カテゴリー:写真日記

本堂前のモチノキを移植

本堂前に2本のモチノキが生えています。
ここのところ、樹勢が悪くなり、カイガラムシが発生し、全体的にスス病に侵されてしまうようになりました。
本堂の屋根の影に入るため、陽当たりが良くないことも影響しているのかもしれません。

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そこで、モチノキを剪定して、移植することにしました。

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スス病に侵されている部分を除き、伐根します。

通用門付近の日当たりの良い場所にひこばえを移植しました。

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本堂前は、このようにすっきりした様相になりました。
伐根した後は整地して、芝を張ります。

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投稿者: kameno 日時: 20:53 | | コメント (0)

令和6年永谷天満宮湯立神楽

永谷天満宮で令和6年の湯立神楽が行われました。
湯立神楽は、湯立神事ともいい、日本の伝統的な神楽の形式のひとつで、大釜でお湯を煮立たせ、その湯を用いて神事を執り行い、吉凶占いや無病息災や五穀豊穣を願う神事です。

永谷天満宮では令和元年にこの神事が復活し、それから毎年3月25日に行われています。
昨年は桜満開の中での開催でしたが、今年は寒の戻りのため、桜の蕾はまだ固く閉じています。
また、雨天のため、神楽殿内での奉納でした。


ダイジェスト動画

この神楽は、宮司や神職による奉納の舞いが特徴で、 神社の境内に5色の紙垂と四本の竹で作られた天蓋を飾りつけ、氏神様、火の神様、水の神様などをお招きします。
大釜に熱湯をたぎらせて、その熱湯を降り注ぐことにより、無病息災と福を招くと伝えられる伝統行事です。

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・初能:当地永谷天満宮の宮司が扇に洗米をのせ、右手に鈴を持ち四方にお米をお供えし清める舞です。
・御祓:お神酒とお祓いの道具を持ち、お祓いをし、神様の降臨を待つ舞です。
・御幣招:神楽の対象となる氏神様・火の神様・水の神様をお招きする舞です。
・湯上:大釜の熱湯に笹の葉を浸し、熱湯を桶に汲み取り、神前に捧げます。
------------中入れ---------------
・掻湯:御幣で四方を鎮め、大釜の煮えたぎった湯を掻き回し、湯玉で吉凶を占います。
・湯座/笹の舞: 笹の葉を熱湯に浸し、災難病魔を祓い除けることを祈願し参列者の頭上に散きます。
・射祓:四隅に矢を放ち悪霊を退散させます。
・剣舞/毛止幾:赤面の天狗(猿田彦)と黒面の山の神による舞です。

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神事が終わると、参列者は紙垂を持ち帰り、家の神棚に祀り、災い除けにします。

この神楽は、藤沢市の重要無形民俗文化財にも指定されています。

投稿者: kameno 日時: 16:25 | | コメント (0)

東日本大震災から13年目

東日本大震災の発生から13年目を迎えます。
警察庁の発表によると、東日本大震災によりお亡くなりになられた方は全国で1万5900人となっています。
あらためて哀悼の意を表します。
また、行方不明者は2520人、避難を余儀なくされている方は、現在も3万人近くにのぼり、ピーク時の約47万人から大幅に減ったとはいえ、まだまだ多くの方が故郷へ帰れない現状もあります。



2万9000人、いまだ避難 東日本大震災、11日で13年

復興庁によると、全国の避難者は2万9328人(2月1日現在)。東京電力福島第1原発事故の影響が残る福島県の一部では避難指示が続き、今も故郷に戻れない住民がいる。帰還を諦める住民もおり、今後も実情に応じた支援が求められる。
東日本大震災ではマグニチュード9.0、最大震度7を記録した。警察庁によると、死者は1万5900人、行方不明者は2520人に上る。復興庁の発表では、震災後の傷病悪化などによる「災害関連死」は昨年12月末現在で3802人。
11日は岩手、宮城、福島の3県で自治体主催の追悼式典が行われ、地震発生時刻の午後2時46分に関係者が黙とうする。岸田文雄首相は昨年に続き、福島県主催の式典に出席する予定だ。
昨年6月には改正福島復興再生特別措置法が成立。福島県の帰還困難区域の一部で、除染などを行い住民の早期帰還を目指す「特定帰還居住区域」の新設が可能になった。これまでに大熊、双葉、浪江、富岡の4町が申請した計画が認定され、避難指示の解除に向けた取り組みが進む。
昨年8月からは、福島第1原発の敷地内にたまった処理水の海洋放出が始まった。東電は放出完了までに30年程度かかるとしており、漁業への影響を心配する関係者は少なくない。



13年が経過したとはいえ、未だ故郷へ戻れない方々や、被災者の方々の心のケアなどに課題が残されています。

また、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水が太平洋に放出開始されたことによる被災地沿岸の魚介類のイメージが悪化して買い控えなど根拠のない風評被害が発生しないよう、科学的根拠に基づいた丁寧なデータを私たちも冷静に正しい視点で読み解いていくことも大事です。

 

今朝、貞昌院裏山の天神山に登ると、霊峰富士がくっきりと望めました。
数日前の降雪によって真っ白い雪の範囲がかなり広がっています。

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富士山の北側(右側)には蛭ケ岳をはじめとする丹沢の山々、そしてさらに北側には雲取山など秩父多摩甲斐国立公園の山々を望むことができます。

投稿者: kameno 日時: 12:03 | | コメント (0)

一瞬の積雪

関東地方やから東北南部の太平洋側では、午前中を中心に雪や雨が降る予報になっており、夜半から今朝にかけてみぞれ交じりの雨が降り、夜明け前には一時雪になりました。
そのため、日の出時刻頃にはうっすらと雪化粧の境内となっています。

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日の出とともにみぞれは雨になり、その雨も直ぐに上がりましたので雪は一瞬で融けてしまっています。

ただ、強い寒気が流れ込む影響で今日一杯、気温は低めではあるものの天気は好天に回復するようです。

投稿者: kameno 日時: 10:57 | | コメント (0)

室内の安全対策

町内会要支援者委員会の講習会が開催されました。

日時 令和6年3月3日10時より
内容「室内の安全対策」

地元消防署より講師をお招きし、会場となった町内会館の家具を使って転倒防止の体験を行いました。

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転倒防止器具を配布し、必要な箇所に対策を施すことになります。

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投稿者: kameno 日時: 00:35 | | コメント (0)

初夏並みの暖かさに

今日は涅槃会の行われた2月15日以来、再び季節外れの暖かい日となりました。
昨晩から降り続いた雨により、日の出時刻の西の空には虹現れています。


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これからぐんぐん気温が上昇し、5月頃の暖かさに達する予報です。

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3月上旬の啓蟄を待たずに、冬眠から覚めた蛙が蓮鉢に卵を産んでいました。
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昨年晩秋から餌止めをしていた錦鯉たちも水温が上がり活発に泳ぐようになってきたので、少しづつ餌を与え始めています。

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ただ、この暖かさも明日にはまた冬の気温に戻り、場所によっては雪の予報になっています。
三寒四温とはいえ、あまりにも気温の上下が激しすぎます。

投稿者: kameno 日時: 11:20 | | コメント (0)

令和6年 横浜市仏教会主催釈尊涅槃会

横浜市の伝統仏教寺院で構成される横浜市仏教会主催 第49回 涅槃会が行われました。

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日時 令和6年2月15日 
場所 妙法寺(横浜市戸塚区名瀬)

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暖冬の影響で、早くも春一番が吹く暖かい天気の中、多くの一般参列をいただいての涅槃会となりました。

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第一部 法要

1.開式の言葉
1.導師・職衆入堂
1.木険祈祷
1.一同三礼
1.三帰依文唱和
1.表白文奉読
1.読経(観音普門品偈・舎利礼文)
   代表指名焼香 
1.回向
1.一同三礼
1・導師・職衆退堂


休憩後
第二部 記念講演
1.横浜市仏教会会長挨拶
1.釈尊奉讃部長挨拶
1.神奈川県仏教会長挨拶
1.戸塚区仏教会長挨拶
1.講師紹介

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1.講演 演題「笑い飯哲夫のおもしろ仏教講座」
     講師 笑い飯 中西哲夫氏 

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1.閉式の言葉 


投稿者: kameno 日時: 23:15 | | コメント (0)

カラスから蓮鉢を守る

暖かく穏やかな日和となりました。
今週は3月から4月の陽気になる予報です。

それでも、一週間前に降った雪はまだ、境内の一部に融けずに残っています。

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陽が当たっているのになかなか融けないのは締め固まって内部が氷の状態になっているからでしょうか。
江戸時代に加賀飛脚は、氷室に貯蔵された雪を真夏まで貯蔵し、加賀(石川県)から江戸(東京都)まで約500kmを早飛脚で届けたそうですが、工夫次第でそういうことも可能になるのですね。

話は変わりますが、先日植え替えた蓮鉢ですが、時折カラスがやってきてほじくり返すようになりました。
対策のために、立葉が伸びてくるまでの間、金網を被せています。

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今年は暖冬の為、桜の開花も、蓮の成長も例年より早く進行しそうです。

投稿者: kameno 日時: 14:50 | | コメント (0)

雛人形を飾りました

立春を迎え、暦の上でも春がやってきました。

今年も、雛人形を客殿にお飾りしています。

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3月中旬まで客殿に飾る予定ですので、貞昌院にお越しの際は是非、飾り付けの成果をご覧下さい。

投稿者: kameno 日時: 20:43 | | コメント (0)

残雪

5日から6日にかけて境内にも5センチほどの雪が積もりました。

7日になっても境内の一部、特に芝生の上などにはまだ雪が残っています。

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この残雪も、今日の陽射しを受け、また気温も上昇しているので、ほとんど融けていくことでしょう。

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境内からは富士山と丹沢の山々に雪が積もっている姿が望めました。

投稿者: kameno 日時: 15:41 | | コメント (0)

広い範囲で降雪の予報

日本列島の南岸を低気圧が通過し、関東地方の広い範囲でもこの南岸低気圧の影響で雪が降り始めました。

貞昌院でも境内が雪に覆われてきました。

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(5日午後2時撮影)

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(5日午後5時撮影)

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天気予報によると、雪のピークは夕方から夜遅くにかけてということで、平野部でも大雪警報が出る可能性もあるようです。
大雪に対する警戒が必要です。

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(永谷天満宮5日午後8時撮影)

投稿者: kameno 日時: 15:12 | | コメント (0)

令和6年節分追儺式

今年の節分は穏やかな暖かい日に恵まれました。
明日は立春ですので、暦の上でも春になります。
境内の梅の花はすっかり満開です。

青空が広がり、暖かい日差しが差し込むおだやかな一日となり、貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の豆撒き行事が行われました。

午後1時より神事、引き続き午後1時30分から豆まきという流れです。
獅子舞やお囃子も披露され、神主さんの挨拶とお話のあと、いよいよ豆撒き開始です!

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福は~うち!!
邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。
豆撒きの後は、子供たちにお菓子の詰め合わせが配られました。

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近隣の御寺院様の節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、園芸大会、引続き豆撒き。

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コロナ過が明け、ようやく例年の光景が戻り、境内は今年もたくさんの参詣者で溢れています。

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皆さまに福が届きますように。

投稿者: kameno 日時: 23:46 | | コメント (0)

大賀蓮植替え作業

貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)の鉢の植替えを行いました。
平年は2月半ばに行っているのですが、今年は暖冬傾向にあり、今日は3月並みの暖かさとなったことから蓮鉢の植替えを行いました。

蓮鉢はこのような状態です。

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地上部は枯れて無くなっていますが、地中では蓮根から発芽しはじめているため、この時期に植替えすることが望ましいのです。
植替えをしないと、鉢底の土が固まってしまっており、また、新しい蓮根は古い蓮根の下層の深い場所に出来ているので、今年の蓮が大きく育ちません。
そのため、古い蓮根を取り除き、また、新しい用土を足し、土をかき混ぜる必要があるのです。

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鉢の土を取り除いていくと、まず、古い蓮根が出てきます(左写真)。
その下に、今年育つ新しい蓮根があります(右写真)。

蓮鉢を掘り起こして、泥を落としながら少しづつ引き上げていきます。
古い根と、新しい根を分け、古い根は取り除きます。
新しい根には、もう新芽が伸び始めています。

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鉢の土に新しい土と肥料を深さ20センチ程度入れ、よくかき混ぜた後、新しい蓮根を植え付けていきます。

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その上にさらに土を被せ、水を張ります。

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これで作業は終わり。
今年もも美しい花を咲かせることを期待します。


昨年作成した蓮の植替え動画もご参照ください。

投稿者: kameno 日時: 00:37 | | コメント (0)

町内会いす坐禅

地域の町内会館を会場にいす坐禅指導を行ってきました。

イラスト入りのテキストをもとに坐禅について解説させていただき、そのあと椅子坐禅を行いました。

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坐禅は何やら堅苦しい苦行だと思われがちですが、決してそんなことはありません。
座蒲を用いてきっちり坐る坐禅だけではなく、このように普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じることができる椅子坐禅もあります。

毎日のルーティーンとして習慣づけることをおすすめいたします。


なお、椅子坐禅の作法についてはこちらを参照ください。
https://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen

投稿者: kameno 日時: 2023年5月30日 14:45

投稿者: kameno 日時: 14:47 | | コメント (0)

シモバシラに霜の花

この冬は暖冬傾向にあるということですが、冬型の気圧配置が強まったため、日本列島が寒気に包まれているようです。
境内ではこの冬初めて「シモバシラ」の茎に霜の「花」が咲きました。

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植物の「シモバシラ」は、シソ科の多年草植物で、秋には白い可憐な花を咲かせます。
冬になると、葉が落ち、茎は茶色になり、一見枯れたようになります。

けれども、この草の珍しいところは根がしっかりと活きていて水分をどんどん吸い上げているということです。
茎の部分は枯れているので、吸い上げられた水は、枯れてしまっている茎の導管を通っていき、導管の裂け目から横に出てきます。
シモバシラを真上から観察すると、そのことがよくわかります。


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シモバシラの「花」が咲く条件は以下の通り
(1)地下や茎の中では0度以上の温度
(2)気温は氷点下
(3)晴天である
(4)無風
この現象は一年に何度も見られるものではありません。


なお、地中の水分が凍って地表に氷柱ができる、いわゆる「霜柱」も原理は同じです。
土中の水分が土の隙間から毛管現象によって地表に出るたびに凍っていくことにより霜柱が伸びていきます。

投稿者: kameno 日時: 17:25 | | コメント (0)

令和6年小正月どんど焼き

貞昌院に隣接する永谷天満宮で、本日(1月14日)午前10時より令和6年の どんど焼きが行われました。
どんど焼きは永谷天満宮では毎年1月14日に催行される恒例行事です。

午前10時、神事が始まりました。

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神事の後、神主さんによって火がつけられ、いよいよどんど焼きが始まります。

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どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。

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また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。

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歳神様をお迎えした正月飾り、初詣のおみくじなどをお焚き上げしていきます。
※なお、人形などお焚き上げ出来ないものはお焚き上げできません。
※正月飾り(プラスチック類は取除いてください)、天満宮のお札、破魔矢などに限ります。

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小正月が過ぎると、一連の正月行事は一段落いたします。

投稿者: kameno 日時: 14:35 | | コメント (0)

七草粥

新年を迎えて早くも一週間が経過しました。
正月7日ということで今朝は七草粥をいただきました。

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七草粥の由来は、古来中国において正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習が、日本の平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる、七穀粥と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。


春の七草は、次のとおりですが、これら七草は、「日本のハーブ」とも呼ばれています。
かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。


「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根


新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵が伝えられているっていうのは良いことだと思います。

投稿者: kameno 日時: 09:13 | | コメント (0)

第100回箱根駅伝9区観戦記

第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(令和6年・2024年 復路)

令和6年の箱根駅伝は、青山学院大が独走体制のまま大会新記録記録を塗り替える10時間41分25秒で、2年ぶり7度目の総合優勝となりました。
青山学院の原監督は「負けてたまるか大作戦」を掲げ、今年度の出雲は5位、全日本は2位からの大躍進でした。往路6区の野村昭夢が区間2位と好走、7区山内健登が区間3位、8区塩出翔太が歴代3位の1時間4分0秒の区間賞、9区倉本玄太も区間賞の快走で2位以下を引き離し、独走で第100回記念大会の王者に輝きました。
2位の駒澤大学は6分35秒差の10時間48分0秒となり、残念ながら2季連続三大駅伝制覇は果たせませんでした。

結果の概要は本記事末に記載します。

昨日の2区に引続き9区で応援してまいりました。


2024年1月3日 箱根駅伝第9区 権太坂過順位 (通過順位、実質順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

第100回東京箱根間往復大学駅伝競走
9区 戸塚区柏尾付近

1位通過、総合1位 青山学院大学 倉本玄太 4年
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2位通過、総合2位 駒澤大学 花尾恭輔 4年
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3位通過、総合3位 城西大学 平林樹 3年
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4位通過、総合4位 東洋大学 吉田周 3年
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5位通過、総合5位 法政大学 稲毛崇斗 4年
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6位通過、総合6位 國學院大學 吉田蔵之介 1年
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7位通過、総合7位 創価大学 吉田凌 3年
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8位通過、総合20位 明治大学 鈴木祐太 3年
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9位通過、総合8位 早稲田大学 菖蒲敦司 4年
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10位通過、総合9位 帝京大学 小林大晟 3年
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11位通過、総合10位 東海大学 竹割真 2年
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12位通過、総合19位 日本体育大学 田中慎梧 4年
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13位通過、総合12位 中央大学 白川陽大 2年
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14位通過、総合14位 立教大学 安藤圭佑 3年
15位通過、総合13位 国士舘大学 川勝悠雅 2年
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16位通過、総合15位 中央学院大学 近田陽路 2年
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17位通過、総合22位 神奈川大学 佐々木亮輔 4年
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18位通過、総合11位 大東文化大学 大谷章紘 3年
18位通過、総合16位 日本大学 中澤星音 2年
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20位通過、総合21位 東京農業大学 深堀優 2年
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21位通過、総合17位 駿河台大学 長田拓巳 2年
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22位通過、総合18位 順天堂大学 藤原優希 4年
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23位通過、総合23位 山梨学院大学 平八重充希 2年
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第100回東京箱根間往復大学駅伝競走
(令和6-2024年1月2日・3日)
大手町ゴール 23.0km地点
復路:109.6km地点 総合:217.1 km地点

総合順位(*は繰上)

◆1 青山学院大学 10:41:25(総合新記録)
◆2 駒澤大学   10:48:00
◆3 城西大学   10:52:26
◆4 東洋大学   10:52:47
◆5 國學院大學  10:55:27
*◆6 法政大学   10:56:35
◆7 早稲田大学  10:56:40
◆8 創価大学   10:57:21
*◆9 帝京大学   10:59:22
*◆10 大東文化大学 11:00:42
--------------------------------シード権
*◆11 東海大学   11:01:52
*◆12 国士舘大学  11:01:52
*◆13 中央大学   11:01:58
*◆14 立教大学   11:03:04
*◆15 日本大学   11:06:06
*◆16 日本体育大学 11:06:30
*◆17 順天堂大学  11:06:42
*◆18 駿河台大学  11:06:58
*◆19 中央学院大学 11:07:26
*◆20 明治大学   11:07:28
*◆21 神奈川大学  11:07:37
*◆22 東京農業大学 11:09:16
*◆23 山梨学院大学 11:11:11

投稿者: kameno 日時: 14:07 | | コメント (0)

第100回箱根駅伝2区観戦記

令和6(2024)年、第100回記念の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)がスタートしました。
シード権を獲得した10校と、秋の予選会を勝ち抜いた全23チームが走ります。
昨年に引続き行動制限がない平年の沿道の応援の光景が戻ってきました。

貞昌院に程近い権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。 
「花の2区」の激戦をご覧ください。


令和6(2024)年、第100回大会 2区18キロ地点通過順

1 駒澤大学 鈴木芽吹(4年)

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2 創価大学 ムチーニ(1年)
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3青山学院大学 黒田朝日(2年)
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4 早稲田大学 山口智規(2年)
4 城西大学 斎藤将也(2年)
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6 日本大学 キップケメイ(1年)
6 東京農業大学 並木寧音(4年)
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8 帝京大学 山中博生(3年)
8 東海大学 花岡 哉(2年)
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10 法政大学 松永伶(4年)
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11 大東文化大学 久保田徹(4年)
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12 國學院大學 平林清澄(3年)
12 東洋大学 梅崎蓮(3年)
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14 山梨学院大学 キピエゴ(1年)
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15 中央大学 吉居大和(4年)
15 順天堂大学 浅井皓貴(3年)
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17 中央学院大学 吉田礼志(3年)
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18 駿河台大学 新山舜心(4年)
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19 明治大学 児玉真輝(4年)
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20 国士舘大学 カマウ(3年)
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20 神奈川大学 小林篤貴(4年)
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22 立教大学 國安広人(2年)
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23 日本体育大学 山口廉(3年)
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開催から100回の節目の年を迎えた箱根駅伝の往路は、青山学院大の往路新記録となる5時間18分14秒での往路優勝(2年ぶり6度目)となりました。
往路2位の駒澤大学は往路記録更新の走りながら2分38秒差の2位。城西大学が3位で明日の復路に望みます。

1区・2区は駒澤大学がトップで襷を繋ぎ、青山学院は1区では9位(トップの駒澤大と36秒差の9位)での襷リレーでした。
その後、2区の黒田選手が7人抜きの区間賞、3区太田選手が日本人史上初の1時間切りの59分47秒(区間賞)の快走で駒澤大学を抜き、1位になり、そのまま差を広げながら4区佐藤も区間賞、5区若林も安定した走りで芦ノ湖のゴールフィニッシュしました。


第100回 東京箱根間往復大学駅伝競走 往路記録
往路:107.5km地点 箱根芦ノ湖

1  青山学院大学 5:18:14
2  駒澤大学   5:20:52
3  城西大学   5:21:31
4  東洋大学   5:25:20
5  早稲田大学  5:26:06
6  國學院大學  5:27:07
7  創価大学   5:28:09
8  大東文化大学 5:28:55
9  法政大学   5:29:03
10 順天堂大学  5:30:18
11 国士舘大学  5:30:21
12 帝京大学   5:30:23
13 中央大学   5:30:36
14 駿河台大学  5:30:52
15 山梨学院大学 5:31:06
16 東海大学   5:31:34
17 立教大学   5:31:38
18 中央学院大学 5:31:43
19 日本大学   5:31:51
20 東京農業大学 5:33:34
21 日本体育大学 5:35:35
22 神奈川大学  5:35:51
23 明治大学   5:37:22

投稿者: kameno 日時: 11:54 | | コメント (0)

令和6年大般若御祈祷

令和6年(2024年)を迎えました。
大晦日の除夜の鐘が撞き終り、深夜0時、新年を迎えると初詣が始まります。
多くの方のお詣りをいただきました。

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元日正午より貞昌院本堂で大般若御祈祷法要をおこないました。
檀信徒の皆様ご参列のもと、厳修されました。

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皆様の願いが叶いますよう御祈念申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 15:54 | | コメント (0)

謹賀新年

新しい年を迎えました。

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時折強い南風がふきますが、例年になく暖かい良い天気の元日となりました。
境内裏山から霊峰富士をくっきりと望むことができました。


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昨年を振り返りますと、長く厳しい暑さが続いた年でした。
今後、地球温暖化の影響で酷暑傾向が続くのでしょうか。

数年続いた新型コロナウィルス感染症による様々な行動制限が解除され、平時に戻りつつある年でもありました。

昨日の除夜の鐘にも多くの方のご参列、また配信の視聴をいただき有難うございました。

本年が皆さまにとりまして幸多き年となりますよう祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

令和5年元旦 貞昌院住職 亀野哲也合掌


曹洞宗公式サイトでは、管長猊下の新年のあいさつを音声つきでご覧いただけます。
併せてご紹介いたします。

令和6年 年頭の挨拶 2024.01.01 NEW 宗務庁より

投稿者: kameno 日時: 08:31 | | コメント (0)

Selected Photos 2023

今年も残りわずかになりました。
Photo log らしく、2023年(令和5年)に撮影した写真の中からいくつかをセレクトして一年を振り返ってみます。
今年は久しぶりに行動制限がなくなり、様々な行事が例年に近い形で開催されるようになりました。
あっという間の一年でしたが、その分とても良い経験、勉強の一年になりました。


本年もよろしくお願いいたします
元日に撮影した貞昌院から望む富士です

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令和5年元旦の光景
除夜の鐘は深夜0時で撞き終り、令和5年のはじまりと同時に、隣の永谷天満宮の初詣が始まりました。
行動制限も緩和され、多くの参詣客が列を作っています。

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箱根駅伝2区観戦記2023年
箱根駅伝9区観戦記2023年
令和5年の箱根駅伝は、駒澤大学がが2年ぶり8度目の総合優勝。往路、復路を含めての完全優勝、そして10月の出雲、11月の全日本、今回の箱根の同一年度三冠を、90年度の大東文化大、00年度の順大、10年度の早大、16年度の青学大に続き、史上5校目として達成しました。

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令和5年小正月 どんど焼き
どんど焼きは永谷天満宮では毎年1月14日に催行される恒例行事です。

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シモバシラの霜柱 シモバシラは、シソ科の多年草植物ですが、冬になると茎が茶色になり、一見枯れたようになります。 けれども、根がしっかりと活きていて水分をどんどん吸い上げています。吸い上げられた水は、枯れてしまっている茎の導管を通っていき、導管の裂け目から横に出て凍ります。

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節分・豆撒き・追儺式 新型コロナウイルスの行動制限が解除されたとはいえ、今年も豆まきの桟橋は設けず、神楽殿舞台から神主さん、氏子役員代表による豆まきが行われました。

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横浜市仏教会主催 第48回 涅槃会 早朝からみぞれ交じりの雨が降り続く寒い一日になりましたが、久しぶりに一般参列をいただいての法要となりました。

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大賀蓮植替え作業

蓮はこの時期に古い蓮根を取り除き、また、新しい用土を足し、土をかき混ぜる必要があります。
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お楽しみ会2023年春@ケアプラザ

昨年秋、ようやく3年ぶりにお楽しみ会という形式で開催し、今年に繋げることができました。

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雨上がりの夕焼け

時にはハッとするような鮮やかな夕焼けになることがあります。

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令和5年湯立神楽

今年はあいにくの雨天ではありましたが、桜満開中での開催となりました。
また、雨天のため、神楽殿内での奉納でした。

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久しぶりの晴天

今年は早めの桜開花でした。
3月末だというのに、すでにソメイヨシノは見頃の終盤を迎え、葉桜へと移りつつあります。

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泉岳寺春の義士祭特別公演

平成30年(2018年)、令和元年(2019年)に泉岳寺で行われた公演が、令和5年4月1日(土曜日)春の義士祭開催中の泉岳寺で演目を追加して再演されました。

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令和5年度 釈尊降誕会:花まつり
貞昌院では、この4月8日に近い土日に花まつりを行っており、今年は4月2日(日)に開催いたしました。

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八重桜の塩漬け
境内の八重桜から桜の花の塩漬けを作りました。

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新緑輝く季節へ

裏庭の藤の花がよく咲きました。

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シジュウカラの子育て

今年も、ベランダの軒先にある鉄パイプの中にシジュウカラの夫婦が営巣しました。
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梅のカリカリ漬け2種

今年は梅がよく実ったのでカリカリ梅に挑戦しました。

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健康塾坐禅教室

地域の町内会館を会場に「60代からの健康塾」で坐禅指導を行ってきました。

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大賀蓮一番花開花! 大賀蓮最盛期

今年も多くの蓮が開花しました。花期は早めに移行しています。

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第73回 社会を明るくする運動 第73回 "社会を明るくする運動"が上大岡駅前で行われました。 20230702-15.jpg

令和5年大施餓鬼法要報告

梅雨明け以降、暫く雨が降らず、暑い日が続きました。
お施餓鬼には多くの参列をいただきました。

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町内会夏祭り盆踊り

地域の町内会・連合町内会夏祭り盆踊り大会が小学校を会場として開催されました。
新型コロナウイルスのために中止が続きておりましたが、久しぶりの夏祭りです。
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厳しい残暑が続く

記録的な暑さとなった8月ですが、台風7号によるまとまった雨で一段落。
しかし、その後、再び厳しい暑さが続いています。連日のように熱中症アラートが発出されています。
ブルーベリーや栗など、生り物はよく実りました。

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4年ぶりの永谷天満宮子ども神輿

永谷天満宮で秋の例祭(秋祭り)が行われ、4年ぶりに子供神輿が町内を練り歩きました。
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そうだ京都に行こう(1)
そうだ京都に行こう(2)
諸行事予定の合間をみて、京都へ行ってきました。
訪日観光客が回復している状況を実感しました。
追記 藤井壮太さん、8冠おめでとうございます。

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秋の夜長の境内ライトアップ 秋が深まるにつれて日が暮れる時刻が早まっています。 この時期から月1回ほどのペースで開催しているコスプレイベントで、長くなった夜に撮影を楽しむためにライトアップを行っています。 20231028-07.jpg 20231028-04.jpg
地域防災拠点防災訓練 2023年町内会防災訓練 定期的に行われている防災訓練は新型コロナウイルス感染症の為、ここ数年は縮小で行っていました。 今年は4年ぶりに制限なしの開催です。

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令和5年第51回横浜矯正展
「第51回横浜矯正展」が開催し、港南保護司会として出展の手伝いに出仕してきました。

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仏教情報センター設立40周年記念大会報告 伝統仏教超宗派により運営している一般社団法人仏教情報センターは、1983年の設立以来今年で40年の節目を迎え相談員、関係諸氏一堂に会しての記念大会が開催されました。

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同安居会本山拝登
修行時代の同期の会、安居会が行われ、大本山總持寺に拝登させていただきました。
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市仏秋の公演「おさとり」2023

横浜市仏教会主催・秋の公演「おさとり」が 横浜にぎわい座 を会場として開催されました。
秋の公演は、釈尊成道の日(12月8日)にちなみ、「おさとり」をテーマとして開催しており、恒例行事として定着しています。

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ヨルノヨ2023
みなとみらい地区に出向く機会がありましたので、その合間に丁度開催中のヨルノヨ2023に立ち寄ってみました。
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客殿広間にスマートテレビ
客殿広間は法要・法事の控室、打合せや講演会など様々な行事で使われています。
多くの方が集まる部屋であり、これまでは大きな絵を掲げておりましたが、このスペースに大型液晶ディスプレーを設置しました。
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イチョウが冬の姿に
嵐のような強風を伴う雨が降り続き、境内のイチョウは一気に落葉しました。

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Selected Photos 2013
Selected Photos 2012

投稿者: kameno 日時: 20:22 | | コメント (0)

令和5年最後の坐禅会

今年も残すところ4日になりました。
毎週木曜日早朝の坐禅会は、今年最後の坐禅会となりました。

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冬至が過ぎていますが、日の出の時刻はまだ少しづつ遅くなっています。

冬至の日が昼間の時間が一年で一番短いのですが、太陽の通り道=黄道が天の赤道から23.4度の傾きがあること、地球の公転軌道が楕円であるなどの理由によって、日の出時刻が一番遅い日は冬至より遅い1月上旬になるのです。

今日の日の出時刻は6時49分。
日の出時刻が一番遅い日は1月上旬の6時51分になります。

来年も毎週木曜日に坐禅会を行っていく予定です。

投稿者: kameno 日時: 16:31 | | コメント (0)

墓地参拝モノレール定期点検

墓地参拝モノレール「まいれ~る」運用から3年あまりが過ぎました。

貞昌院のモノレールは、法律上毎年の定期点検を行っています。
毎日始動前の簡単な点検はもちろん、その他にこのようなメーカーによる定期点検を年1回年末の時期に実施しています。

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「まいれ~る」は、エレベータと同様の操作で、どなたでも簡単にスロープカーを運転可能です。(運転に資格は必要ありません)


今年のメーカーによる定期点検は
駆動装置が正常に働くか
レール・ラックに不備は無いか
非常停止装置が働くか
消耗品の状態

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などの点検項目を半日かけて行いました。

投稿者: kameno 日時: 19:47 | | コメント (0)

霜柱

朝夕めっきり寒くなってきました。
時には真冬並みの寒になります。

晴れの日の早朝には、放射冷却の影響もあり霜柱が立つようになりました。

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今年も残すところ一週間ほど。
年末年始の準備も佳境に入っています。


投稿者: kameno 日時: 22:42 | | コメント (0)

冬型の気圧配置が強まる

全国的に冬型の気圧配置が強待った影響で、特に日本海側では大雪となる地方がある予報です。
関東地方では冬場レの天気になりましたが、強い北風が吹き続けています。

境内の天神山から望む今朝の富士。

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白い部分はそれほど広がってはいませんが、頂上付近で舞い上がる雪が見受けられました。

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投稿者: kameno 日時: 11:47 | | コメント (0)

イチョウが冬の姿に

昨晩から嵐のような強風を伴う雨が降り続き、境内のイチョウは一気に落葉しました。

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一晩で一気に散り、ほぼ100%落葉しています。

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これだけの量の落葉が集まりました。

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朝を迎え、一転穏やかで暖かな日になっています。
記録的な暖かさになっているようです。

これまでの境内のイチョウ黄葉記録です。

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投稿者: kameno 日時: 13:46 | | コメント (0)

赤穂義士討入の日の特別公演

2018年、2019年の12月14日、赤穂義士討入の日に泉岳寺で泉岳寺(東京都港区)講堂で開催していた特別公演がコロナ過後4年ぶりにこの日に行われました。


泉岳寺には「忠臣蔵」で広く知られる、浅野家の四十七人の家臣「赤穂義士」を祀るお墓があります。
主君・浅野内匠頭の仇、吉良上野介を討ち取った12月14日には「赤穂義士祭」が催され、多くの方々が参拝されます。
今回の公演は、「赤穂義士祭」当日の泉岳寺において行われる公演です。

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第1部 午後2時より 『不忠の義士』
第2部 午後4時半より『椿の比丘尼もののけかたり』

場所/泉岳寺講堂 (東京都港区高輪2ー11ー1)
日時/12月14日(土)


第1部の『不忠の義士』は忠臣蔵を背景の題材として、魔性の三味線に魅入られた若い男女の悲恋を描く作品です。

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第2部『椿の比丘尼もののけかたり』は小泉八雲作の『耳なし芳一』を原作として小泉八雲の妻、セツ夫人がそこで聞いた『耳なし法師』の話を夫に伝えるという創作物語を故 上原まり さんの琵琶に乗せて行われます。


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会場入口には、展示コーナーも。

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無事公演を終えて。

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出演のまつむら眞弓さん、監督様、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
また、泉岳寺さまには会場を使わせていただくことを快諾いただき、心より感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 23:44 | | コメント (0)

境内・紅葉ライトアップ

境内のイチョウやイロハモミジが見頃のピークを迎えました。

日の入が一年で一番早い時期を迎えていますので、紅葉のライトアップを行ってみました。

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ちょうど、毎月開催しているコスプレイベントも行われたため、境内の建物も様々な彩でライトアップされました。


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投稿者: kameno 日時: 23:34 | | コメント (0)

ヨルノヨ2023

みなとみらい地区に出向く機会がありましたので、その合間に丁度開催中のヨルノヨ2023に立ち寄ってみました。

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イルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2023〉」は、横浜・みなとみらい21(MM21)を会場としてが2023年11月27日~2024年1月4日(木)まで「巡り、出会い、混ざる」をテーマに開催されています。
時間に限りがあったので、そのうち、横浜港⼤さん橋国際客船ターミナルで行われている「Yターミナル」(Y-Terminal)へ。
大桟橋のデッキにプロジェクターで映像が映し出されます。


その他、年末のライトアップに向けて各所で準備も進んでいました。

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投稿者: kameno 日時: 23:27 | | コメント (0)

成道の坐禅会

お釈迦様成道の坐禅になぞらえて、12月1日から8日朝にかけて接心の坐禅会が全国各地で行われています。
貞昌院の坐禅会では7日に定例坐禅の日に当たりました。

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冬至も近くなり、日の出の時刻が遅くなっていることが実感できます。


境内のイチョウは少しづつ散り始めています。

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投稿者: kameno 日時: 08:40 | | コメント (0)

気温変動の大きい日が続く

長い残暑も終わったと思ったら、急に真冬並みの気温になったりと、今年は特に季節の移りかわりが例年に比べ大きく変わっていることを実感します。

玄関に湿温度センサー(気温計・湿度計のデータロッガー=自動記録装置)を置いていて、リアルタイムにデータを蓄積しています。
月別の最高温度、最低温度、最高湿度、最低湿度の推移はこのようになりました。

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今朝は冷たい雨も降りましたので、境内のイチョウは一段と黄色く染まりまりつつあります。

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この週末は、一転して記録的な暖かさになる予報となっています。

投稿者: kameno 日時: 13:02 | | コメント (0)

2023年町内会防災訓練

町内会主催の避難防災訓練が町内会館・貞昌院にて行なわれました。
毎年この時期に行っている定期的訓練ですが、新型コロナウイルス感染症の為、ここ数年は縮小で行っていました。
今年は4年ぶりに制限なしの開催です。

午前9時町内会館に集合。

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参加者が3班に分かれて防災訓練および実地訓練を行いました。

■起震車による震度7強の揺れ体験
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■消防署による防災講座

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■消火栓からの放水訓練

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豚汁の炊出しも行われ、訓練の最期に参加者でいただきました。

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昨晩はフィリピン付近での大地震が発生し、太平洋沿岸での津波注意報が出されました。
防災訓練は、定期的かつ継続的に何度でも繰り返していくことに意味があります。
訓練があってこそ、いざというときに大きな力が発揮されること感じます。

投稿者: kameno 日時: 22:00 | | コメント (0)

イチョウ黄色度50%

境内のイチョウの黄葉が進みました。
来週には黄金色に染まることでしょう。

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先週の様子はこちらをご覧ください

投稿者: kameno 日時: 07:12 | | コメント (0)

市仏秋の公演「おさとり」2023

横浜市仏教会主催・秋の公演「おさとり」が 横浜にぎわい座 を会場として開催されました。
秋の公演は、釈尊成道の日(12月8日)にちなみ、「おさとり」をテーマとして開催しており、恒例行事として定着しています。

日時 令和5年11月28日(火)午後1時 開場、1時50分 開演
場所 横浜にぎわい座


午後1時の開場とともに、多くの来場者をお迎えすることができました。
開会挨拶、会長導師により四弘誓願文のお唱え、引続き勧募趣旨説明。

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第一部 松鶴家ぽん さんによる大道芸

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第二部 桂歌助師匠による、落語が披露されました。

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閉会挨拶 

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秋のチャリティー公演は、盛況のうちに無事円成いたしました。
出演の皆様、スタッフ関係者の皆様、ご来場の皆様、ありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 23:05 | | コメント (0)

サツマイモの収穫2023

地元小学校の2年生の総合学習として貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑としてお貸ししています。
今年もサツマイモ作りが行なわれました。


今年は残暑の期間が長かったこともあり、11月半ばすぎての収穫サツマイモ掘りです。

まずは下準備としてサツマイモの蔓を切り、集めおきます。
サツマイモの蔓も、リース作りや、サツマイモパーティーで利用するため大切な収穫物です。

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ごあいさつの後、ご指導ご協力いただいた地元農家の方から説明を受けます。


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各クラスが一畝づつ(3クラス3畝)育てましたので、それぞれの畝に分かれてサツマイモ掘りがはじまります。

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今年もたくさんのサツマイモを収穫できました。

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最後のご挨拶を終えて、学校へ収穫物を持ち帰ります。
貞昌院にも収獲の一部をいただきました。

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今年は、サツマイモ収獲の時期にちょうどゆずが沢山収穫できたので、皆さんにプレゼントしました。

先生方もお疲れ様でした。



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投稿者: kameno 日時: 12:30 | | コメント (0)

今年のイチョウ黄葉は...?

暑い季節から一転、まるで急に冬が来たように朝夕の気温が下がっています。
境内の2本のイチョウは、徐々に黄色く染まり始める頃なのですが、今年は茶色い葉が目立つように思います。

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全体を眺めると、まだ葉は緑いろなのに、葉の一部が茶色に変色している様子が分かりますでしょうか。
急激な気温の変化のために、葉が黄色く変色するのが間に合わないという事もあったのかもしれません。


これまのイチョウの黄葉チャートの記録はこのような感じです。

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今年はどのように黄葉が進行していくのでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 20:47 | | コメント (0)

タイワンリスの巣

裏庭の茶室前にあるヒメシャラの木に何やら巣のようなものがあります。

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拡大してみると、シュロの木の繊維を材料にして作った巣のようです。

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これは鳥の巣ではなく、タイワンリスの巣です。
もう中にはリスの姿はなく、もぬけの殻でした。

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人家に近い場所に営巣していたことが意外ですが、山にはカラスやオナガなどが縄張りを持っているので、比較的安全な場所を選んだのでしょう。

投稿者: kameno 日時: 18:14 | | コメント (0)

駅側墓地の法面工事が竣工

先日おしらせした駅側墓地の法面工事が竣工しました。

この工事は、法面(山の斜面)の安全を確保するための工事です。
法面にメッシュ金網を張り、モルタル吹付により、斜面の崩落を防止するものです。


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工事期間は11月13日(月)から11月17日(金)までを予定しており、予定通りに工事を終了しました。

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投稿者: kameno 日時: 23:46 | | コメント (0)

同安居会本山拝登

修行時代の同期の会、安居会が行われ、大本山總持寺に拝登させていただきました。
安居から30年の節目を迎えでの結集となりました。

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法堂での拝登の後、侍局拝問をさせていただきました。

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来年、令和6年には瑩山禅師7百回大遠忌御正当を迎えます。

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今回の拝登拝問にあたり、侍局、侍真寮、知客寮、出版部をはじめ、各方面より多大なるご高配を賜り、一同心より感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 23:20 | | コメント (0)

富士の冠雪広がる

今年の富士山は10月5日に初冠雪が観測された以降、暫く記録的な暖かい日が続き、富士山に雪が見られない状態が続いていましたが、ここ数日の冷え込みと降雨によって、今朝はみごとに冠雪した姿を見せてくれています。

貞昌院境内の天神山から撮影しました。

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夏から一気に冬に急に季節が変化したことを実感します。
秋という季節は、次第に無くなってしまうのでしょうか。


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投稿者: kameno 日時: 09:11 | | コメント (0)

仏教情報センター設立40周年記念大会報告

伝統仏教超宗派により運営している一般社団法人仏教情報センターは、1983年の設立以来今年で40年の節目を迎えました。
活動の柱である「仏教テレフォン相談」は、設立当初は30名程度の相談員による電話相談ではじまり、仏事相談や人生相談など多岐にわたる相談を受けてきました。

現在は、相談員は150名を超え、月曜日から金曜日各宗派持ち回りで、電話相談を続けています。
社会情勢の変化とともに考え方や価値観も遷り変わり、相談内容も変わっていることを実感します。
40年を経て、また今後に向けて相談員、関係諸氏一堂に会しての記念大会となりました。


一般社団法人 仏教情報センター 設立40周年記念大会

テーマ 聲のちから 祈りのちから


日時 令和5年11月7日
開場 築地本願寺 第二伝道会館 蓮華殿

昨夜からの風雨の影響が残り、会報の築地本願寺には厚い雲が覆っています。
昼には青空が広がり、気温もかなり上がる予報になっています。

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午前中は準備と最終リハーサルが行われ、午後1時30分に開場となりました。

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■開闢法要
  導師 白川淳敬理事長
  雅楽(真宗本願寺派相談員)

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■理事長挨拶/前専務理事によるプレゼンテーション

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■パネルディスカッション
 パネリスト
  玉置妙優 師(看護師・僧侶)
  平松敬子 師(真宗大谷派相談員)
  関水俊道 師(曹洞宗相談員
 ファシリテーター
  成田善真 師(真宗本願寺派相談員)

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■設立40周年記念法要
  導師 白川淳敬理事長

・椅子坐禅(曹洞宗・臨済宗相談員)
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・式衆入堂/散華荘厳
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・三礼/三帰礼文/表白
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・念仏 五体投地接足作礼節付(浄土宗相談員)
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・十三佛真言(真言宗・天台宗相談員)
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・声明(咒讃)・修法・御題目(日蓮宗相談員)
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・開経偈/般若心経/四弘誓願/回向/導師式衆退堂
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■「おそうしきのえほん」紹介

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大会が終わる頃には、境内はすっかり暗くなっていました。

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■10年前、設立30周年の記録はこちら

仏教情報センター設立30周年記念大会報告(2013年)

投稿者: kameno 日時: 23:23 | | コメント (0)

ザクロの収穫

境内の柘榴の実が熟したので、まとめて収穫しました。


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今年はこんなにたくさん実りました。
ルビー色の部分が可食部です。
甘酸っぱい味が広がります。

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投稿者: kameno 日時: 12:52 | | コメント (0)

日が短くなってきました

11月に入り、今年も残すところあと2カ月になりました。
次第に年末の足音が迫ってきています。

毎週木曜日早朝の定例坐禅会も、坐禅会が始まる直前には、まだ薄明となっていて、日を追うごとに日の出の時刻が遅くなっていることを実感します。

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これから冬にかけて星空が美しく見える時期を迎えます。

本堂の上には明けの明星がひときわ明るく輝いていました。

投稿者: kameno 日時: 13:56 | | コメント (0)

地域防災拠点防災訓練

永野地区の合同防災訓練が行なわれました。
この防災訓練は、地域防災拠点運営委員会が主催し、地震災害の発生を想定し、区役所・消防署・消防団等のご協力により町内会と合同で行なわれる実地訓練です。

【訓練想定】
午前8時 震度5強の地震が発生し地域防災拠点を開設

地域防災拠点となる小学校の体育館に集まり、まずはデジタルトランシーバーによる連絡訓練が行われました。
その後、4班に分かれ、拠点開設時の施設、場所を体験していきます。


■災害用段ボールベッドと避難区画(体育館内避難者300人収容、感染対策時100人収容)

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1人あたり2㎡の区画となっています。2人用で4㎡、4人用で8㎡です。
段ボールベッドはダンボール箱の中に補強用Z仕切りが入っており、均等荷重は4,000㎏で大人20人が立って乗っても潰れません。


■防災拠点本部(多目的室)

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拠点本部には非常用電源、パソコン、プリンターなどが整備されます。


■防災備蓄庫

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避難者約300人分の食料と非常用機器が保管されています。


■ハマッコトイレ(下水道直結式仮設トイレ)

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注水用マンホールにプールの水を貯めることにより、仮設水洗トイレとして機能します。
約500人使用したら貯水弁を開けて排水します。
仮設トイレ用の下水道管は耐震性の高い管を採用しており、使用後に直接下水道に流すことができ衛生的です。
また、障害者や高齢者でも使用できるように設計されています。


■煙ハウス体験

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いざ火事に巻き込まれた際に、充満する煙に慌てずに避難できるように、体験できる施設です。
訓練で使用するドライスモークは、安全性が高い成分を使用しています。


■炊出し(耐熱アイラップによる非常食の炊出し)

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炊飯方法
・米(無洗米) 1合に水1.2合(水は米の1.2倍)⁡
・アイラップに米と水を入れ、空気を抜いて口を縛る。
・鍋に水を入れ沸騰させアイラップ入れ中火にする。
・蓋をして約30分ほど湯せんする。
・鍋から取り出し5分ほど放置し蒸らす。

防災炊出しかまど(まかないくん)は、一度に300食、調理量100ℓの大量調理ができる非常用機器です。
今回は、耐熱アイラップに一人分づつ米と水を入れて炊飯を行いました。
アイラップにより内部と外部が分離されているため、炊飯時に湯煎で使用する水は飲用の水でなくても調理が可能です。

発電機や炊飯器のような機器は時折使用し、動作確認をしておくことが必要です。
その意味でも定期的な訓練は大切なことです。


■関連ブログ記事

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投稿者: kameno 日時: 12:57 | | コメント (0)

秋の夜長の境内ライトアップ

秋が深まるにつれて日が暮れる時刻が早まっています。
夜が長くなったことを実感しますね。

この時期から月1回ほどのペースで開催しているコスプレイベントで、長くなった夜に撮影を楽しむためにライトアップをはじめています。


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夕方、通り雨があったため、光が良い具合に反射しています。


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■関連ブログ記事
境内キャンドルナイトライトアップ
境内ライトアップtest
夜桜のライトアップ

投稿者: kameno 日時: 20:38 | | コメント (0)

ルビー色の柘榴の実

遅い秋もだいぶ深まってきました。
朝夕は肌寒ささえ感じます。

客殿玄関の前の柘榴(ザクロ)には毎年この時期にたくさんの実が成ります。


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このようなルビーのような鮮やかな紅色の実です。

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柘榴は、鬼子母神の伝承で有名ですが、仏教以外ではキリスト教にも関りが深い植物です。

投稿者: kameno 日時: 23:50 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

ようやく朝夕涼しくなり、さわやかな秋風が吹いています。

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相談ブース隣接のビルの解体が進行しており、新しく10階建てのビルが建設される予定です。
また、この近辺は他にも再開発が進み、東側にはさらに高層ビルの建設が予定されています。

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今日も多くの相談が寄せられました。
相談の内容は述べることはできませんが、最近の朝のテレビ番組に感化された内容の質問がいくつかありました。
中途半端な報道が誤解を広げていることを実感し、認識の修正を可能な限り行うように丁寧な説明を心がけています。

帰りに近くの金毘羅さんにお参りしてきました。

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投稿者: kameno 日時: 19:57 | | コメント (0)

丸山台商店街 ホコ天4年ぶり復活

上永谷駅南側に広がる丸山台の歩行者天国「丸山大(だーい)ホコテン」が4年ぶりに開催されました。
このホコ天は、2015年から始まった丸山台いちょう坂商店街挙げてのイベントになります。


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ホコ天の概要は下記図のとおりです。


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商店街プロレス2023「NEW CHAPTER BEGINS:第6戦」も行われており、大変ににぎわっておりました。
ニコニコ生放送で実況されていたようです。


【無料配信】2023年10月8日(日)商店街プロレス2023「NEW CHAPTER BEGINS:第6戦」 神奈川・港南区・丸山台いちょう坂商店街プロレス第1部生中継

投稿者: kameno 日時: 22:30 | | コメント (0)

「要援護者委員会」研修会

町内会として平時および災害時の地域の見守りを行う「要援護者委員会」の研修会が行われました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの方が集まって行う研修会は4年ぶりになります。

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日時 令和5年10月7日 10時
場所 町内会館


今回の研修は、関東大震災100年目を迎える今年2月28日にひまわりの郷で行われた「区民ひとり一人ができる災害への備え ~家庭の防災対策3つのポイント~」のアーカイブをもとに、災害時の対応について学びました。


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区民ひとり一人ができる災害への備え ~家庭の防災対策3つのポイント~ 2023.10.7 於:町内会館 講師 高荷智也氏 / 補足解説 亀野哲也

■防災対策の優先順位

■家庭における防災対策・3つのポイント
(1)建物と室内の安全対策 - 大地震の揺れから命を守る
   ・自宅の耐震状況を確認
   ・家具の固定、ガラス飛散防止
   ・消火器、火災報知器設置
   ・夜間停電時の照明と移動道具
   ・応急手当と救助の準備

(2)避難計画と道具の準備 - 命にかかわる二次災害から逃げる
   ・ハザードマップを見る!!   重ねるハザードマップ
   ・災害ごとの避難場所を把握
   ・非常持出し袋を玄関に設置
   ・避難場所まで歩いてルート確認
   ・避難をはじめるタイミングを設定

(3)防災備蓄と被災の生活 -避難生活時の災害関連死を防ぐ
   ・被災生活の方針を定めておく
   ・在宅避難のための室内対策
   ・わが家の重要物を準備
   ・インフラ代替品を用意
   ・日常備蓄で消耗品を確保

■まとめ


 

研修中に出てきた「重ねるハザードマップ」はこちらから見ることができます



■関連ブログ記事
防災訓練2022年
町内会防災訓練2021年
「要援護者委員会」研修懇親会(2019年)
町内会防災訓練2018
防災研修旅行-そなエリア
要援護者委員会研修懇親会2018
町内会防災訓練2017
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永野地区合同防災訓練2016
要支援者委員会災害ボランティア研修
防災訓練@町内会館・貞昌院
永野地区防災訓練2015
防災の日・防災週間において
永野地区防災訓練

避難訓練@町内会館・貞昌院
災害対策委員会
災害時支援者委員会炊き出し訓練
防災のための身近な組織
防災のための身近な組織2
災害対策委員会炊出し訓練
炊き出し訓練@町内会館
災害対策-応急手当の基礎実技
合同防災訓練
永野地区合同防災訓練
災害に強いまちづくりとは
合同防災訓練
災害時支援者委員会研修会


投稿者: kameno 日時: 19:46 | | コメント (0)

富士初冠雪

おととい降った雨は、富士山頂付近では雪になったようで、貞昌院裏山の天神山から富士山頂の降雪を確認できました。

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気象庁甲府地方気象台は10月5日に富士山の初冠雪を発表しました。
今年の富士山の初冠雪は平年に比べ3日遅く、去年に比べ5日遅い観測となるそうです。

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朝夕の気温がだいぶ下がっていることを実感します。
ようやく本格的な秋の訪れとなったようです。

投稿者: kameno 日時: 08:16 | | コメント (0)

コキア紅く染まりはじめ

朝夕の気温がだいぶ下がってきました。
秋の気配もだいぶ深まり、山門前のコキアが紅く染まってきました。

1か月前の様子と比べてみてください

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色づきの進行は個体によってだいぶ違っています。
まだ緑色の個体もあります。

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コキアは「ホウキ草」とも呼ばれ、箒の材料にもなります。
また、実は「とんぶり」として食用になります。

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貞昌院山門のコキアは、この実が自然に落下して毎年自生しているものです。
今年の夏は、雨が降らない日が続いたので、特に毎日のように井戸水を散水していました。


投稿者: kameno 日時: 16:31 | | コメント (0)

中秋の名月を望む

今日、9月29日は旧暦の8月15日。
中秋の名月です。

月と地球の軌道が真円ではないため、旧暦8月15日に必ず満月になるとは限りません。
しかし、令和3年、4年、5年は3年連続で中秋の名月が満月となっています。


夕方から雲が広がっていましたが、その隙間から美しい名月を望むことができました。

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(クリックすると拡大します)

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なお、来年からはしばらく中秋の名月が満月にならない年が続き、次に「中秋の名月」が満月になるのは7年後の2030年になります。


玄関前のススキの穂も丁度みごろを迎えました。

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投稿者: kameno 日時: 19:43 | | コメント (0)

彼岸過ぎても猛暑日

暑さ寒さも彼岸までと言われますが、近年はそのようなことも通用しなくなってきました。

秋彼岸が過ぎたというのに、今日は、関東・東海地方を中心に記録的な暑さとなりました。
特に、静岡や甲府などで猛暑日を記録し、観測史上最も遅い真夏日となりました。

都心でも、真夏日は90回を数え、これも過去最多記録の更新となっています。

それでも昼の時間は徐々に減少し、太陽が沈む位置も真西から南へとずれてきています。

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朝夕は虫の音が境内を包むようになりました。

投稿者: kameno 日時: 19:58 | | コメント (0)

夕景の富士と地下鉄

秋彼岸も終盤を迎えています。
貞昌院の位置する上永谷では、富士山がほぼ真西に見えるため、彼岸の時期に富士の方向に日が沈んでいきます。

今日は雲が多く、ダイヤモンド富士は見られませんでしたが、綺麗な夕焼けに浮かび上がる霊峰富士の姿を望むことができました。

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貞昌院の裏山からは、富士を背景に地下鉄が走る姿を見ることができます。

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気象情報によると、彼岸を過ぎてもまだ平年よりも気温が高い日が続くという事で、本格的な秋は10月後半から11月くらいにずれ込みそうです。

投稿者: kameno 日時: 00:29 | | コメント (0)

4年ぶりの永谷天満宮子ども神輿

今日は秋分の日。秋彼岸の中日を迎えました。
今年は9月23日が秋分の日になります。

この日、永谷天満宮で秋の例祭(秋祭り)が行われ、4年ぶりに子供神輿が町内を練り歩きました。

午前9時半集合。たくさんの子供たちが集まりました。

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午前10時より神事が行われます。
神様を御神輿にお迎えし、御払いの後、二礼二拍手一礼。

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お神輿に御神体が乗せられて、いよいよ出発となります。

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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。
御神輿出発間際に小雨が降りましたが直ぐに止み、子ども神輿の行事を無事終えることができました。

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午後からは境内に屋台が並び、舞台では演芸大会が開催されます。

投稿者: kameno 日時: 11:41 | | コメント (0)

恵の秋-栗の渋皮煮

彼岸に入ってから雨天が続いたこともあり気温がぐっと下がりました。

今日は栗を育てている方から沢山の栗の実を頂きました。

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なお、栗を入れているザルは「パイスケ」というものです。
パイスケとは、浅い鉢形のザルのような入れ物で、砕石や石炭などを載せ、一対を担ぎ棒で肩に担いで運搬するための道具です。
貞昌院にあるパイスケは京浜急行電鉄から譲渡いただいたもので、線路の保線のために枕木の下に敷く砕石を入れ替える作業で使用されていたものです。

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ということで、とても大きな容器なので、栗の重さはざっと10kgはあります。


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栗の一部で、さっそく渋皮煮を作ります。

投稿者: kameno 日時: 20:46 | | コメント (0)

仏教情報センター40周年行事リハーサル

仏教テレフォン相談などを行っている「仏教情報センター」は、昭和58(1983)年の設立から今年40周年を迎えました。
11月に行われる40周年記念行事に向けて、全体リハーサルが会場となる築地本願寺にて行われました。

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仏教情報センター40周年行事
日時 令和5(2023)年 11月7日
   午後1時半 開場
   午後2時  開会 開闢法要、プレゼンテーション、パネルディスカッション
   引続き   記念法要
   午後5時  閉会   

場所 築地本願寺第二伝道会館


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新型コロナウイルス感染症もようやく落ち着き、伝統仏教各宗派協力の元、このような行事が開催できるようになりました。

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記念行事は、オンライン配信を活用し、多くの方に届けることができるように計画しております。



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仏教情報センター設立30周年記念大会報告

投稿者: kameno 日時: 20:36 | | コメント (0)

定例坐禅会の栗粥

今年の夏はひときわ暑く、日照時間が長かったため、裏山の栗が良く実りました。
今日の定例坐禅会では、この栗をたっぷり炊き込みました。


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早朝の坐禅会では、少しづつではありますが、秋の気配も感じることができるようになってきました。

投稿者: kameno 日時: 10:10 | | コメント (0)

秋の気配

厳しかった残暑が続いていましたが、ようやく少しづつ朝夕の気温が落ち着いてきました。
空を見上げると巻積雲(うろこ雲)が広がっています。

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うろこ雲やひつじ雲は秋を象徴する雲で、この雲が広がると秋の訪れを実感します。


境内の山門脇には コキアがだいぶ大きく育ってきました。
コキアは別名ホウキ草といわれるとおり、ホウキのように樹形が広がっていきます。

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このように早くも赤い花を咲かせている個体もあり、秋が深まると樹全体が赤く染まっていきます。

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コキアの実は「とんぶり」として食用になったりもします。
冬には枯れてしまうのですが、たくさんの種を実らせるので、それが散って、また次の年に芽吹いて育っていきます。

現在生えているコキアも、昨年落実した種から自然に生えてきたものです。

投稿者: kameno 日時: 17:21 | | コメント (0)

當山丗世徳巖哲雄大和尚小祥忌

當山丗世徳巖哲雄大和尚小祥忌(1周忌)法要が営まれました。

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心配されていた台風の進路も、本州上陸前に台風が消滅したことにより、好天に恵まれました。

焼香師様をはじめ御随喜御参列頂きました皆様には、法要に際し御鄭重なる御焼香を賜りご厚誼に対し謹んで御礼申し上げます

お陰様を以ちまして一連の法要を滞りなく相営むことができました。
心より深謝申し上げます
合掌

令和5年9月9日

貞昌院住職 亀野哲也九拝
      役員一同合掌

投稿者: kameno 日時: 00:20 | | コメント (0)

柘榴色づきはじめ

9月に入り、朝夕は少しづつではありますが暑さが和らぎ始めてきました。

台風の接近に伴い、今夜からまとまった雨も降りそうですので、残暑から早く抜け出してほしいものです。

客殿玄関の前にある柘榴(ザクロ)の実が、ほんのりと赤く染まってきました。

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あと1カ月ほど経つと、実が割れてルビーのような鮮やかな紅色に包まれた種を覗かせます。

柘榴は仏教にもキリスト教にも関りが深い植物で、鬼子母神の伝承でも有名ですね。

投稿者: kameno 日時: 17:23 | | コメント (0)

関東大震災から100年目の日

近隣の寺院(旧鎌倉郡の21か寺で構成される教区寺院)の夏の大施食会(大施餓鬼会:おせがき)行事を終え、慰労反省会が熱海で行われました。
コロナ過のため暫く休止しておりましたが、多くの御寺院方参加の久しぶりの開催でした。


併せて、関東大震災100年目を迎えるにあたり、「人権と災害」に関する研修も行いました。


「人権と災害」~寺院の災害支援と平時の備え~
これまで、宗門の人権学習においては、度々災害に関する研修が行われてきており、前年度(2022年)は「ここから~東日本大震災から10年~」というテーマで、東日本大震災の事例をもとに学習が行われました。
今年は、関東大震災発災の大正12(1923)年から100年の年にあたります。
また、東日本大震災でお亡くなりになられた方の十三回忌にもあたります。

そこで、今回の人権学習では「人権と災害」を軸に、災害などの非常時における諸問題と、平時における寺院の備えや実践について「『人権と災害』~寺院の災害支援と平時の備え~」として研修が行われました。
研修の形態としては、事前にまとめられた資料の輪読を最初に行い、引続きグループに分かれて意見交換という形式で進められました。

昨年締結された横浜市仏教会と横浜市との「大規模災害時における施設提供等の協力に関する協定」の締結が具体的に進行している事例もあり、有意義な討議が行われました。

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会場となった旅館には久しぶりに訪れましたが、リノベーションによって、より快適な空間へと進化していました。

投稿者: kameno 日時: 13:53 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

8月は何回か集中して担当日割当てがありましたので、今日も出仕いたしております。
先週は抜けるような青い空で下が、今日は雲が多くなっています。
少しづつではありますが、暑さが和らいできていることを実感します。


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直ぐ裏には金毘羅さんの東京支社がありますので、いつも休み時間にお詣りしています。

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金毘羅神宮 東京分社 文政2年、板橋 市左衛門の邸内祠として祀られたのにはじまり、明治13年、神社として認められ、明治21年に当宮境外末社に加えられました。明治23年には神田和泉町にあったものを、深川古石場町に移転、「深川のこんぴらさん」として親しまれていました。しかし、昭和20年、戦災にあい建造物を焼失。讃岐高松藩の邸内社として奉斎されていた水道橋金刀比羅神社と深川のこんぴらさんを合わせ祀り、昭和39年、文京区本郷に遷座。以来「水道橋のこんぴらさん」として親しまれています。

御祭神:大物主神・倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
御鎮座地:東京都文京区本郷1ー5ー11 (電話 03-3811-2038)
例祭日: 5月19・20日
年間祭典
1月10日:初十日祭
2月3日:節分祭(佐渡ヶ嶽部屋の力士による豆まき)

(金毘羅社公式サイトより)


すぐそばに、本場の讃岐うどんを堪能できるうどん屋さんがあります。

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この日は肉うどんを頂きました。

投稿者: kameno 日時: 18:39 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

相談時間も平時に戻りました。
それにしても残暑厳しい日が続きますね。
窓の外には、抜けるような青空と、モクモクとした雲が広がっています。
強い日差しが窓を通して差し込んできます。

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帰りに近くの金毘羅さんにお参りしてきました。

投稿者: kameno 日時: 21:32 | | コメント (0)

庫裏外壁塗装工事竣工

7月28日から始まった庫裏及び山門の外壁塗装工事が完了しました。

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工事が始まってから、台風の影響による降雨が多く、また、その前後では申し日が続きました。
そのような条件の中、丁寧な作業をしていただいたことに感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 20:08 | | コメント (0)

栗粥

境内の栗の実が熟し始めました。
さっそく収穫して定例坐禅会で皆にいただきました。

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口に含むとほんのりと甘さが広がります。

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定例坐禅会では、先週から修証義をお読みしています。

投稿者: kameno 日時: 19:18 | | コメント (0)

栗の実

境内の栗の実が熟しはじめ、緑から茶色へと色づいてきました。
ここのところ、天気が急速に悪化してゲリラ豪雨のような強い俄雨が降ることが多くなりました。

雨に打たれて栗の実が落ち始めています。

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現在、台風7号が日本列島上陸をたどる進路をとっており、八月盆の時期に大きな影響がありそうです。
今後の気象情報には十分留意して備えを万全にしておきたいところです。

投稿者: kameno 日時: 09:45 | | コメント (0)

町内会夏祭り盆踊り

地域の町内会・連合町内会夏祭り盆踊り大会が小学校を会場として開催されました。

新型コロナウイルスのために中止が続きておりましたが、久しぶりの夏祭りです。


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午後4時から小中学校児童生徒司会進行により、小学校の先生方によるバンドの演奏や、盆踊りなど、また、会場には多くの出店が並び、賑やかに開催されました。


投稿者: kameno 日時: 20:51 | | コメント (0)

当面の間猛暑日が続く見込み

七月盆以降、連日暑い日が続き、特にこの1週間は猛暑日となっています。
また、今後も当分の間は災害級の暑さが続く見込みで、熱中症対策には十分な対策が必要となります。
境内では井戸水の散水が朝夕欠かせません。


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鯉池には日陰を作りました。

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東京都心は1週間連続35℃以上の猛暑日に この先も危険で記録的な暑さ収まらず

きょう30日(日)の東京都心は午前中から35℃を超え、1週間連続の猛暑日となっている。この先も晴れて35℃以上となる日が多く、これまでの年間の最多・猛暑日日数16日を超える見通し。この先も危険で記録的な暑さが予想されているため、熱中症に厳重な警戒が必要だ。

きょう30日(日)も朝からよく晴れている所が多く、気温は早いペースで上昇している。午前11時半までの最高気温は、大月(山梨)37.8℃など午前中から全国69地点ですでに35℃を超え、東京都心でも11時6分に35.3℃を観測。東京都心はこれで1週間連続の猛暑日となっている。

午後も真夏の力強い日差しが照りつけるため、最高気温は九州から東北の広い範囲で35℃以上となりそうだ。熊谷(埼玉)と甲府では39℃と、40℃に迫る所もある見通し。
39都府県には熱中症警戒アラートが発表されている。のどが渇く前に周囲と声を掛け合って水分補給を行い、できるだけ涼しい所で過ごすなど熱中症に厳重な警戒が必要だ。

7月最終日となるあす31日(月)や、あさって8月1日(火)は湿った空気の影響で雲が広がりやすいため、いったん最高気温は35℃を下回る所もある見込み。東京都心は、あさって8月1日(火)の最高気温は34℃の予想。
ただ、2日(水)以降の東京都心の最高気温は、再び35℃以上の猛暑日となる見通し。予想通りとなれば、これまでの年間最多・猛暑日日数16日を超え、過去最多の18日となりそうだ。危険で記録的な暑さはまだまだ続くため、熱中症に厳重な警戒を続ける必要がある。

万が一、自身や周囲で熱中症の疑いがある場合はどうしたらよいのか。環境省によると、もし「めまい」「吐き気」「高い体温」や「意識の障害」など体に異常が生じた場合、すぐに風通しのよい日陰、できれば冷房の効いている室内などに移動する必要があるとしている。その後、衣類をゆるめて体を冷やし、水分・塩分を補給するといいそうだ。
また、改善しない場合はすみやかに医療機関を受診し、意識がない場合やまっすぐ歩けない場合などは救急車を呼び、到着までの間は積極的に体を冷やすよう呼び掛けている。
(Yahoo!ニュース 2023年7月30日配信)



少しでも雨が欲しいところです。

投稿者: kameno 日時: 15:35 | | コメント (0)

庫裏外壁塗装工事

貞昌員境内建物のうち、庫裏の外壁塗装(大規模修繕)がはじまりました。
今日は、1日かけて足場が組まれ、建物がこのように囲われています。

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7月26日に行われた大施餓鬼(おせがき)法要で、卒塔婆供養をお申込みになり、未だ引取りに来られていない方は、卒塔婆をお預かりしておりますので、いつでも来寺ください。

8月盆の前までは、塗装工事のため、境内はこのような状態ですが、玄関は通常通り使用できます。

投稿者: kameno 日時: 22:48 | | コメント (0)

令和5年大施餓鬼法要報告

令和5年の大施餓鬼(おせがき)法要が7月26日に厳修されました。


梅雨明け以降、暫く雨が降らず、暑い日が続いています。

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少しでも涼を感じるよう、境内にミストを設置しています。
また、テントの数を増やしました。


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本尊上供の後、本堂正面の精霊棚に檀家の皆様のご先祖様、そして普(あまね)く御霊(みたま)をお迎えし、ご供養の法要を営みます。

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大施餓鬼法要引続き、先住初盆供養法要を厳修いたしました。
導師 教区長老師

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ご随喜のご寺院様・世話人の皆様には塔婆の配布、片づけまで有難うございました。
無事法要を終えることが出来ましたことを感謝申し上げます。

※法要の写真は随喜ご寺院様に撮影いただきました。

投稿者: kameno 日時: 20:55 | | コメント (0)

盛夏の候

関東地方が梅雨明けし、いよいよ本格的な夏を迎えました。

連日の晴れの日が続き、境内への朝夕の水やりが日課になっています。

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井戸水の蛇口から50mのホースをつないているので、芝生のエリアはほぼカバーできます。
こういう時に、井戸水はありがたい。

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山門前にコキアを植えています。
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夏が過ぎると綺麗に赤紫に色づきます。


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大賀蓮は、花期の終盤を迎えました。

連日の暑さで、身体が疲れやすくなっていることと存じます。
引き続き熱中症など体調管理にお気をつけ下さい。

投稿者: kameno 日時: 23:02 | | コメント (0)

保健活動推進委員いす坐禅教室

地元の保健活動推進委員の皆様がいす坐禅体験のために来寺されました。


はじめに、本堂で歴史についてのお話をさせていただき、引続きいす坐禅のやり方について解説。

参加者ほとんどの方が初めてということなので、できるだけ分かり易く解説させていただきました。

坐禅はいす坐禅の作法にて2チュウ。

曹洞宗で作成している「椅子坐禅のすすめ」に従って、椅子坐禅を行じました。


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座蒲を用いてきっちり坐る坐禅ではなく、普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じることができる椅子坐禅も日常の坐禅としておすすめです。


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投稿者: kameno 日時: 14:12 | | コメント (0)

令和5年夏越しの大祓

永谷天満宮で恒例の夏越しの大祓の祭事が行われました。

夏越しの大祓 永谷天満宮にて 6月30日(金曜日)午後4時より 

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一年の半分が経過した6月30日に、新年から半年間、俗世間にまみれて身の回りに溜まった穢れを落とし、残りの半年間の無病息災を願う神事です。
地元で刈り取られた茅で輪を作り、茅の輪をくぐることによって身を清めます。

行事に先立ち、神様をお迎えする神事が行われました。

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お払いを受けた後、人型の紙に息を吹きかけ、穢れを遷していきます。
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人型(ひとがた)は集められ、函の中に収められます。

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そして神主さんを先頭に、参詣者が順番に茅の輪を八の字を描くようにくぐりぬけていきます。


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今年は小雨模様の天気となりましたが、多くの方に参加いただきました。
神事の後は、スイカが配られました。

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七夕も近いという事で、本殿には七夕飾りも掲げられています。

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投稿者: kameno 日時: 17:44 | | コメント (0)

ハンゲショウが白化

境内のハンゲショウの葉が白く変化してきました。

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このハンゲショウは、ドクダミ科ハンゲショウ属に分類される植物です。
七十二候の一つ「半夏生(はんげしょう)」の時期に一番上の葉が白く変色することから「ハンゲショウ」という名がつけられています。

七十二候は、太陽の周りをまわる地球の位置によって定められ、今年、令和5年の半夏生は7月2日(夏至から数えて11日目)からの5日間です。


今年は七十二候の半夏生よりもだいぶ早い時期にハンゲショウが白化したことになります。

投稿者: kameno 日時: 17:35 | | コメント (0)

学家地連総会・地区懇談会

地元中学校の校区地区の学校・家庭・地域連携事業実行委員会主催地区懇談会が中学校を会場に開催されました。

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このように地区の小中学校高校の校長先生、副校長先生、教員、PTA、自治会町内会長、青少年指導員、スポーツ推進委員、保護司、民生児童委員、少年補導員などの方々が集まり、一堂に会しての研修懇談会が定期的に開催されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で休止期間を経ての久しぶりの開催でした。

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学校・家庭・地域連携事業実行委員会主催地区懇談会は中学校の生徒を交え、各役職との顔合わせ、連携をとることが主目的となっています。
ようやく夏祭りや防災活動など、これまで出来なかった様々な活動が再び動き始めました。

投稿者: kameno 日時: 20:24 | | コメント (0)

梅づくし

先月収穫した青梅を漬け込んだ「カリカリ梅」が出来たので、今朝の定例坐禅会で皆でいただきました。


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(左)種を取って分割して漬けたもの (右)丸ごとアルコール強めの酒に漬けたもの


特に左側のカリカリ梅はアンズのような甘酸っぱさがあり、歯ごたえも心地よい食感に仕上がりました。

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お粥には、昨年作ったユカリを振りかけています。

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投稿者: kameno 日時: 09:20 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

連休明けのテレフォン相談


仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

6月に入り、先月に引続いてのきテレフォン相談担当です。

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昼休みには近くの金毘羅さんにお参りと、讃岐うどんの昼食。

この日も開始時刻から終了時刻まで絶え間ない相談電話がありました。

■追記

『月刊住職』という専門誌の最新号に、テレフォン相談に関する特集が掲載されていますので、購読されている方は是非お読みください。


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投稿者: kameno 日時: 17:14 | | コメント (0)

湧水の恵み

台風2号と梅雨前線の影響により、東海・北関東地方を中心に8県23地点で24時間降水量の過去最多を更新し、各地で土砂崩れや住宅の浸水被害が発生しています。
被害に遭われた方々には心より御見舞い申し上げます。

横浜でも、かなりまとまった雨となりました。
貞昌院の鯉池には裏山の天神山から湧水を引いており、平時は水量がほとんど変化無いのですが、強い雨が長い時間降った後は、湧水の量が何倍にも増えます。

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それだけ多くの湧水が池に流れ込み、かけ流し状態になるため、この時期の池は一年の中で一番澄んでいます。

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自然の力は人間の及ぶところではありません。
大きな恵みを与えていただける反面、大きな被害をもたらす存在でもあります。




たっぷりの降雨と陽射しを受けて大賀蓮はこんなに大きく成長しました。

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投稿者: kameno 日時: 23:19 | | コメント (0)

台風2号により梅雨前線が活発化

台風2号が沖縄県を付近に達してから進路を東に変えて進んでいます。

その影響で、梅雨前線の活動が活発になり、西日本から東日本にかけて広い範囲で線状降水帯が発生するなど、大雨の予報となっています。
雨量の多い場所では、土砂災害や河川の増水にも警戒が必要です。

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境内の草花にも時折強い雨と風が吹きつけています。


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人間にとって鬱陶しい雨でも、植物たちにとっては成長の源になる恵の雨なのでしょう。
紫陽花もかなり色づいてきました。

投稿者: kameno 日時: 15:19 | | コメント (0)

組寺の本葬儀式礼

教区(組寺)の御住職が御遷化され、5月31日大夜(通夜)・6月1日荼毘(本葬儀)が厳修されました。


教区寺院で集まり法要の準備を経て、5月31日大夜・6月1日本葬儀が厳修されました。
今回は、あまりにも突然の訃報に驚きを禁じ得ません。

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音楽教育に力を入れている保育園を併設しているご寺院様なので、園児のみなさんの合唱で見送られての出棺でした。

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投稿者: kameno 日時: 23:02 | | コメント (0)

横浜市仏教会第50回通常総会

横浜市内の伝統仏教寺院で構成される横浜市仏教会の令和5年度 第50回通常総会が開催されました


日時 令和5年5月29日
会場 モンテファーレ(横浜市保土ヶ谷区天王町)

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総会に先立ち、理事会が行われ、その後午後5時より総会。

総会開会前の会場。
平素は結婚披露宴会場として使われる大広間ならでは。俯瞰で全体を見渡すことができる造りになっています。

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議案 令和4年度事業報告
   令和4年度決算報告
   監査報告
   役員改選
   特別委員会設置の件
   令和5年度事業計画(案)
   令和5年度予算(案)
   その他


となり、白石鶴見区仏教会長、樋口神奈川区仏教会長議長により各議案が審議され、各項目承認されました。

投稿者: kameno 日時: 22:45 | | コメント (0)

健康塾坐禅教室

地域の町内会館を会場に「60代からの健康塾」で坐禅指導を行ってきました。
この健康塾は毎年行われており、コロナ過にあった一昨年、昨年も開催されています。

会長挨拶の後、まずはストレッチで体をほぐし、そのあと椅子坐禅を行いました。
今年は30名ほどのご参加をいただきました。

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そして椅子坐禅を行います。

曹洞宗で発行している「椅子坐禅のすすめ」に従って、椅子坐禅を行じました。

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なお、椅子坐禅の作法についてはこちらを参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen

坐禅は何やら堅苦しい苦行だと思われがちですが、決してそんなことはありません。
座蒲を用いてきっちり坐る坐禅だけではなく、普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じることができる椅子坐禅もあります。

毎日のルーティーンとして習慣づけることをおすすめいたします。

投稿者: kameno 日時: 14:45 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2023

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークになります。
今年は例年の動向から5月下旬がピークになるかと予想しましたが、出現場所が北側(川の下流側)にずれていました。


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ということで、川の下流側に進むと、多くの飛翔を確認できました。


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ただ、木の茂みに隠れてしまい、写真ではあまり数が写りませんでした。
風もあるので、風の影響が少ない場所で飛んでいるのかもしれません。


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※写真はすべてコンポジット無しです。重ね焼きはしていません。


それにしても、音もなくふわふわと漂いながら飛行する様子を眺めると、とても癒されます。

この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくしています。
田んぼの農薬を抑えるということも大きいようです。
いずれにしても、ゲンジボタルが自然に乱舞している様子が見られるということはとても貴重なことだと思います。


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2022
ゲンジボタル定点観測2020
ゲンジボタル定点観測2019
ゲンジボタル定点観測2018
ゲンジボタル定点観測2017
ゲンジボタル定点観測2016
ゲンジボタル定点観測2015
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 18:05 | | コメント (0)

育花雨後の大賀蓮

ここのところ数日雨と晴れの天気が交互にやってきて、気温が高めに推移していました。
5月は太陽光発電の発電量が一番多くなる月でもあり、夏至に近く日照時間も長いので、植物たちの生育にはもってこいの環境です。

大賀蓮の成長も、この5月から6月にかけてが著しい時期になります。

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立葉はもう既に1mくらいの高さにまで成長しています。
例年よりも早い開花が見込まれます。


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地元の小学生たちが月曜日に植えたサツマイモの苗も、その日の午後に雨となり、その後 晴れ→雨→晴れとなり、植えたての苗にはもってこいの条件になりました。
もう根付いていますので、あとは雑草の管理に留意すれば水遣りはそれほど必要ないでしょう。

投稿者: kameno 日時: 15:30 | | コメント (0)

青梅の収穫

境内の梅の木にたくさんの青梅が実っています。
天気も回復してきましたので、時間をみつけて収穫しました。

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収穫した梅の実を使って、これまでは梅干しや梅ジャムを多く作ってきましたが、今年はカリカリ梅を中心に作ってみます。

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カリカリ梅は、種を取り除き、4等分した実を漬けこむものと、丸ごと漬け込むものの2種類を作りました。

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2~3日で水が上がってくるはずなので、その後赤紫蘇と氷砂糖を適量加えます。
漬け込む際に、卵の殻など、カルシウム分を加えることによって、カリカリ梅独特の食感が生まれます。

投稿者: kameno 日時: 21:24 | | コメント (0)

サツマイモ畝作り・苗植付け

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。
今年も畑の畝作り、苗の植付けが行なわれました。

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檀家さんのN橋さんにご協力をいただき、今年も本格的な耕運機をお持ちくださいました。

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まずは2年生3クラス分、3筋の畝を作ります。

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持参したスコップで、畝を盛り上げていきます。

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立派な畑ができました。

続いて、畝づくりが行われたばかりの畑に苗の植え付けを行います。

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1人2株づつ手分けして植えていきます。

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畝の頂上を平らにし、植えやすいように畝の形を整えます。
各クラス、等間隔に植え付けていきます。

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天気予報通り、昼過ぎからまとまった雨が降りました。
当分の間、水遣りは大丈夫。

これから定期的に水遣りと雑草取りを行って成長を見守ります。
秋にはたくさんのイモが採れることでしょう。楽しみです。


■関連ブログ記事 (上ほど新しい記事)
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投稿者: kameno 日時: 14:38 | | コメント (0)

メダカの稚魚が沢山誕生

青空が広がり、記録的な暑さとなっています。
関東地方では、地域によっては猛暑日になる予報となりました。

こちらは今日の大賀蓮の様子。

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立葉の成長が見て取れます。
蓮鉢の中では沢山のメダカたちが孵化しました。

生まれたばかりの針子は見つけるのも大変ですが、数日たつと一人前に泳ぐ姿が見られます。

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それでも親と比べるとこんなにも大きさが違います。

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投稿者: kameno 日時: 12:25 | | コメント (0)

トタン屋根塗装作業

天気の良い日が続きそうなので、物置小屋のトタン屋根を塗装しました。

経年劣化により、塗装が剥げてしまっている箇所があります。


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また、塗装が膨れ上がってしまっているところもあり、このまま放置しておくと雨水が浸透して金属部分が腐食してしまいます。

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金属ワイヤーブラシで劣化した塗装を剥がしていき、汚れを高圧洗浄していきます。

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徹底的に洗浄した後、完全に乾燥させてペンキ塗り。

湿度が低く、気温が高いのでペンキもよく乾きます。


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これで、またしばらくは大丈夫でしょう。

投稿者: kameno 日時: 10:49 | | コメント (0)

大賀蓮成長期

5月に入り、日照時間が増え、気温も上がってきました。
これから夏至にかけて大賀蓮にとって成長する時期になります。
日に日に成長の様子が見て取れます。

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4月14日

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4月26日

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5月5日

  ↓
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5月9日


立葉が密になることにより、蓮鉢の水面にあたる陽射しが遮られますので、水の中にアオミドロなどの藻が繁殖することもなくなります。
水中ではメダカなどの水棲生物たちにとっても良い環境が作られているのです。


投稿者: kameno 日時: 07:00 | | コメント (0)

連休明けのテレフォン相談

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

大型連休も明け、また、今日から新型コロナウイルス感染症が5類へと移行されました。
これまでテレフォン相談では、発令されてからしばらくの間は相談を中止、緊急事態宣言解除後は東京在住の相談員により、曜日・時間を絞っての相談を行ってきましたが、昨年9月末に緊急事態宣言が解除されたことにより、テレフォン相談を10月3日から、ほぼ通常通りの運営となっています。

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連休明けという事もあり、いつもよりも相談電話が多かった感があります。

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昼休みには近くの金毘羅さんにお参りしてきました。

投稿者: kameno 日時: 17:23 | | コメント (0)

シジュウカラの巣立ち

ベランダの鉄パイプの中で育っているシジュウカラの雛が巣立ちました。
強風が吹き荒れる中、風に負けずに次々と飛び立っています。

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巣立ち直前の巣の様子

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巣のある鉄パイプから出る

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今年は6羽。
毎年この場所で営巣しています。

投稿者: kameno 日時: 07:24 | | コメント (0)

連休終盤の天気は下り坂

GW連休終盤になりました。
青空は広がっていますが、強風が吹き荒れています。

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(写真は永谷天満宮のこいのぼり)

全国的に荒天となっており、連休最終日は雨の予報です。

風は強いのですが、陽射しは有るのでこんな日は絶好の草刈り日和です。


【Before】
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  ↓
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  ↓
【After】
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刈った草はそのまま乾燥させて鋤きこみます。



追記
令和5年5月5日午後2時42分頃、石川県能登地方を震源とする地震があり、珠洲市正院町で震度6強を観測しました。
珠洲市市内で複数の家屋が倒壊、一部の地域では断水も発生しています。
同日午後9時58分には、珠洲市で震度5強の余震もあり、引続き警戒が必要とのことです。
被災地域の皆様には心より御見舞い申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 11:31 | | コメント (0)

端午の節句ーこどもの日

ゴールデンウィークの連休も終盤を迎えました。
今日5月5日は「こどもの日」

日本には陰陽五行説をもととした節句が根付いており、そのうちの一、端午の節句が5月5日でした。

戦後、昭和23年に祝日法が公布され、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」祝日として、「こどもの日」が制定されました。

この時期、境内では新緑が色濃くなり、様々な動植物が生まれ成長しています。

藤棚にはキジバトが巣作りをはじめ、小枝を運び入れています。
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こちらは鉄パイプの中の巣で育っているシジュウカラ。
こんなに大きくなりました。
きっと連休明けまでに巣立つことでしょう。

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大賀蓮は陽射しを浴びて立葉がぐんぐんと伸びているところです。

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蓮鉢の中ではメダカが卵を抱えて泳いでいました。

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投稿者: kameno 日時: 10:35 | | コメント (0)

『生きる力』編集会議

地元曹洞宗の教区寺院(近隣寺院の組寺)により毎年出版している施本『生きる力』の編集会議が行われました。
この『生きる力』は檀信徒向けの刊行物として、毎年約数1万部を発行しています。

今年で通算第46号となります。

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教区寺院から原稿を持ち寄り、集まった原稿を予め打ち込んでおき、編集委員で校正したものを会議に持ち寄ります。
その後は、校正原稿を突き合わせ、その場で校正し、プロジェクタ画面でレイアウトを確認し、その後印刷して詳細を点検して一気に編集作業を進めます。

この日の作業で版下が完成するので、後は各執筆者に確認いただき、版下を印刷会社に出して編集作業は終わりです。

『生きる力』46号は、貞昌院檀信徒の皆様には、7月26日の大施餓鬼会(おせがき)の案内封筒に同封してお届けする予定です。

どうぞお楽しみに。


ベランダに作られたシジュウカラの巣の中では、雛がこんなに大きく成長していました。

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親鳥たちは1分おきに餌を巣に運んでいます。
まもなく巣立ちです。

投稿者: kameno 日時: 15:01 | | コメント (0)

サツマイモ畑雑草取り

地元の小学校で、総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
サツマイモ作りにあたっては貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。
今日は、畑作りの第一弾として、雑草取りを行いました。

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来週、畝作りが行われ、その後苗の植付けを行います。

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大賀蓮は5月に入ると日に日に変化が見て取れるほど成長していきます。

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投稿者: kameno 日時: 13:11 | | コメント (0)

シジュウカラの子育て

今年も、ベランダの軒先にある鉄パイプの中にシジュウカラの夫婦が営巣しました。
世代を超えて、毎年のように同じ場所に巣を造っています。


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この鉄パイプの中に巣があります。


雛も生まれ、子育てシーズン真っ盛りです。

数分ごとに新緑の山から餌となる虫を捕らえてきて、巣に運んでいます。

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中では、5~6羽の雛鳥が育っているようです。
親鳥と間違えて餌をねだっています。

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雛たちの糞は親鳥がただちに巣から運び出され、常に清潔に保たれています。

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投稿者: kameno 日時: 09:20 | | コメント (0)

筍粥の坐禅会と金環皆既日食

今週の定例坐禅会では、境内で収穫した筍を坐禅会のお粥に添えました。


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境内の新緑は次第に色濃く、昼間は汗ばむ気温になってきています。

この日は、昼前後に、インド洋~オーストラリア~太平洋東側の地域で金環皆既日食が起こりました。

日本では太平洋側の一部の地域、神奈川県では三浦半島の先端で部分日食がギリギリ観られるかどうかというところでしたが、今回はインターネット中継で日食を楽しみました。


【皆既日食2023】オーストラリア・エクスマウスで見られた皆既日食を振り返り=映像提供:timeanddate,ウェザーニュース


この日食は「金環皆既日食」ということで、皆既日食が観測できる地点では、月と太陽の大きさがほぼ同じになったことにより、コロナやプロミネンスがくっきりと観測できました。

投稿者: kameno 日時: 18:19 | | コメント (0)

Полет шмеля

表題の Полет шмеля は ロシアの作曲家リムスキー=コルサコフが作曲した「熊蜂の飛行」の原題で、英訳では Flight of the Bumblebee です。
このBumblebeeは「マルハナバチ」のことで、正確に訳すとなると「マルハナバチの飛行」となります。

ただ、日本では「熊蜂」として訳されることがほとんどです。


さて、今まさに境内の藤の花が満開で、その藤の花の近くで熊蜂がホバリングを繰り返しています。
よーく観察していると、自分のテリトリーをぐるぐると飛行して、そのテリトリーに近づく虫たちを追い払っています。

花から一定の距離をホバリングしているかと思えば、近づいてきた蝶や他の蜂たちをもの凄いスピードで追いかけたりしている、その「熊蜂の飛行」をカメラで追ってみました。


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それにしても、熊蜂の体は、ずんぐりしていて丸々と太っていて可愛いですね。
体の大きさに比べて羽は小さく、こんな羽でよくあんなに素早く飛行できるものだと感心します。

その飛行のひみつは、10年前に書いたブログ記事も併せてご参照ください⇒気合で飛ぶ熊蜂

熊蜂は羽音はとても大きく、また、その姿から、近づくととても危険な蜂に思われがちです。
しかし、それは大いなる誤解です。

藤の花の周りを飛行する熊蜂は「オス」であり、メスが飛来してくるのをじっと待っているだけなのです。
「オス」の熊蜂は、針が発達しておらず、人を刺すことがありません。

投稿者: kameno 日時: 18:53 | | コメント (0)

新緑色濃く

気温が高く晴れ間が広がる日が続いています。
向こう数日間も、最高気温が25度に近づく予報となり、季節の進み方が例年よりもだいぶ早いことを実感します。
境内はすっかり濃い緑色に包まれました。

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桜が満開になった3月24日のブログ記事と比較してみてください


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裏山から望む霊峰富士は、雪の範囲がだいぶ狭まってきました。

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投稿者: kameno 日時: 18:11 | | コメント (0)

大賀蓮の立葉

4月も中旬を迎え、大賀蓮の蓮鉢では立葉が日に日に増えています。

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(左:茶室前、右:鐘楼堂前)

これから夏至に向けて日射量が増えていき、それに従って蓮は一気に成長していきます。
水を切らさないように水量を管理することも必要になります。


藤の花も見ごろに。
房もだいぶ伸びています。

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投稿者: kameno 日時: 23:07 | | コメント (0)

早くも山芍薬が

裏庭の山芍薬(ヤマシャクヤク)が早くも咲き始めました。
平年は5月に入るころ咲き始めるのですが、だいぶ早い開花です。

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陽射しの当たる場所は気温がかなり上昇しているようで、水分を求めて蝶が飛来してきます。

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この時期の境内の花は、サクラソウ、ショカツコウメイソウ、シャガなど。

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そしてイカリソウ。

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山の新緑もだいぶ色濃くなってきています。

投稿者: kameno 日時: 11:29 | | コメント (0)

雨後の筍

ここのところ暖かい日が続き、まとまった雨が降り続いたためか、筍が伸びてきました。

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早いうちに収穫しないとあっという間に大きくなってしまいます。
最低限の親竹を残して収穫しました。

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収穫してそのまま米ぬかでアク抜きしながら下茹で。

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アク抜きを済ませば、冷蔵で1週間ほど保存が効くようになります。

投稿者: kameno 日時: 20:41 | | コメント (0)

新緑輝く季節へ

強い風雨が一晩続き、境内の桜はすっかり散ってしまいました。

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夜が明けて午前中は青空が広がり、境内の新緑は陽の光で輝いています。

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山門脇のチューリップも見頃の終わり。
早くも藤の花が咲き始めました。

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大賀蓮の立ち葉は次々に伸びてきています。

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季節の進み方が昨年よりだいぶ早い感じがします。

投稿者: kameno 日時: 14:11 | | コメント (0)

令和5年度 釈尊降誕会:花まつり

令和5年度の釈尊降誕会:花まつり・檀信徒護持会総会が開催されました。


お釈迦様の誕生日は4月8日です。
貞昌院では、この4月8日に近い土日に花まつりを行っており、今年は4月2日(日)に開催いたしました。

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午前11時より釈尊降誕会法要。
お釈迦様誕生の際に、右手を天に左手を地を指して「天上天下唯我独尊」と示された、その姿を表現した誕生仏をお祀りします。

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引続き 護持会総会。
例年、護持会費の会計決算、予算案審議、墓地環境美化費、墓地整備、研修旅行等の議題が審議されました。

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総会が終わり、今年も持ち帰り用のお弁当とお茶をご用意しました。


総会においては、出席者、欠席委任状含めて、全議案が承認されました。
総会報告は、今週中に発送する予定です。

しばらくの間、花御堂を本堂前に置いておきますので、お参りの際には甘茶をお掛けください。

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投稿者: kameno 日時: 19:32 | | コメント (0)

泉岳寺春の義士祭特別公演

平成30年(2018年)、令和元年(2019年)に泉岳寺で行われた公演が、令和5年4月1日(土曜日)春の義士祭開催中の泉岳寺で演目を追加して再演されました。

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泉岳寺には「忠臣蔵」で広く知られる、浅野家の四十七人の家臣「赤穂義士」を祀るお墓があります。
4月は本懐を果たし、切腹された四十七士の供養法要が行われる日であり春の「義士祭」が催されており、多くの方々が参拝されます。
今回の公演は、この「義士祭」当日の泉岳寺において行われる特別公演です。

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<リハーサル>

境内は満開の桜で彩られ、花吹雪が舞っています。

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4月1日 東京・泉岳寺にて東映京都俳優部に所属する俳優のまつむら眞弓さんによる朗読劇です。
演目は忠臣蔵を題材にした「不忠の義士」と、幕末の京都を舞台にしたオリジナル怪談「あかずの井戸」。

4月1日(土曜日)
午後1時「不忠の義士」
午後3時「あかずの井戸」
午後5時「不忠の義士」


数多くの赤穂義士関係者が訪れるこの日、特別ゲスト河合絃生氏による三味線の生伴奏付きで上演されました。
朗読/まつむら眞弓
三味線伴奏/川合 絃生

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満開の桜に誘われて泉岳寺境内は多くの参拝客で溢れました。
また、公演も3回とも満席となる大盛況でした。


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出演のまつむら眞弓さん、川合絃生さん、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
また、泉岳寺さまには会場を使わせていただくことを快諾いただき、心より感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 2019年12月14日 23:14

投稿者: kameno 日時: 23:27 | | コメント (0)

本堂から眺める桜

桜の花で彩られた境内を本堂から眺めてみました。
畳から掃き出し窓になっているので、床レベルの目線で撮影してみました。

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本堂西序側の光景 
永谷天満宮との境界にあるソメイヨシノの古木です。


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本堂東序側の光景
貞昌院裏山のソメイヨシノを池越しに眺めることができます。


今年は桜開花から雨の日が多く、青空を望む日が少なかったのですが、その分桜の見頃も延びているようで3月一杯は楽しめそうです。

投稿者: kameno 日時: 07:51 | | コメント (0)

令和5年湯立神楽

永谷天満宮で令和5年の湯立神楽が行われました。
湯立神楽は、湯立神事ともいい、日本の伝統的な神楽の形式のひとつです。
大釜でお湯を煮立たせ、その湯を用いて神事を執り行い、吉凶占いや無病息災や五穀豊穣を願う神事です。
この神楽は、宮司や神職による奉納の舞いが特徴で、 神社の境内に5色の紙垂と四本の竹で作られた天蓋を飾りつけ、氏神様、火の神様、水の神様などをお招きします。
そして、大釜に熱湯をたぎらせて、その熱湯を降り注ぐことにより、無病息災と福を招くと伝えられる伝統行事です。

永谷天満宮では令和元年にこの神事が復活し、それから毎年3月25日に行われています。
今年はあいにくの雨天ではありましたが、桜満開中での開催となりました。
また、雨天のため、神楽殿内での奉納でした。

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・初能:当地永谷天満宮の宮司が扇に洗米をのせ、右手に鈴を持ち四方にお米をお供えし清める舞です。
・御祓:お神酒とお祓いの道具を持ち、お祓いをし、神様の降臨を待つ舞です。
・御幣招:神楽の対象となる氏神様・火の神様・水の神様をお招きする舞です。
・湯上:大釜の熱湯に笹の葉を浸し、熱湯を桶に汲み取り、神前に捧げます。
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------------中入れ---------------
・掻湯:御幣で四方を鎮め、大釜の煮えたぎった湯を掻き回し、湯玉で吉凶を占います。
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・湯座/笹の舞: 笹の葉を熱湯に浸し、災難病魔を祓い除けることを祈願し参列者の頭上に散きます。
・射祓:四隅に矢を放ち悪霊を退散させます。
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・剣舞/毛止幾:赤面の天狗(猿田彦)と黒面の山の神による舞です。
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神事が終わると、境内の参列者に平安と安らぎが満ち溢れ、参列者は紙垂を持ち帰り、家の神棚に祀り、災い除けにします。

この神楽は、藤沢市の重要無形民俗文化財にも指定されています。

投稿者: kameno 日時: 16:34 | | コメント (0)

雨上がりの夕焼け

今日は朝から昼過ぎまで、まとまった雨が降りました。
日没の時刻には、西の空が茜色に染まっています。

貞昌院の裏山から望む夕焼けに浮かぶ富士山。

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そして市営地下鉄ブルーラインと富士山、夕焼けの組合せ。

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日没の位置が少しづつ北にずれてきています。
貞昌院からは3月18日に富士山の頂上に太陽が沈むダイヤモンド富士となります。

投稿者: kameno 日時: 20:59 | | コメント (0)

クリスマスローズと桜便り

昨日に引続き暖かい日が続いています。
境内のクリスマスローズが見ごろになりました。

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ソメイヨシノはだいぶ蕾が膨らんでいます。

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今年の桜開花は早そうです。
お彼岸の頃にはだいぶ咲き進んで、見ごろを迎えるのではないでしょうか。


こちらは平戸永谷川の河津桜。
濃いピンク色が青空に美しく映えています。

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こちらは、花期の後半を迎え、葉桜になりつつあります。

投稿者: kameno 日時: 20:00 | | コメント (0)

椿がみごろを迎えました

今日は穏やかで暖かい一日となりました。
境内の花々が次々に咲き始め、だいぶ鮮やかになっています。

境内の椿がみごろを迎えていますので、一回りして写真を撮ってきました。


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一本の木から色違いで咲く種類もあります。
山上墓地へ向かうモノレールの降口にある椿もたくさんの花を付けています。
よく見ると、赤い花と、白地に赤模様の花が混在しています。

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ソメイヨシノの蕾もだいぶ膨らんできました。
陽当たりの良い枝は、まさに咲きだしそうになっています。

投稿者: kameno 日時: 22:13 | | コメント (0)

細い月と金星、木星の競演

今朝は蓮鉢に氷が張るほど気温が低くなりました。
日中は穏やかな晴天となり、夕方には西の空に沈む月齢2の細い月と金星、そして木星といった明るい星が並びました。

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直前にすぐ近くの地平線に太陽が沈んでいます。
月齢の若い細い月は、残りの部分の模様が地球照によって確認できます。

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貞昌院から沈む月を眺めると、丁度富士山の中腹に沈む様子が見られるはずだったのですが、地平線近くに雲がかかっており、残念ながら望むことはできませんでした。


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来月のお彼岸中、3月23日には、月に最接近する木星が観測できます。
鹿児島より南では、木星食となります。

投稿者: kameno 日時: 19:17 | | コメント (0)

蓮鉢定点観測・自然の浄化作用

先日植替えた大賀蓮の蓮鉢の様子です。
植替え直後は、泥と水がドロドロに混ざり合って濁っていますが、一日経つと泥の固形成分は沈殿し、水はきれいに澄んできます。


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左から蓮鉢1(茶室前)、蓮鉢2(鐘楼堂前)、蓮鉢3(鐘楼堂前)

3月下旬ごろには芽が出始めると思いますので、随時経過観察をしていく予定です。


こちら↓は睡蓮鉢。

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やはり植替えを行い、大きな水鉢の中に植木鉢を沈めています。
水が有るのか無いのか分からないほど澄んでいます。

蓮鉢は、泥の固形成分が単に重力のために沈んだだけでなく、泥の中に存在する無数のバクテリアや原生動物のような微生物の集まりが、かき混ぜられた泥水に溶け込んだ空気で呼吸しながら養分を分解し、また、微生物は増殖し、相乗作用で水が綺麗になっていきます。


この後は来年の植替えの時までは水の入替えは一切行わず、水位が下がった分の補水のみを行います。
蓮鉢には様々な生物が棲息していきますが、水は入替えなしでもきれいな状態を保ってくれます。

「蓮はさまざまな生物たちにのはたらきによる清浄な泥と水から清浄な花を咲かせる」のだということを、蓮華鉢は教えてくれています。

投稿者: kameno 日時: 12:36 | | コメント (0)

大賀蓮植替え作業

貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)の鉢の植替えを行いました。

例年、2月半ばに行っています。
まだ気温が低い日が続いていますが、地中では蓮根から発芽しているため、この時期に植替えすることが望ましいのです。

蓮の地上部は枯れていますが、土の中では蓮根が成長しています。
昨年までの蓮根と、新しく成長した蓮根が混在し、細かい根が絡みあい、土も固まってしまっているため、このままにしておくと次の世代が大きく育ちません。
そのために、この時期に古い蓮根を取り除き、また、新しい用土を足し、土をかき混ぜる必要があるのです。

鉢が大きいと大変な作業になりますが、この一手間が良い花を咲かせるためのポイントになります。


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蓮鉢を掘り起こして、泥を落としながら少しづつ引き上げていきます。
古い根と、新しい根を分け、古い根は取り除きます。


今年もたくさんの蓮根が収穫出来ました。

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新しい根には、もう新芽が伸び始めています。

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蓮根は長く連なっていますので、3節程度に切り分けていき、新し土と肥料を加えて植替えていきます。
よくかき混ぜた後、新しい蓮根を植え付けていきます。

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これで作業は終わり。
今年もも美しい花を咲かせることを期待します。


蓮の植替え一連の作業を動画にまとめていますので、こちらもご参照ください。

投稿者: kameno 日時: 16:20 | | コメント (0)

横浜市仏教会主催 第48回 涅槃会

横浜市仏教会主催 第48回 涅槃会が行われました。

日時 令和5年2月10日 
場所 弘明寺(横浜市南区)

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早朝からみぞれ交じりの雨が降り続く寒い一日になりましたが、久しぶりに一般参列をいただいての法要となりました。


第一部 法要

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1.導師・職衆入堂
1.開式の言葉(横浜市仏教会副会長)
1.一同三礼
1.三帰依文唱和
1.表白文奉読
1.読経(観音普門品偈・舎利礼文)
   代表指名焼香 
1.回向
1.一同三礼
1・導師・職衆退堂


休憩後
第二部 記念講演
1.横浜市仏教会会長挨拶

1.講演 女優 五大路子
     演題「夢を紡いで」


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1.閉式の言葉 


参列の皆様にも、涅槃図と特別開帳された十一面観音像にお焼香いただきました。

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投稿者: kameno 日時: 17:25 | | コメント (0)

関東甲信地方に大雪警報

京都などに大雪注意報 東京23区で降雪5センチ予想 関東は警報級の大雪の恐れ

きょう10日は関東甲信では南岸低気圧の影響で大雪となる恐れがあります。
関東甲信には寒気が残る中、湿った空気が流れ込み、低気圧が接近する前から雪雲がかかり始めています。朝から東京都八王子や練馬区など東京23区でも雪が降っています。また、山梨県甲府市や河口湖では午前8時に1センチの積雪となっています。
午前8時半現在、東京都や埼玉県、神奈川県、山梨県には広く大雪注意報、長野県には大雪警報が発表されています。

このあと、広い範囲で雪が強まる見込みです。東京23区でも積雪となるでしょう。内陸部や山沿いでは大雪となる恐れがあります。きょう10日の夜には、低気圧の接近に伴って暖気が入り、沿岸部を中心に次第に雪から雨に変わりますが、内陸部などではあす11日未明にかけて雪が続くでしょう。
地上気温が予想より低くなった場合や降雪が予想より長引いた場合には、関東の平野部でも大雪警報が発表される可能性があります。

あす11日6時までに予想される24時間に降る雪の量はいずれも多い所で
甲信地方:40センチ
関東地方北部の山地:40センチ
関東地方北部の平地 :25センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて:20センチ
関東地方南部の平地:10センチ
東京23区:5センチ

山沿いは大雪に、内陸部を中心に道路に大人のくるぶしくらいまで、しっかりと雪が積もり、東京23区でも積雪となるでしょう。

帰宅時間帯は道路の通行止めや列車の遅延・運休など交通機関が大きく乱れる恐れもあります。車はスノータイヤで、ノーマルタイヤの場合は運転は控えてください。公共交通機関に影響がでる可能性もありますので、テレワークの活用などを含め、不要不急の外出を控えることも検討してください。

(2023/2/10 日本気象協会発表)



横浜市南部に位置する貞昌院では、早朝から みぞれ交じりの雨が降り続いています。
地面にはうっすらと みぞれが残っていますが、大半は雨に流されています。

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ただ、今後は再び雪に変わりそうなので、天気予報には注意が必要です。

投稿者: kameno 日時: 10:31 | | コメント (0)

雛人形を飾りました

立春を迎え、暦の上では春になりました。

客殿広間に雛人形をお飾りしています。

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法事などでお参りの際には是非ご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 15:39 | | コメント (0)

節分・豆撒き・追儺式

令和5年の節分を迎えました。

貞昌院に隣接する永谷天満宮でも恒例の豆撒き行事が行われました。
新型コロナウイルスの行動制限が解除されたとはいえ、今年も豆まきの桟橋は設けず、神楽殿舞台から神主さん、氏子役員代表による豆まきが行われました。

それでも近隣の園児さんも多く参詣され、少しづつ平年の状況に戻りつつある感がします。

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その後、福豆受け渡し場所で、福豆を配布して行事は終了。

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豆まきは疫病退散の意味も込められていますので、一日も早い収束を皆で願いました。

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒きを行ないました。
皆さまに福が届きますように。

投稿者: kameno 日時: 15:09 | | コメント (0)

冠雪の富士

27日は、太平洋側でも雪の降った箇所が多く、東京都心でも降雪がありました。
一夜明けて、快晴の貞昌院境内裏山から眺める富士は、冠雪の部分が広がっています。


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丹沢の山にも新たな冠雪が見られます。

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この冬、横浜は未だ積雪がありませんが、この週末東京ではまた雪の予報になっています。
果たして積もるのでしょうか。

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投稿者: kameno 日時: 23:00 | | コメント (0)

放射冷却の夜が明けて

仏教会役員会があり、出向いておりました。
会場の窓にはは雄大な富士の光景が広がっています。

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最強寒波到来の中、雲一つない快晴の夜となり、一夜明けた境内には昨日よりも大きな「シモバシラ」ができていました。
気温が低く、風がほとんど無かったことが好条件になったのでしょう。

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外水栓も早朝は凍結していましたが、日が昇るにつれて解消しました。
横浜では、氷点下の気温はしばらくは無い予報なので、「シモバシラ」はこの冬は見納めかも知れません。

投稿者: kameno 日時: 18:15 | | コメント (0)

過去最強クラスの強烈寒波

今夜24日からあす25日にかけて、過去最強クラスの強烈な寒気が流れ込む予報が出されています。
東京や横浜など関東南部でも雪が降り、局地的に積雪の可能性があります。

今のうちに墓地の水道など、屋外の水道、蛇口などに保温材を巻く対策を行っておきました。

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日本気象協会の予報(1月24日正午現在)によると、あす25日6時までに予想される24時間降雪量はいずれも多い所で
東京地方:2センチ
千葉県:1センチ(※25日正午まで)
埼玉県南部・北部:1センチ
埼玉県秩父:5センチ

平野部でもうっすらと雪の積もる可能性があるということです。

今後、最新の気象予報に留意していく必要があります。

投稿者: kameno 日時: 15:18 | | コメント (0)

令和5年新春初釜

貞昌院茶室・如是庵で新春の初釜が行われました。

今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

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懐石料理(本年は御弁当形式) → お濃茶 → お薄茶 と進み、新年をお祝いいたします。

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■関連ブログ記事
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新春初釜(2018年)
鏡開きー新年初釜(2017年)
2016年新春初釜(2016年)
新春 初釜 (2015年)
茶室・如是庵で初釜(2012年)
如是庵初釜(2010年)
新春初釜(2009年)

投稿者: kameno 日時: 19:16 | | コメント (0)

令和5年小正月 どんど焼き

貞昌院に隣接する永谷天満宮で、本日(1月14日)午前10時よりどんど焼きが行われました。
どんど焼きは永谷天満宮では毎年1月14日に催行される恒例行事です。

午前10時、神事が始まりました。

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神事の後、神主さんによって火がつけられ、いよいよどんど焼きが始まります。
どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。

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また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。

歳神様をお迎えした正月飾り、初詣のおみくじなどをお焚き上げしていきます。
※なお、人形などお焚き上げ出来ないものはお焚き上げできません。
※正月飾り(プラスチック類は取除いてください)、天満宮のお札、破魔矢などに限ります。


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小正月が過ぎると、一連の正月行事は一段落いたします。

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投稿者: kameno 日時: 21:23 | | コメント (0)

裾野から観る霊峰富士

檀務のため裾野に赴きました。
雲一つない青空の下、霊峰富士が雄大な姿を見せています。

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時間の流れがこの付近だけゆったりしているように感じました。


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投稿者: kameno 日時: 17:47 | | コメント (0)

令和5年新春初釜(習儀)

貞昌院茶室・如是庵で新春のお茶会が行われました。


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懐石料理(本年は御弁当形式) → お濃茶 → お薄茶 と進み、新年をお祝いいたします。
なお、正式な初釜は1月19日の予定です。

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投稿者: kameno 日時: 19:24 | | コメント (0)

都市ガスがやって来る

当地はこれまで都市ガスの普及エリアではなく、プロパンガスを利用してきました。
このたび、ようやく直ぐ近くまでガス本管が延長されましたので、この機に貞昌院にも都市ガスを導入することにしました。

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山門前の公道での本管敷設工事です。

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アスファルトを剥がし、道路を掘削して深さ1mの場所に黄色のポリエチレン管を埋設していきます。
ポリエチレン管は「腐食しない」「地震に強い」「軽い」などの特徴を持っています。

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埋設が終り、埋戻して舗装復旧をして工事が終了。
後日、民地内の工事を行う予定です。

ようやく都市ガスが利用できるようになります。

投稿者: kameno 日時: 19:38 | | コメント (0)

令和五年坐禅初め

新年を迎え、令和五年第1回の定例坐禅会が行われました。
元日から好天の日が続き、今日も穏やかな朝になっています。

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未だ七草には早いですが、一足先にお粥に七草を炊き込みました。

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なお、定例坐禅会は毎週木曜日の朝に開催していますが、来週は都合により金曜日(13日)開催に変更します。
ご注意ください。

坐禅会予定表

投稿者: kameno 日時: 15:18 | | コメント (0)

箱根駅伝9区観戦記2023年

第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(令和5年・2023年 復路)

令和5年の箱根駅伝は、駒澤大学がが2年ぶり8度目の総合優勝。往路、復路を含めての完全優勝、そして10月の出雲、11月の全日本、今回の箱根の同一年度三冠を、90年度の大東文化大、00年度の順大、10年度の早大、16年度の青学大に続き、史上5校目として達成しました。
総合記録は10時間47分11秒(往路5時間23分10秒、復路5時間24分1秒)。2位には中央大学が1分42秒差で入りました。
結果の概要は本記事末に記載します。


昨日の2区に引続き9区で応援してまいりました。
2023年1月3日 箱根駅伝第9区 権太坂過順位 (通過順位、実質順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

第99回東京箱根間往復大学駅伝競走
9区7.7km 復路71.2km 総合178.7 km

◆ 1総合 1位 駒澤大学   山野力
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◆ 2総合 2位 中央大学   湯浅仁
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◆ 3総合 3位 創価大学   緒方貴典
◆ 3総合 3位 早稲田大学  菖蒲敦司
◆ 3総合 3位 法政大学   中園慎太朗
◆ 3総合 3位 國學院大學  坂本健悟
◆ 3総合 3位 順天堂大学  藤原優希

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◆ 8総合 8位 青山学院大学 岸本大紀
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◆ 9総合 9位 明治大学   下條乃將
◆10総合10位 城西大学   平林樹
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◆11総合11位 東洋大学   梅崎蓮
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◆12総合12位 東京国際大学 村松敬哲
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※13総合13位 山梨学院大学 髙木翔瑛
※13総合16位 日本体育大学 盛本聖也
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◆15総合13位 帝京大学   末次海斗
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※16総合17位 大東文化大学 大谷章紘
◆16総合15位 東海大学   竹村拓真
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※18総合19位 立教大学   中山凜斗
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※19総合20位 専修大学   南里樹
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※20総合18位 国士舘大学  福井大夢
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※21総合OP 関東学生連合 皆川和範
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第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(令和5年・2023年 最終記録)

順位 大学 総合タイム 1位との差 タイム差
◆1 駒澤大学 10:47:11 - -
◆2 中央大学 10:48:53 1:42 1:42
◆3 青山学院大学 10:54:25 7:14 5:32
◆4 國學院大學 10:55:01 7:50 0:36
◆5 順天堂大学 10:55:18 8:07 0:17
◆6 早稲田大学 10:55:21 8:10 0:03
◆7 法政大学 10:55:28 8:17 0:07
◆8 創価大学 10:55:55 8:44 0:27
◆9 城西大学 10:58:22 11:11 2:27
◆10 東洋大学 10:58:26 11:15 0:04
◆11 東京国際大学 10:59:58 12:47 1:32
◆12 明治大学 11:01:37 14:26 1:39
◆13 帝京大学 11:03:29 16:18 1:52
*◆14 山梨学院大学 11:04:02 16:51 0:33
◆15 東海大学 11:06:02 18:51 2:00
*◆16 大東文化大学 11:06:08 18:57 0:06
*◆17 日本体育大学 11:06:32 19:21 0:24
*◆18 立教大学 11:10:38 23:27 4:06
*◆19 国士舘大学 11:13:56 26:45:00 3:18
*OP 関東学生連合 11:17:13 30:02:00 3:17
*◆20 専修大学 11:19:28 32:17:00 2:15
投稿者: kameno 日時: 14:25 | | コメント (0)

箱根駅伝2区観戦記2023年

令和4年、第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)がスタートしました。
シード権を獲得した10校と、秋の予選会を勝ち抜いた10校、そして関東学生連合(オープン参加)の全21チームが走ります。
昨年までは観戦自粛の大会でしたが、今年は行動制限が無くなり、平年の沿道の応援の光景が戻ってきました。

貞昌院に程近い権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。
「花の2区」の激戦をご覧ください。



■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順、数字は通過順位

通過1総合1
駒澤大学 田澤廉
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通過2総合2
青山学院大学 近藤幸太郎
中央大学 吉居大和
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通過4総合4
山梨学院大学 B.ムルア
通過4総合4
創価大学 P.ムルワ
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通過6総合6
法政大学 内田隼太
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通過7総合7
順天堂大学 三浦龍司
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通過8総合8
明治大学 小澤大輝
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通過9総合9
國學院大學 平林清澄
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通過10総合10
国士舘大学 P.カマウ
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通過11総合11
東京国際大学 丹所健
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通過12総合12
東海大学 石原翔太郎
日本体育大学 藤本珠輝
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通過14総合14
城西大学 斎藤将也
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通過15総合15
早稲田大学 石塚陽士
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通過16 OP
関東学生連合 工藤大和
通過17総合16 
大東文化大学 P.ワンジル
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通過18総合17
帝京大学 西脇翔太
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通過19総合18
立教大学 國安広人
通過20総合19
東洋大学 石田洸介
通過21総合20
専修大学 D.キサイサ
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■第99回東京箱根間往復大学駅伝競走・往路は、駒澤大学がトップで5区芦ノ湖のゴールを切り往路優勝を果たしました。
記録は5時間23分11秒、19年ぶり4度目の往路優勝でした。
おめでとうございます。

駒澤大学は1区の円健介が区間2位の快走を見せ、2区では田澤廉が首位を奪い、私が応援していた平戸口をップ通過、しかし戸塚中継所手前で中央大学に抜かれ、2位で3区の篠原倖太朗に襷を繋ぎました。
その後、駒澤大学、中央大学、青山学院大学と抜きつ抜かれつの展開になりましたが、4区の鈴木芽吹が2位の青山学院大学と1秒差でトップで5区の山川拓馬に繋ぎ、箱根の登りで追い上げる2位中央大学に30秒の差をつけて往路優勝を果たしました。

駒澤大学は今季10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で優勝を果たしておりますので、史上5校目となる「学生三大駅伝三冠」に期待がかかります。


第99回東京箱根間往復大学駅伝競走・往路結果

往路順位 大学 総合タイム 1位との差 タイム差
往路1位 駒澤大学 5:23:10 - -
往路2 中央大学 5:23:41 0:31 0:31
往路3 青山学院大学 5:25:13 2:03 1:32
往路4 國學院大學 5:27:11 4:01 1:58
往路5 早稲田大学 5:27:34 4:24 0:23
往路6 順天堂大学 5:27:41 4:31 0:07
往路7 東京国際大学 5:27:50 4:40 0:09
往路8 法政大学 5:28:54 5:44 1:04
往路9 城西大学 5:29:08 5:58 0:14
往路10 創価大学 5:29:16 6:06 0:08
往路11 東洋大学 5:30:43 7:33 1:27
往路12 明治大学 5:31:30 8:20 0:47
往路13 東海大学 5:31:41 8:31 0:11
往路14 帝京大学 5:32:21 9:11 0:40
往路15 国士舘大学 5:33:17 10:07 0:56
往路16 山梨学院大学 5:33:40 10:30 0:23
往路17 大東文化大学 5:36:02 12:52 2:22
往路18 日本体育大学 5:36:34 13:24 0:32
OP 関東学生連合 5:36:53 13:43 0:19
往路19 専修大学 5:38:36 15:26 1:43
往路20 立教大学 5:38:52 15:42 0:16
投稿者: kameno 日時: 11:42 | | コメント (0)

令和5年元旦の光景

令和4年除夜の鐘は多くの方に撞いていただき、また、YouTube生配信にもご視聴いただき無事年を締めくくることができました。

除夜の鐘は深夜0時で撞き終り、令和5年のはじまりと同時に、隣の永谷天満宮の初詣が始まりました。
行動制限も緩和され、多くの参詣客が列を作っています。

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貞昌院では、恒例の元日大般若法要を営みました。
また、昨年9月に遷化した徳巖哲雄大和尚の卒哭忌、寺族17回忌法要を併修いたし、参列のみなさまにご焼香いただきました。

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新年の御祈祷札と、賀詞交歓会の代替としてお弁当をお配りいたしました。
今年も多数のご参列をいただき有難うございました。


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永谷天満宮は元日一日中多くの参詣で賑わっていました。

翌2日には永谷天神囃子による獅子舞が奉納されました。
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投稿者: kameno 日時: 21:36 | | コメント (0)

Selected Photos 2022

今年も残りわずかになりました。
Photo log らしく、2022年(令和4年)に撮影した写真の中からいくつかをセレクトして一年を振り返ってみます。
今年も一昨年、昨年に引続き、新型コロナウイルス感染症のため少なからず行動制限の影響を余儀なくされた年になりました。
特に大本山總持寺江川禅師荼毘式禮石附禅師晋山式禮、そして貞昌院先代住職大夜本葬儀もあり、とても多くの大きな出来事が重なった年でもありました。 忙しい年であっという間の一年でしたが、その分とても良い経験、勉強の一年になりました。


元日の光景。外出制限が緩和されたため、例年通りの光景が戻りつつあります。 謹賀新年

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箱根駅伝は青山学院大学が総合優勝。おめでとうございました。
箱根駅伝観戦記2022年

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神奈川県全域に大雪注意報が出され、境内は白銀の世界へ変わりました。

雪景色の境内
一夜明けて白銀の世界-七草粥

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永谷天満宮の小正月・節分など恒例行事にもご参列いただけるようになりました。 どんど焼き 節分追儺の日の坐禅会

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2月15日は釈尊涅槃の日。横浜市内伝統仏教寺院合同でお釈迦様のご遺徳を偲びます。 横浜市仏教会 涅槃会

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蓮の花を咲かせるために欠かせない植替え作業。
大賀蓮植替え作業

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天神山の河津桜が鮮やかに咲き誇ります
河津桜が満開に

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蕾の1つ1つが雨水をまとって、朝日に照らされキラキラと輝いています。
春時雨
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FNS音楽祭の生中継が行われました。サカナクション関係の方々が企画を練り上げ、全国各地にメンバーが散り、そこにあるライブカメラで設営からリハーサル、本番中継までをそのまま配信し、視聴者の皆さんと番組を造り上げる感覚を共有。さらに、本番でそれぞれの会場をライブカメラで中継を結び1つの作品として仕上げられました。
FNS歌謡祭 サカナクション『月の椀』生配信無事終了
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お釈迦様の誕生を祝う花まつりは、境内の花々に包まれて行われました
花まつり・檀信徒護持会総会
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大本山總持寺の桜も見事に咲き誇っています
今年は總持寺に詰めておりました
總持寺の桜-定点観測
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本堂での落語会は令和2年新春以来、約2年ぶりの開催です
さわやか寄席 報告
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地元の小学校2年生総合学習として境内の畑を使っていただいております
サツマイモ畑畝作り苗植付け
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区視覚障害者福祉協会の皆様が貞昌院にお越しになり境内を体感いただきました
歴史探索まち歩き
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ゲンジボタル群生地の定点観測です。今年も多くの出現が確認できました
ゲンジボタル定点観測2022

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池の周囲にはさまざまな生物が
沢蟹とハグロイトトンボ
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山門前のせせらぎでカルガモが誕生しました
カルガモの雛が孵化
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今年もたくさんの花を楽しませていただきました
大賀蓮はこの土日の朝が見頃
大賀蓮 最盛期
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おせがきに多くのご参列をいただきました
令和4年大施餓鬼会法要報告
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總持寺と貞昌院から望む中秋の名月
満月の中秋の名月
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永谷天満宮丑年大祭(コロナ過により1年遅れての開催)の出開帳法要が行われました
永谷天満宮御神体出開帳 御出立法要
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長くなった夜に境内で撮影を楽しむためにライトアップをテストしました
境内ライトアップtest

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例年より早い霊峰富士の冠雪です
富士の冠雪

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同安居の慶事のため山口へ。荘厳な境内でした
瑠璃光寺開山大遠忌・晋山式禮

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待ちに待った収穫です
サツマイモ畑の収穫2022
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絶好の条件で皆既月食を観測できました
皆既月食生中継余話
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花々の水滴がキラキラと輝いています
秋雨→秋晴れ→再び雨模様
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お釈迦様成道を祝う行事です。多くのご来場をいただきました
秋のチャリティー公演「おさとり」報告
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防災、減災のために
防災訓練2022年
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境内のイチョウが黄金色に輝きます
銀杏の黄葉が見頃に
黄金色に輝く

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国を越えて皆で坐りました
オーストラリアからの訪問
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年の瀬の夕方は惑星たちでにぎやかです
夕方惑星たちと上弦の月が見ごろ

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Selected Photos 2013
Selected Photos 2012

投稿者: kameno 日時: 01:35 | | コメント (0)

夕方惑星たちと上弦の月が見ごろ

年の瀬を迎えました。
まだ冬至が過ぎたばかりなので、夕陽は富士山よりだいぶ南の位置に沈んでいきます。


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今日は写真の左1/3くらいの位置に日が沈みました。
(上永谷からは春・秋彼岸のころに富士山頂に陽が沈みます)

また、写真の左端に金星が見えます。
この金星のすぐ右上に水星があります。

日没暫くして暗くなるにつれ水星もはっきり見えるようになりました。

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南の空高い位置には月齢6の上弦の月、そしてその傍に木星が大接近して輝いています。

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東の空には火星、そして月と金星の間には土星も同時に見えます。


水星が肉眼で見ることができる機会は珍しいので、この年末年始に観察してみてはいかがでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 19:58 | | コメント (0)

クリスマス寒波-今年一番の冷込み

クリスマス寒波が日本列島に大きな影響をもたらしています。
日本海側では記録的な積雪、名古屋など太平洋側でも積雪となりました。

この寒波の影響で、東京都心では氷点下の気温となり、今シーズン初めての冬日となりました。
横浜でもこの冬一番の寒さとなっています。

境内から望む霊峰富士は冠雪の状況が目まぐるしく変化しています。


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10月25日(横浜では前日に冷たい雨が降りました)

   ↓

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12月20日(晴天の日が続いたため雪が減少しています)

   ↓

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12月23日(横浜では冷たい雨が降りました)

   ↓

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12月24日

投稿者: kameno 日時: 10:52 | | コメント (0)

冬至を迎えました

今日は二十四節気の第22、冬至。
暦法上はこの冬至で1年間の干支が切り替わります。

また、一年で一番夜が長い時期となりますので、毎週木曜日朝に行っている定例坐禅会は、まだ暗い中での坐禅会となりました。

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坐禅が終わり、しばらくしてようやく空が明るんできます。
今日は昼まで雨模様の予報.

冷たい雨が降りしきり、境内のイチョウはほぼ散りました。

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今週末は寒波の影響で寒さが厳しい日が続きそうです。

投稿者: kameno 日時: 11:27 | | コメント (0)

みなとみらいのイルミネーション-テレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため相談時間を少し短縮して運営しています。

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テレフォン相談は、相談員それぞれ年8回ほどの出仕割当になっています
出仕前にすぐ近隣の金毘羅さんにお参り。相談ブースの窓から見える遊園地には平日ですが多くの来援客でにぎわっていました。
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毎回感じることですが、相談者の生の声に直接触れることができる機会というのはとても大切なことだと感じます。


電話相談が終り、横浜で行われた会合へ。
会合の前後に少し時間があったのでみなとみらい地区を散策しました。

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年末、クリスマスシーズンに向けて、華やかな雰囲気に包まれています。
イルミネーションの光は水面に反射して美しく輝きを増しています。

投稿者: kameno 日時: 15:59 | | コメント (0)

原木栽培接種

2つ前のブログ記事で書いたように、裏山に広葉樹を剪定した原木がストックしてあります。
そこで、この原木にキノコの菌を接種する作業を行いました。

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原木にはブナ、トチノキ、イタヤカエデ、ハンノキ、ホオノキ、サクラ、クルミ、シデ、ヤナギ、ブナ、ナラ類などの広葉樹が利用できます。

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電動ドリルで穴を開けて、菌を植え付けていきます。
下写真は打込む前の状況。
小槌で打込んでいきます。


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晩秋から冬にかけて接種作業をすると、2年後の秋にはキノコの発生が期待できます。

投稿者: kameno 日時: 21:06 | | コメント (0)

黄金色に輝く

境内のイチョウが一層黄色の色味を増し黄金色に輝いています。
まさに見ごろの最盛期を迎えています。


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明日は全国的に冷え込む予報になっています。
雪が降る地域も多そうです。

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既に少しづつ散り始めていますので、今週後半に一気に散ってしまうかもしれません。

投稿者: kameno 日時: 23:21 | | コメント (0)

オーストラリアからの訪問

12月8日成道の日を迎え、翌日にオーストラリアの皆様、上永谷国際交流の会(KIRA)の皆様が貞昌院に来訪されました。

これまで、毎年上永谷国際交流の会(KIRA)を中心とした交換留学のプログラムの一つとして貞昌院での坐禅、茶道を行ってきました。
コロナ感染症の影響でしばらく中断しておりましたが、久しぶりの交流となりました。
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坐禅だけではなく、お寺の本堂の荘厳(飾り物)や、掛軸、絵、彫刻などの一つ一つを興味深そうに見ていました。

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一日も早くこれまでどおりの日常の生活に戻ることを願っています。

投稿者: kameno 日時: 14:47 | | コメント (0)

成道の日の坐禅会

毎週木曜日朝に行っている定例坐禅会。
今年は釈尊成道の日(12月8日)にあたりました。

本堂正面には月齢14の満月が地平線へと沈む様子を眺めながらの坐禅でした。

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坐禅が終るころには東の空から陽が昇ってきました。

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2500年前、お釈迦様はブッダガヤの地で7晩坐禅を続けられた後、12月8日未明に大悟された故事にちなみ、この日が成道の日となりました。

禅の教え「只管打坐」は、ただひたすら坐禅を行じ、他に何も求めない、坐禅の外に目標を持たない、只坐禅一途ということであります。そうはいっても、苦しいときには苦しい、痛いときには痛いのが真実です。それを素直に受け止める分別無し、好き嫌い無しの坐禅が「只管打坐」であるともいえるでしょう。

投稿者: kameno 日時: 07:18 | | コメント (0)

銀杏の黄葉が見頃に

境内にある横浜市指定名木古木の2本のイチョウが黄金色になりました。

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昨日まで気温が低い日が続いていたので、一気に色づいた感があります。
今週いっぱいが見頃でしょう。

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イチョウは落葉が始まると一気に散ってしまいます。

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投稿者: kameno 日時: 21:20 | | コメント (0)

防災訓練2022年

町内会主催の避難防災訓練が町内会館・貞昌院にて行なわれました。
毎年この時期に行っている定期的訓練です。

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参加者は午前9時町内会館に集合しました。

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今年は地元小学校児童の参加もあり、3班に分かれて防災訓練および実地訓練を行いました。

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うち、貞昌院の駐車場では起震車による地震体験が行われました。

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震度7の揺れを4人づつ順番に起震車に乗り、揺れを体験します。


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耐熱のアイラップによる非常食の炊出しも行われ、参加者に配布されました。


防災訓練は、定期的かつ継続的に何度でも繰り返していくことに意味があります。
訓練があってこそ、いざというときに大きな力が発揮されること感じます。

投稿者: kameno 日時: 13:06 | | コメント (0)

黄葉チャート2022

ここのところぐっと気温が下がり、朝晩めっきり寒くなりました。
まとまった雨も降り、境内のイチョウの葉がだいぶ黄色く変わってきました。

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日に日に黄色く変わる様子が分かります。
年によって色づき具合が異なりますので、今年のようにまだら模様を作りながら色づく様子は新鮮に感じます。

毎年、境内のイチョウの黄葉の様子を記録しておりますので、チャートを更新しました。

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今年はおおむね例年通りの進行具合です。
このペースですと、12月8日 成道会の頃が黄葉のピークになり、その後一気に落葉すると思われます。


投稿者: kameno 日時: 21:01 | | コメント (0)

秋のチャリティー公演「おさとり」報告

横浜市仏教会(市内の伝統仏教寺院により構成)主催 秋のチャリティー公演「おさとり」が 横浜にぎわい座 を会場として開催されました。
お釈迦様が悟りを開かれた成道の日(12月8日)にちなみ、「おさとり」がテーマとなります。


日時 令和4年11月29日 午後1時 開場、1時半 開演
場所 横浜にぎわい座 (JR・市営地下鉄 桜木町 下車3分、京急 日ノ出町 下車 12分)


にぎわい座を会場とする公演は今年で3回目。
午後1時の開場とともに、多くの来場者によって座席が埋まり始めました。
座席の間隔も会場の基準に即し、隣接する座席を使用することができました。

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午後1時30分開演。
善浪会長主導による三帰依文の唱和、開会挨拶。


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第一部 露の団姫 師

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第ニ部 桂歌助師匠による、落語が披露されました。

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閉会挨拶 市仏副会長

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秋のチャリティー公演は、盛況のうちに無事円成いたしました。
出演の皆様、スタッフ関係者の皆様ご来場の皆様、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

投稿者: kameno 日時: 23:21 | | コメント (0)

紅葉がまもなく見頃に

境内のイチョウが次第に色づいてきました。
日を追うごとに黄金色へと変化していきます。
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カエデやケヤキ、ヤマボウシなども紅や黄色へと、それぞれ個性的な色に染まっていきます。
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鬼灯の実は、このように葉脈だけが残されています。

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投稿者: kameno 日時: 17:18 | | コメント (0)

地元小学校総合学習

地域の小学校での総合学習で6年生各クラスが「平戸永谷川」「かまくら道」「笹山砦」などのテーマを決めて地元について学習するということで、そのお手伝いに行ってきました。

今日は、6年3組の教室へ伺い、20分ほどお話させていただいた後、質疑応答をいたしました。
配付資料はこちらです→配布資料(PDF)

資料の中の説明文は難しい部分もありますので、写真や地図を中心に使いながら解説させていただきました。
小学校の近くには小田原北条の出城である笹山砦があり、また、かまくら中之道、下之道が合流する場所でもあります。
笹山砦は、造成工事が行われたために、かつての面影はほとんど残されておりませんが、かまくら道については、一部、当時の状況を残している箇所もあります。

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校長室に掲げてあった創立20周年(1994年)で撮影した航空写真に、笹山砦(赤囲み部分)遺構付近で行われた造成工事の様子が写っていました。


かまくら下之道のおもかげ

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お話させていただいた中から、興味ある事象を掘り下げていただけると嬉しい限りです。

投稿者: kameno 日時: 15:20 | | コメント (0)

當山丗世徳巖哲雄大和尚大練忌

當山丗世徳巖哲雄大和尚大練忌(49日)法要が営まれました。


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御随喜御参列頂きました皆様には、法要に際し御鄭重なる御焼香を賜りご厚誼に対し謹んで御礼申し上げます

お陰様を以ちまして納骨まで滞りなく相営むことができました。
心より深謝申し上げます
合掌

令和4年11月13日

貞昌院 亀野哲也九拝
    役員一同合掌
     

投稿者: kameno 日時: 20:23 | | コメント (0)

サツマイモ畑の収穫2022

地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれており、貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。

秋晴れの青空が広がり、絶好の収穫日和です。
サツマイモの葉も紅く色づき始めいていますね。

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ご指導ご協力いただいた地元農家の方から説明を受けます。

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まずはサツマイモの蔓を集めてリヤカーに積んでいきます。
サツマイモの蔓も大切な収穫物です。
リース作りや、サツマイモパーティーで利用するため分別して持ち帰ります。

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各クラスが一畝づつ(3クラス3畝)育てましたので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!

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今年もたくさんのサツマイモを収穫できました。

最後のご挨拶。
「有難うございました!」

貞昌院にも収獲の一部をいただきました。

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サツマイモ収獲の時期にちょうど温州みかんが食べごろを迎えるので、併せて収穫してプレゼントしました。


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先生方もお疲れ様でした。


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投稿者: kameno 日時: 20:05 | | コメント (0)

秋の実りの配りもの

境内で収穫した秋の実りをお配りしています。

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ただいまお配りしているのは温州ミカンとザクロ。
今がまさに旬です。

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来年の貞昌院オリジナルカレンダーもお配りしています。

御希望の方は貞昌院玄関までお越しください。
(無くなり次第配布終了です)

投稿者: kameno 日時: 20:48 | | コメント (0)

墓地参拝モノレール定期点検

墓地参拝モノレール「まいれ~る」運用から2年2か月を迎えました。
今後も安全に運行していくために、毎日始動前の簡単な点検の他、メーカーによる定期点検を実施しています。

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「まいれ~る」は、エレベータと同様の操作で、どなたでも簡単にスロープカーを運転可能です。(運転に資格は必要ありません)


駆動装置が正常に働くか
レール・ラックに不備は無いか
非常停止装置が働くか
消耗品の状態

などの点検を実施しています。

投稿者: kameno 日時: 23:36 | | コメント (0)

富士の冠雪

今日は日本列島に近づく強い寒気の影響で全国的に気温が低くなりました。
また、横浜では冷たい雨も降り、師走並みの気温になったようです。

上永谷の高台から富士を望むと、富士山を覆う雪の範囲がだいぶ広がっていました。

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本格的な冬も、もうすぐそこまで来ている感があります。

投稿者: kameno 日時: 19:01 | | コメント (0)

境内ライトアップtest

秋が深まるにつれて日が暮れる時刻が早まっています。

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月1回ほどのペースで開催しているコスプレイベントで、長くなった夜に撮影を楽しむためにライトアップをはじめています。


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照明の色を変えると雰囲気がだいぶ変わります。

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■関連ブログ記事
お寺でコスプレ 第4,5,6弾

投稿者: kameno 日時: 23:35 | | コメント (0)

かまくら下之道の面影

地元の小学校総合学習で、地域の歴史をまなぶということで、永谷川、馬洗橋、かまくら古道など、クラスごとに興味あるテーマを掲げ、それを掘り下げていくという授業が行われます。
そこに地域を良く知る方々を講師に、ということで、私も事前打ち合わせに参加してきました。

実際に総合学習を行うのは来月になりますが、打合せの後、かまくら古道の現状を調査してきました。

上永谷駅周辺は住宅開発が進み、かつての光景がどんどん失われていますが、幸いなことに 古道の面影はまだ残されています。

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笹山砦の城址がある小高い丘の上なので、見晴らしも良く、夕焼けに雄大な富士山が浮かび上がっています。
かつての人々も、このような光景を眺めていたことでしょう。

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古道の東側は、昭和40年代に大規模開発された野庭団地を見渡すことができます。


2007年の状況はこちらです

https://teishoin.net/blog/002908.html

投稿者: kameno 日時: 19:59 | | コメント (0)

みかんがたわわに

朝夕すっかり涼しくなり、境内は秋の様相が色濃くなっています。
ススキの穂が見頃を迎えました。
秋風に吹かれて心地よさそうに揺られています。

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境内山上墓地の駐車場では温州蜜柑がたわわに実っています。

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今年は栗にしても蜜柑にしても、例年に比べて豊作に感じます。

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少し酸っぱさはあるものの、とても美味しい蜜柑です。

投稿者: kameno 日時: 22:56 | | コメント (0)

時間の流れ(向唐門)

桜満開、4月上旬の大本山總持寺 向唐門前。

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時間は流れ、秋晴れの向唐門前。葉は色づき、散り始めています。

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門前に掲げられている式禮の駒札は、この夜が見納めです。

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投稿者: kameno 日時: 22:09 | | コメント (0)

十三夜の月と木星が接近

昨日の肌寒い激しい雨の天気から一転、今日は穏やかな晴天になりました。

宵の口には、本堂の屋根の上に十三夜(月齢13)の、ほぼ丸く明るい月と、そのすぐ左に木星が接近して昇ってきました。

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久しぶりにゆったりと夜空を望むことができた気がします。

投稿者: kameno 日時: 23:06 | | コメント (0)

當山丗世徳巖哲雄大和尚本葬儀

當山丗世徳巖哲雄大和尚の本葬儀が厳修されました。
皆様の御力添えをいただき、昨日の大夜、本日の本葬儀が無事厳修行できましたことを心より感謝申し上げます。





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葬場の本堂は白荘厳が撤去され、堂内は再び日常へと姿を戻しました。

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投稿者: kameno 日時: 19:46 | | コメント (0)

當山30世徳巖哲雄大和尚大夜

當山丗世徳巖哲雄大和尚の大夜(通夜)が厳修されました。
皆様におかれましては御来山御焼香いただきましてありがとうございました。


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明日(10月6日)は午前10時より本葬儀が執り行われます

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明日も引続きよろしくお願い申し上げます
合掌

貞昌院

投稿者: kameno 日時: 23:09 | | コメント (0)

台風14号が日本縦断のおそれ

大型で非常に強い台風14号が九州に接近し、上陸して日本を縦断するコースをたどる恐れが出てきました。
台風は強い勢力を維持したまま北上し、日本各地で記録的な暴風や高波に警戒が必要です。
特に九州や四国、中国地方などでは線状降水帯が発生して大雨災害の可能性があります。

三連休の中、厳重な警戒と災害対策が必要です。

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台風の予想進路はtenki.jpより引用。


貞昌院でも、時折強い雨や雷の天気になっています。

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境内の彼岸花は今が見頃。
雨の合間にアゲハ蝶が蜜を吸いに来ています。

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投稿者: kameno 日時: 12:29 | | コメント (0)

彼岸花が咲き始めました

9月も半ばになり、だいぶ日が短くなってきたことを実感します。

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定例坐禅会が始まる時刻の境内の写真です。

今日の坐禅会で、裏山で採れた山栗を炊き込みました。

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収穫の秋、味覚の秋真っ盛りの時節を迎えました。


境内では彼岸花が咲き始めています。

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投稿者: kameno 日時: 07:04 | | コメント (0)

満月の中秋の名月

横浜では天気に恵まれ、中秋の名月を眺めることができました。

總持寺三門から昇る中秋の名月。
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中秋の名月は、必ずしも満月では無いのですが、昨年・今年は中秋の名月が満月にあたり真ん丸の月になっています。


ススキの穂も見ごろになっており、名月を背景に輝いていました。

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ススキの写真は貞昌院にて撮影しています。

投稿者: kameno 日時: 21:33 | | コメント (0)

会議の合間の散策

2日間にわたる公務の会議に出席するため浜松町に出向いていました。
日本海を進む台風の影響で蒸し暑い天気になりましたが、心地よい海風が吹き込んできます。

浜松町から東京港・竹芝桟橋にかけてのエリアは、新しいビルが建設され、再開発が進んでいます。

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竹芝桟橋から眺める東京港。
首都圏および国内各地域、そして海外を結ぶ物流の広域拠点ターミナルの役割を果たしています。


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会議の方は、これまで7回にわたり詳細に論議されてきた内容の総まとめを行い、報告書提出の段階まで進むことができました。

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関係の皆様、本当にお疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 07:40 | | コメント (0)

坐禅会の栗粥

実りの秋。
境内で収穫した栗を坐禅会のお粥に炊き込みました。


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境内は次第に秋の気配が濃厚になってきています。
大賀蓮の葉も黄色く変わってきました。

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坐禅会終了の時間帯には俄雨が降りました。

投稿者: kameno 日時: 07:18 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

8月も終わりに近づいてきました。
今日は仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。

テレフォン相談は、相談員それぞれ年8回ほどの出仕割当になっています

今日も多くの電話をいただきました。

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相談ブースの窓の外には、遊園地のアトラクションを眺めることができます。
8月ということもあり、月曜日にもかかわわず、来場者が多くみられました。

テレフォン相談では、相談者の生の声に直接触れることができ、とても貴重な機会だと感じます。

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テレフォン相談ブースの近くには、金毘羅さんがあります。
隣地の建物建替えで、20階を超える高層ビルの計画が進んでいるようです。
そうなると、金毘羅さんの周辺は大きく景観が変わることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 22:12 | | コメント (0)

栗の季節

8月も残り1週間ほどになりました。
まだまだ厳しい夏の暑さが残っていますが、それでも赤とんぼが飛び始めたり、朝夕は秋の気配を感じることができるようになりました。

境内の栗の木には、たくさんの実が成っています。

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収穫した栗は、茹でておきます。

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投稿者: kameno 日時: 21:13 | | コメント (0)

鈴なりの蝉の抜け殻

先週から今週にかけて、蝉の羽化がピークを迎えています。
メタセコイヤの枝はこんな感じです。

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よほどこの木が羽化に適しているのでしょう。


ユリの花も見頃を迎えました。

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投稿者: kameno 日時: 20:26 | | コメント (0)

今日から八月盆

今日から八月盆(8月13-15日)を迎えます。

お盆についてはこちらもご参照ください→ お盆の迎え方、精霊棚の飾り方


お盆の棚経廻りをさせていただく、特に新盆をお迎えの檀家さんは予定時刻の通知をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。


台風8号が近づいています。
台風の接近に伴い、夜半過ぎから断続的に雨が降り続き、お盆入りはオレンジ色の朝焼けが見られました。

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台風8号は、今日(13日)昼過ぎに静岡県に上陸し、神奈川、東京と首都圏を通過する予報になっています。
くれぐれも気象情報や交通情報などを確認の上、安全第一にお過ごしください。



投稿者: kameno 日時: 07:25 | | コメント (0)

まもなく八月盆ーハグロトンボ

毎日暑い日が続きます。

まもなく八月盆を迎えますが、この時期、境内に飛び交うのがハグロトンボです。

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雌:胴が黒い

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雄:胴が青い


お盆の時期にふわふわと飛び、葉や地面に留まると羽をゆっくり開いたり閉じたりする姿が、手を合わせて神仏に祈る姿に似ていることから「極楽とんぼ」「仏とんぼ」などの別名があります。


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空を高く飛ぶこちらのトンボは、少しづつ赤く染まってきています。
夏真っ盛りとはいえ、秋の気配も次第に見えてきました。

投稿者: kameno 日時: 20:16 | | コメント (0)

貞昌院から観る スマートフェスティバル花火

横浜港みなとみらい地区で行われた花火大会「みなとみらいスマートフェスティバル」の花火大会を、会場から10km離れた貞昌院の裏山から鑑賞しました。


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上永谷は、その地名の名の通り、平戸永谷川が造り出す谷間にある地勢ですが、境内裏山から望むと、高く打ちあがった花火は見ることができます。

投稿者: kameno 日時: 23:42 | | コメント (0)

令和4年大施餓鬼会法要報告

令和4年7月26日、恒例の貞昌院大施餓鬼会法要が厳修されました。
昨晩から午前中にかけてまとまった雨が降りましたが昼には晴れました。


午後3時、大施餓鬼法要打出し。

本尊上供の後、本堂正面の精霊棚に檀家の皆様のご先祖様、そして普(あまね)く御霊(みたま)をお迎えし、ご供養の法要を営みます。
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ここのところ猛暑日が続いておりましたが、今日は気温も下がり過ごしやすい一日となりました。


ご随喜のご寺院様・世話人の皆様には塔婆の配布、片づけまで有難うございました。
無事法要を終えることが出来ましたことを感謝申し上げます。

※法要の写真は随喜ご寺院様に撮影いただきました。

投稿者: kameno 日時: 19:07 | | コメント (0)

カトレアの会 朗読・語りと英文レシテーション

貞昌院本堂で、カトレアの会主催「朗読・語りと英文レシテーション」が行われました。

代表による挨拶の後



朗読・語り
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『松風の門』山本周五郎作  井上恵子、宮川妙子、松田直子

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『白い炎』山口洋子作  中野勝子、落合恭子

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『手袋を買いに』新美南吉作  上田良子

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『永訣の朝』宮沢賢治作  野口田鶴子

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『転生』志賀直哉作  隅田尚子

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『黄色いリボン』アメリカ民話   東の宮美智子

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古屋和子


英文レシテーション
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斉唱



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会が終わって集合写真

投稿者: kameno 日時: 22:53 | | コメント (0)

七月盆最終日

七月盆最終日を迎えました。
今年の七月盆は雨の日が続いていて、今日もまとまった雨になっています。
境内の大賀蓮は今年も多くの花を咲かせています。

今朝の大賀蓮。
まだ蕾がいくつもあるので、来週まで楽しめそうです。

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大賀蓮の栽培方法について、これまでの経験からノウハウを動画にまとめてみました。


大賀蓮の1年

蓮鉢の状態 管理内容
1月 地上には何もない状態 保水
2月 蓮根の植替え 植替え1日の作業がその年の
蓮の生育の9割を決定する
3月 下旬に浮葉が出はじめる。 特に何もすること無し
4月 立葉が出始める 保水
5月   保水
6月 成長が著しい時期
下旬に花芽が伸び花期へ
保水
7月 中旬までが花期のピーク 保水
施肥
8月 花托が実に 保水
9月 葉が枯れ始める 保水
施肥
10月 地上部は枯れる 保水
枯れた葉を除く
11月 地中で蓮根が育つ 保水
施肥
12月 保水



このうち、2月に行う蓮根の植替え(半日あれば終了します)が一番のポイントで、この植替えさえしっかりやっていれば、基本的に保水(蓮鉢の水位を保つこと)と、適宜の施肥のみで、あとはほったらかしで大丈夫です。

手間がかかるようで、意外にそんなことはありません。
ビオトープとしても楽しむことができます。

投稿者: kameno 日時: 08:50 | | コメント (0)

七月盆を迎えました

今日から七月盆(7月13-15日)を迎えます。
お盆をゆっくりと過ごされる方も多いことでしょう。

お盆についてはこちらもご参照ください→ お盆の迎え方、精霊棚の飾り方


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お盆の棚経廻りをさせていただく、特に新盆をお迎えの檀家さんは予定時刻の通知をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。


投稿者: kameno 日時: 03:12 | | コメント (0)

星に願いを 

今日は七夕。
たくさんの願いが書かれた短冊が掲げられました。

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本日の大賀蓮。
今年は日照時間が長かったためか、例年に比べて生育がとても良いです。

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台風一過となり、降り続いていた雨が一転、青空が広がりました。

夕方には上弦月齢8の月が南の空に見えています。

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雲がやや多いですが、もしかすると夏の大三角を望むことができるでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 20:04 | | コメント (0)

令和4年 夏越の大祓

6月30日、1年の半分が経過し、永谷天満宮では夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の神事が行われました。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で参列者をお迎えできませんでしたが、今年は2年ぶりの開催となりました。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
氏子会の皆さんにより作られた萱で作られた大きな茅の輪が掲げらています。
この茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

初めに神事が挙行されます。

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人形(ひとがた)に罪穢を移し、お祓いを受けて清らかな身と心になります。

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そして茅の輪くぐり。
神主さんを先頭に茅の輪をくぐっていきます。

くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
集められた人形も函に収められ、氏子さんによって茅の輪をくぐっていきます。


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茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

今日も暑い一日になりました。
貞昌院境内の大賀蓮はたくさんのつぼみを付けていますので、今週末から来週前半くらいが見頃になることでしょう。

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投稿者: kameno 日時: 22:30 | | コメント (0)

カルガモの雛が孵化

貞昌院山門前でカルガモの雛が孵化しました。


親鳥が巣の中で卵を抱卵していたのですが、無事すべての雛が確認できます。

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6月22日

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6月25日


そして、今日(6月28日)
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これからも静かに見守っていきたいところです。

投稿者: kameno 日時: 18:26 | | コメント (0)

富士山に巨大な笠雲と吊るし雲

日本列島はまるで梅雨明けのように広い範囲が高気圧に覆われ、記録的に気温が高い地域が多かったようです。
貞昌院境内でも強烈な南風が吹き、裏山から眺める富士山には笠雲がかかっていました。
時事刻々と雲の様子が変化し、渦を巻いている巨大な吊るし雲のような雲が富士山の右上に浮かんでいます。

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陽射しが強く、気温が高い環境は、蓮の生育には最適です。
境内の大賀蓮はこんなにも大きく成長しました。

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花芽はいくつ見えますか?
あと数日で咲きそうです。週末が見ごろではないでしょうか。
一番花は既に背の高さを越えています。
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投稿者: kameno 日時: 10:40 | | コメント (0)

カルガモの抱卵・大賀蓮の花芽

貞昌院山門前でカルガモが抱卵をしています。

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人通りがある場所なので、無事雛が育つか心配ですが、成長を見守りたいところです。


境内の大賀蓮は、夏至の日の長い時期を迎え、ぐんぐんと成長しています。
花芽もだいぶ伸びてきました。

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(写真をクリックすると拡大します)

大賀蓮の蕾はまだこれから大きく成長していきます。
来週あたりに1番花が見られることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 10:14 | | コメント (0)

大賀蓮の花芽

境内で育てている大賀蓮の花芽がいくつか伸びてきました。
立葉の成長も今がピークとなっています。

■鐘楼堂前

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■茶室前

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花芽は、今のところ地上から90㎝を超えるほどの高さですが、これからまだ倍近くに伸びていきます。
開花は来週くらいでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 08:39 | | コメント (0)

地域の良い所は?小学校社会科学習

地元小学校の社会科学習として、地域に古くから住んでいる方々が小学校に招かれました。
私もその1人として参加いたしました。

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学年がグループに分かれ、それぞれ地域の方を囲んで、質疑応答をしていきます。

地域の住みやすところは?
その理由は?
どのような歴史がありますか?


