行予定のSOTO禅インターナショナル会報紙面において順次させていただく予定です。


■仏教タイムス及び中外日報紙で紹介されました。
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投稿者: kameno 日時: 11:33 PM | | コメント (2)

講演会@大本山永平寺報告

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催の講演会が6月11日・金曜日 曹洞宗大本山永平寺特別講義として開催されました。
2日前の大本山總持寺での講演会は一般参加を含めての講演会でしたが、永平寺では修行僧に向けての内講です。

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この4月に北アメリカ国際布教総監に就任されたルメー大岳老師により「海外の禅:その現状とチャレンジ」を演題としてご講演いただきました。

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■特別講義@大本山永平寺
演題 「海外の禅:その現状とチャレンジ」
講師  ルメー大岳老師 (曹洞宗北アメリカ国際布教総監)
日時  6月11日(金)午後6時30分?    
会場  大本山永平寺・菩提座
主催 SOTO禅インターナショナル 
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■講演抄録(kamenoメモより)


■はじめに

SOTO禅インターナショナルの親切なご厚意があり、この機会が出来ましたことを感謝します。
たくさんの方に集まっていただき喜んでいます。どうぞ楽な姿勢で足を崩してください。
講義の後の質疑応答でお願いがあります。仏道修行で大切な教えに 聞思修があります。これは聞くこと、考えること、実践することです。話を聞いてそこで終わるということではなく、聞けば聞くほど考える必要があります。
そこで質問が出てくるはずです。質問が出なければ良く聞いていない証拠です。
例えば各寮の仕事、師寮寺の仕事、全てそうですが、聞いて分からないことは信頼できる人に質問していくことが大切です。
教えを聞いて、考えて、質問して、道理が分かれば、それが身につくということになります。

さて、アメリカでは禅センターというものが公式・非公式含めて200も300もあるといわれています。
しかし、日本の曹洞宗僧侶がきちんとした英語で教えているのはほんの僅かです。
この講義を聴いて、一人でも海外へ行ってみたい、見てみたいという人が出てくれれば嬉しいです、チャレンジしてください。
海外の禅を聞いて、どうしてそうなっているか、自分にはそれが関係あるかないか、海外の禅が自分に関係あるかないかも問題提起したいと思います。

道元禅師は次のように仰っています。

「仏道をならうといふは 自己をならふなり。自己をならふといふは 自己をわするるなり。 自己をわするるといふは、万法に証せらるるなり」
『正法眼蔵』「現成公案」

本当に自由になりたい、わかりたいならば、自己を見極める必要がある。
「自己をならふといふは 自己をわするるなり・・・」

海外でよく質問されることは自分を見極めるのに、どうして自分を忘れることができるのか。
自分を忘れるのに、どのように自分を見極めるのかということです。
皆さんはどのように答えますか?

般若心経の「無眼耳鼻舌身意・・・」の「無眼」はどういうことでしょうか?
そのような禅の修行に大切なことの素朴な疑問がたくさん出てきます。


■曹洞宗の海外の禅の歴史と現状


海外にハワイ、北米、南米、ヨーロッパの4つの総監部があります。
これらは必要に応じて作られました。
ということは、今後、例えばオーストラリアや南アジア、アフリカなどに総監部が出来るかもしれません。
一番古いのは百余年の歴史がある。数年前には南米ペルーで100周年の行事が行なわれています。
明治維新の頃、海外へ多くの移民が渡り、大変苦労して生活してきました。
その中で、現地で先祖供養をどうしてもしたいということで、僧侶が派遣されました。
これが日系寺院の出来るきっかけとなり、現在ハワイには9カ寺、カリフォルニアの4、5か寺の日系寺院があります。

日系寺院の働きは、日本の寺院と似ているところがあります。
葬儀、法事、彼岸、お盆、などの檀務や三佛忌が中心となり、アメリカナイズされている部分はありますが、ほとんど働きは同じです。
日系の方々が日本の文化を守るために茶の湯、武道、写経、カラオケ、生け花、日本語、料理教室なども行なわれています。

これと対照に「禅センター」は日本の寺院とは全く異なります。
禅センターはアメリカが発祥で、鈴木俊隆老師がサンフランシスコ禅センターを作られ、現在200にも300にも増えています。
日系寺院の数はそれほど増えていないが、禅センターは特に発展しているのです。
禅センターの働きの中心は、やはり、坐禅。そして、朝課、作務、摂心、独参。
仏教という教えを学ぶためのワークショップもあります。

その他に、アウトリーチという活動がありあます。
例えば、刑務所に行って坐禅を指導したり(アメリカでは200万人以上の受刑者が居ます)、私もサンフランシスコの刑務所で、毎週日曜日坐禅会を開いている中で指導を行ないました。
30?40人が集まって、自分たちが造った仏壇の前でお経を読んで、法要を営み、坐禅をします。
また、ホスピスはサンフランシスコ禅センターで造られた言葉だと思います、仏教の雰囲気の中で死を迎えたいということで、病院の一角にそういう場所を設け、ボランティア活動を行なっています。
さらに、ホームレスの食事を作ったり、心のケアをしたりということもやっています。
これがアウトリーチです。

日本では如何でしょうか。
そのような活動ができるか、できないか。出来るとしたらどのように出来るでしょうか。
日本でも、今後はそういう活動が大切になっていくでしょう。
海外の事例が参考になるはずです。

アメリカでは、坐禅をしたい人が自分の家に禅堂を造って手作りの坐蒲で坐禅を組みます。
ただ、在家の方が多く、僧侶や指導者がいないため、本などで自分のなりの理解を得たり、時間が経ってから摂心に参加したり、僧侶を招いてみたりしています。
もう少し規模が大きくなると、土地を買ったり建物を買ったりして常住の指導者が居て修行をしたりするようになります。
そのうちに得度して僧侶になりたい、そのような縁が出来てきます。
北米では350人もの得度者の登録があります。
世界中ではこの倍以上居るでしょう。


■なぜ禅が急速に広がったのか

これがこの40年間の間に起こっています。
潜在の坐禅を組む方はどれくらい居るかわかりません。
どうして、40年もの間に坐禅を組む人がが急に増えてきたのでしょうか。
1960年代には、アメリカでは様々な社会問題が出てきました。
特にベトナム戦争の影響が大きかったと思います。
若い男性が徴兵されることに反対する人が増え、また黒人人種差別、貧富の格差、公害などの環境破壊・・・アメリカのような生活が世界に広がると地球が駄目になるという考えも流布し、若者を中心に政情が不安定になりました。
その根本として、キリスト教への不満も挙げられます。
まったく違った文化の宗教が広まるということは、それほど行なわれることではないのですが、様々な縁が繋がって禅が広がったのでしょう。

2000年前、インドから中国に500年・1000年もかかって少しづつ少しづつ浸透して禅が生まれました。
しかし、アメリカではそれが短い時間で行なわれているのです。

また、様々な伝統宗教があるなかで「曹洞宗」だけが広がっていると感じます。
もちろん、チベット仏教や韓国、中国、ベトナムの仏教、新宗教なども広がっているのですが、伝統仏教の中では曹洞宗が圧倒的です。

この原因として、キリスト教への不満、神の教えが近代科学にそぐわない面もあり、その教えが信じられないということがあるでしょう。

40年前にはその答えを東洋文化、坐禅の中に求めようという動きが西海岸を中心に広がってきました。
悟りを開いてみたいという人も居たし、静かになりたいという人もいました。
しかし、一番の要因は、「自分の力でで自分を救うことができる、誰でも出来る。1メートル四方のスペースがあれば出来る」それが一番の魅力だと思います。
その他に、日本の文化、建築、俳句、庭園、茶の湯から入ってくる人も居るし、仏教は平和の仏教ということから入った人も居るでしょう。

「個人主義」は悪くなると「自分さえよければ」という考えになり、自分の権利だけ主張することになりがちであるけれど、その意味でも「大きな」自分を習いたければ「小さな」自己をわすれるという教えがしっくりくるのです。


■チャレンジするということ


チャレンジという話に移りたいと思います。
チャレンジには布教、国際社会に貢献できる人、幅広い人材を育成するということが含まれます。

アメリカでは「ZEN」ということばは、あらゆる意味で洗練されたという意味で使われています。
非常に人気のある言葉です。
しかし、その実を知る人は少ないし、それを知りたい人は多いのです。
仏教、禅に関する本は、40年の間にとても増えました。
本を出版したり、記事を書いたり、ラジオに出たり、近くの学校へ行って講演をしたり、講座を開いたり。
あるいはインターネットでウェブサイトを作ったり、福祉活動を通じて伝えたりということもあるでしょう。
仏教が良くわからない、知りたい人はとてもたくさんいるので、それを伝えることは大切なことです。
一番大切なことは、質問を持つ人、悩みを抱える人とと話が出来る機会を持つことです。


■僧侶として自信を持って欲しい


国際社会に貢献できる人とはどういうことでしょう。
国際・・・もちろん日本の中でも良いのですが、社会の中に「宗教家」として貢献できるのか。
お坊さんの働きとは何でしょうか。
もちろん、檀家制度の中では、葬儀や法事も大切です。
しかし、今後、檀家制度は変化し、世の中に悩みを抱える人も増えていくでしょう。
その中で、どのようなことができるでしょうか。

もう一つ、大切なことは、僧侶であり、宗教家であることに自信を持つことです。これも大切です。
よく、日本の僧侶を見ると、一般社会の中では、お坊さんの格好を取り去りたいと考えているように見えます・・・Tシャツとかジーパンとか・・・そうなるとお坊さんであることが分かりません。
一般の人が見て、「あの方がお坊さんだ」と分かることは大切なことだと思います。

とにかく、自分がお坊さんであるということに自信を持って欲しいと思います。
たとえ作務衣に絡子でも良いのです。
街の人が、お坊さんに聞いてみたいことや悩みを持っているかもしれません。
そのようなことを聞く接点にもなるでしょう。
このような小さなことでも立派な社会貢献となのです。
お坊さんになるということは、どういうことかを良く考えてみてください。

さらに、健康に留意してください。
僧侶は長生きするもものだと思われているとすれば、それは大事にしなければならないことです。
タバコ、酒を控えめにしたり、節制したり、世間の人の見本になって欲しいと思います。


■若いうちは苦労し精進すること


若いうちに苦労し、精進し、修行道場で長く居て、もしまだ坐禅が思う存分出来ないと思ったら、地方僧堂や海外に出て欲しいと思います。
英語も学んで欲しい。
逆境は英雄の選抜試験でもあります。
若いうちにいろいろな挑戦をしてください。是非海外の禅を学び、日本に還元することもしてください。


■自分が僧侶になろうと思ったきっかけ

私の話をします。
父親はキリスト教の宣教師であり、11歳のとき家族全員が日本に来ました。
小学校6年から高校卒業までアメリカンスクールで過ごしました。
この、東京という大都会に来たことが冒険になったと思います。
そんな中、知らず知らずのうちに、この洗練されて治安の良い、文化の調和の取れている、礼儀正しい国にわざわざキリスト教を布教する必要があるのだろうか、という疑問が生じました。
キリスト教の教えの根本に、キリスト教徒以外は地獄に落ちるというものがあり、そういうことも信じられなくなりました。本当の宗教とは何かという疑問が生じたのです。
高校生活の中でビートルズがインドで瞑想を学びに行ったという話題を聞いたり、修学旅行で京都、奈良の旅行の中で大徳寺で禅宗の僧侶と会って、寒い中、素足に下駄という姿がとても印象的でした。
社会問題をどのように解決できるか、社会にどのように貢献できるかという疑問を抱いたままアメリカの大学に進みました。
大学卒業の時、ベトナム戦争が酷くなり、社会は混乱し、理想を持ってよりよい社会を作ろうとしたヒッピーが増え、自分もヒッピーの活動に参加しましたが、喩え理想の社会が出来たとしても、それは本当の解決にならないだろうと思い始めたところで、鈴木俊隆老師の本と出合い、小浜の発心寺専門僧堂をたずねることとなりました。

結局、原田老師の元、得度をし、永い間かかりましたが、ようやく僧侶になることができました。
ご縁があったんだな、とつくづく感じます。


■最後に、修行されている皆様へ

皆様も一佛両祖のご縁をいただいて、是非充実した修行に励んでください。
知人のハーバード大学を卒業した日系の財政コンサルタントの方が、「これから10年、20年、アメリカはますます大変な時期を迎えるでしょう。高齢化社会、医療、年金・・・・それが政治的な問題となり混沌とした時代を迎える」と指摘しています。

一般社会の悩み、迷い、それを一人ひとりの人が乗越えることができるようにその力を蓄える必要があります。

毎日お唱えしている四弘誓願文のように


すべての人々を救います。
迷い、煩悩を全て断ち切ります。
法も全てマスターします。
仏道という優れた道を成就します。

どうぞ自分のため、衆生のために、この道を自分のものにしてほしいと思います。
それが国外、国内、どちらにしても、社会に貢献できるというということであります。

今日は貴重な時間をありがとうございました。
感謝いたします。


<この後質疑応答>


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なお、ブログ記事中の講演抄録は、kamenoメモです。
きちんとした講演内容につきましては、8月に発行予定のSOTO禅インターナショナル会報Vol.44にてご報告させていただく予定です。


大本山永平寺の皆様にはお世話になりましたことを心よりお礼申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 11:02 PM | | コメント (0)

講演会@大本山總持寺報告

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催の講演会が6月9日・水曜日 曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)を会場に開催されました。
修行僧とともに学ぶ講演会として毎年開催されております。

今年は、この4月に北アメリカ国際布教総監に就任されたルメー大岳老師をお招きし、「海外の禅:その現状とチャレンジ」を演題としてご講演いただきました。

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■講演会@大本山總持寺
演題 「海外の禅:その現状とチャレンジ」
講師  ルメー大岳老師 (曹洞宗北アメリカ国際布教総監)
日時  6月9日(水)午後2時15分?    
会場  大本山總持寺 三松閣 四階大講堂
主催 SOTO禅インターナショナル 
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講演に先立ち、侍局拝問をさせていただきました。
紫雲臺猊下・監院老師・講師ルメー大岳老師・SZIスタッフ

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大講堂にて国際布教関係物故者法要が営まれました。
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導師・山岸副監院老師
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雨模様の天気にもかかわらず、一般の参加も多くいただき、会場は満席となりました。


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講演内容につきましては、8月に発行予定のSOTO禅インターナショナル会報Vol.44にてご報告させていただく予定です。

2日後の11日には大本山永平寺にて内講としてルメー大岳老師の講演が引続き行われます。
追って御報告いたします。

末筆ながら大本山總持寺の皆様にはお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 11:51 PM | | コメント (2)

SZI主催講演会@總持寺のおしらせ

SOTO禅インターナショナル(SZI)では、6月9日(水) 曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)を会場に、講演会を主催/開催します。

修行僧とともに学ぶ講演会です。
一般の飛び込み参加も歓迎いたします。皆様のお越しをお待ちしております。

【参考】 昨年の講演会はこのように行われました

 


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■講演会@大本山總持寺


演題 「海外の禅:その現状とチャレンジ」

講師  ルメー大岳老師 (曹洞宗北アメリカ国際布教総監)

日時  6月9日(水)午後2時15分?
           
会場  大本山總持寺 (JR京浜東北線鶴見駅下車10分)
    三松閣 四階大講堂
     

主催 SOTO禅インターナショナル 
会費 無料 (日本語による講演です。どなたでも聴講可能です・飛び込み参加も歓迎します)


(講師プロフィール)

ルメー大岳 (Daigaku Rumme)
昭和25年11月アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。
牧師であった父親の仕事の関係で11歳から17歳までを日本で過ごす。帰米後ルーテル大学に進学、卒業後、社会経験を経て再来日。
昭和53年、発心寺専門僧堂・原田雪溪老師について得度。翌昭和54年3月から平成6年3月まで約15年同専門僧堂に安居。
平成15年、曹洞宗国際センター(ロサンゼルス市)国際布教師として渡米。
平成22年4月1日より北アメリカ国際布教総監部(ロサンゼルス市)総監として就任。


■追記

平成15年の『日刊県民福井』紙に国際布教師として渡米されるルメー大岳老師の記事が掲載されておりました。

米国人僧侶、戦争に“喝” 小浜の寺で26年間修行 ?『禅の心』土産にあす渡米

・小浜市の曹洞宗・発心寺で二十六年間修行を積んだ米国人の禅僧、ルメー大岳さん(52) が六日、同宗の国際布教師として渡米する。禅の道を歩むきっかけはベトナム戦争などに手を染めた米国社会への疑問だった。いま、米国はイラクを標的に再び戦争を始めようとしている。因縁も感じながら「自他の区別をするから苦しむ。自分の欲を捨てる禅のメッセージを伝えたい」と日本をたつ。
大岳さんはアイオワ州出身で、牧師だった亡父とともに一九六一(昭和三十六)年に来日。日本でアメリカンスクールに通い、授業で訪ねた京都の寺院で仏教に関心を持ち、米国の大学で日本の歴史や宗教を研究した。
当時、米国はベトナム戦争や人種差別の問題を抱え、大岳さんも多くの若者と同じようにそんな社会に反発。禅についての書物を読み「問題解決の道が見いだせるのでは」と二十五歳の時に再び日本へ。外国人を受け入れている発心寺の門をたたいた。
素足にわらじを履いて真冬に小浜市内をたく鉢に回る寒修行など厳しい修行が続き、坐禅でひざを悪くしたり、結核で入院したりもした。初めは僧侶になるつもりはなかったが、長年修行を続けられたのは「さまざまな人の悩みを受け止め、精神的に解決の道を示してくれる原田雪渓住職がいたから」と振り返る。
渡米は、サンフランシスコにある曹洞宗国際センターに欠員が出たため同宗宗務庁(東京)の要請を受けて決意した。国際布教師四十七人のうち外国人は十四人いるが、これほど長く修行を積んだ人は珍しいという。
国連を通じた対話による解決を望み「戦争になると、一番困るのは一般の人たち。世界中の特に若い人が反対している。煩悩を捨てる禅の道に魅力を感じてくれると思う」と話している。
(『日刊県民福井』平成15年3月5日/記事中の年齢・役職は平成15年当時)

投稿者: kameno 日時: 1:12 PM | | コメント (2)

仏法を伝える為に出来ること

直綴(じきとつ)、改良衣、色衣、座具・・・・
各方面からの善意が集まりました。
 

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SOTO禅インターナショナル(SZI)では、仏具、法具、衣などを海外の僧堂・寺院へ送る事業を行なっています。
 
 

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ある程度集まった段階で、仕分け整理をして、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパなどにお届けいたしています。

海外で展開される仏教活動への一助となれば嬉しい限りです。
お送りいただきました皆様方に心よりお礼申し上げます。


■関連ブログ記事

山中塗りの応量器、フランスへ

投稿者: kameno 日時: 11:36 AM | | コメント (0)

講演会「法網今や西ひがし」報告

SOTO禅インターナショナル(SZI)2010年度総会、引続き講演会が曹洞宗檀信徒会館(東京グランドホテル)を会場として開催されました。 


日程 2010年2月15日(月)
 午後2時30分より  講演会(3F 桜の間) 
    「法網今や西ひがし」   講師 ニューヨーク大菩薩禅堂師家 嶋野栄道老師


開式に先立ち、国際布教師及び関係者示寂者法要をSZI会長導師により営みました。

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ご講演いただきました嶋野栄道老師は、三島・龍沢寺専門道場にて、中川宋渕の下で参禅の後、1960年に渡米されてから現在はニューヨーク郊外の大菩薩禅堂金剛寺において禅の指導をされています。
嶋野老師をお招きするに当たっては両大本山の修行僧向けのワークショップでという話もあったのですが、特に6月前後は禅堂を離れるわけにはいかず、2月であれば、ということでお受けいただいたものです。有難い機縁です。

演題の「法網今や西ひがし」 は中川宋渕老師の俳句「やますずし 法網いまや にしひがし」から取られたものだそうです。
西ひがしに網目のように広がっている禅についてご講演いただきました。

総会の議決事項および、この日行なわれた講演会の抄録につきましては4月発行予定のSZI会報に掲載される予定です。
また、ブログ「つらつら日暮し」においてもtenjin95先生がSZI・2010年度講演会「法網今や西ひがし」の感想としてまとめられておりますので併せてご参照ください。

ここでは、kamenoメモとして、その一部を速報的に抜粋してご紹介いたします。


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■干天慈雨を待つが如く

渡米するきっかけになったのは師匠から言われた「アメリカでは干天に慈雨を待つが如く、日本からの禅僧を待ち望んでいる」という言葉だった。
トゥインビー曰く今我々の思っている最大の出来事は、最大の出来事では決してない。
恐らく、過去100年において一番の出来事は何かと言うと「仏教東漸」であろう。
日本には坊さんがいっぱい居る、一人居なくても大して不自由しない。
しかし、アメリカではきっとそうではない。
どうせなら、全然知らないところに行こう!と意を決し、ハワイ大学に4年半学び、単身ニューヨークに渡ることにした。

 

■ハドソン川の水が澄んでもアメリカに禅堂が建つはずはない

師匠の師匠、そして師匠。
大菩薩峠で国際禅堂を夢見ていた。
しかし、いざニューヨークに到着してみると頼るものは何も無く、もちろんお寺も無い。
ただ、西本願寺派の仏教会はあった。
そこで相談したところ、ニューヨークにお寺を建てることはありえないから諦めたほうが良いと言われた。
「ハドソン川の水が澄んでもアメリカに禅堂が建つはずはない」という冷ややかな周囲の声を逆に励みにして、とにかく出来ること、坐禅、法衣で歩くことを一生懸命やった。
そのようなことを何年も何年も続けていたら、いつの間にか、ある時から急に動き出し、形となって気づいてみたら大菩薩禅堂ができていた。
そのような一つひとつの機縁を与えてくださったことはとても有難いことだと感じる。

 


■やってみなければわからへん、やったことしか残らへん

本山からの援助は一銭もない、もちろん檀家なども無い。
その中で何が出来るかを考えると、坐禅は出来る。
托鉢はできないけど、法衣で歩くことは出来る。
とにかく、この2つを徹底して行なった。
アパートの中、4時に起きて朝課をきちんとつとめ、徹底的に坐った。一番修行した時期だと思う。

 


■戴かなければならないものは、早かれ遅かれ戴かなければならないように出来ている

師匠から聞いた話。
ある禅僧が小僧のとき、とある檀家の家で読経をしていると、そこの赤ちゃんがお櫃の中にオシッコをしていることに気づいた。
読経後にそのご飯をご馳走してくださるという施主の申し出をあれこれ理由をつけて断った。
後日、再びその家で読経することになり、その際甘酒を出していただいた。
寒い日でもあり、あまりにも美味しいので3杯おかわりしたが、よくよく聞いてみると、その甘酒は先日のご飯を甘酒にしたものだった。
戴かなければならないものは、早かれ遅かれ戴かなければならないように出来ているのだ。
ニューヨークに渡った時期は、未熟な身で修行が足りない分を、助けてくださるように、ニューヨークのアパートの一室の中で、坐禅をしなければならないように仕向けてくださったのも、きっとそのようなことだったのだ。

 
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■「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」「ありがとう」

ハワイの大学に居たとき、開かれたパーティーでのこと。
モロカイ島から原住民の一人が私たち学生たちに原住民に伝わる4つの守るべきセンテンスをプレゼントしてくれた。
それは、ごく簡単な英語で、
・I am sorry.
・Please forgive me.
・I love you.
・I am grateful.
の4つ。
その時は態々モロカイから来て、何故こんな簡単なことを教えるのだろうと思った。
しかし、後々よくよく考えてみると、それが実は仏教のエッセンスに通じるものだとわかり始めた。『臨済録』にしても『正法眼蔵』にしても、それが言わんとしていることなのだ。
そこには臨済宗も曹洞宗も仏教もキリスト教もイスラム教も無い。

今になってその教えが静かなブームとなっているそうで、それが、かつて教えていただいた4つの教えであった。
「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」「ありがとう」、これはホ・オポノポノ(Ho'oponopono)と呼ばれるものである。

 

 
 
■まずは日本語、日本の文化、僧侶なら祖録を学べ


日本は西洋文明にかぶれている。
小学校から英語の授業が始まった。
英語が全然必要でないということは言わないが、まずは日本語、漢字を学んだ上での英語であって欲しい。
明治維新の時代の人は東洋の確固たる知識がベースにあって西洋の文明を吸収していったのだ。
現代の教育には宗教教育、道徳教育、家庭教育が欠けている。
千何百人ものPhdを持つ人が居るある大きな会社で、原稿用紙に手書きで文書を書いてもらった。
そうしたら、400字詰の中に漢字が3つしか無かった。
自分で考えながら漢字を書くというトレーニングが出来ていないからだろう。

同様に、禅宗僧侶であれが東洋の文化、文明をまず徹底的に学ぶべき。
英語が出来る人は何万もいる。
東洋の持っている深さを身につけないと、仏教は東漸しないし、単なる一時的なブームで終わってしまうだろう。
アメリカと日本で求道心が異なるのではないか。
これから海外で禅を広めようと志す若者にアドバイスがあるとすれば、一番大事なことは、まず英語を覚えなければならないというのは大間違い。
英語を勉強する閑があったら、祖録を学び、仏典を学び、行を学び坐り倒すことに費やすべきである。
通訳するものは幾らでもいるのだから。


 
■とにかく礼拝すべし
 
見性体験にはピンからきりまである。
お釈迦様はピンの体験をされたであろうし、我々はキリのキリだろう。
見性を許された人は文殊菩薩に謝拝をするが、これは単なる自己主張に過ぎないのではないかという意見もある。
発心寺での話。ある摂心で誰も見性しなかった。老師が「お前は何をやって居るのか!」と怒った。文殊菩薩像にも「お前もだ!」
その文殊菩薩は発心寺から追い出され、三島の龍沢寺に派遣に出された。その龍沢寺でも新しい文殊菩薩を造ることとなったので、その文殊菩薩像はニューヨークの大菩薩禅堂にやってくることになった。
この文殊菩薩像に、ボストンから通っているポーランド人の参禅者が「感じるところ」があったようで是非貸して欲しいという申し出があり、貸し出すことにした。
文殊菩薩像の元、熱心に坐禅を行じているのだろう。年月を重ねるごとに文殊菩薩の形相が変わって来た。不思議なものである。
とにかく礼拝すべし。
礼拝したほうがいいというのではなく「すべし」なのだ。


 
■求道心の深さの違い


曹洞宗、臨済宗は同じ禅宗でありながら、なかなか交わる機会が無い。
是非曹洞宗と臨済宗の垣根があるのであれば、それを埋めるようにお願いしたい。
臨済録には「坐禅をしろ」とは何処にも書いていない。
一言で言えば「おまかせ」である。
よく禅宗は自力と言われる。
初めは自分の力で一生懸命やろうとする。だんだん雑念が少なくなる、息が整ってくる。それを続けているうちに自力だか他力だかわからないところに来る。
そこで、恐怖無しにお任せというギリギリの段階になる。
そこまで来ると、曹洞禅でもない、臨済禅でもないということになる。
ただ、それは終わりではなく、出発点に過ぎない。

アメリカの修行者の殆どは在家である。
お寺を継ぐというというものも無いし証明を求めるものも無い。
純粋に本当のことが知りたいという菩提心の深さが日本のそれとは違うようである。
そのような修行者が日本に来たときに「また青い眼のガイジンが来た」という眼で見るのは非常に侮辱的なものである。
禅など理解できない、日本文化など判らないと、初めから下に見ているのではないか。
だから日本では仏道修行できないという修行者を何人も見てきた。
日本以外に修行地を求めるようになってしまうのではないか。



いくつかのキーワードをもとにメモ的にまとめてみました。
「曹洞宗」「日本」という閉じた中に居ると気づかないことも多く、学びの多い講演でありました。
これから禅を目指す方にも広く聞いていただきたい内容であったと思います。


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最後に嶋野老師を囲んで記念撮影を撮らせていただきました。

投稿者: kameno 日時: 11:12 PM | | コメント (0) | トラックバック (1)

2/15講演会のおしらせ

SOTO禅インターナショナル主催講演会が東京グランドホテルを会場に開催されます。
本年度はニューヨークより嶋野栄道老師をお招きし、にしひがしに広がる禅の世界をご講演いただきます。
どなたでも参加可能です。皆様のご参加をお待ちしております。

 


日程 2010年2月15日(月)

 午後2時30分より  講演会(3F 桜の間) 
    「法網今や西ひがし」
    講師 ニューヨーク大菩薩禅堂師家 嶋野栄道老師

 午後4時30分より 懇親会 (3F 蘭の間)


会場 東京グランドホテル (東京都港区芝2-5-2) 

会費 無料 (懇親会参加者のみ 実費¥5,000-)



お申し込み方法  
FAXからお申し込みの方は下から申込用紙をダウンロードして、必要事項を記載の上
045-843-8864 SOTO禅インターナショナル事務局宛 にお送りください。
講演会案内とFAX申込書はこちら(PDF)



メールにてのお申込みも可能です。
メールからお申し込みの方は、氏名(参加者のお名前)、メールアドレスを記載し
メッセージ欄に「SZI講演会希望」と記入の上送信りください。
メールでのお申込みはこちらからお願い致します 
 


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■講演会講師プロフィール

嶋野 栄道(しまの えいどう 1932年 - )
ニューヨーク金剛寺、大菩薩禅堂師家、正眼短期大学客員教授。無位室と号す。
三島市の龍沢寺専門道場にて、中川宋渕の下で参禅。1960年に渡米。ハワイ大学に学ぶ。
所持金わずか5ドルでニューヨークに渡り禅を広める。ニューヨーク禅堂正法寺(マンハッタン)師家。
1976年ニューヨーク郊外キャッツキルに大菩薩禅堂金剛寺を設け師家を務める。既に、臨済録の英訳を完成させて、アメリカだけでなく、西欧諸国でも禅を広めている。平成17年仏教伝道文化賞受賞。
著書 『対訳 禅語と墨跡』(谷耕月との共著、淡交社、1991年) 『愛語の力』(致知出版社、2008年)

 
 


懇親会演奏者プロフィール

■ヴァイオリン 池田敏美
旭川市出身。武蔵野音楽大学器楽科及び専攻科卒。
第6回北海道生徒音楽コンクール器楽区部門第1位、文部大臣賞受賞。
1969年「新星日本交響楽団」の創立に参加。
2001年 東京フィルハーモニー交響楽団団員。
1970年クライス管弦四重奏団を主宰。
2003年、フリーとなり全国で演奏活動を続けている。

■カウンターテノール 池田弦
国立音楽大学声楽科卒業。オランダ国立アムステルダム・スヴェーリンク音学院留学。
古楽集団“Seconda Pratica”を主宰。久喜児童合唱団をなど指揮者として指導。
山形県最上町『ふれあい音楽祭2004』『同2006』総合演出。
1993年ドイツ・カールスルーエ“ヘンデル・アカデミー”修了。
2001年度文化庁芸術インターシップ研修員。
東京室内歌劇場会員。日本ヘンデル協会会員。日本音楽家ユニオン会員。

投稿者: kameno 日時: 10:58 AM | | コメント (0)

ゆめ観音義捐金寄託報告

第11回ゆめ観音アジアフェスティバルにお寄せいただいた義捐金は、既に各機関に寄託させていただいているところです。

今年の内訳と致しましては、
かながわ国際交流財団・民際基金に10万円
国連人口基金に5万円

とさせていただきました。


本日、午前中にかながわ国際交流財団様より感謝状を戴きました。

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謹んでご報告させていただきます。

投稿者: kameno 日時: 11:07 PM | | コメント (0)

キャンドルナイトin大船2009冬報告

2009年冬のキャンドルナイトin大船観音が開催されました。

キャンドルナイト in 大船観音 2009 Winter
 ?平和の火を心に灯す?

2009年12月18日(Fri)
17:00?20:30 キャンドルナイト

場所:大船観音寺 JR大船駅西口より徒歩5分
入場:無料(キャンドル代 500円)


主催:ゆめ観音実行委員会
Tel 0467-43-1561
公式サイト
関連ブログ記事
リンク・さんぜ通信


開催日となった12月18日は「納め観音の日(今年最後の18日)」でもあります。

一旦閉門した後、午後5時に再び開門され、来場者をお迎えします。
キャンドルにそれぞれの願いが託され

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会場に灯されていきます。

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禅タクロースさんも登場し、スタッフと共に白衣観音様に抱かれながら、大船の雑踏と街の灯りを眼下に眺めながらの坐禅を行じました。
私も一時間ほど坐りました。


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キャンドルの灯りは明るく暖かいですね。
この冬一番の冷え込みということも忘れて坐ることを楽しみました。


願いを込めたキャンドルを並べていく人々は一様に観音様に向かって合掌しています。
これが献灯供養の原点なのかもしれません。


・・・スローな夜はこのように更けていきました。


キャンドルナイトには鶴見大学の学生、大船観音寺大衆、近隣御寺院、関係の皆様の力が合わさることにより運営されています。
表に見えない部分こそが尊いともいえます。

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皆様、お疲れ様でした。


ちょっぴりエコ

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投稿者: kameno 日時: 9:37 PM | | コメント (2) | トラックバック (1)

キャンドルナイトin大船観音2009冬

冬至前の金曜日、大船観音でキャンドルナイトを開催いたします。
普段は入ることができない夜の大船観音の幻想的でスローな夜を過ごしてみませんか?

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キャンドルナイト in 大船観音 2009 Winter
 ?平和の火を心に灯す?

2009年12月18日(Fri)
17:00?20:30 キャンドルナイト

場所:大船観音寺 JR大船駅西口より徒歩5分
入場:無料(キャンドル代 500円)


主催:ゆめ観音実行委員会
Tel 0467-43-1561
公式サイト http://soto-zen.net/yume


大船観音寺には広島原爆の残り火が大切に受継がれており、碑の中で燃え続けています。そこで、今年も「100万人のキャンドルナイト」(でんきを消して、スローな夜を・・)として、12月18日にキャンドルナイトを開催いたします。

本来は、環境対策への関心を集め人々のエコ生活を促進するものでありますが、特に大船観音寺での開催にあたっては次のような独自の特色があります。それは・・・

(1) 平和の灯火を広げます
会場となる大船観音寺には、広島原爆の残り火「平和の火」が大切に灯されています。この日、平和の火がキャンドルナイトの火として灯ります。

(2) 大船観音寺の夜間開放
平常時、大船観音寺は夕方に閉門してしまいます。夜の大船観音寺境内を散策、参拝できる貴重な機会です。観音像前舞台は芝生となっており、大船の街を一望できるテラス席でも、自由なスタイルでゆったりとした時間を過ごすことができます。

(3) 資源を有効に利用します。
普段の使用で余ったロウソクを集め、キャンドルナイトに利用します。また、キャンドルのホルダー(ガラスの容器)は、家庭から廃棄されるゴミを再利用します。

(4) 観音胎内ギャラリーへのコースを設けます
大船観音寺には「縁結びの桜」があり、丘の上にある境内から眺める大船の街の光はとても美しく輝きます。
灯りに照らされた観音像の胎内までの参拝コースを歩き、好きな場所で願いごとやメッセージをキャンドルに書きながらディスプレーを楽しむことができます。

(5) その他
大船観音のキャンドルナイトでは、スローな時間を楽しんでお過ごしいただくための仕掛けをご用意しています。

どうぞ暖かい服装にてお越しください。


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PHOTO BOOK 『100万人のキャンドルナイト』の楽しみ方

日本中で行われているキャンドルのイベントの一つとして、大船観音寺でのキャンドルナイトが紹介されました。
街を挙げてお祭りとして行われているもの、カフェなどのお店で気心しれた人たちと楽しむもの、お家で家族としっとりと過ごすもの、また、廃油やミツロウを使ったエコキャンドルの作り方、ネットで気軽に買えるキャンドルショップの紹介、一般公募から集められた写真も多数掲載されています。


編著 雷鳥社キャンドルナイト編集部
価格 ¥1,575(本体¥1,500+税)
ISBN 978-4-8441-3536-4

ちょっと立ち読み





タウンニュース鎌倉版、横浜栄区版に紹介されました。

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これまでの関連ブログ記事はこちら

投稿者: kameno 日時: 9:11 PM | | コメント (0)

2009年の植林支援金寄託報告

SOTO禅インターナショナル (SZI)創立15周年記念事業としてスタートした「塔婆供養で植林支援」事業は本年2年目となりました。

この事業はNPO法人GNCとともに進めているものです。
お陰様で、皆様のご理解ご協力をいただき、本年(2009)年度も昨年と同本数、25,000本分の苗木支援が集まりましたので、GNC事務所に寄託させていただきました。

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2008年度と合わせると累計50,000本となります。

これらの苗木は共存の森づくりプロジェクトとして、85年、89年、92年、96年の大火災で約70%(32000ha)が被害にあったモンゴルの永久凍土地帯に、森林再生のため植樹されでいます。
今回の支援で集まった分は来春(2009年4月下旬?5月初旬)の植林を予定しています。

昨年度分は今年5月?6月にかけて植林されています。
その報告は文末のリンク先に記載していますのでご参照ください。

GNC代表宮木氏を囲んで卒塔婆を中心とした資源の循環システム(文末関連ブログ記事リンク参照)の具体的方策につい話し合いをいたしました。


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また、今年6月に植林した苗木の活着状況や、活着しなかった苗木の植替えを行なったことなどの報告をいただきました。

早速GNCのWebsiteでも報告いただいております

塔婆供養で植林支援事業は引続き継続して行なわれます。
皆様のご協力をお願いいたします。


■関連リンク
SOTO禅インターナショナル「塔婆供養で植林支援」


■関連ブログ記事


廃油回収と植林支援シール
卒塔婆、カートカンが森を育てます
モンゴルの植林地を訪ねて
近くて遠い国モンゴル
卒塔婆を中心とした循環システム
塔婆供養で植林支援?植林を担う人材育成
塔婆供養で植林支援中間報告
ペレットストーブと植林支援
一本の塔婆で一本の苗木がそだちます

投稿者: kameno 日時: 11:14 PM | | コメント (4)

第11回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(4)

萬灯供養法要差定(式次第・大船観音版2009)


差定
1.大梵鐘打出九声
1.殿鐘三会
  三会中 浄道場・散華荘厳
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1.七下鐘導師(大導師・焼却師)上殿
1.読経(般若心経)
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1.読経(仏陀神呪)
1.配塔婆(法華頓写)
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1.収塔婆
1.舎利礼文三遍(読経中三拝)
1.拈香法語
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1.献茶湯
1.世尊偈行道三匝(読経中塔婆焼却)
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1.回向
1.大導師法話
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1.散堂
 


会場には合掌される方々の姿が多く見られました。
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法要後、そして、灯された萬灯供養の蝋燭はそれぞれの家庭に持ち帰られ、再び火が灯されます。
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白衣観音前ステージにおいて、午後7時ごろより、平和の法要、萬灯供養(まんとうくよう)法要が行われました。
萬灯供養の起源は大変に古いもので、今から約2500年前、お釈迦さまの時代までさかのぼります。
日本では主に新潟や山形で、その法要が伝えられ行なわれています。