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一つ一つの質問は簡単ですが、その答えを導き出すのは様々な要因を調べてそれらの結びつきを考えなければならないので、小学生たちがどのように纏めるのかが楽しみです。

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投稿者: kameno 日時: 19:34 | | コメント (0)

第66回 總和会関東大会群馬大会

第66回 總和会関東大会群馬大会が、伊香保温泉のホテルを会場として開催されました。
開催テーマ「Well-being」~衆生に寄り添う瑩山禅師の教馨~

一昨年、昨年と新型コロナウイルス感染症の影響により開催が出来ずにおり、令和元年以来の大会となりました。

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※今大会においては会場内の様子を写真・動画撮影しないこととしているため、玄関の写真のみ掲載します。

第一部 開会式
・佛祖諷経、会員物故者追恩法要
・大会会長挨拶
・御垂示
・来賓祝辞
・功労者表彰 等

第二部 御垂示
 大本山總持寺貫首 石附周行猊下

第三部
・前回大会会長挨拶
・次回大会会長挨拶
・閉会


という日程により大会が進められました。


伊香保温泉は風情ある温泉街なので、帰路に付く前に散策してみました。
いつか時間をとってゆっくりと廻ってみたいものです。

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【追記】 横浜から伊香保までの交通手段は、高崎まで新幹線、在来線乗り継ぎで渋川、そこからバスという行程が一般的ですが、今回は新宿バスタからの伊香保直行高速バスを利用してみました。 新宿バスタは駅直結のバスターミナルで、そこから伊香保まではで2時間半ほどの行程です。

・・・と、この日は9時53分に新宿駅に到着、10時過ぎにバスタから出発という予定でしたが、湘南新宿ラインで新宿駅を降りると、南口に出るコンコース内が白い煙で充満しはじめています。
駅員が慌ただしく出始めて、カラーコーンを設置している傍らをバスタに向かいました。
まもなく消防車が到着し、高速バスが新宿を出発する頃には、駅前に何台もの消防車・救急車が集結していました。
(下写真はバスタ出発のバス車内から撮影しました)
報道によると、換気ダクトから出火したボヤということでした。
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投稿者: kameno 日時: 23:30 | | コメント (0)

沢蟹とハグロイトトンボ

6月に入り、夏至に近いため陽の長さを実感じます。
生物たちにとっては新しい命の誕生と成長の時期でもあります。

裏庭の鯉池の畔では、今年もたくさんの沢蟹が誕生しました。

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石の下や苔の隙間に隠れているので、よくよく探すと見つかります。

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ハグロイトトンボも飛び始めました。
ふわふわと優雅に水辺を飛び廻っています。

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大賀蓮も日に日に高さを増しています。
既に1メートルを超えました。
もうしばらくすると花芽も出てくることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 08:53 | | コメント (0)

健康塾 椅子坐禅

地域の町内会館を会場に「60代からの健康塾」が行われており、そのプログラムの1つとして椅子坐禅を指導してきました。
この椅子坐禅は毎年恒例となっており、コロナ過にあった一昨年、昨年も開催されています。

会長挨拶の後、まずはストレッチで体をほぐし、そのあと椅子坐禅を行いました。

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そして坐禅。

曹洞宗で作成している「椅子坐禅のすすめ」に従って、椅子坐禅を行じました。

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なお、椅子坐禅の作法についてはこちらを参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen


坐禅は何やら堅苦しい苦行だと思われがちですが、決してそんなことはありません。
座蒲を用いてきっちり坐る坐禅だけではなく、普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じることができる椅子坐禅もおすすめです。

毎日のルーティーンとして行ってみてはいかがでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 12:34 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2022

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークになります。

ここのゲンジホタルは、午後8時前後が飛翔のピークとなります。
今年は観察時期が少し早めのようでしたが、一昨年とほぼ同じくらいの出現でした。
あと数日でピークを迎えそうです。


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※写真はすべてコンポジット無しです。重ね焼きはしていません。


満天の星空の元、音もなくふわふわと漂いながら飛行する様子を眺めると、とても癒されます。

この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくしています。
田んぼの農薬を抑えるということも大きいようです。
いずれにしても、ゲンジボタルが自然に乱舞している様子が見られるということはとても貴重なことだと思います。


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2020
ゲンジボタル定点観測2019
ゲンジボタル定点観測2018
ゲンジボタル定点観測2017
ゲンジボタル定点観測2016
ゲンジボタル定点観測2015
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました


投稿者: kameno 日時: 23:27 | | コメント (0)

区仏教会総会

先日の横浜市仏教会総会に引続き、地元区の仏教会総会が開催されました。

地域の伝統仏教宗派の寺院が集まり、昨年度の事業報告と今年度の事業計画が立案されました。

総会次第・議案
・令和4年度新役員承認・監事選出
・令和3年度事業報告
・令和3年度決算報告
・監査報告
・令和4年度事業計画案審議
・令和4年度予算案審議
・その他

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特に今年は涅槃会を地元区が主催して行うことになっており、その涅槃会が主な事業となります。

総会は中華街の会議室にて行われました。
政府から新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が発表された週末ということもあり、中華大通りには賑わいが戻ってきています。

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投稿者: kameno 日時: 22:22 | | コメント (0)

大賀蓮成長記録

境内で育てている大賀蓮(古代蓮)の成長記録です。
5月後半に入ると、浮葉に加えて立葉の成長が著しく、日に日に変化が見て取れるようになります。

夏至も近いので日照時間が長く、陽射しが大好きな蓮は太陽に向かって大きな葉を精いっぱい広げています。


時折ブログにて写真を掲載していきますので成長の変化をご覧ください。

鐘楼堂前
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茶室前
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※大賀蓮は蓮根で増やしていますので、どの鉢も同じDNAを引き継ぐ大賀蓮です。
 けれども、鉢の大きさや陽当たりの違いにより、生育に多少の違いが生じます。
 その違いも毎年観察しながら育てています。

※大賀蓮の花期は6月後半から7月にかけての見通しです。

投稿者: kameno 日時: 17:39 | | コメント (0)

歴史探索まち歩き

歴史探索まち歩きで港南区視覚障害者福祉協会の皆様が貞昌院を訪れました。

港南区歴史協議会引率により、上永谷駅から馬洗橋、永谷天満宮を経て貞昌院がゴールです。

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まずは境内散策。
鐘楼堂の梵鐘と、その下に展示している京急の線路。

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続いて本堂にて永谷近辺の歴史と貞昌院の由緒縁起についてお話をさせていただきました。

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昨日までの雨から一転、今日は晴天に恵まれ、絶好の散歩日和となりました。

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投稿者: kameno 日時: 20:30 | | コメント (0)

サツマイモ畑畝作り苗植付け

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。

今年は雨天が続いたため、畝作りが順延となり、畝作りと苗植付けを同じ日に行いました。
まずは畝作り。
指導いただく農家のN橋さんが耕運機で畑を耕していきます。

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耕した後、3クラス分の畝を作っていきます。

いよいよ苗の植付け。
植え方の説明を受けながら作業を進めていきます。

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1人2株づつ手分けして植えていきます。

畝の頂上を平らにし、植えやすいように畝の形を整え、各クラス等間隔に植え付けていきます。

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ここのところ雨が続いていましたので、当分の間、水遣りは大丈夫でしょう。

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これから定期的に水遣りと雑草取りを行って成長を見守ります。
秋にはたくさんのイモが採れることでしょう。楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 00:09 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため相談時間を少し短縮して運営しています。

テレフォン相談は、相談員それぞれ年8回ほどの出仕割当になっています


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自宅で過ごす時間が増える中で、新たな相談内容の傾向もみられます。
また、最近、有名人の訃報があったためか、普段よりも多くの電話をいただき、電話が鳴り続けました。

そのような生の声に直接触れることができる機会というのはとても大切なことだと感じます。

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電話やSNSなどで相談を行っている窓口はたくさんありますので、いくつかご紹介いたします。些細なことでも構いません。ご遠慮なくご相談ください。。

仏教テレフォン相談電話番号(東京) (土日祝日はお休みです)
曜日
担当宗派 電話番号 電話相談時間
曹洞宗・臨済宗 03-3811-7470 10-12時・13-15時
浄土真宗 03-3811-7470 10-12時・13-15時
日蓮宗 03-3811-7470 10-12時・13-15時
浄土宗 03-3811-7470 10-12時・13-15時
天台宗・真言宗 03-3811-7470 10-12時・13-15時


SNS相談

SNS相談等を行っている団体一覧(2020年4月から)

LINE・チャットで相談ができます。悩みを相談してみませんか。

年齢・性別を問わず、LINE・チャット等による相談

特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク

SNSやチャットによる自殺防止の相談を行い、必要に応じて電話や対面による支援や居場所活動等へのつなぎも行う。様々な分野の専門家及び全国の地域拠点と連携して「生きることの包括的な支援」を行う。

実施日時 2020年5月1日から
相談時間 月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・日曜日 17時から22時30分(22時まで受付)
水曜日 11時から16時30分(16時まで受付)
LINE 「生きづらびっと」友だち追加 ID検索@yorisoi-chat(生きづらびっと)
Twitter よりそいチャット公式アカウント
チャット よりそいチャット


特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア

主要SNS(LINE、Twitter、Facebook)及びウェブチャットから、年齢・性別を問わず相談に応じる。 相談内容等から必要に応じて対面相談・電話相談(一般電話回線の他に通話アプリ(LINE、Skype等)にも対応)及び全国の福祉事務所・自立相談支援機関・保健所・精神保健福祉センター・児童相談所・婦人相談所・総合労働相談等の公的機関や様々な分野のNPO団体へつなぎ支援を行う。

実施日時 2020年4月1日から2021年3月31日(通年)
相談時間 毎日 第1部 12時から16時(15時まで受付) 第2部17時から21時(20時まで受付)
毎月1回 最終土曜日から日曜日 21時から6時(5時まで受付) 7時から12時(11時まで受付)
LINE 「こころのほっとチャット」友だち追加 ID検索@kokorohotchat
Twitter こころのほっとチャット公式アカウント ID検索@kokorohotchat
Facebook こころのほっとチャット公式アカウント ID検索@kokorohotchat
チャット こころのほっとチャット ウェブチャットのご案内
ホームページ こころのほっとチャット ~SNSチャット相談~


10代20代の女性のためのLINE相談

特定非営利活動法人 BONDプロジェクト 

10代20代の女性のためのLINE相談。

実施日時 2020年4月1日から2021年3月31日
相談時間 毎週 月曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日
第1部 14時から18時(17時30分まで受付) 第2部 18時30分から22時30分(22時まで受付)
LINE 「10代20代の女の子専用LINE」友だち追加


18歳以下の子どものためのチャット相談

特定非営利活動法人 チャイルドライン支援センター

18歳以下の子どもが対象。 電話相談(0120-99-7777/16時から21時)と、チャットによるオンライン相談を実施。

相談時間 毎週木曜日・金曜日・第3土曜日 16時から21時(チャット実施日カレンダー
チャット チャイルドラインチャット相談
投稿者: kameno 日時: 17:11 | | コメント (0)

新緑に降り注ぐ雨

日本列島南側を低気圧が進み、低気圧から延びる前線の影響で、大気の状態が非常に不安定な状態になったいます。
所により雷を伴った非常に激しい大雨となり、土砂災害や浸水、架線の氾濫などに注意が必要とのことです。

当地でも一昨日から断続的に雨が降り続き、夕方から雨脚がさらに強くなってきました。
境内の花々も雨粒を纏っています


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この時期の雨は翠雨とも緑雨とも呼ばれます。
梅雨入りも近いのでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 19:28 | | コメント (0)

横浜市仏教会 令和4年度第49回総会

横浜市仏教会 令和4年度・第49回総会が開催されました。
※横浜市仏教会は横浜市内の伝統仏教宗派寺院により構成されている団体です。


日時 令和4年5月10日
場所 横浜キャメロットジャパン

総会に先立ち、役員会、定例理事会が行われました。

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総会次第・議案
・令和3年度事業報告
・令和3年度決算報告
・監事監査報告
・令和4年度事業計画案審議
・令和4年度予算案審議
・役員改選
・その他

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時局対策委員会より寺院を身近に感じていただくための施策
渉外委員会より災害時の避難場所提供協定
についての報告が提起されました。

投稿者: kameno 日時: 23:01 | | コメント (0)

さわやか寄席 報告

5月1日午後、貞昌院本堂で落語会が開催されました。
新型コロナウイルス感染症の影響で開催できない期間が続きましたが、ようやく令和2年新春以来、約2年ぶりの開催です。


さわやか寄席
金原亭馬治独演会
日時 令和4年5月1日(日曜日)午後2時より
場所 貞昌院 本堂にて

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昼からの雨にも関わらず、50名ほどの方にご来場いただきました。

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落語で使われる高座は、元々僧侶が説法をする壇のことであったし、江戸初期に寺社の境内で行われていた催し物が「寄席」になったように、寺院と落語は切っても切れない関係にあります。


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落語会には、貞昌院子ども落語教室に参加してきた貞昌亭瑞穂さんも来場され、夏から落語教室の再開も決まりました。
このような催し物が継続的にできるよう、工夫していきたいと考えています。

当日お預かりいたしました義援金は、ウクライナへの人道目的の支援金としてお届けいたします。
【日本赤十字社】「ウクライナ人道危機

投稿者: kameno 日時: 17:26 | | コメント (0)

大賀蓮の葉が伸びてきました

境内で育てている大賀蓮(古代蓮)の成長記録です。
4月後半に入ると、浮葉が次第に増えてきます。
また、立葉も伸びてきました。
たった2日間でかなり伸びることが判ります。成長の変化をご覧ください。

鐘楼堂前
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(左)4月27日 (右)4月29日

玄関前
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(左)4月27日 (右)4月29日

茶室前
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(左)4月27日 (右)4月29日


大賀蓮は蓮根で増やしていますので、どの鉢も同じDNAを引き継ぐ大賀蓮です。
けれども、鉢の大きさや陽当たりの違いにより、生育に多少の違いが生じます。

その違いも毎年観察しながら育てています。

大賀蓮の花期は6月後半から7月にかけての見通しです。

投稿者: kameno 日時: 20:10 | | コメント (0)

『生きる力』編集会議

教区(近隣寺院の組寺)により毎年出版している施本『生きる力』の編集会議が行われました。
檀信徒向けの刊行物として、毎年約数1万部を発行しており、令和4年で通算第45号となります。


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『生きる力』は教区内寺院から原稿を持ち寄り、集まった原稿を予め打ち込んでおき、編集委員で校正したものを会議に持ち寄ります。
その後は、校正原稿を突き合わせ、その場で校正し、プロジェクタ画面でレイアウトを確認し、その後印刷して詳細を点検して一気に編集作業を進めます。

この日の作業で校正作業は修了。後は各執筆者に確認いただき、データを印刷会社に出して編集作業は終わりです。


『生きる力』45号は、貞昌院檀信徒の皆様には、7月26日の大施餓鬼会(おせがき)の案内封筒に同封してお届けする予定です。
また、『生きる力オンライン版』も運用されており、活動の範囲が広がっております。

今後もどうぞお楽しみに。

『生きる力』表紙に採用されている写真のモデルは、編集作業の会場となったT寺様の本堂前にあるこの石像です。

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コロナ感染者が高止まりの中、ワンちゃんもマスクを着けていました。

投稿者: kameno 日時: 21:42 | | コメント (0)

初夏の彼岸花

境内の新緑が映える時期、鐘楼堂の前では1月頃から青々と茂っていた植物が黄色く枯れかかっている様子が見られます。

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この枯れ始めている植物は、彼岸花です。

4月から初夏に向けては新芽が育ち、夏に向けてたっぷりと光を浴びます。
しかし、彼岸花は、夏までに枯れてしまい、地上には何もない状態になるのです。

彼岸花の別名は「葉見ず花見ず」。
花の時期には葉を見ることが無いし、葉の時期には花を見ることが無く、2つの時期はそれぞれ春先と秋彼岸の時期というように明確に分かれています。

葉が生い茂っている状態を見て、それが彼岸花であることには、余程注意深く観察していないと気づかないことでしょう。
不思議な習性の植物ですね。


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境内はすっかり鮮やかな新緑に包まれました。

投稿者: kameno 日時: 20:03 | | コメント (0)

永谷天満宮駐車場工事進捗状況

貞昌院隣接の永谷天満宮駐車場工事が進められてーます。
駐車場拡張部分に鉄筋が組まれ、コンクリート擁壁工事の段階に入りました。

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天満宮本殿前には鯉のぼりが掲げられ、気持ちよさそうに泳いでいます。

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貞昌院蓮鉢の大賀蓮は、次々と芽が水面上に顔を出しています。
これから初夏にかけて一気に成長していきます。

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大賀蓮の開花は7月初旬ごろになりそうです。

投稿者: kameno 日時: 19:26 | | コメント (0)

山芍薬

裏庭の山芍薬(ヤマシャクヤク)が咲きました。
このように五弁の白い花を咲かせます。

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花期は短いので、2~3日で散ってしまいます。

この時期、似たような大山蓮華も咲くのですが、まだ蕾です。
咲いたらご紹介します。


このほか、駐車場のトキワマンサクが満開になりました。
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投稿者: kameno 日時: 19:10 | | コメント (0)

總持寺の桜-定点観測

大本山總持寺向唐門前にはソメイヨシノが植えられています。
今年の桜開花の移りかわりを定点観測でご紹介します。
寒の戻りがあったこともあり、長い期間楽しむことができました。


3月26日
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3月27日
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3月28日
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3月30日

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4月2日

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4月3日
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4月5日
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4月6日<
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4月7日
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4月8日
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4月9日
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投稿者: kameno 日時: 23:30 | | コメント (0)

花まつりの日の境内

4月8日は釈尊降誕会。花まつりとも呼ばれます。
お釈迦様の誕生を祝い、花々が咲き乱れ、甘露の雨が降ったという伝承があります。

この時期は桜から新緑へと移り変わる季節でもあり、境内の彩も毎日のように変化していきます。
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ソメイヨシノの次には、枝垂桜、八重桜が見ごろを迎えます。

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ソメイヨシノも、花はまだ残っています。
山門前のチューリップもみごろを迎えました。

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投稿者: kameno 日時: 23:18 | | コメント (0)

桜-富士山-ブルーライン

ここ数日の寒の戻りで貞昌院の裏山から望む富士山が再び雪で覆われていました。


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境内のソメイヨシノはだいぶ散りました。
新緑とのコントラストが美しく映えています。

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山門前のせせらぎには散った花弁が水面を覆っています。

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枝垂桜は見頃の時期を迎えています。

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投稿者: kameno 日時: 00:23 | | コメント (0)

花まつり・檀信徒護持会総会

令和4年度の釈尊降誕会:花まつり・檀信徒護持会総会が開催されました。

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お釈迦様の誕生日は4月8日です。
貞昌院では、この4月8日に近い土日に花まつりを行っており、今年は4月3日(日)に開催いたしました。
新型コロナウイルス蔓延防止が解除されましたが、オミクロン株による第7波の警戒が引続き必要時期ですので、昨年同様下記のような感染症対策を行いました。

〇参列者全員マスク着用
〇玄関前で体温の検温
〇消毒用アルコールで手洗い
〇本堂の席の間隔を平時よりも空ける
〇本堂の窓を開放し換気を十分にする
〇懇親会は無し。参列者にはお弁当を配布する


午前11時より釈尊降誕会法要。
お釈迦様誕生の際に、右手を天に左手を地を指して「天上天下唯我独尊」と示された、その姿を表現した誕生仏をお祀りします。
読経中、参列の皆様に甘茶の灌仏をいただく際には、使い捨ての薄手のビニール手袋を着用いただきました。


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引続き 護持会総会。
例年、護持会費の会計決算、予算案審議、墓地環境美化費、墓地整備、研修旅行等の議題が審議されました。

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懇親会は中止。
持ち帰り用のお弁当とお茶をご用意しました。


総会においては、出席者、欠席委任状含めて、全議案が承認されました。
総会報告は、今週中に発送する予定です。

しばらくの間、花御堂を本堂前に置いておきますので、お参りの際には甘茶をお掛けください。

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お釈迦様誕生の際には、甘露の雨が降ったという伝承がありますが、今日は花冷えの雨が降り続きました。 気温が低い日が続いているため、桜の花もその分長持ちしています。

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これからは枝垂桜が見頃を迎えます。

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投稿者: kameno 日時: 20:52 | | コメント (0)

サクラ、一気に八分咲きへ

暖かい陽気に誘われて、境内のサクラが一斉に花開きました。
昨日までは三分咲き程度でしたが、もうすでに八分咲きにはなっているような感じです。

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あと一週間ぐらいの間が見頃になると思いますので、是非お花見にお越しください。

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ソメイヨシノの他、この時期の濃いピンクの桜は十月桜、そして白花で花と同時に若葉が出る山桜。

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蓮鉢の中では、たくさんのオタマジャクシが孵り元気に泳ぎだしました。

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投稿者: kameno 日時: 11:24 | | コメント (0)

令和4年 湯立神楽

貞昌院に隣接する永谷天満宮で「湯立神楽」が行われました。
この神楽は、藤沢市の重要無形民俗文化財にも指定されており、「湯立神楽」は、湯立神事ともいい、日本の伝統的な神楽の形式のひとつです。


湯立神楽は宮司や神職による奉納の舞いが特徴で、 神社の境内に5色の紙垂と四本の竹で作られた天蓋を飾りつけ、氏神様、火の神様、水の神様などをお招きします。
そして、大釜に熱湯をたぎらせて、その熱湯を降り注ぐことにより、無病息災と福を招くと伝えられる伝統行事です。

永谷天満宮では令和元年にこの神事が復活し、それから毎年3月25日に行われています。
本年は「湯立神楽」のうち8座が奉納されました。


・初能:当地永谷天満宮の宮司が扇に洗米をのせ、右手に鈴を持ち四方にお米をお供えし清める舞です。
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・御祓:お神酒とお祓いの道具を持ち、お祓いをし、神様の降臨を待つ舞です。
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・御幣招:神楽の対象となる氏神様・火の神様・水の神様をお招きする舞です。
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・湯上:大釜の熱湯に笹の葉を浸し、熱湯を桶に汲み取り、神前に捧げます。
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------------中入れ---------------
・掻湯:御幣で四方を鎮め、大釜の煮えたぎった湯を掻き回し、湯玉で吉凶を占います。
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・湯座/笹の舞: 笹の葉を熱湯に浸し、災難病魔を祓い除けることを祈願し参列者の頭上に散きます。
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・射祓:四隅に矢を放ち悪霊を退散させます。
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・剣舞/毛止幾:赤面の天狗(猿田彦)と黒面の山の神による舞です。
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神事が終わると、参列者は紙垂を持ち帰り、家の神棚に祀り、災い除けにします。
今年が皆さんにとって良い年になりますように。

投稿者: kameno 日時: 07:39 | | コメント (0)

FNS歌謡祭 サカナクション『月の椀』生配信無事終了

「2022FNS歌謡祭 春 名曲ライブラリー」が3月23日フジテレビ系列で放送されました。

事前情報では『サカナクションが「FNS歌謡祭」に初出演し、生放送で新曲"月の椀"を披露。メンバー5人が、ある意外な場所から驚きのパフォーマンスを見せる。』とあり、一体どこからパフォーマンスするのだろうと想像をかき巡らせてた方も多かったのではないかと思います。

 →貞昌院ライブカメラのアーカイブはこちら
 →この開始ポイント(ここをクリック) と『月の碗』イントロ開始を合わせると、音声と映像が合致します。

メンバーの方々、スタッフの方々、関係の方々が、企画を練り上げ、全国各地にメンバーが散り、そこにあるライブカメラで設営からリハーサル、本番中継までをそのまま配信し、視聴者の皆さんと番組を造り上げる感覚を共有。さらに、本番でそれぞれの会場をライブカメラで中継を結び1つの作品として仕上げられました。
前代未聞の企画でもあり、困難もあったことだろうと思います。屋外で行うということで、天候も心配されるところではありました。

■生放送でサカナクションの新曲『月の椀』をパフォーマンスした会場
・金剛山
・松山城
・草津湯畑
・お台場 #屋形船あみ逹
・貞昌院


けれども、いざ本番当日を迎えると、降雪もものとせず、逆に雪だるまや雪サカナを造りだした金剛山会場、貞昌院では照明やキャンドルの光が雨に濡れた屋根に反射して美しい光景を生み出したり。
生放送というのは想定を超えるものを生み出してくれるものだと感じました。

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テレビでの生放送の本番の時間は5分間くらいではありましたが、サカナクションの皆様、関係スタッフの皆様、FNS歌謡祭スタッフの皆様、そしてライブカメラやテレビを視聴いただいた皆さんの協力があって1つの形になったことを実感しました。

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皆さん、本当にお疲れ様でした。
楽しく充実した時間をありがとうございました。

そして、姐さん、カッコ良かったです!素晴らしいパフォーマンス有難うございました。



宴が終り、撤収6時間後には日常へ。
24日は木曜日定例の早朝坐禅会が行われました。


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投稿者: kameno 日時: 23:30 | | コメント (0)

水田の浄化作用

蓮の花(蓮華)は仏教の教えを象徴する花とされています。
その一つの理由は「泥中の蓮(でいちゅうのはす)」(維摩経)にあるように、「泥のような汚れた環境、であっても、その汚れに染まらず清く正しく生きるさまが菩薩道を歩む仏教修行者の姿である」という喩えて解かれていることが大きいでしょう。

けれども、実際の蓮が育つ環境では、泥も、その上の水もとても清らかなものなのです。

以前 蓮は清浄な泥と水から花を咲かせる という記事を書きましたので、そちらも参照ください。


下写真は、先日2月15日に蓮の植替え作業をした直後の蓮鉢です。
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土をかき回して、水を入れたばかりなので、泥の状態。まさにドロドロに濁っています。

そして、その2日後がこちら。

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泥の固形成分はすっかり沈殿し、細かい粒子も見えず、とても澄んだ水になっています。

単に泥の粒子が重力のために沈んだだけでなく、泥の中に存在する無数のバクテリアや原生動物のような微生物の集まりが、かき混ぜられた泥水に溶け込んだ空気で呼吸しながら養分を分解し、また、微生物は増殖し、相乗作用で水は綺麗になっていきます。

「蓮はさまざまな生物たちにのはたらきによる清浄な泥と水から清浄な花を咲かせる」のだということを、蓮華鉢は教えてくれています。

投稿者: kameno 日時: 09:44 | | コメント (0)

大賀蓮植替え作業

貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)の鉢は、冬から初春にかけてはこのような様子になっています。
今年は雪まじりの日も多く、数日前まで氷が張っていたのですが、今日は暖かな陽気に恵まれました。

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蓮の地上部は枯れていますが、土の中では蓮根が成長しています。
昨年までの蓮根と、新しく成長した蓮根が混在し、細かい根が絡みあい、土も固まってしまっているため、このままにしておくと次の世代が大きく育ちません。
そのために、この時期に古い蓮根を取り除き、また、新しい用土を足し、土をかき混ぜる必要があるのです。

この一手間が良い花を咲かせるためのポイントになります。

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冒頭の状態から土を掘り起こして、泥を落としながら少しづつ引き上げていきます。
古い根と、新しい根を分け、古い根は取り除きます。

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(左)古い蓮根=これは捨てます。 (右)新しい蓮根 

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新しい根には、もう新芽が伸び始めています。

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蓮根は長く連なっていますので、3節程度に切り分けていき、新し土と肥料を加えて植替えていきます。
よくかき混ぜた後、新しい蓮根を植え付けていきます。

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これで作業は終わり。
今年もも美しい花を咲かせることを期待します。

投稿者: kameno 日時: 19:33 | | コメント (0)

みぞれ交じりの雪

昨晩から今朝にかけて、雪が降りました。
今回の雪は、気温がやや高めだったこともあり、みぞれが交じりの雪となり、境内はうっすらと雪化粧する程度の積雪でした。

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青空が広がり、陽が昇るにつれて気温はぐんぐんと上がっています。
雪は瞬く間に消えていきました。

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投稿者: kameno 日時: 11:29 | | コメント (0)

横浜市仏教会 涅槃会

横浜市仏教会主催の第47回 涅槃会が行われました。

日時 令和4年2月8日 
場所 長生寺(横浜市金沢区)

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昨年に引続き感染症対策を十分に施し、役員関係者のみの参列となりました。

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第一部 法要

1.導師・職衆入堂
1.開式の言葉(会場寺院 長生寺住職)
1.一同三礼
1.三帰依文唱和
1.表白文奉読
1.読経(観音普門品偈・舎利礼文3反)
   代表指名焼香 
1.回向
1.一同三礼
1・導師・職衆退堂

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休憩後
第二部 記念講演
1.横浜市仏教会会長挨拶

1.講演  神奈川県立金沢文庫 主任学芸員 梅澤恵先生
     演題「武州金沢ゆかりの涅槃図」

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1.閉式の言葉 横浜市仏教会奉讃部部長


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投稿者: kameno 日時: 17:51 | | コメント (0)

立春ー雛人形を飾りました

立春を迎え、暦の上では春になりました。
けれども朝晩はまだ寒い日が続き、氷も張っています。

雛人形を飾りました。

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広間にお飾りしておりますので、お参りの際には是非ご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 19:41 | | コメント (0)

節分追儺の日の坐禅会

明日は暦の上で春を迎える「立春」です。
今日は、立春の前日の節分。
木曜日にあたりますので、定例坐禅会が行われました。
日もだいぶ長くなり、坐禅中は明るさを実感します。

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節分と言えば、豆撒き。
寺院では、追儺(ついな)式が行われます。

この追儺式は、中国大陸から日本に伝来した行事で、当時は宮中で貴族たちが、五穀などを撒いて、疫鬼を退治することが行われていました。
それが、流行り病などの厄を払い、福を招く行事として、室町時代に全国的に広がったようです。

今、世界中が新型コロナウイルス感染症に苦しめられています。
このような状況が2年ほど続く中、今年も節分、追儺式が中止になったり、大幅な縮小開催を余儀なくされています。


貞昌院に隣接する永谷天満宮では午後1時より神事、引き続き午後1時30分から豆まきが行われましたが、昨年同様、今年も規模縮小で桟橋を造らず神楽殿からの豆撒きが行われました。

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厄を除け、無病息災で過ごすことを願う行事が、感染症のために平年のような開催ができないということは本当に残念なことだと思います。

投稿者: kameno 日時: 06:57 | | コメント (0)

モノレール扉スイッチ交換

2週間ほど前のブログの モノレール扉スイッチ不具合改善 記事末尾に書いた通り、防水使用のワイヤレスタッチスイッチが発売されていることが判ったので、この情報をモノレール製造会社にお伝えし、交換していただくことになりました。

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(左)交換前 → (右)交換後


・交換前のドアスイッチが IPX3 屋内、半屋外(直接雨のかからない所)

・交換後のドアスイッチが IP55 直接雨が当たる屋外


ということなので、今後は安心して使用できることでしょう。
交換対応いただき、ありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 22:18 | | コメント (0)

太陽光発電パネルの耐久性

貞昌院では、2003年(平成15)年11月から約5Kwの太陽光発電設備、2016年(平成28年)1月から約5Kw、合計約10Kwの設備を運用しています。
運用から18年3か月が経過しました。

これまで、大きなトラブルは無く、パワーコンディショナのファン交換を3年前に行った程度でした。
けれども、太陽光発電パネルは直射日光が当たり、かつ風雨に晒される環境に置かれているため、どうしても経年劣化や損傷個所が生じます。

今年に入って、太陽光発電パネルの表面のガラスが1カ所割れていることを発見しました。

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少なくとも昨年11月には無かったので、12月初旬風速20m/sを超える強風が吹き荒れたあたりで、小石などの飛散物が衝突してついたものと思われます。
その1枚のパネル全面に細かいひびがはいってしまっています。
今のところ発電量に大きな変動は見られませんが、このままでは、雨水が侵入するなど、発電パネルに不具合が生じ、それが進行してしまう懸念があるため、当該パネルは交換することとなりました。


また、発電パネルの裏側を見ると、薄く貼られている保護フィルムのようなものが捲れて、そこから雨水が侵入してシミになっているような箇所も見受けられます。
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これについても、発電量に大きな変動はありませんが、今のところ様子見の状態です。

必要があれば、防水処理をしたいと考えておりますが、そのあたりはメーカーの見解待ちです。


ということで、いくつかの経年劣化や損傷はあるものの、寿命を迎えるようなことには未だ至っていません。
30年くらいは設備が持ってほしいと願っています。

投稿者: kameno 日時: 16:31 | | コメント (0)

大寒の境内

二十四節気の大寒を1月20日に迎え、寒い日が続いています。
境内の蓮鉢の氷も厚く貼っています。

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この時期、池の鯉は一カ所に集まってじ~っと過ごしています。

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この場所に、裏山からの湧水が流れ込んでいるためです。
池の水よりも湧水のほうがいくぶん水温が高いのです。

蓮根も鯉も寒さに耐えながら養分を蓄積して春の到来を待っています。

投稿者: kameno 日時: 11:50 | | コメント (0)

どんど焼き

永谷天満宮にてどんど焼きが行われました。
どんど焼きは左義長ともよばれ、永谷天満宮では毎年1月14日に催行される恒例行事です。


新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。


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どんど焼きを始める前に神事が行われます。
いよいよ点火。

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火が落ち着いた頃に、繭玉(木に丸めた餅を刺したもの)を焼きます。
繭玉を食べながら一年の無病息災をお祈りします。

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お祓いを受けたみかんも配られました。
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少しづつこのような行事ができるようになってきました。

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このような行事の楽しい経験は大人になっても良い思いでとなって、また次の世代に引き継がれていくことでしょう。

投稿者: kameno 日時: 21:09 | | コメント (0)

境内キャンドルナイトライトアップ

山門から本堂前にかけて境内にLEDキャンドルが並べられ、ゆらめく灯りに照らし出されました。

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これは、月に一度、ココフリカンパニーと協働でおこなっている、コスプレイベントのためのライトアップです。

この日は鹿の子状に雪が残る境内での撮影会となりました。




■関連リンク
コスプレーヤーズアーカイブ

投稿者: kameno 日時: 21:25 | | コメント (0)

一夜明けて白銀の世界-七草粥

昨日の雪は宵の口まで降り続き、一晩明けて青空が広がりました。
積もった雪は朝方はかなり残っており、境内の積雪は10㎝強といったところでしょうか。

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七草の日にちなみ、定例坐禅会では七草粥を皆でいただきました。

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神奈川 凍結で転倒など200人以上ケガ 6日に横浜で積雪8センチ

県内では6日雪が積もり、7日朝は冷え込んで、凍結しているところが多く、転倒するなどして200人以上がケガをしました。
横浜では6日、4年ぶりに1センチを超える8センチの積雪を観測しました。
7日も冷え込みが厳しく、横浜は今シーズン最も低い氷点下1.5度になるなど各地で冬日となりました。
道路に残った雪は凍結し、転倒するなどしてケガ人が出ています。
県や横浜市消防局などによりますと、7日午後までに県内であわせて少なくとも213人がケガをして搬送されたということです。
また県警によりますと7日午前6時までに雪の影響による交通事故が526件あり、うち15件は人身事故であわせて22人がケガをしたということです。
(テレビ神奈川2022/1/7配信)


凍結した雪によって転倒して怪我をされる方が多かったようです。
雪の日の次の朝に出かける際は特に注意する必要がありますね。

投稿者: kameno 日時: 19:40 | | コメント (0)

雪景色の境内

午前中から雪が降り始め、昼を過ぎるころからさらに雪が強くなりました。
天気予報では、今日一日で5㎝程度の積雪が見込まれるとのことです。

写真は午後2時現在の境内。
まだ雪は降り続いています。

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午後5時30分
降雪のピーク。この後ほどなくして雪は止みました。

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今日は最高気温が3度程度にしか上がらず、寒い一日になりそうです。

投稿者: kameno 日時: 14:02 | | コメント (0)

冬のメダカ

寒い日が続きます。
夜は放射冷却の影響で、蓮鉢や手水鉢にはかなり厚い氷が張っています。

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この蓮鉢にはメダカを泳がせているのですが、真冬のこの時期は泥に半分体を埋めながら半冬眠の状態でじーっとしています。

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蓮鉢の水が全て氷になってしまうと、さすがに魚は生きていられませんが、わずかでも水の層が残っていると、メダカは生きていられます。

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気温が少し上がり、水の層が増えてくると、たまに泳いで場所が移動したりしています。
メダカは寒さに強いので、こういう状態でも生きているのです。
すごい。


関東地方では、明日は雪が降る可能性があるようです。

投稿者: kameno 日時: 22:42 | | コメント (0)

令和4年永谷天神囃子獅子舞

新春恒例の永谷天神囃子による獅子舞がやってきました。
今年は、昨年に引続き新型コロナウイルスの影響で、地域の各家を巡回することは中止となりました。
そこで、ウイルスの収束を願い、今年も本堂で獅子舞を奉納いただきました。


新年を象徴する行事です。
来年こそは、以前のように各家を巡回できることを心より願います

投稿者: kameno 日時: 22:06 | | コメント (0)

初詣の人手 昨年に比べ大幅増

初詣の人出、昨年に比べ大幅増...伏見稲荷は3・8倍

コロナ禍の中で迎えた2度目の正月、各地の神社では、初詣の人出が昨年に比べて大幅に増えた。感染状況がやや落ち着いていることや、対策が定着してきたことなどが背景にあるとみられる。
スマートフォンの位置情報を利用したソフトバンク系列のIT企業「アグープ」のデータを分析したところ、元日午後3時台の人出は、伏見稲荷大社(京都市伏見区)で昨年比3・8倍。ほかにも、▽住吉大社(大阪市住吉区)同1・8倍▽明治神宮(東京都渋谷区)同1・9倍▽熱田神宮(名古屋市熱田区)同2・7倍――と軒並み昨年を上回った。伏見稲荷大社の人出は、コロナ禍前の2020年と比べても、ほぼ同水準だった。
昨年の正月は、前年12月から新規感染者数が各地で増加。元日の新規感染者数は大阪府で262人と今年(70人)の約4倍だった。
伏見稲荷大社では2日も大勢の初詣客が訪れた。初詣客にマスクの着用を求めるなどの感染対策を講じる一方、昨年は全て取りやめた境内の露店は、コロナ禍前の半数の約60店に限って出店を認めた。
大阪府高槻市の男性会社員(39)は「昨年は感染が心配で見送ったが、感染が落ち着いているので来た。家族が健康に過ごせるようお祈りした」と話していた。

(2022/1/3 讀賣新聞)



全国的に神社仏閣への初詣の人手が大幅に増えたようです。
永谷天満宮でも、3日の夕方になってもまだ鳥居を越えてせせらぎ緑道まで参拝者の列が途切れなく続いています。

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昨年、自粛モードで参拝できなかった分、特に近隣の寺社にお詣りする方が増えたのでしょう。
これほど多くの方が参拝される様子は、コロナ過以前でもあまり見られなかったことです。
皆さん、感染症対策に注意しながら静かに参拝されていました。

投稿者: kameno 日時: 15:28 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2022年

令和4年、第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)がスタートしました。
シード権を獲得した10校と、秋の予選会を勝ち抜いた10校、そして関東学生連合(オープン参加)の全21チームが走ります。
昨年は観戦自粛の大会でしたが、今年は旗の配布や声援の自粛はあるものの、沿道の応援の光景が戻ってきました。

貞昌院に程近い権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。
「花の2区」の激戦をご覧ください。
■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順、数字は通過順位

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1位通過 駒澤大学 田澤廉

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2 青山学院大学 近藤幸太郎

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3 東京国際大学 イェゴン・ヴィンセント
3 国士舘大学 ライモイ・ヴィンセント

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5 中央大学 手島駿
5 帝京大学 中村風馬
5 創価大学 フィリップ・ムルワ


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8 山梨学院大学 ポール・オニエゴ

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9 法政大学 鎌田航生
9 國學院大學 伊地知賢造


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11 東洋大学 松山和希

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OP 関東学生連合 並木寧音

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12 東海大学 松崎咲人

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13 神奈川大学 西方大珠

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14 早稲田大学 中谷雄飛

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15 明治大学 鈴木聖人

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16 専修大学 高瀬桂

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17 順天堂大学 三浦龍司
17 日本体育大学 藤本珠輝

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19 駿河台大学 ジェームズ・ブヌカ

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20 中央学院大学 吉田礼志


【箱根駅伝】往路は青山学院大学が2年ぶり往路優勝!

往路は青山学院が、2年ぶり5度目の往路優勝。
1区の志貴勇斗が5着、2区エース近藤幸太郎が3人抜きで2位に浮上。3区太田蒼生が区間2位で首位となり、4区飯田貴之、5区若林宏樹が首位をキープして逃げ切りました。
帝京大は細谷翔馬が2年連続の5区区間賞の走りで2位。
3位駒澤大学と続き、3日の復路へと襷を繋ぎます


2022年 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走
往路5区 往路記録 箱根・芦ノ湖

1 青山学院大学 5:22:06
2 帝京大学 5:24:43
3 駒澤大学 5:25:35
4 國學院大學 5:25:50
5 順天堂大 学 5:26:11
6 中央大学5:26:26
7 東京国際大学 5:26:56
8 創価大学 5:27:45
9 東洋大学 5:28:35
10 東海大学 5:29:15
11 早稲田大学 5:29:16
12 神奈川大学 5:29:27
13 法政大学 5:29:37
14 国士舘大学 5:29:50
OP 関東学生連合 5:30:16
15 山梨学院大学 5:31:43
16 日本体育大学 5:32:08
17 明治大学 5:32:21
18 中央学院大学 5:36:05
19 専修大学 5:38:46
20 駿河台大学 5:41:12


1/3追記

青山学院大学2年ぶり6度目総合優勝!
総合記録10時間43分42秒で、自らが持つ大会記録を大幅に更新する歴史的な圧勝でゴールのテープを切りました。
往路優勝を果たした青山学院大学は、山下りの6区を高橋勇輝が着実に繋ぎ、7区岸本大紀(区間新)、8区佐藤一世(区間2位)、9区中村唯翔(区間新)10区中倉啓敦(区間賞)の快走で、2位以下との差を10分51秒離して圧倒的な優勝となりました。

2位は順天堂大学、3位駒澤大学と続きました。


2022年 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走
復路10区 大手町(復路:109.6km地点 総合:217.1 km地点)

1位青山学院大学 10:43:42
2 順天堂大学 10:54:33
3 駒澤大学 10:54:57
4 東洋大学 10:54:59
5 東京国際大学 10:55:14
6 中央大学 10:55:44
7 創価大学 10:56:30
8 國學院大學 10:57:10
9 帝京大学 10:58:06
10 法政大学 10:58:46
-----------------------(シード権)
11 東海大学 10:59:38
12 神奈川大学 11:00:00
13 早稲田大学 11:00:03
OP 関東学生連合 11:00:25
14 明治大学 11:00:28
15 国士舘大学 11:03:06
16 中央学院大学 11:07:33
17 日本体育大学 11:11:11
18 山梨学院大学 11:11:21
19 駿河台大学 11:13:42
20 専修大学 11:15:09

投稿者: kameno 日時: 12:16 | | コメント (0)

謹賀新年

令和4年(2022年)を迎えました。
大晦日の除夜の鐘が撞き終り、深夜0時、新年を迎えると初詣が始まります。

多くの方のお詣りをいただきました。

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令和4年の初日の出。
大桟橋にて。
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(tesshu撮影)

貞昌院本堂で元日の大般若御祈祷法要をおこないました。
檀信徒の皆様ご参列のもと、厳修されました。

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本年がよい年になりますことを御祈念申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 14:17 | | コメント (0)

Selected Photos 2021

今年も残りわずか。
Photo log らしく、2021年(令和3年)に撮影した写真の中からいくつかをセレクトして一年を振り返ってみます。
今年も昨年に引続き、新型コロナウイルス感染症のために非常事態宣言が出され、外出制限や行事の中止変更などを余儀なくされた年になりました。
感染者数がピークを迎える中、東京オリンピック開催、永谷天満宮では丑年大祭にあたり、各行事をどのように行ってきたか、その経験は今後に活かすことができることでしょう。
慌ただしく過ぎていった1年の記録です。


元日の朝、天神山からはみごとな富士山を望めました。
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謹賀新年


元日の大般若法要は新型コロナウイルス感染症感染防止のため、密を避けるために法要の回数を増やし参列者の分散を図りました。
また賀詞交換会は中止しお弁当を配布しました。
大般若法要1回目。
検温、アルコール消毒、マスク着用、本堂の窓の開放などの対策を取っています。
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永谷天満宮の初詣では1mごとのラインが引かれ、待機列の間隔が確保されました。

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令和3年元日の行事


新春恒例の永谷天神囃子による獅子舞は、今年は、新型コロナウイルスの影響で、地域の各家を巡回することは中止となりました。
そこで、ウイルスの収束を願い、今年は本堂で獅子舞を奉納いただきました。

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新年を象徴する行事です。
来年は通年通り各家を巡回できることを心より願います。

永谷天神囃子獅子舞 https://teishoin.net/blog/006716.html

毎週木曜朝の定例坐禅会は、感染症の対策をとりながら、今年も年間50回開催しました。

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小正月の小豆粥


永谷天満宮で小正月の行事、どんど焼き。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
今年は感染症対策のため、参列者を制限し、神事には役員のみの参加となりました。
また、繭玉団子を焼くことも行わず、時間を短縮して行われています。
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令和3年小正月のどんど焼き


今年の節分は例年とは異なる光景になりました。

貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の豆撒き行事が行われましたが、今年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発出中であるため、豆まきの桟橋は設けず、神楽殿舞台から神主さん、氏子役員代表による豆まきが行われ、それを離れた場所から見守る形になりました。

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節分豆まき-124年ぶり2月2日の節分


横浜市の伝統仏教寺院で構成する横浜市仏教会主催の涅槃会が行われました。
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発出下ということもあり、法要は最小限の僧侶で行い、ネットで参拝いただけるようにしました。
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横浜市仏教会 第46回涅槃会法要


横浜市仏教会」による地域の飲食店支援、食事支援として、お弁当の配布を行いました。

お弁当配布 日程および会場
令和3年(2021年)
2月15日(月)・ 2月17日 (水)・ 2月19日(金) 午後3時~5時まで 常照寺 (最寄り=京急・南太田駅)
2月22日 (月) ・2月24日(水) ・2月26日(金) 午後3時~5時まで 弘明寺 (最寄り=京急・弘明寺駅)
3月1日 (月)・ 3月3日 (水) ・3月5日(金) 午後3時~5時まで 香象院 (最寄り=JR・保土ヶ谷駅)
3月8日 (月)・ 3月10日 (水) ・3月12日(金) 午後3時~5時まで 本覚寺 (最寄り=京急・神奈川駅)
3月15日 (月)・ 3月17日 (水)・ 3月19日(金) 午後3時~5時まで   専念寺 (最寄り=京急・鶴見市場駅)

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横浜市仏教会-食事支援


河津桜が見ごろになる頃、墓参用モノレールの乗降場脇の椿もこのようにびっしりと花を咲かせています。

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墓地参道の椿が見ごろ


貞昌院の池には、天神山からの湧水を引いています。
澄んだ水の中に沢蟹も棲息しています。

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天神山の湧水と沢蟹


花まつり・護持会総会は新型コロナウイルス感染症の対策をとりながら開催いたしました。
懇親会は行わず、お弁当を配布しています。

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花まつり・令和3年度護持会総会


映画『賭ケグルイ・絶体絶命ロシアンルーレット』に撮影協力をさせていただきました。

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映画『賭ケグルイ』4月29日公開

連休中雷雨と強風に見舞われましたが、その後虹が現れました。

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5月の雷と二日連続の虹

地元小学校の総合学習のために境内の畑をお貸ししています。
サツマイモ畑の畝作りが行われました。

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サツマイモ畑畝づくり


大賀蓮の1番花が咲きました。背の高さほどあります。

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大賀蓮一番花開花
大施餓鬼法要(おせがき)法要を、感染症対策をしながら開催しました。

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令和3年大施餓鬼会(おせがき)報告


町内会で「いす坐禅」の指導を行いました。

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健康塾ーいす坐禅

今年は良質な梅がたくさん収穫出来ました。梅干しづくりの様子です。

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梅干しの天日干し

台風の影響による強風で、熟した実が落下したので、栗の実を収穫。

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栗の収穫


富士山かかる笠雲。
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富士山と笠雲

今年の中秋の名月は、満月のまん丸い月を望めました。

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中秋の名月


リモート会議から、ようやく少しづつ1カ所に集まっての会議ができるようになりました。

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東京での宿泊会議


「ふるさと港南の歴史かるた」に登場する所縁のある場所を訪れるかるた大会が行われました。

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港南の歴史かるたの故郷を訪ねよう


貞昌院薬師墓地の桜は秋にも花を楽しむことができます。

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十月桜が満開に

サフランの雄蕊を収穫ました。

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サフランの収穫

熱海・起雲閣にて。処々に工夫された意匠はとても参考になります。

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20211106-10.jpg20211106-12.jpg 熱海・起雲閣


公園の見守り、遊びサポートもようやく再開することができました。

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公園遊びサポート

今年もたくさんの収穫できました。

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サツマイモの収穫2021

横浜市仏教会秋の公演も1年ぶりの開催です。

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横浜市仏教会秋の公演「おさとり」報告

横浜スタジアムが光と音に包まれます。

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ボールパークファンタジア2021 -横浜スタジアム


成道の、境内のイチョウは、お釈迦様の大悟を体現するかのように散り始めました。

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イチョウ散り始め

モミジが鮮やかに色づきました。

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紅葉がみごろ

災害への備えは大切です。

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町内会防災訓練


月の光に照らし出されて、境内がいっそう幻想的に見えます。

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煌めく季節

寒気と放射冷却のために、朝晩めっきり冷え込むようになりました。

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霜をまとった紅葉


境内裏庭の「シモバシラ」に、霜の細い氷柱の衣う現象が現れました。

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植物のシモバシラと霜柱


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Selected Photos 2012

投稿者: kameno 日時: 00:40 | | コメント (0)

植物のシモバシラと霜柱

日本列島を強い寒気団が覆っており、冬型の気圧配置によって日本海側を中心に大雪となっています。
貞昌院でも、このところ氷点下になることが多く、今朝も池や蓮鉢に氷が張りました。


境内裏庭で育てている植物「シモバシラ」には、霜の細い氷柱の衣う現象が現れています。

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シモバシラという植物はは、シソ科の多年草植物ですが、冬になるとこのように茎が茶色になり、一見枯れたようになります。
けれども、根がしっかりと活きていて水分をどんどん吸い上げています。

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茎の部分は枯れているので、吸い上げられた水は、枯れてしまっている茎の導管を通っていき、導管の裂け目から横に出てきます。
写真からも、そのことがよくわかるのではないでしょうか。

シモバシラの「花」が咲く条件は次の通りと言われています

(1)地下や茎の中では0度以上の温度
(2)気温は氷点下
(3)晴天である
(4)無風

この現象は一年に何度も見られない珍しい現象です。


土中の水分が毛細管現象で吸い上げられ、柱のように凍っていく「霜柱」も同じような原理で出来ていきます。

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投稿者: kameno 日時: 13:49 | | コメント (0)

コイン精米機

近隣にいくつかのコイン精米機が設置されているので、よく利用しています。
横浜市の住宅街ではありますが、精米中の人を見かけることも多く、意外に需要はあるようです。

精米してしまうと酸化が進みやすくなり、風味が落ちるので、玄米のまま保存しておいて使う分だけ精米します。

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好みに応じて精米度合いを変えられるのが良いですね。

投稿者: kameno 日時: 19:43 | | コメント (0)

霜をまとった紅葉

毎日寒い日が続きます。

日本列島を覆う寒波によって、東北地方から日本海側にかけて記録的な雪の報道が続いています。

境内では放射冷却のため、境内には霜や霜柱ができています。

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霜柱はできる条件がそろっているのでしょうか、とても長く成長しています。
 
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よく観察すると、霜柱の途中に「段」ができていて、2段になっています。


これは、前日にできた霜柱が一日中融けずに残り、次の晩から未明にかけて、新たにできた霜柱に押し上げられてできる現象です。
下の段の霜柱の方が今朝できたばかりの新しい霜柱です。

投稿者: kameno 日時: 10:16 | | コメント (0)

穏やかな冬晴れ

昨晩一晩中強風が吹き荒れましたが、今朝は一転して穏やかな冬晴の日になっています。

放射冷却によって、蓮鉢は氷が張っています。
それでも中のメダカは元気に泳いでいます。

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境内の裏山から望む富士も、すっかり雪に覆われました。

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イチョウは葉をほとんど落とし、冬の佇まいで凛と聳えています。

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今年も残すところ10日ほど。
年末の慌ただしさを実感しています。

投稿者: kameno 日時: 13:03 | | コメント (0)

煌めく季節

境内のイチョウは黄葉のピークを越え、半分ほど葉を落としました。

宵闇に包まれる頃、半月を過ぎた上弦の月がイチョウの木の上から光を落としています。

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※このページの写真はすべて、スマートフォンの夜景モード、手持ちで撮影しています。



ひとつ前の記事で書いた「仏教情報センター」事務所の前が東京ドームシティアトラクションズなので、行くたびにその中を散策していますが、この時期は、ひときわ鮮やかなライトアップが施され、華やかな雰囲気に包まれます。
少しづつ賑わいが戻ってきている感があります。
それでも、2年前に比べると、かなり少ないですね。

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投稿者: kameno 日時: 19:15 | | コメント (0)

仏教情報センター40周年に向けて

仏教テレフォン相談などを行っている「仏教情報センター」は、昭和58(1983)年の設立からまもなく40周年を迎えます。
40周年記念行事に向けて、準備委員会が発足しました。

■30周年記念大会はこのように行われています。
 仏教情報センター設立30周年記念大会報告

新型コロナウイルス感染症も、ようやく落ち着きの兆しが見え、まだまだ予断を許すことはできないものの、対面での会合を持つことができました。

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記念行事は、オンライン配信を活用し、多くの方に届けることができるようにデジタル班も組織されました。
今後、各宗派協力の元、準備を進めていくことになります。

投稿者: kameno 日時: 20:22 | | コメント (0)

町内会防災訓練

災害に備えて、定期的に行っている防災訓練。


昨年は新型コロナウイルスの影響で防災訓練を行えませんでしたが、今年は1年ぶりに感染症対策に留意しながら開催することができました。

今年の訓練内容は、2班に分かれ

(1)座学「災害に備えて」講師 上永谷消防出張所長
(2)スタンドパイプ式消火器による放水訓練
(3)避難テント、簡易トイレの組立
(4)災害備蓄品配付訓練

を行いました。

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災害は何時やってくるか判りません。
それゆえ負担からの備えと、防災意識の保持が大切です。

まもなく関東大震災から100年となります。
ここのところ、地震が増えていますので、特に留意が必要です。

投稿者: kameno 日時: 13:46 | | コメント (0)

紅葉がみごろ

秋は深まり、裏庭の山際に自生しているイロハモミジの老木は、陽に照らされて色とりどりの葉を輝かせています。

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秋風が吹くたびに、少しづつ落葉が降り積もっていきます。


 うらをみせ おもてをみせて ちるもみじ

今年も残すところ3週間ほど。
陽がだいぶ短くなってきました。

投稿者: kameno 日時: 19:19 | | コメント (0)

イチョウ散り始め

太平洋東海沖を東に進む低気圧の影響で、夜半から荒れた天気になっています。

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今日はお釈迦さまが悟りを開かれた成道の日です。
境内のイチョウは、お釈迦様の大悟を体現するかのように散り始めました。


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翌日は一転して青空が広がりました。

投稿者: kameno 日時: 09:40 | | コメント (0)

下剋上鮎

定例茶会のお茶菓子。

菓子司 玉井屋本舗の「下剋上鮎」です。

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「やき鮎」の派生形で


いつまでも 食われてばかりじゃ いられない

「鵜飼」という伝統漁法で、"鵜に呑み込まれ続けてきた鮎"が、一念発起し、「下剋上」を図ったユーモラスな焼き菓子。

スポーツなどの絶対に負けられない試合の「下剋上(ジャイアントキリング)」応援に、難関受験や就職活動の逆転合格祈願に、ビジネスシーンでの験担ぎに、上司へのジョークを交えた昇進祝いに...など、人生の様々な「負けられない」局面で、お役立て頂けます。
(公式サイトより引用)



こちらは、以前撮影した鵜飼の写真です。

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投稿者: kameno 日時: 09:34 | | コメント (0)

ボールパークファンタジア2021 -横浜スタジアム

横浜スタジアムを会場に、イルミネーションイベントが横浜スタジアムではじまりました。

昨年のBALLPARK FANTASIA Vega Luminique - 横浜スタジアム に引続き、2年目の開催です。


2021年「ボールパークファンタジア」開催概要 ■ 期間 2021年12月5日(日)~2021年12月11日(土)

■ 時間
17:30~21:00 ※1公演30分(全7回公演)
17:30〜18:00 / 18:00〜18:30 / 18:30〜19:00 / 19:00〜19:30 / 19:30〜20:00 / 20:00〜20:30 / 20:30〜21:00

■ 場所
横浜スタジアム



近くに出向く用事がありましたので、開催初日に立寄ってみました。



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『わたしは人類』(やくしまるえつこ/相対性理論)をテーマにした映像表現が印象的でした。

今年は、スタジアムのレフトウィングからの高い視点からの眺望席も開放されているので、全体をゆったり概観したい場合はおすすめです。


2021年「ボールパークファンタジア」開催概要
■ 期間
2021年12月5日(日)~2021年12月11日(土)

■ 時間
17:30~21:00 ※1公演30分(全7回公演)
17:30〜18:00 / 18:00〜18:30 / 18:30〜19:00 / 19:00〜19:30 / 19:30〜20:00 / 20:00〜20:30 / 20:30〜21:00

■ 場所
横浜スタジアム グラウンド内(入場口:ドリームゲート)

■ 入場料
無料(特別観覧席のみ有料)
入場整理券各日15:00〜配布
※公演途中での入退場可(プログラムは途中からでも楽しむこと可)
※各プログラムは25分間の演出と5分間の協賛枠あり

<有料特別観覧席(レフトウィング)>
価格:1席 500円(小学生以下無料・小学生のみの入場不可)
※当日券のみ現地にて販売、事前購入および予約不可

投稿者: kameno 日時: 22:14 | | コメント (0)

臘月の坐禅会

早いもので12月迎えました。
今年も残すところ1カ月弱。

12月は師走とも呼ばれますが、「臘月(ろうげつ)」とも称されます。

だいぶ日が短くなってきていますので、貞昌院の定例坐禅会の坐禅の開始・止静鐘の頃はまだ暗い中です。
本堂の右上に三日月が昇っています。

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臘月八日=12月8日は、お釈迦様が悟りを開かれた釈尊成道の日です。
2500年前、19歳で出家修行されたお釈迦様は、6年間に亘りインド各地を巡り様々な思想を学び、また、あらゆる苦行を行じますが、どれも満足させることは無く、苦行の無意味さに気づき中断します。
そして、ネーランジャラー河の岸辺に至り、村娘から乳粥の供養を受けた後、ブッダガヤの菩提樹の下で静かに坐禅を組み禅定に入られました。

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写真は、丁度30年前にインドを一人旅した時に撮った写真。
ネーランジャラー河の遥か彼方に前正覚山がみえます。

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お釈迦さまはこの地で禅定に入られましたが、坐禅に没するお釈迦様に対し、煩悩の化身である魔王マーラが欲望・嫌悪・飢渇・渇愛・睡魔・恐怖・疑惑・偽善などで妨害しますが、お釈迦さまはこれらをすべて退散させ、8日目の暁の明星のもと、ついにこの世の真理を悟られたのでした。


この故事に倣い、永平寺、總持寺などの修行道場では12月1日から坐禅をひたすら行じる臘八摂心が始まり、8日の未明まで修行されています。

投稿者: kameno 日時: 14:31 | | コメント (0)

横浜市仏教会秋の公演「おさとり」報告

横浜市仏教会主催・秋の公演「おさとり」が 横浜にぎわい座 を会場として開催されました。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、行事がことごとく中止になってしましたが、ようやく行うことができました。

日時 令和3年11月30日(火)午後1時 開場、1時50分 開演
場所 横浜にぎわい座

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秋の公演は、釈尊成道の日(12月8日)にちなみ、「おさとり」をテーマとして開催しています。

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午後1時の開場とともに、多くの来場者をお迎えすることができました。
アルコール消毒、検温、ソーシャルディスタンスに気を付け、座席は1つおきで定員の半分としています。

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開会挨拶、勧募趣旨説明

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会長導師により四弘誓願文をお唱えします。

第一部 一龍斎貞鏡師による「お釈迦様の生涯」の講談

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第二部 桂歌助師匠による、落語2席が披露されました。

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閉会挨拶 副会長

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秋のチャリティー公演は、盛況のうちに無事円成いたしました。
出演の皆様、スタッフ関係者の皆様、ご来場の皆様、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

投稿者: kameno 日時: 20:03 | | コメント (0)

イチョウの黄葉がみごろに

境内のイチョウの葉が数日前から黄色く色づきはじめています。
今朝の冷え込みで、いっそう黄葉が進んだ感があります。

11月28日
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12月1日追記
昨晩の冷たい嵐の影響で、一気に黄葉が進みました。
まさに見ごろを迎えています。
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これまでの境内のイチョウの木の黄葉の進み方を記録した「黄葉チャート」はこのような感じです。


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福島で初雪など冬の便り続々 今季初の冬日300地点超え

けさ(28日)にかけて、冬の便りが続々と届きました。
福島地方気象台ではきょう28日、初雪が観測されました。
【初雪】福島:平年より9日遅く、昨年より6日早い
また、室蘭地方気象台と名古屋地方気象台では、きょう28日、初氷と初霜が観測されました。
【初氷】室蘭:平年より15日遅く、昨年より18日遅い / 名古屋:平年より8日早く、昨年より19日早い
【初霜】室蘭:平年より16日遅く、昨年より9日早い / 名古屋:平年より2日早く、昨年より12日早い

上空には寒気が流れ込んでいる影響で、昨夜(27日)からけさ(28日)にかけては全国的に冷え込み、最低気温が今シーズン最も低くなった所が多くなりました。午前7時までに最低気温が0℃未満の冬日になったのは、全国のアメダス地点の3割を超える345地点。今シーズン初めて、冬日が300地点を超えました。
全国のアメダス地点の中で最も気温が低くなったのは、北海道の幌加内町で、最低気温(午前7時まで)はー12.0℃でした。また東京都心の最低気温(午前7時まで)3.8℃と、今シーズン初めて5℃を下回りました。
きょう28日の日中は気温が上がるものの、晴れる所でも空気がヒンヤリしたままでしょう。暖かくしてお過ごしください。
(tenki.jp 2021/11/28配信)


投稿者: kameno 日時: 12:42 | | コメント (0)

境内の紅葉

朝夕の気温がかなり下がってきました。
天神山から富士山を望むと、冠雪の富士山の姿を望むことができます。

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イロハモミジやケヤキの紅葉も進みました。

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イチョウも黄葉が始まっています。

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左は天満宮のイチョウ、右が貞昌院のイチョウです。
天満宮の方が少し早く黄色く色づいていますね。

投稿者: kameno 日時: 23:02 | | コメント (0)

天高く馬肥える秋

昨日の秋雨から一転、今日は雲が多いものの青空が広がりました。
勤労感謝の休日ということもあり、ゆったりとした時が流れます。

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境内の大銀杏は、一部黄色く変化していますが、黄葉の見頃はまだ少し先のようです。
例年よりも遅れ気味です。

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大賀蓮は茎や葉がすっかりなくなり、土の中では来年に向けて蓮根が大きく育っている時期を迎えています。
池の鯉も気温が下がるにつれて餌を減らし、2日に1度、夏の時期の4分の1程度の量を与えています。

やはり来年に向けて、力を蓄えている時期なのでしょう。

投稿者: kameno 日時: 18:44 | | コメント (0)

サツマイモの収穫2021

貞昌院裏山の一角を畑にして、地元小学校の2年生が総合学習としてサツマイモ作りを行っています。
秋晴れの今日、待ちに待った収穫の日を迎えました。


ご指導ご協力いただいた地元農家の方から説明を受けます。

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芋堀の前に、茂った蔓を刈って集めます。
この蔓はリース作りにも使われます。

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いよいよサツマイモ掘りの開始です!

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今年は全国各地でサツマイモの不作が報じられていることから心配されましたが、昨年よりも多くの収穫を得ることができました。

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最後のご挨拶。
「有難うございました!」

貞昌院にも収獲の一部をいただきました。

投稿者: kameno 日時: 14:27 | | コメント (0)

今月もテレフォン相談

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、先月に引続き相談ブースにに赴いておりました。
おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっていますが、今回は連続の出仕です。

相談の内容は述べることはできませんが、今年は特に相談内容が大きく変化していることを実感します。


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相談ブースの窓の外には、遊園地のアトラクションを眺めることができますが、来園者は本当に増えた感じがします。
新型コロナウイルス感染症の新規感染者や重傷者数の推移がだいぶ落ち着いてきているので、秋の陽気に誘われて親子連れが目立ちます。

少しづつ日常が取り戻されていることを実感します。


この時期だからこそ、第6波への警戒をこれまでどおり行っていく必要があります。


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昼ごはんは、近くの讃岐うどん専門店で。
その後、隣接する金毘羅さんにお参りしてきました。

投稿者: kameno 日時: 18:41 | | コメント (0)

モノレールの洗車はどうしてる?

11月に入り、雨の日と強風の日が続き、ようやく穏やかな陽気となりました。

貞昌院モノレール「まいれ~る」は屋外を走行しますから、風にさらされ、汚れが蓄積します。
なので、数カ月に一度は洗車をしています。

洗車の方法は、自動車とほぼ変わりありません。

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初めに水を掛けて簡単に洗浄し、スポンジで汚れを洗い流します。
この時、自動車用の洗剤をごく薄く(通常の十分の一ほど)してバケツに入れ、柄付きのスポンジで拭き取るようにしています。

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その後、ウエスで水滴を軽く拭き取り、ガラス系のコーティング剤で拭き上げます。

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このコーティング剤は、施工性が良く、耐久性もあるのでお勧めです。

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ということで、モノレール車両の洗車についてのご紹介でした。

投稿者: kameno 日時: 21:06 | | コメント (0)

サツマイモの収穫

貞昌院境内の片隅で作っているサツマイモ畑の収穫をしました。

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今年は雨が多く日照時間が少なかった影響で、収穫量が例年に比べて少ないような気がします。

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来週は、境内の別の畑で育てている永野小学校総合学習のサツマイモ収穫が予定されています。

投稿者: kameno 日時: 17:43 | | コメント (0)

秋晴れ強風の日

秋晴れの青空が広がりました。
夜半から強い風が吹き荒れていて、山の木々が風で大きく揺れています。

天神山から富士山を眺めると、だいぶ積雪の部分が広がってきました。
強風で出来た雲が右上の方向に広がっています。

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強風のため、境内の庭に鳥の巣が飛ばされて落ちていました。
もう巣立った後のようで、中身は空でした。

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投稿者: kameno 日時: 10:34 | | コメント (0)

真っ赤な秋

境内の柘榴の実が真っ赤に熟しました。
陽の光を浴びて、まるでルビーのように輝いています。

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ピラカンサの実も、こんなに赤く熟しています。

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ウマオイの緑との対比が美しいですね。


投稿者: kameno 日時: 23:21 | | コメント (0)

モノレール定期点検

墓地参拝モノレール「まいれ~る」運用から1年2か月を越えました。
安全に運行するために、毎日始動前の簡単な点検の他、メーカーによる定期点検を実施しています。

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「まいれ~る」は、エレベータと同様の操作で、どなたでも簡単にスロープカーを運転可能です。(運転資格不要)

そのために安全機能が何重にも備わっています。

●インバータによる電力回生ブレーキ
●無励磁作動型の電磁ブレーキ
●過速時に作動させる非常停止装置
(レールキャッチ方式)を採用
●ドア挟み込み防止機能
●各種インターロック


これらが正常に働くか点検を実施しています。

投稿者: kameno 日時: 23:23 | | コメント (0)

港南の歴史かるたの故郷を訪ねよう

2年まえのブログ記事「ふるさと港南の歴史かるた」見学会で素材を集めて完成した「ふるさと港南の歴史かるた」。

かるたに登場する所縁のある場所を訪れる「港南の歴史かるたの故郷を訪ねよう」(港南歴史協議会主催)が貞昌院で行われました。

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まずは、鐘楼堂の「京浜急行大師線のレール」を見学。
メジャーで軌道の幅を測ってみます。
京浜急行のレールは新幹線が採用している軌間は1435mmと同じ「標準軌」となっています。


その後、本堂に入り、地域や貞昌院の歴史についてお話をさせていただきました。

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参加者が4人づつ4グループに分かれ、「ふるさと港南の歴史かるた」を使ってかるた大会を行いました。

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この「ふるさと港南の歴史かるた」は、港南区制50周年記念事業として制作が進められたものです。
区制50周年を機に「ふるさと港南」の歴史を改めて見つめ直し、地元への思いを深めてもらおうという思いが込められ、港南区内各地の史跡を題材にした読み札・絵札となっています。

投稿者: kameno 日時: 17:48 | | コメント (0)

東京での宿泊会議

緊急事態宣言が解かれたこともあり、徐々にではありますが日常を取り戻しつつあります。


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一カ所に集まって行う会議も、これまではリモート会議が主流でしたが、徐々に行うことができるようになってきました。
もちろん、感染症対策はこれまで同様継続していく必要があります。


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秋晴れの晴天に恵まれました。
会議の会場になったホテルでは、レストランが昼食弁当を販売しており、好評を得ているようです。

充実した会議の1日目を終え、宿泊の(上記とは別の)ホテルへ。

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窓から線路が見える良い部屋でした。

投稿者: kameno 日時: 13:00 | | コメント (0)

十三夜

今日は旧暦9月13日。
十三夜・後の月です。


今朝から天気が良い一日になりました。
久しぶりの秋晴れです。

日没後に、満月間近の月が昇ってきました。


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十三夜は秋の実りに感謝する日でもあります。
玄関前のススキの穂が名月に照らされていました。


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投稿者: kameno 日時: 21:38 | | コメント (0)

実りの秋ーサツマイモ畑

境内の一角で地域の小学生たちが育てているサツマイモ畑では、畑一面に葉が生い茂るほど育ちました。
来月収穫の予定です。

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天神山の中腹にある貞昌院境内墓地では、樹木の枝がかなり成長していて、高木の枝の伐採作業が始まりました。

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木々の成長は思ったよりも早く、適切に管理しないとなりません。
向こう半年かけて少しづつ木々を整理していく予定です。


秋も深まり、天神山山頂からはコスモスの花の向こうに地下鉄と富士山を望むことができます。

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投稿者: kameno 日時: 19:54 | | コメント (0)

秋の彩り

墓地参道脇の温州ミカンが色づいています。

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日に日にオレンジ色が濃くなっていき、甘さも増しています。



九州からヒオウギ貝とサザエが届きました。
こちらも鮮やかな美しい彩りが特徴です。

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投稿者: kameno 日時: 18:13 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日-徐々に日常へ

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

今年はコロナウイルス感染症の影響が長期にわたり、様々な影響が出ました。
テレフォン相談では、発令されてからしばらくの間は相談を中止、緊急事態宣言解除後は東京在住の相談員により、曜日・時間を絞っての相談を行ってきました。


9月末に緊急事態宣言が解除されたことにより、テレフォン相談を10月3日から、ほぼ通常通りに戻すことになり、その初日に相談員として出仕してきました。

相談の内容は述べることはできませんが、今日は特にいままでとは相談内容が大きく変化していることを実感します。

相談ブースの窓の外には、遊園地のアトラクションを眺めることができます。
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秋晴れのもと、アトラクションを多くの来園者が楽しんでいました。
緊急事態宣言解除により、少しづつ日常が取り戻されていることを実感します。

この時期だからこそ、第6波への警戒をこれまでどおり行っていく必要があります。

帰りに近くの金毘羅さんにお参りしてきました。
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投稿者: kameno 日時: 19:43 | | コメント (0)

秋色深まる

台風16号が通過して、高い青空が広がるようになりました。
境内の柿の木は紅葉がすすみ、陽に透かして見ると美しいコントラストを楽しめます。

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墓地参道のウンシュウミカンの実も黄色く色づきはじめています。
甘いミカンです。

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秋の気配が次第に濃厚になり爽やかな時節を迎えました。

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投稿者: kameno 日時: 12:40 | | コメント (0)

永谷天満宮丑年大祭

貞昌院隣接の永谷天満宮で丑年大祭が行われています。

午前11時より本殿にて祭事が行われました。

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12年に一度、丑年大祭での御神体特別開帳や特別御朱印などが行われます。


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今年は新型コロナウイルスの影響で、氏子役員を中心とした行事となりましたが、上記の御神体特別開帳や特別御朱印など一般の参拝者向けの行事もあります。

御神体特別開帳
9月25日 午後 2時から午後5時
9月26日 午前10時から午後3時


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一日も早いコロナ終息を願います。

投稿者: kameno 日時: 12:39 | | コメント (0)

秋分の日の栗おこわ

秋彼岸の中日、秋分の日を迎えました。
境内で採れた栗を炊き込んで栗おこわを作ります。


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彼岸に入ってから秋晴れの日が続いています。
境内の彼岸花はおおむね花の時期を終えています。

投稿者: kameno 日時: 12:26 | | コメント (0)

中秋の名月

旧暦8月15日、中秋の名月の日を迎えました。

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宵の口は雲が多かったのですが、雲の合間から名月を望むことができました。

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今年の中秋の名月は、ほぼ満月の真ん丸に近い月となります。

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玄関前のススキの穂もみごろを迎えています。

投稿者: kameno 日時: 21:47 | | コメント (0)

彼岸入りのダイヤモンド富士

今日から秋彼岸です。
今年の秋彼岸は9月20日から26日まで、23日が秋分の日となります。


彼岸入りのこの日、少し霞が掛かってはいますが、晴天に恵まれ港南区からはダイヤモンド富士を望むことができました。


EOS X7 ver.


Sony ILCE-6300 ver.

投稿者: kameno 日時: 20:09 | | コメント (0)

坐禅会 今週も栗粥

今年は境内の栗の木がたくさんの実を付けました。
坐禅会のお粥にも、この秋何回か栗を炊き込んで栗粥にして戴いています。


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坐禅会では、坐禅の締めくくりとして経典を読んでいますが、この日は「舎利礼文」をお読みいたしました。

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投稿者: kameno 日時: 16:28 | | コメント (0)

坐禅会と栗粥

降り続いていた雨も一段落し、久しぶりに青空が広がりました。
朝夕の境内は虫の音に包まれ、秋の気配を感じることができるようになりました。

境内墓地の栗の木には、たくさんの実が成っています。
今日の定例坐禅会では、この栗を炊き込みました。

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次第に秋の気配が濃厚になってきています。

投稿者: kameno 日時: 07:06 | | コメント (0)

原状回復DIY

築年数がある程度経過した建物の原状回復をDIYで行ってみました。
そのいくつかを記録として。


キッチンカウンターテーブル

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●電気サンダーで表面磨き 粗目→中目→細目
●ニス1度目(アサヒペン 水性高耐久2液ウレタンニス ライトオーク)→乾燥4時間
●表面磨き 極細目
●ニス2度目→乾燥4時間
●表面磨き 極細目
●ニス3度目→乾燥半日
●表面磨き 極細目
●ニス4度目(完成)


和室土壁

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●木部アク抜き(木部修復剤アクトリン)
●養生テープ張り
●土壁アク止め塗布(フジワラ化学 内装用 古壁用強化アク止め材 アクドメール)
●乾燥24時間
●アク止め塗布2回目
●乾燥24時間

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●珪藻土塗布(フジワラ化学 内装調湿性仕上塗材 かんたんあんしん珪藻土 ベージュ )
●乾燥24時間
●珪藻土塗布2回目
●乾燥24時間

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●養生テープ外し(完成)

投稿者: kameno 日時: 21:33 | | コメント (0)

残暑続く

8月一杯、全国的に残暑が続き、猛暑日になった地域も多かったようです。

この時期の大賀蓮は、花期を終え、地下の蓮根に栄養を蓄える期間となります。
そのため、水の吸い上げも多く、連日の猛暑と相俟って、一日2回水を足さないと水面の維持が出来ないほどになっています。
とにかく、蓮の生育のためには水を絶やさないことが大切です。


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芝生にも、朝と夕暮れに井戸水を散水しています。
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投稿者: kameno 日時: 09:05 | | コメント (0)

富士山と笠雲

貞昌院の裏山、天神山から望む富士山に笠雲がかかっていました。
昨日も笠雲が観測され、2日連続笠雲の出現です。

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湿った風が強く富士山に吹き込み、上空に強い風が吹いており、山頂に連続して雲が発生するために、同じ位置に笠のような形の雲となるからです。

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笠雲が見えると、大気が不安定であり、天気が下り坂になる傾向にあります。

投稿者: kameno 日時: 21:25 | | コメント (0)

久しぶりの晴天

ここのところしばらく雨天の日が続きましたが、ようやく一日中青空が広がる一日になりました。
湿度は高めですが、強い日差しに誘われて玄関前の睡蓮が花開いています。

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これから向こう一週間は、晴か曇りの日が続く天気予報になっています。


サツマイモ畑では、たっぷりの雨と陽射しを浴びて、こんなに成長しています。
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投稿者: kameno 日時: 20:25 | | コメント (0)

本堂にかかる虹

日本列島の南側から湿った空気が流れ込む影響もあり、大気が不安定な状態が続いています。
昨日から今日にかけて断続的な雨が降り続け、今日は一時晴間が広がるものの、またしばらくすると強めの雨が降ったりという目まぐるしい天気になりました。

夕方には、虹が本堂にかかっている様子が観測できました。
この時には、境内は天気雨が収まり、少し強めの雨は東へ抜けて虹の見える方向では雨がまだ降っているようです。


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日本各地で洪水や土砂災害の被害が報道されています。
被災された地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。

これからも、今晩から明日にかけて断続的な雨が予報されており、しばらくは降雨が続きそうです。

引き続き、最新の気象情報や避難に関する情報をこまめにチェックすることが必要です。

投稿者: kameno 日時: 18:19 | | コメント (0)

八月盆明けの日、終戦の日

八月盆も終盤、終戦の日を迎えました。

本堂西側の室中(しっちゅう)長押(なげし)の上部には、永谷から出兵し戦没された方々の遺影を掲げています。


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改めて御供養と平和を祈ります。

投稿者: kameno 日時: 07:57 | | コメント (0)

栗の収穫

境内の栗の木にたくさんの栗の実が成りました。

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台風の影響による強風で、熟した実が落下したので、栗の実を収穫。

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煮て皮をむき、

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さっそく栗御飯をいただきました。

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投稿者: kameno 日時: 20:52 | | コメント (0)

梅干し干しあがり

梅干しの天日干しを8月3・4・5日の3日間行いました。
晴天の日が続き、たっぷりの陽射しを浴びています。

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干しあがった梅を、梅酢に軽くくぐらせてからガラス瓶とホーロー容器に詰めていきます。

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完走した赤紫蘇は粉末にすれば ゆかり になります。

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今年分の梅酢と梅干しができあがり。
(下写真はその一部です)
梅干しは2か月ほど寝かせることによって、さらに味が熟成します。

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投稿者: kameno 日時: 21:44 | | コメント (0)

健康塾ーいす坐禅

地元の町内会館を会場に「健康塾」が行われました。
ここ数年、講座の1つとして「いす坐禅」を指導しております。

今年は昨年同様、新型コロナウイルス感染症の影響で、回数を減らしたプログラムになっていますが、「いす坐禅」は希望者が多いということで、今年も開催されました。

プログラムは、まず最初に

・会長挨拶
・ストレッチ

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そして、いす坐禅を行いました。
曹洞宗で作成している「いす坐禅のすすめ」に従って、椅子坐禅を行じました。

いす坐禅の作法は、こちらに掲載されておりますのでご参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen

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いす坐禅は、普段の生活の一部として、気軽に行うことができますので、それを習慣づけられることが長所です。

基本的な作法は通常の坐禅と同じ。
「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じていただきました。

投稿者: kameno 日時: 19:02 | | コメント (0)

令和3年大施餓鬼会(おせがき)報告

本年度の貞昌院 大施餓鬼会(おせがき)法要が行われました。
ここ数日、真夏日が続いていましたが、台風8号の影響で厚い雲に覆われ、風もあったことから例年に比べて過ごしやすい環境になりました。

新型コロナウイルスの流行が収束しないため、今年も感染症対策のガイドラインを設けて法要を行いました。
参列の皆様にはご協力いただき有難うございます。
無事法要は終了しました。

法要の記録を動画で残しておりますので、当日お参りできなかった皆様は、どうぞこの動画でお参りください。

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投稿者: kameno 日時: 03:07 | | コメント (0)

蝉の羽化

本格的な夏になりました。
天神山では早朝からさまざまな種類のセミが鳴いています。
最近は熱帯化の影響か、クマゼミの声が目立つようになりました。


この時期、夕方に地面を観察していると、蝉の幼虫が地面から這い出てくる様子が見られます。
幼虫はお気に入りの場所(木など)に登り、成虫への変化、羽化の時間を待ちます。


蝉の幼虫が羽化する様子を動画で撮影してみました。

実際に目で見ると、とても神秘的です。
身近の山や公園などで、このような様子を夕方~夜にかけて観ることができますので、蝉が居そうな場所を観察してみてはいかがでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 17:12 | | コメント (0)

七月盆明け-梅雨明け間近

七月盆が明けました。
梅雨明けも間近なようで、晴天の日が続いています。

湿度は高いので、夕方にはこのような鮮やかな夕焼けが広がりました。
南西の空には上弦の月が浮かんでいます。

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晴天のため日照時間が長く、気温が高いため、大賀蓮にとっては最適な生育環境になっているようです。


まだつぼみがいくつかありますので、暫く花が楽しめそうです。

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投稿者: kameno 日時: 18:55 | | コメント (0)

本格的な梅雨

梅雨真っ只中。
全国的に雨模様の天気となっています。

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昨日から、まとまった雨になりました。

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蓮の花にも降り注いでいて、2番花は形が崩れてしまいました。

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投稿者: kameno 日時: 20:25 | | コメント (0)

令和3年夏越の大祓

永谷天満宮では夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の萱で作られた大きな茅の輪が掲げらています。

一年の半分が経過した6月末に茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

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例年では神事のあと、氏子会・多くの参列者の皆さんで茅の輪の行事を行うのですが、今年も昨年同様、各々が茅の輪をくぐるということのようです。
数日間は茅の輪が設けられておりますので、ぜひこの機にお参りください。


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【お詣りの仕方】
・正面にて一礼、茅の輪をくぐり左へ回る
・正面に至り一礼、茅の輪をくぐり右へ回る
・正面に至り一礼、茅の輪をくぐり左へ回る
・正面に至り一礼、もう一度くぐり、そのまま本殿へ進み参拝


投稿者: kameno 日時: 15:30 | | コメント (0)

チョウゲンボウとオナガドリ

梅雨入りが発表されました。
今日は陽も射し、蒸し暑い天気となっています。

本堂の天水桶でチョウゲンボウが気持ちよさそうに水浴びをしていました。
(今日の写真はスマートフォンで撮影しています)
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水浴びが終わって、木陰で涼しんでいると、直ぐにオナガが攻撃してきました。
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実は、すぐそばにオナガの巣があるようで、縄張りを守るための必死の攻撃だったようです。
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ついに追い出されてしまいました。

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投稿者: kameno 日時: 21:09 | | コメント (0)

山の下草刈り

気温の高い日が続いています。
日照時間も長く、草木の成長著しい時期となりました。

一週間に一度程度のペースで、裏山の天神山(緑地保存地区に指定)の下草刈り・笹刈りを行っていますが、笹やヤブカラシ、葛などの成長は早いですね。


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投稿者: kameno 日時: 23:42 | | コメント (0)

柘榴と蛍袋

本堂前の柘榴(ザクロ)の花が満開になっています。
新緑の中に、鮮やかな橙色の花がたくさん咲きました。
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先日のブログでご紹介したとおり、紫陽花が見ごろを迎えますが、その他の花もいろいろと咲いています。
こちらは蛍袋(ホタルブクロ)。
一つ一つの花は地味ですが、境内の斜面一面に咲くと、とても見応えがある光景になります。

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投稿者: kameno 日時: 22:58 | | コメント (0)

横浜市仏教会第48回総会

横浜市内の伝統宗派寺院420か寺が所属する横浜市仏教会の第48回総会が行われました。
コロナ過のため昨年は紙面総会となりましたが、今年は感染症対策、ソーシャルディスタンスなどを施したうえでの開催となりました。

総会に先立ち、理事会が行われました。
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引続き総会

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・開会の言葉
・会長挨拶
・議長選出
・議案
 前年度事業報告・前年度決算報告
 監査報告
 以上承認の件
 新年度事業計画案審議
 新年度予算案審議
 以上承認の件
 その他 会則改正など
 役員改選の件


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役員改選の年にあたり、役員選考委員から役員人事案が提示され、新会長以下新役員が承認されました。
新役員へ委嘱状が渡されました。

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投稿者: kameno 日時: 22:21 | | コメント (0)

梅の収穫

境内の梅の木にたくさんの青梅が成りました。

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収穫して

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砂糖を加え、煮込み


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梅ジャムを作りました。


今年の梅雨入りも間近でしょうか。

投稿者: kameno 日時: 17:52 | | コメント (0)

サツマイモ苗の植付け

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。


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一昨日、畝づくりが行われたばかりの畑に苗の植え付けが行われました。
指導いただく農家のN橋さんから、植え方の説明を受けながら作業を進めていきます。

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1人2株づつ手分けして植えていきます。
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畝の頂上を平らにし、植えやすいように畝の形を整えます。
各クラス、等間隔に植え付けていきます。

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これからの育て方の説明を聞いて質疑応答の時間です。

昼過ぎからまとまった降雨になりました。
当分の間、水遣りは大丈夫。

これから定期的に水遣りと雑草取りを行って成長を見守ります。
秋にはたくさんのイモが採れることでしょう。楽しみです。

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投稿者: kameno 日時: 17:20 | | コメント (0)

サツマイモ畑畝づくり

境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。
今日は、2年生3クラス全員によって畝作りが行なわれました。

畑づくりには檀家さんのN橋さんにご協力をいただいています。
本格的な耕運機をお持ちくださいました。


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挨拶のあと、畝づくりの説明。

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今年の2年生は3クラスなので、3筋の畝を作りました。

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土を盛って畝を作っていきます。

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このように立派な畑ができました。

2日後の水曜日に苗の植え付けを予定しています。

投稿者: kameno 日時: 17:16 | | コメント (0)

『生きる力』編集作業

教区(近隣寺院の組寺)により毎年出版している施本『生きる力』の編集会議が行われました。
檀信徒向けの刊行物として、毎年約数1万部を発行しています。

今年で通算第44号となります。

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コロナ過にあって、机の上にアクリル板を立てて作業を行っています。

『生きる力』は教区内寺院から原稿を持ち寄り、集まった原稿を予め打ち込んでおき、編集委員で校正したものを会議に持ち寄ります。
その後は、校正原稿を突き合わせ、その場で校正し、プロジェクタ画面でレイアウトを確認し、その後印刷して詳細を点検して一気に編集作業を進めます。

この日の作業で版下が完成するので、後は各執筆者に確認いただき、版下を印刷会社に出して編集作業は終わりです。

『生きる力』43号は、貞昌院檀信徒の皆様には、7月26日の大施餓鬼会(おせがき)の案内封筒に同封してお届けする予定です。

どうぞお楽しみに。

投稿者: kameno 日時: 08:30 | | コメント (0)

サツマイモ畑雑草取り

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。

今年も、新2年生3クラスでサツマイモを育てるための畑づくりが始まりました。

まずは、今週末の畝づくりに向けての雑草取り。
この時期は日照時間も増え、雑草の伸びも早いため、こまめな雑草取りの作業がかかせません。

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今年もたくさんのサツマイモが収穫できると良いですね。
楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 22:22 | | コメント (0)

菖蒲湯

連休も最終日を迎えました。
今日は5月5日、端午の節句です。

菖蒲湯にするために、境内の片隅に植えている菖蒲を収穫しました。

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菖蒲は刻んで布袋に包み風呂に入れる地方もあるようですが、当地では、この状態でお風呂に入れます。

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厄を祓い、また、薬効もあるとされています。
その起源は中国にあり、日本では戦国時代には、菖蒲湯の記録が残されているようです。
そして、江戸時代に一般庶民に浸透した習慣です。

投稿者: kameno 日時: 22:12 | | コメント (0)

大賀蓮記録2021(2)

暖かい日が続き、大賀蓮の立葉と浮葉がだいぶ出てきました。
このような状況です。

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2月に蓮根の植替えを行ってから2か月。

大賀蓮植替え作業2021

これから見る見る成長していくことでしょう。

随時報告していきます。

投稿者: kameno 日時: 20:28 | | コメント (0)

鯉幟と富士山とブルーライン

未明から初夏の強風が吹き荒れ、午前中は白く雪を纏った富士山がよく見えました。
天神山から富士山の方向を望むと、幼稚園の建物が同じ方向に見え、鯉幟が元気に泳いでいます。

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裏庭の藤棚の藤の花もまさにみごろ。
夜、照明をつけて夜藤を撮影してみました。


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投稿者: kameno 日時: 11:40 | | コメント (0)

藤の花がみごろ

境内裏庭の藤の花がみごろになりました。
天気の良い日は熊鉢が蜜を集めにやってきます。

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客殿の広間から観ることができますので、法事や坐禅会などでお越しの際はぜひご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 12:03 | | コメント (0)

たけのこ収穫Vlog風

境内の孟宗竹林から、たけのこが旬を迎えています。
1日30センチほども成長するために、ピークの日は、毎日このような作業を繰り返しています。


掘りたては灰汁も少なく、下処理をそれほど行わなくても美味しくいただくことができます。
山椒の葉も新芽が出ていますので、たけのこご飯と合わせていただきます。

また、定例坐禅会では、たけのこのお粥や、別菜にして皆でいただきました。

投稿者: kameno 日時: 19:03 | | コメント (0)

雨後の筍

今年は暖かい気温の日が続いており、筍の時期も一週間ほど早くなっています。
まさに、今が一番の旬です。
特に雨が降った後は、一晩で十センチ以上成長しています。

境内の竹林で収した筍の他、頂き物も含め、多くの筍をその日のうちに水煮しておきます。
こうすることで、灰汁が抜けておいしい筍をいただくことができます。

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来週の坐禅会で、お粥のお供として筍を副菜としてお出しする予定です。

投稿者: kameno 日時: 21:03 | | コメント (0)

花まつり・令和3年度護持会総会

令和3年度の釈尊降誕会:花まつり・檀信徒護持会総会が開催されました。

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お釈迦様の誕生日は4月8日ですが、貞昌院では、4月8日に近い土日に花まつりを行っており、今年は4月4日(日)に開催いたしました。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されたとはいえ、第4波の警戒が必要時期ですので、下記のような感染症対策を行っています。

〇参列者全員マスク着用
〇玄関前で体温の検温
〇消毒用アルコールで手洗い
〇本堂の席の間隔を平時の2倍程度離す
〇本堂の窓を開放し換気を十分にする
〇懇親会は無し。参列者にはお弁当を配布する

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ということが大きな変更点です

午前11時より釈尊降誕会法要。
お釈迦様誕生の際に、立ち上がって、右手を天に左手を地を指して「天上天下唯我独尊」と示された、その姿を表現した誕生仏をお祀りします。
読経中、参列の皆様に甘茶の灌仏をいただく際には、使い捨ての薄手のビニール手袋を着用いただきました。

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引続き 護持会総会。
例年、護持会費の会計決算、予算案審議、墓地環境美化費、墓地整備、研修旅行等の議題が審議されました。


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懇親会は中止。
持ち帰り用のお弁当とお茶をご用意しました。


天気も良く、桜吹雪舞い散る中、総会は無事終了。

総会においては、出席者、欠席委任状含めて、全議案が承認されました。
総会報告は、今週中に発送する予定です。


投稿者: kameno 日時: 17:10 | | コメント (0)

湯立神楽

永谷天満宮で湯立神楽が行われました。
湯立神楽は、湯立神事ともいい、日本の伝統的な神楽の形式のひとつです。
大釜でお湯を煮立たせ、その湯を用いて神事を執り行い、吉凶占いや無病息災や五穀豊穣を願う神事です。
この神楽は、宮司や神職による奉納の舞いが特徴で、 神社の境内に5色の紙垂と四本の竹で作られた天蓋を飾りつけ、氏神様、火の神様、水の神様などをお招きします。
そして、大釜に熱湯をたぎらせて、その熱湯を降り注ぐことにより、無病息災と福を招くと伝えられる伝統行事です。

永谷天満宮では令和元年にこの神事が復活し、それから毎年3月25日に行われています。
令和3年3月25日、丑年大祭に当たる湯立神楽の行事を動画にまとめました。

 

 

・初能:当地永谷天満宮の宮司が扇に洗米をのせ、右手に鈴を持ち四方にお米をお供えし清める舞です。
・御祓:お神酒とお祓いの道具を持ち、お祓いをし、神様の降臨を待つ舞です。
・御幣招:神楽の対象となる氏神様・火の神様・水の神様をお招きする舞です。
・湯上:大釜の熱湯に笹の葉を浸し、熱湯を桶に汲み取り、神前に捧げます。
------------中入れ---------------
・掻湯:御幣で四方を鎮め、大釜の煮えたぎった湯を掻き回し、湯玉で吉凶を占います。
・大散供:天津神・国津神・八百万神に洗米をお供えし鎮めます。
・湯座/笹の舞: 笹の葉を熱湯に浸し、災難病魔を祓い除けることを祈願し参列者の頭上に散きます。
・射祓:四隅に矢を放ち悪霊を退散させます。
・剣舞/毛止幾:赤面の天狗(猿田彦)と黒面の山の神による舞です。
----------------------------------
神事が終わると、境内の参列者に平安と安らぎが満ち溢れ、参列者は紙垂を持ち帰り、家の神棚に祀り、災い除けにします。

この神楽は、藤沢市の重要無形民俗文化財にも指定されています。

投稿者: kameno 日時: 18:30 | | コメント (0)

春分の日・緊急事態宣言解除へ

春彼岸の中日、春分の日を迎えました。
昨日までの穏やかな晴天から天気は下り坂の予報です。
境内のソメイヨシノはポツポツと咲き始めており、一週間後くらいが見ごろになることでしょう。
少しづつではありますが華やかな雰囲気になってきました。

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首都圏の1都3県に発出されていた新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が3月21日に解除されることになっています。

政府対策本部から提示された具体的な世策として提示された行動は次のようなものです。
▽飲食を通じた感染防止
▽変異したウイルスの監視体制の強化
▽感染拡大の予兆をつかむための戦略的な検査の実施
▽安全で迅速なワクチン接種
▽次の感染拡大に備えた医療体制の強化

感染者数が下げ止まっていることや、気のゆるみによるリバウンドも懸念されるため、宣言解除後も感染症対策の行動が求められます。
一日も早い収束と日常が戻ることを願います。

投稿者: kameno 日時: 15:10 | | コメント (0)

今日から春彼岸

暖かく穏やかな天気が続くようになりました。
昨日は5月並みの陽気となり、桜も一気につぼみを膨らませています。
気が早いソメイヨシノはすでに咲いています(昨日のブログ参照)。


今日から春彼岸。
今年の彼岸は3月17日から23日、20日がお中日(春分の日)です。 
例年通り、彼岸の入りまでに墓地の清掃を行いましたので、気持ちのよいお墓参りができることと存じます。

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貞昌院の位置する港南区では、彼岸の期間にダイヤモンド富士を眺めます。
彼岸入りの今日は、夕方の西の空は薄曇りでしたが、美しいダイヤモンド富士を望むことができました。

投稿者: kameno 日時: 23:42 | | コメント (0)

春爛漫

昨日までの嵐のような風雨が一転、穏やかな晴天となりました。

境内もすっかり華やかになっています。
桜の開花宣言もまもなく出されるのではないでしょうか。

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天神山からは富士山がくっきりと望めました。

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投稿者: kameno 日時: 12:35 | | コメント (0)

市仏食事支援4会場目

横浜市内の伝統仏教各宗派寺院 420ヶ寺が所属する「横浜市仏教会」による地域の飲食店支援、食事支援として、お弁当の配布を行っています。
今回は4会場目。神奈川区青木橋、京浜急行 神奈川駅前の本覺寺です。

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旧東海道の神奈川宿に位置する曹洞宗の寺院で、横浜駅からも徒歩圏内にある国道沿いにあるため交通の便もよく人通りも多い場所です。
幕末、鎖国が明け、横浜港が開港した際、アメリカ領事館が本覺寺境内に置かれていました。

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時間前にもかかわらず人が集まりました。
今回も行列の間隔をあけていただき、また、検温やアルコール消毒など配布には十分留意しながら行っています。

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今回配布した法話のチラシ。

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今回のお弁当も、地元のお弁当屋さん・飲食店からバライティーあふれるお弁当のご協力をいただきました。

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「お弁当配布の概要」
感染症緊急事態宣言発出下、地域の皆様のほんの少しの支援になればと、地元のお料理屋さんと力を合わせてお弁当を無料配布いたしております。
多くの皆様に行き届くとことがお料理屋さんの支援にもなります。
次は3月15・17・19日に鶴見市場駅前の専念寺で行います。これが最終会場となります。
御周知のほどよろしくお願い申し上げます

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お弁当配布 日程および会場
令和3年(2021年)
2月15日(月)・ 2月17日 (水)・ 2月19日(金) 午後3時~5時まで 常照寺 (最寄り=京急・南太田駅)【終了】
2月22日 (月) ・2月24日(水) ・2月26日(金) 午後3時~5時まで 弘明寺 (最寄り=京急・弘明寺駅)【終了】
3月1日 (月)・ 3月3日 (水) ・3月5日(金) 午後3時~5時まで 香象院 (最寄り=JR・保土ヶ谷駅)【終了】
3月8日 (月)・ 3月10日 (水) ・3月12日(金) 午後3時~5時まで 本覚寺 (最寄り=京急・神奈川駅)【終了】
3月15日 (月)・ 3月17日 (水)・ 3月19日(金) 午後3時~5時まで   専念寺 (最寄り=京急・鶴見市場駅)

投稿者: kameno 日時: 22:22 | | コメント (0)

坐禅会-蕗味噌

3月11日の坐禅会は、境内で採れたての蕗の薹を蕗味噌にしてお粥に付けました。
春の味覚です。

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まもなくソメイヨシノも咲きそうです。
早ければ来週にも開花宣言が出るかもしれないですね。

投稿者: kameno 日時: 21:13 | | コメント (0)

天神山の湧水と沢蟹

貞昌院の池には、天神山からの湧水を引いています。
この湧水は横井戸から自然流下させており、蹲・水琴窟を経て鯉の池へと導いています。
どの季節も常にこれだけの水量があります。

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桝の中を覗くと沢蟹が。

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水もだいぶ温んできましたので、活発に活動するようになったようです。

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桝の中ですと、脱出できたとしても鯉の池に流れてしまうので、山へ戻してあげました。

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投稿者: kameno 日時: 01:12 | | コメント (0)

ひな祭りとスバル360の日

ひな祭りにちなみ、ちらし寿司。
裏山で収穫したばかりの蕗の薹の天ぷらもいただきました。

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客間では、春彼岸のあたりまで雛人形をお飾りしています。

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ところで、3月3日といえば、ひな祭りのほかに、スバル360の日でもあります。

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昭和33(1958)年3月3日に、富士重工業がスバル360の発売を発表しました。
発売当時の価格は42万5千円で、実に大卒初任給の約30倍の値段でしたが、それでも画期的な価格であり、通産省が提唱する「国民車構想」としてマイカー時代の礎となったのでした。

投稿者: kameno 日時: 21:56 | | コメント (0)

市仏食事支援3会場目

横浜市内の伝統仏教各宗派寺院 420ヶ寺が所属する「横浜市仏教会」による地域の飲食店支援、食事支援として、お弁当の配布を行っています。
今回は3会場目。JR・保土ケ谷駅と相鉄・天王町駅の間にある香象院です。

旧東海道の保土谷宿に位置する歴史ある寺院で、通りに面しているため人通りも多い場所です。
今回のお弁当も、地元のお弁当屋さんからご協力をいただきました。

時間前にもかかわらず人が集まりました。
行列の間隔をあけていただき、また、検温やアルコール消毒など配布には十分留意しながら行っています。

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皆様には本尊様にお参りいただいています。

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客殿のステンドガラスや本堂の絵天井が特徴です。
美しいですね。

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参道入口には、大きな釜があります。
戦争の供出を免れた貴重なもので、以前は本堂の天水桶として使われていたそうです。

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「お弁当配布の概要」
感染症緊急事態宣言発出下、地域の皆様のほんの少しの支援になればと、地元のお料理屋さんと力を合わせてお弁当を無料配布いたしております。
多くの皆様に行き届くとことがお料理屋さんの支援にもなります。御周知のほどよろしくお願い申し上げます

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お弁当配布 日程および会場
令和3年(2021年)
2月15日(月)・ 2月17日 (水)・ 2月19日(金) 午後3時~5時まで 常照寺 (最寄り=京急・南太田駅)【終了】
2月22日 (月) ・2月24日(水) ・2月26日(金) 午後3時~5時まで 弘明寺 (最寄り=京急・弘明寺駅)【終了】
3月1日 (月)・ 3月3日 (水) ・3月5日(金) 午後3時~5時まで 香象院 (最寄り=JR・保土ヶ谷駅)
3月8日 (月)・ 3月10日 (水) ・3月12日(金) 午後3時~5時まで 本覚寺 (最寄り=京急・神奈川駅)
3月15日 (月)・ 3月17日 (水)・ 3月19日(金) 午後3時~5時まで   専念寺 (最寄り=京急・鶴見市場駅)

投稿者: kameno 日時: 21:40 | | コメント (0)

市仏食事支援2会場目

横浜市内の伝統仏教各宗派寺院 420ヶ寺が所属する「横浜市仏教会」による地域の飲食店支援、食事支援として、お弁当の配布を行っています。
前回の常照寺会場に続いて2会場目は弘明寺です。

京急・弘明寺駅から鎌倉街道の市営地下鉄・弘明寺駅まで、アーケードが設置された商店街が続きます。
今回のお弁当は、この商店街中ほどにあるお弁当屋さんからご協力をいただきました。

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駅の便もよく、人通りの多い商店街であることもあり、時間前にもかかわらず人が集まりました。

行列の間隔をあけていただき、また、検温やアルコール消毒など配布には十分留意しながら行っています。

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「お弁当配布の概要」
感染症緊急事態宣言発出下、地域の皆様のほんの少しの支援になればと、地元のお料理屋さんと力を合わせてお弁当を無料配布いたしております。
多くの皆様に行き届くとことがお料理屋さんの支援にもなります。御周知のほどよろしくお願い申し上げます
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お弁当配布 日程および会場
令和3年(2021年)
2月15日(月)・ 2月17日 (水)・ 2月19日(金) 午後3時~5時まで 常照寺 (最寄り=京急・南太田駅)【終了】
2月22日 (月) ・2月24日(水) ・2月26日(金) 午後3時~5時まで 弘明寺 (最寄り=京急・弘明寺駅)
3月1日 (月)・ 3月3日 (水) ・3月5日(金) 午後3時~5時まで 香象院 (最寄り=JR・保土ヶ谷駅)
3月8日 (月)・ 3月10日 (水) ・3月12日(金) 午後3時~5時まで 本覚寺 (最寄り=京急・神奈川駅)
3月15日 (月)・ 3月17日 (水)・ 3月19日(金) 午後3時~5時まで   専念寺 (最寄り=京急・鶴見市場駅)

投稿者: kameno 日時: 18:27 | | コメント (0)

貞昌院境内から望む霊峰富士とブルーラインの夕景

猛烈に発達した低気圧の影響で、日本各地が暴風に吹きさらされました。
その影響のため、夕方には貞昌院境内の天神山から夕焼けに浮かび上がる雄大な富士の姿が見られました。

丹沢から富士にかけての稜線がくっきりと見えます。

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空は茜色から次第に濃紺へ移っていきます。

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次の日はには気温が急上昇するということです。

投稿者: kameno 日時: 19:08 | | コメント (0)

横浜市仏教会-食事支援

南太田・常照寺で弁当無料配布 横浜市仏教会が初の試み
コロナの影響受ける住民・飲食店を支援

南太田駅のそばにある常照寺で2月15日と17日に弁当の無料配布が行われた。
市内420の寺院が所属する横浜市仏教会(佐藤功岳会長)が初めて実施したもの。同会は2度目の緊急事態宣言を受けて、市民のためにできることはないかと考え、弁当の無料配布を決めた。3月中旬まで、常照寺を含む5つの寺で各3回の計15回実施。市民と同時に飲食店も支援できるよう、配布する弁当は寺周辺の複数の飲食店から購入することにしている。
初回の15日は町内会の掲示板に貼られたチラシで配布を知った子どもや周辺の住民が午後3時の開始直後から集まり、用意した約100個の弁当が1時間でなくなった。同寺は月1回、子どもに無料で食事を提供する「横浜てらこや食堂」を開いている。コロナ禍で現在は休止中だが、食堂に通っている子どもが弁当を受け取る姿も見られた。
弁当を受け取った女性は「こういう時にいただけるのは本当にありがたい」と喜んだ。旧暦の2月15日は釈迦の命日とされることから、仏教会関係者は訪れた人に「手を合わせていただければ」と呼び掛けていた。
常照寺僧侶の伊東政浩さんは「予想以上に多くの方に来ていただいて嬉しい」とし、仏教会の佐藤会長は「地域住民に支えられ、長い歴史を持つ我々が使命や責任を果たそうと、具体的に何ができるかを考えた。今後も皆さんの役に立てるようなことをしたい」と語った。
弘明寺観音でも22日から3回
常照寺では19日にも午後3時から配布を行う。
弘明寺観音でも22日、24日、26日の各午後3時から配布する予定。
(タウンニュース南区版2021/2/18配信)


横浜市内の伝統仏教各宗派寺院 420ヶ寺が所属する「横浜市仏教会」による地域の飲食店支援、食事支援として、お弁当の配布を行っています。
横浜市仏教会では、本年度の事業・行事が新形コロナウイルス感染症の影響で悉く中止となりました。
そのため、事業費を地域支援に回すことができないか、ということで、昨今の感染症対策緊急事態宣言下の横浜地域のみなさまに、軽微な一助でも還元できるよう、話し合いを重ね、お食事(お弁当)の無料配布をさせて頂くこと に至りました。
日頃、地域住民に支えられ長い歴史を持つ我々が御恩に報いるために、下記のお弁当配布を、寺院周辺のお料理屋さんと協力し皆様へ提供させていただくものです。
配布するすべての数が、お料理屋さんの売り上げにつながります。
感染症対策に誰もが耳に頼り、聞き入れた恐怖に怯える日が続きますが、配布対象については求めるすべての方へとしています。
また、周辺町内会にも呼びかけ単身高齢者への配布も行っています。

配布初日となった南区・常照寺会場では、昼まで続いた雨も上がり、予定した配布数をすべてお渡しすることができました。

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「お弁当配布の概要」
感染症緊急事態宣言発出下、地域の皆様のほんの少しの支援になればと、地元のお料理屋さんと力を合わせてお弁当を無料配布いたしております。
多くの皆様に行き届くとことがお料理屋さんの支援にもなります。御周知のほどよろしくお願い申し上げます
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お弁当配布 日程および会場
令和3年(2021年)
2月15日(月)・ 2月17日 (水)・ 2月19日(金) 午後3時~5時まで 常照寺 (最寄り=京急・南太田駅)
2月22日 (月) ・2月24日(水) ・2月26日(金) 午後3時~5時まで 弘明寺 (最寄り=京急・弘明寺駅)
3月1日 (月)・ 3月3日 (水) ・3月5日(金) 午後3時~5時まで 香象院 (最寄り=JR・保土ヶ谷駅)
3月8日 (月)・ 3月10日 (水) ・3月12日(金) 午後3時~5時まで 本覚寺 (最寄り=京急・神奈川駅)
3月15日 (月)・ 3月17日 (水)・ 3月19日(金) 午後3時~5時まで   専念寺 (最寄り=京急・鶴見市場駅)
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投稿者: kameno 日時: 00:15 | | コメント (0)

横浜市仏教会 第46回涅槃会法要

2月15日はお釈迦様が入滅された涅槃の日です。
毎年、この日にちなみ、横浜市の伝統仏教寺院で構成する横浜市仏教会主催の涅槃会が行われます。
令和3年の涅槃会法要は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発出下ということもあり、法要は最小限の僧侶で行い、法要の様子を収録、ネットで参拝いただけるようにしています。

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第46回 横浜市仏教会主催 涅槃会(担当:港北区仏教会)
日時:令和3年2月12日(金) 於 浄土宗 泉谷寺
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■式次第・差定
先 喚鐘
次 導師式衆入堂
次 開式の言葉  
次 無言三礼
次 奉請文
次 懴悔偈 十念
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転座 (涅槃図前)
次 涅槃会 表白
次 開経偈
次 読経 舎利礼文
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次 敬礼偈
次 御回願
次 宝号三唱
転座
次 摂益文
次 念仏一会
次 総回向偈 十念
次 総願偈
次 三唱礼
次 送仏偈 十念
次 無言一礼
次 導師・港北区仏教会会長挨拶
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次 導師式衆退堂
次 閉式の言葉


法要の準備から法式まで、担当の港北区仏教会のみなさま、お疲れさまでした。

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一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願います。

投稿者: kameno 日時: 13:29 | | コメント (0)

雛人形飾りました

春分の日も過ぎ、暦の上では春を迎えました。
梅の花もほころび始めています。
(写真は鐘楼堂前の梅)

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客殿広間に雛人形を飾りました。
法事等でお越しの際は、ぜひご覧ください。

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投稿者: kameno 日時: 17:21 | | コメント (0)

節分豆まき-124年ぶり2月2日の節分

節分を迎えました。
今年の節分は2月2日。
節分が2月2日になるのは124年ぶりのこととなります。12

また、今年の節分は例年とは異なる光景になりました。

貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の豆撒き行事が行われましたが、今年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発出中であるため、豆まきの桟橋は設けず、神楽殿舞台から神主さん、氏子役員代表による豆まきが行われ、それを離れた場所から見守る形になりました。

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その後、福豆受け渡し場所で、福豆を配布して行事は終了。
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例年とは異なる光景でしたが、豆まきは疫病退散の意味も込められていますので、一日も早い収束を皆で願いました。


貞昌院では、恵方巻の太巻き寿司を作り、皆でいただきました。

 

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒きを行ないました。
皆さまに福が届きますように。


暦を決定する機関は、国立天文台です。
天文観測から得られた翌年の暦の情報を官報で公布しています。
今年が124年ぶりに2月2日が節分になった理由が国立天文台の公式サイトに掲載されていますので、引用いたします。

setubun
節分の日が動き出す
豆まきなどの行事でおなじみの節分,節分はいつかと聞かれたら2月3日と答える人も多いだろう.しかし,この日付は固定ではなく,令和3年(2021)には2月2日となる.3日でなくなるのは昭和59年(1984)2月4日以来37年ぶり,2日になるのは明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりのことである.どうしてこのようになるのか,簡単にまとめておこう.節分は季節を分けるという意味の雑節で,本来は各季節の始まりである立春・立夏・立秋・立冬の前日それぞれを指すはずだが,そのうち立春の前日だけが残ったものとされている.つまり,立春が定まれば節分もその前日として定まるわけだ.では立春はというと,春分や秋分と同じく二十四節気の1つであるから,2012年のトピックスで説明した秋分と同じ理屈で同じように変動する.すなわち,1年ごとでは1太陽年 365.2422日と1年 365日の差~約6時間ずつ遅くなる一方,うるう年には4年前より少し早くなる,というパターンだ (図1).こうして,しばらく2月4日の中に納まっていた立春の日が令和3年には2月3日へ移り,その前日たる節分も連動して2月2日へ移ったという次第である.



■関連ブログ記事 お彼岸のトリビア(1)
投稿者: kameno 日時: 12:00 | | コメント (0)

放射冷却の朝

1月29日、日没後東の空に満月が昇ってきました。
澄み切った夜空に凛として輝いています。

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翌朝。

放射冷却の影響か、長い長い霜柱ができていました。
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シモバシラの草にも、みごとな霜柱ができています。

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貞昌院裏山の天神山から眺める富士山。
丹沢の峰々にも雪が積もっています。

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投稿者: kameno 日時: 20:53 | | コメント (0)

みぞれ交じりの雨

昼過ぎから急に気温が下がり、降り始めた雨にみぞれが混じっています。
ただ、天気は回復する予報なので積もるかどうかは微妙なところです。

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投稿者: kameno 日時: 15:29 | | コメント (0)

晩冬から暦の上の春へ

数日間雨模様の天気が続きましたが、今日は早朝からすっきりとした冬晴れの天気となりました。
貞昌院境内の天神山山頂から西方向には麓まで冠雪した富士山と、山頂が白くなっている大山~丹沢の峰々が望めます。

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2月3日の立春(暦の上での春)にむけて、暦の上では晩冬ですが、今日は暖かく穏やかな一日になりそうです。
そろそろ大賀蓮の植え替えの準備を始めようと考えています。

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投稿者: kameno 日時: 10:40 | | コメント (0)

令和三年新春初釜

貞昌院茶室・如是庵で新春の初釜が行われました。

今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。
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初釜懐石(本年はお弁当)

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懐石料理 → お濃茶 → お薄茶 と進み、新年をお祝いいたします。

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■関連ブログ記事
令和二年 新春初釜 (¥2020年)
新春初釜 (2019年)
新春初釜(2018年)
鏡開きー新年初釜(2017年)
2016年新春初釜(2016年)
新春 初釜 (2015年)
茶室・如是庵で初釜(2012年)
如是庵初釜(2010年)
新春初釜(2009年)

投稿者: kameno 日時: 15:05 | | コメント (0)

教区寺院の本葬儀

教区(組寺)の方丈様が御遷化されました。
教区寺院で集まり法要の準備を行い、1月18日大夜・19日本葬儀が厳修されました。
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新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、参列は最小限にとどめ、一般寺院・檀信徒の参列は分散でのお参りという形になっています。
また、インターネットを通じた生配信も行いました。

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生前大変お世話になった方丈さまでしたので、訃報を受けたときは本当に驚きました。
心より弔意を表します。

投稿者: kameno 日時: 15:24 | | コメント (0)

令和3年小正月のどんど焼き

永谷天満宮で小正月の行事、どんど焼きが行われました。
永谷天満宮では毎年1月14日に催行される恒例行事です。

各家で歳神様をお迎えした正月飾り、門松、初詣のおみくじなどをお焚き上げします。

どんど焼きは左義長(さぎちょう)とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
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午前10時、神事が始まりました。

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神事の後、神主さんによって火がつけられ、いよいよどんど焼きが始まります。

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今年は感染症対策のため、参列者を制限し、神事には役員のみの参加となりました。
また、繭玉団子を焼くことも行わず、時間を短縮して行われています。
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参列の皆様にみかんが配られました。
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無病息災を願うどんど焼きの行事が行われ、小正月が過ぎると、一連の正月行事が一段落いたします。
今年が平穏な年でありますことを願います。


■昨年の様子はこちら
どんど焼き 令和2年小正月 »

投稿者: kameno 日時: 17:11 | | コメント (0)

小正月の小豆粥

新年を迎えて2週間が経ちました。
毎週木曜早朝の定例坐禅会の時刻には空がだいぶ明るくなっています。
日が長くなっていることを実感します。

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小正月を迎えての坐禅会ですので、坐禅会後の行粥に小豆を炊き込んだ小豆粥をいただきました。

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古来から小正月には邪気を払い1年の無病息災を願って小豆粥をいただく風習があります。

投稿者: kameno 日時: 08:22 | | コメント (0)

坐禅会の七草粥

令和3年に入ってから早いもので一週間が過ぎました。
お正月行事も一段落し、今日は一休みの七草の日です。

今日はちょうど定例坐禅会開催の日にあたりますので、お粥に七草を炊き込みました。
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春の七草は、

「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ) 
蘿蔔(すずしろ=大根)

です。

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となっていて、特に仏の座がなかなか見つからなかったのですが、最近は、七草セットが売られていますのでとても便利ですね。
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かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。
また、小松菜はこの時期旬を迎え、カルシウムはほうれん草の約5倍、ビタミン類やカロチンも豊富に含んでいます。

明日で松の内も終わりです。

投稿者: kameno 日時: 15:32 | | コメント (0)

永谷天神囃子獅子舞

新春恒例の永谷天神囃子による獅子舞がやってきました。
今年は、新型コロナウイルスの影響で、地域の各家を巡回することは中止となりました。
そこで、ウイルスの収束を願い、今年は本堂で獅子舞を奉納いただきました。

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新年を象徴する行事です。
来年は通年通り各家を巡回できることを心より願います。

投稿者: kameno 日時: 14:56 | | コメント (0)

令和3年元日の行事

令和3年新年を迎えました。
貞昌院では、例年元日に大般若法要と賀詞交換会を行っておりますが、今年は新型コロナウイルス感染症感染防止のため、密を避けるために法要の回数を増やし参列者の分散を図りました。
また賀詞交換会は中止しお弁当を配布しました。

大般若法要1回目。
検温、アルコール消毒、マスク着用、本堂の窓の開放などの対策を取ります。
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大般若法要2回目。
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法要後は賀詞交換会無しで、お弁当をお配りし、解散となりました。
参列いただいた人数は、法要合計で昨年とほぼ同じ人数お参りいただきました。
参列者の密度は回数を増やした分、抑えられています。

永谷天満宮の初詣でも分散参拝が徹底しているため、貞昌院の除夜の鐘が終了した深夜0時にはほとんど待機列はありませんでした。
(例年は鳥居を超えてさらに列が伸びます)

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元日昼前も、↓このくらいの待機列です。
1mごとにラインが引かれているので、列が長いように見えますが、実際の待機者は例年の1/5以下になっています。
地元の方が地元の鎮守に参拝するということは、原点に立ち返ってよいことだと思います。

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今年は異例中の異例の新春となりました。
このような異例の光景が当たり前にならないことを願います。

投稿者: kameno 日時: 14:24 | | コメント (0)

今年最後の満月

今朝まで降り続いていた雨が上がり、青空が広がりました。
日没後、東の地平線からオレンジ色に染まった満月が昇ってきました。

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今年も残すところ1日あまり。
まもなく大晦日を迎えます。
思い返せば、令和2年は異例づくめの年になりました。
新しい年には、日常が戻りますよう心から願います。

さて、来年の暦要綱が国立天文台から発表されていますので、確認してみます。
(暦要項では、発表翌年の暦(国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食など)が掲載されます)
→関連ブログ記事 お彼岸のトリビア(1)

それによると、2021年(令和3年)は37年ぶりに立春の日が変わります。
1985年から2020年までは立春は2月4日でしたが、2021年は2月3日です。

つまり、節分は2月2日となります。

また、来年は月食の当たり年で、5月26日に皆既月食、11月19日は皆既月食に近い部分月食と、2回月食が見られます。
楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 22:47 | | コメント (0)

Selected Photos 2020

今年も残りわずか。
Photo log らしく、2020年(令和2年)に撮影した写真の中からいくつか写真をセレクトして一年を振り返ってみます。
今年はコロナウイルス感染症のために非常事態宣言が出され、外出制限や行事の中止変更など異例の年になりました。
慌ただしく過ぎていった1年、それでも多くの出会いと学びがありました。


元日の賀詞交歓会。
このような懇親を深める行事も行うことがしばらくは難しくなりました。
一日も早く収束することを願います。
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謹賀新年-賀詞交歓会


今年も箱根駅伝を2区、9区の沿道で応援してきました。
結果、令和2年の箱根駅伝は、青山学院大学が、10時間45分23秒の大会新記録で2年ぶり5度目の総合優勝!
おめでとうございます。
早稲田大学、駒澤大学もシード権獲得。

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箱根駅伝観戦記2020年往路2区
箱根駅伝観戦記2020年復路9区


貞昌院茶室・如是庵での初釜。
年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

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令和二年 新春初釜


大本山總持寺への新年の御拝登。
改修工事が終わった紫雲臺において禅師様に新年のご挨拶。

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令和二年本山御拝登


新春さわやか寄席
新年初笑いを本堂で。
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令和2年新春さわやか寄席


どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。

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どんど焼き 令和2年小正月


三浦半島の大根干し
三浦半島を半周してきました。
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大根干し-三浦半島半周


中華街春節行事
正月の獅子舞です。

横浜中華街春節行事


節分の行事。福は~うち!!
邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

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令和2年節分三景


お釈迦さまが入滅(お亡くなりになられた)された日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、横浜市仏教会による涅槃会が開催されました。
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市仏連主催 第45回涅槃会


2月8日から16日まで、貞昌院本堂で演劇「砂の家」の公演が行われました。
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「砂の家」 review
演劇「砂の家」最終日・撤収作業
演劇「砂の家」公演3日目終了
災害対策意見交換会
演劇「砂の家」舞台設営


町内会で集めた義援金を、町内会役員有志一同で宮城県へお届けしました。
また、津波の被害にあわれた地域での実地研修、交流を行いました。
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災害対策研修旅行宮城方面(1)
災害対策研修旅行宮城方面(2)
災害対策研修旅行宮城方面(3)
災害対策研修旅行宮城方面(4)
災害対策研修旅行宮城方面(5)


山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」が開業しました。
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業日の高輪ゲートウェイ駅


春彼岸の時期に見るダイヤモンド富士。

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春彼岸の入りのダイヤモンド富士


境内の満開の桜に雪が降り積もります。
花見と雪見が同時にできる贅沢な光景になりました。

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満開の桜と雪のコラボレーション


境内のソメイヨシノをライトアップしました。
満開の桜が美しく輝きます。

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夜桜のライトアップ


花まつり・檀信徒総会が開催されました。
花まつり・お釈迦様の誕生日は4月8日ですが、貞昌院では、4月8日に近い土日に開催しております。
境内の桜は満開、緑はより色濃くなっています。

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花まつり・護持会総会2020


一転俄かに掻き曇り、雷光が夜空を照らします。

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初夏の雷雨

ベランダにシジュウカラの巣ができました。
産卵から巣立ちまで。

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シジュウカラの営巣
シジュウカラの抱卵
シジュウカラの雛が誕生
大賀蓮開花間近・シジュウカラの子育て
シジュウカラの巣作りから巣立ちまで


コロナウイルス感染症に立ち向かう医療関係者への感謝のブルーインパルスの飛行です。

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ブルーインパルス 医療関係者に敬意を表し都心を飛行


部分日食が観測できました。
曇り空となりましたが、雲越しに日食の様子が見えました。

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6月21日 夏至の部分日食


貞昌院墓地と駐車場を結ぶモノレール建設工事が始まりました。
モノレールの車両とレールは九州の工場で造っているので、検収を兼ねて工場を訪問しました。
その途中で九州国立博物館と大宰府天満宮へ立ち寄りました。
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大宰府天満宮・九州国立博物館
墓参専用モノレール設置工事(2)


コロナウイルス対策のため、小学校児童の給食で給食当番のやり方が感染症対策を怠りなくするために変更されました。
そのため、新入生の給食への補助を民生児童委員交代で行いました。

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民生児童委員による小学校での給食補助活動


境内で育てている大賀ハス。
今年もたくさんの花を咲かせました。

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大賀蓮1番花開花
大賀蓮 開花2日目
大賀蓮 開花3日目
大賀蓮2番グループ開花3日目
大賀蓮が次々開花
大賀蓮 開花4日目
大賀蓮1日の記録を100倍速で


大施餓鬼法要(おせがき)
感染症対策として、二重三重の対策を講じました。
また、参列者全員に携帯用のアルコール消毒スプレーを配布しました。

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令和2年 大施餓鬼会法要
7月26日 大施餓鬼会(おせがき)前日準備


町内会館でイス坐禅、ストレッチを行いました。

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健康塾いす坐禅


墓地参拝用のモノレール設置工事。
今年はコロナウイルス、梅雨の長雨、夏の猛暑と、工事には大変な年でした。
数か月遅れたものの、9月に開通しました。

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墓参専用モノレール設置工事(1)
墓参専用モノレール設置工事(2)
墓参専用モノレール設置工事(3)
墓参専用モノレール設置工事(4)
墓参専用モノレール設置工事(5)
墓参専用モノレール設置工事(6)
墓参専用モノレール設置工事(7)
墓参専用モノレール設置工事(8)
貞昌院モノレール9月6日開通


裏山のカラスウリが、今年は大繁殖しました。

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カラスウリが大繁殖


桜木町駅前からナビオス前を結ぶロープウエーの工事が進んでいます。

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カラスウリが大繁殖


庭のザクロと柚子、ミカン。
今年は生り物がたくさん収穫できました。

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ザクロをお分けします
実りの秋
柚子をお分けしています


いまにも池に飛び込まんとするカマキリ。
その理由は・・・

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池に飛び込むカマキリ


気分転換のための一泊旅行をしました。

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箱根-東伊豆小旅行


境内の一角を小学生のサツマイモ畑としてお貸ししています。
今年もたくさん収穫できました。

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サツマイモの収穫2020


山下埠頭に凛として立つガンダム。

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山下公園の秋薔薇とガンダム


大本山總持寺の大祖堂から法要を生中継しました。

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閑月即眞禪師 板橋興宗猊下 荼毘式禮
板橋興宗禅師 荼毘式禮準備
【生中継】板橋興宗禅師 荼毘式禮


港南区役所のゆるキャラが貞昌院にやってきました。

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83(ハチサン)太郎がやってきた


秋も深まってきました。
茶室での行事です。

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口切の茶事


みなとみらい地区から山下公園、横浜スタジアム一帯が連携した光の祭典が行われました。

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ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSSNIGHT ILLUMINATION-
BALLPARK FANTASIA Vega Luminique - 横浜スタジアム


毎週木曜日早朝に行っている定例坐禅会は、今年も休みなく開催しました。

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臘八摂心坐禅会


1か月に1度ほど電話相談の担当をしています。
今年は特に相談内容の変化を感じる年でした。

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コロナ禍の電話相談


木星と土星がこれほど近くに観測できるのは、一生に一度のことです。
しっかり目に焼き付けました。

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木星と土星が397年ぶり超大接近


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投稿者: kameno 日時: 13:39 | | コメント (0)

イチョウの葉が散り終わりに

令和2年も残すところ1週間ほどになりました。
今日は木曜日。
毎週行っている早朝定例坐禅会の日です。
冬至が直近にあったため、坐禅開始の時刻はまだ夜空が広がり星がまたたいています。

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今年はコロナ禍において十分に感染症対策を講じながら継続してきました。
開催は年50回ほど。
例年より少なめの参加とはいえ、平均して15人から20人ほどの参加がありました。
大晦日12月31日が今年の最終坐禅会の日になります。

定例坐禅会はどなたでも参加できます。
日程詳細は坐禅会予定でご確認ください。

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境内のイチョウの葉は九分ほど落ちました。
すっかり冬の姿になって凛として立っています。

投稿者: kameno 日時: 10:51 | | コメント (0)

初シモバシラ

ここのところ、数日来寒い日が続いています。

冬型の気圧配置によって、日本海側には大雪となっている地方も多いようです。

先日のブログ記事で、境内で霜柱ができていることを紹介しましたが、今日は裏庭の「シモバシラ」という植物の茎にできた霜の柱をご紹介します。
今年初めての「シモバシラ」の霜柱です。

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「シモバシラ」の冬枯れした茎の裂け目から氷の柱が繊細な繊維のように伸びています。

これは、茎の中にある水分が氷点下の外気に触れて少しづつ押し出されていくことにより形作られているのです。
つまり、水が根から茎に吸い上げられる必要があるため、あまり気温が下がりすぎてはシモバシラはできません。

地面にできる、いわゆる「霜柱」も、「シモバシラ」の草にできる「シモバシラ」も同じ原理でできます。
暖かすぎても、寒すぎてもできない微妙なバランスのもとにできる自然の生み出す芸術作品ですね。

投稿者: kameno 日時: 16:11 | | コメント (0)

今日の富士山

寒気南下で全国的に寒さ戻る

明日19日(土)は上空1500m付近で-6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆って、全国的に寒さが戻ります。特に北海道は強い寒気が流れ込んで、厳しい寒さとなる見込みです。
今日18日(金)は最高気温が1.0℃と、5日ぶりに真冬日から脱出した札幌は、明日の日付が変わった直後が最も気温が高く、その後はジリジリと低下傾向。昼以降も気温はほとんど横ばいで、-5℃以下の状況が続く予想となっています。12月としては数年に一度レベルの寒さで、真冬の防寒が欠かせない一日です。
東北から東日本、西日本にかけては今日と同じか少し低く、東京や仙台は2℃低い予想となっています。気温自体が下がることに加え、北よりの冷たい風が強まるため、体感温度の差はさらに大きくなる見込みです。
外出の必要がある場合はしっかりと防寒を行い、室内で過ごす場合も適切な温度管理を行って、体調を崩さないようにご注意ください。
(ウェザーニュース2020/12/18配信)


今朝は一段と冷え込み、境内一面に霜が降りました。
裏山から眺める富士山は、雪化粧の範囲がうっすらと広がっているように見えます。

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気温の低下に加え、湿度も下がり、乾燥した日が続きます。
体調管理には十分留意したいものです。

投稿者: kameno 日時: 20:18 | | コメント (0)

真冬並みの寒さに

午後の関東は、乾燥した晴天が続くでしょう。北部の山沿いでは雪が降り続きますので、大雪に警戒が必要です。
最高気温は、都心と横浜10度、前橋8度、水戸7度、宇都宮は6度で、北部を中心に真冬並みの予想です。
各地で冷たい北風が吹きますから、暖かくしてお過ごしください。
あすも広い範囲で乾燥した晴れの天気でしょう。北部も南部も、真冬並みの寒さになる見込みです。
(2020/12/16 日本気象協会発表)


冬型の気圧配置が強まり、全国的に気温が低くなっています。
日本海側では大雪となっている地域も多いようです。

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今朝の境内では、蓮鉢に氷が張り、霜柱もできていました。
裏山の天神山から眺める富士山も、ふもとまで雪に覆われています。

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紅葉も見ごろの終わりを迎えました。
今年は台風による塩害も無く、美しい紅葉になりました。

投稿者: kameno 日時: 12:36 | | コメント (0)

コロナ禍の電話相談

朝晩めっきり冷え込むようになってきました。
境内のイチョウは半分ほど散り、黄色いじゅうたんが敷き詰められてたようになっています。

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今日はテレフォン相談担当日なので、東京の相談ブースに赴きました。

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この相談窓口は、仏教超宗派僧侶で構成されている一般社団法人 仏教情報センターにより運営しているテレフォン相談です。
相談員それぞれ年8回ほどの出仕割当になっています

今日も多くの電話をいただき、電話が鳴り続けました。

相談ブースの窓を眺めると、大きな窓越しに遊園地のアトラクションを望めます。
新型コロナウイルス感染症の影響で、年末年始も外出自粛が求められることになり、電話相談も新たな相談内容の傾向もみられます。
そのような生の声の変化を感じることができる機会というのはとても大切なことだと感じます。

昼休みは、近くのこんぴらさんに参拝。
すぐとなりの讃岐うどん屋で昼食をとりました。

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この付近は、小石川後楽園や商業施設、遊興施設も多くあり、散策には楽しい場所です。

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電話相談の時間が終わり、帰る途中で高輪・泉岳寺を参拝しました。

今日12月14日は赤穂義士討ち入りの日です。
例年ですと義士祭が行われ、参拝者でとても賑わっている日なのですが、今年は義士祭も中止となり異例の年となりました。
20201214-10

2020年・令和2年 討入りの日の泉岳寺参拝の様子を動画にまとめました。
インターネットからどうぞお参りください。

投稿者: kameno 日時: 21:38 | | コメント (0)

晩秋の境内

イチョウの黄葉はピークを迎えていますが、なかなか散らずに、ほとんどの葉がまだ残っています。

20201212-04

12月中旬過ぎまで残っているかもしれません。

今年は台風の上陸もなく、塩害による葉の変色が無かったため、紅葉がとても美しいです。
晩秋の境内の様子をご紹介します。

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朝晩の気温はぐっと下がってきました。
また、空気も乾燥しています。

新型コロナウイルス感染症だけではなく、例年通り風邪やインフルエンザにも十分留意したいものです。

投稿者: kameno 日時: 17:14 | | コメント (0)

イチョウの黄葉がみごろ

成道の日も過ぎ、今年も残すところ3週間ほどになりました。
朝夕の気温もぐっと冷えるようになり、晴天の青空には高層の雲、巻雲が広がっています。
ジェット機が飛行機雲を一筋描いていました。

20201209-02

境内のイチョウも今がみごろ。
少しづつ散り始めていますが、黄色度ではピークを迎えています。

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投稿者: kameno 日時: 07:27 | | コメント (0)

黄葉チャート2020

ここのところ、すっかり気温が下がり、境内のイチョウの黄葉が見ごろを迎えています。

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今日は風が強いこともあり、少しづつ散り始めています。
この土日が一番の見ごろ、来週初旬には一気に散ってしまうことでしょう。

黄葉チャートを更新しました。

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投稿者: kameno 日時: 12:07 | | コメント (0)

臘八摂心坐禅会

12月8日は成道会(お釈迦様が悟りを開かれた日)です。
この成道の日に向かい、蝋月(12月)には摂心が行われます。
この摂心を臘月(12月)8日の摂心なので、臘八摂心ともいいます。

貞昌院でも、この臘八摂心の期間のうち、12月3日が定例坐禅会にあたりました。

日もだいぶ短くなっているので、坐禅会開始の時刻はかなり暗くなりました。

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お釈迦様のご遺徳をなぞらえながら坐っています。

投稿者: kameno 日時: 12:01 | | コメント (0)

初冬の空へ

11月も今日で終わり。
今年も残すところ1か月になりました。
そろそろ年末年始の準備を始める時期になりました。

青空が広がり、境内のイチョウはだいぶ黄色味を帯びてきました。
散り始めは来週半ばくらいでしょうか。

飛行機雲が東から西に貫いています。
羽田から関西方面に向かう飛行機によるものでしょう。

 

 

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今日は、夕方、半影月食のまま昇る満月が見られます。
ただ、半影月食では、肉眼ではあまり変化がわからないはずです。

半影月食はそれほど珍しい現象ではなく、今年3度目の半影月食です。
(2020年の半影月食・1月11日、6月6日、11月30日)

投稿者: kameno 日時: 17:55 | | コメント (0)

定例坐禅会

11月ももうすぐ終わり。
今年も残すところ1か月程になりました。
毎週木曜日に開催している定例坐禅会では、坐禅開始の頃の空の明るさが次第に暗くなっていく様子が感じ取れます。
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本日は坐禅会の最後に舎利礼文をお読みしました。
坐禅2チュウの後、行粥(小食飯台)。

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定例坐禅会はどなたでも参加できます。

日程詳細は坐禅会予定でご確認ください。

投稿者: kameno 日時: 08:49 | | コメント (0)

口切の茶事

貞昌院茶室で口切の茶事が行われました。

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茶の湯の世界では、紅葉が色づきはじめる11月初旬、立冬のころが新しい年のはじめとされます。
「炉」を開いて茶壷の口封を切ることが語源だそうです。

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今年は感染症対策のため、懐石はお弁当に置き換えて行われました。

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投稿者: kameno 日時: 19:45 | | コメント (0)

83(ハチサン)太郎がやってきた

港南区「港南ひまわり83(ハチサン)運動」のゆるキャラ、83(ハチサン)太郎が貞昌院にやってきました

港南ひまわり83(ハチサン)運動とは、次のようなものです。


港南ひまわり83(ハチサン)運動~子どもの見守り~
はちさん太郎お掃除イラストはちさん太郎おさんぽいらすと
「港南ひまわり83運動」は、誰にでも簡単にできる”子どもを見守る”運動です。
小学生が登下校する時間(8時頃と3時頃)に、散歩や買い物、家の周りの掃除など、積極的に外に出るだけ!
子どもたちの姿を見かけたら、温かく見守ってください。
顔見知りになって、あいさつを交わすような関係ができるといいですね。
見守りの輪が、地域全体に広がりますように・・・

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ということで、港南ひまわり83(ハチサン)運動を普及啓蒙するために、区内各所を巡って動画を作成中とのことです。

詳しくは港南区役所のホームぺージをご覧ください。

動画の完成が楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 19:21 | | コメント (0)

サツマイモ粥とカレンダー

先日 サツマイモの収穫2020 で境内にて収穫したサツマイモをお粥に焚きこみました。

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収穫の秋。
とれたてのサツマイモを坐禅会の後の行粥(朝ごはん)にて皆でいただきました。



■毎年年末にお配りしているカレンダー。

令和3年版ができましたので、檀家の皆様に玄関でお配りします。
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投稿者: kameno 日時: 23:46 | | コメント (0)

板橋興宗禅師 荼毘式禮準備

令和2年11月9日(月)・10日(火) 大本山總持寺において 本山獨住第23世 板橋興宗禅師 荼毘式禮法要 が厳修されます。

法要のための準備が進んでいます。 

大祖堂 東序室中に設けられた壇。
遺偈、佛名幡や遺物などが並べられています。
故禅師様にゆかりのある品々です。

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東全体の様子。
グレーの毛氈は佛事師の進まれる通り道でもありますが、式禮の最初に紫雲臺から大祖堂東序室中へ真影・真牌・遺影が遷座される通り道でもあります。
感染症対策のため、参列席は一定の間隔を空けられています。

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正中南面に設けられた火屋。
出喪行列が組まれ、行列が東序室中から大間を一匝し、火屋四面の四門をくぐり、真龕に至ります。

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一般参列者は三松閣前でのご焼香となります。
そこで、大祖堂の法要を中継してモニターを通してお参りできるようにしています。

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宗門を挙げての行事なので、多くの方が準備に携わっています。

投稿者: kameno 日時: 22:04 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
今年前半は新型コロナウイルス感染症のため相談ブースが閉鎖、その後相談時間を少し短縮して運営しています。

テレフォン相談は、相談員それぞれ年8回ほどの出仕割当になっています

今日も多くの電話をいただき、電話が鳴り続けました。

相談ブースの窓の外には、遊園地のアトラクションを眺めることができます。
平日の月曜日にもかかわわず、来場者が多くみられました。
来場者もだいぶ回復しているようです。

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自宅で過ごす時間が増える中で、新たな相談内容の傾向もみられます。
そのような生の声に直接触れることができる機会というのはとても大切なことだと感じます。

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テレフォン相談ブースの近くには、金毘羅さんや、讃岐会館もあり、讃岐名物のおいしいうどん屋さんもあります。
昼は玉子ぶっかけうどん。

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投稿者: kameno 日時: 20:44 | | コメント (0)

快晴の富士山・ブルーライン・ブルームーン

10月最後の日、世間ではハロウィンですね。
今朝は雲一つない快晴となり、天神山からは富士山がよく見えました。
1カ月前に初冠雪し、現在はこのような冠雪の状況です。

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今日は1日中天気が良く、夕方満月が昇ってきました。

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今日の満月は、10月2度目の満月で、同じ月に満月が2回ある時、2回目の満月をブルームーンと呼ぶそうです。
10月31日(ハロウィンの日)が満月になるのは46年ぶりのことです。

また、今回の満月は、月と地球の距離が遠い今年最も小さく見える最小満月になります。

投稿者: kameno 日時: 09:26 | | コメント (0)

十三夜生中継

今月1日は中秋の名月(旧暦8月15日)十五夜でした。
そして、今日、29日は十五夜に並ぶ名月とされる十三夜(旧暦9月13日)です。

中秋の名月と併せて、10月二度目の名月をお楽しみください。
貞昌院から生中継でお届けします。

 

投稿者: kameno 日時: 18:23 | | コメント (0)

サツマイモの収穫2020

地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれており、貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。
今日は待ちに待った収穫の日。
秋晴れの青空が広がり、絶好の収穫日和です。

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ご指導ご協力いただいた地元農家の方から説明を受けます。

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いよいよサツマイモ掘りの開始です!

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まずは蔓を集めてリヤカーに積んでいきます。
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サツマイモの蔓も大切な収穫物です。
リース作りや、サツマイモパーティーで利用するため分別して持ち帰ります。

 

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各クラスが一畝づつ(今年は3クラスなので3畝+1畝)担当していますので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!

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今年は7月に雨が多く、8月は日照が多かったためか多くのサツマイモを収穫できました。

最後のご挨拶。
「有難うございました!」

貞昌院にも収獲の一部をいただきました。

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サツマイモ収獲の時期にちょうど温州みかんが食べごろを迎えるので、併せて収穫してプレゼントしました。

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先生方もお疲れ様でした。


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投稿者: kameno 日時: 12:31 | | コメント (0)

実りの秋

墓地参道の途中にある温州ミカンがすっかり黄色くなりました。
適度な酸っぱさが残るおいしいミカンです。
今年は、ミカンの当たり年のようで、とても多くの実が成っています。

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ゆずの実もたわわに成っています。

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そして、こちらは先日ご紹介したザクロ。
客殿玄関前に植えているものです。

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山門前のコキアも赤く染まってきました。

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10月も残すところ1週間。
年末の慌ただしさも次第に迫ってきました。
時間の経過は早いですね。

投稿者: kameno 日時: 22:57 | | コメント (0)

永谷川せせらぎ公園整備工事

永谷川せせらぎ公園の貞昌院・永谷天満宮前の整備工事が進んでいます。
(環状二号線・永野小学校前バス停と境内との間にある公園です)

整備前の写真がこちら(10月12日撮影)
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工事が始まりました。
公園を通過する遊歩道の整備が主な内容です。

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遊歩道の概要が見えてきました。

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固まる土が敷き詰められました。

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工事は10月末に竣工する予定とのことです。

投稿者: kameno 日時: 01:11 | | コメント (0)

天神山下草刈り

今年の夏は暑かったですね。
特に梅雨明けの8月初めから秋彼岸まで毎日のように日射の強い日が続きました。
そのため、草木の成長も著しいものがあります。

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貞昌院裏山の天神山では、笹が生い茂ってしまうため、年に何度か定期的に刈り取る必要があります。
この草刈り機は、15年以上使用していますが、まだまだ現役で活躍してくれています。
笹刈り用の刃をつけていますので、切れ味もなかなか良いです。

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山全体を覆っていた下草(主に笹)はこのような感じで刈り取ることができました。

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投稿者: kameno 日時: 20:45 | | コメント (0)

町内会減災推進研修

町内会の防災減災推進研修が町内会館で行われました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催時期の調整が行われた上での開催となりました。

NPO法人かながわ311ネットワークの皆様を講師としてお招きしております。

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研修は

・過去の災害と被害想定
・大規模地震と被災者の行動
・避難所に行かない被災生活
・地域防災拠点の役割
・自治会としての防災計画

という内容で行われました。

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投稿者: kameno 日時: 12:52 | | コメント (0)

中秋の名月

今日は旧暦8月15日。
中秋の名月になります。

天気も良く、日没後東の空から中秋の名月が昇ってきました。

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玄関前のススキの穂が良い感じで伸びており、月明かりに照らされています。

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写真を撮影した時点での月齢は、14.0でした。
満月までもう少しです。

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投稿者: kameno 日時: 20:15 | | コメント (0)

富士山初冠雪

昨晩から降り続いたまとまった雨がやみ、青空が広がっています。
貞昌院裏山の天神山からは、雪化粧した富士山の様子が望めました。

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富士山では、気温が氷点下となったため雪となり、甲府地方気象台は平年より2日早い富士山の初冠雪を発表しています。

投稿者: kameno 日時: 09:16 | | コメント (0)

アリは力持ち

私たちの周りには多くの種類のアリが生息しています。

アリの特徴の一つに発達した丈夫なアゴですね。
これによって、自分の体重に比べて信じられないほど重いものを持ち上げることができます。

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境内裏庭の池のほとりで、アシナガアリの様子を撮影してみました。

一匹で運ぶのが大変な場合は、化学物質をつかった情報伝達によって仲間を呼び、協力します。
社会性のある、とても頭のよい生き物なのですね。

視点を変えて観察すると普段気づかないことに驚かされます。


■関連ブログ記事

只管にに物を運ぶ働きアリ

投稿者: kameno 日時: 18:23 | | コメント (0)

本日より秋彼岸

今日(9月19日)から秋彼岸です。
残暑も一段落し、また大型連休にもあるため、お墓参りがには絶好の日よりとなりました。

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今年の秋彼岸は9月19日から25日まで、22日がお中日(秋分の日)です。 
彼岸に向けて、境内墓地の清掃と整備が完了しておりますので、気持ちのよいお墓参りができることと存じます。 

今年の彼岸花は、花芽が少し遅めに伸び始めました。
開化は彼岸後半あたりでしょうか。

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■お願い

「〇〇家」と書かれている手桶は、今後はこれ以上増やさないようお願いします。
「〇〇家」と書かれた手桶が手桶棚を占領してしまうと、それ以外の方が使うことができず不便です。
よって、「貞昌院」の手桶を段階的に増やしてご用意いたしますので、手桶については、お墓参りのどなたでもご利用できるようにご配慮をお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 09:01 | | コメント (0)

サツマイモ畑雑草取り

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。

今年は、夏の日照が多く、草木の生育が良いようです。そのため雑草の伸びも早いため、雑草取りの作業がかかせません。

クラスごとに日を分けて雑草取り作業が行われました。

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もうすぐたくさんのイモが採れることでしょう。楽しみです。

 


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投稿者: kameno 日時: 10:16 | | コメント (0)

墓地清掃作業

今年の秋彼岸は9月22日の秋分の日を中心とした9月19日~25日までの7日間です。
檀家の皆さんに気持ちよくお墓参りができるよう、年に何度か行なっている墓地清掃を行っています。


そのほか、先週運転が始まったモノレール「まいれ~る」の上駅を降りた場所に手桶棚を増設しました。

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手桶棚の屋根は、L字アングルとポリカ中空ボードを買ってきてDIYしてみました。
どうぞご利用ください。

投稿者: kameno 日時: 22:10 | | コメント (0)

栗粥-定例坐禅会

2つの大きな台風が通過し、その影響で厳しい夏の暑さが続いています。

それでも朝夕の境内は虫の音に包まれ、秋の気配を感じることができるようになりました。

境内墓地の栗の木には、たくさんの実が成っています。

今日の定例坐禅会では、この栗を炊き込みました。

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少しづつではありますが、着実に秋の気配が濃厚になってきています。

投稿者: kameno 日時: 08:48 | | コメント (0)

久しぶりのまとまった雨

8月1日に梅雨が明けてから、3週間ほど日差しが強く暑い日がつつきました。
朝夕の境内の水まきをしないと庭木が枯れてしまいます。

散水のために井戸水が使えるのでまだ良いのですが、これを水道水で散水するとなると水道代がとてつもないことになりそうです。

 

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今日は、大気の不安定な状態のために、局地的にまとまった雨が降りました。
貞昌院近辺では、10時前後に約1時間ほど、強い雨になりました。

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雨が上がった後も曇りとなり、昨日までの猛暑が少しは和らいでいます。

投稿者: kameno 日時: 12:10 | | コメント (0)

鬼灯-ホオズキ

境内のホオズキが赤く色づいてきました。

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お盆の時期には仏壇の前に精霊棚(盆棚)を設けて、その上にホオズキを飾りますが、これはご先祖様がお盆の時期自宅へ帰るときの目印になる提灯の役割をはたしています。

葉が虫食いになっていますが、これはテントウムシなどが食べた痕跡です。
葉脈だけが残っています。

中の赤い実が熟すころには、美の外側も虫たちに食べられ、このような美しい姿になります。

ほおずきの造形美

この時期の風物詩ですね。

投稿者: kameno 日時: 12:47 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

今年はコロナウイルス感染症の影響もあり、緊急事態宣言が発令されてからしばらくの間は相談を中止、緊急事態宣言解除後は東京在住の相談員により、曜日・時間を絞っての相談でした。

七月盆以降は、通常のローテーションに戻りテレフォン相談が行われています。

詳細を述べることはできませんが、コロナ禍以降相談内容が大きく変化してきたように感じます。

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相談ブースの窓の外には、遊園地のアトラクションを眺めることができます。
例年よりは少なめなのかもしれませんが、多くの方がアトラクションを楽しんでいました。

投稿者: kameno 日時: 22:50 | | コメント (0)

今日から八月盆

今日から八月盆(8月13-15日)を迎えます。
お盆の前の連休から今朝にかけて多くの方がお墓参りをされていました。

お盆についてはこちらもご参照ください→ お盆の迎え方、精霊棚の飾り方

お盆の棚経廻りをさせていただく、特に新盆をお迎えの檀家さんは予定時刻の通知をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。

 

今朝は毎週木曜日朝に行っている定例坐禅会の日でもありました。
この時期の坐禅は、陽が昇る時刻が早く、明るい中での坐禅となります。

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なお、貞昌院の坐禅会においては、手洗いの徹底と閉鎖空間の環境をなくすため、換気、空気清浄機、ウイルス除去機器の運転などを行っています。
特に、行粥の前の手洗いは確実に行うこととしています。

坐禅会に参加される方は、
・手洗いの徹底
・アルコール消毒薬の利用
・坐蒲の間隔をあける
・発熱・咳などの症状のある場合は参加しない
など、感染拡大の防止に向けた対策を遵守いただきますようお願いいたします。

坐禅会の日程詳細は坐禅会予定でご確認ください。

 

追記:貞昌院裏庭の茶室前の大賀蓮は、明日か明後日に最終花が開花しそうです。

 

夕方、久しぶりの俄雨が降りました。
うっすらと虹が出ています。
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投稿者: kameno 日時: 08:09 | | コメント (0)

大賀蓮の最終花

長かった梅雨が明けました。
夜半まで降り続いた雨があがり青空が広がっています。

貞昌院の大賀蓮は、最後の花が開花4日目となり、散り始めています。
昼までには散ってしまうことでしょう。

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今年も多くの花を楽しませていただきました。また来年。

投稿者: kameno 日時: 10:08 | | コメント (0)

健康塾いす坐禅

地元の町内会館を会場に「健康塾」が行われており、ここ数年、講座の1つとして「いす坐禅」を指導しております。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、回数を減らしたプログラムになっていますが、「いす坐禅」は希望者がおおかったということで、今年も開催されました。

プログラムは、
・会長挨拶 
・ストレッチ

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そして椅子坐禅。
曹洞宗で作成している「いす坐禅のすすめ」に従って、椅子坐禅を行じました。

 

いす坐禅の作法は、こちらに掲載されておりますのでご参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen

 

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椅子坐禅は、普段の生活の一部として、気軽に行うことができますので、それを習慣づけられることが長所です。

基本的な作法は通常の坐禅と同じ。
「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を味わっていただきました。

 

坐禅の後、例年は皆で童謡の歌唱、軽食の試食と茶話会が行われておりましたが、本年は残念ながらありませんでした。

投稿者: kameno 日時: 18:02 | | コメント (0)

令和2年 大施餓鬼会法要

令和2年の大施餓鬼会(おせがき)法要が行われました。

日時 令和2年7月26日(日曜日)午後3時

 

 

 


本年は、感染症対策のため、7月26日 大施餓鬼会(おせがき)前日準備 のように準備をすすめ、当日を迎えました。
境内入口で、全員の体温チェックと、マスク着用の徹底を行いました。
また、世話人役員は全員フェースシールドを着用しています。

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法要開式前は時折日が差し込む曇りの天気でしたが・・・

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甘露門・五如来焼香になると、突然激しい雨が降り始めました。

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雨は十分ほど続き、修証義になると急速に天気は回復し、青空が広がりました。


本年は参列者全員マスク着用、修証義1章のみ、行堂なしで法要を厳修しました。
また、回し焼香も無し。本堂内は法要前(および法要前に焼香出来なかった方は法要後)に焼香いただきました。

投稿者: kameno 日時: 21:38 | | コメント (0)

シジュウカラの巣作りから巣立ちまで

シジュウカラの巣作り、産卵から雛が巣立つまでの様子を動画にしてみました。

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雛に餌を運ぶシーンが多くなっていますが、1日中数分おきに餌を運ぶ親鳥はもっと大変だったということなのです。
適宜飛ばしてごらんいただければと思います。

投稿者: kameno 日時: 20:08 | | コメント (0)

七月盆の明け

七月盆が明けました。

ここのところ、雨がつづいています。
大賀蓮は次々と花をさかせており、まさに見ごろのピークを迎えています。

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茶室の屋根をよく見ると、ヘビの抜け殻が残されていました。
脱皮したばかりのようです。

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茶室前の大賀蓮を撮影してGoogleStreetViewに公開してみました。
360度のパノラマをご覧ください。

 

 

投稿者: kameno 日時: 21:40 | | コメント (0)

今日から七月盆-ネオワイズ彗星がみごろ

今日から七月盆(7月13-15日)を迎えます。
お盆の前の土日には多くの方がお墓参りをされていました。

 
お盆についてはこちらもご参照ください→ お盆の迎え方、精霊棚の飾り方


お盆の棚経廻りをさせていただく、特に新盆をお迎えの檀家さんは予定時刻の通知をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。

 

貞昌院裏庭の茶室前の大賀蓮は、まさに見ごろを迎えています。

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背丈は180cm程の高さになりました。

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このお盆の時期に、ここ10年で一番明るく見える彗星が観測の好機を迎えています。


七月盆の前までは、夜明け前の東の空(ぎょしゃ座のカペラと金星の近く)に見えており、七月盆の明けからは、夕方、日没後の西の空に見えるようになります。
その明るさは2等星くらい。次第に尾が伸びていき暗くなっていきます。

梅雨の合間の夕方、もしも晴れていたら彗星観測をおすすめします。

投稿者: kameno 日時: 13:23 | | コメント (0)

大賀蓮 開花4日目

全国的に梅雨前線の活動が活発化しており、九州から関東地方にかけての広い範囲で断続的に激しい雨が降っています。
局地的に記録的な豪雨となっている地域もあり、特に九州では甚大な土砂災害、洪水の被害が発生しています。
被災された地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

貞昌院でも昨晩から雨が強くなり、境内の蓮の1番花はだいぶ散ってしまいました。

蓮の花は1つの花を4日間楽しめますが、今日は1番花の4日目。
散り始める時期と強い雨が重なって、一気に散っています。

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2番花以降のつぼみはまだたくさんありますので、今月は順次楽しめることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 08:51 | | コメント (0)

令和2年 夏越の大祓

1年の半分が経過した6月30日、永谷天満宮では夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の萱で作られた大きな茅の輪が掲げらています。
この茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。


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例年では神事のあと、氏子会・多くの参列者の皆さんで茅の輪の行事を行うのですが、今年は祭事としては行わず、各々が茅の輪をくぐるということになりました。
数日間は茅の輪が設けられておりますので、ぜひこの機にお参りください。

アジサイも見ごろを迎えています。


■昨年の様子→ 夏越の大祓2019

投稿者: kameno 日時: 18:57 | | コメント (0)

大賀蓮開花間近・シジュウカラの子育て

大賀蓮(古代蓮)の花芽がだいぶ伸びてきました。
もう、背丈ほどの高さに成長しています。

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高さを測ると、現時点で160cm。
開花はあと数日後でしょう。

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シジュウカラの雛も順調にそだっています。
いまが一番食欲旺盛な時期なので、親鳥たちも餌運びが大変です。

 

 

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投稿者: kameno 日時: 22:12 | | コメント (0)

雲越しの部分日食

2020年6月21日、夏至の夕方、貞昌院から仰ぐ空は雲に覆われていましたが、雲の合間から部分日食を観測することができました。

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16:12  食のはじまり

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16:15

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16:18

(このあと40分ほど雲に覆われます)

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17:00

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17:10  食の最大 最大食分 0.477

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17:13 戻り始める。

このあと、厚い雲に覆われて、観測は終了しました。

投稿者: kameno 日時: 18:13 | | コメント (0)

半夏生の葉が白く変化

まもなく夏至(6月21日)を迎えます。
一年のうち、昼の長さが一番長くなり、日が明ける時刻が早いことを実感します。
また、この時期は梅雨の真っただ中ということもあり、草木の成長が著しい時節でもあります。


夏至のころを迎えると、境内の半夏生(はんげしょう)の葉が白くなってきます。
そして、草の先端に白い穂状の花が咲きます。

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暦の上では、夏至から11日目が雑節の一つ「半夏生(はんげしょう=雑節名)」となります。
雑節とは、月の満ち欠けを元にした太陰太陽暦での季節感のズレを補うために設けられたもので、太陽の周りを回る地球の位置で定められています。
半夏生は、太陰太陽暦では夏至より10日後とされており、現在では太陽黄経が 100°になる日と定められ、国立天文台から発表されます。
今年は半夏生は7月1日です。

半夏生の名前は、このように半夏生の日になると「葉が半分ほど白く化粧する」ことに由来があります。

まだまだ雨模様の日が続くようですが、梅雨が明けると本格的な夏を迎えます。

投稿者: kameno 日時: 21:57 | | コメント (0)

シジュウカラの抱卵

シジュウカラの営巣(2) の続きです。

メスが卵を産み終えて、抱卵を始めました。

孵化までは12~14日くらい。
その間、オスがメスに餌を運んでいます。

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投稿者: kameno 日時: 23:43 | | コメント (0)

関東が梅雨入り間近-全国354地点で真夏日

2020年最多 354地点で真夏日 11日は大雨に警戒

10日は東北と関東甲信を中心に晴れて暑くなり、福島・会津若松市では全国で2020年1番の暑さを記録した。
一方、11日は西日本から東日本で大雨となるおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要となる。
10日は東北と関東甲信を中心に暑い1日となり、福島・会津若松市では最高気温36.4度と、2020年全国で1番の暑さとなった。
また、東京都心は最高気温31.4度と2日連続で真夏日となり、全国の真夏日地点は2020年最多の354地点になった。
一方、西から雨の範囲が広がり、気象庁は「中国、近畿、東海で梅雨入りしたとみられる」と発表した。
中国と近畿は平年より3日遅く、東海は平年より2日遅い梅雨入り。
11日にかけては西日本から東日本の広い範囲で非常に激しい雨が降るおそれがある。
11日午後6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで四国で250mm、九州北部、九州南部、近畿で200mm、東海、関東甲信で150mmとなっている。
土砂災害などに警戒や注意が必要となる。
(FNNプライムオンライン 2020/6/11 0:15配信)


全国的に暑い日が続くようになりました。
外出の際にはマスクの着用が必要になりますが、暑さの中でのマスク着用を、熱中症対策と併せて考えていくことが大切になります。


境内で育てている大賀蓮(古代蓮)の立ち葉もぐんぐん伸びています。
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まだ花芽が出ていないので、開花はもうすこし先になりそうです。

投稿者: kameno 日時: 07:34 | | コメント (0)

定例坐禅会

貞昌院では、毎週木曜日朝に坐禅会を開催しています。
夏至が近くなり、坐禅中に明るい光が差し込むようになりました。

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なお、貞昌院の坐禅会においては、手洗いの徹底と閉鎖空間の環境をなくすため、換気、空気清浄機、ウイルス除去機器の運転などを行っています。
特に、行粥の前の手洗いは確実に行うこととしています。

坐禅会に参加される方は、
・手洗いの徹底
・アルコール消毒薬の利用
・坐蒲の間隔をあける
・発熱・咳などの症状のある場合は参加しない
など、感染拡大の防止に向けた対策を遵守いただきますようお願いいたします。

坐禅会の日程詳細は坐禅会予定でご確認ください。

投稿者: kameno 日時: 07:21 | | コメント (0)

シジュウカラの営巣(2)

5月29日のブログ記事 シジュウカラの営巣 の続報です。

5月末に巣を作り終わり、卵を産み始めました。
シジュウカラは、1日1個づつ卵を産み、決まった数を産み終えると抱卵をはじめます。

今のところ、まだ毎日生み続けているようです。

 

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6月1日(巣の完成)

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6月2日(卵1個)

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6月3日(卵2個)

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6月4日(卵3個)

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6月5日(卵4個)羽毛を被せています。

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6月6日(卵5個)

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6月7日(卵6個)

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6月8日(卵6個)
これで産卵は終了か。卵の位置を移動させていることがわかる。
夕方から抱卵をはじめた(右写真)。

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6月15日(卵6個・抱卵中)
巣の中で卵がきれいに並んでいる。

投稿者: kameno 日時: 10:43 | | コメント (0)

初風呂の茶事

貞昌院茶室・如是庵で令和二年 初風呂のの茶事が行われました。
炉から風炉への切替の茶事です。

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入来
客は寄付(今回は客殿の和室)にて到着帳に記帳、亭主の案内を待ちます。

 

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外露地から庭中で亭主の迎え付けへ
蹲の手前に消毒用アルコールを設置。

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茶室は、換気がとれるように網戸にして全開放しています。

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懐石

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中立ち⇒後座

濃茶


■関連ブログ記事
■これまでの茶事の記録は、右フレーム検索窓に「茶事」「炉」と入れて検索ください
投稿者: kameno 日時: 11:52 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2020

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークになります。

ここのゲンジホタルは、午後8時前後が飛翔のピークとなります。
今年は観察時期が遅かったこともあり、去年の2/3ほどの出現でした。

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音もなくふわふわと漂いながら飛行する様子を眺めると、とても癒されます。

 

この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくしています。
田んぼの農薬を抑えるということも大きいようです。
いずれにしても、ゲンジボタルが自然に乱舞している様子が見られるということはとても貴重なことだと思います。


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2019
ゲンジボタル定点観測2018
ゲンジボタル定点観測2017
ゲンジボタル定点観測2016
ゲンジボタル定点観測2015
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 23:41 | | コメント (0)

シジュウカラの営巣

今年もベランダ鉄パイプの中にシジュウカラが巣を作っています。

もう何年(何世代)も続くお気に入りの場所となっています。

まず、ベランダの手すりで周囲に危険がないかを確認しています。

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そして、巣のある鉄パイプの中に一羽が入り、それをもう1羽が上から見守っています。

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近寄ってもまったく動じることがありません。
逆に、人に近いところに営巣することで安全を確保しているという強かさが伺えます。

 

しばらくは賑やかな日が続きそうです。

投稿者: kameno 日時: 22:54 | | コメント (0)

ブルーインパルス 医療関係者に敬意を表し都心を飛行

新型コロナウイルス感染症対策の対応を続ける医師や看護師など医療関係者に敬意を表し、航空自衛隊松島基地所属のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」6機が東京都心上空を飛行ましした。
ブルーインパルスは、12:30過ぎに入間基地を離陸し、12:40から13:00までコロナウイルス感染症の患者を受け入れている病院の上空などを通過しています。

ブルーインパルスの機体には青色があしらわれており、青い光をともして医療従事者への感謝の思いを表す「ブルーライトアップ」の取組みにちなんでいます。

 

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投稿者: kameno 日時: 16:27 | | コメント (0)

サツマイモ畑植付け2020

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。


先週、畝づくりが行われたサツマイモ畑に苗の植付けが行われました。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、まだ新学期の授業が行われていないので、先生方のみによる植付け作業です。

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指導いただく農家のN橋さんから、植え方の説明を受けながら作業を進めていきます

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それぞれの畝に等間隔に植付けていきます。

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ジョウロで水を掛け、これからの育て方の説明を聞いて植付け作業は終了です。

畑には水分が含まれているので、水遣りはこの程度で大丈夫。
これから定期的に水遣りと雑草取りを行って成長を見守ります。
秋にはたくさんのイモが採れることでしょう。楽しみです。


来週からようやく新学期の授業が再開される予定ですが、当面は児童を半分づつに分けて、分散授業が行われるとのことです。

 


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投稿者: kameno 日時: 08:30 | | コメント (0)

サツマイモ畑畝づくり

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。


今年のサツマイモの植え付けに向けて、雑草取りをしたサツマイモ畑で畝づくりが行われました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、小学校の授業が行われていないので、先生方が作業を行い、また檀家さんのN橋さんにご協力をいただき本格的な耕運機をお持ちいただき畝づくりが行われました。
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耕運機の力は大きいです。
あっという間に耕されていきます。 

来月、学校が再開されれば、サツマイモの苗の植え付けが行われる予定です。
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きっと秋にはたくさんのサツマイモが実ることでしょう。
コロナウイルス感染症が収束し、学校が再開される日が早くくることを願います。

 

昨年(2019年)の写真はこちら→ サツマイモ畑づくり(畝)

投稿者: kameno 日時: 19:34 | | コメント (0)

初夏の雷雨

横浜市瀬谷区や旭区などで停電 落雷が影響か

6日午後9時35分ごろ、横浜市瀬谷区や旭区などで停電が発生した。東京電力パワーグリッドによると、落雷が影響している可能性があり、一時は1万世帯以上が停電した。同社は復旧までに時間を要する可能性があるとしている。
(神奈川新聞 2020年05月06日 23:20)


夕方から天気が一転にわかに掻き曇り、雷雲に覆われました。

数時間にわたり激しい雷雨になりました。
横浜の広い範囲で雷による影響がでたようです。

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部屋の中から撮影。
本堂の向こう側、200mくらいのところに落ちた雷です。

投稿者: kameno 日時: 21:08 | | コメント (0)

近場の公園をウォーキング

天気が良いので徒歩圏内にある近場の公園を散策してきました。
この公園は、面積が28万平米ほどある広域公園で、かつての谷戸の光景が保存されています。
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新緑に包まれた遊歩道を進みます。

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田んぼにはカエルの鳴き声が響いています。
シュレーゲルアオガエルの卵も見えます。

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池のほとりにはカワセミが佇んでいました。

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一眼レフのカメラを持って行っていなかったので、カワセミはスマホによる写真です。

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この時期は、ハイキングやバードウォッチングをする人で賑わうのですが、閑散としています。
感染症拡大の状況が早く収束することを願います。


■追記
横浜市の公式見解では、公園利用については下記の通り発表されています。
徒歩圏内の公園利用については、制限情報や決まりを順守した上の利用が求められます。

新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた公園利用について

緊急事態宣言の発令に伴い、外出自粛を要請していることを踏まえ、公園では、動物園や屋内施設に加え、スポーツ施設など一定数の利用者が集まる屋外施設等を利用休止としています。
一方で、屋外での散歩などは、生活の維持のために必要なものとして、外出自粛の対象とならないものとされていることや、公園には災害時の避難場所としての機能もあることから、公園自体は閉鎖せず散策等でご利用していただけます。
公園のご利用にあたっては、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため次のことに十分注意してご利用ください。
① 体調が悪い人は利用を控えてください。
② すいた時間や場所を選んで利用し、密集・密接しないよう一定以上の距離を取りましょう。
③ 利用にあたっては、マスクを着け、遊具等で遊んだ後は手洗い、うがいをしましょう。
特に、利用の多い複合遊具等公園施設(ベンチ、広場、東屋など)では、混んでいたら利用しない、いつもより短めに使う、独占しないように使う、大声を出さないなどに配慮し、大勢で集まる、少数でも身を寄せ合うような「密集」・「密接」など、感染リスクが高くなる状況を作らないようにしてください。
また、公園内でのジョギングは少人数で行ってください。
(横浜市環境創造局のサイトより引用)

投稿者: kameno 日時: 16:22 | | コメント (0)

『生きる力』編集会議

教区(近隣寺院の組寺)により毎年出版している施本『生きる力』の編集会議が行われました。
檀信徒向けの刊行物で発行部数1万部を超えています。

今年で通算第43号となります。

『生きる力』は教区内寺院から原稿を持ち寄り、集まった原稿を予め打ち込んでおき、編集委員で校正したものを会議に持ち寄ります。
その後は、校正原稿を突き合わせ、その場で校正し、プロジェクタ画面でレイアウトを確認し、その後印刷して詳細を点検して一気に編集作業を進めます。

 

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この日の作業で版下が完成するので、後は各執筆者に確認いただき、版下を印刷会社に出して編集作業は終わりです。

『生きる力』43号は、貞昌院檀信徒の皆様には、7月26日の大施餓鬼会(おせがき)の案内封筒に同封してお届けする予定です。

どうぞお楽しみに。


境内の枝垂桜はすっかり新緑に包まれていますが、狂い咲きの花が一枝ありました。

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投稿者: kameno 日時: 19:21 | | コメント (0)

蓮池のオタマジャクシ

境内で育てている大賀蓮は、立ち葉がだいぶ伸びてきました。
その水の中で、たくさんのオタマジャクシが泳ぎまわっています。

鯉の餌を入れると、一斉に食いついています。
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元気に泳ぎ回るオタマジャクシの様子をご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 15:16 | | コメント (0)

下草刈り

不要不急の外出が控えられるこの時世ですが、その分境内での作業をする時間が多く取れます。

ちょうど笹などの下草が生え始める時期なので、順次草を刈っています。

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また、筍も出てくる時期でもあるので、旬の筍を収穫しています。

投稿者: kameno 日時: 16:17 | | コメント (0)

新緑の境内に降り注ぐ雨

本州南岸と日本海にそれぞれ低気圧が東へ進んでいる影響で、雨が降り続いています。
天気予報では、この雨が夕方まで続く見込みです。

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境内の新緑はさらに色濃く、雨に打たれて鮮やかに輝いています。

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投稿者: kameno 日時: 13:36 | | コメント (0)

新緑が色濃く

境内はすっかり新緑に包まれました。
同じ緑でも木によって個性があります。
境内の桜は、一番遅く咲く山門前の八重桜が満開になりました。

2020年4月15日撮影

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今年のこれまでの変化の様子を時系列で並べてみました。
下に行くほど古い写真になります。

2020年4月7日
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2020年4月5日
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2020年3月25日
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2020年3月22日
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投稿者: kameno 日時: 10:40 | | コメント (0)

花まつり・護持会総会2020

平成最後の花まつり・檀信徒護持会総会が開催されました。
花まつり・お釈迦様の誕生日は4月8日ですが、貞昌院では、4月8日に近い土日に開催しており、今年は4月5日(日)に開催いたしました。
とはいえ、今は新型コロナウイルス感染防止のため十分な留意が必要な時期ですので、例年と大きく開催形式を変更しています。

〇参列者全員マスク着用
〇消毒液で手洗い
〇席の間隔を2m程度離す
〇感染予防のための基礎知識
〇檀信徒総会資料を予め参加者に郵送、総会においては承認のみ得る


ということが大きな変更点です

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午前11時より釈尊降誕会法要。
お釈迦様誕生の際に、立ち上がって、右手を天に左手を地を指して「天上天下唯我独尊」と示された、その姿を表現した誕生仏をお祀りします。 
今年は、読経中に参列の皆様に甘茶の灌仏をいただくことに留めました。

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引続き 護持会総会。
例年、護持会費の会計決算、予算案審議、墓地環境美化費、墓地整備、研修旅行等の議題が審議されるのですが、今年は総会資料を予め郵送して、総会においては承認のみとしました。

また、今年は懇親会は中止。
お弁当をお持ち帰りいただくこととにしました。

天気も良く、桜吹雪舞い散る中、総会は無事終了。
総会は3分程度でした。

総会においては、出席者、欠席委任状含めて、全議案が承認されました。
総会報告は、4月中に郵送する予定です。

 


貞昌院では、普段の法事の際でも

〇参列者全員マスク着用
〇消毒液で手洗い
〇席の間隔を2m程度離す

 

ということで、法事を行っています。
新型コロナウイルス対策の政府、地方自治体の対応は、日々変化していますので、常に最新の情報を取り入れながら臨機応変に対応していきたいと考えています。
〇檀信徒控室では、窓を開放し、密閉空間を避けるようにしています。
〇トイレを利用される際には、便座クリーナー(アルコール消毒)をご利用ください。
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■関連リンク(昨年の花まつり・護持会総会の様子)

花まつり・檀信徒総会2019

投稿者: kameno 日時: 18:01 | | コメント (0)

さくら粥

貞昌院では、毎週木曜日朝に坐禅会を開催しています。
桜が満開になったこの日は、サクラの塩漬けをお粥に添えました。

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なお、貞昌院の坐禅会においては、手洗いの徹底と閉鎖空間の環境をなくすため、換気、空気清浄機、ウイルス除去機器の運転などを行っています。
特に、行粥の前の手洗いは確実に行うこととしています。

坐禅会に参加される方は、
・手洗いの徹底
・アルコール消毒薬の利用
・発熱・咳などの症状のある場合は参加を控える

など、感染拡大の防止に向けた対策を遵守いただきますようお願いいたします。

 

坐禅会の日程詳細は坐禅会予定でご確認ください。


天神山からは富士山がくっきりと望めました。
サクラはまさに満開を過ぎ、一部散り始めています。

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投稿者: kameno 日時: 08:48 | | コメント (0)

満開の桜と雪のコラボレーション

桜も凍え… 横浜など県内各地で積雪

関東地方に南岸低気圧が入り、北側からの寒気によって気温が下がった影響で29日、県内の広い範囲で2~3センチの積雪が確認された。
横浜地方気象台によると、横浜市中心部では正午に気温1.1度を観測、1月下旬の真冬並みの寒さとなった。過去30年間の1月下旬の正午の平均気温は7.8度といい、3月下旬としては記録的な寒さとなった。この時期の県内での積雪は2018年3月21日以来。
ただ、午後には雨に変わり、夕刻には晴れ間ものぞいた。
(カナロコ 2020/3/29配信)


昨日までの暖かさから一転、本州南岸を進む低気圧の影響で北からの寒気が入り、広い範囲で積雪になりました。
貞昌院でも、朝のみぞれ交じりの雨が次第に雪に変わり、昼までに5センチほどの積雪になりました。

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境内の桜はちょうど満開になり、満開の桜と雪のコラボレーションという珍しい光景を見ることができました。

動画でも撮影しましたので、こちらもご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 23:02 | | コメント (0)

春彼岸の入りのダイヤモンド富士

今日(3月17日)から春彼岸になります。
天気にも恵まれ、お墓参りには絶好の日和となりました。

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貞昌院からは富士山がほぼ真西に位置するため、彼岸の時期には太陽が富士山の頂上に沈む「ダイヤモンド富士」を望むことができます。
カシミール3Dでシミュレートした3月17日の太陽の軌跡。
無名

実際に観測した写真がこちら。
ちょうど山頂ど真ん中に沈む様子が見られました。
ほんの少し霞がかかっていましたが、遮る雲がなかったため、きれいに観測できました。

動画はこちら。

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投稿者: kameno 日時: 20:05 | | コメント (0)

開業日の高輪ゲートウェイ駅

都内への所用があり出向いておりましたので、その帰りに開業初日の高輪ゲートウェイ駅を通ってきました。

気温が一気に下がり、雪の中の新駅開業となりました。

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駅名表示は明朝体が採用されています。
新鮮な印象です。

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そして、改札前の広場には切符を購入する方の長い列が・・・・

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なんと、180分待ちの表示。
列はどんどん長くなっていました。
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けれども、記念スタンプはそれほど待機列は長くなく、10分ほどの待ち時間だったのでスタンプだけ押してきました。

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駅が開業したとはいえ、周囲の開発はこれからです。
急ピッチで工事が進められていました。

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この日、東京の桜の開花宣言が出されました。

こんなに花開いているソメイヨシノもありました。
開花したての桜と降りしきる雪の光景が見られました。

3月14日の開花宣言は、観測史上最も早い記録となります。

投稿者: kameno 日時: 20:50 | | コメント (0)

東日本大震災から9年

2011年3月11日に発生した東日本大震災から9年が経過しました。
震災でお亡くなりになられた方は、判明しているだけで15,899名、いまだに2,529名の方が行方不明となっています。

今年の3月11日は、コロナウイルスの影響もあり、静かな祈りの日となりました。

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今月訪問した宮城県各所では、祈りの千羽鶴が各所に掲げられていました。
上写真は、宮城県東松島市の仙石線・旧野蒜駅の駅舎に掲げられていた千羽鶴です。


昨日は、所用で三重県桑名市に出向いておりました。
桑名市は、無形文化財として受継がれてきた折鶴が有名で、その原点は寛永9年に発刊された『千羽鶴折形』(著:桑名市長円寺住職・魯縞庵義道師)という折り方の指南書です。
そこには1枚の紙から、連続した鶴を折る技法が49種類紹介されています。

実際に折ったものが展示されていましたのでご紹介します。

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実に見事な作品ですね。

 

千羽鶴に込められた思いは、それぞれでしょう。
今日は、心静かに祈りを捧げたいと思います。

投稿者: kameno 日時: 10:21 | | コメント (0)

年回法要のため大本山總持寺へ

近隣寺院住職様の年回法要のため、大本山總持寺へ。
コロナウイルスの影響により、大本山總持寺の諸行事にも影響が出ています。

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総受付の前にはこのような看板が掲げてありました。

「感染症の拡大に伴い 皆様の健康と安全を最優先に考え 接触が心配される諸行事を当分の間中止させていただきます
境内への参拝や年回忌法要は可能ですが マスクの着用など 予防対策をお願いいします」

祈りの夕べや授戒会など、大人数が集まる大行事は中止となりました。
なお、小規模な参拝や、檀家さんの年回法要などは感染症対策に十分に留意して参加くださいとのことです。

近隣寺院住職様の年回法要も、法要以外ではマスク着用として、法要後の設斉はなしになりました。

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法要後、大祖堂正面で記念撮影。

後拝の屋根の縁に太陽がかかって、光の輪ができていました。花粉光輪という現象のようです。

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投稿者: kameno 日時: 19:41 | | コメント (0)

定例坐禅会とウイルス対策

貞昌院では、毎週木曜日朝に坐禅会を開催しています。
本日も多くの方々が参加されました。

世界中で新型コロナウイルスの流行が懸念されるようになりました。

貞昌院の坐禅会においては、手洗いの徹底と閉鎖空間の環境をなくすため、換気、空気清浄機、ウイルス除去機器の運転などを行っています。
特に、行粥の前の手洗いは確実に行うこととしています。

坐禅会に参加される方は、
・手洗いの徹底
・アルコール消毒薬の利用
・発熱・咳などの症状のある場合は参加を控える

など、感染拡大の防止に向けた対策を遵守いただきますようお願いいたします。

 

坐禅会の日程詳細は坐禅会予定でご確認ください。

投稿者: kameno 日時: 21:51 | | コメント (0)

施餓鬼棚塗装作業

毎年7月26日の大施餓鬼(おせがき)法要で使用する施餓鬼棚の塗装が、経年劣化により剥がれてきてしまいました。
かなり厚く塗装されているので、一度亀裂が入ると、みるみる裂け目が大きくなっていきます。

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塗装をやり直すことにしました。

まずは、塗装をはがし、表面を粗目の紙やすりで磨きます。

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下地にまずはシーラーを塗って、その上から水性ウレタン塗料を塗っていきます。

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一度乾燥させて、二度塗り。

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その後、ウレタンニスを塗って仕上げます。

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完成。

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半日の日曜大工でした。

投稿者: kameno 日時: 22:16 | | コメント (0)

雛人形を飾っています

天神山の河津桜は、ほぼ満開になり見ごろを迎えています。
例年より早く、華やかな時節を迎えました。

貞昌院客殿では、雛人形をお飾りしています。
法事などでお越しの際には、ごゆっくりご覧ください。

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投稿者: kameno 日時: 23:12 | | コメント (0)

「砂の家」 review

2月8日から16日まで、貞昌院本堂で行われた演劇「砂の家」の公演が無事千穐楽を迎えました。
今回の公演を何回か観劇させていただき、そのたびに考えさせられることがあり、新たな発見もありました。
ゲネプロなどで、私も写真を撮影させていただきましたので、全公演が終わったこの機に振り返ってみましょう。
(※内容の解釈はkamenoの個人的な感覚に基づきます)


横浜「貞昌院」で行われる国境を超えた現代人のための寓話。女が故郷に帰ると「あるもの」がなくなったことに気づく。それを探して大地を掘り続けると、或る男が待つ奇妙な場所にふとたどり着く。ときに愛の物語であり、地上の終わりを告げる警鐘の物語でもあった。帰属、移住、破壊、自然、飽和・・・、様々な言葉が世界を織りなす、衝撃のオーストラリア、日本、ニュージーランド3か国のコラボレーション作品。

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未来の世界だろうか。
宇宙を構成する原子、分子、星の子、時間、場所・・・輪になって交信のようなコーラスを繰り返している。

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ほどなく、その中心に宇宙をつかさどる存在(もしくは宇宙そのもの)が登場。

ビッグバンにより宇宙が誕生し、星たちが誕生した。
地球があり、海があり、浜辺があり、家があった。

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地球上にはさまざまな生き物、人間たちが、確かにそこに存在していた。
植物が生えていた。
貝もいた。
カニやトカゲ、子供たちがいた。

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原子の子と気体の子の叫び。

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そして、昔、人々がいた。
一人の男が鉱山で働いていた。
その惑星の別の遠い場所で、一人の女が、津波によって失った家を思って泣いていた。

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ここで劇は休憩に。現実空間に一度引き戻される。

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3分間の休憩ののち、再び演劇へ。

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津波に飲まれた女を男が助けようとする。
そして、奇跡的にその通りになった。

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違う時空から穴を掘り進んだ男女が交錯する。
男と女は異なる言語で話しているが、お互いに話を理解している。

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場面転換。
政治問題や地球温暖化についての日常の雑談。

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そして、再び未来の世界へ。
かつてあった鉱山、人々の暮らし、論議、危機、電話、会話、日常はすべて消えてしまい、錆が機械を侵食し、崩れて砂と一緒になった。
国も国境も動物も植物もない、ただただ、砂粒たちが広がっているだけ。

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宇宙の象徴が、如来となって登場。

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光明真言を唱えながら、目の前に広がる砂の一粒一粒、苦に生きる衆生を救い、そしてあらゆる御霊(みたま)を成仏せしめようと五色の光明をひろげていく。
(なお、この光明真言は、貞昌院で毎年7月26日に行っている大施餓鬼法要(おせがき)においても「諸仏光明真言灌頂陀羅尼」として お唱えしています)

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そして、最終場面へ。

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All photos by Tetsuya Kameno.


IDIOT SAVANT(演劇) × Belloo Creative(オーストラリア・演劇)
「砂の家」 House in the Dunes

作:Katherine Lyall-Watson
演出:恒十絲 Carolone Dunphy
出演:朱尾尚生 近藤康弘 新井千賀子 平子亜未 玉井沙季 しんえな 小林望 石塚晴日 新堀隼弥 須澤聖樹 本間愛良 Kirk Page他

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■貞昌院本堂で行われた過去の公演記録(IDIOT SAVANT theater company 関連) 

 彼方、蓮台野にて 点描 (2011年の公演記録)
「佯狂( ようきょう )のあとで」review (2012年の公演記録)

投稿者: kameno 日時: 21:45 | | コメント (0)

演劇「砂の家」最終日・撤収作業

2月9日から16日にかけて貞昌院の本堂で行われた演劇「砂の家」の最終日を迎え、いよいよ最後の公演となりました。
主催  IDIOT SAVANT(日本)× Belloo Creative(オーストラリア)TPAM フリンジ 

公演期間中、何回か観劇させていただきましたが、毎公演ごとに印象異なり、最終公演は最終日ならではなおアレンジがなされておりました。

公演終了後、皆で撤収作業。
手際よく進められています。

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照明の数もとても多いですね。
演出も素晴らしかった。

堂内を完全暗転するために、全ての窓、扉に黒板をはめ込んで、さらに暗幕を設置しています。

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本堂の畳は、上に養生シート、ベニヤ板、ゴムシートと、複数層で舞台が作られています。


観客席は八尺間外側に作られました。

撤収作業が終わり、元の本堂へ戻りました。

今回の公演は、日本、オーストラリア、ニュージーランドのコラボレーションであり、様々なジャンルのアーティストが係わって作り上げられています。
それだけ深みのある演劇でした。
レビューはのちのどこのブロブ記事で記載したいと思います。

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みなさま、素晴らしい演劇をありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。
今後のご活躍をご祈念申し上げます。
投稿者: kameno 日時: 23:17 | | コメント (0)

演劇「砂の家」公演3日目終了

貞昌院の本堂で2月9日から開演している演劇「砂の家」。
本日(2月11日)3日目の公演が終了しました。

舞台の様子を360度・全天球カメラで撮影してみました。
ステージ中央からの視点です。

演劇 砂の家 公演2日目終了 - Spherical Image - RICOH THETA

演劇「砂の家」 @貞昌院本堂

残すところ、あと4日間・5公演となりました。
この機に、ぜひご観覧ください。

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演劇「砂の家」 IDIOT SAVANT(日本)× Belloo Creative(オーストラリア)TPAM フリンジ
2020年 
2.9 Sun 14:00 / 19:30 (終了)
2.10 Mon 19:30 (終了)
2.11 Tue  13:00 / 18:00 (終了)
2.12 Wed 19:30
2.14 Fri 19:30
2.15 Sat   14:00 / 19:30
2.16 Sun  14:00

上演時間80分

オーディエンスチケットお取り扱い
前売一般¥3,500 当日一般¥3,800 学生(前売・当日)¥3,000 *要ID提示
主催 ベル―・クリエイティブ(オーストラリア)× イディオ・サヴァン シアターカンパニー(日本)
お問い合わせ https://www.tpam.or.jp/program/2020/?program=house-in-the-dunes
idiot.savant@nifty.com 080-6587-8803

投稿者: kameno 日時: 19:03 | | コメント (0)

災害対策意見交換会

町内会、災害時支援者委員会主催による「意見交換会」が開催され、多くの災害ボランティアの皆様、要援護者の方々が町内会館に集まりました。

特に、今回は「災害時支援者委員会」「ボランティア」「要援護者」のそれぞれのカテゴリーの方々が一堂に会し、初めての全体での顔合わせという意義深いものでした。
地域・班ごとに分かれ、具体的な災害時の行動、要望、意見などを出し合い、情報を共有していきます。
その後、班ごとに意見をまとめて発表を行いました。

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意見交換会の後、災害時での食事訓練を兼ねたサンドイッチ、豚汁を皆でいただきました。

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地震、台風、土砂災害など、身近にある危険をハザードマップを有効に活用して把握することも大事です。
ハザードマップは、適宜更新されていますので、時折確認することも必要ですね。
横浜市の防災ハザードマップは区役所などで入手できるほか、下記のリンク先から閲覧することができます。

防災の地図 横浜市

 


■関連ブログ記事
町内会防災訓練2019
町内会防災訓練2018
町内会防災訓練2017
町内会防災訓練2016
永野地区合同防災訓練2016
要支援者委員会災害ボランティア研修
防災訓練@町内会館・貞昌院
永野地区防災訓練2015
防災の日・防災週間において
永野地区防災訓練

避難訓練@町内会館・貞昌院
災害対策委員会
災害時支援者委員会炊き出し訓練
防災のための身近な組織
防災のための身近な組織2
災害対策委員会炊出し訓練
炊き出し訓練@町内会館
災害対策-応急手当の基礎実技
合同防災訓練
永野地区合同防災訓練
災害に強いまちづくりとは
合同防災訓練
災害時支援者委員会研修会

投稿者: kameno 日時: 00:18 | | コメント (0)

演劇「砂の家」舞台設営

2月9日に開演する演劇の舞台設営が進んでいます。

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演劇「砂の家」 @貞昌院本堂

貞昌院本堂を劇場にして開催される演劇です。

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演劇「砂の家」 IDIOT SAVANT(日本)× Belloo Creative(オーストラリア)TPAM フリンジ
2020年  2.9 Sun 14:00 / 19:30
2.10 Mon 19:30
2.11 Tue  13:00 / 18:00
2.12 Wed 19:30
2.14 Fri 19:30
2.15 Sat   14:00 / 19:30
2.16 Sun  14:00

上演時間80分

オーディエンスチケットお取り扱い
前売一般¥3,500 当日一般¥3,800 学生(前売・当日)¥3,000 *要ID提示
主催 ベル―・クリエイティブ(オーストラリア)× イディオ・サヴァン シアターカンパニー(日本)
お問い合わせ https://www.tpam.or.jp/program/2020/?program=house-in-the-dunes
idiot.savant@nifty.com 080-6587-8803

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投稿者: kameno 日時: 10:08 | | コメント (0)

市仏連主催 第45回涅槃会

2月15日はお釈迦さまが入滅(お亡くなりになられた)された日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、立春を迎えた令和2(2020)年2月4日、中区 西有寺様を会場として横浜市仏教連合会主催の第45回涅槃会が開催されました。

今年は中区仏教会が担当となります。

日時 令和2年2月4日(火)
会場 中区 西有寺

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第1部 法要の部

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・導師、式衆入堂
・一同三礼
・三帰依文唱和
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・啓白文奉読
・読経(観音経・舎利礼文)

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・回向
・一同三礼
・導師、式衆退堂
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第2部 講演の部

・市仏連会長挨拶
・県仏教会長挨拶
・中区仏教会長挨拶

・講師紹介
講演 『白象をたずねて ~ブッダ最後の旅~』
講師 市仏連副会長・善浪裕勝師

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釈尊涅槃会にちなみ、お釈迦様の足跡をたどる楽しく親しみやすい法話を頂きました。

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閉会の辞 副会長挨拶
準備の中心を担った中区仏教会の皆さま、準備から式の運営の細部にわたり本当にお疲れ様でした。

 

本堂室中に掲げられた涅槃図

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■これまでの記録
市仏連主催 第44回涅槃会 (2019年の記録)
市仏連主催 第43回涅槃会 (2018年の記録)
市仏連主催 第42回涅槃会 (2017年の記録)
市仏連主催 第41回涅槃会 (2016年の記録)
横浜市仏教連合会主催第39回涅槃会 (2014年の記録)
横浜市仏教連合会主催第38回涅槃会(2013年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2012年の記録)
市仏教会主催涅槃会法要
(2010年の記録)
市仏教連合会涅槃会 (2009年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2008年の記録)
投稿者: kameno 日時: 18:02 | | コメント (0)

令和2年節分三景

今年は異常なほど暖かい冬になっています。
2月3日は節分。明日は立春ですので、暦の上でも春になります。
梅の花はすっかり満開です。

青空が広がり、暖かい日差しが差し込むおだやかな一日となり、貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の豆撒き行事が行われました。

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午後1時より神事、引き続き午後1時30分から豆まきという流れです。
獅子舞やお囃子も披露され、豆撒き開始までの間、参列者を楽しませています。

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神主さんの挨拶とお話のあと、いよいよ豆撒き開始です!
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福は~うち!!
邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

豆撒きの後は、子供たちにお菓子の詰め合わせが配られます。

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豚汁も振る舞われました。

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引続き、近隣のR寺さまの節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。

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境内は今年もたくさんの参詣者で溢れています。

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒きを行ないました。
皆さまに福が届きますように。

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投稿者: kameno 日時: 20:00 | | コメント (0)

記録的な暖冬か

関東甲信越地方が雪になるという予報でしたが、横浜ではみぞれにもならず、雨が降り続きました。
この季節では珍しい、まるで春先のような雨の降り方です。
そして、今日は3~4月並みの暖かい陽気になり、青空には綿雲が浮かんでいました。

例年ですと、あと1週間ほど度フキノトウが芽を出す季節になるのですが、今年は例年には見られない光景が広がっています。
通常、フキは冬の時期は葉が枯れて、地上には何もなく、春先にフキノトウが芽を出すのですが、今年は、青々としたフキの葉がそのまま越冬しています。
地面を青々とした葉が覆っている光景を見るのは、今年が初めてかもしれません。
茎の分岐点から、新しいフキノトウの芽をつけています。

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梅の花は今日の暖かさで一気に花開きました。

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蝋梅も甘い香りを放っています。

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はたして、今年の桜の開花はどれくらい早くなるのでしょうか。
冬らしい冬が無いというのも、寂しい気がします。

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投稿者: kameno 日時: 19:14 | | コメント (0)

みぞれの天気に

本州南岸を低気圧が進んでいる影響で、関東地方では雨からみぞれ、雪の天気になっています。

貞昌院でも、昼前には、みぞれが降り続いています。

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雪は午後2時くらいまで続く予報ですが、積雪には至らないということです。

投稿者: kameno 日時: 11:50 | | コメント (0)

大賀蓮植替え作業 2020

貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)。
毎年、蓮根から芽が出始める時期に、植替え作業を行っています。

これまでは、3月に入ってから行っていたのですが、その時期になるとかなり新芽が大きくなっているので、今年は少し早めに作業をすることにしてみました。
大賀蓮の鉢は秋から初春にかけては、このように水面の上の葉や茎は枯れて、地上には何も無い状態が続きます。

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しかし、土の中では蓮根がどんどん成長して次の世代への準備を進めており、土の中で蓮根がぐるぐると絡まるように成長していますので、毎年蓮根の植替え作業が必要になるのです。
少し手間はかかりますが、植替えをしないと良い花を咲かせてくれません。
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まずは、水と土とを掻い出しながら丁寧に蓮根を引き揚げていきます。

一世代前の蓮根は、↓このようにぶよぶよになってしまっていますので、こちらは取り除きます。
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今年もこんなにたくさんの蓮根が採れました。
既に新芽が伸びはじめていますので、芽を折らないよう、静かに静かに引き揚げます。

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新しく土を加え、土を練りながらそこに3節程度に切り分けた蓮根を埋めていきます。
今年からは、少し大きめの四角い蓮鉢に変えてみました。
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最後に水を張って植替え作業は終了。

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貞昌院の大賀蓮は、昨年も立派な大輪をいくつも咲かせてくれました。
(昨年の記録はこのページ下から見ることができます)

今年も美しい花を咲かせてくれることを期待します。
随時報告していきます。


2017年・2018年の記録(これ以前の記録の閲覧は「右上の検索窓」で大賀蓮と入力してください)
■2017年の大賀蓮成長記
大賀蓮の植替え作業(2017/3/14)
大賀蓮生育日誌 (2017/5/2)
大賀蓮成長記2017(3)(2017/5/26)
大賀蓮成長記2017(4)ビオトープの小宇宙(2017/6/1)
大賀蓮成長記2017(5)(2017/6/27)
大賀蓮成長記2017(6)(2017/6/29)
大賀蓮成長記2017(7)(2017/7/3)
大賀蓮成長記2017(8)(2017/7/7)
大賀蓮成長記2017(9)-開花!(2017/7/8)
大賀蓮成長記2017(10)-見頃(2017/7/9)
大賀蓮成長記2017(11)(2017/7/11)
鐘楼堂前の大賀蓮が見ごろ(2017/7/19)
大賀蓮が一番の見ごろ(2017/7/20)
大賀蓮成長記2017(12)(2017/7/19)
大賀蓮成長記2017(13)-見頃の終わり(2017/7/31)
大賀蓮成長記2017(14)(2017/9/4)

■2018年の大賀蓮成長記
大賀蓮植替え作業2018
新緑の季節へ
大賀蓮の花芽
大賀蓮もうすぐ開花
大賀蓮(古代蓮)一番花が開花
大賀蓮1番花2日目
大賀蓮一番花3・4日目
開花4日目の大賀蓮
大賀蓮、背丈ほどの高さに

■2019年の大賀蓮成長記録
大賀蓮植替え作業2019
桜満開!
新緑色濃く
真夏日ー大賀蓮成長進む
梅雨ー大賀蓮成長すすむ
梅雨の大賀蓮
大賀蓮一番花の花芽
大賀蓮のつぼみ4つ同時に成長中
今日から七月盆・大賀蓮の開花直前
大賀蓮満開!
大賀蓮1番手散り始め
大施餓鬼法要前日の坐禅会
大施餓鬼法要・特別公演「耳なし芳一」報告

投稿者: kameno 日時: 23:02 | | コメント (0)

どんど焼き 令和2年小正月

貞昌院に隣接する永谷天満宮で、本日(令和2年1月14日)午前10時よりどんど焼きが行われました。
どんど焼きは永谷天満宮では毎年1月14日に催行される恒例行事です。

各家で歳神様をお迎えした正月飾り、初詣のおみくじなどをお焚き上げします。

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どんど焼きは左義長(さぎちょう)とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
たくさんの松飾りが集まっています。
※なお、人形などお焚き上げ出来ないものは決して持ち込まないでください。
※あくまでも、正月飾り(プラスチックなどは取除いてください)、天満宮のお札、破魔矢などに限ります。


午前10時、神事が始まりました。
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神事の後、神主さんによって火がつけられ、いよいよどんど焼きが始まります。 
カラフルな繭玉団子を焼いて食べると無病息災がかなうと言われています。

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また、お正月に書いた書初め、習字などをお焚き上げして、その煙が高く昇るほど字が上達するということです。

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参列の皆様にみかんが配られました。

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小正月が過ぎると、一連の正月行事は一段落いたします。

動画はこちら

投稿者: kameno 日時: 11:28 | | コメント (0)

令和2年新春さわやか寄席

一年に2回のペースで開催している「さわやか寄席」(貞昌院・さわやか港南共催)が開催されました。
平成24年新春から開催しているので、今回が17回目の開催となります。
定番となりました金原亭馬治師匠と林家八楽さんによる落語と紙切りの演芸です。
※毎回演目が変わります。

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 林家八楽

日時 令和2年1月11日(土曜日)午後2時 より
場所 貞昌院 本堂にて
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さわやか港南・川辺さんの挨拶のあと、まずは金原亭馬治師匠の一席「強情灸」

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続いて林家八楽さんの紙切り。

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客席からのリクエストのネズミ、鏡開きなどのリクエストもあったり、新しいテーマで次々と切り出していきます。

休憩を挟んで第二部、金原亭馬治師匠の一席「井戸の茶碗」

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暖かく穏やかな天気となり、今回も多くの参加をいただきました。
ありがとうございます。

次の貞昌院さわやかコンサートは3月の予定です。
詳細は後日お知らせいたします。

投稿者: kameno 日時: 19:38 | | コメント (0)

令和二年 新春初釜

貞昌院茶室・如是庵で新春の初釜が行われました。

今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

 

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初釜懐石

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懐石料理 → お濃茶 → お薄茶 と進み、新年をお祝いいたします。

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■関連ブログ記事
新春初釜 (2019年)
新春初釜(2018年)
鏡開きー新年初釜(2017年)
2016年新春初釜(2016年)
新春 初釜 (2015年)
茶室・如是庵で初釜(2012年)
如是庵初釜(2010年)
新春初釜(2009年)

投稿者: kameno 日時: 15:24 | | コメント (0)

七草粥-定例坐禅会

新年が明けてから9日経過しました。

毎週木曜日に開催している定例坐禅会は、今年2回目となります。
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冬至を過ぎたとはいえ、まだまだ日は短く、坐禅のあいだに少しづつ夜空から薄明へと遷っていきます。

坐禅会の最後に坐禅用心記をお読みしています。
坐禅2チュウの後、行粥(小食飯台)。

 

今朝は七草粥を皆でいただきました。

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定例坐禅会はどなたでも参加できます。

日程詳細は坐禅会予定でご確認ください。

投稿者: kameno 日時: 07:17 | | コメント (0)

発達した低気圧による荒れた天気

急速に発達する低気圧が日本海を通過した影響で、日本列島の広い範囲で強風が吹き、大荒れの天気になりました。

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気象衛星写真。雨雲の区切りがくっきりと見えます。

そして、同時刻、貞昌院から見上げた空の様子がこちら。
東側では雨が降っていて、西側は青空が広がっています。

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日差しが雨雲に差し込んだことによって、永野小学校の上に虹がかかりました。

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明日は、4月並みの気温になるということです。

投稿者: kameno 日時: 21:50 | | コメント (0)

七草粥と飾り寿司

早いもので、新年が明けてから1週間が経ちました。
今朝は七草粥をいただきました。

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古来中国では、やはり正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習があったそうですので、そこに七草粥の由来があることは間違い無さそうです。
また、旧暦正月7日は、五節供の一つ「人日の節句」の日でもあります。
正月一日から鶏・狗・猪・羊・牛・馬・人の順に占いを立てたため、正月7日に初めて人の占いを立てたとされます。
新しい一年の運勢を天候でも占ったそうです。
今日の横浜は見事な冬晴れを迎えていますので、きっと「吉」なのでしょう。
これら中国の風習が日本の平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる「七穀粥」と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

春の七草は、

「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根

であり、これら七草は、「日本のハーブ」とも呼ばれています。
かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。

正月三が日はおせち料理や檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きます。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵が伝えられているっていうのは良いことだと思います。

こちらは、昼にいただく飾り寿司。毎年作っています。

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投稿者: kameno 日時: 09:54 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2020年復路9区

第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(令和2年・2020年 復路)

令和2年の箱根駅伝は、青山学院大学が、10時間45分23秒の大会新記録で2年ぶり5度目の総合優勝!
おめでとうございます。
早稲田大学、駒澤大学もシード権獲得。結果の概要は本記事末に記載します。

昨日の2区に引続き9区で応援してまいりました。
2020年1月3日 箱根駅伝第9区 不動坂通過順位 (通過順位、実質順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

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通過/1総合/1 青山学院大学 神林勇太

20200103-02
通過/2総合/2 東海大学 松尾淳之介

20200103-03
通過/3総合/3 國學院大學 茂原大悟

20200103-04
通過/4総合/4 明治大学 村上純大

20200103-05
通過/5総合/5 東京国際大学 相沢悠斗

20200103-06
通過/6総合/6 帝京大学 小森稜太

20200103-07
通過/7総合/7 東洋大学 大澤駿

20200103-08
通過/8総合/8 駒澤大学 神戸駿介

20200103-0902
通過/9総合/9 早稲田大学 新迫志希

20200103-10
通過/10総合/10 中央学院大学 有馬圭哉

20200103-11
通過/11総合/11 創価大学 石津佳晃

20200103-12
通過/12総合/12 拓殖大学 中井槙吾

20200103-13
通過/*13総合/15 神奈川大学 古和田響

20200103-14
通過/*14総合/13 順天堂大学 髙林遼哉

20200103-15
通過/*15総合/14 中央大学 大森太楽

20200103-16
通過/*16総合/OP 関東学生連合 渡邊晶紀
通過/*17総合/19 国士舘大学 福田有馬

20200103-18
通過/*18総合/16 日本大学 橋口大希

20200103-19
通過/*19総合/17 法政大学 清家陸

20200103-20
通過/*20総合/18 日本体育大学 野上翔大

20200103-21
通過/*21総合/20 筑波大学 川瀬宙夢


第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(令和2年・2020年 最終結果)

総合/1位 10:45:23 青山学院大学
総合/2位 10:48:25東海大学
総合/3位 10:54:20國學院大學
総合/4位 10:54:23帝京大学
総合/5位 10:54:27東京国際大学
総合/6位 10:54:46明治大学
総合/7位 10:57:43早稲田大学
総合/8位 10:57:44駒澤大学
総合/9位 10:58:17創価大学
総合/10位 10:59:11東洋大学
-------シード権ここまで---------
総合/11位 11:01:10中央学院大学
総合/*12位 11:03:39中央大学
総合/13位 11:04:28拓殖大学
総合/*14位 11:06:45順天堂大学
総合/*15位 11:07:23法政大学
総合/*16位 11:07:26神奈川大学
総合/*17位 11:10:32日本体育大学
総合/*18位 11:10:37日本大学
総合/*OP 11:12:34関東学生連合
総合/*19位 11:13:33国士舘大学
総合/*20位 11:16:13筑波大学


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2017年 箱根駅伝観戦記2017年復路9区
2017年 箱根駅伝観戦記2017年往路2区
2016年箱根駅伝観戦記2016年復路9-10区
2016年箱根駅伝観戦記2016年往路2区
2015年 箱根駅伝復路観戦記 9・10区
2015年 箱根駅伝往路観戦記 2区
2014年箱根駅伝9・10区観戦記
2014年箱根駅伝2区観戦記
2013年箱根駅伝10区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝2区観戦記
■過去の記録を含めた記事はこちら
箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 13:14 | | コメント (0)

永谷天神囃子・獅子舞

永谷周辺では、正月のおめでたい風習として、獅子舞が近隣を巡回しています。
貞昌院でも、毎年1月2日に来訪いただいています。

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獅子舞の行事を含め、正月行事の伝統が受け継がれていくことを願っています。
 
そして、令和2年が皆様にとってより良い年になりますように。

投稿者: kameno 日時: 09:50 | | コメント (0)

謹賀新年-賀詞交歓会

新年あけましておめでとうございます

令和2年の元旦を迎えました。
旧年中は公私に渡り、また当サイトにおきましてもひとかたならぬご厚誼を賜りまして大変ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

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今年の元日は、穏やかな一日になりました。昨年、一昨年も同じような良い天気でした。
貞昌院においては、午後1時から元日の大般若御祈祷法要および賀詞交歓会を行いました。

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午後2時 檀信徒賀詞交換会

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たくさんのお詣りを頂き、和やかな中で無事諸行事が終了いたしました。

曹洞宗公式ページでは、管長禅師よりのお言葉が公開されております
音声でも聞くことができますので、是非ご視聴ください。


令和2年 年頭の挨拶

あけましておめでとうございます。
新春を迎え、世界の平和と社会の安寧を心より祈念申し上げます。あわせて、謹んで皆様のご多幸をお祈りいたします。
旧年中、日本各地において自然災害が多発し、遺憾ながら、多くの甚大なる被害が発生しました。
東日本大震災においても、本当の復興に至るまでの道のりは、依然として厳しい状況が続いております。
私たちは、被害の現実に向き合い、苦境にある方と寄り添い、共に希望をもって歩み続けなければなりません。
復興という目標に向かい、同心和合をもって一歩一歩共に前進して参りましょう。
さて、私が生涯を通じて大切にしている言葉があります。それは「我逢人」という言葉です。「我逢人」とは、「我れ人と逢うなり」と訓読みします。
曹洞宗を開かれた道元禅師様が、お若いときに本当の師匠を求めて、当時仏教が盛んであった中国にご苦労を重ねて渡り、やっとその本当の師匠にめぐり逢えたときの感動のお言葉が、この「我逢人」(我れ人と逢うなり)であります。
考えてみれば、私たちは自分一人で生きているのではなく、多くの出逢いや支えによって、はじめて今の自分がここにあります。それらの数限りない出逢いに感謝して、まわりの多くの人々の為にお互いに力を尽くしていくことが、仏教の大切な教えであります。
本日、ラジオを通じて皆様は私と出逢い、私とのご縁が生まれました。私も皆様とのご縁をいただきました。どうかこのご縁を大事にされて、今後とも生活の中で常に感謝の気持ちを忘れずに、他を尊重し、心豊かに歩まれることを切に願ってやみません。
皆様にとって、本年がすばらしいとして年であることを重ねてお祈りいたします。
有難うございました。
曹洞宗管長 江川 辰三


皆様方にとりまして、新しい年がより良い年となりますようご祈念申し上げます。
令和2年(2020)仏紀2586年 元旦 貞昌院住職 亀野哲也合掌

投稿者: kameno 日時: 21:53 | | コメント (0)

大晦日から新年へ

平成31/令和元年から令和2年へ。

大晦日の夜、恒例の除夜の鐘の行事を行いました。
夜10時20分の撞き始めに向けて、参詣者が集まってきています。

 

今年も多くの方々が願いを込めて鐘を撞きました。
除夜の鐘は深夜0時で撞き終り。

それと同時に、隣の永谷天満宮の初詣が始まりました。

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令和2年がスタート。
みなさまにとって、より良い年でありますよう、こころより御祈念申し上げます。

元日は、午後1時から新年の御祈祷法要、引き続き、賀詞交歓会が行われます。

投稿者: kameno 日時: 01:47 | | コメント (0)

Selected Photos 2019

今年も残りわずか。
Photo log らしく、毎年恒例のごとく、1年を振り返って2019年(平成31年=令和元年)に撮影した写真の中からいくつか写真をセレクトして一年を振り返ってみます。
今年は昨年に引き続き、宗門の公務が終盤を迎え、平日はだいたい東京の事務所に詰めるという一年でした。
慌ただしく過ぎていった1年、それでも多くの出会いと学びがありました。


今年も箱根駅伝を2区、9区の沿道で応援してきました。
結果、2019年の箱根駅伝は、東海大学が大会新記録で総合初優勝を果たしました。
おめでとうございます!

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箱根駅伝観戦記2019年復路9区
箱根駅伝観戦記2019年往路2区


貞昌院茶室・如是庵での初釜。
年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

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新春初釜


大本山總持寺への新年の御拝登。
今年は紫雲臺が改修工事のため、控室は瑞応殿でした。

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大本山總持寺 新年御拝登


どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。

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小正月のどんど焼き2019


福は~うち!!
邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

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2019年 節分の3景


お釈迦さまが入滅(お亡くなりになられた)された日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、涅槃会が開催されました。
写真は『歌と法話の仏教伝道ライブ』

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市仏連主催 第44回涅槃会


一年に2回のペースで開催している「さわやか寄席」。
定番となりました金原亭馬治師匠と桃川健師匠による落語と紙切りの演芸です。

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さわやか寄席 2019新春
納涼さわやか寄席2019夏


「さわやか寄席」に日は、未明から朝にかけて雪の天気となり、境内がうっすらと雪化粧されました。

2019年の積雪は、この日だけでした。

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さわやか寄席 2019新春


毎年3月には大賀蓮の植替えを行っています。
昨年・一昨年は桜の開花の時期にこの作業を行っていたのですが、今年は試行的に3週間ほど早めに植替えをしてみました。

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大賀蓮植替え作業2019


貞昌院境内の2本ある銀杏(イチョウ)の木のうち、昨年春に1本目の剪定作業をおこないました。
銀杏の木は枝の成長が早いので、十数年おきに樹形を整える意味でも剪定は必要になります。

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銀杏剪定作業 2本目(2)
銀杏剪定作業 2本目


明朋高校の協力を得て、馬場先生、港南歴史協議会有志による松ヶ崎横穴古墳群の追跡調査を行いました。
松ヶ崎横穴古墳群は港南区(港南台9丁目)に唯一残っている横穴墓群であり、2015年には横浜市の地域文化財に指定されています。

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松ヶ崎横穴古墳群追跡調査


境内の桜は、8分咲き~満開になり、まさに見ごろのピークを迎えています。
本堂から窓の外を眺めると、満開の桜が額縁に収められた絵画のように見えます。
本日、貞昌院本堂で定期的に開催しているさわやかコンサートが開催されました。

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さわやかコンサート2019春


境内の桜が見ごろのピークを迎えています。
新緑も交じり、とても色鮮やかです。

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桜・桜・桜
桜満開!


花まつり・檀信徒総会が開催されました。
花まつり・お釈迦様の誕生日は4月8日ですが、貞昌院では、4月8日に近い土日に開催しております。
境内の桜は満開、緑はより色濃くなっています。
桜は少しづつ散り始めてい風が吹くと桜吹雪が舞います。

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花まつり・檀信徒総会2019


横浜市仏教会(市仏連)の参拝旅行で成田山新勝寺への参拝旅行に出かけてきました。

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成田山新勝寺ー市仏連仏跡参拝


定例坐禅会で、貞昌院産のタケノコと山椒の葉をお粥に乗せました。

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新緑色濃く
新緑の定例坐禅会


平成から令和へ移り変わる10連休。
時間をみつけてみなとみらい地区へ出かけてきました。
この日は好天に恵まれ、水陸両用バスがのんびりと運航していたり、大桟橋には大型客船の姿も。
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連休のみなとみらい-ドイツの春祭り


令和元年度 神奈川県第二宗務所主催 現職徒弟研修会(1日目)が開催されました。
曹洞宗宗制により、年齢55歳以下の宗侶(但し55歳以上で住職になった場合は任命後3年間)は参加が義務付けられている研修会です。

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現職研修令和元年1日目@西有寺


地区の民生児童委員、主任児童委員が中心となって毎月1回「公園サポート」として地域の公園で活動を行っています。
毎月行われる公園サポートのうち、年2回、5月と10月は「楽しいイベント」を開催する、ということで、今回は”遊びの達人”と合同で開催しました。

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公園あそび イベントday2019


今年は、何回か椅子坐禅の実践講座を行いました。
いす坐禅とは、足を組まなくてもできる坐禅です。

いす坐禅ー大人のまなび塾開催報告


トランプ大統領が国賓として来日していることを記念して、スカイツリーが星条旗のデザインでライトアップされました。

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星条旗デザインのスカイツリー


毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークになります。
今年は、6月1日に観察しました。

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ゲンジボタル定点観測2019


FMヨコハマの番組・E-ne! ~good for you~のコーナー
ホズミング で貞昌院が紹介されました。

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FM ヨコハマ ホズミング


梅雨入り宣言から、雨の日と晴れの日が交互にやってきています。
晴天の下の紫陽花です。
だいぶ色づいてきました。
一番の見ごろを迎えています。

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梅雨の晴れ間に紫陽花色づく


地元の小学校から3年生の児童たちが総合学習「まち探検」の授業で貞昌院に来訪しました。

小学3年生の総合学習・まち探検


災害時に役立つ「ポリ袋料理」を実践しました。
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町内会防災訓練-ポリ袋料理


1年の半分が経過した6月30日午後4時より、永谷天満宮では夏越の大祓(なごしのおおはらえ)行われました。
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夏越の大祓2019


大賀蓮の1番花開花から3日目、続く2,3,4番花は2日目を迎え、一番の見ごろを迎えました。
2000年前の種から目覚めた古代蓮をご覧ください。

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大賀蓮満開!
大賀ハス開花


昌院本堂を会場として、横浜ボートシアター創立メンバー演劇人による説経劇『安寿恋しや』が行われました。

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説経劇「安寿恋しや」


貞昌院恒例の大施餓鬼会(おせがき)法要が、例年通り7月26日に行われました。
法要の前に、まつむら眞弓さんによる『耳なし芳一』の公演を行いました。
迫力ある演技によって、物語の厚みが増して、怪談の魅力が詰め込まれた公演でした。

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大施餓鬼法要・特別公演「耳なし芳一」報告


スバル360に乗っています。
この車は年齢(車齢)53歳、ほぼ私と同じ年齢です。
なので、自分の体と付き合っていくのと同様に、大事に乗っていこうと考えています。
なるべく毎日運転できるようにしています。

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旧車と過ごす-SUBARU360
「スバル360」現在も現役な理由


本格的な夏、一夜限りの幻想的な光景を見ることができます。

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真夏の夜の光景
カラスウリが次々と開花


恒例の町内会夏祭り盆踊りが地元小学校を会場として開催されました。

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町内会夏祭り


貞昌院の境内墓地の一つにミツバチが群がっています。
ハチの種類はニホンミツバチ。
どうやら、墓石の内部空間に巣を作っていて、石の目地の間から出入りしているようです。

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ニホンミツバチの巣の引越し


本堂を会場に香道(志野流香道)による香道の作法。
5つの香りを聴いて、その違いを見つけます。

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臨時坐禅会・香道・写経


関東南部で雷雨を伴う集中豪雨が発生し、各地で被害がでました。
特に、貞昌院の所在する横浜市港南区近辺においても、集中豪雨により鎌倉街道が冠水したり、床上浸水などの被害が発生したようです。

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関東南部で集中豪雨


過去最大級の台風15号により、貞昌院と、隣接する永谷天満宮で共有している天神山でも強風による大きな被害が出ています。

 

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最強台風15号が通過
台風15号の爪痕


港南区制50周年記念講座 —港南の発展の跡を語る座談会
が開催されました。

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港南区制50周年記念講座— 港南の発展の跡を語る座談会


令和元年、永谷天満宮の秋祭りが行われました。
今年は秋分の日の前日、9月22日の開催です。
台風17号の影響が心配されましたが、秋晴れの好天に恵まれました。

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永谷天満宮秋祭り子供神輿2019


自然の摂理のものがたり。

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ハリガネムシの奇妙な一生


SOTO禅インターナショナル(SZI)および国際布教関係者が、長野県松本市の廣澤寺様に結集しました。

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SZI松本結集2019秋


神奈川県第二宗務所第五教区・教化部の研修で鎌倉エリアを廻りました。

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まんだら堂やぐら群・教区移動研修
顕彰碑~鶴岡八幡宮~松久寺・教区移動研修
円覚寺・教区移動研修


蜘蛛の巣に朝日が差し込んで、七色に輝いています。
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虹色に輝く蜘蛛の巣


地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれており、貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。
今日は待ちに待った収穫の日。空には抜けるような青空が広がっています。
ご指導ご協力いただいた地元農家の方への「ありがとうございました!」の挨拶のあといよいよサツマイモ掘りの開始です。

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サツマイモ収穫2019


町内会主催の避難防災訓練が町内会館・貞昌院にて行なわれました。
毎年この時期に行っている定期的訓練です。
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町内会防災訓練2019


横浜市佛教連合会(市佛連)主催の秋のチャリティー公演「おさとり」が 横浜にぎわい座 を会場として開催されました。
これまでは市佛連では、春と秋に仏跡参拝旅行を行っておりましたが、昨年からは、秋には旅行ではなく特別講演を行っています。
本年の秋の公演は、本格的な寄席ができる会場で行いました。

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市佛連秋のチャリティー公演「おさとり」報告


川崎の寺院で晋山結制行持が厳修されました。
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晋山結制行持


泉岳寺(東京都港区)講堂で「不忠の義士」公演が行われました。
泉岳寺には「忠臣蔵」で広く知られる、浅野家の四十七人の家臣「赤穂義士」を祀るお墓があります。
主君・浅野内匠頭の仇、吉良上野介を討ち取った12月14日には「赤穂義士祭」が催され、多くの方々が参拝されます。
今回の公演は、「赤穂義士祭」当日の泉岳寺において行われる公演です。
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赤穂義士祭の日の公演「不忠の義士」2019
赤穂義士祭行列


クリスマスシーズン。
街中がライトアップの光で包まれました。
みなちみらい地区では、ランドマークタワーやクイーンズスクエアなど、オフィスビルが連携して全館点灯が行われました。
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みなとみらい全館点灯


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投稿者: kameno 日時: 23:26 | | コメント (0)

みなとみらい全館点灯

クリスマスシーズン。
街中がライトアップの光で包まれました。
みなちみらい地区では、ランドマークタワーやクイーンズスクエアなど、オフィスビルが連携して全館点灯が行われました。


みなとみらい21では、クリスマスイブの2019年12月24日(火)に23回目となる「TOWERS Milight~みなとみらい21オフィス全館ライトアップ~」を開催します。
みなとみらい地区のオフィスビル等が一体となって、みなとみらいの街全体を1つのイルミネーションに創りあげるイベントです。特に海側から見る光り輝くみなとみらいは、写真映えするスポットとしておすすめです!
みなとみらいからの一夜限りのクリスマスプレゼントを是非お楽しみください。
【日 時】2019年12月24日(火) 16:30〜21:30
【場 所】みなとみらい21地区内
【料 金】観覧無料

ということで、家族で見に行ってきました。
午後4時半過ぎのみなとみらい地区。次第に空が暗くなっていきます。
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ナビオスの周辺では、キャンドルナイトが行われています。
日没に向けて、一斉点灯。

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昨日が冬至だったこともあり、あっという間に夜の光景へと変貌していきます。

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(今日のブログ記事の写真は哲舟が撮影しました)

投稿者: kameno 日時: 01:34 | | コメント (0)

今年最後のテレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
今年後半に多めに担当日を入れています。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

今日も多くの電話をいただき、電話が鳴り続けました。

相談ブースの窓の外には、遊園地のアトラクションを眺めることができます。
クリスマスイベント真っ盛りの遊園地。
平日の月曜日にもかかわわず、来場者がたくさん見られます。

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(左)午前中の様子 (右)夕方の様子

 
これまでも何回かブログ記事で書いていますが、年を追うごとに心の悩み相談内容のが増加していることを感じます。
それ故にテレフォン相談の存在意義の重要性がますます高まっているのでしょう。
また、寺院や僧侶に向けられている世間の目に関する相談も多くなっています。
そのような生の声に直接触れることができる機会というのはとても大切なことだと感じます。

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テレフォン相談ブースの近くには、金毘羅さんや、讃岐会館もあり、讃岐名物のおいしいうどん屋さんもあります。
昼はこちらで、うどんをいただきました。

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投稿者: kameno 日時: 21:20 | | コメント (0)

冬至にむけて

早いもので、令和元年もまもなく終ろうとしています。
 

冬至が近づいていることもあり、だいぶ日が短く長くなりました。
毎週木曜日に開催している定例坐禅会では、窓の外の宵闇が、坐禅会終了時刻になって、ようやく明るくなっていく様子が感じられます。

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坐禅会には、毎回20人を超える参加をいただいています。
足を組んで坐れない方でも、椅子坐禅によって一緒に坐っていただいています。

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坐禅会は

朝6時少し(10分ほど)前までに集合
6時~6時30分まで坐禅(2チュウ)
経典読経
小食飯台(朝のおかゆ)
法話 ~7時前に終了

という流れになっています。

定例坐禅会は基本的に毎週木曜日朝に開催していますが、こちらの坐禅会予定でご確認いただき、どうぞお気軽にご参加ください。

投稿者: kameno 日時: 02:30 | | コメント (0)

赤穂義士祭行列

1つ前のブログ記事「不忠の義士」の公演が行われた12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日、泉岳寺・冬の「赤穂義士祭」が行われる当日ということもあり、また、今年は土曜日にあたったため、泉岳寺境内は多くの参詣者でとても賑わっていました。

泉岳寺における赤穂義士祭のスケジュール

11:00 墓前供養 (浅野長矩公之墓所)
12:00 東阿部流献茶式、義士追善供養(本堂にて)
14:50 義士行列到着(財界二世学院主催)

赤穂義士墓地には朝から多くの参拝客がお詣りをされていました。

赤穂義士の墓地参拝の待ち行列は、山門の先まで続き、最大1時間半ほどの待ち時間となっていました。

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午後3時には、「赤穂義士祭」のクライマックスとして、今年で30回目を迎える「赤穂義士祭行列が泉岳寺境内に至り、赤穂義士の墓地へ到着しました。
 
義士行列は、東京・中央区役所の正門前を出発し、当時の義士たちを模したパレードです。
<赤穂義士祭パレード タイムスケジュール>
11:50 東京・中央区役所正門前集合。出発式後パレード開始
12:30 築地川銀座公園にて記念撮影
12:50 歌舞伎座前にて記念撮影
13:45 増上寺到着。休憩後パレード再開
14:20 芝5丁目交差点を右折。第一京浜を泉岳寺方面へ
14:40 都営浅草線泉岳寺駅横『財界二世学院ビル』前到着
14:50 パレード泉岳寺到着
~15:30 義士墓参り
16:30 アンコールパレード(財界二世学院ビル前~泉岳寺)

15:00泉岳寺境内に赤穂義士たちが到着します。

本年は動画でその様子を撮影しました。


吉良上野介の首を槍の先に括り付けておりますが、今年からは血糊の演出が加わっています。
とてもリアルですね。

投稿者: kameno 日時: 11:20 | | コメント (0)

赤穂義士祭の日の公演「不忠の義士」2019

昨年に引き続き、泉岳寺(東京都港区)講堂で「不忠の義士」公演が行われました。

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泉岳寺には「忠臣蔵」で広く知られる、浅野家の四十七人の家臣「赤穂義士」を祀るお墓があります。
主君・浅野内匠頭の仇、吉良上野介を討ち取った12月14日には「赤穂義士祭」が催され、多くの方々が参拝されます。
今回の公演は、「赤穂義士祭」当日の泉岳寺において行われる公演です。

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怪談 たたり三味線『不忠の義士』

場所/泉岳寺講堂 (東京都港区高輪2ー11ー1)
日時/令和元年12月14日(土)                                         
      第1回 13時開場・13時30分開演 / 第2回 15時30分開場・16時開演 (上演時間約50分)  

女優まつむら眞弓が語る「京の創作怪談シリーズ」最新作であるこの朗読劇は、忠臣蔵を背景の題材として、魔性の三味線に魅入られた若い男女の悲恋を描く作品です。
今夏、京都法然院での初演を皮切りに奈良、横浜…と各地で再演を重ねて参りましたが幸いにもご好評頂き、ついに東京での上演が決定しました。
それも、討ち入り当日である12月14日、会場は四十七士ゆかりの泉岳寺です。
数多くの赤穂義士ファンが訪れるこの日の、言わば聖地での公演は全ての舞台装置が整った二度とない機会となるでしょう。
この夢のステージを特別ゲスト河合絃生氏による三味線の生伴奏付きでお贈り致します。
朗読/まつむら眞弓
三味線伴奏/川合 絃生

泉岳寺講堂を使わせていただき、京都祇園の御座敷を再現します。

「この三味線は人に・・・たたるんどす」
元禄十五年秋の夜、京都祇園のお座敷で、一曲を弾き終えた芸妓が語り始めた。
赤穂浪人 橋本平左衛門と遊女お初、蜆川(しじみかわ)心中の謎・・・
それは魔性の三絃(さんげん)が奏でる、妖しく切なく怖ろしい物語。


今年は、義士祭が土曜日になり、泉岳寺境内は昨年以上に数多くの参拝客で溢れました。
また、公演も2回とも開場とともに満席となる大盛況でした。

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会場入口には、展示コーナーも。

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無事公演を終えて。

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出演のまつむら眞弓さん、川合絃生さん、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
また、泉岳寺さまには会場を使わせていただくことを快諾いただき、心より感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 23:14 | | コメント (0)

晩秋から冬へ

貞昌院の境内では、イロハモミジの紅葉が見ごろを迎えています。

今年はだいぶ遅めの紅葉です。
台風の影響もあり、色づきは例年に比べてよくない感じがします。

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昨晩から早朝まで雨が降り続いたため、木々の葉は雨水を纏っています。
日の出とともに、次第に青空が広がってきましたので、これからは天気が回復することでしょう。

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投稿者: kameno 日時: 09:07 | | コメント (0)

成道会摂心坐禅

12月8日は成道会(お釈迦様が悟りを開かれた日)です。
この時期には、お釈迦様成道の日に向けて、摂心坐禅が行われます。

お釈迦様の成道に向けた摂心坐禅を、蝋月(12月)8日の摂心ということから、臘八摂心ともいいます。


貞昌院では毎週木曜日早朝に定例坐禅会を行っており、今年は12月5日に坐禅会の日に摂心坐禅を行いました。

日がだいぶ短くなっていますので、坐禅の間に次第に夜が明けていくことを実感できます。

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今朝の坐禅会のあとは、裏山で採れた栗を炊き込んだ栗粥をいただきました。 

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なお、永平寺、總持寺などの修行道場では、摂心開け12月8日成道の朝には、法堂で五味粥(ごみしゅく)をいただきます。
五味粥は、お釈迦様が坐禅に入る前に、村の娘さんから乳粥の施しを受けたことに由来します。

下記の関連ブログ記事もご参照ください。


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カルピス誕生100年と熟酥味・醍醐味

投稿者: kameno 日時: 18:33 | | コメント (0)

市佛連研修会・理事会

横浜市仏教連合会 令和元年度の研修会・理事会が開催されました。


日時 令和元年12月4日
場所 横浜中華街

■第1部 研修会
「葬儀を絡めた相続税軽減策および後継者のいない檀家の生前予約」
講師 生命保険会社ライフプランナー

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■第2部 理事会
 
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議題1.令和2年 第45回 涅槃会を 2月4日 西有寺(横浜市中区)にて開催し、その詳細について検討された。
議題2 令和2年 春の仏跡参拝について 5月27日(水・友引)、身延山、富士五湖(仏光山本栖寺)等の参拝行程が決定された。
議題3 令和2年 第47回総会日程について
議題4 県慰霊堂奉仕について

等々が論議、決定されました。

投稿者: kameno 日時: 23:12 | | コメント (0)

永谷川 氾濫警戒レベル3

神奈川で激しい雨 千葉は竜巻注意情報発表中

神奈川県藤沢市辻堂では1時間に35.5ミリ、箱根町では33.5ミリの激しい雨を観測。統計開始以来、12月として1位の値となりました。午後4時現在は千葉県に活発な雨雲がかかっています。
◆神奈川県で激しい雨
きょう(2日)は低気圧が日本海を進み、寒冷前線が本州付近を通過中です。関東も活発な雨雲がかかりました。神奈川県藤沢市辻堂では1時間に35.5ミリ(14時5分まで)、箱根町では33.5ミリ(13時49分まで)の激しい雨を観測。統計開始以来、12月として1位の値となりました。また、神奈川県を流れるいたち川などでは昼過ぎに一時、避難判断水位を超過しました。
(tenki.jp 2019/12/2配信)


神奈川県、特に横浜南部から鎌倉、藤沢にかけて激しい雨が一日中降り続きました。
気象庁のサイトで河川の氾濫警戒情報を見ると、午後3時現在、平戸永谷川は警戒レベル3相当になっています。

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同時刻(2019/12/2  午後3時)に撮影した、丸山台から永谷川への排水路の様子はこちら。

排水路(京急メモリアル上永谷斎場前)
水路の右半分が越流堰になっていて、一定水位を超えた水が右方向にある雨水調整池(貯水量:6万立方メートルのエルウイング地下調整池施設)に流れるようになっています。
今日は、かなりの水量が調整池に流れている様子がうかがえます。
越流堰を超える水位はめったに見られる光景ではありません。

しかし、この越流部分が一時貯留され、永谷川に流れないようにすることにより、雨水のピークカットが行われ、河川の氾濫を防ぐことができます。
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↓下写真は貞昌院薬師墓地・リストーロマンション前の排水路です。一枚目の写真のすぐ下流側にあたります。
これだけ勢いよく流れる様子は、なかなか見られません。

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雨水調整池、河川の拡張整備などによって、上永谷周辺の河川氾濫はめったに起こらなくなくなりました。
それでも、気象庁の警戒レベル情報には常に留意しておく必要はあります。



平戸永谷川の河川整備の様子はこちら→平戸永谷川河床整備
かつての永谷川氾濫の記録はこちら→安全安心まちづくり講座 永谷川編

投稿者: kameno 日時: 19:44 | | コメント (0)

晋山結制行持

川崎・観音寺様で晋山結制行持が厳修されました。

 

晋山式礼
○安下処(あんげしょ)諷経
住職として寺に入る前に、旅の疲れをとり、身支度を整える場所を安下処といいます。ここで先祖供養のお経をあげます。  
ののち、安居処から寺院までの約500メートルの道程を行列を作って晋(すす)みます。

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行程の途中で、新しく建立された浜観音にて諷経。
これから新しい街のシンボルとなって、街を見守っていくことでしょう。

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いよいよ、寺の山門前に到着。
山門法語をお唱えして、堂内へ晋みます。

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住職は本山(曹洞宗)の管長様から新しく命を受けて寺に入山しますので新命と呼ばれます。
新命は山門で法語を唱え、太鼓の響きとともに仏殿内に入り、各ほとけ様に法語を唱えて就任の挨拶をいたします。



○晋山開堂
新命住職が須弥壇上に上り、問答を行います。 
白槌:西堂老師によって問答の内容が新命としてふさわしいことが証明されます。

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○首座法戦式
修行僧のリーダーを「首座(しゅそ)」と呼びます。
首座と修行僧たちで法を戦わせる禅問答が行われます。
首座はこの法戦式により、「座元」という位に就き、首座に法戦式を任せた新命方丈は大和尚の位に就きます。

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新命住職様、東堂様、首座和尚さん、弁事さん、配役の皆様、檀家の皆様、関係の皆様、まことにおめでとうございました。



付き合いの幅が広い新命住職ですので、法要に随喜がかなわなかった多くの皆様のために、一連の行持を記録にして編集し、披露の宴席で上映いたしました。
そのために、リアルタイムに編集作業が行われました。

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投稿者: kameno 日時: 22:10 | | コメント (0)

町内会防災訓練2019

町内会主催の避難防災訓練が町内会館・貞昌院にて行なわれました。
毎年この時期に行っている定期的訓練です。

(これまでの記録は文末のリンクをご参照ください)
本日の防災訓練は午前8時40分に「神奈川県東部直下型地震」が発生したことを想定しています。
シェイクアウト+1(電気ブレーカーを落とし)、その後 非常持出品の確認を行った後、いっとき避難所に集まった避難者を避難所責任者が数を確認して、各避難所ごとに町内会館に集合しました。

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3班に分かれて防災訓練および実地訓練を行いました。

うち、貞昌院の駐車場では、消火活動についての実地訓練。
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町内会館では、消防署員による座学の講習と、AEDの使い方の実践訓練が行われました。

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また、昼食として、炊き出し用のかまどを使ったカレーライスが用意されました。

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防災訓練終了後、引き続き町内会館ではバザーが開催されました。

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このような訓練は、定期的かつ継続的に何度でも繰り返していくことに意味があります。
訓練があってこそ、いざというときに大きな力が発揮されること感じます。


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防災の日・防災週間において
永野地区防災訓練

避難訓練@町内会館・貞昌院
災害対策委員会
災害時支援者委員会炊き出し訓練
防災のための身近な組織
防災のための身近な組織2
災害対策委員会炊出し訓練
炊き出し訓練@町内会館
災害対策-応急手当の基礎実技
合同防災訓練
永野地区合同防災訓練
災害に強いまちづくりとは
合同防災訓練
災害時支援者委員会研修会
投稿者: kameno 日時: 16:25 | | コメント (0)

市佛連秋のチャリティー公演「おさとり」報告

横浜市佛教連合会(市佛連)主催の秋のチャリティー公演「おさとり」が 横浜にぎわい座 を会場として開催されました。
これまでは市佛連では、春と秋に仏跡参拝旅行を行っておりましたが、昨年からは、秋には旅行ではなく特別講演を行っています。
本年の秋の公演は、本格的な寄席ができる会場で行いました。

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釈尊成道の日(12月8日)にちなみ、「おさとり」がテーマとなります。

 

日時 令和元年11月29日(金)午後1時 開場、1時半 開演
場所 横浜にぎわい座 (JR・市営地下鉄 桜木町 下車3分、京急 日ノ出町 下車 12分)

午後1時の開場とともに、多くの来場者によって座席が埋まり始めました。

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午後1時30分開演。
市佛連佐藤功岳会長主導による三帰依文の唱和、開会挨拶。
引き続き、ロビーで出店いただいているシャンティーボランティア会より活動とチャリティーの主旨が説明されました。

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第一部 桂歌助師匠による、新作オリジナル落語が披露されました。

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休憩をはさみ、第二部 磯田浩一老師による「津軽三味線法話」~感応道交音魂話~ 
力強い三味線の音色が場内に響き渡ります。

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閉会挨拶 善浪副会長

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秋のチャリティー公演は、盛況のうちに無事円成いたしました。
出演の皆様、スタッフ関係者の皆様、SVAの皆様、ご来場の皆様、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

 

ロビーでは、SVAによるフェアトレードの頒布、桂歌助師匠のサイン本頒布が行われました。

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投稿者: kameno 日時: 16:11 | | コメント (0)

いす坐禅教室@町内会館

某町内会館にて、いす坐禅を行いました。

日時 11月26日(火)午前11時~12時30分
場所 某町内会館
内容 いす坐禅(足を組まなくてもできる坐禅です)
定員 約20名

はじめに、いす坐禅の作法について、作成した資料をもとに、オリエンテーション。


坐禅はけっして苦行ではなく、安楽に至る法門であります。
いす坐禅は、足を組む必要がなく、1日の中で、生活の一部として気負うことなくできることが特徴です。

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この日は約10分の坐禅を2チュウ行いました。

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坐禅終了後、補足の解説と、法話。
活発な意見交換もあり、充実した一日になりました。

ここのところ、いす坐禅を体験されたいというご要望を多くいただき、いろいろな場所でこのような教室を行う機会が増えています。

投稿者: kameno 日時: 22:42 | | コメント (0)

テレフォン相談・ローマ教皇来日

今日は仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
いつものことではありますが、とても多くの電話を戴いています。
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相談ブースの窓の外には、東京ドームシティーのアトラクションを眺めることができます。

その東京ドームでは、来日しているローマ教皇のミサが行われています。


ローマ教皇、東京ドームでミサ 5万人超が集まる

約13億人の信者がいるローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(82)は25日、東日本大震災の被災者と面会した。東京電力福島第一原発事故に触れ、日本のカトリック司教団が原発廃止を唱えていることを紹介。「私たちは次世代にどんな世界を残すか省みることが大事だ」と述べた。
教皇は「将来のエネルギー源に関し勇気ある重大な決断をすること」が環境問題に対処する第一歩になるとも指摘し、間接的に「脱原発」への転換を促した。今回の来日には、各国の大手メディアの記者が同行しており、こうした発言は世界に向けて発信された。
教皇はこの日、天皇陛下と会見したほか、安倍晋三首相とも会談。夕方には東京ドームで5万人超を集めたミサを開いた。
教皇は、官邸のホールで開かれた安倍首相や各国駐日大使らとの懇談会で、「国や民族の文明は、経済力によってではなく、困窮する人にどれだけ心を砕いているか、出生率の高さと命をはぐくむ能力があるかによってはかられる」と訴えた。
(朝日新聞 2019/11/25 配信)


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5万人の来場者が集まり、グッズ販売も大賑わい。

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ローマ教皇は、来日後、長崎・広島の原爆爆心地で祈りをささげ、スピーチを行いました。
まさに宗教の持つ平和の推進力の力の大きさを感じることができました。それとともに、核兵器のない世界へ向けて進んでいくことを祈念します。

スピーチの全文を引用します。



長崎 爆心地公園でのスピーチ (ローマ教皇・全文)
2019年11月24日 於・長崎・爆心地公園

愛する兄弟姉妹の皆さん。

この場所は、わたしたち人間が過ちを犯しうる存在であるということを、悲しみと恐れとともに意識させてくれます。近年、浦上教会で見いだされた被爆十字架とマリア像は、被爆なさったかたとそのご家族が生身の身体に受けられた筆舌に尽くしがたい苦しみを、あらためて思い起こさせてくれます。

人の心にあるもっとも深い望みの一つは、平和と安定への望みです。核兵器や大量破壊兵器を所有することは、この望みへの最良のこたえではありません。それどころか、この望みをたえず試みにさらすことになるのです。わたしたちの世界は、手に負えない分裂の中にあります。それは、恐怖と相互不信を土台とした偽りの確かさの上に平和と安全を築き、確かなものにしようという解決策です。人と人の関係をむしばみ、相互の対話を阻んでしまうものです。

国際的な平和と安定は、相互破壊への不安や、壊滅の脅威を土台とした、どんな企てとも相いれないものです。むしろ、現在と未来のすべての人類家族が共有する相互尊重と奉仕への協力と連帯という、世界的な倫理によってのみ実現可能となります。

ここは、核兵器が人道的にも環境にも悲劇的な結末をもたらすことの証人である町です。そして、軍備拡張競争に反対する声は、小さくともつねに上がっています。軍備拡張競争は、貴重な資源の無駄遣いです。本来それは、人々の全人的発展と自然環境の保全に使われるべきものです。今日の世界では、何百万という子どもや家族が、人間以下の生活を強いられています。しかし、武器の製造、改良、維持、商いに財が費やされ、築かれ、日ごと武器は、いっそう破壊的になっています。これらは途方もないテロ行為です。

核兵器から解放された平和な世界。それは、あらゆる場所で、数え切れないほどの人が熱望していることです。この理想を実現するには、すべての人の参加が必要です。個々人、宗教団体、市民社会、核兵器保有国も、非保有国も、軍隊も民間も、国際機関もそうです。核兵器の脅威に対しては、一致団結して応じなくてはなりません。それは、現今の世界を覆う不信の流れを打ち壊す、困難ながらも堅固な構造を土台とした、相互の信頼に基づくものです。1963年に聖ヨハネ23世教皇は、回勅『地上の平和(パーチェム・イン・テリス)』で核兵器の禁止を世界に訴えていますが(112番[邦訳60番]参照)、そこではこう断言してもいます。「軍備の均衡が平和の条件であるという理解を、真の平和は相互の信頼の上にしか構築できないという原則に置き換える必要があります」(113番[邦訳61番])。

今、拡大しつつある、相互不信の流れを壊さなくてはなりません。相互不信によって、兵器使用を制限する国際的な枠組みが崩壊する危険があるのです。わたしたちは、多国間主義の衰退を目の当たりにしています。それは、兵器の技術革新にあってさらに危険なことです。この指摘は、相互の結びつきを特徴とする現今の情勢から見ると的を射ていないように見えるかもしれませんが、あらゆる国の指導者が緊急に注意を払うだけでなく、力を注ぎ込むべき点なのです。

カトリック教会としては、人々と国家間の平和の実現に向けて不退転の決意を固めています。それは、神に対し、そしてこの地上のあらゆる人に対する責務なのです。核兵器禁止条約を含め、核軍縮と核不拡散に関する主要な国際的な法的原則に則り、飽くことなく、迅速に行動し、訴えていくことでしょう。昨年の7月、日本司教協議会は、核兵器廃絶の呼びかけを行いました。また、日本の教会では毎年8月に、平和に向けた10日間の平和旬間を行っています。どうか、祈り、一致の促進の飽くなき探求、対話への粘り強い招きが、わたしたちが信を置く「武器」でありますように。また、平和を真に保証する、正義と連帯のある世界を築く取り組みを鼓舞するものとなりますように。

核兵器のない世界が可能であり必要であるという確信をもって、政治をつかさどる指導者の皆さんにお願いします。核兵器は、今日の国際的また国家の、安全保障への脅威からわたしたちを守ってくれるものではない、そう心に刻んでください。人道的および環境の観点から、核兵器の使用がもたらす壊滅的な破壊を考えなくてはなりません。核の理論によって促される、恐れ、不信、敵意の増幅を止めなければなりません。今の地球の状態から見ると、その資源がどのように使われるのかを真剣に考察することが必要です。複雑で困難な持続可能な開発のための2030アジェンダの達成、すなわち人類の全人的発展という目的を達成するためにも、真剣に考察しなくてはなりません。1964年に、すでに教皇聖パウロ6世は、防衛費の一部から世界基金を創設し、貧しい人々の援助に充てることを提案しています(「ムンバイでの報道記者へのスピーチ(1964年12月4日)」。回勅『ポプロールム・プログレッシオ(1967年3月26日)』参照)。

こういったことすべてのために、信頼関係と相互の発展とを確かなものとするための構造を作り上げ、状況に対応できる指導者たちの協力を得ることが、きわめて重要です。責務には、わたしたち皆がかかわっていますし、全員が必要とされています。今日、わたしたちが心を痛めている何百万という人の苦しみに、無関心でいてよい人はいません。傷の痛みに叫ぶ兄弟の声に耳を塞いでよい人はどこにもいません。対話することのできない文化による破滅を前に目を閉ざしてよい人はどこにもいません。

心を改めることができるよう、また、いのちの文化、ゆるしの文化、兄弟愛の文化が勝利を収めるよう、毎日心を一つにして祈ってくださるようお願いします。共通の目的地を目指す中で、相互の違いを認め保証する兄弟愛です。

ここにおられる皆さんの中には、カトリック信者でないかたもおられることでしょう。でも、アッシジの聖フランシスコに由来する平和を求める祈りは、私たち全員の祈りとなると確信しています。

主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください。
憎しみがあるところに愛を、
いさかいがあるところにゆるしを、
疑いのあるところに信仰を、
絶望があるところに希望を、
闇に光を、
悲しみあるところに喜びをもたらすものとしてください。

記憶にとどめるこの場所、それはわたしたちをハッとさせ、無関心でいることを許さないだけでなく、神にもと信頼を寄せるよう促してくれます。また、わたしたちが真の平和の道具となって働くよう勧めてくれています。過去と同じ過ちを犯さないためにも勧めているのです。

皆さんとご家族、そして、全国民が、繁栄と社会の和の恵みを享受できますようお祈りいたします。


 

広島 平和公園でのスピーチ(ローマ教皇・全文)

2019年11月24日、広島平和記念公園にて

「わたしはいおう、わたしの兄弟、友のために。『あなたのうちに平和があるように』」(詩編122・8)。

あわれみの神、歴史の主よ、この場所から、わたしたちはあなたに目を向けます。死といのち、崩壊と再生、苦しみといつくしみの交差するこの場所から。

ここで、大勢の人が、その夢と希望が、一瞬の閃光と炎によって跡形もなく消され、影と沈黙だけが残りました。一瞬のうちに、すべてが破壊と死というブラックホールに飲み込まれました。その沈黙の淵から、亡き人々のすさまじい叫び声が、今なお聞こえてきます。さまざまな場所から集まり、それぞれの名をもち、なかには、異なる言語を話す人たちもいました。そのすべての人が、同じ運命によって、このおぞましい一瞬で結ばれたのです。その瞬間は、この国の歴史だけでなく、人類の顔に永遠に刻まれました。

この場所のすべての犠牲者を記憶にとどめます。また、あの時を生き延びたかたがたを前に、その強さと誇りに、深く敬意を表します。その後の長きにわたり、身体の激しい苦痛と、心の中の生きる力をむしばんでいく死の兆しを忍んでこられたからです。

わたしは平和の巡礼者として、この場所を訪れなければならないと感じていました。激しい暴力の犠牲となった罪のない人々を思い出し、現代社会の人々の願いと望みを胸にしつつ、じっと祈るためです。とくに、平和を望み、平和のために働き、平和のために自らを犠牲にする若者たちの願いと望みです。わたしは記憶と未来にあふれるこの場所に、貧しい人たちの叫びも携えて参りました。貧しい人々はいつの時代も、憎しみと対立の無防備な犠牲者だからです。

わたしはつつしんで、声を発しても耳を貸してもらえない人々の声になりたいと思います。現代社会が直面する増大した緊張状態を、不安と苦悩を抱えて見つめる人々の声です。それは、人類の共生を脅かす受け入れがたい不平等と不正義、わたしたちの共通の家を世話する能力の著しい欠如、また、あたかもそれで未来の平和が保障されるかのように行われる、継続的あるいは突発的な武力行使などに対する声です。

確信をもって、あらためて申し上げます。戦争のために原子力を使用することは、現代において、犯罪以外の何ものでもありません。人類とその尊厳に反するだけでなく、わたしたちの共通の家の未来におけるあらゆる可能性に反します。原子力の戦争目的の使用は、倫理に反します。核兵器の保有は、それ自体が倫理に反しています。それは、わたしがすでに2年前に述べたとおりです。これについて、わたしたちは裁きを受けることになります。次の世代の人々が、わたしたちの失態を裁く裁判官として立ち上がるでしょう。平和について話すだけで、国と国の間で何の行動も起こさなかったと。戦争のための最新鋭で強力な兵器を製造しながら、平和について話すことなどどうしてできるでしょうか。差別と憎悪のスピーチで、あのだれもが知る偽りの行為を正当化しておきながら、どうして平和について話せるでしょうか。

平和は、それが真理を基盤とし、正義に従って実現し、愛によって息づき完成され、自由において形成されないのであれば、単なる「発せられることば」に過ぎなくなると確信しています。(聖ヨハネ23世回勅『パーチェム・イン・テリス―地上の平和』37〔邦訳20〕参照)。真理と正義をもって平和を築くとは、「人間の間には、知識、徳、才能、物質的資力などの差がしばしば著しく存在する」(同上87〔同49〕)のを認めることです。ですから、自分だけの利益を求めるため、他者に何かを強いることが正当化されてよいはずはありません。その逆に、差の存在を認めることは、いっそうの責任と敬意の源となるのです。同じく政治共同体は、文化や経済成長といった面ではそれぞれ正当に差を有していても、「相互の進歩に対して」(同88〔同49〕)、すべての人の善益のために働く責務へと招かれています。

実際、より正義にかなう安全な社会を築きたいと真に望むならば、武器を手放さなければなりません。「武器を手にしたまま、愛することはできません」(聖パウロ6世「国連でのスピーチ(1965年10月4日)」10)。武力の論理に屈して対話から遠ざかってしまえば、いっそうの犠牲者と廃墟を生み出すことが分かっていながら、武力が悪夢をもたらすことを忘れてしまうのです。武力は「膨大な出費を要し、連帯を推し進める企画や有益な作業計画が滞り、民の心理を台なしにします」(同)。紛争の正当な解決策として、核戦争の脅威による威嚇をちらつかせながら、どうして平和を提案できるでしょうか。この底知れぬ苦しみが、決して越えてはならない一線を自覚させてくれますように。真の平和とは、非武装の平和以外にありえません。それに、「平和は単に戦争がないことでもな〔く〕、……たえず建設されるべきもの」(第二バチカン公会議『現代世界憲章』78)です。それは正義の結果であり、発展の結果、連帯の結果であり、わたしたちの共通の家の世話の結果、共通善を促進した結果生まれるものなのです。わたしたちは歴史から学ばなければなりません。

思い出し、ともに歩み、守ること。この三つは、倫理的命令です。これらは、まさにここ広島において、よりいっそう強く、より普遍的な意味をもちます。この三つには、平和となる道を切り開く力があります。したがって、現在と将来の世代が、ここで起きた出来事を忘れるようなことがあってはなりません。記憶は、より正義にかない、いっそう兄弟愛にあふれる将来を築くための、保証であり起爆剤なのです。すべての人の良心を目覚めさせられる、広がる力のある記憶です。わけても国々の運命に対し、今、特別な役割を負っているかたがたの良心に訴えるはずです。これからの世代に向かって、言い続ける助けとなる記憶です。二度と繰り返しません、と。

だからこそわたしたちは、ともに歩むよう求められているのです。理解とゆるしのまなざしで、希望の地平を切り開き、現代の空を覆うおびただしい黒雲の中に、一条の光をもたらすのです。希望に心を開きましょう。和解と平和の道具となりましょう。それは、わたしたちが互いを大切にし、運命共同体で結ばれていると知るなら、いつでも実現可能です。現代世界は、グローバル化で結ばれているだけでなく、共通の大地によっても、いつも相互に結ばれています。共通の未来を確実に安全なものとするために、責任をもって闘う偉大な人となるよう、それぞれのグループや集団が排他的利益を後回しにすることが、かつてないほど求められています。

神に向かい、すべての善意の人に向かい、一つの願いとして、原爆と核実験とあらゆる紛争のすべての犠牲者の名によって、心から声を合わせて叫びましょう。戦争はもういらない! 兵器の轟音はもういらない! こんな苦しみはもういらない! と。わたしたちの時代に、わたしたちのいるこの世界に、平和が来ますように。神よ、あなたは約束してくださいました。「いつくしみとまことは出会い、正義と平和は口づけし、まことは地から萌えいで、正義は天から注がれます」(詩編85・11-12)。

主よ、急いで来てください。破壊があふれた場所に、今とは違う歴史を描き実現する希望があふれますように。平和の君である主よ、来てください。わたしたちをあなたの平和の道具、あなたの平和を響かせるものとしてください!

「わたしはいおう、わたしの兄弟、友のために。『あなたのうちに平和があるように』」(詩編122・8)。


投稿者: kameno 日時: 22:21 | | コメント (0)

サツマイモ収穫2019

地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれており、貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。
今日は待ちに待った収穫の日。空には抜けるような青空が広がっています。
 
ご指導ご協力いただいた地元農家の方への「ありがとうございました!」の挨拶のあといよいよサツマイモ掘りの開始です。

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まずは蔓を取り除き、土をかき分けていきます。
各クラス1畝づつ、計3畝ありますので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!

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今年は日照時間が短く、雨が多かったのでサツマイモの生育が心配されましたが、大きなイモがたくさん収穫できました。

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クリスマスリース作りに使うため、サツマイモの蔓も集めます。

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最後のご挨拶。
「有難うございました!」

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貞昌院にも収獲の一部をいただきました。

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先生方もお疲れ様でした。





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投稿者: kameno 日時: 02:11 | | コメント (0)

県内寺院での晋山結制

県内の寺院で、お寺の一世一代の大行事、晋山式(しんさんしき)が行われました。
晋山とは新しく任命された住職(新命住職)が正式に寺院に晋(すす)まれる儀式です。
今回は配役上、写真を撮影出来ませんでしたので、点描としてご紹介します。

1日目 令和元年11月8日(金曜日)

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秋晴れの好天に恵まれ、

○本堂改修落慶法要
〇先代住職七回忌逮夜
○首座入寺式
〇結制土地堂念誦
〇本則配薬行茶

が行われました。

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2日目 令和元年11月9日(土曜日)

安下処にて安下処諷経、その後、稚児行列。

幡を先頭に安下処から山門前まで稚児の行列が行われます。

〇晋山式
〇晋山開堂
〇首座法戦式
〇先代住職7回忌法要
〇檀信徒総回向

と続き、諸法要が無事厳修行されました。
新命住職様、関係の皆様、まことにおめでとうございました。
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皆ざま、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 10:53 | | コメント (0)

まち歩き散歩-2

年金者組合戸塚支部のまち歩きの皆様が来寺されました。

秋の行楽シーズン、貞昌院を訪ねてこられる団体の方も多くなっています。

今日は、雲の多い一日になりましたが、絶好の散歩日和でした。
この後、永谷川沿いに下流に進み、神明社~下永谷市民の森~日限地蔵まで進みます。

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投稿者: kameno 日時: 11:05 | | コメント (0)

石川素童禅師百回御遠忌

「大圓玄致禅師」
本山独住第四世中興 石川素童禅師百回御遠忌 が大本山總持寺にて行われます。
令和元年11月2日~5日

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そのため、本日より本山随喜しております。

投稿者: kameno 日時: 14:29 | | コメント (0)

まち歩き散策

都筑区のまち歩きの皆様が来寺されました。

秋晴れの好天に恵まれ、絶好の散歩日和です。
この後、永谷川沿いに下流に進み、神明社~下永谷市民の森まで進みます。

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午後は、仏教会役員会のため、横浜駅へ。
秋晴れの青空に鱗雲が広がっています。

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投稿者: kameno 日時: 09:47 | | コメント (0)

一次救命措置ーボランティア講習会

町内会災害時要支援者委員会・町内会によるボランティア講習会が行われました。
日時 令和元年10月27日 10時~
場所 町内会館

今回の講習は、町内会館に設置されているAEDを用いた一次救命講習と実地訓練です。
いざというときに、適切な措置が行われるよう、このような実地訓練は定期的に行う必要があります。

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JRC蘇生ガイドラインは心肺蘇生法やAEDの救命講習の基礎になるもので、5年ごとに改定が行われています。
最新版は2015版です。

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【一次救命措置の手順】人が倒れていた場合の最初の手順

まずは 周囲の安全を確認してから近づく

①肩(鎖骨の部分)を叩きながら声を掛けて、反応があるかを確認する。

②反応がなければ、大声で助けを呼ぶ
周囲の人に119番通報とAEDの手配を依頼する。
心停止の判断に迷った場合は電話口で通信指令員に相談する。
119番通報した際に電話を切らずに指示を仰ぐ

③呼吸は?
胸とお腹の動きをみる。普段通りの呼吸なら回復体位をとらせる。
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④いつもと違う呼吸の場合(呼吸していない・わからない)

⑤胸骨圧迫開始
胸骨圧迫は5cm~6cmの深さ
1分間のリズムは100回~120回
胸骨圧迫では、胸をしっかりと元の位置に戻す
胸骨圧迫の中断を最小限に
可能なら、人工呼吸も併せて行う。(胸骨圧迫30:人工呼吸2の割合)
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⑥AEDが到着したら、電源を入れてメッセージに従う。
パッドをイラストの通り貼り付ける
AEDのメッセージに従う
ショックボタンを押す
2分ごとに解析、救急隊に引き継ぐまで胸骨圧迫再開
以下AEDのメッセージに従い繰り返し。
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投稿者: kameno 日時: 08:42 | | コメント (0)

虹色に輝く蜘蛛の巣

昨日から未明にかけて降り続いた雨も一段落し、今日は青空が広がりました。

早朝のノコンギクの花は水滴をまとっています。

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ノコンギクの花は、直径数センチほどの小さい花なのですが、花の間には小さい蜘蛛が美しい形の巣を作っていました。
関連ブログ記事 小さな芸術家、サツマノミダマシ
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この蜘蛛の巣に朝日が差し込んで、七色に輝いています。

とてもきれいな光景なので、何枚か撮影してみました。
光の加減で、発色の具合も変わってきます。


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動画でも撮影しましたので、ご紹介します。

境内の庭の片隅の一コマでした。

投稿者: kameno 日時: 00:25 | | コメント (0)

雪化粧の富士山

貞昌院裏山の天神山から望む富士山。
天神山南側の地上を市営地下鉄ブルーラインが通っていますので、富士山とのコラボを楽しむことができます。

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富士山はすっかり雪化粧されました。

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台風20号の名残りの低気圧が通過し、今朝はすっきりした秋晴れの青空が広がっています。

投稿者: kameno 日時: 09:55 | | コメント (0)

葬祭マネジメントでの講義

毎年、東京の葬祭マネジメント学科のある専門学校で講義をさせていただいております。
(各宗派の講義があり、今月は曹洞宗担当)
2011年度から担当させていただいており、今年9年目に入りました。

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受講生のほとんどが葬祭関連に従事する予定なので、葬祭業者と寺院・僧侶の連携を中心に、仏教の一般的なお話を取り混ぜて講義させていただきました。

■葬祭事業者として働く方へのお願い
(1)人の最大の出来事(生老病死)として、故人と喪家に対して心を込めて対応して欲しい。
(2)宗教性(各宗派の教義、地域の風習)への理解と、司祭者(導師)とともに、厳粛な葬儀執行をお願いしたい。宗教性の中心に入り込むことは避ける。
(3)正しい情報の提供とアドバイス。
喪家が菩提寺を持っているかの確認を確実に行い、早期に菩提寺に連絡を行って欲しい。
近年、寺院を持たない、葬儀だけを執行する僧侶があり、その後の法事や埋葬の面倒を見ないということによるトラブルが多くある。
葬儀の意味を捉え、むやみに簡略化しない。
(4)信頼のおける関係業種との絆を大切にして欲しい。寺院、住職との普段からの意思疎通など。

 

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同じ仏教でも、インド・中国・日本の考え、また日本の中でも宗派によって死後の世界観は異なります。
どのような違いがあり、また、自分はどのように考えているのか、他の人はどのように考えているのかを話し合ってみるのも面白いことですね。

講義の最後には、特にここ数年で葬祭を取り巻く環境が大きく変わりつつあることをお話いたしました。
少子高齢化や地域の過疎化ももちろんその一因ですが、それに拍車をかけているのがマスコミの影響だと感じます。
伝統的と思われている葬祭儀礼は、実際には時代とともに変遷してきました。儀礼のありようは変化するものです。
その中で、いかに有用な情報を発信していくことができるか、また、施主さんとどのように向かい合っていくことができるかが重要になりましょう。
寺院と葬祭業者がおたがい信頼関係を築いていくことも大切なことです。

 

■これからの葬祭事業に思うこと
従来の死に臨んでの告別披露、弔問外交、格式の誇示などのような葬儀の形態は消滅した。
また、かつて近所、講中で世話役を中心に行ってきた葬儀、葬列などもほとんど見られなくなった。
合理的に、かつスリムに経費を削減した質素な形式の葬儀が増えていくであろう。
通夜無しの一日葬、炉前のみ、戒名無し、無宗教、散骨など、時代の変遷により様々な選択肢が増え、加速化される中で、生前に関ってきた家族、親族、職場、地域社会との縁を簡単に省略化してよいものかどうかも考えなければならない。
魂としての「いのち」と遺された者へのグリーフケアをどのようにするべきなのか。それを考えた時に、真の安らぎを求める道について、関係する業種に従事する人は真摯にとりくんでいく必要があろう。

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講義の後、紙にびっしりと書き込まれた感想文をいただきました。
いただいた感想はとても参考になります、本当にありがとうございました。。

投稿者: kameno 日時: 12:46 | | コメント (0)

ハリガネムシの奇妙な一生

夏が過ぎ、秋が深まってくると、池の近くでカマキリをよく見かけます。
観察していると、だんだん池に近づいて行って・・・・・・

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水面をじーっと眺めているかと思った瞬間、

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池に飛び込みました。

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この後は、ムシ嫌いな人は閲覧しないようにしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水に飛び込んだカマキリのお尻をよく見ると、細い線のようなものが出てきています。

 

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水面でもがくカマキリとは裏腹に、細い線は悠々と泳いています。
長さは30センチほどでしょうか。

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この細い線のようなものは、「ハリガネムシ」です。

カマキリなどの昆虫に寄生し、成長して、成虫になると、寄生しているカマキリの脳に特殊なたんぱく質を送り込んで、カマキリを水に飛び込ませるようコントロールします。

(カマキリの方は、これだけ大きなハリガネムシがおなかの中に居ると、内臓がすでに食い破られており、生殖能力は失われ、寿命も残りわずか。泳げないので、直ぐに息絶えてしまいます。カマキリにとっては、ハリガネムシに寄生された段階で残念ですが助からない運命なのです。)

一方、ハリガネムシは、水中で、何も食べずに交尾の相手と出会うまで待ち続けます。
運良く相手が見つかれば、春先に交尾をして、水中に産卵し、孵化した幼虫はミジンコなどの水中生物に捕食され、寄生します。
次第に上位生物に捕食され、宿主を変え、運よくカマキリに捕食された個体が、成虫になり、さらに運よく水中に戻ることができた個体が子孫を残すことができるのです。
(ハリガネムシは、宿主の体内か水中以外では、生きることができません)

 

さて、錦鯉の池に飛び込んだカマキリですが、直ぐに鯉に捕食されてしまいました。
かわいそうに思えますが、これも自然の摂理なのです。

ハリガネムシについての詳細は、下記にナショナル ジオグラフィックの記事へのリンクをご紹介しました。是非一読ください。


■関連リンク
(ナショナル ジオグラフィックのページにリンクしています) 
投稿者: kameno 日時: 09:25 | | コメント (0)

永谷天満宮秋祭り子供神輿2019

令和元年、永谷天満宮の秋祭りが行われました。
今年は秋分の日の前日、9月22日の開催です。

台風17号の影響が心配されましたが、秋晴れの好天に恵まれました。

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午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。
神様を御神輿にお迎えする神事が行われます。

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お神輿に御神体をお迎えして、いよいよ出発。

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わっしょい、わっしょい
わっしょい、わっしょい

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上永谷駅前のJA駐車場で休憩を取り、戻ってきます。

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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。
夜間には神楽殿で演芸の舞台が行われます。

投稿者: kameno 日時: 20:54 | | コメント (0)

港南区制50周年記念講座— 港南の発展の跡を語る座談会

港南区制50周年記念講座 —港南の発展の跡を語る座談会
が開催されました。

日時 令和元年9月21日午後2時~
場所 港南図書館

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パネリストは、港南区の各地域に精通された方々に登壇いただいています。
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・滋賀  裕 さん (東永谷)

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・北見繁男さん(日下)

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・井出惠章さん  (芹が谷)

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・高橋節子さん(港南台)


・朝生靖子さん(下野庭)

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・大久保幸久さん(京急による開発)



今回は座談会のコーディネーターをつとめさせていただきました。


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多くの参加をいただきありがとうございました。
貴重な裏話もあり、とても有意義な時間でした。
事務局のみなさまもお疲れさまでした。

投稿者: kameno 日時: 00:14 | | コメント (2)

台風15号の爪痕

9月9日未明に関東地方を直撃した貞昌院と永谷天満宮の裏山、天神山においても大きな被害が発生しています。

台風15号は、小笠原諸島を北西に進み、9月8日21時には神津島付近に至り、中心気圧955hPaまで発達した。
この勢力を保ったまま、9月9日午前3時には三浦半島を通過、東京湾を抜けて午前5時には千葉県千葉市を通過。この時点での中心気圧960hPa・最大風速40m/sとされ、関東上陸時の勢力では過去最強クラスとなった。


この、過去最大の台風により、貞昌院と、隣接する永谷天満宮で共有している天神山でも強風による大きな被害が出ています。

特に、天神山の永谷天満宮側では杉の大木が何本も倒れてしまい、硯池脇の鳥居も倒木の直撃を受けて倒壊してしまいました。
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天満宮本殿から山頂(管秀塚)に至る遊歩道は通行止めになっています。

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このように、杉の大木が倒れてしまっています。
山頂の管秀塚付近は↓このような状況です。

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台風の通過から1週間以上経過して、なおこのような状況なので、復旧にはかなりの時間がかかりそうです。

投稿者: kameno 日時: 22:15 | | コメント (2)

中秋の名月

今日(9月15日)は旧暦の8月15日ですので、中秋の名月の日を観ることができる日です。
残念なことに宵の口は厚い雲に覆われていましたが、それでも、雲の隙間から美しい月を望むことができました。

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旧暦では、秋は7月~9月とされていますので、8月は旧暦の秋のど真ん中である「中秋」なのです。

なお、中秋の名月は、必ずしも満月ではありません。
今年の中秋の名月は、満月1日前の月となります。

写真では左上の部分が欠けて見えますね。

投稿者: kameno 日時: 23:26 | | コメント (0)

最強台風15号が通過

非常に強い台風15号が9月9日の未明に神奈川県を通過し、記録的な暴風や大雨をもたらしました。
貞昌院でも、強力な南西の風により、境内各所に被害が出ました。

首都圏の交通機関が大幅に乱れていることもあり、環状二号線は車がびっしりです。
これほどまで渋滞することは滅多にありません。

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庭木が何本か倒れてしまいました。
かなり頑丈に作られている柵も横倒しになってしまっています。

コキアもほとんど横倒しです。

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車庫の屋根(ポリカーボネート)も剥がれてしまっています。
プレハブの物置も横倒しに。

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池には庭木の枝葉でびっしり。

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一日かけて、復旧作業を行いました。

 

庫裏屋上に設置している太陽光発電設備は、まったくの無傷でした。
頑丈に設置いただいているので、設置後17年経過しても、まだまだ現役です。

 

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台風の進路に当たった地方では、被害が発生した箇所も多いようです。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 09:57 | | コメント (0)

臨時坐禅会・香道・写経

電気事業に携わる企業の方々の研修が行われました。

オリエンテーションの後、本堂を会場に香道(志野流香道)による香道の作法。
5つの香りを聴いて、その違いを見つけます。

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香道の後、坐禅を2チュウ。

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坐禅の後写経を行いました。

投稿者: kameno 日時: 21:31 | | コメント (0)

栗粥

厳しい夏の暑さが残っていますが、それでも朝夕は秋の気配を感じることができるようになりました。

境内の栗の木には、たくさんの実が成っています。

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今日の定例坐禅会では、この栗を炊き込みました。

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本格的な実りの秋も、もうすぐです。

投稿者: kameno 日時: 07:50 | | コメント (0)

旧車と過ごす-SUBARU360

昭和41年生まれ(53歳)の車に乗っています。

自分自身とほぼ同じ年齢なので、常時メンテナンスをしながら乗っていければと思います。
まずはスペックを
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「スバル360」
強制空冷2ストローク直列2気筒自然吸気 356cc RR 16ps/4,500rpm 3.0kgm/3,000rpm
前:トレーリングアーム 後:トレーリングアーム
全長2,995mm 全幅1,295mm 全高1,335mm ホイールベース1,800mm
車両重量 385kg 乗車定員 4人
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運転前と運転後にエンジンルーム(後)とトランクルーム(前)を開けて点検を欠かせず、また運転中もいろいろと気を使うことが多いのですが、それでも運転の楽しさを改めて教えてくれる車です。

長く乗れるよう、メンテナンスをしっかり行っていこうと考えています。

ラジオもしっかり動作します。


投稿者: kameno 日時: 23:29 | | コメント (0)

「ふるさと港南の歴史かるた」見学会

地域の歴史を学ぶ歴史協議会が主導で「ふるさと港南の歴史かるた」作成に向けて街あるきが行われました。
主な拠点を実際に訪問し、読み札と絵札を作成する素材を集めます。

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引率の歴史協議会役員の皆様、参加の子供たち、保護者の皆様、お疲れさまでした。

歴史かるたの完成を楽しみにしております。

投稿者: kameno 日時: 20:34 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

週の初めということもあるのか、いつもとても多くの電話を戴いています。
この日も、電話が鳴り続けました。

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相談ブースの窓の外には、遊園地のアトラクションを眺めることができます。
今日は曇り空が広がっています。
 
これまでも何回かブログ記事で書いていますが、年を追うごとに心の悩み相談内容のが増加していることを感じます。
それ故にテレフォン相談の存在意義の重要性がますます高まっているのでしょう。
 
また、寺院や僧侶に向けられている世間の目に関する相談も多くなっています。
そのような生の声に直接触れることができる機会というのはとても大切なことだと感じます。


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近くには、金毘羅さんもあり、また、讃岐名物のおいしいうどん屋さんもありますので、昼間の散策にはもってこいです。。

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投稿者: kameno 日時: 00:48 | | コメント (0)

本日より八月盆

今日から八月盆を迎えます。
(8月13-15日)

8月11日が新しく祭日(山の日)になり、お盆休みの連休が長くなりました。
故郷のほか、各地に旅行される方も多いのではないでしょうか。

貞昌院では、新盆をお迎えのかたを中心にお盆の棚経廻りをしております。
予め棚経予定時刻の通知をさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。

お盆の迎え方、精霊棚の飾り方についてまとめていますので、併せてご参照ください
ここをクリック

境内の大賀ハスは、花の時期を終え、実が育っています。

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暑い日が続きます。また、お盆の後半では台風の影響も心配されます。
気象情報には留意したいものです。

投稿者: kameno 日時: 10:51 | | コメント (0)

納涼さわやか寄席2019夏

一年に2回のペースで開催している「さわやか寄席」(貞昌院・さわやか港南共催)が開催されました。
平成24年新春から開催、今回が16回目の開催となります。

納涼さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 林家八楽
日時 令和元年8月12日(振替休日)午後2時 より
場所 貞昌院 本堂にて
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さわやか港南・川辺さんの挨拶、住職法話のあと、まずは金原亭馬治師匠の一席「片棒」

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続いて林家八楽さんの紙切り。
様々なリクエストに臨機応変に対応し、新しいテーマで次々と切り出していきます。

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休憩を挟んで第二部、金原亭馬治師匠の一席「景清」
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今回も多くの参加をいただきました。
ありがとうございます。

投稿者: kameno 日時: 01:05 | | コメント (1)

ニホンミツバチの巣の引越し

貞昌院の境内墓地の一つにミツバチが群がっています。
ハチの種類はニホンミツバチ。
どうやら、墓石の内部空間に巣を作っていて、石の目地の間から出入りしているようです。
夏の昼間なので、羽を動かして風を内部に送っています。

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その様子を動画でも撮影しました。
ニホンミツバチは性格が穏やかなので、刺激を与えさえしなければ、近づいても刺したりしません。

墓石の中には、やはりミツバチの巣が見えました。
このままでは、さらに巣がさらに大きく成長してしまうので、引越ししてもらうことにしました。

※ニホンミツバチは希少なハチなので、殺虫剤で駆除することはせず、あくまでも移動を促します。

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巣を取り出して、女王バチの区画を巣箱に入れます。
また、そのほかの巣の部分も、ハチたちの栄養になるため、捨てないでおきます。
はちみつがたっぷり含まれいました。

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巣箱を、墓地区画の隅に移動します。
働きバチたちも一緒についてきました。

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スズメバチ除けのネットを掛け(ミツバチは通過できるが、スズメバチは通れない目の大きさ)、しばらくここで過ごしてもらうことにしています。

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この場所が気に入れば、定着するでしょうし、気に入らなければ別の場所に引っ越すことでしょう。

まずは、これでミツバチの引っ越し作業が一段落しました。

投稿者: kameno 日時: 11:28 | | コメント (0)

町内会夏祭り

恒例の町内会夏祭り盆踊りが地元小学校を会場として開催されました。

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日が暮れる頃にはたくさんの人が集まり、盆踊りや出店もますます賑やかになってきます。

投稿者: kameno 日時: 00:51 | | コメント (0)

健康塾いす坐禅

地域の町内会館を会場に「健康塾」が行われており、そのプログラムの1つとして「いす坐禅」を指導してきました。
ここ数年、この時期に開催しています。
全5回のプログラムで、すでに募集は満員御礼になっています。

 

プログラムはは、
・会長挨拶  
・ストレッチ

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そして坐禅。
曹洞宗で作成している「いす坐禅のすすめ」に従って、椅子坐禅を行じました。

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いす坐禅の作法についてはこちらを参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen
 
座蒲を用いてきっちり坐る坐禅だけではなく、普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じることができる椅子坐禅もおすすめです。

坐禅の後は、皆で童謡の歌唱、軽食の試食と茶話会が行われました。

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投稿者: kameno 日時: 10:41 | | コメント (0)

朝茶の行事

貞昌院茶室・如是庵で朝茶の行事がありました。

茶室の小間を使っての朝茶です。

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投稿者: kameno 日時: 09:57 | | コメント (0)

大施餓鬼法要・特別公演「耳なし芳一」報告

貞昌院恒例の大施餓鬼会(おせがき)法要が、例年通り7月26日に行われました。
熱帯低気圧の進路が心配されることろですが、青空に恵まれました。

法要の前に、まつむら眞弓さんによる『耳なし芳一』の公演を行いました。
迫力ある演技によって、物語の厚みが増して、怪談の魅力が詰め込まれた公演でした。

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日時 7月26日(金) 午後1時30分開演(1時00分 受付開始)
   貞昌院大施餓鬼会 特別公演 朗読劇 「耳なし芳一」
出演 女優 まつむら眞弓

引続き
午後3時より 大施餓鬼法要(おせがき)法要が厳修されました。

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大賀蓮の花は、2番手グループの花が開花3日目。
花弁がだいぶ散ってしまっていますが、それでもまだ残ってくれました。
手前部分の花弁が散っているため、花の断面構造がよくわかります。

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投稿者: kameno 日時: 22:03 | | コメント (0)

大施餓鬼法要前日の坐禅会

大施餓鬼法要(おせがき)が明日(7月26日)行われるので、その準備をすすめています。
今朝は毎週木曜日朝に行っている定例の坐禅会も開催されました。

定例坐禅会の日程はこちらをご覧ください

 

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先週の坐禅会で1番手の大賀蓮が開花しましたが、今日は2番手の花が開花しました。

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熱帯低気圧が北上しているようで、その進路が気になります。

投稿者: kameno 日時: 08:25 | | コメント (0)

機械遺産の車とともに

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縁あって昭和41年生まれ(53歳)の車と付き合うことになりました。
1958年から1970年までのべ12年間に渡り、約39万2,000台が生産された国民的大衆車でしたので、実際に乗ったことがある方も多いことでしょう。
2016年、日本機械学会によって機械遺産に認定されました。
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強制空冷2ストローク直列2気筒自然吸気 356cc RR 16ps/4,500rpm 3.0kgm/3,000rpm
前:トレーリングアーム 後:トレーリングアーム
全長2,995mm 全幅1,295mm 全高1,335mm ホイールベース1,800mm
車両重量 385kg 乗車定員 4人
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大事に維持していこうと考えています。

投稿者: kameno 日時: 08:25 | | コメント (0)

大賀蓮1番手散り始め

貞昌院茶室前の大賀蓮の開花一番手グループ4つの花が開花3日目を迎えました。
この時期が、刻々と花の表情が変わり、また、雨、晴天と天気によっても印象が異なります。
その変化をお楽しみください。

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蓮の花は、日の出前から花びらを広げ、昼過ぎには逆に花びらを閉じていきます。
また、開花1日目は、ほとんど花びらを広げず、2日目、3日目になるにつれて広がり方が大きくなり、4日目には花びらを散らしていきます。

 

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今年は特に日照時間が極端に少ないので、たまに晴れ間が広がると空に向かって花がぐんと伸びている感じがします。

開花4日目には一気に花びらを散らします。

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二番手グループのつぼみもだいぶ伸びてきているので、もうしばらくすると開花することでしょう。

投稿者: kameno 日時: 01:14 | | コメント (0)

説経劇「安寿恋しや」

貞昌院本堂を会場として、説経劇『安寿恋しや』が行われました。

横浜ボートシアター創立メンバー演劇人による
説経「さんせう太夫」より
安寿恋しや

日時 令和元年7月17日午後2時より
場所 貞昌院 本堂

語り 野口 英
語り芝居 東の宮美智子
音楽 伊藤 創
主催 カトレアの会

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・・・あんじゅ恋しや つし王恋しや ほやれほー

安寿とずし王(つし王)の物語。父の流罪を救おうと、ずし王は母・姉(安寿)と奥州を出て都を目指すが、母と姉弟は別々に人買いに売られてしまう。母は佐渡へ、姉弟は山椒大夫(さんせう太夫)の丹後の国へ。姉は弟を逃がすため、火責めで殺されてしまう。帝より、父の罪を許されたずし王は佐渡へ。中世の伝承文芸「説経」の世界を味わってみてください。

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多くのご来場をいただき、本堂は満員の観衆で満たされました。

演劇の後は手作りの楽器に質問が多く投げかけられていました。
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投稿者: kameno 日時: 21:01 | | コメント (0)

夏越の大祓2019

1年の半分が経過した6月30日午後4時より、永谷天満宮では夏越の大祓(なごしのおおはらえ)行われました。
あいにくの雨天になりましたが、多くの方が集まっています。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
氏子会の皆さんにより作られた萱で作られた大きな茅の輪が掲げらています。
この茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

初めに神事が挙行されます。

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人形(ひとがた)に罪穢を移し、お祓いを受けて清らかな身と心になります。

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そして茅の輪くぐり。
神主さんを先頭に茅の輪をくぐっていきます。

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くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
集められた人形も函に収められ、氏子さんによって茅の輪をくぐっていきます。

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茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。
くぐり終えた後は、スイカが振る舞われました。

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社殿には笹掛け(七夕飾り)があり、たくさんの願い事が掲げられていました。
今回は改元され令和初めての夏越の大祓であり、天皇陛下即位の秋の儀式、大嘗祭に向けて重要な意味を持つ行事でした。

投稿者: kameno 日時: 19:45 | | コメント (0)

天満宮に茅の輪が掲げられました

貞昌院に隣接する永谷天満宮の境内に、氏子さんたちによって作られた「茅の輪」が掲げられました。

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一年の半分が経過する、6月30日(日)午後4時 より 永谷天満宮 にて「夏越しの大祓」(なごしのおおはらえ)が催行されます。

夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

 

茅の輪の材料となるカヤは、貞昌院の裏山から採取しました。

 

6月30日(日)午後4時 に行われる永谷天満宮の「夏越しの大祓」神事に、ぜひお参りください。

投稿者: kameno 日時: 11:55 | | コメント (0)

小学3年生の総合学習・まち探検

地元の小学校から3年生の児童たちが総合学習「まち探検」の授業で貞昌院に来訪しました。

小学校3年生の3クラスの児童約100人で本堂はいっぱいになりました。
(※これまでのまち探検の記録は、このブログ記事最後にあります。)

127年以上にわたる小学校の歴史、小学校とお寺の関係、勝海舟と小学校などを本堂で解説させていただきました。
みな、真剣に話を聞いて、メモをとっています。

質問の時間もたくさんとりました。
次から次へと、途切れることなく質問が続きます。

本堂の中のもので人気があったものは六道図(地獄絵図)と天蓋でした。

これからも、まち探検などでいつでも迎え入れることができるよう、心がけていたいものです。


■関連ブログ記事
地元小学校の総合学習・まち探検
まち探検の感想文をいただきました
総合学習・まち探検
小学生の体験学習発表
まち探検の専門家
永野のまち、小学校の歴史をまなぶ
総合学習・まち探検
投稿者: kameno 日時: 08:17 | | コメント (0)

梅雨の大賀蓮

梅雨真っ盛り。雷雨を伴ったまとまった雨が降りました。

大賀蓮の葉の上に降り注ぐ雨は大きな水滴になっています。
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蓮鉢の中では、メダカの赤ちゃんがたくさん誕生し、すいすいと泳ぎ回っていました。
藻場が絶好の遊び場になっているようです。

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左:親メダカ、右:子メダカ

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動画で撮影してみました。

投稿者: kameno 日時: 09:47 | | コメント (0)

梅雨ー大賀蓮成長すすむ

今日は、雨模様の一日となり、かなりまとまった雨が降りました。

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夏至に向けて、貞昌院の大賀蓮は、いちばん成長する時期に入っています。
背丈は1mを超えました。

花が咲く時期は、あと1か月ほどでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 21:01 | | コメント (0)

定例坐禅会

早いもので、新元号・令和になってから1か月、今年もまもなく半分近くが過ぎようとしています。

夏至の日も近づいており、だいぶ日が長くなりました。
毎週木曜日に開催している定例坐禅会では、窓の外の新緑がとても鮮やかに感じられます。

坐禅会には、毎回20人を超える参加をいただいています。
畳の上に座れない方でも、椅子を用いた坐禅で一緒に坐っていただいています。

坐禅会は

朝6時少し(10分ほど)前までに集合
6時~6時30分まで坐禅(2チュウ)
経典読経
小食飯台(朝のおかゆ)
法話 ~7時前に終了

という流れになっています。

 

定例坐禅会は基本的に毎週木曜日朝に開催していますが、こちらの坐禅会予定でご確認いただき、どうぞお気軽にご参加ください。

投稿者: kameno 日時: 00:51 | | コメント (2)

FM ヨコハマ ホズミング

FMヨコハマの番組・E-ne! ~good for you~のコーナー

ホズミング で貞昌院が紹介されました。

リポーターの穂積ユタカさんが来寺され、本堂に特設出張スタジオを設けて生中継。
貞昌院の天神おみくじを引いていただき、ご紹介をいただきました。

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写真は 穂積ユタカさん、そして三共消毒の市川さん。

 

ご来寺いただきありがとうございました。
投稿者: kameno 日時: 00:38 | | コメント (0)

コキアを植樹しました

山門前のイチョウの木の下にコキアを植えました。

今年は苗の生育が遅いようで、届くまで少し時間がかかりました。

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間隔をあけて植えていきます。

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順調に育ってくれれば、秋には美しい紅葉を楽しむことができることでしょう。
コキアの種は「とんぶり」として有名ですね。

 

境内のアジサイはだんだん色づいてきました。

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投稿者: kameno 日時: 23:33 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2019

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークになります。
今年は、6月1日に観察しました。

ここのゲンジホタルは、午後8時前後が飛翔のピークとなります。
今年は過去最高に近いと言ってもよいほど多くの出現となりました。

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音もなくふわふわと漂いながら飛行する様子を眺めると、とても癒されます。

※写真では明るく見えますが、その理由は露出時間を3分ほど取っているからです。
※コンポジットのような合成は行っていません。1枚ものの写真です。 実際はほとんど暗闇です。 

この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくしています。
田んぼの農薬を抑えるということも大きいようです。
いずれにしても、ゲンジボタルが自然に乱舞している様子が見られるということはとても貴重なことだと思います。


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2018
ゲンジボタル定点観測2017
ゲンジボタル定点観測2016
ゲンジボタル定点観測2015
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 23:32 | | コメント (0)

仏教情報センター研修会・総会

テレフォン相談などを伝統仏教超宗派僧侶により行っている一般社団法人仏教情報センターの研修会および総会が開催されました。

日時 令和元年5月31日午後2時より
場所 文京シビックセンター会議室

 
テレフォン相談ブースがある仏教情報センターの事務所からほど近い場所にあります。

総会に先立ち併せて、テレフォン相談員研修が行われました。

『居場所としての寺 いま何が社会から求められているのか』
講師 星野哲先生(立教大学社会デザイン研究所研究員)

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Awareness
Accompamy
Action

の3つのAをキーワードに、様々な寺院で行われている事例を紹介いただきました。
仏教各宗派のそれぞれの考え方を昇華し、実践する事例はとても参考になります。

何よりも、ふだんはローテーションを組んで電話での相談に日々取組んでいる仲間が一堂に会して、このような全体研修を行うことはとても貴重な機会であると感じます。


引続き、総会が行われました。

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研修会・総会が行われた文京シビックセンターは25階が展望ラウンジになっていて、午前9時~夜20時30分まで無料解放されています。
東京ドームシティーに隣接した都心ど真ん中の展望台なので、見晴らしがよく、おすすめです。

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投稿者: kameno 日時: 21:08 | | コメント (0)

サツマイモ畑植え付け2019

境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。
担任の先生、保護者有志により畝作りが行なわれ、サツマイモの苗の植え付けされました。

畝づくりには檀家さんのN橋さんにご協力をいただいています。
本格的な耕運機をお持ちくださいました。

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左:畝作り前 右:畝作り後

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今年の2年生は3クラスですので、3筋の畝を作りました。
このように立派な畑ができました。

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きっと秋にはたくさんのサツマイモが実ることでしょう。


■関連ブログ記事 (上ほど新しい記事)
サツマイモの収穫 2018
実りの秋
サツマイモ苗の植付け
サツマイモ畑づくり(畝)
サツマイモ畑づくり準備
サツマイモの収穫
サツマイモの植え付け
サツマイモ畑づくりと蓮の成長記
サツマイモの収穫2016
梅雨の雨はすべての植物を育てる
サツマイモ苗の植付け
サツマイモ畑づくり2016
サツマイモ収獲2015
ぐんぐん伸びるサツマイモ
サツマイモ苗の植付け

サツマイモ畑畝作り
サツマイモパーティー
サツマイモ畑いよいよ収穫
九里よりうまい・・・
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梅雨のサツマイモ畑
サツマイモ畑-畝作り
サツマイモ畑2013-収獲
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サツマイモ畑日記2013-3
サツマイモ畑日記2013-2
サツマイモ畑づくり
サツマイモ植付け2012
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サツマイモ収穫
小学生からの手紙
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さつまいも畑の雑草取り
サツマイモまつり(収穫祭)
サツマイモ収穫の日
のびろのびろみんなのサツマイモ
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サツマイモ作り vol.4
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 11:34 | | コメント (0)

いす坐禅ー大人のまなび塾開催報告

地域ケアプラザで、椅子坐禅の実践講座「大人のまなび塾」を行いました。

日時 5月24日(金)午前10時~12時
場所 下永谷地域ケアプラザ
内容 いす坐禅(足を組まなくてもできる坐禅です)
定員 15名(先着順)

 

最初に、オリエンテーション。
椅子坐禅の作法を学びます。

椅子坐禅は20分を2チュウ行いました。

坐禅終了後、茶話会。
活発な意見交換もあり、充実した一日になりました。

投稿者: kameno 日時: 21:42 | | コメント (0)

真夏日ー大賀蓮成長進む

今日は、全国各地で真夏日(気温30度以上)となり、まだ5月でありながら記録的暑さとなりました。

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貞昌院の大賀蓮も、成長の様子が目に見えるほどぐんぐん伸びています。
蓮は暖かい気温と日照を好みます。

花が咲く時期は、あと1か月半ほどでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 21:31 | | コメント (0)

綾瀬市 報恩寺 晋山結制

令和元年5月17日、18日の日程で、綾瀬市 報恩寺で晋山結制行持が厳修されます。
随喜で報恩寺に来ております。法要の生中継も行いますので、ぜひご覧ください。

5月17日 第1日 午後3時~午後5時30分

5月18日 第2日  午前7時~午後1時

 