ゆめ観音での萬灯供養は、屋外で行い、観音像の前でそれを厳修するということから、差定に修正を加えております。
特に大きな修正点は、本来四導師(大導師、ニ検経師、焼却師)であるものを、大導師、焼却師のニ導師のみとしました。
このため、差定の中の殿行の動きが簡略化され、全体の時間がコンパクトに纏まっています。
また、萬灯供養法要は本堂内で行なわれることが多いため、塔婆焼却は別差定により後に行なわれることとなっていますが、大船観音では屋外ステージの上で行なうために、焼却師が直接その場で焼却することができます。
このために行道三匝の際には、焼却されている塔婆の周りを行堂するということが可能となっています。

昨年は、10周年記念として、声明(浄道場・如来唄)と中国琵琶のコラボレーション別差定にて行ないました。
この浄道場を、夕暮れの境内において場を清め、雰囲気を切り替え、法要への導入としての差定として、本年も行なうこととしました。
ただし、時間の制約もあるため、萬灯供養法要の中に、浄道場・散華荘厳を組む変則的な差定としております。

散華は、各国、各宗派の僧侶が参加し、色とりどりの法衣の僧侶が華を撒いていきます。
上方丈が良いのではないかとの意見も出ましたが、場所の制約から、下ステージ両班は予め参列席後方に待機し、散華をしながら上殿することとしました。




【以下の文は、第五教区作成リーフレット(亀野執筆)より、一部改変】

萬灯供養法要は、「ゆめ観音」にお越しいただいた皆さまに浄財布施供養を行なっていただくことにより、平和を願う心、それぞれの願いを塔婆に託していただく法要です。
本年は特に多くの方に塔婆供養の施主となっていただきました。

若悪獣圍繞 利牙爪可怖 念被観音力 疾走無邊方
(若しは 悪獣に囲まれて 利き牙爪(きばつめ)の怖(おそ)るべきに 彼の観音の力を念ぜば 疾く無辺(むへん)の方に走りなん=観音経の一節)

塔婆にはこのような観音経の一句が僧侶たちにより加えられます。

観世音菩薩は、この世の中の人々にあまねく救いの手を差しのべる菩薩という意味です。
人によって、救済の願いは千差万別です。生きとし生ける者それぞれが、数え切れないほどの苦しみや悩みを抱えていることでしょう。『法華経』「観世音菩薩普門品二十五」には、楊柳・白衣・青頸・阿摩堤・葉衣・多羅・水月・魚籃・蛤蜊・馬郎婦など、人々の救済のために臨機応変に姿を変える三十三もの観音様が出てきます。
大船観音は、このうちの白衣観音です。

苦しみ、悩みを受けたとき、「念彼観音力」、すなわち観世音菩薩の誓願力を一心に称えるならば、観世音菩薩は直ちにその「音声」を「観」とって「世」の人々を救済する、これが観世音菩薩という名前の由来です。


観世音菩薩は、いつ・どこへでも人々を救うことができると考えられている有難い存在なのです。人々の救済の願いは海のごとくに深く、嶺のように高く、私たちの頭のなかでは思い及ばないほどです。

私たちが救いを求める状況にはどのようなものがあるのでしょうか。観音経の中では、まず、火難、水難、風難、刀杖難、鬼難、枷鎖難、怨賊難という七難が挙げられています。さらに加えて十二難が続きます。経文では「念彼観音力」の印象的な繰り返しを使っているのが特徴の部分です。とても多くの困難が私たちの周りに存在するのです。

大自然に囲まれた生活をしていた時代には、身の危険にさらされることが頻繁にありました。猛獣に出くわしてしまうことは、それは大きな恐怖であったことでしょう。
このような時、ひたすらに、観世音菩薩の誓願力を念じなさい、そうすれば、恐ろしい猛獣たちはたちどころに遠くへ走り去るでしょう、と経文は説いています。


ここで、一旦視点を変えて考えてみます。
人間の体は、猛獣に出くわすような大変な恐怖を感じたときに、体内ではアドレナリンを一挙に分泌します。アドレナリンは、気付け薬のような働きをするホルモンです。すなわち、猛獣に立ち向かうための自然の仕組みであるといえます。いわば生物学的な自己防衛の仕組みです。

しかし、このアドレナリンは、毒性をも併せ持っています。肉体を激しく動かせばこの毒性は解消されるそうです。つまり、身の危険から逃れることが出来ると、自然にアドレナリンも役割を終えるという、実に良く出来た仕組みになっています。

私たちは文明の進展により、古来からの困難を克服してきたように思えます。猛獣に出くわすということも滅多にありません。けれども、苦しみや悩みなどはすべて解消されたのでしょうか。むしろ世の中の仕組みが複雑になってきたことにより、私たちの苦しみや悩みはさらに増える一方のように感じます。生活が豊かになり、衣食住が足っていても、常に何かが足りないという感覚に囚われるのは、生活を満たすために我々が忙しく立ち働き、慌ただしくざるをえないからかもしれません。

忙しく、慌ただしい生活は、「落ち着き」と「静寂」を欠いた生活ともいえます。現代人が手に入れたいと切実に願っているものは、目まぐるしく動き続ける慌しい毎日から、ほんの少し離れることのできる、ホッと一息つける「時間」や「空間」ではないでしょうか。

近年、「癒し」がブームとなりました。私たちが自然にそなえた防衛本能と、生活スタイルのずれがもたらす歪みを癒すということが注目されてきたということが考えられます。先程の例で言えば、アドレナリンを解毒するのが免疫システムで、その免疫力を高めるのが「癒し」であります。
読経や写経、坐禅なども癒しとして注目されています。苦しみや悩みに突き当たって、ひたむきな心を持って読経すること、これも癒しの一つといえそうです。

私たちは、読経することを通して、御本尊や観世音菩薩、そして御先祖さまを供養いたします。たゆまず仏道を実践すること、それは同時に、読経する私たちの身心の修行に還ってくるものです。わかりやすく言えば、自らが発した慈悲の光は御本尊や観世音菩薩、御先祖に届き、はね返って自らの徳となり、自らをも潤すこととなるのです。これを回向返照と言います。

このように相互いに回向返照しあい、自らをも潤し、「癒し」をもたらす。それが読経による観世音菩薩の功徳であるとするならば、観世音菩薩が何処にいらっしゃるのか、なぜ猛獣が走り去っていくのか、その答えを導き出してくれることでしょう。
 




■関連リンク

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第11回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(2)
第11回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)
第11回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(4)

投稿者: kameno 日時: 12:10 AM | | コメント (0)

第11回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(2)

ゆめ観音の会場となった大船観音寺はアジアの国地域の食べ物、民芸品、文化を紹介するブースで賑やかに彩られました。


?東京アショカ(インド料理)
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?スカイテック(太陽光発電エコ展示)

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・チベットポタラカレッジ(チベット文化)
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仏教情報センター(街頭相談)

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?かながわ国際交流財団(国際児童絵画展)
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?Peace Piece (ジャマイカ料理)
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?臨済宗日本佛光山 東京協会(台湾精進料理)
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サナー(モンゴル料理・ゲル展示)
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?ISGAHE PORKHORI (イラン・ペルシャ料理)
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?JULAY LADAKH (ラダック文化紹介)
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インド政府観光局(観光情報)
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・SOTO禅インターナショナル
?(株)ロゼックス (廃油回収ステーション)
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LOVERSINDIA (インド・アジアンエスニック雑貨)
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?ホワイトカンパニー(NPO法人日本ベトナム障がい者支援センター)
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投稿者: kameno 日時: 7:44 PM | | コメント (0)

第11回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(1)

第11回ゆめ観音アジアフェスティバルin大船が大船観音寺を会場に開催されました。
心配された天気ではありましたが、見事に晴れ渡り、今年も多くの来場者をお迎えすることが出来ました。
心より感謝申し上げ、報告記事を書かせていただきます。
 

日時 2009/9/5(土) 11:00-21:00
主催 ゆめ観音実行委員会  
後援 鎌倉市・(財)かながわ国際交流財団・(社)神奈川県青少年協会
協力 神奈川県第二宗務所第5教区・即心会


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わせだ風街宣伝社(ちんどんにより、アジアフェスティバル開催のお知らせをしながら大船の街を巡っていただきました)
 

■■白衣観音前ステージ(前半)


■開式・平和宣言
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宣言はSOTO禅インターナショナル会長・実行委員会顧問 細川正善師により行なわれました。

■縁・えにし(和太鼓)
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■スミリール(インドネシア芸能)
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■細田真希(ベトナム伝統楽器)
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■柳瀬式(日本の歌)
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■陳麗華(中国琵琶)
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■臨済宗日本佛光山 東京協会(新彊ウイグル舞踊)
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■セーンジャー(モンゴル馬頭琴)
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■桐山日登美(インド古典舞踊)
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■小山会(津軽三味線)
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■プスパラトナ(バリ舞踊)
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■Sag Chana(ベリーダンス)
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■Madhu-Priya(インド古典舞踊)
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■Zuru Kin /Kame Gin

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■Ethno Exotica Vaudeville(多民族的エンターテイメント)

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投稿者: kameno 日時: 11:22 PM | | コメント (0) | トラックバック (1)

今年のゆめ観音は9月5日開催

本年第11回目を迎えるゆめ観音アジアフェスティバルin大船が、9月5日土曜日に開催されます。

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現在、開催に向けて準備が進められています。


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第11回ゆめ観音アジアフェスティバルin大船 

2009/9/5(土) 11:00-21:00
大船観音寺にて (JR大船駅西口徒歩5分 ⇒地図


 
 
■出演・出店・展示一覧 

ISGAHE PORKHORI (イラン・ペルシャ料理)
LOVERSINDIA (インド・アジアンエスニック雑貨)  
Peace Piece (ジャマイカ料理)
JULAY LADAKH (ラダック文化紹介)
東京アショカ(インド料理)
臨済宗日本佛光山 東京協会(台湾精進料理)
インド政府観光局(観光案内)
サナー(モンゴル料理)*
ホワイトカンパニー(NPO法人日本ベトナム障がい者支援センター)
(株)ロゼックス (廃油回収ステーション)
スカイテック(太陽光発電エコ展示)*
仏教情報センター (相談ブース)
SOTO禅インターナショナル
大船観音寺
かながわ国際交流財団(国際児童絵画展)


わせだ風街宣伝社(ちんどん)
 

■観音様前ステージ

11:45 開式
12:00 縁・えにし(和太鼓) 
12:30 スミリール(インドネシア芸能)
13:00 細田真希(ベトナム伝統楽器)
13:30 柳瀬式(日本の歌)
14:00 陳麗華(中国琵琶)
14:30 臨済宗日本佛光山 東京協会(新彊ウイグル舞踊)
14:45 セーンジャー(モンゴル馬頭琴)
15:15 韓国民団(韓国伝統芸能)
15:45 小山会(津軽三味線)
16:15 桐山日登美(インド古典舞踊)
16:45 プスパラトナ(バリ舞踊)
17:15 Sag Chana 
17:45 Madhu-Priya(インド古典舞踊)
18:15 Zuru Kin /Kame Gin 
18:45 Ethno Exotica Vaudeville(多民族的エンターテイメント)
19:15 散華荘厳・萬灯供養(平和祈願法要)

※進行時刻は目安です。状況により前後することがあります。

_________________________

主催:ゆめ観音実行委員会  
後援:鎌倉市・(財)かながわ国際交流財団・(社)神奈川県青少年協会
協力:神奈川県第二宗務所第5教区・即心会
協賛:(株)スカイテック横須賀支店 ・ポタラカレッジ*




今度の土曜日に皆さまとお会いできますことをスタッフ一同楽しみにしております。

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萬灯供養「経木塔婆」と「メッセージキャンドル」のご案内

ゆめ観音アジアフェスティバル・観音前ステージにおいて、午後7時ごろより、平和の法要、萬灯供養(まんとうくよう)法要が行われます。
また、同時進行で、会場では夕暮れよりキャンドルナイトを予定しています。
キャンドルナイトでは、大船観音境内に大切に受継がれている広島原爆の残り火を会場に広げます。

この萬灯供養の起源は大変に古いもので、今から約2500年前、お釈迦さまの時代までさかのぼります。 

このブログをご覧のみなさま、そして 「ゆめ観音」にお越しくださるみなさま、是非、平和を願う心を「経木塔婆」に託してみてください。
萬灯供養は、みなさまに一灯を献じて頂き、観音様や数々の仏さまに感謝の気持ちをお届けする法要でもあります。

宗派を越え、国境を越えてゆめ観音に集まった多くの僧侶たちが、願いの込められた経木塔婆をご供養し、お経文の一節を書き加え、お焚き上げすることで、平和への祈りへと結びつきます。

経木塔婆とキャンドルナイト用のメッセージキャンドルは、2つ併せて御供養料 1,000円 です。
経木塔婆をご供養された方には、かわいらしいお土産があります。おたのしみに。


キャンドルナイトで灯される「キャンドル」と、萬灯供養法要でお焚き上げする「経木塔婆」に、あらかじめ予めみなさまの願いを書き込んでいただきます。
当日、会場内に設けられた受付にてお申込みください。
前日までの事前受付も可能です。大船観音寺の事務所にて受付いたします。


■関連リンク
ゆめ観音アジアフェスティバル(公式サイト)

■関連記事
大船観音で「ゆめ観音アジアフェスティバル」?宗教・民族・文化を共有(湘南経済新聞)

投稿者: kameno 日時: 10:40 PM | | コメント (0)

盂蘭盆会合同法要@檀信徒会館

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思い出を語り在りし日をしのぶ
こころふれあう歓迎のパーティー

7月19日 東京グランドホテル(曹洞宗檀信徒会館)研修道場を会場に、盂蘭盆会おせがき合同法要が開催されました。
主催はSOTO禅インターナショナル(SZI)にゆかりのある元国際布教師O師。SZIは後援という形でサポートさせていただきました。

合同法要は午前中の第一部、午後の第二部の構成となっています。

第一部
お盆法要、おせがき供養
法要には真言宗、浄土真宗をはじめ各宗派の御随喜がありました。


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研修道場の本尊様の周りには遺影とともに、新疆、西蔵で亡くなられた僧侶の供養塔婆も掲げられました。
また、庭を背景に精霊棚が設置されています。

普段の研修道場のとはまた違った雰囲気の一日となりました。

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法要の後、昼食を挟んで、カウンターテナー歌手の池田弦氏、フルート、電子ピアノによる演奏、そして人形芝居など檀家さん縁の方々による清興がありました。

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そして第二部へ。
インドのタンブーラ演奏家のニーティヤンダ・藤堂氏によるサンスクリットの般若心経の後、各言語でそれぞれの地域に対しての祷りが行われていきました。
その中のチベット語による真実の祷りを右⇒にご紹介いたします。


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特に最近はチベットや新疆ウイグル地区の紛争が記憶に新しいところです。
不条理な迫害による宗教、民族弾圧が世界各地で行われている現状に、私たちが出来ることは如何なることなのでしょうか。
平和を考える素材として、第二部は僧侶が広島の原爆の残り火を原爆の誕生したアメリカの核実験場へ運ぶドキュメンタリー映画「GATE」が上映がされました。

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平和を考えるこができるということは、平和な世の中であることの証でもあるのでしょう。


今回の合同法要は、SZI会員老師の住持されている寺院が主催した法要であり、今年春のSZI年度総会で上映した映画がご縁となり平和を考えるひとつのきっかけとして映画上映を行うことになったものです。


願わくは この功徳を以て普く一切に及ぼし
我等と衆生と皆共に 仏道を成ぜんことを

We beg that the merit gained through these gifts may be spread far and wide to everyone,
so that we and other living beings all together may attain the Buddha way.


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これとは別に、もう1つSZIの平和実践活動がきっかけとなって動き出したお話があります。
次のブログ記事で御紹介していきたいと思います。

投稿者: kameno 日時: 11:28 PM | | コメント (0)

人を育てるモデル農場

これまで農業はつらい仕事だと思っていたけれど、日本の農業はそのようには見えなかった。 とてもお洒落な服を着ているし、効率的に作業を行っている。

モデル農場として、まずは実践し、その方法をみんなに広めたい。
例えばポプラの防風林。
モンゴルでは強風から板製の防風壁で守るけれども、ポプラ並木で防風するということを広めるために苗木を育て、無償で周囲に配っている。
(GNCモンゴル・ツォゴーさんのことばより)

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ツォゴーさんが運営するGNCモデル農場は、ウランバートルの南西約30?のトーラ村にあります。
モンゴルの農業の歴史は浅く、1950年代にはソ連から農業技術がもたらされ、ソホーズ(国営農場)、コルホーズ(国有地を無償で使用する組合農業)が行われていました。
その後、1990年以降の民営化により農地が私有化され細分化されていきましたが、乏しい技術力のためにうまくいかない農家が立ち行かなくなる事例が頻発。
モンゴルは、そもそも遊牧方式による牧畜生産が主力となっている国ですから、米、野菜、果物などの生産に関する技術力は必ずしも高いとはいえません。
このことが、食糧供給不足を引き起こす原因にもなっており、栽培技術、生産性向上が求められています。


そのような中、ツォゴーさんは1995年に青森県車力村(現つがる市)への農業研修生とともに同行通訳として来日、寒冷地農業の技術に触れたのがモデル農場を始めるきっかけとなったそうです。
車力村の支援を受けながら1999年より、モデル農場がスタートしました。

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冬には氷点下40度にもなり、強風が吹く地での農場運営は非常に困難であることは容易に想像できます。
困難に立ち向かう工夫の数々を、この農場で垣間見ることが出来ました。

■ポプラ並木による防風林。
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(左)まずモデル農場の周囲に防風林をつくり、その効果を皆に伝えたい。そして苗木は無償で配付しているそうです。
(右)日本製のネット。作物の防風のほか、防風林として植えられているポプラを守るために設置されています。設置しているのは夏休みの学生たち。


■積極的な機械の導入
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中国製やロシア製などさまざまな国の機械がありました。表示言語はそのままでも全く問題ないそうです。中古で購入した機械にはこのようなステッカーも。(つがる市付近の不動尊ですね)
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新しい機械の動向はインターネットや実際に現地に渡り情報収集を積極的に行っているとのこと、日本語をはじめ、言葉の習得は非常に大切なことであることがわかります。

■地下水をくみ上げ自動的に散水する設備
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パイプの溶接も技術を習得して自ら行っているそうです。
スプリンクラーの種別、原産国もさまざま。

■ビニール温室
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■「人を育てる」設備としての宿泊施設を備えた多目的施設。
当初は豚舎として作りましたが、2004年よりこのような長期滞在による実地研修や、環境保護を学ぶエコ教室が行われる施設に改造されました。

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壁には「みんなで砂漠化を防止しましょう!」のポスターも貼られていました。

■番犬・メジックのこどもたち。
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7-8匹いたでしょうか、私たちの足元に絡み付いてきて歓迎してくれました。
時々野菜の苗をいじってしまう、ちょっと厄介な問題が起きているそうです。

最後、農場を後にする私たちの車を途中まで見送ってくれました。


アンテナを常に広げ、モンゴルに適した農業のありかたを常に探求し、環境教育を展開するツォゴーさんの真摯な姿勢に感銘しました。
日本では第一次産業が敬遠されていますが、日本の若者にも是非、この農場を体験して欲しいものです。きっとお互いの国の農業発展のために大いに貢献することでしょう。

 

私は当初は農業の専門家ではなかったため失敗も多かった。
ようやく、ここ数年で目に見える結果が出せるようになった。
今年はさらに良い結果を出せると思う。
(GNCモンゴル・ツォゴーさんのことばより)


■関連ブログ記事

塔婆供養で植林支援?植林を担う人材育成 (昨年10月の記事)

モンゴル植林事業支援ツアー 紀行文(1) (つらつら日暮し)
お金より貴重な投資とは? (新米尼僧のにいがた日記)

投稿者: kameno 日時: 12:34 AM | | コメント (0)

モンゴルの植林地を訪ねて

SOTO禅インターナショナルの「塔婆供養で植林支援」には、事業初年度より多くの賛同をいただき、2008年中に実にアカマツの苗木2万5千本相当の支援をいただきました。

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左端・ナスカさん、右端・トプシンさん。
看板には塔婆供養で植林支援に賛同いただいた方々のご芳名が記されています

植林が行われた場所は、モンゴルの首都・ウランバートルから北へ向かい、ロシア国境に程近いセレンゲ(Selenge)県Altanbulag郡トジンナルス(Tujiin nars)地域であります。
位置関係を地図で確認してみましょう。

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私たちは首都ウランバートルから途中ダルハンで一泊し、現地に到着しました。
(帰路も同様にダルハン泊を挟む行程となっております)

そもそも、モンゴルにおける森林面積は国土の8パーセントであり(1998年・モンゴル自然環境省)、国土面積の8%に過ぎません。
日本の森林面積は約70%(2000年、林野庁)ですから、いかに少ないか、逆に日本がいかに緑豊かがわかります。

さらに、その森林も違法伐採や、違法伐採に伴い引き起こされる人為的な森林火災(焚火やタバコ、故意の放火など)により危機的状況にありました。
特に1985年・89年・92年・96年には大規模な森林大火災が発生しています。

トジンナルス地域では、特に少雨と乾燥という条件が重なってしまった1996年の火災が甚大であり、実に従前の累計火災被害面積の12倍を越える森林(=トジンナルス地域の約70%)が一度に失われてしまいました。

実際に現地ではこのような焼け焦げた木を数え切れないほど見ました。
さらに、樹齢100年を越えるものも、強烈な風により何本も根元よりなぎ倒されてしまっています。
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森林動物センターに掲示されているトジンナルス地域の地図。
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緑=は火災を免れた森林
ピンク=火災および伐採被災地
青=2002年までに段階的に植林されてきたエリア

※この地図は、植林事業が進められている時期の地図であることに留意ください。

モンゴル国政府による植林事業は1973年からスタートし、2002年からは年間2000-2500haの植林を継続的に行うことを目的としています。

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写真は2004年に植樹されたエリア。
この年はこれまでで一番定着率が高く順調に育っているエリアです。つまり、5年生の苗木ですね。

大きな事業ですので莫大な費用がかかります。
基幹事業の経費負担はモンゴル国が70%、地方が30%であり、計画通りに進んでいないのが実情のようです。


そこで、この度SOTO禅インターナショナルと協働させていただいているGNCは、現地の森林・動物センターの所長であるジャムスラン氏との関係を深め、2004年よりトジンナルスへの”GNC共存の森づくり”に取り組んでいます。


このように畝を作り、そこに秋に採取したマツボックリから育てた苗木を植えていきます。

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これはオオカミの足跡だそうです。

2009年には32kgのアカマツの種から200万本の苗木が育てられ植樹されました。
SZIの植林支援はこのうちの一部として位置づけられております。

植林は地元の学生、住民約100人により、1haあたり3,000本の密度で4月下旬から5月中旬にかけて行われました。
活着率は植樹後の雨量などの影響により変わりますが、おおむね70?80%の活着があると成功と見做されるそうです。

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しかし、今年は雨が少なく、ざっと見たところそれより若干活着率が低いように見受けられました。
森林・動物センターによって、秋に再び補完植樹が行われる予定です。

GNCモンゴルでは、モンゴル各所で苗木生育技術が研究されています。
この写真はダルハン・ウランバートルの間にある苗木農場。
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トジンナルスの森を護る 森林・動物センターの事務所。

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1924年に設立され、正職員は3名。
植林のピーク時には学生や地元住民を雇用し、貧困層の生活をサポートする役割も果たしています。


森林動物センターでの歓迎昼食会において感謝状をいただきました。
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森林・動物センター長 ジャムスラン(Battumuriin Jamsran)さんは、これまで41年間に亘り森林専門家としてアカマツ、ポプラなど3,000万本の植樹を実践されてきました。

1943年フブスグル県ツェツェルグ村ブルナイン アスガタン川周辺に生まれ、遊牧民の出、9人家族、子供7人、孫6人 1963年セレンゲ県スフバートル市10年制の学校卒業 1968年モスクワ林業技術大学卒業 森林経営専門家 1977年ー1982年 セレンゲ県ツァガーントルゴイ村国立苗床局長 1982年から現在まで森林・動物センター長 森林部門に36年間勤務 (GNCのホームページより抜粋)


一本の木を植えると経文を1,000回唱えるのに等しい良いこととなる。
二本の木を植えると、次の世代にまで良いことが及ぶ
(ジャムスランさんの言葉より)


植林事業がこれからも順調に推移することにより、豊かな緑が次世代に受け継がれていきますことを切に願います。

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■関連リンク

モンゴルにおける植林プロジェクト(GNCのサイト)

投稿者: kameno 日時: 10:19 AM | | コメント (0)

キャンドルナイトin大船開催報告

キャンドルナイトin 大船が、大船観音を会場として開催されました。


【日程】 2009年6月10日(水) 18:00?20:30
【入場】 無料・(メッセージキャンドルを希望される方はキャンドル代実費500円)
【場所】 大船観音寺 〒247-0072 鎌倉市岡本1-5-3 (JR大船駅西口徒歩10分)
【主催】ゆめ観音実行委員会

【趣旨】
ゆめ観音アジアフェスティバルは1999年に第1回が開催され、今年で11年目を迎えます。
通常時はアジア各方面からの参拝が多いことも特徴です。また、境内には広島原爆の残り火が大切に受継がれ「原爆の碑」の中で燃え続けています。 そこで、今年も「100万人のキャンドルナイト」(でんきを消して、スローな夜を・・・)の一つとして、時の記念日6月10日にプレイベントを行い、ムーブメントに参加することを決めました。
本来は、環境対策への関心を集め人々のエコ生活を促進するものでありますが、特に大船観音寺での開催にあたっては次のような独自の特色があります。それは・・・

(1)平和の灯火を広げます。
会場となる大船観音寺には、広島原爆の残り火「平和の火」が大切に灯されています。この日、神奈川県原爆被災者の会の立会いの下、この平和の火を採火してキャンドルに移します。
特に今年は全国からキャンドルナイト主催者が大船観音に集まり、分けられた火が、各地のキャンドルナイトの火として旅立ちます。

(2)大船観音寺の夜間開放
平常時、大船観音寺は夕方に閉門してしまいます。夜の大船観音寺境内を散策、参拝できる貴重な機会です。観音像前舞台は芝生となっており、大船の街を一望できるテラス席でも、自由なスタイルでゆったりとした時間を過ごすことができます。

(3)資源を有効に利用します。
普段の使用で余ったロウソクを集め、キャンドルナイトに利用します。また、キャンドルのホルダー(ガラスの容器)は、家庭から廃棄されるものを利用します。

(4)子どもたちも楽しめるプログラムも用意しています
観音様胎内でのスローサイエンスなど、親子、子どもたちにも参加いただけるプログラムを予定しています。 

(5))観音胎内ギャラリーへのコースを設けます。
大船観音寺には「縁結びの桜」があり、丘の上にある境内から眺める大船の街の光はとても美しく輝きます。
灯りに照らされた観音像の胎内までの参拝コースを歩き、好きな場所で願いごとやメッセージをキャンドルに書きながらディスプレーを楽しむことができます。胎内ギャラリーにも五感に訴える仕掛けがあります。

(6)スローなのみものをご用意いたします
大船観音のキャンドルナイトでは、スローな時間と一緒にスローなのみものを楽しんでいただける時間をご用意しています。
Cafe dela Terra によるコーヒー、有機ほうじ茶などのスローなのみものは一杯あたり100円?200円。



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この日入梅宣言が出されたため雨が心配されましたが、幸いにもキャンドルナイト終了時刻まで雨は降らず、たくさんの来場者をお迎えすることが出来ました。

キャンドルナイトの最初に、平和祈願慰霊法要を営みました。

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1.開式のことば
1・導師入場(導師・大船観音寺住職代香 馬場老師)    
1・黙祷 黙祷(大磬子3声 約30秒)
1.鼓ハツ三通
1.拈香法語
1.読経(普門品偈) 読経中 神奈川県原爆被災者の会代表による採火
1.回向
1.鼓ハツ三通
1・挨拶(神奈川県原爆被災者の会代表)

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左:観音胎内で行われた被爆体験談 右:平和の火を掲げる神奈川県原爆被災者の会代表の皆さま


・・・・そして、いよいよ「平和の火」が会場に広げられていきます。

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会場受付の隣にはカフェデラテラの出店をいただきました。

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最後に、思いを共にした皆で記念写真。

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翌日、後片付け。
キャンドルたちに感謝のこころを込めて洗浄し、次のキャンドルナイトのために保管しておきます。


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たくさんのメッセージが書き込まれたキャンドル容器たち。
みなさんのねがいが叶いますように・・・・

投稿者: kameno 日時: 10:59 AM | | コメント (0) | トラックバック (1)

講演会@大本山永平寺報告

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催の講演会が昨日に引続き6月3日・水曜日 曹洞宗大本山永平寺を会場に開催されました。
永平寺での講演会は修行僧のみを対象にした内講として開催されました。
講師は昨日と同様、青山俊董老師です。

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講演に先立ち、SZI会長より挨拶

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■講演会@大本山永平寺

演題 「宗教とは」 ?真理は一つ、切り口の違いで争わぬ?
講師  青山俊董老師 (愛知専門尼僧堂堂長、正法寺、無量寺住職)
日時  6月3日(水)午後6時半?
会場  大本山永平寺 菩提座

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以下、kamenoメモを記録として記載いたします。
なお、公式な講演録はSOTO禅インターナショナル会報Vol.41(8月発行予定)に記載される予定ですので、そちらをご参照ください。


 

いま少し いま少し 高く掲げばや 君が掲げし 法のともしび
かしこみて 伝えまつらん 後の世に 君が掲げし 法のともしび

少しでも灯火を高くすることで、少しでも多くの方に、より広くの足元を照らしたいというねがい。
もう一つは2500年に亘り面授により師匠から弟子へ伝えられてきた、文字では伝わらない尊い教えをここで絶やしてはならない、まげてもいけないというねがい。


限りなく救いを求めている方に衣を着させ、袈裟をかけさせていただいている、この請願を少しでも掲げ続けたい。

次世代へ火を絶やさず伝えること

師匠から弟子へいかに命をかけて仏法が伝えたられてきたのか、若い皆様にそれをお伝えしたい。

大勢はいらない、本気の人一人からはじめよう。

お釈迦様の最後を予期した準陀の問いに、お釈迦様は四種類の沙門があることを説かれた。

その四種類は
勝道沙門・・・非常に優れた邪悪に勝つもの
説道沙門・・・ 法を説くことが出来るもの
活道沙門・・・ 説くことはできないが黙々と実践することが出来るもの
汚道沙門・・・ 道を汚すもの
(『準陀経』「経部十三巻」他)


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いつも思うことは太陽にはなれなくても太陽を飾る雲になりたい。太陽を覆ってしまう汚道沙門にはなりたくないということである。
火を掲げ続けることにより、かならずその火をリレーしてくれる人が居る。
お釈迦様一人から始まった仏法であるから本気の一人によって受け嗣がれていけば何とかなる。


国は一人の為に興り 先賢は後愚の為に廃る
『正法眼蔵随聞記』巻2-13

お釈迦様の仏法を滅ぼすも興すも私からなんだということを、若き明日の仏法を担う皆さんにとくと申し上げたい、そんな思いで参りました。

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名古屋駅でタクシーに乗った際、運転手がじろりと眺めて曰く、「坊主をやっているのですか?」
私も厳しい口調で「坊主は職業ではない、生きていく手立てではない。最高の生き方、その最後の落ち着き場所を求めもとめて行き着いた場所がこの姿である」
運転手「私は宗教は嫌いです。宗教は人間が作ったものでそれに縛られることは愚かだ」
対し、このように答えた。
「宗教は人間が作り出したものではない」ブッダもキリストも何も無いところから作ったのではない。作り出したものであったのなら、どんなにブッダ、キリストが立派でもインド、イスラエルという地理的制約、数千年という時間的制約を越えることは無かったことだろう。
転地悠久の真理に気づいただけなのだ。

「古」という字は「十」と「口」からできている。

十代口伝で相続されたことは間違いないことだとされる。
天地悠久の真理を「古道の発見」とする人もいる。
その古道に目覚めた人が「古聖」であり、その教えが「古教」である。
その道を慕うのが「慕古」である。

お釈迦様を目指すのではない。
お釈迦様が目指されたものを目指すのだ。

「稽古」ということばがある。
道元禅師は「稽古」の人といわれる。

仏道修行の稽古は、現在使われている「○道の稽古」というような浅いものではなく天地悠久の真実の道を頭を打ちつけ求めようとしたものが「稽古」なのである。


地球が出来て46億年。
これを一年に換算して微生物が生まれたいのちの歴史は30数億年。一年に換算すると4?5月。
羊水はいのちが誕生した海の成分と同じだという。
人類の出現は12月31日の夜。
その人類の歴史が文化を持ったのは僅か数十秒。人類は最も新参者である。
最も新参者の人類が地球を駄目にする癌的存在になっていないだろうか。
仏教は2500年前、キリスト教は2000年、イスラム教は1400年。
先達たちは、一瞬前に天地宇宙はこうなっている、生命はこうなっている、だからこう生きるべきだということを導き出した、気づいたことなのだ。

宗教は無いところから作られたものではないということをしっかり認識するべきである。

「法」=水が流れ去る様子を表した文字である。
真理は時と場所を問わず変わらぬものを言う。
その真理を水が流れさる姿で表す。
水は場所、時間を超えて変わらず高きから低きへ流れる・
「法律」は仏教語であるが、「法」は時と場所に関らない真理。
「律」は人間が生み出したルール。約束事、道徳律。

東西霊性交流の際、イタリアでのこと。
スパゲッティーを食べるとき、もう十分だという合図は、手の平を下にしなければならなかったのだが、行鉢のときと同じしぐさをしてしまい、スパゲッティーが山盛りになってしまった。


飲み方に流儀はあるが、胃の消化の仕方に流儀は無い 
(澤木老師のことば)

飲み方に流儀はあるが =道徳律
胃の消化の仕方 =法

お釈迦様が見つけた真理(法)であるから仏法。
時とともに変わらぬ真理なのであり、人が作り出したものではない。
教えは人間が作り出したものではなく、天地がどのようになっていてどのように生かされているかということを知る事。これによりいかにあるべきかという生き方がわかる。

仏教がおのずからわかる
道元禅師が現成公案で説かれた仏法ー仏教?仏道の意味を心にとどめておきたい。

その真理も、見つけた人が違うから、その呼び方がは変わってきていることがある。
その真理は変わるものではないということを忘れてはならない。


約束事のみに目がいくと、様々な面倒なことが起きる。

袈裟の掛け方、経行の行い方、文字から学ぼうとすると面倒である。
そのようなことも法から学ぶことにより簡単に解決できるものである。

還暦の峠を越えて 新たなる また旅立ちをするぞ うるわし

これは、還暦となった1月15日の誕生日、初釜の際に作った歌。
人生に退職は無い、最後こそ本番、二度目の旅立ちをした。
その年に肺炎を患い十日間ほどが、それは一服ではないと感じた。
二度目の旅立ちは老病死という病を見据えて、老いを見据えて、死を見据えて人生を深める時期であるのではないか。


老化⇒老花

若きはうるわし 老いたるは なおうるわし
・・・これはアメリカの詩人ホイットマンの詩だが、生き方が皺に刻まれ白髪に刻まれ、内から出る人格の素晴らしさがにじみ出ていくのだろう。

ある方が、私の還暦の歌を楽譜に載せて作ってくれた。
その楽譜を見てもどのようなものかわからなかったが、知人の声楽家が奏でてくれてようやくわかった。
これは大事なことを示唆している。

作曲家
楽譜
生演奏

というように考えると、私は楽譜が読めないから楽譜を見ても何も感じない。
しかし、楽譜では命が与えられないが、生演奏では命が与えられる。
間違いの無い生演奏のための楽譜なのである。

先達を作曲家に喩えると、お経は楽譜である。
今生きるための指針を間違いなく生演奏するための手引きがお経である。
しかしながら、今の日本のお経は難しく、解説無しでは生演奏できないというのでは問題があろう。


お経は死んだ人に読むものか、我が足元に向かって読むものか。
一隅会での講演会での質問である。

答えられなければ僧侶ではないだろう。
皆さんはこれにこれにどう答えるだろうか。

自分免許は危ない。これでよろしいかとよき人に見てもろうてまた道を歩く
(榎本栄一)
参学眼力のおよぶばかりを、見取、会取するなり 
『正法眼蔵』「現成公案」


自分の物差しでしか物を見ることが出来ない。
したがって少しでも少しでも学びを深め、自分の目線を高めることにより少しでも自分の世界を広げる。そうすることにより軌道修正を行いながら先達の教えに近づきたい。そのためのお読みするのがお経である。

法相宗の開祖慈恩大師は出家の際に、女色と飲酒を断たぬことを条件とし、酒と女と経典をのせる三車を連ねたという。
この後ろの車が人間の深層心理に現れる欲の対象である。それを経の車が牽引している。
この姿が経の存在を象徴している。


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名古屋で授戒の説戒師として向かったタクシーの中の話で、戒名とは何か?戒名に何で序列があるか?という話になった。
私は運転手さんに、「運転ルールに従うから安全に運転できるでしょう。
信号無視したい、どこでも勝手に止めたい。・・・・たいを抑制するのがルール。
人生の交通ルール『私』という車を運転する交通ルールが佛戒であり、佛戒は人生の交通ルールを学び、生き、実践する区切りを得るためのきっかけとなるものである」と答えた。


真実のいのちに従い請願を立てて戴くのが戒名。
したがって生きている内に戒名を得るべきである。
戒名には当然に序列など無い。


一休和尚がとある金持ちの主人の葬儀を頼まれたときの話。
いつまでもお経をあげない。
一休さんは無くなった主人の愛用していた金槌を持ってこさせ、その金槌で主人を殴った。
曰く、「無くなったご主人が文句を言ったか。仏法は生きているうちに聞くもんじゃ。愛用した金槌で殴られて文句の言えないようになってからでは遅いのじゃ」
といってお経を読まずに帰ったという話がある。

生きているうちに学ばなければ佛戒は意味が無い。
法を説く側も、最近は葬儀、法事の際に法を説かないことが多いと聞くが、それでは駄目である。

お釈迦様はたった一つの真理を見つけ出した。

1.真理は一つ切り口の違いで争わぬ。
コップを横に切ればまる。縦に切れば四角。斜めに切れば楕円形。全体を見渡すことはなかなか出来ない。宗教の違いにより見方は違っていても、このことを理解すれば手を結ぶことが出来るきっかけとなる。

2.切り口しか見ることが出来ない。

信州の山の上で炭焼きしている人と佐渡の海で漁をしている人が浅草の観音参りで言い争いと成った。炭焼きは「太陽が山から出て山から入る」といい、猟師は「海から来て海に入る」と。
番頭さんに仲裁を頼んだら「屋根から出て屋根から入る」

参学眼力のおよぶばかりを、見取、会取するなり
自分の受け皿の大きさしか受け取ることができない、切り口しか見ることができないのだという謙虚さが必要。

とある師家についたかたが訪ねてきた。どうもしっくりこなかったが「○○老師から印可をもらった」というのを聞いてその理由が分かった。「いらないものをもらったね」
昨日の私を捨てて限りなく深まる限りなく深く、という謙虚さが必要。


3.切り口の違いは必要あって生まれたもの。尊重しあって学びあっていこう。
宗教の争いはつきない。全部が見えているという驕りが争いのもととなる。

中国の「南船北馬」に見られる違い。
南 水 曲線 道教 左を上位 母なる太陽 卍=太陽のめくりめく光
北 馬 直線 儒教 右を上位 父なる太陽

日本ほど自然が柔和で四季豊かな国は無い。日本語の感性の豊かはそのような環境によっては育まれてきた。

花が散るという表現でも、
「梅や桜は散る」
「椿は落ちる」
「牡丹崩れる」
「萩はこぼれる」
「朝顔はしぼむ」

砂漠ではこのような表現は通用しない。しかし砂の様子を表す表現は非常に沢山ある。

タクシー運転手の続き
実は寺の息子であったが、念仏を唱えるだけで金が入るということに嫌気がさして寺を出たという。
「貴方は少なくとも2500年も続いている教えがどのようなものであるか、受け継がれていることの意味を知らずに寺を出た。長い年月には垢がつく。方便という「垢」のみを見て反発し寺を出た。残念だったね」
運転手は「俺も早くそのことを聞いていれば坊主になっていたかな」といわれたので一冊の本を渡してタクシーを降りた。

人間には欲望が尽きない。
大般若には人間の欲望の一覧表が出てくる。

千手観音は八万四千の煩悩の数、衆生の数だけ姿を現す。
おなかを空かした人には食事を、病の人には薬を。
しかし、そこで止まったら新興宗教と同じ。
方便として、慈悲をあたえるが、そこで止まらないことが大事。
そこに計算が入り金が入ると、余計「垢」になる。


医療関係に従事されている浄土真宗の方が、明日手術を控えて不安な人、検査の結果が不安な人に対し、その人から話をじっくり聞いたうえで「大丈夫」と伝えたという。


「大丈夫だよ」
・・・「ただし、あなたの気まぐれな思いが満足して大丈夫なんじゃあ無いよ。病んでも大丈夫、病んでも大丈夫、死んでも大丈夫。仏さまの引いてくださったレールから外れることが無いから大丈夫なんだよ」

手術を控えて不安な人、死を迎えようとしている人に対して、なかなかこのよう言えるものではない。

世間で言われる安心は、手術がうまくいく、検査の結果が良かったという条件付の安心(あんしん)である。
しかし、そんな条件なんていつでも崩れる。
大事なことは、どうなっても良いという根っこまで誘引する、これが安心(あんじん)である。これがなければならない。
ここまで誘引する親切を忘れ、親切が無ければ「垢」である。

残念ながら、日本仏教はほとんど「垢」で止まってしまっているのではないか。
新興宗教とちっとも変わらない。これでは新興宗教を非難するということはできない。

「垢」で相続してはならない。
あくまでも慈悲の方便門の範囲にとどめ、さらに一歩進めてどうなってもいいというところまでしっかりと睨んだ上で行って引っ張っていく準備が無ければならない。

そこが、間違いない教えとして次の世に、人々に伝えるということなのだ。


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總持寺、永平寺と同じテーマでのお話を拝聴いたしましたので、場によって話の内容を変えていらっしゃることがよくわかりました。

總持寺での講演録については tenjin95さんが纏められております ので併せでご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 11:13 PM | | コメント (0)

講演会@大本山總持寺報告

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催の講演会が6月2日・火曜日 曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)を会場に開催されました。

修行僧とともに学ぶ講演会として毎年開催されております。


 ⇒案内状はこちら(PDF)


■講演会@大本山總持寺


演題 「宗教とは」 ?真理は一つ、切り口の違いで争わぬ?
講師  青山俊董老師 (愛知専門尼僧堂堂長、正法寺、無量寺住職)
日時  6月2日(火)午後2時?
会場  大本山總持寺 三松閣 四階大講堂
主催 SOTO禅インターナショナル 


侍局拝問をさせていただきました。
紫雲臺猊下・講師青山俊董老師・SZIスタッフ

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講演会開催に先立ち、国際布教関係物故者法要。

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読経が講堂全体に響きわたります。
導師・三香美副監院老師
百年を越える国際布教の歴史と百か寺を越える曹洞宗海外寺院についての概要について副監院老師、細川SZI会長より補足説明をいただきました。

会場には予定していた席が満席となり、追加の席を用意するほどでした。
関心の高さを感じさせます。


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主題である 「宗教とは」 ?真理は一つ、切り口の違いで争わぬ?について、分かりやすい喩えと祖録をもとにご講演いただきました。


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質疑応答も予定時間をオーバーするほど活発になされました。
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講演内容につきましては、8月に発行予定のSOTO禅インターナショナル会報Vol.41にてご報告させていただく予定です。

明日(3日)は大本山永平寺にて内講として青山老師の講演が引続き行われます。
追って御報告いたします。


【参考】 昨年の講演会はこのように行われました

投稿者: kameno 日時: 11:46 PM | | コメント (0) | トラックバック (1)

大本山總持寺にて講演会が開催されます

SOTO禅インターナショナル(SZI)では、6月2日・火曜日 曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)を会場に、講演会を主催/開催します。

修行僧とともに学ぶ講演会です。
一般の飛び込み参加も歓迎いたします。皆様のお越しをお待ちしております。


 ⇒案内状はこちら(PDF)


【参考】 昨年の講演会はこのように行われました


■講演会@大本山總持寺


演題 「宗教とは」 ?真理は一つ、切り口の違いで争わぬ?