ダイジェスト

投稿者: kameno 日時: 13:29 | | コメント (0)

市仏連第46回総会

横浜市仏教連合会 令和元年度・第46回総会が開催されました。

日時 令和元年5月14日
場所 横浜キャメロットジャパン

総会に先立ち、定例理事会

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総会次第・議案
・平成30年度事業報告
・平成30年度決算報告
・監事監査報告
・令和元年度事業計画案審議
・令和元年度予算案審議
・役員改選
・その他

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今年度は役員改選の年にあたり、新会長に 佐藤功岳師が就任されました。

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投稿者: kameno 日時: 22:55 | | コメント (0)

現職研修令和元年1日目@西有寺

令和元年度 神奈川県第二宗務所主催 現職徒弟研修会(1日目)が開催されました。
曹洞宗宗制により、年齢55歳以下の宗侶(但し55歳以上で住職になった場合は任命後3年間)は参加が義務付けられている研修会です。

日程 令和元年5月9日(1日目)
場所 西有寺

5月に1日目の日程を西有寺で行い、8月に2日目の日程を最乗寺で行います。

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1日目 5月9日
・開講式、集合写真

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・講義1 青年同志会による問題提起とグループディスカッション
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・点心飯台
・講義2 「仏祖正伝菩薩戒を学ぶ」 本庁派遣講師
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・講義3 「曹洞宗の展開と地域社会」

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今年も研修参加者として講義を堪能することが出来、有意義な一日となりました。

投稿者: kameno 日時: 19:37 | | コメント (0)

沢蟹の赤ちゃん

裏庭の池のほとりでたくさんの沢蟹の赤ちゃんが育っています。
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手に乗せるとちょこちょこ動き回ってかわいいですね。

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指に乗ってきたこのトンボは、オナガサナエでしょうか。

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投稿者: kameno 日時: 14:24 | | コメント (0)

新緑の定例坐禅会

定例坐禅会では、先週に引き続き貞昌院産のタケノコと山椒の葉をお粥に乗せました。

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境内は鮮やかな新緑に包まれています。
午前中の雨の後、昼には青空が広がりました。

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太陽光発電パネルに新緑が映り込んでいます。

投稿者: kameno 日時: 12:19 | | コメント (0)

雨後の筍

ここのところ晴れと雨の日と天気が目まぐるしく変わっています。

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筍は成長が著しく早いので、特に雨の後には、一晩を経ると、たくさんの新しい筍が一斉に伸びてきます。

早い時期に掘らないで放置しておくと、密集した竹林が広がってしまうので、この時期の管理はとても大事です。

投稿者: kameno 日時: 23:56 | | コメント (0)

新緑色濃く

新緑が映えるこの時期は筍が収穫できるので、掘りたての筍を定例坐禅会のお粥に乗せました。
同じく境内で採れた山椒の葉を添えています。

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境内の新緑がより色濃くなってきました。

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つつじの花が見ごろを迎えています。

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藤の房もだいぶ伸びてきました。

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大賀蓮の立ち葉も順調に育っています。
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投稿者: kameno 日時: 07:33 | | コメント (2)

新緑への変化の情景

境内の春から新緑の季節への変化を並べてみました。
(2019-2-19 から 2019-4-19)

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2019-2-19

20190324-07
2019-3-24

20190327-02
2019-3-27

20190329-02
2019-3-29

20190331-09
2019-3-31

20190405-01
2019-4-5

20190407-09
2019-4-7

20190409-04
2019-4-9

20190411-26
2019-4-11

20190416-01
2019-4-16

20190419-01
2019-4-19

投稿者: kameno 日時: 08:29 | | コメント (0)

大本山總持寺授戒会第2日

ソメイヨシノは半分以上が散っています。
今年の桜は散り方がゆるやかなので、あと数日は花が残っていることでしょう。
貞昌院の境内は緑が一層色濃くなっています。

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大本山總持寺授戒会
第二日(十一日) 第二号

四時振鈴
一、暁天
一、朝課    荒神眞讀のみ
    荒神讀込み
課罷
一、説教
一、戒源師供養諷経
一、御両尊献粥諷経
一、総諷経
一、三師相見並びに朝参の拜
一、小参
一、小食飯臺

九時三十分打出し
一、禺中歎佛
一、戒壇上供諷経
一、御両尊献供諷経
一、総諷経
一、総諷経(尊宿諷経)
一、午時飯臺

一時三十分打出し
一、禮佛説戒
一、亡戒諷経
(別室にて詠讃歌講習)
一、御両尊献湯諷経
一、総諷経
一、戒弟入浴
一、薬石飯臺

六時四十分打出し
一、壇上禮
一、佛祖禮
一、夜坐
一、説教
一、詠讃歌講習
一、四衆打眠

投稿者: kameno 日時: 11:36 | | コメント (0)

花まつり・檀信徒総会2019

平成最後の花まつり・檀信徒総会が開催されました。

花まつり・お釈迦様の誕生日は4月8日ですが、貞昌院では、4月8日に近い土日に開催しており、今年は4月7日(日)に開催いたしました。 

境内の桜は満開、緑はより色濃くなっています。
桜は少しづつ散り始めてい風が吹くと桜吹雪が舞います。
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午前11時より釈尊降誕会法要。
お釈迦様誕生の際に、立ち上がって、右手を天に左手を地を指して「天上天下唯我独尊」と示された、その姿が誕生仏です。
天から甘露の雨が降り、花々で満ち溢れたと云われています。
法要において、参列の皆様に甘茶の灌仏をいただきました。

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11時30分より檀信徒総会。
護持会費の会計決算、予算案審議、墓地環境美化費、墓地整備、研修旅行等の議題が審議されました。
報告書は4月中旬にお送りさせていただきます。

 

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12時より懇親会。

桜を愛でながらの懇親会となりました。

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お釈迦様の誕生の際も、花々が咲き乱れ、甘露の雨が降ったとされていますので、花まつりらしい雰囲気になりました。

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天気も良く、甘茶と、茶室でのお点前もあり、穏やかな一日となりました。

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投稿者: kameno 日時: 23:42 | | コメント (0)

桜満開の坐禅会

毎週木曜日朝の定例坐禅会。
青空が広がり、満開の桜に昇ってきたばかりの朝陽が差し込んでいます。

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今日のお粥には、塩漬けの桜を乗せてみました。

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本堂の窓からも満開の桜を堪能することができます。
坐禅会終了の頃には、陽がだいぶ昇ってきて、堂内に光が差し込んできました。

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投稿者: kameno 日時: 07:38 | | コメント (0)

さわやかコンサート2019春

境内の桜は、8分咲き~満開になり、まさに見ごろのピークを迎えています。
本堂から窓の外を眺めると、満開の桜が額縁に収められた絵画のように見えます。
本日、貞昌院本堂で定期的に開催しているさわやかコンサートが開催されました。

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■さわやかコンサート2019春
筝とヴァイオリン ~和と洋のコラボレーション~

日時 平成30年3月30日(土曜日)
午後3時より
場所 貞昌院 本堂にて
出演 井上 八世以(ヴァイオリン)
高橋てるみ(箏)
主催 さわやか港南・貞昌院

 


天気にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。
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曲目

春の海(宮城道雄)
エトピリカ(葉加瀬太郎)
白鳥(サン=サーンス)
いつも何度でも(千と千尋の神隠しより) 
春の歌メドレー
チャールダッシュ(モンティ)


 

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楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
素晴らしい演奏を有難うございました。

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出演者プロフィール
○井上 八世以 Yayoi Inoue(ヴァイオリン)
北鎌倉女子学園音楽科を経て国立音楽大学卒業。卒業演奏会に選ばれ出演。
日本クラシック音楽コンクール全国大会に進出し受賞・国際芸術連盟新人オーディション合格等、コンクール・オーディションで多数受賞・合格する。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院にてマスタークラスを修了後コンサート出演者に選ばれる。
演奏活動の他、横浜市委託指導員として指導するなど後進の指導にも力を注いできている。
また楽譜出版、曲のアレンジ等の幅広い活動をしている。前澤均・堀伝の両氏に師事。
横浜市民広間演奏会・戸塚区演奏家協会、各会員。湘南アルス室内合奏団メンバー。

〇高橋てるみ Terumi Takahashi(箏)
NHK邦楽技能者育成会48期修了
鎌倉まつり”静の舞”奉納演奏、結婚式や各種行事にて演奏活動中。
「箏の音で、人の心を豊かに穏やかにしたい」の信念の基、自主企画コンサートを開催。洋楽とのコラボにも取り組む。
第9回長江杯国際音楽コンクール奨励賞受賞。
NHK邦楽オーディション合格 NHKFM「邦楽のひととき」出演、新・みなとみらいACFアマチュア室内楽フェスティバル出演
創明音楽会大師範 創明合奏団団員 千葉県市原市三曲協会、大田区三曲協会、逗子三曲会、鎌倉芸能連盟、横浜市民広間演奏会 横浜音楽文化協会 各会員
星野学園小学校特別活動(箏曲授業)講師、ヤマノミュージックサロン銀座 箏コース講師


■昨年の記録
さわやかコンサート2018春

投稿者: kameno 日時: 21:51 | | コメント (2)

今日から春彼岸

お彼岸に入りました。
春らしい温かい陽気となり、青空が広がっています。

墓地の裏山からは富士山を望むことができました。

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この時期の見ごろの花をいくつか。
緋寒桜、土佐水木、クリスマスローズ、三椏などなど、境内が次第に鮮やかに色づいています。

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今年生まれたシジュウカラ。

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ウグイスも鳴き始めました。

ソメイヨシノの蕾もだいぶ膨らんでいます。
彼岸の後半には咲き始めるかもしれません。

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投稿者: kameno 日時: 22:40 | | コメント (0)

18日から春彼岸

土曜・日曜と暖かく穏やかな天気が続いています。

明日(3月18日)から春彼岸です。
土曜日・日曜日は彼岸の入り前ですが、休みの日のうちにお参りされる方も多く、お墓参りには絶好の日よりとなりました。

今年の彼岸は3月18日から24日、21日がお中日(春分の日)です。 
例年通り、彼岸の入りまでに墓地の清掃を行っていますので、気持ちのよいお墓参りができることと存じます。

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■お願い

「〇〇家」と書かれている手桶は、今後はこれ以上増やさないようお願いします。
「〇〇家」と書かれた手桶が手桶棚を占領してしまうと、それ以外の方が使うことができず不便です。
よって、「貞昌院」の手桶を段階的に増やしてご用意いたしますので、手桶については、お墓参りのどなたでもご利用できるようにご配慮をお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 12:21 | | コメント (0)

東日本大震災8年目の日

東日本大震災発生(地震発生時刻午後2時46分)から8年目の日を迎えます。
災害によりお亡くなりになられた皆様に改めて弔意を表します。

災害規模として未曾有のものとなった東日本大震災のような災害は、またいつどこで発生するかわかりません。
豊かな大自然に囲まれ、その恩恵を享受できる反面、時には私たちの到底及ばない大きな力をもって災害をもたらします。

私たちの先達は、過去に繰り返されてきた大震災をの経験や学んだことが、後世に伝えるべく様々な形として残されててきました。

石碑、古文書、街路や街区の形態・・・・・・ 世代を越えてそれらを読み取っていくことは重要です。そして、大災害を経験した私たちがするべき行動の一つは、災害の記録を整理し、確実に受け継がれるように次世代に残していくことです。
「記録・記憶」を伝承するのも寺院の重要な役割であり、また「地域の核」として和合の精神を育くむことも重要な役割といえます。 仏教は「生死を歩む人の今に寄り添い、縁の力を最大限に生かし、その人の自己のいのち、人生を統合することを扶助する」ということを根源としているからです。

 

 

震災8年目を機に行われたアンケートの結果が報道されていました。


<震災8年ネット調査>担い手確保に悲観広がる 沿岸被災者は人口維持「不安」48%

「まちづくり」「観光」「子育て環境」など13項目について、自分が住む地域の将来への期待感や不安感を聞いた。被災3県沿岸部の被災者が「不安がある」「やや不安がある」と最も多く答えたのは「人口の維持・増加」で計48.2%に上った。「Iターン、Uターン、移住」が計46.3%、「農林漁業」が計45.0%で続く。日本が人口減少社会を迎え、被災地でも担い手確保に悲観的な見方が広がっている。

「自治体の存続」を除き「まちのにぎわい」や「地域内就職」など計12項目は、「不安」「やや不安」という不安感が「期待できる」「やや期待できる」という期待感の合計を上回った。
人口の先行きに悲観的な見方は沿岸部非被災者で計40.5%、内陸部で計48.1%と同様に高くなる一方、青森、秋田、山形は計68.1%と群を抜いて高い。同地域は他の項目も不安感が強く、災害の有無を問わない根本的な課題意識が浮き彫りになった。
海外からの労働力流入に対しては、全体の36.5%が不安視。期待感は12.3%にとどまった。自由記述では「人口増につながる」「復興の力になる」との声の一方、「自分たちの就職難や人件費低下が進む」「受け入れ態勢が不備」「文化や言葉の違いが不安」との意見が目立った。


不安と感じる方の割合が高いことがわかります。
東日本大震災発生から8年を迎え、改めて考えてみたいと思いますし、少しでも不安を感じる方が減っていくことような施策が進むことを望みます。

今日は仏教テレフォン相談の相談担当日でした。

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窓の外には青空が広がっています。

投稿者: kameno 日時: 14:33 | | コメント (0)

銀杏剪定作業 2本目(2)

境内の名木古木イチョウの選定作業の続きです。
1日目の剪定作業の流れをタイムラプスで撮影してみました。

 

1日目の作業を終えて、翌日は雨のため作業を中段。
3日目に最終仕上げと切口への薬剤塗布が行われました。

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強剪定なので、チェーンソーで切断された断面を、鋸で綺麗な断面に仕上げていき、その切口に薬剤を塗布いただきます。

これで、境内の2本の銀杏の剪定が終了しました。

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■昨年(2018年)の選定作業の記録
銀杏剪定作業

投稿者: kameno 日時: 22:03 | | コメント (0)

銀杏剪定作業 2本目

貞昌院境内の2本ある銀杏(イチョウ)の木のうち、昨年春に1本目の剪定作業をおこないました。
銀杏剪定作業

今年、引き続き、山門脇の残り1本の剪定を行いました。


昨年は台風の影響で塩害のため黄葉の前にだいぶ葉が茶色く変色してしまいました。
強風で枝もだいぶ折れて落下してしまいました。
銀杏の木は枝の成長が早いので、十数年おきに樹形を整える意味でも剪定は必要になります。


市の名木に指定されているだけあって、樹高が高く、大型クレーンを使用する大掛かりな剪定作業です。

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夕方には選定作業が九分通り終了。
翌日に最終仕上げと切口への薬剤塗布を行います。

 

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ずいぶんさっぱりした姿になりました。

投稿者: kameno 日時: 01:25 | | コメント (0)

大賀蓮植替え作業2019

3月に入り、水もだいぶ温んできました。
毎年3月には大賀蓮の植替えを行っています。
昨年・一昨年は桜の開花の時期にこの作業を行っていたのですが、今年は試行的に3週間ほど早めに植替えをしてみました。

大賀蓮の鉢は秋から春にかけては、このように水面の上の葉や茎は枯れて、水面には何も無い状態が続きます。

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しかし、土の中では蓮根がどんどん成長して次の世代への準備を進めているのです。
蓮根は土の中でぐるぐると絡まるように成長していますので、毎年、3月に蓮根の植替え作業が必要になるのです。
少し手間はかかりますが、植替えをしないと良い花を咲かせてくれません。

まずは、水と土とを掻い出しながら丁寧に蓮根を引き揚げていきます。

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一世代前の蓮根は、↓このようにぶよぶよになってしまっていますので、こちらは取り除きます。
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今年もこんなにたくさんの蓮根が採れました。
既に新芽が伸びていますね。
芽を折らないよう、静かに静かに引き揚げます。

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新しく土を加え、土を練りながらそこに3節程度に切り分けた蓮根を埋めていきます。

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最後に水を張って植替え作業は終了。

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こちら↓は鐘楼堂前の蓮鉢。
同様に植替えを行っていきます。

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貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)は、昨年も立派な大輪をいくつも咲かせてくれました。
(昨年の記録はこのページ下から見ることができます)


今年も美しい花を咲かせてくれることを期待します。
随時報告していきます。


2017年・2018年の記録(これ以外の記録の閲覧は「右上の検索窓」で大賀蓮と入力してください)

■2017年の大賀蓮成長記
大賀蓮の植替え作業(2017/3/14)
大賀蓮生育日誌 (2017/5/2)
大賀蓮成長記2017(3)(2017/5/26)
大賀蓮成長記2017(4)ビオトープの小宇宙(2017/6/1)
大賀蓮成長記2017(5)(2017/6/27)
大賀蓮成長記2017(6)(2017/6/29)
大賀蓮成長記2017(7)(2017/7/3)
大賀蓮成長記2017(8)(2017/7/7)
大賀蓮成長記2017(9)-開花!(2017/7/8)
大賀蓮成長記2017(10)-見頃(2017/7/9)
大賀蓮成長記2017(11)(2017/7/11)
鐘楼堂前の大賀蓮が見ごろ(2017/7/19)
大賀蓮が一番の見ごろ(2017/7/20)
大賀蓮成長記2017(12)(2017/7/19)
大賀蓮成長記2017(13)-見頃の終わり(2017/7/31)
大賀蓮成長記2017(14)(2017/9/4)

■2018年の大賀蓮成長記
大賀蓮植替え作業2018
新緑の季節へ
大賀蓮の花芽
大賀蓮もうすぐ開花
大賀蓮(古代蓮)一番花が開花
大賀蓮1番花2日目
大賀蓮一番花3・4日目
開花4日目の大賀蓮
大賀蓮、背丈ほどの高さに
投稿者: kameno 日時: 18:18 | | コメント (0)

雛人形をお飾りしています

3月に入りました。

境内の梅、河津桜が見ごろを迎え、春の気配が濃厚になりました。
貞昌院客殿には雛人形をお飾りしています。

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貞昌院にお越しの際は、是非ご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 23:25 | | コメント (0)

さわやか寄席 2019新春

一年に2回のペースで開催している「さわやか寄席」(貞昌院・さわやか港南共催)が開催されました。
平成24年新春から開催しているので、今回が15回目の開催となります。
定番となりました金原亭馬治師匠と桃川健師匠による落語と紙切りの演芸です。
※毎回演目が変わります。

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 桃川健

日時 平成31年2月9日(土曜日)午後2時 より
場所 貞昌院 本堂にて
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さわやか港南・川辺さんの挨拶、住職法話のあと、まずは金原亭馬治師匠の一席「今戸の狐」

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続いて桃川健師匠の紙切り。

お子さんを紙で切っていただくリクエストもあったり、新しいテーマで次々と切り出していきます。

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休憩を挟んで第二部、金原亭馬治師匠の一席「甲府い」

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今日は朝から雪模様の天気となり、積雪が心配されましたが、うっすらと雪化粧する程度で、今回も多くの参加をいただきました。
ありがとうございます。


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次の貞昌院さわやかコンサートは3月の予定です。
詳細は後日お知らせいたします。

投稿者: kameno 日時: 20:29 | | コメント (2)

市仏連主催 第44回涅槃会

2月15日はお釈迦さまが入滅(お亡くなりになられた)された日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、平成31(2019)年2月6日、都筑区 心行寺様を会場として横浜市仏教連合会主催の第44回涅槃会が開催されました。

今年は都筑区仏教会が担当となります。

日時 平成31年2月6日(水)
会場 都筑区 心行寺

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第1部 法要の部

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・導師、式衆入堂
・一同三礼
・三帰依文唱和
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・啓白文奉読
・読経(観音経・舎利礼文)

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・回向
・一同三礼
・導師、式衆退堂
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第2部 講演の部

・市仏連会長挨拶
・県仏教会長挨拶
・都筑区仏教会長挨拶
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・会処/講師紹介

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・講演『歌と法話の仏教伝道ライブ』
講師 光誉祐華師(浄土宗 西迎院副住職・総本山知恩院布教師)

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釈尊涅槃会にちなみ、祖師の言葉やお釈迦様にちなんだオリジナルの楽曲を挟みながら楽しく親しみやすい法話を頂きました。

涅槃会終了後、皆で記念撮影。
準備の中心を担った都筑区仏教会の皆さま、準備から式の運営の細部にわたり本当にお疲れ様でした。

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本堂に掲げられた涅槃図

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■これまでの記録
市仏連主催 第43回涅槃会 (2018年の記録)
市仏連主催 第42回涅槃会 (2017年の記録)
市仏連主催 第41回涅槃会 (2016年の記録)
横浜市仏教連合会主催第39回涅槃会 (2014年の記録)
横浜市仏教連合会主催第38回涅槃会(2013年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2012年の記録)
市仏教会主催涅槃会法要
(2010年の記録)
市仏教連合会涅槃会 (2009年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2008年の記録)
投稿者: kameno 日時: 23:07 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

この日は仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

曹洞宗は月曜日担当で、週の初めということもあるのか、いつもとても多くの電話を戴いています。
この日も、電話が鳴り続けました。

 

これまでも何回かブログ記事で書いていますが、年を追うごとに心の悩み相談内容のが増加していることを感じます。
詳しくは言えませんが、それ故にテレフォン相談の存在意義の重要性がますます高まっているのでしょう。

 
また、寺院や僧侶に向けられている世間の目に関する相談も多くなっています。
そのような生の声に直接触れることができる機会というのはとても大切なことだと感じます。
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相談ブースの窓の外には澄み渡った青空が広がっています。
この世の中にあふれる悩み事が少しでも無くなって、この空のように澄み渡ることを願います。

投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (0)

2019年 節分の3景

ここのところ季節外れの暖かい日が続いています。
2月3日は節分。もう明日は立春を迎え暦の上では春になります。
梅の花も見ごろになりました。

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暖かい日差しが降り注ぐ一日となり、貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の豆撒き行事が行われました。

午後1時より神事、引き続き午後1時30分から豆まきという流れです。
今年の節分は日曜日にあたり、500人近くの方が参列しました。
獅子舞やお囃子も披露され、獅子が参詣の方々とジャンケンをする一幕も。爆笑が広がっていました。

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天神囃子には、子供たちも参加。
伝統芸能が伝承されています。


神主さんの挨拶とお話のあと、いよいよ豆撒き開始です!
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福は~うち!!
邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

豆撒きの後は、子供たちにお菓子の詰め合わせが配られます。

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豚汁も振る舞われました。

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引続き、近隣のR寺さまの節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。

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境内は今年もたくさんの参詣者で溢れています。

 

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒きを行ないました。
皆さまに福が届きますように。

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明日は立春、さらに気温が高くなる予報です。

投稿者: kameno 日時: 23:29 | | コメント (0)

蝋梅がみごろ

小正月がすぎ、まもなく大寒を迎えます。
この時期は裏庭の茶室脇の蝋梅が見ごろとなります。

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蝋梅が開くと、境内に濃厚な甘い香りが漂います。

一年で一番寒いとされる時節ですが、ここ数日は冬晴れが続き、日の当たる場所では暖かさを感じます。
鳥たちも活動を始めました。 
蹲には山からの清水が流れ込んで、美しい水音を響かせています。

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本格的な春はもうすぐそこまで来ています。

投稿者: kameno 日時: 17:38 | | コメント (0)

小正月のどんど焼き2019

貞昌院に隣接する永谷天満宮で、本日(1月14日)午前10時よりどんど焼きが行われました。
どんど焼きは永谷天満宮では毎年1月14日に催行される恒例行事です。

歳神様をお迎えした正月飾り、初詣のおみくじなどをお焚き上げします。
※なお、人形などお焚き上げ出来ないものは決して持ち込まないでください。
※あくまでも、正月飾り(プラスチックなどは取除いてください)、天満宮のお札、破魔矢などに限ります。

 
どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。
たくさんの松飾りが集まっています。

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午前10時、神事が始まりました。
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神事の後、神主さんによって火がつけられ、いよいよどんど焼きが始まります。

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ここ数年は好天に恵まれています。
カラフルな繭玉団子を焼いて食べると無病息災がかなうと言われています。

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また、お正月に書いた書初め、習字などをお焚き上げして、その煙が高く昇るほど字が上達するということです。

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小正月が過ぎると、一連の正月行事は一段落いたします。

投稿者: kameno 日時: 12:47 | | コメント (0)

大本山總持寺 新年御拝登

神奈川県東部嶽山会・神奈川県第二宗務所主催、大本山總持寺への御拝登が行われました。
今年は紫雲臺が改修工事のため、控室は瑞応殿でした。

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現在、紫雲臺のほか、向唐門の屋根修復工事も始まりました。
雲一つない青空が広がっています。


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本年秋には石川素童禅師(天保12年12月1日=1842年1月12日~大正9年=1920年11月16日)の100回忌大遠忌行事が予定されています。

投稿者: kameno 日時: 19:01 | | コメント (0)

新春初釜

貞昌院茶室・如是庵で初釜が行われました。

今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

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初釜懐石

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お濃茶 → お薄茶 → 懐石料理 と進み、新年をお祝いいたします。

 


■関連ブログ記事
新春初釜(2018年)
鏡開きー新年初釜(2017年)
2016年新春初釜(2016年)
新春 初釜 (2015年)
茶室・如是庵で初釜(2012年)
如是庵初釜(2010年)
新春初釜(2009年)

投稿者: kameno 日時: 22:56 | | コメント (0)

定例坐禅会の七草粥

早いもので、新年を迎えてから10日が過ぎました。
今日の定例坐禅会では、七草の日から近い日にあたりますので、行粥を七草粥にしました。
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春の七草は、
「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)
芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ) 
蘿蔔(すずしろ=大根)
です。

 

その起源を辿ると、古来中国で行われていた正月七日の「七種菜羹」(七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う)がその源流にありそうです。
日本に伝わり、平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる、七穀粥と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

20180110-02


正月三が日はおせち料理やお雑煮などの食事が続きがちです。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵です。

投稿者: kameno 日時: 07:15 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2019年復路9区

第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成31年・2019年 復路)
昨日の2区に引続き9区で応援してまいりました。

2019年1月3日 箱根駅伝第9区 不動坂通過順位 (通過順位、実質順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

09-01
通過/1総合/1 東海大学 湊谷春紀

09-02
通過/2総合/2 東洋大学 中村拳梧

09-03
通過/3総合/3 青山学院大学 吉田圭太

09-04
通過/4総合/4 駒澤大学 堀合大輔

09-05
通過/5総合/5 法政大学 大畑和真

09-06
通過/6総合/6 國學院大學 長谷勇汰

09-07
通過/7総合/7 帝京大学 小森稜太

09-08
通過/8総合/8 順天堂大学 吉岡幸輝

09-09
通過/10総合/10 拓殖大学 清水崚汰

09-10
通過/11総合/11 明治大学 村上純大

09-11
通過/*12総合/14 日本体育大学 林田元輝

09-1209-13
通過/12総合/12 早稲田大学 新迫志希
通過/12総合/12 中央大学 苗村隆広
通過/12総合/15 日本大学 阿部涼
通過/*12総合/17 神奈川大学 北﨑拓矢
通過/*12総合/16 東京国際大学 浦馬場裕也
通過/*12総合/OP 関東学生連合 鈴木陸

09-19
通過/*19 総合/19 大東文化大学 谷川貴俊

09-20
通過/20総合/18 国士舘大学 石川智康

09-21
通過/*21 総合/21 山梨学院大学 森山真伍

09-22
通過/*22総合/20 城西大学 中原佑仁

09-23
通過/*23総合/22 上武大学 松下恭一郎


2019年の箱根駅伝は、東海大学が大会新記録で総合初優勝を果たしました。
おめでとうございます!


【箱根駅伝】東海大、逆転で初V 青学が2位 箱根駅伝

第95回箱根駅伝は3日午前8時、往路を制した東洋大・今西駿介(3年)が神奈川・箱根町の芦ノ湖駐車場から6区(20・8キロ)を走り出し、復路のレースが始まった。
1分14秒差で往路2位の東海大、中島怜利(3年)がスタート。往路3位の国学院大、4位の駒大と続々と選手が飛び出した。
特集:箱根駅伝2019
往路でトップの東洋大と5分30秒差をつけられ6位に終わった青学大は、まずは4年連続で6区を走る小野田勇次(4年)が逆転での総合5連覇に向かった。
東洋大の今西、東海大の中島、青学大の小野田がそろって終盤まで区間記録(58分1秒)を上回るペースで快走。東洋大がトップのまま、7区(21・3キロ)につないだ。2位の東海大は1分8秒差でたすきリレー。5区スタート時よりも6秒縮めた。青学大の小野田は残り1キロ余で法大をとらえて5位に。東洋大との差は5分15秒。小野田は57分57秒で走り、区間新を達成した。
青学大は7区の林奎介(4年)がスタート直後に国学院大をかわし、4位に浮上した。前回大会も7区を走り区間新をマークした林は9キロ過ぎで駒大もとらえ、5キロ弱併走した後に突き放し、3位に浮上した。
東海大の7区、坂口竜平(3年)は粘り強い走りで東洋大の小笹椋(4年)に肉薄。平塚中継所で東洋大との差を4秒まで詰めた。3位の青学大の林は、東洋大と3分48秒差まで縮め、たすきをつないだ。
レースは8区(21・4キロ)に入り、東洋大の鈴木宗孝(1年)、東海大の小松陽平(3年)がトップを並走。15キロ手前で小松が鈴木を振り切って、前に出た。青学大の飯田貴之(1年)は3位で追っている。
東海大の小松は1時間3分49秒と8区の区間記録を22年ぶりに塗り替える快走で、主将の湊谷春紀(4年)にトップでつないだ。戸塚中継所で、2位の東洋大とは51秒差。3位の青学大との差は4分29秒ついた。
9区(23・1キロ)に入っても東海大の優勢は続き、湊谷が2位東洋大との差を3分35秒まで広げる走り。3位で追う青学大は吉田圭太(2年)が1時間8分50秒で走り、東洋大に8秒差まで迫った。シード権(10位以内)争いは9区終盤までは中央学院大、拓大、明大、早大、中大などが競り合う展開となった。
レースは最終10区(23キロ)に入り、東海大の郡司陽大(3年)が初優勝に向けて逃げている。青学大は鈴木塁人(3年)が序盤に東洋大をとらえ、2位に浮上した。
東海大の郡司は最後まで崩れず、そのままフィニッシュ。東海大が10時間52分9秒の大会新記録で、初の総合優勝を決めた。
次いで青学大の鈴木がフィニッシュラインを駆け抜けた。総合5連覇はならなかったが、10時間55分50秒で総合2位に入った。
3位には10時間58分3秒で東洋大が入った。(記録は速報値)
(朝日新聞 2019/1/3配信)


■記録速報
復路  10区 大手町FINISH   総合:217.1 km地点

総合/◆1 10:52:09 東海大学
総合/◆2 10:55:50 青山学院大学
総合/◆3 10:58:03 東洋大学
総合/◆4 11:01:05 駒澤大学
総合/◆5 11:03:10 帝京大学
総合/◆6 11:03:57 法政大学
総合/◆7 11:05:32 國學院大學
総合/◆8 11:08:35 順天堂大学
総合/◆9 11:09:10 拓殖大学
総合/◆10 11:09:23 中央学院大学
総合/◆11 11:10:39 中央大学
総合/◆12 11:10:39 早稲田大学
総合/*13 11:12:17 日本体育大学
総合/14 11:13:25 日本大学
総合/*15 11:14:42 東京国際大学
総合/*16 11:15:51 神奈川大学
総合/17 11:16:42 明治大学
総合/*18 11:16:56 国士舘大学
総合/*◆19 11:19:48 大東文化大学
総合/*◆20 11:19:57 城西大学
総合/*OP 11:21:51 関東学生連合
総合/*21 11:24:49 山梨学院大学
総合/*22 11:31:14 上武大学

投稿者: kameno 日時: 13:37 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2019年往路2区

第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成31年・2019年 往路)

 

第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)が午前8時にいよいよスタート!
貞昌院に程近い権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。
今年は順天堂・塩尻選手がこの2区で10人抜きを果たすなど多くの見どころがありました。
「花の2区」の激戦をご覧ください。

■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順、数字は通過順位

02-01
1位 中央大学 堀尾謙介
1位 東洋大学 山本修二

02-02
3位 国士舘大学 ライモイ・ヴィンセント

02-0402-05
4位 東海大学 湯澤舜
4位 東京国際大学 伊藤達彦
4位 駒澤大学 山下一貴
4位 國學院大學 土方英和
4位 青山学院大学 梶谷瑠哉

02-09
9位 法政大学 坂東悠汰

02-10
10位 日本大学 パトリック・M・ワンブィ

02-11
11位 帝京大学 畔上和弥
11位 日本体育大学 山口和也

02-13
13位 拓殖大学 ワークナー・デレセ

02-14
14位 順天堂大学 塩尻和也

02-15
15位 神奈川大学 越川堅太
16位 中央学院大学 髙橋翔也

02-17
17位 早稲田大学 太田智樹
17位 明治大学 中島大就

02-19
19位 城西大学 金子元気

02-20
20位 山梨学院大学 永戸聖

02-21
21位 上武大学 太田黒卓

02-22
22位 関東学生連合 西沢晃佑

02-23
23位 大東文化大学 川澄克弥
(残念ながら、3区は繰上げとなり襷が繋がりませんでした)



【東洋大学が大会新記録で往路優勝!】

往路は東洋大が往路新記録の5時間26分31秒をたたきだして2連覇を飾りました。おめでとうございます。

2019年第95回大会 往路最終結果 5区
芦ノ湖ゴール 往路:107.5km地点

1位 5:26:31 東洋大学
2位 5:27:45 東海大学
3位 5:29:15 國學院大學
4位 5:29:59 駒澤大学
5位 5:31:36 法政大学
6位 5:32:01 青山学院大学
7位 5:32:05 順天堂大学
8位 5:32:08 拓殖大学
9位 5:33:30 帝京大学
10位 5:33:32 中央学院大学
11位 5:34:14 明治大学
12位 5:35:26 中央大学
13位 5:35:37 日本大学
14位 5:35:53 国士舘大学
15位 5:36:06 早稲田大学
16位 5:36:33 日本体育大学
17位 5:37:15 東京国際大学
18位 5:39:41 神奈川大学
19位 5:40:10 城西大学
20位 5:42:26 上武大学
21位 5:43:07 大東文化大学
22位 5:44:16 山梨学院大学
23位 5:44:18 関東学生連合


 

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箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 12:19 | | コメント (0)

謹賀新年ー平成最後の元旦

新年あけましておめでとうございます

旧年中は公私に渡り、また当サイトにおきましてもひとかたならぬご厚誼を賜りまして大変ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
今年は平成最後の年となりました。本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

 

今年の元日は、天気に恵まれ、暖かい一日になりました。昨年、一昨年も同じような穏やかな元日でした。
貞昌院においては、午後1時から元日の大般若御祈祷法要および賀詞交歓会を行いました。

20180101-0220180101-03

 
 
午後2時 檀信徒賀詞交換会

20180101-04

たくさんのお詣りを頂き、和やかな中で無事諸行事が終了いたしました。

曹洞宗公式ページでは、管長禅師よりのお言葉が公開されております
音声でも聞くことができますので、是非ご視聴ください。


あけましておめでとうございます。
元旦のことを、「三つの朝」と書いて「三朝」と言います。一日の始まり、一月の始まり、そして一年の始まりの朝であります。三朝にあたり、世界の平和と社会の安寧を心より祈念いたします。あわせて皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
本年は、大本山總持寺にとって特別な年であります。本山が石川県の能登から横浜の鶴見に移転された時のご住職であり、本山御移転の最大の功労者である、石川素童禅師の百回忌をお迎えいたします。
明治31年、不慮の火災によって壮大な伽藍のほとんどが消失してしまった總持寺は、再建のめどの立たない中、新しくご住職となった石川禅師の英断のもと、明治44年に横浜の鶴見に移転され再建がなされました。總持寺には約7百年の歴史がありますが、鶴見に移転してからは今年で108年目となります。
この石川禅師は、私の三代前の師匠であります。石川禅師のひ孫弟子が私であり、とても近い関係にあるお方です。
本年、石川禅師の百回忌をお勤めできることの有難さを、しみじみと噛みしめております。
石川禅師のみならず、静かに自分を振り返ると、様々な方から、計り知れない程の恩を受けてきたことに気づきます。
有難くも、人間としてこの世に生まれてきたことに感謝し、これらの無量無辺の恩恵に報いていくことが、人としての大切な勤めであると、常々念じております。
そして大事なことは、その受けてきた恩恵を、今の社会に、また次の代へと、きちんと「恩返し」をしていくところにあります。それには、今まで自分の中に蓄積されてきた全てを、周りの為に生かしていく工夫が必要になります。
どうか、そのような生き方をよく味わっていただければ幸いです。
皆様にとって、本年が素晴らしい年であることを重ねてお祈り申し上げます。

曹洞宗管長 江川 辰三


永谷天神囃子の獅子舞もやってきました。

20180102-0120180102-0220180102-03

 

皆様方にとりまして、新しい年がより良い年となりますようご祈念申し上げます。
平成31年(2019)仏紀2585年 元旦 貞昌院住職 亀野哲也合掌
投稿者: kameno 日時: 18:24 | | コメント (2)

除夜の鐘~新年へ

平成30年から平成最後の年、31年へ

大晦日の夜、恒例の除夜の鐘の行事を行いました。
夜10時20分の撞き始めに向けて、参詣者が集まってきています。

20181231-0320181231-0520181231-04

例年以上に多くの方々が願いを込めて鐘を撞きました。

 

除夜の鐘は深夜0時で撞き終り。

それと同時に、隣の永谷天満宮の初詣が始まりました。

20181231-0120181231-02

20181231-0620181231-07

 

平成最後の新年がスタート。
みなさまにとって、旧年以上により良い年でありますよう、こころより御祈念申し上げます。

元日は、午後1時から新年の御祈祷法要、引き続き、賀詞交歓会が行われます。

投稿者: kameno 日時: 02:33 | | コメント (0)

Selected Photos 2018

今年も残りわずか。
Photo log らしく、毎年恒例のごとく、1年を振り返って2018年に撮影した写真の中からいくつか写真をセレクトして一年を振り返ってみます。
今年は宗門の公務が佳境を迎え、地方への説明会、そして、平日はだいたい東京の事務所に詰めるという一年でした。
慌ただしく過ぎていった1年、それでも多くの出会いと学びがありました。


今年も箱根駅伝を2区、9区の沿道で応援してきました。
結果は、往路2位でスタートした青山学院大が、総合10時間57分39秒でゴールし逆転で総合優勝、箱根駅伝4連覇を達成しました。
おめでとうございます。
次の駅伝はどんなドラマが生まれるのでしょうか。楽しみです。

hakone2018-09-01

箱根駅伝観戦記2018年往路2区
箱根駅伝観戦記2018年復路9区


庭のシモバシラの草に、シモバシラの花が”咲き”ました。

20180112-03

シモバシラの霜柱


新年小正月の行事、どんど焼き。
白煙が高く高く昇っていきます。

20180114-02

どんど焼き2018


長崎への出張の際に利用した飛行機の窓から。
富士山に向かって跳ねるイルカのような雲が現れました。

20180115-01

長崎滞在の合間に、炭鉱の島、池島を訪問。
かつて日本の高度経済成長期を支えた炭鉱の町の面影を堪能してきました。

20180115-2220180115-50

イルカのような
炭鉱の島・池島(1)
炭鉱の島・池島(2)


強い寒波の影響で、雪が積もりました。
東京では積雪が20㎝を記録し、交通機関は大混乱でした。
20180122-01

20180122-09

関東地方に大雪、東京で積雪20cm超え


天気に恵まれ、3年ぶりに観ることができた皆既月食です。

20180131-05

3年ぶりの皆既月食ー中継動画記録


福は~うち!
多くの方に幸せがいきわたりますように。

20180203-2420180203-17

2018年節分三景


貞昌院の本堂を劇場の舞台にして、演劇が行われました。
『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』

20180218-0720180218-06

舞台づくり
千秋楽『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』


境内の市指定名木古木「イチョウ」の剪定を行いました。
これだけ大きな樹だと、作業も大がかりです。

20180313-02

銀杏剪定作業


大賀蓮の植替え。
この作業は花を咲かせるためにもとても大切なものです。

20180317-04
大賀蓮植替え作業2018


定例の春の「さわやかコンサート」
マリンバの響きが堂内に広がります。

20180325-35

さわやかコンサート2018春


ダイヤモンド富士。
条件がそろうのはなかなかむつかしいのです。

20180325-17

ダイヤモンド富士2018春


桜の季節が過ぎ、生き物たちの活動が活発になってきます。

20180403-0120180424-0320180430-0220180501-02

新緑の季節へ
オタマジャクシからカエルへ
シュレーゲルアオガエル


11年前の能登地震の爪痕はまだ残っています。
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能登へ-總持寺祖院


1月に訪れた池島にも通じるものがありますが、大谷石の採掘場が大きな地下空間として遺されています。

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大谷資料館 市仏連参拝旅行(2)


世界一豪華なヨットが横浜港に寄港していました。

20180429-0120180429-06

連休の赤レンガ倉庫


地元小学校の総合学習でのサツマイモ畑。
苗を植える準備が進められました。

20180513-1220180513-13

サツマイモ畑づくり(畝)
サツマイモ苗の植付け

整然と並ぶ様子が印象的です。

20180531-0320180521-11

地元小学校の総合学習・まち探検


天神山では色とりどりの紫陽花を楽しむことができます。

20180531-23

関東地方が梅雨入り 紫陽花みごろ


関東地方の曹洞宗寺院を対象にした大きな大会が、神奈川県当番で行われました。

20180605-24
總和会関東大会神奈川大会


町内会の防災移動研修として、ソナエリアへ。
途中で、今年最後となる築地市場に立ち寄りました。

20180608-3620180608-21

防災研修旅行-そなエリア


大船観音キャンドルナイト。
穏やかな光が会場を包みます。

20180622-2620180622-2520180622-23

キャンドルナイトin大船2018開催報告


今年も大賀蓮がたくさん開花しました。

20180705-0720180705-06

大賀蓮(古代蓮)一番花が開花
大賀蓮1番花2日目
大賀蓮一番花3・4日目
大賀蓮、背丈ほどの高さに


7月盆で見られた空の色。
今年の夏は長く暑い夏でした。

20180714-01

七月盆 棚経2日目


蝉たちにとっては、暑い夏は快適なのかもしれません。
次々と羽化していきます。

20180724-1420180724-0920180724-04

蝉の羽化を観察しよう
蝉の羽化がピークに


大施餓鬼(おせがき)法要の日に、怪談朗読をいただきました。

20180726-02

大施餓鬼法要・特別公演「吉備津の釜」報告


最近は椅子坐禅の要望が多く、このような坐禅会を何回か行いました。

健康塾主催 椅子坐禅


大本山總持寺の境内に現れた巨大ドローン。

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大本山總持寺空中撮影


池の周りをハグロトンボの番が飛び交っています。

20180825-0120181118-08

ハグロトンボ
早朝のハグロトンボ


異常に早い梅雨明け、暑い夏、激しい雷雨…次第に熱帯化が進んでいるのでしょうか。

20180827-20

都心を中心に激しい雷雨


ゆめ観音アジアフェスティバルは20年目、第20回を迎えました。

20180908-4320180908-33

第20回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(1)
第20回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(2)


池の畔に生息する沢蟹、あたらしい命がたくさん生まれました。

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沢蟹の赤ちゃんと秋の空


オーストラリアからの短期交換留学の皆さんとの坐禅会です。

20180925-12

国際交流坐禅会2018


伊豆半島に大切に護られている仏像たちをお参りしてきました。

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伊豆半島 慶派の仏像を巡る旅


多くの団参の来訪がありました。
中国・北京地区からの起業家の皆さん、そして、静岡県の寺族会の皆様と。

20181004-2720181119-08

中国からの坐禅修行研修2018
寺族会研修旅行の皆様が来寺


民生児童委員としての活動の一つ、一人暮らし高齢者の皆さんとの食事会。

20181020-09

お食事会2018@ケアプラザ
お茶会2018@ケアプラザ
お食事会2018@ケアプラザ


茶室 如是庵でのお茶会の一コマ

茶事@如是庵


待ちに待ったサツマイモの収穫。

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サツマイモの収穫 2018


町内会の防災訓練が貞昌院の駐車場で行われました。

20181201-05

町内会防災訓練2018


横浜市の伝統仏教寺院で組織する団体、仏教連合会主催の秋の特別公演が行われました。

20181117-28

市仏連 秋の特別公演「不忠の義士」報告


イルミネーションきらめくみなとみらい~中華街

20181127-09

中華街~みなとみらい散策


毎週木曜日に行っている定例坐禅会。
お釈迦様の成道に近い回では、芋粥を皆でいただきました。

20181206-03

臘八摂心坐禅会


赤穂義士を題材にした怪談朗読劇が、義士祭の泉岳寺講堂にて実現しました。

20181214-21

赤穂義士祭の日の泉岳寺
赤穂義士祭の日の公演「不忠の義士」


冬晴れの朝、朝日に照らされる富士山。
貞昌院の裏山から望む雄大な光景です。

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投稿者: kameno 日時: 18:19 | | コメント (0)

透明度の高い空

ここ数日、冬晴れの良い天気が続いています。

貞昌院裏山からは丹沢山系や富士山がくっきりと望めますが、今朝は朝焼けの富士山を見ることができました。

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東の空から昇る朝日に照らされて、上永谷駅は黄金色に輝いています。

 

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今年も残り2週間ほど。
年の瀬も押し迫ってまいりました。

投稿者: kameno 日時: 08:19 | | コメント (0)

赤穂義士祭の日の公演「不忠の義士」

泉岳寺には「忠臣蔵」で広く知られる、浅野家の四十七人の家臣「赤穂義士」を祀るお墓があります。
主君・浅野内匠頭の仇、吉良上野介を討ち取った12月14日には「赤穂義士祭」が催され、多くの方々が参拝されます。

その「赤穂義士祭」当日の泉岳寺において、『不忠の義士』の公演が行われました。


怪談 たたり三味線『不忠の義士』

場所/泉岳寺講堂 (東京都港区高輪2ー11ー1)
日時/平成30年12月14日(金)                                         
      第1回 13時開場・13時30分開演 / 第2回 15時開場・15時30分開演 (上演時間約50分)  

女優まつむら眞弓が語る「京の創作怪談シリーズ」最新作であるこの朗読劇は、忠臣蔵を背景の題材として、魔性の三味線に魅入られた若い男女の悲恋を描く作品です。
今夏、京都法然院での初演を皮切りに奈良、横浜…と各地で再演を重ねて参りましたが幸いにもご好評頂き、ついに東京での上演が決定しました。
それも、討ち入り当日である12月14日、会場は四十七士ゆかりの泉岳寺です。
数多くの赤穂義士ファンが訪れるこの日の、言わば聖地での公演は全ての舞台装置が整った二度とない機会となるでしょう。
この夢のステージを特別ゲスト河合絃生氏による三味線の生伴奏付きでお贈り致します。

朗読/まつむら眞弓
三味線伴奏/川合 絃生


泉岳寺講堂を使わせていただき、京都祇園の御座敷を再現します。

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「この三味線は人に・・・たたるんどす」
元禄十五年秋の夜、京都祇園のお座敷で、一曲を弾き終えた芸妓が語り始めた。
赤穂浪人 橋本平左衛門と遊女お初、蜆川(しじみかわ)心中の謎・・・
それは魔性の三絃(さんげん)が奏でる、妖しく切なく怖ろしい物語。

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2回の公演とも、開場とともに満席となる大盛況でした。

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会場入口には、展示コーナーもあり、吉永小百合さんから届いた花も飾られておりました。

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無事公演を終えて。

出演のまつむら眞弓さん、川合絃生さん、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
また、泉岳寺さまには会場を使わせていただくことを快諾いただき、心より感謝申し上げます。

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投稿者: kameno 日時: 23:57 | | コメント (0)

成道の日のまち歩き

「永谷ふるさと村」主催
ふるさと永谷昔を歩く まち歩きのグループが来寺されました。

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地域ケアプラザを出発点として、永谷川沿いに歩き貞昌院に到着。
本堂に上がっていただき、歴史的経緯や伽藍拝観を案内させていただきました。

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12月8日はお釈迦様が悟りを開かれた成道の日。

境内のイチョウは9割がた散りました。

投稿者: kameno 日時: 15:02 | | コメント (2)

臘八摂心坐禅会

12月8日は成道会(お釈迦様が悟りを開かれた日)です。
成道会に向けて、摂心が行われます。

この摂心を蝋月(12月)8日の摂心なので、臘八摂心ともいいます。
貞昌院では毎週木曜日早朝に坐禅会を行っており、今年は12月6日が坐禅会の日に当たります。

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昨晩からの雨が降り続く中の坐禅会になりました。
坐禅の間に次第に夜が明けていきます。

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今朝の坐禅会では薩摩芋粥としました。
秋に裏山の畑で採れたサツマイモを中心としたお粥です。


永平寺、總持寺などの修行道場では、摂心開け12月8日成道の朝には、法堂で五味粥(ごみしゅく)をいただきます。

 
境内のイチョウは、この摂心期間の時期に葉を落としています。
昨日の段階で50%程度の落葉率。
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成道の日までに、お釈迦様が悟りを開かれた(大悟された)かのようにすべて落ちきることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 08:06 | | コメント (0)

都心の晩秋

伝統仏教超宗派で運営している仏教情報センターテレフォン相談担当日に当たり、一日出仕しておりました。
相談ブースの窓からは東京ドームシティーのアトラクションを望むことができ、ちょっとした息抜きにもなります。

昼休みに小石川後楽園を軽く散策してみました。

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小石川後楽園は、水戸徳川家の江戸上屋敷内の庭園であり、初代藩主頼房、2代光圀により造営された回遊式築山泉水の庭園です。
このような名園が近くにあるのは嬉しいですね。
紅葉もちょうど見ごろを迎えていました。

一日のテレフォン相談が終わったころは、日が短くなっていることもありだいぶ暗くなっています。
東京ドームシティーでは、「和」をモチーフにしたイルミネーションが光り輝き始めていました。
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せっかくなので、帰り道のルートを少し変えて、水道橋→信濃町 で一旦下車し、神宮外苑から絵画館、イチョウ並木を散策してみました。

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絵画館から続く神宮外苑イチョウ並木は、黄葉のピークを少し過ぎて散り始めています。
先のとがった独特の剪定が施された並木が美しいですね。

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信濃町から神宮外苑、青山二丁目までは、ちょうどよい散策ルートになり、都心の秋を満喫することができた一日でした。
いちょう祭りも終わり、一日前の祭りの喧騒から一段落した並木通りをゆっくりと歩くことができました。

投稿者: kameno 日時: 00:48 | | コメント (0)

町内会防災訓練2018

町内会主催の避難防災訓練が町内会館・貞昌院にて行なわれました。
毎年この時期に行っている定期的訓練です。
(これまでの記録は文末のリンクをご参照ください)
本日の防災訓練は午前8時40分に「神奈川県東部直下型地震」が発生したことを想定しています。
シェイクアウト+1(電気ブレーカーを落とし)、その後 非常持出品の確認を行った後、いっとき避難所に集まった避難者を避難所責任者が数を確認して、各避難所ごとに町内会館に集合しました。

今年は180名以上もの多くの参加があり、関心の高さを感じます。
3班に分かれて防災訓練および実地訓練を行いました。

うち、貞昌院の駐車場では起震車による地震体験が行われました。

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4人づつ順番に起震車に乗り、関東大震災などの揺れを体験します。

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このような訓練は、定期的かつ継続的に何度でも繰り返していくことに意味があります。
訓練があってこそ、いざというときに大きな力が発揮されること感じます。


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防災の日・防災週間において
永野地区防災訓練

避難訓練@町内会館・貞昌院
災害対策委員会
災害時支援者委員会炊き出し訓練
防災のための身近な組織
防災のための身近な組織2
災害対策委員会炊出し訓練
炊き出し訓練@町内会館
災害対策-応急手当の基礎実技
合同防災訓練
永野地区合同防災訓練
災害に強いまちづくりとは
合同防災訓練
災害時支援者委員会研修会

投稿者: kameno 日時: 17:30 | | コメント (0)

中華街~みなとみらい散策

スマートフォンを experia Z5 compact → XZ1 に機種変更しました。
といっても、sim free機なので、sim を入れ替えるだけで更新作業は完了です。
至って簡単。

一年ほど前に発売された機種とはいえ、スペックの向上、特にカメラの性能向上は嬉しいですね。

ということで、散策して夜景をいくつか収めてみました。
手持ちでの撮影です。

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投稿者: kameno 日時: 23:28 | | コメント (0)

三連休 霊園巡り

みなさんは、秋深まる三連休をいかがお過ごしでしたか?

私は、連休の前半は慶弔会、そして都市部の中心部にある霊園と、法要三昧でした。

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↑横浜市中心の霊園

↓都心の霊園

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霊園は、迷惑施設の一つとして捉えられる傾向にあります。

迷惑施設の定義は「近くにあると、地域と住民に利益を与えず、損害を与える」とされていますが、ビルが林立する中での貴重なオープンスペースとしての役割はとても大きなものがあると思うのです。
ジョギングや散策をしている人を多く見かけました。

投稿者: kameno 日時: 22:35 | | コメント (0)

慶弔会(本葬・晋山)行事

同安居(修行道場の同期)の御寺院さんで慶弔会(先住本葬儀・晋山結制)の行事がありました。

1日目
先代住職の本葬儀(1周忌)大夜法要が厳粛に営まれました。

2日目午前中
本葬儀・出葬

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2日目午後
○首座入寺式 (しゅそにゅうじしき)
首座とは結制安居中の修行僧のリーダーです。入寺式は、修行道場に首座として就任する儀式で本堂を僧堂(坐禅堂)にみたてて行います。
○本則配役行茶 (ほんそくはいやくぎょうちゃ)
本則提唱の後、配役寺院、参列者一同でお茶とお菓子をいただきます。

3日目 晋山式礼

○安下処(あんげしょ)供養諷経
住職として寺に入る前に、旅の疲れをとり、身支度を整える場所を安下処といいます。ここで先祖供養のお経をあげます。  

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〇稚児行列(ちごぎょうれつ)

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○晋山式
住職は本山(曹洞宗)の管長様から新しく命を受けて寺に入山しますので新命と呼ばれます。
新命は山門で法語を唱え、太鼓の響きとともに仏殿内に入り、各ほとけ様に法語を唱えて就任の挨拶をいたします。


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○晋山開堂
新命住職が須弥壇上に上り、問答を行います。

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○首座法戦式

○記念撮影
 
○檀信徒総回向

新命住職様、首座和尚さん、檀家の皆様、関係の皆様、まことにおめでとうございました。
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投稿者: kameno 日時: 21:53 | | コメント (0)

寺族会研修旅行の皆様が来寺

静岡県から寺族会研修旅行の皆様にご訪問いただきました。

早朝に静岡を出発され、中華街で昼食をとられた後、昼過ぎ貞昌院に到着。
抹茶をお召し上がりいただきました。

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引続き、本堂で本尊上供諷経

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貞昌院での活動などについてお話しさせていただきました。

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境内・伽藍内拝観などお過ごしいただき、次の目的地へとお見送り。
皆様の旅行が充実した良いものになりますよう、こころより御祈念申し上げます。

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投稿者: kameno 日時: 08:27 | | コメント (0)

早朝のハグロトンボ

だいぶ日が短くなり、朝夕は肌寒く感じるようになりました。

裏庭の池の畔に生息しているハグロトンボは、朝はまだ気温が低いため地面で止まったままじっとしています。
まだ体温が上がらず、飛ぶことができません。

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近づいても飛ばないので、じっくりと観察することができます。
イトトンボ系の複眼は独特の形をしていますね。

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今年も残すところ1か月と少し。
冬至もまもなくです。

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投稿者: kameno 日時: 21:45 | | コメント (0)

市仏連 秋の特別公演「不忠の義士」報告

横浜市仏教連合会主催 秋の特別公演「不忠の義士」が青木橋の 本覚寺様を会場に開催されました。
見事な秋晴れの天気になりました。

日時 平成30年11月17日(土曜日)
場所 本覚寺 本堂 (横浜市神奈川区高島台1-2:青木橋)
主催:横浜市佛教連合会

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午後2時受付
午後2時40分 開講式法要 導師 山本市仏連会長

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午後3時15分 第1部 講演「

日本人の靈魂観 -亡き方を身近に感じる日本人-」 講師 尾崎正善老師

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午後4時 第2部 怪談朗読劇「不忠の義士」
女優 まつむら眞弓さん/三味線 川合絃生さん

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多くの方のご来場をいただき、無事終了しました。

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参加された皆様、会場主の本覚寺様

まつむら眞弓様、川合絃生様、尾崎正善様、役員の皆様、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 21:19 | | コメント (0)

定例坐禅会

早いもので、今年も残り一か月半ほどになりました。

毎週木曜日に開催している定例坐禅会では、日が短くなり開催の時刻がだんだんと暗くなっていることを実感できます。
坐禅をしている間に、暗闇の夜空が次第に薄明へと遷移していきます。

坐禅会の最後に修証義第5章をお読みいたしました。
坐禅2チュウの後、行粥(小食飯台)。


毎週木曜日の朝に開催している定例坐禅会の予定は坐禅会予定でご確認ください。

投稿者: kameno 日時: 00:34 | | コメント (0)

小学校総合学習にお招きいただきました

地域の小学校から、「デイダラボッチ」について教えてください、ということでお招きいただきました。

班ごとに予め質問事項をまとめて頂いていたので、それに基づいて資料を作成。
なるべく視覚的にわかりやすいものを心掛けました。

デイダラボッチについて学ぶ

・デイダラボッチ はどのような言い伝えがあるのか、どんな姿なのか?大きさは?

・港南の民話に登場する デイダラボッチ

・映画「もののけ姫」に登場するデイダラボッチ

・デイダラボッチと「たたら製鉄」の関係

・学校の近くにある「たたら製鉄(せいてつ)」の遺跡について調べてみよう(上郷(かみごう)深田(ふかだ)製鉄(せいてつ)遺跡(いせき))

・「たたら製鉄」はどのようにして鉄を作ったのか

・武相(ぶそう)国境(こっきょう)と七里(しちり)堀(ぼり)


ちょうど、先週テレビで映画「もののけ姫」が放映されたタイミングでもあったので、身近にあった「たたら製鉄」の遺跡と結びつけて、お話しました。
後半の質疑応答では、とても活発な疑問をたくさんいただきました。

来月の発表が楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 22:42 | | コメント (0)

街頭相談@とげぬき地蔵高岩寺2018

普段、テレフォン相談を行っている超宗派の伝統仏教僧侶有志による仏教情報センターでは、年に1度出張街頭相談を行なっています。
今年も「とげぬき地蔵」で有名な巣鴨の曹洞宗・高岩寺様の境内をお借りして街頭相談を行ないました。

秋晴れの好天に恵まれました。商店街には多くの人通りがあります。

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この日、街頭相談の相談員として伝統仏教各宗派僧侶が集まりました。
相談ブースには多くの相談者が訪れ、また相談ブース以外の場所でも思い思いの場所で話の輪が広がっていました。

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商店街の通りは、「すがも中山道菊まつり」が開催中でもあり、境内にも多くの参拝客がありました。

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高岩寺会館では仏像教室の作品展も開催されていました。

とげぬき地蔵として親しまれている高岩寺には、「洗い観音」も祀られています。
(「とげぬき地蔵」は建物の中に安置されています)

 

がも中山道菊では、このようなポップなデザインの展示も楽しめます。

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街頭相談は、街に出ていろいろな方々と話ができる貴重な機会です。

末筆乍ら街頭相談に際し、高岩寺様には大変お世話になりました。
心より感謝申し上げます。


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街頭相談@とげぬき地蔵 高岩寺2015(2015年)
街頭相談@とげぬき地蔵・高岩寺 (2014年)
駆け抜けていった2日間(2013年)
街頭相談@浅草寺(2010年)
街頭相談@とげぬき地蔵(2009年)

投稿者: kameno 日時: 20:21 | | コメント (0)

サツマイモの収穫 2018

地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれており、貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。
今日は待ちに待った収穫の日。心配された雨も朝には上がりました。

 

ご指導ご協力いただいた地元農家の方への「ありがとうございました!」の挨拶。

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いよいよサツマイモ掘りの開始です!

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まずは蔓を取り除き、土をかき分けていきます。

各クラスが一畝づつ(今年は3クラスなので3畝+1畝)担当していますので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!

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今年は梅雨明けも早く、夏が長かったので大きな芋がたくさん収穫できました。

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最後のご挨拶。
「有難うございました!」

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貞昌院にも収獲の一部をいただきました。
サツマイモ収獲の時期にちょうど温州みかんが食べごろを迎えるので、併せて収穫してプレゼントしました。

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また、サツマイモの蔓も大切な収穫物です。
リース作りや、サツマイモパーティーで利用するため分別して持ち帰ります。
先生方、保護者の皆様もお疲れ様でした。


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投稿者: kameno 日時: 10:19 | | コメント (0)

秋深まる

境内がだんだんと秋色に染まっています。
柿の葉の紅葉が進んできました。

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日が暮れ始めると虫の音に包まれます。
写真はウマオイムシ(スイッチョ)。

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この時期のみごろは菊と椿です。
さまざまな種類の花々を楽しめます。

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茶室の裏ではサフランが咲いていました。
紅い雄蕊は香辛料として利用できます。

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投稿者: kameno 日時: 08:20 | | コメント (0)

椅子坐禅@地域ケアプラザ

地域ケアプラザで開催されている「ロマンカフェ」で「椅子坐禅教室」を開催しました。

最初に体をほぐすストレッチを軽く行います。

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いよいよ椅子坐禅。
初めにオリエンテーションとして、曹洞宗で作成している『椅子坐禅のすすめ』に従って、坐り方、警策の受け方など、坐禅の行法を学びます。

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椅子を壁に向き直し、いよいよ坐禅を行じます。
今回は経行を挟んで2チュウ坐りました。

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坐禅の後は質疑応答と、コーヒーを頂きながらの談話。

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このようなプログラムで進行していきました。

坐禅と言えば、座蒲を用いてきっちり坐る修行のようなイメージがありますが、このように普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じることができる椅子坐禅もおすすめです。

なお、椅子坐禅の作法についてはこちらも参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen

是非みなさまも実践してみてはいかがでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 11:39 | | コメント (0)

茶事@如是庵

平成30年10月30日
於 貞昌院茶室 如是庵

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投稿者: kameno 日時: 15:00 | | コメント (0)

丹沢に沈む紅い満月

紅い満月が西の空をゆっくりと沈んでいきます。
午前5時45分過ぎに丹沢の稜線の向こうに沈んでいきました。
(貞昌院墓地より撮影)

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今日は定例の坐禅会。

この後すぐに始まります。

投稿者: kameno 日時: 06:00 | | コメント (0)

実りの秋

小学生たちが育てているサツマイモが、夏の陽射しをたっぷり浴びて収穫の時期を迎えました。

今年は梅雨明けが早く、日照の条件も良かったのでしょうか。
雑草の伸びも凄いですが、サツマイモの蔓の伸びが勝っています。
左側の擁壁の壁面も蔓に覆われています。

来月初旬の収穫が楽しみです。

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墓地参拝者用駐車場の脇に植えている温州ミカンも実がびっしり。

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すこし酸っぱいですが、とても美味しいミカンです。

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秋もだいぶ深まってきました。

投稿者: kameno 日時: 22:44 | | コメント (0)

地域ケアプラザ まち歩き

地域ケアプラザのまち歩きのグループが貞昌院に来寺されました。

地域の歴史、特に永野の教育に貢献された平野玉城氏を中心にお話しさせていただきました。

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その後、境内散策や平野玉城氏の墓地を参拝。

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皆様、お立ち寄りいただきましてありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 14:15 | | コメント (0)

銀杏粥

今日の定例坐禅会では、坐禅の後、境内のイチョウから採れたてのギンナンをお粥に炊き込みました。

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秋もだいぶ深まり、爽やかな風を感じながらの坐禅会でした。

坐禅会予定はこちらです

投稿者: kameno 日時: 22:20 | | コメント (0)

中国からの坐禅修行研修2018

中国の企業家による日本研修ツアーの皆様方が貞昌院を訪問されました。
1週間の研修の一環として坐禅修行を行じるというものです。

昨年は、7月に坐禅修行研修を受け入れたのですが(→中国からの坐禅修行研修 )、今年は別のグループが国慶節の時期に40名の皆様が来訪されました。

朝、大型バスで到着。
まずは本堂で、本尊上供を行い、焼香をいただきます。

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その後、禅について、そして坐禅の行じ方について説明。
これまで坐禅を行ったことがある方ほとんど居なかったため、丁寧に説明させていただきました。

坐禅は二チュウ行いました。

坐禅の後の質疑応答。
昨年もそうでしたが、この質疑の時間がとても内容の濃いものでした。
様々な角度からの質問が途切れません。今回は時間が限られていましたが、それが無かったら一日でも足りなかったことでしょう。
出来るかぎり、この時間を多く取らせていただきました。

 
その後、客殿に場所を移し行粥。
五観の偈をお唱えして、作法に則りお粥をいただきます。

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食事の後、抹茶の作法も体験いただきました。

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出発までの間は境内自由散策、などの時間を設け、予定時間は瞬く間に過ぎていきました。

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毎回感じますが、中国の企業家の皆様はお寺での礼拝作法などとても礼儀正しく、また何事にも熱心でした。

皆様、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 01:55 | | コメント (0)

台風による塩害の被害

日本列島を縦断して抜けていった台風24号は、境内の木々に強烈な南西の風を吹き付けました。
その結果、相模湾・東京湾から風に乗って運ばれた海水が葉にあたってその部分が枯れはじめてしまっているのです。

例えば、山門前のイチョウの木を南西方向(左写真)、北東方向(右写真)から見ると、一目瞭然です。
(同じイチョウの木です)

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桜の葉もこのような具合で、すっかり茶色くなってしまっています。

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塩害の影響は木々のみならず、電柱の絶縁体(ガイシ)が短絡し火花が飛び散る、酷い時には停電の原因となる被害が相次いでいるようです。


「電柱から火花」相次ぐ…台風の雨で塩害か
2日夜から3日未明にかけて、県内の沿岸部を中心に「電柱から火花が出ている」との通報が東京電力や消防などに相次いだ。東京電力によると、台風24号で海水など塩分を含んだ雨が強風とともに降り注ぎ、電柱の絶縁体に塩分が付着したのが原因とみられる。いずれも停電などの影響はなかった。

横浜市消防局栄消防署によると、横浜市栄区では2日午後10時45分頃、電柱から火花が出て、電線の一部を燃やして約1時間後に鎮火した。
東京電力によると、藤沢市と横須賀市などでも通報が相次いだ。電柱と電線の間に設置している絶縁体「がいし」に塩分が付着し、がいしの表面が放電して火花が発生したとみられる。千葉県内では2日夜、この「塩害」による火花が原因で停電した地域もあった。
東京電力の担当者は「台風が通過した後にはよくある現象だが、電柱からの火花を見た場合は連絡してほしい」と話している。
(讀賣新聞 神奈川版 2018/10/4配信)


次の台風25号も、日本列島に影響を及ぼしそうなコースを辿っています。
今年は台風による被害が特に多いので心配です。

投稿者: kameno 日時: 19:49 | | コメント (0)

台風一過のダイヤモンド富士

台風24号が日本列島を縦断していった10月1日の夕方、ダイヤモンド富士を撮影しました。

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今年の秋は、彼岸の間は夕方に富士山が見える条件が整わず、10月に入ってようやく観ることができました。
日の入の時刻は秋が深まるにつれて遅くなり、位置も南にずれていきます。
従って、ダイヤモンド富士を観測できる場所も次第に北上していきます。

台風一過のこの日は、東戸塚近辺(オーロラモール付近)で上のように観ることができるはずです。(カシミール3Dでシミュレーション)

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風が強く、西の空全体に薄い霞がかかったような天気でしたが、日没時刻になるにしたがって次第に富士山が浮かび上がってきます。

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富士山の上端(やや左側)に太陽が掛かります

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ほぼ太陽が富士山に隠されました。

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手前の霞に富士山の影が写っています。

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影は次第に大きくなっていきます。

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風も相当強いようで、雪煙が上がっている様子が見えます

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沈み始めるとあっという間。
オレンジ色に輝く美しい光景でした。

投稿者: kameno 日時: 22:39 | | コメント (0)

台風一過

台風24号が強い勢力を保ったまま日本列島を縦断していきました。
各地で大きな被害が出た地域も多く、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

首都圏では、夜半過ぎには台風は過ぎましたが、鉄道や道路の被害が大きく、週明けの通勤・通学の足に影響が出ています。

 

台風一過、富士山の姿がくっきりと浮かび上がりました。
風がまだ強いので、トンビたちが流されるように飛んでいます。

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投稿者: kameno 日時: 12:43 | | コメント (0)

国際交流坐禅会2018

地域の国際交流の会 KIRA=Kaminagaya International Relationship Association が中心となり毎年開催しています。
今年2018年で22年目になります。
開催日 2018年9月25日
今回のプログラムは例年に倣い
・ガイダンス
・本堂にて坐り方の説明
・坐禅(20分×2チュウ)
・琴とフルートの演奏会
・ランチ 
・浴衣の着付
・茶道体験
という流れになっています。
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まずは本堂でお寺についての説明の後、代表2人に出ていただき、坐禅の練習。

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いよいよ本番です。

みな真剣に坐禅を行じました。
 
坐禅のあとは、琴とフルートの演奏会。
和音階と洋音階のチューニングで、日本の曲を中心に皆で楽しみました。
演奏の後は、一人づつ琴の演奏体験も。

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ランチを挟んで、午後は浴衣の着付けの後、

グループごとにお茶のお点前です。

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抹茶が美味しいと、とても好評でした。
 
日本文化にたっぷり親しむ一日はあっという間に過ぎていきました。

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文化の理解というのは、実際にそのものに触れて体験するということが大切だということ感じます。
KIRA役員の皆さん、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 08:22 | | コメント (0)

沢蟹の赤ちゃんと秋の空

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夕方、秋らしい空となり、空一面にひつじ雲が広がっています。

ひつじ雲は高積雲の一種で、ひつじのようなモコモコした塊状の雲片が群れをなし斑状や帯状の形をつくって広がります。うろこ雲よりも低い位置にに発生し、厚みがあるので、ある程度の大きさと陰影が出来るのが特徴です。
天空上の見かけの大きさ(視角度)が約1〜5度の範囲内にあるものを高積雲と分類するそうです。

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境内の池では、沢蟹の赤ちゃんがたくさん生まれました。
まだ数ミリの大きさです。
手に乗せると、こんなにも小さい!

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普段は苔の合間に隠れています。

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投稿者: kameno 日時: 09:26 | | コメント (0)

永谷天満宮秋祭り子供神輿

秋彼岸の中日、秋分の日9月23日を迎えました。
永谷天満宮では、恒例の秋祭り。午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。

神様を御神輿にお迎えする神事が行われます。

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お神輿に御神体が乗せられて、いよいよ出発。

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わっしょい、わっしょい

わっしょい、わっしょい

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駅前のJA駐車場で休憩を取り、戻ってきます。

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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。
お神輿の間は雨が上がってくれ、賑やかな行事は無事終了しました。

投稿者: kameno 日時: 22:37 | | コメント (0)

まもなく秋彼岸ー彼岸花咲く

長く暑かった夏も一段落、秋らしい日和になっています。

まもなく秋彼岸。
今年の彼岸は9月20日が入り、23日が秋分の日。26日が明けとなります。

境内の彼岸花が一斉に花芽を伸ばし始めました。

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咲いている花もいくつかあります。

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今年の見頃は、彼岸の期間あたりになるでしょう。

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投稿者: kameno 日時: 08:41 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

ここのところ暑い日が続いておりましたが、今日は一段落。
仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、相談ブースにに赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

 

曹洞宗は月曜日担当で、週の初めということもあるのか、いつもとても多くの電話を戴いています。
この日も引きりなしの電話が鳴り続けました。


ここ数年特に感じるのは、心の悩み相談内容の増加です。
詳しくは言えませんが、テレフォン相談の存在意義の重要性がますます高まっているように感じるのです。


それとともに、もう一つ、寺院や僧侶に向けられている世間の目に関する相談も多く、そういった生の声に直接触れることができる機会というのはとても大切なことだと感じます。
電話相談ブースの掲示板に、仏教情報センター理事長の記事が掲載されていました。
この記事の内容は、常に心しておく必要があります。

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相談ブースの窓からは、遊園地の光景を眺めることができます。
ここからの眺めは本当に良いのです。

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これは自動運転に向けての実験車両でしょうか。
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投稿者: kameno 日時: 02:42 | | コメント (2)

第20回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(2)

ゆめ観音アジアフェスティバルが大船観音寺を会場として開催されました。
日時 2018(平成30)年9月8日(土曜日)11:00-20:00
場所 大船観音寺(JR大船駅徒歩5分)

開催報告記事(2)出店・胎内編です


大船観音胎内


紙芝居を広める会   紙芝居実演

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千体仏彫刻実演

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富泰食品    中華(点心など)

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あやせ国際友好協会    ラオス・スリランカ料理

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インドレストランJoy Moris    インド料理

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のんのん 大船おにぎり

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地球市民ACTかながわ/TPAK    タイ・ミャンマー手工芸品

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ゴーヤングリダ    インドネシア料理


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チニーズ    アジア雑貨、スパイス

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大船観音時   経木塔婆・キャンドル受付

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投稿者: kameno 日時: 14:58 | | コメント (0)

第20回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(1)

ゆめ観音アジアフェスティバルが大船観音寺を会場として開催されました。
日時 2018(平成30)年9月8日(土曜日)11:00-20:00
場所 大船観音寺(JR大船駅徒歩5分)

ゆめ観音アジアフェスティバルは、「つながる~ひろがる~アジアのねがい」をスローガンとして、大船観音寺を会場に平成11年より開催しており、20年目を迎えました。
アジアの参拝者が多い、大船観音で、観音信仰で結ばれたアジア各国・各地域の人々が集い、皆が楽しめる場を設けたいと考えたことがきっかけとなりはじまりました。
世界恒久平和を念願して建立された大船観音から、平和の願いがアジア、そして世界へと広がるよう願っています。 
秋晴れの広がる好天に恵まれました。

開催報告記事(1)ステージ編です

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■観音前ステージ 12:45~

開会宣言 
来賓挨拶 鎌倉市長 松尾崇様
来賓挨拶 鎌倉市議・大船観音寺護持会長 小野田やすなり様
特別ゲスト 大船のマスコット のんちゃん

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舞気功 大船    気功

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スミリール    ジャワガムラン
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米山流殺陣術    殺陣パフォーマンス
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チャクリカ    インド舞踊

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カピリナ    フラダンス
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マリソルベリーダンス    ベリーダンス
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中華街二胡倶楽部    二胡
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万灯供養   平和の法要
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デバダシ スタジオ    ベリーダンス

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チーム観音美醜    観音舞

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チームアンジェララーガ    ボリウッドダンス

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投稿者: kameno 日時: 08:24 | | コメント (0)

現職研修会(2日目)

平成30年度 神奈川県第二宗務所主催 現職研修会(2日目)が開催されました。
曹洞宗宗制により、年齢55歳以下の宗侶(但し55歳以上で住職になった場合は任命後3年間)は参加が義務付けられている研修会です。
5月9日に1日目の日程が西有寺で開催され、8月29日に2日目の日程が大雄山最乗寺で開催されました。
※宿泊無し、両日で会場を変えての研修です。

 

日程 平成30年8月29日(2日目)
場所 大雄山最乗寺

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2日目 8月29日

講義1「仏教における心の問題・・・・苦しみに向き合う思想として」安藤嘉則先生

点心飯台
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講義2「平成30年度 管長告諭の特徴と捉え方」関水俊道老師

講義3「緩和ケアを知る~緩和ケアと終末医療~」宇賀神クリニック院長・副院長先生

 

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今年も研修参加者として講義を堪能することが出来ました。

投稿者: kameno 日時: 17:53 | | コメント (0)

教区寺院の地蔵盆夏まつり

教区寺院(組寺)のR寺様で、地蔵盆夏まつりが行われました。

檀信徒の皆様がご先祖さまと一緒に楽しむ夏まつり行事です。
境内には様々な屋台が並び、カラオケの舞台も用意されています。

 

参道には、新盆をお迎えした家で使用した白提灯に思い思いの言葉や絵が描かれて吊るされています。

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午後4時半から子育て地蔵様の前で千灯供養地蔵盆の法要が営なれました。

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このような、自然体で皆で楽しめる行事は良いですね。
ご先祖さまたちも、きっと喜んでいることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 17:56 | | コメント (0)

ハグロトンボ

境内の池の畔にハグロトンボが生息しています。
近づくと、ふわふわとした独特の飛び方で逃げていきます。


なので、カメラを構えて近くに寄ることがなかなかできません。

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けれども、すこし時間が経過すると、近くに寄っても逃げなくなりました。

金属光沢のある羽が美しいですね。

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正面からはこんな顔をしています。

投稿者: kameno 日時: 20:50 | | コメント (0)

コウモリ飛び交う

夕方になり、空がだんだんと暗くなってくると、どこからともなくコウモリがやってきて縦横無尽に飛び廻っています。

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アブラコウモリという種類でしょうか。
街中でも普通にみかけることができるようです。

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それにしても、飛行パターンが複雑で素早いので撮影するのが大変。
何枚かようやく撮影することができました。

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骨格が透けて見えますね。

投稿者: kameno 日時: 22:14 | | コメント (0)

新涼の夕焼け

八月盆が過ぎてから、一気に秋の気配を感じるようになりました。
赤とんぼも飛び始めましたし、夕方から夜半にかけて、境内では虫の声が響き渡っています。


黄昏時に茜色の夕焼けを見ることができました。
月齢6.7の上限の月が南西の空に輝いています。

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今年は酷暑といえるほど暑い日が続きました。
大賀蓮の花の付きが、昨年よりやや少なく、花の時期も前倒しで進行しています。

今は花の時期を過ぎ、地下で次の世代のための地下茎を太らせている段階です。
来年も美しい花を見せてくれることを楽しみにしています。

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投稿者: kameno 日時: 10:57 | | コメント (0)

赤とんぼと秋の空

八月盆送りの日を迎えました。
空を見上げると、赤とんぼが飛び廻り、秋の雲が広がっています。
暑く長かった夏もようやく一段落してくれそうな気がします。

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カブトムシが飛び込んできました。
スイカをあげて、一息ついたところで山に戻しました。

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今日は終戦の日でもあります。
73年前のこの日も暑い一日だったようです。

投稿者: kameno 日時: 20:44 | | コメント (0)

貞昌院さわやか寄席2018夏

貞昌院恒例のさわやか寄席が開催されました。
(本堂での寄席を新春と夏、年2回開催しています。今回は十二回目の開催でした) 
 
日時 平成30年8月12日(日)
場所 貞昌院 本堂にて
■第1部 午後2時より
貞昌院子供落語教室で金原亭馬治師匠が指導してこられた2人が落語を披露しました。

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まずは、
「つぼ算」貞昌亭瑞鳳
次に
「みどりの窓口」貞昌亭花帆
堂々として立派な高座でした。
小学校三年生から金原亭瑞鳳師匠のもと貞昌院で稽古を続け、今年が小学生として最後の高座になります。

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引続き、
「代書屋」金原亭馬治師匠

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「江戸紙切り」桃川健師匠
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第二部は 「天狗裁き」金原亭馬治師匠の落語で締めくくります。

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地域の方々を中心に多くの来場をいただき、本堂いっぱいに埋まり大盛況でした。
 
貞昌院では、今後も新春と夏に落語会を開催していきます。

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投稿者: kameno 日時: 15:37 | | コメント (0)

蝉の羽化も終盤に

台風一過、まとまった雨が降った後ふたたび残暑の日々が続いています。
暦の上ではすでに秋。
境内で観ることができる蝉の羽化はいよいよ終盤を迎えています。

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木の枝を一輪挿しにして、夕方に穴から出てきて地面を歩いている蝉の幼虫をその枝に登らせると、部屋の中でセミの羽化を観察することができます。

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以下、遊びに来ている親戚の子がシャッターを切った写真を張ります。

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羽を伸ばし、固くなるのをじっと待っています。
観察を終えた時点で、一輪挿しを窓の外に移動。
夜半過ぎに蝉は空に羽ばたいていきました。

投稿者: kameno 日時: 10:49 | | コメント (0)

健康塾主催 椅子坐禅

地域の町内会館を会場に「60代からの健康塾」が行われており、昨年に引き続きプログラムの1つとして坐禅を指導してきました。
全5回のプログラムで、すぐに満員御礼になる人気講座になっています。

最初に会長挨拶の後、体をほぐすストレッチ体操。
テニスボールを使って末端からほぐしていきます。

ストレッチが終わった後、いよいよ椅子坐禅。
初めにオリエンテーションとして、曹洞宗で作成している『椅子坐禅のすすめ』に従って、坐禅の行法を学びます。

なお、椅子坐禅の作法についてはこちらを参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen

椅子を壁に向き直し、いよいよ坐禅を行じます。
今回は経行を挟んで2チュウ坐りました。

 

 

坐禅の後は茶話会と童謡歌唱。
このようなプログラムで進行していきました。

 

坐禅と言えば、座蒲を用いてきっちり坐る修行のようなイメージがありますが、このように普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じることができる椅子坐禅もおすすめです。
是非みなさまも実践してみてはいかがでしょうか。


■昨年の記録
健康塾ー椅子坐禅

投稿者: kameno 日時: 01:02 | | コメント (0)

逆走台風一過

台風12号に伴う雨は、早朝まで続き、日の出頃にはすっかり上がり、青空が広がっています。

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台風12号 月曜にかけて西日本豪雨の被災地を直撃 暴風、高波、土砂災害など厳重警戒 

2018-12台風12号は、暴風域を伴って西日本を西に進む見込みで、西日本や東日本では暴風、高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、西日本では高潮にも警戒が必要だ。
きょう(29日)午前1時頃に、強い勢力で三重県伊勢市付近に上陸した台風12号は、午前6時現在、勢力を若干落として、兵庫県姫路市付近を西進しているとみられる。台風が上陸した東海地方の沿岸を中心に風が強まり、東北地方から近畿地方にかけての海は、うねりを伴って大しけとなっている。また、台風が通過している紀伊半島では猛烈な雨となっている所があり、台風が通り過ぎた東日本太平洋側でも、台風に向かって南から暖湿気が流入しているため、大気の状態が不安定となっていて、引き続き激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となっている所がある。
台風は、きょう昼頃にかけて暴風域を伴ったまま西日本を西に進む見込みで、次第に速度を落としながら、月曜日(30日)にかけて西日本を進むため、西日本では台風による影響が長時間続くおそれがある。
(Yahoo!ニュース 2018/7/29 6:22配信)


この時期に台風が上陸することも珍しいですし、なにより東から西へ進むことは異例中の異例です。
日本海から日本列島を幅広く覆っている高気圧が非常に強い勢力を維持してとどまっているため、7月は猛暑日が続きました。
その高気圧の影響で、台風が東に進むことが出来ず、西に押し出されることが逆走台風の一因になっているようです。

今後は、今までの経験則が通じない気象現象が当たり前のように起こっていくのでしょうか。
西日本豪雨の被災地も進路にあたっていますので、今後の台風の動向が心配です。

投稿者: kameno 日時: 08:38 | | コメント (0)

大施餓鬼法要・特別公演「吉備津の釜」報告

貞昌院大施餓鬼会(おせがき)が行なわれました。
平成30年7月26日 水曜日 午後1時15分より


法要の前に、まつむら眞弓さんによる『雨月物語』「吉備津の釜」に手を加えた「新譯」版の公演を行いました。
オリジナル台本をもとにした緩急迫力ある演技に、物語の世界に引き込まれました。

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午後3時からは大施餓鬼法要(おせがき)が厳修されました。

 

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今年はここ数日まで猛暑日が続いていましたが、今日は気温が一気に下がり最高気温も30度程度まで下がりました。
これほどまでに体感温度が違うものかということを実感します。

今年の法要には昨年以上の参列をいただきました。
皆様、お疲れ様でした。

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投稿者: kameno 日時: 21:42 | | コメント (0)

蝉の羽化がピークに

貞昌院境内のあちらこちらで、この時期夕方には蝉の羽化(幼虫から成虫への変態)が見られます。
特に墓地入口のメタセコイヤの木は絶好の場所のようで、毎日のように何匹もの蝉たちが羽化しています。

羽化の様子を写真で撮影しました。

土の中から這いだしてきた幼虫は、木を登り始め、気に入った場所で留まり、羽化のタイミングを待ちます。

夕方5時ごろ、いよいよ羽化の開始。背中が割れて、成虫が抜け出てきます。

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胴体の半分くらいが出たところで、しばらく体が硬くなるのを待ちます。

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羽も少しづつ伸びてきました

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午後6時。
さかさまになって時期を待っていた蝉は、反転し、頭を上に姿勢を整えます。

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ここで、一気に羽が伸びてきました。

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見る見るうちに、羽が伸びていきます。

羽がほぼ伸び切ったところで、数時間、羽が硬化するのを待ち、やがて飛んでいきます。

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この蝉が羽化した場所は、蝉たちにとってお気に入りの場所であるようです。
たくさんの抜け殻が風に揺られていました。

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投稿者: kameno 日時: 01:20 | | コメント (0)

蝉の羽化を観察しよう

本格的な夏のシーズン。

裏山ではさまざまな種類のセミが鳴いています。
この時期、地面を見ると、このようにたくさんの穴があいている場所があります。

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これは、蝉の幼虫が地面から出てきた穴です。
この後、お気に入りの場所(木など)に登り、成虫への変化、羽化の時間を待ちます。

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蝉の幼虫が羽化する様子を動画で撮影してみました。

実際に目で見ると、とても神秘的です。
身近の山や公園などで、このような様子を夕方~夜にかけて観ることができますので、蝉が居そうな場所を観察してみてはいかがでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 21:31 | | コメント (0)

真夏日が続く

日中の最高気温が30度を超える真夏日が続きます。
30度どころか、40度にも届く勢いです。
横浜地方気象台で、真夏日の日数の推移を見ることができます。
年を追うごとに増加傾向にあることが良くわかります
https://www.jma-net.go.jp/yokohama/koumoku/yoko520.htm

貞昌院の大賀蓮は気温が高い環境を好みますので、成長が著しいです。

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↑写真の一番高い場所に咲いている花の開花を記録してみました。

投稿者: kameno 日時: 21:15 | | コメント (0)

七月盆 棚経2日目

7月14日、七月盆の中盤を迎えました。

今日も暑い一日になりそうです。

写真は昨夕の西の空。
湿度が高く蒸し暑いためか、夕焼けがこのような幻想的な色になっています。
下に見える板状のものは、太陽光発電パネルです。

20180714-01


境内の裏山では、クマゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミが鳴き始めています。
夕方にはヒグラシの声も。

投稿者: kameno 日時: 07:52 | | コメント (0)

七月盆 棚経ー朝茶の茶事

七月盆(7月13-15日)を迎えました。 
お盆の棚経廻りをさせていただく、特に新盆をお迎えの檀家さんは予定時刻の通知をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。

 

貞昌院の大賀蓮は、山門と本堂の間、鐘楼堂前、茶室前で育てています。

第一陣の花々はすでに咲き終わり、次のつぼみが伸びつつあります。
↓このように、ぐんぐん伸びて人の背丈ほどになっています。まだもう少し伸びていきます。

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このように、つぼみがまだありますので、今月中は継続的に咲いていくことでしょう。


茶室では朝茶の茶事が行われました。

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投稿者: kameno 日時: 08:35 | | コメント (2)

開花4日目の大賀蓮

茶室前の大賀蓮、今朝の写真です。
開花4日目を迎える花は、花弁が開ききり、花托がよく見えるようになっています。

今朝は早い時間からまとまった雨が降り続いています。

水面に落ちた花弁に雨が降り注いで、雨水が溜まっています。

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今日はテレフォン相談の担当日でしたので、東京の相談ブースに出仕しています。
雨模様の横浜とは変わり、東京の空は青空が見えます。

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今日も暑い一日になりそうです。


西日本を中心としたかつて経験したことのない豪雨による被害は、日を追うごとにその全体像が少しづつみえてきました。

6月9日正午現在で13府県で105人が亡なり、87人の安否が未だ不明とのことです。避難指示・勧告は岐阜県から鹿児島県まで17府県に及び、各地の避難所には約2万3千人が避難。住宅全壊が38棟、半壊21棟、床上浸水1930棟などに上っています。

前線の活動は次第に弱まっており、警報は全て解除されましたが、今後も土砂災害への厳重な警戒が必要とのことです。お亡くなりになられた方には心より哀悼の意を表し、不明の方が早く見つかることを願います。

投稿者: kameno 日時: 15:36 | | コメント (0)

卒塔婆書き作業

7月26日に行われる大施餓鬼法要(おせがき)のご案内を檀信徒のみなさまにお送りしているところです。

卒塔婆のお申し込みも徐々に入ってきており、順次、卒塔婆を書く作業を進めています。

touba

大施餓鬼法要(おせがき)については、このブログでもお知らせさせていただきました。

7/26大施餓鬼会(おせがき)のご案内

卒塔婆をお申し込みの際は、字の間違いがあるといけないので、お送りした卒塔婆申込用紙でお申し込みお願いいたします。

もし、卒塔婆申込用紙を紛失された方は下記に置いてありますので、ご利用ください。
おせがき卒塔婆申込みと記載の上、お申し込みください。
卒塔婆(そとうば)申込用紙

 

なお、卒塔婆申込みは、直接来寺いただき、お持ちくださっても構いませんし、郵送でお申し込みいただいても構いません。

郵送の場合は、郵便局の窓口で購入いただける「定額小為替(ていがくこがわせ)」を同封いただけると、普通郵便でお送りいただけます。
もちろん、現金書留でお送りいただいても大丈夫です。

卒塔婆は1本2000円です。

 

塔婆のお申し込みは、なるべくお早め(7月15日くらいを目途)に頂けるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
投稿者: kameno 日時: 22:40 | | コメント (0)

キャンドルナイトin大船2018開催報告

平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船観音2018が開催されました。
今年の開催は6月22日(土曜日)です。

梅雨の時期ということもあり、天気が心配されましたが、天気は持ちそう。青空が広がっています。
ステージでは、会場の準備と並行して、ハープの演奏をいただく八木健一さんのリハーサル。
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キャンドルナイトに先立ち、採火式・平和祈願法要が行なわれました。
戦争で亡くなられた方々、原爆により亡くなられた方々、東日本大震災・熊本地震など自然災害で亡くなられた方々に慰霊の意をささげ、平和を願います。 

導師・大船観音寺監寺 松樹泰弘師 
随喜衆 教区寺院、大船観音寺大衆

平和の火の塔から広島原爆の残り火(平和の火)を分灯し、正面のろうそくに灯していきます。
読経中、キャンドルナイトに参加された皆様にも焼香をいただきました。

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大船観音の原爆の火は、原爆被災者の方々により大切に守られています。

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法要後、「原爆の火の塔」から分灯された平和の火が会場に広げられていきます。

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地元幼稚園の園児たちによるキャンドルも灯されていきます。
・玉縄幼稚園
・聖ミカエル幼稚園
・しろやま幼稚園
・大船カトリック幼稚園
・みどり子供園
・なかよし保育園
・長谷幼稚園
・片岡幼稚園

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観音像前ステージでは、八木健一さんのハープの音色がやさしく響きます。
次第に夜が更けてきました。
東の空から月齢10の月が昇ってきます。

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今年もキャンドルナイトに多数の来場をいただきましたことを感謝いたします。 

 

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今年のゆめ観音アジアフェスティバルは9月8日(土曜日)開催予定です。
■ゆめ観音アジアフェスティバル公式サイト
http://soto-zen.net/yume/

 



■関連リンク
キャンドルナイトin大船2017開催報告
キャンドルナイトin大船2016開催報告
キャンドルナイトin大船2015開催報告
キャンドルナイトin大船 開催報告(2014年)
キャンドルナイトin大船観音2013(2)
キャンドルナイトin大船観音2013(1)
祈りと願いのキャンドルナイトin大船観音(2012年)
2011ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)
キャンドルナイトin大船2011報告
平和への祈り 大船観音から
2010年夏キャンドルナイトin大船観音報告
キャンドルナイトin大船開催報告
原水爆禁止国民平和大行進@大船観音
キャンドルナイト報告?笑顔が広がりますように
原爆投下は長崎を最後に
広がるねがいと平和の灯火
「広島原爆の火」の採火式を行います
Flame of the Atomic bomb in Ofna kannon

投稿者: kameno 日時: 00:52 | | コメント (0)

学家地連地区懇談会2018

地元中学校の校区地区の学校・家庭・地域連携事業実行委員会主催地区懇談会が中学校を会場に開催されました。
地区の小中学校高校の校長先生、副校長先生、教員、PTA、自治会町内会長、青少年指導員、スポーツ推進委員、保護司、民生児童委員、少年補導員など100人を超える方々が集まり、一堂に会しての研修懇談会が定期的に開催されています。

20180616-02

また、一昨年より、中学校の生徒を交え、地域との連携を深める試みがされています。
体育館でのオリエンテーションの後、地区ごとに各クラスに分かれ、さらに各クラス7人程度の班に分かれ、自己紹介の後、災害想像ゲーム DIG (= Disaster Imagination Game)を行いました。
これは、さまざまな役職の立場に立ち、災害時にどのような対応を行うべきかをグループで討論しながら導き出すゲームです。

20180616-03

さらに、地域の地図をと元に地域の良い所、遊び場所、危険な場所などを話し合いました。 
 
まとめとして、班ごとに話し合った内容を発表。

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平時においても、災害時の備えとしても、横の連携を保つことは大切なことです。


■関連ブログ記事

地域との連携・懇談会
中学校区地区懇談会
学家地連地区懇談会

投稿者: kameno 日時: 23:38 | | コメント (0)

大賀蓮の花芽

梅雨の雨が降りしきっています。

この時期は気温が上がり日照時間が長くなることもあり、蓮の成長速度がピークを迎えます。
こんなに大きく成長しました。

一番花の花芽も伸びてきています。

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葉の上の水滴が、まるで宝石のようにキラキラと輝いています。

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境内は深い緑に包まれています。

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投稿者: kameno 日時: 12:01 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2018

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークになります。
今年は、昨年以上に早めの出現だということはわかっていたのですが、なかなか出かけることができず、6月になってようやく赴くことができました。

ここのゲンジホタルは、午後8時前後が飛翔のピークとなるのですが、やはり時期が遅すぎたのか、例年よりもかなり少ない出現でした。

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それでも、音もなくふわふわと漂いながら飛行する様子を眺めると、とても癒されます。

※写真では明るく見えますが、その理由は露出時間を3分ほど取っているからです。
※コンポジットのような合成は行っていません。1枚ものの写真です。 実際はほとんど暗闇です。 

 
この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくしています。
田んぼの農薬を抑えるということも大きいようです。
いずれにしても、ゲンジボタルが自然に乱舞している様子が見られるということはとても貴重なことだと思います。

今年は残念ながらそれほど多くの出現を観ることができませんでしたが、是非これまでの記録もご覧ください。


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2017
ゲンジボタル定点観測2016
ゲンジボタル定点観測2015
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 23:21 | | コメント (2)

超宗派の2つの総会

この日は、私が所属している2つの超宗派の年度総会が同日に行われました。

1つ目は、仏教テレフォン相談を行っている、一般社団法人「仏教情報センター」の年度総会。
事務所のある水道橋に近い会議室で行われました。

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併せて、テレフォン相談員の研修として、「なにはともあれ 身心の調から~身心の調としての坐禅から紐解く悩みの乗り越え方について~」というタイトルで、藤田一照師により講義をいただきました。
同じ仏教とはいえ、宗派によって考え方に違いがあります。
けれども、お互いの考えを尊重し、共有しながら電話での相談に日々取組んでいる仲間が一堂に会して、このような全体研修を行うことはとても貴重な機会です。


2つ目は、横浜市仏教連合会の年度総会。
こちらは、横浜駅に近いホテルの会議室で行われました。

横浜市内の超宗派の寺院が集まり、各寺院の檀信徒の皆様とつくりあげる様々な行事について、報告、予定が審議されました。

2つの会の活動については、このブログで順次報告いたしておりますので、併せてご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 01:48 | | コメント (0)

地元小学校の総合学習・まち探検

地元の小学校から3年生の児童たちがまち探検の授業で貞昌院に来訪しました。

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小学校3年生の3クラスの児童約100人です。
(※昨年までの記録は、このブログ記事最後にあります。)

20180531-0320180531-04

貞昌院に残されている資料から、子供向けの学習資料を作成しそれをもとに、本堂で解説させていただきました。
みな、真剣に話を聞いて、メモをとっています。

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質問の時間もたくさんとりました。
次から次へと、途切れることなく質問が続きます。

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六道図(地獄絵図)も、毎年のことですが、特に興味の的のようでした。

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時間がいくらあっても足りないくらいの濃い時間でした。
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これからも、まち探検などでいつでも迎え入れることができるよう、心がけていたいものです。


■関連ブログ記事
まち探検の感想文をいただきました
総合学習・まち探検
小学生の体験学習発表
まち探検の専門家
永野のまち、小学校の歴史をまなぶ
総合学習・まち探検
投稿者: kameno 日時: 02:14 | | コメント (0)

サツマイモ苗の植付け

サツマイモ畑づくり(畝)で立派な畑ができました。

いよいよ苗の植付けです。
今年度の3年生は4クラスなので、4畝作ってあります。

20180521-07


檀家のNさんに植付けのノウハウについて指導をいただき、先生から1人づつ苗を受け取ります。

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割りばしで土に穴をあけ、そこにペットボトルの水を少し流し込み、サツマイモの苗を植付けていきます。

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根が定着するよう、ジョウロで水を掛けていき

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今日の作業は終了となりました。

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たっぷりの陽射しを浴びて、これからグングン成長していくことでしょう。


■関連ブログ記事 (上ほど新しい記事)
サツマイモ畑づくり(畝)
サツマイモ畑づくり準備
サツマイモの収穫
サツマイモの植え付け
サツマイモ畑づくりと蓮の成長記
サツマイモの収穫2016
梅雨の雨はすべての植物を育てる
サツマイモ苗の植付け
サツマイモ畑づくり2016
サツマイモ収獲2015
ぐんぐん伸びるサツマイモ
サツマイモ苗の植付け

サツマイモ畑畝作り
サツマイモパーティー
サツマイモ畑いよいよ収穫
九里よりうまい・・・
八月のお盆
サツマイモ畑生育状況
梅雨のサツマイモ畑
サツマイモ畑-畝作り
サツマイモ畑2013-収獲
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サツマイモ畑日記2013-3
サツマイモ畑日記2013-2
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サツマイモの収穫2010
みかんとサツマイモ畑
サツマイモの収穫2009
サツマイモ収穫
小学生からの手紙
サツマイモの収穫
さつまいも畑、坐蒲立て近況
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サツマイモまつり(収穫祭)
サツマイモ収穫の日
のびろのびろみんなのサツマイモ
サツマイモ作り vol.5
サツマイモ作り vol.4
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 23:42 | | コメント (0)

今年も錦鯉の産卵

新緑のシーズン真っ盛り。
夏至が近く、晴天の日が続くこの時期は、日照時間がとても長いので、植物たちの成長が早いですね。

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裏庭の池に水草や苔が繁殖するのもこの時期です。

この池の水草が鯉たちにとってはとても重要なようで、水草が産卵の場所になるのです。
去年は、錦鯉の産卵 のブログ記事のとおり、6月18日に産卵が見られました。
それが、今年は昨年より1か月ほど早い、5月19日に産卵行動が見られました。

池の周囲の水草に卵がびっしりと付いています。

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この卵のうち、どれだけ孵るかはわかりませんが、少し見守っていきたいと思います。

大賀蓮も、こんなに大きく育っています。

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投稿者: kameno 日時: 18:27 | | コメント (0)

初風呂の茶事

貞昌院茶室・如是庵で初風呂のの茶事が行われました。
炉から風炉への切替の茶事です。

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入来
客は寄付(今回は客殿の和室)にて到着帳に記帳、亭主の案内を待ちます。

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外露地から庭中で亭主の迎え付けへ

懐石

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中立ち⇒後座

濃茶

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■関連ブログ記事
■これまでの茶事の記録は、右フレーム検索窓に「茶事」「炉」と入れて検索ください
投稿者: kameno 日時: 00:02 | | コメント (0)

埼玉県からの坐禅会の皆様と

坐禅の御縁で、埼玉県の御寺院の皆様が研修旅行で貞昌院にお越しくださいました。

心配された高速道路の渋滞も無く、予定より1時間ほど早く到着されましたので、その分余裕のあるスケジュールで進めることができました。

拝登諷経
皆様にご焼香を頂きます。

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30分ほどお話をさせていただいた後、貞昌院での定例坐禅会の流れに沿って坐禅を行じます。
何名かは椅子坐禅での参加でした。
坐禅というと、何だか堅苦しくて、敷居が高そうに思われるかもしれませんが、そんなことは決してありません。
それぞれの方のスタイルで坐禅に臨めばよいのです。

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坐禅の後は、茶話会と、諸堂拝観、境内散策の時間。
天気も良く、爽やかな風が吹き抜けていきます。

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滞在時間を多く取ることができましたので、茶室へご案内することができたり、永谷天満宮などの参拝をしていただいたり。
他の寺院の坐禅会の方々と交流を持つことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

投稿者: kameno 日時: 01:26 | | コメント (0)

サツマイモ畑づくり(畝)

一昨日、雑草取りをしたサツマイモ畑で畝づくりが行われました。

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先生方、保護者有志により作業が進められます。
2013年より檀家さんのN橋さんにご協力をいただいています。
本格的な耕運機をお持ちいただいております。

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耕運機の力は大きいです。
あっという間に耕されていきます。 
 
一週間後、サツマイモの苗が植え付けられます。
きっと秋にはたくさんのサツマイモが実ることでしょう。


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投稿者: kameno 日時: 21:24 | | コメント (0)

マインドフルネス来日ツアーを終えて

プラム・ヴィレッジから来日されている ティク・ナット・ハン プラムヴィレッジ僧侶団の シスター・チャイ様、シスターLang Nghiem様の訪問をいただきました。


今年も昨年に引き続き マインドフルネス来日ツアー2018  が行われ、ツアーを終え、その足でお越しいただきました。

貞昌院本堂で拝登のご挨拶をいただき、茶室で抹茶を召し上がっていただきました。

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思い返せば、2010年からティク・ナット・ハン師をお招きするべく招聘委員会を立ち上げ、準備が99%整ったものの、東日本大震災の影響で残念ながら中止となり、その後何度か来日の働きかけが行われていたのですが、現在90歳のタイ(ティク・ナット・ハン師)はその間脳出血に倒れられるなどされました。

しかし、プラム・ビレッジの僧侶たちが何度も来日ツアーを実現され、今年も ティク・ナット・ハン プラムヴィレッジ僧侶団 マインドフルネス来日ツアー2018  が行われました。

茶室の外では絶え間なくウグイスがさえずり、貞昌院でのゆったりとした時間を過ごしていただいたことと思います。

 


■関連ブログ記事
プラム・ヴィレッジからの来訪
ティク・ナット・ハン師来日ツアー
プラム・ヴィレッジのプラム
Day of Mindfulness@貞昌院
ティク・ナット・ハン師来日にむけて
投稿者: kameno 日時: 21:15 | | コメント (0)

サツマイモ畑づくり準備

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。

今日は、畝づくりを行なうための下準備、皆で雑草を取りました。

20180510-01

 

数日後には、畝が造られ、いよいよ苗の植え付けが行われます。

秋にはたくさんのイモが採れることでしょう。楽しみです。
昨年以前の記録は下リンクをクリックください。


■関連ブログ記事 (上ほど新しい記事)

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投稿者: kameno 日時: 11:41 | | コメント (0)

現職研修会@西有寺

平成30年度 神奈川県第二宗務所主催 現職徒弟研修会(1日目)が開催されました。
曹洞宗宗制により、年齢55歳以下の宗侶(但し55歳以上で住職になった場合は任命後3年間)は参加が義務付けられている研修会です。

日程 平成30年5月9日(1日目)
場所 西有寺(2日目)

5月に1日目の日程を西有寺で行い、8月に2日目の日程を最乗寺で行います。

ということで、今日は1日目。
西有寺で開催されました。
※宿泊無し、両日で会場を変えての研修です。

1日目 5月9日
・開講式、集合写真
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・講義1 供養の意義ー法式作法の工夫と実践ー
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・点心飯台
・講義2 「仏祖正伝菩薩戒を学ぶ」
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・講義3 人権学習

 

今年も研修参加者として講義を堪能することが出来ました。

投稿者: kameno 日時: 19:10 | | コメント (0)

テレフォン相談担当日

ここのところ、雨模様の天気がつづきますね。

伝統仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でしたので、東京に赴いておりました。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

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相談ブースから見える光景。雨雲で空がどんよりとしています。

曹洞宗は月曜日担当で、連休明けということもあるのか、いつもとても多くの電話を戴いています。

ここ数年特に感じるのは、相談内容の変容です。
詳しくは言えないのですが、テレフォン相談の存在意義の重要性がますます高まっているように感じるのです。

現代社会は社会は複雑化して、変化も激しい。
人間を幸せにすると信じられてきた技術の進展も、本当に人間を幸せにする方向に向かっているのだろうか、と考えさせられます。

この世界に充ち溢れている声を、少しでも多く聴いていくことが出来たら、と思います。

投稿者: kameno 日時: 20:12 | | コメント (0)

新緑の季節へ

大型連休まっただ中、みどりの日という名称にふさわしく境内は緑に包まれています。

3月下旬から1か月の期間の変化はこのようにとてもダイナミックです。

3月31日
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5月4日
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同じ緑でも、木の種類によって、また葉ごとに微妙に色合いが異なり、個性的な緑色が集まって山の緑を作り上げています。

今日は天気にも恵まれ、暖かい日差しに気温がぐんぐん上がりました。
蓮鉢の大賀蓮も、この時期盛んに立ち葉を伸ばしています。
今年の蓮の花は、少し早めに咲きそうです。

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投稿者: kameno 日時: 12:42 | | コメント (0)

オタマジャクシからカエルへ

蓮鉢の中で育っているオタマジャクシから4本の足が生え、鉢の縁や蓮の葉の上に上るようになってきました。

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気の早い個体は、もう鉢から飛び出して地面の上を飛び跳ねています。
もう半分ぐらいの個体が巣立っていきました。

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カエルは種類にもよりますが、オタマジャクシ・カエルの時期とも、呼吸の半分程度は皮膚呼吸によって行われます。

オタマジャクシの時期は、皮膚呼吸、エラ呼吸、そして少なからず肺呼吸もすでに行われている種もあります。
成長に従って、エラ呼吸の割合が減少し、皮膚呼吸と肺呼吸へと変化し、水中の生活から水辺の生活へと移り変わっていきます。

多くのオタマジャクシがカエルとして旅立っていきましたが、このうちどれくらいの個体が帰ってくるのでしょうか。
たくましく生き延びて欲しいものです。

投稿者: kameno 日時: 01:29 | | コメント (3)

シュレーゲルアオガエル

牡丹の花が見ごろを迎えるころ、夕方から夜半にかけて境内は蛙の鳴き声に包まれます。

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その鳴き声の主がこちら。

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シュレーゲルアオガエルです。
4月から5月にかけて繁殖期を迎えるために盛んに鳴いているのです。

蓮鉢の中を涼しそうに泳いでいました。

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7月には次の世代の蛙たちが生まれてくることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 00:48 | | コメント (0)

連休の赤レンガ倉庫

ゴールデンウィークに入りました。
青空が広がる好天になりましたので、横浜みなとみらい地区、赤レンガ倉庫に出かけてきました。

この連休中、赤レンガ倉庫では、ドイツの祭典を模した「ヨコハマフリューリングスフェスト」が開催されています。

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2018年は横浜のの姉妹都市であるハンブルクのフィッシュマルクト市場をテーマとした料理やドイツビールなどが楽しめます。
特設の巨大テントが設営され、その中ではドイツ楽団の生演奏を聞きながらビールを堪能することもできます。
それにしても人人人…多くの観光客でにぎわっています。

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子供向けの移動遊園地もあり、メリーゴーランドや、ゴムの力でジャンプできる海賊船、コーヒーカップなどのアトラクションを楽しむこともできます。

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赤レンガ倉庫の北側には、MARINE&WALK YOKOHAMAが出来ています。
壁には話題になっているエンジェルウィングがあり、撮影の待機列ができていました。

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横浜港には、連休中大型客船の寄港が多くあり、その中でもユニークな形の「モーターヨット」が人々の目を引いていました。
フィリップ・スタルク氏デザイン・マーティン・フランシス氏設計による斬新なデザインです。

このモーターヨットはロシアの実業家アンドレイ・メリニシェンコ氏の所有でフィリップ・スタルク氏デザイン・マーティン・フランシス氏設計による斬新なデザインです。、総トン数が5959tもあり、世界最大級ということです。

 

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投稿者: kameno 日時: 00:32 | | コメント (0)

ひしめくおたまじゃくし

大賀蓮の蓮鉢に、たくさんのオタマジャクシが生まれ、元気に泳ぎ回っています。

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あたたかい日が続いたので、成長も早く、後ろ足が生えてきました。

 

グラスに移し替えてみると、足の成長がよくわかります。
背景はサクラソウです。

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このオタマジャクシはヒキガエルですね。

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今晩から雨模様の天気となりました。
境内はシュレーケルアオガエルの鳴き声に包まれています。

シュレーゲルアオガエルは、小型のアオガエルで、このような可愛らしいアオガエルです。

ということで、貞昌院の境内には、ヒキガエルとシュレーゲルアオガエルの二大勢力がお互いの縄張りを主張し合っています。

投稿者: kameno 日時: 23:53 | | コメント (0)

桜の寿命を縮めるキノコ

境内には何本もの桜の木がありますが、そのうち、幹や枝にサルノコシカケが出来ているものがいくつかありました。

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サルノコシカケの菌は、幹にできた傷から侵入していき、幹の内部を腐らせてしまいます。

そのため、空洞化が進み、それが悪化すると倒木の原因となるようです。
それだけ樹勢が弱っているということでしょう。

サルノコシカケについては、見つけ次第、取り除くようにしていますが、花が咲かず、葉が付かない枝もあるのでその枝を選定して取り除くことも必要になります。
本来ならば花の時期の前にこの作業を行いたかったのですが、花が終わり、葉が伸び始める時期になっても葉が出てこない枝を最小限の範囲で選定しました。

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剪定した切り口には癒合剤を塗布して、作業は終わり。
次の冬にはもう少し抜本的な作業が必要になるかもしれません。

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投稿者: kameno 日時: 20:45 | | コメント (0)

花まつり・護持会総会報告2018

4月8日は、お釈迦様の誕生日。

お釈迦様の像に甘茶を掛け、お釈迦様の誕生を祝います。
貞昌院では、4月8日に近い土日に開催しており、今年は4月8日(日)に開催いたしました。 
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午前11時より釈尊降誕会法要。
お釈迦様誕生の際に、立ち上がって、右手を天に左手を地を指して「天上天下唯我独尊」と示された、その姿が誕生仏です。
天から甘露の雨が降り、花々で満ち溢れたと云われています。
法要において、参列の皆様に甘茶の灌仏をいただきました。

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11時30分より檀信徒総会。
護持会費の会計決算、予算案審議、墓地環境美化費、責任役員任命の件、旅行等の議題が審議されました。
報告書は4月中旬にお送りさせていただきます。

 

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12時より懇親会。
 

境内のソメイヨシノはすでに葉桜になっていますが、枝垂桜と八重桜はまさに満開。
桜を愛でながらの懇親会となりました。
お釈迦様の誕生の際も、花々が咲き乱れ、甘露の雨が降ったとされていますので、花まつりらしい雰囲気になりました。

 

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甘茶と、茶室でのお点前もあり、なごやかな一日は瞬く間にすぎていきました。
 

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投稿者: kameno 日時: 23:44 | | コメント (0)

新緑の季節へ

暖かい陽気が続き、山の木々が鮮やかな新緑に彩られるようになりました。
今年は桜の開花から一度も雨が降らなかったため、花の時期が長く、ソメイヨシノも葉桜ながらまだ一部花が残っています。

ソメイヨシノ、山桜、八重桜などさまざまな花が同時に楽しめる珍しい年になりました。

ウグイスやオナガ、ヒヨドリ、シジュウカラ、キジバトなども新しいいのちを育んでいます。
写真はジョウビタキ(♂)

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大賀蓮の立ち葉が伸び始めました。
これからぐんぐんと成長していくことでしょう。

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水中にはたくさんのオタマジャクシが泳いでいます。

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駅側の墓地(薬師墓地)から天神山の桜を見渡すと、花はほとんど散り、葉桜に変化しています。

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天満宮との境界木であるソメイヨシノも、だいぶ散ってしまいました。

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投稿者: kameno 日時: 09:54 | | コメント (0)

さわやかコンサート2018春

境内の桜が8分咲きになり、春の暖かい陽気になりました。日中気温がぐんぐん上がり、桜の開花が一気に進んでいます。
本日、貞昌院本堂で定期的に開催しているさわやかコンサートが開催されました。

■さわやかコンサート2018春

日時 平成30年3月25日(日曜日)
午後2時より
場所 貞昌院 本堂にて
出演 市瀬孝子(マリンバ)
渡辺華子(ピアノ)
馬飼野房江(パーカッション)
米川利子(パーカッション)

主催 さわやか港南・貞昌院



マリンバ演奏の市瀬さん、ピアノの渡辺さんは5年前、平成25年のさわやかコンサートでも演奏いただいております。
(当時の記録はこのページ最下部からご覧いただけます)

今年のさわやかコンサートには、120人を超える方々が集いました。
これまでの最高記録です。

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第1部

愛のあいさつ(エルガー)
きつつきポルカ(朝吹英一)
春の声(ヨハン・シュトラウスⅡ世)
エルレリカリオ(ハッチ編曲)
チョップスティックス
情熱大陸(葉加瀬太郎・吉川雅夫編曲)


休憩をはさんで第2部

アヴェマリア(カッチーニ・吉川雅夫編曲)
エストレリータ(ポンセ・吉川雅夫編曲)
シンコペーテッド クロック(ルロイ・アンダーソン)
タイプライター(ルロイ・アンダーソン)
ロシアン ジプシー メドレー(平岡養一編曲)
花のワルツ(チャイコフスキー)

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楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
市瀬さん、渡辺さん、馬飼野さん、米川さん

素晴らしい演奏を有難うございました。

 

出演者プロフィール
○市瀬孝子(マリンバ)
上野学園大学音楽学部器楽科卒業。マリンバを吉川雅夫、故工藤昭二の各氏に、打楽器を故小宅勇輔、故小森宗太郎の各氏に従事。在学中よりテレビ、ラジオで活躍。ラジオで活躍。県立青少年センター打楽器講座、教育センターや小中学校の講演会で活躍。みなとみらい大ホールでのリサイタルや学校教育演奏会他、2011年9月東日本大震災チャリティーコンサートをみなとみらいホールで開催。海外での演奏も好評。
○渡辺藤子(ピアノ)
上野学園大学音楽学部ピアノ専門卒業。同大学音楽専攻科終了。高校音楽教師を30年務める。


 

第2回ふるさと福島を語る会・さわやかコンサート

投稿者: kameno 日時: 22:17 | | コメント (0)

ダイヤモンド富士2018春

春彼岸が過ぎました。
今日は一日中穏やかな晴天の日曜日となり、気温がぐんぐん上がりました。
ソメイヨシノは8分咲き。
明日か明後日には満開になることでしょう。

今年の春彼岸は夕方には曇ることが多く、ダイヤモンド富士を観る機会がなかなか無かったのですが、今日は素晴らしい晴天に恵まれました。

カシミール3Dで計算すると、戸塚区影取町の付近でダイヤモンド富士になりそうです。

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ということで、ダイヤモンド富士の一部始終をご覧ください。

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陽が沈むと、空は次第に橙から紫へ変化していきます。

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投稿者: kameno 日時: 20:56 | | コメント (0)

春分の日の降雪-サクラは一分咲き

彼岸の中日、春分の日を迎えました。
今日は早朝から霙交じりの雨が降り、次第に雪に変わっていきました。

この時期としては珍しいほどの降雪量です。

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境内は真っ白な雪に覆われました。

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ソメイヨシノは現在一分咲きほど。
今日の雪で、開花は一旦お休みです。

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明日は一転、五月中旬の気温になるそうで、開花は一気に進んでいくことでしょう。
ソメイヨシノの見頃は今週末から来週いっぱいでしょうか。

昨年よりだいぶ早いですね。

投稿者: kameno 日時: 19:10 | | コメント (0)

大賀蓮植替え作業2018

気象庁は、今日(3月17日)「東京でサクラが開花した」と発表しました。
去年より4日早く、平年より9日早い開花です。

サクラの便りが届くこの時期、やらなければならない大切な作業があります。
それは、蓮の植替え作業。

貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)は、昨年も立派な大輪をいくつも咲かせてくれました。
(昨年の記録はこのページ下から見ることができます)
 

秋から春にかけては、水面の上の葉や茎は枯れて、水面には何も無い状態が続きます。
しかし、土の中では蓮根がどんどん成長して次の世代への準備を進めているのです。

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蓮根は土の中でぐるぐると絡まるように成長していますので、3月中旬くらいに蓮根の植替え作業が必要になります。
植替えをしないと良い花を咲かせてくれません。

まずは、水と土とを掻い出しながら丁寧に蓮根を引き揚げていきます。
今年もこんなにたくさんの蓮根が採れました。

既に新芽が伸びていますね。
芽を折らないよう、静かに静かに引き揚げます。

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一世代前の蓮根は、↓このようにぶよぶよになってしまっていますので、こちらは取り除きます。

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田土を底に敷き、そこに3節程度に切り分けた蓮根を埋めていきます。

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さらに土をかぶせます。

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昨年からは蓮鉢が3鉢に増えました。
今年も美しい花を咲かせてくれることを期待します。

 

冒頭の写真、蓮鉢の水中にたくさんの蛙の卵と生まれたばかりのオタマジャクシが居たので、最初にこれらを取り分けて、植替え後のまた蓮鉢に戻しました。
たくさんの蛙たとも育つことでしょう。

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■2017年の大賀蓮成長記
大賀蓮の植替え作業(2017/3/14)
大賀蓮生育日誌 (2017/5/2)
大賀蓮成長記2017(3)(2017/5/26)
大賀蓮成長記2017(4)ビオトープの小宇宙(2017/6/1)
大賀蓮成長記2017(5)(2017/6/27)
大賀蓮成長記2017(6)(2017/6/29)
大賀蓮成長記2017(7)(2017/7/3)
大賀蓮成長記2017(8)(2017/7/7)
大賀蓮成長記2017(9)-開花!(2017/7/8)
大賀蓮成長記2017(10)-見頃(2017/7/9)
大賀蓮成長記2017(11)(2017/7/11)
鐘楼堂前の大賀蓮が見ごろ(2017/7/19)
大賀蓮が一番の見ごろ(2017/7/20)
大賀蓮成長記2017(12)(2017/7/19)
大賀蓮成長記2017(13)-見頃の終わり(2017/7/31)
大賀蓮成長記2017(14)(2017/9/4)

投稿者: kameno 日時: 23:28 | | コメント (0)

要援護者委員会研修懇親会

町内会として平時および災害時の地域の見守りを行っている「要援護者委員会」の研修懇親会が行われました。

日時 平成30年2月26日
場所 町内会館

今回は、年度末を迎え、一年間の活動を振り返り、また、来年度の活動内容に繋げることを目的に開催されました。
その中で、昨年10月に要支援者委員会有志6人で熊本県(熊本、南阿蘇、宇城)、福岡県(朝倉)に赴いた際の報告を行いました。

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報告された九州での活動は、災害時の要支援者委員会活動の一つとして実際に目で見て体感することはもとより、現地の方と交流を図ること、そして夏まつりバザーでの義援金を熊本地震、九州豪雨の被災地へ直接届けるためのものでした。

活動の詳細はこちらをごらんください。
熊本地震・九州豪雨の復旧復興を願って(1)
熊本地震・九州豪雨の復旧復興を願って(2)
熊本地震・九州豪雨の復旧復興を願って(3)
熊本地震・九州豪雨の復旧復興を願って(4)
熊本地震・九州豪雨の復旧復興を願って(5)

この活動に際しまして、岩崎哲秀師、現地の市役所・社会福祉協議会の皆様、婦人会の皆様、関係の皆様に多大なるご協力を賜りました。改めて心より感謝申し上げます。

なお、来年度は、大型バスを貸し切り、防災施設「そなエリア」への研修を予定しています。

午前中の研修が終わり、昼食をとりながらの懇親・情報交換の時間。

多くの参加をいただき、無事終えることができました。



■関連ブログ記事
町内会防災訓練2017
町内会防災訓練2016
永野地区合同防災訓練2016
要支援者委員会災害ボランティア研修
防災訓練@町内会館・貞昌院
永野地区防災訓練2015
防災の日・防災週間において
永野地区防災訓練

避難訓練@町内会館・貞昌院
災害対策委員会
災害時支援者委員会炊き出し訓練
防災のための身近な組織
防災のための身近な組織2
災害対策委員会炊出し訓練
炊き出し訓練@町内会館
災害対策-応急手当の基礎実技
合同防災訓練
永野地区合同防災訓練
災害に強いまちづくりとは
合同防災訓練
災害時支援者委員会研修会

投稿者: kameno 日時: 00:08 | | コメント (2)

演劇千秋楽『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』

貞昌院の本堂を舞台にした演劇『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』3日間の公演が終わりました。

本堂の大間内に舞台をつくり、観客は東序側から観劇します。

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照明も配置され、堂内の荘厳が光を浴びてキラキラと輝きます。

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こちらは本番前、ゲネプロの様子。
立ち位置やセリフ回しなどを本番同様に通して行います。

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3日間の公演で多くのご来場をいただきました。

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それぞれの公演を拝見させていただきましたが、芝居は生き物と喩えられるよう、毎回ごとに新鮮な心持ちで観賞することができました。

千秋楽が終わり、役者さん、スタッフの皆さんで集合写真。
本当にお疲れ様でした。

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TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)フリンジ参加作品 『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』
2018-engeki-omote 牛乳〜裏
パンフレット:クリックすると拡大します。

譜面絵画 Vol.5

『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』

脚本・演出|三橋亮太

現在か、少し未来の話です。

日本の家族と、日本の家具について考えます。

家具も人も、そこにある(あるいは居る)だけで良いと思っています。

あるものが「存在」することで、気配が立ち上がります。

周囲と溶け合い、もしくは反発をしながら空間は作られます。

家の中において存在するもののうち、

生物が家族で、無生物が家具、という考えをすることが出来ます。

燃やすと、家具も家族も、有機物であることが分かりやすくなります。

​2018年

2/16(金) 19:00

2/17(土) 14:00/18:00

2/18(日) 12:00/16:00


|公演場所

貞昌院

神奈川県横浜市港南区

上永谷5丁目1−3

横浜市営地下鉄ブルーライン 

上永谷駅 徒歩6分

|出演

小見朋生
宮ヶ原萌
天野莉世
河崎正太郎
河尻みづき
新藤みなみ
徳永伸光
中村康太郎
三河美優

|スタッフ

脚本・演出|三橋亮太
照明|黒岩玲音
音響|松崎瑠美
字幕|小市知宏、髙山拓海
翻訳|牛島青、藤江露沙 }
舞台監督|中塚ゆい
舞台美術|折田彰平、篠崎美月
宣伝美術|三橋亮太
演出助手|小市知宏、髙山拓海
制作|大川あやの、長谷部利器

投稿者: kameno 日時: 00:19 | | コメント (0)

舞台づくり

貞昌院本堂で行う演劇のための舞台づくりが進んでいます。

明日からいよいよ本番です。

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演劇の詳細はひとつ前のブログ記事をお読みください。

2/16より貞昌院本堂で演劇

投稿者: kameno 日時: 12:01 | | コメント (0)

雛人形を飾りました

立春が過ぎ、暦の上では春を迎えました。

3月まで広間に雛人形をお飾りしています。
貞昌院にお越しの際は、是非ご覧ください。

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投稿者: kameno 日時: 13:11 | | コメント (0)

にわか雪

夕方、気温が下がり1時間ほどにわか雪が降りました。

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雪の粒はかなり大きく、水分を多く含んでいるようです。
太陽光発電パネルの上に降った雪は、直ぐに融けてしまいました。

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それでも、境内はうっすらと雪に覆われました。

今年は雪が多いですね。
特に北陸地方は記録的な豪雪となっています。
雪の被害にあわれた地方の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 13:02 | | コメント (0)

市仏連主催 第43回涅槃会

2月15日はお釈迦さまが入滅(お亡くなりになられた)された日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、平成30年2月6日、栄泉区の名刹 證菩提寺様を会場として横浜市仏教連合会主催の第43回涅槃会が開催されました。

今年は栄区仏教会が担当となります。

日時 平成30年2月6日(火)
会場 栄区 證菩提寺

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第1部 法要の部

・導師、式衆入堂(雅楽奉奏)
・会式の言葉
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・一同三礼
・三帰依文唱和
・啓白文奉読
・読経(観音経・舎利礼文)
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・回向
・一同三礼
・導師、式衆退堂
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第2部 講演の部

・市仏連会長挨拶
・県仏教会長挨拶
・会処/講師紹介
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・講演『仏教東漸』
講師 北條祐勝 師(栄区光明寺住職・栄地域史研究会会長)

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釈尊涅槃会にちなみ、東洋の文明が、西洋にどのような影響をもたらしたのかということから、お釈迦様の誕生から入滅までのお話、そして会場である證菩提寺と地域の歴史について詳細にご講演いただきました。

閉式の言葉 市仏連副会長
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準備の中心を担った栄区仏教会の皆さま、準備から式の運営の細部にわたり本当にお疲れ様でした。

本堂に掲げられた涅槃図
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栄区 正翁寺様の涅槃図が掲げられました


■これまでの記録
市仏連主催 第42回涅槃会 (2017年の記録)
市仏連主催 第41回涅槃会 (2016年の記録)
横浜市仏教連合会主催第39回涅槃会 (2014年の記録)
横浜市仏教連合会主催第38回涅槃会(2013年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2012年の記録)
市仏教会主催涅槃会法要
(2010年の記録)
市仏教連合会涅槃会 (2009年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2008年の記録)
投稿者: kameno 日時: 23:16 | | コメント (0)

2018年節分三景

明日は暦の上で春を迎える「立春」
その前の日の今日(2月3日は)節分です。
まだまだ寒い風が吹き、境内には雪が残る中ではありますが、今日も各所で節分の行事が行われました。

貞昌院に隣接する永谷天満宮では毎年午後1時より神事、引き続き午後1時30分から豆まきが行われました。
今年の節分は土曜日にあたり、例年以上に多くの方が参列しました。
獅子舞も披露され、参詣の方々の頭を噛んでいきます。

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天神囃子には、子供たちも参加。
伝統芸能が伝承されています。

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神主さんの挨拶とお話のあと、いよいよ豆撒き開始です!

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福は~うち!!
邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

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豆撒きの後は、子供たちにお菓子の詰め合わせが配られます。

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豚汁も振る舞われました。



引続き、近隣のR寺さまの節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。
境内は今年もたくさんの参詣者で溢れています。

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒きを行ないました。

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明日は立春、暦の上では春を迎えます。
皆さまに福が届きますように。

投稿者: kameno 日時: 23:25 | | コメント (0)

ふたたびの降雪

東京都心で積雪1センチ 関東地方 昼前にかけて大雪に注意

関東の南を通過中の低気圧の影響で、東海地方から東北南部の広い範囲で雪となっている。午前5時の時点で東京都心で1センチの積雪を観測しているほか、神奈川県横浜市中区で1センチ、群馬県前橋市で8センチ、埼玉県秩父市で14センチの雪が積もっている。
2日午前7時の雪・雨の予想。
山沿いを中心に大雪のおそれ 交通の乱れ、見通しの悪化などに注意・警戒
2日(金)の午前中までには雪はやむ見込みだが、山沿いを中心に大雪となるところがありそうだ。

<予想降雪量>3日朝まで、多いところで
甲信地方 5センチ
関東地方北部山沿い 5センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 10センチ
関東地方北部平野部 3センチ
関東地方南部平野部 5センチ
東京23区 3センチ

大雪や路面の凍結による交通の乱れ、電線や樹木への着雪、風雪による見通しの悪化などに警戒、注意が必要となる。また、ビニールハウスなどの農業施設は倒壊のおそれがあるため注意が必要だ。
(Yahoo!ニュース2018/2/2 5:26配信)


昨晩から冷たい雨が雪に変わり、貞昌院でも昼前には5センチほどの雪が積もりました。
20180202-01

客殿屋根に設置している太陽光発電パネルも雪に覆われています。

20180202-02

発電パネルは斜めに設置していますので、ある程度時間が経過すると雪は重みで自然に滑り落ちていきます。
今回の雪は、水分を多く含んだ湿雪で、降雪量もそれほどではないため、比較的早く融けていくと思われます。

ただ、外出の際には足元に十分注意する必要があります。

投稿者: kameno 日時: 12:26 | | コメント (0)

3年ぶりの皆既月食ー中継動画記録

皆既月食 約3年ぶりに各地で観測 次は2022年

満月が地球の影に入り、普段よりも暗く赤っぽく変色する皆既月食が31日夜、約3年ぶりに日本国内でみられたのをはじめ、世界各地で観測されました。
月は日本時間20時48分に欠け始め、21時51分には完全に欠けて皆既食となり、その状態が1時間17分続いた後、真夜中を過ぎた0時12分に元の満月となります。
雲が広がる直前での天体ショーだっただけに、日本列島では見られるか心配されましたが、薄雲が広がった西日本でも観測。
東日本の太平洋側では冬空の中、沢山の人々が3年ぶりの皆既月食を観ることが出来ました。
次に日本全国で皆既月食を観測できるのは、4年後の2022年11月8日です。なお、豆知識的にお伝えしますと来月2月は満月がない月となります。次の満月は2018年3月1日(木)の夜(厳密には2日の午前)となります。
(ウェザーニュース 2018/1/31配信)


ということで、ここ横浜の貞昌院境内からも皆既月食を観測することができました。

 


 

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欠け始め 1月31日 20:48

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みるみるうちに欠けていきます。1月31日 21:03

20180131-03
1月31日 21:35

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完全に欠けるまであと少し 1月31日 21:43

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皆既月食の始まり 1月31日 21:51

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食の最大 1月31日 22:29

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皆既月食の終わり 1月31日 23:08

20180131-08
このころから雲がかかり始めました 1月31日 23:34

20180131-09
部分月食はあと少しで終わりです 1月31日 21:57

このころから空全体が厚めの雲に覆われてしまいました。


■以前撮影した皆既月食

皆既月食×東京スカイツリー (2011/12/10)

大本山永平寺法堂からの皆既月食 (2014/10/8)

投稿者: kameno 日時: 03:02 | | コメント (0)

新春さわやか寄席2018

一年に2回のペースで開催している「さわやか寄席」(貞昌院・さわやか港南共催)が開催されました。
平成24年新春から開催しているので、今回が13回目の開催となります。

定番となりました金原亭馬治師匠と桃川健師匠による落語と紙切りの演芸です。
※毎回演目が変わります。

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 桃川健

日時 平成30年1月27日(土曜日)午後2時 より
場所 貞昌院 本堂にて
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さわやか港南川辺さんの挨拶、住職法話のあと、まずは金原亭馬治師匠の一席「お見立て」

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続いて桃川健師匠の紙切り。
リクエストに応えて新しいテーマで次々と切り出していきます。
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今年の干支、イヌの紙切りや縁起物など、たくさんのネタをご用意いただきました。

 

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休憩を挟んで第二部、金原亭馬治師匠の一席「芝浜」

20180127-04

 

毎回多くの参加をいただきありがとうございます。
次の貞昌院さわやかコンサートは3月25日(日曜日)の予定です。

投稿者: kameno 日時: 22:47 | | コメント (0)

関東地方に大雪、東京で積雪20cm超え

今日はテレフォン相談担当日だったため、水道橋の仏教情報センターへ出向いておりました。
昼過ぎから雪模様の天気となり、窓の外には音もなく静かに雪が降りしきっています。

20180122-04

天気予報では積雪の予報であったため、備えはしていたのですが、予報以上に積雪量が多かったためか首都圏では交通機関に乱れが生じました。


関東大雪 東京で積雪20cm超え、2014年以来4年ぶりの記録

(22日21時現在)

都心でも積雪20cm超え 東京都心でも午前中から雪が降り始め、21時時点では、東京都心で21cm、横浜で18cmの積雪を観測しました。東京都心で20cm以上の積雪観測は2014年02月15日以来4年ぶりとなります。

<22日21時現在の積雪深>
東京 21cm
横浜 18cm
熊谷 16cm
千葉 8cm
水戸 18cm
宇都宮 22cm
前橋 29cm

明朝は路面凍結に注意
雪は今夜のうちには落ち着く予想ですが、次の注意ポイントとしては明日23日の道路凍結です。ほとんどのエリアで雪が残り、凍結する予想です。
なお、都市部では人通りの多い所や日当たりの良い所、除雪が進んだ所は昼頃までに溶けそうですが、日陰や人通りの少ない裏道などでは夕方も雪が残って、夜に再び凍結状態になるおそれがあります。
(ウェザーニュース 2018/1/22(月) 21:15配信)


テレフォン相談終了後は東京駅丸の内へ。
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雪の東京駅を撮影しようとカメラマンたちが集まっています。
ということで、せっかくなので私もパノラマで撮影してみました。
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車止めの手すりには、かわいい雪だるまが並んでいます。

東京からの帰路は、電車の遅れはあったものの思いのほかスムーズ。少し時間がかかりますが、乗換の少ない京浜東北線を利用しました。
(渋谷や池袋では入場制限があったり、かなり大変だったようです)

桜木町に到着すると、やはり真っ白な駅前広場が目に飛び込みます。

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桜木町から地下鉄で上永谷へ。
こちらも5分ほど遅れて運行されていたものの、目だった混雑はありませんでした。

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(左)午後2時過ぎの貞昌院(哲舟撮影)
(右)午後9時の貞昌院

明朝は積もった雪が凍結することが予測され、十分に注意が必要になります。

投稿者: kameno 日時: 01:32 | | コメント (0)

講演会「こうなん今昔ばなし」

港南図書館1月の企画講座で、歴史講座をたんとうさせていただきました。

図書館に寄贈された200枚ほどの写真の中から40枚ほど選別させていただき、その写真をもとに現在との対比、歴史的な出来事のトピックスまとめを中心とした話題で2時間ほどの講座でした。

会議室の定員いっぱいにご来場いただき、熱気ある講座になったと思います。
港南区は、大規模な住宅開発が段階的に行われてきた地区なので、かつての様子が一変してしまっています。
したがって、このような街の写真はとても貴重なものといえます。

 


【企画事業】

講演会「こうなん今昔ばなし」

港南区の移り変わりを写真パネルの解説とともに
日時:平成30年1月20日(土) 午後1時~2時30分
会場:港南図書館会議室
対象:一般市民
定員:40人
申込:12月20日(水)午前9時30分から
電話(045-841-5577)または港南図書館カウンターで受付
先着順
講師:亀野哲也 (貞昌院住職)



【企画展示】
こうなんいまむかし

港南図書館を中心にまちの移り変わりを写真パネルでご覧いただけます。
期間:平成30年1月16日(火)~1月25日(木)
会場:港南図書館会議室


投稿者: kameno 日時: 17:16 | | コメント (0)

新春初釜

貞昌院茶室・如是庵で初釜が行われました。

2018年、今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

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初釜懐石

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お濃茶 → お薄茶 → 懐石料理 と進み、新年をお祝いいたします。


■関連ブログ記事
鏡開きー新年初釜(2017年)
2016年新春初釜(2016年)
新春 初釜 (2015年)
茶室・如是庵で初釜(2012年)
如是庵初釜(2010年)
新春初釜(2009年)

投稿者: kameno 日時: 19:38 | | コメント (0)

イルカのような

公務で長崎に出向きました。
その往路の飛行機の窓からは富士山と、そのわきに二匹の白い魚のような雲が見えました。
イルカにも見えます。
(写真は1月15日7時45分にkamenoが撮影しました)

20180115-01

これは富士山により気流の流れを変えられた空気が生み出す「吊るし雲」で、このようにイルカのような雲が出現したというニュースも配信されていました。
地上から見ても、やはりイルカのように見えたようです。

 


富士山の脇に黄金に輝くイルカのような雲が出現

今日15日(月)朝は静岡や山梨では青空が広がり、朝から富士山がキレイに見えています。日の出直後から、富士山の東側には変な形の雲が見え始め、同じ場所にとどまりながら、形を変えていっていました。
(ウェザーニュース 2018年1月15日配信)

 


自然の生み出す造形には本当に感心します。

投稿者: kameno 日時: 09:22 | | コメント (0)

どんど焼き2018

永谷天満宮で小正月の行事、どんど焼きか行われました。
どんど焼きは毎年1月14日に催行される恒例行事です。
今年も好天に恵まれています。

歳神様をお迎えした正月飾り、初詣のおみくじなどをお焚き上げします。
※なお、人形などお焚き上げ出来ないものは決して持ち込まないでください。
※あくまでも、正月飾り(プラスチックなどは取除いてください)、天満宮のお札、破魔矢などに限ります。

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どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。
たくさんの松飾りが集まっています。
午前10時、神事が始まりました。
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神事の後、神主さんによって火がつけられ

いよいよどんど焼きが始まります。 


カラフルな繭玉団子を焼いて食べると無病息災がかなうと言われています。
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また、お正月に書いた書初め、習字などをお焚き上げして、その煙が高く昇るほど字が上達するとも。

どんど焼きの煙はどこまでも高く昇っていきました。
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■昨年の様子はこちら

どんど焼き 2017

投稿者: kameno 日時: 13:02 | | コメント (0)

鏡開きの日の座禅会

早いもので、新年を迎えてから11日が経過しました。
今日、1月11日は、鏡開きの日でもあります。

お供えした鏡餅を割っていただく鏡開きは、江戸時代以前は1月20日に行われていたそうです。
江戸幕府が武家具足開きの日を11日に定めてから、11日が鏡開きの日として広まりました。

ちょうどこの日に毎週木曜日に行っている定例坐禅会の日があたりましたので、お粥にお餅を入れました。

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鏡開きのお餅は、刃物を使って切るのではく、木槌で割ることが習わしになっています。

年頭に年神様にお供えした鏡餅をいただくことにより、一年の無病息災を祈願します。

投稿者: kameno 日時: 22:31 | | コメント (0)

一足早い七草粥

正月三が日が過ぎ、毎週木曜日朝に行っている定例坐禅会の今年1回目を行ないました。

坐禅会では早めの七草粥をいただきました。

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古来中国では、やはり正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習があったそうですので、そこに七草粥の由来があることは間違い無さそうです。
また、旧暦正月7日は、五節供の一つ「人日の節句」の日でもあります。
正月一日から鶏・狗・猪・羊・牛・馬・人の順に占いを立てたため、正月7日に初めて人の占いを立てたとされます。
新しい一年の運勢を天候でも占ったそうです。
今日の横浜は見事な冬晴れを迎えていますので、きっと「吉」なのでしょう。
これら中国の風習が日本の平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる「七穀粥」と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

春の七草は、

「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根

であり、これら七草は、「日本のハーブ」とも呼ばれています。
かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。

正月三が日はおせち料理や檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きます。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵が伝えられているっていうのは良いことだと思います。

投稿者: kameno 日時: 20:27 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2018年復路9区

第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成30年・2018年 復路)
昨日の2区に引続き9区で応援してまいりました。

2018年1月3日 箱根駅伝第9区 不動坂通過順位 (通過順位、実質順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

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通過/1 総合/1 青山学院大学 近藤修一郎

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通過/2 総合/2 東洋大学 小早川健

hakone2018-09-03
通過/3 総合/3 東海大学 湊谷春紀

hakone2018-09-04
通過/4 総合/4
日本体育大学 室伏穂高
早稲田大学 清水歓太
法政大学 磯田和也

hakone2018-09-07
通過/7 総合/7 帝京大学 小森稜太

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通過/8 総合/8 中央学院大学 廣佳樹

hakone2018-09-09
通過/9 総合/9 帝京大学 小森稜太

hakone2018-09-10
通過/10 総合/10 拓殖大学 中井槙吾

hakone2018-09-11
通過/11 総合/11 順天堂大学 中村陵介

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通過/12 総合/12 中央大学 池田勘汰

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通過/13 総合/13 駒澤大学 堀合大輔

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通過/14 総合/14 神奈川大学 大野日暉

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通過/15 総合/15 國學院大學 熊耳智貴

hakone2018-09-16
通過/*16 総合/18 東京国際大学 鈴木聖人

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通過/*17 総合/19 国士舘大学 辻田拓真
通過/*17 総合/17 大東文化大学 谷川貴俊
通過/*17 総合/16 山梨学院大学 藤田義貴
通過/*17 総合/20 上武大学 松下恭一郎
通過/*17 総合/OP 関東学生連合 溜池 勇太


第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が3日、箱根・芦ノ湖から東京・読売新聞社前までの復路5区間109.6キロのコースで行われ、往路2位でスタートした青山学院大が、総合10時間57分39秒でゴールし逆転で総合優勝、箱根駅伝4連覇を達成した。4連覇は第78~81回大会の駒澤大以来、史上6校目。2位は東洋大で11時間2分32秒。3位は早稲田大で11時間9分9秒。
青山学院大は、復路のメンバーを7区に林奎介(3年)、8区にエース下田裕太(4年)、10区に橋間貴弥(3年)へ変更し、往路優勝を果たした東洋大へ追撃態勢を取る。 
東洋大から遅れること36秒後に芦ノ湖をスタートした青山学院大・小野田勇次(3年)は、15キロ付近で東洋大・今西駿介(2年)をかわし、区間賞の走りで逆に52秒リードして小田原中継所へ。7区の林が区間新記録の快走でリードを大きく広げると、8区でもエース下田が区間賞を獲得。この時点で2位東洋大に6分以上の差をつけて勝負を決めると、9区、10区とたすきを大事につなぎ、4年連続トップで大手町に帰ってきた。
往路優勝から逃げ切りたかった東洋大は王者・青山学院大の層の厚さに屈したものの、手堅い走りで10年連続3位以内となる2位でフィニッシュ。3位にはゴール手前で順位を上げた早稲田大が入り、4位に日本体育大。優勝候補の一角だった東海大は、往路9位から底力を見せ一時3位にまで浮上したが、最後に力尽き5位で大会を終えた。(スポーツナビより引用



第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)

最終結果

順位   
1位    青山学院大(10:57:39)
2位    東洋大(11:02:32)
3位    早稲田大(11:09:09)
4位    日本体育大(11:09:28)
5位    東海大(11:10:09)
6位    法政大(11:10:20)
7位    城西大(11:12:12)
8位    拓殖大(11:12:32)
9位    帝京大(11:13:26)
10位    中央学院大(11:14:25)
---------(シード権ここまで)-------------------   
11位    順天堂大(11:14:39)
12位    駒澤大(11:15:13)
13位    神奈川大(11:17:08)
14位    国学院大(11:18:06)
15位    中央大(11:19:26)
16位    大東文化大(11:22:58)
17位    東京国際大(11:22:59)
18位    山梨学院大(11:23:24)
19位    国士舘大(11:26:42)

投稿者: kameno 日時: 21:10 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2018年往路2区

第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成30年・2018年 往路)

第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)が午前8時にいよいよスタート!
今年も貞昌院に程近い権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。
「花の2区」の激戦をご覧ください。
2018年 第94回大会
■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順、数字は通過順位

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通過1位 東洋大学 相澤晃

hakone2018-02-02
2位 青山学院大学 森田歩希
3位 神奈川大学 鈴木健吾

hakone2018-02-04
4位 山梨学院大学 ドミニク・ニャイロ
5位 拓殖大学ワークナー・デレセ

hakone2018-02-06
6位 早稲田大学 太田智樹

hakone2018-02-06
7位 東海大学 阪口竜平

hakone2018-02-07
8位 順天堂大学 塩尻和也

hakone2018-02-09
9位 駒澤大学 山下一貴
10位 國學院大學 向 晃平

hakone2018-02-11
11位 日本体育大学 城越勇星

 

hakone2018-02-12
12位 中央大学 堀尾謙介

hakone2018-02-13
13位 城西大学 菅真大
13位 帝京大学 畔上和弥

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15位 中央大学 堀尾謙介
16位 大東文化大学 林日高

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17位 上武大学 太田黒 卓
18位 法政大学 坂東悠汰

hakone2018-02-19
19位 国士舘大学 八巻雄飛

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20位 東京国際大学 伊藤達彦

hakone2018-02-21
21位 関東学生連合 長谷川柊


【箱根駅伝】東洋大が4年ぶり往路優勝!1年生3人起用で王者・青学大破る

第94回東京箱根間往復大学駅伝競走往路は2日、東京・千代田区大手町の読売新聞社前スタート、神奈川・箱根町ゴールの5区間107・5キロで行われ、東洋大が5時間28分29秒で優勝した。2位・青学大とは36秒差。1区でスーパールーキー西山和弥が区間賞を獲得すると、一度も先頭を譲らず、5区の田中龍誠(1年)が堂々と芦ノ湖に一番乗りを果たした。前回、青学大が記録した5時間33分45秒の往路記録を更新し、4年ぶりに往路優勝。同じく4年ぶりとなる総合優勝に王手をかけた。(タイムは速報値)
(Yahoo!ニュース 2018/1/2(火) 13:28配信)

平成30年1月2日
第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝) 往路記録速報
5区終点 23.2 km地点 往路:107.5 km地点 総合:107.5 km地点

往路順位(記録は速報値)

1位 東洋大 5時間28分29秒
2位 青山学院大 5時間29分05秒
3位 早稲田大 5時間30分25秒
4位 拓殖大 5時間33分05秒
5位 法政大 5時間33分06秒
6位 城西大 5時間33分19秒
7位 日体大 5時間33分47秒
8位 順天堂大 5時間33分54秒
9位 東海大 5時間34分09秒
10位 中央大 5時間34分18秒
11位 中央学院大 5時間34分43秒
12位 帝京大 5時間34分47秒
13位 駒沢大 5時間36分01秒
14位 国学院大 5時間36分58秒
15位 神奈川大 5時間38分04秒
16位 山梨学院大 5時間38分07秒
17位 大東文化大 5時間39分38秒
18位 国士舘大 5時間41分38秒
19位 東京国際大 5時間41分45秒
20位 上武大 5時間42分22秒
OP 関東学生連合 5時間49分20秒

 

 

 


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箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 11:14 | | コメント (0)

謹賀新年 平成30年の初頭に

新年おめでとうございます

20170101-01

旧年中は公私に渡り、また当サイトにおきましてもひとかたならぬご厚誼を賜りまして大変ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
皆様方にとりまして、新しい年がより良い年となりますようご祈念申し上げます。合掌

平成30年(2018)仏紀2584年 元旦 貞昌院住職 亀野哲也合掌


今年の元日は、昨年同様天気に恵まれ、暖かい一日になったこともあり、多くの参詣者が訪れています。

貞昌院においては、午後1時半から元日の修正会、大般若御祈祷法要を厳修いたしました。

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午後2時 檀信徒賀詞交換会

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例年同様、たくさんのお詣りを頂き、和やかな中で無事諸行事が終了いたしました。
新年が皆様にとってより良い年になりますように。

投稿者: kameno 日時: 14:27 | | コメント (0)

除夜の鐘~初詣

平成29年から平成30年へ

大晦日の夜、恒例の除夜の鐘の行事を行いました。
夜10時30分の撞き始めに向けて、参詣者が集まってきています。

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たくさんの方々が願いを込めて鐘を撞きました。

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除夜の鐘は深夜0時で撞き終り。

それと同時に、隣の永谷天満宮の初詣が始まりました。

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新年のスタート。
より良い年でありますよう、こころより御祈念申し上げます。

元日は、午後1時30分から新年の御祈祷法要、賀詞交歓会が行われます。

投稿者: kameno 日時: 01:54 | | コメント (0)

多段霜柱

年の瀬も迫り、今年も残すところ3日になりました。

朝晩はめっきり冷え込んでいて、境内には氷や霜柱ができています。
霜柱はできる条件がそろっているのでしょうか、とても長く成長しています。

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よく観察すると、霜柱の途中に「段」ができていて、2段になっていますね。
3段のものも見つかります。

これは、前日にできた霜柱が一日中融けずに残り、次の晩から未明にかけて、新たにできた霜柱に押し上げられてできる現象です。
つまり、下の段の霜柱の方が新しい霜柱ということですね。

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大自然は、芸術家です。

ひとしれずこのような造形を次々と生み出しているのです。

投稿者: kameno 日時: 12:31 | | コメント (0)

横濱キャンドルカフェ2017

「横濱キャンドルカフェ」に出かけてきました。

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このイベントはクリスマスの恒例イベントとなった、みなとみらい地区「運河パーク」「ナビオス横浜」に約5000灯のキャンドルを灯すイベントです。

横濱キャンドルカフェは、一つ一つのキャンドルの灯に想いを載せて、やさしくて温かい空間を作り出し、クリスマス の聖地として広く市民に愛されてまいりました。
2006年からはじまった横濱キャンドルカフェは多くの市民ボランティアの皆さんのご協力と市内企業のご協賛により成り立っている「皆さんが主役」のクリスマスイベントです。 市内で暮らす子供たちがドリーミングシートに書き記したメッセージとともに各年に訪れた方々が描かれたドリーミングシートの一部を展示します。(公式サイトより)


今年のテーマは「P U R E」~ただ純粋に灯りを楽しむ 灯りをみつめる 灯りを想う~
ということで、横浜にゆかりのあるアーティストのライブやキッチンカーでのおもてなしなどもあり、

チョークで描かれた絵の周りにキャンドルが灯されたり、

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色とりどりの影を壁に映したり

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さまざまな光と音が会場に広がりました。

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投稿者: kameno 日時: 02:29 | | コメント (0)

まち歩きーわがまち港南歴史ウォーキング

東永谷地区センター・上永谷コミュニティーハウス合同事業
「わがまち港南歴史ウォーキング」の皆様が来寺されました。

上永谷駅を出発、永野小学校にある勝海舟の扁額を見た後、貞昌院の勝海舟扁額「眠雲」、そして江戸時代に掲出された高札を見学、その後、永谷地区の各所にある石仏や古道などを辿る行程です。

 

 

貞昌院本堂室中に江戸時代この永谷の地に立てられた高札を展示しています。
この高札は、元々は下野庭にある旧家の物置にあったものですが、維持していくことが難しくなったため、貞昌院で保管展示を引き受けることになったものです。
古いものであるため、虫食いの穴が随所に見られます。

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このような貴重な文化財は、家主が代替わりする度に散逸の危機にさらされます。
地域が一体となって文化財を保存を行なう取組みをしていかないと後で取り返しがつかないことになってしまうでしょう。
地域に伝わる文化財の大切さを啓発し次世代へ受継ぐために多くの方にご覧頂きたいと思います。

高札に書いてある内容は以下のとおりです。


大津御預役所高札

近頃浪人ども水戸殿浪人 或は、新徴組などと唱え ところどころ身元よろしきものども 攘夷の儀を口実に無心もうしかけ、その余り公事出入り等に携わり かれこれ申しおどし、金子、差し出させ候たぐい これあり候ところ、おいおい増長におよびみだりに勅命などと申し触れ、在々農民を覚類に引入れ候たぐいもこれあるやにあい聞え 今般御上洛、仰せいださる折がら捨ておきがたくこれにより以来、御料、私領、村々申し合せおき、帯刀致しおり候とも浪人体にて怪しく見受け侯分は容赦無く召し捕りて、手向いいたし侯わば切り殺し 候とも打ち殺し候ともいたすべく旨 仰せいだされ候あいだ、悪事に携わざる者どもはそうそう旧主へ帰参の儀、あい願い神妙に奉行いたすべし、もし悪事に携わり或は子細これあり旧主へたち戻り難き分は、ありていに、訴いいずべく候とも始末に応じ罪を免し又は難儀相成らざる様、取りはからいつかわすべく候
万石以上、以下ども用向きこれある家来、旅行至させ候らわばその度々きっと道中奉行へあい達し先ぶれ差し出すべく、領分知行よりまかり出で候もの共も先ぶれ差し出しいずれもこの程、相触れ候とおり調印の書付をもって関所にて、相通すべく、万一先ぶれ差し出されず、旅行いたし或は旧主へ帰参もいたさず召し捕らわれ候せつに至り手向いいたし、切り殺され侯らわば、其の身の不念に候あいだ、其の旨存ずべく候

右の通り
公儀より仰せいだされ侯あいだ村々取締らず、これ無き様堅くあい守るべく者也

亥 大津
十二月 御預役所


この高札は、江戸時代独特の文体で書かれています。
内容は十四代将軍徳川家茂が将軍として229年振りに行った御上洛のため、街道筋の治安を強化するために出されたものと考えられます。
人々は旅行することを控え、村から勝手に移動してはいけない。
浪人の取締りを厳しくすること、もしも悪事などを行なって村に戻れない場合には役所に届ければ便宜を図る、などが書かれています。
三代将軍徳川家光以来十三代までの長い間、将軍が京都へ行くことはありませんでした。
当時の上洛とは将軍とともに重要書類全てを運び込み、幕府そのものが移動する程大変なことだったようです。
高札が建てられたのは1863(文久3・癸亥)年、御上洛が行なわれたのは1864(文久4)年ですから、御上洛の一年前から鎌倉の片田舎、現在の上永谷周辺にまで高札が立っていたということは、いかに御上洛の警戒が厳しかったかが良くわかります。

(参考文献『お母さんが伝えるふるさと下野庭』 昭和63年発行・しものば郷土史編集委員会編)

投稿者: kameno 日時: 12:06 | | コメント (0)

芋粥-定例坐禅会

早いもので、今年も残り10日ほど。年の瀬を迎えました。

今日は、毎週木曜日に開催している定例坐禅会。
冬至を明日に控え、今が一番夜の長い時期なので、坐禅の間に次第に夜が明けていくことを実感できます。

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坐禅の間に暗闇の夜空が次第に薄明へと遷移していきます。

坐禅会の最後に修証義第5章をお読みいたしました。
坐禅2チュウの後、行粥(小食飯台)。

サツマイモを炊き込んだ芋粥です。

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今年の坐禅会はあと1回。
来年も基本的に毎週木曜日、年50回ほどの開催を予定しております。

詳細は坐禅会予定でご確認ください。

投稿者: kameno 日時: 07:20 | | コメント (0)

サギ対策

年も押し迫り、朝夕めっきり冷え込む時節を迎えました。
天水桶などには毎日のように氷が張っています。

最近、裏庭の池にサギが出没するようになりました。

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長い首を伸ばしたり縮めたりしながら池の様子をじっと伺っています。
錦鯉を餌として狙っているのです。
困ったものです。

これまでも、池の上にワイヤー線を張ったりしていたのですが、今度は少し離れた場所に着地して、歩いて池の畔まで来るようになりました。

そこで、追加のサギ対策として、池の水面に近い位置に蛍光色の水糸を張ってみました。

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どの程度効果があるかわかりませんが、様子をみてみます。

「振込めサギ」にも困ったものですが、こちらの「サギ」にも餌場ではないということを何とか理解してもらえるとありがたいです。

投稿者: kameno 日時: 14:55 | | コメント (1)

貞昌院から見えたふたご座流星群

この時期は冬型の気圧配置により太平洋側では晴天が多くなり、星空を観測するには好条件となります。

また、12月13日夜から14日未明にかけて、ふたご座流星群が観測のピーク(正確には極大時刻は、12月14日午後3時ごろ)を迎えます。
月齢25で月光の影響もほとんどないので、条件としてはかなり良いです。

ということで、貞昌院からふたご座流星群を観測してみました。

流星は、数分に1個流れるという感じでしょうか。

広角レンズでの撮影に映るほどの大きな流星もいくつか見ることができました。

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観測地 貞昌院(横浜市港南区上永谷)

投稿者: kameno 日時: 18:04 | | コメント (0)

師走の霜柱

ここ数日、全国的に強い冬型の気圧配置の影響で冷たい北風が吹き荒れています。
気温も真冬並みの寒さが続いているようで、境内には霜柱が見られるようになりました。

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蓮鉢や天水桶には氷が張り、気温の低さを実感しています。

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冬の空は澄み渡っていますので、夜空の星たちはひときわ明るく輝きます。

特に、今晩から明日未明にかけてはふたご座流星群が極大を迎えます。
今年は月の影響が少なく、良い条件で観測でいそうですので、楽しみです。

ふたござ流星群は、活動が活発な流星群ですので、きっと多くの流星を楽しむことができるでしょう。

流星は、ふたご座付近を中心に流れますが、流れる方向は決まっていませんので、どの方向を観測しても、ほぼ同じ確率で見ることができます。できる限り多くの範囲を観測できると、その分見ることができる確率も増えるのです。

寒い夜の観測には寒さ対策をしっかりおこなうことも必要です。

投稿者: kameno 日時: 12:08 | | コメント (2)

わさび水耕栽培

本堂裏の池にそそぐ湧水を利用して、わさびの水耕栽培を行っています。

毎分数リットルの水量があるので、プランターに砂を敷き詰めて、そこに導水しています。
砂は常に水に浸されている状態です。

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半日陰を好むということで、直射日光の当たらない条件もそろっています。
これから本格的な冬に入り、わさびがどの程度成長するのか楽しみです。

境内のイチョウはすっかり葉が落ち、冬の様相になりました。

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投稿者: kameno 日時: 13:27 | | コメント (0)

紅葉映ゆ

境内のもみじが鮮やかに色づきました。

 

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抜けるような青空の下、色とりどりの葉が輝いています。

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一枚一枚の葉が実に個性的です。

季節は秋から冬へ。
大賀蓮は地上の茎や葉がすっかり枯れ、水中では来年に向けて蓮根が育っています。

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投稿者: kameno 日時: 13:27 | | コメント (0)

秋から冬の様相へ

境内のイチョウの葉が散り始めています。
散り始めると、一気に落葉するために、あと数日ですっかり散ってしまうことでしょう。

駐車場から見ると、まだかなり残っているように見えますが・・・・・

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北側の面はほとんど散っています。

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12月に入り、今年も残り1か月。

1日から8日早朝までは摂心(せっしん)の期間に入ります。
2500年前お釈迦様がブッダガヤの菩提樹の下で坐禅を行じ、8日目の朝に悟りを開かれました。
その古事にならい、起床から開枕まで坐禅堂に篭り、ひたすら坐禅三昧で過ごすのです。

投稿者: kameno 日時: 10:25 | | コメント (0)

イチョウ見ごろ~散り始め

境内のイチョウが一番の見頃を迎えています。
おそらく、日曜日から来週前半くらいが天気も良く色も映えて楽しむことができると思います。

ということで、今日の点景です。

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山門側のイチョウは、北側から散り始めています。
黄葉チャートを更新しました。今年は少し早めの進行です。

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投稿者: kameno 日時: 09:20 | | コメント (0)

葬祭マネジメント講座

2011年から葬祭マネジメント学科のある専門学校で講義をさせていただいています。
(各宗派の講義があり、曹洞宗担当)
今年7年目になります。

 

「仏教と葬儀」
概ね次のような内容で行なっています。

内容

1.紹介
2.各宗派の教義の基本と死後感、本尊、荘厳、法具の配置など
3.曹洞宗の特徴
4.曹洞宗(貞昌院)の葬儀の考え方と構成
5.戒名、法名、法号等の意味
6.  葬儀・法要の意味、享年と満年齢の違い、六曜について
7.葬祭事業者として働く方へのお願い
8.これからの葬祭事業に思うこと

今年は、例年よりも若干生徒が少ないのですが、とても熱心に聞いていただきました。


この学校は、冠婚葬祭業、旅行業などに従事するための様々な課程を学ぶため、実習施設が充実しています。

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このように結婚式場、葬儀式場、そして航空機の機内を忠実に再現した教室もあります。
座学だけではなく、実体験として学ぶということは大切ですし、そういった講義を受講できる学生たちは幸せだと思います。

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いつか現場でお会いしました際にはよろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 14:16 | | コメント (0)

晩秋の霊峰富士

朝夕めっきり涼しくなりました。
全国的に気温が低く、1月並みの気温になっている地方も多いとのことです。

この時期は大気がとても澄んでいるので遠くまでクリアに見通すことができます。
貞昌院の裏山、天神山の山頂から雪に覆われた霊峰富士を望むことができました。
(山頂は永谷天満宮と貞昌院の境界分岐点があり、この写真は貞昌院側で撮影しています)

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天神山の頂には浅間神社の祠もありますので、古来より富士を望んで信仰の対象としていたことが伺えます。
貞昌院の敷地は横浜市営地下鉄ブルーラインの線路敷と隣接していますので、富士山のを背景に走る姿を眺めることができます。

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本格的な冬の到来もまもなくですね。

投稿者: kameno 日時: 10:13 | | コメント (0)

イチョウ黄葉見ごろ

境内のイチョウの黄葉がさらに進み、見ごろのピークを迎えています。

山門側のイチョウは北側の枝から少しづつ散り始めました。
ギンナンの実りに関しては例年は2本がほとんど同時でしたが、今年は山門側が1カ月近く早く、時期のずれが顕著になっています。

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落葉についても一度に散るというよりは、段階的に少しづつ散っていくような感じです。

いずれにしても、例年よりも早めの進行になっています。

投稿者: kameno 日時: 16:17 | | コメント (0)

イチョウの黄葉-黄葉チャート

朝夕めっきり涼しくなりました。
イチョウの黄葉がだいぶ進んでいます。

全体的に黄色に染まるのは来週以降になりそうですが、今は緑から黄色への移り変わりを楽しむことができます。

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ということで、黄葉チャートを更新しました。

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投稿者: kameno 日時: 21:25 | | コメント (0)

サツマイモの収穫

地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれており、貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。
今日は収穫の日。
少し肌寒いものの、秋晴れの絶好の日和となりました。

今年の収穫には、檀務のために立ち会うことができませんでしたが、例年通りたくさんのサツマイモが収穫できたようです。
夕方、先生方が収穫したサツマイモのおすそ分けを持ってきてくれました。
丸々と太っています。

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サツマイモの収穫の様子は、昨年の記録をご覧ください。
サツマイモの収穫2016


これから学校で収穫祭・サツマイモパーティーが行われます。

サツマイモの蔓を使ったリース作りも行われます。
ボランティアの皆さん、保護者の皆様もお疲れ様でした。


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投稿者: kameno 日時: 19:35 | | コメント (0)

レグルス蝕

今日の夜半過ぎに月から出現するしし座の1等星レグルスが観測できました。

しし座は春の星座の1つで、秋には夜半に東の空から昇ってきます。
そして今日、下弦の月(月齢23)が昇り始めた時点で、1等星レグルスが月の向こう側に隠されています。

0:34分ごろに、月の上部やや右の位置から出現しました。

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2017/11/12  0:34 (JST) 横浜市港南区 貞昌院付近で観測

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レグルス出現の様子を時系列で並べてみました。

投稿者: kameno 日時: 01:24 | | コメント (2)

縄文人の主食、どんぐりの食事を今に伝える

伝統仏教超宗派で運営されている一般社団法人「仏教情報センター」の活動 いのちの集い の運営当番にあたりましたので、白河清住の正覚院寺様に出かけておりました。 

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平成29年11月9日(木曜日)

テーマ:「縄文人の主食、どんぐりの食事を今に伝える」
講師:どんぐり源さん(平賀国雄 氏)(どんぐり未来工房 代表)

縄文時代に主食的であったどんぐりが、現在は殆ど使われていない事の勿体なさに10余年前に思い至り食品化を始めました。昨年米寿を迎えましたが、現在もどんぐりの活用法に取組んでおります。しかし最近、健康を過信して若者でも無理な行動をして入院、イノチについて学ぶ機会を得ましたので、その事を話させて頂きたいと存じます。

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第1部 講演会

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この日お話いただいた「どんぐり源さん」こと平賀国雄さんは、どんぐり食品の研究家という異色の肩書をもちます。
源さんという愛称は、同じ先祖をもつ平賀源内に由来し、常に研究を続けています。

かつては金融機関に勤めていましたが、40代のころ出会った『複合汚染』という本に影響をうけ、農薬や食品添加物などについて学んできました。
ついに脱サラし、有機農業や竹炭・ケナフにまつわる研究を経て、最終的に現在の「どんぐり研究」にたどり着いたということです。

日本人にとって、米が伝来する以前には永い間にわたって主食であったどんぐり、その栄養価の高さは注目すべきところが大きいけれど、現代では廃棄されてしまうことがほとんど。
何とか美味しく食べられるよう工夫できないか、ということも研究の1つのテーマです。
どんぐりを実らせる木は十数種類ほど。
特にマテバシイはタンニンが少なく、食用には適しているとのことです。
また、杉、松などは根が団子状に張るため、津波や鉄砲水で根こそぎ流され被害が拡大する恐れがあります。
逆に、どんぐりの木は根を深く張り、山崩れ、津波の被害を防ぐ。
それに山の動物の餌にもなる。
救慌植物(飢饉、戦争その他で食料が不足した時に、それをしのぐ食料として利用される植物)としての価値も大きい、ということで、どんぐりの活用は大きな意味を持ちます。

人と違う「何か」で社会貢献を

第1部の講演が終わった後、どんぐりクッキー、どんぐり煎餅、どんぐり茶などを皆でいただきました。

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第2部では、どんぐり源さん、参加者が車座になり、語り合いの時間。

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どんぐりを中心に話が広がっていきました。


 

ご紹介いただいた絵本

51bX7bjQQ8L._SY469_BO1,204,203,200_
山に木を植えました (講談社の創作絵本)
スギヤマ カナヨ

投稿者: kameno 日時: 21:20 | | コメント (0)

秋深まる

久しぶりに週末好天に恵まれました。
陽がたっぷり射しこむ日中はとても暖かくなりました。
それでも朝夕は次第に気温が低くなっています。

境内のイチョウは例年よりも早く黄葉が進んでいるようです。

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秋の様相が深まってきました。

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山門前には永谷川せせらぎ公園があり、そこでアメンボが美しい波紋と影を川底に映しています。
独特の模様ですね。

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たくさんのメダカも気持ちよさそうに泳いていました。

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隣の天満宮には多くの七五三参詣客の姿が。
好天の秋の様相でした。

投稿者: kameno 日時: 18:14 | | コメント (0)

イチョウの黄葉はじまる

久ぶりに秋らしい晴天の天気が続きます。
境内のイチョウ(市の名木指定)が、少しづつ黄色に変わり始めました。

毎年黄葉の推移を記録しているのですが、例年よりも2週間ほど早い進行です。
次の3連休で、さらに気温が下がるという天気予報もありますので、さらに黄葉が進むかもしれません。

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黄葉チャート(貞昌院イチョウの記録)

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投稿者: kameno 日時: 13:30 | | コメント (0)

ときのながれ・熊本地震

熊本地震から1年半。
昨年5月に現地に赴いたものと、同じ場所の記録の比較です。


↓西原村の避難所になっていた山西小学校の体育館。1年半後の今月には総選挙の投票場所になっていました。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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ボランティア活動の拠点となっていた児童館。建物の一部が取り壊されて更地になっています。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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西原村のとある場所。倒壊した建物は更地に。新しい建物を建築する基礎ができています。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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ここの擁壁法面は未だブルーシートが掛けられています。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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建物の片付けボランティアをした場所。屋根が修復され物置が新設されています。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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西原村の北側の地区。ボランティアの拠点となったテントはもうありません。物資が保管されていたトレーラーはそのままでした。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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西原村の北側の地区。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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西原村の北側の地区。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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西原村の北側の地区。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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熊本市南区の大慈寺。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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熊本市南区の大慈寺。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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熊本市南区の大慈寺。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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熊本市南区の大慈寺。門はくぐれるようになっていました。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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熊本市南区の大慈寺。経蔵の修復がすすんでいます。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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熊本市南区の大慈寺。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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熊本城。城壁が仮修復されています。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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熊本城。この部分の城壁の落石はまだ手付かずです。
(左側 2016年5月 右側 2017年10月)

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時間をおいて同じ場所を見てみると、場所によって復旧復興が進んでいる箇所とそうでない箇所がはっきりと分かれます。
長い目での支援が必要でしょうし、被災地の情報には常にアンテナを張っておくことも大切だと感じます。


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時間のながれ
時間のながれ2
時間のながれ3

投稿者: kameno 日時: 00:30 | | コメント (0)

横浜市仏教会研修旅行・三河方面

横浜市仏教連合会主催の研修旅行が開催されました。

「三河三封寺参拝と直虎ゆかりの地巡りの旅」
日程 平成29年10月24-25日
主催 横浜市仏教連合会

行程
10月24日 無量寺(ガン封じ)、妙善寺(中風除け)、養学院(ボケ封じ)
10月25日 大河ドラマ館、龍潭寺、龍ケ洞

1日目の行程は、私は熊本に居りましたので、2日目からの合流参加となりました。

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熊本から名古屋小牧に飛び、そこから名鉄、JR、天竜浜名湖鉄道を乗り継いで「気賀」へ。

ここはかつての本坂通(姫街道)気賀関所があり、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台となったゆかりの地でもあります。
宝永地震では、津波によって浜名湖南岸の東海道が壊滅的な打撃を受けたため、浜名湖北回りの本坂越を多くの旅人が利用しました。

 

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おんな城主直虎 大河ドラマ館を見学。

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萬松山龍潭寺(臨済宗妙心寺派)

龍潭寺という名称は、室町時代、今川氏に仕え、桶狭間の戦で戦死した井伊直盛の戒名が由来となっています。
戦国時代に井伊直政が浜松城主徳川家康に仕え、やがて徳川四天王の筆頭として出世したこと、幕末に井伊直弼が開国に貢献したことなど、歴史上重要な井伊家の菩提寺でもあります。
創建は天平5(733)年とされ、行基菩薩によって開かれたと伝えられています。

1万坪にも及ぶ小堀遠州作「龍潭寺庭園」は国の名勝に指定されています。
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次に、龍ケ洞へ。

ここには、1981年に洞窟愛好家により発見された鍾乳洞があり、総延長1046mのうち、400mが一般公開されています。
鍾乳洞の石灰岩は2億5千万年前に生成された秩父古生層の地層で形成されていおり、見応えのある洞窟です。

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特に洞窟の中ほどにある黄金の大滝は、天井からかなりの水量の滝を間近に見ることができ、圧巻です。
滝の落差は30m。地底の滝としては日本最大級の規模ということです。

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昼は三ケ日でうなぎ御膳をいただきました。

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この後、東名高速を上り、焼津に立ち寄った後、横浜駅に無事到着いたしました。

投稿者: kameno 日時: 05:48 | | コメント (0)

ぶらりまち歩き

区民企画講座 ぶらりまち歩き の皆様が来寺されました。

まち歩きのコースは、上永谷駅を出発し、永谷天満宮~貞昌院~丸山台自治会館~日限地蔵尊へと、主に石仏と歴史を巡るコースになっています。
貞昌院では、お寺、天満宮の由緒縁起、地域の歴史的トピックスを含めてご説明させていただきました。

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好天に恵まれ、絶好のまち歩き日和になりました。

境内のざくろが熟し、鮮やかなルビー色の実をつけました。
イチョウの木のギンナンも、鈴なりに実をつけています。

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秋も深まり、実りの秋、収穫の秋を迎えました。

投稿者: kameno 日時: 18:54 | | コメント (0)

MIKU10-初音ミク10周年展

今日は仏教情報センターのテレフォン相談日にあたり、1日電話相談を受けておりました。
センターの事務所は水道橋にあるため、帰りに大手町の読売新聞東京本社で開催されている「MIKU10―#初音ミク 10周年展」に立ち寄ってみました。


MIKU10―初音ミク10周年展―


日程 2017年10月13日(金)~ 2017年11月05日(日)10:00-18:00 (10月22日(日)は休催)
会場 読売新聞本社 よみうりギャラリー
東京都千代田区大手町1−7−1 読売新聞ビル3F(大手町駅C3出口直結)
入場 無料

【MIKU10 ―初音ミク10周年展―】
・見どころ1 読売新聞と初音ミクがコラボした「ヨミミク新聞」パネル展示
ミク誕生の2007年から毎年のトピックスを、新聞の号外紙面とイラストをデザインした大型パネル展示で振り返ります。

・見どころ2 ミクのイラスト217点が大集合!「ミク巨大絵巻」
全長23メートル、よみうりギャラリーの展示スペースにミクのイラスト217点が集結し、ファンと一緒にお祝いする迫力の巨大アートです。

・見どころ3 フォトブック販売&ARアプリ「ミク☆さんぽ」体験コーナー ※土日祝日限定
フォトブック「TOLOT」のイベント限定バージョンをご用意、購入いただいた方限定でAR体験ができる専用スマートフォンを会場で貸し出します。現実世界にかざすとARでミクが現れ撮影することができ、写真がいっぱい詰まったフォトブックが作成できます。

・見どころ4 限定オリジナルグッズ販売
iXima氏描き下ろし10周年イラストグッズや、Jun Watanabe氏がMIKU10のためにデザインしたグッズなど、ミクファン必見の限定商品が充実。


会場のよみうりギャラリーは地下鉄大手町駅のC3出口に直結していますので、雨の日でも傘を差さずに到達できます。
入口玄関にはダンボール初音ミクが。

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エスカレーターを登って3階のギャラリーに着くと、まずは等身大のフィギュア、そして

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イラスト217点が集合した23メートルもの巨大絵巻の展示が現れます。

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あまりにも長いのですが、何とかパノラマ合成してみました。
クリックして拡大してご覧ください。<もちろん、現地で目でご覧いただくことをお勧めします>

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そして、2007年の誕生から10年の歴史を振り返る「ヨミミク新聞」のパネル展示。
各年のトピックスが掲載されています。

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2007年 初音ミク誕生
2008年 「3D」初音ミク
2009年 DIVAのミク

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2010年 雪まつりにミク
2011年 ミク、アメリカ進出
2012年 冨田勲、ミク起用

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2013年 初のマジカルミライ
2014年 バンプと共演
2015年 ミク、武道館公演

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2016年 歌舞伎役者「ミク」
2017年 初音ミク10周年

というような展示内容となっています。

クリアファイルなどを買うと、この「ヨミミク新聞」がおまけで貰えます。(数量限定あり)

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雨の日の平日ということもあってか、入場者がまばらなのでゆっくりと観ることができました。
東京駅からもほど近いので、東京に出向く用事がある方はちょっと足をのばしてみてはいかがでしょうか。

 


■公式サイト
MIKU10―初音ミク10周年展―

■関連ブログ記事
初音ミクにみる音声合成の可能性

投稿者: kameno 日時: 23:34 | | コメント (0)

秋深まるー柿の紅葉

秋がだいぶ深まってきました。
裏庭の柿の木には熟した実がたくさん成っており、鳥たちが啄みにやってきます。

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紅葉もだいぶ進んでいます。

葉の一枚一枚はどれとして同じものは無く、それぞれが個性的な色の変化を見せています。

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シュウメイギク、ツリフネソウ、秋の花々も見頃を迎えました。

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投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (0)

中秋の名月

今日は中秋の名月。
旧暦8月15日の十五夜の月が中秋の名月にあたります。
ちなみに、蛇足ですが中秋の日は必ず仏滅になります。(その理由は以前のブログ記事をご覧ください→ 六曜について考える

 

せっかくの名月の日なのですが、月の出の時刻には、まだ厚い雲が広がっていました。

夜が更けるにつれて、少しづつ雲の切れ間が・・・・・

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雲は次第に薄くなり、月が昇るにつれてよく見えるようになりました。

中秋の名月は必ずしも真ん丸の満月とは限りません。
今年は2日後の10月6日が満月となります。

投稿者: kameno 日時: 22:31 | | コメント (0)

小江戸・川越

宗門関連の出張のため、川越に出向きました。

川越は、小江戸として人気がある観光地です。
横浜からは、みなとみらい線・東横線・副都心線・東武東上線が直通になり、こちらからのアクセスが格段に向上しました。

川越の蔵造りの街並みは、道路の電柱や電線が地中化され小江戸の雰囲気を存分に楽しむことができます。
また、食べ歩きや散策にはもってこいの路地もあり、見どころたくさん。
この日は(この日も?)海外からの観光客が目立ちました。

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ただ、今回は仕事が終わってから少し散策した程度でしたので、 ほんのさわり程度。
またいつか時間をかけてゆっくり回りたいところです。

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投稿者: kameno 日時: 21:46 | | コメント (0)

スポーツセンター椅子坐禅

地域のスポーツセンターから依頼があり、椅子坐禅の講座を行ってきました。

この日の講座では、全身をリラックスしてほぐすストレッチから始め、

椅子坐禅の作法を解説して、坐禅に入りました。
テキストとしては曹洞宗で作成している「いす坐禅のすすめ」に従って、椅子坐禅を行じました。

なお、椅子坐禅の作法についてはこちらを参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen
 
坐蒲を用いて足を組む坐禅だけではなく、普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を手軽に行じることができる椅子坐禅もおすすめです。

投稿者: kameno 日時: 21:29 | | コメント (0)

ダイヤモンド富士ようやく

2017年秋のダイヤモンド富士、曇りの日が続きましたが、ようやく見ることができました。
観測地点は次第に北にずれていきますので、今日のポイントは戸塚区平戸です。

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カシミール3Dでのシミュレーションはこのような感じ。
午後5時11分に富士山頂に沈みます。

今回は動画で撮影いたしました。

 

投稿者: kameno 日時: 21:03 | | コメント (0)

ギンナン剥き装置とギンナン粥

貞昌院には境内に2本のイチョウの木があり、どちらも雌の木です。

この時期になると、ギンナンの実がたくさん成ります。
地面に落ちると、つぶれて匂いの原因になりますので、なるべく早く拾わなければなりません。

その後の処理も大変で、実の部分と食用になる種子を分ける必要があります。

そこで活躍するのがこちら。
撹拌用のパワーミキサーという、電動ドリルの先端に付けて液体を撹拌させる道具です。
(先端はプラスチックでできており、実売400円から800円程度)

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樽に1/3ほど実のままのギンナンを入れ、水を半分程度まで入れ、パワーミキサーでかき混ぜます。
すると、実が砕けて種と実が分離しますので、あとは水洗いを何度か行えば実の部分だけを取り出すことができます。

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手で剥くよりはだいぶ効率的ですね。

今日の定例坐禅会では、ギンナン粥をいただきました。

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ギンナンの実の短所は独特の匂いがきついということですね。

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これがギンナンの匂いの原因。(left)Butyric acid,  (right)Heptanoic acid

境内の一角では金木犀の甘い香りが漂い、ギンナンの匂いを打ち消してくれています。

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投稿者: kameno 日時: 19:18 | | コメント (0)

今年の秋、ダイヤモンド富士はお預け

貞昌院は富士山のほぼ真東に位置しています。

したがって、春と秋の彼岸の期間に富士山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士を見ることができます。
ただし、日没時に富士山全体がきれいに見える天気にはなかなか巡り合えません。

昨夕(9月26日)に上永谷で撮影したダイヤモンド富士の動画です。
(5倍速)

富士山の山頂に太陽が沈む瞬間、山頂付近の雲が一瞬無くなり、日没の瞬間だけかろうじて見えました。

今年のダイヤモンド富士、見ることができるポイントは日を追うごとに北上していきます。
チャンスがあれば観たいものです。

これまでのダイヤモンド富士は、右フレームの検索に「ダイヤモンド富士」と入力して検索して表示ください。

投稿者: kameno 日時: 12:33 | | コメント (0)

臨時坐禅会・写経会

貞昌院では、毎週木曜日朝の定例坐禅会のほか、人数がまとまれば臨時の坐禅会を行っています。

この日は、16名参加による坐禅会・写経会が行われました。
(坐禅コースと写経コース、それぞれ希望者にわかれて同時進行)

最初に、坐禅および写経の作法を説明して開始。
坐禅は15分を2チュウ、写経は般若心経の写経という内容でした。

 

終了後は全員まって茶話会。
このような感じで進みました。

秋の夜長、虫の声を聴きながら時間を過ごすのもよいものです。

写経は本尊様に納経いたしました。

投稿者: kameno 日時: 22:07 | | コメント (0)

永谷天満宮子供神輿2017

秋彼岸の中日、秋分の日9月23日を迎えました。
永谷天満宮では、恒例の秋祭り。午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。

心配された雨も神事が始まる前にはすっかり上がりたくさんの参拝者が集まりました。

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神様を御神輿にお迎えする神事が行われます。

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お神輿に御神体が乗せられて、いよいよ出発。

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年齢別に3台の御神輿が出発しました。

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わっしょい、わっしょい

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わっしょい、わっしょい

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駅前のJA駐車場で休憩を取り、戻ってきます。
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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。
お神輿の間は雨が上がってくれ、賑やかな行事は無事終了しました。

投稿者: kameno 日時: 13:03 | | コメント (0)

天気は下り坂に

まもなく秋彼岸の中日(秋分の日:9月23日)を迎えます。
秋晴れの晴天も一区切り。

夕焼け雲がピンク色に染まっています。
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雨雲が近づいているようで、22日は午後から雨模様の予報。

この時期、貞昌院付近で見ることができるはずのダイヤモンド富士は、すこしお預けになりそうです。

投稿者: kameno 日時: 23:54 | | コメント (0)

かなり早めの彼岸花

今年の彼岸花は、例年になく早めに芽が伸びはじめました。
春先に球根にたっぷりと栄養を蓄えて、例年は秋彼岸のあたりに花芽を伸ばします。

ところが、今年はもうすでに花芽が十分に伸び切っています。
10日くらい早めでしょうか。

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株によっては、すでに満開に達しているものもあります。

 

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このペースですと、秋彼岸の時期にはすでに花は終わってしまうかもしれません。

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貞昌院の彼岸花は、ほとんどが白花です。
清楚で美しい花ですね。

 


■昨年の記録はこちらです。
彼岸花が見ごろ

投稿者: kameno 日時: 18:33 | | コメント (0)

貞昌院さわやか寄席2017夏

貞昌院恒例のさわやか寄席が開催されました。
(本堂での寄席を新春と夏、年2回開催しています。今回は十二回目の開催でした) 
 
日時 平成29年9月10日(日)
場所 貞昌院 本堂にて

■第1部 午後2時より

貞昌院子供落語教室などで金原亭馬治師匠が指導してこられた3人が落語を披露しました。

まずは、寝越屋春歌 による一席 「初天神」

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次に貞昌亭花帆 による「寿限無」

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子共落語のトリは 貞昌院瑞鳳 による 「親子酒」

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3人とも堂々としていて立派にできました。
観客側の笑いの反応がうれしいですね。
終わって、馬治師匠からの好評とご挨拶。

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第二部は 金原亭馬治師匠の落語「壺算」からはじまります。

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引続き桃川健師匠による江戸紙切。

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お神輿、富士山など会場からのお題をいただいて、即興で切っていきます。


そして、トリは金原亭馬治師匠の 「唐茄子屋」

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地域の方々を中心に100人を超える来場をいただき、本堂いっぱいに設けられた席はすべて埋まり大盛況でした。

 
貞昌院では、今後も落語の高座と子供落語教室を継続していきます。
今後の展開にご期待ください。

投稿者: kameno 日時: 03:27 | | コメント (0)

第19回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)

ゆめ観音アジアフェスティバル in 大船観音寺
日時 平成29年9月9日(土曜日)11:00-20:30
場所 大船観音寺(JR大船駅徒歩5分)

開催報告記事(3)法要編です

 

ゆめ観音の舞台では、夕暮れ、午後5時から万灯供養法要が営まれました。
■万灯供養法要差定(式次第)
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差定
1.大梵鐘打出九声
1.殿鐘三会
1・散華荘厳

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舞台の周囲には平和の火が広げられ、僧侶たちにより散華が撒かれ、場が清められます。

1.七下鐘導師(大導師・焼却師)上殿着座
大導師 大船観音寺住職 大本山總持寺副監院 村田和元老師 
検経師 大本山總持寺副監院 山口正章老師
検経師 第五教区長・長福寺住職 谷崎無奏老師
焼却師 第五教区倫勝寺住職 馬場義実老師  
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1.読経(般若心経)

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1.読経(仏陀神呪)

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1.配塔婆(法華頓写)
来場いただいた皆様より祈願文が書かれた経木塔婆が、両班の僧侶に配られ、経文が書き加えられます。

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1.収塔婆
経文が書き加えられた経木塔婆が集められ、検経師、大導師に届けられます。

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1.舎利礼文三遍(読経中三拝)

1.拈香法語

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1.献茶湯・塔婆焼却 

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経木塔婆は焼却師により焼却供養塔に入れられ、松明によりお焚き上げの焼却供養が同時進行で行われます。
1.世尊偈行道二匝

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焼却供養塔三界萬霊等の周りを読経しながら行道します。

1.回向
1.大導師法話

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1.散堂
 
法要で灯された蝋燭の残りは、ゆめ観音終了後、会場の皆様にお持ち帰りいただきました。
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法要終了後、参道石階段にキャンドルを並べ、平和の火の塔の周りをライトアップいたしました。

投稿者: kameno 日時: 02:52 | | コメント (0)

第19回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(2)

ゆめ観音アジアフェスティバル in 大船観音寺
日時 平成29年9月9日(土曜日)11:00-20:30
場所 大船観音寺(JR大船駅徒歩5分)

開催報告記事(2)出店編です


■出展・飲食 11:00~

シャンティ―国際ボランティア会(フェアトレード)
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地球市民ACTかながわ  (東南アジア工芸品)

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異文化の風さかゑ (タイの衣料品)

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asian goyanglidah (インドネシア料理)

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インドレストランJoy Moris     (インド料理)

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チニーズ(インド雑貨・スパイス・ラッシー・チャイ)

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のんのん    (大船おにぎり)
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スカイテック    (太陽光発電・環境展示)

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インド政府観光局 (観光案内)

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■胎内にて

紙芝居を広める会(紙芝居実演)
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木彫家・植草等雲(千体仏実演)

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開催報告記事(3)法要編につづく

投稿者: kameno 日時: 02:36 | | コメント (0)

第19回ゆめ観音アジアフェスティバル報告(1)

ゆめ観音アジアフェスティバルが大船観音寺を会場として開催されました。
日時 平成29年9月9日(土曜日)11:00-20:30
場所 大船観音寺(JR大船駅徒歩5分)

ゆめ観音アジアフェスティバルは、「つながる~ひろがる~アジアのねがい」をスローガンとして、大船観音寺を会場に平成11年より開催しており、19年目を迎えました。
アジアの参拝者が多い、大船観音で、観音信仰で結ばれたアジア各国・各地域の人々が集い、皆が楽しめる場を設けたいと考えたことがきっかけとなりはじまりました。
世界恒久平和を念願して建立された大船観音から、平和の願いがアジア、そして世界へと広がるよう願っています。 
開催当日は、秋晴れの広がる好天に恵まれました。

開催報告記事(1)ステージ編です

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■観音前ステージ 12:00~

開会宣言 
来賓挨拶 鎌倉市長 松尾崇様
来賓挨拶 鎌倉市議・大船観音寺護持会長 小野田やすなり様
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横濱たんぶう (和太鼓)

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H@N@PS    (ハッピーウイルス拡散ユニット)

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猫十字社   (ヒーリングポップス)

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SAKARAK   (カンボジア舞踊)

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米山流殺陣術     (殺陣パフォーマンス)

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MARISOL BELLY DANCE   (ベリーダンス)
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アロハ ウエーブス  (ハワイアンバンド)

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チャクリカ    (インド舞踊)

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HULA PAKIPIKA     (フラダンス)

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M dane creation      (オリエンタル コンテンポラリーダンス)

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観音美醜×TSUMUZI (観音舞)

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チーム アンジェララーガ (ボリウッドダンス)

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出店編・法要編へと続きます

投稿者: kameno 日時: 02:11 | | コメント (0)

奈良へ

曹洞宗の公務で、鹿児島 高知  長野 岩手 札幌 と短期出張が続いていおり、今回は奈良へ出向きました。
今回も日帰りで、公務以外の時間はあまりとれないのですが、それでも時間をみていくつか散策してきました。

奈良へは檀信徒旅行や、人権研修 などで訪れています。
なので、今回はこれまで行ったことが無い場所を中心に巡っています。

朝、上永谷を出て新幹線にて京都、そこから近鉄特急で橿原神宮前に向かいます。
写真は二階建てのビスタカー。

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会場となった橿原ロイヤルホテルでの公務を終えて・・・・・

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徒歩10分ほどのところにある橿原神宮を参拝。
広大な敷地を誇る神社です。

 

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廻廊に神武天皇一代記絵巻が展示されていました。
ちょっと足を延ばして、橿原神宮に隣接する神武天皇陵を参拝。
大きく茂った木に囲まれた参道は、独特の雰囲気をもっています。

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帰路は、途中で宇治に立ち寄ってみました。
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ちょうど鵜飼船が出るところでしたので、せっかくなので乗船してみました。
鵜飼に使われるのはウミウです。

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ゆったり流れる宇治川を舟で進んでいきます。
川面を渡る風が心地よい。

 

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鵜飼を間近で見ることができ、とても贅沢な時間でした。
終了した時刻には、日がすっかり暮れています。

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宇治からはJR奈良線で京都へ。
単線でしかも懐かしい車両を使用していました。

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奈良は見どころがたくさんあるので、時間をとってゆっくりと回ってみたいものです。

投稿者: kameno 日時: 02:12 | | コメント (0)

井戸ポンプ交換-防災の日

きょう「防災の日」 首都直下地震想定で総合防災訓練


1日は「防災の日」です。ことしの政府の総合防災訓練は首都直下地震で各地が激しい揺れに襲われたという想定で1日朝から始まり、国や自治体の担当者が災害対応や連携の手順などを確認しています。
ことしの政府の総合防災訓練は、午前7時すぎに、東京23区を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、首都圏各地で震度7や6強の激しい揺れを観測したという想定で行われています。
訓練では、閣僚が宿舎などから総理大臣官邸まで歩いて集まったあと、午前8時すぎから訓練のための「緊急災害対策本部会議」を開いて、被害状況や各省庁の対応状況を確認しました。
そして、国と自治体との連携を確認するため、神奈川県とテレビ会議を行い、被害状況や必要な支援などの報告を受けたうえで、対応を確認しました。
さらに臨時の閣議で、人命救助を第一に全国から被災地に自衛隊や警察、消防などの部隊を派遣し、救助や消火活動に全力を尽くすことや、膨大な数の被災者に対する避難所や生活必需品の確保に努めることなど基本的な方針を決定しました。
その後、午前9時から安倍総理大臣が訓練のための記者会見を行い、政府の対応状況について説明するとともに、国民に対して落ち着いた行動を取るよう呼びかけました。
1日は、政府の訓練以外にも関東の1都3県と5つの政令指定都市が合同で訓練を行うなど、全国各地でさまざまな訓練が行われます。
(NHK 2017年9月1日 9時12分配信)


今日は防災の日。
大正12年のこの日に関東大震災が発生しました。
関東大震災から94年が経過し、震災の記憶も時間の経過とともに薄らぎがちです。
しかし、災害はいつやってくるかわかりません。
首都圏に想定される「首都直下地震」は、政府の地震調査委員会の予測では今後30年以内にマグニチュード7程度の大地震が70%の確率で起きるとしています。

東京都心南部の直下でマグニチュード7.3の大地震が起きた場合、東京の江戸川区と江東区で震度7、東京、千葉、埼玉、神奈川の4つの都県で震度6強の揺れとなります。
震源の場所や深さによって、揺れの大きさは変わります。

また、発生の時間帯も大きな要素となります。
被害が最も大きいと想定されているのは、風が強い冬の夕方に地震が起きた場合とされ、全壊または焼失する建物は61万棟に上り、このうち火災によっておよそ41万2000棟が焼失するとされています。

大切なことは、いつ発生するかわからない災害に、常日頃から備えておくことでしょう。
上下水道や電気などのライフラインや交通への影響も長期化し、鉄道は1週間から1か月程度運行できない状態が続くおそれがあるほか、食料や水、それにガソリンなどの燃料も不足した状態が続くとされています。
物資の備蓄も必要ですね。

 

貞昌院では井戸があり、ポンプによって水を汲み上げています。
水道が止まった時には、重要な施設の一つとなることも想定されます。

井戸ポンプが20年ほど経過し、時々止まってしまうことがあるため、この機にポンプを交換しました。
カタログを調べると、現在の機種の2世代後の製品が今年発売されたばかりでした。

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新旧の製品はフランジの位置が全く同じなので、交換は簡単です。
インターネットで注文して、ちょうど今日届きました。

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フランジを外して新しい機種を設置。
設置時間は約10分程度で済みました。

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新しいポンプはインバーター式になっていて、水圧も高く音は静かです。
なかなか良いですね。

このポンプは単相100wで動作するので、停電の際は発電機か、太陽光発電の独立運転により作動させることとなります。

投稿者: kameno 日時: 10:41 | | コメント (0)

栗粥

昨日までの残暑が一転、とてもすすしい朝を迎えました。

裏山の栗の木には大きな実がたくさん成っています。
今朝の坐禅会では、貞昌院の栗を炊き込んだ栗粥をお出ししました。

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盛んに鳴いていた蝉の声から、次第に虫の声に代っていきました。

投稿者: kameno 日時: 09:03 | | コメント (0)

まち探検の感想文をいただきました

5月25日に地元小学校3年生の児童たちが貞昌院にまち探検の授業で来訪し、貞昌院に残されている資料をもとに学習資料を作成し、本堂で解説させていただきました。
総合学習・まち探検

その後、授業で各自書いた感想文をまとめて届けていただきました。

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丁寧な絵と文章をいただき、本当にありがとうございました。

当日は、本堂の中にある様々な仏具や荘厳を、なぜこのような形のものがここにあるのかという意味を解説させていただきました。
その中で、子供たちが一番興味を持ったのは六道図(地獄図)でした。

インドで生まれた六道の世界観が日本に伝わり、六道図として具象化されている絵解きの図は、それぞれの世界を生々しく描いていて直接心に感じるものがあったのでしょう。
当日も質問が絶えることがありませんでした。


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六道図や地獄絵を教育の一貫として用いる場合には、物心ついたばかりの子どもに「地獄はこんな怖いところ。悪いことしたら地獄に落ちる」という単純な意図で用いることは適切でないと考えます。
しかし、小学校中学年以降であれば、六道図の持つ意味をかなり理解していただけるのではないかと実感しています。

今年の大施餓鬼会では、静岡県の磯田浩一師に六道図の絵解き解説をいただきました。
天道から地獄に至るまで、それぞれの世界に描かれた場面の意味や、なぜ大施餓鬼(おせがき)法要を行うのか、その意義を丁寧に解説いただきました。
大施餓鬼会(おせがき)報告

どの様な学習教材も、それをどのように活かしていくのか、その方法論が大事だと感じます。

投稿者: kameno 日時: 22:13 | | コメント (0)

久しぶりの青空

お盆の前からずっと雨模様の天気が続いていましたが、ようやく晴れ間が広がりました。
天神山では盛んにセミの声が響いています。

早朝、クヌギの木にカブトムシを見つけました。

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湿気の多い条件は、カブトムシにとっては嬉しいのかもしれません。

元気に蜜を吸っておりました。

投稿者: kameno 日時: 17:46 | | コメント (0)

池のホテイアオイ

池の水面のホテイアオイ。
先月1株だけを浮かべていましたが、ぐんぐん成長しています。

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水中に伸びた根から養分(チッソ・リンなど)を吸収してくれるので、多少は池の浄化に貢献してくれているのでしょう。
また、日陰をつくったり産卵場所にもなったりします。

 

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成長が進むと、水平に伸びた枝(ランナー)の先に新しい株を作り、その株がある程度大きくなると自然に切れて株数を増やしていきます。
その成長の早さから、水面を覆いつくしてしまい除去に苦慮するなどの事例も多くなっています。

池で生育させる場合は適度に株を間引く必要がありますね。
また、越冬は難しいので冬の前に株を引き揚げる必要もあります。

適度な量を維持していくための総量管理が必要な浮草です。

投稿者: kameno 日時: 06:32 | | コメント (0)

厳しい残暑ー貞昌院の鯉池

8月7日に立秋を迎え、暦の上では秋になりましたが、まだまだ残暑厳しい日々が続いています。
特に台風5号が通過した直後、8日以降の暑さは湿度の高さも相俟ってさらに厳しさが増しました。

熱中症情報を見ると、11日も危険域に達する地方が多いですね。
天気予報の熱中症情報に留意して対策を十分に行ないたいものです。

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貞昌院裏庭の池には錦鯉の日よけのため、よしずを渡して日陰を作っています。

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この池は日当たりが良く、夏の日中は特に日差しが強いため、このような対策が必要になります。

水温が高い季節には、鯉の食欲も増し、その分水が汚れ安くなります。
また、鯉の産卵によって↓このように一気に水が濁ってしまうので、水質管理には十分注意しなければなりません。

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貞昌院の池は、下図のような構造になっています。
鯉池から浄化槽にポンプアップして汚れた水を浄化するわけですが、この浄化槽の役割が夏の時期に特に大事になります。

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浄化槽は4層に分かれており、最初の嫌気槽で汚物の沈殿と分解を行い、後ろの3つの好気槽で段階的に浄化を進めています。

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浄化槽の中には、バクテリアの繁殖を促すためのプラスチック製のバイオボールや、ガラスを焼き固めた防犯砂利を収穫袋に詰めて沈めています。

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嫌気、好気のバクテリアによって、汚れた水が浄化され、循環していく仕組みです。

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あとは、定期的に浄化槽と池の底水を少し抜いていくだけで、池の水をきれいに保つことができます。
自然の回復力は大きいですね。


■貞昌院の池の様子は、ライブカメラでご覧いただくことができます

投稿者: kameno 日時: 02:55 | | コメント (0)

仏教テレフォン相談担当日

8月に入りました。

台風5号の進路が心配ですね。何となく本州に近づくコースを辿っている感じがします。

今日は、伝統仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でした。
(おおむね1人が年6回ほどの出仕割当になっています)

曹洞宗は月曜日担当で、週の初めということもあるのか、いつもとても多くの電話を戴いています。
社会は複雑化して、その分悩み事も様々なものがあります。
世相を反映してか、仏事の質問よりも、心の悩み、人生の悩みの相談が際立って増えたことを実感しています。

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テレフォン相談のブースの窓からは東京ドームシティーが目の前に見えます。
夏休みということもあって、とても多くの来場者があり、遊具が頻繁に稼働しています。

また、すぐ裏の路地には”こんぴらさん”や、本場の讃岐うどんの店があり、昼休みにはよく利用しています。

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交通の便も、周辺環境も良い場所にあるので、散策も楽しみの一つです。


■関連リンク

仏教情報センターテレフォン相談

投稿者: kameno 日時: 01:33 | | コメント (0)

大施餓鬼会(おせがき)報告

貞昌院大施餓鬼会(おせがき)が行なわれました。
【ビデオ記録をこのページ中段からご覧いただけます】 

平成29年7月26日 水曜日
午後1時15分 受付開始

法要の前に、静岡県 慶昌院住職・磯田浩一老師に法話をいただきました。
法話 「地獄極楽六道図絵解き」

本堂内にスクリーンを設け、プロジェクターから資料を投影しながらの法話なので、内容がとても分かりやすくなっています。
貞昌院本堂内には六道図をお飾りしていますが、それと同じ図を用いて法話をいただきました。

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映像資料は本堂内のスクリーンのほか、庭で参列されている方へモニターに映像を分配して届けています。

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1時間に渡り、法話をいただきました。
次に行われる施餓鬼法要の意味も法話に付加していただきました。
参列している法要がどのような意味合いを持つものなのかを改めて知っていただけたと思います。
分かりやすい法話をありがとうございました。

引続き午後3時から大施餓鬼(おせがき)法要。

 

 

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小雨交じりの天気にもかかわらず例年同様多くのご参列を賜りました。

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今朝もいくつかの蓮が花開きました。
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蓮の花の見頃は、あと1週間くらいだと思います。

投稿者: kameno 日時: 01:44 | | コメント (0)

健康塾ー椅子坐禅

地域の町内会館を会場に「60代からの健康塾」が行われており、そのプログラムの1つとして坐禅を指導してきました。
全5回のプログラムで、すでに募集は満員御礼になっています。

今日は、
・会長挨拶

・ストレッチ

そして坐禅。

曹洞宗で作成している「椅子坐禅のすすめ」に従って、椅子坐禅を行じました。

なお、椅子坐禅の作法についてはこちらを参照ください。
http://www.sotozen-net.or.jp/isuzazen

 

座蒲を用いてきっちり坐る坐禅だけではなく、普段の一日の生活の中で「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」を行じることができる椅子坐禅もおすすめです。

投稿者: kameno 日時: 11:55 | | コメント (0)

セミの羽化最盛期

この時期、セミが次々と羽化しています。

貞昌院薬師墓地の片隅では、このように何匹もの羽化したばかりのセミたちが羽が固まるのを待っている様子が見られます。
夕方に地面から這い出た幼虫が木に登り、宵の口あたりに羽化しますので、午後6時から8時ごろが羽化の観察に一番適しています。

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※セミを驚かせないよう、ノーフラッシュで撮影しました。

そよ風に吹かれてゆらゆらと揺れ、まるでオーナメントのよう。

投稿者: kameno 日時: 21:47 | | コメント (0)

中国からの坐禅修行研修

中国の企業家による日本研修ツアーの皆様方が貞昌院を訪問されました。
1週間の研修の一環として坐禅修行を行じるというものです。

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朝、大型バスで到着。
山門を入った所で大賀蓮がお出迎え。

本堂で、まずは本尊様に丁寧なご挨拶をいただきます。
南無釈迦牟尼のお唱えと三拝

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拝登諷経

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その後、禅について、そして坐禅の行じ方について説明。
これまで坐禅を行ったことがある方は4人ほどでしたので、丁寧に説明させていただきました。

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坐禅。
2チュウの坐禅を行いました。

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坐禅後、質疑応答。
この質疑の時間がとても内容の濃いものでした。
様々な角度からの質問が途切れません。今回は時間が限られていましたが、それが無かったら一日でも足りなかったことでしょう。
出来るかぎり、この時間を多く取らせていただきました。

 

その後、行粥。
五観の偈をお唱えして、作法に則りお粥をいただきます。
(写真はありません)

境内自由散策、などの時間を設け、予定時間は瞬く間に過ぎていきました。
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それにしても、中国の企業家の皆様の熱心さ、そしてお寺に対する礼拝作法など、どれをとってもこちらが感心するほど素晴らしいものがありました。

日本には中国の製品があふれていて、それなしでは生活が成り立ちません。
その成長の原動力を見せつけられた感じがします。

投稿者: kameno 日時: 18:33 | | コメント (0)

錦鯉の産卵

裏庭の池の錦鯉が産卵しました。

池の側面に体をこすり付けるように何度もバシャバシャと音を立てながらの産卵です。
こんなにもたくさんの卵が産みつけられています。

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この産卵行動によって、池の水が一気に濁ってしまいました。
(左:産卵直後、右:通常時)

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この卵のうち、どれだけ孵るかはわかりませんが、少し見守っていきたいと思います。

投稿者: kameno 日時: 00:34 | | コメント (0)

七月盆二日目

七月盆の中日迎えました。
今日も青空が広がっています。

大賀蓮は本堂参道の鐘楼堂前の鉢が見ごろを迎えています。

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茶室前の大賀蓮は5番花が開花1日目となりました。
青空に向かって凛として立ち上がっています。

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これからが暑さの本番になります。
体調管理には留意したいものです。

投稿者: kameno 日時: 08:07 | | コメント (0)

大賀蓮成長記2017(10)-見頃

■7月9日
大賀蓮の1番花、2番花は開花2日目を迎えました。
大判の見ごたえのある蓮の花です。
※背丈よりも高い位置に咲いているため、脚立を使っています。

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そして、3番花は開花初日。

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花の香りに誘われてクマバチも飛んで来ました。

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花の中にはサツマノミダマシ。
この蜘蛛はとても美しい巣を作ります→小さな芸術家、サツマノミダマシ »

 

これからも次々と咲いていきます。

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鐘楼堂前の大賀蓮は開花がもう少し先になりそうです。

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玄関前の睡蓮鉢も花を咲かせました。




■7月10日 開花3日目の様子です。

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まさに見ごろの真っただ中。

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投稿者: kameno 日時: 08:55 | | コメント (0)

夏越の大祓2017

早いもので、1年の半分が過ぎました。

この区切の日、6月30日午後4時 より 永谷天満宮 にて夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が催行されました。
氏子会の皆さんにより作られた萱で作られた大きな茅の輪が社殿前広場に掲げられ、多くの方が集まっています。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。
 
人形(ひとがた)に罪穢を移し、お祓いを受けて清らかな身と心になります。

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そして茅の輪くぐり。
神主さんを先頭に茅の輪をくぐっていきます。

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くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

くぐり終えた後は、スイカが振る舞われました。

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社殿には笹掛け(七夕飾り)があり、たくさんの願い事が掲げられていました。

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清浄な心持で、残りの半年を過ごしていきます。

投稿者: kameno 日時: 17:52 | | コメント (0)

キャンドルナイトin大船2017開催報告

平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船観音2017が開催されました。
今年の開催は6月24日(土曜日)です。

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キャンドルナイトに先立ち、戦争で亡くなられた方々、原爆により亡くなられた方々、東日本大震災・熊本地震など自然災害で亡くなられた方々に慰霊の意をささげ、平和祈願法要が営まれました。

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導師・大船観音寺監寺 松樹泰弘師 
随喜衆 教区寺院、大船観音寺大衆 、大船観音寺梅花講の皆様

平和の火の塔から広島原爆の残り火(平和の火)を分灯し、正面のろうそくに灯していきます。
読経中、キャンドルナイトに参加された方々に焼香をいただきました。

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法要後、「原爆の火の塔」から分灯された平和の火が会場に広げられていきます。
大船観音の原爆の火は、原爆被災者の方々により守られております。 

地元幼稚園の園児たちによるキャンドルも灯されていきます。
・玉縄幼稚園
・聖ミカエル幼稚園
・しろやま幼稚園
・大船カトリック幼稚園
・みどり子供園
・深沢幼稚園
・長谷幼稚園
・片岡幼稚園

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大船おにぎりや、ひかり作業所の皆さんによるお菓子や地元の野菜の販売も。

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今年は新月の開催となり、風もそれほど強くなく、キャンドルナイトとしては絶好の条件でした。
キャンドルナイトに多数の来場をいただきましたことを感謝いたします。 

今年のゆめ観音アジアフェスティバルは9月9日開催予定です。

 


■ゆめ観音アジアフェスティバル公式サイト
http://soto-zen.net/yume/

■関連リンク
キャンドルナイトin大船2016開催報告
キャンドルナイトin大船2015開催報告
キャンドルナイトin大船 開催報告(2014年)
キャンドルナイトin大船観音2013(2)
キャンドルナイトin大船観音2013(1)
祈りと願いのキャンドルナイトin大船観音(2012年)
2011ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)
キャンドルナイトin大船2011報告
平和への祈り 大船観音から
2010年夏キャンドルナイトin大船観音報告
キャンドルナイトin大船開催報告
原水爆禁止国民平和大行進@大船観音
キャンドルナイト報告?笑顔が広がりますように
原爆投下は長崎を最後に
広がるねがいと平和の灯火
「広島原爆の火」の採火式を行います
Flame of the Atomic bomb in Ofna kannon
投稿者: kameno 日時: 00:34 | | コメント (0)

第62回總和会関東大会

曹洞宗の大本山は永平寺と總持寺の2か寺が両大本山となっております。
このうち、大本山總持寺護持のための組織として總和会があり、毎年関東一都七県で持ち回りで関東大会が開催され、関東一円より関係僧侶が参集・研修と親睦を深めます。
今年は第62回大会、茨城県が担当となり、大洗ホテルにおいて開催されました。

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大会テーマ 「傳燈」~御両尊に思いをよせて~

瑩山禅師の著書『傳光録』に示されるがごとく、瑩山禅師は釈迦牟尼仏より五十二祖に亘る相承を尊ばれ、御生涯に衆生済度の誓願を貫かれました。
二祖峨山禅師は、瑩山禅師の み教えを相承し、人材の育成につとめられ、今、二祖峨山禅師六百五十回大遠忌を越えて太祖瑩山禅師七百回大遠忌に至る十年(平成27年から36年)を御両尊大遠忌法会とするは、當に大本山總持寺の「傳燈」といえます。
只管「傳燈」を相承し「御両尊に思いを寄せて」精進を重ねることこそ、より良き未来へ邁進する總和会の綱領であります。

第1部
開会式では開会の辞の後

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開催権茨城県支部長老師導師により佛祖諷経が営まれました。
法要に引続き災害物故者・總和会会員物故者追悼黙祷。
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大本山總持寺貫首 江川禅師よりの御垂示、石附副貫首老師の祝辞

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乙川監院老師、鬼生田総和会会長老師祝辞と次第が続きました。

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第2部では、記念講演として
大本山總持寺責任役員・明治大学名誉教授 圭室文雄先生による「近世における大本山總持寺の展開」のご講演が行われました。

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大本山總持寺は、1321年現在の輪島市門前に開創以来1910(明治43)年までの590年間能登半島にあり、1898(明治31)年に大火により伽藍の大部分を消失した後、1911(明治44)年に横浜・鶴見に移転します。
その後107年が経過しており、旧地は總持寺祖院が存在しています。

その總持寺祖院に保存されている22,595点にものぼる膨大な資料「總持寺祖院古文書」を調査・整理され、昨年末まとめあげられた研究成果をご講演いただきました。
内容は

■曹洞宗寺院の石川県域への進出
・大乗寺、永光寺、總持寺への系譜

■總持寺と永平寺の両本山体制
・僧録寺院の設立、両大本山の末寺数、總持寺輪番住職排出寺院、関東地方の法幢地寺院、永平寺の歴代住職と関三刹の関係

■總持寺の経営と山内・門前の居住者
・總持寺の塔頭、總持寺の年間収入と臨時収入、總持寺の年間支出と臨時支出、總持寺山内の居住者、門前の居住者

などを資料を元にわかりやすく読み解き、お話いただきました。
史料に基づいたお話は説得力もあり、とても学びの多い時間でした。

總持寺の御移転に尽力された石川素堂禅師の大遠忌日もまもなくやってきます。
歴史と傳燈の重みを感じながら、その日を迎えたいと思います。

末筆ながら、大会運営を恙なく遂行されました茨城県の皆様に心より感謝申し上げます。


■関連ブログ記事
昨年の記録

第61回總和会関東大会

投稿者: kameno 日時: 01:52 | | コメント (0)

ランドマークタワーから見るFF30thプロジェクションマッピング

ランドマークタワーで行われた近隣寺院副住職さんの結婚披露宴に参列してきました。
和やかなとても良い式でした。
本当におめでとうございます。

新郎新婦よりランドマークタワー展望台のチケットをいただきましたので、式のあと登ってきました。
展望台に登るのは久しぶりです。

上から眺めるとみなとみらい地区の変化がよくわかります。

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北ー東ー南ー西方向。スマートフォンでの撮影です。

展望台のみなとみらい方面に人が集まりだし、三脚と一眼レフのカメラが並び始めています。
何かあるのかを聞いてみると、ちょうどこの日、ゲームソフト「ファイナルファンタジー」30周年を記念してファイナルファンタジーXIV プロジェクションマッピング映像作品『海洋都市ヨコハマ「龍神バハムート、襲来」』が インターコンチネンタル ホテルに投影されるということでした。
ということで、せっかくの機会なので手持ちのスマートフォンを窓際に置き、夕暮れから投影までの様子をタイムラプスで撮影してみました。
(スマートフォンでの撮影です)


この投影をインターコンチネンタルホテル近くから見ると、音付きで迫力ある映像が楽しめたようです。
その様子はHel Raven ヘルレイヴンさんによってYoutubeにアップロードされておりましたので、併せてご紹介いたします。

投稿者: kameno 日時: 02:38 | | コメント (0)

一番遠い満月

関東地方も梅雨に入り、これから雨が多い時節を迎えます。

今日は、地球と月の距離が遠い位置にある満月となり、見かけ上、大きく見える「スーパームーン」から比べて大きさで14%、明るさで30%もの違いがあります。

さらに、今月の満月は「ストロベリームーン」と呼ばれる満月です。
これは、アメリカでちょうどイチゴの収穫の時期に見られる満月ということで、普通の満月とくらべて際立ってイチゴのように赤く見えるということではありません。

(ただ、夏至に近い日の満月は、低い位置を通るので、若干赤っぽく見える可能性はあります。また、月の出、月の入りの地平線に近い位置にある時には大気の影響で赤く染まります

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写真は、今日(6月9日)午後9時40分に撮影した満月です。
梅雨の薄い雨雲が広がっているために光芒が見えます。また、この時間の満月なのに、こんなに天神山の山の端に近い位置にあります。

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投稿者: kameno 日時: 21:55 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2017

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークになります。
今年はやや早め。数日前から飛び始め、ピークを迎えています。
日没後、周囲が闇に包まれ始めると、一つ、また一つと光が増えていきます。

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8時前後が飛翔のピークとなり、それを過ぎると次第に光が減っていきます。

 

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川筋に沿って飛翔するので「川成りホタル」とも呼ばれます。

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気温が上がり、湿度が高くなるとホタルにとってはこの上ない条件となります。

写真では明るく見えますが、その理由は露出時間を3分ほど取っているからです。
※コンポジットのような合成は行っていません。1枚ものの写真です。

実際はほとんど暗闇です。
ホタルにとって、暗い夜は必要不可欠な条件なのです。

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今年も昨年に負けず、それ以上に多くの蛍が飛び交っていたように感じました。
条件がそろった結果なのでしょうか。
 
この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくしています。
田んぼの農薬を抑えるということも大きいようです。
いずれにしても、ゲンジボタルが自然に乱舞している様子が見られるということはとても貴重なことだと思います。

 


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2016
ゲンジボタル定点観測2015
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました
投稿者: kameno 日時: 01:37 | | コメント (0)

総合学習・まち探検

小学校中学年の児童たちが貞昌院にまち探検の授業で来訪しました。
小学校3年生の3クラスの児童たちです。

貞昌院に残されている資料をもとに学習資料を作成し、本堂で解説させていただきました。
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質問の時間では、次々に手が挙がって、子どもたちの興味を集めたようです。
中でも、六道図(地獄図)は特に興味の的のようでした。

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そのあと境内を案内。

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これからも、まち探検などでいつでも迎え入れることができるよう、心がけていたいものです。


■関連ブログ記事
小学生の体験学習発表
まち探検の専門家
永野のまち、小学校の歴史をまなぶ
総合学習・まち探検

投稿者: kameno 日時: 18:05 | | コメント (0)

サツマイモの植え付け

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。

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一昨日、畝づくりが行われたばかりの畑に苗の植え付けが行われました。
指導いただく農家のN橋さんから、植え方の説明を受けながら作業を進めていきます。
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1人2株づつ手分けして植えていきます。

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畝の中央に縄が張られ、縄の両側に等間隔に植え付けていきます。

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ペットボトルの水を掛けて植え付けは終わり。
これからの育て方の説明を聞いて質疑応答の時間です。

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畑には水分が含まれているので、水遣りはこの程度で大丈夫。
これから定期的に水遣りと雑草取りを行って成長を見守ります。
秋にはたくさんのイモが採れることでしょう。楽しみです。



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サツマイモ畑づくりと蓮の成長記
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梅雨の雨はすべての植物を育てる
サツマイモ苗の植付け
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サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 02:32 | | コメント (0)

サツマイモ畑づくりと蓮の成長記

毎年、境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。
今年の植え付けを来週に控え、今日は畝づくりが行われました。

先生方、保護者有志により作業が進められます。
2013年より檀家さんのN橋さんにご協力をいただいています。
本格的な耕運機をお持ちくださいました。

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耕運機の力は大きいです。
あっという間に耕されていきます。
 

きっと秋にはたくさんのサツマイモが実ることでしょう。



大賀蓮はこんなに立ち葉が増えています。

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投稿者: kameno 日時: 14:22 | | コメント (0)

大相撲五月場所観戦記

宗務所旧役職員の仲間で五月場所6日目の両国国技館へ出かけました。
大相撲は、稀勢の里効果もあり、連日大入満員が続いています。

 

これまで絶好調で白星を重ねてきた高安は、ついに連勝ストップ。らしくない取組みでした。
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稀勢の里は千代翔馬を寄り倒し。
懸賞が土俵を三巡する大一番でした。

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白鳳は迫力ある押し出しで全勝を守っています。

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息遣いや、張り手の音が間近に感じられ、相撲の醍醐味を堪能することができました。

相撲に限らず、スポーツは生で観戦するのが一番ですね。
今回はこれまでにない、とても良い席で堪能することができました。感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 14:02 | | コメント (0)

プラム・ヴィレッジからの来訪

プラム・ヴィレッジから来日されている ティク・ナット・ハン プラムヴィレッジ僧侶団の シスター・チャイ はじめ3名の訪問をいただきました。

貞昌院本堂で拝登のご挨拶をいただき、茶室で抹茶を召し上がっていただきました。

今回は、マインドフルネス来日ツアー2017 の増上寺での最終日程を終え、その足でお越しいただきました。

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思い返せば、2010年からティク・ナット・ハン師をお招きするべく招聘委員会を立ち上げ、準備が99%整ったものの、東日本大震災の影響で残念ながら中止となり、その後何度か来日の働きかけが行われていたのですが、現在90歳のタイ(ティク・ナット・ハン師)はその間脳出血に倒れられるなどされました。

しかし、プラム・ビレッジの僧侶たちが何度も来日ツアーを実現され、今年もマインドフルネス来日ツアー2017 が行われたのです。

貞昌院にゆったりとした時間を運んでいただいた気がします。

呼吸にたゆみなく気づいていれば   大地とのつながりは失われない
足で大地に口づけするように歩みなさい
あなたの残した足跡は
今この瞬間をここに呼び戻す  王者の押印
そこからいのちがあらわれる
                                       
ー ティク・ナット・ハン ー

 


■関連ブログ記事
ティク・ナット・ハン師来日ツアー
プラム・ヴィレッジのプラム
Day of Mindfulness@貞昌院
ティク・ナット・ハン師来日にむけて

投稿者: kameno 日時: 00:18 | | コメント (0)

大空を雄大に泳ぐ鯉のぼり

ゴールデンウィークも中盤を迎えました。
今日は子供の日。
天気にも恵まれて青空が広がっています。

永谷天満宮では、大きな鯉のぼりが風に吹かれて気持ちよさそうに泳いでいます。
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最近は、大きな鯉のぼりを揚げる家はめっきり少なくなりました。
その反面、鯉たちを纏めて掲揚するイベントが増えています。


上大岡駅からほど近い大岡川では、200メートルほどの区間に、地元子ども会による鯉のぼりが泳いでいます。
この大岡川の鯉のぼりは、20年前からはじまり、すっかりこの季節の名物となりました。

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↑パノラマで撮影しています。視点移動もできます。


 

下写真は、先日ご紹介した相模川の「泳げ鯉のぼり」です。
1200匹の鯉のぼりが泳ぐ壮大な光景が楽しめます。

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投稿者: kameno 日時: 13:08 | | コメント (0)

新緑の季節ーいのちの芽生え

境内は桜から新緑へとダイナミックな色彩の変化を楽しめる時節を迎えました。

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ソメイヨシノはすっかり葉桜に。強い風にさらされて、次々と花弁が舞い散っていきます。
夕方にはほとんど散ってしまいました。

 

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枝垂桜も満開を迎えてから数日が経過し、散り始めています。

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イチョウは葉が成長し始め、緑色に染まってきました。
枝垂桜の薄桃色とのコントラストが美しい。

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そして、今いちばんの見ごろは八重桜です。
例年一番最後に楽しめる桜です。

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花が目立たないのですが、ちょっと珍しい桜、御衣黄桜。
黄緑色の花を咲かせています。

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そして、カエデの新芽。

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そして、大賀蓮の立ち葉も伸びてきました。

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池にはサワガニの赤ちゃんが誕生しています。

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↑どこにいるかわかりますか?

 


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イカリソウ、サクラソウ、ハナミヅキ

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シャガとスオウ。

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ウグイスの鳴き声もかなり上達してきました。
藪椿の中がお気に入りの場所の様です。

投稿者: kameno 日時: 17:26 | | コメント (0)

時の流れ-景色の変化

桜から新緑へ、裏山の光景は毎日のように変化しています。

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4月5日

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4月6日

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4月7日

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4月9日

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4月16日

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4月18日

今年の記録。
ソメイヨシノ 満開 4/8
枝垂桜 満開 4/15
八重桜 満開 4/17

投稿者: kameno 日時: 17:07 | | コメント (0)

花まつり・護持会総会報告2017

境内のソメイヨシノが満開となった4月8日(土)、お釈迦様の誕生日を祝う花まつり法要、檀信徒総会が行われました。
花まつりとは、釈尊降誕会、つまりお釈迦様の誕生日です。

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お釈迦様の像に甘茶を掛け、お釈迦様の誕生を祝います。
貞昌院では、4月8日に近い土日に開催していますが、今年は4月8日に開催いたしました。

午前10時30分より釈尊降誕会法要。
お釈迦様誕生の際に、立ち上がって、右手を天に左手を地を指して「天上天下唯我独尊」と示された、その姿が誕生仏です。
天から甘露の雨が降り、花々で満ち溢れたと云われています。
法要において、参列の皆様に甘茶の灌仏をいただきました。

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11時より檀信徒総会。
護持会費の会計決算、予算案審議、墓地環境美化費、責任役員任命の件、旅行等の議題が審議されました。
報告書は4月中旬にお送りさせていただきます。

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11時30分より講談
講談師・一龍斎貞鏡師に「お釈迦様一代記」の講談をいただきました。
講談は、高座の上に小さな机(釈台)を置き、張扇で釈台を叩きながテンポよく物語を読上げていく伝統芸能です。
今回は「お釈迦様の誕生日」にちなみ、お釈迦様の生涯をオリジナルストーリーとしてまとめていただき、披露いただきました。

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12時30分より懇親会。

 

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境内のソメイヨシノはまさに満開。
桜を愛でながらの懇親会となりました。
今年の花まつりは雨模様の一日でしたが、お釈迦様の誕生の際も、花々が咲き乱れ、甘露の雨が降ったとされていますので、ある意味花まつりらしい雰囲気になりました。

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甘茶と、茶室でのお点前もあり、なごやかな一日は瞬く間にすぎていきました。

本堂前に花御堂(はなみどう)をお祀りしています。
ぜひ甘茶を掛けてお参りください。


■これまでの記録
花まつり・檀信徒総会(2016年)
花まつり・檀信徒総会(2015年)
花まつり・護持会総会2014(2014年)
花まつり・護持会総会・演奏会(2013年)
花まつり・護持会総会報告2012
花まつり・護持会総会報告2011
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2010年)
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2009年)
花まつり・檀信徒総会(2008年)
本日は花祭り・檀信徒総会(2007年)
花祭り・檀信徒総会・懇親会(2006年)
花祭り、檀信徒総会(2005年)

投稿者: kameno 日時: 20:06 | | コメント (0)

さわやか音楽会(弦楽四重奏)開催報告

4月に入り、桜の蕾ががほころびはじめました。
毎年この時に期開催している「さわやか音楽会」貞昌院で弦楽四重奏の音楽会が開催されました。

■さわやか音楽会
日時 4月1日(土)午後3時~午後4時30分 
場所 貞昌院本堂
演奏者  SAKURA弦楽四重奏団


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本日のプログラムは
・アイネクライネナハトムジーク 第1楽章
・亜麻色の髪の乙女
・新世界より 第2楽章
・赤とんぼ
・弦楽四重奏曲第2番(山田耕筰)
と進み、

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特別にリクエストさせていただいた
・千本桜 も演奏いただきました。
ドラムも入り、軽快なハーモニーが堂内に響き渡ります。



・情熱大陸
・アンコール・・・日本のうたメドレー

本堂いっぱいの来場をいただき、演奏会は無事終了しました。

境内では、町内会要援護者委員会による熊本地震復興祈願バザーも行われ、こちらも大盛況でした。

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SAKURA弦楽四重奏団

井上 八世以 Yayoi Inoue(ヴァイオリン)
北鎌倉女子学園音楽科を経て国立音楽大学卒業。卒業演奏会に選ばれ出演。日本クラシック音楽コンクール全国大会に進出し受賞・国際芸術連盟新人オーディション合格等、コンクール・オーディションで多数受賞・合格する。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院にてマスタークラスを修了後コンサート出演者に選ばれる。演奏活動の他、横浜市委託指導員として指導するなど後進の指導にも力を注いできている。また楽譜出版、曲のアレンジ等の幅広い活動をしている。前澤均・堀伝の両氏に師事。横浜市民広間演奏会・戸塚区演奏家協会、各会員。湘南アルス室内合奏団メンバー。

濱 由起恵 Yukie  Hama(ヴァイオリン)
国立音楽大学器楽学科卒業これまでに前澤 均氏、堀 伝氏に師事。国立音楽大学在学中、学内オーディション合格者によるソロ 室内楽定期演奏会に出演。また同大学卒業演奏会、神奈川県新人演奏会などで活動を開始、同大学オーケストラともソリストとして共演。2001年には、日本テレビ主催“Virtuoso Gala Concert”に出演し、著名な演奏家たちと共演する。現在フリーのヴァイオリン奏者として、オーケストラ、カルテット等の室内楽を中心に演奏活動を行っている

飯田 絢子  Ayayko Iida(ヴィオラ)
5歳よりヴァイオリンを始める。北鎌倉女子学園中学音楽コース、同高等学校音楽科を卒業。国立音楽大学室内楽コース修了。同大学アドヴァンストコース修了。これまでに、ヴァイオリンを前澤悦子、前澤均、神代恭子、武藤伸二の各氏に、ヴィオラを川崎和憲氏に、室内楽を徳永二男、漆原啓子の各氏に師事。逗子ファンデーク音楽院、Studio Maninaヴィオラ・ヴァイオリン教室講師。http://artmusiczushi.wixsite.com/studio-manina

吉濱 綾伽 Ryoka Yoshihama(チェロ)
東京藝術大学卒業。日中友好協会による音楽家訪中団に参加。イギリスでChannel-Light-Vesselのメンバーとしてレコーディングやコンサート活動を行う。並行して、Asian Fantasy Orchestraのアジアツアーに参加し各国の音楽家たちと交流を深める。日本ハイドンアンサンブル主席チェロ奏者、フェリス女学院大学音楽学部講師などを経て、イギリスへ留学。最近は、トニー・ホルロイド(Dr.)、藤代敏裕(Pf.)とのTony&Friendsに作曲、演奏の両面で参加し、2017年6月18日、逗子文化プラザでのコンサートに向けて、活動スタートさせたところ。
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+Special Guest
トニー・ホルロイド  Tony Holroyd(ドラム)
南アフリカ、ケープタウン出身。ケープタウン大学卒業。ジャズ、ロック、ポップスなど、幅広いレパートリーを持つ。ジョン・海山・ネプチューン(尺八)、杉本篤彦(ジャズ・ギター)などと共演している。Hammersmith & West London College、小笠原学園(逗子)などでもドラム講師を勤める。現在もプライベートレッスンを行っている。レコーディング・スタジオを持ち、ドラマーとしての演奏とともに録音のサービスも提供している。自分自身のグループであるTony & Friends Trioで活動中。(2017年6月公演予定)


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素晴らしい演奏をいただいた皆さんに花束の贈呈。

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さわやか演奏会は毎年桜の時期に開催しております。
このほか、2月と8月の落語会もありますので、お知らせに御着目ください。

投稿者: kameno 日時: 21:15 | | コメント (0)

春のダイヤモンド富士、ようやく

横浜でソメイヨシノの開花宣言が出されてから数日経過しましたが、気温が低い日が続いたため、満開になるまではまだかなり時間がかかりそうです。
貞昌院周辺では、お彼岸の時期にちょうど富士山に太陽が沈む「ダイヤモンド富士」を望むことができるのですが、雨や曇りの日が続き、なかなか見える条件が整わず。

今日、ようやく見ることが叶いました。
日没の位置はかなり北にずれてしまっているので、ダイヤモンド富士の観測ポイントもそれに従って南にずれていきます。

ということで、相模川沿いで観測してきました。
河川敷の見通しのきく場所なので、富士山もよく見えます。

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2017/3/29   17:38

まもなく富士山の頂上に落日します。
それでは、動画でダイヤモンド富士の様子をご覧ください。

 

夕焼けは次第に濃紺へと移り変わっていきます。

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■追記
翌日、2017年3月30日に同地点に出向いてダイヤモンド富士を撮影しました。
1日でどれだけ日没の地点がずれるのかがよくわかると思います。


3月30日の方が、より頂上に近い場所に落日しました。

投稿者: kameno 日時: 01:04 | | コメント (0)

こうなんの歴史講座

上永谷3丁目(美晴台地区)の方々が貞昌院を訪問され歴史講座が行われました。

 

日時:2017年3月26日(日) 13時-16時
会場:貞昌院
○ テーマ: 港南区・永谷地区の歴史
(亀野哲也・ 貞昌院住職)


○内容
永谷地区の歴史を12万年前から現代への時間軸を通して概観できるように構成しました。

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↑写真は貞昌院から見た永野村立尋常高等小学校(現在の永野小学校/大正12年)
田んぼがずっと広がっているあたりも、今は環状2号線が通り、すっかり様子が変わってしまっています。


最近は自分の住む地域の歴史に興味を持たれる方が多く、うれしいことです。
このような記録はきちんと後世に受け継いでいかないといけないと考えます。

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参加された皆様、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 22:43 | | コメント (0)

春彼岸のダイヤモンド富士

春彼岸も、20日で中日(春分の日)を迎えます。
以前からこのブログでご紹介していますとおり、貞昌院の位置する横浜市港南区は、富士山がちょうど真西に近い方角に見えるため、彼岸の時期に夕陽が富士山の真上に沈むダイヤモンド富士を見ることができます。

ただし、日の入りの時刻に地平線上に雲がほとんどないという条件は春の時期はなかなか少なく、2年前のようにきれいなダイヤモンド富士にはめったにお目にかかれません。
2年目の様子はこちら

春分の日の前日、日限山から舞岡公園にかけての高台で眺めてみました。

かなり雲(霞)の量が多い・・・・
そのぶん夕陽が赤く見えるのですが、どうでしょうか。

17:34から17:37の写真です

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富士山頂の山の端に沈む夕陽は見ることができました。
ただ、霞の量が多く、うっすらと赤く輝いたのは山頂付近だけでした。

条件がそろうのはなかなか難しいですね。

ダイヤモンド富士観測ポイントはこの後徐々に南下していき、栄区に入っていきます。
夕陽が見えそうになりましたらまた見に行きたいと考えています。

投稿者: kameno 日時: 22:03 | | コメント (0)

新春さわやか寄席2017

一年に2回のペースで開催している「さわやか寄席」(貞昌院・さわやか港南共催)が開催されました。
平成24年から開催しているので、今回が11回目の開催となります。

定番となりました金原亭馬治師匠と桃川健師匠による落語と紙切りの演芸です。
※毎回演目が変わります。

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 桃川健

日時 平成29年2月26日(日曜日)午後2時 より
場所 貞昌院 本堂にて
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さわやか港南川辺さんの挨拶、住職法話のあと、まずは金原亭馬治師匠の一席「鮑のし

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続いて桃川健師匠の紙切り。
リクエストに応えて新しいテーマで次々と切り出していきます。

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お雛様、観音様、シンゴジラ、ピコ太郎・・・
新しいネタもたくさんご用意いただきました。

 

休憩を挟んで第二部、金原亭馬治師匠の一席「抜け雀」

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毎回本堂が満席になるほど多くの参加をいただきありがとうございます。
次の貞昌院さわやかコンサートは4月1月、さわやか寄席は8月の予定です。

投稿者: kameno 日時: 23:13 | | コメント (0)

港南図書館30周年記念講演・パネルディスカッション報告

港南図書館30周年記念事業 講演会&パネルディスカッション が開催されました。 
日時 2月25日(土)午後2時から午後4時30分
場所 港南図書館会議室

この1月に開所30周年を迎える港南図書館長様の進行により、記念講演が始まりました。

第1部の講演は、講師 神奈川大学教授 田上繁先生による「江戸時代の港南区域の村々を検索する~武蔵・相模国風土記稿と古文書から見える村の姿~」でした。

港南区内の各所を時系列に辿ることができる詳細な資料をご用意いただき、興味深いお話を拝聴することができました。
特に一次資料に当たることの大切さを改めて認識させていただきました。

第2部では、港南歴史協議会有志による「港南図書館の誕生の頃」 をテーマにしたパネルディスカッション。
・馬場久雄様
・北見繁男様
・亀野哲也の3人がパネリストを務めさせていただきました。

写真や地図などの資料をプロジェクターで投影しながら進行していきます。
地域のことを古くから知る参加者による解説もいただきました。

図書館の会議室が満席となる多くの方々の参加をいただき、学びの多い一日を無事終えることができました。
港南図書館の皆様、港南歴史協議会の皆様、本当にお世話になりました。

投稿者: kameno 日時: 01:53 | | コメント (0)

昼過ぎから みぞれ交じりの雪模様

午前中は比較的暖かく穏やかな天気だったのに・・・
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写真は山門前の梅の花を啄むメジロ。


寒気居座る 日本海側 日曜日にかけ大雪警戒

強い冬型の気圧配置が続くため、12日(日)にかけては西日本の日本海側や北陸地方を中心に大雪となり、交通機関が乱れるおそれがある。また11日(土)の昼過ぎにかけては、東北地方や北陸地方で暴風雪や暴風、高波にも警戒が必要だ。
西日本や東日本の上空5,000メートル付近には-39℃以下の寒気が流れ込み、日本付近は強い冬型の気圧配置となっていて、この状態は12日にかけ続く見込み。また、秋田沖には低気圧があり、低気圧の西側では等圧線の間隔が狭く、風が強まっている。
(ウェザーマップ 2017/2/10配信)


 

昼過ぎから気温がぐんぐん下がり、ついにみぞれ交じりの雪模様になりました。

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積もるまでには至らなかったのですが、太陽光発電パネルの上にはこのように雪が降り注いでいます。

西日本から北陸地方の日本海側では相当の積雪が予報されています。
雪の影響が大きくないことを願います。

投稿者: kameno 日時: 23:47 | | コメント (0)

市仏連主催 第42回涅槃会

2月15日はお釈迦さまが入滅(お亡くなりになられた)された日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、2月7日、泉区本興寺様を会場として横浜市仏教連合会主催の第42回涅槃会が開催されました。

今年は泉区仏教会が担当となります。

日時 平成29年2月7日(月)
会場 泉区 日蓮宗 本興寺

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第1部 法要の部

・導師、式衆入堂(雅楽奉奏)
・会式の言葉

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・一同三礼
・三帰依文唱和
・啓白文奉読
・読経(観音経・鐃鈸・舎利礼文)

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・回向
・一同三礼
・導師、式衆退堂
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第2部 講演の部

・市仏連会長挨拶
・県仏教会長挨拶
・泉区仏教会長挨拶
・会処/講師紹介

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・講談『お釈迦様一代記』
講談師 一龍斎貞鏡 師

釈尊涅槃会にちなみ、お釈迦様の誕生から入滅までの物語を、張り扇で釈台をバシバシ叩き、テンポよく良く語っていきます。
オリジナルの講談を披露いただき、あっという間の楽しい時間でした。

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本興寺様の本堂は、一杯の参列者の笑いに溢れていました。
なお、一龍斎貞鏡 師は2月12日と19日の笑点(日本テレビ・午後5時30分より)に出演されるとのことです。

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涅槃会終了後、皆で記念撮影。
準備の中心を担った泉区仏教会の皆さま、準備から式の運営の細部にわたり本当にお疲れ様でした。
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本堂に掲げられた涅槃図

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■これまでの記録
市仏連主催 第41回涅槃会 (2016年の記録)
横浜市仏教連合会主催第39回涅槃会 (2014年の記録)
横浜市仏教連合会主催第38回涅槃会(2013年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2012年の記録)
市仏教会主催涅槃会法要
(2010年の記録)
市仏教連合会涅槃会 (2009年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2008年の記録)

投稿者: kameno 日時: 01:38 | | コメント (0)

仏教情報センター相談員研修会

伝統仏教有志僧侶により構成される一般社団法人仏教情報センターでは、仏教テレフォン相談のほか、様々な事業を行っています。

仏教テレフォン相談は、150余名の僧侶がボランティアで参加しており、毎週宗派ごとに曜日を決めて電話相談に各宗派の僧侶がお応えしています。
相談時間は月~金曜日の午前10時~12時、午後1時~4時までです。


相談員の資質を高めるため、定期的に研修会を開催しており、この日は『あの世と葬送~各宗派のとらえ方~』というテーマで、各宗派の死生観、葬儀・法事の差定、考え方などについて各宗派から代表者が発表、質疑応答を行いました。


一般社団法人仏教情報センター相談員研修会『あの世と葬送~各宗派のとらえ方~』
日時 平成29年2月6日(月)
場所 東京グランドホテル 蘭

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発表のテーマ

1.あの世観・亡くなったらどこへいくのか
・どのような仏国土か
・何がどのようにいくのか

2.葬送について
・葬送において、亡くなった方に何をするのか
・枕経、通夜、葬儀の次第(差定)について

発表宗派

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天台宗

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真言宗

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浄土宗

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浄土真宗本願寺派

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浄土真宗大谷派

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曹洞宗

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日蓮宗

 

伝統仏教各宗派の相談員僧侶が50名以上が集い、代表者の発表から質疑応答に至るまで内容の濃い研修となりました。
研修の後、懇親会。

仏教の多様性、寛容性の素晴らしさを感じることができた一日でした。

投稿者: kameno 日時: 23:36 | | コメント (0)

節分・豆まき3景

2月3日は節分です。
澄み渡った青空が広がる暖かいこの日、節分の行事が行われました。

貞昌院に隣接する永谷天満宮では毎年午後1時より神事、引き続き豆まきが行われます。

今年は地元小学校2校の児童も元気に参加(昨年はインフルエンザのため不参加でした)。
境内がいっぱいになるほど多くの方が参列しました。
獅子舞も披露され、参詣の方々の頭を噛んでいきます。

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神主さんのお話のあと、いよいよ豆撒き開始です!

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福は~うち!!
邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

 

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豆撒きの後はお菓子の詰め合わせが配られます。
豚汁も振る舞われました。
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引続き、近隣のR寺さまの節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。
境内は今年もたくさんの参詣者で溢れています。

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒きを行ないました。

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貞昌院製恵方巻と福豆。


明日は立春、暦の上では春を迎えます。
皆さまに福が届きますように。

投稿者: kameno 日時: 12:43 | | コメント (0)

町内会災害時要支援者委員会懇親会

町内会主催、災害時要支援者委員会の懇親会が開催されました。
普段は防災訓練や学習などを行っていますが、今回は平成29年度の計画を立案することと、会員相互の意思疎通を図ることが目的です。

 

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概ね活動方針が決まりました。

本年度も熊本地震、糸魚川の火災をはじめ、各地で災害が相次ぎました。
平時の備えと、地域の結びつきが重要な課題となっています。


■関連ブログ記事
町内会防災訓練2016
永野地区合同防災訓練2016
要支援者委員会災害ボランティア研修
防災訓練@町内会館・貞昌院
永野地区防災訓練2015
防災の日・防災週間において
永野地区防災訓練

避難訓練@町内会館・貞昌院
災害対策委員会
災害時支援者委員会炊き出し訓練
防災のための身近な組織
防災のための身近な組織2
災害対策委員会炊出し訓練
炊き出し訓練@町内会館
災害対策-応急手当の基礎実技
合同防災訓練
永野地区合同防災訓練
災害に強いまちづくりとは
合同防災訓練
災害時支援者委員会研修会

投稿者: kameno 日時: 17:11 | | コメント (0)

寒波が生み出す氷の芸術

日本列島を覆う最強寒波によって、日本海側は記録的な降雪になっています。
ここ、横浜でも連日屋外水道管は凍結しています。

ひとつ前のブログ記事で「シモバシラ」の茎に霜の柱がついたことをご紹介しましたが、今日はこんなに大きく「シモバシラ」が発達しています。

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近くで見ると、枯れた茎の裂け目から氷の柱が繊細な繊維のように伸びていることが分かります。

茎の中にある水分が氷点下の外気に触れて少しづつ押し出されていくことにより形作られていきます。
つまり、茎の中の段階では、まだ「水」であることが必要です。

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地面にできる「霜柱」も、「シモバシラ」の草にできる「シモバシラ」も、暖かすぎても、寒すぎてもできない微妙なバランスのもとにできていきます。
自然の生み出す芸術作品ですね。

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投稿者: kameno 日時: 09:29 | | コメント (0)

シモバシラに霜の「花」

「数年に1度」の寒気、日本海側で大雪続く  

日本列島は14日、東北から西日本の日本海側で大雪が続き、太平洋側の平地でも雪が降った。
「数年に1度」とされる強い寒気は15日も居座り、日本海側を中心に大雪となるほか、太平洋側の平地も積雪となる恐れがある。
気象庁によると、14日午後8時までの24時間の降雪量は、長野県野沢温泉村82センチ、新潟県津南町77センチなど。名古屋市も5センチの雪が降り、東京都心では午後に降雪が観測された。冷え込みも厳しく、都心で氷点下0・5度を観測するなど、各地で今季最低を更新した。
(読売新聞 1/14配信)


この冬は暖かい傾向が続いておりましたが、急に日本列島に巨大な寒気がやってきました。
そのため、境内では「シモバシラ」の茎に霜の「花」が咲きました。

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植物の「シモバシラ」は、シソ科の多年草植物で、秋には白い可憐な花を咲かせます。
冬になると、葉が落ち、茎は茶色になり、一見枯れたようになります。

けれども、この草の珍しいところは根がしっかりと活きていて水分をどんどん吸い上げているということです。
茎の部分は枯れているので、吸い上げられた水は、枯れてしまっている茎の導管を通っていき、導管の裂け目から横に出てきます。
近くから観察すると、そのことがよくわかります。

シモバシラの「花」が咲く条件は以下の通り
(1)地下や茎の中では0度以上の温度
(2)気温は氷点下
(3)晴天である
(4)無風
この現象は一年に何度も見られるものではありません。


 

なお、地面できる、おなじみの「霜柱」も原理は同じです。
土中の水分が土の隙間から毛管現象によって地表に出るたびに凍っていくことにより氷の柱が出来ていきます。

投稿者: kameno 日時: 09:08 | | コメント (0)

どんど焼き 2017

貞昌院に隣接する永谷天満宮において、本日(1月14日)午前10時よりどんど焼きが行われました。
どんど焼きは毎年1月14日に催行される恒例行事です。

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歳神様をお迎えした正月飾り、初詣のおみくじなどをお焚き上げします。
※なお、人形などお焚き上げ出来ないものは決して持ち込まないでください。
※あくまでも、正月飾り(プラスチックなどは取除いてください)、天満宮のお札、破魔矢などに限ります。

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どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。
新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。
たくさんの松飾りが集まっています。

午前10時、神事が始まりました。

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神事の後、神主さんによって火がつけられ

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いよいよどんど焼きが始まります。

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ここ数年は好天に恵まれています。

カラフルな繭玉団子を焼いて食べると無病息災がかなうと言われています。

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また、お正月に書いた書初め、習字などをお焚き上げして、その煙が高く昇るほど字が上達するとも。

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どんど焼きの煙はどこまでも高く昇っていきました。

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投稿者: kameno 日時: 13:16 | | コメント (0)

鏡開きー新年初釜

1月11日は鏡開き。
本尊様にお供えしていた鏡餅を使った餅粥を今朝の坐禅会にていただきました。

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また、茶室・如是庵では新年の初釜が行われました。 炉に新年初めて炭を入れて、お稽古初めとなります。

初釜は新年最初に行なうお茶事で、お懐石料理、お濃茶・お薄茶と続く新年をお祝いするお茶会です。

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鏡開きも、初釜も、いわゆる仕事始めの儀式といえます。

投稿者: kameno 日時: 12:57 | | コメント (0)

大本山總持寺年賀拝登

神奈川県東部嶽山会・神奈川県第二宗務所主催、大本山總持寺への御拝登が行われました。
 
雲一つない青空が広がっています。

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大祖堂において御拝登。

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引続き紫雲薹・相見の間において禅師様に年賀拝問

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引続き 記念撮影



■なお、曹洞宗の公式サイトから曹洞宗管長(大本山永平寺貫首)禅師の年頭挨拶を音声でお聴きいただくことができます。

平成29年 年頭の挨拶
曹洞宗管長・大本山永平寺貫首 福山諦法禅師
http://www.sotozen-net.or.jp/syumucyo/20170101.html

音声でお聴きいただけます。→ラジオNIKKEI 2015.1.1 放送 「声の年賀」より

投稿者: kameno 日時: 00:56 | | コメント (0)

七草粥

新年を迎えてから1週間経過しました。
今朝は七草粥をいただきました。

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古来中国では、やはり正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習があったそうですので、それが七草粥をいただく風習の由来のようです。
日本の平安期には、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる、七穀粥の風習があり、それと結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。


春の七草は「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根
 
正月三が日はおせち料理とか、檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きました。
新年から7日経過した日に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる知恵は、良い風習だと思います。

投稿者: kameno 日時: 23:29 | | コメント (0)

新年初回の坐禅会

三が日も過ぎ、次第に平常通りの日々に戻りつつあります。

今日は、毎週木曜日に開催している定例坐禅会、今年1回目の開催となります。

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坐禅の間に暗闇の夜空が次第に薄明へと遷移していきます。

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坐禅会の最後に般若心経をお読みいたしました。
坐禅2チュウの後、行粥(小食飯台)。

今年も基本的に毎週、年50回ほどの開催を予定しております。

詳細は坐禅会予定でご確認ください。

投稿者: kameno 日時: 15:37 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2017年復路10区

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成29年・2017年 復路)


青山学院大学 箱根駅伝3連覇、大学駅伝3冠達成!!

箱根駅伝復路は、往路を5時間33分45秒で制した青山学院大学が2位早稲田大学に33秒差で箱根芦ノ湖をスタート。
青山学院は6区の小野田勇次が快調に飛ばして早稲田大学とのリードを広げたものの、7区の田村和希が脱水症状を起こしブレーキとなってしまいました。
しかし、以降8区の下田裕太が区間賞の快走で再び差を広げ、9区 池田生成、10区 安藤悠哉がトップを守り、9区で早稲田をかわし2位に上がった東洋大学に7分21秒の大差をつけて総合優勝を果たしました。
青山学院大学の箱根駅伝3連覇は史上6校目、大学駅伝3冠は史上4校目となります。
また、往路、復路を制しての総合3連覇は1937(昭和12)年の日本大学以来80年ぶり、2校目の快挙となりました。
現場で応援する楽しみの一つは、距離感を実感できることですね。
それにしても、トップの青山学院大学が通過してから2位までの間隔の開きようと言ったら・・・・



2017年1月3日 箱根駅伝第10
区 大森付近通過順位 (通過順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

1 青山学院大学    安藤悠哉
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2 東洋大学    小早川健
2017_hakone10-02
3早稲田大学    清水歓太
2017_hakone10-03
4 順天堂大学    作田直也
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5 神奈川大学    中神恒也
2017_hakone10-05
6 法政大学    東福龍太郎
6 中央学院大学    村上優輝
2017_hakone10-06
8 駒澤大学    堀合大輔
2017_hakone10-08
9 東海大学    林竜之介
9 日本体育大学    小野木俊
2017_hakone10-09
11 帝京大学    加藤勇也
2017_hakone10-11
12 創価大学    彦坂一成
*12 大東文化大学    山本翔馬
2017_hakone10-12
14 拓殖大学    赤﨑暁
2017_hakone10-14
15*OP 関東学生連合    照井明人
2017_hakone10-15
16 上武大学    佐藤史弥
*16 國學院大學    鈴木涼太
2017_hakone10-16

*18 山梨学院大学    熊代拓也
*19 明治大学    坂口裕之
*20 日本大学    山﨑和麻
*20 国士舘大学    渡部勇人
2017_hakone10-18

 


 

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)

最終10区 大手町ゴール記録
23.0 km地点 復路:109.6 km地点 総合:217.1 km地点

順位
大学名
総合記録
1位との差
上位差
1
青山学院大学
11:04:10
-
-
2
東洋大学
11:11:31
7:21
7:21
3
早稲田大学
11:12:26
8:16
0:55
4
順天堂大学
11:12:42
8:32
0:16
5
神奈川大学
11:14:59
10:49
2:17
6
中央学院大学
11:15:25
11:15
0:26
7
日本体育大学
11:15:39
11:29
0:14
8
法政大学
11:15:56
11:46
0:17
9
駒澤大学
11:16:13
12:03
0:17
10
東海大学
11:17:00
12:50
0:47
11
帝京大学
11:20:24
16:14
3:24
12
創価大学
11:20:37
16:27
0:13
*13
大東文化大学
11:23:45
19:35
3:08
14
拓殖大学
11:24:22
20:12
0:37
15
上武大学
11:24:45
20:35
0:23
*16
國學院大學
11:28:45
24:35:00
4:00
*17
山梨学院大学
11:29:17
25:07:00
0:32
*18
明治大学
11:29:17
25:07:00
-
*19
日本大学
11:30:38
26:28:00
1:21
*OP
関東学生連合
11:31:29
27:19:00
0:51
*20
国士舘大学
11:49:18
45:08:00
17:49
投稿者: kameno 日時: 00:14 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2017年復路9区

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成29年・2017年 復路)

今年も箱根駅伝復路を、昨日の2区に引続き9区と10区で応援してまいりました。

2017年1月3日 箱根駅伝第9区 不動坂通過順位 (通過順位、実質順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

1 青山学院大学  池田生成
2017_hakone09-01
2 早稲田大学 光延誠
2017_hakone09-02
3 東洋大学 野村峻哉
2017_hakone09-03
4 神奈川大学 大川一成
2017_hakone09-04
5 順天堂大学 聞谷賢人
2017_hakone09-05
6 日本体育大学 室伏穂高
2017_hakone09-06
7 中央学院大学 藤田大智
7 法政大学 城越洸星
2017_hakone09-07
9 駒澤大学 片西景
2017_hakone09-09
10 東海大学 川端千都
2017_hakone09-10
11 帝京大学 平田幸四郎
2017_hakone09-11
12 創価大学 三澤匠
2017_hakone09-12
13 拓殖大学 土師悠作
2017_hakone09-13
*14 大東文化大学 谷川貴俊
2017_hakone09-14
15 上武大学 佐藤駿也
2017_hakone09-15
16 山梨学院大学 古賀裕樹
*17 國學院大學 國澤優志
2017_hakone09-16
*18 明治大学 吉田楓
2017_hakone09-18

19 日本大学 山﨑一輝
2017_hakone09-19
20*OP 関東学生連合 加藤風磨
2017_hakone09-20
*21国士舘大学 餅崎巧実
2017_hakone09-21

投稿者: kameno 日時: 22:38 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2017年往路2区

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成29年・2017年 往路)

 

第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)が午前8時にいよいよスタート!
今年の2区は、昨年の区間2-5位が並ぶ激戦区。3年連続で区間賞に挑む青山学院・一色恭志(4年)と、区間2位だった山梨学院大のドミニク・ニャイロ(2年)がどのような走りを見せるでしょうか。

今年も貞昌院に程近い権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。
「花の2区」の激戦をご覧ください。

2017年 第93回大会
■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順、数字は通過順位

1 神奈川大学 鈴木健吾
2017_hakone02-01
2    駒澤大学    工藤有生
2017_hakone02-02
3 青山学院大学 一色恭志
2017_hakone02-03
4  早稲田大学    永山博基
2017_hakone02-04
5    東洋大学    山本修二
2017_hakone02-05
6 東海大学 關颯人
2017_hakone02-06
7   拓殖大学    ワークナー・デレセ
2017_hakone02-07
8    帝京大学    内田直斗
8    順天堂大学    塩尻和也
2017_hakone02-08
10    日本大学    パトリック・ワンブィ
2017_hakone02-10
11    大東文化大学    原法利
2017_hakone02-11
12    中央学院大学    高砂大地
13    創価大学    ムソニ・ムイル
2017_hakone02-12
14    國學院大學    蜂須賀源
14    法政大学    足羽純実
2017_hakone02-14
16    上武大学    東森拓
2017_hakone02-15
17    日本体育大学    小町昌矢
2017_hakone02-17
18    明治大学    江頭賢太郎
2017_hakone02-18
19    山梨学院大学    ドミニク・ニャイロ
2017_hakone02-19
20    国士舘大学    住吉秀昭
2017_hakone02-20
OP    関東学生連合    堀尾謙介
2017_hakone02-21

 



平成29年1月2日
第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝) 往路記録速報

5区終点 23.2 km地点 往路:107.5 km地点 総合:107.5  km地点

往路順位(記録は速報値)

順位
 
往路記録
1位との差
上位差
1
青山学院大学
5:33:45
-
-
2
早稲田大学
5:34:18
0:33
0:33
3
順天堂大学
5:36:09
2:24
1:51
4
東洋大学
5:36:25
2:40
0:16
5
駒澤大学
5:37:46
4:01
1:21
6
神奈川大学
5:38:11
4:26
0:25
7
中央学院大学
5:38:20
4:35
0:09
8
上武大学
5:39:13
5:28
0:53
9
創価大学
5:39:25
5:40
0:12
10
日本大学
5:39:55
6:10
0:30
11
帝京大学
5:40:06
6:21
0:11
12
法政大学
5:40:18
6:33
0:12
13
日本体育大学
5:40:29
6:44
0:11
14
拓殖大学
5:40:36
6:51
0:07
15
東海大学
5:41:44
7:59
1:08
16
山梨学院大学
5:41:56
8:11
0:12
17
明治大学
5:44:42
10:57
2:46
18
大東文化大学
5:45:29
11:44
0:47
19
國學院大學
5:46:52
13:07
1:23
OP
関東学生連合
5:49:45
16:00
2:53
20
国士舘大学
5:54:57
21:12
5:12

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2016年箱根駅伝観戦記2016年復路9-10区
2016年箱根駅伝観戦記2016年往路2区
2015年 箱根駅伝復路観戦記 9・10区
2015年 箱根駅伝往路観戦記 2区
2014年箱根駅伝9・10区観戦記
2014年箱根駅伝2区観戦記
2013年箱根駅伝10区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝2区観戦記

■過去の記録を含めた記事はこちら
箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 12:13 | | コメント (0)

謹賀新年-大晦日から元日の点描

新年おめでとうございます

20170101-01

旧年中は公私に渡り、また当サイトにおきましてもひとかたならぬご厚誼を賜りまして大変ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
皆様方にとりまして、新しい年がより良い年となりますようご祈念申し上げます。合掌

平成29年(2017)仏紀2583年 元旦 貞昌院住職 亀野哲也合掌



今年の元日は、昨年同様天気に恵まれ、暖かい一日になったこともあり、多くの参詣者が訪れています。
20170101-1920170101-1720170101-16


貞昌院においては、午後1時半から元日の修正会、大般若御祈祷法要を厳修いたしました。


 

午後2時 檀信徒賀詞交換会

例年同様、たくさんのお詣りを頂き、和やかな中で無事諸行事が終了いたしました。
新年が皆様にとってより良い年になりますように。

 


■以下は、昨日、年末大晦日の点描です。
12月31日 午後10時半過ぎより除夜の鐘。
多くの方に除夜の鐘を撞いていただきました。

除夜の鐘の様子は Fresh!ライブ及び Ustreamで中継いたしました。
数多くのご視聴をいただき、心より感謝申し上げます。

20161231-07


深夜0時をまわり、新年(平成28年)を迎えると、隣の天満宮では初詣が始まります。
参道を抜けて公道へとお参りの行列が続きます。

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投稿者: kameno 日時: 22:54 | | コメント (0)

Selected Photos 2016

毎年恒例となりました。
Photo log らしく、昨日の記事に続いて、2016年に撮影した写真の中からいくつか写真をセレクトして一年を振り返ってみます。


今年の箱根駅伝は青山学院(渡邉利典)がゴールのテープを切りました。
1区から10区まで1度もトップを譲らない完全優勝でした。
数日後に迫った来年の駅伝ではどのようなドラマが見られるのでしょうか。
2016_hakone_10-01_5
箱根駅伝観戦記2016年復路9-10区


まだ雪が屋根に残る中、太陽光発電設備の増設工事が行われました。
これにより、電力の需給において、発電量が消費量を大幅に上回るようになりました。

20160119-02

太陽光発電設備追加工事


節分、永谷天満宮の豆まきには小学生たちを含め、多くの参加をいただきました。

20160203-10
節分・豆まき行事


シモバシラという植物の茎に霜柱ができました。
例年よりすこし遅め。
20160125-04
ようやくシモバシラに霜の花


このたび機縁熟し、平成28年3月25・26日に晋山結制修行および當山29世大和尚本然清浄忌を併修いたしました。
晋山結制行持にあたり、各方面より多くのご随喜、ご参列を賜り、勝縁を結ばせていただきましたこと、心より感謝申し上げます。

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天神山貞昌院晋山結制報告(1)


今年の桜は開花してから気温が低く、雨模様の日が続いたこともあり長く楽しめました。

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桜ノ雨



横浜市仏教会春の仏跡参拝。見どころ満載の旅でした。 

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市仏連春の仏跡参拝旅行(1)帝釈天


貞昌院で生まれ育つ いのちたち。
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シュレーゲルアオガエル
沢蟹と戯れる


熊本大震災の被災地でのボランティア活動。その被害の大きさを目の当たりにしました。


熊本地震の復旧復興を願って(1)


定点観測をしているゲンジボタル発生地。
今年も多くのホタルたちに出会えました。

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ゲンジボタル定点観測2016


秩父・長瀞ラインを堪能しました。


第61回總和会関東大会


大船観音寺で開催しているキャンドルナイト。
「原爆の火の塔」から、神奈川県原爆被災者の会のみなさまの立ち会いのもと分灯された平和の火が会場に広げられていきます。 
今年は戦後71年を迎え、伊勢志摩サミットではオバマ大統領の広島訪問というトピックスのあった年でした。

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キャンドルナイトin大船2016開催報告


梅雨の激しい雨の後、貞昌院に二重の虹がかかりました。

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梅雨の豪雨と二重の虹


今年も古代蓮(大賀蓮)の花がたくさん開花しました。

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蓮は清浄な泥と水から花を咲かせる


ポケモンGO、流行りましたねー。

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「ポケモンGO」 日本で配信開始


本格的な夏の到来を待ちわびていた蝉たちが一斉に羽化し、時折吹く優しい風に揺られながら、ゆっくりと羽を乾かしています。
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梅雨明けー蝉たちが一気に羽化


神奈川新聞花火大会は、もう見納めなんですね。

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2016年神奈川新聞花火大会


貞昌院子供落語教室のお披露目。
堂々とした落語でした。
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貞昌院さわやか寄席2016夏


箱根大涌谷の火山活動が鎮静化し、噴火警戒レベルが引き下げられたことにより、今年7月26日から箱根山・大涌谷の規制の一部解除、箱根ロープウェイの全線再開が実現しました。
一連の火山活動により、一帯の様子は以前と比べてかなり変わっており、迫力ある光景を間近に見ることができます。

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箱根・大涌谷に観光客が戻る


今年は日本列島を直撃する台風が多かったですね。
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台風9号が関東地方に接近


大船観音寺を会場として開催されました。
今年で18回目を迎えます。
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第18回ゆめ観音アジアフェスティバル報告


国際交流坐禅会が開催されました。

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2016年 国際交流坐禅会


天満宮秋祭り、子供神輿です。

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永谷天満宮子供神輿


横浜市仏教会主催移動研修旅行の行程で、築地市場の現状を見ることができました。



増上寺・寛永寺・築地市場を巡る旅(2)


今年もたくさんサツマイモが出来ました。


サツマイモの収穫2016


宗務所主催移動研修で、紅葉真っ盛りの長野を堪能しました。

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宗務所主催檀信徒研修旅行


11月にこれほどの積雪があったことは記憶にありません。

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かなり早めの初雪



町内会館と貞昌院を会場として防災訓練が行われました。


かなり早めの初雪


年末を彩るみなとみらい地区の灯たち。

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横濱キャンドルカフェ/クリスマスマーケット


冬晴れの朝、貞昌院の裏山から富士山がくっきりと見えました。

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貞昌院から望む富士山



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Selected Photos 2015
Selected Photos 2014
Selected Photos 2013
Selected Photos 2012

投稿者: kameno 日時: 00:57 | | コメント (0)

貞昌院から望む富士山

冬晴れの快晴。
気温は低いものの、空気は凛として澄み切っています。
貞昌院の裏山(天神山)に登ると、富士山・丹沢・大山の山々がくっきりと見えます。

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境内では、椿が見ごろを迎えました。

 

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今年も残すところあと4日ほど。

歳末の慌ただしい日を迎えています。

投稿者: kameno 日時: 10:57 | | コメント (0)

横濱キャンドルカフェ/クリスマスマーケット

横浜みなとみらい地区で行われているクリスマスイベントに出かけてきました。
この時期、街のあちこちがイルミネーションで照らし出され、美しい光景が広がります。

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みなとみらいのコスモクロックはクリスマスツリーとサンタクロースのバージョンが加わっていました。

桜木町から汽車道を通ってナビオスへ。
ここを会場として横濱キャンドルカフェが行われています。

2006年からはじまった横濱キャンドルカフェは、市民ボランティアや各協賛によって開催されています。
会場にはメッセージキャンドルが並びます。
今年のコンセプトは ~わすれてはいけない たいせつにしたいこと~ 「すてき ひととき」だそうです。

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ナビオスから、ワールドポーターズ前を通って赤レンガ倉庫へ。

20161224-08



赤レンガ倉庫では、クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫が開催されています。
クリスマスマーケットは、
1393年にドイツで始まったヨーロッパの伝統的なクリスマスイベントです。
横浜の赤レンガ倉庫では7回目の開催。
多くの来場者でにぎわっていました。
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人工降雪機で雪の演出があったり、高さ10メートルものモミの木のツリーがあったり、様々なテナントなど楽しめるイベントです。

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街を走るバスの運転席や窓枠にも雪が積もっています。

電飾華やかなバイクにまたがるサンタクロースにも出会いました。

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■関連サイト
横濱キャンドルカフェ公式サイト
クリスマスマーケット公式サイト

■関連ブログ記事
シャンパンゴールドの汽車道
横濱キャンドルカフェ2010

投稿者: kameno 日時: 00:31 | | コメント (0)

坐禅会の柚子昆布粥

今年もあと10日ほどになりました。
年末年始の準備もそろそろ大詰めです。

 

20161222-01

毎週木曜日に開催している定例坐禅会では、昨日が冬至でしたので、貞昌院産の柚子を添えました。

 

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新潟・糸魚川では大きな火災が発生しています。
風が強いようでなかなか鎮火に至らず被害が拡大してしまっており、本当に心配です。

この年の瀬の時期に、平塚の新幹線脇の倉庫火災、大宮駅駅前の火災など、日本各地で火災の報道が相次ぎました。
心よりお見舞い申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 12:13 | | コメント (0)

痩せた霜柱・寒さ一段落

ここのところ寒い日が続いていたのですが、今日は一段落。
穏やかで暖かな一日となりそうです。

11月下旬並みの気温、昨日より5度程度高くなる予報。

雨が多かったためか土中の水分が多く霜柱が高くできています。
今日は気温が高いので、成長した霜柱はすぐに痩せ細ってしまいました。

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大賀蓮の鉢は、表面が凍る日が続いています。

20161218-01

投稿者: kameno 日時: 10:46 | | コメント (0)

葬祭マネジメント講義2016

毎年、東京の葬祭マネジメント学科のある専門学校で講義をさせていただいております。
(各宗派の講義があり、今月は曹洞宗担当)
2011年度から担当させていただいており、今年度が6年目に入りました。

20140109-02

この日の講義は、12月9日、釈尊成道会の翌日だったため「三仏会」についてまず聞いてみると、釈尊降誕会(花まつり)は数名、成道会と涅槃会についてはほとんど知らないということでした。
そこで、曹洞宗の教義だけでなく、仏教の一般的なお話を取り混ぜて講義させていただきました。

興味深かったのは、死後の世界観について。
死後、自分の魂はどうなるのか、ということについては、
・またどこかの世界に生まれ変わる
・死後は消えて何も無くなってしまう
・この世とは別の世界に行ってしまう

など、人それぞれの意見を聞くことができました。

同じ仏教でも、インド・中国・日本の考え、また日本の中でも宗派によって死後の世界観は異なります。
どのような違いがあり、また、自分はどのように考えているのか、他の人はどのように考えているのかを話し合ってみるのも面白いことですね。

講義の最後には、特にここ数年で葬祭を取り巻く環境が大きく変わりつつあることをお話いたしました。
少子高齢化や地域の過疎化ももちろんその一因ですが、それに拍車をかけているのがマスコミの影響だと感じます。
伝統的と思われている葬祭儀礼は、実際には時代とともに変遷してきました。儀礼のありようは変化するものです。
その中で、いかに有用な情報を発信していくことができるか、また、施主さんとどのように向かい合っていくことができるかが重要になりましょう。
寺院と葬祭業者がおたがい信頼関係を築いていくことも大切なことです。

 

■葬祭事業者として働く方へのお願い
(1)人の最大の出来事(生老病死)として、故人と喪家に対して心を込めて対応して欲しい。
(2)宗教性(各宗派の教義、地域の風習)への理解と、司祭者(導師)とともに、厳粛な葬儀執行をお願いしたい。宗教性の中心に入り込むことは避ける。
(3)正しい情報の提供とアドバイス。
喪家が菩提寺を持っているかの確認を確実に行い、早期に菩提寺に連絡を行って欲しい。
近年、寺院を持たない、葬儀だけを執行する僧侶があり、その後の法事や埋葬の面倒を見ないということによるトラブルが多くある。
葬儀の意味を捉え、むやみに簡略化しない。
(4)信頼のおける関係業種との絆を大切にして欲しい。寺院、住職との普段からの意思疎通など。

■これからの葬祭事業に思うこと
従来の死に臨んでの告別披露、弔問外交、格式の誇示などのような葬儀の形態は消滅した。
また、かつて近所、講中で世話役を中心に行ってきた葬儀、葬列などもほとんど見られなくなった。
合理的に、かつスリムに経費を削減した質素な形式の葬儀が増えていくであろう。
通夜無しの一日葬、炉前のみ、戒名無し、無宗教、散骨など、時代の変遷により様々な選択肢が増え、加速化される中で、生前に関ってきた家族、親族、職場、地域社会との縁を簡単に省略化してよいものかどうかも考えなければならない。
魂としての「いのち」と遺された者へのグリーフケアをどのようにするべきなのか。それを考えた時に、真の安らぎを求める道について、関係する業種に従事する人は真摯にとりくんでいく必要があろう。

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講義の後、紙にびっしりと書き込まれた感想文をいただきました。
いただいた感想はとても参考になります、本当にありがとうございました。。

投稿者: kameno 日時: 19:49 | | コメント (2)

客間に襖絵が入りました

裏庭の池に面した客間和室の襖絵を横須賀の画家・佐藤様に描いていただきました。

本日表具が完成。
このように蓮の花6連の襖絵となっています。

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お寺にお越しの際は是非ご観賞ください。
なお、絵の部分にはお手を振れないようお願いいたします。

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投稿者: kameno 日時: 23:02 | | コメント (0)

成道会-お釈迦様が悟りを開かれた日

12月8日は成道会(お釈迦様が悟りを開かれた日)です。
この成道の日に向かい、蝋月(12月)には摂心が行われます。

この摂心を蝋月(12月)8日の摂心なので、蝋八摂心ともいいます。
貞昌院では毎週木曜日早朝に坐禅会を行っており、今年は12月1日、そして今日(12月8日)と坐禅会が開催されました。

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坐禅の間に次第に夜が明けていきます。
 

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永平寺、總持寺などの修行道場では、摂心開けの成道の朝には法堂で五味粥(ごみしゅく)をいただくのですが、今朝の坐禅会では薩摩芋粥としました。
秋に裏山の畑で採れたサツマイモを中心としたお粥です。
 
境内のイチョウは、まるでお釈迦様が悟りを開かれた(大悟された)かのように、葉を落としています。

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投稿者: kameno 日時: 09:52 | | コメント (0)

仏教ライフ発送作業

伝統仏教超宗派で運営されている一般社団法人仏教情報センターでは、さまざまな活動を行っておりますが、その一つに季刊『仏教ライフ』紙の発行があります。

『仏教ライフ』は仏教テレフォン相談の相談員が編集を担当する、一般の方向けの年4回発行の季刊紙で、時事問題・紙上相談・一口法話・おでかけ案内などを掲載しています。
各宗派が順番に担当していますが、平成29年新年号が曹洞宗担当ということで、編集作業をすすめ、ようやく発送の運びとなりました。


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今回の表紙は、私がスリランカで撮影した涅槃佛の写真を掲載しています。

オールカラーの情報誌です。
貞昌院の分は、本堂に置いていますので、是非お手に取ってお読みくださればうれしいです。

普段受け付けている仏教テレフォン相談は、相談いただく件数も増加傾向にあり、3人体制にて行っております。
こちらのほうも是非お気軽にご利用ください。→仏教情報センターホームページ

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発送作業が一段落すると、外はすっかり真っ暗に。
夜が長くなりましたね。

事務所のすぐ向かい側は東京ドームシティ―なので、窓からも煌びやかなイルミネーションを眺めることができます。

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投稿者: kameno 日時: 12:55 | | コメント (0)

秋から冬の様相へ

この時期としては珍しく雨が多いですね。
昨晩から未明にかけて、またまとまった雨が降りました。

今朝は良い天気に代わり、気温も上がっています。。
境内のイチョウはいま落葉の時期を迎えていて、境内には黄金色の絨毯が敷き詰められました。

 

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ブロアを活用して落葉を集めていきます。
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イチョウの葉がすっかり落ち切ると冬の様相となります。

投稿者: kameno 日時: 13:01 | | コメント (0)

町内会防災訓練2016

町内会主催の避難防災訓練が町内会館・貞昌院にて行なわれました。
(先日行われた地区合同防災訓練 に引続き、単一町内会として開催される防災訓練です)

本日の防災訓練は午前8時40分に「神奈川県東部直下型地震」が発生したことを想定しています。
シェイクアウト+1(電気ブレーカーを落とし)、その後 非常持出品の確認を行った後、いっとき避難所に集まった避難者を避難所責任者が数を確認して、各避難所ごとに町内会館に集合しました。


町内会長、区役所課長挨拶

集合した避難者は、3班に分かれて訓練を行いました。

 



■担架および椅子を使用した負傷者搬送訓練(消防団指導)

身近にある「物干し竿」と「毛布」による担架の作り方は
(1)毛布を広げ
(2)真中に物干し竿を置き
(3)毛布を真中から折る
(4)次に肩幅の位置に2本目の物干し竿を置き
(5)毛布を折り返す
これだけで担架が完成します。



■煙の充満する中を非難する訓練(消防署指導)

こんな感じで煙が充満している部屋に5人づつ入っていきます。
訓練用の煙なので無毒です。甘い香りがつけられているので、その香りを感じるということは、少なからず煙を吸っているということです。

部屋の中は視界がほとんどないので、頭を下げ、這いつくばりながら壁伝いに進み出口を探します。

 



■各家庭で最低限必要な防災・減災の取組み、ローリングストック法の説明(消防署・ヘルスメイト指導)
ローリングストック法と調理、および白飯炊出し訓練

防災・減災のビデオで学び、その後家庭用備蓄品のストックの仕方、大規模災害時に、備蓄食料や支援物資など品目が限られ単調な食事になりがちな中で、ちょっとしたひと手間を掛けることにより、さまざまなメニューの食事に生まれ変わるという工夫を学びました。

 


 

防災訓練の最後に炊き上がった白飯と、備蓄品(賞味期限残日数の少ないもの)を配布し、訓練は終了となりました。


 

このような訓練は、何回でも継続的に繰り返していくことに意味があります。
訓練があってこそ、いざというときに大きな力が発揮されるのでしょう。


■関連ブログ記事
永野地区合同防災訓練2016
要支援者委員会災害ボランティア研修
防災訓練@町内会館・貞昌院
永野地区防災訓練2015
防災の日・防災週間において
永野地区防災訓練

避難訓練@町内会館・貞昌院
災害対策委員会
災害時支援者委員会炊き出し訓練
防災のための身近な組織
防災のための身近な組織2
災害対策委員会炊出し訓練
炊き出し訓練@町内会館
災害対策-応急手当の基礎実技
合同防災訓練
永野地区合同防災訓練
災害に強いまちづくりとは
合同防災訓練
災害時支援者委員会研修会

投稿者: kameno 日時: 23:21 | | コメント (0)

本日から臘月・臘八摂心

12月に入りました。
今年も残すところ1カ月。
年末が近づくにつれ、何かと慌しくなり、まさに師走だと実感します。

 

本日行われた定例坐禅会は、雨降りしきる境内が暗闇から次第に明るくなる中行われました。

 

12月は、臘月(ろうげつ)とも言います。
臘月八日(12月8日)の成道会(じょうどうえ=お釈迦様が悟りをひらいた日)に向けて、今日から只管坐禅に没頭する期間が臘八攝心なのです。

0608
写真は1991年にインドを旅した際に撮影したもの。
(左)ブッダガヤの仏塔 釈尊覚醒の聖地であり、巨大なストウーパと、木の下で悟りを開いたとされる菩提樹があります。今から2500年前、人生の苦悩を痛感し、修行のたびに出るが答えは得られず、この地に至って菩提樹(写真の仏塔の下)の下で深い禅定に入り、夜明けとともに悟ったといわれます。
(右)ネーランジャラーカ川が流れ、遥か彼方に前正覚山がみえます。苦しい苦行に衰弱したブッダは、対岸の村の娘スジャータの差し出す乳粥を食べ、この川で身を清めてからブッダガヤに渡ったといわれます。

今年は日付のめぐり合わせで、丁度、来週の坐禅会が成道の日(12月8日)となります。

貞昌院坐禅会予定

投稿者: kameno 日時: 08:20 | | コメント (0)

教区寺院晋山結制行持

教区寺院で、お寺の一世一代の大行事、晋山式が行われました。
晋山とは新しく任命された住職(新命住職)が正式に寺院に晋(すす)まれる儀式です。
今回は配役上、あまり写真を撮影出来ませんでしたので、点描としてご紹介します。

前日の寒い雪の天気が嘘のように晴れ上がりました。
20161125-03

2日間に亘る行事の1日目は、
○首座入寺式
〇土地堂念誦
〇先代住職17回忌逮夜
○本則配役行茶
が行われました。

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(左)首座入寺式:夕陽が本堂に深く差し込む。
(右)本則配役行茶

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2日目。

20161126-01
振鈴ののち、朝5時から朝のお勤め。
小食飯台ののち、安下処にて安下処諷経。

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幡を先頭に安下処から山門前にて稚児行列に合流します。
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稚児写真。
保護者のみなさん、先生方で境内はとても賑やかです。

〇晋山・晋山開堂
〇首座法戦式
〇先代住職17回忌法要
〇檀信徒総回向
と続いていきます。

20161126-06
写真は檀信徒総回向

 

新命住職様、関係の皆様、まことにおめでとうございました。
素晴らしい晋山式でした。
首座和尚も弁事さんも、素晴らしい出来でした。
この慶事に、この上ない配役にて随喜させていただきましたこと、本当に有りがたく思います。


本当におめでとうございます。
皆ざま、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 17:30 | | コメント (0)

前日の雪から一転、好天に

記録的に早い時期の積雪となった昨日から一転。
おだやかな秋晴れになりました。

境内にはまだ雪が少し残っていますが、暖かい日差しにだんだん融けて行っています。

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季節感が一気に進んだり戻ったり。
あわただしいですね。

投稿者: kameno 日時: 09:32 | | コメント (0)

かなり早めの初雪

夜半から続いていた冷たい雨は、午前6時過ぎからみぞれから雪に変わってきました。

■8:00の状況
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次第に雪が多くなってきているようなので、かなり積もるかもしれません。
気温の寒暖差が大きいですね。
紅葉もさぞかしびっくりしていることでしょう。


■10:00の状況

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東京で初雪 11月の観測は54年ぶり

24日午前9時の雪や雨の予想。
上空の真冬並みの寒気と関東の南岸にある低気圧や前線の影響で、関東甲信地方では24日朝現在、みぞれや雪の降っているところがある。東京都心でも午前6時半前に「初雪」の観測が発表された。東京で11月に初雪が観測されるのは1962年以来54年ぶりで、記録的に早い初雪となった。

■初雪を観測した地点(24日・関東甲信地方)
(平年差/昨年差)
甲府(30日早い/55日早い)74年ぶりの早さ
東京(40日早い/49日早い)54年ぶりの早さ
熊谷(35日早い/55日早い)14年ぶりの早さ
(午前6時30分まで)
今後の雪の予想
低気圧の動きが遅いため、きょうの昼ごろまでは関東甲信で雪の降りやすい状態が続く見込みだ。気温もこのあとさらに下がることが予想されるため、現在、雨やみぞれとなっている地域でも、次第に雪に変わる可能性がある。山沿いでは季節外れの大雪となるおそれがあり、東京23区を含め平野部でも雪の積もるところがありそうだ。交通機関への影響が予想されるほか、路面の凍結や電線や樹木への着雪に注意が必要だ。

◆予想降雪量(あす朝まで、いずれも多い所)
甲信・関東北部山沿い 15センチ
箱根~多摩~秩父 10センチ
関東平野部 5センチ
東京23区 2センチ

なお、東京都心で積雪となれば、11月としては観測史上初めての記録となる。
(ウェザーマップ 2016/11/24(木) 6:26配信)


投稿者: kameno 日時: 07:32 | | コメント (0)

街歩き「下永谷の昔を歩く会」

秋の行楽シーズンまっさかり。
ここ数日の間に複数の街歩きのグループが貞昌院を訪問されました。

昨日は上永谷コミュニティーハウスのグループ。
そして、今日は「下永谷の昔を歩く会」のグループ。

 

それぞれのグループがテーマを持って来山されるので、簡単な資料を作成して説明とお話をさせていただいています。

境内のイチョウはまさに今が見ごろ。
少しづつ散り始めました。

投稿者: kameno 日時: 11:01 | | コメント (0)

境内のイチョウが見ごろに

秋も深まってまいりました。
朝夕はすっかり肌寒い気温になり、紅葉・黄葉も進んでいます。


境内のイチョウの黄葉はこのような感じ。
北側のほうが黄葉の進み具合が早いですね。

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イチョウの色づき具合を毎年観察しておりますので、比較してみました。

20161117-04

黄葉の進行がとても早かった昨年と同じように進行しています。
今週末から11月末までが見ごろでしょう。

気温の変動で一日のうちに一気に色が変化するということもありますので、今後の天気によって色づき具合や落葉時期は大きく前後いたします。

投稿者: kameno 日時: 08:15 | | コメント (1)

街頭相談@とげぬき地蔵高岩寺2016

普段、テレフォン相談を行っている超宗派の伝統仏教僧侶有志による仏教情報センターでは、年に1度出張街頭相談を行なっています。
今年も昨年・一昨年に引き続き「とげぬき地蔵」で有名な巣鴨の曹洞宗・高岩寺の境内をお借りして街頭相談を行ないました。

11月16日(水)朝9時よりテントを組み立て、相談ブースを作ります。
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秋晴れに恵まれ、商店街には多くの人通りがあります。
高岩寺会館では仏像教室の作品展も開催されていました。

とげぬき地蔵として親しまれている高岩寺には、「洗い観音」も祀られています。
(「とげぬき地蔵」は建物の中に安置されています)

この日、街頭相談の相談員として伝統仏教各宗派僧侶が集まりました。
少し肌寒い天気ではありましたが、相談ブースには多くの相談者が訪れ、また相談ブース以外の場所でも思い思いの場所で話の輪が広がっていました。

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今日の街頭相談のように、街に出ていろいろな方々と話をする機会はとても貴重だとつくづく感じます。

末筆乍ら街頭相談に際し、高岩寺様には大変お世話になりました。
心より感謝申し上げます。


■追記
一昨日のスーパームーンの日・11月14日(月曜日は曹洞宗担当のテレフォン相談日)に「スーパームーンで願い事が叶うか」という相談をされた方の記事がネットニュースで配信されていました。
http://rocketnews24.com/2016/11/14/824612/

こんな形で記事になっているとは・・・・驚きです。


■関連ブログ記事
街頭相談@とげぬき地蔵 高岩寺2015(2015年)
街頭相談@とげぬき地蔵・高岩寺 (2014年)
駆け抜けていった2日間(2013年)
街頭相談@浅草寺(2010年)
街頭相談@とげぬき地蔵(2009年)

投稿者: kameno 日時: 00:40 | | コメント (0)

サツマイモの収穫2016

地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれており、貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。
今日は待ちに待った収穫の日。秋晴れの絶好の日和となりました。

ご指導ご協力いただいた地元農家の方、保護者の方への「ありがとうございました!」の挨拶。

さあ、掘るぞ!

いよいよ芋堀の開始です。
各クラスが一畝づつ(今年は3クラスなので3畝)担当していますので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!

日照時間が短く雨も多かったので収穫量が心配されましたが、今年もたくさん収穫できました。


最後のご挨拶。
「有難うございました!」

 


貞昌院にも収獲の一部をいただきました。
サツマイモ収獲の時期にちょうど温州みかんが食べごろを迎えるので、併せて収穫してプレゼントしました。


また、サツマイモの蔓も大切な収穫物です。
リース作りや、サツマイモパーティーで利用するため分別して持ち帰ります。
ボランティアの皆さん、保護者の皆様もお疲れ様でした。


■関連ブログ記事 (上ほど新しい記事)
梅雨の雨はすべての植物を育てる
サツマイモ苗の植付け
サツマイモ畑づくり2016
サツマイモ収獲2015
ぐんぐん伸びるサツマイモ
サツマイモ苗の植付け

サツマイモ畑畝作り
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サツマイモ畑日記2013-2
サツマイモ畑づくり
サツマイモ植付け2012
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サツマイモの収穫2009
サツマイモ収穫
小学生からの手紙
サツマイモの収穫
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サツマイモまつり(収穫祭)
サツマイモ収穫の日
のびろのびろみんなのサツマイモ
サツマイモ作り vol.5
サツマイモ作り vol.4
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 12:14 | | コメント (0)

男の極み講座ー坐禅と心のあり方

男の極み講座(全7回・日限山地域ケアプラザ・港南区社会福祉協議会共催)が貞昌院で開催されました。
全6回のうち、第3回(10月25日)の講座です。
(日限山地域ケアプラザ・港南区社会福祉協議会共催事業)


男の極み講座

~ 好奇心を強く持とう!本物と感動を! ~
家庭・地域でも魅力溢れる男性を目指し、仲間づくりを行います

10月25日 (火) 13時半~15時半

坐禅と心のあり方
@天神山 貞昌院 (貞昌院集合)

 

まずは客殿でオリエンテーション。
坐禅をこれまでに行ったことがある方は1名だけでしたので、坐禅の作法を中心としてお話させていただきました。

坐禅は経行をはさんで1時間。
全体として3時間ほどの講座となりました。

坐禅が終わって、客殿に戻りお茶菓子をおともに質疑応答。

来月の講座は日限山で天体観測を行います。

投稿者: kameno 日時: 13:33 | | コメント (0)

ギンナン粥

今日の定例坐禅会では、境内のイチョウから採れたギンナンのお粥をいただきました。

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坐禅の最後に読んでいる『修証義』も、来週で5章すべて読み終わります。

秋も深まり、坐禅開始時刻は薄暗くなっています。
日が短くなっていることを実感できる時節になりました。


■曹洞宗公式サイトでは、一般の目線で『修証義』を読み解く連載がはじまりました。
修証義の一節ごとに考えていきます。ぜひご覧ください。

【新連載】迷える中年ライターが『修証義』を書き写してみた ~曹洞宗のお経を一般人が読むと?