講師  青山俊董老師 (愛知専門尼僧堂堂長、正法寺、無量寺住職)

日時  6月2日(火)午後2時?
           
会場  大本山總持寺(JR京浜東北線鶴見駅下車10分
     三松閣 四階大講堂 (どなたでも聴講可能です・飛び込み参加も歓迎します) 
     


主催 SOTO禅インターナショナル 
会費  無料



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(講師プロフィール)

   
昭和8年愛知県一宮市生。
5歳で長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門し、15歳で得度、愛知専門尼僧堂に入る。
駒澤大学大学院修了ののち、現在、愛知専門尼僧堂堂長、正法寺、無量寺住職。
曹洞禅の尼僧堂堂長として後進の育成はもとより、参禅指導や講演、執筆なども数多く、特に茶道・華道(教授)を通して一般へのわかりやすい禅の普及に努めている。
インドにおいてマザー・テレサの救済活動に参加、またヨーロッパ歴訪で修道院生活を送るなど海外での活動も幅広く、著書が各国で翻訳されるなど欧米でも反響を呼んでいる。


投稿者: kameno 日時: 9:45 PM | | コメント (0) | トラックバック (1)

正力松太郎賞授賞式報告

ゆめ観音アジアフェスティバルを主催している ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル、代表 大船観音寺住職 横山敏明師)が、このたび第33回 正力松太郎賞 本賞を受賞いたしました。
正力松太郎賞とは仏教精神に基づき、長年にわたって青少年の宗教情操教化活動振興に顕著な業をあげ、今後も活躍が期待される以下の個人または団体に(財)全国青少年教化協議会より贈られるものですあり、先のご報告のとおり、本年の第33回正力松太郎賞には本賞二件、青年奨励賞一件が選定されました。
受賞理由は次の通りです。


「つながる?ひろがる?アジアのねがい」をスローガンとして、大船観音寺を会場に「ゆめ観音アジアフェスティバル」を平成十一年より開催。アジア各国の僧侶による法要のほか、アジア各地の民族舞踊や音楽の公演なども開く。
開催の動機は、大船観音にアジアの参拝者が多いことから、観音信仰で結ばれたアジア各国・各地域の人々が集い、皆が楽しめる場を設けたいと考えたことにある。

そこで、大船観音は世界恒久平和を念願して建立されたことからも、その平和の願いが大船からアジア、そして世界へと広がるよう願って大船観音寺、SOTO禅インターナショナルを中心に「ゆめ観音実行委員会」を組織した。回を重ねるごとに認知度は高まり、来場者も増え、地元の恒例行事として定着してきている。

また、鎌倉市やかながわ国際交流財団などの協力、後援を得られるようになり、平成十八年には神奈川県知事より感謝状が贈られた。今回、アジア各国民・諸民族の文化への理解を深め、平和を希求する新たなかたちを構築した功績が高く評価され、受賞に至った。


表彰式が5月13日、東京グランドホテルにて行われました。

齋藤昭俊 全青協事務総長による主催挨拶、渡邊宝陽 立正大学名誉教授による選考報告の後、渕英? 全青協理事長より表彰状および副賞が各代表に授与されました。

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「ゆめ観音実行委員会」は「大船観音寺」と「SOTO禅インターナショナル」を中心に組織されており、鎌倉市役所やかながわ国際交流財団、インド政府観光局など、さまざまな公的機関からの支援を受けながらこれまで十年に亘り「ゆめ観音アジアフェスティバル」を運営してまいりました。

横山敏明実行委員長は受賞挨拶の中で「平和を願って建立された白衣観音の下で、ゆめ観音がこれからも続いて開催できますよう願います」と話されました。
ゆめ観音の継続的開催は、民族の相互理解や平和運動の実践に大きく寄与するものと思われます。そして、継続性を維持するために実行委員会の組織運営は欠かせない存在となっています。

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この度、正力松太郎賞本賞をいただきましたことはこの上ない名誉であると感謝申し上げ、受賞の報告とさせていただきます。


■これまでの<準備編>記録アルバムより抜粋

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本年の主なゆめ観音関連行事予定

⇒詳細は http://soto-zen.net/yumeをご参照ください。

■キャンドルナイト in 大船観音 ?平和の火を心に灯す?
開催日時 6月10日(時の記念日)夕刻より
「平和の火」採火式・平和祈願法要・キャンドルナイト

■第11回 ゆめ観音アジアフェスティバル
開催日時 9月5日(土曜日)
ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)

今年六月十日、大船観音寺でのキャンドルナイトでは、この日午後に開催される「平和の火、及び火の取扱いについて学ぶ」ワークショップに参加していただくことにより広島原爆の残り火(平和の火)の分火が実現されることになりました。
つきましては、平和の火を全国各地でキャンドルナイトに使いたいと考えていらっしゃるキャンドルナイト主催者の皆さまには是非参加いただければと存じます。

投稿者: kameno 日時: 8:34 AM | | コメント (5)

平和の火でキャンドルナイトを開催しませんか?

■関連スレッド

キャンドルナイトin大船のお知らせ


※この記事は6月10日に大船観音寺で行われるキャンドルナイトと並行しておこなれる「採火合宿」についてのお知らせです。
「採火合宿」の主催・運営はCandle Night 1 Pi:ce(キャンドルナイトワンピース) 実行委員会です。

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原爆の残り火(平和の火)でキャンドルナイトを開催しませんか?


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案内パンフレットPDF

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【平和の火のキャンドルナイト主催者(ピースフレンド)募集】


本年6月、九州(福岡県星野村)、神奈川(鎌倉市・大船観音寺)、京都(京都市伏見区・興禅寺)の3拠点に、採火が許された「平和の火」が灯ります。


この「平和の火」を地元に運び、キャンドルナイトを開催していただくキャンドルナイト主催者を募集します。



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 【原爆の火が燃え続けている事を知っていますか?】


故・山本達雄さんが広島から持ち帰り、23年間守り続けた原爆の火が福岡県星野村で今も尚「平和の火」として燃え続けています。
大船観音寺には平成2年より神奈川県原爆被災者の会により、星野村の火が分けられ灯され続けています。

まだあまり知られていないこの火は、未来にとってとても大切な火です。
私たちはこの火をキャンドルナイトの広がりに合わせて、日本全国の人々の手に直接届けようと思いました。

……………………………………………………………………………………………


【採火式概要】

<内容>
・平和の火についてのワークショップ
・原爆についてのワークショップ
・採火式
・語らい

<費用>
5,000円(宿泊無しの場合は3,000円)


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2009夏・採火セレモニー概要
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【星野村会場】

<採火セレモニー概要>
日程:6月6日(土)・7日(日)※6日のみの参加も可能。
場所:星野村 平和の広場
内容:平和の火を学ぶワークショップ
    原爆について学ぶワークショップ
    採火式
主催:Candle Night 1 Pi:ce実行委員会

<合宿>
平和の広場のすぐ近くにある池の山荘で日本全国から集まった同志と共に穏やかに過ごします。美しい自然、美しい星に囲まれ、平和の火を見つめる私達は地球の事、平和の事、未来の事、自分の事、いろんな事を語り合うでしょう。

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【関東会場】

<採火セレモニー概要>
日程:6月10日(水)・11日(木)※10日のみの参加も可能。
場所:大船観音寺((神奈川県鎌倉市岡本1-5-3)
内容:平和の火を学ぶワークショップ
    原爆について学ぶワークショップ
    採火式
採火合宿主催:Candle Night 1 Pi:ce実行委員会
キャンドルナイトin大船 主催:ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)

<合宿>
採火セレモニーの会場から20分程電車で移動し、貞昌院にて夜の語らい、宿泊、翌朝のワークショップを行います。自然に囲まれ、太陽光発電でエネルギーを賄う気持ちの良い場所で素直な気持ちで集まった同志達と心通わせることができればと思います。


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【関西会場】

<採火セレモニー概要>
日程:6月13日(土)・14日(日)※13日のみの参加も可能。
場所:興禅寺(京都府京都市伏見区周防町334-1)
内容:平和の火を学ぶワークショップ
    原爆について学ぶワークショップ
    採火式
主催:Candle Night 1 Pi:ce実行委員会


……………………………………………………………………………………………


★夜は全国から集まった有志達と夜通し語り明かします。ぜひ宿泊でご参加ください。

 ⇒昨年の様子はこちら

【お申し込み】

info@1pi-ce.jp までメールでお申し込みください。

※組織名、代表者名、ワンピース担当者名、電話番号、E-mail、キャンドルナイト
開催概要(日程・場所・時間・費用・問い合わせ先等)、参加会場、合宿へ参加の
有無を明記のうえ件名「ピースフレンド申し込み」でお願いします。

……………………………………………………………………………………………

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日の記事に関する問合せ先】
───────────────────────────────────
Candle Night 1 Pi:ce(キャンドルナイトワンピース) 実行委員会

〒531-0074 大阪市北区本庄東2-12-7 TEL/FAX 06-6375-7816
HP: http://www.1pi-ce.jp/ E-mail:info@1pi-ce.jp
広報担当:岡庭 090-3686-4895

投稿者: kameno 日時: 7:49 AM | | コメント (2)

キャンドルナイトin大船のお知らせ

2009年 キャンドルナイトin大船 についてのアナウンスです。

これまで ゆめ観音実行委員会では大船観音寺を会場にキャンドルナイトを行ってきました。
大船観音寺は、神奈川県原爆被災者の会の方が大切に護り続けている広島原爆の残り火が灯されています。
広島原爆の火を「平和の火」として環境を考え、平和を考えるきっかけとなるキャンドルナイトは、ここ大船観音寺ならではのものであるといえましょう。


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(クリックするとPDFのパンフレットが開きます)


キャンドルナイト 2009 in 大船観音
?平和の火を心に灯す?


■開催日時 

2009/6/10 (Wed) 時の記念日
18:00 「平和の火」採火式・平和祈願法要 
18:30  Candle night

主催:ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
入場:無料 (キャンドル代 500円)
Tel 0467-43-1561 Fax 0467-43-1562
http://soto-zen.net/candle

■開催場所 大船観音寺境内
(JR大船駅西口 徒歩10分)


■お知らせ
採火式において、神奈川県原爆被災者の会立会いのもと広島原爆の残り火「平和の火」がキャンドルに移されます。

 


本年は特に新しい動きがあります。
昨年、『寺院運営ガイド』(SOTO禅インターナショナル発行)に「広島原爆の残り火・平和の火を全国の寺院へ」という、寺院での実践事例として、「平和の火」を使ったキャンドルナイトを各寺院で行うためにはどのような手続きが必要かを含め、その具体的方法を書かせていただきました。
 ⇒拙稿「広島原爆の残り火・平和の火をひろげるために」はこちら(PDF)

 


6月10日、大船観音寺で行われるキャンドルナイトでは、福岡県星野村まで足を運ばなくても大船観音寺で行われる「採火合宿」に参加することにより「平和の火」の分火が実現されることになりました。
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全国から「平和の火」をキャンドルナイトに使いたいと考えていらっしゃる主催者が大船観音寺に集まり、「原爆」と「平和の火」について学ぶ「採火合宿」が行われるのです。
この日、福岡県星野村から正式に許可を戴き、神奈川県原爆被災者の会立会のもと採火式で分けられた火が全国各地に「平和の火」キャンドルナイトの火として広がっていきます。

「採火合宿」日程<予定・変更の可能性があります>


【6月10日】 於 大船観音寺   
14:30 開会挨拶
14:40 映画「マッシュルームクラブ」(スティーヴン・オカザキ監督)上映+解説
15:40 平和の火について学習
16:30 被爆者体験(神奈川県原爆被災者の会)
17:30 平和の火について・取扱い説明 
-------ここまで 1 Pi:ce実行委員会が主催
-------ここよりゆめ観音実行委員会主催:一般来場者が合流
18:00  「平和の火」採火式・平和祈願法要 
18:30 Candle night 開始
      <キャンドルナイトの内容についてはゆめ観音実行委員会にて企画>
20:30 Candle night 終了
-------ここより 1 Pi:ce実行委員会主催・合宿参加者は宿泊地へ(貞昌院:港南区上永谷5-1-3)
【6月11日】 於 貞昌院
6:00 坐禅に参加(希望者)
7:00 小食飯台
8:00 貞昌院歴史カフェ講座(原子爆弾及び被爆者について考える)
9:00 全体を通しての感想
10:30 解散


⇒キャンドルナイトに用いるために「平和の火」の採火を希望(上記1泊2日の「採火合宿」参加が前提です)されるキャンドルナイト主催者の方は下記にお申込みください。
Candle Night 1 Pi:ce実行委員会
Tel/Fax 06-6375-7816 
info@1pi-ce.jp
http://www.1pi-ce.jp/
 ⇒採火式の詳細はこちらをご覧ください




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キャンドルナイト 2008 in 大船観音(準備編1)
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キャンドルナイトが目指すこと
エコをさけぶ!@大船観音
キャンドルナイト@鎌倉報告

投稿者: kameno 日時: 8:55 AM | | コメント (0)

SZI主催講演会@大本山總持寺

SOTO禅インターナショナル(SZI)では、6月2日・火曜日 曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)を会場に、講演会を主催/開催します。

修行僧とともに学ぶ講演会です。
一般の飛び込み参加も歓迎いたします。皆様のお越しをお待ちしております。


 ⇒案内状はこちら(PDF)


【参考】 昨年の講演会はこのように行われました


■講演会@大本山總持寺


演題 「宗教とは」 ?真理は一つ、切り口の違いで争わぬ?

講師  青山俊董老師 (愛知専門尼僧堂堂長、正法寺、無量寺住職)

日時  6月2日(火)午後2時?
           
会場  大本山總持寺(JR京浜東北線鶴見駅下車10分
     三松閣 四階大講堂 (どなたでも聴講可能です) 
     


主催 SOTO禅インターナショナル 
会費  無料

ご希望の方は FAX または e-mail にて「總持寺講演会」・氏名・連絡先を明記の上お申し込みください。
事務局 FAX 045-843-8864 e-mail



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(講師プロフィール)

   
昭和8年愛知県一宮市生。
5歳で長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門し、15歳で得度、愛知専門尼僧堂に入る。
駒澤大学大学院修了ののち、現在、愛知専門尼僧堂堂長、正法寺、無量寺住職。
曹洞禅の尼僧堂堂長として後進の育成はもとより、参禅指導や講演、執筆なども数多く、特に茶道・華道(教授)を通して一般へのわかりやすい禅の普及に努めている。
インドにおいてマザー・テレサの救済活動に参加、またヨーロッパ歴訪で修道院生活を送るなど海外での活動も幅広く、著書が各国で翻訳されるなど欧米でも反響を呼んでいる。


投稿者: kameno 日時: 11:50 PM | | コメント (0)

ゆめ観音実行委員会-正力松太郎賞受賞

嬉しいお知らせです。

ゆめ観音アジアフェスティバルを主催している ゆめ観音実行委員会 が、このたび第33回 正力松太郎賞 本賞を受賞いたしました。


正力松太郎賞とは

「正力松太郎賞」は、仏教精神に基づいた青少幼年の育成活動に尽力し、社会の情操教育振興に努力している個人・団体を顕彰するために贈られます。




本日3月19日讀賣新聞朝刊に記事が掲載されております。

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■正力松太郎賞 本賞

ゆめ観音実行委員会
(代表 ゆめ観音実行委員長/大船観音寺住職 横山敏明師)

受賞理由

「つながる?ひろがる?アジアのねがい」をスローガンとして、大船観音寺を会場に「ゆめ観音アジアフェスティバル」を平成11年より開催。アジア各国の僧侶による法要のほか、アジア各地の民族舞踊や音楽の公演なども開く。
開催の動機は、大船観音にアジアの参拝者が多いことから、観音信仰で結ばれたアジア各国・各地域の人々が集い、皆が楽しめる場を設けたいと考えたことにある。
そこで、大船観音は世界恒久平和を念願して建立されたことからも、その平和の願いが大船からアジア、そして世界へと広がるよう願って大船観音寺、SOTO禅インターナショナルを中心に「ゆめ観音実行委員会を組織した。
回を重ねるごとに認知度は高まり、来場者も増え、地元の恒例行事として定着してきている。
また、鎌倉市やかながわ国際交流財団などの協力、後援を得られるようになり、平成18年には神奈川県知事より感謝状が贈られた。
今回、アジア各国民・諸民族のの文化への理解を深め、平和を希求する新たなかたちを構築した功績が高く評価され、受賞に至った。


非常に名誉ある賞を戴きまして感激しています。
これまで10年間のゆめ観音に係ってきた大船観音寺、SOTO禅インターナショナル、神奈川県第五教区、各大学、関係機関/企業/NPO、そして出演者、出展者のみなさん、地元商店街住民のみなさん・・・一つひとつの力が合わさっての受賞だと思います。

とり急ぎご報告まで

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曹洞宗報2008年10月号

■ゆめ観音実行委員会組織
yume200903.jpg

■参考資料:これまでの出演・出店団体数の推移
yume200903-02.jpg

ゆめ観音アジアフェスティバルについては、このブログの右上にある「ブログ内検索」で「ゆめ観音」を検索していただくと詳細報告がございます。

また、公式サイト http://soto-zen.net/yume/ を併せてご参照ください。

投稿者: kameno 日時: 8:17 AM | | コメント (9) | トラックバック (1)

「禅ZEN」 DVD先行予約

映画「禅ZEN」 DVD先行予約受付開始!

道元禅師の生涯を描いた初の映画「禅ZEN」 が全国で好評公開中となっております。

映画の好調さを裏付けるようにDVDの予約問合せが殺到しているため、このたび特別先行予約の運びとなりました。
SOTO禅インターナショナル扱いにて特別先行予約のご案内をさせていただきます。

■特典
・DVD10枚以上お申込みで送料無料
・頒布用としてご購入(10枚以上)の場合、頒布元の名前を書込み可能のステッカー(DVDパッケージに貼り付けて使用)を無料進呈
・3月中に20枚以上でお申込みの場合、先着500名様に映画「禅」のロゴ入り箸をプレゼント
・一括購入の場合には10枚につきDVD1枚無償提供致します

■特別価格
・1枚4,200円(税込)にて、予約申込書にて受付中 

■内容特典
・「あるがままに Official Photo Mook」(カラー32ページ)付き
・中村勘太郎永平寺参禅修行映像ほか豪華特典映像を収録

⇒ 案内状 (PDF)
⇒ 予約申込書 (PDF)

⇒ SOTO禅インターナショナルwebsite



■関連ブログ記事

映画 「禅 ZEN」 1/10より
国際坐禅会と映画「禅 ZEN」試写会

■関連リンク
映画 「禅 ZEN」公式サイト
SOTO禅インターナショナル

投稿者: kameno 日時: 11:00 PM | | コメント (0)

FOODEX JAPAN特設ステージ

「うーわぁ!! 見て?! まるで味覚の宝石箱や?!」 


2009年3月3日(火)?6日(金)の4日間、幕張メッセにて FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展が開催されております。
FOODEX JAPANは、アジア最大級の食品・飲料専門展示会であり、1976年より毎年開催、今年で34回目となる最新の“食”に関する情報発信と、食品業界の交流を目的としたイベントです。


この中で、国際展示場 第8ホールに「和のひろば」が設けられ、特設ステージで様々な日本の「食」についてのテーマ発表が行われております。

初日の特設ステージでの一時間枠をSOTO禅インターナショナルに依頼されましたので、禅道場での食事作法を中心に日本文化の礎となっている「禅の食事」について展示発表を行いました。


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3月3日
10:00 DVD Food of JAPAN
10:30 日本茶のおいしい淹れ方講座
11:30 DVD GOCHISO
12:00 日本食クイズ
12:30 DVD Food of JAPAN
13:30 世界から見る日本の健康料理・精進料理 ←【SZIはココを担当いたしました】
14:30 DVD GOCHISO
15:00 日本茶のおいしい淹れ方講座
16:00 DVD Food of JAPAN
16:00 日本食クイズ
17:00 DVD GOCHISO


具体的な内容は

■修行僧の食事
■世界の精進料理
■食事作法(僧堂飯台実演)
■食事の心構え(典座教訓や五観の偈などの説明)
■精進料理と健康
■ごま豆腐の試食

であり、説明は日本語と英語により行われました。


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私は維那+送供+浄人をさせていただきました。
ごま豆腐も手作りのものです。


それにしてもアジア最大と謳うだけあって、すさまじく大規模なイベントです。
世界にはこんなにも「食」があるのかということにも驚かされますし、次々と新しい「食」も生み出されています。
人類の「食」に対する探究心はどこまでもどこまでも続くようです。


その中で、800年にも亘り変わらずに脈々と受け継がれている禅の食事作法、その心構えは現代社会だからこそ余計に重みを増していると感じます。
変わることも大事ですが、変わらないということも大切なことなのです。

ブースにいらっしゃったフードコーディネーターの方も、近くの出展者の方々からも、大変参考になったと仰っていただけました。

同じ「和の広場」コーナーではこのようなお茶も。

20090303-28.jpg


第一日目の開催報告がされていました。
3月3日(火)、農林水産大臣政務官 江藤 拓氏や各国大使を招いたオープニングセレモニーとともに、FOODEX JAPAN 2009が開会、日本をはじめ世界59の国と地域から2,393社が出展。
入場登録者数はこの日は 17,010人だったそうです。

http://www2.jma.or.jp/foodex/ja/vis_6.html


出演の合間に、ブースの中の「食」の数々を堪能させていただきました。





注:この展示会は基本的に食品流通関係者のみを対象としたものですので一般来場者は5000円の登録参加が必要となります。
また、入口では厳重なセキュリティーチェックがあり、一般の方のカメラの持込み・撮影は禁止となっております。


■関連リンク
FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展(公式サイト)

投稿者: kameno 日時: 11:58 AM | | コメント (2) | トラックバック (1)

「GATE」上映会及び講演会報告

SOTO禅インターナショナル(SZI)主催により、映画「GATE」の上映及び講演会が開催されました。


日時 平成21年3月2日(月) 
13:00 SZI年度総会  
14:30 映画「GATE」上映会 引続き  講演会 映画監督 マット・テイラー氏
17:00 懇親会


映画の前の日程でSOTO禅インターナショナル定例総会が開催され、国際布教関連示寂者物故者法要が営まれました。


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導師 SZI会長 
予定されておりました議事につきましても無事審議を終えることが出来ました。
議事録につきましては会員の皆さまにお届けする予定です。


映画「GATE」上映会には多数の参加をいただきありがとうございました。
席を多めにセットさせていただいておりましたが、それでもほとんど埋まるほどでした。


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平和慰霊法要(サンスクリット語による般若心経:ニティヤーナンダ・トウドウ師)

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映画上映に際し、来場者の皆さまにメッセージをお寄せいただきました。
監督マット・テイラー氏からもこのようなメッセージをいただいています。

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WE CAN LEARN
FROM EACH OTHER.
PEACE FOR EVERYONE
EVERYWHERE.


映画は粛々と平和について訴えかけます。
上映後の映画監督マット・テイラー氏の講演後、質疑応答の時間においては、時間をオーバーするほどの活発な論議がなされました。
特に、原子爆弾により被爆された方、犠牲となられた家族をお持ちの方にも参加いただきメッセージを戴いたことは、この上ない重みを持つものであると考えます。

お寄せいただいたメッセージの数々

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このほか、風月庵さんがブログに感想を書かれています ⇒ 映画『GATE』を観て


会場入口では絵本「ランタンとつる」など、関連の展示コーナーも設けられました。

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詳細はSOTO禅インターナショナル会報にて報告させていただく予定です。



世界中から 人を殺しあう兵器が無くなりますように


映画上映会の翌々日、毎日新聞「ひと」欄にマット・テイラー氏が紹介されておりました。

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映画『GATE』 禁断の環を閉じる祈りの旅


第二次世界大戦終戦という名目で落とされた世界初の原爆。その原爆の残り火が、現在も日本各地で大切に灯され続けています。
その火は、福岡県・星野村出身の山本達夫さんが、広島の爆心地に程近い書店の地下倉庫でくすぶっていた火を、その書店を営んでいた親類の遺骨代わりに持ち帰ったものです。山本さんは、その火を自宅の仏壇で絶やすことなく火を燃やし続けました。原爆を投下したアメリカへの復讐の思いの込められた火でもありました。
20余年の歳月を経て、大切に守られてきた原爆の火は、星野村役場の働きかけで、二度と原爆を使用させまいという願いと平和への祈りの象徴として永久に保存されることとなりました。
この時、復讐の思いの込められた火が、平和の象徴として生まれ変わったのです。

2005年、原爆投下から60年後の年に、星野村役場に受継がれている原爆の火を、世界最初の原爆実験の場所であるアメリカ・ニューメキシコ州の“トリニティーサイト”まで運ぶ計画がもちあがりました。
原爆の火を原爆が生まれた場所へ戻し、そこで火を消し去ることで、広島?長崎?トリニティーサイトという3つのグラウンドゼロを結ぶフルサークルにより負の連鎖を絶ちきり、永遠に眠らせたいと、僧侶たちが立ち上がったのです。この世に同じ悲劇が繰り返されることのないことを祈りながら。
その先頭に立ったのが、 長崎県晧臺寺住職・大本山永平寺監院 大田大穣老師でした。
一行はランタンに灯された原爆の火を携えて日本丸に乗りサンフランシスコに到着、世界最初の核実験の日の7月16日から、アメリカンインディアン、さまざまな宗派の平和団体と共に行脚を開始しました。砂漠、山、250以上の町を越え、長崎原爆投下の日の8月9日に目的地である核実験場、トリニティーサイトへ到着する2,500キロの行程です。
果たして、これまで一度も開いたことの無いトリニティーサイトのGATEが開き、一行は辿り着くことができたのか…。
(SZI会報第38号より。文責kameno)




映画『GATE』
出演 : マーティン・シーン ナレーション:松嶋菜々子 主題歌:「GATE」 小林武史×伊藤由奈×ミハイル・プレトニョフ

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昨年フジテレビ系番組「とくダネ!」で紹介された映画「GATE」の情報です。


■関連ブログ記事

PGLグローバルランゲージとしての国際会議
平和のホウヨウを世界に向けて
核兵器、廃絶だけに意味
チベットに祈りの灯火を
ライバルは、ポケモンと崖の上のポニョ
キャンドルナイトが目指すこと
観音様胎内での演奏会
キャンドルナイト報告?笑顔が広がりますように
原爆投下は長崎を最後に
広がるねがいと平和の灯火
あーすフェスタかながわに出展します
「広島原爆の火」の採火式を行います
神聖なる平和の灯火
Flame of the Atomic bomb in Ofna kannon
広島原爆の日に
原爆投下の日に
アメリカ発「平和のための地蔵」プロジェクト

投稿者: kameno 日時: 6:57 AM | | コメント (12)

映画「GATE」上映会・講演会のおしらせ

SOTO禅インターナショナルでは、来る3月2日、映画「GATE」の上映及び講演会を開催いたします。
一般の方の参加ももちろん歓迎いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申しあげます。

日時 平成21年3月2日(月) 

14:30  映画「GATE」上映会 引続き  講演会 映画監督 マット・テイラー氏

17:00  懇親会

場所 東京グランドホテル 3階 桜の間
    都営三田線「芝公園」より 徒歩3分/JR「浜松町」より徒歩15分

映画および講演会は無料 (懇親会参加希望者のみ実費5,000円)ですが、予めお申込みをお願いいたします。
なお、定員に達した場合、締切とさせていただくことがありますことをご了承ください。

 ⇒ お申し込み用紙はこちらです(PDF)
 


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ゆめ観音アジアフェスティバルでの義捐金の一部をGNDファンドに寄託した際の写真です。
右・GNDファンド マット・テイラー氏 (映画「GATE」の監督でもあります) SZI会報38号より


映画『GATE』 禁断の環を閉じる祈りの旅


第二次世界大戦終戦という名目で落とされた世界初の原爆。その原爆の残り火が、現在も日本各地で大切に灯され続けています。
その火は、福岡県・星野村出身の山本達夫さんが、広島の爆心地に程近い書店の地下倉庫でくすぶっていた火を、その書店を営んでいた親類の遺骨代わりに持ち帰ったものです。山本さんは、その火を自宅の仏壇で絶やすことなく火を燃やし続けました。原爆を投下したアメリカへの復讐の思いの込められた火でもありました。
20余年の歳月を経て、大切に守られてきた原爆の火は、星野村役場の働きかけで、二度と原爆を使用させまいという願いと平和への祈りの象徴として永久に保存されることとなりました。
この時、復讐の思いの込められた火が、平和の象徴として生まれ変わったのです。

2005年、原爆投下から60年後の年に、星野村役場に受継がれている原爆の火を、世界最初の原爆実験の場所であるアメリカ・ニューメキシコ州の“トリニティーサイト”まで運ぶ計画がもちあがりました。
原爆の火を原爆が生まれた場所へ戻し、そこで火を消し去ることで、広島?長崎?トリニティーサイトという3つのグラウンドゼロを結ぶフルサークルにより負の連鎖を絶ちきり、永遠に眠らせたいと、僧侶たちが立ち上がったのです。この世に同じ悲劇が繰り返されることのないことを祈りながら。
その先頭に立ったのが、 長崎県晧臺寺住職・大本山永平寺監院 大田大穣老師でした。
一行はランタンに灯された原爆の火を携えて日本丸に乗りサンフランシスコに到着、世界最初の核実験の日の7月16日から、アメリカンインディアン、さまざまな宗派の平和団体と共に行脚を開始しました。砂漠、山、250以上の町を越え、長崎原爆投下の日の8月9日に目的地である核実験場、トリニティーサイトへ到着する2,500キロの行程です。
果たして、これまで一度も開いたことの無いトリニティーサイトのGATEが開き、一行は辿り着くことができたのか…。
(SZI会報第38号より。文責kameno)




映画『GATE』
出演 : マーティン・シーン ナレーション:松嶋菜々子 主題歌:「GATE」 小林武史×伊藤由奈×ミハイル・プレトニョフ

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昨年フジテレビ系番組「とくダネ!」で紹介された映画「GATE」の情報です。


■関連ブログ記事

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神聖なる平和の灯火
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広島原爆の日に
原爆投下の日に
アメリカ発「平和のための地蔵」プロジェクト

投稿者: kameno 日時: 1:35 PM | | コメント (0) | トラックバック (1)

映画 「禅 ZEN」 1/10より

檀信徒の皆さまには、新年賀詞交換会のご案内と併せて映画のご案内が同封されていると思いますが、1月10日より曹洞宗の開祖・道元禅師の生涯をを描いた映画「禅 ZEN」が公開されます。

今日(30日)と明日(31日)には四大新聞の一面広告にて掲載され、TBS系テレビでCMも流れましたので目にされた方も多いと思います。

映画の内容は詳しくは申し上げませんが、一般の方に広く観ていただきたいお勧めの映画です。
原作の『永平の風 道元の生涯』(文芸社刊)を予めお読みになると、なお楽しめると思います。 

あらすじなどは公式サイトをご覧ください。



今、禅からZENへ  ・・・ 中村勘太郎初主演作品 

禅 ZEN とは、共に生きること。
あるがまま、自然の流れに身を任せ、ただ坐るのみ・・・。
混迷を極める現在、禅 ZENが世界に与える希望ははかりしれない。
750年前の乱世の鎌倉時代、困窮する人々やいくさで滅ぼされた怨霊におびえる時の権力者の苦悩を、
自らもひとつになって受けとめていった孤高の人、道元禅師。
彼によって導かれた禅 ZENの教えは、今なお人々の心に輝き、その光を失わない。


 

出演:中村勘太郎、内田有紀、藤原竜也(友情出演)
村上淳、哀川翔、勝村政信、笹野高史、テイ龍進、高良健吾、安居健一郎、菅田俊、西村雅彦、鄭天庸、高橋惠子
監督・脚本:高橋伴明
原作:大谷哲夫「永平の風 道元の生涯」(文芸社刊) 
音楽:宇崎竜童・中西長谷雄  製作:「禅 ZEN」製作委員会
2008年/日本映画/127分/ドルビーSR/ビスタサイズ/35mm/(C)2009「禅 ZEN」製作委員会
配給: 角川映画 
公式サイト:zen.sh/

 
 

【東京・神奈川での上映館一覧】
 1月10日よりロードショー

■東京都
角川シネマ新宿  03-5361-7878
シネカノン有楽町2丁目  03-3283-9660
ヒューマントラストシネマ渋谷  03-5468-5551
MOVIX昭島  042-500-5900

■神奈川県
ムービル  045-311-0330
109シネマズ川崎  0570-007-109
TOHOシネマズららぽーと横浜  045-929-1040
シネプレックス平塚  0463-25-2500


他県の上映館についてはこちらをご参照ください

投稿者: kameno 日時: 11:18 AM | | コメント (0)

12/22 廃油を持って いざ鎌倉へ!

昨日のエントリーの続きです。
聖地ともいえる高祖道元禅師鎌倉御行化顕彰碑を会場としてお借りし、2008年冬のキャンドルナイトを開催いたします。


キャンドルナイトin 鎌倉2008 Winter
開催日時 2008年12月22日(月) 
(開催場所は 道元禅師鎌倉御行顕彰碑です)

廃油を持って いざ鎌倉へ!

 ↓このポスターファイルは転載・配付歓迎です、皆様に是非お知らせくださいm(__)m

■日程 2008年12月22日(月) 17:00?21:00
■主催 ゆめ観音実行委員会
(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
■協力 神奈川県第2宗務所第5教区
■キャンドル献灯代 500円  (廃油を持参の方は200円となります)  
■場所 道元禅師鎌倉御行顕彰碑 (鶴岡八幡宮駐車場向い)
※小雨決行・荒天中止
■連絡 大船観音寺:0467-43-1561
SOTO禅インターナショナル:070-5551-8852

当日は映画「GATE」とGND核兵器解体基金への紹介
来月公開の映画「禅ZEN」(高橋伴明監督)の予告編も上映致します。


記事タイトルにありますように、当日は、会場にて食用油の回収を行います。
賞味期限切れの食用油・使用済みの食用廃油の回収です。

この廃油回収には、先日ブログ記事でご紹介させていただきました(株)ロゼックス様が参加します。

このブログをお読みの皆さま、今から使用する油を、是非とっておいてください。
そして、12月22日夕刻に、道元禅師鎌倉御行化顕彰碑までお持ちくださいますようお願いいたします。

※もちろん、油をお持ちでない方のお越しも大歓迎いたします。


■関連リンク
キャンドルナイトin 鎌倉2008 Winter (株)ロゼックス
ゆめ観音アジアフェスティバル(ゆめ観音実行委員会)
ゆめ観音実行委員会スタッフブログ

投稿者: kameno 日時: 12:40 PM | | コメント (0)

第10回学術大会

曹洞宗総合研究センター
第10回学術大会に参加してきました。

所属するSOTO禅インターナショナルからも数名発表されています。
本年は研究発表が18日のみの日程となりましたが、内容の濃い興味深い発表をたくさん聴くことができました。

私は「ゆめ観音アジアフェスティバル十年の軌跡」という題で、ゆめ観音実行委員会として発表させていただきました。


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ゆめ観音は10年目を迎えました。
改めて振り返ると多くの方々に支えられて継続してきたことがわかります。

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(発表資料より抜粋)

投稿者: kameno 日時: 11:32 PM | | コメント (0)

世界仏教徒会議日本大会2

前の記事の続きです。
第24回世界仏教徒会議日本大会(主催:WFB、世界仏教徒連盟)における「仏教者の社会問題解決への貢献」についての7つのシンポジウムのうちシンポジウム2とシンポジウム6を聴いてきました。



■シンポジウム“Symposium”
11月15日 12時? 第1部(1?4)


◆シンポジウム2 仏教的社会開発
コーディネーター奏辰也(近畿大学教授)
袴田俊英、ダショ・カルマウラ、アラン・セノキー、プラマハ・ブンチャイ
 


ブータンにはGNHという指標がある。
これは、
・living standard(基本的な生活)
・cultural diversity(文化の多様性)
・emotional well being(感情の豊かさ)
・health(健康)
・education(教育)
・time use(時間の使い方)
・eco-system(自然環境)
・community vitality(コミュニティの活力)
・good governance(良い統治)

を基にして算出した国民総幸福度を図る指標である。


仏教の六道に餓鬼があるが、これはまさに飢えた亡霊といえる。
豊かに見えるアメリカ社会を見ても、映画スターの大豪邸の直ぐ脇に不法労働者のスラムが広がる。
トゥルーマン大統領(原爆投下の指示を出した大統領であることを忘れてはならない)は、巨大企業、多国籍企業の利権を第一に考え、開発を進めてきた。
しかし、幸福と経済的な開発とは無関係なものである。
欲求は人を幸せにはしない。
<そして、現在大企業が寄付や事前行為を行っている際に、その裏に隠されている「意図」を見抜くことも大切>


I shop therefore I am ・・・・ 私たちは「目的」のために買い物をするけれど、逆に「買い物という行為自体を」目的とすることもある。
地方の村落までコンビ二が建てられているが、例えば子どもをコンビニに連れて行き、「何が欲しい?」と聞くことは欲を作り出すこととなり、仏教の教えと逆行してしまうのではないだろうか。

経済的悩みが自殺の主な原因と考えられていることから、経済格差が自殺者を増加させているともいえる。
日本の仏教は、厳しい戒律を持たないがその分衆生に近い視点で「苦」を考えることが可能である。
 
大量救済兵器という支援
すべての消費行動において、10%の支援をするだけで、世界中の貧困層への支援をすべてまかなうことができる。 
 
 

大きく誤解されがちな点は、「大規模の農場」よりも「小規模の農場」のほうが収穫の効率、作物の生産性が3乃至5倍も高いということである。
「顔の見える」範囲でのローカルコミュニティーの農業は、決して不可能なことでもなく、非能率的なことでもない。
ワーキングプアの増大にどのように対処するべきか。
故郷への快気により、農業は大都市の労働の担い手ともなりうる。

ほとんどの貧しい人は土地も持たず、また、国が所有権を握っている国もある。
まずは富がどのように集中しているかどうかということを理解し、経済への無知を無くし、知らしめるということがまずは必要である。
そのような働きかけにより、国民の力が合わさり、大きなムーブメントとなり国家を動かす原動力となる。


今後行うべきことは、知識、態度、行動の再構築。

KAP (Knowledge, Attitudes and Practices)と呼ばれる

K=知識
A=態度
P=行動

これを K⇒A⇒P の順序で行うことが大切。

逆に、P(行動)から始めてしまう事例が多いが、それでは、例えば「僧侶を尊敬しなさい」と言われても「なぜ尊敬しなければならないのか」「どういう態度をとらなければならないか」が伝わらない。
まずは、正しい知識の伝達が必要なのである。



■シンポジウム“Symposium”
14時30分? 第2部(5?7)


◆シンポジウム6 仏教による人材育成
コーディネーターアヌルット・ボンバンジー(WFBY世界仏教青年連盟会長)
野田大燈、テンプル・スミス、マンゲッシュ・ダヒワレ、オン・シィー・ユー


このシンポジウム6の共通項は、皆が仏教徒であるということ、若者と関っているということ

 
仏教発祥の地、インドにおいては、Dr. Ambedkar により仏教の復権がなされた。インド憲法には仏教の素養が盛り込まれ、女性の地位向上が試みられ、仏教こそが差別解消、解放の源となるものと考える。
インドにおいては、現在も警察に届けられているだけで見ても年間26,125もの犯罪、1,172ものレイプが起こっている。(India National Crime Record Bureau,2005)
インドは若者社会である。青少年が仏教を広めることを推進するようになってから、若者が多数参加するようになった。

日本では逆に少子高齢化社会である。
若者にはニート、引き篭もりという現象が起こっている。引き篭もりとニートとは違う。
国は最近まで「引き篭もり」が存在することを公式に認めていなかった。

仏教は「思い通りにならないこと」を説く
親たちは「思い通りにしてあげる」ことが子育てだと考える
この矛盾した状況を容認してきたことは、仏教徒の怠慢である。

子どもたちは規律を嫌うけれども、自然の法則は規律によって成り立っている。

仏教には人を変える力がある。


アメリカでは、約100年の仏教の歴史があるが、仏教を通じて心理的効果をめざしたり、瞑想だけでなく、疑問、悟りへの実践として仏教が考えられている。
また、公立高校が、仏教の瞑想に門戸を開いているということも興味深い事実である。
同様に、刑務所、病院でも積極的に仏教の瞑想を取り入れている。
(ただし、成績向上、ストレス解消、集中力をつけるという、現世利益的な受け入れられ方であるというところは注意が必要)

Intensive Retreats の7日間のプログラムには、口コミで多くのティーンエージャーが集まる。
数回通うことで自らを仏教徒と名乗るまでになる。

その内容は7時の起床から22時の就寝まで、坐禅、ヨガ、ワークショップ、法話などがびっしりと詰まったもので、ワークショップの内容も戦争、非暴力、社会構造、ジェンダー、人権、階級など多岐にわたる論議もなされる。

アメリカ社会では、保守的と考えられている州であっても、子どもたちに良いものだという評判があったり、一度通わせて良い結果になると、親たちが積極的にこのようなプログラムに参加させるという土壌がある。

逆に、日本では、仏教アレルギーのようなものがあり、これをどのように解決していくかが問題となっている。
アメリカでは仏教が求められ、仏教国の日本では、逆に求められていない現状がある。


結論らしきこと

仏教の将来は若者にかかっている。
全てのエネルギーを注いででも若者を育てていくことが必要。

そのための人材育成において成功する共通項は
弱みである
・ボランティアになりがちであり、仕事の合間に行うようになりがち
・宗派間の協力体制が弱い
・一部の狂信的宗教によるマイナスの影響
・ポップカルチャーからの影響
・僧侶ではなく一般信徒による指導になりがち
・財政的な支援をどのように確保するか
・性差別問題をどのように解決するか
に対し、如何に強いビジョンをもって対処し、

強みである
・長く培われてきた伝統という強み

を生かし、強いリーダーシップを持ちつつ、情報、マスコミ、インターネットなどの活用を行いながら活動を推進していくことであるといえる。


ニート、引き篭もりを3ヶ月で自立させる力を仏教は持っている。これは九旬の期間と一致する!


仏教徒会議最終日(16日)には世界平和法要、お練りが浅草寺にて行われます。
伝法院から法要の行われる本堂まで地元の子どもたちの稚児行列を先頭に、各国から参加した僧侶、仏教徒が色とりどりの法衣を身にまとい、浅草の町を練り歩きます。

浅草寺では、本日まで記念ご開帳も行われています。

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投稿者: kameno 日時: 2:34 PM | | コメント (0)

世界仏教徒会議日本大会

11月14日?17日の日程で、東京・浅草ビューホテルを会場に、第24回世界仏教徒会議日本大会(主催:WFB、世界仏教徒連盟)が開催されています。

開催期間中の11月15日に、「仏教者の社会問題解決への貢献」をテーマに、仏教と社会の関わりについて7つのシンポジウムがあり、参加してきました。
詳細 http://www.jbf.ne.jp/pdf/shinpo.pdf


シンポジウムは世界各地の社会問題について、各国の仏教者が実践的な取り組みを報告されましたが、午前中に、その導入となる映画“The Economics of Happiness”が上映され、映画上映後、映画製作者:ヘレナ・ノルバーグ・ホッジ氏、アリヤラトネ氏、ジョアンナ・メーシー氏、湯川lれい子氏によるゲストトークが行われました。

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映画製作者:ヘレナ・ノルバーグ・ホッジ氏

本日のトピックスは、まずこのゲストトークについて報告します。
<例によってkamenoメモと個人的感想であることを予めご了承ください>

 

映画“The Economics of Happiness”

この映画は、グローバル経済が世界中の人と文化に及ぼす衝撃に目を向けました。
オーストラリアからペルーまで、色々な国の農家、経済学者、店主、著者、政治家と話し、その数々の声は、押しつけられた自由貿易が招いた結果を明らかにします。グローバルではなく地域に密着した経済によって生まれる、より充実した、環境にやさしい将来のかたちがあります。(映画製作者:ヘレナ・ノルバーグ・ホッジ)

現代社会はグローバル化が進展しています。
けれども、グローバル化は私たちの生活にプラスとなっているのでしょうか。
アメリカ型の大量消費社会は、本当に豊かさをもたらすのでしょうか。


この映画は
(1)このまま現状を受け入れて無知なまま進んでいくのか
(2)今、何が起きているのか現状を見て理解し、無知の改善を行う
の二つのどちらの道を歩むべきか、選択を私たちに訴えかけています。


映画の内容の詳細は触れませんが、私は映画を見終わってダライラマ14世法王の詩、"THE PARADOX OF OUR AGE"が思い浮かびました。
是非一度ご鑑賞されることをお勧めします。



THE PARADOX OF OUR AGE

We have bigger houses but smaller families;
more conveniences, but less time;

We have more degrees, but less sense;
more knowledge, but less judgement;
more experts, but more problems;
more medicines, but less healthiness;

We've been all the way to the moon and back,
but have trouble crossing the street to meet
the new neighbor.

We build more computers to hold more
information to produce more copies then ever,
but have less communication;

We have become long on quantity,
but short on quality.

These are times of fast foods
but slow digestion;

Tall men but short character;
Steep profits but shallow relationships.

It's a time when there is much in the window,
but nothing in the room.

The 14th Dalai Lama

現代の矛盾

大きくなった家、少なくなった家族
便利になって、時間がない

増える学位、鈍くなる感性
増す知識、衰える判断力
増える専門家、増える問題
増える薬、損なわれる健康

はるか月まで行って帰ってくる時代
新しい隣人に会うために道一つ越えられない

情報を蓄え、複製するためにコンピューターを作り、
真のコミュニケーションは減る
私達は量を重んじ、質を軽んじるようになった

ファーストフードと消化不良の時代
大きな体と狭い心
伸びる利益、そして薄まる絆

ショーウインドーに多くのものが陳列されていて
倉庫には何もない、これが我々の時代だ

ダライ・ラマ14世
(訳:「チベット通信」より)


大量消費社会は、まさに仏教の三毒、貪瞋痴を具現化したものであるともいえそうです。
スーパーに並ぶ品物は、どこの国のどのような人々が作りだしているのか全く想像ができません。

地域のコミュニティーは崩壊の危機に瀕しています。
しかしながら、世界の人口の半分はいまだにローカルコミュニケーションが成り立っている社会です。
これらの社会がグローバル化の波に飲まれる前に、「アメリカ型の大量消費社会が決して幸福をもららすものではないという情報提供」を行う必要があります。
「情報提供」により、経済システムへの「無知」を徐々にでも無くしていくことができるでしょう。

地域の文化、習慣、風習、伝統、宗教は先祖から受け継がれてきた大切なもの。
豊かな生活は、ローカルコミュニケーションからこそもたらされているのです。

今だからこそ、ローカルコミュニケーションを見直し、生かす政策が必要であるといえそうです。

そのためには、仏教者のコミュニケーティーは最も適切なものともいえます。
資本主義、限りない欲求、非人間的システムを見直し、仏教、仏陀の教えに根ざしたローカルな金融、生産者が見える仕組み、分散型エネルギー、隣人との対話(隣人会議)の実践を広めていくこと。
仏教が中心となり、コミュニティーを作ることができるのです。


■ゲストトークの結論

ローカル化の取り組み、自然に密着させる教え、仏教の縁起こそが真のグローバル化の源となる。
仏教の三毒、貪瞋痴から切り離された草の根のローカルな運動を有機的、水平的につなげて広げていくことが大切である。
それを結ぶのが仏教の縁起である。

所有の概念が三毒を生み出す。所有できない、所有を欲する心が苦を生み出す。
共有し、互いに尊重すること、命を支える社会への転換、基本的仏教に立ち返ることが必要。


仏教の教えはインドラの網。網の目には一つひとつ宝石があり、互いに光りあい映しあう。
それが、現代社会においては濁ってしまっているのだ。
一つひとつのコミュニティーがもう一度再生され、光を取り戻すことが必要である。


<この後行われた午後のシンポジウムで、その実践について具体的に論議されています>


kameno付記
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私は空を見ました。いまはすっかり青ぞらに変ったその天頂《てんちょう》から四方の青白い天末《てんまつ》までいちめんはられたインドラのスペクトル製《せい》の網、その繊維《せんい》は蜘蛛《くも》のより細く、その組織《そしき》は菌糸《きんし》より緻密《ちみつ》に、透明《とうめい》清澄《せいちょう》で黄金でまた青く幾億《いくおく》互《たがい》に交錯《こうさく》し光って顫《ふる》えて燃えました。
(『インドラの網』(宮沢賢治・角川文庫,1996・青空文庫)

※インドラ=帝釈天。インドのヴェーダ神話の神が仏教に取り入れられたもので、仏法を護る神。その宮殿の屋根には美しい網がかかる。

投稿者: kameno 日時: 11:25 AM | | コメント (0)

ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)

□わせだ風街宣伝社/ちんどん  早大公認サークル
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◆スミリール/インドネシア舞踊&シタール 
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◆林家ぼたん/落語
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◆佛光山本栖寺
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◆Ethno-Exotica Vaudeville
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■邵容(シャオ・ロン)/中国琵琶 ・曹洞宗声明/各宗僧侶による散華
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■萬灯供養
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投稿者: kameno 日時: 11:57 PM | | コメント (4)

ゆめ観音アジアフェスティバル報告(2)

ゆめ観音アジアフェスティバル報告(1)に引続き、(2)は観音像前ステージでの舞台・前編です。


■法要/散華荘厳/平和宣言
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◆谷英美/朗読
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◆桐山日登美/インド古典舞踊オディッシィ
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◆和田尚悟 /ベトナム月琴
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◆バスンダリ/バリ舞踊
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◆Madhu-Priya /インド古典舞踊
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◆韓国民団神奈川本部/サムルノリ
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◆プスパ・ラトナ/バリ舞踊
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◆山中ひとみ /カンボジア古典舞踊
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投稿者: kameno 日時: 11:15 PM | | コメント (0)

ゆめ観音アジアフェスティバル報告(1)

第10回 ゆめ観音アジアフェスティバル(主催/ゆめ観音実行委員会 後援/鎌倉市・かながわ国際交流財団)が9月6日(土)、大船観音寺境内を会場として開催されました。
週間予報が心配されましたが、天候にも恵まれたことは何よりです。
今年は10年目の区切りの年としての開催となりました。

写真報告を順次させていただきます。
報告(1)は出店・出展ブースです。

◇仏教情報センター
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◇インド政府観光局 
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◇(株)スカイテック
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◇地球市民ACTかながわ
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◇ESD 持続可能な開発のための教育の10年
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◇ホワイトカンパニー
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◇NEPALI BAZARO(ネパリ・バザーロ)
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◇Badenser(バデンザ)
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◇東京アショカ
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◇JULAY LADAKH (ジュレー・ラダック)
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◇フルーカ
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◇ISGAHE PORKHORI(イスガヘ・ポルホリ) 
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◇チベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)
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■関連リンク ゆめ観音アジアフェスティバル

ゆめ観音スタッフブログ

投稿者: kameno 日時: 11:13 PM | | コメント (0)

ゆめ観音 本日開催

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みんなの

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ちからが

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あつまって

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本日ゆめ観音が

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開催されます

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投稿者: kameno 日時: 12:42 AM | | コメント (3)

80⇒60⇒40⇒10!

いよいよ明日開催となりました ゆめ観音アジアフェスティバル

心配された雨も、気象庁発表の天気予報は「週末まとまった雨」から「曇時々晴」に変更されています。
降水確率も数日前は80%でしたが、日を追うに従って下がり、今朝6時現在の予報では降水確率10%。
どうやら雨の心配はほとんど無さそうです。
 
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最新の天気予報はこちらから

 

開催日前日となった今日は、会場の大船観音に集まり準備の大詰めが行われます。


↓は動画編集作業の一齣。
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今朝(9月5日)付け朝日新聞にゆめ観音の記事を掲載いただきました。 神奈川県の方はご覧いただけるはずです。

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(朝日新聞 2008/9/5朝刊 神奈川面)

取上げてくださいました各方面のメディアの皆様に心より感謝申しあげます。


今日は簡潔な記事となりましたが、詳細は是非6日・大船観音にお越しになってお楽しみ下さい。
みなさまのお越しをスタッフ一同お待ち申しあげます。


■関連記事 大船からひろがる平和のリレーメッセージ

第10回ゆめ観音アジアフェスティバル

投稿者: kameno 日時: 7:35 AM | | コメント (2)

ゆめ観音開催まであと4日

大船観音寺にて開催される「ゆめ観音アジアフェスティバル」

9月6日(土曜日)の開催まで4日となりました。
準備もいよいよ大詰めです。

最終的なスケジュール調整、ブース関連準備物、配役などの総仕上げの段階となりました。

合間を見て、大船観音寺修行僧たちと街を廻り、広報活動を行っています。

携帯で撮影したスナップ画像を幾つか。

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街のどこかでこのような横断幕を見ることができます。

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街のみなさまも協力的で有り難い限りです。
ポスター掲示やチラシ配布も快く引き受けてくださいます。
(左)正面ガラスに掲示していただきました。
(中)ガラスショーケースの前(青いカゴ)にチラシを置いてくださいました。
(右)店の真ん中にチラシを吊るしていただきました。
 


声明の練習も随時行っています。

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少し残念なことが一つ。
先日掲示板に張ったポスターのうち、数箇所で剥がされていました。
誰がこのようなことをするのかわかりませんが、最低限のマナーは守ってほしいものです。
再度張りなおし。

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このような感じで毎日が経過していきます。
当日、よい天気でありますように。

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■関連リンク
ゆめ観音アジアフェスティバル公式サイト

投稿者: kameno 日時: 9:43 PM | | コメント (0)

ゆめ観音ポスター掲示

ゆめ観音アジアフェスティバルまで10日程となりました。

開催をお知らせする重要な手段の一つとして、ポスター貼りがあります。

会場となる大船観音寺は、鎌倉市に位置することもあり、本日より鎌倉市広報板の数十箇所に、ポスターを掲示いたしました。

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市内にお住まいの方は、お目にする機会がきっとあることでしょう。

大船観音寺の修行僧たちが(特にこのように掲示しにくい場所や、人通りの多い場所で)掲示作業をしていると、近くを通りがかった人たちが話しかけてきます。

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そのような中でのコミュニケーションも大きな広報手段の一つとなります。
尊いことです。

その他、大船駅西口バス乗場付近にはゆめ観音の「横断幕」が掲げてあります。
是非ご覧くださいませ。


■関連リンク
ゆめ観音アジアフェスティバル公式サイト

投稿者: kameno 日時: 11:10 PM | | コメント (2)

大船からひろがる平和のリレーメッセージ

第10回ゆめ観音アジアフェスティバルへ、韓国などアジア各国各地域の僧侶、有識者たちからの平和のメッセージをお寄せいただいております。


大船観音キャンドルナイトの日には、偶然お越しいただいたベトナムからの尼僧さんに、ゆめ観音の主旨を説明させていただいたところ、快くメッセージをいただくことができました。

その他・・・・・
東京佛光山寺にて

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タンマガーイ寺院にて

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さらに、かねてからお話を伺いたいと思っておりましたチベット仏教普及協会のクンチョック師にお会いできました。

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ゆめ観音?つながるひろがるアジアのねがい?をチベット語で書いていただきましたので、後日Web siteや新聞折込用のパンフレットにてご紹介する予定です。

様々な場所を訪問、拝登させていただいて改めて感じることは、首都圏に点在するアジア仏教ゆかりの寺院は、日本で暮らすアジアの方々の心の拠り所として重要な役割を果たしているということです。

これは、世界各地に広がる日本の仏教寺院がこれまでどのような役割を果たしてきたかということと共通でありますが、どの場所でも、信仰の、そして祖国の文化に触れ、同胞たちの心地よいコミュニティーを作り出し、その中心としての役割を担っています。

さて、ここ数年、世界各地で宗教的文化的虐殺ともいえる暴挙が起こっております。
特に、非暴力を旨とする仏教国における騒乱が多いことがとても残念です。

僧侶たちの発信するメッセージが、世界に届き、平和的な解決の方向に向かいますことを切に願います。

収録・編集した映像は、9月6日開催の ゆめ観音 において、平和のリレーメッセージは日没後、観音前ステージにてお流しする予定です。
そして、会場には平和の萬灯が広げられ、萬灯供養法要へとつながげていきます。


■関連リンク

東京佛光山寺
タンマガーイ寺院
チベット仏教普及協会

ゆめ観音アジアフェスティバル

投稿者: kameno 日時: 11:40 PM | | コメント (0)

観音様胎内での演奏会

キャンドルナイトin大船観音では、広島原爆の火(平和の火)が境内のキャンドルに灯されました。
観音像胎内にも平和の火が並べられ、その中で演奏会が開催されました。

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今回演奏をいただいたのは、ハープデュオ Kanonとビルマの竪琴奏者 シェインさんの2組です。


ハープデュオ Kanonは、ハープ・八木健一さんとシンセサイザー奏者・八木ゆみ子さんご夫妻によるによるアンサンブルです。
八木健一さんのお父さんは、20歳の時に、母と3人の弟とともに東京深川で暮らしておりましたが、昭和20年3月10日、大空襲に遭い家族を失ってしまいます。
健一さんがお父さんにそのときのことを訊ねても黙り込んで何も話してはくれなかったそうです。
悲しい記憶を語ることがとても辛かったのでしょう。
その思いを引継いだ鎮魂歌「祈り・光へ」を中心に、お二人に演奏いただきました。

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チートゥーシェインさんは、ビルマの竪琴を演奏くださいました。
また、自ら出身地ミャンマーにおけるサイクロン被災者支援活動の際の写真による現地支援報告を行っていただきました。


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教区寺院/SZI/僧侶有志で行った托鉢にてお預かりした浄財の一部をシェインさんに委託いたしました。


胎内には、来場者によって灯された原爆の火のキャンドルが次々と増えていきます。
外からは雨の音が響く中、静かな演奏は心にしみました。


原爆の火は、九州・星野村出身の山本達雄さんにより、守り通された大切な火です。

カマドで原爆の火を守り続けた原爆の火、どうしてその火を灯し続けるのか。
その火がどのような由来のものなのか、やはり、山本さんも妻や家族にも話さなかったといいます。

その理由は、原爆に対する強い怒りの気持ちであり、恨みごとの火であり、アメリカへの復讐の思いを火に託していたのでした。


やがて、原爆の火の存在を知った星野村が、平和の火として永久に灯したいと、山本さんを説得します。
そのとき、山本さんには恨みの火という真意を誰も受け止めてくれず、平和の火として利用されることについて、大きな葛藤があったそうです。

しかし、山本さんの考えは次第に変わっていきます。
核兵器が世界中にあたりまえのように存在するようになり、核兵器が二度と使われてはいけないと考えるようになったのです。



地球上に住む動物で殺し合いをするは人間だけ。
なんと愚かなことか。
そういうことをしないように、努力しましょう。
頼みはあなたたち。戦争はしないという考えをどうか守ってください。
約束してください。
(山本達雄さんの、小学生に対する語りかけより)



父にとって人生最大の後悔は大空襲について伝えきれなかったこと。
それを音楽で引継ぎたい。
(八木健一さんのことばより)
 


平和の火を灯すだけでは、平和を訴える力にはなりません。
どうすれば戦争をしないで仲良くやっていけるのかを一人ひとり考えなければならないのです。
観音様胎内での演奏会は、平和について考えるきっかけになる演奏会となりました。
心に残る演奏をありがとうございました。 


追記

キャンドルナイト翌日の今日(6月23日)は、沖縄戦・組織的戦闘の終結から63年目の日。
沖縄戦最後の激戦地となった摩文仁の平和祈念公園では「沖縄全戦没者追悼式」が開かれました。
平和の礎には、私の親類の名前も刻まれています。


追記2

八木健一さん、ゆみ子さんによる、火の手が迫る空襲の激しい夜を表現した「寒い夜に」、鎮魂歌「祈り・光へ」が収録されたCDが頒布されております。 一枚 1000円です。
お問合せは、東京大空襲戦災資料センター 03-5857-5631 まで。

投稿者: kameno 日時: 11:20 PM | | コメント (0) | トラックバック (1)

キャンドルナイト報告?笑顔が広がりますように

キャンドルナイトin大船観音が開催されました。
先月19日の開催では広島原爆の残り火を神奈川県原爆被爆者の会立会いの下、採火式を行い、その火を広げていきました。

5月19日の報告はこちら

そして、6月22日は一日で一番昼が長くなる夏至(6月21日)の翌日の開催となりました。
梅雨の最中ということもあり、あいにく、一日中雨模様となってしまいましたが、「あいにく」と感じるのは人間の身勝手で、これはこれで自然の摂理です。
それでも前回以上に多くの方にご来場いただき、会場にはそれぞれの「ねがい」が書かれたロウソクが灯されていきました。


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キャンドルの灯火とともにシャボン玉が会場に広がります。
雨にも負けずに次々と舞い上がっていきます。
準備を行っている時間に、偶然にもベトナムからの僧侶ご一行が来訪されました。
観音像胎内で丁寧な祈りを捧げていかれた後、シャボン玉を楽しんでいただきました。


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夜のシャボン玉も光に照らされてとても幻想的です。


大船観音でのキャンドルナイトにはスタッフ一人ひとりのアイデアがちりばめられています。
雨など、ものともせず、むしろ雨を楽しみながらみんなでスローな夕べをつくりだしました。

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世界には、笑顔と悲しい顔はどちらが多いのでしょうか。
宗教の役割の一つは、悲しい顔を笑顔に変えることだと思います。

みんなの願いが実現しますように。
笑顔が広がりますように。
そして、争いがなくなりますように。


みなさま、本当におつかれさまでした。

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最後に、みんなで「グゥ?」


■関連リンク 胎内での演奏会 さんぜ通信 キャンドルナイトin大船観音
投稿者: kameno 日時: 7:14 PM | | コメント (2) | トラックバック (1)

22日キャンドルナイトIN大船観音開催

天気概況 平成20年6月22日07時01分 横浜地方気象台発表

神奈川県の激しい雨は弱まりましたが、三浦半島ではこれまでの大雨のため、引き続き、土砂災害に注意して下さい。県内では落雷や突風、降ひょう、強風、高波に注意して下さい。
梅雨前線が東シナ海から西日本を通り、関東甲信地方にのびています。
現在、神奈川県では、雨または曇りとなっています。
今日は、引き続き本州上に梅雨前線が停滞し、前線上を低気圧が進む見込みです。
このため、神奈川県では雨で、夕方から雷を伴って激しく降る所があるでしょう。


う?ん・・・・夕方から雷を伴って激しく・・ですか・・・・
まあ、自然現象ですから天気によって臨機応変に対応して行きたいと思います。


雨が降ったとしても、キャンドルナイトは中止にはなりませんので、みなさま是非お越し下さい。
却って雨のほうが映りこむ炎が美しく幻想的に見えたりしますので、その雰囲気を楽しむことができますよ。


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キャンドルナイト 2008 in 大船観音

■開催日時
6月22日(日) 17:30?21:00

■開催場所 大船観音寺境内
(鎌倉市岡本1-5-3)

■入場 500円
(キャンドル代が含まれます:こどもは300円)

■主催 ゆめ観音実行委員会


それに、とっておきの情報です。
キャンドルナイトに2組の演奏家が参加されます。
スローな夜の演奏会をどうぞお楽しみ下さい。


kanon ハープデュオKANON


ハープの八木健一(やぎ・けんいち)と作曲家でシンセサイザー奏者の八木ゆみ子(やぎ・ゆみこ)による、世界でも珍しい楽器の組み合わせアンサンブル。
二人が織りなす音色からは、自然と人とが一体となった透明な空間が醸し出され、オリジナル作品をはじめとしてクラシック・童謡・ポピュラーまであらゆるジャンルの音楽と、北海道から九州・沖縄まで全国各地の水族館・プラネタリュウム・海辺・高原・病院・福祉施設・市役所ロビー・ホテル・寺社境内・フィギュアスケートアイスショーをはじめとする、あらゆる会場でのコンサートに出演している。
2008年3月には、ハープの音色に乗せて平和を願って、東京大空襲の鎮魂CD「祈り・光へ」を制作している。
その他、「自然讃歌」「ケルティックハープ」のオリジナルCD作品がある。


ビルマの竪琴奏者チートゥ・シェイン


母国ミャンマー(ビルマ)サイクロン被害の支援をおこなっています。観音像胎内および境内各所での弾き語りを予定しております。

投稿者: kameno 日時: 8:37 AM | | コメント (0)

永平寺での内講了而

ちなみに、「了而」は、「おわって」と読みます。

翌日は法堂での朝課へも出させていただきました。
(先生ご夫妻に随行という形で塔袈裟ではなく、大絡にて)

楞厳呪も配経いただき、読経。
僧侶たちの整った行道が美しい。

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特別拝観にてご丁寧な説明をいただきました。
何時訪れても永平寺はよいですね。

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承陽殿前にぶるさがって(※)いた蜘蛛。
なにか尊いものを感じます。

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20日の内講が終わり一通りの片付け、挨拶が済むと、夜8時を過ぎていました。
その後、講師先生、永平寺役寮さん、SZIスタッフでの親睦会が行われました。
お疲れさまの意味もあり、また、さまざまな「おめでとう」が詰まった懇親会でした。料理も美味しかった。


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講義の中でのお話はもとより、このようなざっくばらんな雰囲気の中での話というのもとても大切で貴重なものです。
中には、一見実現不可能に思える壮大な「夢」も出てきたりしましたが、一歩一歩着実に歩みを進めていけば、決して実現不可能では無いように思えてきます。

毎回、この両大本山講演会から得られることは数限りなくあります。ありがたいことです。

(※)「ぶるさがる」は「ぶら下がる」の意の横浜言葉です。

投稿者: kameno 日時: 7:57 AM | | コメント (6)

講演会@大本山永平寺

6月16日に開催された講演会@大本山總持寺、19日に開催されたSOTO禅インターナショナル15周年記念シンポジウムに引続き、SOTO禅インターナショナル15周年記念行事の一環として、標記の講演会が20日、大本山永平寺内講にて修行僧を対象に開催されました。



6月20日(金) 大本山永平寺 18:50? 
演題 "Bukkyo Tozen and Hybrid Japan: American and Japanese Buddhism in a Global Age"
    『仏教東漸とハイブリッドジャパン:国際時代の日米仏教』
講師 ダンカン隆賢ウィリアムス先生(カリフォルニア大学バークレー校教授)  
場所 大本山永平寺 菩提座

午前の飛行にて小松空港?福井?永平寺へ。
梅雨の永平寺は新緑がとても美しく輝いています。

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このたび監院としてご就任された大田大穣老師にご挨拶させていただきました。
両大本山様からは、SOTO禅インターナショナルの活動に多大なるご理解とご支援を賜り、ありがたいかぎりです。


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大本山永平寺菩提座での内講は、山内修行僧はもとより、役寮の皆様にも聴講いただきました。
SZIより発行されました海外寺院ガイドを補助資料として配布させていただきました。

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講義の内容は、ZENが東から西へ伝播していく流れの中で、どのように日本からアメリカへ、そしてアメリカ本土においては西海岸からアメリカ全土へ伝わっていったのかをわかりやすく系統立てて説かれました。
そこに隠されている布教師、その家族、メンバー人間模様も交えての90分間のご講義でした。

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講師のダンカン隆賢ウィリアムス先生におかれましては今週一杯、大本山總持寺、東京グランドホテル(檀信徒会館)、大本山永平寺と過密ともいえるスケジュールにもかかわらず快く講師を引き受けてくださいました。

今回のSZI15周年記念事業は、シンポジウムにおいて単に海外の事例を紹介するだけではなく、その事例を日本に取り入れるにはどうしたらよいのかという実践に踏み込んだ内容を盛り込みました。
そして、両大本山における講演においては、次世代の僧侶たちが、国際布教を志すきっかけになればと考えています。

夏安居制中の真っ只中、夜間の湿気の多い部屋での講義にも関わらず、先生の言葉に食い入るような姿が印象的でした。
SZI事務局へ予め手紙を寄こしてくれた新到さんもおります。
そのような志に応えることができるような環境を整えることが、SZIの担っている責任の一つでもあるのではないかと感じました。


今回の記念事業に際しましては両大本山のみなさま、宗務庁のみなさま、総監部のみなさま、海外寺院のみなさま、講師の先生方、関係のみなさまがたにはとてもお世話になりました。心より感謝申しあげます。
また、SZIスタッフ一人ひとりの力が合わさってこの事業が成り立っているということを改めて感じました。みなさまお疲れ様でした。

講演録などについては、SZI会報38号(8月に発行予定)に記載される予定です。

投稿者: kameno 日時: 6:42 AM | | コメント (0)

SZI創立15周年記念シンポジウム報告

SZI 創立15周年記念シンポジウムが開催されました。
ご用意させていただいた座席は満席となり、多くの方のご来場をいただきましたことをまずもってお礼申しあげます。
基調講演もパネルディスカッションも、内容の濃いものとなりました。
パネルディスカッションでは日本語、英語、ポルトガル語が混在した中で行われましたが、言語は違えども同じ仏道を語るということに違いはないわけです。
コーディネーターのダンカンウイリアムス先生は、「ハイブリッド」としての仏教の特長を説かれました。
世界各地で、これからの仏教はどのように展開していくのか、その姿を垣間見ることができたと思います。これからが楽しみです。


■日時: 平成20年6月19日 (木) 13:00?17:30

■会場: 会場: 東京グランドホテル 3F 桜の間
http://www.tokyogrand.gr.jp/
(東京都港区芝2-5-2 地下鉄三田線 芝公園駅下車徒歩3分 JR浜松町駅徒歩15分)

■題目:SZI 15th Anniversary Symposium
「世界の曹洞禅」?禅の果たす社会的役割?


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準備作業には講師先生もご加担くださいました。

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会場の片隅には折り紙のお地蔵様が・・・

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アメリカ発「平和のための地蔵」プロジェクト



明朝より福井へ移動し、大本山永平寺においての講演会を開催いたします。
今日の記事は写真をいくつかご紹介するに留め、基調講演並びにパネルディスカッションの内容は8月発行予定のSZI会報38号に掲載てご報告いたします。


■TOPICS
インターネット新聞 JANJANにシンポジウムの概要が紹介されました。

禅の果たす社会的役割

行動する仏教を念頭に海外の禅センターの取り組みを国内でどう生かすのかをテーマにシンポジウムが開かれた。
老師の一人は「坐りぬく」だけでなく社会的改革に従事するのも「慈悲の具現」と語った。
(JANJAN news 2008/6/24)



SZI創立15周年記念シンポジウムの際に配布いたしました資料を実費頒布いたします。
ご希望の方はこの要領でお申込下さい

投稿者: kameno 日時: 11:22 PM | | コメント (0)

19日シンポジウム開催@東京グランドホテル

SOTO禅インターナショナル15周年記念シンポジウムが、いよいよ明日に迫ってきました。
準備も大詰めです。


SZI 創立15周年記念シンポジウム


■日時: 平成20年6月19日 (木) 13:00?17:30

■会場: 会場: 東京グランドホテル 3F 桜の間
http://www.tokyogrand.gr.jp/
(東京都港区芝2-5-2 地下鉄三田線 芝公園駅下車徒歩3分 JR浜松町駅徒歩15分)

■題目:SZI 15th Anniversary Symposium
「世界の曹洞禅」?禅の果たす社会的役割?


13:00 受付開始


13:30- 基調講演       「禅信仰と社会的実践」  講師 奈良康明先生

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講師プロフィール:奈良康明(ならやすあき)

1929年生まれ。
東京大学卒業、同大学院、カルカッタ大学博士課程修了。
インド仏教文化専攻文学博士。駒澤大学教授、同学長、同総長を歴任。現在、駒澤大学名誉教授。
著書:『仏教史??インド・東南アジア』(山川出版社)、『釈尊との対話』(日本放送出版協会)、『雲のごとく水のごとく?道元・その人と教え』(すずき出版)、『仏教と人間』『観音経講義』(東京書籍)など、書籍多数





15:00-15:30(休 憩)


15:30-17:30  「シンポジウム」

提起・コーディネーター ・・・ダンカン隆賢ウィリアムス先生

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Duncan Ryûken Williams received his Ph.D. from Harvard University and is currently Associate Professor of Japanese Buddhism and Chair of the Center for Japanese Studies at the University of California, Berkeley. He has previously taught at Brown University, Trinity College, and the University of California, Irvine. He is the recipient of fellowships and grants from the Mellon Foundation, the American Academy of Religion, the Society for the Promotion of Buddhism, the Japan Society for the Promotion of Science, among others. He has also been ordained since 1993 as a Buddhist priest in the Sôtô Zen tradition and served as Buddhist chaplain at Harvard University from 1994-96.

He is the author of a monograph entitled The Other Side of Zen: A Social History of Sôtô Zen Buddhism in Tokugawa Japan (Princeton University Press, 2005) and co-editor of a number of volumes including American Buddhism (Routledge/Curzon Press, 1998), and Buddhism and Ecology (Harvard University Press, 1997). He has also translated four books from Japanese into English including Putting Buddhism to Work: A New Theory of Economics and Business Management (Kodansha, 1997). Recently, he had been working on Asian-American Buddhism and is preparing an edited volume titled Issei Buddhism: Pioneer Japanese Buddhists in the Americas. He is also researching the role of Buddhism in the Japanese American incarceration experience during world war two for a monograph titled, Camp Dharma: Buddhism and the Japanese American Incarceration During World War II (forthcoming, University of California Press).