投稿者: kameno 日時: 08:13 | | コメント (3)

大きな満月-来月はスーパームーン

東から大きな満月が昇ってきました。

20161016-01

厳密にいうと、この時間は満月から8時間ほど経過していますので、少し欠けています。

月が大きく見える理由は、地球の周りを楕円軌道で回っている、その地球に近い地点にあるからです。
月との距離は約35万8千km。
視直径は 33.4′ となります。

 

次の満月(11月14日)は、より地球に近い位置(ほぼ最短距離)での満月となります。
いわゆる「スーパームーン」です。
月との距離は35万6509km、視直径33.5′です。
今日の月よりも、さらにほんの少しではありますが大きく見える満月です。

 

・・・という記事を書いているうちに雲が広がってきてしまいました。
天気は下り坂のようです。

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投稿者: kameno 日時: 22:02 | | コメント (0)

永野地区合同防災訓練2016

午前中、永野地区の合同防災訓練が行なわれました。
今日の防災訓練は、災害発生を想定し、消防署・消防団のご協力により、町内会と合同で毎年行っている実地訓練です。

午前7時50分に震度6強の地震が発生したとの想定で、災害ボランティアは各持ち回りの地域の要支援者の安否を確認したうえで小学校体育館に集合しました。
町内会ごとに人数を集計し、防災無線にて非難状況を連絡します。
今年は300人もの人が集まりました。


 20160925-05

初めは全体訓練として動画とスライドで避難所の役割や、行うべきことを災害発生時から時系列に整理した資料、災害時のペットの扱いなどについて確認しました。

その後、5班に分かれてそれぞれの訓練をローテーションで行っていきます。

備蓄倉庫


AEDを取り扱う訓練

ペットのために何を災害に備えて準備するべきか、避難所での扱いについて

マンホール直結型災害対策トイレとプールからの取水訓練

発電機の取り扱い

などなど。

昨年より訓練項目が増え充実した内容でした。

災害は何時起こるかわかりません。 
何よりも普段の心がけと準備が大切です。


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投稿者: kameno 日時: 01:06 | | コメント (0)

永谷天満宮子供神輿

秋彼岸の中日、9月22日に予定されていた永谷天満宮の秋祭りが雨のため順延となり、本日開催となりました。

午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。

午前9時半集合。たくさんの子供たちが集まりました。


神様を御神輿にお迎えする神事が行われます。

お神輿に御神体が乗せられて、いよいよ出発。
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わっしょい、わっしょい
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わっしょい、わっしょい

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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。

お神輿の間は雨が上がってくれ、賑やかな行事は無事終了しました。

投稿者: kameno 日時: 15:01 | | コメント (0)

今日から秋彼岸

今日から秋彼岸です。
今年の彼岸は9月19日から25日、22日がお中日(秋分の日)です。 
例年通り、彼岸の入りに合わせて墓地の清掃を行いましたので、気持ちのよいお墓参りができることと存じます。

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今年は台風が多いですね。
九州に近づいている台風の動きが心配です。

 

どうぞ、天気予報にも注意しながらお墓参りされることをお勧めします。

投稿者: kameno 日時: 09:50 | | コメント (1)

2016年 国際交流坐禅会

オーストラリア・クイーンズランド州のマリストカレッジ中高校生徒のみなさん参加による国際交流坐禅会が貞昌院で開かれました。
地域の国際交流の会 KIRA=Kaminagaya International Relationship Association が中心となり毎年開催しています。
今年2016年で20年目になります。

開催日 2016年9月16日

今回のプログラムも昨年同様
・ガイダンス
・本堂にて坐り方の説明
・坐禅(20分×2チュウ)
・琴とフルートの演奏会
・ランチ 
・浴衣の着付
・茶道体験
という流れになっています。

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まずは本堂でお寺についての説明の後、代表2人に出ていただき、坐禅の練習。

いよいよ本番です。

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みな真剣に坐禅を行じました。

 

坐禅のあとは、琴とフルートの演奏会。
和音階と洋音階のチューニングで、日本の曲を中心に皆で楽しみました。
・さくらさくら
・イッツアスモールワールド
などなど、みんなで合唱。

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ランチを挟んで、午後は浴衣の着付けの後、

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グループごとにお茶のお点前です。

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抹茶が美味しいと、とても好評でした。

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日本文化にたっぷり親しむ一日はあっという間に過ぎていきました。

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文化の理解というのは、実際にそのものに触れて体験するということが大切だということ感じます。
KIRA役員の皆さん、お疲れ様でした。



■これまでの記録

上永谷国際交流坐禅会

投稿者: kameno 日時: 01:18 | | コメント (0)

第18回ゆめ観音アジアフェスティバル報告

ゆめ観音アジアフェスティバルが大船観音寺を会場として開催されました。

日時 平成28年9月10日(土曜日)11:00-20:30
場所 大船観音寺(JR大船駅徒歩5分)


ゆめ観音アジアフェスティバルは、「つながる~ひろがる~アジアのねがい」をスローガンとして、大船観音寺を会場に平成11年より開催しております。アジアの参拝者が多い、大船観音で、観音信仰で結ばれたアジア各国・各地域の人々が集い、皆が楽しめる場を設けたいと考えたことがきっかけとなりはじまりました。世界恒久平和を念願して建立された大船観音から、平和の願いがアジア、そして世界へと広がるよう願っています。 
開催当日は、秋晴れの広がる好天に恵まれました。

 

■ステージ 12:00~
開会宣言(護持会長・鎌倉市議 小野田康成様)

主旨:「つながる・ひろがる・アジアの願い」この願いは私は平和だと思っています。鎌倉市は平和都市宣言をして世界に発信しています。平和を発信することは大切なことです。観音様の力を借りて大船の地から平和の心を広げていきたい。

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• 来賓挨拶 (松尾鎌倉市長様)
主旨:ゆめ観音が素晴らしい天気の下開催されることとなりました。おめでとうございます。鎌倉の平和都市宣言は市民の皆さんが率先して出した宣言です。この大船観音も恒久平和を願って建立されたと聞いています。平和を発信することが今を生きる私たちにとってどれだけ大事なことかを感じています。今日のフェスティバルが素晴らしいものとなりますよう、平和の心が世界に届きますよう御祈念申し上げます。
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• 夜弓神楽狐之灯矢 (和の歌舞パフォーマンス)
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• 米山流殺陣術 (殺陣パフォーマンス)
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• スミリール (インドネシア舞踊)
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• Gospel choir 1 Cube (ゴスペルライブ)
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• 柏木みどりジャズスタジオ(声楽)
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• Manahua (フラダンス)
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• 鎌倉市民踊協会 (民踊)
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• Marisol Belly Dance (ベリーダンス)
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• 万灯供養 (平和の火に囲まれて行う平和の法要)
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大導師(ゆめ観音実行委員長・大船観音寺住職・大本山總持寺監院 乙川老師)法話主旨:本年も多くのご参集をいただき、この試みに賛同いただいている近隣の僧侶の皆様、関係の皆さまのご協力により開催することができました。心より感謝申し上げます。今年はオバマ大統領が広島平和公園において多くの御霊に敬意を払われました。しかし昨日は近隣国で核実験が行われるという暴挙があり世界を震撼させる出来事があり残念に思います。71年前の終戦の日に日本国民が世界に誓った非戦と不戦が日本人の知恵として継続していることを改めて確認し、私たちに出来ることは尽くさなければならないと考えています。
観音様の別名は施無畏です。人々に恐怖心を起こさせないという請願の菩薩様です。観世音菩薩の安穏の気持ちを、今夕お集まりの皆様の心に刻んでいただければと思います。

• 観音美醜×Mojo World×Liquid biuPil(ダンスパフォーマンス)
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• チーム アンジェラ ラーガ(ボリウッドダンス)
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◆観音胎内・ステージ
• 紙芝居を広める会(紙芝居)
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■出展・飲食 11:00~
• チニーズ (インド雑貨・スパイス・ラッシー・チャイ)
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• 地球市民ACTかながわ (東南アジア工芸品)
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• ネスパ (湘南モノレール株式会社)
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• スカイテック   (太陽光発電展示)
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• のんのん (大船おにぎり)
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• インドレストランJoy Monis(インド料理)
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• 大船観音寺ブース 
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• ハイチの会セスラ(ハイチの手作り民芸品)
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• ドリームブリッジ(手作りキャンドル)
• 日タイ文化交流協(ラオスの惣菜やお菓子)
• インド政府観光局(観光案内)
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◆キャンドルナイト 18:30~
• 「平和の火」を広げるキャンドルナイト

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投稿者: kameno 日時: 03:59 | | コメント (0)

平成28年度現職研修会

平成28年度 神奈川県第二宗務所主催 現職徒弟研修会が開催されました。
曹洞宗宗制により、年齢55歳以下の宗侶(但し55歳以上で住職になった場合は任命後3年間)は参加が義務付けられている研修会です。

日程 平成26年9月6・7日(2日間)
会場 最乗寺(1日目)・西有寺(2日目)

1日目は大雄山最乗寺にて開催されました。
※今年は宿泊無し、両日で会場を変えての研修です。

 

1日目 9月6日
・開講式、集合写真
・点心飯台
・講義1 管長告諭解説
・講義2 遺教経解説
・講義3 社会問題への提起とディスカッション

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昨年度からは宗務所役職員の立場ではなく研修参加者として講義を堪能することが出来ました。

帰路途中で、放射線状の夕焼けが見られました。

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投稿者: kameno 日時: 20:38 | | コメント (0)

台風が東北地方初上陸へ-関東は台風一過

台風10号、東北上陸へ=大雨暴風、高潮に厳重警戒


大型で強い台風10号は30日午後、福島県沖を北上した。
夕方ごろに岩手、宮城両県付近に上陸して青森県西部付近へ縦断し、深夜に日本海に抜ける見込み。北海道東部や東北では局地的に激しい雨が降り、一部地域に土砂災害警戒情報が出された。気象庁は河川の氾濫や土砂災害、暴風、高波・高潮に厳重な警戒を呼び掛けた。
台風が東北地方に太平洋側から上陸すれば、1951年の統計開始以来初めて。
日本航空と全日空などは30日に東北や北海道の空港を発着する便を中心に計100便以上の欠航を決定。JR東日本によると、東北・北海道、秋田新幹線の上下計50本以上を全面運休などとし、東北線の一部区間などで運転を見合わせた。
10号は30日午後2時、福島県いわき市の東約110キロの海上を時速35キロで北北西へ進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。北東側220キロ以内と南西側110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、南側600キロ以内と北側440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
31日正午までの24時間雨量は多い所で、東北250ミリ、北海道200ミリ、北陸100ミリと予想される。北海道と東北、関東の最大瞬間風速は35~50メートル、波の高さは8~10メートルの見込み。
(時事通信 8月30日(火)15時41分配信)



台風10号は、発生後西南に進路を取り、沖縄周辺で1週間近く停滞した後「大型で非常に強い」台風となり一転北東に進路を変えました。
8月30日午後3時には宮城県沖に達し、夕方には東北地方に上陸、横断する見込みです。
台風が東北地方に直接上陸することは観測史上初のこととなり、異例づくめの台風となりました。

関東地方では、昼過ぎまで断続的な雨が降りましたが午後3時を過ぎてから急速に天気が回復し、青空が広がっています。
写真は北方向に進む台風の最後の雲をパノラマで撮影しました。
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台風は弱まってきているとはいえ、まだまだ強い勢力を保っているようです。
被害が広がらないことを願います。

投稿者: kameno 日時: 17:02 | | コメント (0)

天高く蓮根肥ゆる秋

境内は秋の気配が次第に濃厚になってきました。
空には赤とんぼが飛び始め、夕方は虫の声に包まれます。

今日は抜けるような青空が広がりました。

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たくさんの花を見せてくれた大賀蓮は、実をつけています。

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これからは葉が次第に枯れて水面に落ちていきます。
地下では来年に向けて蓮根がどんどん育っていきます。
この時期は水深を少し浅めにして、少し追肥。
来年春には掘り起こして植え替えを行う予定です。

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投稿者: kameno 日時: 20:16 | | コメント (0)

栗粥

暦の上では秋とはいえ、残暑厳しい日が続きますね。
境内の栗の木にはたくさんの実が成っています。

 

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定例坐禅会では、この栗の実を炊き込んだお粥をいただきました。

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投稿者: kameno 日時: 12:15 | | コメント (0)

箱根・大涌谷に観光客が戻る

お盆が終わり、合間の時間に箱根に小旅行してきました。

箱根で現在最も活発な火山活動が続いている大涌谷では、昨年(平成27年)5月6日に噴火警戒レベルが2に、6月29日に噴火警戒レベルが3に引き上げられ、箱根ロープウエーの運休と火口周辺への立ち入り規制が続いていました。
温泉泉源も大きな被害を受け、大涌谷周辺の観光産業に大きな影響が出ていたところです。

最近になって火山活動が鎮静化し、噴火警戒レベルが引き下げられたことにより、今年7月26日から箱根山・大涌谷の規制の一部解除、箱根ロープウェイの全線再開が実現しました。
一連の火山活動により、一帯の様子は以前と比べてかなり変わっており、迫力ある光景を間近に見ることができます。


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この光景を見るために、観光客が多く訪れています。
この日は午前の早い時間に行ったにもかかわらず、駐車場まで20分ほどの待ち時間がありました。
ピーク時には2時間近くの待ち時間になるようです。

7月26日に再開がかなった「箱根ジオミュージアム」(8月一杯まで入館無料)や「大涌谷くろたまご館」「極楽茶屋」など、観光客であふれています。
海外からの旅行者も目立ちました。

ロープウエイの利用者も平年並みにあるということです。

大自然の大いなる力を感じ、火山活動を間近に見ることができる場所は貴重です。
この機に訪れてみてはいかがでしょうか。

※自然研究路への立ち入りは規制が続いています。
※入山規制情報については、神奈川県の公式サイトをご参照ください。

投稿者: kameno 日時: 21:28 | | コメント (0)

今日から八月盆・大賀蓮は最後の見ごろ

今日から八月盆を迎えます。
(8月13-15日)

お盆の棚経廻りをさせていただく、特に新盆をお迎えの檀家さんは予定時刻の通知をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。

お盆の迎え方、精霊棚の飾り方をまとめていますので、併せてご参照ください
ここをクリック

 

 

境内の大賀蓮(2千年前の古代蓮)は今年最後の見ごろを迎えました。

写真は今朝の大賀蓮。
カマキリが花に留まっていました。

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投稿者: kameno 日時: 07:25 | | コメント (0)

貞昌院さわやか寄席2016夏

貞昌院恒例のさわやか寄席が開催されました。
(本堂での寄席を新春と8月、年2回開催しています)
 
日時 平成28年8月11日(山の日)
場所 貞昌院 本堂にて


■第1部 午後4時より

高座の最初は金原亭馬治師匠が「真田小僧」を一席。

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つづいて、貞昌院子供落語教室で馬治師匠が指導してきた小学生2人が落語を披露しました。

まずは、貞昌亭瑞鳳さんによる「牛ほめ」 

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続いて、貞昌亭花帆 さんの「元犬」

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どちらも15分の演目を堂々と成し遂げました。
馬治師匠からの好評とご挨拶。
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続いて、桃川健師匠による江戸紙切り。

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そし、トリは金原亭馬治師匠の「風呂敷」

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地域の方々を中心に会場が満席となり、落語会は大盛況でした。

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貞昌院では、今後も落語の高座と子供落語教室を継続していきます。
今後の展開にご期待ください。

投稿者: kameno 日時: 06:16 | | コメント (0)

教区寺院を廻る募金箱

7月26日に貞昌院の大施餓鬼(おせがき)法要が営まれました。
法要の様子はこちら 大施餓鬼法要2016


この法要には近隣の教区寺院21か寺よりご随喜いただいております。
教区寺院は旧鎌倉郡に在する寺院であり、七月盆明けから八月盆までの間、各寺院の「おせがき」の日程が決まっているので、順番に法要が行われています。

今年は特に4月14日以降群発的に発生した熊本地震の被災地復興支援のために、募金箱を作成し法要参列の皆様に浄財をお願いしております。
7月26日の貞昌院での法要の際にも焼香台前に置かせていただきました。

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8月に入り、教区おせがき法要の日程は残り半分を切りました。

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今日は泉区の寺院での「おせがき」です。

教区寺院の法要日程が終了しましたら、檀家さん皆様のお心を届けさせていただきます。

投稿者: kameno 日時: 10:06 | | コメント (0)

2016年神奈川新聞花火大会

今日も教区寺院の施食会法要随喜。
本格的な夏を迎え、暑い日が続きますね。
随喜が終わり、涼を求めて神奈川新聞花火大会に出かけました。

午後7時少し前に桜木町駅からほど近い日本丸パークに到着。
既に多くの人々が集まっています。

ここは桜木町駅からほど近いのですが、ちょうどインターコンチネンタルホテルの向こう側が打ち上げ地点なので、低い花火の一部は見えません。
けれども水面に映る花火が楽しめる場所です。 

時系列に並べてみました。

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神奈川新聞花火大会は、様々なバリエーションと大玉の花火がみなとみらいの夜景とともに楽しめます。
特に二尺玉は直径約480mに及ぶ大迫力の花火です。

また、今年は輝く色が変化していく新作花火も楽しめました。

そして、ラストは観覧車のイルミネーションとのコラボネーション。
観覧車の流れ星で締めくくりました。

動画でも撮影してみました。






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第28回神奈川新聞花火大会
第30回 神奈川新聞花火大会

投稿者: kameno 日時: 02:26 | | コメント (0)

オニヤンマ

裏庭の池の周りにオニヤンマが縄張りの主張のためにぐるぐると旋回しています。
数分飛行すると、降り立って一休み。

どうやらトクサがお気に入りの休憩場所のようで、決まってここに留まります。
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近寄っても逃げません。
堂々としたものです。

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梅雨明けから本格的に暑い日が続きます。
山門をくぐって左側、鐘楼堂前の大賀蓮の花は次々と花開いています。
8月1日から1週間ぐらいが見ごろとなるでしょう。

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投稿者: kameno 日時: 00:25 | | コメント (0)

梅雨明けー蝉たちが一気に羽化

梅雨が明け、いよいよ夏本番。
青空が広がり空には入道雲が。

夕暮れには、本格的な夏の到来を待ちわびていた蝉たちが一斉に羽化しています。
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↑写真をクリックすると拡大します。蝉たちの羽化の瞬間をを何匹見つけることができますか?

時折吹く優しい風に揺られながら、ゆっくりと羽を乾かしています。

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夜半過ぎには、短い成虫の期間を謳歌するために次々と飛び立っていきました。

 


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投稿者: kameno 日時: 04:44 | | コメント (0)

大施餓鬼法要2016

平成28年7月26日、恒例の貞昌院大施餓鬼会法要が厳修されました。
小雨模様の天気となりましたが、例年通り約400人の参列をいただきました。

世話人総代挨拶



法話


そして、午後3時、大施餓鬼法要打出し。

本尊上供の後、本堂正面の精霊棚に檀家の皆様のご先祖様、そして普(あまね)く御霊(みたま)をお迎えし、ご供養の法要を営みます。
今年から新しい教区衣(薄青色)を揃えました。

 

昨年は異常とも言えるほど、暑い中での法要でしたが、今年は気温も低く過ごしやすい一日となりました。
法要が終わって皆さんがお墓詣りをする頃には、ほとんど傘が要らないくらいに雨がかなり弱くなりました。


ご随喜のご寺院様・世話人の皆様には塔婆の配布、片づけまで有難うございました。
無事法要を終えることが出来ましたことを感謝申し上げます。
 
※法要の写真は随喜ご寺院様に撮影いただきました。


■昨年の様子
大施餓鬼法要2015

投稿者: kameno 日時: 00:17 | | コメント (0)

要支援者委員会災害ボランティア研修

町内会・要支援者委員会主催の災害ボランティア研修が行われました。

日時 平成28年7月23日(土)
場所 町内会館
内容 車いす体験、電動介護ベッド体験など

今回の研修は、地域ケアプラザ・介護用品業者の協力を得て、町内会館に車いす、電動介護ベッドを搬入いただき、実際に介護される側の体験と、正しい車いす、電動介護ベッドの使用方法について学びました。

まずは、車いす、電動介護ベッドの仕様と使い方、使用上の注意点の説明を受けます。

その後、班に分かれ、
・車いすで段差のある歩道を通る体験
・電動介護ベッドから車いすに移る体験
などを行いました。

実際に介護される側になっての体験はなかなかする機会が無いので、貴重な経験になりました。
要支援者の介護にあたっては、介護される側の方がどのように感じるのかを知ることは大切なことです。

 

研修の結びで、熊本地震のボランティア拠点がどのように運営されているかについてお話しさせていただきました。

幅広い年齢層からの参加があり、関心の高さが伺える研修でした。
参加された皆さま、お疲れ様でした。

 

 


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投稿者: kameno 日時: 01:03 | | コメント (0)

散華

貞昌院では、裏庭の茶室前のほか、表の鐘楼堂前の道元禅師尊像でも大賀蓮を育てています。

こちらの蓮も次々と花を咲かせています。

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さて、話題は少し飛びますが・・・・

曹洞宗では、大きな法要の前に「浄道場(じょうどうじょう)」といって、華を撒いて堂内を荘厳(飾りつけ、清めるの意)する儀式を行うことがあります。

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(例)左:ゆめ観音アジアフェスティバルの萬灯供養 右:鶴見大学附属中高生による散華の舞

 

浄道場では、散華の偈が唱えられます。

散華の偈 (浄道場)

散華荘厳遍十方 散衆宝華以為帳
散衆宝華遍十方 供養一切諸如来


この際に「散華(さんげ)」という華(花)を撒きます。
花の芳香と鮮やかな色彩は邪を退け、その場を清浄にするといわれています。
元来は生花が用いられておりましたが、時が経つにつれて紙製の花弁が使われるようになりました。

 

・・・話を戻します。

冒頭の道元禅師尊像の蓮も、花を3・4日ほど咲かせた後、花弁を散らしていきます。
その光景が、まるで浄道場の散華の法要を行った後のようになっています。

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蓮の花は、自ら散華をして、その周囲を清浄に荘厳しているようです。

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投稿者: kameno 日時: 10:34 | | コメント (0)

坐禅会と蓮の花

毎週木曜日の朝開催している坐禅会には、毎回20名を超える参加をいただいております。
一番昼が長い時期ですので、今日のように晴れた日には堂内に朝日が差し込んできます。

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昨日のブログ記事で書いた通り、大賀蓮の二番花が咲きました。
ちょうど坐禅を行じている最中に徐々に花開いていきます。

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3番花、4番花のつぼみもだいぶ大きくなってきました。

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しばらくの間は蓮の花を継続的に楽しむことができそうです。

投稿者: kameno 日時: 00:40 | | コメント (0)

梅雨の豪雨と二重の虹

梅雨真っただ中。
今日は全国的に気温が高い一日となり、関東地方の各所では発達した雨雲による局地的な豪雨に見舞われました。
横浜も夕方から一転俄かに掻き曇り、バケツをひっくり返したような雨になりました。

レーダー実況を見ると、付近が真っ赤に覆われています。

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厚い雨雲は一気に駆け抜け、西の空からは日差しが。
東の空にはくっきりとした虹が現れました。
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よく見ると二重になっていますね。
虹は10分ほどで消えていきました。

投稿者: kameno 日時: 23:44 | | コメント (0)

梅雨の雨はすべての植物を育てる

貞昌院境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。
5月20日にサツマイモの苗の植え付けが行われてから1か月余り。

この時期は日照時間も長く、降雨も多い時期なのでサツマイモとともに雑草の伸びもピークになります。
雑草取りを2週間空けてしまうとこのとおり。

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何の畑かわからなくなるくらい雑草が茂ってしまっています。

早速雑草取り開始。
根っこから引き抜くことが重要ですね。

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1時間でサツマイモの苗が見えるようになりました。

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作物を育てるということは、毎日のような管理が必要なのです。
収穫まで多くの人手を介しているということですね。

 


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投稿者: kameno 日時: 10:33 | | コメント (0)

夏越しの大祓2016

6月30日。

ということは、今日で1年の半分が経過したことになります。
永谷天満宮では恒例の夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が催行されました。
茅の輪=(かやで作られた大きな輪)が本年は社殿前広場に設置されています。心配されていた雨も大丈夫そう。
今年も多くの参詣者がありました。

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祭壇に神饌をお供えし、神事が始まります。

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一人一人に人型が配られ体に擦り付けたり息を吹きかけて半年間の穢れを移します。

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清浄な身と心で茅の輪をくぐり、残り半年間の無病息災を願います。

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夏越しの大祓は、正月から6月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

 

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くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。

最後はお楽しみのスイカ!

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茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

投稿者: kameno 日時: 18:19 | | コメント (0)

キャンドルナイトin大船2016開催報告

平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船観音2016が開催されました。

今年の開催は6月25日(土曜日)です。

 

キャンドルナイトに先立ち、戦争で亡くなられた方々、原爆により亡くなられた方々、熊本地震・自然災害で亡くなられた方々などに慰霊の意をささげ、平和祈願法要が営まれました。

導師・大船観音寺監寺 松樹泰弘師 
随喜衆 教区寺院、大船観音寺大衆 、大船観音寺梅花講の皆様

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平和の火の塔から広島原爆の残り火(平和の火)を分灯し、正面のろうそくに灯していきます。
読経中、神奈川県原爆被災者の会代表として鎌倉原爆被災者の会の皆様に焼香をいただきました。

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採火式・平和祈願法要の後、鎌倉原爆被災者の会会長様より平和の火の由来と被爆体験をお話しいただきました。

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法要後、「原爆の火の塔」から、神奈川県原爆被災者の会のみなさまの立ち会いのもと分灯された平和の火が会場に広げられていきます。
大船観音の原爆の火は、原爆被災者の方々により守られております。
今年は戦後71年を迎え、伊勢志摩サミットではオバマ大統領の広島訪問というトピックスのあった年でした。

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地元幼稚園の園児たちによるキャンドルも灯されていきます。
・玉縄幼稚園
・聖ミカエル幼稚園
・しろやま幼稚園
・大船カトリック幼稚園
・みどり子供園
・深沢幼稚園
・長谷幼稚園
・片岡幼稚園

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観音像前広場では、里花(Rica)さんのやさしい歌声が広がります。

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大船おにぎりや、地元の野菜の販売も。

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素敵な演奏をいただいた里花(Rica)さん。

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キャンドルナイト、ゆめ観音でお預かりした支援金は、財団法人かながわ国際交流財団を通して、アジアの方々の支援のための民際基金に寄託させていただきました。

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キャンドルナイトに多数の来場をいただきましたことを感謝いたします。 
風が強く、キャンドルナイトとしては悪条件の天候でしたが、素晴らしい夜となりました。


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キャンドルナイトin大船 開催報告(2014年)
キャンドルナイトin大船観音2013(2)
キャンドルナイトin大船観音2013(1)
祈りと願いのキャンドルナイトin大船観音(2012年)
2011ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)
キャンドルナイトin大船2011報告
平和への祈り 大船観音から
2010年夏キャンドルナイトin大船観音報告
キャンドルナイトin大船開催報告
原水爆禁止国民平和大行進@大船観音
キャンドルナイト報告?笑顔が広がりますように
原爆投下は長崎を最後に
広がるねがいと平和の灯火
「広島原爆の火」の採火式を行います
Flame of the Atomic bomb in Ofna kannon

投稿者: kameno 日時: 19:54 | | コメント (0)

夏至の本堂

今日は夏至。

日没の太陽が真西からかなり北に寄った位置に沈んでいきます。
貞昌院の本堂は、西北西の方向に向拝があり、山門もそちらの方向にあります。

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本堂から山門付近に沈む夕日を見ることができるのは、夏至の近辺のみです。

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須弥壇に日差しが直接当たるのもこの時期ならではなのです。

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日没後、東の空に赤みがかかった明るい月が昇ってきました。

投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2016

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークなのですが、今年は少し早め。すでにピークから出現の終わりを迎えています。

日没後、周囲が闇に包まれ始めると、一つ、また一つと光が増えていきます。

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あたりが暗くなると、蛍たちはいっせいに飛び立ちます。
川筋に沿って飛翔するので「川成りホタル」とも呼ばれます。

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今年はいつも以上に多くの蛍が飛び交っていたように感じました。
条件が良かったのでしょうか。

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この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくするという努力により、ホタルは増え続けました。
自然の乱舞が見られるということはとても貴重なことだと思います。

 

ホタルたちのランデブーを動画でも記録しました。

 


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2015
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 00:12 | | コメント (0)

サツマイモ苗の植付け

貞昌院境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。

先週土曜日に担任の先生、保護者有志、子供たちにより畑づくりの作業が進められた畑に苗を植え付けます。
サツマイモ畑には、檀家さんのN橋さんに多大なるご協力をいただいおり、まず最初に植え方の指導。
みな真剣に聞いています。

一人ひとり苗を受け取って、いよいよ植えます。

畝に沿ってきれいに植えることができました。

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作業が終わり、質問のコーナー。
たくさんの児童が手を挙げていました。

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■関連ブログ記事 (上ほど新しい記事)
サツマイモ畑づくり2016
サツマイモ収獲2015
ぐんぐん伸びるサツマイモ
サツマイモ苗の植付け

サツマイモ畑畝作り
サツマイモパーティー
サツマイモ畑いよいよ収穫
九里よりうまい・・・
八月のお盆
サツマイモ畑生育状況
梅雨のサツマイモ畑
サツマイモ畑-畝作り
サツマイモ畑2013-収獲
サツマイモ畑日記2013-4
サツマイモ畑日記2013-3
サツマイモ畑日記2013-2
サツマイモ畑づくり
サツマイモ植付け2012
サツマイモの収穫2010
みかんとサツマイモ畑
サツマイモの収穫2009
サツマイモ収穫
小学生からの手紙
サツマイモの収穫
さつまいも畑、坐蒲立て近況
さつまいも畑の雑草取り
サツマイモまつり(収穫祭)
サツマイモ収穫の日
のびろのびろみんなのサツマイモ
サツマイモ作り vol.5
サツマイモ作り vol.4
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 19:19 | | コメント (0)

かながわ健生クラブまち歩き2016

かながわ健生クラブの皆さんが昨年に引き続き貞昌院へいらっしゃいました。
「かながわ健生クラブ」は一般社団法人神奈川健生の自主活動であり、毎月 歴史・文化・産業をテーマに散策しています。
今月は、永谷天満宮ー織茂家長屋門ー正応寺ー永作ー武相国境ー普門院のルートを辿るということで、武相国境とかまくらみちを中心にお話しさせていただきました。

今日は絶好の天気に恵まれたので、かつての面影を見つけながらの良い散策になったのではないでしょうか。



皆さまお疲れ様でした。

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投稿者: kameno 日時: 18:45 | | コメント (0)

総合学習・まち探検

ここ数年、小学校中学年の児童が貞昌院や天満宮を訪問(まち探検)する機会が増えています。
地元小学校3年生の児童がグループに分かれてお寺にやってきました。

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グループに分かれ、永谷天満宮と貞昌院を探検。

こどもたちをいつでも迎え入れることができるよう、心がけていたいものです。

投稿者: kameno 日時: 08:50 | | コメント (0)

サツマイモ畑づくり2016

貞昌院境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。


担任の先生、保護者有志、子供たちにより畑づくりの作業が進められました。


サツマイモ畑には、檀家さんのN橋さんに多大なるご協力をいただいています。
本格的な耕運機をお持ちいただいています。

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以前は手作業で畝作りをしていたのですが、耕運機の力は大きいです。

 

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そして肥料を混ぜ込み、畝づくりへ。

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立派な畑が出来上がりました。

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きっと秋にはたくさんのサツマイモが実ることでしょう。

 

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大賀蓮日記
日々の成長が目に見えて分かるほど立ち葉が次々と増えています。

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■関連ブログ記事 (上ほど新しい記事)
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投稿者: kameno 日時: 02:05 | | コメント (0)

熊本地震の復旧復興を願って(4)

熊本地震によって熊本のシンボル、熊本城の重要文化財13件を含む建造物32件全てに損壊が見られ、石垣の崩壊は53カ所にのぼりました。
被害額は数百億円規模となるそうで、修復作業の長期化が心配されます。

[平成28年5月11日 熊本城の記録]

 

熊本空港に着陸する直前、ちょうど熊本城を眼下に見ることができました。
上空からは石垣の状況はよくわかりませんが、天守閣の瓦が崩落している様子がわかります。

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その後、熊本城周囲の北十八件魯、東十八魯、熊本大神宮脇の道路を通ることができ、一部ではありますがその被害の大きさを垣間見ることができました。

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テレビ朝日がドローンによる映像を公開していました。


 

これより下は平成23年(2011年)に訪れた時の写真。

あまりにも変わってしまった姿に言葉もありません。
修復作業が順調に進みますことを願います。

 

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投稿者: kameno 日時: 19:53 | | コメント (0)

熊本地震の復旧復興を願って(3)

熊本地震により、熊本の名刹・大慈寺をはじめ多くの寺院で甚大な被害が出ています。

2011年に宗務所移動研修で拝登した時の記録と比較ください⇒ 大梁山 大慈寺

 

大慈寺は、大本山永平寺の四門首(代表的な末寺4か寺=宇治の興聖寺、大野の宝慶寺、加賀の大乗寺、そして肥後の大慈寺)の4大末寺の一つで、弘安元(1278)年、寒巖義尹禅師によって開創されました。
寒巖義尹禅師は、道元禅師の高弟であり、宋に二度渡り研鑽を積まれ、帰国後、安国山聖福寺に住した後、肥後の地に如来寺、大慈寺を開創され、九州地方における曹洞宗の基盤を築かれた方です。

また、順徳天皇の第三皇子でもあったために、明治時代初期の廃仏毀釈の影響はさほど受けず、境内には神仏混合のまま現在まで受継がれています。

伽藍は正平、永正年間、その後天文9(1540)年の戦乱、明和年間と度重なる火災に見舞われ、一時荒廃した時代もあったそうですが、大正時代には澤木興道老師が講師として入られ、また昭和60年にはかつての伽藍様式にて再建されました。


[平成28年5月11日の記録 熊本県熊本市]



熊本地震の前震、そして翌日の本震により、境内伽藍は甚大な被害を受け、熊本県、近県の寺院、青年会、関係の皆さまのご尽力もあり、片づけや応急処置は施されているものの、抜本的な再建に向けての動きはこれからという印象でした。
このような姿を目の当たりにすることは本当に心が痛みます。

 

堂内に入ると、その被害状況が未だ生々しく残されています。

 

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1287年に鋳造されたとされる梵鐘(重要文化財)は、地震の大きな揺れで落ちてしまっています。

左右に大きく揺れながら落ちたらしいということで、横木が大きく割れていました。
これがクッションとなって、梵鐘自体が割れずに済んだのかもしれません。

文化財が多い寺院であるために、修復には各種機関との調整も必要とのことで、どれほどの時間がかかるかわからないとのことでした。
少しでも早い復旧復興がなされることを願うばかりです。

 



教区にご縁のある別の寺院では、今後震度6以上の揺れがあった場合に倒壊の危険があるということで、本堂の四方を太いワイヤーで補強していました。

正面須弥壇の前にもクロス状にワイヤーが張られています。

全壊した寺院・神社も多いということで、被害の全体像が把握できていない段階なのでしょう。


本日の報道では、阿蘇神社の修復に10年、費用は20億円以上というものがありました。


<熊本地震>重文・楼門倒壊の阿蘇神社 完全復旧に10年

熊本地震で国指定重要文化財「楼門」が倒壊するなど大きな被害が出た阿蘇神社(熊本県阿蘇市)は、建物の完全復旧に工期で約10年、費用で約20億円がかかる見込みであることが分かった。神社が取材に対し明らかにした。修復で再利用を予定する楼門の部材の損傷状況を正確に把握しきれておらず、今後の調査次第では、さらに費用が増える可能性があるという。
(毎日新聞 5月13日(金)11時48分配信)


投稿者: kameno 日時: 16:35 | | コメント (2)

熊本地震の復旧復興を願って(2)

[平成28年5月12日の記録 熊本県西原村]

 

この日は、西原村でも特に大きな被害が出ている地区に赴きました。

最初に、地区の組長さんと一緒に現在の状況を改めて確認して回ります。

お住いの方からの要望に従い、この地区は2班に分かれて活動をいたしました。
敷地内の片づけ作業が主なものですが、前日の仕分けに従って分別を行っていきます。

重機が入っている場所においては、役割分担を行い、重機ではなく手作業を必要とする部分について作業を進めていきます。
釘やガラスなど、危険なものがたくさん落ちていますので、慎重に作業を行います。

海外からも多くのボランティアが活動しています。
台湾の慈光会の皆さん。

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各地からの支援物資も、この地区にはきちんと届けられていました。

向かいの山(阿蘇外輪山の布田川断層帯)の斜面にも多くの亀裂が入っていることが分かります。

 

崩れた石垣の上に鯉のぼりがが元気よく泳いでいました。

西原村の災害ボランティア拠点では、まだまだ人手が必要となります。
西原村に限らず、各拠点のボランティアのニーズについては、インターネットにおいても情報が掲示されています。

今後も情報には常に留意していく必要がありそうです。

投稿者: kameno 日時: 12:59 | | コメント (0)

熊本地震の復旧復興を願って(1)

平成28年4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震央とした地震(前震)が発生、その28時間後の16日1時25分に、同じく熊本県熊本地方を震央とするマグニチュード7.3の本震が発生し、前震では熊本県益城町で、本震では熊本県西原村と益城町で震度7を観測しています。
その後も余震が続き、一連の地震で、倒壊した住宅の下敷きになったり土砂崩れに巻き込まれるなどして益城町で20人、南阿蘇村で15人、西原村で 5人、熊本市で 4人、嘉島町で 3人、御船町で 1人、八代市で 1人ものかたがお亡くなりになり、広範囲にわたって建物やライフラインに甚大な被害が出ています。

地震発生から自衛隊、警察、消防、自治体をはじめ、各所から集まった様々な支援活動により、平常の生活を取り戻している地域もありますが、まだまだ復旧作業に着手できていない場所もあるようです。
また、避難所の統合や学校の再開などにより、災害支援の活動自体も一日ごとに刻々と変化しています。


[平成28年5月11日の記録 熊本県西原村]

大型連休明けに有志僧侶で熊本に赴いてまいりましたので、その記録を一部ご紹介させていただきます。
熊本県西原村の災害支援ボランティア拠点の活動です。

冒頭のとおり、西原村は震度7を観測した地区であり、建物の被害も甚大な地区です。
熊本県では段階的に小中学校の授業が再開されましたが、その最後、5月11日に山西小学校が再開され、ようやく熊本県全域で小中学校が再開されました。

とはいっても、いまだ体育館の中には避難生活をされている方がたくさんいらっしゃいます。

山西小学校に隣接した学童保育施設が災害支援ボランティアの拠点となっています。
学童保育施設の中はまだ手が付けられていません。

拠点にて毎日朝9時ごろからその日の災害支援の要望と、ボランティア参加者とのマッチングを行います。

全体ミーティング(諸注意事項など)のあと、班ごとに分かれて支援内容の確認、作業物品の数量などを点検します。

そして、支援先の現場に赴きます。

この日の作業は、個人宅の倒壊した建物の分別と整理、トラックへの積み込み、集積場所への搬入を行います。
集積場所には、細かな分類の指定があるので、その分類に従って分別していく必要があります。
ガラスの破片や釘なども多いので、作業は慎重に。
もちろん、安全靴、厚手の軍手は必須です。

1日の作業が一段落した段階で、役場の方に写真を撮っていただきました。

見上げると、真上に燕が留まっていて、木材のかけらを集めています。
このお宅の玄関の軒先に新しい巣を作っていました。
ブロック塀の穴の中からはアマガエル君が見守ってくれています。

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分別したブロック、木材、金属、プラスチックなどは、数キロ離れた運動公園が集積場所に搬入します。

ここには、村内各所から集められています。

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一日の作業が終わると、作業報告書をまとめ、返却物品の確認と引継ぎを行います。


西原村災害支援ボランティア拠点の壁に書かれた寄せ書き。
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被災地の状況は刻々と変化しております。
もし、何らかの支援に現地に赴きたいと考えていらっしゃる方は、情報に常にアンテナを張って、下記の注意事項を熟読されることをお勧めします。

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Ⅰ 被災地でのボランティア活動に参加したいと考えている"あなた"へ

被災者への生活支援や被災地の復興支援のボランティア(以下「災害ボランティア」)活動に参加する際は、いろいろな準備が必要となります。
無計画に被災地へ向かっても、欠航、運休、通行止め等で現地入りできなかったり、現地に到着してもボランティアの募集が行われていなかったりする場合もあります。
被災地の市区町村に設置される「災害ボランティアセンター」で最新の情報を入手し、綿密な計画を立てて現地に向かいましょう。

◎災害ボランティアに参加する場合は、次のような点にご留意ください。

1 食事・宿泊場所について
被災地のボランティアセンターでは、基本的には、食事・宿泊場所は用意されません。
食費・宿泊費はボランティアの自己負担となります。
避難所は被災者の方が避難する場所であって、ボランティアが宿泊する場所ではありません。
現地やその付近で被災のなかったホテルや民宿への宿泊、車中泊、テントと寝袋を持参しての寝泊まりなど各自で確保してください。

2 携行品・持参品について
災害の種類、電気・ガス・水道・交通網などライフラインの復旧状況、季節によって準備品が異なりますが、基本的には次のようなものが必要となります。
作業着(長袖、長ズボン)、帽子(キャップ型)、雨具(カッパ、レインコート等)、防塵マスク、作業用ゴーグル、軍手、作業用の皮手袋、安全靴(クギ等の踏み抜き防止の中敷きを入れたスニーカでも可)、ビニール製スリッパ(家屋内の片付けで、ガラスの破片等からのケガを避けるため布製は不可)、タオル、ラジオ、携帯電話、飲料、弁当、塩飴など
ご家庭にヘルメット、移植ゴテ、作業用皮手袋、ブルーシートなどがある場合には、持参を求められることもあります。
詳しくは、必ず現地の災害ボランティアセンターのホームページ等で確認して、ご準備ください。
※震災時の「持参品・携行品」一覧をご参照のうえ、自宅にあるものはできるだけ準備してください。

3 交通手段について
被災地までの往復の交通手段は、ボランティアが各自で確保します。交通費も自己負担となります。
災害による欠航、運休、通行止め等で現地入りできない場合も想定されます。
また、レンタカーは、被災者の自家用車の流失や故障、救援車両としての利用の増加で、車両不足が生じます。ガソリンなどの燃料も品薄で、入手しにくくなります。

4 安全の確保について
活動への参加や活動期間は、家族等に必ず伝えて出発してください。
また、万が一の事故・ケガに備えて、出発地の社会福祉協議会で、ボランティア活動保険へ加入してください。
熊本地震による災害では、地震による事故やケガも補償する天災タイプのボランティア活動保険への加入が必要です。
災害ボランティアセンターでは、加入を義務付けています。
補償内容や保険料など詳しいことは、お住いの市町村の社会福祉協議会にお問い合わせください。

5 未成年者の参加について
保護者や引率者のいない高校生以下の方の参加については、押印のある保護者の同意書の提出が求められる場合があります。

6 主な活動内容について
地震、噴火、津波、河川の氾濫、豪雪など災害の種類等によって活動内容が異なる場合もありますが、主な活動は次のとおりです。
(1) 被災者の住居のあとかたづけ、敷地内や住居内の汚泥の除去
(2) 避難所でのお手伝い(食事のお世話、救援物資の配付など)
(3) 救援物資の仕分け(衣料、飲料、食料品、衛生用品などに分ける作業)
(4) 災害ボランティアセンターの運営のお手伝いなど
* 詳しくは、被災地の災害ボランティアセンターのホームページ等でご確認ください。

7 活動中の「10の心がまえ」
(1) 被災地での活動は、現地の災害ボランティアセンターの指示に従って行動してください。
(2) 残念ながら、被災地ではボランティアをよそおった窃盗や詐欺などの犯罪行為をする人たちもいます。被災者に不信感を与えないように、災害ボランティアセンターで用意された名札をキチンとつけてください。また、活動現場に到着したら、身分証などを提示しながらの自己紹介をおすすめします。
(3) 休憩時間には、被災者や一緒に活動するボランティアに、自分の住んでいる地域や出身地の歴史や伝統、文化、方言、暮らしぶり、自分の趣味などを紹介して、コミュニケーションを深めましょう。連帯感や友情が深まり、「絆」が生まれます。チャレンジしてみましょう。
(4) ボランティアも人間です。無理をせず、こまめに休憩や水分補給をしましょう。夏場の水分補給は20~30分おきに、のどが渇いていなくても補給するよう心がけてください。
(5) 作業に危険を感じた場合は、「できません」「無理です」「災害ボランティアセンターから、してはいけないと言われています」とハッキリと断りましょう。
(6) ボランティア活動には、「約束を守る」というルールがあります。安易に「できます」「やります」と約束せず、少し無理する場合や、わからないことがあれば、速やかに災害ボランティアセンターに問い合わせてください。
(7) ボランティアが頑張っているので、疲れているのに一緒に無理して作業を手伝おうとする被災者もおられます。「私たちボランティアが来ている時くらいは、ゆっくり休んでください」と気配りしましょう。
(8) 被災した家屋の前でのボランティアの集合写真の撮影や、被災者との記念撮影をお願いする行為は、被災者の心情を考慮して絶対にしないでください。
汚れたり壊れたりしている被災者宅の品々は、ゴミやガレキではなく、被災者にとっては『思い出の品』です。「捨てていいですか?」「どうしましょうか? 」ではなく「洗って、とっておきましょうか?」と尋ねましょう。
(9) ゴミ袋を携行し、ボランティアのゴミは必ず持ち帰ってください。
被災地や被災者宅は、災害ゴミであふれかえっています。これ以上のゴミを被災地に増やさないことも大事なエチケットです。
(10) 災害ボランティアセンターに行っても作業がない場合もあります。作業がないからといって怒らないでください。それは、たくさんのボランティアが参加しているからで、喜ばしいことでもあります。「待つこともボランティア」なのです。

8 問合せのマナーについて
被災地の市役所や役場、災害ボランティアセンターに安易に電話や電子メールで問い合わせることは、できる限り控えてください。
被災者からの「助けてください」などの問い合わせの電話がかかりにくくなる恐れがあるからです。
メールも回答するのに時間や手間がかかることから、かえって迷惑になります。
このため、被災地の情報を入手する際は、まず初めに、被災地の市役所や役場、社会福祉協議会、災害ボランティアセンターのホームページをしっかり閲覧しましょう。
東日本大震災以降の災害では、停電や冠水などによりパソコンが使えなかったことから、携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末による情報発信が積極的に活用されています。特に「ツイッター(twitter)」には、災害ボランティアや物資の募集などの被災地支援の情報がタイムリーに発信されていますので、情報収集にお役立てください。そして、これらの方法でも情報が不十分な場合に限って電話による問合せをしてください。
「できる限り電話やメールをしない」という「配慮」もボランティア活動のひとつです。

(熊本県災害ボランティアセンターのホームページより引用)

投稿者: kameno 日時: 08:05 | | コメント (0)

沢蟹と戯れる

境内の池に流れる湧き水の水面から、ちょこんと目玉が飛び出しています。

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今年生まれた沢蟹の赤ちゃんです。

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今年もたくさんの沢蟹が育っています。

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投稿者: kameno 日時: 13:16 | | コメント (0)

シュレーゲルアオガエル

5月に入りました。
世間は連休の真っただ中ですね。

気温もだいぶ上がっていることもあり、大賀蓮の鉢からはたくさんの芽が伸びてきています。

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夕暮れから夜半にかけて、境内には甲高い「コロッ、コロッ・・・・」という大合唱が響くのですが、その正体がこちら。

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シュレーゲルアオガエルというアオガエルの一種です。
蓮の葉に登ってきました。
かわいい。

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せっかくなので、鳥獣戯画のカエルくんとご対面。

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鳴き声を聞いて画面に飛びついてしまいました。

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ちょっとだけ遊んでもらった後、

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元の庭に返すと、草むらの中に潜っていきました。

投稿者: kameno 日時: 09:01 | | コメント (0)

皇居一般参観

横浜市仏教会春の参拝旅行の行程で、帝釈天、護国寺と併せて皇居の一般参観を行いました。
普段、中々入ることができない皇居ですが、一般に公開されている参観コースもあり、今年からは当日受付もできるようになりました。
申込み方法はブログ記事下記に掲載しております。

一般参観コースは下図のようになっています。

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今回の仏教会参拝旅行では、私たちの団体は130名ほど。
そのほかの団体と合わせて300名ほどのグループでコースを歩きます。

外国からの参加者も多いのが印象的でした。

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まずは桔梗門前で参観許可書を提出し、参観票を受け取って桔梗門をくぐります。

桔梗門は、いわゆる下馬門です。
太田道灌の家紋が桔梗であり、瓦に紋が刻印されていたことから桔梗門と名付けられたといわれています。

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石垣には、普請に尽力した薩摩藩の丸に十字の紋が刻まれています。



最初に窓明館(休所)で説明。
奥には売店もあり、お土産を買うことができます。

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時至って、いざ出発。
桔梗門脇を通り、富士見櫓を右手に見ながら進みます。

石垣は関東大震災でも崩れなかったとのことです。

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遠目に見ると、高層ビルを背景に存在感がありますね。

このような三重の櫓は江戸時代には20基ほどあったそうですが、現在三重櫓としてはここだけです。

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宮内庁庁舎の前を通り宮殿へ。
正面右側に松の塔が建てられています。

この宮殿前広場は一般参賀でもおなじみですね。
宮殿の中では宮中晩餐会など様々な行事が行われます。

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南庭園の植え込みも眺めることができました。

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宮殿を南に進むと二重橋(鉄橋)から濠の向こうに正面石橋を眺めることができます。

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正門石橋と正門鉄橋のうち、鉄橋のほうは、かつて木造の橋であった時代に橋の下にもう一重、足場の橋が架けられていたため二重橋と称されました。
現在では二重構造の橋は無くなったため、石橋と鉄橋を併せて二重橋としています。
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ここで、Uターン。
宮殿北車寄せを通り、新緑に包まれた山下通りを下ります。

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蓮池壕は、蓮の開花時期には見事な光景が広がるのでしょう。

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枯れて折れ曲がった茎が面白い幾何学模様を形成していました。

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そしてスタート地点の桔梗門へ。
門を出ると、お濠の水面に高層ビルがきれいに映っていました。

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皇居の一般参観は下記に要綱が掲載されています。
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/koukyo.html

皇居一般参観申込要領(参観は無料です)

四季折々の光景が楽しめると思いますので、一度は訪れてみることをお勧めします。

投稿者: kameno 日時: 12:50 | | コメント (0)

花まつり・檀信徒総会

本山随喜の間にソメイヨシノは散り、境内の新緑はますます色濃くなっていました

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今は八重桜がピークを迎えています。

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4月17日(日)釈尊降誕会・花まつり・檀信徒総会を開催いたしました。

貞昌院では、4月8日に近い日曜日に開催していますが、今年は晋山行事があったため1週間遅らせての開催です。

午前11時30分より釈尊降誕会法要を営みました。

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引続き 護持会総会が開催され、
・護持会計報告/監査報告/予算案審議
・墓地清掃美化費会計報告/予算案審議
・そのほか、無事各号議案が承認されました。

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引続き、場所を客殿に移して懇親会。
甘茶と、茶室でのお点前もあり、なごやかな一日は瞬く間にすぎていきました。

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藤の花は間もなく開花します。

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大賀蓮の新芽も出てきました。

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■これまでの記録
花まつり・檀信徒総会 (2015年)
花まつり・護持会総会2014(2014年)
花まつり・護持会総会・演奏会(2013年)
花まつり・護持会総会報告2012
花まつり・護持会総会報告2011
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2010年)
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2009年)
花まつり・檀信徒総会(2008年)
本日は花祭り・檀信徒総会(2007年)
花祭り・檀信徒総会・懇親会(2006年)
花祭り、檀信徒総会(2005年)

投稿者: kameno 日時: 03:40 | | コメント (0)

熊本地震のお見舞いを申し上げます

九州・熊本県を中心に4月14日夜から熊本地震が続いて発生しています。
この一連の地震によりお亡くなりになられた方がたへ弔意を表します。

この時期、大本山總持寺では報恩大授戒会が行われており、私も本山に詰めておりました。
散華道場が終わり、翌日の打ち合わせの際に、地震の第1報が入りました。
テレビ等が無い場所なので、被害の状況については、良く掴めておりませんが、最大震度7、また震度6クラスの地震が絶え間なく続いており被害が広がっているようで心配です。

被害に遭われたすべての方に心よりお見舞申し上げます。

本山では、毎日世界中の皆様が安寧に過ごされるよう、またこれまでの各災害で犠牲となられた方々のご供養を朝課の際にお勤めしています。

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今の段階でできることは、ただ祈ることかも知れませんが、落ち着いた段階で具体的に現場の意に沿った支援をさせていただきたいと考えております。
被害が拡大しないことを願います。

投稿者: kameno 日時: 16:31 | | コメント (0)

天神山貞昌院晋山結制報告(4)

3月26日


第廿九世徳峯寛量大和尚 本然清浄忌献供諷経

貞昌院29世大和尚の本然清浄忌(33回忌)の法要です。

1.殿鐘三会
1.七下鐘焼香師入堂
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1.鼓一通
1.普同三拝
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1.献供三拝(湯菓茶)
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1.中揖三拝
1.鼓三下
1.拈香法語
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1.読経 (参同契・寶鏡三昧 遶行二匝・両班遶行中焼香)
遶行後、新命・東堂・首座・寺族・親族・役員正面焼香
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1.回向
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1.普同三拝
1.謝拝
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1.焼香師退堂


檀信徒総回向

新命和尚導師による、歴代住職をささえ、貞昌院を代々護ってこられた檀信徒各家の御先祖様をご供養する法要です。

午後〇時十分 殿鐘打出し
檀信徒総回向
1.殿鐘三会
1.七下鐘住持入堂

1.拈香法語
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1.読経(修証義)
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1.回向
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1.新命・総代挨拶
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1.散堂

了而 記念撮影



ご挨拶

この度の晋山結制行持にあたり、各方面より多くのご随喜、ご参列を賜り、勝縁を結ばせていただきましたこと、誠に感激に堪えません。これも偏に諸役の諸大徳各位、教区並びにご縁をいただいたご寺院様方の絶大なるご指導ご協力の賜物と篤く感謝申し上げます。
仏教は、今から約二千五百年前、インドでお釈迦様により示された宗教であります。今回の晋山・結制・法戦式という行持の中にもお釈迦様の時代から相承されてきた、言葉では表現できないほど厳しく、そして心温まる師匠と弟子の関係を感じ取っていただけると思います。

この度の慶事にあわせて、本堂天井絵の修復と濡縁工事など、幾つかの境内整備を進めております。開創以来430年もの歳月と火災や震災にも耐え、檀信徒の皆様の篤い信仰に支えられてきた寺宝をこれからも大切に受継いでいくとともに、晋山結制を機に、皆様方とのご厚誼をより一層深め、地域とともに歩んでまいりたいと存じます。併せて檀信徒各家並びに十方有縁の皆様の限りない福寿長久を祈念致します。本当に有難うございました。

平成28年3月26日 貞昌院31世新命 亀野哲也九拝

ご挨拶

本日、晋山結制行持が無事に挙行できますことを感謝申し上げます。
檀家といたしましても尊い仏縁により式典に参加でき、慶びを共にできますことはご先祖様のご慈愛の賜であると感じます。
今日の貞昌院はご寺院様方の有り難いご協力により在るといっても過言ではありません。
この御縁を大切にし、更なる隆昌の為に檀信徒一同力を合わせて山門護持の思いを新たにしております。
永年に亘る仏祖のご加護と御寺院様方、檀信徒の皆様、関係各位のご協力に感謝し、寺門の興隆と皆様方の御多幸を心よりお祈り申し上げます。

平成28年3月26日 貞昌院護持会会長 瀬之間泰男合掌

投稿者: kameno 日時: 09:28 | | コメント (0)

天神山貞昌院晋山結制報告(3)

3月26日(土曜日)


首座法戦式 (しゅそほっせんしき)

結制修行中にいくつかの大事な法要が行われますが、中でも特に重要な儀式が新命和尚が行う「晋山」の儀式と、首座による「首座法戦式」であります。
さて、この法戦式は首座(修行僧のリーダー)が、住職にかわって「法」すなわち禅の修行や悟についての問答を交わす儀式です。そこで法の戦い、法戦式といいます。
これは昔、お釈迦様が霊鷲山において弟子の中の長老である迦葉尊者に、御自分の席を半分ゆずって説教されたという故事によるものです。
現在では、一人前の宗門の僧侶となるには必ず一度は通らなければならない関門であり、首座は一生一度の緊張と決意でお勤めになります。

1.版三下

はじめに、木版という鳴らしものを叩き、その響きによって式の始まりを知らせます。

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1.上殿

法戦式のそれぞれのお役につかれる和尚様が本堂に揃います。

1.上方丈

両班の和尚様が揃い新命和尚を迎えに行きます。

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1.入堂

大擂鼓が轟く中、首座和尚を先頭にお役の和尚様の上殿です。

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1.普同三拝

お釈迦様に対して礼拝を三度行います。参列の皆様はお座りのまま、御一緒に合掌して三度お拝をお願いいたします。

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1.読経(般若心経)・挙則(こそく)


焼香侍者和尚は、新命和尚様から三方にのせた祖録を受け取り、首座のところへ持って行きます。この本は『従容録』で、首座の哲舟和尚は、この中から今日の問答のテーマとなる「達磨廓然」を声高らかに読み上げます。

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その後、大きな声で小僧さんがお唱えを致します。この小僧さんを弁事といいます。

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首座は、読み上げた「従容録」を新命和尚に返し、問答開始の挨拶をいたします。首座は、これから結制修行中重要なお役についておられる和尚様や、来賓の御寺院、新命和尚に問答開始の挨拶をいたします。

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1.拈竹箆(ねんしっぺい)

首座は新命和尚より竹箆(しっぺい)を受取ます。竹箆とは、弓の形をした竹の杖で、人を説教する時に用いるものであります。
自身の位に戻りました首座は、坐禅を組み法語を唱えていよいよ問答が始まります。
首座の横で、いろいろ介添えをしている方を書記和尚といいます。


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1.法問

弁事、書記和尚和尚、各僧侶が次々と首座和尚に問答をかけていきます。


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1.謝語

問答が終わり、謝語、すなわちお礼の言葉が述べられます。首座は、代って説法することを命じた新命和尚より預かった竹箆を返します。
首座は、大任を果たしたお礼のお拝をいたします。

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曹洞宗の僧侶は、一生の間に三度の出生の式を挙げることになっております。
その第一が首座法戦式で「立職」と申します。これで今までの上座から座元という位になって、いよいよ仏道修行に励まれるのです。
第二番目は転衣と申しまして、お師匠様より大切な法を伝えて頂き、大本山永平寺と大本山總持寺の一夜住職を務める瑞世の式を行うと、いよいよ和尚の位に就き色のお袈裟を搭けることが許されます。
そして第三番目の出生が、「建法幢」と申しまして、新命住職が結制を修行して大和尚の位に登ります。
これを宗門の三大出生と申しております。


1.祝語

それぞれの役についておられる和尚様からのお祝の言葉をいただきます。

1.回向・普同三拝

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1.祝拝

法要を無事務められた、お祝の礼拝です。皆様も御一緒に手を合わせて礼拝ををお願いいたします。

 

1.導師退堂

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法戦直前、上方丈での一コマ

投稿者: kameno 日時: 11:42 | | コメント (0)

天神山貞昌院晋山結制報告(1)

このたび機縁熟し、平成28年3月25・26日に晋山結制修行および當山29世大和尚本然清浄忌を併修いたしました。
晋山結制行持にあたり、各方面より多くのご随喜、ご参列を賜り、勝縁を結ばせていただきましたこと、誠に感激に堪えません。
これも偏に諸役の諸大徳各位、教区並びにご縁をいただいたご寺院様方の絶大なるご指導ご協力の賜物と篤く感謝申し上げます。
開創以来430年もの歳月と火災や震災にも耐え、檀信徒の皆様の篤い信仰に支えられてきた寺宝をこれからも大切に受継いでいくとともに、晋山結制を機に、皆様方とのご厚誼をより一層深め、地域とともに歩んでまいりたいと存じます。
天神山貞昌院31世新命 亀野哲也九拝
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ここに写真報告をさせていただきます。

天神山貞昌院 晋山結制 先々住忌法要

晋山式とは、正式に住職として就任する儀式です。「晋」という字は進むという意味です。
今回の晋山結制では、貞昌院31世の晋山式と、修行の上、大和尚の位に就く大法要が行われました。また、本年度は貞昌院29世大和尚の本然清浄忌(33回忌)にあたり、年回法要が併せて厳修されました。

3月25日(金曜日)


午後3時30分 五磬三拝
1、西堂老師
1、後堂老師
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午後3時45分 僧堂鐘(殿鐘)打出し 首座入寺式

「首座(しゅそ)」とは、結制の修行をするにあたり、修行僧のリーダーとなるお役目を言います。先頭に立って修行をすることから、別称で「第一座」とも呼びます。
入寺式は、この首座の任命式のことです。本堂を坐禅堂に見立て、維那(いの)という修行僧の指導を担う役目の僧侶より首座に就く者の報告があり、それを受けて知客(しか)という接客の任にあたる僧侶に案内されて、堂頭(新命住職)の隣に首座の場所が与えられます。


1、僧堂鐘一会
1、七下鐘住持入堂
1、版三下
1、維那白槌

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1、知事、首座に致語

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1、首座、住持に致語

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1、首座就位

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1、維那告報
1、普同三拝
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1、散堂


午後4時15分 巡版打出し 結制土地堂念誦

貞昌院で仏法の守護神としてお祀りされている大権修理菩薩様に対する法要です。山門の興隆と行事の無事円成を願います。

1、巡版
1、小鐘一会
1、七下鐘住持入堂
1、上香(置茶湯)

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1、出班焼香
1、念誦 十仏名
1、回向
1、散堂


午後4時45分 殿鐘打出し 第29世大和尚 本然清浄忌逮夜諷経

貞昌院29世大和尚の本然清浄忌(33回忌)の前晩に行う法要です。

1、殿鐘三会
1、七下鐘 焼香師入堂
1、拈香法語
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1、普同三拝
1、読経(自我偈・舍利礼文)
新命正面焼香了而 謝拝 東堂・首座・寺族親族・役員正面焼香
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1、回向
20160325-14
一、普同三拝
一、焼香師退堂


午後5時30分 茶鼓打出し 配役本則行茶

この結制行事には数多くの僧侶がそれぞれ任にあたり、その役職を委嘱をする儀式です。併せて翌日の首座法戦式において、住職に代わり首座が禅問答に答えることを告げ、結制修行期間の主題を示します。今回の結制修行の主題は曹洞宗の根本となる祖録『従容録』(しょうようろく)の第二則「達磨廓然」(だるまかくねん)です。 達磨大師は「だるまさん」として親しまれていますが、インドから中国へ禅を伝えた実在の僧侶です。中国の梁の時代の武帝との問答を通して、「澄んだ心の中は、執着や悩みは生まれてこないこと」を示した教えです。この晋山結制において、西堂(せいどう)老師より提唱をいただきます。式の最後に全員でお茶をいただきます。禅宗では、これを「行茶」(ぎょうちゃ)と言い、禅宗ならではの作法があります。

1、茶鼓一通
1、大衆入堂
1、住持・西堂・後堂 入堂
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1、制中配役宣読
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1、大衆展具三拝(請拝)
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1、住持告報
1、首座展具三拝(請拝)
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1、本則提唱(西堂老師)
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1、行茶
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1、鼓三下
1、散堂


薬石祝麺   客殿 (配役者 習儀)


2日目、3月26日の行持は次のページに続きます

(写真記録:りうりう師)

投稿者: kameno 日時: 02:40 | | コメント (0)

ドローン飛行許可に基づく飛行

昨年12月10日から「ドローン規制」を定めた改正航空法が施行され、無人飛行機(ドローンやラジコン機等)の飛行に関する規制が強化されました。

この規制は、一見、ドローン愛好家にとっては逆風のように見えますが、逆に明確なルールに基づいて飛行が行われるということで、操縦側にも、一般市民側にもメリットも有るように感じます。

申請自体は多少手間はかかりますが、きちんとした手順を追えば比較的短期間で許可が下りるようです。
要は、きちんとした飛行計画の元に、一定のルールのもと飛ばして下さい、ということなのでしょう。

 

今日(3月23日)に行なった貞昌院上空の飛行。
きちんとした国土交通省からの許可と飛行計画に基づいて行なっています。

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ドローンの飛行は、3月26日朝にも計画しています。
天気が良いことを願います。

テロなどの犯罪に使用されたり、行き過ぎた使用方法による事故の防止は当然に必要ですので「ドローン規制」はきちんと運用して欲しいところです。

 

境内のソメイヨシノがだいぶ花開いてきました。
一分咲き位になっています。

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投稿者: kameno 日時: 10:57 | | コメント (0)

本日より春彼岸

暖かく穏やかな天気になりました。

今日から春彼岸です。
今年の彼岸は3月17日から23日、20日がお中日(春分の日)です。 

例年通り、彼岸の入りに合わせて墓地の清掃を行いましたので、気持ちのよい尾墓参りができることと存じます。

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今年は、暖かい日と肌寒い日の寒暖差が例年以上に感じました。

今年の桜の開花は少し早そうです。
もしかしたら、彼岸の間に開花宣言があるかもしれませんね。


どうぞ、華やかになりつつある景色を楽しみながらお墓参りされることをお勧めします。

投稿者: kameno 日時: 10:00 | | コメント (0)

さわやかコンサート2016

貞昌院本堂を開場にさわやかコンサートを開催いたしました。
100名近い参加をいただき、本堂内が満席となりました。

さわやかコンサートは社会福祉協議会・さわやか港南主催により定期的に開催されている落語や演奏会など、地域の方と一緒に楽しむ催しです。 

日時 平成28年3月13日(日曜日) 午後3時より
場所 貞昌院本堂 にて 
磯田浩一師(静岡県慶昌院住職・津軽三味線奏者)

 

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津軽三味線の楽器としての紹介や、じょんがら節の歴史的背景を交えての演奏です。
力強い三味線の音色が堂内に響き渡りました。

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次回は落語会です。
さわやか寄席は8月の予定です。

投稿者: kameno 日時: 20:27 | | コメント (0)

消防訓練

定期的に天神山・永谷天満宮・消防署・消防団共同で火災訓練を行なっています。

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ここのところ、寺社の火災に関するニュースが増えているようです。

気を引き締めて、普段からの備えを万全にしておく必要がありそうです。

投稿者: kameno 日時: 10:13 | | コメント (0)

上巳・桃の節句

今日は3月3日、ひな祭りです。
桃の節句、古くは上巳ですね。

客殿では雛人形を飾っておりますので、お参りの際には是非ご覧ください。

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古来より子どもの成長を願い、厄を除け、健やかに幸せに育ちますことを願う行事として受け継がれています。

この時期、梅も早咲きの桜も見頃を迎え、だんだんと華やかな雰囲気になってきました。

投稿者: kameno 日時: 07:05 | | コメント (3)

春一番 大荒れの天気

関東地方などに「春一番」 気温も上昇

気象庁は14日、関東地方などで「春一番」が吹いたと発表した。
14日は全国的に南よりの強い風が吹いて大荒れの天気となっており、暴風などに警戒が必要。気象庁によると日本海で急速に発達している低気圧の影響で雨や風が強くなっている。
佐渡市両津で30.2メートル、静岡県御殿場市で27.5メートル、東京都心でも21.4メートルの最大瞬間風速を観測した。気象庁は関東地方と、東海、北陸、中国地方で「春一番」が吹いたと発表した。
また、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で気温が上がった。午後3時までの最高気温は東京都心では23℃、仙台市で20.9℃、札幌市で8.2℃と、東日本や北日本では4月から5月並みの気温となった。
気象庁は暴風に警戒するとともに、積雪の多い地域でも気温の上昇によって雪解けが進むため、雪崩や土砂災害の発生に注意を呼びかけている。

日本テレビ系(NNN) 2月14日(日)17時5分配信


今朝から暖かい南風とともに風雨が強まり、大荒れの天気になりました。

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気象庁は春一番が吹いたと発表しています。

しばらく雨のない天気が続いていたので、太陽光発電パネルには埃が積もっていましたが、この雨で綺麗に掃除されました。
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午後には青空が広がり、4月並みの暖かさになりました。
しかし、明日には冬型の気圧配置となり、気温がぐっと下がるとのことです。
気温の変動が激しいので、体調監理には注意したいものです。

投稿者: kameno 日時: 18:24 | | コメント (0)

市仏連主催 第41回涅槃会

2月15日はお釈迦さまが入滅(お亡くなりになられた)された日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、2月9日、横浜市仏教連合会主催の第41回涅槃会が開催されました。

今年は瀬谷区仏教会が担当となります。

日時 平成28年2月9日(月)
会場 瀬谷区 曹洞宗 徳善寺

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【第一部】 涅槃会法要

・導師、式衆入堂(雅楽上殿)
・開式の言葉
・一同三礼
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・浄道場
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・三帰依文唱和
・表白文奉読
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・読経(観音経、舍利礼文)
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・回向
・一同三礼
・導師・式衆退堂

 

引き続き
【第二部】講演

『仏教世相百態 ー 浄玻璃の鏡に映すわが姿ー』
講師 鈴木永城 師

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本堂一杯の参列をいただき、学びあり笑いありの充実した一日を過ごさせていただきました。
昨年同様この仏縁に改めて心より感謝いたします。

準備の中心を担った瀬谷区仏教会の皆さま、会場の徳善様、お疲れ様でした。

本堂に掲げられた涅槃図

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■これまでの記録
横浜市仏教連合会主催第39回涅槃会 (2014年の記録)

横浜市仏教連合会主催第38回涅槃会(2013年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2012年の記録)
市仏教会主催涅槃会法要
(2010年の記録)
市仏教連合会涅槃会 (2009年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2008年の記録)

投稿者: kameno 日時: 15:08 | | コメント (0)

防災対策会議~テレフォン相談

町内会の防災対策組織で、要支援者、支援者とのマッチングについての全体会議、いっとき避難所の体制などについての話し合いが行われました。

町内を班分けして、各班ごとに要支援者、支援者の数にばらつきがあり、地区分けの境界を超えた融通の調整も為されました。
地区の状況は日々刻々と変化しているので、その確認も必要です。

 

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ここのところ首都圏に比較的小規模ではありますが地震が立て続けに発生しています。
いつ起こるか分からない災害に向けて、少しでも減災に寄与できればと考えています。


 

そして、翌日は仏教情報センターのテレフォン相談担当の日。
今日も多くの電話相談をおよせいただきました。
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投稿者: kameno 日時: 14:47 | | コメント (0)

節分・豆まき行事

2月3日、澄み渡った青空の下で節分の行事が行われました。

貞昌院に隣接する永谷天満宮で午後1時より神事、引き続き豆まき開始です。

今年は地元小学校2校の児童はインフルエンザのため、残念ながら不参加。
それでも昨年同様多くの方が集まりました。
獅子舞も披露され、参詣の方々の頭を噛んでいきます。

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神主さんのお話のあと、いよいよ豆撒き開始です!

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福は~うち!!

邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

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豆撒きの後はお菓子の詰め合わせが配られます。
豚汁も振る舞われました。

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引続き、近隣のR寺さまの節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。
境内はたくさんの参詣者で溢れています。

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒きを行ないました。

明日は立春、暦の上では春を迎えます。
皆さまに福が届きますように。

投稿者: kameno 日時: 20:11 | | コメント (0)

横浜の地震雲騒動

今日(1月27日)午後1時少し前から長い長い筋状の雲が東から西に伸びていました。
この写真は午後1時5分、貞昌院(横浜市港南区上永谷)にて

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西の地平線から東の地平線にアーチ状にきれいに伸びています。

Twitterなどでは地震雲として結構騒がれていますね。

【画像集】1月27日 関東近郊で地震雲が発生しているとネットで話題に #jishin (Neverまとめ)

 

 

時間の経過とともに幅が広がっていき、薄まっていきました。
まあ、飛行機雲でしょう
投稿者: kameno 日時: 21:23 | | コメント (0)

新春さわやか寄席2016年

一年に2回のペースで開催している「さわやか寄席」(貞昌院・さわやか港南共催)が開催されました。
今回は、定番となりました金原亭馬治師匠と桃川健師匠に加えて今日デビューのギターデュオが加わりました。
※毎回演目が変わります。

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 桃川健

日時 平成28年1月23日(土曜日)午後2時 より
場所 貞昌院 本堂にて
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数日前に降った雪がまだ境内に残る中の開催なりました。

まずは、オープニング。
情熱大陸のテーマ曲が堂内に響き渡ります。

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今年めでたく真打ちに昇進された金原亭馬治の一席「うまや火事」

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続いて桃川健師匠の紙切り。
リクエストに応えて新しいテーマで次々と切り出していきます。

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五郎丸とかスターウォーズとか、

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休憩を挟んで第二部、金原亭馬治の一席「かんしゃく」

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毎回たくさんの参加をいただきありがとうございます。

次の貞昌院さわやかコンサートは3月、さわやか寄席は8月の予定です。

 

 

 

 

 

 

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江戸紙切りの桃川健さんには、いつもながら見事な紙切りの芸を披露いただきました。

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会場からのリクエストにも次々と即興で応えていきます。
キャラクターものは人気がありますね。

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リクエストに即興で応えた「花火」「盆踊り」「蓮の花」

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その場のリクエストに応えていただき切っていただいた作品や、予めご用意いただいたたくさんの作品を皆さんにプレゼントしていただきました。

そして、休憩ののち金原亭馬治の一席。

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固定の常連さんも増え、毎回本堂がいっぱいになる参加をいただいています。
次の貞昌院さわやか寄席は来年新春の予定です。


■おしらせ

貞昌院子供落語教室で学んでいる貞昌亭瑞鳳(みずほ)君(2年)がテレビに出演します。
BSフジ「落語小僧」放送日時は9月24日(木)19:00~20:00です。

放送をお楽しみに!

投稿者: kameno 日時: 18:13 | | コメント (0)

この冬初の積雪

昨晩の冷たい雨が夜半前からみぞれに変わり、貞昌院では夜明けまでに雪が5センチほど積もりました。

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明るくなるにつれて再びみぞれ混じりとなり、今ではほとんど雨になっています。
積もった雪はどんどん融けていますが、地面はぐちゃぐちゃの状態なので、歩く際には充分な注意が必要でしょう。

交通機関の影響もかなり出ているようですね。
余裕を持った行動をとりたいものです。


〔大雪警戒〕東京北の丸公園でも最深積雪6cm 昼過ぎまで大雪や交通障害に厳重警戒を

関東甲信地方では広い範囲で雪が降り、関東地方平野部でも積雪となっている所があります。北の丸公園で最深6cmの積雪を観測した東京都心部ではみぞれから雨に変わりつつあり雪のピークは過ぎたものと思われますが、関東甲信地方では18日昼過ぎにかけて広い範囲で雪となり大雪となる見込みです。大雪や路面の凍結による交通障害に警戒するとともに、架線や電線、樹木への着雪に注意してください。
■現在の積雪量(18日07:00現在)
・山梨県 河口湖 36cm
・群馬県 草津 31cm
・埼玉県 秩父 27cm
・長野県 松本 23cm
・栃木県 奥日光(中禅寺湖畔) 19cm
・群馬県 前橋 13cm
・埼玉県 熊谷 12cm
・神奈川県 相模原 10cm
・山梨県 甲府 9cm
・長野県 長野 7cm
・東京都 東京(北の丸公園) 5cm (06:00最深6cm)
・神奈川県 横浜 3cm (05:00最深5cm)
・栃木県 宇都宮 2cm
※東京での近年の最深積雪
・2015年 3cm(01/30)
・2014年 27cm(02/08・02/15)
・2013年 8cm(01/14)
・2012年 4cm(01/23)
・2011年 2cm(02/14)
■24時間予想降雪量(~19日06:00 多い所)
・40cm 栃木県北部山地
・30cm 栃木県南部山地、長野県北部
・20cm 群馬県北部山地・南部山地、山梨県山地、長野県中部・南部
・15cm 東京都多摩西部・多摩南部、神奈川県西部山地、群馬県北部平地・南部平地、栃木県北部平地、茨城県山沿い
・10cm 東京都多摩北部、山梨県盆地、静岡県山地、栃木県南部平地、茨城県平野部
・ 5cm 東京23区、千葉県北西部、神奈川県西部平地・東部
■防災事項
【警戒】大雪や路面の凍結による交通障害
【注意】架線・電線・樹木への着雪、ビニールハウスなどの倒壊
レスキューナウニュース 1月18日(月)6時30分配信


投稿者: kameno 日時: 08:41 | | コメント (0)

どんど焼き

本日(1月14日)午前10時より、永谷天満宮にてどんど焼きが行われます。
どんど焼きは毎年1月14日に催行される恒例行事です。

20160114-01

どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。

新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。

たくさんの松飾りが集まっています。

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午前10時、神事が始まりました。

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いよいよどんど焼きが始まります。

作年に引き続き今年も好天に恵まれました。

投稿者: kameno 日時: 21:34 | | コメント (0)

2016年新春初釜

貞昌院茶室・如是庵で初釜が行われました。

2016年、今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

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初釜懐石

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お濃茶 → お薄茶 → 懐石料理 と進み、新年をお祝いいたします。

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■関連ブログ記事
新春 初釜 (2015年)
茶室・如是庵で初釜(2012年)
如是庵初釜(2010年)
新春初釜(2009年)

投稿者: kameno 日時: 09:00 | | コメント (0)

七草+餅粥

新年を迎えてから1週間経過しました。

今日は七草の日。
七草粥の習慣は、中国から伝わりました。中国ではやはり正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習がありました。
それが、日本の平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる、七穀粥と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

今朝の定例坐禅会では、お粥に七草を炊きこみ、併せて鏡餅を少し早めに開いて加えました。

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春の七草は、次のとおりですが、これら七草は、「日本のハーブ」とも呼ばれています。
かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。

「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根

 

正月三が日はおせち料理とか、檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きました。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵が伝えられているっていうのは良いことだと思います。

投稿者: kameno 日時: 07:16 | | コメント (1)

箱根駅伝観戦記2016年復路9-10区

第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成28年・2016年 復路)

第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が箱根・芦ノ湖から東京・大手町の読売新聞社前までの5区間109.6キロで行われ、青山学院大が10時間53分25秒で2年連続2度目の総合優勝を飾りました。
1区から10区まで1度もトップを譲らない完全優勝は、実に1977年の日本体育大学以来39年ぶりとなります。
おめでとうございます!
2016_hakone_10-03-2
駒澤大学は、追い上げ届かず総合3位でした。


今年も、昨日の往路に引き続き、復路9,10区で応援してきました。 



2016年1月3日 箱根駅伝第9区 不動坂通過順位 (通過順位、実質順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

2016_hakone_09-01
1 1  青山学院大学  中村祐紀

2016_hakone_09-02 2 2  東洋大学  高橋尚弥
 2016_hakone_09-03-2
3  駒澤大学  二岡康平
2016_hakone_09-04

*4 6   中央学院大学  海老澤剛
*4 5  日本体育大学   周防俊也

2016_hakone_09-06
6 4  早稲田大学   井戸浩貴

2016_hakone_09-07
*7 13  明治大学  齋田直輝

2016_hakone_09-08

8 7  東海大学   髙木登志夫  -

2016_hakone_09-09 *9 OP  関東学生連合 柴田拓真
*9 18  大東文化大学  原法利

 2016_hakone_09-11
11 8  順天堂大学  聞谷賢人

2016_hakone_09-12 11 8  山梨学院大学  河村知樹

2016_hakone_09-13 *14 15  中央大学  相馬一生
*13 10  帝京大学  岩間俊友

 2016_hakone_09-15
*15 16  神奈川大学  大野日暉
15 11  日本大学  荒川諒丞

 2016_hakone_09-17 *17 14  拓殖大学  栩山健
*17 12  城西大学 菅真大
*17 17  東京国際大学 石井辰樹

2016_hakone_09-19 *20 19  法政大学  本多寛幸
*20 20  上武大学  志塚亮介

 




2016年1月3日 箱根駅伝第10区
大手町(通過順位、実質順位、大学名、選手名) *は繰り上げ

2016_hakone_10-01 
1 1 青山学院大学  渡邉利典
2016_hakone_10-02 
2 2  東洋大学  東洋大学  渡邊一磨
2016_hakone_10-03 
3 3  駒澤大学  駒澤大学  中村佳樹
2016_hakone_10-04
4 4  早稲田大学  藤原滋記
2016_hakone_10-05
5 7  日本体育大学   小野木俊
2016_hakone_10-06
6 5  東海大学  金子晃裕
2016_hakone_10-07
7 9  中央学院大学  小川貴弘
2016_hakone_10-08
8 6  順天堂大学   作田直也
2016_hakone_10-09
9 8  山梨学院大学   上村純也
2016_hakone_10-10
10 OP  関東学生連合 細森大輔
2016_hakone_10-11
11 14  明治大学  山田稜
2016_hakone_10-12
12 10  帝京大学  島口翔太郎
2016_hakone_10-13

13 13  神奈川大学  大川一成
*14 19  法政大学  城越洸星

2016_hakone_10-15
15 17  東京国際大学  小針旭人
2016_hakone_10-16 
16 18  大東文化大学  北村一摩
2016_hakone_10-17
17 15  中央大学  松原啓介
18 11  日本大学  山﨑一輝
2016_hakone_10-19
19 12  城西大学  辻井三嗣
2016_hakone_10-20 
20 16  拓殖大学  東島彰吾
2016_hakone_10-21
21 20  上武大学  坂本佳太
   

  

第92回東京箱根間往復大学駅伝競走 総合成績
(2016年 平成28年)

順位 大学名 総合タイム 1位との差 タイム差
1 青山学院大学 10:53:25 - -
2 東洋大学 11:00:36 7:11 7:11
3 駒澤大学 11:04:00 10:35 3:24
4 早稲田大学 11:07:54 14:29 3:54
5 東海大学 11:09:44 16:19 1:50
6 順天堂大学 11:11:24 17:59 1:40
*7 日本体育大学 11:11:32 18:07 0:08
8 山梨学院大学 11:11:51 18:26 0:19
*9 中央学院大学 11:13:31 20:06 1:40
*10 帝京大学 11:15:21 21:56 1:50
*OP 関東学生連合 11:15:30 22:05 0:09
*11 日本大学 11:16:50 23:25 1:20
*12 城西大学 11:20:06 26:41:00 3:16
*13 神奈川大学 11:20:07 26:42:00 0:01
*14 明治大学 11:20:39 27:14:00 0:32
*15 中央大学 11:21:48 28:23:00 1:09
*16 拓殖大学 11:23:54 30:29:00 2:06
*17 東京国際大学 11:24:00 30:35:00 0:06
*18 大東文化大学 11:28:45 35:20:00 4:45
*19 法政大学 11:31:12 37:47:00 2:27
*20 上武大学 11:36:46 43:21:00 5:34
*は繰り上げ


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2015年 箱根駅伝往路観戦記
2014年箱根駅伝9・10区観戦記
2014年箱根駅伝2区観戦記
2013年箱根駅伝10区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝2区観戦記
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箱根駅伝写真レポート
投稿者: kameno 日時: 22:58 | | コメント (0)

箱根駅伝観戦記2016年往路2区

第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)
(平成28年・2016年 往路)


往路 青山学院大、往路V2! 1区からトップを一度も譲らず往路完全優勝しました。
記録は5時間25分55秒(速報値)。山の神、神野は1時間19分17秒の記録で5区を走り切りました。
往路2位は3分4秒遅れで東洋大の五郎谷が1時間19分台と好走でゴール。
往路3位は5分20秒差で駒澤大。以下、4位・山梨学院大、5位・早稲田大、6位・日本大、7位・順天堂大、8位に東海大と続きました。
------------------------------

箱根駅伝往路は2日午前8時、東京・大手町の読売新聞東京本社前からスタート。
前回優勝の青山学院、東洋、駒澤の三強の走り、そこに各大学がどのように関わってくるのか、各選手の走りにも注目です。
今年も貞昌院に程近い「花の2区」、権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。


2016年 第92回大会
■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順位

2016_hakone_02-01
1    青山学院大学     一色恭志
2016_hakone_02-02
2    山梨学院大学     DominicNyairo
2016_hakone_02-03
3    東洋大学     服部勇馬
2016_hakone_02-04-02
4    明治大学     木村慎

2016_hakone_02-05
5    駒澤大学     工藤有生

2016_hakone_02-06
6    順天堂大学     塩尻和也
6    帝京大学     髙橋裕太
6    中央学院大学     大森澪
6    日本大学     石川颯真
6(OP) 関東学生連合    丸山竜也

2016_hakone_02-06-02
6    順天堂大学     塩尻和也
6    帝京大学     髙橋裕太
6    中央学院大学     大森澪
6    日本大学     石川颯真
6(OP) 関東学生連合    丸山竜也

2016_hakone_02-10
11    拓殖大学     WorknehDerese

2016_hakone_02-11
12    城西大学     菊地聡之

2016_hakone_02-12
13    早稲田大学     高田康暉

2016_hakone_02-14
14    中央大学     徳永照

2016_hakone_02-15
15  日本体育大学     奥野翔弥

2016_hakone_02-16
16    神奈川大学     鈴木健吾

2016_hakone_02-17
17    東京国際大学     SitekiStanley
 

2016_hakone_02-18
18    東海大学     春日千速


2016_hakone_02-19
19    大東文化大学     森橋完介


2016_hakone_02-20
20    上武大学     田林希望


2016_hakone_02-21
21    法政大学     有井渉



平成28年1月2日
第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝) 往路記録速報

5区終点 23.2 km地点 往路:107.5 km地点 総合:107.5  km地点

順位 大学名 往路総合記録 1位との差 タイム差

1

青山学院大学

5:25:55

-

-

2

東洋大学

5:28:59

3:04

3:04

3

駒澤大学

5:31:15

5:20

2:16

4

山梨学院大学

5:33:24

7:29

2:09

5

早稲田大学

5:34:17

8:22

0:53

6

日本大学

5:34:28

8:33

0:11

7

順天堂大学

5:35:39

9:44

1:11

8

東海大学

5:35:45

9:50

0:06

9

帝京大学

5:36:36

10:41

0:51

10

拓殖大学

5:37:42

11:47

1:06

11

城西大学

5:37:42

11:47

0:00

12

東京国際大学

5:38:06

12:11

0:24

13

日本体育大学

5:38:12

12:17

0:06

14

中央学院大学

5:38:19

12:24

0:07

OP

関東学生連合

5:39:01

13:06

0:42

15

神奈川大学

5:40:36

14:41

1:35

16

中央大学

5:41:08

15:13

0:32

17

明治大学

5:43:22

17:27

2:14

18

上武大学

5:44:36

18:41

1:14

19

法政大学

5:45:53

19:58

1:17

20

大東文化大学

5:48:48

22:53

2:55

 

  


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投稿者: kameno 日時: 10:56 | | コメント (0)

平成28年元日の点描

平成28年1月1日

今年の元日は天気に恵まれ、暖かい一日になったこともあり、多くの参詣者が訪れています。
(昨年の元日は雪模様の寒い日でした)

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午後1時半
元日の修正会、御祈祷法要

 

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午後2時 檀信徒賀詞交換会

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例年同様、たくさんのお詣りを頂きました。

永谷天神囃子の獅子舞もやってきました。

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このような流れで三が日の行持はあっという間に進んでいきました。
新年が皆様にとってより良い年になりますように。

投稿者: kameno 日時: 19:15 | | コメント (0)

謹賀新年

新年おめでとうございます

旧年中は公私に渡り、また当サイトにおきましてもひとかたならぬご厚誼を賜りまして大変ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
皆様方にとりまして、新しい年がより良い年となりますようご祈念申し上げます。合掌


平成28年(2016)仏紀2582年 元旦 貞昌院住職 亀野哲也合掌

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※K様手作りの申

投稿者: kameno 日時: 09:42 | | コメント (2)

除夜の鐘点描

年末の点描です。

12月31日 午後10時半過ぎより除夜の鐘。
多くの方に除夜の鐘を撞いていただきました。

20151231-04

除夜の鐘の様子は Youtubeライブ及び Ustreamで中継いたしました。
数多くのご視聴をいただき、心より感謝申し上げます。

20151231-0120151231-0220151231-03

深夜0時をまわり、新年(平成28年)を迎えると、隣の天満宮では初詣が始まります。
参道を抜けて公道へとお参りの行列が続きます。

 

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投稿者: kameno 日時: 02:05 | | コメント (0)

Selected Photos 2015

毎年恒例となりました。
Photo log らしく、昨日の記事に続いて、2015年に撮影した写真の中からいくつか写真をセレクトして一年を振り返ってみます。


今年の箱根駅伝は青山学院(安藤悠哉)、駒澤大学(黒川翔矢)がワンツーでゴールのテープを切りました。
数日後に迫った来年の駅伝ではどのようなドラマが見られるのでしょうか。
hakone10-01 hakone10-02
2015年 箱根駅伝復路観戦記 9・10区


昨年発見されたラブジョイ彗星 C/2014Q2が見頃を迎えました。
次回、地球に近づくのは実に8千年後となります。

20150113-01
ラブジョイ彗星がみごろ
横浜でラブジョイ彗星の尾を写せるか


節分、永谷天満宮の豆まきには小学生たちを含め、多くの参加をいただきました。

20150203-11
本日 節分豆まきです


イチョウは成長が早いので、数年に一度剪定作業が必要になります。
クレーンを使うかなり大掛かりな作業です。

20150212-03
イチョウ剪定作業


さわやか寄席。
今年真打に昇進した金原亭馬治師匠と紙切の桃川健さんによる楽しい演芸です。
本堂は大きな笑い声に包まれました。

20150228-13jpg
新春さわやか寄席
貞昌院さわやか寄席2015夏


臺灣の佛光山寺で春節の行持に随喜してきました。
活気に満ち溢れる光景は、日本の仏教会にも大いに学ぶところがあると感じます。

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新年快樂!臺灣佛光山(3)
新年快樂!臺灣佛光山(6)
新年快樂!臺灣素食(7)



今年の彼岸は曇りの日が多かったのですが、貴重な晴れの瞬間、太陽が富士山の真上に沈んだダイヤモンド富士の後、影が二重になる珍しい現象が見られました。

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春彼岸のダイヤモンド二重富士


樹齢100年を超える桜が満開になりました。夜昼の光景です。

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星・月・夜桜
桜、散り始め


花まつりの日に降った雨は、桜の花を散らす花散らしの雨となりました。

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桜の絨毯-花筏
甘露の法雨


大本山總持寺へ講演のためにお越しいただいたダライ・ラマ法王14世。
屈託のないお姿は、いつも変わりないですね。

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「平和へのメッセージ」ダライ・ラマ法王14世


熱気にあふれる幕張メッセに参加してきました。

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趣味を本気に、日本の底力


湘南で大発生した夜光虫。
日本テレビ系情報カルチャー局「スッキリ!!」の「ピンナップ」コーナーにで、当ブログの写真と動画が放映されました。

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夜光虫の碧い海


パシフィコ横浜、国立大ホールでの梅花流全国大会。今年は神奈川県担当ということでお迎えする立場でした。

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梅花流全国奉詠大会神奈川大会


地元の方が守り続けているゲンジボタルです。

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ゲンジボタル定点観測2015


貞昌院の裏山からは地下鉄と富士山の織りなす光景を見ることができます。

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梅雨入り-夕焼けの富士山


今年の大船観音キャンドルナイトは開催直前まで雨が降っており、下会場のみの開催となりましたが、多くのご参拝をいただきました。
次第に天気は回復し、夜には星空も広がりました。

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キャンドルナイトin大船2015開催報告


みなとみらい大ホールで開催した「峨山道」公演。
最終リハーサルを終え、本番直前の集合写真です。

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『祈りの調べ』コンサート 開催報告


大施餓鬼会に玄関で咲いた團十郎朝顔

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団十郎朝顔


今年も神奈川新聞花火大会を堪能しました。

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第30回 神奈川新聞花火大会


曹洞宗教化部国際課・SZI主催の北米徒弟研修では国際禅センターの皆様、北アメリカ総監部の皆様をはじめ多くの方々に大変お世話になりました。
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SZI主催海外徒弟研修会


貞昌院の庭を彩る大賀蓮。美しい花をいくつも見せてくれました。

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残暑も一服


千畳敷の總持寺大祖堂で揮毫される金澤翔子さん。
筆の重さは実に20kgもあります。

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渾身の「羯諦」


ゆめ観音アジアフェスティバルは今年17回を迎えました。

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第17回ゆめ観音報告(1)
第17回ゆめ観音報告(2)


「鶴見のまちの大遠忌」「鶴見萬燈の夕べ」
準備は大変でしたが、多くの来場者を迎えることができ大遠忌の雰囲気に触れていただくことができたことは意義深いことでした。
多摩美術大学の学生さん、街の皆さん、近隣寺院様をはじめ多くの力が一つになりました。

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鶴見萬燈の夕べ 点描


今年もたくさんサツマイモが出来ました。
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サツマイモ収獲2015


町内会防災訓練で、起震車が境内にやってきました。

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防災訓練@町内会館・貞昌院


成道の日、境内のイチョウは一気に落葉しました。
黄色の絨毯に覆われています。

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暖かい秋雨


■関連ブログ記事
Selected Photos 2014
Selected Photos 2013
Selected Photos 2012

投稿者: kameno 日時: 21:07 | | コメント (0)

歳末のテレフォン相談

今年も残すところ10日ほど。

時間の経つのはあっという間ですね。

今日は、伝統仏教超宗派僧侶で構成されている仏教情報センターのテレフォン相談担当日でした。
だいたい、一人が年6回ほどの割当になっています。

今日も、とても多くの電話を戴きました。
特にここ数年は、仏事の質問よりも、心の悩み、人生の悩みの相談がめっきりと増えたことを実感しています。
その他、仏教テレフォン相談以外でも、様々な相談を受ける事は多いですし、世の中には様々な悩みが渦巻いていることを実感します。

相談の受け皿は必要ですし、恐らく現代社会ではさらに求められているのだと感じます。
その重要な受け皿に僧侶が関わるということは重要なことです。
少しでも悩みが減りますように願うばかりです。
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仏教情報センター事務局は東京ドームのすぐ脇に位置しています。
事務所の大きな窓からは、その景色が眺められます。

窓際にはフラワーロックがゆっくりと左右に首をふっています。

明日は冬至です。
日暮れを迎えるのが本当に早いですね。

帰路は東京ドームシティーの点灯し始めたイルミネーションの中を通って帰りました。
今年はウルトラマン像もあるんですね~

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投稿者: kameno 日時: 21:47 | | コメント (0)

岩手県教区研修会

岩手県の教区研修会より級階査定の制度に関する研修会の御依頼をいただき、花巻まで出かけておりました。

級階査定とは、曹洞宗宗門で必要な歳入を全国寺院でどのように分担するか、その割合を決定する仕組みです。

10年に1度をめどに、各寺院より申告をいただき、その資料をもとに寺院の級階が定められます。
その中で、国勢調査の結果を算出根拠の要素として用いているため、次回の級階査定は、東日本大震災後初めての調査となる平成27年の国勢調査の結果を盛り込むため、実施時期を少し後送りすることとなっています。
研修には多数のご出席をいただき、奇譚のないご意見も頂戴いたしました。

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いただいたご意見を持ち帰って、可能な限り反映させていきたいと考えています。

教区事務局の皆様、本当にお世話になりました。

 

東京から乗ったやまびこは、何回か「はやぶさ」に追いぬかれていきましたが、その分ユッタリとした時間を過ごすことが出来ました。

投稿者: kameno 日時: 14:52 | | コメント (0)

葬祭マネジメント講義

毎年度、東京の葬祭マネジメント学科のある専門学校で講義をさせていただいております。
(各宗派の講義があり、今月は曹洞宗でした)
2011年度から担当させていただいており、今年度が5年目に入りました。

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特にここ数年で葬祭を取り巻く環境が大きく変わりつつあります。
少子高齢化や地域の過疎化ももちろんその一因ですが、それに拍車をかけているのがマスコミの影響だと感じます。

伝統的と思われている葬祭儀礼は、実際には時代とともに変遷してきました。儀礼のありようは変化するものです。
その中で、いかに有用な情報を発信していくことができるか、また、施主さんとどのように向かい合っていくことができるかが重要になりましょう。
寺院と葬祭業者がおたがい信頼関係を築いていくことも大切なことです。

 

 

--------講義のしめくくりとして、毎年補足させていただいている内容をまとめました--------

■葬祭事業者として働く方へのお願い
(1)人の最大の出来事(生老病死)として、故人と喪家に対して心を込めて対応して欲しい。
(2)宗教性(各宗派の教義、地域の風習)への理解と、司祭者(導師)とともに、厳粛な葬儀執行をお願いしたい。宗教性の中心に入り込むことは避ける。
(3)正しい情報の提供とアドバイス。
喪家が菩提寺を持っているかの確認を確実に行い、早期に菩提寺に連絡を行って欲しい。
近年、寺院を持たない、葬儀だけを執行する僧侶があり、その後の法事や埋葬の面倒を見ないということによるトラブルが多くある。
葬儀の意味を捉え、むやみに簡略化しない。
(4)信頼のおける関係業種との絆を大切にして欲しい。寺院、住職との普段からの意思疎通など。

■これからの葬祭事業に思うこと
従来の死に臨んでの告別披露、弔問外交、格式の誇示などのような葬儀の形態は消滅した。
また、かつて近所、講中で世話役を中心に行ってきた葬儀、葬列などもほとんど見られなくなった。
合理的に、かつスリムに経費を削減した質素な形式の葬儀が増えていくであろう。
通夜無しの一日葬、炉前のみ、戒名無し、無宗教、散骨など、時代の変遷により様々な選択肢が増え、加速化される中で、生前に関ってきた家族、親族、職場、地域社会との縁を簡単に省略化してよいものかどうかも考えなければならない。
魂としての「いのち」と遺された者へのグリーフケアをどのようにするべきなのか。それを考えた時に、真の安らぎを求める道について、関係する業種に従事する人は真摯にとりくんでいく必要があろう。

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講義の後、紙にびっしりと書き込まれた感想文をいただきました。
有難うございました。
これから資格取得に向けてがんばってください。


■これまでの記事

未来の葬祭ディレクターに(2011年度)
これからの葬祭業を担う方に(2012年度)
葬祭マネジメント学科講義(2013年度)
葬祭マネジメント講義(2014年度)

投稿者: kameno 日時: 12:51 | | コメント (0)

暖かい秋雨

未明より気温がぐんぐん上がり、まとまった雨が降り続いています。
日本各地では季節外れの大雨となった地域も多かったようです。

イチョウはすっかり落葉し、境内には黄金色の絨毯が敷き詰められました。

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投稿者: kameno 日時: 10:12 | | コメント (1)

成道の日の境内

12月8日は成道の日。
お釈迦さまが悟りを開かれた日です。

今朝は東の空に三日月と月に寄り添う明けの明星(金星)が見えるはずでしたが、あいにくの曇り。
少し肌寒い一日となりました。

客殿の広間から眺める光景も、次第に秋から冬の様相が濃厚になってきました。

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境内のイチョウは半分ちょっと落葉しています。
あ、そうそう、M1 2015で敗者復活から見事に優勝したトレンディエンジェルのお二人、おめでとうございました!

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今年は黄葉の時期が長いですね。
色づきは早かったのですが、散り終わるのは昨年よりも遅くなりました。

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投稿者: kameno 日時: 20:34 | | コメント (1)

防災訓練@町内会館・貞昌院

上永谷町内会主催の防災訓練が行われました。

日時 平成27年12月6日(日)
場所 町内会館・貞昌院駐車場
内容 起震車による地震体験訓練・各家庭で行なう防災、減災の取り組み・AED訓練・餅つきと餅の日持ち検査

午前8時40分、相模トラフを震源とする南関東地震が発生したことを想定し、シェイクアウト プラス1の取り組みを各家庭で行ないます。
その後、要支援者・要介護者の安否確認、いっとき避難場所へ集合の後、町内会館に集まります。

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町内会館では、もち米を蒸し、手際よくお餅がつきあげられました。

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参加人数は150人を超え、グループに分かれて起震車による地震体験訓練・各家庭で行なう防災、減災の取り組み・AED訓練を行っていきます。

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幅広い年齢層からの参加があり、関心の高さが伺えます。
このような訓練は定期的に行っていくことが大切です。

参加された皆さま、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 11:55 | | コメント (0)

貞昌院からはやぶさ2は見えるか?

小惑星リュウグウへ向かう「はやぶさ2」のスイングバイを、ここ貞昌院(横浜市港南区)から観測できるかチャレンジしてみました。

軌道を計算すると、日本時間の12月3日18:44過ぎに北極星(αUMA)の近くを通るようなので、CanonEoskissX7+Tamron 200-400ズームレンズ400mm側にて。


かなり早い速度で通過するはずなので、ISO3200、露出15秒で撮影。18:44:50から18:45:05までの15秒間です。
北極星は2等星、その上に写っている2番めに明るい星は6.5等星です。
ということで、横浜でもかなり暗い星まで写すことができることがわかります。

北極星の左上に水平に光の筋が写っています。
これがもしかしたらはやぶさ2でしょうか?(他の人工衛星の可能性もあるのでまだ断言はできません)

 


画像をクリックすると拡大します。

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はやぶさ2だったら良いのですが・・・・

まあ、いずれにせよ、この時刻に北極星の近辺を通過したことは間違いないわけで、地上からエールを送っておきました。

 
ちょうど1年前に打上げられた「はやぶさ2」は、このスイングバイにより速度を増し、小惑星「リュウグウ」に向けて軌道を修正したのです。

 


小惑星探査機「はやぶさ2」@haya2_jaxa

【速報】プレスリリース『小惑星探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイ実施について』より抜粋 「NASA深宇宙ネットワーク局の支援を受けた探査機運用により、再接近後の探査機の状態は正常であることを確認しました」
(公式ツイート 20:38)


投稿者: kameno 日時: 19:44 | | コメント (0)

上永谷に架かる虹

今朝の定例坐禅会は冷たい秋雨の音を聴きながらの坐禅となりました。
日が昇るに連れて雨が上がり、青空が広がっています。

・・・そして

西の空に大きな虹が現れました。

↓天神山より
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↓貞昌院駐車場より
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↓境内墓地より
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虹は数分のうちに薄く、そして消えていきました。

投稿者: kameno 日時: 09:58 | | コメント (0)

Pray for Paris

不条理な無差別テロによってお亡くなりになられた方々、そしてその家族の方々に対して心から哀悼の意を表します。
報復の連鎖が止まりますように。

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投稿者: kameno 日時: 17:15 | | コメント (0)

こうなん ぶらり&ぶらり

港南区民活動支援センター本年度初企画の「こうなん ぶらり&ぶらり」第3講が貞昌院を起点に行われました。

この企画は、区民が区内の散歩をしながら区民利用施設や活動団体、史蹟と出会う講座です。
11月4日は好天に恵まれ(第1講から今まで全て好天とのことです)絶好の散歩日和となりました。

今回は貞昌院~永谷天満宮~古から続く永谷天満宮・日限地蔵の参拝道~丸山地区の石仏を集めた丸山台第二自治会館~日限地蔵~さわやか港南 というコースです。

歩くコースに因んだお話を
名勝史蹟四十五佳選
高浜虚子一行の永谷村探勝
日限地蔵尊
永野村、鎌倉郡から横浜市へ

 

このあたりを題材にして小一時間ほどお話しさせていただきました。

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参加された皆様、事務局の皆様、お疲れ様でした。

 

こうなん ぶらり&ぶらりのレポートはこちらにもございますので併せてご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 09:34 | | コメント (0)

サツマイモ収獲2015

地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれており、貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。

今日は待ちに待った収穫の日。秋晴れの絶好の日和となりました。
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ご協力いただいた地元農家の方、保護者の方への「ありがとうございました!」の挨拶。

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さあ、掘るぞ!ファイト~、オ~!

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いよいよ芋堀の開始です。
各クラスが一畝づつ(今年は4クラスなので4畝)担当していますので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!


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今年もたくさん収穫できました。

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最後のご挨拶。
「有難うございました!」
貞昌院にも収獲の一部をいただきました。

サツマイモ収獲の時期にちょうど温州みかんが食べごろを迎えるので、併せて収穫してプレゼントしました。

また、サツマイモの蔓も大切な収穫物です。
リース作りや、サツマイモパーティーで利用するため分別して持ち帰ります。

ボランティアの皆さん、保護者の皆様もお疲れ様でした。


■関連ブログ記事
ぐんぐん伸びるサツマイモ
サツマイモ苗の植付け

サツマイモ畑畝作り
サツマイモパーティー
サツマイモ畑いよいよ収穫
九里よりうまい・・・
八月のお盆
サツマイモ畑生育状況
梅雨のサツマイモ畑
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サツマイモ畑2013-収獲
サツマイモ畑日記2013-4
サツマイモ畑日記2013-3
サツマイモ畑日記2013-2
サツマイモ畑づくり
サツマイモ植付け2012
サツマイモの収穫2010
みかんとサツマイモ畑
サツマイモの収穫2009
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小学生からの手紙
サツマイモの収穫
さつまいも畑、坐蒲立て近況
さつまいも畑の雑草取り
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サツマイモ収穫の日
のびろのびろみんなのサツマイモ
サツマイモ作り vol.5
サツマイモ作り vol.4
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 12:47 | | コメント (0)

久しぶりの定例坐禅会

貞昌院定例坐禅会を2週間お休みしており、今日は久しぶりの坐禅会となりました。

境内にあるイチョウの木にはたわわに銀杏が実っています。
その銀杏を乗せました。

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イチョウの黄葉が進んでおり、だんだんと秋色が濃厚になってきています。

投稿者: kameno 日時: 07:39 | | コメント (1)

永野地区防災訓練2015

御嶽山の噴火からちょうど1年。
今年も関東・東北豪雨など大きな災害が続いています。

彼岸明けの日曜日、永野地区の合同防災訓練が行なわれました。
毎年9月下旬に行われている防災訓練で、地震災害の発生を想定し、消防署・消防団のご協力により町内会と合同で行なわれる実地訓練です。

早朝震度6強の地震が発生したことを想定し、災害ボランティアは「いっとき避難所」に集合し、各持ち回りの地域の要支援者の安否を確認したうえで小学校校庭に集合します。
町内会ごとに人数を集計し、防災無線にて非難状況を連絡します。

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次に、班に分かれて、判別の訓練が行われました。
・消火器の使用訓練

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・避難所となる体育館での訓練
・備蓄倉庫保管物資の確認

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・下水道直結トイレの設置
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このように、定期的に防災訓練を開催することが大切なことです。
減災に向けての取り組みを日頃から考え実践しておきたいものです。


■関連ブログ記事
防災の日・防災週間において
永野地区防災訓練

避難訓練@町内会館・貞昌院
災害対策委員会
災害時支援者委員会炊き出し訓練
防災のための身近な組織
防災のための身近な組織2
災害対策委員会炊出し訓練
炊き出し訓練@町内会館
災害対策-応急手当の基礎実技
合同防災訓練
永野地区合同防災訓練
災害に強いまちづくりとは
合同防災訓練
災害時支援者委員会研修会

投稿者: kameno 日時: 23:47 | | コメント (0)

中秋の名月-こども坐禅会

今日は旧暦8月15日、中秋の名月です。

そんな縁もあり、「月見」という名前の付く地区の子供会参加による坐禅会が貞昌院で開催されました。

まずは坐禅堂(本堂)で簡単な作法に関するレクチャーをします。

その後、坐禅を2チュウ。
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皆、坐禅はじめてということでしたが、きちんとした姿勢で坐ることができました。
その後、質疑応答や法話、堂内拝観、茶話会など。

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日没後は本堂の向こう側、東の空からまんまるい月が昇ってきました。

 

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地球に近い距離にありますので、少し大きく見える月です。

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投稿者: kameno 日時: 22:36 | | コメント (1)

秋彼岸の中日、秋分の日

秋彼岸の4日目、中日:秋分の日をを迎えました。 
隣の永谷天満宮では秋の例祭(秋祭り)が行われます。
午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。
午前9時半集合。たくさんの子供たちが集まりました。

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神様を御神輿にお迎えする神事が行われます。
お神輿に御神体が乗せられて、いよいよ出発。

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年齢別に3体の神輿があります。

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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。

神楽殿の舞台では夕方から演芸大会が行われます。

投稿者: kameno 日時: 12:11 | | コメント (0)

芸術の秋・彼岸の入り

今日から秋彼岸の入りです。
一週間ほど前から貞昌院墓地の清掃を行っておりましたので、お参りしやすい環境になっていると思います。
秋晴れの好天が続きそうですので、どうそご家族皆様でお墓参りをされますようお勧めいたします。

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鶴見区の大本山總持寺では、今日から長廊下(百間廊下)でインスタレーションアートをの展示を行っています。

シアトル大学で教鞭をとられている嘉住直実さんの「Sarit」という作品です。

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「河/道」を形成する白い三角形の破片は一つ一つが手作りで、素材は洗濯をするときに使用する柔軟剤つきの繊維紙と一般的な蝋(パラフィン)を合わせて作ったものを天蚕糸に通し、小さな一滴/一欠片から始まる聖なる河/厳粛な道を徐々に大きく深くしていきます。
天井から吊るされた一本一本の天蚕糸は地上に降る雨を表現しています。また、この創造された河または道の中に、峨山禅師が峨山越えをされる際、總持寺で真読されたという「大悲心陀羅尼」、日本語とサンスクリット語(シッダーン書体)で書かれた写経が一文字づつ破片の中に書かれ、河/道の中心に流れるように組み込まれています。

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一ヶ月ほど前から總持寺で作品を制作されておりました。
何千もある三角形の小片をビーズとともに糸につけていく気が遠くなるような作業です。
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作品展示の前日までに長廊下に順次吊り下げの作業も終えました。

 

Sarit 嘉住直実現代アート展
Naomi Kasumi EXHIBITION
Sarit - Flow of compassion
9月20日~10月24日まで峨山禅師650回大遠忌・現代アート展が長廊下で開催されております。
「相承」 大いなる足音が聞こえますか のテーマをもとに作り上げられた現代アートの静かな空間。
アーティスト嘉住直実による手作りの無数の破片で「命と時の流れ」を表現した幻想的なインスタレーションアート作品をぜひご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 11:46 | | コメント (0)

第17回ゆめ観音報告(2)

ゆめ観音の舞台では、夕暮れ、午後5時30分から万灯供養法要が営まれました。

■万灯供養法要差定(式次第2015年版)
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差定
1.大梵鐘打出九声
1.殿鐘三会
1・散華荘厳

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舞台の周囲には平和の火が広げられ、僧侶たちにより散華が撒かれ、場が清められます。

1.七下鐘導師(大導師・焼却師)上殿着座

大導師 大船観音寺住職 大本山總持寺監院 乙川暎元老師 
検経師 大本山總持寺副監院 石田征史老師
検経師 大本山總持寺副監院 村田和元老師
焼却師 第五教区倫勝寺住職 馬場義実老師  
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1.読経(般若心経)

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1.読経(仏陀神呪)
1.配塔婆(法華頓写)
来場いただいた皆様より祈願文が書かれた経木塔婆が、両班の僧侶に配られ、経文が書き加えられます。

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1.収塔婆
経文が書き加えられた経木塔婆が集められ、検経師、大導師に届けられます。
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1.舎利礼文三遍(読経中三拝)
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1.拈香法語

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1.献茶湯・塔婆焼却 
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経木塔婆は焼却師により焼却供養塔に入れられ、松明によりお焚き上げの焼却供養が同時進行で行われます。

1.世尊偈行道三匝

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焼却供養塔三界萬霊等の周りを読経しながら行道します。

1.回向
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1.大導師法話


今年ちょうど終戦70年を迎え、大船観音寺は非戦と世界の平和を祈り続けるお寺ですので、ことさら思いを深くしてお勤めをさせていただきました。
昭和20年3月の東京大空襲、私は新潟の出身ですので8月1日の長岡大空襲、さらに広島、長崎へと8月6日、9日と日をおかず原子爆弾が投下されました。過去にも未来にもこのようなことが無きことを願う中で唯一の被爆国となった日本の歴史を今一度噛みしめる時ではなかろうかと思いを深くするところです。
やはり、人間の気持ちは非常に移ろいやすいので、過去の歴史が誤った行為をも断罪し続し続けている事実にも目を向け、多くの何の罪も無い人々の命が失われた過去から目を離すこと無く見続けてく努力も負っているように感じます。
どうぞ、この大船観音に足を運んでいただいた皆さまには、将来にわたる戦争のない世界と、それから、日本が間違っても戦争を起すことがない国でありつづけることを祈っていただきたいと思っています。
私はいろいろな席で申し上げますが、合掌し祈る姿というのは自分の立ち位置を確認する行為だと思っています。祈る中に歴史を冷静に学び、将来を託す子どもたちのために果たさなければならないことを深く心に刻みながら生きていく人生でありたいと思っています。
本日は地元の方々、有志僧侶の皆さま、青年会の方々の賛同と積極的なお働きにより17回のアジアフェスティバルを迎えることができました。ご加担いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。
そして、ご参列いただいた皆様には今一度世界の平和を考える一時を過ごしていただきたいと願います。

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1.散堂
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法要で灯された蝋燭の残りは、ゆめ観音終了後、会場の皆様にお持ち帰りいただきました。

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同時進行により、参道石階段にキャンドルを並べ、平和の火の塔の周りをライトアップいたしました。

投稿者: kameno 日時: 00:53 | | コメント (0)

第17回ゆめ観音報告(1)

平成27年(2015年)9月12日(土曜日)開催
■第17回 ゆめ観音アジアフェスティバル

この上ない秋晴れのもと、ゆめ観音の舞台は予定通り開催されました。

開催報告、まずはステージ編です。

ゆめ観音 観音前ステージ 2015-9-12 
開会宣言
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プレアデス

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sora
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横濱たんぶう
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スミリール
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ぬくれば
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丸義会
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SAKARAK
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チョムロム・ナータシン・タイ
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津軽三味線小山流
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プスパラトナ
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万灯供養

18:30
Devadasi Studio
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スパイシー・トゥムカ
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美醜
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投稿者: kameno 日時: 01:00 | | コメント (0)

にじのかけはし

台風18号は一気に本州を横断していき、断続的に降っていた強い雨が日没の頃に(一時的に)上がりました。
總持寺から貞昌院に戻る途中、東の空には大きな虹のアーチが!

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これほどくっきりとした虹を見たのは久しぶりです。

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約20分後、貞昌院に到着。
虹はまだ見ることができました。
本堂に虹のアーチがかかっています。

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みるみるうちに薄くなっていく・・・・

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虹が消える頃、境内は虫の声に包まれていました。

投稿者: kameno 日時: 19:12 | | コメント (0)

蝉すずなりのメタセコイア

秋雨前線が日本を横断している影響で、しばらくは雨模様の日が続きそうです。

写真は、貞昌院薬師墓地入口にあるメタセコイアの枝です。
高さ3~4メートルくらいの位置にアブラゼミの抜け殻がすずなりになっています。
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毎年このメタセコイアにはたくさんの蝉が羽化します。
この枝先に到達するには大変な道のりとなるのですが、それでも、アブラゼミたちはメタセコイアの木を好むようです。

境内を包み込んでいた蝉の声はまだ続いていますが、日暮れからは秋の虫たちの大合唱が始まっています。

投稿者: kameno 日時: 19:40 | | コメント (0)

貞昌院さわやか寄席2015夏

一年に2回のペースで開催している「さわやか寄席」(貞昌院・さわやか港南共催)が開催されました。
ご出演は、すっかり定番となりましたお二方です。
※毎回演目が変わります。
 

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 桃川健

日時 平成27年8月23日(日曜日)午後2時 より
場所 貞昌院 本堂にて
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裏庭の大賀蓮も次々に咲いていく中の開催となりました。

まずは、今年めでたく真打ちに昇進された金原亭馬治の二席。

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江戸紙切りの桃川健さんには、いつもながら見事な紙切りの芸を披露いただきました。

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会場からのリクエストにも次々と即興で応えていきます。
キャラクターものは人気がありますね。

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リクエストに即興で応えた「花火」「盆踊り」「蓮の花」

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その場のリクエストに応えていただき切っていただいた作品や、予めご用意いただいたたくさんの作品を皆さんにプレゼントしていただきました。

そして、休憩ののち金原亭馬治の一席。

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固定の常連さんも増え、毎回本堂がいっぱいになる参加をいただいています。
次の貞昌院さわやか寄席は来年新春の予定です。


■おしらせ

貞昌院子供落語教室で学んでいる貞昌亭瑞鳳(みずほ)君(2年)がテレビに出演します。
BSフジ「落語小僧」放送日時は9月24日(木)19:00~20:00です。

放送をお楽しみに!



■関連リンク

貞昌院 児童3人が落語披露(タウンニュース記事)

■関連ブログ記事
さわやか寄席子供落語お披露目

投稿者: kameno 日時: 04:46 | | コメント (0)

坐禅会と蓮華座

木曜は定例坐禅会の日。
早朝はだいぶ過ごしやすくなりました。

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禅宗の一派である曹洞宗は、「只管打坐」(ただひたすらに坐る)の坐禅を旨としています。
坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であります。

今日も坐禅の時間に大賀蓮が開いていきました。

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如来や菩薩、明王などの仏像は、蓮華の上に乗っています。
これを蓮華座といいます。

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蓮華は日の出とともに蕾がみるみるうちに開いていきます。
坐禅会がおわる時刻にはすっかり開きました。

 

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まだ蕾がいくつかあるので、暫く楽しめそうです。

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投稿者: kameno 日時: 07:43 | | コメント (1)

八月盆送りの日

八月盆も終わり、ようやく夏の行持が一段落という感じがします。
今年の夏は暑かったですね。
猛暑日が途切れること無く続くと身体への負担も増えます。健康管理には注意したいものです。

 

貞昌院の大賀ハスは蕾が次々と膨らんでいます。
これからも花を楽しむことができます。大賀ハスは時期が少し遅めなのでしょうか。

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この機に、本堂の照明を一部新しくしてみました。

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北欧デザインの照明。
蓮の花を想起する美しいデザインです。

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まだまだ厳しい残暑が続きそうですね。

投稿者: kameno 日時: 08:41 | | コメント (0)

第30回 神奈川新聞花火大会

全国各所で猛暑日連続の記録が更新されています。
今日は總持寺での打合せ、および檀務の後、みなとみらい地区で行われる神奈川新聞花火大会へ家族に出かけました。

場所からはやや遠いながらも、比較的余裕を持って観ることが出来る横浜ポートサイド公園からの観覧としました。
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横浜駅から近いのでアクセスが便利な場所です。
打上1時間前に到着。既に多くの人々が集まっています。

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今年の花火は実に色とりどりで、しかも色がくるくると変わっていったりします。

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グランド・フィナーレではこのような花火が打ち上がりました。
今年は鮮やかな色がぐるぐる回転する華やかな花火が目立ちました。
やはり日本の花火師の技術は凄いですね。

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帰路は市営地下鉄でしたのでスムーズに帰ることができましたが、JRを利用されていた方は架線事故の影響で大変だったようです。


■関連ブログ記事

第27回 神奈川新聞花火大会
第28回神奈川新聞花火大会

投稿者: kameno 日時: 23:28 | | コメント (0)

きぼうの光を眺めよう

今年7月23日から日本人10人目の宇宙飛行士・油井亀美也さんが国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」に乗船しています。
きぼうは地球の周りをぐるぐると回っているので、日本上空を通過する際に太陽の光が「きぼう」に当たっていれば比較的簡単に観測することができます。

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今日(8月3日)は日没直後の午後7時30分からゆっくりと北西ー北ー北東へと光跡描いていきました。
(写真をクリックして拡大すると中央部分に光の筋が見えます。まだ空が少し明るい時間帯なのでやっと写りました)

(貞昌院より撮影。写真下部に写っているのは永野小学校校舎で、その上に20秒分の光跡が写っています)

ちょっとした望遠鏡で見ると、太陽光パネルなども観ることができます。
いつ観ることができるかは、こちらをチェックしましょう⇒http://kibo.tksc.jaxa.jp/

 


■以前撮影した「きぼう」はこちら

「きぼう」の光跡

投稿者: kameno 日時: 20:45 | | コメント (0)

静かに昇るブルームーン

日没後、貞昌院本堂屋根の向こうからまん丸い月が登ってきました。

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今年7月は2日と今日31日の2回満月となります。

月の満ち欠けの周期約29.5日に対し、1ヶ月は2月を除けば30日、または31日ですから。同じ月に2回満月を迎える現象をブルームーンの現象は何年かに一度は起きることになります。
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見かけはただの満月ですが、それでも何年かに一度の満月ですので特別な意味を持たせて「幸せを呼ぶ満月」という言い伝えになっています。
東の空に広がっていた薄い雲もだんだん無くなり、満月がハッキリと見えるようになってきました。

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今日は旧暦では6月16日。

旧暦のお盆=旧暦の7月15日は、今年は8月28日となります。

 


■関連ブログ記事
幸せをもたらすブルームーン
大きな満月と火星の競演

元日の月食⇒パール富士
サロス周期と今月の天文現象

投稿者: kameno 日時: 23:57 | | コメント (0)

大施餓鬼法要2015

平成27年7月26日、恒例の貞昌院大施餓鬼会法要が営まれました。

今年は日曜日にあたり、400人を超える参拝をいただきました。


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本尊上供の後、本堂正面の精霊棚に檀家の皆様のご先祖様、そして普(あまね)く御霊(みたま)をお迎えし、ご供養の法要を営みます。

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ご随喜のご寺院様・世話人の皆様には塔婆の配布、片づけまで有難うございました。
無事法要を終えることが出来ましたことを感謝申し上げます。

 
※法要の写真は随喜ご寺院様に撮影いただきました。


発達した太平洋高気圧の影響で台風12号は九州沖縄方面を回りこむ進路を取りました。

その影響で、各地で猛暑日を記録する一日となりました。

暑さ対策として、水分と塩分補給の出来る飲み物をお配りし、また、境内にミストホースを設置して、少しでも暑さが凌げるよう工夫しています。

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しかし、年々気温が上昇する傾向にあるため、来年はさらに抜本的な対策を計画しております。
ご期待ください。

投稿者: kameno 日時: 08:45 | | コメント (0)

大施餓鬼会(おせがき)法要に向けて

七月盆が明けていよいよ大施餓鬼会(おせがき)の時節を迎えました。

近隣の寺院(旧鎌倉郡21か寺の組寺)の法要日程が始まり、今日は藤沢のU寺でのおせがきです。

貞昌院の大施餓鬼法要は毎年7月26日に行っており、今年は日曜日にあたります。
7月26日 午後2時より法話、午後3時より法要 です。

大施餓鬼に向けて、卒塔婆書き作業を順次進めております。
今年は檀家の皆さん、例年以上に早めのお申し込みをいただき感謝しております。

お陰で、既に昨年と同数(約800本)を書くことができました。

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卒塔婆のお申込みは、まだ大丈夫です。
これからお申込みの方は、なるべく早くお願いいたします。

台風も抜けて本格的な暑さがやってきそうです。

大施餓鬼の際には、熱中症に留意の上御参列いただきますようお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 09:07 | | コメント (0)

シオカラトンボ

梅雨に入ってから雨模様の日が続きましたが、ここ数日は一転、晴天となっています。

ミンミンゼミが鳴きはじめました。
裏庭ではシオカラトンボが気持ちよさそうに飛び回っています。

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トンボは縄張り意識が強いので、同じ場所を旋回して決まった場所で休憩しています。
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いよいよ夏本番へ向けて、陽射しが一層強くなってきました。

 

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まもなく七月盆を迎えます。

投稿者: kameno 日時: 09:23 | | コメント (0)

ぐんぐん伸びるサツマイモ

達人と歩く町講座開催

「わが住む町を愉しむ会」主催による区民企画運営講座『達人と歩く町』平成27年度第1回講座が行われました。
この活動は、地域の歴史や自然について学ぶことにより、住んでいる地域に親しみを持ち、これからの生活を愉む活動です。

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今年9年目を迎え、雨天の中の開催ではありましたが今回は実に57名と港南区役所から地域振興課係長をはじめ3名のもの参加がありました。
第1回講座の内容は、「永野の教育の歴史」をテーマとし、港南区の中で永野地区がどのような歴史変遷を辿ったかを基礎として、120年以上の歴史をもつ永野小学校とその礎を築いた平野玉城氏の功績を中心軸にしてお話しさせていただきました。

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その後、寺院境内の拝観と平野玉城の師である勝海舟の書、そして平野玉城の墓碑参拝の後、永野小学校校長室に掲げられている永谷学校の書を見学する日程となりました。

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多数のご参加をいただきありがとうございました。

また、わが住む町を愉しむ会の皆様、お疲れ様でした。

 

港南区役所のひまわりタネットにも報告が掲載されています

 


「達人と歩く町」は、この後

第2回:8月12日(水)「車の歴史と都市横浜」
第3回:9月9日(水)「地名から見る港南区の歴史」
第4回:10月14日(水)「横浜シルクの歴史」
第5回:11月11日(水)「上大岡の歴史と鉄道」

と順次開催の予定です。

投稿者: kameno 日時: 16:06 | | コメント (0)

国際シンポジウム 東アジア仏教の形成と展開


鶴見大学と、平素お世話になっております仏光山の仏教研究センターが主催する2015 年度国際シンポジウム「東アジア仏教の形成と展開」が行われていますので一部聴講してまいりました。

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会議プログラム
会 期: 2015 年7 月4 日-6 日
会 場: 鶴見大学会館 (神奈川県横浜市鶴見区豊岡町3-18)
臨済宗日本仏光山本栖寺 (山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2927)
主催者: 鶴見大学仏教文化研究所 ・ 台湾仏光大学仏教研究センター
協賛者: 仏光山人間仏教研究院・臨済宗日本仏光山本栖寺・同東京仏光山寺

 

1日目(聴講無料・申込不要)
日 時:2015年7月4日(土曜日、午前9時から午後5時)
会 場:鶴見大学会館メインホール(神奈川県横浜市鶴見区豊岡町3-18)
パネル:「大乗経典に見られる社会」・「戒律と社会」・「華厳思想の現代的意義」


2日目(要申込・先着30名)
日 時:2015年7月5日(日曜日、午前9時から午後5時)
会 場:臨済宗日本仏光山本栖寺(山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2927)
パネル:「人間仏教─仏光山を中心に」
綜合討論

1日目(7月4日)は鶴見大学会館で開催され、2日目(7月5日)は本栖湖畔の仏光山本栖寺での開催となります。

投稿者: kameno 日時: 14:18 | | コメント (0)

夏越の大祓2015

早いもので、もう7月。一年の半分が過ぎました。

6月30日午後4時 より 永谷天満宮 にて夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が催行されました。
氏子会の皆さんにより作られた萱で作られた大きな茅の輪が社殿前広場に掲げられ、多くの方が集まりました。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

 

人形(ひとがた)に罪穢を移し、お祓いを受けて清らかな身と心になります。

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その人形が集められ、お清めされます。

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神主さんを先頭に茅の輪をくぐっていきます。

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くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

 

清浄な心持で、夏を乗り越え新たな半年を迎えます。


■これまでの記録
本日 茅の輪くぐり・夏越大祓(2014)
夏越の大祓2013(2013)
夏越の大祓2012(2012年)
夏越しの大祓2010(2010年)
本日夏越しの大祓(2009年)
茅の輪くぐり-夏越の大祓(2008年)
本日夏越しの大祓-永谷天満宮(2007年)
永谷天満宮で夏越の大祓(2006年)
永谷天満宮で夏越の大祓(2005年)

投稿者: kameno 日時: 10:23 | | コメント (0)

天神山のあじさい

梅雨の時期、雨の多い日が続きます。
この時期は、紫陽花の花が美しいですね。

天神山のあじさいも今が見頃(見頃の終盤を迎えつつあります)となっています。
今年は順路の整備工事が行なわれているために順路の半分を観ることができませんが、あじさいを新たに植えているので本数は増えています。
是非この時期に御覧ください。

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6月30日は茅の輪くぐりの神事が行われます。
茅の輪が取付けられました。

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投稿者: kameno 日時: 08:51 | | コメント (1)

夕焼けの富士山ふたたび

梅雨の時期は、大気中の水分が多いことにも依るのでしょうか、夕焼けがとても美しい日が多い気がします。

先日も、梅雨入り-夕焼けの富士山 このような光景が広がりました。

そして、今日の夕焼けがこちら。
貞昌院の裏山から眺めています。

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刻々と変わる色の変化がとても美しい。

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空にはコウモリたちが気持ちよさそうに飛び回っていました。

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投稿者: kameno 日時: 21:07 | | コメント (1)

キャンドルナイトin大船2015開催報告

平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船観音2015が開催されました。


今年の開催は6月21日(日曜日)です。

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キャンドルナイトに先立ち、戦争で亡くなられた方々、原爆により亡くなられた方々、東日本大震災・自然災害で亡くなられた方々などに慰霊の意をささげ、平和祈願法要が営まれました。
今年は午前から夕方まで降ったり止んだりの天気でしたので、屋外ではなく寺務所2階の本堂にて。

導師・大船観音寺監寺 松樹泰弘師 
随喜衆 教区寺院、即心会の皆様、大船観音寺大衆 、大船観音寺梅花講の皆様



法要後、「原爆の火の塔」から、神奈川県原爆被災者の会のみなさまの立ち会いのもと、火が分けられ、願いやイラストが描かれた行灯に火が移されます。
大船観音の原爆の火は、原爆被災者の方々により守られております。
今年は戦後70年を迎えます。

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いよいよ、平和の火を広げるキャンドルナイト開始。
日の入りは、ほぼ午後7時でした。
日没を迎えると、会場は次第に暗くなっていきます。
平和の火がキャンドルに移され、広げられていきました

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今年は平和記念碑の前にて八木健一さんのケルティッシュハープの演奏をいただきました。
やわらかい音色が境内に響きます。

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プラムヴィレッジからお越しくださったシスターチャイ、何年か前に演奏いただいた中島さんにも久しぶりにお会いできました。

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キャンドルナイトに多数の来場をいただきましたことを感謝いたします。 
素晴らしい夜を有難うございます。
雨はすっかり上がり、星空が広がっていました。

 


■関連リンク
キャンドルナイトin大船 開催報告(2014年)
キャンドルナイトin大船観音2013(2)
キャンドルナイトin大船観音2013(1)
祈りと願いのキャンドルナイトin大船観音(2012年)
2011ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)
キャンドルナイトin大船2011報告
平和への祈り 大船観音から
2010年夏キャンドルナイトin大船観音報告
キャンドルナイトin大船開催報告
原水爆禁止国民平和大行進@大船観音
キャンドルナイト報告?笑顔が広がりますように
原爆投下は長崎を最後に
広がるねがいと平和の灯火
「広島原爆の火」の採火式を行います
Flame of the Atomic bomb in Ofna kannon

投稿者: kameno 日時: 22:29 | | コメント (0)

梅雨入り-夕焼けの富士山

6月8日午後、気象庁から関東甲信地方が梅雨入りしたという発表がありました。
梅雨入り発表の翌日は一日雨模様。
厚い雲が空を覆っています。

夕方、雲の切れ間から太陽が姿をのぞかせ、西の空には真っ赤な夕焼けが広がりました。

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真っ赤というより、赤紫の独特の色彩です。
なんだか見慣れた町並みが近未来の様相となっています

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境内の梅の実もすっかり大きくなりました。
もう収獲の好機を迎えています。

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椿の実とホタルブクロ

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投稿者: kameno 日時: 20:10 | | コメント (0)

歩こう会

地元の歩こう会の皆様が来寺されました。

野庭ショッピングセンターを起点に、永谷川を下り、永谷天満宮、貞昌院へ。

貞昌院では一時間ほど諸堂拝観とお話をさせていただきました。

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天気に恵まれ、絶好の日和となりました。

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投稿者: kameno 日時: 11:15 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2015

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークなので、今日のホタルは出現のはじめの段階のものです。

日没後、周囲が闇に包まれ始めると、一つ、また一つと光が増えていきます。

 

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この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくするという努力により、ホタルは増え続けました。
自然の乱舞が見られるということはとても貴重なことだと思います。

 


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 00:29 | | コメント (0)

サツマイモ畑畝作り

境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。
担任の先生、保護者有志により畝作りが行なわれました。

一昨年から檀家さんのN橋さんにご協力をいただいています。
本格的な耕運機をお持ちくださいました。

今年の2年生は4クラスですので、4筋の畝を作りました。
このように立派な畑ができました。

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きっと秋にはたくさんのサツマイモが実ることでしょう。


■関連ブログ記事 (上にあるほど新しい記事です)
サツマイモパーティー
サツマイモ畑いよいよ収穫
九里よりうまい・・・
八月のお盆
サツマイモ畑生育状況
梅雨のサツマイモ畑
サツマイモ畑-畝作り
サツマイモ畑2013-収獲
サツマイモ畑日記2013-4
サツマイモ畑日記2013-3
サツマイモ畑日記2013-2
サツマイモ畑づくり
サツマイモ植付け2012
サツマイモの収穫2010
みかんとサツマイモ畑
サツマイモの収穫2009
サツマイモ収穫
小学生からの手紙
サツマイモの収穫
さつまいも畑、坐蒲立て近況
さつまいも畑の雑草取り
サツマイモまつり(収穫祭)
サツマイモ収穫の日
のびろのびろみんなのサツマイモ
サツマイモ作り vol.5
サツマイモ作り vol.4
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 21:02 | | コメント (0)

行事づくしの一週間

駆け足で過ぎ去っていった一週間を駆け足で振り返ります。

 

地元小学校のPTA総会。
今期で会長職が終了となり、新会長への引継ぎの総会です。

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今月27・28日みなとみらい地区で開催される梅花流全国大会の主任会議が開催されました。
神奈川県はホスト県ですので全国から集まる1万人の方々をお迎えする準備の最終点検を詳細に行なっていきます。
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区PTA(区内の小中学校PTA役職員と教職員、関係職員)の総会。
こちらも区内各小・中学校のPTA役員新旧引継ぎの総会となります。
400人もの参加となりました。
今回総会運営担当校でしたので、単Pの皆様には本当にご尽力いただきました。
お疲れ様でした。
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夕刻には区PTA新旧役職員、教職員の皆様合同懇親会。
他校との交流を深める絶好の機会です。
終始和気あいあいとした雰囲気でした。
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気が付くともう5月中旬も過ぎようとしています。
時間の進み方は本当に速いですね。

投稿者: kameno 日時: 20:43 | | コメント (0)

かながわ健生クラブまち歩き2015

かながわ健生クラブの皆さんが貞昌院へいらっしゃいました。
「かながわ健生クラブ」は一般社団法人神奈川健生の自主活動であり、毎月 歴史・文化・産業をテーマに散策しています。

今月は昨年に引き続き貞菅原道真遺作の自像を祀る天満宮から幕末の志士までの幅広い歴史をたどる」がテーマとのことで、貞昌院が起点となりました。
本堂にて1時間ほどお話、その後堂内を案内させていただきました。

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この後の行程は永谷天満宮、馬洗橋、正應寺、織茂家長屋門・薬医門という武相国境と鎌倉街道下之道を辿るルートとなります。

季節外れの台風が近づいており、風の強い一日となりましたが歴史上の発見の多い良い散策になったのではないでしょうか。


■昨年の様子はこちら

かながわ健生クラブまち歩き

投稿者: kameno 日時: 11:41 | | コメント (0)

錦鯉を水中撮影

好天が続き、日中は暑いくらいの気温になりました。
池の錦鯉たちは涼しげに水の中を泳いでいます。

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そんな鯉たちを水中撮影してみました。
鯉たちはこのような光景を見ているんですね。まるで大空を泳いでいるような感じです。

投稿者: kameno 日時: 01:04 | | コメント (0)

夜光虫の碧い海

ここのところ海水温が上昇したこともあり逗子(逗子海岸)~鎌倉(材木座、由比ヶ浜、七里ヶ浜)~藤沢(片瀬)にかけての湘南海岸で夜光虫が観られるようになりました。
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夜光虫(Noctiluca scintillans)は、プランクトンの一種で、赤潮の元にもなります。
夜にはルシフェリン-ルシフェラーゼ反応による発光を起こし、青く幻想的な光を放ちます。

動画も記録しましたので御覧ください。
(2015/5/6 日本テレビ系情報カルチャー局「スッキリ!!」の「ピンナップ」コーナーにで、この動画が放映されました)

刺激に応答して光るため、波のような水の動きが激しい所がよく光ります。

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しばらくの間は(条件さえ調えば)、このような現象が観られそうです。
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夜光虫の正体は、このような海洋性のプランクトンです。
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(出展・ウィキペディア「夜光虫」項 Noctiluca_scintillans_varias)

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砂浜の白い泡状のものは、砂浜に打上げられた大量のプランクトンです。


■追記
2015年5月6日放送の 日本テレビ系情報カルチャー局「スッキリ!!」の「ピンナップ」コーナーにで、この動画が放映されました。

投稿者: kameno 日時: 21:38 | | コメント (0)

連休半ばの潮干狩り

今年のゴールデンウィークは作人に引き続き分散型の日程となりました。
そのために近場に出かける方が多かったようですね。

連休半ばとなった日に、久しぶりに時間が取れたので潮干狩りに出かけました。

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雲ひとつ無い好天となり、気温もぐんぐん上がっています。
人出も多い!

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昨年は肌寒い中の潮干狩りでしたが、今年は心地よい風が渡る一日となりました。

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元気の良いアサリをたくさん収獲できました。 

 


■関連ブログ記事
潮干狩りと風評被害
大潮の金沢海の公園
熊手を買ってみよう
連休最後の日

投稿者: kameno 日時: 13:44 | | コメント (0)

うこぎ粥

本日の坐禅会では、お粥にうこぎを炊き込みました。

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うこぎは、米沢藩主であった上杉鷹山公が、刺が防犯にもなり、また非常食として利用できる「うこぎ」を垣根にすることを推奨したことから山形で広まりました。
タラの芽やうどと近いウコギ科ですから、春に収穫できる新芽が食用にもなるのです。

 

墓地に植えているサクランボがだいぶ赤くなってきました。
鳥達の格好の餌になっています。

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投稿者: kameno 日時: 23:48 | | コメント (1)

花まつり・檀信徒総会

4月5日(日)お釈迦様の誕生日を祝う花まつり法要、檀信徒総会が行われました。
花まつりとは、釈尊降誕会、つまりお釈迦様の誕生日です。

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お釈迦様の像に甘茶を掛け、お釈迦様の誕生を祝います。
貞昌院では、4月8日に近い日曜日に開催しています。

午前10時30分より釈尊降誕会法要を営みました。

境内のソメイヨシノは散り始めとはいえ、まだ七割以上残っています。
今年の花まつりは雨模様の一日でした。
お釈迦様の誕生の際も、花々が咲き乱れ、甘露の雨が降ったとされていますので、ある意味花まつりらしい天気ではあります。

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引続き 護持会総会が開催され、
・護持会計報告/監査報告/予算案審議
・墓地清掃美化費会計報告/予算案審議
・役員改選の件
・そのほか、無事各号議案が承認されました。

 

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引続き、本堂にて演奏会。
フルート・琴・コーラスのグループによる楽しく親しみやすい楽曲を楽しみました。

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続いて場所を客殿に移して懇親会。
桜を愛でながらの懇親会となりました。
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甘茶と、茶室でのお点前もあり、なごやかな一日は瞬く間にすぎていきました。

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本堂前に花御堂(はなみどう)をお祀りしています。
ぜひ甘茶を掛けてお参りください。


■これまでの記録
花まつり・護持会総会2014(2014年)
花まつり・護持会総会・演奏会(2013年)
花まつり・護持会総会報告2012
花まつり・護持会総会報告2011
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2010年)
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2009年)
花まつり・檀信徒総会(2008年)
本日は花祭り・檀信徒総会(2007年)
花祭り・檀信徒総会・懇親会(2006年)
花祭り、檀信徒総会(2005年)

投稿者: kameno 日時: 21:53 | | コメント (0)

月齢10の月と九分咲きの桜

日本全体が高気圧に覆われているということで、好天に恵まれ気温がぐんぐん上昇しました。
まさに春本番のポカポカ陽気です。

貞昌院のソメイヨシノもほぼ満開の状態になりました。
桜の花の合間から月齢10の月が見えています。

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あと5日後には満月となり、皆既月食が観られるはずですが、だいぶ散ってしまっているかも知れません。

はたして満開の桜+皆既月食の組合せは観られるのでしょうか?

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ソメイヨシノ以外に多種多様な桜や桃などが鮮やかな彩りを織りなしています。

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天神山はまさに花から新緑へ生命感あふれる光景が広がっています。

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昼の間は總持寺に居ることが多くなりました。
總持寺の桜もまさに見頃を迎えています。

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投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (3)

さわやかコンサート2015

暖かい日が続いています。
本堂脇の桜はもう七分咲きを過ぎました。

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桜が見頃を迎える中、恒例のさわやかコンサートが開催されました。
さわやかコンサートは社会福祉協議会・さわやか港南主催により、定期的に開催されている落語や演奏会など、地域の方と一緒に楽しむ催しです。

日時 平成27年3月28日(土曜日) 午後2時30分より
場所 貞昌院本堂 にて

出演 は、 シャンソン、カンツォーネ、演歌、ポップス、オペラなど、ジャンルを越えた歌を披露されている 森まき子 さんと、ピアノの笹原典子さんのお二人でした。

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15分間の休憩を挟んで第一部、第二部の二部構成で開催しました

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クラシック、オペラのほか映画音楽やポップスも含めた親しみやすい楽曲を選んでいただき、楽しい時間となりました。



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夕方には桜の開花がさらに進み、八分咲ほどになっていました。

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■これまでのさわやかコンサートの記録はこちら

さわやかコンサート2014春
さわやかハープコンサート
さわやか弦楽四重奏演奏会
第2回ふるさと福島を語る会・さわやかコンサート

投稿者: kameno 日時: 14:04 | | コメント (0)

ゆめ観音アジアフェスティバルの浄財をお届けいたしました

2014年9月13日に開催された「第16回 ゆめ観音アジアフェスティバル」でお預かりいたしました浄財をかながわ国際交流財団へお届けさせていただきました。 

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かながわ国際交流財団の民際基金では、日本にお住まいの外国の方に、多言語による生活案内に関する冊子を作成して配布しています。
そのような印刷物の作成やアジアをサポートするボランティア団体への拠出など、さまざまなことに利用されています。

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平成27(2015)年のゆめ観音アジアフェスティバルは9月12日(土)開催予定です。

ゆめ観音アジアフェスティバルは早いもので、今年開催17年目を迎えます。

ただいま出演、出店の募集を行なっております。
詳細は http://soto-zen.net/yume をご参照ください。
スタッフ一同皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

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投稿者: kameno 日時: 00:47 | | コメント (0)

春彼岸のダイヤモンド二重富士

今年の春彼岸は曇りの日が多く、綺麗な夕日を観ることがなかなかできませんでした。
彼岸最終日の3月24日。今日も雲が多い・・・・
けれども地平線近くは雲が切れていて富士山~丹沢の山並みが美しく見え始めました。

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富士山の頂上に夕日が近づくに連れて、雲の端がオレンジ色に輝き始めます。
美しい!

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太陽が富士山の頂上に到達しました。
真ん中やや右側。
本当は昨日がちょうどだったのですが曇りでした。

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太陽が富士山の向こうに沈むと、富士山の影がスクリーンのように投影され、二重富士となりました。

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実に幻想的な光景です。
古来の人が夕日を観て故人を偲んだというのも良く分かります。

次第に宵の口へ。
ここのソメイヨシノはまだ蕾のままで開花していませんでした。

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投稿者: kameno 日時: 21:16 | | コメント (0)

明日から春彼岸

明日、3月18日から春彼岸となります。

今年の春彼岸は3月18日から24日、21日がお中日(春分の日)です。
檀家の皆さんに気持ちよくお墓参りができるよう、年に何度か行なっている墓地清掃も一段落しました。

上永谷駅側の墓地(薬師墓地)周辺の木の剪定も行ないましたので、ソメイヨシノが良く見渡せるようになりました。

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ソメイヨシノの開花は彼岸明けのあたりでしょうか。楽しみです。


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追記:山上墓地の永代供養墓地、緑陰苑の前にベンチを設置いたしましたのでご利用ください。

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投稿者: kameno 日時: 23:15 | | コメント (0)

梅花流全国奉詠大会準備打合せ

今年5月に開催が予定されている梅花流全国奉詠大会(神奈川大会)の準備が進められています。

概ね実行計画書の原案が固まりましたので、現場でシミュレーションを行いながら動線、ブースエリア、控室、その他詳細にわたって点検していきます。

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会場のパシフィコ横浜・国立大ホールは横浜港を一望できる場所にあります。
港を渡る風がとても心地よいです。

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参加いただいた皆様にとって良い大会となりますことを願います。

投稿者: kameno 日時: 10:47 | | コメント (0)

新春さわやか寄席

一年に何度か開催している「さわやか寄席」(貞昌院・さわやか港南共催)が開催されました。
ご出演は、すっかり定番となりましたお二方です。
※毎回演目が変わります。
 

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 桃川健

日時 平成27年2月28日(土曜日)午後1時
場所 貞昌院 本堂にて
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河津桜も咲き始め、穏やかな陽射しの中の開催となりました。

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江戸紙切りの桃川健さんには、いつもながら見事な紙切りの芸を披露いただきました。

会場からのリクエストにも次々と即興で応えていきます。
キャラクターものは人気がありますね。

 

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その場のリクエストに応えていただき切っていただいた作品や、予めご用意いただいたたくさんの作品を皆さんにプレゼントしていただきました。

次の貞昌院さわやか寄席は8月開催の予定です。


■みみより情報

このたび真打に昇進された金原亭馬治師匠の「真打昇進興行」が下記の日程でおこなわれます。

「金原亭馬治師匠真打昇進興行」
・鈴本演芸場 3月26日(木) 17:20-21:00 \2800 (前売\2500)
・新宿末廣亭 4月3日(金) 17:00-21:00 \3000 (前売\2500)
・浅草演芸ホール 4月15日(水) 11:40-16:30 \3000 (前売\2500)
・池袋演芸場 4月26日(日) 13:00-17:00  \2800 (前売\2500)
・国立演芸場 5月12日(火) 13:00-16:00 \2100


■昨年の関連ブログ記事
新春さわやか寄席2014
さわやかコンサート2014春
さわやか寄席子供落語お披露目

投稿者: kameno 日時: 20:52 | | コメント (0)

天神山樹木再生へ

約1年前、昨年3月に天神山(永谷天満宮敷地内)の頂上付近から不審火が発生しました。
天神山の不審火について


発見が早かったこともあり区内各所からの消防による消火活動をいただき、一時間後に鎮火となっております。
その後、火災の影響を受けた杉がかなり立ち枯れの状態になってしまったため、当該の杉を伐採する作業が行なわれました。
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山火事は一度発生すると、大きな被害となります。
このようなことが無いよう火気は謹んでいただきたく、くれぐれもお願いしたいところです。

伐採後、新たに梅の木を植樹する予定です。

投稿者: kameno 日時: 21:34 | | コメント (0)

蕗味噌粥

今日は朝から冷たい雨が降っています。
天気予報では積雪の可能性が報道されていますので注意が必要です。

今朝の坐禅会では裏山で採れたばかりの蕗の薹で作った蕗味噌をお粥に乗せました。

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今週のみ変則的に水曜日開催、また、来週2月26日の坐禅会は都合によりお休み。

次回の坐禅会は3月5日となります。

詳細は坐禅会予定でご確認ください。

投稿者: kameno 日時: 07:10 | | コメント (2)

まち懇・学校給食試食会

地元の小学校では年3回ほど学校・PTA・地域の方との連絡会を開催しています。
今日は児童たちがクラスごとにテーマを決めて保護者や地域の方々を招いて発表するフェスティバルも行なわれ、賑やかな一日でもありました。

昼は校長先生をふくめて懇談会のメンバーで給食を試食。
週3回は米食となっており、自分が小学生だった頃と比べてメニューや食器などもだいぶ変化しています。
米食の際には、お箸なのですね。

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○ 学校給食は、学校給食法に基づき実施されており、その目標については次のように定められています。(学校給食法第2条)

(1)適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
(2)日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
(3)学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
(4)食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
(5)食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
(6)我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
(7)食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

このような理念に基づいて、しっかりした食事が提供されていることがわかりました。

正面玄関前の梅は、もうすっかり満開になっています。
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投稿者: kameno 日時: 16:47 | | コメント (0)

イチョウ剪定作業

貞昌院のイチョウの木の剪定を行なっています。

二本ある大イチョウは市指定の名木です。
イチョウは成長が早いので、何年に一度かのペースで剪定を行う必要があります。

今回は密に生えた枝を整理して日当たりや風通しを良くすることを目的としました。

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↑山門側のイチョウ

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↑本堂側のイチョウ

 

樹形を損なわないように選定しておりますので、黄葉はいつもどおり楽しめることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 13:28 | | コメント (0)

本日 節分豆まきです

2月3日は節分。

本日、貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の節分豆まきの行事が行われました。
抜けるような晴天のもと午後1時より神事、引き続き豆まき開始です。

 

貞昌院に隣接する永谷天満宮には多くの参詣者が。
ここ数年、地元小学校2校の3年生たちが町探検として参加、幼稚園の園児達も集まっています。

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神主さんのお話のあと、いよいよ豆撒き開始です!

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福は~うち!!

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邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

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豆撒きの後はお菓子の詰め合わせが配られます。
豚汁も振る舞われました。

 

 


引続き、近隣のR寺さまの節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。
境内はたくさんの参詣者で溢れています。

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒き。


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明日は立春。
暦の上では春を迎えます。
皆さまに福が届きますように。

投稿者: kameno 日時: 08:47 | | コメント (0)

雛人形を飾りました

今年も早いもので1か月が経過しました。

少し早いですが、客間に雛人形を飾りました。
貞昌院に来訪される方は是非御覧ください。

 

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3月3日までお飾りする予定です。

投稿者: kameno 日時: 15:32 | | コメント (0)

今年はじめての積雪

関東の広範囲で降雪予想 平地でも積雪のおそれ

30日の関東地方は、午前中を中心に雪が降り、平地でも積雪となるとみられる。交通機関の乱れに注意が必要となる。
東京都心でも、未明から雪がちらついた。
本州の南岸を進む低気圧の影響で、関東は、雪や雨の一日となる見込み。
このあとも、午前中は、関東の広い範囲で雪が降り、平地でも積もるおそれがある。
埼玉県の秩父や、東京の多摩地方などでは、大雪になるとみられる。
午後は、次第に雨に変わる見込みだが、滑りやすくなる。
この雪の影響で、空の便では、全日空の羽田空港発着などの国内線47便、日本航空は、18便の欠航が決まっていて、およそ7,000人に影響が出る見込み。

最終更新:1月30日(金)


未明から降り始めた雪が境内を白く染め始めました。
今年は元日など何回か降雪はありましたが、積雪は初めてです。

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雪質ははミゾレに近い粒の大きなぼた雪です。

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投稿者: kameno 日時: 07:53 | | コメント (0)

即心会研修

地元僧侶による研修会「即心会」の1月研修が行なわれました。
会場は鎌倉市のR寺様、講師は曹洞宗国際センター所長 藤田一照先生です。

昨年、SOTO禅インターナショナルにおいては、修行僧に向けて講義をいただきました。
SZI主催 大本山總持寺学科講演会
SZI主催 大本山永平寺特別講義

「坐禅は安楽の法門なり」
「坐禅のパラダイム・シフト―”命令してコントロールする”から”感じて許す”へ」

 

今回は、僧侶が中心となり、時間をゆったり取って実践研修の場となりました。

まずは、座学として、坐禅に対する考え方を学びます。

いわゆる坐禅とは習禅にはあらず(○○ではない=否定)
唯これ安楽の法門なり(○○なり=肯定)

この両者は、決して相反するものではなく、ある道筋を人により否定、肯定により導くものとなります。

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引き続いて本堂にて実践。

特にソマティックワーク(ソマティック心理学とは身体感覚に働きかけるアプローチのこと)においては、まだ数回しか行なわれていないワークを皆で行ない、音楽を聴きながら力を入れずに自由に動くというプログラムを行ないました。
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新しい発見もあり、実に有意義な次官となりました。

投稿者: kameno 日時: 14:28 | | コメント (0)

線路の錆

2011年12月に貞昌院にやってきた京浜急行大師線で使われていた線路は、搬入時から側面がかなり錆びていました。

線路がやってきた

貞昌院にやってきて3年が経過した現在、線路はこのような状態です。

20150125-01

当初、切断面は綺麗な鉄色をしていたのですが、現在は切断面も側面同様赤錆に覆われています。
それ以外の元々錆びていた面はあまり変化がありません。

 

そもそも、線路は純度の高い高炭素鋼で造られており、野ざらしの状態でおいておくとこのように赤錆が発生します。
そういうものなのです。

東日本大震災後、仙石線の一部区間では不通が続き、何ヶ月も経たないうちに線路表面全面がひどく赤錆に覆われていました。

20111026-91

 

一日何本もの列車が走行する線路では、車輪と線路が接触する面は、錆が落とされてピカピカになっていますが、側面は赤錆で覆われます。
あまりにも線路上部が錆びついたままの状態だと、信号電流の通電不良による信号トラブルが発生する可能性があるため、運用に供されている線路では「錆取り列車」を走らせることもあるようです。

 


■関連ブログ記事
線路がやってきた
止まったままの仙石線

投稿者: kameno 日時: 22:24 | | コメント (0)

春を待つ

寒い日が続きます。

20150119-0520150119-04
ソメイヨシノ(左)も、梅(右)も、まだまだ蕾は固く閉じています。


まだまだ冬まっさかりという感じではありますが、境内の草木は春の準備を進めています。

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コブシ、ミツマタ、ドウダンツツジ

 

20150119-0020150119-0220150119-03
ナナカマド、レンギョウ、アジサイ

 

20150119-0620150119-09

 

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ボケとサンシュの蕾はかなり膨らんできました。

20150119-10

蝋梅のみごろは間もなく終わります。

投稿者: kameno 日時: 14:40 | | コメント (0)

啓翁桜が満開に

元日に数輪咲いた啓翁桜が満開になりました。
桜の枝の生命力の強さを感じられます。一ヶ月ほどは花が楽しめるのです。

20150118-0220150118-01

昨晩は雪がちらつく寒い夜となりました。
池の鯉たちは湧き水が流れてくる場所に集まって固まっています。

20150118-03

投稿者: kameno 日時: 09:25 | | コメント (0)

新春 初釜

貞昌院茶室・如是庵で初釜が行われました。

2015年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

20150115-0920150115-08

 

20150115-0720150115-06

20150115-10

お濃茶 → お薄茶 → 懐石料理 と進み、新年をお祝いいたします。


■関連ブログ記事
茶室・如是庵で初釜(2012年)
如是庵初釜(2010年)
一昨年の写真(2009年)

投稿者: kameno 日時: 23:19 | | コメント (0)

横浜でラブジョイ彗星の尾を写せるか

せっかく観測の好機を迎えているラブジョイ彗星なので、その薄い尾をを写すことができるかに挑戦してみました。
貞昌院は、400万人都市横浜市の住宅街に位置しています。

さきほど(2015年1月13日) 21:40分から10分間で撮影した20枚の写真をコンポジット合成してみました。

まずは、Photoshop による比較明での合成。
コントラストを調整すると、左上方向に伸びる細い尾が確認できます。(クリックすると拡大します)
20150113-01
貞昌院(横浜市港南区上永谷)にて撮影。2015/1/13 21:40-50JST 20枚合成    ISO800  6Sec  f3.2      CanonEoskissX7+Tamron90mm macro

 

次に、ステライメージ(体験版)による加算平均コンポジット。上写真と同じ20枚の写真を用いています。
(体験版のため、メッシュがそのまま残っています)

20150113-02

貞昌院(横浜市港南区上永谷)にて撮影。2015/1/13 21:40-50JST 20枚合成    ISO800  6Sec  f3.2      CanonEoskissX7+Tamron90mm macro

 

コンポジット枚数を増やせばより明瞭にできると思いますが、20枚程度のコンポジットにより尾を写すことができることが確認できました。、

 

ちなみに、一枚一枚の写真は下のとおりです。

20150113-03

コンポジットというのは、複数の写真のいいとこ取りをして一枚の写真にまとめる合成技術です。

横浜から眺める夜空にもたくさんの星が輝いているんですね。

投稿者: kameno 日時: 00:04 | | コメント (2)

冬の星空はにぎやか

横浜では連日澄んだ星空となっています。
ラブジョイ彗星は大体4.2等星で、今がピークです。
これからだんだん地球から遠ざかっていき、少しづつ暗くなっていきます。
次に地球に近づくのは8000年後。
一期一会の出会いです。

20150112-02
尾はかなり薄いので、貞昌院からの撮影では写っていません。
光害の無いところで観察したい!

 

過去3日間の彗星の位置の変化です。
ずいぶん動きますね。

20150112-01

冬の星空は明るい星が多いので、見応えがあります。
ラブジョイ彗星の北側には昴が輝いています。

20150112-04

オリオン大星雲も明るい星雲なので、光害に負けずにはっきり見ることができます。

20150112-03

気温が低いので、暖かい服装で観察したいものです。

投稿者: kameno 日時: 23:25 | | コメント (2)

大本山總持寺年賀拝登

神奈川県東部嶽山会・神奈川県第二宗務所主催、大本山總持寺への御拝登が行われました。

20150111-02

昨年末より今年3月まで大祖堂の改修工事が行なわれているため、今年の拝登は紫雲薹において行なわれました。

引続き紫雲薹において年賀拝問

引続き 記念撮影


 

■なお、曹洞宗の公式サイトから曹洞宗管長(大本山總持寺貫首)禅師の年頭挨拶を音声でお聴きいただくことができます。

平成27年 年頭の挨拶 管長 江川辰三

あけましておめでとうございます。
平成27年の新春を迎え、世界の平和と社会の安寧を心より祈念申し上げると共に、謹んで皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。
旧年中、各地において自然災害が多発し、遺憾ながら多くの甚大なる被害が発生しました。
東日本大震災においても、本当の復興に至るまでの道のりは、依然として厳しい状況が続いております。
われわれは、被害の現実に立ち向かい、苦境にある方と寄り添い、共に希望をもって歩み続けなければなりません。
復興という目標に向かい「同心和合」をもって、一歩一歩共に前進してまいりましょう。

音声でお聴きいただけます。→ラジオNIKKEI 2015.1.1 放送 「声の年賀」より

投稿者: kameno 日時: 09:07 | | コメント (0)

ラブジョイ彗星がみごろ

ラブジョイ彗星キラリ 太陽に接近、輝きを増す

昨年発見された「ラブジョイ彗星(すいせい)」が、太陽に接近して輝きを増している。次に地球に近づくのは8千年後。今月下旬ごろまでが観測のチャンスとされるが肉眼で見るには暗く、天体観測に慣れていない人には見るのは難しそうだ。
国立天文台によると、オリオン座の近くにあり、現在の明るさは5等級ほど。観察には明かりのない条件の良い夜空で、双眼鏡を使う必要があるとしている。
ラブジョイ彗星は7日に地球に最接近した。倉敷科学センター(岡山県倉敷市)の三島和久学芸員が、淡い尾を引く姿の撮影に成功した。今後、30日にかけて太陽に近づき、氷が主成分の彗星からガスが放出され、明るさを増したり尾が伸びたりする可能性がある。
彗星は昨年8月にオーストラリアの天文愛好家ラブジョイさんが発見した。これより前にラブジョイさんが発見し、2013年にアイソン彗星と同時期に現れたラブジョイ彗星とは別のもの。〔共同〕
日経新聞2015/1/9)


冬の夜空は明るい星が多く、空も澄んでいるので観測には好条件となります。
さらに、ラブジョイ彗星 C/2014Q2が見頃を迎えていますので、併せて観察してみては如何でしょうか。
本日撮影したラブジョイ彗星の写真です。クリックで拡大します。
20150110-04
↑1枚目は私が撮影。CanonEos kissX7+Tamron90mm macro ISO800 f2.8  16sec  


↓ コンパクトカメラでも写りました。哲舟撮影、Canon powershotS120
20150110-03

 

こちらは広角で撮影。1月10日現在の位置は、オリオン座の右側に見えます。(下写真参照)
プレアデス星団、ヒアデス星団、オリオン座といったわかりやすい目印を頼りにすると良いでしょう。
これから少しづつ北方向に移動していきます。

明るさは4~5等星程度なので、肉眼での観察はギリギリです。

双眼鏡か、小型の望遠鏡があると良いでしょう。


1月11日追記
一日後に撮影して、1月10日、11日のものを合成してみました。

近日点に近い彗星はこんなに移動するのです。

lovejoy3

 


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アイソン彗星11/22
暁のラブジョイ彗星
貞昌院からのアイソン彗星
ホームズ彗星大増光
ホームズ彗星の動き
ようこそルーリン彗星
ルーリン彗星が土星に接近
ハートレー彗星が見ごろ

投稿者: kameno 日時: 21:28 | | コメント (0)

七草粥

早いもので、新年を迎えてから一週間以上経過しました。
今年は元日が木曜日でしたので、1回目の坐禅会を行ないました。

よって、今日は今年2回目の坐禅会。
坐禅会では一日遅れの七草粥をいただきました。

 20150108-01
古来中国では、やはり正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習があったそうですので、そこに七草粥の由来があることは間違い無さそうです。
また、旧暦正月7日は、五節供の一つ「人日の節句」の日でもあります。
正月一日から鶏・狗・猪・羊・牛・馬・人の順に占いを立てたため、正月7日に初めて人の占いを立てたとされます。
新しい一年の運勢を天候でも占ったそうです。
今日の横浜は見事な冬晴れを迎えていますので、きっと「吉」なのでしょう。
これら中国の風習が日本の平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる「七穀粥」と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

春の七草は、

「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根

であり、これら七草は、「日本のハーブ」とも呼ばれています。
かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。

 

正月三が日はおせち料理や檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きました。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵が伝えられているっていうのは良いことだと思います。

投稿者: kameno 日時: 07:11 | | コメント (1)

2015年 箱根駅伝復路観戦記 9・10区

第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が箱根・芦ノ湖から東京・大手町の読売新聞社前までの5区間109.6キロで行われ、青山学院大が10時間49分27秒の驚異的記録で史上16校目となる悲願の初優勝を飾りました。
この記録は2012年の88回大会に東洋大が打ち出した10時間51分36秒を上回る記録となります。
おめでとうございます!

今年も、昨日の往路に引き続き、復路9,10区で応援してきました。

hakone09-00
トップを走る選手の前には第一中継車の報道カメラの砲列が・・・・・



2015年1月3日 箱根駅伝第9区 不動坂通過順位 (通過順位、実質順位、大学名、選手名)

   
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1 1 青山学院大学 藤川拓也

    
   hakone09-02

2 2 駒澤大学 其田健也

    
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3 3 東洋大学 寺内將人

  
hakone09-04  4 4 早稲田大学 柳利幸
4 4 明治大学 木村慎


hakone09-06  *6 8 中央大学 松原啓介


hakone09-07-2

7 6 東海大学 髙木登志夫
*7 11 山梨学院大学 阿部竜巳

hakone09-08

9 7 中央学院大学 山田侑紀

hakone09-09
*10 9 城西大学 菅真大

hakone09-11
*11 12 順天堂大学 松村和樹

hakone09-12

*12 17 日本体育大学 山本航平
*12 14 帝京大学 髙橋裕太

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*12 18 上武大学 山岸塁

hakone09-14

*15 14 帝京大学 髙橋裕太

hakone09-16
  *16 15 神奈川大学 井上雄介

hakone09-17

*17 19 國學院大學 廣川倖暉 

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*18 13 日本大学 村越直希


  hakone09-19

*19 20 創価大学 彦坂一成


hakone09-20

*20 16 拓殖大学 栩山健
*20 OP 関東学生連合 松井将器

 




2015年1月3日 箱根駅伝第10区
三越前(通過順位、実質順位、大学名、選手名)

   

hakone10-01 
◆1 1 青山学院大学 安藤悠哉
   
  
hakone10-02  ◆2 2 駒澤大学 黒川翔矢
   

hakone10-03  ◆3 3 東洋大学 淀川弦太
    hakone10-04
◆4 4 明治大学 江頭賢太郎

 hakone10-05

◆5 5 早稲田大学 田口大貴

hakone10-06

*◆6 9 山梨学院大学 兼子侑大

hakone10-07

◆7 6 東海大学 土屋貴幸

hakone10-08 
  *◆8 7 城西大学 寺田博英

  hakone10-09

*◆9  11 帝京大学 堤悠生
*◆10 12 順天堂大学 聞谷賢人

  hakone10-11

◆11 8 中央学院大学 久保田翼

 
hakone10-12

*◆12 14 國學院大學 湯川智史

hakone10-13
*◆13 10 大東文化大学 植木章文

 

  hakone10-14

*◆14 OP 関東学生連合 佐久間祥

hakone10-15
 

*◆15 15 日本体育大学 富安央

hakone10-16

*◆16 18 上武大学 河崎裕史
*◆16 17 神奈川大学 中神恒也

hakone10-18 

*◆18 16 拓殖大学 櫻井一樹

hakone10-19

*◆19 13 日本大学 大門友也

hakone10-20

*◆20 20 創価大学 沼口雅彦

  hakone10-21

*◆21 19 中央大学 多田要

   

  

第91回東京箱根間往復大学駅伝競走 総合成績

総合順位 大学名 記録 1位との差 上位との差  
◆1 青山学院大学 10:49:27 - - -
◆2 駒澤大学 11:00:17 10:50 10:50 -
◆3 東洋大学 11:01:22 11:55 01:05 -
◆4 明治大学 11:01:57 12:30 00:35 -
◆5 早稲田大学 11:02:15 12:48 00:18 -
◆6 東海大学 11:07:08 17:41 04:53 -
*◆7 城西大学 11:08:15 18:48 01:07 -
◆8 中央学院大学 11:09:18 19:51 01:03 -
*◆9 山梨学院大学 11:10:43 21:16 01:25 -
*◆10 大東文化大学 11:11:15 21:48 00:32 -
*◆11 帝京大学 11:13:30 24:03 02:15 -
*◆12 順天堂大学 11:13:32 24:05 00:02 -
*◆13 日本大学 11:17:59 28:32 04:27 -
*◆14 國學院大學 11:18:12 28:45 00:13 -
*◆15 日本体育大学 11:18:24 28:57 00:12 -
*◆16 拓殖大学 11:18:24 28:57 00:00 -
*◆17 神奈川大学 11:18:47 29:20 00:23 -
*◆18 上武大学 11:18:53 29:26 00:06 -
*◆OP 関東学生連合 11:19:12 29:45 00:19 参考
*◆19 中央大学 11:20:51 31:24 01:39 -
*◆20 創価大学 11:31:40 42:13 10:49 -

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投稿者: kameno 日時: 15:45 | | コメント (0)

2015年 箱根駅伝往路観戦記 2区

第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が始まりました。
2日午前8時、東京・大手町の読売新聞東京本社前からスタート。
前回優勝の東洋大学、堅調に実績を重ねている駒澤大学はどのような走りを見せるでしょうか。
今年も貞昌院に程近い「花の2区」、権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援しました。

いよいよ第1中継車がやってきました!

hakone02-00

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■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順位

  

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1 駒澤大学 村山謙太
  
 
hakone02-02 
2 東洋大学 服部勇馬
  

hakone02-03 
3 明治大学 大六野秀畝
 

hakone02-04
4 青山学院大学 一色恭志



hakone02-05
5 神奈川大学 柿原聖哉
5 早稲田大学 高田康暉
5 東海大学 川端千都


hakone02-08
8 中央大学 新庄翔太



hakone02-09
9   大東文化大学 市田孝
10   中央学院大学 海老澤剛



hakone02-11
11  城西大学 村山紘太



hakone02-12 
12   順天堂大学 田中孝貴


hakone02-13
13  拓殖大学 金森寛人



hakone02-14 
14   國學院大學 沖守怜



hakone02-15 
15   帝京大学 柳原貴大
16   創価大学 後沢広大


hakone02-17
17   日本体育大学 奥野翔弥



 hakone02-18
18   日本大学 石川颯真
OP   関東学連 斉藤翔太

  


hakone02-19
19   上武大学 佐藤舜 


hakone02-20
20  山梨学院大学 佐藤孝哉 





 



青山学院大が初の往路優勝!

箱根駅伝、5区箱根の登りはドラマチックな展開が待ち受けていました。
往路は青山学院が5時間23分58秒で制し、見事初優勝を飾っています。

青山学院大は1区で久保田選手がトップの駒大と僅か1秒差で襷をつなぎ、2、3区は3位。4区では田村選手が区間新記録の快走で2位に。
その後、5区の神野(3年)の走りはまさに驚異的でした。柏原の参考記録を超える記録でチームを往路優勝に導きました。
2位は明治、3位に東洋が入っています。
駒澤は5区馬場選手が残り1キロでペースダウン。地面に手をつき一時は止まりながらも再び走り始めました。しかし東洋大に抜かれ4位に後退。ゴール手前50メートル地点で再び止まり、気力でゴールに倒れ込みました。


■第91回 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)往路記録速報
箱根芦ノ湖 往路ゴール地点 往路:107.5 km地点  総合:107.5 km地点

順位 大学 記録 1位との差 上位との差 備考
◆1 青山学院大学 05:23:58 - - -
◆2 明治大学 05:28:57 04:59 04:59 -
◆3 東洋大学 05:30:47 06:49 01:50 -
◆4 駒澤大学 05:31:23 07:25 00:36 -
◆5 中央学院大学 05:32:26 08:28 01:03 -
◆6 早稲田大学 05:33:02 09:04 00:36 -
◆7 東海大学 05:33:55 09:57 00:53 -
◆8 城西大学 05:35:09 11:11 01:14 -
◆9 大東文化大学 05:35:21 11:23 00:12 -
◆10 中央大学 05:35:25 11:27 00:04 -
◆11 拓殖大学 05:35:36 11:38 00:11 -
◆12 日本大学 05:37:29 13:31 01:53 -
◆OP 関東学生連合 05:38:27 14:29 00:58 参考
◆13 山梨学院大学 05:38:53 14:55 00:26 -
14 神奈川大学 05:39:08 15:10 00:15 -
15 順天堂大学 05:39:18 15:20 00:10 -
16 帝京大学 05:39:18 15:20 00:00 -
17 日本体育大学 05:41:48 17:50 02:30 -
18 上武大学 05:41:55 17:57 00:07 -
19 國學院大學 05:42:48 18:50 00:53 -
20 創価大学 05:44:45 20:47 01:57 -

 


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投稿者: kameno 日時: 10:57 | | コメント (0)

謹賀新年 - 年末年始点描

年末年始の点描です。

12月31日 大晦日 午後は元日賀詞交換会の準備。
上永谷産の野菜をふんだんに使ったおせち料理です。
伊達巻、黒豆も自家製です。

20141231-3020150101-11

12月31日 午後10時過ぎより除夜の鐘。
多くの方に除夜の鐘を撞いていただきました。

今年は本堂正面にカウントダウン・時刻表示の仕掛けをしてみました。

20141231-0220141231-05

また除夜の鐘の様子は Youtubeライブ及び Ustreamで中継いたしました。
多くの視聴をいただき、世界各地からもメッセージをお寄せ頂きました。

20141231-0320141231-04
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平成27年1月1日午前0時。
いよいよ新年を迎えました。
本堂では初法要。

隣の天満宮では初詣がスタートです。
多くの方が参詣の列を作っています。

20141231-0820141231-09

1月1日午前6時
定例(木曜日朝)の坐禅会には元日にもかかわらず多くの参禅がありました。

20150101-01

1月1日午後1時半

元日の修正会、御祈祷法要

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午後2時 檀信徒賀詞交換会


20150101-05


このような流れで年末年始の行持が進んでいきました。
今年は元日から雪模様の天気となりました。


20150101-06

本堂では、啓翁桜を生けています。数輪開き始めました。


平成27年/2015年/佛紀2581
新年あけましておめでとうございます。

20141231-01

皆様にとってより良い年になりますように。

投稿者: kameno 日時: 11:02 | | コメント (1)

Selected Photos 2014

Photo log らしく、昨日の記事に続いて、2014年に撮影した写真の中からいくつか写真をセレクトしてみました。
写真で一年を振り返ってみます。


第90回 箱根駅伝は、3区から首位を渡さず東洋大学が2年ぶり4度目の総合優勝。
優勝の原動力は、選手たちの腕に書かれた「その一秒を削り出せ」という言葉でした。
2015年の駅伝ではどのようなドラマが見られるのでしょうか。

20140103-00

2014年箱根駅伝9・10区観戦記
2014年箱根駅伝2区観戦記


連日のようにシモバシラの「霜柱」が見られました。
これが大雪の前兆だったのかもしれません、

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最強寒波が到来


大本山總持寺で行なわれた消防出初式の壮大な放水です。

20140111-20

大本山總持寺年賀拝登


小正月に行なわれる永谷天満宮のどんど焼き。

20140114-05

小正月・どんど焼き


かわいらしいワンウエイ型カーシェアリングを楽しみながら利用しています。

20140202-05

ワンウェイ型カーシェアリング「チョイモビ」


永谷天満宮の節分には地元の小学生たちも幼稚園園児たちもたくさんやって来ました。

20140203-10

節分の光景


長津田の大林寺において横浜市仏教連合会主催の第39回涅槃会が開催されました。
御詠歌のお唱えの際、金剛流や豊山流などで行なわれる、譜面を前の人の襟に固定する作法は合理的ですね。

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横浜市仏教連合会主催第39回涅槃会
合理的な御詠歌奉詠


今年は記録的な雪となりました。
檀家さんが重機で駆けつけてくれて本当に助かりました。

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雪ふりしきる
本格的除雪作業
暴風雪→雨→一気に雪融け


これまで日本一の高さだった「横浜ランドマークタワー」を抜いて日本一のビルとなる「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が全面開業しました。

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あべのアルカス本日オープン


まったく迷惑な話です。

20140317-02

« 天神山の不審火について


イギリスの豪華客船「クイーン・エリザベス」(QE:9900トン)が横浜ベイブリッジベイブリッジを無事くぐり抜けて横浜港大桟橋橋国際客船ターミナルに初入港しました。潮位が最も低くなる大潮の引き潮の時刻に合わせて、約50センチのクリアランスをもってのギリギリ通過です。

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クイーンエリザベス、大桟橋に初接岸!


今年春彼岸のダイヤモンド富士は、天気の条件もバッチリ、また、富士山の頂上ど真ん中に沈むという好条件でした。

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富士に沈む春彼岸の夕陽


宗務所主催 徒弟研修会が開催されました。
管内寺院の師弟さん(主に小学生)を対象とした研修会です。

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徒弟研修会@總持寺


747-400旅客機最後のフライトです。

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ジャンボジェット、惜しまれつつ引退


花散らしの雨に打たれる夜桜

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花散らしの雨


貞昌院の池で生まれたばかりの沢蟹の赤ちゃん

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沢蟹の赤ちゃん


新緑につつまれる境内の点描です。

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いのち輝く


干潟は豊かな命を育みます。

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連休最後の日


水没してしまう川原湯温泉駅

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八ッ場ダムの現況


高円宮典子女王殿下と出雲大社祢宜宮司補佐役の千家国麿氏の婚約内定が発表された日に、出雲大社を参拝することができました。
翌日行なわれた梅花流全国大会島根大会では浜田社中の皆様による石見神楽の迫力ある舞台が披露されました。
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出雲大社参拝-慶事の日
梅花流全国奉詠大会@島根
平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船観音2014

 

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キャンドルナイトin大船 開催報告


境内をハグロトンボが優雅に飛んでいます。

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紫陽花とハグロトンボ


坐禅会取材の一コマです。

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朝の坐禅、始めませんか?


境内の銀杏の向こう側に落ちた雷

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激しい雷雨に注意!


神奈川新聞花火大会を堪能しました

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第28回神奈川新聞花火大会


貞昌院で一年以上落語のお稽古をしてきた子供たちの発表会です。

20140827-09

さわやか寄席子供落語お披露目


永平寺からの帰路。
手前の御岳山がこの後に噴火するとは・・・・

20140905-15

SZI主催 大本山永平寺特別講義


大船観音ゆめ観音はとても盛り上がりました。
最後の雷雨はまさに劇的!

20140913-35

2014ゆめ観音アジアフェスティバル(1)


オーストラリアの中学校生徒のみなさん参加の国際交流坐禅会

20140924-20

国際交流坐禅会2014


永平寺からの皆既月食

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大本山永平寺法堂からの皆既月食


世界遺産を堪能しました。

20141009-19

檀信徒研修旅行(2)永平寺・建仁寺・天龍寺


宗務所主催移動人権学習にて

20141020-1920141021-21

移動人権研修・福島方面(1)
移動人権研修・福島方面(2)


 

20141103-07

薄明光線-天使のはしご


 

20141120-21

佛光山本栖寺-寺族会研修旅行


20141201-01
↑左の写真は哲舟が撮りました (露出60分)
イチョウ散り始め

 

 

 


■関連ブログ記事
Selected Photos 2013
Selected Photos 2012
投稿者: kameno 日時: 15:04 | | コメント (0)

十大ニュース@当ブログ2014

今年も残すところ3日あまり。
年の瀬を迎え、新聞、テレビなどでは今年の総括として「十大ニュース」などが発表される時期になりました。平成26年(2014年)は、みなさまにとってどのような年でしたか。 
当ブログでも、毎年年末に毎日の記事より一年を振り返りながら独断で十大ニュース風にまとめています。
2014年の総括です。

できごと

  できごと 関連ブログ記事 コメント
記録的大雪

記事1 記事2 記事3 記事4 記事5 記事6

45年ぶりとなった大雪は、なかなか融けてくれませんでした。
天神山の不審火 記事  天神山のほか、近隣地区で不審火が相次ぎました。本当に迷惑な話です。
境内石積工事完了 記事 貞昌院境界法面の石積工事により、外観がとてもすっきりしました。
宗務所役員満了 記事1 宗務所カテゴリー お陰様をもちまして庶務主事を無事任期満了いたしました。
永平寺で眺める皆既月食 記事 曹洞宗第一の修行道場、永平寺から望む皆既月食は特別なものでした。
Yahoo!ニュースなどに掲載 記事1 記事2 記事3 記事4 リンク1 
朝日新聞、日経BP、神奈川新聞、yahoo!ニュースなどに様々な分野の記事を掲載いただきました。
原発事故 ー 人権は守られたか 記事1 記事2 記事3 実際に目で見て体感すること、正しいものの見方の大切さを実感しました。
さわやか寄席子供落語お披露目 記事 貞昌院で1年以上落語の稽古をしてきた子供たちの高座初披露です。
第16回ゆめ観音アジアフェスティバル
キャンドルナイト

記事1 記事2 記事3
記事4

継続は力なり。今年も多くの参加をいただき、心に残る祭典になりました。
10 サブカルチャー系 記事1 記事2 リンク1 リンク2

貞昌院で開催されたコスプレイベントや、マルチメディア映像表現関連を進めてみました。
ニコ動へはこの秋初めて投稿してみましたが、ニコニコ技術部総合順位1位を獲得たのは驚きでした。
Youtubeチャンネルも多くの再生をいただきました。


振り返ってみると、今年も個人的にもお寺にも様々なことがあった一年でした。
また、多くの方々とのご縁が広がった年でもありました。

特に今年は、メディアの力を強く感じた一年でした。
日経BPやYahoo!ニュース、朝日新聞、神奈川新聞など一日で多くの方に伝わるマスメディアでは、思わぬ方々からの反響を頂きました。
また、Youtubeやニコニコ動画などのネットメディアでも、 近年ではマスメディアに負けない大きな力を持っています。
瞬く間に再生数が何万へと伸びる状況を体験させていただきました。

公的なことでは、宗務庁級階査定委員会専門部会の座長をつとめさせていただき、また、12月には宗務所庶務主事としての4年間の任期を全うすることができました。

今年一年間お世話になりました皆さまに心より感謝申し上げます。
来年がより良い年でありますように。


■関連ブログ記事
十大ニュース@当ブログ2013
十大ニュース@当ブログ2012
十大ニュース@当ブログ2011
2010年の十大ニュース@当ブログ
2009年の十大ニュース@当ブログ

投稿者: kameno 日時: 16:52 | | コメント (0)

貞昌院から望む富士

冬晴れの朝を迎えました。
空の透明度が高く、貞昌院の裏山・天神山からは冠雪の富士山をクッキリと望むことができました。

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富士山の手前右側には丹沢、大山の山並みが続いています。

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丹沢の山にはまだ雪がそれほど積もっていないですね。

投稿者: kameno 日時: 11:04 | | コメント (0)

朝焼け

今朝は東の空が紅く染まっていました。
太陽光発電パネルも紅く輝いています。
冬至から2日しか経っていないので、かなり遅い日の出です。

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暮れも押し迫ってきました。
地元の小学生たちが地域の方々と一緒に花壇の手入れを行なっています。
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葉牡丹とビオラが植えられました。

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今年もあと1周間ほど。
年末年始の準備もそろそろ大詰めです。

投稿者: kameno 日時: 16:04 | | コメント (0)

中華街~山下公園 by xperia Z3

横浜市仏教会の役員会が中華街でありましたので、クリスマスムードが高まっている中華街と山下公園をスナップしてみました。

xperia Z3 compact おまかせモード、手持ち撮影です。

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投稿者: kameno 日時: 20:03 | | コメント (0)

霜柱

ここのところ、朝の気温が下がっており、境内には霜柱がいたるところに出来ています。

氷柱の力は大きく苔や土などは簡単に持ち上げてしまいます。

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陽の光にかざすとキラキラ輝いてとても綺麗です。

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睡蓮鉢の水も完全に凍ってしまいました。

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※植物の「シモバシラ」にも氷の柱が見られるようになっています。
見事なシモバシラに成長したら、またご報告いたします。

投稿者: kameno 日時: 11:53 | | コメント (0)

テレフォン相談員研修会

伝統仏教宗派僧侶100名余がボランティアで主にテレフォン相談などの活動を行っている一般社団法人「仏教情報センター」では、毎週月曜日が曹洞宗の担当となっています。
絶え間なく掛かってくる相談電話へ対応するために、曹洞宗相談員が定期的に集まって研修・意見交換が行なわれています。

公的資格を持った講師をお招きし、相談員としての資質を高めることも大事ですし、相談員相互の意見交換と意志疎通はとても大切なことです。

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仏教情報センターのテレフォン相談が始まったのは昭和58年6月であり、既に30年以上の歴史があります。
その間の統計を見ると、時代背景に伴う相談内容の変化が見て取れます。

 
テレフォン相談が必要とされる社会背景には

・家の崩壊と家族観の喪失
・人間関係不信の風潮
・霊障(祟り)と俗信、占いの横行
・新々宗教、擬似宗教等による強引な勧誘と被害
・寺檀関係の希薄化
・葬儀の多様化とトラブル

などがあり、現在でも依然として残されている社会背景であります。
この世に悩みがあるかぎり、仏教テレフォン相談の存在意義は続いていくのでしょう。

投稿者: kameno 日時: 09:21 | | コメント (0)

東北へ

東北地方で開催される宗門関連団体のフォーラムで級階査定制度についてお話させていただきました。

投票を済ませた後、一息ついてから新幹線で北へ向かいます。

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はやぶさは早くて快適ですね。
窓際の席と各車両最前列全席にコンセントも設置してあります。

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フォーラムの中では質疑応答を含め2時間たっぷりと時間を取っていただき中身の濃い有意義な内容となりました。
いただきました御意見、御要望は責任をもって持ち帰らせていただきます。
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事務局の皆様にはご丁寧な準備をいただき、ありがとうございました。
感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 12:49 | | コメント (0)

紅葉萌える

境内のモミジは見頃のピークを越えて散り始めています。
だいぶ低くなった太陽の陽射しに照らされて紅く輝いています。

20141213-01
上下画角150度のパノラマ写真です。

今年も残すところ半年程になりました。
時間の経過は速いですね。

 

イチョウは夕暮れの空に凛とした姿を浮かび上がらせています。
20141213-02

投稿者: kameno 日時: 13:43 | | コメント (0)

五味粥

12月8日はお釈迦様がブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開かれた日とされています。
その成道を祝い、12月8日の朝、臘八攝心開けに五味粥をいただきます。

貞昌院では、サツマイモを炊き込んだ五味粥をいただきました。

20141211-01

貞昌院坐禅会は、毎週木曜日開催しております。
坐禅の終わりに経典をお読みして、小食飯台の後でその解説を行なっております。
坐禅会にはどなたでも参加できます。
どうぞお気軽にご参加ください。
貞昌院坐禅会予定

投稿者: kameno 日時: 07:36 | | コメント (1)

臘八攝心

12月に入り、今年も残り一ヶ月を切りました。
日もだんだん短くなったことを実感します。

12月は、臘月(ろうげつ)とも呼ばれます。
臘月八日(12月8日)の成道会(じょうどうえ=お釈迦様が悟りをひらいた日)なぞらえて、只管(ひたすら)坐禅に没頭する期間が臘八攝心なのです。

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貞昌院坐禅会は、毎週木曜日開催しております。
坐禅の終わりに経典をお読みして、小食飯台の後でその解説を行なっております。
坐禅会にはどなたでも参加できます。
どうぞお気軽にご参加ください。
貞昌院坐禅会予定

投稿者: kameno 日時: 16:16 | | コメント (1)

鎌倉古道まち歩き

横濱金澤シティガイド協会のまち歩きのグループが貞昌院を訪問されました。

秋晴れの好天に恵まれ、まち歩きには絶好の日和です。

天満宮~貞昌院(境内、堂内の拝観と説明)~日限山~舞岡公園という行程でした。

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境内のイチョウは7割ほど散っています。

投稿者: kameno 日時: 17:11 | | コメント (1)

黄金に映える

師走に入りました。
今日は雨が降ったと思えば青空が広がるというように目まぐるしく変化する天気でした。
日差しが黄葉真っ盛りのイチョウをスポットライトのように照らしだしています。
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山門側のイチョウは3割ほど散っています。

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あと2・3日でほとんど散ってしまうことでしょう。

投稿者: kameno 日時: 22:27 | | コメント (0)

イチョウ散り始め

境内のイチョウは11月28日頃が好天ということもあり一番の見頃でした。

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29日になり、雨模様の一日となりました。
雨に打たれながら徐々に葉が散り始めています。

 

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山門の屋根の上でサギがせせらぎの小魚を狙っています。

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↑この写真は哲舟が撮りました (露出60分)

投稿者: kameno 日時: 13:30 | | コメント (0)

葬祭マネジメント講義

葬祭マネジメント学科のある専門学校で講義をさせていただきました。
(各宗派の講義があり、今月は曹洞宗)
2011年度から受持っており、今年度が4年目に入りました。

20140109-02

「仏教と葬儀」
概ね次のような内容で行なっています。

内容

1.紹介
2.各宗派の教義の基本と死後感、本尊、荘厳、法具の配置など
3.曹洞宗の特徴
4.曹洞宗(貞昌院)の葬儀の考え方と構成
5.戒名、法名、法号等の意味
6.  葬儀・法要の意味、享年と満年齢の違い、六曜について
7.葬祭事業者として働く方へのお願い
8.これからの葬祭事業に思うこと

年々、若い世代が増えています。
頼もしい限りです。

この中で、特に未来の葬祭業を担う方にお願いと思いを時間を掛けてお話させていただきました。
今回は特に、寺院と葬祭業者との普段のコミュニケーションの大切さに重点をおきました。

■葬祭事業者として働く方へのお願い
(1)人の最大の出来事(生老病死)として、故人と喪家に対して心を込めて対応して欲しい。
(2)宗教性(各宗派の教義、地域の風習)への理解と、司祭者(導師)とともに厳粛な葬儀執行をお願いしたい。宗教性の中心に入り込むことは避ける。
(3)正しい情報の提供とアドバイス。
喪家が菩提寺を持っているかの確認を確実に行い、早期に菩提寺に連絡を行って欲しい。
近年、寺院を持たない、葬儀だけを執行する僧侶があり、その後の法事や埋葬の面倒を見ないということによるトラブルが多くある。
葬儀の意味を捉え、むやみに簡略化しない。
(4)信頼のおける関係業種との絆を大切にして欲しい。寺院、住職との普段からの意思疎通など。

■これからの葬祭事業に思うこと
従来の死に臨んでの告別披露、弔問外交、格式の誇示などのような葬儀の形態は消滅しつつあります。
また、かつて近所、講中などで世話役を中心に行ってきた葬儀、葬列などもほとんど見られなくなりました。
その役割を担っているのが葬祭業です。
これからは合理的に、かつスリムに経費を削減した質素な形式の葬儀が増えていくことが予測されます。
通夜無しの一日葬、炉前のみ、戒名無し、無宗教、散骨など、時代の変遷により様々な選択肢が増え、加速化される中で、生前に関ってきた家族、親族、職場、地域社会との縁を簡単に省略してよいものかどうかも考えなければならないでしょう。
魂としての「いのち」について学び、遺された者へのグリーフケアをどのようにするべきなのかを考える必要があります。
葬祭に関係する業種に従事する人は真の安らぎを求める道について真摯に取り組んでいって欲しいと思います。

これから資格取得に向けて学びをすすめていってください。
いつか現場でお会いしました際にはよろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 13:13 | | コメント (0)

イチョウの黄葉が見頃に

11月後半の連休は秋晴れの好天が続いています。

境内のイチョウが見頃を迎えました。
あと数日間が黄葉のピークになると思います。

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このペースですと、11月末にはだいぶ散ってしまうような感じです。
例年よりもだいぶ早いですね。

 

図:貞昌院境内イチョウの黄葉記録

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※黄色は色付きはじめ。濃い黄色は黄葉のみごろ。%表示は落葉の度合いです

投稿者: kameno 日時: 12:43 | | コメント (0)

イチョウの黄葉すすむ

今日はとても良い天気に恵まれました。
気温の低い日が続いていることもあり、境内のイチョウの黄葉がさらに進んでいます。

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おそらく今週末の日曜日~来週初旬くらいが見頃となるのではないでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 15:19 | | コメント (2)

イチョウ黄葉情報

ここ数日、気温がぐっと下がっています。
北海道ではかなりの積雪となっているようですね。

貞昌院境内の2本のイチョウが先端の部分から黄色く色づき始めました。

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これまでの記録と照らし合わせると、例年よりも早めの進行になりそうです。
来週には真っ黄色に染まるのではないでしょうか。



図:貞昌院境内イチョウの黄葉記録

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※黄色は色付きはじめ。濃い黄色は黄葉のみごろ。%表示は落葉の度合いです。

投稿者: kameno 日時: 09:38 | | コメント (0)

七五三宮参り

七五三の季節を迎えました。
今日は秋晴れということもあり、貞昌院に隣接する 永谷天満宮 には何十組もの晴れ着を着飾った子ども連れが参詣しています。
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神楽殿では獅子舞が行なわれ、獅子たちが舞台から降りてきて子どもたちの頭を噛んでくれます。

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秋もだいぶ深まってきました。

青空が高く感じます。

投稿者: kameno 日時: 11:13 | | コメント (0)

街頭相談@とげぬき地蔵・高岩寺

普段は相談を電話にて行っている仏教情報センターでは、年に何度か出張街頭相談を行なっています。
今年は「とげぬき地蔵」で有名な巣鴨の曹洞宗・高岩寺の境内をお借りして街頭相談を行ないました。

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朝9時よりテントを組み立て、相談ブースを作ります。


秋晴れに恵まれ、商店街には多くの人通りがあります。
すがも中山道菊まつりが開催中でもあり、境内にも多くの参拝客がありました。

とげぬき地蔵として親しまれている高岩寺には、「洗い観音」も祀られています。
(「とげぬき地蔵」は建物の中に安置されています)

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この日、街頭相談の相談員として伝統仏教各宗派僧侶23名が集まりました。
相談ブースには常に数人の相談者が訪れ、また相談ブース以外の場所でも思い思いの場所で話の輪が広がっていました。

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それにしても、今年のすがも中山道菊まつりはデザインがポップですね~
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巣鴨のマスコット「すがもん」のおしりも子どもたちに大人気でした。

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街に出て、いろいろな方々と話をする機会はとても貴重だとつくづく感じます。

末筆乍ら街頭相談に際し、高岩寺様には大変お世話になりました。
心より感謝申し上げます。


■関連ブログ記事

駆け抜けていった2日間(2013年)
街頭相談@浅草寺(2010年)
街頭相談@とげぬき地蔵(2009年)

投稿者: kameno 日時: 23:38 | | コメント (0)

サツマイモパーティー

地元小学校2年生が貞昌院境内の畑で育て、先月収穫した サツマイモの収穫祭(サツマイモパーティー)が行われました。

その一コマ。
クラスごとに分かれて子供たちが地域の方々、保護者、先生方とともにサツマイモを調理していきます。

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サツマイモ料理が完成すると、子供たちが参加したみんなに感謝の気持ちを発表し、いよいよ試食です。

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「いただきます!」

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一つ一つ心のこもった料理を美味しくいただきました。
みんなで育てたサツマイモをみんなで協力して調理して一緒にいただくことの意義は大きいと感じます。
ごちそうさまでした。

 

収穫の際に集めたサツマイモの蔓は、リースやおもちゃなどの材料として活用されます。

 


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投稿者: kameno 日時: 09:54 | | コメント (0)

薄明光線-天使のはしご

夕方、貞昌院墓地裏山から空を見上げると雲の隙間から日差しが漏れる様子が良く見えました。

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この現象は「薄明光線」と呼ばれるもので、早朝や夕方に見られます。
時々刻々と変化する光がとても幻想的で暫く見とれていました。

 

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「薄明光線」は、海外では「天使の梯子」「天使の階段」「ヤコブの梯子」「レンブラント光線」などとも呼ばれます。
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薄明光線の手前を地下鉄が通って行きました。

投稿者: kameno 日時: 21:53 | | コメント (0)

薩摩芋粥

定例坐禅会のお粥に先日収穫したばかりのサツマイモを炊きこみました。

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日が短くなっていることが実感されます。
今年も残すところ2ヶ月ですね。

投稿者: kameno 日時: 07:08 | | コメント (1)

横浜市仏連奉讃部発会式

横浜市仏教連合会奉讃部の発会式が行われました。

日時 平成26年10月29日午後3時より
場所 勧行寺

 

前身である横浜市奉讃会は、昭和54年10月31日に設立され、「僧・俗、力を合わせて釈尊の教えに帰依し、只今、この生活をささえてくださった、目には見えないが大いなる力に感謝して、よい人生をきづき、世相の昏迷に一灯を点ずる…」をキャッチフレーズに これまで文化講演会や日帰りの仏跡参拝旅行などを行ってきました。

今後は市仏連組織の一部として新たな活動を行うこととなりました。

開会のことば 山本信行師
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市仏連会長挨拶 玄野孝善師

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記念品贈呈  第6代会長 美濃口久義氏

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奉讃部長挨拶 横山正彦師

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市仏連役員紹介・区仏会長・賛助会員の紹介
奉讃部の活動について

祝辞 顧問 都築哲信師
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清興 半ケ谷獅子連

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閉会挨拶 山本信行師

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記念撮影

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新たな組織のもと、年2回の仏跡参拝旅行、釈尊涅槃会などが予定されています。

投稿者: kameno 日時: 01:01 | | コメント (0)

サツマイモ畑いよいよ収穫

地元小学校の2年生が総合学習として貞昌院裏山の一角にある畑でサツマイモを育てています。
ようやく待ちに待った収穫の日を迎えました。

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「いっぱい掘るぞ~!」の掛け声で収獲が始まりました。

各クラスが一畝づつ担当していますので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!

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ことしは日照が心配されましたが、ずいぶん大きく育っています!

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次から次へと・・・
掘り上げるたびに歓声が上がります。

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たくさん収獲できました。

最後のご挨拶。
「有難うございました!」
収獲の一部をお世話になった方々にプレゼント。
貞昌院にも収獲の一部をいただきました。

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サツマイモの蔓も大切な収穫物です。
リース作りや、サツマイモパーティーで利用するため分別して持ち帰ります。

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天気もよく、絶好の収獲日和でした。
ちょうど畑のすぐ脇に植えている温州蜜柑が食べごろを迎えていますので、蜜柑も収穫してプレゼント。

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ご参加いただいた保護者の皆様、先生方もお疲れ様でした。

11月上旬にはサツマイモパーティー(収穫祭)が行われる予定です。


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投稿者: kameno 日時: 01:53 | | コメント (0)

実りの季節

境内墓地の水場に植えている温州みかんが食べごろを迎えました。

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適度に甘く、とても美味しいみかんです。

墓地にお参りの際は、ご自由にお召し上がり下さい。

今月末には、地元小学校2年生が育てているサツマイモの収穫が行われる予定です。

投稿者: kameno 日時: 16:52 | | コメント (0)

地元小学校の

地元小学校の運動会が開催されました。
今年は台風が次々とやってきてて天気が心配されましたが、この上ない秋晴れとなりました。
PTA会長を拝命してから2年目の運動会。

前日の準備、そして当日も朝早くから先生方、PTA、保護者のみなさん、地域のボランティアのみなさんなどが連携して運動会が運営されています。

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澄み渡る青空。
とても清々しいです。

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運動会はスムーズに進行していきました。


結果は紅組の有償でした。おめでとうとざいます。
白組の皆さん、準優勝おめでとうございます。

最後まで全力でやりぬくこころをいつまでも忘れないようにしてください。

 

運動会終了後、皆で協力して後片付け。
こちらも早く終わりました。

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皆さん、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 18:49 | | コメント (0)

大本山永平寺法堂からの皆既月食

今回の皆既月食は、宗務所主催旅行の引率ということもあり、また、東側に高い山がある永平寺からは観ることはできないのではないかと考えていました。
ところが!!!

夜の法要が終わって法堂から戻る時間帯に山の杉の木の間から真っ赤な月が昇ってきました。
三脚もレリーズも持って行かなかったけれども、良く写ってくれました。
それにしても実に幻想的です。

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2014/10/08  19:55
月の右側に見える星が天王星です。

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皆既月食も終わり、白い部分がだんだん増えていきます。

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月の光が弱まるので、気づいて見れば満天の星。
中雀門越しに観る月食です。

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2014/10/08  21:08

 

つい先程拝登した宝慶寺の道元禅師観月像。

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道元禅師も月食の際には月を眺めていたのでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 03:14 | | コメント (2)

朧月夜

今日の月齢は8.9なので、半月よりも少し太った月となっています。
うっすらと雲がかかっていて、朧月となりました。

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これからだんだんと月は丸くなっていき、今月8日の満月は皆既月食です。

10月8日の18時14分から部分食が始まり、19時24分から20時24分までが皆既月食の時間帯です。

部分食の始まり : 18時14分
皆既食の始まり : 19時24分
皆既食の最大 : 19時54分
皆既食の終わり : 20時24分
部分食の終わり : 21時34分

JAXAのホームページでは、『みんなで皆既月食を観察しよう』キャンペーンを行なっていて、特設サイトを公開しています。
そのトップページに私が撮影した写真を掲載いただきました。

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今回の月食、私は永平寺で眺める(ことができるか判りませんが)ことになります。

投稿者: kameno 日時: 22:10 | | コメント (0)

2014 秋のダイヤモンド富士

今年秋のダイヤモンド富士は天候に恵まれなかったり時間が取れなかったりでしたが、今日ようやく眺めることができました。
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2014.9.29  17:07

 

西の空は全体的にスモッグがかかったようでした。
太陽が稜線に近づくまで富士山がよく見えません。
御嶽山上空には西風が吹いているとのことで、火山灰の影響が有るのかもしれません。

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太陽が富士山の頂上に接しました。
山の稜線がだんだんクッキリと見えてきます。


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すっかり沈むと、西南西の空には三日月が輝いていました。

 

今年春の記録はこちらです。
富士に沈む春彼岸の夕陽

投稿者: kameno 日時: 22:12 | | コメント (0)

教区主催總持寺二祖峨山禅師遠忌予修法要

神奈川県第二宗務所第五教区主催・大本山總持寺二祖禅師650回大遠忌予修法要が開催されました。
日時 平成26年9月29日 (両祖忌の日の開催となりました)
場所 龍宝寺

二祖峨山韶碩禅師の御真牌をお祀りし、大遠忌予修法要が営まれました。

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大本山總持寺二祖峨山韶碩禅師650回大遠忌予修法要
導師 会場主住職

その後、尾崎正善先生による峨山韶碩禅の講義が行われました。
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教区寺院のみならず、即心会の皆さま、檀信徒の皆さま参加で行われました。

投稿者: kameno 日時: 21:24 | | コメント (0)

国際交流坐禅会2014

オーストラリア・ブリスベンのマリストカレッジ中学校生徒のみなさん参加による国際交流坐禅会が貞昌院で開かれました。
地域の国際交流の会 KIRA=Kaminagaya International Relationship Association が中心となり、2014年で18年目になります。 

開催日 2014年9月24日

今回のプログラムも昨年同様
・ガイダンス
・本堂にて坐り方の説明
・坐禅(20分×2チュウ)
・琴とフルートの演奏会
・ランチ 
・浴衣の着付
・茶道体験
という流れになっています。

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まずは本堂でお寺についての説明の後、代表3人に出ていただき、坐禅の練習。

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いよいよ本番です。

真剣に坐禅を行じました。

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坐禅のあとは、琴とフルートの演奏会。
和音階と洋音階のチューニングで、日本の曲を中心に皆で楽しみました。

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ランチを挟んで、午後は浴衣の着付けの後、グループごとにお茶のお点前。

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抹茶が美味しいと、とても好評でした。

日本文化にたっぷり親しむ一日はあっという間に過ぎていきました。

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文化の理解というのは、実際にそのものに触れて体験するということが大切だということ感じます。
KIRA役員の皆さん、お疲れ様でした。

明日は地元小学校との交流会が予定されています。


■昨年の様子はこちら
国際交流坐禅会2013
投稿者: kameno 日時: 20:06 | | コメント (0)

永谷天満宮子供神輿

秋彼岸の中日、秋分の日をを迎えました。 
この日、永谷天満宮で秋の例祭(秋祭り)が行われています。
午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。

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午前9時半集合。たくさんの子供たちが集まりました。

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神様を御神輿にお迎えする神事が行われます。

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お神輿に御神体が乗せられて、いよいよ出発。

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わっしょい、わっしょい
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わっしょい、わっしょい

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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。

境内に屋台が並び、舞台では夕方から演芸大会が行われます。

投稿者: kameno 日時: 13:31 | | コメント (0)

2014ゆめ観音アジアフェスティバル(3)

ゆめ観音の舞台では、アジアの様々な国、地域による平和の祈り、舞踊、音楽が披露されました。
夕暮れ、午後5時35分から万灯供養法要が営まれました。

■万灯供養法要差定(式次第2014年版)
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差定
1.大梵鐘打出九声
1.殿鐘三会
1・散華荘厳

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舞台の周囲には平和の火が広げられ、僧侶たちにより散華が撒かれ、場が清められます。

1.七下鐘導師(大導師・焼却師)上殿着座

大導師 大船観音寺住職 大本山總持寺監院 乙川暎元老師
焼却師 大本山總持寺副監院 村田和元老師 
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1.読経(般若心経)

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1.読経(仏陀神呪)
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1.配塔婆(法華頓写)
来場いただいた皆様より祈願文が書かれた経木塔婆が、両班の僧侶に配られ、経文が書き加えられます。

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1.収塔婆
経文が書き加えられた経木塔婆が集められ、検経師、大導師に届けられます。
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1.舎利礼文三遍(読経中三拝)
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1.拈香法語

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1.献茶湯・塔婆焼却 
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経木塔婆は焼却師により焼却供養塔に入れられ、松明によりお焚き上げの焼却供養が同時進行で行われます。

1.世尊偈行道三匝

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焼却供養塔三界萬霊等の周りを読経しながら行道します。

1.回向
1.大導師法話

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1.散堂
 

法要で灯された蝋燭の残りは、ゆめ観音終了後、会場の皆様にお持ち帰りいただきました。

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同時進行により、参道石階段、平和の火の塔の周りもキャンドルの輝きに包まれました。

 

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平和は、私たちの行動、態度、日常の行為を通してのみ達成できます。
さらに、平和はすべての人が分かち合う、普遍的で私したちに共通する人間性に不可欠なものであることを認識し、これからも、それを実践、行動していくことが求められています。

投稿者: kameno 日時: 17:39 | | コメント (0)

2014ゆめ観音アジアフェスティバル(2)

第16回 ゆめ観音アジアフェスティバルin大船
出店・出展編です。

 
チニーズ(インド雑貨 スパイス・チャイ)

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地球市民ACTかながわ(東南アジア伝統工芸品)
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ハイチの会 セスラ(ハイチ支援グッズ)
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インド政府観光局(インド観光案内)
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アショカ(インド料理)
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スカイテック(環境展示)
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異文化の風さかゑ(民芸品)
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JIAOLIU鎌倉(フラワーペイント)
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ブリッヂ フォー ピース(平和展示)
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ドリーム ブリッヂ(手作りキャンドル)
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のんのん(大船おにぎり)
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大船観音寺ブース
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投稿者: kameno 日時: 16:50 | | コメント (0)

2014ゆめ観音アジアフェスティバル(1)

第16回 ゆめ観音アジアフェスティバルin大船 が開催されました。

開催日時 2014年9月13日(土) 11:00~21:00
開催場所 大船観音寺 (鎌倉市岡本1-5-3:JR大船駅西口・湘南モノレール大船駅から徒歩5分)
白衣観音像前ステージ 及び 境内

主催 | ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・第五教区)
後援 | 鎌倉市

速報的に記録写真を掲載いたします。
まずはステージ編です。

■ステージ 12:20~

開会宣言

来賓挨拶
・鎌倉副市長様
・大船観音寺護持会会長様 with のんちゃん
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「ゆめ観音アジアフェスティバル」が開催されますことを心からお慶び申し上げます。
「つながる・ひろがる・アジアのねがい」というテーマのもと、フェスティバルの開催にご尽力いただいております「ゆめ観音実行委員会の皆さまをはじめ、関係者の皆さま、ご参加の皆さまに深く敬意を表します。世界の恒久平和を願い建立された大船観音像のもとで、毎年秋の時期に開催されるこのフェスティバルは、今年で16回目を迎え、今回は22団体もの団体がステージやブースを盛り上げてくださると伺っております。現在においても、めまぐるしい変化を見せる社会情勢の中で、世界平和を願い、さらに、アジア各国の人々とフェスティバルを通じて交流の輪を広げる皆さまの友好活動は、大変意義深いものがあると感じております。市といたしましても、世界に開かれたまちを目指して国際理解を深め、市民の皆さまの幅広い国際交流、協力活動を支援するとともに、だれもがともに仲良く暮らせるまちを実現するため、取り組んでまいる所存でございます。最後になりましたが、このフェスティバルが、国や地域を超えて平和を広める場となりますように、また、本日お集まりの皆さまのご多幸を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。
平成26年9月13日 鎌倉市長 松尾崇

 

JIAOLIU鎌倉(大道芸)
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Madhu-Priya(インド寺院古典舞踊)

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SAKARAK(カンボジア舞踊)

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KOKANEE(カナダ育ちの兄弟ユニット)

 

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麻はか(アフリカ弦楽器)

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Marisol Belly Dance(ベリーダンス)

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丸義会(津軽三味線 民舞)

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鎌倉市民踊会(民踊)

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Radiant Brass (ブラスアンサンブル)
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Devadasi Studio (ベリーダンス)

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Ethno-Exotica Vaudeville(多民族的ヴォードヴィル☆エンターテイメント)

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投稿者: kameno 日時: 01:03 | | コメント (0)

スーパームーン

昨日は旧暦の8月15日、中秋の名月でした。
残念ながら雲に阻まれて望むことができませんでしたが、今日は美しい満月が夜空を照らしています。

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先月に続きスーパームーン。
大きく明るい満月です。

そして来月8日は皆既月食となります。

投稿者: kameno 日時: 22:56 | | コメント (0)

飛行機の窓から見える景色

飛行機の窓際の席からは様々な光景を眺めることができます。
特に、北陸(小松)から羽田への航路は飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈といった山並み越しに富士山をぐるりと回る経路を取りますので、左側窓側がオススメです。

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先日の永平寺からの帰路でも、航路のほとんど全てに亘って富士山を望むことができました。

その一部がこちら。
赤石山脈越しの雲海に浮かぶ富士山です。

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カシミール3Dでシミュレートして山の名前を確認してみました。

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このように改めて見ると、富士山は実に美しい円錐形の単独峰であることが分かります。
何十万年も前から何度かの噴火が繰返され、その噴火、地層、地質、マグマ帯などの要因が作り上げた奇跡的な山であると言われています。


北陸新幹線開業によって小松・羽田便が無くなってしまうと、このような眺めを気軽に見ることができなくなるのでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 07:53 | | コメント (0)

栗粥(追記)

今朝の定例坐禅会では山で採れたばかりの栗粥を炊き込みました。

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秋の香りが室内に満ち溢れます。

今日は久しぶりに青空が広がりました。
良い天気になりそうです。



全米テニス、錦織圭4強入り…日本勢96年ぶり

テニスの全米オープン第10日は3日、ニューヨークで行われ、日本勢として92年ぶりに男子シングルス準々決勝に進んだ第10シードの錦織圭(日清食品)は、全豪覇者で第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を3―6、7―5、7―6、6―7、6―4でフルセットの末に破って、自身初の四大大会4強入りを果たした。
全米オープン男子シングルスの日本勢では、1918年の熊谷一弥以来、96年ぶりの4強入りとなった。
(読売新聞 9月4日(木)8時34分配信


錦織選手、快挙ですね。すごい。
このまま勝ち進んで行くことを期待します!

投稿者: kameno 日時: 07:11 | | コメント (1)

山の恵み

裏山の山椒の実が赤くなり始めました。

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周囲に山椒独特の香りを放っています。

収穫して、一部を実山椒の塩漬けにしました。
熱湯をかけると更に強い香りが広がります。
2~3ヶ月寝かせるとで完成です。

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先週収穫した栗の実は栗ご飯のほか、渋皮煮にしています。

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収穫の秋到来を実感します。

投稿者: kameno 日時: 09:42 | | コメント (0)

さわやか寄席子供落語お披露目

貞昌院さわやか寄席が開催されました。
第1部では貞昌院で一年以上落語のお稽古をしてきた子供たちの発表会となりました。

日時 平成26年8月27日(水曜日)
場所 貞昌院 本堂にて


■第1部 午後2時30分より 子供落語お披露目 
・貞昌亭花帆 (小学生)
・貞昌亭瑞鳳 (小学生)
・貞昌亭信之介 (小学生)

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まずは、子供たちを指導して来られた金原亭馬治師匠が「牛ほめ」を一座。
大ウケです。

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つづいて、いよいよ子供たちの出番。
まずは貞昌亭瑞鳳くんの「つる」。
実に堂々としています。

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次に貞昌亭花帆さんの「手紙無筆」。
難しい昔の言い回しをすらすらと演じてくれました。

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子供落語トリは貞昌亭信之介くんの「狸の札」。
仔狸のユーモラスな仕草を可愛らしく演じていました。

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みんな堂々としたものです。
実に素晴らしい高座でした。

第1部子供落語の最後に桃川健師匠の江戸紙切り。
子供たちへのプレゼントとして「ふなっしー」「アナと雪の女王」「妖怪ウォッチ」など最新のトレンドのをきちんと盛り込んでいます。
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■第2部
午後4時より
・落語 金原亭馬治 師匠
・江戸紙切り 桃川健 師匠

第2部は伝統芸能の落語と紙切りの世界をたっぷり堪能できる構成でした。

金原亭馬治師匠「棒鱈
桃川健師匠 江戸紙切り
金原亭馬治師匠「笠碁」

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地元小学校、学童、地域の方々を中心に会場が満員になる大盛況でした。
特に、子供たちに伝統芸能の素晴らしさが十二分に伝わったのではないでしょうか。

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貞昌院では、今後も落語の高座と子供落語教室を継続していきます。
今後の展開にご期待ください。

投稿者: kameno 日時: 22:10 | | コメント (0)

九里よりうまい・・・

裏山の栗の木に実が成り始め、そろそろ収穫の時期を迎えました。
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昨年も猛暑の影響で実が小ぶりだっだのですが、今年も暑さと少雨のために実の数が少ないような気がします。

昨年の様子はこちら⇒栗の収獲

栗の木の下にコンクリート舗装の坂道があり、熟して落ちてきた実は自動的に斜面を転がり落ち、坂の下に集まってきます。

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やはり、今年も少し実が小ぶりのようです。
数も少ない・・・例年よりも収穫の時期が遅くなっています。

栗といえば「栗より美味い十三里」ですね。
秋の味覚「栗」に似た「サツマイモ」。
くり(九里)より(四里)うまい・・・から9+4で「十三里」という語呂合わせが語源と言われています。

 

栗の木の直ぐ側にある小学生たちが育てているサツマイモ畑のほうはというと、このように順調に育っています。
日射量がおおいので、成長には良い条件が整っているのでしょう。

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栗のほうは、さっそく栗ご飯でいただきました。

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「栗より美味い十三里」・・・・いやいや、どちらも甲乙付けがたい美味しさです。

投稿者: kameno 日時: 10:21 | | コメント (0)

厳しい残暑に

東日本が広く太平洋高気圧に覆われたこともあり、残暑厳しい一日となりました。

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一方、西日本、とりわけ広島の一部地域では19日深夜から翌20日未明にかけて局地的な豪雨による土砂崩れが発生しました。
多数の住宅が流され大規模土砂災害による死者は39人、行方不明者は少なくとも26人を超える大災害となってしまいました。

謹んで哀悼の意を表し、心よりお見舞い申し上げます。

 

広島では今日も一時的に雨が降るおそれがあるということで、特に地盤がゆるんでいる地区での土砂災害に警戒が必要となります。
また、東北から九州にかけての広い範囲でも大気が不安定になっていて、激しい雨の予報がなされています。

 

ここのところ「観測史上最大」という言葉を良く耳にするようになりました。
それだけ気象変動が激しくなっているのかもしれません。


日本は豊かな自然の恵みを享受してきた代わりに、人間の力の到底及ばない大きな自然の力を目の当たりにしてきました。
自分の現在住んでいる場所が、過去どのような自然災害を受けてきたのか、過去どのような土地であったのかを知ることは、災害を防ぎ身を守るための必須なのだとつくづく感じます。

 

局地的なゲリラ豪雨に対しては、日本気象協会から、ゲリラ豪雨を予測する天気予報iPhoneアプリが公開されておりましたので、併せてご紹介いたします。
このような情報に常にアンテナを張っておくことも大切なことでしょう。

投稿者: kameno 日時: 21:25 | | コメント (0)

金星と木星が最接近

今朝、東の空から明るい2つの星が並んで昇ってきました。

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(Tamron zoom200-400  200mmにて) 

本堂の屋根越しに、中央にマイナス4等の金星(明けの明星)とマイナス2等の木星が輝いています。
さかんに飛び回っているコウモリも写りました。

 

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(Tamron zoom200-400  400mmにて)

 

かなり近い位置にあることが分かりますね。

投稿者: kameno 日時: 05:16 | | コメント (0)

横浜市社会科教育研究会研修

港南区の公立小学校の先生方の研修会が貞昌院を会場として開催されました。

 

横浜市社会科教育研究会 
日時:2014年8月18日(月) 会場:貞昌院 客殿

その中で、「 寺子屋から小学校教育に至る過程と港南区の郷土史」についてお話をさせて頂きました。

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今回は小学校の授業に資する内容をピックアップして資料を作りました。

港南区内にある小学校とその歴史
港南区の歴史の概観
古道と武相国境
港南区における永野地区の位置づけ
昭和初期の永谷-武蔵野探勝より
航空写真
平野玉城と『修身』他、教科書
永野小学校と貞昌院
永谷天滿宮と貞昌院
-永野の教育
-終戦の日 
小学校の歴史年表

 

その後、先々代住職(地元小学校4代目校長)の作成された問題集や教育指導計画などを御覧頂いたり、貞昌院境内や永谷天満宮境内を拝観いただきました。

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少しでも授業のお役に立てれば、こんなに嬉しい事はありません。

研修会の幹事K先生、港南歴史協議会の皆さま、参加の先生方、お疲れ様でした。
投稿者: kameno 日時: 17:52 | | コメント (2)

朝活としての坐禅

貞昌院の坐禅会は毎週木曜日朝6時から7時まで開催しております。
夏休み、お盆休みということもあって、この機に参加してみようという方も目立ちました。

 

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神奈川新聞のフリーペーパー『ららら かながわ』の特集「朝”活”始めませんか?」をご覧になって坐禅に参加される方も多いようです。

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テレビや新聞や雑誌などのメディアで「坐禅」を取り上げられる場合、「座禅」と表記されることが多いのですが、正しくは「坐禅」です。
「座」は名詞、「坐」はすわる行為を表す動詞であるからです。

しかし、「坐」は常用漢字には無い漢字のために、常用漢字の「座」で置き換えて表記されるのです。

上記の『ららら かながわ』では、この点を快く理解いただき「坐禅」と表記していただきました。

投稿者: kameno 日時: 12:29 | | コメント (4)

八月のお盆

八月盆の時節を迎えています。
自宅にご先祖様の御霊をお迎えするために、多くの皆さまがお墓参にいらっしゃいました。

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連日棚経回りも続いています。
今年は昨年より暑さが和らいでいることがありがたいです。

墓地の一角にある小学生のサツマイモ畑は順調に育っています。
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墓地空き区画の土には、蟻の巣穴がたくさん開いていました。

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台風によって巣穴が崩れたところを修復しているのでしょうか。
穴の周囲には運びだされた土の山が出来ています。

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ということで、今日もこれからお盆回りに出かけてきます。

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投稿者: kameno 日時: 08:15 | | コメント (0)

台風一過

台風11号が北陸沖へ 各地に大雨、高知千ミリ超

台風11号は10日、高知県に上陸して四国を北上した後、兵庫県に再上陸して近畿を縦断、北陸沖の日本海へ抜けた。西日本を中心に続いた大雨は弱まったが、高知県では総雨量が千ミリ超の地点も出た。気象庁は三重県に出していた大雨の特別警報を全て解除した。
被害も続き、高松市の増水した川などで見つかった4人の死亡が確認されたほか、9日に岐阜県各務原市の川で流された男性も亡くなり、台風の影響とみられる死者は計9人になった。10日に確認された負傷者は50人で、京都市などでは2人が行方不明になった。
和歌山県新宮市の熊野川、徳島県阿南市の那賀川では氾濫が起き、住宅への浸水や道路の冠水なども相次いだ。大気が不安定になった栃木県鹿沼市などでは竜巻とみられる突風が発生し、住宅などに被害が出た。
交通は空路が中部や大阪、四国を発着する便を中心に欠航。東海道・山陽新幹線も一部区間で運転を見合わせ、お盆の帰省客への影響が長引いた。
台風が上陸した高知県は猛烈な雨が続き、馬路村で1時間雨量80・5ミリを観測し、降り始めからの総雨量も約1100ミリに達した。今月上旬の台風12号で豪雨となった仁淀川町なども合計が900ミリを超えた。
徳島県の上勝町や那賀町も総雨量が800~700ミリ台を記録。三重県は大台町や津市、尾鷲市で600~500ミリ台、和歌山県でも田辺市で650ミリに上り、西日本の広い範囲で300ミリ以上の大雨となった。
東海や関東甲信なども局地的に大雨となり、10日の1時間雨量は千葉県東庄町71・5ミリ、岐阜県本巣市69・0ミリ、静岡市61・0ミリ。瞬間風速は高知県・室戸岬52・5メートル、和歌山市44・8メートル、阿南市44メートル、兵庫県・神戸空港40・6メートルだった。
(神奈川新聞2014.08.11)


四国に上陸した台風11号はそのまま北上して日本海へ抜けました。
近畿地方を中心に多くの水害が発生し、また栃木県では竜巻の被害も出ています。
被災された地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

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境内は再びセミたちの声に包まれています。
まだこれから羽化するセミも居ます。

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台風が通過した夜はスーパームーンの満月でしたが、雲に覆われて観ることが出来ませんでした。
一日経過して、11日夜、十六夜(いざよい)の月が薄雲の間から昇ってきました。

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境内では、少しづつ秋の虫の声も混じってきました。

投稿者: kameno 日時: 21:48 | | コメント (0)

暦の上では秋

今日は立秋。
暦の上では秋となりました。

まだまだ暑い日が続いていますが、ふと空を見上げると、なんとなく秋の気配を感じます。

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境内にはトンボの大群が。
いったい何匹飛んでいるのでしょうか。

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日本に近づいている台風の動きが気になるところですね。

投稿者: kameno 日時: 19:29 | | コメント (0)

第28回神奈川新聞花火大会

連日暑い日が続いています。
今日は教区寺院の施食会法要随喜の後、みなとみらい地区で行われる神奈川新聞花火大会へ家族に出かけました。

今年は打上場所からはやや遠いながらも、比較的余裕を持って観ることが出来る横浜ポートサイド公園からの観覧としました。
横浜駅から近いのでアクセスが便利な場所です。
打上1時間前に到着。既に多くの人々が集まっています。

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いよいよ打上げ開始!
目の前が運河なので涼しい風が渡っていきます。
風がやや強いために煙がうまく流れてくれ、美しい花火を撮影することができました。

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時折目の前の貨物船に列車がゆっくり通っていきます。

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グランド・フィナーレは、「アナと雪の女王」のテーマソングに乗って、「花咲く氷の結晶」を表現した花火が打ち上がりました。
やはり日本の花火師の技術は凄いですね。
久しぶりに堪能しました。


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主催の神奈川新聞社によるビデオが公開されております。


第29回神奈川新聞花火大会スカイシンフォニー in YOKOHAMA/カナロコ

 


■関連ブログ記事

第27回 神奈川新聞花火大会

投稿者: kameno 日時: 00:45 | | コメント (0)

水の日と暑い夏

水の安定供給体制を=温暖化で危機的渇水も-水資源白書

国土交通省は1日、2014年版「日本の水資源」(水資源白書)を公表した。地球温暖化の影響で、局地的な豪雨が増える一方、雨が降らない日も増加傾向にあることを指摘。豪雨で浄水場が浸水したり、危機的な渇水が発生したりした場合など、緊急時に水を安定供給できる体制を整えるよう提言している。
白書は、国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第1作業部会が昨年9月に公表した報告書が、日本などで局地的な豪雨が頻発する可能性が高いと警告したことを紹介。一方で、1日当たりの降水量が1ミリ未満となる日が増えるとした気象庁の将来予測も取り上げ、水供給の危機対応力を強化する必要性を強調した。
(時事通信2014/08/01)


今日は「水の日」です。
日本は世界の中で降水量が多く、水資源に恵まれた国とされています。
しかし、水源の保全、地球温暖化対策などが進められないと、水不足になる可能性も多く残されています。
ここ数年、ダムの渇水に関するニュースも多くなってきました。
また、猛暑日が当たり前のように続いており、改めて温暖化が進んでいることを実感します。
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」のCO2排出抑制に関する取り組みも、化石燃料消費削減に関する取り組みも実現どころか逆に化石燃料大量消費社会へ逆行してしまっている現状があります。
難しい問題ですね。



降水量が少ない日は、夕方の散水が欠かせません。
境内の散水は井戸水を利用できることは変有難いことです。
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8月1日の水の日に、改めて水の大切さを考え直したいものです。

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夕方から雷模様の天気となりました。
このところ、雷雨が多いですね。大気の状態が不安定なのでしょう。
ぽつぽつと雨も降り始めています。

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投稿者: kameno 日時: 18:11 | | コメント (0)

大施餓鬼会法要が行なわれました

平成26年7月26日、恒例の貞昌院大施餓鬼会法要が営まれました。

例年多くの参拝をいただいておりますが、今年は土曜日となったこともあって450人を超えました。
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本堂正面の精霊棚には、檀家の皆様のご先祖様、そして普(あまね)く御霊(みたま)をお迎えし、ご供養の法要を営みます。 
※法要の写真はT師に撮影いただきました。

 


梅雨明けの発表から気温の高い日が続いています。


暑さ対策として、水分と塩分補給の出来る飲み物をお配りいたしました。
また、境内にミストホースを設置して、少しでも暑さが凌げるよう工夫してみました。

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多くのご参列を戴きありがとうございました。

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また、ご随喜のご寺院様・世話人の皆様には塔婆の配布、片づけまで有難うございました。
無事法要を終えることが出来ましたことを感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 23:12 | | コメント (0)

サツマイモ畑生育状況

地元小学校の2年生が育てているサツマイモ畑の今日の様子です。
7月に入ってからの成長ぶりは著しいものがあります。
梅雨の時期の雨は植物たちの生育には欠かせないものですね。

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この時期は、下草、雑草等の生育も非常に旺盛です。

7月26日の大施餓鬼会法要に向けて、1週間ほど掛けて境内の草刈り、清掃等を集中的に行なっています。
墓地周りもだいぶ綺麗になりました。

 

このブログ記事を書いているうちに、関東地方の梅雨明けが発表されました。
本格的な夏がやってきます。

投稿者: kameno 日時: 09:18 | | コメント (0)

激しい雷雨に注意!

〔大気不安定〕関東南部で激しい雷雨 低地や地下の浸水・河川増水などに警戒を(20日19時45分現在)


上空に強い寒気が入り、大気の状態が非常に不安定となっている影響で、関東地方南部では局地的に激しい雷雨となっています。20日夜遅くにかけて、雷を伴った非常に激しい雨による低地や地下施設の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒が必要です。
レスキューナウニュース 7月20日(日)18時0分)


横浜市南部に位置する貞昌院でも宵の口から雷がなり始め、次第に雨足が強くなってきました。
周囲に雷が次々と落ちています。

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境内の銀杏の向こう側にも!



東京電力の雷情報をみると、横浜市に集中的に落雷があるようです。

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このような時は気象情報に留意し、用意な外出は避けましょう。

投稿者: kameno 日時: 21:01 | | コメント (0)

大施食会(おせがき)のシーズンへ

貞昌院墓地の一角に、近隣病院の物故者をお祀りしている墓地区画があります。
病院療養後、身寄りがなかった患者さんたちのご遺骨をお納めしています。
この区画が出来る経緯が、病院の記念史に掲載されています。


善意の結晶 無縁墓地
芹香院から南東の方向、約4キロのところ、上永谷の天満宮の近くに、雑木の小山を背にして、新装なったばかりの寺がある。
天神山貞昌院天照寺といい、本能寺の変があった天正10年建立された曹洞宗の寺である。住職は戦前から戦後にかけて、永野小学校長を15年間も勤めた亀野寛量氏で、今年七九歳。いかめしいという感じはまったくなく、柔和で無限の寛大さをひめたお方である。
貞昌院には芹香院で療養の果てに亡くなって、身寄りのない患者さんの遺骨が収められている。俗にいう無縁仏である。
見せていただいた過去帳には、昭和20年の11名を最高に、開院した昭和4年から44年まで、56名の患者さんの名前が、命日毎に分けて書かれている。
〝そう、あれは、23年ごろのことでございましたね。●先生と●看護長と私の三人で話し合いまして、病院の霊安室に骨壷を並べたままにしておくのは、いかにも不憫だ、なんとかしようということになりましてね。墓地は私が無償提供しましたが、墓石の方は、職員の方々でお金を出しあったと聞いております″と亀野氏はおっしゃる。
早速、●さんにきいたところ、墓石はひと口100円(いまの2000円位か)で職員がカンパしたが、囲いは、作業部の●さんがセメントでかためたのが最初だという。その後、山からの水で墓石が沈んだりしたため、県費による補修工事を2-3回行なって現在に至っているのだそうだ。
貞昌院の門前には、大正天皇の御戴典記念に植樹し、昭和49年度、名木・古木の指定をうけたという、いちょうの巨木が見事な枝ぶりをみせている。
ものいわぬ木々の中で、恵まれなかった歴史の証人たちが、いまも、安らかにねむっているのである。

(『芹香院史』神奈川県立芹香院・1985年)より引用。芹香院史本文(PDF)


例年、7月の時期に病院家族会による合同法要が営まれるのですが、本日がその日でした。
改めて、先々代住職の言葉や想いを思い起こしながら法要を営ませて頂きました。

補記:芹香院は、現在は精神医療センターとなっています。
精神病院法に基づくわが国3番目の府県立精神病院として、昭和4年3月から診療を開始した「芹香院」と、昭和38年4月に全国に先がけて麻薬中毒患者専門医療施設として収容治療を開始し、その後神経症、アルコール依存症、薬物中毒等の患者を対象に治療を行ってきた「せりがや園」を統合して、平成2年4月に神奈川県立精神医療センターに組織が改正され、名称も「芹香病院」「せりがや病院」に改称されています。



法要後、民生児童委員会研修に参加するために、地域の介護老人保健施設へ。
この施設は一人部屋から四人部屋、特別浴室、一般浴室、診療室、サービスステーション、機能訓練室、 デイルーム、家族介護室、レクリエーションルーム、多目的ホール、食堂、理美容室、相談室、面接室、会議室、調理室など要介護認定の度合いや、経済状況に応じた設備が設けられています。

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なお、この介護老人保健施設は常に介護が必要で、自宅での介護が困難な方が対象となっています。
しかし、長期滞在型ではなく、リハビリを中心として看護、医学的管理下の介護機能訓練を受けて、最終的には自宅での生活への復帰を目指す施設です。

昼食は施設で出されている食事を皆でいただきました。
とてもバランスが考えられている内容です。

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日本は今後少子高齢化社会に進んでいきます。
特に横浜市はその進行度が早く、その状況に環境が追いついていない感があります。
この施設でも、入所条件は次第に厳しくなり、要介護度が高く無いと入所できないということもあり、入所者のほとんどが車いす無しでは歩行できないということでした。
また、どの施設も共通の悩みだそうですが職員のなり手も少なく、募集を掛けても応募者が集まらない状況が続いています。
たとえば入浴後の髪を乾かすボランティアが来て頂けるだけでも有難いということでした。

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今後、このような施設の需要がますます増えていくことが確実です。
よりよい老後を過ごすために、考えておくべきことは多いですね。



研修後は、藤沢の寺院での大施食会法要随喜。

いよいよ本格的な大施食会(おせがき)の時期に突入いたしました。

貞昌院のおせがきは、7月26日です。

投稿者: kameno 日時: 22:04 | | コメント (0)

地域子どもの安全対策協議会

地域子どもの安全対策協議会が地元小学校を会場に開催されました。
(この協議会はPTA会長会長が会長をつとめることとなっているので、私は昨年より会長の立場で会議に参加しています)

この会議には、警察・役所・土木事務所の担当者と、学校教職員、PTA役員、校外委員、地域の自治会長さんたちが集まり
・学区内の交通・防犯上の危険箇所の対応について
・安全点検結果報告および危険箇所の対応について
・危険箇所での安全対策要望について
などについて協議をおこないました。

 

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予め、PTA校外委員の皆さん、小学校教職員の皆さんが近隣を巡回し、道路施設で改善すべき箇所をピックアップし、資料として取りまとめてくださっています。

この協議会において警察、区役所、土木事務所の担当者をお招きし、直接改善要望を出しているのです。

特に今年は、2月に大雪が続いたため、タイヤチェーン等で路面標示が消されてしまっている事例が多いようでした。
昨年は予算の関係や、交通規制の関係でなかなか改善いただくことが難しかったのですが、今年は比較的早急に改善いただけるという回答が目立ちました。
ありがたいことです。

横浜は細い曲がりくねった道路が多く、さらにそこを抜け道として利用する車が増大しています。
通学児童の登下校の際の安全をどのように確保するかが、大きな課題となっています。

このような協議会が開催されているということをご紹介させて頂きました。

投稿者: kameno 日時: 00:24 | | コメント (0)

塔婆書き三昧

7月26日の大施餓鬼法要への塔婆のお申し込みがピークを迎えています。
時間を見つけては、お申込みいただいた塔婆を書いております。

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梅雨の時期は窓の外の緑が鮮やかで、作業を進めるには良い時節ですね。

塔婆のお申し込みは、お早めに頂けるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 23:50 | | コメント (0)

朝の坐禅、始めませんか?

貞昌院では毎週木曜日早朝に坐禅会を開催しております。
スケジュールはこちら

主な流れは次の通りです。

5:45 集合
5:50 入堂
6:00 止静鐘
(坐禅2チュウ+経典読誦)
6:40 退堂
6:40 行鉢(お粥をいただく)+経典解説
7:00 解散


経典購読は、今週から修証義第3章に入りました。

今日の坐禅会では、フリーペーパーからの取材が入りました。
「心・技・体」をテーマに、朝の活動(体操や太極拳などと)とともに掲載されるそうです。

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全国的に1日のスタートを坐禅で始められるかたも増えているようです。

坐禅会は初心者でも大丈夫です。
どうぞお気軽にご参集ください。

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坐禅会に参加されたみなさま、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 08:29 | | コメント (0)

半夏生

今日から7月。
一年の半分が経過したことになります。

境内に生えている半夏生(はんげしょう=植物名)の葉が、こんなに真っ白になりました。

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暦の上では、明日(7月2日)に雑節の一つ「半夏生(はんげしょう=雑節名)」を迎えます。
雑節とは、月の満ち欠けを元にした太陰太陽暦での季節感のズレを補うために設けられたもので、太陽の周りを回る地球の位置で定められています。
半夏生は、太陰太陽暦では夏至より10日後とされており、現在では太陽黄経が 100°になる日と定められ、国立天文台から発表されます。

今年は半夏生は7月2日です。

半夏生の名前は、このように半夏生の日になると「葉が半分ほど白く化粧する」ことに由来があります。

とても目立つ変化ですので、半夏生の日を忘れることがありません。

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さて、7月に入るとお盆、大施餓鬼会・・・とお寺は慌しくなります。
檀家のみなさまには各行事と卒塔婆のお申込についてのご案内状が届いていると思います。
お申込はお早めにいただけると助かります。何卒よろしくお願いいたします。

また、特に新盆をお迎えの檀家さんにはお盆棚経のご案内もさせていただいております。

お盆行事は生活に密着した特別な仏教行事です。
7月盆、8月盆でも、各家庭の状況に合わせて皆様のお参りしやすい、集まりやすい時期にお盆を行うのが宜しいかと存じます。
大切なことは、仏さまを敬い、ご先祖さまを尊び、すべての人やものに感謝するというこころなのです。


■関連リンク

お盆の迎え方、精霊棚の飾り方

投稿者: kameno 日時: 23:01 | | コメント (0)

キャンドルナイトin大船 開催報告

平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船観音2014が開催されました。

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今年の開催は6月21日(土曜日)。
ちょうど夏至の日の開催です。


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キャンドルナイトに先立ち、戦争で亡くなられた方々、原爆により亡くなられた方々、東日本大震災・自然災害で亡くなられた方々・・・数多くの方々に慰霊の意をささげ、採火式法要が営まれました。
境内の「原爆の火の塔」から、神奈川県原爆被災者の会のみなさまの立ち会いのもと、火が分けられ「白衣観音」が描かれた行灯に火が移されます。

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導師・大船観音寺監寺 松樹泰弘師 
随喜衆 教区寺院、即心会の皆様、大船観音寺大衆 、大船観音寺梅花講の皆様

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採火式法要の後、神奈川県原爆被災者の会会長 中村様より原爆の火の由来についてお話いただきました。
大船観音の原爆の火は、原爆被災者の方々により守られております。

観音様の胎内には七夕飾りが。
願い事も多国籍です。

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いよいよ、平和の火を広げるキャンドルナイト開始。
日の入りは、ほぼ午後7時でした。
日没を迎えると、会場は次第に暗くなっていきます。
平和の火がキャンドルに移され、広げられていきました。

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静かに夜は更けていきます。

今年は観音様の胎内と観音前ステージにて、エンリケ・やぎりんバンド(エンリケ・カレーラさん、八木倫明さん)によるアルパ、ケーナ、ナイの演奏をいただきました。
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身体障害者の自立支援や社会との繋がりを作る架け橋「ドリームブリッジ」の皆様の手によるキャンドルも人気でした。

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キャンドルナイトに多数の来場をいただきましたことを感謝いたします。
教区寺院のみなさま、即心会のみなさま、大船観音寺のみなさま、湘南工科大学の皆様、県立農業高校の皆様、神奈川県原爆被災者の会の皆様、多くのみなさま、本当にお疲れ様でした。
素晴らしい夜を有難うございます。


今年は空撮も行なわれました。
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りうりう師による空撮動画を御覧ください。

投稿者: kameno 日時: 06:53 | | コメント (0)

定例坐禅会

貞昌院では毎週木曜日の朝6時から、坐禅会を行っています。
夏至も近くなり、坐禅が始まる時刻にはかなり明るくなりました。

窓の外にはウグイスの鳴き声が響き渡っています。
坐禅会には早朝にも拘らず、多くの参加をいただいています。

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今朝も新しくお見えになった方が2名。

うち1人はエクアドルからの短期留学の高校生でした。

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坐禅会の2チュウ目に、現在は修証義を読んでいます。 
第一章 総序を読み終わり、来週からは第二章に入ります。

 

※坐禅会はどなたでも参加歓迎します。 坐禅会へは右フレームの予定表を参考にお越しください。

投稿者: kameno 日時: 08:06 | | コメント (0)

よこすかYY旧型列車

東京から横須賀駅(よこすかYYのりものフェスタ2014会場)まで往復する旧型列車が近くを通るということで、観に行ってきました。
(といっても、用事の途中で立ち寄っただけですが・・・

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EF65-501=スハフ32=オハ47=オハ47=オハ47=スハフ42=EF64-1001
の編成(JR資料による)ということです。

 


このあと、来週から始まる梅花流特派講習打合せ会のため、みなとみらい地区に向かいます。

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投稿者: kameno 日時: 16:50 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2014

毎年この時期はゲンジボタルを観に出かけているのですが、今年は時間が取れず、6月中旬になってようやく出かけることが出来ました。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークなので、出現数はかなり少なくなっているようでした。

それでも日没後、周囲が闇に包まれ始めると、一つ、また一つと光が増えていきます。

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この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくするという努力により、ホタルは増え続けました。
自然の乱舞が見られるということはとても貴重なことだと思います。
しかし、今年は街路灯がいくつか新設されていて、ゲンジボタルの見られる地点がかなり散在してしまっている印象がありました。
とても残念なことです。

 

昨年(2013年)は↓これくらい出現していたんですが、この場所には今年はほとんど飛翔していませんでした。

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ホタルにとって、暗い夜は必要不可欠な条件なのです。 
せめてこの時期の日没から午後9時にかけてだけでも消灯してくれると良いのですが、難しいのでしょうか。

 


■関連ブログ記事

ゲンジボタル定点観測2013
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瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 23:45 | | コメント (0)

テレフォン相談員研修会

伝統仏教宗派僧侶100名余がボランティアで主にテレフォン相談などの活動を行っている一般社団法人「仏教情報センター」では、毎週月曜日が曹洞宗の担当となっています。
曹洞宗相談員が集まり、意見交換・研修会が開催されました。
このように定期的に相談員相互の意見交換と意志疎通を行っています。

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相談員活動と、取り組む姿勢について、活発な論議を行いました。

仏教情報センターのテレフォン相談が始まったのは昭和58年6月です。

その社会背景には

・家の崩壊と家族観の喪失
・人間関係不信の風潮
・霊障(祟り)と俗信、占いの横行
・新々宗教、擬似宗教等による強引な勧誘と被害
・寺檀関係の希薄化
・葬儀の多様化とトラブル

ということがありましたが、30年以上経過した現在でも依然として残されている社会背景であります。
それゆえに、仏教テレフォン相談の存在意義もまだまだ継続していくのでしょう。

 

「衆生病む 故に菩薩も病む」
「己の疾を以って、彼の疾を愍み、まさに宿世無数劫の苦を識るべし。まさに一切の衆生を饒益せんことを念うべし・・・」
(維摩詰所説経)

投稿者: kameno 日時: 08:49 | | コメント (0)

梅雨のサツマイモ畑

梅雨に入る前は、降水量が少なく気温が高い日が続きました。
小学生たちが植えたばかりのサツマイモの苗が心配でしたが、ここのところの纏まった雨のお陰でしっかり根を張ったようです。

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まだまだ梅雨は続きます。
植物たちにとっては成長のための大切な雨となります。

投稿者: kameno 日時: 13:22 | | コメント (0)

仏教情報センター研修会・総会

伝統仏教宗派僧侶100名余がボランティアで主にテレフォン相談などの活動を行っている一般社団法人「仏教情報センター」の相談員研修会・定例総会が開催されました。

仏教情報センターとは
今日の世相を見ますと「 物豊かにして心貧し 」といった、物や金だけを信じる傾向がある反面、霊障とかたたりといった人の弱みにつけこむ宗教の横行によって、多くの人が惑わされ、その弊害は益々激しくなっております。
こうした世情に対し、仏教理念のもと、人々の不安や苦悩を軽減する糸口になろうと、有志僧侶100余名が宗派の垣根を越えて集まり活動を続けております。

平成25年度は創立30周年事業、そして事務所の移転など様々なことがありました。
新年度を更に進めるべく平成26年度の総会が開催され、それに先立ち相談員研修会が行われました。

日時 平成26年5月30日
会場は曹洞宗檀信徒会館(東京グランドホテル)桜の間です。


■相談員研修会

『祈力』と病苦研究会の活動
講師 瑞應山 蓮華院 弘明寺住職・真言宗病苦研究会運営委員長 美松寛昭師

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美松寛昭師は弘明寺の他、高野山真言宗福正寺住職を兼務しており、神奈川県内の各種団体で活躍されています。

横浜市南部に位置する弘明寺は、いわゆる信者寺であり、護摩修行を主としていますが、その御祈願の約7割は病気の悩みということです。
病気を苦にされている方がいかに多いかということを実感する反面、宗教系の病院はキリスト教系が殆どです。

なぜ仏教系の病院は無いのか。
人々にどう差し伸べたらよいのか。
一番多い悩みの病気にどう応えるのか、ということが契機となり、平成13年に病苦研究委員会として立ち上げました。

緩和ケア病棟での活動事例では、
家族が居ない人も多く、一人も見舞いに来ないまま死を迎える人も多いという事例や、僧侶と話がしたいという欲求を持つ患者さんの事例など、考えさせられるものが多くありました。

また、池口恵観師とも親交をお持ちで、加持で病気を治すことについての持論や、行によって、加持によって病気が治癒するという事例について紹介いただきました。
単なる「病は気から」ということではなく、科学的に検証する学者も多く、癌研有明病院から患者を紹介されることもあるそうです。
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その他、けいゆう病院癌疼痛治療研修会や、ビハーラ病棟ホスピス病棟老人療養施設などとの交流を持ち活動を行っています。

がん治療を数回行いがん治療の経験をもつ神奈川県立がんセンターコスモスの会代表の緒方真子氏の事例では、

「一緒によりそって祈れるのは、あなたたち僧侶だけ」という言葉を受け、それ以来弘明寺に「祈りの寺」という看板を立てました。

信仰をもつものの方が、癌治療の予後が良いという研究結果や事例も多く、その関連性も今後の研究の対象となることでしょう。

映画『祈り』の紹介もありました。
監督の白鳥哲は自ら脳腫瘍になり、西洋医学を棄てて、世界中の祈りを研究した。
そうしているうちに、慶應大学病院で検査したところ、腫瘍が消えた、という体験に基づいてこの映画の制作を考え付きました。

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~サムシンググレートとの対話~というサブタイトルが付いている通り、遺伝子の研究で有名な筑波大学教授 村上和雄教授が関わっています。 

例えば、難しい講義とお笑いを見せた後の血糖値の変化と同様にして護摩行・加持祈祷の際の変化をみるということも検証しています。

「祈り」について科学的に検証する映画という位置づけです。
「祈る」という行為は、祈る本人にも、祈られる人にも影響がある。
そして「心」と「遺伝子」は、非常に密接につながっており、精神状態や意識の作用によって、遺伝子のスイッチをON/OFFにすることが可能となります。
そのことが癌治療の予後の違いにも現れてくるのでしょう。

 

病苦研究会では、「祈力」を充実させることを目標に掲げています。
人と共に祈る、一緒に祈ること。
いかに「苦」を「楽」に近づけていくことが出来るか。
そして、僧侶が医療と連携することで、如何に治癒率を高め、予後の改善を図ることができるかということが提起されました。

 

病院の「院」は寺院に由来するといいます。
本当の「院」の復活に寺院の存在は大きな可能性を持つということを感じさせる講演でした。

 


■第2部 定例総会
総会に先立ち、曹洞宗中野人事部長よりご挨拶をいただきました。

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平成26年度の総会議案は慎重審議の中、無事承認されました。
参加されました相談員の皆さま、お疲れ様でした。

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また、多大なるご協力を賜りました曹洞宗の関係諸師の皆さまに心より感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 01:19 | | コメント (0)

かながわ健生クラブまち歩き

かながわ健生クラブの皆さんが貞昌院へいらっしゃいました。
「かながわ健生クラブ」は一般社団法人神奈川健生の自主活動であり、毎月 歴史・文化・産業をテーマに散策しています。

今月は「菅原道真遺作の自像を祀る天満宮から幕末の志士までの幅広い歴史をたどる」がテーマとのことで、貞昌院が起点となりました。
本堂にて1時間ほどお話、その後堂内を案内させていただきました。
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(写真はスタッフに撮影頂きました)

この後の行程は永谷天満宮、馬洗橋、正應寺、織茂家長屋門・薬医門、武相国境<昼食>、自性院、普門院、餅井坂という武相国境と鎌倉街道下之道を辿るルートとなります。
今日は絶好の天気に恵まれました。
10キロ弱のアップダウンのあるコースでしたが、かつての面影を見つけながらの良い散策になったのではないでしょうか。

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皆さまお疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 04:15 | | コメント (0)

サツマイモ畑-畝作り

境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。

今年も校長先生、担任の先生、保護者有志により作業が進められました。
昨年から、檀家さんのN橋さんにご協力をいただいています。
本格的な耕運機を今年も持ち込んでいただきました。

これまでは手作業で畝作りをしていたのですが、耕運機の力は大きいです。

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このように立派な畑ができました。

隣接する貞昌院の畑では、ジャガイモの花が満開になっています。

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ジャガイモも、サツマイモも収穫が楽しみです。


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サツマイモの収穫
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さつまいも畑の雑草取り
サツマイモまつり(収穫祭)
サツマイモ収穫の日
のびろのびろみんなのサツマイモ
サツマイモ作り vol.5
サツマイモ作り vol.4
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 11:58 | | コメント (0)

幸せの黄色い京急と特急「草津」

群馬県への研修に向う途中、京急のホームで快速特急を待っていると黄色い列車がやって来ました。
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そういえば、5月1日から京急イエローハッピートレインが運行されているのでした。
初めて乗りました。


京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区,社長:原田一之,以下京急電鉄)は,黄色塗装を施した新しい車両「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」(京急イエローハッピートレイン)を,5月1日(木)から運行開始します。
この車両のコンセプトは「HAPPYになる電車」で,幸せをイメージした「黄色」の塗料で,当社新1000 形の8両編成を特別塗装したもので,現在走行している赤色,青色,に次ぐ3色目の車両となります。
当社では,機器・機材の運搬や救援車として使用されている黄色塗装の電動貨車を3編成保有しており,安全の確保に努めております。この貨車は,1週間に1~2回程度限られた区間しか運転されず,赤い電車が中心の京急線において,見ることが出来るとハッピーになる「しあわせの黄色い電車」として,隠れた人気車両となっています。最近では,この黄色い貨車をモチーフにした京急グッズの販売も行われ,人気を得ており,この人気に応え,さらには『沿線に幸せを広めたい』という思いから,乗車できる「沿線に幸せを運ぶ電車」の運行に至りました。
古くから京急電車のシンボルカラーとなっている「赤色」と,羽田空港第2旅客ターミナル開業を機会に,2005 年3月14 日から運行している「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の「青色」,そして今回の「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の「黄色」の3色の車両で,京急電車の魅力をますます感じていただけるよう,日々安全運行に努めてまいります。
(京浜急行プレスリリースより) 

車内にはこのようなポスターが。

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新幹線のドクターイエローを見ると幸せになれるといいますが、同じように、京急の黄色塗装の電動貨車も見ることが出来るとハッピーになる「しあわせの黄色い電車」と言われているようです。
そういえば、2011年、京急の線路を落札して引き取りに行った車両基地にも「しあわせの黄色い電車」がありました。

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それにしても、京急イエローハッピートレインは、ドア部分が黄色くないのがちょっと残念です。
見た目が西武鉄道の電車のような印象です。
せっかくならば全体を黄色に塗ったほうが良かったのではないでしょうか。

JRに乗り換えるため、品川駅で降りると京急イエローハッピートレインは泉岳寺へ向うトンネルへ吸い込まれていきました。

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上野からは特急草津に乗車。
2年前の研修の時には同じ特急草津でも懐かしい塗装の電車(↓写真右)でしたが、今回は今年3月から運行されている651系1000番台(写真左)でした。

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座席は以前よりゆったりしていて、のんびり快適な鉄道の旅を楽しむことができました。

 

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車内でいただいた釜飯のラベルが富岡製糸工場世界遺産登録応援バージョンでした。
世界遺産登録おめでとうございます。

投稿者: kameno 日時: 09:43 | | コメント (0)

生垣更新作業

本堂北西側の天滿宮との境界に、珊瑚樹の生垣がありました。
珊瑚樹は高さ2.5メートルほどの生垣でしたが、ここ数年ハムシの大量発生等により、ほとんど枯れてしまっている状態でした。


そこで、このたび新しい生垣への更新作業を行いました。

園芸店でヒイラギモクセイの苗木を40本購入し、珊瑚樹を伐採した後に植え込みます。

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そして、支柱を設置して完成。
半日ほどの作業時間でした。

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珊瑚樹は葉がほとんど無い状態です。
これまでいくら消毒しても効果無しでした。

発生した珊瑚樹の伐採材は軽トラック2台分程。
1メートル程に切りそろえて、横浜市指定の施設に持ち込むとキロ約15円で引き取ってくれます。

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草や剪定枝、伐採材などの廃木材は、以前は焼却処分されておりましたが、最近は焼却ではなく、破砕処理の後チップ化し堆肥としての有効活用をしています。
再び緑を育む源となるのです。


ここのところ晴天が続き、雨が降っていないので庭に定期的に水を蒔いています。

 

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平和観音に虹の橋が掛かりました。

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今日も良い天気です。

投稿者: kameno 日時: 10:31 | | コメント (0)

連休最後の日

今年のゴールデンウィークは分散型の日程となりました。
そのために近場に出かける方が多かったようですね。

連休最後の日、久しぶりに時間が取れたので潮干狩りに出かけました。
潮見表によると小潮ではありますが、午後2時以降はやや好機となります。

今年はアクアラインにほど近い干潟で潮干狩りを楽しみました。
干潟には多くの人が集まっていますが、予想よりは少ないようです。
気温が低いことも影響しているのでしょうか。

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風がやや強く吹き付けますが、陽が照ると暖かい。
少し掘るとアサリたちが現れます。

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潮が引いた後の干潟は独特の模様が現れます。

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ゆったりと潮干狩りを楽しむことが出来ました。
水洗い場も充実しており、なんといっても温泉スパが目の前にあるのが良いですね。
潮干狩りを楽しんだ後、温まってから帰路につきました。

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今回の収穫は8キロ位でした。
これから砂抜きです。



■関連ブログ記事
潮干狩りと風評被害
大潮の金沢海の公園
熊手を買ってみよう

投稿者: kameno 日時: 03:48 | | コメント (0)

『生きる力』編集会議

教区(近隣寺院の組寺)により毎年出版している施本『生きる力』の編集会議がありました。
檀信徒向けの刊行物で発行部数1万部を超えています。

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今年は第37号となります。

『生きる力』は教区内寺院から原稿を持ち寄り、集まった原稿を予め打ち込んでおき、編集委員で校正したものを会議に持ち寄ります。
その後は、校正原稿を突き合わせ、その場で校正し、プロジェクタ画面でレイアウトを確認し、その後印刷して詳細を点検して一気に編集作業を進めます。

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これで、版下が完成するので、後は各執筆者に確認いただき、版下を印刷会社に出して編集作業は終わりです。

『生きる力』37号は、貞昌院檀信徒の皆様には、7月26日の大施餓鬼会(おせがき)の時に配布させていだく予定です。

どうぞお楽しみに。

投稿者: kameno 日時: 08:17 | | コメント (0)

朝霧から好天に

今日は早朝に朝霧が立ち込めました。
教区寺院の普山結制が慶事が行われるこの日、陽が昇るにしたがって綺麗に晴れ渡り青空が広がりました。

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5月3日↑

抜けるような青空の下、普山結制は見事に円成いたしました。
おめでとうございます。

 


桜に彩られていた境内は、すっかり色濃い新緑に包まれています。
1か月前、4月4日の様子が↓こちら。
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境内の様相がダイナミックに変化しています。

投稿者: kameno 日時: 21:14 | | コメント (0)

沢蟹の赤ちゃん

新緑の時節、様々な”いのち”が誕生しています。
本堂脇の池に注ぐ湧き水の清流には、今年もたくさんの沢蟹の赤ちゃんが誕生しました。
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一人前に、鋏を掲げて威嚇しています。

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手に取ると、こんなに小さい!

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少し大きく育った個体も見られます。

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境内の彩りは、ますます鮮やかになってきました。

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投稿者: kameno 日時: 09:59 | | コメント (0)

こいのぼり泳ぐ

昨日の肌寒い雨の日から一転、好天に恵まれました。
永谷天滿宮の境内には鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでします。

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左下に見える屋根が貞昌院の本堂です。

貞昌院の鯉のぼりも今日中に揚げようかと考えています。

投稿者: kameno 日時: 11:59 | | コメント (1)

時間の流れ-總持寺授戒会編

平成26年の大本山總持寺報恩授戒会の全日程(4月10-16日)が終了し、完戒を迎えました。

衆生 仏戒を受くれば 即ち 諸仏の位に入る
位 大覚に 同じうし 已る 真に是れ 諸仏の子なりと
『仏祖正伝菩薩戒作法』

戒師(大本山總持寺貫首禅師)から授かったお釈迦様から数えて八十八代目の仏様が誕生し、諸仏と同じ位に就かれたわけです。
一週間は長いようで、終了してみればあっという間だったという印象もあります。
それだけ密度の濃い日程でした。

大本山總持寺授戒会第1日
大本山總持寺授戒会第2日
大本山總持寺授戒会第3日
大本山總持寺授戒会第4日
大本山總持寺授戒会第5日
大本山總持寺授戒会第6日
大本山總持寺授戒会第7日

 

完戒された皆さま、誠におめでとうございました。
この授戒会に随喜するために、毎年4月9日午後1時過ぎから大本山總持寺に入り、8日間總持寺で過ごしております。

出発前と帰ってからの貞昌院の山の様子はこんなにも変化しておりました。

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  ↑4月9日 ↓4月16日

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ソメイヨシノはすっかり新緑に移り変わっています。
可愛らしい花が咲いていたイロハモミジも鮮やかな緑色に。
ひときわ目立つ鮮やかな桃色はスオウと花桃です。


行き帰りは、2つの記者会見を聞きながらの道中となりました。
(左)4月9日午後1時ごろ (右)4月16日午後5時ごろ
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ゆっくりと聞いていたかったけれども、ごく一部しか聞けず、残念。
(写真は時事通信のニュースより引用)


■関連ブログ記事
時間のながれ
時間のながれ2
時間のながれ3
時間の流れ4
投稿者: kameno 日時: 18:49 | | コメント (0)

花まつり・護持会総会2014

お釈迦様の誕生日を祝う花まつり法要、檀家信徒総会が行われました。
花まつりとは、釈尊降誕会、つまりお釈迦様の誕生日です。

境内のソメイヨシノはまさに満開。
時折雨が降ったりやんだりの天気でした。
お釈迦様の誕生を祝って、花々が咲き乱れ、甘露の雨が降ったという伝承が思い浮かびます。
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お釈迦様の像に甘茶を掛け、お釈迦様の誕生を祝います。
貞昌院では、4月8日に近い日曜日に開催しています。

午前11時より釈尊降誕会法要を営みました。

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引続き 護持会総会が開催され、
・護持会計報告/監査報告/予算案審議
・墓地清掃美化費会計報告/予算案審議
・そのほか、無事各号議案が承認されました。

 

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総会の後、境内整備に尽力いただいた石材店様に感謝状を贈呈させていただきました。

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引続き、正午より本堂にて「たかこ・やぎりんバンド♪」による楽しいラテン音楽の演奏をいただきました。 
途中、楽器の説明をいただきながら演奏は進みます。

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続いて場所を客殿に移して懇親会。
時折雨が降る天気でしたが、桜満開の華やかな境内を眺めながらの懇親会となりました。
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甘茶と、茶室でのお点前もあり、なごやかな一日は瞬く間にすぎていきました。

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本堂前に花御堂(はなみどう)をお祀りしています。
ぜひ甘茶を掛けてお参りください。

 


■これまでの記録
花まつり・護持会総会・演奏会(2013年)
花まつり・護持会総会報告2012
花まつり・護持会総会報告2011
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2010年)
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2009年)
花まつり・檀信徒総会(2008年)
本日は花祭り・檀信徒総会(2007年)
花祭り・檀信徒総会・懇親会(2006年)
花祭り、檀信徒総会(2005年)

投稿者: kameno 日時: 18:07 | | コメント (0)

桜満開の大船観音に未確認飛行物体

昨日からの雨と強風から天気が回復しました。

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満開の桜に囲まれた大船観音では、日没後にライトアップが行われました。
桜の花が観音像にかかり、実に美しい光景です。

・・・そんな境内に、なにやら飛行物体が・・・・・

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この夜、大船観音上空に未確認飛行物体が見えるという問い合わせが、大船観音寺に何件かあったようです。

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この成果は、まもなく大船観音寺事務棟のモニターで流されます。
お楽しみに!


(撮影:梅花主事)

投稿者: kameno 日時: 00:56 | | コメント (0)

桜満開の境内を空中散歩

いよいよ桜満開。
境内が華やかに彩られています。

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桜満開の貞昌院の境内を、宗務所梅花主事により空撮をしていただきました。
まずはこちらの映像を御覧ください。

満開の桜に彩られた天神山の向こうに丹沢の山々と富士山も見えます。
環状2号線を走る車たちや、横浜市営地下鉄ブルーラインの車両もよく見えますね。
途中、巣を荒らされると思って攻撃してくるカラスの姿も写っています。
鳥からの目線はこんな感じなんですね。

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素晴らしい映像を撮影いただき、ありがとうございました。


 

ソメイヨシノは、あと数日で散り始めることでしょう。
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ソメイヨシノの次には枝垂れ桜が見頃を迎えます。

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投稿者: kameno 日時: 17:14 | | コメント (1)

さわやかコンサート2014春

境内のソメイヨシノが3分咲きになりました。
暖かく穏やかなこの日、さわやかコンサートが貞昌院本堂で開催されました。

日時 平成26年3月29日午後2時
場所 貞昌院本堂

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この「さわやかコンサート」は、社会福祉協議会・さわやか港南主催により貞昌院本堂で定期的に開催される、落語や演奏会など、地域の方と一緒に楽しむ催しです。
今回は、3年前、東日本大震災直後に演奏いただいた川崎の「ルナ・ハープ」の皆さんに演奏をいただきました。

演奏会は、南米の伝統的な楽器 ラテンハープを中心に、アイリッシュハープを加えた編成で演奏をいただき、南米の軽快なリズム、そしてクラッシック音楽、ジブリメドレー、日本曲のメドレー、映画音楽メドレーなどなど、休憩を挟んだ二部構成でたっぷりと楽しめました。

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演奏後には、パラグアイアンアルパの楽器に触れたり

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全てが手縫い刺繍であるパラグアイの伝統衣装を間近で見ることが出来たり

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こころ和むひと時でした。
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投稿者: kameno 日時: 08:42 | | コメント (0)

彼岸中日のダイヤモンド富士

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太陽が沈んだ直後の富士山頂をかすめる航空機

・・・・・

今日は春彼岸の中日。
三連休ということもあって、多くの皆さんの参拝をいただいています。

上永谷周辺では彼岸の時期にダイヤモンド富士を観ることができます。
中日(春分の日)の今日は午後から天気が回復し、舞岡公園から富士山を眺めて来ました。

ちょっと雲が多いのですが、雲のある情景も変化があって面白いですね。

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太陽が富士山の山頂に完全に沈みました。

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空は次第に濃紺へと変化していきます。
富士山の上には宵の明星が輝いていました。
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投稿者: kameno 日時: 19:40 | | コメント (2)

天神山の不審火について

本日(平成26年3月17日)午後3時頃、天神山(永谷天満宮敷地内)の頂上付近から不審火が発生しました。
延焼箇所は、主に永谷天満宮境内地の部分であり、笹などの下草が燃えてしまいました。

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ただ、年末に下草を刈っていたため、それほど大きな広がりではないことが不幸中の幸いでした。

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発見が早く、区内各所からの消防による消火活動をいただき、一時間後に鎮火となっております。
(山頂までの揚程がかなり有るため、ホースの途中が断裂するトラブルも)

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なお、建物等への被害はありませんでした。

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取り急ぎ第一報としてご報告致します。

 

天神山の中では、火気は厳禁です。
注意看板もいくつも掲げてあります。
一度火災が発生すると、大きな被害となりかねません。
このようなことが無いよう火気は謹んでいただきたく、くれぐれもお願いしたいところです。

最近、周辺で不審火が相次いでいるとのことですので、なおさら注意が必要です。
投稿者: kameno 日時: 16:30 | | コメント (2)

玉縄歴史の会 定例会

鎌倉市生涯学習センター講座「玉縄歴史の会」定例会研修会が開催されました。
今回は私がお話をさせていただきました。

テーマ「永野郷を通る古道の歴史」
日時 :平成26年3月2日 13:30 
会 場 :たまなわ学習センター分室

 

玉縄(たまなわ)とは、現在の大船駅から西の地区です。
明治時代初期のの市町村区域をご参照下さい。

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北:瀬谷、東:永野、西:俣野、南:西鎌倉・・を囲む赤い線が、「鎌倉郡」の区域です。

鎌倉エリアはこのようにとても広く、永野も玉縄も同じ永谷川柏尾川流域に育まれた同じ文化をもつ地域であります。
旧街道を介した交流も深く、そのあたりのお話をさせていただきました。

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内容は

1.歴史的変遷
2.鎌倉郡東縁を通る武相国境
3.奈良時代と平安時代の駅路
4.かまくら古道の変遷
5.鎌倉時代初期の街道と海岸線想定図
6.永野地区を通る古道の歴史的変遷
7.永野村がなぜ港南区に編入されたのか
8.永谷天満宮と貞昌院
9.戦時中の大船周辺
10.根岸線路線計画の変遷
11.港南区の主要な歴史年表

このような感じで構成させていただきました。

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地域の歴史を皆さん真剣に学ばれており、熱心な論議もあり、有意義な時間でした。
貴重な時間をありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 09:15 | | コメント (0)

新春さわやか寄席2014

新年初笑いをお寺の本堂で!

昨年に引き続き、今年も貞昌院とさわやか港南共催による「さわやか寄席」が開催されました。

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 桃川健

日時 平成26年2月22日(土曜日)午後2時30分開演
場所 貞昌院 本堂にて
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まだ雪の残る境内は笑い声に包まれました。

金原亭馬治さんの落語は五回目になります。
今回の演目は「子ほめ」「幇間腹」「二番煎じ」の3題を披露いただきました。

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江戸紙切りの桃川健さんには、いつもながら見事な紙切りの芸を披露いただきました。

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会場からのリクエストにも次々と即興で応えていきます。
フリーで見事な演技をみせた浅田真央選手のリクエストもこの通り。

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その場のリクエストに応えていただき切っていただいた作品や、予めご用意いただいたたくさんの作品を皆さんにプレゼントしていただきました。

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なお、貞昌院を会場として、子どもたちが金原亭馬治師匠に落語を習っています。
8月の「さわやか寄席」では、子どもたちの落語を披露いただく予定です。

どうぞお楽しみに!

投稿者: kameno 日時: 18:48 | | コメント (0)

除雪作業再び

14日から15日にかけて降り積もった雪は、記録的な積雪となり、なかなか融けてくれません。
そんな中、今回も法事のある前の時間帯に檀家のNさんが除雪に駆けつけてくれました。
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手作業で除雪をしていたのですが、やはり重機の力は大きいです。
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みるみるうちに駐車場区画の雪が寄せられていきました。
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天気はとても良いので、除雪されアスファルトが露出するとたちまち乾いていきます。
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山の上に続く墓地参道坂道は日当たりが悪い部分はなかなか雪が融けないのですが、一度除雪していただくのと、そうでないのではまるで違います。

貞昌院周辺の公道も除雪していただきました。
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お陰様で、法事は問題なく行うことができました。
本当に有難うございました。


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駐車場の片隅には、こんなにも大きな雪山ができました。
雪山の高さが今回の降雪量を物語っていますね。

投稿者: kameno 日時: 00:41 | | コメント (0)

暴風雪→雨→一気に雪融け

8日夜の大雪に引き続き、14日から15日にかけて暴風雪の大荒れの天気となりました。
今回の雪のほうが、湿雪が横殴りで吹き付けているために木々や壁面への着雪が目立ちます。
このような光景は、横浜ではめったに見ることがありません。

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夜半すぎからは、少しづつ雨に変わり、気温の上昇とともに地面はベシャベシャの状態です。
9時過ぎには、陽が射し始めたため雪景色の向こうに虹がかかりました。

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道筋をつけておくと、雪融けの水がどんどん流れていきます。

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夕方までにはだいぶ融けていくことでしょう。
融けるのが早いことを期待します。

水溜りが多いので外出には長靴が必須です。

投稿者: kameno 日時: 11:47 | | コメント (0)

再びの積雪

大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報 第3号 (見出し)
発達する低気圧の影響で、東日本と西日本は15日にかけて、東北地方は15日から16日にかけて、広い範囲で雪が降り、太平洋側の山地を中心に平野部でも大雪となる見込みです。大雪、暴風や暴風雪、高波に警戒してください。
(平成26年2月14日04時45分 気象庁予報部発表)



定気圧が前線を伴い発達しながら東日本の太平洋側へ進んだ影響で、未明から雪が降り始めました。
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横浜では、今日いっぱい雪となる予報が出ています。
多少気温が高いので湿雪です。昼過ぎからは雨が交じるかもしれません。

投稿者: kameno 日時: 07:56 | | コメント (0)

本格的除雪作業

貞昌院駐車場の除雪作業を檀家のNさんが重機を持ち込んで手伝ってくれました。

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昨日は手作業で最低限の除雪をしたものの、やはり重機の力は大きいです。

みるみるうちに駐車場の雪は片付けられ、片隅に大きな山が出来上がりました。

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明日の法事には全面が駐車場として支障なく利用できそうです。
本当に助かりました。
ありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 23:55 | | コメント (0)

雪掻三昧

首都圏において45年ぶりとなった大雪は、夜半すぎにようやく止みました。
今日は良い天気になりそうです。

 

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最低限の雪掻をしましたが、凍結はしていないので比較的作業は楽に出来ました。

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これから日が昇ってくれば一気に溶けてくれるでしょう。

 

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太陽光発電パネルに積もった雪は、パネル表面を拭いながら下に溜まっていました。
メンテナンス不要ですね。
雪の反射もあるので今日はたっぷり発電してくれるでしょう。

投稿者: kameno 日時: 10:19 | | コメント (0)

雪ふりしきる

夜半過ぎから雪が降り始めました。

午前6時
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午前7時
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湿雪気味だった雪は、気温の低下とともに乾燥した雪に変わりました。
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雪の結晶もしっかりした形になっています。

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午前9時
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午前11時
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午後1時
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午後3時
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午後5時  暴風雪の様相
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午後7時 雪は弱まったものの風は強い
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今日は首都圏の気温が極端に下がったこともあり、東京電力管内の電力需要が逼迫(95%超え)しておりました。
何とか持ちこたえでくれたようです。
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投稿者: kameno 日時: 08:22 | | コメント (1)

横浜市仏教連合会主催第39回涅槃会

2月15日はお釈迦さまが入滅(お亡くなりになられた)された日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、2月6日、横浜市仏教連合会主催の第39回涅槃会が開催されました。

今年は緑・青葉区仏教会が担当となります。

日時 平成26年2月6日(木)
会場 緑区 曹洞宗 大林寺


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【第一部】 涅槃会法要

・導師、式衆入堂(御詠歌 梅花流)
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・開式の言葉
・一同三礼
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・三帰依文唱和
・表白文奉読
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・読経(観音経、舍利礼文)
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・涅槃御詠歌(御詠歌 豊山流)
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・回向
・一同三礼
・導師・式衆退堂(御詠歌 金剛流)

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引き続き
【第二部】講演

『人間が生きるためにすがる光~ 世界と日本の極限状況から「生きる」ということ~』
講師 石井光太 師

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本堂一杯の参列をいただき、学びあり笑いありの充実した一日を過ごさせていただきました。
昨年同様この仏縁に改めて心より感謝いたします。

準備の中心を担った緑・青葉区仏教会の皆さま、会場の大林寺様、お疲れ様でした。

 

いただいたカラフルな涅槃団子

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■これまでの記録

横浜市仏教連合会主催第38回涅槃会(2013年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2012年の記録)
市仏教会主催涅槃会法要
(2010年の記録)
市仏教連合会涅槃会 (2009年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2008年の記録)

投稿者: kameno 日時: 19:19 | | コメント (0)

暦の上では春なのに

立春を迎えました。
暦の上では春になりましたが、日本全体を今季最強クラスの寒気が覆っているために、昨日の暖かさから一転、気温が一気に下がっています。

夕方からは雪が降り始めました。

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天気予報では、今夜からも気温は下がり続け、5日朝の最低気温は氷点下1度となり、一番の冷え込みになりそうです。
寒さ対策を充分にしなければなりませんね。

投稿者: kameno 日時: 21:07 | | コメント (0)

節分の光景

2月3日は節分。
恒例の節分豆撒きの行事が行われました。
今年は4月並みの気温となり、少し暑さも感じるほどの陽気でした。

貞昌院に隣接する永谷天満宮には多くの参詣者が。
地元小学校2校の3年生たちが町探検として参加、幼稚園の園児達も集まっています。

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午後1時から本殿で神事が行われ、その間永谷天神囃子の皆様による獅子舞が境内を練り歩きました。
子どもたちに大人気です。

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神主さんのお話のあと、いよいよ豆撒き開始です!

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福は~うち!!

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邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

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笑顔と歓声が満ち溢れます。
子どもたちのこのような経験は大事だと思います。

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豆撒きの後はお菓子の詰め合わせが配られます。
豚汁も振る舞われました。

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引続き、近隣のR寺さまの節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。
境内はたくさんの参詣者で溢れています。

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締めくくりは貞昌院本堂での豆撒き。


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暦の上では春を迎えます。
皆さまに福が届きますことを願います。

投稿者: kameno 日時: 01:30 | | コメント (0)

屋形船クルーズ

旧暦1月1日を迎えた日、近隣の寺院の皆様との新年会が行われました。
みなとみらいの夜景を眺めながらの屋形船のひとときです。

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ここが乗船場です。

少し冷たい風が吹く夜ではありましたが、屋内はとても快適。
屋形船の舳先に取り付けたカメラ目線の旅をどうぞお楽しみください。

桜木町駅から赤レンガ倉庫につながる「汽車道」の橋などは、ぎりぎりその下を通って行くので迫力があります。
汽車道はかつての国鉄の路線という歴史ある橋です。

 

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海から眺める夜景は格別ですね。
心地よい夜でした。

投稿者: kameno 日時: 09:45 | | コメント (0)

新事務所でのテレフォン相談

新年を迎えたかと思えば、もう1月も過ぎようとしています。 
時間の経つのはあっという間ですね。

伝統仏教超宗派でテレフォン相談を行なっている教情報センターの移転も終わり、本日から新事務所での相談が始まりました。
今日も、とても多くの電話を戴きました。

仏教テレフォン相談以外でも、様々な相談を受ける事は多いですし、世の中には様々な悩みが渦巻いていることを実感します。
少しでも悩みが減りますように願います。

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新しい事務所は、窓が大きく、午後からは陽射しがたっぷり入ってきます。
サンシェードを考えないといけないですね。

 

窓の外の様子をタイムラプスで撮影してみました。


相談活動の間、窓の外にはこのような光景が展開されています。

投稿者: kameno 日時: 23:59 | | コメント (0)

ハコビジョンを買ってみた

先日、驚愕の食玩「ハコビジョン」 でご紹介したハコビジョン。
先行発売で注文していたものが届きました。

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開けると、箱の中にはメインのガム、そして映像を投影(重ねる)する模型、映像を反射させるクリアプレートが入っています。

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投影する映像は、QRコードから読み取ってダウンロードします。

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読み込む端末によって映像の大きさが調整されるのが良いですね。

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映像のはじめには位置決めのアウトラインが表示されますので、建物のアウトラインと合わせます。

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なかなか良いですね。
すっかり見入ってしまいました。

 

なお、今回は東京駅と国立博物館で行なわれたプロジェクションマッピングの再現でしたが、第2弾の発売も決定しています。

第2弾はガンダムとシャア専用ザク!

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ガンダムが手のひらに立ちあがります。
こちらも楽しみですね!!

投稿者: kameno 日時: 20:19 | | コメント (0)

旧事務所お別れ会

伝統仏教宗派僧侶100名余がボランティアで主にテレフォン相談などの活動をしている一般社団法人「仏教情報センター」は、昨年創立30周年を迎えました。

仏教情報センターとは
今日の世相を見ますと「 物豊かにして心貧し 」といった、物や金だけを信じる傾向がある反面、霊障とかたたりといった人の弱みにつけこむ宗教の横行によって、多くの人が惑わされ、その弊害は益々激しくなっております。
こうした世情に対し、仏教理念のもと、人々の不安や苦悩を軽減する糸口になろうと、有志僧侶100余名が宗派の垣根を越えて集まり活動を続けております。

この区切りの年に、事務所が入っているビルが老朽化のため建替えの話が入り、本年度中に移転をすることとなました。
一ヶ月前に新事務所が正式に決まり、今週から本格的に引越しの準備が進んでいます。

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旧事務所での電話相談業務は明日(1月23日)で終了。
24日に引越しを行い、来週月曜日(1月27日)から新事務所での活動がスタートとなります。

ということで、旧事務所のお別れ会が行なわれました。

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これまで事務所の中心にあった仏壇の本尊さまに「本尊上供」法要を営みます。

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一人ひとり事務所への思いを語りながらお別れ会が進みました。


新しい事務所の準備も進んでいます。

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電源や通信ケーブルの配線も終了しました。

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新しい事務所の窓からは東京ドームシティーのアトラクションが見えます。

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事務所の位置は変われども、これまでどおり着実に活動の歩みを進めていきます。

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投稿者: kameno 日時: 01:02 | | コメント (0)

少しづつ春

関東地方に雪の予報が出た夜、横浜では一晩中冷たい雨が降り続きました。

梅華が少しづつ花開いてきました。
纏っている水滴がキラキラと輝いています。

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この日、月2回ほど行なっている子ども落語教室が開かれました。
教室の最初と最後にきちんと本尊様にご挨拶をいただいています。

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堂に入っていますね。
お披露目できる日を楽しみにしています。

投稿者: kameno 日時: 00:08 | | コメント (0)

一列に並ぶ鯉

天気概況

千葉県や静岡県に雪雲がかかっていて、静岡では初雪が観測されました。これから夕方にかけて、関東南部や静岡県の所々で弱い雪が降り、千葉県ではうっすらと積もる所もありそうです。そのほかの太平洋側は大体晴れる見込みです。日本海側は、北陸で晴れ間が出るほかは、所々で雪や雨が降りそうです。きょうも全国的に寒さが厳しく、特に関東は今シーズン1番の寒さでしょう。

(日本気象協会 2014年1月15日 11時0分発表)


寒い日が続きます。
関東地方でも多くの地域で降雪が見られるようですね。

この時期、池の鯉たちは一方向を向いてじ~っとしています。

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これには理由があって、山から流れてくる湧き水が、この時期の池の水よりも暖かいからです。
少しでも暖かい方向に頭を向けているわけです。

仲良く並んでいる姿が愛らしいですね。

この姿はライブカメラからも眺めることができます。
冬ならではの光景です

投稿者: kameno 日時: 13:29 | | コメント (2)

小正月・どんど焼き

本日(1月14日)午後2時より、永谷天満宮にてどんど焼きが行われます。
どんど焼きは毎年1月14日に催行される恒例行事です。

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どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。

新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。
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午後2時、神事が始まりました。
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いよいよどんど焼きが始まります。

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昨年は雪の中のどんど焼きでしたが、今年は好天に恵まれました。

投稿者: kameno 日時: 11:46 | | コメント (0)

最強寒波が到来

東京で1・4度 「最強寒波」この冬一番の寒気流れ込む 今後も続く

「最強寒波」ともいわれる、この冬一番の寒気の影響で、10日は各地で厳しい冷え込みになった。全国の観測地点の約8割で、朝の最低気温が0度未満の冬日となった。
東京都心の最低気温は1・4度となり、千代田区の日比谷公園内の雲形池にある鶴の噴水も凍り、広げた羽には氷柱ができた。東京駅丸の内北口でも、寒そうに肩をすぼめるサラリーマンやOLらの姿が見られた。
今後も寒い日が続く見込みで、15日ごろには首都圏でも雪が降る可能性があるという
(産経新聞2014.1.10)


ここ数日、寒い日が続いています。
北アメリカを襲っている猛烈な寒気の一部が日本に到達したことが原因とも言われていますが、それにしても早朝の冷え込みはかなり厳しいですね。

境内のシモバシラに着く「霜柱」はここまで大きく成長し連日のようにみることができます。

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茎の割れ目から出来上がっていく繊細な氷の柱が印象的ですね。


地面にできる「霜柱」もぐんぐん成長しています。
草の枝や小石などは簡単に持ち上げてしまいます。

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花びらや落葉の表面にも様々な形の氷の結晶が輝いていました。

 

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まだ暫くは寒い日が続きそうです。

投稿者: kameno 日時: 18:03 | | コメント (0)

葬祭マネジメント学科講義

葬祭マネジメント学科のある専門学校で講義をおこないました。
仏教情報センターのご縁で、各宗派代表が講義を担当しています。

私は2011年度から受け持つことになり今年度が3年目に入りました。

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「仏教と葬儀」

概ね次のような内容で行なっています。

内容

1.紹介
2.各宗派の教義の基本と死後感、本尊、荘厳、法具の配置など
3.曹洞宗の特徴
4.曹洞宗(貞昌院)の葬儀の考え方と構成
5.戒名、法名、法号等の意味
6.  葬儀・法要の意味、享年と満年齢の違い、六曜について
7.葬祭事業者として働く方へのお願い
8.これからの葬祭事業に思うこと

前年度に比べて今年度は若い世代が多く、人数も増えました。
頼もしい限りです。

この中で、特に未来の葬祭業を担う方にお願いと思いを時間を掛けてお話させていただきました。

 

■葬祭事業者として働く方へのお願い
(1)人の最大の出来事(生老病死)として、故人と喪家に対して心を込めて対応して欲しい。
(2)宗教性(各宗派の教義、地域の風習)への理解と、司祭者(導師)とともに厳粛な葬儀執行をお願いしたい。宗教性の中心に入り込むことは避ける。
(3)正しい情報の提供とアドバイス。
喪家が菩提寺を持っているかの確認を確実に行い、早期に菩提寺に連絡を行って欲しい。
近年、寺院を持たない、葬儀だけを執行する僧侶があり、その後の法事や埋葬の面倒を見ないということによるトラブルが多くある。
葬儀の意味を捉え、むやみに簡略化しない。
(4)信頼のおける関係業種との絆を大切にして欲しい。寺院、住職との普段からの意思疎通など。

■これからの葬祭事業に思うこと
従来の死に臨んでの告別披露、弔問外交、格式の誇示などのような葬儀の形態は消滅しつつあります。
また、かつて近所、講中などで世話役を中心に行ってきた葬儀、葬列などもほとんど見られなくなりました。
その役割を担っているのが葬祭業です。
これからは合理的に、かつスリムに経費を削減した質素な形式の葬儀が増えていくことが予測されます。
通夜無しの一日葬、炉前のみ、戒名無し、無宗教、散骨など、時代の変遷により様々な選択肢が増え、加速化される中で、生前に関ってきた家族、親族、職場、地域社会との縁を簡単に省略してよいものかどうかも考えなければならないでしょう。
魂としての「いのち」について学び、遺された者へのグリーフケアをどのようにするべきなのかを考える必要があります。
葬祭に関係する業種に従事する人は真の安らぎを求める道について真摯に取り組んでいって欲しいと思います。

 


これから資格取得に向けて学びをすすめていってください。
いつか現場でお会いしました際にはよろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 11:21 | | コメント (0)

坐禅会の七草粥

早いもので、今年も、もう9日目。
新年2回目の坐禅会を迎えました。
時間が経つのは早いものです。

今日の坐禅会では、七草粥を戴きました。
貞昌院境内で育てているすずなとすずしろを中心に炊き込みました。

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七草粥は、そろそろお正月のおせち料理にも一息つけ、胃にやさしいお粥をいただき無病息災を願い、7日に戴く古来からの慣わしです。


七草粥
この7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)を七種粥(七草粥)といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。

七種は、前日の夜に俎に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、これは七種粥の行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられている。歌の歌詞は「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」など地方により多少の違いがある。

七種の行事は「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ、正月最初の子の日に野原に出て若菜を摘む風習があった。『枕草子』にも、「七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ……」とある。
(Wikiペディア「七草粥」項より)


 

古来中国では、やはり正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習があったそうですので、そこに七草粥の由来があることは間違い無さそうです。
それが、日本の平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる、七穀粥と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

 

春の七草は、次のとおりですが、これら七草は、「日本のハーブ」とも呼ばれています。
かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。


「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根


ちょっと前までは、七草全てそろえるのは難しく、セリ、カブ、大根と、ありあわせの野菜を入れて七草粥を作っていたのですが、最近は、七草セットのようなものがあり、とても便利ですね。

正月三が日はおせち料理とか、檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きました。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵といえましょう。

投稿者: kameno 日時: 07:17 | | コメント (1)

2014年箱根駅伝9・10区観戦記

東洋大学、3区から首位渡さず…終始安定のレースで2年ぶり4度目の総合優勝!
駒澤の学生3冠阻まれる。

 

今年も箱根駅伝復路は9区と10区で応援しました。まずは9区の様子から。
戸塚中継所から約3キロ地点、不動坂の陸橋を越えたあたりで観戦しました。


繰上スタートがありますので、通過順位と実際の順位は一致しません。

■9区 不動坂通過順位 ※は繰上あり( )内は不動坂での暫定総合順位です

09-01
1位   東洋大学 上村和生

09-02
2位 駒澤大学 窪田忍
 09-03
3位    早稲田大学 田口大貴
09-04
4位   日本体育大学 矢野圭吾
 09-05
5位  明治大学 前野貴行
09-06
6位  青山学院大学 藤川拓也 
 

09-07
7位※   帝京大学 熊崎健人(12位)
 

09-08
8位※   東京農業大学 竹内竜真(14位)
9位※ 國學院大學 吾妻佑起 (15位)
 
09-10
10位※   中央学院大学 田中瑞穂(13位)
10位※ 法政大学 松田憲彦(8位)
 
09-12
12位※  大東文化大学 大隅裕介 (7位)
 
09-13
13位※   拓殖大学 奥谷裕一(9位)
13位※   日本大学 林慎吾(9位)
 
09-14
13位※ 中央大学 多田要 (16位)
13位※  東海大学 山下英俊(11位)

09-17
17位※  順天堂大学 田中孝貴(17位)

 
09-18
18位※  城西大学 寺田博英(19位)
 
09-19
19位※  山梨学院大学 阿部竜巳(—)
09-20
20位※ 神奈川大学 岡部貴洋(18位)
09-21

21位※  上武大学 大西淳貴(20位) 
21位※  専修大学 小原延之(21位)
21位※  国士舘大学 岡崎友哉(22位)

 

 


 

■9区に引続き10区 大手町ゴール地点で選手のラストスパートを応援して参りました。

------------------------------------------------

■10区 大手町ゴール手前200メートル地点通過順
※は繰上あり( )内が総合順位です

10-01
1位 東洋大学 大津顕杜
10-02
2位 駒澤大学 其田健也
10-03
3位 日本体育大学 甲斐翔太
10-04
4位 早稲田大学 中村信一郎
10-05
5位 青山学院大学 竹内一輝
10-06
6位 明治大学 石間涼
10-07
7位※帝京大学 杉山連哉(総合8位)
10-08 
8位※山梨学院大学 森井勇磨(---)
9位※中央学院大学 山田侑紀(12位)
10位※順天堂大学 聞谷賢人(16位)
11位※日本大学 高松峻平(7位)
10-13
12位※拓殖大学 木寺良太(9位)
10-12
13位※東京農業大学 山本和樹(14位)
14位※中央大学 須河宏紀(15位)
10-14
15位※大東文化大学 大西亮(10位)
10-15
16位※専修大学 上野大空(21位)
16位※法政大学 高梨寛隆(11位)
10-17 
18位※國學院大學 塚本一政(17位)
10-18
19位※神奈川大学 坂本翔太(18位)
19位※国士舘大学 堀合修平(22位)
10-20
21位※上武大学 金子大樹(20位)
10-21
22位※城西大学 杵島凌太(19位)
10-23
23位※東海大学 吉川修司(13位)
 

東洋大学は、復路7・8・10区で区間賞となり、首位を一度も譲らずに圧勝。9区での差がさらに開いて大手町のゴールを切りました。
復路は駒澤に利があると感じていましたが、見事裏切られました。蓋を開けてみると東洋大学は復路新記録。復路これだけ強いとは驚きです。

その原動力は、きっとこの言葉だったのでしょう。
20140103-00

それにしても、1位の東洋大学と2位の駒澤大学は11時間を切る総合タイムとなり、スピード駅伝を印象付ける結果でした。

シード権争いも熾烈でした。
10区中継地点、鶴見中継所では総合順位7位の拓殖大学から総合12位の東海大学までの差が僅か2分半ほどであり、過酷なシード権争いが展開されました。
ゴール直前で法政大学が力尽き、10位の大東文化大学と50秒差でシード権を逃してしまいました。

■第90回東京箱根間往復大学駅伝最終結果

順位 大学名 総合タイム 1位との差 タイム差
1位 東洋大学 10:52:51 ----- -----
2位 駒澤大学 10:57:25 4:34 4:34
3位 日本体育大学 11:03:51 11:00 6:26
4位 早稲田大学 11:04:17 11:26 0:26
5位 青山学院大学 11:08:53 16:02 4:36
6位 明治大学 11:10:09 17:18 1:16
7位 日本大学 11:12:52 20:01 2:43
8位※ 帝京大学 11:13:03 20:12 0:11
9位 拓殖大学 11:13:06 20:15 0:03
10位 大東文化大学 11:14:43 21:52 1:37
ここよりシード落ち
11位※ 法政大学 11:15:33 22:42 0:50
12位※ 中央学院大学 11:15:40 22:49 0:07
13位※ 東海大学 11:17:52 25:01 2:12
14位※ 東京農業大学 11:18:02 25:11 0:10
15位※ 中央大学 11:18:43 25:52 0:41
16位※ 順天堂大学 11:19:03 26:12 0:20
17位※ 國學院大學 11:20:44 27:53 1:41
18位※ 神奈川大学 11:23:47 30:56 3:03
19位※ 城西大学 11:25:42 32:51 1:55
20位※ 上武大学 11:25:56 33:05 0:14
21位※ 専修大学 11:28:39 35:48 2:43
22位※ 国士舘大学 11:38:35 45:44 9:56
記録無 山梨学院大学 ------ ----- -----

※は繰上げ

投稿者: kameno 日時: 16:53 | | コメント (0)

2014年箱根駅伝2区観戦記

第90回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が始まりました。
2日午前8時、東京・大手町の読売新聞東京本社前からスタート。
今年は記念大会のため23校の参加となりました。
出雲、全日本大学の両駅伝に続く史上4校目の「3冠」を狙う駒澤大学はどのような走りを見せるでしょうか。
今年も貞昌院に程近い「花の2区」、権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。

 

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2区に入り、横浜駅手前の6km地点で駒澤の村山謙太(3年)が、前を行く日体体育大・本田匠(4年)をかわして首位に。
横浜駅を通過したあとから、駒澤がリードを広げていきます。
権太坂を越える頃には、駒澤独走態勢となりました。
明治・東洋・早稲田が2位集団を形成して通過していきました。
山梨学院大 オムワンバは 残念ながら2区権太坂の手前で途中棄権となってしまいました。
■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順位

  

02-01-01
1位   駒澤大学 村山謙太
  
02-01-03 
2位  明治大学 大六野秀畝
2位 東洋大学 服部勇馬
2位 早稲田大学 高田康暉
  
02-01-02
  2位  明治大学 大六野秀畝
2位 東洋大学 服部勇馬
2位 早稲田大学 高田康暉
 
02-01-05
5位  日本体育大学 本田匠


02-01-06
6  青山学院大学 神野大地


02-01-07
7  拓殖大学 モゼ


02-01-09
8  大東文化大学 市田孝
8  上武大学 倉田翔平
8  東海大学 元村大地
8  順天堂大学 小沢一真


02-01-08
8  大東文化大学 市田孝
8  上武大学 倉田翔平
8  東海大学 元村大地
8  順天堂大学 小沢一真


02-01-12
12  日本大学 森谷修平


02-01-13
13  法政大学 佐野拓馬


02-01-14
14  中央学院大学 岡本雄大


02-01-15
15  帝京大学  小山司
15  國學院大學 寺田夏生


02-01-17
17  中央大学 相場祐人


02-01-18
18  城西大学 村山紘太

 

02-01-19
19  東京農業大学 津野浩大


02-01-20
20  神奈川大学 我那覇和真


02-01-21
21  専修大学 吉良充人


02-01-22
22  国士舘大学 菊池貴文

 


■第90回箱根駅伝往路記録 (2014年1月2日)

東洋大学2年ぶり往路優勝!駒澤大学1分以内の2位。3位早稲田大学、4位は5区大新記録の驚異的な走りを見せた日本体育大学が入りました。

東洋大学の往路優勝は5度目。3区で設楽悠太が前を走る駒澤大学をかわして首位に立つと、それ以降は一位を譲らず、5区初挑戦の設楽啓太が山登りを順調な走りで駆け抜けゴールしました。設楽兄弟は2人とも区間賞の走りでした。
2位の駒澤大学はタイム差59秒。充分総合優勝が狙える位置につけています。


第90回箱根駅伝往路記録

往路順位   記録 1位との差
1 東洋大学 5:27:13 -
2 駒澤大学 5:28:12 0:59
3 早稲田大学 5:32:22 5:09
4 日本体育大学 5:33:45 6:32
5 青山学院大学 5:35:04 7:51
6 拓殖大学 5:35:52 8:39
7 明治大学 5:36:01 8:48
8 大東文化大学 5:36:31 9:18
9 東海大学 5:37:00 9:47
10 日本大学 5:37:12 9:59
11 法政大学 5:37:46 10:33
12 帝京大学 5:39:23 12:10
13 中央学院大学 5:40:18 13:05
14 東京農業大学 5:41:39 14:26
15 神奈川大学 5:41:56 14:43
16 上武大学 5:41:59 14:46
17 中央大学 5:42:27 15:14
18 國學院大學 5:42:36 15:23
19 順天堂大学 5:43:30 16:17
20 城西大学 5:44:27 17:14
21 専修大学 5:47:57 20:44
*22 国士舘大学 5:55:47 28:34:00

 


■関連ブログ記事
2013年箱根駅伝10区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝2区観戦記

■過去の記録を含めた記事はこちら
箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 10:31 | | コメント (0)

謹賀新年

平成26年/2014年/佛紀2580/甲午
新年あけましておめでとうございます。

2014



 

元日の修正会法要には、例年通り多くの参列をいただきました。

新年のお札をご祈禱していきます。

法要後、檀家総代さんの挨拶いただき、賀詞交換会へ。

20130101-06

会場を客殿広間へ移します。

20140101-01

参列の皆様には自家製のおせちをベースとした料理をお出しいたしました。
檀家さんより新鮮な野菜をたくさんいただいています。

20140101-02

・柿なます
・煮物(蓮根・里芋・人参・南瓜・隠元・薩摩揚)
・昆布巻き
・黒豆
・伊達巻
・胡麻豆腐
・漬物
・豚汁
・赤飯
など。

 

新しい年が皆様にとってより良い年となりますことを御祈念申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿者: kameno 日時: 03:12 | | コメント (0)

2013-2014点描

新年あけましておめでとうございます。
2013年大晦日から2014年にかけて行われた貞昌院での除夜の鐘は、今年も多くの方に撞いていただききました。
海外からお見えの方にも鐘撞きいただきました。

除夜の鐘の点描です。

20131231-16

20131231-15

今回の除夜の鐘は、一昨年、昨年に引き続き UStream と WebCamera で配信しました。
こちらも各地より多くの方に視聴いただきましたことを感謝申し上げます。 

隣の永谷天満宮には初詣の参詣客が行列を作っています。
こちらも、例年を上回る人出のようです。

20131231-2020131231-19IMG_5135

20131231-1820131231-17

投稿者: kameno 日時: 03:03 | | コメント (0)

Selected Photos 2013

Photo log らしく、昨日の記事 十大ニュース@当ブログ に続いて、2013年に撮影した写真の中からいくつか写真をセレクトしてみました。
写真で一年を振り返ってみます。


20130103-10-22

箱根駅伝最終10区、タイムを計りながらゴールに向かう谷永選手。
2位東洋大学とは5分ほどの差がありました。
日本体育大学は30年ぶりの総合優勝です。
3日後の箱根駅伝ではどの大学が優勝するでしょうか。
2013年箱根駅伝2区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝10区観戦記



 20130114-2420130114-13
1月の成人の日、そして小正月の時期に積雪があり、今年のどんど焼きはまっ白い雪に囲まれて行われました。
雪の中のどんど焼き

20130120-09

本堂で行われた新春さやかか寄せには100名もの方にお越しいただきました。
初笑いの落語、そして江戸紙切りはみごとでした。
新春さわやか寄席


20130122-08

見ているだけで笑顔になる幸せの招き猫がやってきました。
お参りの際には、ぜひ間近でみてください。
幸せの猫がやってきた


20130203-27

節分の豆まきでは、たくさんの笑顔に囲まれました。
節分!豆まき!2013


20130205-03

小学校総合学習で6年生が貞昌員で授業を行いました。
永野のまち、小学校の歴史をまなぶ


20130213-02

キラキラの水滴


20130216-02
静止衛星よりも内側、地表からわずか2万7680kmの距離をかすめて通過する小惑星2012 DA14を観測することができました。
涅槃会の夜の小惑星通過



大阪、道頓堀の夜景。
にぎやかな街です。
大阪で見かけたものあれこれ »


20130311-0120130311-2620130311-20

東日本大震災から2年目の3月11日、慰霊行脚を行いました。
早朝、降雪の合間に一瞬晴れ間が見え、松島湾から昇る朝日を望むことができました。
東日本大震災三回忌慰霊法要(1)
東日本大震災三回忌慰霊法要(2)


20130315-03
東横線渋谷地上駅最終日の光景です。
大学生から都庁勤めの時代まで、毎日のように利用していた駅でしたので、感慨も一入です。
名残惜しむ人であふれていました。
東横線渋谷地上駅は今日まで


20130316-04
上永谷からは、彼岸の時期にダイヤモンド富士を観ることができます。
上永谷からのダイヤモンド富士


20130324-01 
20130331-01
満開の桜に囲まれた貞昌院の光景です。
桜満開2!
春・新緑・花模様


20130331-2720130407-14

本堂でマリンバの演奏会が続けて行われました。
左・ふるさと福島を語る会
右・花まつり演奏会
第2回ふるさと福島を語る会・さわやかコンサート
花まつり・護持会総会・演奏会


20130417-1220130420-0120130520-1620130520-17

4月の花々
藤の花がみごろ


20130506-17
仏教情報センター30周年記念行事が増上寺で行われました。
超宗派僧侶合同の法要は学ぶことが多かったです。
仏教情報センター設立30周年記念大会報



初めての修学旅行生受け入れ。
100名を超える生徒たちが本堂で坐禅を行いました。
修学旅行生の坐禅修行

20130522-10
東京スカイツリーが開業一周の日、「粋」「雅」「七夕」「防災の日」「オリンピック・パラリンピック招致」「シャンパンツリー」「冬雅」「冬粋」「ホワイトツリー」「キャンドルツリー」「桜『咲』」「桜『舞』」の12種類のライトアップが行なわれました。
スカイツリー開業1周年


20130529-39
花流全国奉詠大会が宮城県で開催されました。
2階席の宮城県の皆様より歓迎を受けました。
梅花流全国奉詠大会@宮城(1)
梅花流全国奉詠大会@宮城(2)


20130604-45
シンガポールの曹洞宗寺院で毎年6月4日に行なわれている開山忌法要、および施食会法要に随喜いたしました。
宿泊ホテルの窓からの光景です。
シンガポールの曹洞宗寺院
進化するベイフロント


20130608-02
永谷天満宮・貞昌院の裏山、天神山の紫陽花回廊は見ごたえがあります。
アジサイの季節にぜひどうぞ!

紫陽花回廊2013


 

20130608-11

主に東日本大震災で被災された方々を対象とした交流会にやってきた盲導犬のオットー君。
ふるさと福島 傾聴カフェ


 

20130614-01
小学生たちが大切に育てているサツマイモの苗が順調に育っています。

サツマイモ畑日記2013-3


 

20130622-5620130622-60
大船観音・白衣観音様の前にハートが光り輝きました。

キャンドルナイトin大船観音2013(1)
キャンドルナイトin大船観音2013(2)


20130625-01

生まれたてのヘビの赤ちゃんです。
かわいい!

赤ちゃんヘビ!