パネリスト
オコナー洞燃師 Milwaukee Zen Center, Kokyoan
ビッチ大樹師  Mosteiro Zen Morro da Vargem, Zenkoji (Ibiracu)
クサノ宗禅師  Norges Soto Zen Buddhist Orden, Bukakuji


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SZI 15th Anniversary Symposium
--SOTO ZEN IN THE WORLD--
2008.6.19 (Thu) Tokyo Grand Hotel 3F Sakura 
 
13:30- Plenary Lecture by Prof. Yasuaki Nara
15:00-15:30 Interval
15:30-17:30 Symposium

Coodinator:
Associate Prof. Duncan Ryuken Williams UCBerkeley, Associate Professor of
Japanese Buddhism

Invited Speakers:
Rev.O'connor Tonen Milwaukee Zen Center, Kokyoan
Rev.Bitti Daiju Mosteiro Zen Morro da Vargem, Zenkoji (Ibiracu)
Rev.Kusano Sozen Norges Soto Zen Buddhist Orden, Bukakuji


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■定員: 120名(先着順で定員になり次第締切)
■申込締切日: 開催日当日まで受け付けます

■参加費 :(資料代を含む) 1,000円 (ただし、SZI会員は無料)


■概要
いま、私たちは、人権・平和・環境の問題に積極的に取組んでいます。
例えば禅=癒しの機能として、禅カウンセリングやホスピスの実践であったり、環境問題の実践であったり、平和運動の実践であったり、ホスピスなどの実践であったり・・・今回のシンポジウムでは、世界各地で実践活動を行っている方をお招きし、具体的な提言をいただくことを計画しております。
また、特に、海外での実践事例をただ単にご紹介していただくだけに留めず、その活動を国内の寺院で展開するにはどのような手続きが必要か、どのような問題があるか、どのような波及効果があるのかといった具体的かつ専門的な技術情報を提示できるものとしたいと考えています。
その一環として、講演会資料・テキストを別途用意させていただく予定です。日本における各テーマのノウハウ集として、実践活用への一助となればと願っております。


■申込方法: E-mailまたはFAXで,シンポジウム参加希望と明記の上
a.氏名,b.住所,c.電話およびFAX番号を併記の上、SZI事務局までお申し込み下さい。

■申込先 FAX 045-843-8864 : E-mail: kameno@zazen.jp

■その他 : 同時通訳機器の用意がございます

■主催: SOTO禅インターナショナル(SZI)
事務局 233-0012 横浜市港南区上永谷5-1-3貞昌院内
   http://soto-zen.net   
■詳細案内
http://soto-zen.net/wiki/wiki.cgi?page=SZI%C1%CF%CE%A915%BC%FE%C7%AF%B5%AD%C7%B0%A5%B7%A5%F3%A5%DD%A5%B8%A5%A6%A5%E0


シンポジウム資料としてお配りする予定の冊子です。
国際布教への理解と、寺院の社会的実践への一助となることができれば嬉しいです。


■寺院運営ガイド
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<内容の一部ご紹介>
・ビオトープの実践
・グリーンプラン実践
・「心といのちを考える会」の実践
・ 自殺とことん聞く
・ コンサートホール建築運営の実践
・太陽光発電設備導入の提案
・宗教法人の税務とその調査動向
・広島原爆の残り火を全国の寺院へ
・持続可能なお寺のあり方とは
・自費出版ガイド
・ブログの作り方


■海外寺院ガイド・会報・SZIパンフレット他

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曹洞宗僧侶のみならず、幅広く一般の方にも聴講いただける内容となっております。
みなさまのお越しをスタッフ一同お待ち申しあげております。

投稿者: kameno 日時: 10:34 AM |

講演会@大本山總持寺

曹洞宗の国際布教を支援する SOTO禅インターナショナル では、毎年両大本山を会場として講演会を主催しています。

16日、大本山總持寺において、午後2時より、晩課終わって引続き学科として、修行僧・一般を対象に開催されました。


6月16日(月) 大本山總持寺 14:00? ・・・案内状はこちら

演題 "Bukkyo Tozen and Hybrid Japan: American and Japanese Buddhism in a Global Age"
    『仏教東漸とハイブリッドジャパン:国際時代の日米仏教』
講師 ダンカン隆賢ウィリアムス先生(カリフォルニア大学バークレー校准教授)  
場所 大本山總持寺 三松閣 4階大講堂
 

開式に先立ち、国際布教師・関係者物故者法要が営まれました。
導師 盛田後堂老師

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後堂老師よりご挨拶のことばをいただき、SZI会長挨拶、講演という流れで行われました。



■後堂老師御挨拶概要
このたびダンカン先生をお迎えし、このような講演会が開催されますことに、福島会長初め事務局のみなさまに対して心よりお礼申しあげます。
ダンカン先生はアメリカにて博士号を取得され、日本の仏教を教えていらっしゃる、その視点で本日ご講演いただきます。
雲納さんのなかにも、このような役目で活躍する人もでてくるでしょう。
總持寺は、97年前に石川県能登から横浜に禅の国際化をめざし移ってきました。その意味でもこの講演は大きな意味があります。
先日は傳光会摂心がありました。必ずといっていいほど外国からの参加もいただいています。
海外から関心が高いぶん、それに応えることができるよう、ある人曰く「日本仏教は幕が降りていた」といわれないように心して拝聴いただきたいと思います。

■福島会長挨拶概要

まず初めに監院老師御遷化の報に接し心から弔意を表します。
講演会が開催できますことを御本山の皆さまに心から感謝します。
昨今社会参加型の仏教という言葉が使われています。英語ではエンゲージドブッディズム、いわば行動型の仏教です。
このことばは、ティクナットハンにより1950-60年代に唱えられました。世界の仏教者といえば、ダライラマ、そしてティクナットハンといわれるように世界中から大きな支持を得ています。
SZIでもお招きしたことがあります。
エンゲージドは関わるということ、参加するということです。自然、地域、社会などなど取巻く全てとの関わりを大事にする中で行動する仏教が起ってきたわけです。
今年15周年を迎えるSZIでも世界で活躍し行動、実践している僧侶を紹介していくことを予定しています。
皆さまのお手元に海外寺院ガイドが配布されていますが、世界には多くの寺院があることを知って欲しいと思いますし、これからの曹洞宗を担う人材ですから、是非ともグローバルリーダーとして、そして地元に戻った時には地域のリーダーとして活躍していただきたいと思います。


 


さて、講師をおつとめいただきました ダンカン隆賢ウィリアムス先生は、お名前からわかるように日本の寺院(曹洞宗)で得度を受けられています。

カリフォルニア大学バークレー校では日本仏教を研究され、様々な研究機関の役職に着かれております。
今回の講義においては、海外に約100か寺ある曹洞宗寺院の広がりを、特にアメリカの仏教を中心に「仏教東漸」「ハイブリッド」という2つのキーワードを元にわかりやすいご講義をいただきました。

 
本年はSOTO禅インターナショナル15周年記念事業の一つとして、海外寺院を一覧で紹介するブックレット、『海外寺院ガイド』が発行されました。
このブックレットが補助資料として配布され、事例が紹介されるたびに海外寺院の情報をその場で得られることができますので、講義の内容を、より実感をもって聞いていただけたのではないかと思います。


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一般の方も修行僧と同じ場を共有して聴講しました。

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とても充実した内容の講義でした。それは、質疑応答が予定時間をかなりオーバーするほどなされたことからも窺い知れます。
そして、海外の寺院を志す方々が何人も出始めているということ。
ダンカン先生は講義の中で、「海外では日本からの僧侶が求められている」と力強く話されていました。
これからの人材が育っていくきっかけになってくれれば、こんなにうれしいことはありません。


講義の内容につきましては、20日に福井・大本山永平寺で開催される講演会を待ってからアップしていく予定です。

また、その日の夕刻、講師先生を囲んでスタッフで19日に開催されるシンポジウムの打合せを行った際にも、建設的な論議が交わされました。
今年から来年に掛けて、面白い事業がたくさん控えています。これからが楽しみです。

19日のシンポジウムにおいては、奈良康明先生の基調講演、そして世界各地で実践活躍する国際布教師をお招きし、ダンカン隆賢ウィリアムス先生のコーディネートによるシンポジウムが予定されています。
シンポジウムでのテーマを挙げるとすれば、「実践」です。

一つひとつのアイデアを実践に移す足がかり、原動力をもたらすシンポジウムになるよう準備を進めております。
みなさまのお越しをお待ちしております。

■シンポジウム案内記事はこちら


■總持寺講演会の昨年の様子はこちら SZI講演会@總持寺報告
投稿者: kameno 日時: 6:33 AM | | コメント (2)

いただきます ごちそうさま

文化講演会が駒澤大学記念講堂において開催されました。
開場前から多くの方が並ばれ、「食」についての関心の高さを感じさせました。

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「いただきます ごちそうさま」
禅の教えに学ぶ「食育」

日時  平成20年6月15日(日) 午後1時開場 
午後1時30分開演?午後4時
会場  駒澤大学記念講堂

<講演の内容については追って書かせていただきます>


【プログラム】 
第一部  基調講演 服部幸應  服部学園理事長・校長・医学博士
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第二部  ビデオによる「永平寺の食事作法」
第三部  パネル・ディスカッション 服部幸應 千住 明(作曲家)  若山慧子(前・NHKチーフディレクター)
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【主催】  大本山永平寺
【協賛】  駒澤大学/駒沢女子大学・映像コミュニケーション学科

講演後のレセプションでは、駒沢女子大学映像コミュニケーション学科のみなさんによるポスター候補作品として個性的な感性の数々が展示されました。
どの作品も素晴らしいです。

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そういえば、チェンジの首相官邸がここだったり

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帰宅してみると・・・
今日は父の日でした。
何よりのプレゼントありがとう。

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■関連記事
「いただきます」って言ってますか?

投稿者: kameno 日時: 11:08 PM | | コメント (2)

6月19日にシンポジウムを開催いたします

SOTO禅インターナショナルでは、6月19日、海外の寺院を中心に実践活動を行っている国際布教師をお招きし、シンポジウムを開催いたします。

■概要

いま、私たちは、人権・平和・環境の問題に積極的に取組んでいます。
例えば禅=癒しの機能として、禅カウンセリングやホスピスの実践であったり、環境問題の実践であったり、平和運動の実践であったり、ホスピスなどの実践であったり・・・今回のシンポジウムでは、世界各地で実践活動を行っている方をお招きし、具体的な提言をいただくことを計画しております。
また、特に、海外での実践事例をただ単にご紹介していただくだけに留めず、その活動を国内の寺院で展開するにはどのような手続きが必要か、どのような問題があるか、どのような波及効果があるのかといった具体的かつ専門的な技術情報を提示できるものとしたいと考えています。
その一環として、講演会資料・テキストを別途用意させていただく予定です。日本における各テーマのノウハウ集として、実践活用への一助となればと願っております。



案内状・申込用紙 PDF


SZI 創立15周年記念シンポジウムのお知らせ


■日時: 平成20年6月19日 (木) 13:00?17:30

■会場: 会場: 東京グランドホテル 3F 桜の間
http://www.tokyogrand.gr.jp/
(東京都港区芝2-5-2 地下鉄三田線 芝公園駅下車徒歩3分 JR浜松町駅徒歩15分)

■題目:SZI 15th Anniversary Symposium
「世界の曹洞禅」?禅の果たす社会的役割?

13:00 受付開始

13:30- 「基調講演」 講師 奈良康明先生
15:00-15:30(休 憩)
15:30-17:30  「シンポジウム」
提起・コーディネーター ・・・ダンカン隆賢ウィリアムス先生
パネリスト・・・オコナー洞燃師・ビッチ大樹師・クサノ宗禅師

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SZI 15th Anniversary Symposium
--SOTO ZEN IN THE WORLD--
2008.6.19 (Thu) Tokyo Grand Hotel 3F Sakura 
 
13:30- Plenary Lecture by Prof. Yasuaki Nara
15:00-15:30 Interval
15:30-17:30 Symposium
Coodinator:
Associate Prof. Duncan Ryuken Williams UCBerkeley, Associate Professor of
Japanese Buddhism
Invited Speakers:
Rev.O'connor Tonen Milwaukee Zen Center, Kokyoan
Rev.Bitti Daiju Mosteiro Zen Morro da Vargem, Zenkoji (Ibiracu)
Rev.Kusano Sozen Norges Soto Zen Buddhist Orden, Bukakuji


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■定員: 120名(先着順で定員になり次第締切)

■申込締切日: 開催日当日まで受け付けます

■参加費 :(資料代として) 1,000円 (ただし、SZI会員は無料)


■申込方法: この記事中にある案内状・申込用紙をお使いいただき、FAXでのお申込ください。
 その他、E-mailまたはFAXで,シンポジウム参加希望と明記の上
 a.氏名,b.住所,c.電話およびFAX番号を併記の上、SZI事務局までお申し込み下さっても構いません。

■申込先: FAX 045-843-8864 : E-mail: kameno@teishoin.net

■その他 : 同時通訳機器の用意がございます

■主催: SOTO禅インターナショナル(SZI)
事務局 233-0012 横浜市港南区上永谷5-1-3貞昌院内
   http://soto-zen.net



寺院は日本だけでなく、海外にもたくさんあります。
曹洞宗に限っても、約100か寺を数えます。
また、ハワイや南米の寺院には100年以上の歴史をもつものもあります。

それぞれの地域で、地域と連携した活動についてご紹介いただくだけではなく、それぞれの実践事例をつなぎ、また、それぞれの実践事例を自分の地域に「生かして」いくことができるシンポジウムにすることができるよう準備を進めています。

そのために、実践事例としての「ノウハウ集」を資料としてご用意する予定です。
ご来場いただいた方には、この「ノウハウ集」のほかに、海外寺院ガイドブックなどもお配りいたします。

言葉が心配!とおっしゃる方も安心です。
同時通訳の設備も整えております。

一般の方、学生の方も歓迎いたします。
みなさまのご来場をお待ちしております。

お申込はお早めにお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 9:30 AM | | コメント (2)

広がるねがいと平和の灯火

キャンドルナイト2008 in 大船観音が開催されました。

冒頭に、大船観音寺境内に灯されている「原爆の火」採火式および慰霊法要が、神奈川県原爆被爆者の会のみなさま立会いの下に営まれました。


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読経中、導師をつとめる大船観音寺監寺・松山老師は「原爆の火」灯篭前に進み、神奈川県原爆被災者の会代表立会いのもと、原爆の火を採火いたしました。
採火された火は、導師により正面のランプに点火され、さらに神奈川県原爆被災者の会の方々により、左右の慰霊碑前のキャンドルに点火されていきます。

法要終了に当たり、神奈川県原爆被災者の会副会長様より挨拶をいただきました。

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厳粛な儀式により採火された原爆の火は、会場に集まったみなさまのキャンドルに移され、境内いっぱいに広がっていきます。


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低気圧が発達しながら北東に進んでいる影響で、途中から雨が降りだしました。
台風が近づいている影響もあるためか、時折強く降っては止んだり。

けれども、あいにくと思われた雨によって、キャンドルの光はさらに美しさを増しました。

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みんなが倖せになりますように

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大船観音寺のみなさま、スタッフのみなさま、教区のみなさま、お手伝いいただいた学生のみなさまお疲れ様でした。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。


新聞に掲載されました。

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神奈川新聞2008/05/20


キャンドルナイト2008 in 大船観音は、6月22日(日)にも開催される予定です。 今回の経験を活かし、より皆さまに楽しんでいただけるキャンドルナイトになるよう、皆で考えていくつもりです。 お手伝いいただけるスタッフも募集しています。

【お問合せ先】 
ゆめ観音実行委員会 E-mail: yume-kannon@mail.goo.ne.jp

投稿者: kameno 日時: 11:19 PM | | コメント (0) | トラックバック (1)

たくさんのハートたち

おしらせ

キャンドルナイト 2008 in 大船観音

5月19日の行事は、予定通り開催いたします!


■開催日時 
5月19日(月) 17:30?21:00
6月22日(日) 17:30?21:00

■開催場所 大船観音寺境内
(鎌倉市岡本1-5-3)

■入場 500円 
(キャンドル代が含まれます:こども料金は300円)

■主催 ゆめ観音実行委員会


大船観音にはアジアの方々の参拝も多いのですが、最近よく目立つのはカップルの姿です。

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ジャガー横田夫妻が訪れて、その後お子さんを授かったという報道が大きいですね。

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さらに、大船観音の境内には、縁結びの桜(枝垂桜)があります。
(一見すると二本の夫婦桜に見えますが、実は根元で繋がっています)


・・・・・・ということもあり、キャンドルナイト会場をたくさんのハートで満たす仕掛けをご用意しています。


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このように、大船観音の境内にはたくさんのハートが溢れるはずです。
仕掛けのネタ晴らしはいたしませんので、是非お越しになって確かめてみてください。

カップルに限らず、ご家族、お子さま連れの方にも楽しんでいただけると思います。


※記事中の写真は準備リハーサルの際に撮影したものです。
※合成ではありません、念のため (^^)

投稿者: kameno 日時: 12:10 AM | | コメント (0) | トラックバック (1)

キャンドルナイト 2008 in 大船観音(準備編1)

■キャンドルナイト 2008 in 大船観音では、資源を有効に利用します。

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地元の寺院や仏教会、葬祭業者と連携し、普段の使用で余ったロウソクを集め、キャンドルナイトに利用します。また、キャンドルのホルダー(ガラスの容器)についても、各家庭から廃棄されたもの を利用します

準備・リハーサルで撮影した写真をいくつかご紹介します。


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観音像の前は芝生になっています。
世間の喧騒から離れてスローな夜を過ごしてみませんか?




キャンドルナイト 2008 in 大船観音

■開催日時 
5月19日(月) 17:30?21:00
6月22日(日) 17:30?21:00

■開催場所 大船観音寺境内
(鎌倉市岡本1-5-3)

■入場 500円 
(キャンドル代が含まれます:こども料金は300円)

■主催 ゆめ観音実行委員会

投稿者: kameno 日時: 11:47 PM | | コメント (0)

あーすフェスタかながわ2008報告

「あーすフェスタかながわ2008」に、ゆめ観音実行委員会からもエントリーさせていただきました。
第一日(17日)は好天にも恵まれ、会場は多くの来場者で溢れました。

ゆめ観音アジアフェスティバルのコーナーにもたくさんの方にお越しいただき心より感謝しています。
プレゼンテーションも無事終りました!

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あーすフェスタかながわは18日(日曜日)で終了です。


■展示コーナー  5月17日(土)・18日(日) 10:00-16:00
■プレゼンテーション     5月17日(土) 14:00-14:30 ← 無事終了しました

場所:あーすぷらざ(地球市民かながわプラザ) 3階 企画展示室にて
(JR本郷台駅徒歩3分)

皆さまのお越しをお待ちしております。


そして、5月19日(月曜)の夜は、大船観音においてキャンドルナイトが開催されます。

投稿者: kameno 日時: 8:17 AM | | コメント (4)

あーすフェスタかながわに出展します

あーすフェスタかながわ2008」に、ゆめ観音実行委員会からもエントリーさせていただきました。

ゆめ観音アジアフェスティバルは、本年10年目の区切りの年を迎えます。
展示資料準備のため、これまでの写真資料を紐解いていますが、感慨深いですね?
私自身が撮影した写真もありますし、来場くださった何人ものカメラマンの方からお寄せいただいた写真もあります。

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ゆめ観音アジアフェスティバルは、アジアの方々みなともに平和を祈り、各国地域の民族舞踊や伝統芸能を奉納する催しです。
観音信仰のもとにさまざまな宗教・文化をもつアジアの方々が大船観音に集い、つながり、そして、ひろがっていきます。
観音信仰は宗教や民族を越え、アジアの人々が共通に持つ信仰であり、それゆえ、大船観音には多くのアジアの方々も参拝されます。また、世界恒久平和の祈願を込めて建立された大船観音の境内には、広島原爆の残り火も大切に受け継がれ灯されています。
平和の実践的なメッセージは言葉によるものだけではありません。
さまざまな人々がそれぞれのスタイルで参加する。宗教性を排除したり、特定の宗教に偏ったりすることなく、さまざまな宗教、民族、文化が一つの場を共有し、それぞれの祈り、舞踊を捧げられることが、ゆめ観音アジアフェスティバルの特長です。 

これらの写真のほか、これまで9年間の歩みをあーすフェスタかながわ2008にてご紹介いたします。


■展示コーナー  5月17日(土)・18日(日) 10:00-16:00

■プレゼンテーション     5月17日(土) 14:00-14:30

 


場所:あーすぷらざ(地球市民かながわプラザ) 3階 企画展示室にて
(JR本郷台駅徒歩3分)
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皆さまのお越しをお待ちしております。


■関連情報
ゆめ観音実行委員会スタッフブログ

投稿者: kameno 日時: 11:51 PM | | コメント (2)

「広島原爆の火」の採火式を行います

キャンドルナイト in 大船観音において「広島原爆の火」の採火式を行います。

このたび、ゆめ観音実行委員会では、大船観音寺において「100万人のキャンドルナイト」として、「キャンドルナイト in 大船観音」を開催いたします。
「100万人のキャンドルナイト」は、でんきを消して、スローな夜を・・・を合言葉に、国内外で呼びかけられている環境キャンペーンでありますが、特に大船観音寺での開催にあたっては幾つかの大きな意味が込められています。

 


大船観音寺には、広島、長崎の原爆に関わる平慰霊碑があります。
慰霊碑の200kgもある土台石は、広島の爆心地の西蓮寺から・・・・50kgある被爆石は長崎の浦上天主堂から・・・そしてケロイド状の瓦は、広島原爆資料館から寄贈されたものです。

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この慰霊碑は、被爆25年の年(昭和45年)に、神奈川県の原爆死没者の霊を合祀し、みたまを慰めるために、県下在住の被爆者が大船観音境内に建立することになったものです。
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大船観音の「原爆の火の塔」には、広島原爆の火が灯されています。

この火は、原爆投下により破壊された広島市の商店街の、押潰された地下壕の奥でくすぶり続けていた原爆の火の残り火です。
原爆の火は福岡県星野村にて大切に受け継がれ、原爆投下から45年の年(昭和65年)に神奈川県原爆被災者の会により大船観音に分灯されました。

このたび、神奈川県原爆被災者の会立会いのもと、下記日程にて、「広島原爆の火」の採火式を行います。
採火された火は、キャンドルに移され、観音像前や境内に並べられ、夜の大船観音を照らし出します。
みなさま、ぜひご来場ください。

1 開催日時 平成20年5月19日(月) 午後5時30分?午後9時
  (このうち、「広島原爆の火」の採火式は午後5時30分より)
2 開催場所   大船観音寺境内(鎌倉市岡本1?5?3)  大船駅西口 徒歩5分
3、採火式次第
   1、開式の辞
   1、黙祷
   1、鼓ハツ三通
   1、読経(「原爆の火の塔」より採火、ランプと親キャンドル、カイロに移す)
   1、回向
   1、鼓ハツ三通
   1、神奈川県原爆被災者代表挨拶
   (その後、採火した火をキャンドルに移し、観音像前、境内に並べていきます)

4 主催   ゆめ観音実行委員会
 (協力:神奈川県原爆被災者の会)


このほか、キャンドルナイト in 大船観音では、独自の企画をいくつかご用意しております。


■夜の大船観音寺に入ることができます。

平常時、大船観音寺は夕方に閉門してしまいます。夜の大船観音寺境内を散策、参拝できる貴重な機会です。観音像前舞台は芝生となっており、自由なスタイルでゆったりとした時間を過ごすことができます。

■資源を有効に利用します。

地元の寺院や仏教会、葬祭業者と連携し、普段の使用で余ったロウソクを集め、キャンドルナイトに利用します。また、キャンドルのホルダー(ガラスの容器)についても、各家庭から廃棄されたもの を利用します。

■「こころをむすぶ」プロジェクト ?あなたのこころを観音さまに写します?

大船観音寺には「縁結びの桜」があります。また、丘の上にある境内から眺める大船の街の光はとても美しく輝きます。当日は、観音像に、ハートや星などの形を参加者みなさんの手で映し出すことができる「仕掛け」をご用意いたします。お楽しみイベントの一つです。

■観音像胎内ギャラリーへのコースを設けます。

灯りに照らされた観音像の胎内までの参拝コースを歩き、好きな場所で願いごとやメッセージをキャンドルに書きながらディスプレーを楽しむことができます。胎内ギャラリーにも五感に訴える仕掛けがあります。

■カメラマン大歓迎

普段見ることができない夜の大船観音寺。その幻想的な光景を撮影下さい。(撮影の際には他の方のご迷惑にならないようお願いいたします)。
フォトコンテストの企画も考えております。

■子どもたち向けのプログラムを用意します。

キャンドル作り講座、サイエンスカフェなど、親子、子どもたちにも参加いただけるプログラムを予定しています。


キャンドルナイト広報用の横断幕を作りました。
大船観音寺入口付近に掲げています。

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■関連ブログ
ゆめ観音実行委員会スタッフブログ


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投稿者: kameno 日時: 11:02 AM | | コメント (0)

SOTO禅インターナショナル発送作業

SOTO禅インターナショナル(SZI)は、本年創立から15周年の節目の年を迎えます。
皆さまには常日頃から当会への諸活動に対するご理解ご協力をいただいておりますことを感謝申し上げます。

このたび、会報Vol.37、海外寺院ガイドブック、SZIパンフレットなどが出来上がり、発送作業を事務局においてスタッフの手で行いました。
発送に参加されたスタッフの皆さま、本当にお疲れ様でした。
SZI会員の皆さまには数日中に配達されることと存じます。

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写真左 事務局にドド?ンと届いた荷物(の一部!)
写真右 発送作業を見守る窓の外の藤の花。今年は特に美しい花を見せてくれています。


今回同封いたしました各種印刷物は、担当者を中心にスタッフの皆で考え、企画し、形にしたものです。
一つひとつ思いの込められたものでありますので、是非じっくりとお読みいただければ嬉しいです。

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また、創立15周年記念行事としてシンポジウム、講演会など様々な行事も計画されております。
皆様からの多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。


■会報 Vol.37


会報は年3回発行されます。毎号編集部より担当・担当サブが編集作業の中心に当たり、原稿の収集、編集、校正の作業を進めていきます。
今号も盛りだくさんの内容です。24ページとなりました。

●巻頭 「包括主義」‥駒澤大学名誉教授 奈良康明 
●SZI国際布教支援金運用報告 ?受給者レポート‥安泰寺 ネルケ無方
●特集 2008年度総会・講演会報告
    SZI創立15周年記念講演会「禅的発想のすすめ」講演録‥?喝破道場・報四恩精舎 野田大燈 
    2008年度総会議事録と報告・2007年度決算報告・2008年度予算報告・2007年度事業報告・2008年度事業計画
●海外レポート(1)Sanshin Zen Community:三心寺‥北アメリカ国際布教師 奥村正博
        (2)中国・ハルピン「侵華日軍第七三一部隊遺趾」訪問記‥SZI事務局員 太田賢孝
●国内レポート(1)ビルマ僧侶座談会「希望を捨てず!」‥‥曹洞宗総合研究センター研究員 丸山劫外
      (2)ダイフクジ・ソートー・ミッション‥ハワイ・コナ大福寺法務担当 中出慈光
       (3)ロサンゼルス禅宗寺 茶筅供養‥‥‥SZI事務局員 細川浩代
       (4)全日本仏教徒会議神奈川大会報告 ?ダライ・ラマ14世法王講演録‥‥SZI事務局長 亀野哲也
●特集 宗教間対話研究所月例研究会報告 2007年10月?2008年 2月
●訃報:曹洞宗管長、大本山永平寺七十八世貫首、宮崎奕保禅師/海外「宗立専門僧堂」について
●国内インフォメーション 元開教師・国際布教師OB親睦会開催/塔婆供養で植林支援について
●SZI express 会費納入単・動静報告・HPのお知らせ・編集後記
●キャンドルナイト in 大船観音・SZI創立15周年記念シンポジウム・両大本山ワークショップのお知らせ


■『曹洞宗海外寺院ガイドブック』

海外に点在する曹洞宗寺院をご紹介したA5版のブックレットです。
これまで宗門で海外寺院が紹介されてきたものは、特に寺院名鑑に記載されているもの以外には、『宗報』や当会が発行する会報などで個々に海外寺院が紹介されているものの、全体としてまとまったものがありませんでした。
そこで、2006年に海外寺院ガイドブック編纂委員会を設置し、Web版担当委員を加え情報収集に当たりました。

この事業を推進するためには、宗務庁教化部国際課の協力無しには出来ません。
当時の教化部長老師をはじめ、国際課の皆様と協議を重ね、ご協力ご支援をいただくことができました。
また、実際に現地を把握しておられるハワイ・北アメリカ・南アメリカ・ヨーロッパの各国際布教総監老師の協力も不可欠であり、依頼の際に教化部長老師より協力要請のお手紙を添えていただくこともできました。あらためて各関係者の方々に感謝申し上げます。
編集に携わったSZIスタッフの労作です。
海外寺院への理解が深まることを期待いたします。


■SZIパンフレット

SOTO禅インターナショナルってどういう団体で、どのような活動をしているの?という素朴な疑問にお応えいたします。
パンフレット作成担当スタッフを中心に、デザインを数点提示していただいた上で段階的に形に仕上げていきました。
SZI内部に居ると気づかない視点での表現もたくさん盛り込まれています。そのあたりにも着目ください。


その他、
■両大本山(總持寺)講演会のご案内    
■SZI創立15周年記念シンポジウムのご案内
■塔婆供養で植林支援パンフレット

については、順次追ってご案内していきます。
今知りたい!という方は、SZIの公式ホームページ http://soto-zen.net をご参照下さい。


SZI会員以外の皆さまへ


SZI活動を応援してくださる方であれば、どなたでも会員になることができます。また、積極的に企画・運営に協力していただける活力ある人材も求めています。
入会ご希望の方は、郵便 (233-0012 横浜市港南区上永谷5-1-3貞昌院内 SOTO禅インターナショナル事務局) または メール にて、住所・氏名・電話番号を明記の上、ご連絡ください。
早速、今回ご紹介いたしました発送物をお届けいたします。

このほか、会員様には、年3回の会報とSZIが企画する講演会・勉強会・フォーラム等、また、海外スタディーツアーなどのご案内をさせていただきます。年会費は1万円です。SZI活動は、相互扶助を実践し ていこうという皆様、有志寺院、会員一人ひとりの「願い」に支えられる「会費」により運営されております。

投稿者: kameno 日時: 10:21 PM | | コメント (4)

SZI創立15周年記念講演会

SOTO禅インターナショナルは、創立15年目の年を迎えます。
記念事業の一つとして記念講演会が開催されました。
SZI会員の皆さまをはじめ、永平寺主催夏期大学講座からの参加、一般からの多くの参加をいただきました。

日時 平成20年2月20日(水) 
場所 東京グランドホテル
13:00 定例総会 (3階 桜の間)
15:00 記念講演会(3階 桜の間) 講師 野田大燈師 演題「禅的発想のすすめ」
17:00 懇親会 (6階 パンセ)


■椅子坐禅

■国際布教師物故者追悼法要

導師 SZI会長福島伸悦師 (細川副会長代)
差定 前後三拝・読経・回向

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■定例総会



■SZI創立15周年記念講演会 演題 「禅的発想のすすめ」
講師 野田大燈老師


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野田大燈師は、財団法人「喝破道場」理事長・宗教法人「報四恩精舎」住職・社会福祉法人「四恩の里」理事長・厚生労働省認定委託実施事業「若者自立塾」塾長・曹洞宗社会福祉施設連盟理事長・情緒障害児短期治療施設「若竹学園」元園長・大本山總持寺禅カウンセリング研究所元所長・前大本山總持寺後堂・?全国青少年教化協議会 評議員 / 学校法人總持学園 元理事 / 香川県青少年教化協議会 事務局長 / 香川ナームの会 顧問 / 香川県スポーツチャンバラ協会名誉会長 / 香川県護身道連盟 会長 / 香川県里親会 元会長 / 香川県レクリエーション協会 元理事 / 国際スポチャン協会四国連絡協議会 元会長 / 県立児童擁護施設「亀山学園」園長・・・・というたくさんの肩書きをお持ちです。



芯のないローソクでは燃えぬ
どんなに財産があっても
学識があっても
一本の信がなかったなら
それが光りには変わらぬ
いくら上等の蝋であってもそれのみでは役立たない。
芯がなければ火は灯らない。

(詩・中野善英上人)

喝破だより巻頭言 ローソクの教え ―伽藍洞にならないためにー より


まったくの「無」の状態からこれだけの施設を運営するに至った「実践の経緯」を詳細にご講演いただきました。


なお、講演録はSZI会報37号(4月発行予定)に掲載される予定です。

会場には空席が全く無くなるほどの参加をいただきました。

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講演会場前ロビーにて「ハーブ茶」が振舞われました。
喝破道場のハーブ畑で栽培された特製「禅ハーブ」茶です。

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■懇親会 

清興特別ゲスト 
「津軽三味線小山会」 総師範・小山貢憲、小山憲心

小山憲心さんは静岡県の寺院の住職でもありSZI会員でもあります。
30年のキャリア差のある師匠との競演、迫力のある演奏をいただきました。

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■講演会案内 こちらをクリックください

投稿者: kameno 日時: 11:58 PM | | コメント (2)

SZI設立15周年記念講演会のご案内

SZI設立15周年記念講演会のご案内


SOTO禅インターナショナルでは、設立15年目の年にあたり、記念講演会を開催いたします。一般の方の参加も歓迎いたします。皆様のご参加を心よりお待ち申しあげます。
                                      
日時 平成20年2月20日(水) 
13:00 定例総会 (3階 桜の間)
15:00 記念講演会(3階 桜の間)  講師 野田大燈師 演題「禅的発想のすすめ」
17:00 懇親会  (6階 パンセ)
   
場所 東京グランドホテル
    JR 浜松町 徒歩15分 / 都営三田線 芝公園 徒歩1分

申込 こちらの申込用紙をご使用下さい



■SZI設立15周年記念講演会


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演題 「禅的発想のすすめ」
講師  野田大燈老師

(講師プロフィール)
野田大燈 (のだ だいとう)
財団法人「喝破道場」理事長
宗教法人「報四恩精舎」住職
社会福祉法人「四恩の里」理事長
厚生労働省認定委託実施事業「若者自立塾」塾長
曹洞宗社会福祉施設連盟理事長
情緒障害児短期治療施設「若竹学園」元園長
大本山總持寺禅カウンセリング研究所元所長
前大本山總持寺後堂 
?全国青少年教化協議会 評議員 / 学校法人總持学園 元理事 / 香川県青少年教化協議会 事務局長 / 香川ナームの会 顧問 / 香川県スポーツチャンバラ協会名誉会長 / 香川県護身道連盟 会長 / 香川県里親会 元会長 / 香川県レクリエーション協会 元理事 / 国際スポチャン協会四国連絡協議会 元会長 / 県立児童擁護施設「亀山学園」園長


■講演会案内・申込書
こちらをクリックください

投稿者: kameno 日時: 2:23 PM | | コメント (0)

海外寺院ガイド

SOTO禅インターナショナルでは、このたび海外寺院ガイドをプレビュー版ながら発刊の運びとなりました。
日本国外にも曹洞宗の寺院はたくさんあります。それらを紹介するブックレットです。
2年程の懸案事項でありましたが、宗務庁国際課をはじめ各総監部、そして情報提供いただきました海外寺院、禅センターなど諸関係者のご協力の集大成であるといえます。
また、編集に携わった編纂委員のみなさん、特に若手スタッフの力は今号の発刊に向けての大きな原動力となったことは間違いありません。
まだ不完全な部分もあろうかと存じます。
その点は、さらなる情報のフィードバックを重ねてより完成度を高めていきたいものだと考えております。
4月には、フルカラー版の冊子として発行する予定です。

ということで、プレビュー版の発送を、SZI会報第36号の発行と併せて行いました。
同封物も多いため、発送作業は夜中までかかりましたが、ここでもSZI若手スタッフの力により無事発送作業を終えることができました。

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会報と海外寺院ガイドのプレビュー版は、会員の皆さまに年内にはお届けできると存じます。
どうぞお楽しみに。
なお、現在会員で無い方で、入会をご希望の方は こちらをお読みの上 お申込下さい。


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このような夜半を越える発送作業は、これまでも何回か行ったことがあります。できるだけ発送の効率化を考えて計画準備の上、作業開始しているつもりですが、まだまだ改善すべきことはあります。
とある1日の記録
 

これが、同封いたしました海外寺院ガイドプレビュー版です。
冊子版とCD-ROM版の二種類があります。

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関連リンク
海外寺院ガイドweb版

投稿者: kameno 日時: 11:31 PM | | コメント (0)

パンニャバンサ長老一行との座談会

今年9月、ビルマ(ミャンマー)において燃料費の高騰をきっかけとした平和的な抗議行動に対し、軍事政権が発砲、抗議行動に参加した僧侶や市民、そして日本人ジャーナリストを含め多数の死傷者が出ました。
3ヶ月が経過した今でも軍事政権によるビルマ(ミャンマー)国民と僧侶たちへの抑圧と弾圧は続いております。

事態はあたかも沈静化したかに見えますが、これは軍事政権による情報統制と、反発する僧侶や市民を排除したことによるものです。


そのような状況の中、ビルマ(ミャンマー)の僧侶が、2007年12月7日?18日の日程で来日されています。
来日されているのは、シンガポール在住のパンニャバンサ長老、カリフォルニア在住のスジャナバンサ師、ビルマ(ミャンマー)民主化運動に係わるチョウティン氏ほかの一行です。
パンニャバンサ長老は、ササナモリ(仏教最高長老評議会)国際ビルマ仏教僧協会団長 (: International Burmese Buddhist Sangha Organization)のパンニャバンサ長老は、各国にビルマ仏教を伝え、多くのビルマ寺院を建立しており、ビルマ(ミャンマー)人にとって著名な高僧です。

一行の来日は、ビルマ(ミャンマー)国内においては、僧侶たちが厳しく管理されており、国外への移動が厳禁されていることから、ビルマ(ミャンマー)国外で活動しているパンニャバンサ長老に支援を要請、長老がその重責を担ってのことであります。
パンニャバンサ長老は、80歳の高齢にもかかわらず、ビルマ(ミャンマー)における状況を伝えるため、ミャンマー僧侶の思いを一身に受けて精力的に活動されているのです。

昨日、忙しいスケジュールの合間を調整いただき、移動中の東京駅にてSOTO禅インターナショナルとの座談会をさせていただくことができました。


座談会は、一堂に会した9名 (パンニャバンサ長老側4名、SZI側5名) の紹介、犠牲となられた方々に対する黙祷を行った後に引き続き行われました。


冒頭に、パンニャバンサ長老に、一行の来日の目的とビルマ(ミャンマー)の現状をお話いただきました。
プレスリリース資料を基にまとめると次の5項目に集約されます。


(1)平和的な抗議行動に参加し、2007年9月の弾圧によって痛ましいことに命を落とし、あるいは負傷したビルマ国内の僧侶、尼僧、在家信者に対する弾圧、ならびに仏教サンガと国民に対して現在も行われている抑圧について、私たちはこれを強く非難し、深い追悼の意を表わす。

(2)ビルマ国内からの信頼できる報告によれば、軍事政権は僧侶の移動を非常に厳しく制限しており、民間による救援活動のほか、仏教僧が運営する無償の学校や子どもへの教育などの地域社会活動を禁止している。私たちは、自国民の福祉の増進に寄与しない、こうした措置、ならびに破壊的で抑圧的な方策を強く非難する。

(3)私たちは軍政指導部に対し、敵対的で抑圧的な行為を即時全面停止すること、また、長期的にとらえたビルマ国民の最良の利益と国民の福祉に寄与するために、包括的な対話を通した真の政治改革に着手することを訴える。

(4)ビルマ国民の苦しみが、歴代の抑圧的な軍事政権と、度重なる抑圧と失政によってこれほど長期にわたっていることは自明であり、否定できない真実である。世界のどこを探しても、抑圧の下で、あるいは抑圧的な支配の下で期待通りの繁栄と発展を実現した国家も、実現する可能性を持った国家も存在しない。相互に愛と慈しみを抱き、共に発展を望むという前向きな歩みを始めることにこそ、軍事政権と国民の最良の利益がある。

(5)私たちにはビルマの政治問題に介入する意図は一切ない。しかし慈しみと善意から発する行為として、私たちはビルマの兄弟姉妹の苦しみに対して誠意を込めた立場を示すとともに、利益(りやく)のある見解を表明するものである。


このうち5番目の項目、「ビルマの政治問題に介入する意図は一切ない」ということが重要なポイントとなります。

また、僧侶たちの行為は、報道では「デモ」とされていますが、その多くは仏典に基づく覆鉢の行為であり、僧侶たちが市民たちの困窮を目の当たりにし、真摯に国民生活の安寧を願っての平和的な抗議行動です。
その平和的な抗議行動に対する暴力的な弾圧は決して許されることではありません。
ミャンマー政府は、平和的な抗議行動の後、パゴタを封鎖し、所属する僧侶たちをそこから強制的に引き離し、迫害が続けられています。
例えば1000人の僧侶が所属している寺院では、その数が10分の1以下になり、僧侶が居なくなった寺院すらもあります。
寺院の主要な活動である学校や教育活動などが禁止され、寺院の伽藍や仏像の破壊、そして僧侶への暴行が行われ、政治囚として投獄するなどの弾圧が引続き行われています。
投獄された僧侶たちは強制的に還俗させられたり、ひどい時には死に至らしめることもあるようです。

座談会の中で、パンニャバンサ長老は、自分たちは「政治僧」ではないということと、ビルマ(ミャンマー)の政治問題に介入する意図は一切ないということを強調していました。
しかし、実際問題として民主化が進むためには軍事政権が崩壊するか、少なくとも歩み寄りをみせなければならないというジレンマがあります。

その点に関しては、民主化の進行が必要ではあるが、それは長期的な視点の話であり、まず、今出来ること、お願いしたいことはビルマ(ミャンマー)以外の国から平和的な解決に向けた協力をお願いしたいということでありました。


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ビルマ(ミャンマー)への平和の祈りのメッセージは、SOTO禅インターナショナルでも会報36号(本年12月末発行予定)において記事として掲載しているところです。

ちょうど編集作業が終了し、印刷が出来上がったばかりの会報をパンニャバンサ長老にお読みいただきました。
記事を執筆されましたM師も同席されましたので、直接、執筆者本人から記事の内容をお伝えいただけたことは何よりのことであります。
⇒この会報36号は、SOTO禅インターナショナル会員の方に年末にお届けする予定です。

また、SOTO禅インターナショナルを含めた実行委員会で運営している「ゆめ観音アジアフェスティバル」についても座談会の中で出され、アジアをつなぐ平和の祭典に対する理解をいただきました。
来年の ゆめ観音 への平和のメッセージ、そして、ビルマ(ミャンマー)僧侶たちの参加という具体的な協力もいただけることとなりそうです。

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さて、今回来日されたパンニャバンサ長老一行の目的は、現在も続いている軍事政権による弾圧の現状を風化させることなく伝えていくこと、そして、諸国政府、仏教関係者、市民の協力・支援を要請することです。
日本での活動拠点をつくることも、その一つとのことです。

対し、私たちにとって、どのような支援ができるのか。モラルサポートとして何ができるのか。平和的解決へ向けてどのような活動がなされるべきか。
そのあたりをこれからも考えていく必要があるでしょう。
まずはビルマ(ミャンマー)の現状を正確に捉え、それを伝えていくということがその足がかりになると思われます。

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なお、今回の座談会の詳細は、来年4月発行予定のSOTO禅インターナショナルの会報37号に掲載予定です。



■関連記事
アウン・サン・スー・チー女史は解放されるか
見せかけの制圧宣言に対し
 
■リンク
隣人になにができるか (風月庵だより)


補注 
記事中に、国名に関する ビルマ と ミャンマー の統一がされていませんが、パンニャバンサ長老一行側はビルマという表現を使っていますので、今回の記事中は敢えてこのような記述といたしました。
ビルマとミャンマーは語源を同じとし、意味の違いはありませんが、軍事政権がミャンマー表記を正式な国名と定めたために、政治的意図も多少含まれてしまっています。
このあたりは、産経新聞の 【明解要解】「ミャンマー」か「ビルマ」か をご参照下さい。

投稿者: kameno 日時: 8:03 AM | | コメント (5)

一日の記録

この日・・・さまざまな分野の方々が有機的に繋がって動いた一日でした

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投稿者: kameno 日時: 11:58 PM | | コメント (0)

ダライ・ラマ法王講演録

第40回全日本仏教徒会議神奈川大会2日目は、大会記念式典と特別記念講演の2つのプログラムにより開催されました。
5千人収容のみなとみらい・パシフィコ横浜国立大ホールが会場となりました。
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早朝より準備が進められ、厳戒態勢の中での運営となりました。
会場周囲のそのような緊張感とは裏腹に、会場内はダライ・ラマ法王の醸し出す柔らかく心地よい雰囲気に包まれます。
日本語への通訳をしている間は会場内の一人一人に合掌したり、手を振ったり、笑顔で微笑みかけたりと、実に気さくな方なのですね。
しかしながら講演は時間をかなり超過するほどの熱演振りで、私たちを時々はっとさせるほどの気迫を感じました。
あっという間の2時間でしたが、その記録をまとめてみたいと思います。

■関連記事 <是非併せてお読み下さい> 抱くことば

第40回全日本仏教徒会議神奈川大会特別記念講演
日時 平成19年11月20日(火)
会場 パシフィコ横浜国立大ホール
講師 ダライ・ラマ14世法王
演題 「信ずる心と平和」



■はじめに

フォーマルな形式ではなく、気軽にざっくばらんな形式で講演を行わせていただくことをご了解ください。
照明がきついので、サンバイザーを使わせていただきたく存じます。
この帽子はとても軽く、実用的なので、私は何時もこれを持っていきます。
また、私が歳をとるのと同時に英語も歳をとるようなのですが、講演に不完全な英語を使うことをお許し下さい。
英語は役に立つものです。英語圏を訪問するときに直接対話をすることができますし、通訳の時間も短縮できます。


■現代社会に山積する諸問題

私たちは21世紀を20世紀の続きとして過ごしております。
この期間は、戦争や流血事件、テロなどなどが必ずどこかで起こっており、あまり健康的でないと感じます。
また、若い人を中心に精神的危機、こころの問題が広がっておりますし、地球規模で環境問題、貧富の差の拡大が問題となっています。
国家間でもそうですし、たとえ裕福な国の中でも貧富の差はあります。経済力の強いとされている日本でも然りです。
これらは現実問題として表面化しているものであります。
ここで一つの大きな問題があります。世界が悪くなるということは60億の人々が暗闇に突進することを意味するのです。
それは、人間のもつ考えや姿勢が引き起こしているのではないでしょうか。


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■大切なことは、望みを捨てないこと

日本は第二次世界大戦、特に広島、長崎の原爆で完璧に町が破壊されてしまったという経験をもちます。
しかしながら、その体験をもとに、それでも望みを捨てずに立ち上がり、何とか復興しようと心を一つにして働いてきました。
それが経済大国への原動力となっているのでしょう。
悲しい出来事に負けずに自信や望みを持ち、強い決意をもって励んできたことにより日本の繁栄があるのです。
それが、そのようなものの見方で未来は明るく開けるという根拠です。

過去、20世紀を振り返ると大きな変化がありました。
世紀の前半では戦争だけが問題解決の手段であり、また、市民たちが国のために喜んでで戦争に参加した時代でした。第三次世界大戦も避けられないという考えもありました。
時代が進み世紀後半になると、世界中に蔓延する暴力や流血に嫌気がさし、それではいけないと平和、非暴力の方向性を持つ人が増えてきました。
これは望みのしるしが表れているということではないでしょうか。


■環境問題、こころの問題、個人の自由に対する考えの変化

20世紀前半においては、エコロジーという考えも、あまりありませんでした。
環境問題に関心を持たなかったり、持っていたとしてもどのように実践したらよいか術がわからなかったのでしょう。
私たち一人ひとりが環境問題に対する責任を負っているのだということを知らなかった時代だったのです。
世紀の後半になり、環境への認識が変わりました。これは明らかに良い変化であり人間のもつ認識が変わってきたのだといえます。

人間のこころについても同様です。
以前は、近代科学と精神の分野には深い関連性は無いという捉え方ををしていました。
しかし、その後、こころの問題に理解を持つことは重要であることが分かりはじめました。
身体の健全と精神の健全は親密な関係あり、たとえ宗教的観点から指摘しなくても、健康や精神的幸せのために私たちのこころや感情について学ぶことが必要となり、両者がより親密な関係をもつようになりました。

政治的、社会構造についてもそうです。
これまでは、全体主義的なものの考え方が平和や幸せをもたらすと考えていました。
しかし、そのうちに、このような方法論では平和や人間に幸福感をもたらすことができならしいと気づきはじめました。
つまり、個人の自由が大切であり、個人の力を尊重することが重要であるということ分かってきたのです。
このように20世紀の中だけを見ても大きな変化がありました。
私たちの中の幻覚に気づき、平和を求めるこころが芽生えてきたのです。


■未来は開かれたものとなる

私たちは、体験を元に人間性を向上させなければならないということを認識する必要があります。
それは困難や苦しみを通して育まれてきました。痛みの経験が我々の人間性を成熟させ、高めていくという認識をもたらしてくれました。
とある20世紀を通して様々なことを見て生きてこられた英国女王の親族の方に「この世紀は良くなったか悪くなったか」ということを質問したとき、ためらいなく「良くなった」とお答えになりました。
以前は人間の尊厳に対して論議される時代ではなかったのですが、やがて世界の多くの国で人権が尊重されるようになりました。
このことは、私たちが今後望みを持つことができる一つの理由になるものです。

私たちは、過去の間違いや、無関心、無知を改善する努力が常に必要です。
経験を生かすことによって21世紀がより改善され、より平和でより幸せな時代となり、そのことを継続することにより22世紀も同様に望みが開かれていくでしょう。
私たちは宗教を篤く信仰する人もそうでない人も、東洋も西洋も、南北も関係なく、一つの小さな地球に住むという点で全く同じであります。
このような考えを元に、未来に望みをかけることができるのです。


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■過ちを訂正することの必要性

私たちは過去の間違い、無知を分析する必要があります。
それにより私たちは物質的価値に振りまわされ、内面的価値観に充分な注意を払ってこなかったことに気づきます。
教育面を考えると、知識教養を増やすことばかりにとらわれ、人間の持つ本来持つ良き資質や優しさや思いやりに重点を置きませんでした。
これも間違であるのなら訂正しなければなりません。
そして現実のありようをはっきり認識する事が欠けているように感じます。私たちの考えている事、認識していることと現実に大きなギャップがあるようです。
人口の増大、経済の変化、情報の氾濫により、現実は刻々と変化しています。
現実を正しく把握する必要があるのです。

さらに、私たちは自と他に明確な線引きをして、それにより物を捉えようとしています。
日本はアジアの中の島国にとどまり、日本だけを考えてきてしまったようでもあります。
しかし現在、世界とのつながりはますます深くなっています。
資源の多くは海外からの輸入であり、環境問題にしても一国の問題でなく世界全体の問題であります。
私たちの心では私、彼という自他を区別する事により、力や戦争により問題解決を行ってきましたが、核の問題も一国だけの問題であるととらえることはできません。

自分と他人は全く違うということは、自分以外は敵であるという古代的なものの考え方に基づいています。
しかし、他を害することは自分を害することになります。
グローバルに考える必要があるのです。
これまで他に対する思いやり、やさしさにあまり関心を払ってこなかったという間違いを訂正する必要があります。

ヨーロッパではそのようなことを教会が担ってきたのですが、しかし、そのような教育システムはうまく機能しませんでした。
全体的なものの考え方、時代の変化を認識しなければならないのですが、その上で問題解決の手段を求めることが正しい方法論を導き出すもととなります。
今は、人間のものの考えと、現実とのギャップを埋める時代にあるのです。


■宗教間の理解を深めること

世界には様々な宗教があり、私たちに大切な役割を果たしてきています。
宗教の違い、例えば絶対的な神を信じるもの、そのような神の存在を受け入れていない宗教もあります。その間には考え方にに大きな違いがありますが、愛、慈悲など基礎的な部分では共通するものであり、同じメッセージをもち、愛や慈悲を育む上で大きな可能性を秘めて重要な役割を担ってきました。
これまでは宗教間におけるものの考え方の違いのみがクローズアップされ、宗教間の争いが繰返されてきました。
宗教を信心するかしないかということは個人の自由ですが、大切なことは、信心をするのであれば宗教の教えを真摯な態度で学び実践することです。
それによりより深いレベルでの体験を深め、愛や慈悲を育むこととなります。
違う宗教間でもその体験を分かち合う事によりでお互いに理解し尊敬しあうことができるのです。
宗教が違えば方法論も違いますが、体験を通して良き資質を高め、同じ目的をもつことが理解できるのです。
宗教間相互の人間の内なる資質を高めるということ、その相互理解が大切であると感じます。
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■仏教の立場から見ると

仏教の面で言えば、たとえばこの会場には約5000人が居りますが、肉体面、精神面では全く同じ人間であります。
何が違いをつくるのかといえば、伝統的な服を着ていたり肌の色や髪の色や髪型など外見的な違いだけでありましょう。例えば、脳のニューロンなど基本的土台は全く同じなのです。
私たちは同じ人間であり同じ可能性を秘めています。サンスクリット経典の中では、いのちあるもの全てに仏性が備わっているという考えがあり、縁起の考えがあります。私たち一人一人は相互関連をもちこの世に存在しているというものです。この考えは仏教独自のものといえます。
仏教では、絶対神は受け入れていません。
釈尊は、ある弟子には絶対的な現実が「ある」といい、ある弟子には「ない」というように、矛盾した教えが説かれていたりします。
弟子による資質の違いを見抜き、それぞれに適した方法で教えを説いたのです。
私たちは絶対神を信じるものとは考えを異とします。六派哲学の一つサーンキヤ派の一部も絶対神を受け入れませんでした。ジャイナ教およびサーンキヤ派と、仏教との違いは、彼らは独立した魂を信るの対し、仏教では独立した魂は存在せず、縁起により相互関係があると考えることです。
神の存在を受け入れる宗教は、世界は神が創造したと考えます。神の存在を受け入れない宗教ではそうではないと考えます。しかし、お互い見解の違いがあるとはいえ、お互いに敬意を表する必要があります。なぜならば、どの宗教でもそれを信じる人に対して役にたってきたという事実があるからです。


■科学と仏教の担う役割

仏教は私たちの心について、そして、感情について非常に詳しい説明をしています。悪い性格をいかに良くすることができるかを説いています。
釈尊は私たちと何ら変わない一人の人間でありますが、修行により悟りを開き仏陀となられました。
そして、人の心に詳しい説明と分析を行ってきました。愛といかりという相対する感情があるのであれば、 愛という感情を高めることによりいかりを鎮めることができます。一方を高めることにより、もう一方を鎮めることができるのです。
仏教は全て無常であると説きます。全てが移ろいゆくがゆえに、人間の心にはより良き変容をもたらす可能性があります。自分自身の本質、機能心を分析し、知ることにより、良き変容をもたらすことができるのです。

科学の進展により、物に対する知識は増えてきました。
物質面においては、私たちはマクロレベルから素粒子に至るまで非常に詳しい知識を得ることが出来ます。量子力学的な理解も非常に詳しい分析を得ることが出来ます。とても素晴らしいことであります。

しかし、一方で人間の心や感情については、きっと仏教徒のほうが近代科学者に比べて多くの情報を提供していると思います。
私というものがどのようなものであるのか、自我がどこに存在しているか、自我に始まりがあるのかないか、それについて詳しい分析をしております。
そして、独立した自我は存在していないと考え、自我は心と体の構成要素の上にに私たちの名前が与えられたという名義上の存在であると捉えます。
だからこそ、私たちは心と体のケアを責任を持って行う必要があるのです。
近代科学も、健康のためには心の感情をいかに知り、コントロールする必要があるかということに同意しています。
体のケアをするためには心のケアが必須なのです。
科学者は物質の情報を提供し、仏教は精神的な情報を提供する。この両輪が相互に働くことにより健康がもたらされるのです。

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仏教には科学的な面、哲学的な面、儀式修行の面という3つの側面があります。
第一の科学的な面については、こころの科学ということになれば、信心をするものに対しても、しないものに対して誰にでも役に立つ貴重な情報源となります。つまり、すべて相互依存関係にあるという因果の法に基づいて、いかに感情をコントロールするか、心の中の破壊的感情を鎮めより良き感情を高めることができるかという方法論を提供しているのです。
こころ、感情というものを正しく捉えることは大切です。仏教の提供する科学的情報は誰にでも役に立つものなのです。
仏教では仏教のみならず科学的な分野、政治国際関係、環境、全てにおいて、この世の中のものが全て相互依存の深いつながりの関係にあるということが非常にに重要であり、大切なものの考え方です。

この21世紀において信心をしている人もそうでない人にも必要なものの考え方であると思います。
これが仏教の側からの貢献であり、人間的価値、よき資質であるやさしさ思いやりを促進するということも宗教間相互理解に調和を持って貢献できることであると信じます。
仏教的アプローチは慈悲に溢れた人を育てる点で重要なことなのです。

■さいごに

たとえ仏教徒でない方がこの会場にいらっしゃったとしても、自分の宗教を実践をしていってください。
仏教に改宗しなくて結構です。
日本人は元々神道があり、その上で仏教が入ってきて多くの日本人が仏教徒であるわけですが、仏教徒であるならば仏教に基づいた教えを実践していってください。主に修行者であるならば、慈悲の心に基づく菩提心を育むこと、哲学的見解としての縁起を理解し実践をすること、の2つを大切にしていただくことをお願いいたします。

講演の最後にこの場へとお招きいただいたことに感謝いたします。

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質疑応答

【問】 昨日のことですが、駅で立派な身なりの紳士が駅員に怒鳴りつけていました。私も周りの人も見てみぬ振りでした。仏教者としてどのようにするべきだったのでしょうか。

【答】 もしあなたに何かできることがあるのであればそれを実行するだけです。何もできなければ黙っているだけです。



【注意事項】
本記録はkamenoが個人的にメモしたものを元に講演内容の骨子をまとめたものです。
また、写真は特別許可に基づき撮影したものであります。
内容の誤りがありましたら私にその責がありますので、適宜ご連絡いただければと存じます。
文と写真の無断転載・引用はご遠慮くださいますようお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 8:32 PM | | コメント (13) | トラックバック (5)

全日本仏教徒会議神奈川大会

全日本仏教徒会議神奈川大会が横浜みなとみらいを会場に開催されました。
大会テーマは「地域の縁、アジアの縁 共生をめざして」です。

一日目の今日は、基調講演と分科会が行われました。
朝から受付の準備をすすめていきます。

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■基調講演
駒澤大学前総長 奈良康明先生
講題「草の根的対話の提唱」


■加盟団体代表者会議及び分科会
加盟団体代表者会議
第一分科会「アジアの平和と仏教徒の役割」
第二分科会「少子高齢化社会と寺院のあり方」
第三分科会「現代社会における仏教葬儀のあり方」
第四分科会「生命倫理と仏教徒に問われること」


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スタッフとして動いていましたので、講演のほとんどを聴くことができませんでしたが、時間をみて第四分科会のみ聴講してきました。
その自分用メモを記録としてまとめてみました。


第四分科会「生命倫理と仏教徒に問われること」

提唱者 
 田中雅博医師(大正大学講師・西明寺住職)
座長  
 三宅守常先生(日本大学医学部准教授)
パネリスト
 柴田寛彦医師(医学博士・本澄寺住職)
 佐藤雅彦先生(大正大学講師・浄心寺住職)
 中野東禅先生(武蔵野大学講師)


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提言者(田中師)

1 生殖補助医療(受精卵・胚の利用)
2 ヒト胚利用再生医療(クローン胚)
3 安楽死と苦痛延命(自己決定権・インフォームド・コンセント)
4 死の判定(医療の発達での矛盾)
という4つの問題に分類して提言をおこなった。

「科学と非科学について」
生は過程であって、生まれる瞬間を科学的に決定することはできない。これは実験と観測で反証不可能、つまり非科学の領域にあるからである。
科学と非科学の違いは、古典の価値は反証不可能な部分にあるということである。つまり、科学的訂正は古典価値を失わない。
科学は間違っているものである。
科学は、検証により間違いが指摘されて訂正されていくものである。


「生について」
生は過程であり、生まれる瞬間を科学的に決定することはできない。
受精卵は人だろうか。そうならば子宮内避妊具による受精卵の着床を妨げるものは殺人だろうか。
胚盤胞は人だろうか。そうであればクローン胚から作った胚性幹細胞の再生医療への応用は禁止されるべきか。

「死について」
死の概念は科学的には得られない。ただ、それを判定することができるに過ぎない。
尊厳死や安楽死は認められるべきか。
逆に、本人の同意無しに苦痛を伴う延命治療は行うべきか。
医療の発達により、脳死という問題が発生した。
どこまで延命措置を行うかという問題で、蘇生限界点という診断が必要となった。
脳死はよみがえり不可の診断である。これは蘇生限界点を越えるかどうかの判定である。
これには(1)治療中止の判断、(2)臓器提供の判断がある。
日本では、臓器提供を前提とした治療中止の判断しか行うことができないという問題がある。

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中野師
自己決定について
1 生命問題は価値多元化が宗教に衝突している
2 その解決として自己決定主義に逃げている
3 自己の命という欲求と神仏の命との矛盾を調和させるのは「生き方学」
4 自然としての命と医療的努力との境界を考察する理論は仏教では「命根(寿煖識)」等にみられる。
5 「神の命」という価値一元化の思考法では仏教は答えられない。「どう生きるか」という多元性に関わるのが仏教である。
命がどこから始まりどこで終わるかを論理化しないと思考停止に陥る。

脳死について
1 「最善を尽くす」という期待
2 脳死状態を蘇生限界点を超えていると「如実知見」する智慧を回復しよう
  ※蘇生限界点を超える・・・心臓のみが動き、死体の喚起を行うのみ
3 そこから生じる自己決定・智慧による自主性を大切にする
4 過剰な介入には仏教的視点から反対する。苦悩を再生させない。
5 患者等の支援と情報提供を進めていく。

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佐藤師
生命倫理の問題
1 医療の限界 論議の最中
2 仏教界 経典に答えのない問題
仏教界が答えることの意義は、釈尊の弓矢の喩えに見ることができる。
住職としていのちを大切にすることを二方向性(=専門家向け、一般大衆向け)をもって縁者にアピールする必要がある。
1 臓器移植の監視
2 保健医療に携わる檀信徒への宗教心の喚起
3 広い「いのちの教育」
4 病む人を支えるネットワーク作り
5 専門家卒業後教育の充実
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柴田師
1 医学を含む科学は、仏教徒対立しない
2 命はいつ始まりいつ終わるか=意識が有るか無いか
3 苦しんでいる人にどのように手を差し伸べることができるのか。

アメリカ仏教の特徴(社会性)
1 エンゲージド・ブッディズム(参加型)
2 女性参加
3 超派意識
4 科学との交流
  ※アメリカでは「科学の仏教」、対し日本では仏教指導者は科学に対して強い反発がある。この隔たりが日本の脳死問題に大きな障壁となる。
5 プラクティス中心

さまざまな生死
1 ものとしての生死(物質の世界)
2 DNAの生死(生物の世界)
3 細胞・臓器の生死(体の基本構造)
4 人間としての生死(三徴候・脳死)
5 社会の中の生死(人間の社会)
6 地球、銀河系
7 久遠本仏のいのちの生死

倶舍論
寿=寿命
煖=ぬくもり
識=脳と心

こころはどこにあるか
1 細胞ー臓器
2 脳の中のこころ
3 たましいと身体の相関
※僧侶は<別添資料>パンフレットをもって病院に見舞おう。 

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田中師
欧米では100床あれば1人のスピリチュアル・ケアが付く。
この資格を得るために、神父6年、病院2年の勉強が必要。
入院したら、宗教者がまず会いに行くという環境が整っている。

日本においては、明治維新により僧侶が社会参加することが禁じられた。
たからこそ、今、グリーフケア(=死を自然な現象として受け止めて、自由に語り合えるような新しい死の文化を創造する)こと、死の苦しみの緩和が必要。


僧侶が寺にとじこもって職務怠慢をしていることへの批判。
宗教者は積極的に社会に参加していくべき。

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中野師
人工妊娠中絶について

若い人、夫婦に家族計画に対する無神経さが伺える。苦しむのは女性である。
中絶問題に対し仏教は明確に論議できない。
原則的には罪である。愚かさの再生を防ぐため倫理観や避妊・家族計画など未然に防止する教化をすすめる必要がある。
しかしながら、緊急避難として人工妊娠中絶を容認した上で、その際の女性を救うため精神的痛みに対する宗教的癒しを支援する必要がある。
さらに、仏教的な人間論を深める論考が必要になる。


【追記】

桜木町からみなとみらいに向かうタクシーの中で、こちらは何も言わなかったのに、
運転手さんが
「このところ大きな会議があるんでしょ?僧侶の方がたくさん集まってますね。
世の中のためにがんばってくださいね」
と仰ってくださいました。
嬉しいことばでした。

投稿者: kameno 日時: 11:27 PM | | コメント (2)

ゆめ観音・運営者の視点から

ゆめ観音アジアフェスティバルを運営する立場からの写真を集めてみました。

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祭典前日に大方の準備を整えた上で、当日の朝早くから活動が始まります。
テント設営、物品搬入、ケーブル配線、そして進行の打ち合せ・・・・会場各所でそれぞれのスタッフが手際よく準備を進めていきます。


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大船観音の会場は、とにかく、車は軽自動車のみ事務所前まで上がることが出来ますが、その後、ステージまでの長い階段をひたすら人力で荷物を運び入れなければなりません。
音響設備、和太鼓・・・・・重たいうえに雑に扱うことが出来ないものも多く、人海戦術で運んでいきます。

さて、ここで問題です。
観音様ステージまでに登るための正面の石段は、何段あるでしょうか。

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そして、舞台にはカーペットが綺麗に敷き詰められ(これが意外に重いのです)、舞台廻りの準備も念入りに進められます。


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舞台では次々とリハーサルが行われていきます。
↓は萬灯供養と、ベリーダンス。

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そして、オープニングに出演する和太鼓のセッティング。
出演人数が20人近くに上るため、JUZOさんの指示を仰ぎながら中心に立ち位置を念入りに決めていきます。

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舞台袖から心配そうに覗く様子はどのグループも一緒ですね。

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会場には暑さ対策として、ドライミスト(霧発生装置)を設置してみました。
少しは効果があったでしょうか?

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舞台のしめくくりとして行われた萬灯供養法要準備の為に、蝋燭に火を灯そうとしますが、風が強いためになかなか着火できません。
法要出演者総出で作業を行っていたところ、観客席からも応援をいただきました。
ありがたいことです。

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それでも強風の中、最後まで灯火が消えないでいる蝋燭もありました。
まさに貧者の一灯でしょうか。

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この時間になると境内は虫たちの大合唱に包まれていきます。
蝋燭の火は心に染みますね。


このように、ここではご紹介しきれないほどの多くの方々のご協力により、ゆめ観音アジアフェスティバルは運営されているのです。


■関連トピックス
ゆめ観音2007報告(1)
ゆめ観音2007報告(2)
ゆめ観音2007報告(3)

投稿者: kameno 日時: 4:31 PM | | コメント (2)

山中塗りの応量器、フランスへ

今年6月、ヨーロッパ国際布教40周年記念行事レポートで、ヨーロッパに根付いてきた禅についての記事を書きました。
その行事の際に、禅僧用の本格的な応量器(おうりょうき)がなかなか手に入らず、是非幾つか数を揃えて送って欲しいという要望を総監部よりいただきました。
たまたま行事でご一緒させていただいた方が山中塗りの工房をよくご存知だったため、工房に掛け合っていただき、その上でSOTO禅インターナショナルとして支援していくことができないかということを検討したうえで発注をしておりました。

その応量器が、本日届けられました。
一つ開けてみました。

新しい漆器独特の香りがします。


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応量器とは、禅増が使用する食器であり、鉢盂とも呼ばれます。

応量器は、このように入れ子状に重ねられた5枚の容器(+一枚は容器の台)から成っています。
一番大きな器はお釈迦の頭(頭鉢)とされ、食事の際に粥や飯用の食器として用います。托鉢の際に布施を受ける器にも使用されるものです。いわば禅僧の命ともいうべき器ですね。

黒い漆器が用いられる理由は、漆をかけたものは鉄製とみなすものとされるからであり、だからこそ品質の高い応量器を海外で入手することが困難であるため、冒頭のような要望があったものです。


実は、SOTO禅インターナショナルで応量器を送るのは初めてではありません。
昨年は南米ブラジルに、在家用の応量器50個をお送りいたしました。



 「在家用応量器の寄贈御礼」 ブラジル イビラスー禅光寺

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参禅プログラムとしては、年2回3ヶ月の安居を長期参禅者用に設ける他、5日間の摂心を隔月、近隣の貧しい子供達向けの一泊のゼンジーニョ(禅の子供達)を30人ずつ年12回行なっています。また、各種団体用の参禅プログラムもあります。
昨年、州政府と2泊3日の軍警察官の研修を引受ける契約をしました。(軍警察とは普通の警察とは違うブラジル独特の組織で、国防が主な任務です。)この契約は1回50人ずつの軍警察官を年4回、計2500人の研修を引受けるものです。ですから、これから12年半に渡り禅光寺は軍警察官教育に携わることになります。ちなみに、この研修は必須です。つまり、エスピリット・サント州の軍警察官になるためには、必ず禅光寺で2泊3日の参禅研修を受けなければならなくなったわけです。

(SOTO禅インターナショナル会報35号より一部引用)



応量器は海外でこのように活用されてもいるのです。
禅の広がりの別の側面といえますね。

そして、今日、応量器たちがフランスへ向けて旅立っていきました。

投稿者: kameno 日時: 6:49 PM | | コメント (2)

ゆめ観音2007報告(3)

ゆめ観音2007報告(1)
ゆめ観音2007報告(2)
の続きです。


報告(3)は出店編。
風はやや強かったものの、台風一過の好天に恵まれ昨年より二割以上多くの方々のご来場をいただきました。
アジア諸国・各地域のバラエティ豊かなテナントは、それぞれ賑わいをみせ、早々と売り切れとなるテナントも続出しました。


【出店編】

●インド政府観光局 (観光ガイド)
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●かながわビエンナーレ (絵画展示)
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●東京アショカ (インド料理)
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●Kawanggawa Group (フィリピン料理)
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●love vietnam (ベトナム)
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●フルーカ (中東料理)
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●イスガヘ・ポルホリ (イラン料理)
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●印度支那倶楽部 (東南アジア工芸品) 
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●We21ジャパン (アジア支援 リサイクルショップ)
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●アースママショップ (オーガニック食材)
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●地球市民ACTかながわ (タイ民芸品)
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●スカイテック (太陽光発電エコ展示)
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●神奈川県仏教会 (ダライ・ラマ法王関連展示)
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投稿者: kameno 日時: 12:04 PM | | コメント (0)

ゆめ観音2007報告(2)

ゆめ観音2007報告(1)の続きです。


■台湾佛光山寺 (平和祈願)
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■Madhu-Priya (インド舞踊)
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■曹雪晶 (中国二胡)
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■セーンジャー(モンゴル・馬頭琴)
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■Ethno-Exotica Vaudeville (ベリーダンス)
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■萬灯供養 (平和祈願)  
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■関連リンク
ゆめ観音アジアフェスティバル公式サイト
スタッフ日誌ブログ

投稿者: kameno 日時: 5:54 PM | | コメント (4)

ゆめ観音2007報告(1)

第9回 ゆめ観音 in 大船 アジアフェスティバル(主催/ゆめ観音実行委員会 後援/鎌倉市・かながわ国際交流財団 協力 第五教区・即心会)が9月8日(土)、大船観音境内を会場として開催されました。
台風一過の晴天に恵まれ、多数のご来場をいただきました。
無事盛大に終了できました事をまずもってご報告いたします。

■平和宣言
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平和を願う心

世界中すべての人が、等しく幸せな平和の日々を送ることを願っています。しかし、皆が幸せな平和な世界を願いながらも、それぞれが正当を主張し、武力を持ってぶつかり合う時、お年寄りや子供たちのような弱い多くの人々が犠牲になります。友を失い、愛する人を失って、かけがえの無い人間の一生が無惨に踏みにじられてしまいます。こんな恐ろしいことが今、世界中で起こっているのです。

大船の丘から街を見下ろす、この白衣観音像は、1929年、世界の恒久平和を祈願して建立されたものです。しかし、悲しいことに、その願いも空しく、日本は第二次世界大戦に突入してしまいます。戦争により、観音像も痛々しい姿になってしまいました。

アジア各国へ与えた数々の過ちを繰り返してはいけない。敗戦を経て今度こそ、観音菩薩の慈悲によって平和を祈願し、世界から戦争を無くすことを誓い、大船観音は現在の姿に再建されたのです。

このように、大船の白衣観音像は、日本のみならず全世界の平和を、また人々の平安を祈りながら、この地に再度鎮座なされてから40年が経ちます。建立に携わった人々の熱い思いは、その後も多くの人々に受け継がれ、観音の境内には、「原爆の火」や「戦没者慰霊碑」等、平和への祈りが込められたモニュメントが多く建立されました。

平和は、政治的、経済的、軍事上の契約だけによって保障されるものではありません。最終的には人々の一致した誠実なゆるぎない取り決めによって築かれるものです。年齢、性別、社会的地位、宗教的帰属、または文化的背景の違いを超えて、私達一人一人が、平和な世界を創ることを求めれられています。

平和は、私たちの行動、態度、日常の行為を通してのみ達成できます。平和の文化はすべての人が分かち合う、普遍的な文化であり、私したちに共通する人間性に不可欠なものであることを認識し、私たちはそれを行動に移していくことを誓います。

「怨みを持って怨みに報ぜば、怨みやまず。徳を持って怨みに報ぜば、怨みすなわち尽く。」という仏の教えの慈悲の原点に立ち返り、平和共存の実現に努めて参りたいものです。

今回、第9回を迎える「ゆめ観音・・アジアまつり・・」のこの大船の地からアジアに向けて、そして、全世界に向けて、人権の尊重と平和な暮らしが共有され安心して暮らせるよう、ここに平和のメッセージを発信いたし、開会とします。

平成19年9月8日  ゆめ観音実行委員会


■わせだ風街宣伝社   (ちんどん)
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■和太鼓同好会

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■WADA (ベトナム月琴) 
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■女性同盟湘南西湘支部舞踊同好会 ・ 神奈川朝鮮初級学校 (朝鮮舞踊)
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■山中ひとみ (カンボジア舞踊)
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■横浜中華学校校友会国術団 (中国獅子舞) 
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■和太鼓JU‐ZO (創作和太鼓)
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舞台前編・以下続く

■関連リンク
ゆめ観音アジアフェスティバル公式サイト

スタッフ日誌ブログ

投稿者: kameno 日時: 11:47 PM | | コメント (2)

ゆめ観音アジアフェスティバル前日

9月8日、ゆめ観音アジアフェスティバルが開催されます。


ゆめ観音アジアフェスティバルについては、公式サイトをご参照下さい。

※先日、湘南いどばたかいぎ紙にも取上げられました。

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ゆめ観音アジアフェスティバル準備のため、開催日前日一日をかけて準備作業を行いました、


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スタッフ一同、夜遅くまで掛かって準備を念入りに行いました。
きっと、満足いただけるイベントになると思います。
皆様のお越しをお待ちしております。


第9回 ゆめ観音 in 大船 アジアフェスティバル
開催日時  9月8日(土) 12:00-20:00
開催場所  大船観音境内 (JR大船駅西口徒歩5分)

〔平和祈願〕 開会平和宣言・台湾佛光山寺・萬灯供養法要など
〔舞踊・芸能〕中国二胡・ベリーダンス・朝鮮舞踊・中華獅子舞・ベトナム月琴・モンゴル馬頭琴・和太鼓・ちんどんなど
〔テナント〕 インド政府観光局・かながわビエンナーレ絵画展・アジア各国支援NPO・ダライラマ展示ブースなど


主催/ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
後援/鎌倉市・かながわ国際協力財団
問合せ先/ゆめ観音実行委員会 0467-43-1561 
詳細URL http://soto-zen.net/yume

投稿者: kameno 日時: 11:14 PM | | コメント (0)

演奏会の一日を裏方からの視点で

演奏会に限らず、一つの催事について、本番の時間は僅かですが、その僅かなひと時のために多くの人の手が関わっています。
今回の演奏会に際しては、演奏会企画の出発点の段階から関わらせていますが、やはり一つの形に仕上げるということは並大抵のことではありません。
けれども、逆に、普通は本番しか目にすることができない演奏会を、メイキングとして生で体験することが出来たということは、とても有り難いことだと思っています。

様々な紆余曲折があって、いよいよ演奏会当日を迎えたわけですが、夕方の演奏会の為に早朝から慌しく準備作業が進められていきます。

用意されたパンフレットと挟み込み用の資料。
演奏会を楽しんでいただけるよう、作り上げたものです。

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舞台では楽器の調律が入念に進められます。

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舞台でのリハーサル風景。
楽器の位置、PAの調整、演奏者相互の確認など、様々な項目を同時進行で手際よく行っていきます。
声明と琵琶・二胡の音量の加減、立ち位置、それぞれのタイミングのとり方など、話し合いながら確認を進めていきます。


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天台宗と曹洞宗の声明音あわせ最終チェック。
これまで練習してきた成果を元に、二宗派の音の出だし、散華を撒く所作のポイントを中心に確認作業を進めていきます。
本番まであと1時間。

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どの楽器も声明も、たくさんの練習を重ねた上での演奏会の場があります。
そのような努力が見えるからこそ、余計に感慨が深まってきます。


演奏会の休憩時間には、だったん蕎麦茶がサービスされました。
この蕎麦茶は信濃霧山ダッタンそば生産者組合 によるものです。

だったんとは、漢字では「韃靼」と書きます。
中国の山岳地帯の「イ族」という少数民族が、だったんそばを主食としていたとの記録があります。
貴重な栄養源を多く含み、この蕎麦を常食している民族は昔から病気が非常に少なく不老長寿だったそうです。
蕎麦には主に、普通種とだったん種の2種類があり、だったん種の特長は、からし色に近い黄色をしていて苦味があるということです。
この苦味成分が、血液をサラサラにする作用があり、また、幻のビタミンP(ルチン)は普通種の約100倍も含まれています。
だったん蕎麦茶の鮮やかな黄色には、そのような秘密が隠されています。


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シルクロード音楽の旅演奏会プログラムに組み込まれた「だったん人の踊り」。
ロシアの作曲家、アレクサンドル・ボロディンによるオペラ『イーゴリ公』にあり、JR東海の「うまし うるわし 奈良」 のコマーシャルでも使われた有名な曲です。





だったん人の踊り(だったんじんのおどり。
韃靼人、ダッタン人とも)は、ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディンが作曲したオペラ『イーゴリ公』の第2幕の曲で、ボロディンの最も有名な曲のひとつであり、またクラシック音楽でも有数の人気曲である。しばしばオーケストラのコンサートなどで、オペラとは独立に演奏される。ただし、オペラでは合唱を伴うが、演奏会では合唱のパートを省略することが多い。序曲や「ポロヴェツ人の行進」などと併せて『イーゴリ公組曲』とすることもある。

Wikiペディア



だったん人の踊りについては、下記のサイトに詳細な考察があります。
併せてご参照下さい。

ボロディンの「だったん人の踊り」考 K.Umezawaさんのサイト


遥か悠久の歴史を持つシルクロード。
音楽も宗教も食材も、このような交易ルートを通って日本に伝わってきました。
不思議なものですね。


演奏会を終え、帰宅してから着ていた衣や作務衣をかばんから出すと、檜の香がたっぷりと染み込んでいました。

投稿者: kameno 日時: 3:23 PM | | コメント (2)

シルクロード・音楽の旅写真記録

昨日アナウンスさせていただきました演奏会が開催され、無事盛大に終えることができました。

世界唯一 総檜のコンサートホールで聞く 
天平の響き 「シルクロード・音楽の旅」

2007年8月25日(土) 16:00開場 17:00開演
会場: 檜チャリティーコンサートホール


■まずは関連記事から
宗派を越えた声明のコラボレーション
シルクロード・音楽の旅@檜ホール
海を見下ろすコンサートホール


演奏会の写真速報です。

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投稿者: kameno 日時: 7:50 AM | | コメント (5)

本日「シルクロード・音楽の旅」演奏会開催

8月25日土曜日午後5時より、檜チャリティーコンサートホールにおいて演奏会が開催されます。


世界唯一 総檜のコンサートホールで聞く 
天平の響き 「シルクロード・音楽の旅」

2007年8月25日(土) 16:00開場 17:00開演
会場: 檜チャリティーコンサートホール

JR東海道本線 「真鶴」駅より徒歩20分
伝統音楽と声明・ジャズトリオによる癒しの音楽コンサート。
クラシック、ジャズ、声明、中国音楽、など、ジャンルを超越した新感覚の心地よい演奏会です。

入場料 当日券 3500円

主催:JWS 協力:SOTO禅インターナショナル 後援:神奈川県仏教会

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17:00
第1部 60分
 ・唄?散華
 ・茉莉花
 ・草原情歌
 ・アラムハン
 ・ウシュクダラ
 ・おぼろ月夜?里の秋?ふるさと

18:00 休憩  エントランスホールで、だったんそば茶のサービス

18:20 第2部 60分
 ・「今様諸天讃」
 ・今様越天楽
 ・スターダスト
 ・アメージンググレース
 ・トゥーランドット
 ・ジュピター
 ・だったん人の踊り
 ・蘇州夜曲・何日君再来・夜来香


※真鶴駅より無料タクシーのサービスを予定しています
※その他、演奏会中にサプライズ演出あり


詳細はこちらの公式サイトをご覧下さい

http://silkroad.jpn.org/


■関連トピックス
シルクロード・音楽の旅@檜ホール
海を見下ろすコンサートホール

投稿者: kameno 日時: 12:13 AM | | コメント (0)

宗派を越えた声明のコラボレーション

声明 (しょみょう)

梵唄ともいい、真言や経文などに節をつけて唱える仏教儀式の古典音楽。
インドから中国を経て日本に伝来したが、そのうち、空海の伝えたものは真言宗南山進流となり、円仁の伝えたものは、天台宗大原魚山声明となった。
はじめ円仁の伝えた多数の声明曲は各派に分かれて伝流したが、良忍に至り統一大成せられて洛北大原に根付いた。
鎌倉時代初期に湛智(理論確立の革新派)と浄心(口唱重視の保守派)が出て互いに妍を競い合ったが、保守派は間もなく絶え、理論派の湛智の系統が栄えた。
声明は、三種・五音・七声および十二律から組織されている。
五音とは、宮・商・角・徴・羽の五音階で、洋楽のド・レ・ミと同性格のもの、七声は五音に上下半音の嬰と変の二音を加えたもの、三種とは呂・律・中の三曲で、五音に変宮・変徴を加えたものが呂曲、嬰商・嬰羽を加えたものが中曲である。
十二律とは1オクターブの間を半音で差をつけてできた12音位で、一越・断金・平調などと名づけられたもので、五音を配することによって調子名にもなる。
声明は、その五音がそれぞれの性質を持っており、また雅楽の呂律2曲のほかに中曲を加えた三種に巧みに配したり、あるいは塩梅音を加えて曲を彩るなどして特異性をよく出しており、平曲(平家琵琶)・浄瑠璃・義太夫・長唄などを生み出したりして、日本音楽の源流ともいわれている。

『仏教辞典』中村元他編 岩波書店より引用



まさにインドから北伝伝来した仏教の流れに乗って日本にたどり着いた声明ですが、古代インドやアジアの宇宙観に基づくその発声の特質や時間的空間性により、西洋の音楽とは異質な響きが醸し出されています。
円仁により伝承された天台宗大原魚山声明は特に高度に洗練されており、表象的意図や感覚的世界を超越した次元のものとなっています。

天台声明の差定の中から散華の一部 「願我在道場 香華供養佛」 の部分を抜粋してみます。

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この部分だけで約7分間あります。
旋律型(メロディックパターン)という完成された一つの曲が一つの輪のように存在し、その輪が連結して鎖のようになって一曲を完成させます。

 


対して曹洞宗での散華の偈は下記のとおりです。
天台宗の声明に比べると、節回しがずいぶんと異なることがわかります。
この部分の声明の時間は、約2分間です。


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さて、以前ご紹介した、神奈川県・真鶴に昨年完成した檜チャリティーコンサートホールで、『シルクロード音楽の旅』コンサートが今週末・8月25日(土曜日)に開催されます。

実は、このコンサートの中で、天台宗声明と曹洞宗声明のコラボレーションを行う予定でいます。

散華とは、花を散布して仏に供養し、道場を清める儀式です。
法要の最初に、散華を行うということは、散華の芳香により邪を退散させ、場を清め、仏を請来させる準備を行うという意味合いがあります。
その意味合いから、演奏会に先立ち、散華を行う予定なのです。


同じ散華でも天台宗、曹洞宗で全く異なるわけですが、日本において違う流派として伝承されてきた声明を一つの場で同時に唱えるとどのように響くのか半ば実験的な意味合いもあり、見当もつきませんが、楽しみにしています。


私たちは、このコンサートに向けて、声明の練習を施食会法要のシーズンに併せて行っています。
昨日は、演奏会一週間前の集中練習が開催されました。

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『シルクロード音楽の旅』では声明だけでなく、大陸から日本に伝承した音楽の流れを感じていただけるような楽器・楽曲により演奏会全体を構成しております。
当日券もありますので、是非とも多くの方々に演奏会を楽しんでいただけたら幸甚に存じます。


■関連記事

シルクロード・音楽の旅@檜ホール

蝋梅と正倉院の五弦琵琶


■関連リンク
天平の響き 「シルクロード・音楽の旅」公式サイト

投稿者: kameno 日時: 11:44 PM | | コメント (2)

Flame of the Atomic bomb in Ofna kannon

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Flame of the Atomic bomb

The atomic bomb dropped on Hiroshima brought death to hundreds of thousands citizens.
The flame taken from the conflagration burning in "deep-seated pain in memory" of those who were killed has been kept burning at Hoshino-mura Village, in Fukuoka prefecture.
This flame was lit from that flame and is placed here as symbol of our yearning or lasting peace.
To commemorate the 45th anniversary of the Atomic Bombing of Hiroshima and Nagasaki, August 6 and 9 ,1945.


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Keep the world in eternal peace without nuclear arms


In the closing year of the Second World War, 1945, Hiroshima city (On August 6 at 8:15) and Nagasaki city (On August 9 at 11:02) were completely destroyed by two atomic bombs thrown down by the American army airplane.
In the both cities some hundreds of thousands of the people were killed or seriously wounded with the momentary flashes.
The Cenotaph sacred to the memory of the victims of the atomic bombs were erected in April, 1970, after 25 years of the tragic events by the hands of Hibakusha, the survivals living in Kanagawa-ken , who were wounded and and are still fighting against the diseases because of the radioactivity by the a-bombs.
The Peace Memorial Towor was built in the grounds of Ofuna-kannon in August 1985, 40 years after the tragic experience by the Hibakusha for their sincere wish to keep the world in eternal peace without nuclear arms.


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この慰霊碑の200kgもある土台石は、広島の爆心地の西蓮寺から・・・・50kgある被爆石は長崎の浦上天主堂から・・・そしてケロイド状の瓦は、広島原爆資料館から寄贈されたものです。

  爺は焦げ

  妹は抉(えぐ)れ

  母は折れ


A supplementary article


We will hold the "Yume-Kannon", Asia Festival.

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⇒ MAP 


Date&Time : Sep.8 (Sat), 2007 from 12:00 to 20:00
Admission is 300Yen (includes contribution to the volunteer group)


The Festival will include Rituals for Peace in the Soto Zen (Man-to-kuyo) and regional style as performed in Taiwan, India etc. They will be Cultural dancing and art such as Indian classical dancing, Indonesia dancing, Japanese old style music, Korean dancing and Chango etc.

Booths such as the Indian Tourist Government Office will have a craft curry shop, Philippine food stalls, selling coffee & tea and WE21 Japan shop will have a recycle booth to support the Asian Women Stand by Yourself.

Please come and enjoy our Asian Festival !

URL http://soto-zen.net/yume


■関連記事
広島原爆投下の日に

■関連リンク
[PDF] 平和記念公園(爆心地)街並み復元図

投稿者: kameno 日時: 7:31 AM | | コメント (0)

パリのメトロにメロメロ

パリのメトロには、1号線から14号線まである。RATP(パリ交通営団: Régie Autonome des Transports Parisiens)が運営している。 1号線が最初に開通したのは1900年で、3回目のパリ万博にあわせて開通した。入り口のデザインはアールヌーヴォー建築で有名なギマールが設計した。パリ市内の中心部を西から東へ横断する1号線と、1860年のオスマン男爵によるパリ拡張以前のパリの境界線であった旧城壁跡(グラン・ブールヴァール)に作られた北回りの2号線と南回りの6号線、この3つが主要路線である。 エクトール・ギマールのデザインによる、アール・ヌーヴォー様式のエントランス以後およそ30年で網の目のように発展し、14路線が作られたが、この時作られた旧14号線は後に13号線と繋がれ13号線の一部になり、以後長いこと13路線が存在した。これらの各駅はすべて戦前に作られたが(郊外に延伸した部分の駅を除く)、駅構内自体は改装を繰り返しており、アールヌーヴォーのほかアールデコなど各時代を代表する建築デザインや、ある特定のテーマのデザインを取り入れた駅があちこちに存在する。

(Wikiペディア)




市内を縦横無尽に貫くパリのメトロ。
滞在中の自由行動の時間には、メトロをたくさん利用しました。


ただ、初めからスムーズに利用できたわけではなく、初日はまったく予習無しで利用したため、失敗をしでかしました><


パリでの初日、夜のエッフェル塔を見にいき、夜11時過ぎに帰る際、地下鉄で帰ることに。
エッフェル塔の最寄り駅は Camp de mars Tour Eiffel 。ホテルは Porte Maillot にあるので、一本でいけるC線を選択。
ところが、この Tour Eiffel 駅が全然見つからないのです。周囲の人に聞いてもわからないとのこと、10分ぐらい廻りを探しまわり、 ようやく6号線 Bir Hakeim 駅から入って地下に降りることがわかる。
C線に乗る際に、やってきた列車に飛び乗ってみると、これが途中から違う方向(ベルサイユ宮殿方面)に向かう列車だと気づき、次で下車。元のTour Eiffel へ戻ってきたところで、終電となってしまいました。
結局タクシーで帰ったのです><
けれど、このあたりの車窓から眺めるセーヌ川って、後から冷静に振り返ってみると、自由の女神を間近に見られる絶景の区間だったのですね。どうりで美しい眺めだった訳ですな。とにかくいい経験でした。


これからパリを訪問される方は、予め Ratp.fr のサイト から、表の左上段にある Métro (avec rues)=通り名称入りのメトロ路線図 をダウンロードして印刷しておくことをお薦めします。
この地図はとても便利です。


一番利用したのは1号線。
凱旋門?コンコルド広場?リヨン?というセーヌ川北岸を東西に抜ける骨格路線です。

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さすがに100年以上の歴史を誇るだけあって風格が違います。
しかも2?3分おきに来るので時刻表などは不要です。

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(写真)メトロの入口はこんな感じ。目立たないのでよく注意しないと見つからなかったりします。

駅構内や連絡通路にはギターやアコーディオンなどの音楽も溢れていますし、どの路線も駅ごとに個性的なデザインがなされており、駅を見るだけでも楽しめます。
また、セーヌ川を橋で横断する6号線、C線から眺めるセーヌ川やエッフェル塔などの景色も素晴らしいです。

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(写真左)セーヌ川を渡るC線。向こうに見えるのが6号線です
(写真右)6号線。エッフェル塔と自由の女神を車窓から眺めることができます。このあたりの眺望は最高です。

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利用した切符たち。
最初にカルネ(回数券)を買っておけばよかったかも。

投稿者: kameno 日時: 2:26 PM | | コメント (2)

ヨーロッパ国際布教40周年(4)

ヨーロッパの禅道場での主な活動は、やはり「坐禅」が中心になり行われています。

歴史を振り返ってみるに、1978-82年当時、弟子丸老師の元、4人程の国際布教師(当時は海外開教師)が順次従事していましたが、弟子丸老師指示により、南はモロッコ、北は北欧、東はウイーンまでヨーロッパ十数カ国を、毎週土日の度にシトロエンに坐布を抱えて接心に出向くという活動が主でした。
弟子丸老師のカリスマ性はきわだっており、開教師が接心に出向いて30人ほどの参加者があるところを、弟子丸老師の元にはサマーキャンプなど年に数回の接心を行うたびに300人前後の参加者が近隣諸国から集っていました。
まさに、弟子丸老師の移動に伴って、接心参加者も移動するという状況でありました。
日本の常識・発想を超越したものであり、弟子丸老師は
「開教は戦いである」
「気を抜いたら弟子は去って行ってしまう」
「参禅者に誠意を持って禅の素晴らしさを伝えなければならない、それが曹洞宗僧侶の使命である」
と日頃、常に開教師の方々に伝えていたそうです。

なかなか言うは易し、それを実行するのは大変ですが、しかし、毎週それを実行して行ったことにより、それにより着実に禅はヨーロッパに定着していったのです。

禅道尼苑に拠点を構えてからは、この地を中心にヨーロッパ各地で接心が行われるようになり、数百人規模の行事が継続して続いています。

現在、Association Zen Internationale 関係で行われるsesshin / zazen day を含む行事の回数は 
AZIのサイト によると、

2007年
6月 8回 / 7月 12回 / 8月 9回 / 9月 3回 / 10月 6回 / 11月 14回 / 12月 3回
となっています。


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今回の記念行事に集まった参加者は、主に境内に設けられたテントで過ごします。
数百人が宿泊できる生活拠点です。

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シンポジウムの様子です。
会場を埋め尽くす人人人。
日本からの参加者も、ヨーロッパ諸国からの参加者も、その他の国からの参加者も、「仏教」というキーワードをもとに、一堂に会します。
それこそ、仏教の普遍性を具象化して目の当たりにした思いです。


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翻訳ブース。
日本語・英語・フランス語の同時通訳が行われました。

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シンポジウム・法要の合間は、休憩場所で懇親を深めたり、各自坐禅を行じたり、それぞれのスタイルで過ごします。
木版が鳴らされると、また境内各場所から皆が集うのです。


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写真はブティック。

今回ののヨーロッパ開教40周年記念行事においても、会場の設営、運営、食事の準備、法要の厳修・・・・500人を越える参加者に対して混乱も無く対処できたというのは、これまでに積み重ねられてきた歴史・経験を持つからこそであると感じます。
弟子丸老師および国際布教関係者のこれまでの(数百人規模の接心を続けてきたという)積み重ね、そして、運営スタッフの皆様の綿密な準備運営により、今回の行事が盛大に円成したということは間違いないでしょう。

ヨーロッパにおける曹洞禅は、着実に一歩づつ歩みを進めているということを実感したブロワでの3日間でした。

投稿者: kameno 日時: 5:09 PM | | コメント (0)

ヨーロッパ国際布教40周年(3)

禅道尼苑でのヨーロッパ国際布教40周年記念行事を支える典座寮(食事をつくる役職)。

境内の一角に斎堂があります。
食事の準備が出来ると、雲板(うんぱん=雲の形をした鳴らしもの)が鳴らされ、その音を聞いて境内の皆が集合します。

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数百人分の料理は、約10人づつの取り分け料理として用意されます。 そして、手づくりパンと、地元産のワイン。


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9日の夕食晩餐会には、一人一人に、手間のかけられている特別料理が用意されていました。
フランス滞在の中で、最も美味しい食事であったと、素直に感じました。


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記事中のレシピは、黙峰典座老師ご本人に書いていただいたものです。
禅道尼苑では、普段は玄米を中心とした精進料理ですが、この記念行事に際しては、「精進料理」にこだわらない特別料理が用意されました。
横浜市の中華料理店で学んだこともあるそうで、その特長が存分に生かされています。


道元禅師は、『典座教訓』の中で、「喜心・老心・大心」の三つの心を常に持つべきであると示されました。その心が、このヨーロッパでもきちんと受継がれているのです。

黙峰典座老師をはじめ、典座寮のみなさん、配膳係のみなさん、ありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 3:28 PM | | コメント (5)

ヨーロッパ国際布教40周年(2)

ヨーロッパに日本の仏教がどのように伝わっていったのかを振り返ってみると、100年以上も前から日本仏教の僧侶がフランスやドイツを初めとするヨーロッパ諸国に訪れたという記録は確かにあります。
しかし、鈴木大拙老師(1870-1966)以降、実践布教としての展開としては、1967年に弟子丸泰仙老師がヨーロッパに渡り、「禅」を広め、積極的な布教活動を行い、多くの人々が彼の元で坐禅を中心とした教えを弟子丸師から受けたことが、大きな節目とみることができます。
その1967年から、今年2007年は丁度40年を迎える年であることから、曹洞宗門として、ヨーロッパ国際布教40周年行事が、弟子丸泰仙老師の活動拠点であった禅道尼苑にて開催されることとなりました。


弟子丸泰仙

弟子丸泰仙(でしまる たいせん、1914年 - 1982年4月30日)は、日本の曹洞宗の僧侶である。
1914年に佐賀県に生まれた。彼の母親は熱心な仏教徒であったが、彼の父親は彼にサラリーマンとして人生を送るよう望み、彼は2つの想いの間で揺れ動いた。そんな中、駒澤大学で澤木興道に会い、社会の中で禅を実践するよう勧められた。
彼は実業家として成功し、海外経済協力事業団を設立したり、世界仏教平和運動を大谷光瑞らと共に実施したが、いずれも反対派によって失敗した。
そんな中、沢木興道の晩年に出家し、その死後、彼は遺命により、フランスで禅を広める事を決意し、1967年に渡欧して禅を布教し、多くの人々が彼の教えを受けた。時の永平寺貫首山田霊林の命により、ヨーロッパ開教総監に任じられ、1970年にAssociation Zen Internationalを設立した。
彼は、ヨーロッパ各国に泰西仏教第一道場(1980年)など多くの道場を建て、また多くの著書を執筆した。
(Wikipediaより)

1967年に弟子丸師がパリにおいでになり、ヨーロッパで初めて実践的な坐禅を行い、そして驚異的な拡大と敷衍がなされた。ヨーロッパでの活動を始めてから5?6年後、弟子丸師が金沢市大乗寺に拝登されたときに、丁度私も大乗寺におり、そのとき弟子丸師は「ヨーロッパに真の坐禅を伝えようと思う」「今、造っているお寺は『大乗禅寺』という名前にしようと思っている」と話していた。そして「今、私の門下生は3万人いる」とも言っていた。  当時の総長、参議であった大島老師、田辺老師は、直接フランスの状況をご覧になり、弟子丸師をヨーロッパ開教総監にする必要性を感じられた。しかし、当時、弟子丸師は無資格の上座分限であったため、宗門も様々な方策をたて、彼も忙しい最中であったにも関わらず、永平寺安居を昭和52?3年(1977-78年)に行い、山田霊林禅師から嗣法を受けた。そして、初代のヨーロッパ開教総監に任命され、宗門はパリの仏国寺に総監部を置いた。 (SOTO禅インターナショナル会報34号・今村源宗ヨーロッパ国際布教総監による総会講演録より引用)

ヨーロッパ国際布教40周年記念行事の中で、1971年から弟子丸泰仙老師が遷化されるまで随身された一番弟子である Alain Cassan 仙龍氏にお話を伺うことが出来ました。
1973年にアバロン市(ブルゴーニュ地域圏ヨンヌ県) にあった個人所有の建物(後の大乗禅寺)を寄進したのも仙龍氏です。
なお、アバロン市は、現在、長野県佐久市と姉妹都市でもあります。

当時の大乗禅寺はまさに馬小屋であり、当時は15人くらいの僧侶が過ごしていました。また、接心には100人程の参禅者がフランス及びドイツ、スイス、イタリアなどから集いました。
参禅者に対応するため、伽藍の整備も徐々に行われ、鐘楼堂を建立するために日本から寄進を集めるなどの活動も展開されました。

しかしながら、この大乗禅寺では、100人が接心を行うのがやっとという手狭な禅堂であったため、弟子丸老師自身がロワール地方の各地の城を巡ってみて、一番気に入った建物を選んだのが現在の禅道尼苑(泰西仏教第一道場)なのです。移転は1980年のことでした。


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(写真左)禅道尼苑のあるブロワ市 (サントル地域圏 ロワール=エ=シェール県 )は、ロワール川両岸に歴史的建物が並ぶこぢんまりした街です
(写真右)ブロワ市郊外、禅道尼苑に続く小道。この先の林の向こうに禅道尼苑があります

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(写真)禅道尼苑入口。禅道尼苑という名前は、フランス語では La Gendronnière です。


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購入費用は当時の金額で約一億円。25万坪という広大な敷地を誇ります。
両大本山に負けないほどの禅堂を建立する事が弟子丸老師の夢だったのでしょう。
禅堂の皆でチェーンソーを持ち、手作りで境内・建物を整備していきましたが、鐘楼堂だけは、大乗禅寺のものを移築しています。
多くの方々に寄進を募り、屋根の曲線を苦労して作り上げた鐘楼堂ですから、特別な思い入れがあったはずです。

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(写真左)大乗禅寺から禅道尼苑に移築された鐘楼堂
(写真右)40周年記念行事の引物


つまり、禅道尼苑では、この鐘楼堂が(元からあった城の館を除いて)一番古い建物であり、大乗禅寺の名残りの唯一の建物であるのです。


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(写真)禅道尼苑に安置されている世界三十三観音の一つ。山洋電機社長寄贈です。

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(写真)禅道尼苑から見る落日

この時期の日の入りはとても遅い(撮影時間午後 9:48)。
弟子丸老師もこの地で同じような落日を何度も眺めていたことでしょう。

投稿者: kameno 日時: 2:56 AM | | コメント (2)

ヨーロッパ国際布教40周年(1)

平成19年6月8日(金)?6月10日(日)
フランス・ブロワ市郊外の禅道尼苑にて開催されたヨーロッパ国際布教40周年記念行事に参加してまいりました。

記念行事の概要は下記のとおりです。



6月8日(金)
6時 振鈴・坐禅・朝課・朝食
午前 弟子丸泰仙初代国際布教総監追悼法要
   法要後弟子丸老師回想と思い出
昼食
午後 40周年記念シンポジューム第1部
夕食 歓迎の挨拶・ビデオ・フイルム上映会


6月9日(土)
6時 振鈴・坐禅・朝課・朝食
午前 ヨーロッパ国際布教功労者追悼法要
   記念撮影
   40周年記念シンポジューム第2部
昼食
休憩
午後 40周年記念シンポジューム第3部
夕食 晩餐会


6月10日(日)
6時 振鈴・坐禅・朝課・朝食
午前 40周年慶讃法要
   40周年記念シンポジューム第4部
昼餐会


曹洞宗の教えがヨーロッパに種撒かれ、根付いて定着し、40年となります。
この節目の年に、世界から集った多くの人々の心を合わせ、布教功労物故者追悼法会を営むこと、その法会に参列できたことには、感慨深いものがあります。
禅道尼苑法堂に響き渡る読経の声は先達の諸老師方に届き、そしてその功績への報恩の心が、堂内の全ての方々に刻まれたことと存じます。


ヨーロッパ国際布教功労者追悼法要 導師 宗務総長老師
於 禅道尼苑法堂

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追悼法語

長空萬里路悠悠
曹洞禅風欧州住
四十周年追悼座
先師功労盡心酬

恭惟 本月本日因曹洞宗欧羅巴
国際布教四十周年記念法会
謹就禅道尼苑寺集現前清衆
厳修布教功労物故者追悼法会一座
以謝先徳恩光増崇品位 特奉為

曹洞宗管長
  正応天真禅師絶海勝俊大和尚
  慈眼福海禅師明峰慧玉大和尚
  慈光円海禅師瑞岳廉芳大和尚
並 黙堂泰仙大和尚
  大岳哲崖大和尚
  徳勉恭龍大和尚 
  大亀明彦大和尚
  東長和夫大和尚

上酬慈蔭者

正当即今 那伽定中 垂於手欧州天地而
護法底消息 又 如何探求

 咦 

 青松不礙人来住
 野水無心自去留




法要後、会場の禅道尼苑にて記念撮影。
あまりに人が多いので、フレームに入りきれないため、3枚の写真を横に合成しています。


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40周年慶讃歎仏 導師:国際禅協会会長老師
於 禅道尼苑法堂

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※記事本文は順次追加していきます

※なお、詳細はSOTO禅インターナショナル会報においてもさせていただく予定です。

投稿者: kameno 日時: 8:51 AM | | コメント (2)

フランスより帰国しました

7日より13日まで、フランス(パリ?ブロア)に行って参りました。

平成19年6月8日(金)?6月10日(日)
禅道尼苑 (41120 Valaire-France) にて開催された ヨーロッパ国際布教40周年記念行事 に参加のためです。

旅程の前半は上記記念行事、後半はパリでの自由行動。
コンパクトながら中身の濃い充実した滞在でした。

滞在中の記録は、当ブログならびに、SOTO禅インターナショナル会報にて報告していきます。
お楽しみに!


という順調な旅だったのですが、最後の最後に帰路の飛行機が、尾翼部品交換のため、4時間以上出発が遅れました。
シャルルドゴール空港に合計6時間以上も足止めとなっていたことになります。


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部品交換は日暮れまで続く・・・・・・
(この時期のパリは、夜10時半くらいまで明るいのです)

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・・・・結局、出発は現地時間の夜中を越えていました・・・・・・・
まあ、無事に帰国できたのでよかったです。


夜が明けて、貞昌院では定例の坐禅会が行われました。
境内で採れた食材による きゃら蕗・梅ゼリー。
久しぶりの日本食が、このお粥だったため、特に美味しく感じました。

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投稿者: kameno 日時: 11:36 PM | | コメント (0)

おしらせ

所用のためブログを数日間更新をお休みいたします。

いただいたコメント、メールに対する返信も遅れることがありますことを予めお詫び申しあげますm(__)m


過去の記事一覧はこちらです


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投稿者: kameno 日時: 5:43 AM | | コメント (1)

今年のゆめ観音は9月8日開催

大船観音寺

大船観音寺は、神奈川県鎌倉市岡本一丁目にある曹洞宗の寺。全長約25mの巨大観音像で知られる。JR大船駅西口より徒歩10分程度。
シンボルともなっている大船観音の他にも、原子爆弾による犠牲者を弔う「原爆被災祈念碑」・「戦没慰霊碑」など第二次世界大戦による犠牲者を弔う碑や、地蔵尊などが立ち並ぶ。
大船観音は昭和4年(1929年)、地元有志の発起により護国観音として築造が開始、昭和9年(1934年)には輪郭が出来上がっていたが、戦局の悪化により築造は中断。その後20年以上放置される。 第二次世界大戦後、財団法人大船観音協会が設立され、昭和35年(1960年)4月に完成した。なお大船観音協会には、曹洞宗管長の高階瓏仙や、東京急行電鉄の初代社長五島慶太の名前をはじめ、各界の著名人の名が見える。財団法人大船観音協会は、昭和51年(1976年)11月30日に解散し、宗教法人大船観音寺と改称され現在に至る。
現在大船観音は大船のシンボルとして位置付けられ、夜間にはライトアップされるなど観光名所となっている。
さらに観音像へは日本人ばかりではなく東南アジア(特に華僑・小乗仏教信者)からの参拝客も多く、奉納された灯篭には多国籍な名前が並ぶ。近年ではこうしたアジアからの参拝客の増加を受け、台湾やスリランカなどから僧を招き法要を行い、各国の民族舞踊を奉納する『ゆめ観音in大船』という祭りが開催されるようになった。
Wikiペディア



その大船観音寺で開催されている ゆめ観音アジアフェスティバル (主催:ゆめ観音実行委員会=大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)は、本年、第9回を数えます。

開催趣旨は下記のとおりです。

開催趣旨

 大船観音は鎌倉市内にありながら、いわゆる観光地としての鎌倉エリアから外れた位置にあります。そのため、拝観者数は鎌倉駅周辺の寺社の10分の1にも満たない状況です。しかし、拝観者のうち6割は篤い観音信仰の方々であり、幾度となくお参りをされております。
また、境内に掲げられた絵馬や参拝ノートには、アジア各国の文字が目立つことも特色です。そこには健康を祈る言葉のほか「経済的に苦しい」「愛情が欲しい」など様々な願いが書き記されています。
 在日アジア諸国の人々は、それぞれの悩み、思い、願い事を胸に観音様へと参拝を重ねているのです。いわば日本で暮らすアジアの方々の心のよりどころとなっているといえます。そこで、観音信仰で結ばれたアジア各国ゆかりの僧侶をお招きし、それぞれの国の様式で平和の祈りをささげ、音楽や舞踊を催し、ひとときでも楽しい時間を過ごしていだく場を設けることが出来ないだろうかということで企画されたのが「ゆめ観音」でした。
 大船観音寺境内の白衣観音像は、もともと観音思想の普及とともに世界の恒久平和を祈願して建立されたものです。また、境内には原爆の火が燈されています。平和の願いを日本からアジア各国へ、そして世界へと広げていきたい。「ゆめ観音」アジアフェスティバルでは大船の街を見下ろす白衣観音像の前にステージを設け、観音様に向かって平和の祈りをささげ、また観音様に抱かれながら民族芸能を奉納します。また、境内では各国の民芸品、エスニックフードのテナント、アジアと関係の深いNGOなどのブースを設け、民族相互の交流・理解を図ります。


初めは小規模のお祭りだったのですが、回を重ねるにつれて段々と認知度も上がり、鎌倉市やかながわ国際交流財団(神奈川県国際交流協会)の後援を得ながら続けられています。
開催当初に作られた趣意書も、大きく変更することもなく、当時の意志そのまま受継がれています。

今年の開催日は、9月8日(土曜)に決定され、準備が進められています。
ポスターも、おおむね出来上がってきました。

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振り返れば、開催当初の観音前ステージ・観客席ははこのような感じだったのです。

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舞台は、その都度鉄パイプとコンパネで設営していましたし、観客席は玉砂利。そして、大きな石灯籠が幾つもあり、松が随所に植えられておりました。

それはそれで趣があったのですが、運営会議の中で、舞台を常設ステージにしようとか、砂利を芝生にしようとか、そのような提案のもと、少しづつ会場が整備されていきました。

昨年より、舞台はコンクリート常設ステージになり、松の移植や石灯籠の移設も行われました。
観音様の前に植えられていた松は、貞昌院山門前に移植されています。

これで、来場の皆様にも、かなり快適にお過ごしいただけるのではないかと思います。
(実は、もう一点、快適にお過ごしいただける工夫を考えています。それは来場なさってのお楽しみとさせていただきます)

今年も出演希望者がバラエティーに富んでいますし、スタッフも充実していますので、ご来場いただいた皆様には、これまで以上に楽しんでいただける祭典になることと存じます。
どうぞお楽しみに!

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(2007年5月31日 携帯にて撮影)

今年は、このような感じで、芝生が植えられました。
開催当時のステージと比較してみてください。


ゆめ観音アジアフェスティバルについては、http://soto-zen.net
をご参照下さい。

投稿者: kameno 日時: 12:14 PM | | コメント (0)

SZI講演会@永平寺報告

SZI講演会@總持寺の翌日、空路にて永平寺へ。
前日に引続き、両大本山講演会の第2日目です。

永平寺に到着した私たちを、輝くような新緑の境内が出迎えてくてました。

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まずは諸堂拝観。
伝統ある伽藍一つ一つを丁寧にご覧になっていらっしゃいました。

仏殿に祀られている御本尊の三世仏(釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来は、浄土真宗総長夫妻にとっては特に感じるものがあったことでしょう。

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引続き監院寮へ拝問。
時間を忘れるほど長い時間、歓談の場を設けていただきました。

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永平寺では、修行僧のみの内講(特別講義)として講演会が開催されました。
總持寺での雰囲気とはまた異なった緊張感が漂います。

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前日の記事で、他の宗派の視点から、そして、日本国外からの視点から、日本曹洞宗を眺めるということは大切だと感じます・・・と書きました。
もう一つ書き加えるとすれば、講演会においても、会議においても、必ず奥さんを同伴され、このように講演の中で紹介していくという姿です。
単なるアメリカンスタイルと言ってしまえばそれまでなのでしょうが、例えば曹洞宗の中を見ても、寺族が寺院の表に立つということはあまり多くありません。
また、浄土真宗では日本においても婦人会など、信者さんの組織が非常に強固です。
それは何故なのか。
考えさせられることは多いです。

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今回の両大本山講演会は、実に多くの縁をいただき、多くの学びをいただきました。
そして、2泊3日の行程を総長夫妻と同行させて戴いた中で、その人柄に触れさせていただき、とても有意義な時間を過ごさせていただいたと感じます。

感謝の気持ちを込めてご報告させていただきました。

追記:
準備物の詰ったバッグ。
空港の手荷物カウンターで重量物のタグを付けられてしまいました。
どうりで重いハズだ!

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※この講演会の講演録は夏に発行予定のSOTO禅インターナショナル会報に掲載されます。
現会員の方はもとより、国際布教に興味のある方で会員を希望される方には、会報をお届けいたします。
ご希望の方は、http://soto-zen.net/より、お名前・住所を明記の上、お申し込みください。

投稿者: kameno 日時: 10:38 PM | | コメント (0)

SZI講演会@總持寺報告

曹洞宗の国際布教を支援する SOTO禅インターナショナル 主催による講演会が両大本山を会場として開催されました。
第一日目となる5月7日は、大本山總持寺において、午後2時半、晩課終わって引続き学科として、修行僧・一般を対象に行われました。

講演に先立ち、国際布教関係者物故者法要が、単頭老師導師により厳修されました。

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講演会は、浄土真宗米国仏教団総長でいらっしゃる小杭好臣開教使を講師として御招きし、「如是願行」?私が歩んだ浄土真宗北米開教の道?という演題でご講演いただきました。

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なぜ、浄土真宗米国仏教団の総長を御招きすることになったのか・・・

それは、 「禅」の北米への布教の原点となった釈宗演老師、鈴木大拙老師の意思を引き継ぎ、鈴木俊隆老師、片桐大忍老師といった先達たちの熱意により根付いていき、今や社会的にも認知されるものとなっている、その拠点となったサンフランシスコ桑港寺(1934年開創)の歴代の国際布教師と深いかかわりのある方だからです。
そして、SOTO禅インターナショナル会長副会長を初めとして、何人ものスタッフとも宗派を越えた深い交流があり、そのご縁によって実現した講演会でもありました。

小杭総長は、1960年代より桑港寺の鈴木俊隆老師の元に参禅され、その後のフラワー・ムーブメントの時代における現地の方々の禅への考え方、関わり、そして、何よりも鈴木俊隆老師を初めとする歴代の曹洞宗国際布教師の生々しい息遣いを体験された方です。
その体験をもとに御講演戴いたということは、いかに貴重なことであるかは、言うまでもありません。

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大本山における学科は、曹洞宗の内部の視点から講師選定をされていくことが多いと思います。
しかし、時には、他の宗派の視点から、そして、日本国外からの視点から、日本曹洞宗を眺めるということは大切だと感じます。
そして、一般の参加者にとっても、修行僧と同じ時間と空間を共有しての学科というのは、貴重な体験であったのではないでしょうか。


修行僧にとっては、夏の制中に入ってまもなくの時期です。
いちばん厳しい時期であるといっても良いのかもしれません。

しかし、海外の修行者たちは、さらに厳しい禅を実践し続けています。
きっと、中途半端な心構えでは通用しないことでしょう。
先祖崇拝とか檀家制度の無い国で、第一線で活躍されてきた総長の言葉は、それゆえに一つ一つにとても重みがありました。

講演後、この講演会の運営を支えてきたスタッフの皆さん、そして小杭総長と懇意の関係者の皆さんと一緒に記念写真を撮りました。
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なお、この講演会の講演録は夏に発行予定のSOTO禅インターナショナル会報に掲載されます。
現会員の方はもとより、国際布教に興味のある方で会員を希望される方には、会報をお届けいたします。
ご希望の方は、http://soto-zen.net/より、お名前・住所を明記の上、お申し込みください。

投稿者: kameno 日時: 9:46 PM | | コメント (0)

5月7日大本山總持寺で講演会

SOTO禅インターナショナルでは、5月7日・月曜日 曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)を会場に、講演会を主催/開催します。

修行僧とともに学ぶ講演会です。
一般の飛び込み参加も歓迎いたします。皆様のお越しをお待ちしております。

【参考】 昨年の講演会はこのように行われました



■講演会@大本山總持寺

 日時  5月7日(月)午後2時30分?
           
 会場  大本山總持寺(JR京浜東北線鶴見駅下車5分)
     三松閣 四階大講堂 (どなたでも聴講可能です) 
      ⇒地図
 会費  無料

 講師  小杭好臣開教使  (浄土真宗米国仏教団総長)
 演題  「如是願行」 ?私が歩んだ浄土真宗北米開教の道?




講師プロフィール

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小杭好臣(おぐいこうしん)

1940年1月1日 佐賀県生まれ。
1962年    京都龍谷大卒業後.渡米。
        ロサンゼルス仏教会など駐在後、イエール大神学部研究員。
1968年以降  各地仏教会を転任。
2004年4月   浄土真宗米国仏教団開教総長に選出。


【米国・日系新聞連載記事より】

にょぜがんもん -8-
米国仏教教団総長 小杭好臣

「執着したのはこちら側」

ヒッピー族との出会いは、愉快な話が多い。
 1964年の夏だったと思われる。日本から来られた若い禅僧と一緒に座禅を指導するため、バークレーに向かった。
彼ら、ヒッピーのあいさつは、抱き合って、しばらく離れない、エネルギーを交換し合うという友情の表現であった。若い禅僧は、顔を赤らめて戸惑っておられた。
 座禅が終わると、不思議な香りがするお茶とケーキで接待をしてくれた。
おかしいと思って食べている間に、身体が宙に浮くような気持ちになった
隣に座っていた女の子に聞くと、私たちのために特別に作ってくれたマリファナ入りのケーキだと話してくれた。
 ドライブしてサンフラシスコに帰るのは危ないから、少し休むことにした。すると庭に、日本スタイルの風呂があるからと、入っていくように励められた。いろいろな木の板を寄せ集めて作られた大きな風呂で、感心していると、2人の若い白人と黒人の女性が全裸で、ニコニコとほほ笑みながら、「ハーイ」と手を上げて入って来た。上も下も隠さない天真らんまんなその姿は、戸惑っている禅僧と対比して面白かった。
私は、何か得をしたようで楽しかった。
 アメリカ人は、上を隠しても下は隠さない、と聞いていたのだが、フラワーベビーと自分たちを呼ぶヒッピー族は、どこも隠さずに、ニコニコと笑って友情を示してくれた。
ケネディ大統領の暗殺、ベトナム戦争の長期戦と信じ難い事が続けて起きると、人間は、極端に走るのであろうか、愛を求めて、さ迷うのであろうか。それにしても女性の裸に執着したのは、私たちの方だったと、笑いながら無事にサンフランシスコに帰ることができた。
23歳の出来事である。体験は、善悪を超えて人生を豊かにしてくれる。(合掌)

投稿者: kameno 日時: 1:44 AM | | コメント (2)

華曼陀羅@長光寺

SOTO禅インターナショナル会長の御自坊である埼玉県行田市・長光寺において、「華曼陀羅」が開催されました。
文化発信の役割を果たす寺院の行事をご紹介させていただきます。

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吉澤勘吾プロデュース 華曼陀羅@長光寺 生け花三人展

コンセプト

4月8日はお釈迦様の誕生日です。仏教徒は花御堂を花で飾り、誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。
生け花は、仏に花を捧げることから始まったといわれています。その原点を探る試みとして寺の本堂、境内という聖空間に花を生け、仏、菩薩が充満した華曼陀羅の世界を演出してみました。


境内には、花が飾られ、堂内には生け花三人展の作品が並べられています。

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3つ目の作品は、彼岸(左)と此岸(右)と、それを結ぶ三途の川。
仏教の説く世界を生け花で表現してあります。


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同時進行にて御茶会と俳句会。
参列者にお茶が振舞われます。


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境内にはポット植えのお花がたくさん飾られています。
参列者のおみやげとして、一つ一つ各家庭にお持ちかえりいただいておりました。
こういう心遣いは素晴らしいですね。


本堂内の行事より。

花祭り法要
侍者はご子息(5歳)です。
立派に法要を勤めました。

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引続き法話会
講師 小笠原隆元先生

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法話の中では、三帰礼文・舎利礼文・普回向を題材に、わかりやすいお話をいただきました。
堂内では笑いが絶えませんでした。

お経をあげる時には必ず

「お経のタイトル」
「読経」
「回向」

という構成でお唱えいたします。
その回向で最もポピュラーで大切なものが普回向(ふえこう)なのです。

願(ねが)わくは、この功徳を以(も)って普(あまね)く一切に及ぼし、我らと衆生(しゅじょう)と皆共に、仏道を成(じょう)ぜんことを

十方三世一切仏(じーほーさんしーいーしふー)
諸尊菩薩摩訶薩(しーそんぶーさーもーこーさー)
摩訶般若波羅蜜(もーこーほーじゃーほーろーみー)


前段の部分が普回向、後半が略三宝と呼ばれる部分です。

四方八方に上下を加えた十方・・・あらゆる方向にある、三世・・・・過去世現在世未来世、一切すべての仏様、菩薩・摩訶薩様・・・・生き仏も含めてあらゆる場所に仏様・菩薩様は充満しています。
まさに曼荼羅の世界です。
摩訶は摩訶不思議の摩訶。大いなる。般若は般若の面をイメージしますが、そのお面の中には菩薩の顔が隠されています。智慧・・・仏・菩薩の慈しみのこころがそこにはあります。
波羅蜜は、此岸から彼岸へ至り、さとり(覚)を得ること。そこに大いなる智慧の完成がなされるわけです。


生け花により具現化された曼陀羅の世界で花祭りを行い、日本文化を堪能できる、そんな充実した一日を過ごさせていただきました。


このあと、本堂にて演奏会「シャオロン in JAZZ」が開かれました。

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参列者の笑顔が全てを語っていますね。


なお、貞昌院での花祭り法要・檀信徒総会は檀信徒の皆様にご案内の通り

4月8日(日) 
11時より花祭り法要
11時半より檀信徒総会
引続き 懇親会

場所 貞昌院本堂にて

となっております。

貞昌院花祭り・檀信徒総会・懇親会の昨年の様子はこちらです。

投稿者: kameno 日時: 11:11 PM | | コメント (4)

寺院における演奏会の事例と意義

昨日は彼岸の中日・春分の日でした。
私も長男(小学校1年)と一緒に教区2か寺の御手伝いをさせていただきました。


つらつら日暮しさんのブログで雑誌『SPA』「[お寺ビジネス]最前線」について(お寺と世俗4)がエントリーされておりましたので、この記事では昨日行われた寺院における彼岸行事と演奏会の事例をご紹介させていただきます。
お寺で演奏会というと、なにやら斬新だというように感じますが、「コンサート」だって、いわゆる一遍上人が行った「踊り念仏」が、人を集め、神仏との結縁に使われたとするならば、やはり「目新しい」ことではない。(つらつら日暮しより引用) ことであることがよくわかる筈です。


戸塚区R寺では、彼岸法要の前に、参列されている檀信徒の方々のために、彼岸に関係する法話や講演会を行っているのですが、今年は、中国琵琶と二胡の演奏会を行いました。
日本曹洞宗は、道元禅師が中国に渡り、天童如浄禅師から受け嗣いできたものです。禅の源流を辿り、思いを馳せることができることができる良い演奏会でした。

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※正倉院の「螺鈿紫檀五弦琵琶」と比較してみてください。
※シルクロードにはキジル(克孜尓)千仏洞の「五弦琵琶を持った飛天」など、正倉院宝物の原型が至る所に見られます。

中国は、「楽音天に響く国」と言われています。太古の昔から歌は地にあまねく満ちていました。
多くの民族により、何千年もの時を経て育まれてきた音楽の世界は、仏教はもとより、文学、演劇、彫刻,絵画とも深い繋がりを持ち、日本の全ての文化に深く関わっています。


中国では心を許しあう友達を「知音」と表現します。
知音に関する故事をご紹介します。

伯牙鼓琴、鍾子期聴之。
方鼓琴而志在太山、鍾子期曰、
「善哉乎、鼓琴。巍巍乎若太山。」
少選之間、而志在流水、鍾子期又曰、
「善哉乎、鼓琴。湯湯乎若流水。」
鍾子期死。伯牙破琴絶絃、終身不復鼓琴。
以為世無足復為鼓琴者。

『呂氏春秋・本味』

春秋戦国時代に、兪伯牙という琴の名手がいました。
兪伯牙は、常に自分の音楽を理解してくれる人がいないことを残念に思っていました。
そんなある日、楚の国へ向かう彼が舟の上で演奏をしているのを耳にした鍾子期という樵(きこり)が演奏を聴いて、兪伯牙の気持ちが太山(山東省の名山・泰山)にあるときには
「すばらしきかな、琴を弾くことは。高く険しくて太山のようだ」
と言い当て、その気持ちが流水にあるきには、
「すばらしきかな、琴を弾くことは。勢いよく流れている流水のようだ」
と言い当てました。
その曲で何を表現しようとしているのか、どのような心で演奏しているのか、その気持ちや境地をことごとく的確に言い当てたことに感激し、二人は心を許しあえる無二の親友となりました。
鍾子期が亡くなると、兪伯牙は大いに嘆き悲しみ「これより音を知る者は絶えたり」と叫んで、琴の弦を切り、終生、二度と琴を弾くことはなかったという故事です。


この中国の故事のように、音楽は、お互いが理解しあい心を結びつけることができる共通の言語です。
国境・民族・生活環境の壁さえも越えることができます。

そして、日本の音楽の源流を探るということは、仏教の源流を辿ることと同じ意味を持つと考えます。
正倉院にも保存されている中国楽器により奏でられるシルクロードの音楽は、参列者の心に、そして、ご先祖様のもとに響いたことでしょう。

この後引続き営まれた彼岸会法要では、参列者一堂、一緒に読経し、ご先祖様に報恩焼香をいたしましたが、心を合わせて同じ音楽に心を傾け、読経をする・・・・演奏会により、堂内の一体感がいっそう強まった感じがします。

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※写真はPHSで撮影しました
※貞昌院では、7月26日の大施餓鬼会にて演奏会を行っています。その様子はこちらです。



このブログでも、時々お知らせしておりますが、今年、2つの大きな演奏会を企画しています。

一つは、 「シルクロード・音楽の旅」 (真鶴・檜チャリティーコンサートホールにて8月25日開催)
中国琵琶・二胡・篳篥・声明、そしてピアノ・ベース・ドラムスというように、中国から日本への楽器(天平の楽器)、そして声明、ジャズのコラボレーションにより、シルクロードを伝わってきた仏教の源流を辿る演奏会です。
http://silkroad.jpn.org


もう一つは、第9回を迎える 「ゆめ観音アジアフェスティバル」 (大船観音にて9月開催予定)

大船観音は鎌倉市内にありながら、いわゆる観光地としての鎌倉エリアから外れた位置にあります。そのため、拝観者数は鎌倉駅周辺の寺社の10分の1にも満たない状況です。しかし、拝観者のうち6割は篤い観音信仰の方々であり、幾度となくお参りをされております。
また、境内に掲げられた絵馬や参拝ノートには、アジア各国の文字が目立つことも特色です。そこには健康を祈る言葉のほか「経済的に苦しい」「愛情が欲しい」など様々な願いが書き記されています。
 在日アジア諸国の人々は、それぞれの悩み、思い、願い事を胸に観音様へと参拝を重ねているのです。いわば日本で暮らすアジアの方々の心のよりどころとなっているといえます。そこで、観音信仰で結ばれたアジア各国ゆかりの僧侶をお招きし、それぞれの国の様式で平和の祈りをささげ、音楽や舞踊を催し、ひとときでも楽しい時間を過ごしていだく場を設けることが出来ないだろうかということで企画されたのが「ゆめ観音」でした。
 大船観音寺境内の白衣観音像は、もともと観音思想の普及とともに世界の恒久平和を祈願して建立されたものです。また、境内には原爆の火が燈されています。平和の願いを日本からアジア各国へ、そして世界へと広げていきたい。「ゆめ観音」アジアフェスティバルでは大船の街を見下ろす白衣観音像の前にステージを設け、観音様に向かって平和の祈りをささげ、また観音様に抱かれながら民族芸能を奉納します。また、境内では各国の民芸品、エスニックフードのテナント、アジアと関係の深いNGOなどのブースを設け、民族相互の交流・理解を図ります。
http://soto-zen.net/yume

是非たくさんお方にお越しいただけますよう、ご案内申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 8:47 AM | | コメント (6)

シルクロード・音楽の旅@檜ホール

先月第一報でお知らせした「演奏会」について、関係者と打ち合わせが進み、公式サイトを立ち上げる段階にきました。
このブログをごらんの方に、先行して予告お知らせをさせていただきます。


このコンサートの会場となる「檜コンサートホール」は、以前、このブログでも紹介させていただきましたが、JR東海道線 真鶴駅から少し歩いた小高い丘の上に昨年完成したホールです。 国産の檜のみでつくられた総檜+漆喰の壁という、世界随一の音楽ホールです。

檜ホールについての詳細は↓こちらをごらん下さい。

海を見下ろすコンサートホール


今回企画した演奏の内容は、シルクロードを音楽で辿るというコンセプトの元、伝統音楽と声明・ジャズトリオによる癒しの音楽コンサート。
「トゥーランドット」「今様諸天讃」「だったん人の踊り」「今様越天楽」「おぼろ月夜」「茉莉花」「故郷」「スターダスト」「アメージンググレース」ほか・・・・・クラシック、ジャズ、声明、中国音楽、など、ジャンルを超越した新感覚の心地よい演奏会をめざします。
どうぞご期待ください。

なお、コンサートの性格上、入場料の一部を、ユニセフに寄付させていただきます。


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世界唯一 総檜のコンサートホールで聞く 
シルクロード・音楽の旅


最新版のポスターをダウンロードできます
(460k のPDFファイル)

2007年 8月 25日(土) 16:00開場 17:00開演

檜チャリティーコンサートホール

東海道本線 「真鶴駅」 徒歩20分

入場料:前売 3000円 当日3500円
(全席自由)
予約は随時承っています
主 催:JWS・協力SOTO禅インターナショナル・神奈川県仏教会

予約・問合わせ: 「ろくよう社」  ? 0463-93-1505
公式URL http://silkroad.jpn.org




【出演者一覧】

●邵容(中国琵琶)
上海市出身国立北京中央音楽院卒業人間国宝級の大家である劉徳海教授に師事。
東京を拠点にアジアおよび欧米各地でコンサートや国際音楽祭での演奏など世界的に活躍する中国琵琶の若手女流奏者。

●曹雪晶(二胡)
上海民族楽団の二胡演奏家として、ソリストを担当。
来日後は東京を中心に日本全国でコンサートを行い、同時にCDやCM音楽の演奏などさまざまな分野で活動。
TBSニュース23のオープニングの演奏でよく知られている。

●田渕勝彦(篳篥)
東京芸術大学器楽科卒業。篳篥を東儀博氏、雅楽合奏を芝祐靖氏に師事。
古典、現代曲を問わず国内外で幅広い演奏活動を行う傍ら後進の指導にもあたっている。
雅楽演奏団体「伶楽舎」所属。鵠沼篳篥倶楽部主催。

●海老原廣伸(声明)
比叡山坊城道澄・人間国宝中山玄雄師に師事し国立劇場ほか国内外の公演に参加。
古典声明と共に現代音楽との融合にも取り組んでいる。
七聲會主催。CD「息の声」ほか。天台宗泉養寺住職

●七聲會
平成八年に発足し天台声明を流布し現代音楽にも取り組みながら国立劇場を始め国内外で活躍している天台宗僧侶。
CD「あうんの音」「存亡の秋」
今秋国立劇場四十周年記念公演にも出演予定。

●木崎二朗(ピアノ・司会)
JWSの主宰者。ジャズをはじめとする諸音楽の生演奏を地域の多くの方々に接してもらうべく活動を続けている。

●中屋博之(ドラムス)
ボニージャックスのバンドリーダーとして長年活躍。湘南を中心として活躍中。

●宮崎正秀(ベース)
ゲイスターズジャズオーケストラのメンバーとして活躍。
ライオネル・ハンプトン氏ら有名音楽家との共演など、様々な活動を展開。



現在ポスターを作成中です。
(手作りできるところは可能な限り手作りでというのがコンセプトです)
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投稿者: kameno 日時: 8:55 AM | | コメント (3)

本日SZI講演会・懇親会を開催

SOTO禅インターナショナル (私は事務局長を務めさせていただいております) の定例総会・講演会・懇親会が開催されました。
60名を越える多数の参加をいただき、無事日程を終了いたしました。
なお、総会議事決議事項、講演会報告につきましては、後日会報にて会員のみなさまにお届けする予定です。
ご講演を賜りましたヨーロッパ国際布教総監・今村総監老師、来賓・瀧澤教化部長老師を始め、会員のみなさま、各方面よりご参加のみなさま、スタッフのみなさま、関係者のみなさま、本当にお疲れ様でした。


日時 平成19年2月14日(水)
会場 東京グランドホテル


国際布教師示寂者法要・定例総会 (3階 蘭の間) 

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講演会 (3階 蘭の間)
    講師: 曹洞宗ヨーロッパ国際布教総監 今村源宗老師
    「ヨーロッパ国際布教の近況」

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懇親会 (6階 レストラン・パンセ)
    ゲスト Nami Akita(フラダンス) 
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投稿者: kameno 日時: 7:03 AM | | コメント (2)

SZI総会・講演会・懇親会のご案内

SOTO禅インターナショナル (私は事務局長を務めさせていただいております) では、下記のとおり総会・講演会・懇親会を開催予定いたしております。

なお、総会は、SZI会員のみのご案内ですが、講演会・懇親会は、どなたでも参加歓迎です。

準備の関係上、参加希望者は、このリンク先の用紙にご記入の上FAXにて御申込下さい。  


日時 平成19年2月14日(水)
会場 東京グランドホテル (東京都港区芝2?5?2)


12:00 受付開始 (3階 蘭の間)  

13:00 示寂者法要・定例総会 (3階 蘭の間) 
    [総会議事]
    2006年度事業報告 会計報告 会計監査報告
    役員改選の件
    2007年度事業計画案 予算案審議
    海外布教支援金運用報告 
    その他 

14:30 講演会 (3階 蘭の間)
    講師: 曹洞宗ヨーロッパ国際布教総監 今村源宗老師
    「欧州での活動報告と理念<仮>」

16:30 懇親会 (6階 レストラン・パンセ)
    ゲスト Nami Akita(フラダンス) 

会費 懇親会費参加の方  一般 5000円 学生 2000円


投稿者: kameno 日時: 12:34 PM | | コメント (0)

除夜の鐘のお知らせ+α

大晦日も間近になりました。

貞昌院の除夜の鐘は31日午後10時30分頃より撞きはじめます。
甘酒の用意もありますので、是非お越しください。

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なお、年が明けると同時(午前0時)に、除夜の鐘は終了となります。
ですから、希望者は出来るだけ早めにお出かけになりますようお願いいたします。



以前のトピックス
http://teishoin.net/blog/000614.html
http://teishoin.net/blog/000626.html
で作成していたSOTO禅インターナショナルの会報・会報バックナンバーCDが出来上がりましたので、発送作業を行いました。
(写真に写っているのはほんの一部です。1000部以上の発送量ですからダンボール箱数箱の量になっています)


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今年から、透明封筒を使用していますが、これは便利です。
片面に送付状を、もう片面に送付先宛名と差出人、料金後納(ゆうメール便を使うため)、冊子小包表示を印刷(ワードの差込印刷で作成)しておけば、透明封筒に会報、CDと送付状を封入するだけで終わりです。

※ワードの差込印刷・・・ツールバーの「ツール」>差込印刷ヘルパー
※エクセルなどで、予め名簿を準備しておきます

宛名印刷っていうのが結構面倒なのですが、その手間が大幅に削減できます。

sashikomi.jpg 20061225-2.jpg

というわけで、SOTO禅インターナショナル会員のみなさまのお手元には、まもなく到着いたします。
今しばらくお待ちください。

投稿者: kameno 日時: 1:13 AM | | コメント (4)

紙の文書を電子文書化することのメリット

会報創刊にあたって SZI会長 松永然道

過る二月(平成5年)に、両大本山及び宗務庁、元海外開教師、また海外開教について今日までご支援や関心を寄せられた多くの先輩諸老師の参加を頂き、曹洞禅インターナショナルが発足の運びとなりました。
大変遅れましたがここに第一号の会報をお送りいたします。
記念すべき創刊号の巻頭に奈良康明先生の論文を幸いにも頂く事が出来ました。今、世界中が大きな変革の中にあります。
この変革期に当たヶて、我々宗門人も等しく己を見つめ直し、国内、海外をとわず布教教化とは何かを再考すべきであります。この時期に曹洞禅インターナショナルが出発出来ますことは、意義深いものと思います。
奈良良先生の巻頭に述べられた意とするところを会の理念として行きたいものと思います。
開教諸師は多様性の世界で教化宗団の一人として、違う世界観を肌で受け止め、共生してきた経験を持っています。国内にあっても、現在のお互いの情報を交換し連携を密にすることが、引き続き懸命の精進をしている現開教諸師、更には国内の諸老師方の浄業に細やかながらも役に立つことになるのではないかと思います。
この会報に、皆様からの種々の情報を提供して項き、共に当面する問題に取り組んでいきたいと思います。宜しくご指導、ご協力をお願いしご挨拶といたします。

(注1)現在、海外開教師は国際布教師と呼称が変わっています。
(注2)松永然道師は、現在、相談役です。


これは、SOTO禅インターナショナル(以下SZI)発足の年に発行されたSZI会報「創刊号」の巻頭の言葉です。
SZIについてはこちらをご参照ください。
(私は今、事務局長をさせていただいております)

十余年のSZIの歴史を経て、今年末には会報第33号を発行するに至りました。
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会報を改めて振り返ってみると、発足当時の国際布教に対する皆さんの情熱がひしひしと伝わってきます。
初心を忘れずに、その意思を受継いでいきたいものです。

創刊以来33号にもなる会報ですが、創刊号から全て揃えてお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
私の手元にも、創刊号はコピーしかありません。

そこで、現在、会報を電子文書化して、会員の皆様にお届けする準備を進めています。

スキャナーで取って、それを簡易OCRにかけ、テキストとしての情報を作成し、透明テキストのレイヤーを重ねて一つのPDFファイルにまとめます。

ファイルにしておくことで、保存に便利になり、必要な時に必要な部分を印刷して使用することができます。
一番のメリットは、透明テキストによって全文検索が可能になり、どこにどの記事があるかが一発でわかるということです。

どのように作成するのかをまとめてみます。


■透明テキスト付きファイルの作成方法

市販のOCRソフトなどを使ってもよいのですが、私の場合は、スキャナ : CsnonDR-2050CについてきたAdobe Acrobat standardを使っています。

蛇足ですけど、このスキャナはオススメです。
Adobe Acrobat standardが付いているだけでもお買い得ですが、スクラップを作成するのにはもってこいです。
http://cweb.canon.jp/documentscanner/stapa/01/index.html
http://cweb.canon.jp/documentscanner/stapa/02/index.html


では、さっそく今日の朝刊を使って試してみましょう。
スキャンされたファイルのサイズですが、

【色数】カラー、グレースケール、白黒2値
【精度】***dpi

の組合せによって、ファイルサイズは格段に違ってきます。
グレースケール400dpiだと、下のように、一ページあたり400K程度で作成できます。
スクラップ程度なら、白黒2値 200dpi程度でも充分です。
それなら1ページあたり100k以下です。
透明テキストも埋め込まれていますので、 Acrobat readerのツールバーで文字選択を選び、文字の部分をマウスでなぞり、右クリックすると、テキストをクリップボードに貼り付ける事ができます。
OCRですから、認識精度は100%ではありませんが、実用上問題ないレベルでしょう。

【グレースケール 400dpi】
朝日新聞朝刊 2006年12月10日 PDF 400k

上記ファイルにハイライトとメモを貼り付けてみました。
朝日新聞朝刊 2006年12月10日 PDF 400k


SZI会報は、CDでの配布を予定しておりますので、グレースケールでPDFを作成していく予定です。

国際布教への理解関心が高まり、そしてSZIの歴史を伝えていくための一助となればと思います。

投稿者: kameno 日時: 9:46 AM | | コメント (2)

ゆめ観音アジアフェスティバル続報

ゆめ観音アジアフェスティバルで集まりました浄財を、9月20日、神奈川県国際交流協会・民際協力基金へ募金させていただきましたことをご報告いたします。

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 「かながわ民際協力基金」は、1993年4月に皆様からのご寄付や県の出資により創設され、NGO(市民による国際協力団体)による草の根の国際協力活動の神奈川県内での発展に貢献してきました。  皆様から頂いた寄付は、「かながわ民際協力基金」に積み上げられ、その運用益により今までに、海外協力、国内協力、担い手育成、団体活動充実、緊急支援、協働の6つの項目で、72事業に対し、約7,669万円の助成を行ってきました(2005年12月実績)。

http://www.k-i-a.or.jp/fund/past.html



ゆめ観音アジアフェスティバル当日は、裏で動き回っていたために、とてもゆっくりと舞台を見る状況ではありませんでした。
記録写真は、スタッフショット的なものは撮影しているのですが、数多くは撮れません。

しかし、ありがたいことに、毎年舞台写真を撮影し、送ってくださる方がいらっしゃいます。
今年も、本当に有難うございました。

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早速Webへ抜粋して載せさせていただきました。
http://soto-zen.net/yume/yume2006.html

また、出演いただいた皆様に、写真をCDに焼いてお送りさせていただく予定です。

心から感謝します>きゅうたみんさん

投稿者: kameno 日時: 5:21 AM | | コメント (0)

ゆめ観音アジアフェスティバル報告3

ゆめ観音アジアフェスティバルで締めくくりとして行われた万灯供養法要です。
通常行われる万灯供養の差定(式次第)を大船バージョンに特別にアレンジしています。
ポイントは、
■屋内で行われる万灯供養、引き続き行われる焼却供養を屋外用として一つの法要にまとめた。
■四導師のうち、検経二導師を無くし、大導師と焼却師のみとした。
■屋外ステージ上での法要のため、蝋燭・松明・照明を効果的に見えるように工夫した。
■配経・収塔婆の殿行の動きを最小限とした。
ということで、法要の全体時間も40分程度に収まるような流れになっております。

差定(式次第)は下記のとおりです。

平成18年9月2日午後6時30分打出し
ゆめ観音万灯供養法要 差定

大導師 大本山總持寺監院・大船観音寺住職 伊東盛熈老師
焼却師 SOTO禅インターナショナル会長 福島伸悦師

一、殿鐘三会
一、七下鐘導師上殿
一、般若心経
一、佛陀神咒
一、配塔婆 (読経中写経)
一、収塔婆
一、舍利礼文三返 (読経中三拝)
一、拈香法語
一、献茶湯
一、世尊偈 行道二匝 (読経中塔婆焼却)
一、回 向
一、大導師法話
一、散 堂



写真記録を元に、逐次見ていきましょう。

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ベリーダンス終了後、法要参加で法衣を着ている僧侶以外のスタッフが一斉に、所定の位置に法具をセッティングします。
燭台も舞台前に並べられ、手分けして蝋燭に火をつけて行きます。
法要開始の鐘(殿鐘)が鳴らされるころには、蝋燭の灯火が幻想的に舞台全体を包み込みました。

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僧侶たちが入堂し、所定の位置に就きます。
舞台前には多くの参列者たちが見守ってくれています。

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【般若心経】
少し早めの太鼓のリズムに合わせて唱えられます。

【佛陀神咒】
 南無佛陀耶 南無達磨耶 南無僧伽耶
 南無観世音 菩薩 摩訶薩
 疫病消除 薩婆訶

ゆるやかな大・小の太鼓のリズムに乗って唱えられるお経です。
動き回る殿行僧侶は、この太鼓に合わせて左右の足を進めていきます。

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【配塔婆】
予め、多くの方々に、経木塔婆(ミニチュアの塔婆)へ、願い事を書いていただきました。
その経木塔婆が二人の殿行の僧侶によって舞台両側に坐る和尚さんへと運ばれ、経木塔婆の裏面に経文の一節が書き込まれていきます。

【収塔婆】【舍利礼文】
経木塔婆に経文を書き入れたころ、二人の殿行の僧侶により集められ、壇上正面に登られている大導師へ運んでいきます。
大導師は、仏様・観音様に代わって皆様の御塔婆を香の煙に燻じて御供養されます。

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【拈香法語】【献茶湯】
大導師は、万燈供養法要にあたり、平和のねがい、皆様のねがい、そして多くの諸精霊に供養するその気持ちを述べられ、密湯とお茶が供えられます。

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経木塔婆は大導師から焼却師へと運ばれ、焼却師により炉に入れられます。

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【塔婆焼却】
焼却師へと松明が運ばれ、経木塔婆に火が点けられます。
(後日談:予定以上に炎が燃え上がり、迫力満点の場面となりました。油に浸しすぎです>M師)

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【世尊偈(行道)】
焼却される経木塔婆の周りを僧侶たちが読経しながら廻ります。
読経されるのは世尊偈・(別名)観音経です。
(後日談:経木塔婆を一気に入れすぎたため、くすぶってしまいました。行道中は煙ばかり、読経の後半で一気に炎上し、危なかった。炉の中が酸欠にならない仕組みを考えないと・・・)

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最後に大導師よりメッセージが述べられました。

「自分のいのちを大切にできる人は、他の全てのいのちを大切にできる人です。どうぞ、いのちを大切にしてください。
そして、自分のことだけではなく、他の多くの方々のために参加いただきまして有難うございました。」

なお、法要後、蝋燭は参列者皆さんにお持ち帰りいただきました。
荘厳な法要で用いられた大切な蝋燭であり、法要の雰囲気も持ち帰っていただき、各家庭で火を灯し、手を合わせて、この法要に巡り会えた喜びをもう一度感じ取っていただければ幸いです。


なお、写真はteraさんのカメラをお借りしてkamenoが撮影しました。 teraさん有難うございました。

法要配役

両班
 永明方丈
 東泉方丈
 永林方丈
 藤田師
 盛徳方丈
 研洲師
 賢孝師
維那 保雄力生
堂行兼鐘司 龍寶方丈
副堂 倫勝方丈
知殿兼写録 花応方丈
知殿兼写録 哲也力生
知殿 善光方丈
殿行 一崇力生
殿行 昭元力正
殿行 大船観音寺
殿行 大船観音寺
当番手磬兼送迎 征良力生
当番手磬兼送迎 康樹力生
侍者 監侍師
侍香 監録師
法要解説 観音方丈


■関連トピックス
ゆめ観音アジアフェスティバル報告1
ゆめ観音アジアフェスティバル報告2

投稿者: kameno 日時: 10:38 AM | | コメント (2)

ゆめ観音アジアフェスティバル報告2

ゆめ観音アジアフェスティバル報告1(舞台編)に引続き、出店ブースの様子をご報告します。

今年も多数の出店をいただきました。
アジア各国・各地域の料理や伝統工芸を、その国の方々によってご紹介していただいております。
バラエティ豊かなテナントは、それぞれ賑わいをみせており、夕刻までに売り切れのテナントも続出しました。


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●カナガワビエンナーレ    (絵画展示)
アースプラザにある神奈川県国際交流協会のブースです。神奈川県が主催する国際児童画展。アジアの子供たちの入賞絵画を展示いたしました。

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●We21ジャパン  (リサイクルショップ)
アジアの女性たちの自立支援を目指すWE21ジャパンのリサイクルショップです。神奈川を中心に20を越えるショップがあります。善意で寄せられたリサイクル商品の溢れる世界が海外支援につながっていくのです。

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●アースママショップ   (オーガニック食材) 
自然食品とエコ雑貨の展示販売するブースです。

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●東京アショカ   (インド料理)
銀座・新宿に店舗を構える東京アショカ。本格的なインド料理の数々を手軽に楽しむことが出来ます。

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●地球市民ACTかながわ (タイ民芸品) 
タイ・ミャンマー少数民族の手工芸品のほか、パネル展示のブースです。

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●インド政府観光局 (観光ガイド)
インド観光の最新情報。
政府観光局公式のブースです。

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●オモニの会     (朝鮮料理) 
ピビン麺、チヂミなど朝鮮郷土料理など。
香ばしい香りが境内に漂います。

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●love vietnam   (ベトナム民芸品)
昨年は、WADAさんとユニットを組んで舞台に出演いただいておりました。
今年はブースとして参加です。

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●ネパリ・バザーロ (喫茶コーナー)
横浜市栄区のフェアトレードショップ。本場のマサラティや水出しコーヒーなど。

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●イスガヘ・ポルホリ    (イラン料理) 
ジュジェキャバブ゙、ペルシャサンド゙、バラ水などのエスニックフード、イランの伝統工芸品のブースです。

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●フルーカ      (中東料理) 
中東料理、伝統工芸品のブースです。

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●印度支那倶楽部 (東南アジア工芸品) 
タイ、ラオス、カンボジアの手織製品の販売ブース。色鮮やかな織物が印象的でした。

投稿者: kameno 日時: 2:35 AM | | コメント (5)

ゆめ観音アジアフェスティバル報告1

大船観音を会場に開催されるゆめ観音アジアフェスティバル。
今年で、実に8回目を数えました。

好天に恵まれ、盛大に開催する事が出来ました。
2000人を越える数多くのご来場をいただき、ありがとうございました。

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準備から運営まで大変でしたが、たくさんのスタッフに支えられてこの祭典が成り立っています。
苦労は多いですが、たくさんの笑顔に出会うことができることが疲れを忘れさせてくれます。

運営の合間に、写真を撮りましたので、いくつかご紹介いたします。
まずは、舞台出演者の皆様をエントリーショットでご紹介します。



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■ゆめ観音実行委員会(開会・平和のメッセージ)

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■わせだ風街宣伝社   (ちんどん) 
早稲田大学公認サークル。大船の街をちんどんで巡回します

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■WADA    (ベトナム・月琴) 
長い柄に、満月のような丸い胴が特徴のベトナム伝統的民族楽器・ダングエット(月琴)の演奏です。
高く張った2本の弦から、大きく伸びやかな澄んだ音色を響かせます。

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■女性同盟湘南西湘支部舞踊同好会 (朝鮮舞踊)
■神奈川朝鮮中級学校     (朝鮮舞踊)
神奈川朝鮮中・高級学校で学ぶ舞踊部の学生さん、在日朝鮮文芸同神奈川の舞踊同好会(日本に在住する朝鮮女性のグループ)による朝鮮舞踊を民族の気持ちを込めて披露いたします。

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■山中ひとみ    (カンボジア舞踊)
アンコール王朝時代から続いていたといわれているカンボジア古典舞踊を習得された、日本で初めてのカンボジア舞踊家です。

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■甘建民      (中国二胡)
1978年一位の成績で安徽師範大学音楽部に入学、二胡専攻。1982年安徽省二胡コンクールで受賞、同年首席卒業後二胡ソリスト兼首席担当員安徽省民族楽団に入団、全国コンサートツアー及び安徽省政府音楽芸術代表団に選ばれ、中国主要な省市地区に出演。
スピッツのアルバムの編曲レコーディングに参加。
NHK「お元気ですか日本列島」のバック音楽をレコーディングするなど各方面で活躍中。

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■和太鼓JUZO    (創作和太鼓)
村上功率いる和太鼓JUZO(じゅうぞう)です。
観る人の心に勇気や希望を与える迫力ある和太鼓のリズムが大船の街に響き渡ります。

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■Madhu-Priya    (インド舞踊)
南インド古典舞踊(bharatanatyam=バラタナティアム)はヒンズー教寺院の巫女舞を起源とする踊りで、日本と多くの共通点が見出されます。自然や神々の恩恵に感謝し、人々の幸せと平和を願うおめでたい舞踊です。

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■伊藤公朗      (シタール) 
ガンジス河上流ヒマラヤの聖地でナーダヨギ(音楽で悟りを得る修行僧)に弟子入り。その後アンドラプラディッシュ州立音楽院教授、シタール奏者アトマラーム氏に師事。帰国後各地で公演を行っています。

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■UÇ ≪ウチュ≫       (ベリーダンス)
各国のアーティストとのコラボレーションを手掛けるコンポーサーでありミュージシャンの遠藤昌美(当日代役kahina)、東洋と西洋の国で育ち、時にインドに渡り現地の民族ダンサーと踊るCoco鮎美によるパフォーマンス!

投稿者: kameno 日時: 8:20 AM | | コメント (6) | トラックバック (2)

ゆめ観音アジアフェスティバル開催のお知らせ

来る9月2日に ゆめ観音アジアフェスティバル を開催いたします。
今年で第7回を数えるに至りました。

現在、大船観音寺、SOTO禅インターナショナル、第五教区の皆さんを中心にして準備を進めています。 日時は9月2日(土曜日)の11時?20時を予定しています。 皆様のご来場をお待ちしております。

どんな内容なのかは、下記(昨年の記録)をご参照ください。
http://teishoin.net/blog/000221.html
http://teishoin.net/blog/000222.html
http://teishoin.net/blog/000223.html
http://teishoin.net/blog/000224.html


開催趣旨

大船観音は鎌倉市内にありながら、いわゆる観光地としての鎌倉エリアから外れた位置にあります。 そのため、拝観者数は鎌倉駅周辺の寺社の10分の1にも満たない状況です。

しかし、拝観者のうち6割は篤い観音信仰の方々であり、幾度となくお参りをされております。また、境内に掲げられた絵馬や参拝ノートには、アジア各国の文字が目立つことも特色です。そこには健康を祈る言葉のほか「経済的に苦しい」「愛情が欲しい」など様々な願いが書き記されています。

 在日アジア諸国の人々は、それぞれの悩み、思い、願い事を胸に観音様へと参拝を重ねているのです。いわば日本で暮らすアジアの方々の心のよりどころとなっているといえます。そこで、観音信仰で結ばれたアジア各国ゆかりの僧侶をお招きし、それぞれの国の様式で平和の祈りをささげ、音楽や舞踊を催し、ひとときでも楽しい時間を過ごしていだく場を設けることが出来ないだろうかということで企画されたのが「ゆめ観音」でした。

 大船観音寺境内の白衣観音像は、もともと観音思想の普及とともに世界の恒久平和を祈願して建立されたものです。また、境内には原爆の火が燈されています。

 平和の願いを日本からアジア各国へ、そして世界へと広げていきたい。「ゆめ観音」アジアまつりでは大船の街を見下ろす白衣観音像の前にステージを設け、観音様に向かって平和の祈りをささげ、また観音様に抱かれながら民族芸能を奉納し、相互の交流も図ります。


9月2日(土)開催 ゆめ観音スケジュール 

2006年 第8回ゆめ観音アジアフェスティバルパンフレット (PDF)


■わせだ風街宣伝社(ちんどん) 
大船の街をちんどんで巡回します

[舞台]

12:00?12:15
■ゆめ観音実行委員会(開会・平和のメッセージ)

12:15?13:00
■WADA    (ベトナム・月琴) 
長い柄に、満月のような丸い胴が特徴のベトナム伝統的民族楽器・ダングエット(月琴)の演奏です。
高く張った2本の弦から、大きく伸びやかな澄んだ音色を響かせます。

13:00?13:30
■女性同盟湘南西湘支部舞踊同好会 (朝鮮舞踊)
■神奈川朝鮮中級学校     (朝鮮舞踊)
神奈川朝鮮中・高級学校で学ぶ舞踊部の学生さん、在日朝鮮文芸同神奈川の舞踊同好会(日本に在住する朝鮮女性のグループ)による朝鮮舞踊を民族の気持ちを込めて披露いたします。

13:30?14:15
■山中ひとみ    (カンボジア舞踊)
アンコール王朝時代から続いていたといわれているカンボジア古典舞踊を習得された、日本で初めてのカンボジア舞踊家です。

14:15?15:00
■甘建民      (中国二胡)
1978年一位の成績で安徽師範大学音楽部に入学、二胡専攻。1982年安徽省二胡コンクールで受賞、同年首席卒業後二胡ソリスト兼首席担当員安徽省民族楽団に入団、全国コンサートツアー及び安徽省政府音楽芸術代表団に選ばれ、中国主要な省市地区に出演。
スピッツのアルバムの編曲レコーディングに参加。
NHK「お元気ですか日本列島」のバック音楽をレコーディングするなど各方面で活躍中。

15:15?16:00
■和太鼓十三    (創作和太鼓