20130726-03
大施餓鬼法要演奏会ではセーンジャーさんに馬頭琴の演奏をいただきました。

大施餓鬼会・馬頭琴演奏会報告


20130723-03
落語教室が継続的に開催されることになりました。

第1回 子ども落語教室報告


20130808-0220130808-0320130805-04

キラキラと輝く境内のいのちの光景。

沢蟹の赤ちゃんが誕生
秋立ちぬ


 

20130811-18
会談夜話の会場として本堂はもってこいです。

圓朝忌の牡丹燈籠-怪談夜噺


20130907-5520130907-1620130907-2220130907-3420130907-4120130907-50


2013ゆめ観音アジアフェスティバル(1)
2013ゆめ観音アジアフェスティバル(2)
2013ゆめ観音アジアフェスティバル(3)


 

20130916-0520130926-0120130927-11

相模川の向こうに見えるダイヤモンド富士、雲海から頭をのぞかせる富士山。薄雲の向こうのダイヤモンド富士。

台風一過のダイヤモンド富士
大本山永平寺焼香師随行
薄雲に浮かぶ富士の姿


20130925-23
オーストラリアからの学生たち日本文化体験を行いました。
国際交流坐禅会2013


20130928-01

晴天の慶事・晋山結制


20131007-0620131007-0220131005-0220131005-01

メインのカメラがEoskissX7になりました。
新しい相棒X7


20131016-02
台風一過の早朝、大きな虹が出ました。
虹立つ


20131022-30

太平洋戦争末期、日本の技術を投入して造られた地下壕の壁面はとても美しい仕上がりでした。

日吉にあった海軍連合艦隊司令部(1)
日吉にあった海軍連合艦隊司令部(2)


20131031-07

いよいよ待ちに待った収穫の日です。
サツマイモ畑2013-収獲


20131108-2020131213-06


20131112-40

ラオス・ルアンバパーン、プーシーの丘から眺める黄金に輝く日没の光景
ラオス研修旅行(6)プーシーの丘からの夕陽


20131123-0520131211-0120131215-01

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、ふたご座流星群
アイソン彗星11/23
アイソン彗星11/22
暁のラブジョイ彗星
ふたご座流星群


20131202-0120131206-01
境内のイロハモミジとイチョウの紅葉
晩秋のイチョウとオリオン


20131229-03
今年から来年にかけての冬は寒そうです。
十大ニュース@当ブログ2013


20131229-04

冬晴れの日には、富士山から丹沢山系がよく見渡せます。
十大ニュース@当ブログ2013


■関連ブログ記事

Selected Photos 2012

投稿者: kameno 日時: 13:47 | | コメント (0)

十大ニュース@当ブログ2013

今朝はとても透明度が高く、上永谷から富士山、丹沢の山々が良く見えました。
20131229-04

境内では大きなシモバシラが一面にできています。
20131229-0320131229-0220131229-01

 

さて、年の瀬を迎え、新聞、テレビなどでは今年の総括として「十大ニュース」などが発表される時期になりました。
2013年は、みなさまにとってどのような年でしたでしょうか。 
当ブログでも、年末に毎日の記事より一年を振り返りながら独断で十大ニュース風にまとめています。
2013年の総括です。

できごと

  できごと 関連ブログ記事 コメント
1 テレビ朝日やじうまテレビ
「きょうの説法」
記事1 記事2 記事3 記事4 記事5  4月と7月、毎週水曜日の法話を担当させていただきました。
2 修学旅行生の坐禅修行
国際交流坐禅会
記事1 記事2 今年初めて仙台からの公立中学校生徒を受入れました。また、オーストラリアからの国際交流坐禅会は17年目の開催です。
3 ラオスへの旅 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13  ボーペンニャンは、忘れかけた何かを思い出させてくれる言葉でした。
4 さまざまな天文・気象現象 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 今年は彗星の当たり年。そのほか、地球をかすめた小惑星、流星群などを楽しめました。アイソン彗星は残念でした。
5 東日本大震災から2年 記事1 記事2 記事3 記事4 記事5  「まだ2年」「もう2年」感じ方は様々です。世界各地からのご縁も続いています。
6 本堂での演奏会、落語会 記事1 記事2 記事3 記事4 記事5 記事6 記事7 今年は子ども落語教室も始まりました。
7 宗務所行事あれこれ 記事 役職員として多くの行事にかかわりました。
8 第15回ゆめ観音アジアフェスティバル
キャンドルナイト
記事1 記事2 記事3 記事4 記事5 継続は力なり。鎌倉市長様やのんちゃんにも参加いただきました。
9 仏教情報センター周年行事 記事1 記事2  記事3 創立30周年を迎え、増上寺を会場に周年行事が盛大に開催されました。
10 境内整備工事 記事  参詣者駐車場、墓地階段、緑地保存地区の樹木選定など、よりよい環境になるよう整備をすすめています。


振り返ってみると、今年も個人的にもお寺にも様々なことがあった一年でした。
また、多くの方々とのご縁が広がった年でもありました。

ここに挙げきれなかったものや、ブログでご紹介できなかったことを含め、一つ一つが大切な思い出であり、学びでもありました。

20131016-03
<貞昌院裏山からの虹>


今年一年間お世話になりました皆さまに心より感謝申し上げます。
来年がより良い年でありますように。


■関連ブログ記事
十大ニュース@当ブログ2012
十大ニュース@当ブログ2011
2010年の十大ニュース@当ブログ
2009年の十大ニュース@当ブログ

投稿者: kameno 日時: 01:45 | | コメント (0)

月の内暈-22度ハロ

今日は日暮れから雲が増えてきました。
満月間近(月齢13.4)の月が薄い雲の向こうから柔らかい光を放っています。

 

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月の回りに薄っすらと暈(かさ)がかかっています。
これは、内暈(ないうん)といって、月を中心として半径22度の円を描きます。
雲の中は、六角形(削る前の鉛筆の形)の氷の結晶が様々な方向を向いて散らばっている状態です。
そこに月の光が通り、決まった角度で屈折することで生じる現象です。
半径22度の円なので、22度ハロとも呼ばれます。

いわゆる「月の暈」、「日の暈」は、かならず半径22度(注)となります。

(注)正確には22度ではなく21.7度で、この半径の円周が最も明るく、その外側に行くにつれて徐々に薄くなっていきます。

 

 

「月に暈がかかると雨が降る」と言われます。
暈を生み出す雲は、巻層雲といって温暖前線・低気圧が近づいて発生する雲です。

気象庁によると

あすは沖縄付近に低気圧や前線が発生し、木曜日にかけて本州の南岸を進むでしょう。あすは沖縄は一日雨で、局地的に激しく降る見込みです。九州も雨が降り、山沿いを中心に雪の所もあるでしょう。今回の低気圧は動きが遅く、広く天気が崩れるのは水曜日以降となる見込みです。水曜日は、関東にかけて広く天気が崩れ、太平洋側の平地でも雪になる所があるでしょう。

ということです。
やはり天気は崩れそうですね。

投稿者: kameno 日時: 20:12 | | コメント (0)

ふたご座流星群

三大流星群のひとつ、ふたご座流星群がピークを迎えました。
一晩に見られる流星数としては年間最大であり、冬の透き通った空を通して観ることができるためにペルセウス座流星群よりも華やかな印象があります。
ただ、今年は極大が14日の昼間にあたり、また満月に近いことから条件としてはそれほど良くありません。

貞昌院から流星を観測してみました。

20131215-01

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真南の方向をタムロン18-270mmズームで撮影しました。

35mm換算でおおむね50mmに近い焦点距離です。

写真に写りこむほどの流星は、かなり大きく「火球」に近い明るい流星です。
貞昌院のソメイヨシノにかかる大流星でした。

 


動画バージョンはこちら。
12月15日0時~15日3時までの約3時間を9分間に縮めています。

動画の中で幾つ見つけることができましたか?


■これまでの流星関連のブログ記事

ふたご座流星群の夜 December 15, 2012
ふたご座流星群☆ミ December 14, 2012
オリオン座流星群★彡 October 22, 2012
今夜はペルセウス座流星群のピーク August 13, 2012
星に願いを☆彡双子座流星群 December 13, 2009
ペルセウス座流星群観察記 August 13, 2007

投稿者: kameno 日時: 10:38 | | コメント (0)

事務所移転作業

伝統仏教超宗派で運営している一般社団法人仏教情報センターの入っているビルが老朽化のため建て替えられることになりました。
そのため、この秋から移転先の物件をいろいろと当たっていました。
幾つかの候補の中から
・電話番号が変わらない
・賃料が上回らない
・相談員や事務員が通いやすい
などの必須条件を満たすものを絞り込み、新しい事務所の契約にこぎつけました。

新しい場所は、JRの駅からも近く、地下鉄複数の駅を利用することが出来る好立地です。
窓の外には東京ドームシティーが見えます。

詳細につきましては、また追ってご報告させていただきます。

昨日開かれた理事会で、引越しに関するスケジュールと費用の確認と承認が行なわれました。
事務所の間取図をもとに、レイアウトを考えたり、備品を検討したり。

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仏教情報センターは創立から30年の年を迎えました。
この区切りの年に心機一転、事務所が新しくなるというのも、何かの縁なのかもしれません。

事務所の移転は手続きも多く、大変手間のかかることですが、楽しんで行なえるといいですね。

投稿者: kameno 日時: 02:27 | | コメント (0)

コスプレイベント@貞昌院

先月おしらせしておりましたコスプレイベントが貞昌院を会場に開催されました。

寺社でのコスプレイベント

◆◆◆イベント詳細◆◆◆
<日時>平成25年12月14日(土) 13:00~18:00(17:30撮影終了)
<場所>貞昌院
<主催>和コス倶楽部

土曜日開催ということもあって、満員御礼、キャンセル待ちの状態だったようです。
20人を超える参加となりました。

北風が吹く寒い一日となり、屋外の撮影は寒さで大変だったと思います。
イベントの雰囲気をお伝えする程度の写真を何枚かご紹介します。

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最近は、コスプレブームの盛り上がりに比例して、トラブルが発生する事例を耳にします。


日本のコスプレに関する禁則

風紀的な問題などから、会場や主催者によっては極端に肌を露出する衣装や女装を禁止し、コミックマーケットなどでは、防犯・安全上の理由からモデルガン、模造刀、鋭利な装飾や棒を始めとする全長の長い物などの持込が禁止されている。コミックマーケットの規則に準ずるとするイベントもある。コスプレをしたままでの来場・帰宅、更衣室と指定されていない場所での着替えやメイク、イベントによっては血糊の使用も禁止事項やマナー違反とされる。また、 盗撮や肖像権侵害を防ぐ意味から、開催当日もしくは事前申込という形で参加登録を義務付けるイベントがあるほか、主催者によっては特殊なカメラやレンズ、撮影機材に制限を設ける場合もある。
さらに、コミックマーケットにおけるコスプレそのものを規制する検討もなされている。
その他、屋外型博物館である博物館明治村において行われた行為が問題となり、規制に発展した例もある。
(ウィキペディア「コスプレ」項より)


けれども、きちんと規則を守り、お互い敬意を持ちながら行なえば、トラブルの発生を防ぎ、楽しく趣味を行なうことができます。
今回のイベントについては、主催者・和コス倶楽部のスタッフの皆さんの念入りな準備をいただき感謝しています。
着替え、メイクルームの部屋にはきちんとシートを敷いていただき、汚れないようにも配慮いただいています。

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イベントも無事終了しました。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

 

コスプレは日本のみならず、海外にも広がりを見せています。
以前、ブログ記事にも紹介いたしましたが、フランスを拠点とするAZI(Association Zen Internationale)のサイトに JapanExpoの参加レポートが掲載されていました。

Zazen à la JAPAN EXPO
Butsu-zen-zone-3 
(写真はAZIのサイトより)

コスプレと禅のコラボレーション。
堂に入っていますね。


■関連ブログ記事
日本が世界に誇る禅の文化
FOODEX JAPAN特設ステージ
投稿者: kameno 日時: 01:11 | | コメント (0)

超高速モバイルネットアンテナ工事

無線を利用したモバイルインターネット回線は、急速に普及が進み、また回線速度も飛躍的に向上しています。

貞昌院境内の片隅にも、モバイルインターネットの一つ UQ Wimax の基地局があります。
先月のブログ記事 超高速モバイルネットの時代へ で書いたとおり超速モバイルネット「WiMAX 2+」のエリア拡大に向けて、境内アンテナの付け替え工事が行なわれました。

予定では昨日の工事でしたが、天候不良のため今日に順延。
晴天に恵まれました。
上空には飛行船が飛んでいます。

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作業はきわめて効率よく進められていきます。

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「WiMAX 2+」は下り最大110Mbpsを実現する超高速モバイルインターネットサービスです。対応エリアは、当初、環状7号線(東京都道318号線)内の一部から開始し、2013年度末には東名阪、2014年度末には全国へ拡大する予定です。

エリア内に散りばめられたアンテナを順次交換していかなければならないので大変ですね。


UQのみならず、通信各社も同様のサービスを展開していますので今後ますます競争が激しくなっていくことでしょう。

投稿者: kameno 日時: 08:56 | | コメント (0)

暁のラブジョイ彗星

アイソン彗星は、残念ながら太陽に再接近した際に蒸発・崩壊してしまい、巨大な雄姿を見ることが適いませんでした。
しかし、今年は彗星の当たり年。

ちょうど、同じ明け方、アイソン彗星が見えるはずだった位置よりやや北の空にラブジョイ彗星(C/2013 R1)が観測の好機を迎えています。
ラブジョイ彗星は、2013年9月7日にオーストラリアのテリー・ラブジョイさんによって発見された彗星です。

今朝、貞昌院で撮影したラブジョイ彗星です。
(クリックすると拡大します)

20131211

東北東の空、かんむり座の直ぐ近くにあります。
画面下に見えるのは、貞昌院のイチョウの木です・

この方向には住宅街があり、街明かりの影響を受けますが、それでも冬の空は透明度が高くたくさんの星を見ることが出来ます。
ラブジョイ彗星の尾も見ることが出来ました。
だいたい4等星くらいの明るさでしょうか。

 

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canon EOS kissX7+Tamron 90mmMacro  f2.8 5sec ISO1600   3枚コンポジット

彗星の観測には双眼鏡が一番です。
東の空が開けている場所であれば、街中でも見ることが出来るはずです。

今がちょうど観測の好機となったラブジョイ彗星。
ただ、気温が一番低い時間帯ですから、充分に暖かい服装で眺めてみてください。

投稿者: kameno 日時: 06:33 | | コメント (0)

紅葉真っ盛り

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貞昌院の境内では、イチョウだけでなく様々な木々が紅葉しています。

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逆光のモミジはとても美しいですね。

茶室から墓地の参道に抜ける坂道のイロハモミジをパノラマで撮影してみました。
(右写真・クリックで拡大します)

山の斜面に積もっている落ち葉も実に個性的です。

紅葉をめでる習慣、平安時代から育まれてきた日本の伝統的な風習です。
寺社には秋に色づく落葉樹が樹えられています。

あちこちの紅葉の見所を巡ってみてはいかがでしょうか。
紅葉の見所は、意外に身近なところにもたくさんありますよ。

投稿者: kameno 日時: 20:18 | | コメント (0)

イチョウ散り始め

境内のイチョウの黄葉のピークは過ぎ、葉が少しづつ散り始めました。
この土日は今年最後の見ごろとなったようです。
好天にも恵まれ、青空とのコントラストが美しく映えます。

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イチョウは散り始めると数日で散ってしまいます。
今年も残り一ヶ月。
年の瀬が迫ってきました。

 

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投稿者: kameno 日時: 22:38 | | コメント (1)

夜長は星空を眺めよう

冬至が近くなり、夜の時間が長くなりました。

ここのところ曇りの日が多いですが、晴れた日には夜空には明るい星をたくさん見ることができます。
星空を楽しむためには冬の大三角が目印になります。

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昨晩、冬の大三角付近の星空を撮ってみました。
少し雲がかかっておりますが、中央がオリオン座です。
三つ星を中心に、4つの明るい星が四角形を作っています。オリオン座は2つの1等星(赤色に輝くベテルギウス、青白色に輝くリゲル)があり、三つ星の直ぐ下にオリオン大星雲(M42)が見えます。

オリオン座の下半分を撮影してみました。
雲の影響を多少受けていますが、三ツ星とオリオン大星雲が良く見えますね。
貞昌院(横浜の住宅地)でもこれぐらいの星空を望めます。双眼鏡ならなお良く見えます。

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CanonEOS kissX7 + Tamron 90mm macro 貞昌院より撮影

オリオン座の左下に青白く輝く明るい星がシリウスです。シリウスの左上にこいぬ座の1等星、プロキオン。
ベテルギウスとシリウスとプロキオンが冬の大三角を構成してます。

 

オリオン座の右上におうし座があります。です。赤色に輝く1等星アルデバラン、すばるとして有名なプレアデス星団、アルデバランの近くにヒヤデス星団があります。
この星団も肉眼でも見える星団です。

プレアデス星団を撮影してみました。

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CanonEOS kissX7 + Tamron 90mm macro 貞昌院より撮影

 

12月5日以降の日の出前には、アイソン彗星が再び見ごろを迎えます。

冬の星座は賑やかで、眺めるのがとても楽しいですが、このところ、急に寒くなりました。
気温の変化には注意が必要です。

温かい格好で星空を楽しみましょう。

投稿者: kameno 日時: 08:19 | | コメント (0)

黄葉チャート2013

境内にある2本のイチョウ(横浜市指定名木古木)が黄色に色づいてきました。

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今月半ばの冷え込みの影響もあり、今年は例年よりも黄葉が早く進行しています。

20131124-01
過去16年間の統計をとって並べてみました。
黄色=黄色く色づき始めている期間
黄土色=黄葉が見ごろの期間
50%=50%落葉した日
100%=ほぼ全て落葉した日

今年の冬は、少し例年よりも寒い冬になるかもしれません。

投稿者: kameno 日時: 07:02 | | コメント (0)

アイソン彗星11/23

今日のアイソン彗星です。
昨日よりも低い位置に見えます。
高度は水星とほぼ同じなので、見つけやすくなりました。

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200-400ズームレンズで撮影したのが下の写真です。
尾の広がりがより判るようになります。
20131123-02

(画像をクリックすると拡大します)

アイソン彗星は、明後日あたりから太陽にかなり近づくため観ることが困難になります。
一週間ほど空けて、12月初旬に観測の好機を迎えます。

投稿者: kameno 日時: 06:36 | | コメント (0)

アイソン彗星11/22

今朝(2013/11/22)のアイソン彗星です。
貞昌院近くの東の空が見渡せる場所で観測してみました。
次第に光度が増しており、尾もだいぶはっきりと見えるようになりました。

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↑中央に青く輝いているのがアイソン彗星、左に見える明るい星は水星です。
↓アイソン彗星付近を拡大してみました。尾も写っていますね。双眼鏡でも充分に観測できます。

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■これまでの彗星に関するブログ記事
ホームズ彗星大増光
ホームズ彗星の動き
ようこそルーリン彗星
ルーリン彗星が土星に接近
ハートレー彗星が見ごろ
貞昌院からのアイソン彗星

投稿者: kameno 日時: 06:04 | | コメント (0)

貞昌院からのアイソン彗星

アイソン彗星の観測好機がやってきました。
この彗星は、近日点通過時には、太陽をかすめるように通過していくサングレイザー(Sungrazer)彗星です。
このため、近日点通過11月29日の前後4日間は、太陽に極端に近い位置となり、その時期は観測が困難になります。
したがって、観測の好機は11月24日以前、12月3日以降となります。

今朝(11月21日)は、坐禅会の日になりましたので、本堂の準備をした後、午前5時過ぎ貞昌院庫裏の屋上に登って観察してみました。
東の空に うしかい座のα星アークトゥルス(0等星)が明るく輝いています。
その右側におとめ座のα星スピカ(1等星)が見えます。
11月24日ごろまでは、スピカの下にアイソン彗星が見えます。
↓写真の丸で囲んだ部分です。
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その付近を90ミリマクロレンズで撮影してみました。

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貞昌院の裏山、天神山があるため、その木々の間からようやく出てきたアイソン彗星を捉えることができました。
緑色に輝いています。
さらに彗星の部分を拡大してみましょう。

20131121-03
双眼鏡で見ると、ぼんやりとした尾も確認できます。
明るさは3等星くらいになっているでしょうか。

もう少し東の開けた場所であれば観察しやすいでしょう。

 


■関連サイト

アイソン彗星を見つけようキャンペーン(期間:2013年11月1日~2014年1月20日)(国立天文台)

■これまでの彗星に関するブログ記事
ホームズ彗星大増光
ホームズ彗星の動き
ようこそルーリン彗星
ルーリン彗星が土星に接近
ハートレー彗星が見ごろ

投稿者: kameno 日時: 08:24 | | コメント (0)

駆け抜けていった2日間

11月5日の梅花流管内奉詠大会が無事終了しました。

翌日、11月6日は埼玉県教化教研究会で事例報告をさせていただきました。
内容は「太陽光発電を中心とした環境に対する寺院の取り組み」とさせていただきました。

曹洞宗はグリーンプランを提示し、平成25年度の曹洞宗布教教化方針では次のような項目が掲げられています。

一、

「南無釈迦牟尼仏」のおとなえの普及に努めます。

私たちは、日々「南無釈迦牟尼仏」ととなえ、一仏両祖の教えに導かれた生活をいたします。

二、

あらゆる差別の撤廃と人権啓発の活動に取り組みます。

私たちは、菩薩の誓願をもとに、差別やいじめ、虐待の問題などに心を寄せ、その未然防止、問題の解決に努め、差別撤廃・人権確立のための歩みを続けます。

三、

共に喜びを分かち合える平和な社会の実現をめざします。

私たちは、過去のあやまちと戦争の惨禍を直視し、不戦を誓います。全世界の恒久平和と人類の安寧を願い、相互理解と協調による道を共に歩みます。

四、

大いなる自然に生かされていることを思い、「地球環境をまもる全曹洞宗の運動」(グリーン・プラン)を維持していきます。

私たちは、大自然とひとつづきであることを深く自覚し、未来の地球の姿に思いを致し、「もったいない」のこころで環境に配慮した生活をいたします。

五、

孤独する人びとと向きあい、支えます。

私たちは、年間自死者数が三万人を超え続けてきた状況を重く受け止め、自死者や孤独死などを出さない地域社会のネットワーク作り、見守りに努め、また、遺族の苦悩に向きあいます。

六、

人びととの出会いの中で菩薩行を実践します。

私たちは、継続して被災地の支援をすすめます。また、悲しみと不安の中にいる人びとに寄り添い、身近なところからボランティア活動など、「布施」の菩薩行を行います。

七、

寺院を地域社会の「絆を深める場」に活かします。

私たちは、地域社会に積極的にはたらきかけ、寺院を広く開放し、人びととの絆を創生していきます。


これらを具体的行動に移し、実践しているのかについて、貞昌院での考え方と実践事例を纏めさせていただきました。
とても有意義な時間をいただきましたことを事務局のみなさまに感謝申し上げます。



翌、11月7日は貞昌院早朝坐禅会の後、巣鴨、とげぬき地蔵で親しまれている髙岩寺さまへ向かいました。
テレフォン相談を中心に活動を行なっている仏教情報センター主催による「出張街頭相談」です。
街頭相談@浅草寺
街頭相談@とげぬき地蔵
20131107-01 
ちょうど菊花展が開催されており、見事な花が並んでいました。
20131107-0220131107-03
あいにくの雨となりましたが、テントを準備し、街頭相談と相談員交代による辻説法を行ないました。
※こちらの街頭相談は、残念ながら中座させていただきました。



午後からは新幹線で浜松に向かい、静岡県第四宗務所主催現職研修でお話をさせていただきました。

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テーマは「宗制財務規程における級階査定方式について」
宗費の基礎となる負担点数がどのように計算されているのか、宗制財務規程と対比しながら説明させていただきました。

将来の査定への示唆に富んだご意見を多数賜り、大変貴重な時間となりました。

投稿者: kameno 日時: 20:48 | | コメント (0)

七五三

11月に入り、七五三の季節を迎えました。
今日は三連休の中日ということもあり、貞昌院に隣接する 永谷天満宮 には何十組もの晴れ着を着飾った子ども連れが参詣しています。
来週にはピークを迎えることでしょう。

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秋もだいぶ深まってきました。

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ピラカンサは真っ赤に、蜜柑は真黄色に。
空の雲もすっかり秋の雲です。

投稿者: kameno 日時: 21:13 | | コメント (0)

サツマイモ畑2013-収獲

10月31日 はれ

地元小学校の2年生の総合学習としてサツマイモ作りが行なわれています。
貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。

ようやく待ちに待った収穫の日を迎えました。
ご協力いただいた地元農家の方、保護者の方への「おはようございます!」の挨拶で収獲が始まりました。

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掘り方の説明を受けて

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いよいよ芋堀の開始です。
各クラスが一畝づつ担当していますので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!

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ずいぶん大きく育っています!

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次から次へと・・・
今年は特に日照時間が長かったためか、大きな芋が目立ちました。

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たくさん収獲できました。

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最後のご挨拶。
「有難うございました!」
収獲の一部をお世話になった方々にプレゼント。
貞昌院にも収獲の一部をいただきました。

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サツマイモの蔓も大切な収穫物です。
リース作りや、サツマイモパーティーで利用するため分別して持ち帰ります。

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天気もよく、絶好の収獲日和でした。
ボランティアの皆さん、保護者の皆様もお疲れ様でした。


11月15日にはサツマイモパーティーが開かれます。


■関連ブログ記事

サツマイモ畑日記2013-4
サツマイモ畑日記2013-3
サツマイモ畑日記2013-2
サツマイモ畑づくり

昨年のブログ記事
サツマイモ植付け2012
待ちに待ったサツマイモの収穫

サツマイモまつり

投稿者: kameno 日時: 20:39 | | コメント (0)

定例坐禅会

貞昌院では毎週・木曜日の朝、坐禅会を行っています。
今年も早いもので、残り2ヶ月となりました。

止静鐘を鳴らす頃は、まだ薄暗く、坐禅会が終了する頃ようやく明るくなってきます。
坐禅会には、早朝にもかかわらず多くの参加をいただいています。
今日も2名の新規参加の方がお越しになりました。

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坐禅会の2チュウ目に、今は参同契(さんどうかい)を読んでいます。 
小食飯台(しょうじきはんだい)のお粥の上には採れたての銀杏を乗せました。

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※坐禅会はどなたでも参加歓迎します。 坐禅会へは予定表を参考にお越しください。
※11月13日はラオス旅行のため坐禅会お休みです。

 

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床の間にお飾りしている「獅子柚子」です。
大きい!

投稿者: kameno 日時: 07:27 | | コメント (0)

区民企画運営講座 平野玉城と永谷の教育

区民企画講座 こうなんの歴史 第4回が貞昌院を会場として開催されました。

日時 2013年10月26日(土)10時より
場所 貞昌院
今回は私が講師をつとめさせていただきました。

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テーマ
■平野玉城と永谷の歴史
・平野玉城先生について
・平野玉城先生の教育・『和漢修身訓俗解』
・永野小学校と貞昌院
・学制頒布50年記念事業小冊子にみる永野の教育
・貞昌院拝観
・平野玉城先生墓参

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台風が通過する雨模様の天気ではありましたが、25名の参加をいただきました。

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参加いただきました皆様、お疲れ様でした。


■関連ブログ記事
永野の教育を支えた平野玉城
「眠雲」考
歴史講座 明治創立の学舎のあゆみ
永野のまち、小学校の歴史をまなぶ

投稿者: kameno 日時: 18:54 | | コメント (2)

子ども落語教室

第1回 子ども落語教室
第2回子ども落語教室
の続報です。

その後、特に深く落語を学びたい子どもたちに絞って、落語教室が定期的に貞昌院で開催されています。
(ということで、新規募集は一旦中断です)

先生は金原亭馬治師匠。

 


この日は、第4回の落語教室。
毎回、落語教室の最初と最後に本堂で本尊さまにきちんとご挨拶いただいております。

だんだんと堂に入ってきました。

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いつの日か、子ども落語の発表会を行える日が来ることを楽しみにしています。
そんなに遠い日ではないかもしれません。

投稿者: kameno 日時: 00:57 | | コメント (0)

小学校運動会

PTA会長を拝命してから、初めての運動会。
先生方、保護者のみなさん、地域のボランティアのみなさんなど運営計画から前日の準備と多くの方々の力添えを得て運営されていることを改めて実感しました。

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そして、運動会当日。

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大きな台風が次々とやってくる中、天気が心配されましたが無事最後の競技まで終えることができました。

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みなさま、お疲れ様でした。
白組の皆さん、優勝おめでとう!
紅組の皆さん、準優勝おめでとう!

投稿者: kameno 日時: 00:35 | | コメント (0)

雨天の慶事・晋山結制

この時期、晋山結制の慶事が続きます。
この日は、仏教情報センターテレフォン相談でもご一緒している御寺院様での行持が行なわれました。

晋山結制は、その寺院の一世一代のおめでたい行事です。
次々とやってくる台風の合間の雨天の中の法要となりました。

2日間に亘る行事の一日目は
○開山歴住報恩諷経(かいさんれきじゅうほうおんふぎん)
○首座入寺式 (しゅそにゅうじしき)
○土地堂念誦(どぢどうねんじゅ)
○本則配役行茶 (ほんそくはいやくぎょうちゃ)
が行われました。

 

○本則配役行茶
本則配役行茶とは、法戦式で行われる問答の課題(本則)の発表と、修行期間中の配役発表の茶会(行茶)が行われます。

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本則提唱の後、配役寺院、参列者一同でお茶とお菓子をいただきます。
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二日目。
○安下処(あんげしょ)供養諷経・稚児行列
住職として寺に入る前に、旅の疲れをとり、身支度を整える場所を安下処といいます。ここで先祖供養のお経をあげます。
稚児行列は、雨天のため、行列のコースを堂内順堂に変更しています。
お稚児さんたちは次々と洒水を受け、記念写真。

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○晋山式
住職は本山(曹洞宗)の管長様から新しく命を受けて寺に入山しますので新命と呼ばれます。新命は山門で法語を唱え、太鼓の響きとともに仏殿内に入り、各ほとけ様に法語を唱えて就任の挨拶をいたします。

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○晋山開堂
新命住職が須弥壇上に上り、問答を行います。問答の成果を証明する白槌を担当する役を白槌師といいます。
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○首座法戦式
首座(しゅそ)という修行僧のリーダーは、得度を終えた僧侶が二番目に迎える関門で、この式中は住職に代わって説法を許され、問答を受けることができます。 般若心経のあと本則と呼ばれる問答のテーマが唱えられます。
首座は諸老師に説法のご挨拶に回り、新命住職から竹篦という弓を預かり、いよいよ問答が始まります。

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○檀信徒総回向
新命住職による初めての法要です。
雅楽による導師上殿が厳かな雰囲気をかもし出しています。

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新命住職様、首座和尚さん、檀家の皆様、関係の皆様、まことにおめでとうございました。
素晴らしい晋山式でした。

 

こちらの御寺院様では、SOTO禅インターナショナルで行なっている「塔婆供養で植林支援」に毎年ご協力いただいています。
墓地に並ぶ塔婆には植林支援シールが貼られていました。

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一枚のシール当たり、一本の木がモンゴルの大地に育っています。


これまでの晋山結制に関連するブログ記事はこちら
投稿者: kameno 日時: 21:00 | | コメント (2)

虹立つ

大型で強い台風26号が関東地方をかすめ、海上を時速60キロの速さで北東へ進んでいます。
台風の接近・通過に伴い、特に東日本や北日本の太平洋側では、猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなる見込みで、警戒が必要です。

横浜には、今朝6時ごろが台風の再接近の時刻と考えられ、強風が吹き荒れています。
日の出とともに南西の空から青空が広がり、美しい虹を観ることができました。

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貞昌院の裏山からは地上区間を走る横浜市営地下鉄と富士山を眺めることが出来ます。
ちょうど、地下鉄トンネル入口付近に虹が掛かり、雲の隙間から富士山が姿を現しました。
午前7時過ぎ、次々と電車がやってきます。

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【左】3000形 【中】3000S形 【3枚目】3000R形

 

このように、横浜市営地下鉄は運転を行なっているようですが、首都圏では運転を見合わせている区間も多いようです。
今後も吹き返しが続きますので、更なる注意が必要です。

日本各地からの台風被害のニュースも次々届いています。
心よりお見舞い申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 08:36 | | コメント (0)

採れたての落花生

貞昌院の畑で育てている落花生の収獲を行ないました。
今年は日射量が多かったため、よく実っています。

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毎週木曜日の朝に行なっている定例坐禅会で、さっそく採れたて、茹でたての落花生を小食飯台(しょうじきはんだい)のお粥の上に乗せました。

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※坐禅会はどなたでも参加歓迎します。 坐禅会へは右フレームの予定表を参考にお越しください。

投稿者: kameno 日時: 08:55 | | コメント (0)

定例坐禅会

貞昌院では毎週木曜日の朝、坐禅会を行っています。
今年も早いもので、残り3ヶ月を切りました。

境内は虫の声に包まれ、徐々に日が短くなっていることが実感できます。

坐禅会には早朝にも拘らず、多くの参加をいただいています。

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坐禅会の2チュウ目に、現在は観音経を読んでいます。 
小食飯台(しょうじきはんだい)のお粥の上には採れたての銀杏を乗せました。

※坐禅会はどなたでも参加歓迎します。 坐禅会へは右フレームの予定表を参考にお越しください。

投稿者: kameno 日時: 08:02 | | コメント (2)

晴天の慶事・晋山結制

同安居(修行道場の同期)の御寺院さんで晋山結制・落慶法要の慶事がありました。
晋山結制は、その寺院の一世一代のおめでたい行事です。

静岡県の中部、田んぼが広がる美しい光景が印象的な地域です。
川岸の彼岸花がちょうど見ごろを迎えていて、キラキラと輝いていました。

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この地域は果物、特にメロンの産地でもあり、お供物として立派なメロンが須弥壇上に鎮座していました。

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2日間に亘る行事の一日目は
○首座入寺式 (しゅそにゅうじしき)
○本則配役行茶 (ほんそくはいやくぎょうちゃ)
が行われました。

 

○首座入寺式
首座とは結制安居中の修行僧のリーダーです。入寺式は、修行道場に首座として就任する儀式で本堂を僧堂(坐禅堂)にみたてて行います。
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○本則配役行茶
本則配役行茶とは、法戦式で行われる問答の課題(本則)の発表と、修行期間中の配役発表の茶会(行茶)が行われます。

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本則提唱の後、配役寺院、参列者一同でお茶とお菓子をいただきます。
新命住職、後堂老師には「特別に吟味」されたお菓子が用意されました。



二日目も見事に好天に恵まれました。
配役寺院集合時刻に山門から東の方向を眺めると、朝日が昇ってきました。
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○安下処(あんげしょ)供養諷経・稚児行列
住職として寺に入る前に、旅の疲れをとり、身支度を整える場所を安下処といいます。ここで先祖供養のお経をあげます。
安下所は寺院から1キロほど離れた場所に位置します。
堂々とした長屋門のある立派なお屋敷です。
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集合場所から安下処に向かう稚児たち。

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安下処で整列し、出発!
1キロを超えるちょっとした旅路です。

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山門に到着したお稚児さんたちは洒水を受けます。

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○晋山式
住職は本山(曹洞宗)の管長様から新しく命を受けて寺に入山しますので新命と呼ばれます。新命は山門で法語を唱え、太鼓の響きとともに仏殿内に入り、各ほとけ様に法語を唱えて就任の挨拶をいたします。
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○晋山開堂
新命住職が須弥壇上に上り、問答を行います。問答の成果を証明する白槌を担当する役を白槌師といいます。

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○首座法戦式
首座(しゅそ)という修行僧のリーダーは、得度を終えた僧侶が二番目に迎える関門で、この式中は住職に代わって説法を許され、問答を受けることができます。 般若心経のあと本則と呼ばれる問答のテーマが唱えられます。
首座は諸老師に説法のご挨拶に回り、新命住職から竹篦という弓を預かり、いよいよ問答が始まります。

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○檀信徒総回向
新命住職による初めての法要です。
随喜同安居による配役で営まれました。

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○記念撮影
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新命住職様、首座和尚さん、檀家の皆様、関係の皆様、まことにおめでとうございました。
素晴らしい晋山式でした。
いただいたメロンが食べごろになるのが待ち遠しいです。


これまでの晋山結制に関連するブログ記事はこちら

投稿者: kameno 日時: 17:59 | | コメント (0)

薄雲に浮かぶ富士の姿

秋彼岸の時期、上永谷からはダイヤモンド富士を望むことが出来ます。
ただ、この秋は雲が多かったですね。
彼岸が開けた9月27日、伊豆大島上空から富士山を眺めると、前面に雲がかかってしまっています。
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夕方、上永谷から富士山を望むと、丹沢の山並みは見えるのですが、富士山は見えず。
しかし、日没の時刻を迎え、太陽が富士山に近づいてくるにつれて、山の姿がシルエットのように浮かび上がってきました。

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山頂を覆う雲が無ければ、ダイヤモンド富士が観られたのですが、それは自然現象ですから次の機会を待ちましょう。
ちなみに、雲がないとこのように見えます

 

時々刻々と変化するダイナミックな姿を楽しむことができました。

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日没の時刻には、富士山の姿全体が浮かび上がりました。

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空は次第に紺色に染まっていきます。

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投稿者: kameno 日時: 07:28 | | コメント (0)

大本山永平寺焼香師随行

管内御寺院様の焼香師随行のため、福井の大本山永平寺に行っておりました。

宗務所の職務を終えて、羽田から北陸へ。
眼下に雲に囲まれた富士山を眺めながら北西に向かいます。

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山々に囲まれた永平寺は、朝日が差し込む時刻も遅くなります。
法堂はまだ薄暗い。

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神奈川からの随行寺院も多く、無事円成いたしました。
永平寺は御忌期間中であり、随喜御寺院様を含め、多くの僧侶で法堂が賑やかになります。

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法要後終わって、法堂正面より。
朝の空気が清々しい。

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帰りの飛行機も、離陸直後から富士山が良く見えていました。
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投稿者: kameno 日時: 07:13 | | コメント (0)

国際交流坐禅会2013

オーストラリア・ブリスベンのみなさんの参加による国際交流坐禅会が貞昌院で開かれました。
地域の国際交流の会 KIRA=Kaminagaya International Relationship Association が中心となり、今年で17年目になります。 

今回のプログラムは
・ガイダンス
・本堂にて坐り方の説明
・坐禅(20分×2チュウ)
・琴とフルートの演奏会
・ランチ 
・茶道体験
という流れになっています。

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まずは本堂でお寺についての説明の後、代表2人に出ていただき、坐禅の練習。

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いよいよ本番です。

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真剣に坐禅を行じました。
境内は雨模様でしたが、心地よい雨音が堂内に広がります。

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坐禅のあとは、琴とフルートの演奏会。
和音階と洋音階のチューニングで、日本の曲や羽生の宿、ディズニーメドレーなど親しみやすい曲を皆で楽しみました。

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ランチを挟んで、午後は浴衣の着付け。
クールな衣装に、ちょっとした撮影大会になりました。

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グループごとにお茶のお点前。

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抹茶が美味しいと、とても好評でした。

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鯉の泳ぐ池や水琴窟を楽しんでいただいたり・・・
日本文化にたっぷり親しむ一日はあっという間に過ぎていきました。

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文化の理解というのは、実際にそのものに触れて体験するということが大切だということ感じます。
KIRA役員の皆さん、お疲れ様でした。

明日は東京見学、そして明後日は地元小学校との交流会と日程は続いていきます。

投稿者: kameno 日時: 18:50 | | コメント (0)

南大東島のシュガートレイン復活へ

南大東村が鉄道“シュガートレイン”の復活を計画

南大東村はサトウキビを運搬するため1983年まで島内を運行していた鉄道「シュガートレイン」の復活を計画している。観光客の増加を図ることが目的。一括交付金を活用した「シュガートレイン夢復活実現事業」を本年度に開始し、路線距離や車両数、発着点などを検討している。運行形態が決まり次第、2014年度に着工し、15年度の完成を目指す。実現すれば、県内離島で唯一、さらに全国最南端の鉄道となる。
1900年の開拓以来、南大東島はサトウキビ産業を主に営んできた。刈り取ったサトウキビを港や製糖工場に運ぶため、約30キロの線路を敷設した。
仲田建匠村長は「シュガートレインは南大東島の産業振興の立役者だ。歴史的遺産として残し、観光振興につなげたい」と話した。
同村では16年に蒸気機関車が導入された。沖縄戦を乗り越え、戦後も走り続け、79年にディーゼル機関車に切り替わった。客車を取り付けた時期もあり、島民の暮らしに密着していた。だがトラック輸送が台頭し、83年の製糖期を最後に廃線となった。線路もほとんど撤去されている。
鉄道に詳しいエッセイストのゆたかはじめさんは、シュガートレインに乗車した経験がある。「うれしい話だが、実現は容易ではない。観光のみの側面を考えると厳しい。サトウキビ産業が危機に直面しているが、後ろ向きに捉えないで、これを機会に全く新しい知恵を絞ってほしい」と提言した。(琉球新報2013年9月22日)


沖縄県には鉄道が無いという先入観的イメージがあります。
けれども、たとえば沖縄本島では、大正時代に軽便鉄道、路面電車、馬車鉄道といった数々の鉄道が走っていました。
昭和初期にはバス路線の発達により、路面電車と車軌道は廃止され、太平洋戦争の影響で鉄道も廃止となりました。
アメリカによる統治下では、道路整備が優先されたため、鉄道が再び整備されることはありませんでした。
ようやく2003年になり、ゆいレール(モノレール)が開業し、沖縄県唯一の鉄道となっています。

歴史を紐解いてみると、沖縄県で一番最初に鉄道が引かれたのは沖縄本島ではなく、南大東島でした。
南大東島では、今から113年前、1900年に移住した玉置半右衛門ら23人がサトウキビの栽培をし、その運搬手段として手押し運搬車のための軌道を敷設したことが、沖縄県初の鉄道となっています。
1902年には1ft6in(=457mm)の手押し軌道を敷設に着手し、1903年には路線延長2.6kmになっていました。
1910年には合名会社玉置商会が設立され、事業規模の拡大とともに軌道も延長され、さらにサトウキビ事業が東洋製糖株式会社に引き継がれると、軌道幅2ft6in(=762mm)の蒸気機関車(シュガートレイン)の線路が整備されました。
1927年頃には約30Kmに及ぶ軌道が敷設されていました。
各種資料により、当時敷設されていた鉄道路線を、現在の地形図に落として作成してみました。

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このように、製糖工場を通り島を一周する一周線、サトウキビ畑から収獲物を集める支線、そして港に積み出すための西線、亀池線という路線が整備されていたことがわかります。
しかし、第二次世界大戦により、南大東島は日本軍の飛行場が造成され、サトウキビ畑は芋畑へと転換されてしまいます。
終戦間際の1943年には、アメリカ軍の空爆により、島の施設の大半が被害を受けてしまいました。
戦後、琉球列島米国軍政府より大東島における甘藷栽培の許可が降り、1950年には大東糖業株式会社が設立され、廃墟となった大日本製糖の工場施設が復旧され、翌年には製糖工場が操業を開始しました。
シュガートレインも復活し、蒸気機関車からディーゼル機関車と置き換えられ、南大東島の鉄道は1983年まで使用されていました。
それ以降はトラック輸送に切り替えられ、鉄道は廃止となりました。


下写真はサイパン島に屋外展示してあるシュガートレインの蒸気機関車。

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このような列車がのんびりとサトウキビ畑の間を走っていたのです。

南大東島の線路は、現在はほとんど撤去されてしまっていて、復活はかなり困難だと思いますが、かつての情景が観られることを楽しみにしています。

投稿者: kameno 日時: 08:21 | | コメント (0)

永谷天満宮子供神輿

秋彼岸3日目、3連休の真ん中の日曜日を迎えました。 
この日、永谷天満宮で秋の例祭(秋祭り)が行われています。
午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。

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午前9時半集合。たくさんの子供たちが集まりました。

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神様を御神輿にお迎えし、御払いの後、二礼二拍手一礼

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お神輿に御神体が乗せられて、いよいよ出発。

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わっしょい、わっしょい
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わっしょい、わっしょい

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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。

午後からは境内に屋台が並び、舞台では演芸大会が開催されます。

投稿者: kameno 日時: 14:25 | | コメント (0)

秋彼岸の三連休

秋彼岸の2日目、今日から3連休の方も多いことでしょう。
たくさんの方がお墓参りに来られました。

隣の永谷天満宮では、三連休の中日(9月22日・日曜日)に行なわれる秋のお祭りに向けて、屋台が並び始めました。

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東の空、島越付近の山の端からは真っ赤な月が静かに昇りはじめました。

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これから日を追うごとに次第に欠けていきます。

投稿者: kameno 日時: 19:51 | | コメント (0)

今日から秋彼岸

昨晩から今朝にかけて、満月の中秋の名月を観ることができました。
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昇りはじめた満月が、やわらかな光を太陽光発電パネルに落としています。
これだけ明るい光なので、月光でも(僅かですが)発電が出来るのです。

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早朝には、富士山に沈む中秋の名月を望めました。
ほとんど真西に沈む名月。
彼岸の世界はこちらの方向にあるのでしょうか。

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今日、9月20日から一週間は秋彼岸となります。
境内の彼岸花も次々と花開いています。
お墓参りには良い天気が続きそうですね。

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投稿者: kameno 日時: 07:45 | | コメント (0)

中秋の名月にむかうパール富士

9月19日のGoogleトップページの写真がお月様の写真になっています。

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空を見上げると、月齢14の月が輝いていました。
雲ひとつ無い快晴の夜空を明るく照らし出しています。

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夜明けの時刻が近づいてくると、月は西の空に沈んでいき、地平線に近づくにつれて紅く染まります。

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月の兎の頭を下にして沈む瞬間、それまで見えなかった富士山の形が浮かび上がってきました。

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上永谷では、今日、富士山の頂上に丸い月が沈むパール富士が観られました。

富士山頂、山の端の形状が良くわかります。

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月が沈むと、急速に周囲が明るくなっていきました。

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まもなく夜明けです。

次に昇ってくる月が中秋の名月です。
天気が良さそうなので、美しい名月を望めそうですね。

投稿者: kameno 日時: 05:29 | | コメント (0)

台風一過のダイヤモンド富士

日本列島を縦断していった台風18号の影響で、各地に大きな被害が出ているようです。
被害にあわれた皆様方には心よりお見舞い申し上げます。

横浜では、昼過ぎまで激しい風雨に見舞われました。
午後になると、ようやく風は次第に収まり、青空が見えてきました。

夕方、時間を見つけて、ダイヤモンド富士の見えるポイントへ。
相模川にかかる相模銀河大橋からの光景です。
だんだん陽が沈んできました。

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湘南銀河大橋は斜張橋です。
斜めに張られたワイヤーケーブルの造形が美しいですね。

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ついに富士山の頂上に太陽が。

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だんだんと日が暮れていきます。

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東の空を振り返ると、月齢10.6の月が昇っていました。

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今週土曜日は満月、そして中秋の名月となります。

投稿者: kameno 日時: 19:48 | | コメント (0)

台風18号接近中

台風18号が北上し、本州に接近しています。
横浜では、未明から午前中にかけて土砂降りの雨となりました。

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昼近くになると一転、青空が見え始め、次第に良い天気となりました。
ただし、雲は早い速度で流れています。
台風の接近に伴い、天気の急変が予想されますので充分な注意が必要です。

玄関前のススキの穂がだいぶ伸びて来ました。
秋も深まっています。

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ベランダのアサガオは、種の収獲も終わり、茎を切っておいたのですが、そこから花を咲かせました。

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なんという生命力なのでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 14:47 | | コメント (0)

2013ゆめ観音アジアフェスティバル(3)

ゆめ観音 平和宣言

「核兵器もない/戦争もない/平和な世界を」
これは大船観音の「平和の碑」に刻まれている長洲元県知事のことばです。
世界中すべての人が、等しく幸せな平和の日々を送ることを願っています。しかし、皆が幸せな平和な世界を願いながらも、それぞれが正当を主張し、武力を持ってぶつかり合う時、お年寄りや子供たちのような弱い多くの人々が犠牲になります。友を失い、愛する人を失って、かけがえの無い人間の一生が無惨に踏みにじられてしまいます。
大船の丘から街を見守る、この白衣観音像は、1929年、世界の恒久平和を祈願して建設が始まりました。
しかし、建設途中で日本は第二次世界大戦に突入し、工事は中断されました。 戦後になっても建設半ばで放置されてしまい、大船観音が完成したのは戦後15年、今からちょうど50年前のことです。
敗戦を経て建立された大船観音建立の意義は、アジア各国へ与えた数々の過ちを繰り返してはいけない。今度こそ、観音菩薩の慈悲によって平和を祈願し、世界から戦争を無くすことを誓うことであると考えます。

平和は、政治的、経済的、軍事上の契約だけによって保障されるものではありません。最終的には人々の一致した誠実なゆるぎない取り決めによって築かれるものです。年齢、性別、社会的地位、宗教的帰属、または文化的背景の違いを超えて、私達一人一人が、平和な世界を創ることを求めれられています。

平和は、私たちの行動、態度、日常の行為を通してのみ達成できます。平和はすべての人が分かち合う、普遍的で私したちに共通する人間性に不可欠なものであることを認識し、私たちはそれを行動に移していくことを誓います。
第15回を迎える「ゆめ観音・アジアフェスティバル」のこの大船の地からアジアに向けて、そして、全世界に向けて、人権の尊重と平和な暮らしが共有され安心して暮らせることを願い、ここに平和のメッセージを発信いたます。

平成25年9月7日 ゆめ観音実行委員会


 


ゆめ観音の舞台では、アジアの様々な国、地域による平和の祈り、舞踊、音楽が披露されました。
夕暮れ、午後6時45分からは万灯供養法要が営まれました。

 

■万灯供養法要差定(式次第2013年版)
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差定
1.大梵鐘打出九声
1.殿鐘三会
1・散華荘厳

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舞台の周囲には平和の火が広げられ、宗派を超えた僧侶たちにより散華が撒かれ、場が清められます。

1.七下鐘導師(大導師・検経師・焼却師)上殿着座
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大導師 大船観音寺住職 大本山總持寺監院 乙川暎元老師(代・石田副監院老師)
検経師 大本山總持寺副監院 石田征史老師・村田和元老師 (代・第五教区長 北見秀明老師)
焼却師 神奈川県第二宗務所第五教区長 北見秀明老師(代・ 馬場義実老師)

 
1.読経(般若心経)

1.読経(仏陀神呪)
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1.配塔婆(法華頓写)
来場いただいた皆様より祈願文が書かれた経木塔婆が、両班の僧侶に配られ、経文が書き加えられます。
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1.収塔婆
経文が書き加えられた経木塔婆が集められ、検経師、大導師に届けられます。

1.舎利礼文三遍(読経中三拝)
1.拈香法語
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1.献茶湯・塔婆焼却 

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経木塔婆は焼却師により焼却供養塔に入れられ、松明によりお焚き上げの焼却供養が同時進行で行われます。

1.世尊偈行道三匝

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焼却供養塔三界萬霊等の周りを読経しながら行道します。

1.回向
1.大導師法話
1.散堂
 

法要で灯された蝋燭の残りは、ゆめ観音終了後、会場の皆様にお持ち帰りいただきました。

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同時進行により、参道石階段、平和の火の塔の周りもキャンドルの輝きに包まれました。

 

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万灯供養法要途中で、大船の街から打上花火が上がっているのが良く見えました。

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この夜に、2020年オリンピック開催都市が決定されます。
万灯供養に寄せられた祈願の中に、東京開催の願いを込められたかたも少なからずいらっしゃったのではないでしょうか。

今朝は東京オリンピック開催決定の嬉しい映像が届きました。
本当におめでとうございます。

オリンピックも平和の祭典です。
日本が開催国として選定された一つの理由は、戦後68年間、戦争を引き起こしていない国であるということもあるのではないかと感じています。
冒頭の平和宣言にありますように、平和は、私たちの行動、態度、日常の行為を通してのみ達成できます。
さらに、平和はすべての人が分かち合う、普遍的で私したちに共通する人間性に不可欠なものであることを認識し、これからも、それを実践、行動していくことが求められています。

 

2020年の東京オリンピックを心より楽しみにしています。

投稿者: kameno 日時: 11:48 | | コメント (0)

2013ゆめ観音アジアフェスティバル(2)

第15回 ゆめ観音アジアフェスティバルin大船
出店・出展編です。

 

 

インド政府観光局(インド観光案内)

アショカ(インド料理)
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地球市民ACTかながわ

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ハイチの会 セスラ(ハイチ支援グッズ)
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スカイテック(環境展示)
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ベトナム仏教信者会(ベトナム料理・仏具)

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ブリッヂ フォー ピース(戦争体験展示)
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ヘナボディーアートMEW(メヘンディー・ヘナアート雑貨)

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大船千体仏教室

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大船やきそば・たこやき

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のんのん(大船おにぎり)

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大船観音寺ブース
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INDIA HANDCRAFT(インド雑貨・民芸品)
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投稿者: kameno 日時: 09:35 | | コメント (0)

2013ゆめ観音アジアフェスティバル(1)

第15回 ゆめ観音アジアフェスティバルin大船 が開催されました。

開催日時 2013年9月7日(土) 11:00~21:00
開催場所 大船観音寺 (鎌倉市岡本1-5-3:JR大船駅西口・湘南モノレール大船駅から徒歩5分)
白衣観音像前ステージ 及び 境内

主催 | ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・第五教区)
後援 | 鎌倉市

速報的に記録写真を掲載いたします。
まずはステージ編です。

 

開会宣言・来賓挨拶

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KOKANEE(カナダ育ちのユニット)
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刈川圭祐(ピアノ弾き語り)
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sora(オーガニックアコースティックデュオ)

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桐山日登美(インド古典舞踊)
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カラフルリップス(浴衣パフォーマンス)
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丸義会(津軽三味線 民舞)
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チョムロム ナータシン タイ(タイ舞踊)
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happinus(湘南発 尺八ギターパーカッショントリオ)
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SAKARAK(カンボジア舞踊)
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小山貢憲会(津軽三味線)
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在日ベトナム仏教信者会(仏教音楽)
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万灯供養法要(平和祈願法要)
<別枠で報告>

 


Ethno-Exotica Vaudeville(多民族的ヴォードヴィル☆エンターテイメント)
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投稿者: kameno 日時: 02:30 | | コメント (0)

永野の昔 郷土カルタ

地元のグループで、地域のカルタ『永野の昔カルタ』が作られています。

下書き段階で、貞昌院で披露していただきました。

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読み札も絵札も手作りの愛着の沸くつくりとなっています。
テーマは永谷に限定し、ほぼ半径1キロ程度の一昔前の様子を描いています。

カルタだけではなく、絵本バージョン、資料バージョンなど様々な工夫がなされてまもなく完成の見込み。

出来上がりがとても楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 20:44 | | コメント (2)

薬師墓地工事進む

貞昌院墓地のうち、上永谷駅近くにある薬師墓地の工事が進んでいます。
墓地入口の法面山留めとしての石積み、そしてツツジの植え込みが行なわれました。

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これまでよりも随分すっきりしました。
ツツジの季節には綺麗な花々がお墓参りの方をお迎えしてくれることでしょう。

今回、一部藪の間伐を見送った場所があります。
この↓石積みの上の部分です。

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注意深く観ると、ヒヨドリが巣を作って、親鳥が抱卵しています。

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工事の音にもビクともせず、堂々と巣を守っています。
この部分の間伐は、雛が巣立ってからに延期しました。

投稿者: kameno 日時: 08:24 | | コメント (0)

法人土地・建物基本調査

この夏、貞昌院に「平成25年 法人土地・建物基本調査」調査票が届きました。

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「法人土地・建物基本調査」は、法人の土地や建物の所有状況や利用状況を総合的に把握するための調査で、平成5年に開始、5年おきに実施されています。
すなわち、今回は5回目に当たります。

調査対象は統計的手法により抽出された約49万法人ということです。
日本の法人数は、国税庁のサイトによれば、約260万社(決算書を提出した法人)ということなので、調査対象になる確率は20%程度ということでしょうか。

それにしても、貞昌院では平成10年にも同調査に回答していますので、またか!という感じです。

しかも調査項目が、以前に比べてかなり詳細になっています。
回答するのがかなり大変・・・・

まあ、学術調査資料としても有用な調査だとは思いますので、今回もきっちり回答させていただきました。
回答はインターネット経由にて。

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きっと、この回答シートマクロを作成するために少なからず税金が投入されているはずなので、使わないともったいないです。
郵送料や、テータ整理の人件費(税金)も節約できます。

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記入が終わり、チェックボタンをクリックすると、シートの記述ミスを指摘してくれます。
二箇所入力しなおして、データを送信。

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無事送信され、受付完了となりました。


回答データの生成からデータ送信のあたりは、説明がやや足りず、もしかしたら戸惑う方が多いかもしれないですね。
もう少し一般向けにわかり易く誘導ずるシステムにするべきだと感じました。
要改善ですね。

投稿者: kameno 日時: 07:46 | | コメント (0)

栗の収獲

墓地参道に植えている栗の木に、今年も沢山の栗の実が成りました。

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今年は記録的な高温と降雨量が少ないためか、小ぶりの実が目立ちます。

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日射量は多かったのできっと甘い栗となっていることでしょう。
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落下した実は、参道の斜面を自然に転がり落ち、一箇所に集まっていきます。
収穫はとても楽です。

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収穫後は、渋皮煮などにする予定です。

投稿者: kameno 日時: 23:42 | | コメント (0)

炉 正午の茶事

貞昌院茶室・如是庵で炉正午の茶事が行われました。
炉・正午の茶事は、茶事の基準であり、正式なものです。
昼前から数時間かけて、懐石とともに濃茶と薄茶で客をおもてなしします。
今年は小間を使用したため、2回に分けて2日間行なわれました。

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入来
客は寄付(今回は客殿の和室)にて到着帳に記帳、亭主の案内を待ちます。

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外露地から庭中で亭主の迎え付けへ

初座⇒席入り⇒炭点前

蹲踞で手と口をきよめ、躙口から茶席に入ります。
拝見をおわって着座、炉の炭をつぎ、香を炉に焚きます。

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懐石

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※明るく写っていますけれど、実際はかなり暗いです。
※「暗闇ごはん」のように五感を研ぎ澄ましていただきます。

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中立ち⇒後座

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濃茶

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■関連ブログ記事
朝の茶事2010

口切りの茶事
朝の茶事
炉の正午茶事

投稿者: kameno 日時: 00:08 | | コメント (0)

次の満月は中秋の名月

まだまだ残暑が続きます。
夕方、爽やかな風を求めて、海辺に行ってきました。
(貞昌院からは環状二号線を東に4キロほど行くと、東京湾が見えます)

沖合いには、貨物船が盛んに行き交っています。
この大きな船はHONDAの輸出専用の貨物船ですね。

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日没を迎えるころ、東京湾の向こうから真ん丸い月が・・・・
  ↓写真中央が真東。そのやや右側に月があります。
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東の空にかかる薄い雲の向こうから昇ってきました。

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貞昌院の太陽光発電パネルにもやわらかい光を落としています。
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来月は中秋の名月となります。
ちょうど彼岸の時期と重なりますね。

投稿者: kameno 日時: 20:57 | | コメント (0)

秋の気配

暑い日が続きます。
それでも、朝夕はかなり気温が下がってきました。

天神山は秋の虫の大合唱となります。
日中は赤とんぼが境内をぐるぐる旋回しています。

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そういえば、雲の形も秋のうろこ雲になってきました。
自由に飛び回るとんぼたち。
その飛行能力の高さに驚かされます。
急旋回したり風に流されるままに飛行したり、足をきちんと折りたたんで飛ぶ姿は実に精悍です。

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月がだんだんと満ちてきました。

8月21日が満月。
その次の満月、9月19日が中秋の名月です。
中秋の名月=満月とは限らない のですが、今年の中秋の名月は満月となります)

投稿者: kameno 日時: 07:44 | | コメント (0)

鬼灯と天道虫

境内には鬼灯(ほおずき)が自生しています。
鬼灯は、お盆の時期には、実がこのように赤くなり、ご先祖さまのみ霊をご家庭に導く道しるべの役割を果たします。

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よく観察すると、天道虫(ニジュウヤホシテントウ)がムシャムシャと鬼灯の葉や実を食べている様子が見られます。

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ニジュウヤホシテントウはナスなどを食い荒らす害虫なのですが、鬼灯に関してはちょっと違った見方もできます。

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食欲旺盛なニジュウヤホシテントウに食べ尽くされていくと・・・・

数日後には、このような↓ブログ記事のような芸術作品が見られるはずです。

ほおずきの造形美

 

境内にはアキアカネが盛んに飛び回るようになりました。
朝夕には秋らしさが見え始めています。

投稿者: kameno 日時: 14:34 | | コメント (0)

盆送りの夜


8月盆も15日を迎えました。
各家にお招きしていたご先祖様、有縁無縁のみ霊たちを彼岸の世界にお送りいたします。
この盆送りの夜には送り火を焚いてお送りする習慣がありますが、その日程に関しては、15日の夕方あるいは、京都の大文字焼きに代表されるように 16日の夜というところもあります。
また、15日の深夜という場合もあります。このように送り火の時期に関しては様々ですので、その御家庭の伝統を重視するのがよいでしょう。

送り火としては、玄関前で焙烙(ほうろく)の上で麻幹を焚いたりします。
さらに、送り提灯と言って、墓地まで御盆棚に掲げた提灯や灯籠をお供えに行く地域もあります。
灯籠流し(精霊流し)も送り火の一種です。

かつては旧暦でお盆の行事が行なわれていましたので、送り盆の日は満月と決まっていました。
一晩中明るい夜を通してご先祖様と踊り明かしたのが盆踊りです。

しかし、現在では太陽暦を用いているため、必ずしもお盆が満月とは限りません。
今日は、月齢8の半月。
昼過ぎから月は昇り始め、午後の青空に薄く浮かんでおりました。

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宵が深まるにつれて、半月はくっきりと浮かび上がります。
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貞昌院の墓地から西の空に沈みつつある月を眺めると、このような感じです。
次第に西の空に沈んでいきます。

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このころ、境内は蝉の声から虫の声に移り変わっていました。
残暑が厳しいとはいえ、少しづつ秋の気配が感じられるようになりました。
投稿者: kameno 日時: 22:24 | | コメント (0)

八月盆まっさかり

8月のお盆もピークを迎えました。
棚経では、長男も(部活のため一部になりますが)可能な限りお供で廻らせていただいております。
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檀家のみなさま、いつも暖かく見守っていただきありがとうございます。

今日も暑い一日となりそうです。
体調管理には注意したいものです。

投稿者: kameno 日時: 08:37 | | コメント (0)

今日から八月盆

暑い日が続きます。
首都圏では一日中気温が30度を下回らない所もあり、また昨日は日本の最高気温の記録が四万十市で更新されるなど、猛暑関連のニュースが相次ぎました。
今日も気温が高い朝を迎えています。

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今日から八月のお盆です。

お盆は、長年に渡り各家庭で毎年行われている伝統的な行事であります。
お盆については、こちらにまとめてありますのでどうぞご参照ください ⇒お盆の迎え方、精霊棚の飾り方

お盆について分からないことは、お寺に気軽に御相談下さい。
また、その家や地域の伝統やしきたりも大事にした頂ければと思います。



お仏壇の前でお読みする経本を電子ブックにしていますので、こちらも適宜ご利用くださればと思います。

貞昌院では、お盆の時期には初盆を迎えられる方を中心に檀家様の仏壇におまいりさせていただいております。
お伺いした際には宜しくお願い致します。合掌

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投稿者: kameno 日時: 06:22 | | コメント (0)

圓朝忌の牡丹燈籠-怪談夜噺

貞昌院本堂にて、さややか寄席ー怪談夜噺が開催されました。
今日は、全国的に記録的な猛暑となり、蒸し暑い一日となりましたが、少しでも涼しく過ごす工夫としての夜噺の開催です。
お寺の本堂に講座を作り、堂内を薄暗くして、蝋燭の炎を灯し、その中での怪談夜噺です。
金原亭馬治師匠に古典落語「牡丹灯籠」を演じていただきました。

さわやか寄席-怪談夜噺
金原亭馬治(キンゲンテイウマジ)独演会

日時 平成25年8月11日(日曜日) 午後5時より
場所 貞昌院 本堂にて

 

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本堂の照明を落とし、高座の前に蝋燭を灯しました。

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カラ~ン、コロ~ン・・・・・

独特の間が良いですね。

『牡丹燈籠』は、三遊亭圓朝(1839-1900)によって中国明代の小説集『剪灯新話』の『牡丹燈記』を元に落語の演目として創作された怪談噺です。
仇討や母子再会など、多くの事件と登場人物が複雑に絡み合う一大ドラマであり、長編の落語であるため、来年続編を演じていただくことになりました。

 


この8月11日は、三遊亭圓朝の命日でもあります。
幕末から明治にかけて落語界の大看板、圓朝師匠の『牡丹燈籠』を、この特別な日に堪能することができました。

三遊亭圓朝は禅の実践者でもあり、幕末三舟の一人、山岡鉄舟の下で禅修行を重ねていました。

山岡鉄舟、三遊亭圓朝の菩提寺である東京・谷中の 全生庵(臨済宗国泰寺派)では、圓朝忌にちなみ、8月の間、圓朝遺愛の幽霊画コレクションを公開しています。
この機会に、ご覧になることをお勧めし、ご案内いたします。

投稿者: kameno 日時: 03:35 | | コメント (0)

第2回子ども落語教室

先月開催した 第1回 子ども落語教室に参加した子どもたちの中から、深く落語を学びたい子どもを個別指導していただく形式で、第2回の子ども落語教室が開催されました。
先生は金原亭馬治師匠です。

まずは、本堂で本尊さまにご挨拶。

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話し方や、所作進退について、基本を個別指導していただきました。

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高座への上がりかたの実践指導。
頭を下げるときには、外見だけでなく「心」もきちんと下げるように。
一人ひとり高座に上がってから下りるまでをやってみます。

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一人づつ、話し方の実践。

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このような形で、落語教室が進められていきました。

今後、定期的に子ども落語教室を行なっていきます。
とても贅沢な教室です。
落語に興味のあるお子さんは、是非ご参加くださいますことをお勧めします。


■関連ブログ記事
第1回 子ども落語教室報告

投稿者: kameno 日時: 02:30 | | コメント (0)

涼をを呼ぶ江戸の知恵

内陸で40度近く、猛暑日数は今世紀最多か
全国概況
きょうは、この夏の暑さのピークで、強烈な暑さでしょう。関東から西は35度以上の猛暑日地点がきのうよりさらに増えて、21世紀に入って最も多くなる予想です。甲府や埼玉県の熊谷など、内陸部では40度近くまで上がる所もある見込みです。熱中症に厳重な警戒をしてください。東北北部や北海道は昼ごろまで激しい雨の恐れがあり、引き続き土砂災害に注意が必要です。
(Yahoo!ニュース 天気概況 2013/8/10)


今日は特に日本全体が猛烈な暑さに包まれ、今世紀に入って最も多くの地点で猛暑日が記録されそうです。
熱中症には注意が必要です。
とにかく、こまめに水分や塩分をとったり、節電の夏とはいえ、無理をせず効率的にクーラーを使いましょう。


暑い夏、日本では気温に加えて湿度の高さが不快指数をさらに押し上げる要因となっています。
クーラーのない時代は、様々な工夫をして日本の暑い夏を乗り越える工夫がされました。

今日は、暑さを乗り越え涼を呼ぶ江戸の工夫を2つご紹介します。


その一つが水琴窟です。
貞昌院では、裏山から導かれる湧き水により、ほんのりと清風が届きますし、その湧き水が生み出す、まさに「琴」のような音色は、五感を刺激して涼しさを演出してくれます。
江戸時代に考案された水琴窟は、手水鉢の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けです。

江戸時代には、全国的に普及していたようですが、明治に入ると、その存在が一時期忘れられほど減少してしまいます。
近年になり、水琴窟の効果が見直されつつあるようです。

今朝収録したての水琴窟の音をお楽しみください。


二つめは、怪談夜噺。

明日(8月11日 日曜日)午後5時より、貞昌院本堂を会場として、落語の怪談夜噺「牡丹灯籠(ぼたんどうろう)」を開催いたします。
好評だった昨年に続き、2回目の怪談夜噺となります。

お寺の建物は、涼しく過ごすための工夫がたくさんなされています。
怪談夜噺をするにはもってこいの環境です。

この貴重な機会に、是非多数のご来場ご参加をお待ち申し上げます。

さわやか寄席-怪談夜噺
金原亭馬治(キンゲンテイウマジ)独演会

日時 平成25年8月11日(日曜日) 午後5時より
場所 貞昌院 本堂にて
木戸銭 800円


牡丹灯籠(ぼたん どうろう)は、中国明代の小説集『剪灯新話』に収録された小説『牡丹燈記』に着想を得て、三遊亭圓朝によって落語の演目として創作された怪談噺である。『牡丹燈記』は、若い女の幽霊が男と逢瀬を重ねたものの、幽霊であることがばれ、幽霊封じをした男を恨んで殺すという話で、圓朝はこの幽霊話に、仇討や殺人、母子再会など、多くの事件と登場人物を加え、それらが複雑に絡み合う一大ドラマに仕立て上げた。圓朝没後は、四代目橘家圓喬・五代目三遊亭圓生・六代目三遊亭圓生・五代目古今亭志ん生・初代林家彦六など歴代の大真打が得意とした。
明治25年(1892年)7月には、三代目河竹新七により『怪異談牡丹灯籠』(かいだん ぼたん どうろう)として歌舞伎化され、五代目尾上菊五郎主演で歌舞伎座で上演されて大盛況だった。以後、演劇や映画にも広く脚色され、特に二葉亭四迷は圓朝の速記本から言文一致体を編み出すなど、その後の芸能・文学面に多大な影響を与えた。
(Wikiペディア「牡丹灯篭」項より)

この古典落語「牡丹灯籠」を、金原亭馬治師匠に演じていただきます。
お寺の本堂に講座を作り、堂内を薄暗くして、蝋燭の炎を灯し、その中での怪談夜噺です。

是非、多くの方にご来場いただきたく、ご案内申し上げます。

 


水琴窟の響き(2012年に録画)
1/fゆらぎ 水琴窟
水琴窟の音の出るしくみ
水琴窟設置しました
電子音が溢れているけれど
発車メロディーの原点は禅寺にあり

さわやか寄席-怪談夜噺(2012年の怪談夜噺)

投稿者: kameno 日時: 10:25 | | コメント (0)

沢蟹の赤ちゃんが誕生

今日は朝から好天となり気温が高い一日となりました。

日本列島を高気圧が覆い、これからも暑い日が続きそうです。

貞昌院で一番涼しい場所、本堂裏の池にそそぐ清流では、今年もたくさんの沢蟹たちが誕生し活発に動き回っています。

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↑どこにいるか判りますか?

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水面から眼を出して、こちらの様子を伺っています。

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手に取ると、こんなにも小さい!

貞昌院の裏山から湧く清流にはさまざまな生き物が棲息しています。
その中でも、沢蟹は清らかな水質にしか棲息できないため、「きれいな水(I)=上流域の渓流環境」を示す指標生物に指定されています。

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また、湧き水は一年を通して温度が一定のため、夏はとても涼しい場所になっています。
貞昌院の美しい水辺環境をいつまでも守っていきたいものです。


■関連ブログ記事

2012年の沢蟹たち
沢蟹と戯る
沢蟹
沢蟹の赤ちゃん

投稿者: kameno 日時: 12:06 | | コメント (0)

町内会夏祭り・盆踊り

平成25年度、恒例の町内会盆踊り大会が地元小学校を会場として開催されました。

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昼の時間には、地域の中学校吹奏楽部や地元サークルによるバンド演奏もあり、日が暮れる頃には盆踊りや出店もますます賑やかになってきます。

夜の部には、小学校の先生たちがバンド演奏のバックダンサーで参加。
サザンの『HOTEL PACIFIC』で盛り上がりが最高潮に!

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■昨年の様子はこちら
町内会夏祭り・盆踊り

投稿者: kameno 日時: 23:09 | | コメント (0)

ハグロトンボ

この時期、貞昌院境内でハグロトンボを見ることができます。
胴体が鮮やかな緑に輝くのはオスのトンボです。

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ふわふわ、ゆったりとした優雅な飛翔です。

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今日は蒸し暑い一日でした。
ハグロトンボは、木陰で体温を下げるため羽をパタパタと羽ばたかせていました。

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投稿者: kameno 日時: 02:03 | | コメント (2)

定例坐禅会

貞昌院では毎週木曜日の朝、坐禅会を行っています。
今年も早いもので、もう8月に入りました。

夏至も過ぎ、徐々に日が短くなっていることが実感できます。

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坐禅会には早朝にも拘らず、多くの参加をいただいています。
夏休みに入り、お子さんの参加もあります。

※坐禅会はどなたでも参加歓迎します。 坐禅会へは右フレームの予定表を参考にお越しください。


坐禅会の最後に、現在は修証義を読んでいます。
今日からは第4章 発願利生 に入りました。

投稿者: kameno 日時: 01:38 | | コメント (0)

おせがき巡回

近隣の組寺(教区寺院)での大施餓鬼(おせがき)法要の日程が進んでいます。
貞昌院は7月26日というように、それぞれの寺院ごとに日程が決まっています。
この日は藤沢のC寺様。
境内に見事な蓮の花が咲いていました。

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お寺ごとに個性があって、また様々な工夫があり、とても刺激になります。
控室の前には涼しげな水槽があったり。

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ピーチ?意外に物知りかも・・・・・・

おせがきの日程は前半がほぼ終わり、後半の8月の日程に入っていきます。

投稿者: kameno 日時: 08:43 | | コメント (0)

大施餓鬼会・馬頭琴演奏会報告

平成25年7月26日、恒例の貞昌院大施餓鬼会が営まれました。

昨年は猛暑日の中の施餓鬼でしたが、今年は蒸し暑いながらも昨年に比べると過ごしやすい一日でした。
今年も多くの参拝をいただきました。

 

法要に先立ち、セーンジャーさんによる馬頭琴の演奏ををいただきました。

貞昌院大施餓鬼会特別公演 
馬頭琴演奏会

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堂内に馬頭琴の音色が響き渡ります。
日本の楽曲も多数演奏いただきました。

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本堂正面の精霊棚には、檀家の皆様のご先祖様、そして普(あまね)く御霊(みたま)をお迎えし、ご供養の法要を営みます。
貞昌院大施餓鬼会特別公演は、参列された皆様も、ご先祖様も、全ての御霊も一緒に楽しんでいただくことを主旨としています。 

引き続き 施餓鬼会法要。

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法要の写真はI師に撮影いただきました。


多くのご参列を戴きありがとうございました。
また、ご随喜のご寺院様・世話人の皆様には塔婆の配布、片づけまで有難うございました。

投稿者: kameno 日時: 23:07 | | コメント (0)

大施餓鬼会法要準備

明日(7月26日・金曜日)、貞昌院大施餓鬼(おせがき)法要と馬頭琴演奏会が行われます。

■貞昌院大施餓鬼会・演奏会
平成25年7月26日 金曜日

■午後1時30分より セーンジャーさんによる モンゴル伝統楽器馬頭琴演奏会~
■午後3時より 大施餓鬼会法要

準備も佳境を迎えました。

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ここ数日涼しい日が続いています。
時折パラパラと雨が降ったり止んだり。


年6回行なっている草刈清掃作業のうち、大施餓鬼(おせがき)直前の清掃も終わりました。
このようにスッキリした墓地環境になっています。
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明日は過ごしやすい中での大施餓鬼となるのではないかと思います。
皆様のお参りをお待ち申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 13:03 | | コメント (0)

第1回 子ども落語教室報告

貞昌院本堂を会場とした第1回子ども落語教室が開催されました。
講師は金原亭馬治師匠です。
地域の子どもたち、親子連れなど約40名が集まりました。

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当初は10名程度の募集だったのですが、第1回目は広く多くの方に落語を知ってもらい、2回目からはその中から深く落語を学びたい子どもを個別指導していただく形式としました。
ということで、第1回目はこんなにたくさんの子どもたちに落語に親しんでいただく回となっています。

初めに「本尊さまにご挨拶しましょう」と皆で合掌礼拝。
そして落語の基本所作を幾つか紹介いただき、子ども向けに2席演じていただきました。

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みんなきちんと正座で話に聞き入り、また、ウケもよく楽しい落語教室となりました。

何人かに所作の指導をいただき、実践。

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第1回目のこども落語教室は大いに盛り上がりました。

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馬治師匠を囲んで集合写真。

その後、第二部で本堂の様々な仏具、荘厳についてみんなで学びました。
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第2回こども落語教室は 8月11日午後1時より 貞昌院にて開催いたします。


なお、第2回はマンツーマンの落語教室となります。
限定10名締切ですので、参加希望の方は早めにお知らせください。

「こども落語教室参加希望」と明記の上、参加者氏名、年齢、住所、電話番号を併記し、貞昌院までFAX 045-843-8864 かハガキにてお申込みください。
定員に達し次第締切とさせていただきます。

 


その8月11日の夕方より 納涼会談夜噺が引き続き開催されます。
こちらは、一般向け。どなたでも参加歓迎ですが、やはり事前申込みをお願いします。

納涼 会談夜噺 8月11日開催

お寺の建物は、涼しく過ごすための工夫がたくさんなされています。
怪談夜噺をするにはもってこいの環境です。

この貴重な機会に、是非多数のご来場ご参加をお待ち申し上げます。

さわやか寄席-怪談夜噺
金原亭馬治(キンゲンテイウマジ)独演会

日時 平成25年8月11日(日曜日) 午後5時より
場所 貞昌院 本堂にて
木戸銭 800円
お申込み さわやか港南 045-820-5883 (電話)
または 貞昌院 まで
「怪談夜噺希望」と明記の上、参加者氏名、年齢、住所、電話番号を併記し、貞昌院までFAX 045-843-8864 かハガキにてお申込みください。
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演目は『牡丹灯篭』他。

投稿者: kameno 日時: 16:33 | | コメント (0)

サツマイモ畑日記2013-4

数日の間少し涼しくなり、雨が降ったかと思えば、今日はまた暑い一日になりそうです。
藤の蔓が新しい世界を求めてぐんぐん伸びています。

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この時期、サツマイモ畑の蔓もぐんぐん伸びていきます。
同様に、雑草たちも。
そこで、サツマイモを育てている小学生たちが定期的にやってきて、雑草取りの作業をしています。

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今年の夏は暑そうなので、きっとたくさんのサツマイモが収獲できることでしょう。


■関連ブログ記事

サツマイモ畑日記2013-3
サツマイモ畑日記2013-2
サツマイモ畑づくり

昨年のブログ記事
サツマイモ植付け2012
待ちに待ったサツマイモの収穫

サツマイモまつり

投稿者: kameno 日時: 10:15 | | コメント (0)

7/23 こども落語教室

こども落語教室 7月23日開催

貞昌院本堂を会場に「こども落語教室」開催することとなりました。
先生は、これまで何回か貞昌院本堂で落語を演じていただいた金原亭馬治師匠が担当します。

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本物の古典落語の手法に触れ、話しかたの基本から所作、作法に至るまで楽しみながら教えていただける貴重な機会だと思います。
夏休み体験学習の一つとして、参加してみてはいかがでしょうか。
親子での参加も歓迎します。

日時 平成25年7月23日(火曜日)午後1時 より 2時間程度
場所 貞昌院 (横浜市港南区上永谷5-1-3 ・市営地下鉄 上永谷駅 徒歩5分)
募集人数 こども(小中学生など) 10人
参加費 500円(お茶・お茶菓子代として)
主催 さわやか港南・貞昌院
着物、もしくは浴衣でご参加ください
事前申込みが必要です。

「こども落語教室参加希望」と明記の上、参加者氏名、年齢、住所、電話番号を併記し、貞昌院までFAX 045-843-8864 かハガキにてお申込みください。
定員に達し次第締切とさせていただきます。


 

納涼 会談夜噺 8月11日開催


今年の夏は暑いですね!
まだまだ毎日暑い日が続きそうです。
この記録的な暑さを、怪談夜噺で涼しく乗り越えませんか?

今年は、上記こども落語教室のほかに、さわやか寄席・会談夜噺を今年も開催します。
本堂を会場に、ロウソクを灯し、納涼落語を楽しみましょう。

お寺の建物は、涼しく過ごすための工夫がたくさんなされています。
怪談夜噺をするにはもってこいの環境です。

この貴重な機会に、是非多数のご来場ご参加をお待ち申し上げます。

さわやか寄席-怪談夜噺
金原亭馬治(キンゲンテイウマジ)独演会

日時 平成25年8月11日(日曜日) 午後5時より
場所 貞昌院 本堂にて
木戸銭 800円
お申込み さわやか港南 045-820-5883
または 貞昌院 kameno@teishoin.net  まで

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演目は『牡丹灯篭』他。


 

■これまでの記録

新春さわやか寄席 報告
さわやか寄席-怪談夜噺
金原亭馬治独演会報告

投稿者: kameno 日時: 21:12 | | コメント (0)

仏縁

昨日導師をつとめた通夜の際に、懐かしい出会いがありました。
2010年秋の 国際化の中でのベトナム仏教 依頼からご縁をいただいているベトナムの僧侶Tam Tri Thich師が施主さんとのご縁も深かったということで、通夜の席にベトナム寺院の信者さんたちと参列されていました。

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通夜には『佛遺教経』をお読みしているのですが、通夜の法要が一段落したところで、引き続き、一般参列席に座っていた Tam Tri Thich師に祭壇前に出ていただき、一緒に般若心経、大悲呪を読ませていただきました。
日本式でもベトナム式でも、故人を供養するこころは共通です。

それにしても、貞昌院から程近い葬祭場でお会いできるなんて!
仏縁に感謝します。

 


■関連ブログ記事
国際化の中でのベトナム仏教
投稿者: kameno 日時: 10:21 | | コメント (0)

星に願いを

今日は七夕。
本堂の上、東の空に夏の大三角が昇ってきました。
こと座のα星・ベガが織姫、わし座のα星・アルタイルが彦星です。

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夜半近くなると、夏の大三角は天頂付近にきます。
七夕の笹飾りと一緒に織姫、彦星を写してみました。
横浜の住宅街という光害の影響が大きい場所での撮影とはいえ、織姫と彦星の間を流れる天の川の雰囲気がわかると思います。

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七夕笹飾り@貞昌院

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投稿者: kameno 日時: 20:33 | | コメント (0)

梅雨明けの境内

梅雨明けから暑い日が続きます。
今日も厳しい暑さとなり、熱中症に厳重警戒でしょう。

池の鯉は悠々と泳いでいますが、温度が安定しており比較的冷たい水が流れ込む場所へと集まっています。

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境内の木々は緑がすっかり色濃くなりました。
空は真っ青です。

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日本は四季に恵まれた国です。
同じ境内でも、今年1月14日は・・・・・・・・

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そして桜の季節・・・

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四季の変化を感じながら過ごすことができるということは、とても有難いことだと感じます。

投稿者: kameno 日時: 13:30 | | コメント (0)

早くも梅雨明け

本日(7月6日)11時、気象庁は関東甲信地方の梅雨明けを発表しました。
これは平年より実に15日早く、観測史上4番目に早い梅雨明けです。
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それにしても、今年の梅雨は雨が少なかったですね。
後半になって多少の降雨はありましたが、東京近郊では平年より2割以上少ないようです。

 

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梅雨明けに伴って、今後は猛暑日や熱帯夜が続く可能性があります。
気温の急な上昇による熱中症に注意が必要です。

投稿者: kameno 日時: 15:32 | | コメント (0)

夏越の大祓2013

平成25年の一年の半分が過ぎた6月30日(日曜日)午後4時 より 永谷天満宮 にて夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が催行されました。
氏子会の皆さんにより作られた萱で作られた大きな茅の輪が社殿前広場に掲げられ、多くの方が集まりました。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

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人形(ひとがた)に罪穢を移し、お祓いを受けて清らかな身と心になります。

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そして、神主さんを先頭に茅の輪をくぐっていきます。

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くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

くぐり終えた後は、スイカの振る舞いも。

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社殿には笹掛け(七夕飾り)があり、たくさんの願い事が掲げられていました。

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清浄な心持で、新たな半年を迎えます。


■これまでの記録

夏越の大祓2012(2012年)
夏越しの大祓2010(2010年)
本日夏越しの大祓(2009年)
茅の輪くぐり-夏越の大祓(2008年)
本日夏越しの大祓-永谷天満宮(2007年)
永谷天満宮で夏越の大祓(2006年)
永谷天満宮で夏越の大祓(2005年)

投稿者: kameno 日時: 02:18 | | コメント (0)

赤ちゃんヘビ!

今日のブログ記事は、爬虫類嫌いの方は読み飛ばしてください。

 

 

 

 

 

 

今年はヘビ年だから、かわいい姿をちょっと見てみよう・・・という方はスクロールしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

庭に、卵から生まれたてのヘビが這ってていました。

 

 

 

 

 

 

十円玉と比べると、その大きさがわかるでしょう。

 

 

 

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一人前に、舌を出しています。

 

 

 

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ヘビは、その見かけから体質的に受け付けない方もいらっしゃると思いますが、古来から信仰の対象としても大切な存在であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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投稿者: kameno 日時: 09:27 | | コメント (0)

キャンドルナイトin大船観音2013(2)

キャンドルナイトin大船観音が開催された6月22日は夏至の翌日。
日の入りは、ほぼ午後7時でした。
日没を迎えると、会場は次第に暗くなっていきます。
平和の火がキャンドルに移され、広げられていきました。

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静かに夜は更けていきます。

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静かに夜は更けていき、スーパームーン直前の大きな月が昇ってきました。

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鎌倉原爆被災者の会の皆様による被曝体験のお話と平和の火への思いをお話いただきました。

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会場には、シャボン玉マシンも。
子どもたちに大人気でした。

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観音前ステージにて、クリスタルボウルの演奏をいただきました。
登丸春佳さんが奏でる美しい音色が響きわたりました。

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透明で美しい演奏でした。

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キャンドルナイトには、昨年以上の来場をいただきましたことを感謝いたします。
教区寺院のみなさま、即心会のみなさま、大船観音のみなさま、鶴見大学、湘南工科大学のみなさま、鎌倉原爆被災者の会のみなさま、登丸さん、多くのみなさま、本当にお疲れ様でした。
素晴らしい夜を有難うございます。

投稿者: kameno 日時: 00:51 | | コメント (0)

キャンドルナイトin大船観音2013(1)

平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船観音2013が開催されました。
今年の開催は6月22日。
夏至の日とスーパームーンに挟まれた土曜日の夕べの開催です。

昨日まで続いた雨も一段落。
好天に恵まれました。
特別ゲスト、昨年デビューしたばかりの大船の街のキャラクター「のんちゃん」も実に晴れやかな笑顔です。

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会場では、キャンドルナイト開始に向けて最終準備が進められています。

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キャンドルナイトに先立ち、戦争で亡くなられた方々、原爆により亡くなられた方々、東日本大震災・自然災害で亡くなられた方々・・・数多くの方々に慰霊の意をささげ、採火式法要が営まれました。
境内の「原爆の火の塔」から、神奈川県原爆被災者の会のみなさまの立ち会いのもと、火が分けられ、「南無釈迦牟尼仏」と書かれた行灯に火が移されます。

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導師・大船観音寺監寺 松樹泰弘師 
随喜衆 教区寺院、即心会の皆様、大船観音寺大衆  

採火式法要の後、鎌倉市原爆被災者の会会長 高野様より原爆の火の由来についてお話いただきました。
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観音様の胎内には七夕飾りが。
願い事も多国籍です。

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日没を迎え、境内は次第に薄暗くなって来ました。
平和の火が会場に広げられていきます。
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今日の日の入りは、ほぼ午後7時。
ゆっくりと夜が更けていきます。

いよいよ、平和の火を広げるキャンドルナイト開始。
(2)に続きます。

投稿者: kameno 日時: 23:40 | | コメント (0)

總持寺同安居会

同じ年に修行をともにした仲間を同安居(どうあんご)といいます。
平成5年に大本山總持寺に修行に入った仲間の同安居会が開催されました。

今年は平成25年ですから、実に20年になります。
会場となった總持寺に全国から仲間が集まりました。

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大祖堂において、拝登諷経。

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導師には、やはり同安居の市川師がつとめられました。

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了而集合写真。

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侍局拝問もさせていただきました。

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修行時代以来初めて参加される仲間もいて、懐かしさも一入でした。

投稿者: kameno 日時: 02:56 | | コメント (0)

洲崎神社提灯祭

神奈川県東部の曹洞宗寺院を管轄する神奈川県第二宗務所は、かつて武州神奈川宿があった場所にあります。
その宿があった場所は、現在は宮前商店街となっています。
普段は、決して賑やかではなく、むしろ閑散とした雰囲気ですが、6月中旬に行なわれる提灯祭では、その様相が一変します。

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商店街の両側にびっしりと並んだ屋台、その合間を子どもたちが曳く山車が通過します。
山車の上には、天照大神が鎮座しています。

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電線ぎりぎりを通過します。

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このような賑やかなお祭りはいいですね。

投稿者: kameno 日時: 01:47 | | コメント (0)

サツマイモ畑日記2013-3

6月14日 あめ

小学校2年生たちによって、今月中旬にサツマイモ畑づくりをして、苗が植えられた畑に久しぶりのまとまった雨が降りました。

この時期の雨は、作物にとってはとても大切なものです。

最近まで続いていた空梅雨のために、クタっとなっていた苗が、すっかり元気になりました。

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すっかり根が成長している様子。
ここまで来れば、もう大丈夫でしょう。

子どもたちが作った看板も雨に濡れています。
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投稿者: kameno 日時: 21:24 | | コメント (0)

ふるさと福島 傾聴カフェ

貞昌院を会場として、傾聴カフェが開催されました。
主に東日本大震災で被災された方々を対象とした交流会です。
これまで、ふるさと福島を語る会に参加いただいた方も多数お越しいただきました。 

日時 平成25年6月8日(土)午後1:30-3:30
主催 傾聴カフェ「こだま」(港南区民活動支援センター登録団体)・貞昌院

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コーヒーやお茶、お茶菓子をいただきながら・・・
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今回、特別参加いただいた、盲導犬(アイメイト)のオットー君。
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会場で、静かに耳を傾けています。

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オットー君は、傾聴ボランティアの普及に取り組み、高齢者の心の声を聴く活動を行なっている水野晴彦さん のパートナーです。
水野さんは、シニア世代(主に50代〜70代)が同世代の話を聞くことで心のケアをする「傾聴ボランティア」活動を継続的にされており、また、自ら「話亭傾聴(はなしてい けいちょう)」という芸名で、落語も実践されています。

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和やかな時間はゆっくりと過ぎていきました。

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花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう

 

身体障害者補助犬を見かけたら

1 補助犬はペットじゃない からだの不自由な人のからだの一部です。

補助犬とは、目や耳や手足が不自由な人のお手伝いをする、盲導犬、介助犬、聴導犬のことです。からだの不自由な人のからだの一部であり、ペットではありません。

「身体障害者補助犬法」に基づいて認定された犬で、特別な訓練を受けています。きちんとしつけられているので、社会のマナーも守れるし、お手入れも行き届いていて衛生的です。だから、公共施設や交通機関をはじめ、飲食店やスーパー、ホテルなどのいろいろな場所に同伴できます。

補助犬は、からだの不自由な人の自立と社会参加を助けています。補助犬のことを、もっともっと知ってください。

2 どこでもいっしょに行動します。

公共施設をはじめ、いろいろな場所で補助犬を受け入れることは、「身体障害者補助犬法」で義務づけられています。「犬だから」という理由で受け入れを拒否せずに、あたたかく見守ってください。

 


■関連リンク
身体障害者補助犬(厚生労働省のサイト)


■関連ブログ記事
ふるさと福島を語る会
第2回ふるさと福島を語る会・さわやかコンサート

投稿者: kameno 日時: 03:34 | | コメント (0)

お坊さんが知っておきたいこと

仏教情報センターの総会があり、その日に相談員研修会がありました。
今回の研修会のテーマは「お坊さんが知っておきたいこと」

正木晃先生を講師にお招きしご講演をいただきました。

カラーリング曼荼羅で知られる正木先生は、現在は『法華経ってそういうことだったんだ』という著作を進められています。
現代語訳で法華経を表現する訳ですが、その現代語訳の方法として

世尊 =先生(現代語訳の方法)
のように、より本来の姿、原典の意味に近く、かつ直感的に判りやすい表現に拘った著作になるそうです。

また、如来、仏、釈迦牟尼、ゴータマ・・・と同じお釈迦様を表すことばでも、一般世間にはそれぞれ違うと思われているような、とんでもない質問が来ることも珍しくなく、現代語訳の際には全て同一のことば「釈迦如来」に置き換える作業をされています。

「主語」がわからなければ、その文脈を捉えられないという状況を未然に防ぐ訳です。

西洋では、現代語に訳された「聖書が」各家庭にあり、親しみある文章で書かれています。
仏教もそうであるべきなのでしょう。


これまで、僧侶は、如何に綺麗に「読む」かに重点が置かれ、意味の理解については重視されていなかった。
それは、仏教は祈祷が中心であったことも理由の一つであるけれども、例えば「檀家さんが仏教のこと、お経にどのようなことが書かれているのかを菩提寺の住職に聞くけれども分からない」ということがあるとすれば、それではあまり良くないことではないか。
僧侶がお経の原語や漢語が読めない、理解できないということはのではなく、少なくとも内容がどのようなものかを把握しておくべきであると指摘されました。
また、死後にどのようになるのか、たましいはどこにあるのか、などの疑問にも明確に答えられることも必要。

 

以下、kamenoメモ元に記事を進めます。

 

・建長寺では3年間修行、その後修行を定期的に再度おこわなければ建長寺をクビにさせられる
・不登校、非登校・・本当に問題のある者は問題解決を図る場には出てこない。逆に、そのような場所に来る子の殆どは問題がない。
・同様に、研修や勉強会にに積極的に参加する僧侶は問題がないが、出てこない僧侶にこそ研修を受けて欲しい。


住職の資質を高め、保つために住職は永久ライセンスではなく、更新制度が必要。
今後の急速な高齢化、何十年か後に訪れる葬儀数の減少に対応できるよう、また震災のような事象にどのように対応できるかが仏教が生き残る鍵になろう。


(1)宗教の原点は
最近は、仏教やお経=生きている人の生きるための智慧という見解が増えてきており、それにつれて「死者供養」の部分が軽視されてきた。
けれども、もう一度死者供養に回帰してはどうか。
葬儀こそが仏教の原点でもあり、最重要課題といっても良い。 
・死者の捉え方。
・死者と生者の対話

(2)思想や哲学、科学では死者も生者も救えない
日本仏教の近代化の悪い部分は、宗教を思想化、哲学化したこと
それでは亡くなった方を救えないのではないか。

(3)鎮魂、供養、回向→供養、回向は出来ても鎮魂は難しい
(4)儀礼は重要。心身の奥底に届く行為

(5)祈祷の本質を考える→祈祷は決して下等な行為ではない、身体から精神向う回路
手かざし、霊気など理論的に解明できないけれども現実的に役に立つものもある。
科学と宗教はお互いに補完する関係にあるべきで、どちらが上とか下ではない。
科学的に解明できなければ現代的宗教ではない、という考えは、宗教が科学にひざまずくのと同じこと。

(6)僧侶でなくても出来ることと、僧侶でなければ出来ないこと
震災で一番活動したのが天理教のひのきしんたいだと感じる。
震災直後から、大規模に重機を使って瓦礫を片付ける作業を行なっていた。
けれども、僧侶にとっては死者供養、説教、お話が重要。それは僧侶でしか出来ないこと。
説教、法要、良いお話というのは、僧侶に対して一般が求められている一番のことである。
浪曲、落語などの芸能も仏教が原点。
楽しくいい話を学ぶということができる力が求められる。
宗門系の大学では、宗学や教学と合わせて、話術も学ぶべき。


(7)本物か偽者か→日本の伝統的な自然観を理解しているか→和魂と荒魂は同じ神
荒々しい→生ら生らしい・・・ つまり、生命力が過剰な状態をさす。
日本をとりまく自然は、元々そういうものであり、その中に私たちが過ごしている。
そのことを理解できていなかった知識人が東日本大震災直後に炙り出された。


幽霊やお化けが徘徊する被災地の現状
幽霊がいるかいないかは分からないけれど、やはり、その人には「見える」という現実がある
(例)海の上を歩く人、水溜りの中にたくさんの目玉が見える、仮設住宅に何かがいる等々・・・ 
その「見ている」という現実を何かしなければならない。
気のせい、錯覚、幻覚では解決しない現実が被災地にはあった。


仏教の葬儀は仏陀の葬儀から始まった。

(1)仏陀は葬儀について生前に詳しく指示していた(大涅槃経)
(2)遺体に点火したのは仏弟子の大迦葉だった(同)
(3)後に続くものたちを励ますために遺骨を祀るように指示していた(同)
(4)道が十字に交わるところに仏塔を建立し遺骨を祀るように支持(同)
(5)ブッダ自身が父のお棺を担ごうとした(浄飯王涅槃経)
(6)ブッダ自身が継母のお棺を担いだ(増ー阿含経)
(7)仏弟子は仏弟子の葬儀に関わった
(8)呪術的な行為や儀礼は初期仏教から盛んだった

 

 

戒=シーラ の意味は、原典をたどると「気だて」
(例)あの娘はとても「シーラ」が良い
戒とは、より気だての良い人になることを目指すためのもの

幽霊=中有
「ゴーディカ」(「相応部」第1集第4篇第3章第3節)、「ヴァッカリ」(「相応部」第3集第1篇第2部第4章第5節)

職(識別力)=ヴィンニャーナの訳語は「たましい」

 

呪術的な行為や儀礼は初期仏教から盛んだった


先祖崇拝の起源は初期仏教
(1)三道宝階降下(増一阿含経)
(2)ブッダが「五事」を説く(増一阿含経)
法輪を転ずべし、父母を度すべし、信無き人を信地に立て、いまだ菩薩の心を発せざる者に対して菩薩の意を発せしめ、その中間においてまさに仏の決を受くべし
(3)「五事」の「父母を度すべし」=亡き父母に対する特別の孝養。

 

実は多かった「お迎え」
宮城県名取地区での聞き取り調査
東京大学大学院人文社会系研究科「グローバルCOE「死生学の展開と組織化」の課題と目標」『死生学研究』第9号(2008年)
2003-2007年に実施されたアンケート結果
有効パーセント45.6%
死の瞬間に誰が迎えに来るか、何が見えるか
・既に亡くなった家族知り合い 52.9%
・そのほかの人物 34.2%
・お花畑 7.7%
・仏 5.2%
・阿弥陀如来 0.0%

実に半数以上の方が死のお迎えがあると回答。うち、大部分が既に亡くなっている家族知人と回答。仏様が迎えに来るというのはごく少数。

 

3種類の「ほとけ」
佐々木宏幹先生の見解

(1)仏教の如来
(2)死者、死霊
(3)成仏した先祖霊、遺骨
本尊もほとけ、先祖もほとけ
人々は教理としてのほとけではなく、身内としてのほとけに惹かれることが自然

チベット生まれ変わり 五体投地を行なう。
どこに生まれ変わりたいか・・・は天界ではなく、人間に生まれたい。

仏教の霊魂感

「識」=ヴィンニャーナ=たましい

インド仏教界の半分は霊魂実在論
プドガラ説 →主流派仏教(小乗仏教)の半数

ミシクペーティクレ=霊魂
表に出てくるものと信じているもののギャップ

ゲルク派

死んだ後はどこに行くか、何をまつるか

魂 と 魄
(雲のような「たましい」=位牌を作って祀る)と(遺骨)
漢字の元の意味をたどると、その深淵が見えてくる。

魂 は見えない何か。「云」は雲のようなものを表す文字。⇒位牌のような実体として代わるものを作って祀る。
魄 は遺骨。「白」は頭蓋骨を正面から見た象形文字。「甶」は頭蓋骨を上から見た象形文字。これに足が生えて「鬼」となる。
お墓、仏壇を祀り、お寺参りをするのは、魂 と 魄 があるから。


現在の世の中で日本ほど遺骨信仰が著しい国は世界中他にはない。
また、遺影を飾る習慣は、戦中骨箱が空だったから葬儀の際に遺影を飾る習慣が根付くようになった。

 

初期型仏教と大乗仏教のような普遍性が結びつかないと広まらない。
一神教は霊魂の存在が前提
知らず知らずの間にキリスト教的な考えが日本に混入してしまっている

(例)
葬儀の際 天国で・・・・
安らかにお眠りください・・・・
仏教本来の意味を考えると、おかしい表現が巷には溢れている。


日本人は、遺伝子DNAレベルで精査すると、決して 単一民族ではない。

講義をいただいた後、活発な質疑応答が行なわれました。

投稿者: kameno 日時: 02:48 | | コメント (0)

ゲンジボタル定点観測2013

今年は早い時期から暑い日が続いています。

気温が上がり、湿度が高くなるとホタルにとってはこの上ない条件となります。

定点観測で訪れている千葉県勝浦市では、昨年より10日ほど早くゲンジボタルが飛びはじめました。
日没後、周囲が闇に包まれ始めると、一つ、また一つと光が増えていきます。

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この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくするという努力により、ホタルは増え続けました。
自然の乱舞が見られるということはとても貴重なことだと思います。
写真では明るく見えますが、その理由は露出時間を4分ほど取っているからです。

実際はほとんど暗闇です。
ホタルにとって、暗い夜は必要不可欠な条件なのです。

動画でも撮影しました。
雰囲気だけでもお届けできたらと思います。

 

 


■関連ブログ記事

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日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
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朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 00:41 | | コメント (0)

サツマイモ畑日記2013-2

5月23日 はれ

小学校2年生たちによって、今月中旬にサツマイモ畑づくりをした「うね」に苗が植えられました。
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5月25日 はれ
ここのところ日差しの強い日が続いています。
N橋さんも心配で見にきてくださいました。
苗がクタッとなってしまっていましたので、夕方、水をまきました。

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これから根が定着するまでの間は定期的な水やり、そして夏にかけて雑草取りが必要になります。
2年生のみなさん、保護者のみなさん、時々見に来てくださいね。

投稿者: kameno 日時: 08:05 | | コメント (0)

区PTA連絡協議会総会・懇親会

地元区のPTA連絡協議会総会が開催されました。

この総会に向けて一週間前に新旧会長会議が行なわれ、役員のみなさんによって綿密に準備が進めれれてきました。
総会には、会則第15条により、各校10名の参加となりますので、区内21小学校、10中学校からの役員の皆さんで会場は満席です。

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総会はスムーズに進行し、その後場所を移して懇親会。

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これだけ多くの方により区内の児童、生徒たちが見守られているということを改めて実感しました。

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当日配られた名簿は、学校の創立年度順になっています。
創立121年目となる地元小学校は2番目に記されていました。

投稿者: kameno 日時: 08:05 | | コメント (0)

街歩き歓迎します

ここ数年来、街歩きのグループが貞昌院を訪問される回数がぐっと増えました。
この日は2件。
20人のグループと30人のグループでした。

うち、金沢ボランティアガイドの方々は、南区別所・餅井坂から鎌倉下之道から武相国境を歩いて貞昌院に到着されました。
本堂に上がっていただき、歴史的経緯や伽藍拝観を案内させていただきました。

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武相国境はこのように港南区を南北に縦断する尾根筋の分水嶺です。
見晴らしが良い、格好の散歩コースですね。

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投稿者: kameno 日時: 08:44 | | コメント (0)

修学旅行生の坐禅修行

今日は日本の広い範囲で好天に恵まれ、真夏日となった場所も多かったようです。
そんな中、宮城県から中学生たちが修学旅行で貞昌院へ訪問されました。

時々まとまった数の坐禅会は開催していますが、100名を超える人数による坐禅会は初めてです。
坐禅堂に見立てた本堂を障子で区切り、110名に対応できる「坐禅単」を作りました。

最初に、寺院の歴史と、坐禅の仕方について説明します。
半数近くの生徒は坐禅体験があるので、説明もとてもスムーズに済みました。

いよいよ坐禅開始。
止静鐘が鳴らされると、ついさっきまでの雰囲気から一転し、静寂に包まれます。
みな真剣に坐ることに徹しています。

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合掌して警策を求める者も多く、そのたびに静寂の中に「ピシッ!」という音が響きます。

坐禅を2チュウ行じ、その後、法話。
時間が長く感じた人、あっという間に経過した人、時間の長さの感じ方はそれぞれです。

坐禅のあとは昼食。

その後、グループに別れ、班別行動となりました。

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今回訪問されたのは仙台市の公立中学校の修学旅行生です。
事前に先生方が下見に来られ、行程として決定されました。

修学旅行生の受け入れは初めてのことですが、貞昌院のような規模のお寺でも何とかなるものですね。
きっと、参加者にとっては良い経験になったことでしょう。
参加の皆さん、本当にお疲れ様でした。

今回の修学旅行生受入れにあたって、近隣の御寺院様より坐蒲をお借りいたしました。
T寺様、R寺様、K院様、S寺様、有難うございました。
おかげさまで全員坐蒲を使用することが出来ました。

また、お手伝いいただきましたT師、K師、有難うございました!

投稿者: kameno 日時: 21:19 | | コメント (0)

仏教情報センター記念大会講演録(1)

平成25年5月6日に開催された仏教情報センター設立30周年記念大会について、 仏教情報センター設立30周年記念大会報告では、写真を中心に速報いたしました。
今回のブログ記事では、玄侑宗久師の記録をまとめてみます。

※あくまでも、kamenoメモによる記録から講演録を起していますので、個人的な記録であり、公式ではないことをご了承ください。



記念講演(1)玄侑宗久師

 

■はじめに


こんにちは。
拍手し続けていただきまして有難うございます。(伽藍が大きくて)距離が長いもので・・・・(笑)
仏教情報センター設立30周年ということで、まことにおめでとうございます。

人々の悩み苦しみに応えて30年。
電話相談は、うちの寺にもたまにありますが、相談に乗っていると自己増殖的に増えていく苦しみもあり、どこまで応じたらいいのか難しいところだと思います。

講演に戴いた時間が30分ということで、何を話していいか考えました。
タイトルも無くていいということでもあり、このあとの愛川さんが出ていらっしゃいますので、その前座と思って聞いてください。(笑)

私自身、仏教・・・仏教という言い方は明治時代から始まるのですが、私自身は仏道という言い方が好きなので、その仏道に迷った挙句に戻ってきて、そういった過程をお話ししたいと思います。
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■禅寺に生まれ育って仏道に迷い


私はお寺の生まれで、禅寺で育だちました。
子どもの頃から生活がお寺の中だったので、何がありがたいのか、何が尊いのか見えなくて、大変反抗した思い出があります。

特にお布施の意味が判りませんでした。
お布施っていうのは、今でこそ、なるほど、払う側が自分の生活を判断して額面を決めるのかなと思い、立派なシステムだと思います。
しかし、何しろ、そういうお金が入ってくるのが友達のおじいちゃんのお葬式だったりするものですから、(お金は何にでも使えるので)あれが欲しいこれが欲しいというものに、お布施が使われていくのが嫌だったのです。

だったら、お寺の看板に欲しいものを掲げたらどうかと考えたりしました。
今の季節ですと、私はカツオが食べたい。カツオが欲しいと山門の看板に書いておいてお布施をもらっておけば、もっとすっきりするんじゃないか・・・ということを子供心に思っていまして、父と口論したものです。

考えてみれば、教育と医療と宗教は江戸時代まではお布施のシステムでした。
寺子屋のお礼も、盆暮れにお米などを持って行った。
今では不思議ですが、お医者さんも盆暮れの付け届けでした。IMG_3695
お医者さん、寺子屋の先生と坊さんは、支払う側が料金を決めるシステムをとっていたので、非常に敬意を集めていました。
今は、このシステムを続けているのは宗教関係だけです。
それも段々弱まっています。

(お布施は)大体これくらいが良いんですけど・・・とか。
みなさんも聞くんですね。いくらでも良いというのは困る、いくらと言って頂けないと恥をかくので、と言われるとこちらも困ります。
多い方がいいんですよ。(笑)

でも、こういうシステムでやっていること若い頃は判らずにに、あちこちの宗教巡りをしたものです。
自分が生まれた禅寺、仏教が宗教の中でどのような位置付けなのかをとても知りたかった。
モルモン教に通いました。
統一教会の合宿に参加しました。
ものみの塔の聖書をしばらく勉強していました。
天理教の協会に通いました。
イスラム教は布教しないんですね。信者を特に増やす必要がない。代々木のモスクで紅茶とクッキーをご馳走になって帰ってきました。

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■仏教は、私を解いていくということ

とにかくいろんな所に行って宗教全体を見てみたいというのがあった。
その結果、どの宗教も、自分、私だと思っているものが、実はそれが困るんじゃないかという考えがあって、私を解いてしまう、そういう時間を持とうとしている気がしました。

日本語の「私」を例にすると判りやすいのですが、「私」は「ノギヘン」に「ム」と書きます。
畑だったり田んぼだったり、その自分の田んぼがここまでですよ、というのが「我が田」。自分の田んぼの境界、我が田に「クイ」を挿すということです。
それが「わたくい」になって、「わたくし」になった
「くい」が「くし」になる例は、「みをつくし」というのがあります。
これも「くい」です。

私の田んぼがここまでですよ、ということを表現したのが「私」という単語ですから、これを解いたほうが良い、その手段として仏教はいろいろな方法を考えました。

お釈迦様の時代には瞑想です。
瞑想は意外と難しいんですね。頭を、もう一つの別の使い方をしますから。

そこで鎌倉仏教の祖師方はいろいろな方法を考えました。
浄土宗の開祖、法然上人は最初に比叡山を降りて、専修念仏という「なむあみだぶつ」を繰り返す行為の中で私を解いていく・・・私と世界が一体となる。

われわれの宗派では坐禅ということをします。日蓮宗では南無妙法蓮華経を唱えます。
楽器を使ったり、いろんな方法がありますが、たいていはリフレインです。
これによって私という輪郭が解けていき、そして言語機能が休んでいくんですね。

頭は、言葉でものを考えているときにものすごいエネルギーを無駄遣いしています。ああでもない、こうでもない、そういうことで食べたものの30パーセントを脳が使っている。
まあ、体のほうに行かないほうが良い人はあれこれ考えたほうがいいですけど。(笑)

とにかく、いろいろな方法で言語機能を休ませる。
音を追いかける。映像を追いかける、そういうときに私が解けてくる。
そういう方法を編み出しました。

禅はそういう脳の状態をいいます。
禅宗は、いろいろな宗教を見て回ると、実にベーシックなところにあったのだと気づきます。

言ってみれば、昔、ラジオを作る時に使ったアルミのシャーシと同じで、その上何を乗せても良い、そういう便利なもので、キリスト教とか、学んだものをいろいろ乗せることが出来る便利な教えだと感じます。

基本は私が解けることです。
無我とか無心 三昧という方法があります。
無我、無心、三昧は、実はもう一つの方法でも得られる。
男女の間でもそれが出来ます。ただ、それは別の苦しみを生んでいきます。


IMG_3684とにかくお釈迦様は瞑想にエネルギーを注がせたい。
そのために、お酒を禁じました。
お酒を飲むとそういう方向に意識を集中できない。
あるいは、女性との接触を禁じました。
エネルギーを瞑想という方向に絞りたい。それがお釈迦様の教えだったのだろうという気がします。


■震災により得られたこと


今回の東日本大震災では、被災地では、いろいろな宗教の連携が見られました。
きっかけは、仙台市の事例です。
仙台市は当時非常にきついことを言いました。
仙台市仏教会が、ご供養をしたいと仙台市に申し入れると、仏教会だけにそれを認める訳にはいかないと言います。
他の市町村ではそんなことは無かったのですが、仙台市では、あらゆる宗教と連合してくれないかと申し出があったのです。
そういったことがあり、結果的に宗教の連携が進みました。

お寺や神社、教会が避難所になったり、そこで共同生活が行なわれたりということがあちこちでありました。
それは今後の非常に大きな財産になるだろうと思います。

今回の体験で強く思ったことは、お寺、神社のコミュニティーのあり方は、実に古い日本人の共同作業の方法を残しているということです。
今ではどこでも○○部、○○課に分かれていますが、あの「部」は、奈良時代に朝鮮半島から部の民がやってきて、「機織部」が「服部」になるように、職能によって同じ場所に集まって、同じ部署に集まるというやり方が伝わったものです。
これは実に効率的な方法です。

実は、それまで日本人は、そのようなスタイルでは無かったのです。
部が入って来る前は、「伴(とも)」というスタイルでした。
これは一つの家庭のようなもので、いろんな人がいろんなことをするんです。

先日行った奄美大島ではそういう、古い日本のやりかたが残っていました。
空港に着くと女の人が迎えに来てくれていました。運転していただきホテルに着くと、背広の男性がご挨拶してくれました。
部屋に、お茶を持ってきてくれたのは先ほどの男性でした。後で聞くとその男性が社長で、島の見所をいろいろと説明してくれました。
夕食では料理長が料理のを説明してくれましたが、食後FAXをしようとフロントに行くと、そこには料理長しか居ない。
料理長にFAXを頼むのは・・・と思っていたら、当たり前のようにFAXを送ってくれました。

夜、マッサージを頼んだら、さっきまで空港から送ってくれた女性でした。
翌朝、奄美つむぎを見ようとしたら、また昨日のマッサージの女の人が説明してくれる。
詳しい突っ込んだ質問をすると、奥から呼ばれて来た男性が、社長だった。
では作っている現場に行ってみましょう、と行ってみると誰も居なかった。
今、サトウキビ収獲の最盛期なのでサトウキビ工場へ行っているということでした。

つまり、そういうことなんです。
この仕事の苦労をみんな知っている。だからみんな何でも手伝えるし、専門ということではないけれど、みんながみんなを手伝うんですね。
これは「和合」という観点からいうととても優れている方法です。

 

しかし、効率という観点から言うと「部」のやり方が優れています。
ですから、例えば今の郵便局は大変です。
集配業務をやっている人は、ずっと集配をやっています。
人間なのに、そんなに道具みたいに分けられて幸せに暮らせるのだろうかと思ってしまいます。

お寺や神社に集まった人は、今でも「伴」なんです。
だから、自分はこうだから、これはやらないということは無いですね。
なんでもかんでもみんなでやる。

うちの寺もそうですが、何かの職業の人が職業的な技術を提供くださったときには報酬を出します。
けれども、弁護士が雑巾を掛けてくれたといっても報酬は出ない。
お医者さんが歌を歌ってくれたといっても報酬は出ない。

だから、誰が何の専門だとかそういうことが、一旦チャラになって、みんなが何でもするという場所があちこちで震災後に出来ました。
お寺や神社で、日本の古い伴というやり方が復活しました。

郵政民営化も、民営化の中で仕事が細かく分かれ過ぎています。
なぜ集配の人が保険の勧誘をできないか、という反省からもう少し太くしようとしていますが、もう少し人の仕事って言うのは総合的であるべきだと思います。
そういう人の集い方が残っているのが神社仏閣なのだろうという気がします。

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■ご利益、功徳にみる日本の仏教の思想


今回、伝統仏教各宗派は、新興宗教が自分の宗教を優先する中で、自分の宗派のお寺だけではなく皆さんでお使いください、という支援を優先しました。
福島県全体に出すよりは、壊滅的な箇所のお寺に集中的に支援したほうが、確実に復興できたのに、という話が無数にあります。
けれども、伝統仏教宗派は「皆さんを」ということを優先しました。

それが日本の仏教なんだろうと思います。


東北被災三県には、未だに復興できない神社仏閣がたくさんありますが、けれども、その中で新しいコミュニティーや古いやり方が復活しています。
宝物をみつけた、そういう気持ちでもあります。


「ご利益」ということばがありますが、善い行いをした功徳が、一旦どこかにプールされ、それがたまたま自分に戻ってきたのを功徳といいます。
けれどもそれが自分の生きている間に降りてくるか、自分のところに戻ってくるかもわからない。
大勢の人が善行をささげ、普通は全然関係の無い人に降りています。
それをご利益といいます。
こういう増上寺のような由緒ある大きなところでは、きっとたくさんのご利益があると思います。
それが皆さんに降るように来ると思います。

とにかく、個人から個人へということでは無いのです。
最初は、「皆へ」というところに一旦プールされる。
それが仏教の施餓鬼の思想だと思います。

そういう集団のあり方を、今回の震災で再確認したところです。

仏教情報センターが30年続いてきたのは、みんなが何でもやるということで実現したのだろうと感じます。

ご静聴有難うございました。(拍手)

投稿者: kameno 日時: 04:45 | | コメント (2)

サツマイモ畑づくり

境内の一部を地元小学校の総合学習として2年生のサツマイモ畑に利用いただいています。


副校長先生、担任の先生、保護者有志により作業が進められます。


今年から、檀家さんのN橋さんにご協力をいただいています。
本格的な耕運機をお持ちくださいました。


 

これまでは手作業で畝作りをしていたのですが、耕運機の力は大きいです。
このように立派な畑ができました。

 

きっと秋にはたくさんのサツマイモが実ることでしょう。


昨年のブログ記事
サツマイモ植付け2012
待ちに待ったサツマイモの収穫

投稿者: kameno 日時: 14:40 | | コメント (0)

PTA総会・学校説明会

地元の公立小学校でPTA総会が開催されました。

先生方、PTA役員の皆様で準備が進められています。

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総会に先立ち、校長先生による学校説明会、そして先生一人ひとりから紹介がありました。
一学年3クラス。
3人の先生がチームとなって毎日の授業に臨んでいる様子がよく分かります。

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PTA総会は円滑かつ無事に終了しました。

その後、学年ごとに車座になって懇話会が行なわれました。

永野小学校は昨年創立120周年を迎えた歴史のある学校です。
それだけ地域との関わりも深くなっています。
学校、保護者、地域の方々が児童たちを見守っています。

投稿者: kameno 日時: 08:52 | | コメント (0)

うこぎ粥

山形から「うこぎ」を送っていただきました。

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うこぎは、山形県、特に米沢周辺で古くから食用を兼ねた垣根として利用されています。
うこぎ垣というものです。

うこぎは、漢方薬としても知られ、また茎にとげを持つことから、戦国時代の城下町では生垣として盛んに植えられました。

米沢では直江兼続の時代に栽培が始まり、米沢藩九代藩主上杉鷹山がうこぎ垣を奨励したことにより広まりました。
新緑の季節には旬の野菜として米沢の名物となっています。

 

さっそく今朝の定例坐禅会でお粥に炊き込みました。

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少し苦いですが、この季節ならではの味わいです。

投稿者: kameno 日時: 07:18 | | コメント (0)

仏教情報センター記念大会裏方編

5月6日(月曜日)に開催された仏教情報センター設立30周年記念大会「共に生きる=仏教に導かれて」は多くの方々の力が集まって運営されました。

周年記念大会運営委員会が組織され、何度も会議が重ねられて準備が進められてきました。

開催当日も朝から集まり、最終全体ミーティングを行ないます。

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その後、法要・カフェ・会場・受付等、役割ごとに詳細な打合せが行なわれました。
記念法要は、各宗派の特徴を散りばめた法要が組み立てられました。

宗派を超えて僧侶が集まっていますので、法要も法具も、その扱いも様々です。
このような場所では、曹洞宗で当たり前と思っていることに対して、新たな発見もたくさんありました。
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多くの来場者が予想されるので、受付体制も手厚く準備しています。

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内陣では順番にリハーサルが進められます。

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カフェ・物販エリア

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ビデオ記録スタッフ

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そして、いよいよ本番前の須弥壇裏では、差定(法要次第)の最終確認が行なわれます。

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当日は、100人もの各宗派僧侶、センター所員、ボランティアスタッフ、学生さん、関連団体の皆さんのそれぞれの力が終結しました。
ここに紹介しきれないほどの影の力が集まって、一つの大会が形作られています。

投稿者: kameno 日時: 08:38 | | コメント (0)

仏教情報センター設立30周年記念大会報告

仏教情報センターは昭和58(1983)年、仏教テレフォン相談を柱に設立してから今年で30周年となります。
毎日の電話相談の交信回数は20万件を超え、また仏教ライフサークルをはじめ定期勉強会、各種ハウツー本の発行など、多くの方々の苦しみ悲しみ、切実な悩みに寄り添ってまいりました。
そして昨年、一般社団法人となりました。
現在、ボランティアの僧侶相談員は8宗派130名を超えています。
30周年の節目の年に、よりいっそう仏教のすばらしさを、明るく生き生きとした仏教を現在の日本に示すことができればと考え、「共に生きる=仏教に導かれて」をテーマとして大会が開催されました。

日時 平成25年5月6日(月曜日)午後1時開場、午後1時30分より午後5時まで
場所 増上寺 大殿
主催 一般社団法人 仏教情報センター


記念大会にふさわしく、朝から素晴らしい青空が広がりました。

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開場前から多くの方にお越しいただいています。

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■開式法要

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■開会挨拶
仏教情報センター 高橋理事長

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■記念講演(1)玄侑宗久師

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■記念講演(2)愛川純子氏

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■鼎談 (玄侑宗久師・愛川純子氏・高橋理事長)

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■法話ライブ 三浦明利師

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■記念法要
散華の舞(鶴見大学附属高校 洋舞部)

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■カフェ・ド・BOUZ(大殿1階ロビーにて)

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■物販コーナー

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大殿に用意した席が満席になるほど多くの来場をいただき、記念大会は盛大に終えることが出来ました。
宗派を超えた連携、一つの行事を作り上げるパワーは凄いですね。
改めてそのことを感じました。
kamenoメモによる講演録については、後ほどご紹介したいと考えています。

取り急ぎ速報的に写真をご紹介いたしました。

全ての片づけが終わった頃、通り雨が降り、東の空には薄っすらと虹が掛かりました。

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投稿者: kameno 日時: 04:07 | | コメント (0)

ドイツからの震災義捐金

この連休中に、ドイツ人写真家(FOTOGRAFIE Michael Santifaller氏)が貞昌院を訪問くださいました。

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東日本大震災の発生した年、2011年の秋には、Santifallerさんを宮城県にご案内したご縁があります。

そのとき彼が来日された理由は、ドイツにおいて正しく報道されていない(と感じる)震災後の日本の様子を、自分の眼で確かめたいこと、そしてカメラマンとして出来ることをしたいということでした。その思いに少しでも応えたいと考えご案内させていただきました。

当時の経緯はこちら⇒ 避難所としての寺院の役割

 

Michael Santifallerはドイツへ帰国後、Galerie Patrizia Zewe で写真展を開催されました。
その様子はこちら
関連ブログ記事⇒ ドイツでの写真展報告

 

写真展では、彼の写真が500ユーロ分売れたそうで、今回の来日は、その売り上げを持参しての貞昌院来訪です。

貞昌院では本堂でお参りいただいたあと、新緑の境内を散策しました。

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折角なので、近くの舞岡公園へ。
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舞岡公園の古民家広場では、鯉のぼりや五月人形が飾られていました。
一昔前はこのような光景があちこちで見られました。

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届けていただた義捐金は、宮城県のD源寺さまへ、自筆のメッセージを添えてお送りさせていただきました。
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このように、今でも世界各地から被災地へ思いをめぐらしている人がいらっしゃるのです。

投稿者: kameno 日時: 12:25 | | コメント (0)

金沢ボランティアガイド街歩き

2週間後に行なわれる街歩きの予行(下見)として、金沢ボランティアガイドの皆様が貞昌院に来訪されました。

鎌倉みち下之道を餅井坂から鎌倉方面に向うルートを辿る街歩きです。
貞昌院本堂において歴史的経過を説明させていただきました。

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青空が広がる気持ちの良い天気で、街歩きには絶好の一日でした。

投稿者: kameno 日時: 22:22 | | コメント (0)

仏教情報センター周年行事まで1週間

仏教情報センターの設立30周年記念行事(平成25年5月6日開催)まであと一週間となりました。

今日は、会場となる芝・増上寺大殿において最終打合せが行なわれました。

配役、会場各所の点検、当日の流れの確認が行なわれていきます。

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やはり、増上寺の大殿は大きいですね。
1000人規模の大人数でも対応できる大きさです。
充実した大会になるよう、一同心を込めて準備を進めています。

皆様のご来場をお待ち申し上げます。

 

日時 平成25年5月6日(月曜日)午後1時開場、午後1時30分より午後5時まで
場所 増上寺 (港区芝4-7-35) 都営三田線「御成門」「芝公園」駅から徒歩3分、JR「浜松町」徒歩10分
チケット 2000円
主催 一般社団法人 仏教情報センター
お申込み 仏教情報センターか、当日直接 増上寺にお越しください

投稿者: kameno 日時: 22:33 | | コメント (0)

新緑を泳ぐ鯉のぼり

今年は、鯉のぼりを例年とは違った方法で泳がせています。
墓地上の駐車場から横にロープを張ってみました。

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境内は新緑がますます鮮やかに色づいています。
木々を渉る風が清々しく感じます。

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投稿者: kameno 日時: 21:41 | | コメント (0)

雲にかかる満月

今日の月齢は 15.7で、ほぼ満月となります。

真ん丸い月が昇ってきました。

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今晩は雲が多いですね。
雲から姿を覗かせたかと思えば、いつの間にか雲の向こうに隠れてしまっています。

忘れてはならないことは、夜空の月は、雲に隠れてしまうと、その姿は見えなくなりますが、しかし、月は雲の向こうでいつも同じように輝いているということです。
姿が見えなくなると、つい、その存在を見失いがちですが、そうではないのです。

 

月の姿は、まだ初々しい新緑の葉一枚一枚の姿をも、くっきりと映し出してくれていました。

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投稿者: kameno 日時: 21:38 | | コメント (0)

藤の花がみごろ

新緑鮮やかな季節となりました。
今日は少し冷たい雨が降り注いでいますが、この時期の雨は花を育て、緑を育む雨となります。

客殿広間から見る藤の花が見ごろを迎えました。

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今年は花の数が少なめですが、その分房が長くなっています。
窓がまるで額縁のように見えます。
この時期ならではの光景です。

投稿者: kameno 日時: 15:39 | | コメント (0)

一面の野蒜

地元小学校2年生の総合学習で、サツマイモ栽培に利用いただいている貞昌院の畑の現在の様子です。

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畝はすっかり低くなっていて、一面草に覆われています。

この草、ただの雑草ではありません。
引っこ抜いてみると・・・・

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野蒜(のびる)です。
湯通しをしてヌタにしても良いし、エシャレットのように味噌を添えて酒のつまみにしても良いし。

檀家さんであれば、お墓参りの際にご自由に採取してくださって構いません。
5月には、耕して再び畝を造り、畑にしてしまいますので、その間にどうぞ!

投稿者: kameno 日時: 18:57 | | コメント (0)

大船観音の八重桜

釈尊降誕の日、打ち合わせのため大船観音に出かけました。
八重桜が見ごろを迎えています。

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甘茶をご馳走になりました。



■おしらせ

檀家のみなさまには、護持会総会議事録、資料を発送いたしました。
近日中に届くと思いますので、是非ご覧ください。

 


 

4月9日から16日まで大本山總持寺報恩大授戒会随喜いたします。
11日の定例坐禅会はお休みです。

投稿者: kameno 日時: 07:41 | | コメント (0)

花まつり・護持会総会・演奏会

春の「嵐」が日本列島を通過。
横浜では、風雨のピークが過ぎ、少しづつ青空が広がってきました。
一つ前のブログ記事に書いたとおり、今朝の西の空には、綺麗な虹が見られました!

風が少し強いものの、晴天に恵まれ、新緑に包まれた花まつりとなりました。

11:00 花まつり釈尊降誕会法要
誕生仏に甘茶を掛けてお釈迦様の誕生を祝います。

引き続き、11:30より 護持会総会
・平成24年度行事報告、会計報告
・平成25年度行事計画、予算案審議
・護持会規約改正の件
そのほか
おかげさまをもちまして、慎重審議いただき、承認いただきました。

⇒総会決議事項は後日皆さまに郵送いたします。

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12:00 マリンバ デュオ「白藤」(東瑞希さん・奈良橋智美さん)をお迎えし本堂の演奏会

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堂内に心地よい音が響きます。

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13:00 懇親会

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懇親会では、貞昌院特製の甘茶をご用意させていただきました。
また、茶室ではお茶のお点前も行なわれました。


 

みなさまのお陰をもちまして、花まつりの行事は盛大に、無事終了いたしました。

檀家さん同志が交流する機会は年に何回かありますが、このように笑いの場を共有することにより、懇親はさらに深まるものだと思います。

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夕方には、貞昌院裏山から富士山がくっきりと見えました。
まだまだ風が強く、雲の形がどんどん変化しています。



演奏会終了後、片づけまでの合間、白藤のお二人に「曹洞宗宗歌」を演奏いただきました。

【歌詞】
花の晨(あした)に 片頬笑(かたほえ)み
雪の夕べに 臂(ひじ)を断(た)ち
代々(よよ)に伝うる 道はしも
余所(よそ)に比(たぐ)いは 荒磯の
浪(なみ)もえよせぬ 高巌に
かきもつくべき 法(のり)ならばこそ

投稿者: kameno 日時: 16:23 | | コメント (0)

入学式三昧の一日

4月5日
横浜市立小学校の入学式が行なわれました。
午前中は、地元永野小学校での入学式。

朝から2年生が学校紹介と校歌の練習を行なっていて、これから行なわれる入学式で1年生たちを迎える準備がすすめられています。

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一年生のみなさん、入学、おめでとうございます。


皆さんは、この学校に来て、校庭が広いな~とか、体育館が大きいな~とか、さまざまなことを感じたと思います。

これからの小学校生活で、新しいことがたくさん始まります。きっとその中には楽しいこともたくさんあるでしょうし、逆に、分らないことや困ったこともあると思います。

そんなときは、先生や、お兄さん、お姉さんたちに何でも聞いてくさい。

また、小学校には、おうちのかたと学校の先生が一緒になる集まりがあります。

それをPTAといいます。 みんなで一年生のみなさんを見守って応援しています。

だから大丈夫。安心して学校生活を楽しんでください。

この永野小学校は、創立120周年を迎えた歴史のある学校です

これから2年生が永野小学校の校歌を紹介してくれます。その歌の中に「永野の誇り」ということばが何回も出てきます。

「誇り」とは何でしょう?

「誇り」の意味を辞書で調べると……「自慢できること」とありました。別の辞書には、「すばらしいと思うこと」とありました。


これから永野小学校で6年間を過ごすうちに、きっと「永野小学校の自慢できること」「すばらしいと思うこと」が何であるのかが、だんだんとわかって来ると思います。

「永野の誇り」を、たくさん見つけてみてください。

入学、ほんとうに、おめでとうございます。


午後からは、中学校の入学式。
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入学式での初心を忘れずに、楽しい学校生活を送ってください!

投稿者: kameno 日時: 09:19 | | コメント (0)

寺社巡り-「わ」の会

金沢区生涯学習「わ」の会の皆様が寺社巡りで貞昌院を参拝されました。

 

最近は、このような生涯学習としての街歩き、歴史散歩が多いですね。
身近な地区の歴史を紐解きながら皆で散歩するということは、とても有意義なことだと感じます。
何よりも楽しいですよね。

今日は暖かく穏やかな一日となりました。

よい散歩日和です。

投稿者: kameno 日時: 11:50 | | コメント (0)

第2回ふるさと福島を語る会・さわやかコンサート

貞昌院本堂で定期的に開催されているさわやかコンサートと第2回ふるさと福島を語る会が開催されました。

■第2回ふるさと福島を語る会・さわやかコンサート

日時 平成25年3月31日(日曜日)
午後2時より
場所 貞昌院 本堂にて
出演 マリンバ演奏 市瀬孝子さん
ピアノ 演奏 渡辺藤子さん

主催 さわやか港南・貞昌院


この日は午前中よりお茶会があり、演奏会出演の市瀬さんにもお茶会に参加いただきました。
午後の演奏会にはお茶会の皆さんも参加しています。

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さわやかコンサートには、100人を超える方々が集いました。
花曇りの、やや肌寒い天気となりましたが、そのぶん桜の花がまだ散らずに残ってくれました。

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演奏は休憩を挟んだ2部構成のプログラムです。

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途中、市瀬さんの「生徒」さんも飛び入り演奏し、会場から大きな拍手を浴びました。

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曲目 愛の喜び 熊ん蜂の飛行 さくらさくら 他

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楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
市瀬さん、渡辺さん、素晴らしい演奏を有難うございました。

 

演奏会の動画、一部の記録です。


出演者プロフィール
○市瀬孝子(マリンバ)
上野学園大学音楽学部器楽科卒業。マリンバを吉川雅夫、故工藤昭二の各氏に、打楽器を故小宅勇輔、故小森宗太郎の各氏に従事。在学中よりテレビ、ラジオで活躍。ラジオで活躍。県立青少年センター打楽器講座、教育センターや小中学校の講演会で活躍。みなとみらい大ホールでのリサイタルや学校教育演奏会他、2011年9月東日本大震災チャリティーコンサートをみなとみらいホールで開催。海外での演奏も好評。
○渡辺藤子(ピアノ)
上野学園大学音楽学部ピアン専門卒業。同大学音楽専攻科終了。高校音楽教師を30年務める。


■関連リンク
ふるさと福島を語る会in貞昌院
投稿者: kameno 日時: 00:50 | | コメント (4)

大岡川・海軍道路の桜並木

大岡川沿いの桜が満開となっています。
すでにかなり散り始めていますので、土日には桜の花びらが川面を埋め尽くすことでしょう。

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夕方、瀬谷区の海軍道路を通ってきました。
直線の道路両脇にソメイヨシノが植えられていて、こちらも見事に満開になっています。
少し風が吹くと、桜吹雪が舞い散っています。

投稿者: kameno 日時: 00:15 | | コメント (0)

収録の一こま

ワンシーンを収録するごとに、多くの方々によるチェックを繰り返しながら着実に進めていきます。

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どのように編集されるのか、楽しみです。

スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 16:22 | | コメント (0)

葉桜から新緑の季節へ

境内に冷たい春の雨が降り注いでいます。

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ソメイヨシノは満開を迎え、少しづつ散り始めています。
葉桜になりつつあります。

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これからは、枝垂れ桜見ごろを迎えます。

葉桜のソメイヨシノ、花桃、新緑がコントラストになっていますね。

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今日は肌寒い一日となりそうです。

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投稿者: kameno 日時: 09:03 | | コメント (0)

上永谷からのダイヤモンド富士

明日から春彼岸の入りを迎えます。
彼岸の時期に、上永谷ではダイヤモンド富士を観ることができるのですが、今日は上永谷の北、三丁目付近から眺めてみました。
(貞昌院の裏山からは明日3月17日あたりが見ごろとなります)

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だんだんと夕日が富士山頂の向こう側に隠れていきます。
(3月16日17時35分)
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すっかり沈みました。

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3月中旬に入り、パンスターズ彗星が富士山の上付近に見えるはずですが・・・・・

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写真に写っているのは彗星ではなく、飛行機雲です。

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今日は地平線付近に薄い雲、霞が掛かっていたためか、彗星の姿は確認できませんでした。
まだまだ彗星を観るチャンスはありそうなので、今後のチャンスを楽しみにします。

投稿者: kameno 日時: 21:22 | | コメント (0)

街の動脈

毎週木曜日に行なっている坐禅会では、坐禅後に皆でお粥をいただいています。
今週は、春の名物、貞昌院産の蕗の薹を散らしました。
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庫裏の窓からは、早咲きの「紅・白」の桜が見えます。
(手前の「紅」の花は梅です)
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春爛漫、本格的に春めいた暖かさとなりました。

今日は午前中は東京で会議、午後は横浜で会議。

夕方から懇親会。
少し前まで日本一の高さを誇っていた(昨年、あべのハルカスに抜かれてしまいました)ランドマークタワーから横浜駅方面の眺望です。
この素晴らしい景色をゆったりと眺めていたいところですが、懇親会の主催者側だったので、窓際に小型カメラを置いてタイムラプス自動撮影をしてみました。

街と街を結び、血管のように広がっている道路と、そこを流れる様々な車たち。
人の流れ、モノの流れが活発に動いている様子を眺めると、経済がそれだけ循環していることを実感できます。

一つひとつの光は小さな光ですが、集まると実に美しい光景を生み出します。
日本の夜景は、海外に比べて蛍光灯や水銀灯が多いので、青白いという特徴がありますね。

投稿者: kameno 日時: 07:52 | | コメント (0)

時間の流れ4

東日本大震災から2年が経過しました。
震災発生以降、同じ場所の記録の一部です。



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(左より)2011年5月25日(2枚目)2011年8月26日(3枚目)2012年6月18日(4枚目)2012年8月19日 (5枚目)2013年3月10日

宮戸島へ渡る松ヶ島橋。
2年目を迎え、島に渡る橋が2車線になりました。
前後の道路も整備されつつあり、島への利便性が格段に向上しています。
堤防の嵩上げ工事が急ピッチで進められておりました。 
⇒GoogleMap


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(左より)2011年5月25日(2枚目)2011年8月26日(3枚目)2012年6月18日(4枚目)2012年8月19日 (5枚目)2013年3月10日

宮戸島里浜の縄文村・漁協前の道路。
道路の嵩上げと、道路脇の護岸整備が進められています。 
⇒GoogleMap


 

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↑2011年5月25日 宮戸島月浜海岸

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↑2011年8月26日 宮戸島月浜海岸
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↑2012年6月19日 宮戸島月浜海岸

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↑2013年3月11日 宮戸島月浜海岸

瓦礫が綺麗に片付けられ、民宿が建ち並んでいた場所は更地になっています。
ただ、護岸堤防はまだ手付かずの状態で残されており、本格的な復旧復興はこれからです。 

⇒GoogleMap


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(1枚目)2011年5月25日(2枚目)2011年8月26日(3枚目)2012年6月18日(4枚目)2013年3月10日

宮戸島大浜手前の水田 。
セイタカアワダチソウが茂っています。

⇒GoogleMap


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(1枚目)2011年5月25日(2枚目)2011年8月26日(3枚目)2012年6月18日 (4枚目)2013年3月10日

宮戸島室浜。高台に仮設住宅が並び、鉄筋コンクリート3階建ての建物が撤去されています。
新しく工場が建てられ、白い煙を盛んに上げていました。



震災発生から2年。
まだまだ復旧復興が進んでいない場所も多いことが感じられます。

 


■関連ブログ記事
時間のながれ
時間のながれ2
時間のながれ3

投稿者: kameno 日時: 17:00 | | コメント (0)

東日本大震災三回忌慰霊法要(2)

東日本大震災3回忌慰霊法要
平成25年3月11日厳修
於 無為山 長音寺

受付~法要説明

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■長音寺41世大和尚3回忌正當法要

七下鐘導師上殿
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上香普同三拝
献茶湯
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拈香法語
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読経・行道
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佛祖礼
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回向

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■東日本大震災三回忌慰霊法要 並びに 慰霊塔開眼供養法要

小鐘一会

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浄道場

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Opening Prayer

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啓白文

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点眼(如来十号)
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読経・地蔵歎偈

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回向

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■慰霊コンサート
Rise Above ~のりこえる~
尺八 ブルース・ヒューバナー氏
ピアノ ジョナサン・カッツ氏


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今回の法要では、一昨年、ドイツ声明講演に本来参加する予定で準備を進めていたものの、大震災の影響で参加がかなわなかった宮城県羯諦会の皆様や、新潟県、愛知県から縁のある方々が集まり、参列者を含め全員で声明・地蔵歎偈を読経しました。
三回忌を迎えた全ての方々に弔意を表し、一日も早い復旧復興を願います。




東日本大震災三回忌慰霊法要
http://youtu.be/-yaTF62d97A
東日本大震災三回忌慰霊コンサート
http://youtu.be/0qnmyJPKu4w

投稿者: kameno 日時: 23:11 | | コメント (2)

東日本大震災三回忌慰霊法要(1)

2011年3月11日に発生した東日本大震災から2年目の日を迎えました。
ご縁をいただき、宮城県東松島市野蒜において東日本大震災3回忌法要に随喜してまいりました。

前日の3月10日夕方現地入り。
諸準備、打合わせも無事終了しました。

付近を通る仙石線は、未だ復旧しておらず、また、未開通区間は高台へのルート変更が計画されています。
震災から2年の月日が経過したとはいえ、東名駅はまだまだこのような状態で残されています。

駅の向こうに日が沈んでいきました。

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<翌朝>
3月11日は未明から雪が降り始めました。
宿泊場所からは、松島湾と、その向こう側の奥松島が良く見えます。
美しい日の出を望むことができましたが、再び雪雲が流れてきて、粉雪が断続的に降り始めました。

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行脚の種出発点となる東松島市野蒜 長音寺さまに集まった僧侶は総勢50名ほど。
新潟、愛知、神奈川などから参集しました。

早朝から再び打合わせを行い、

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読経の後、3班に分かれて東松島市野蒜周辺を慰霊行脚いたしました。

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それぞれのルートを行脚し、再び出発地点の長音寺さまに戻り、再び読経、回向で行脚を締めくくります。

 

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この後、津波により遷化された長音寺41世大和尚の3回忌正当法要、および東日本大震災3回忌慰霊法要ならびに慰霊塔開眼法要が営まれました。
⇒次のブログ記事へ続きます。


■記録動画
東日本大震災3回忌慰霊行脚
http://youtu.be/JRXM5OpJgqw
東日本大震災三回忌慰霊法要
http://youtu.be/-yaTF62d97A
東日本大震災三回忌慰霊コンサート
http://youtu.be/0qnmyJPKu4w

投稿者: kameno 日時: 21:55 | | コメント (0)

Time Laps ;Takeshiba Passenger Ship Terminal ,Tokyo

今から二十数年前、東京都に入庁した年に受けた新人研修の場所が、ここ竹芝埠頭でした。

その後、臨海副都心の光景は著しい変貌を遂げました。

昨日の実務担当者会議の後、日が暮れていく竹芝埠頭の光景をタイムラプスで撮影してみました。

港の光景は、見ていて飽きることがありません。

投稿者: kameno 日時: 23:54 | | コメント (0)

春の味わい

ここのところ、暖かい陽気が続きます。
裏山の参道脇にたくさんの蕗の薹が出はじめました。

さっそく天ぷらにしていただきます。

ほんのり苦い春の味わいです。

投稿者: kameno 日時: 22:10 | | コメント (0)

かながわ国際交流財団より感謝状を戴きました

ゆめ観音アジアフェスティバル(会場・大船観音寺)で寄託いただきました義捐金を、先般 かながわ国際交流財団に寄託させていただきました。

⇒報告記事 ゆめ観音義捐金寄託報告

ゆめ観音アジアフェスティバルは、昨年が第14回であり、このように開催されました。

⇒報告記事(記事1 記事2 記事3 記事4

このたび、永年の義捐金寄託に対する感謝状を、かながわ国際交流財団よりいただきました。


寄託金は、主に「多文化共生の地域社会かながわづくり」に使われることとなります。
これは、外国人住民に向けた「防災」「教育」「医療」などの生活情報、行政情報の多言語による発信、外国につながる子ども支援のためのガイドブック作成等の取り組みを通じて、子どもの学習環境の整備などを強化し、多文化共生の地域社会づくりを推進するものです。



併せて、第14回ゆめ観音アジアフェスティバルの収支決算報告をここにさせていただきます。

第14回ゆめ観音アジアフェスティバル収支決算      平成24年9月8日開催
          
            総収入金    786,627    円
            総支出金    786,627    円
            差引残高    0    円
                   
                   
収入の部  
入場収入            232,500円      
大船観音寺負担金     145,027円    
總持寺拠出金          100,000円   
教区拠出金            130,000円    
出店者負担金        78,600円    
雑収入            100,500円
計     786,627円    
                   
支出の部                    
事業費       230,000円
車両費       7,704円
広報費       14,700円
電気設備費     220,630円
会場設営費      85,000円
食費   30,450円
諸経費       39,000円
備品費       23,100円
雑費        36,043円   
義捐金        100,000円   (かながわ国際交流財団民際基金義捐金として)
計            786,627円    
                    
             
大会等名称    ゆめ観音アジアフェスティバルin大船            上記の通り決算書を提出いたします   
団体の名称     ゆめ観音実行委員会                平成25年1月20日   


第15回ゆめ観音アジアフェスティバルは、今年9月7日(土曜日)開催の予定です。

エントリーシート、開催要項は4月1日までに 公式サイト に掲載いたします。

投稿者: kameno 日時: 22:16 | | コメント (0)

桃の節句・ひな祭り

今日はひなまつり。
先月から、客殿広間に雛人形をお飾りしています。

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お雛様の目線。
壇の傾斜はかなり急ですから高所恐怖症だとしたら怖いでしょうね。

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ひなまつりといえば、ちらし寿司と潮汁。

みんなでいただきました。

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梅の花も見ごろを迎えつつあります。
本格的な春の到来です。

投稿者: kameno 日時: 22:23 | | コメント (0)

とある日常

朝より宗務所執務。
昼休みの散策中に、かつて東急東横線(反町ー横浜間)の線路敷だった歩道のサクラが咲き始めているのを発見。

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暖かく穏やかな陽射しをいっぱいに受けています。

宗務所執務後、東海道線に乗り込みます。
崎陽軒のチャーハン弁当がお供。

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車窓に大海原が広がります。

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熱海に到着すると、駅前には満開のサクラの木が!
熱海梅園の梅も、丁度見ごろを迎えています。

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SOTO禅インターナショナル(SZI)定例総会
Y老師祝賀会、T師帰国歓迎会 A老師慰労会・・・
創立20周年を迎えるSZIの今後の方向性について熱い討議が午前2時!まで続けられました。
<別掲の予定>

 

朝食をいただき・・・・・

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新幹線こだまに乗って、港区にある曹洞宗宗務庁へ。
N700系はコンセントがあるので便利ですね。

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・曹洞宗関東管区教化センター企画委員会
・曹洞宗関東管区教化主事会
・級階査定専門部会事前打合わせ
・曹洞宗広報委員会

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夜には文京区の仏教情報センターに移り、これからスタートする企画の会議。
内容はまだお伝えできませんが、びっくりするほど具体化・実施に至る速度が速いです。

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最後の会議は午後8時30分終了。
この様な感じで毎日が過ぎていきます。

投稿者: kameno 日時: 11:03 | | コメント (0)

天神山からの富士

今日は菅原道真公の御命日にあたり、貞昌院のお隣、永谷天満宮では、月例祭の正当大祭が行われます。

天満宮と貞昌院は、天神山という同じ山の麓にあり、山(といっても小高い丘です)の頂上に登ると富士山や丹沢山系を見渡すことが出来ます。
今日も、少し雲がかかっているものの、雄大な山々を望むことが出来ました。

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見ることが出来る山々の名前をカシミールでシミュレーションしてみましたので、併せてご参照ください。

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私が子どもの頃よりも、格段にくっきり見え、かつ見える日数が多くなっていることを実感します。
実際に、東京都内から富士山が観測できた日数は、50年間で5倍にも増えたというデータが公表されました。

 

 


大気すっきり富士くっきり 都内から見える日数5倍に


東京都内から富士山が見える日数が、近年は年間100日を超え、この50年間で5倍に増えたとする調査結果を民間の観測所がまとめた。公害対策による大気中の汚染物質減少と乾燥化が影響しているとみられ、5月の気象学会で発表される。
調査したのは、成蹊学園所属の「成蹊気象観測所」。
1963年1月1日から毎日、東京都武蔵野市にある成蹊中学・高校の校舎屋上から観測を続けてきた。現在は5代目所長の宮下敦教諭と助手が交代で午前9時、南西83キロの富士山▽東南東17キロの東京タワー▽北東74キロの筑波山――などを目視で調べている。
宮下教諭らによると、富士山の年間目視日数は65年が最も少なく22日だったが、2009年には100日を超え、11年には最多の131日を記録。観測開始から50年目の節目となる昨年も126日見ることができたという。
(朝日新聞デジタル 2月24日配信)


日本は、公害対策を徹底的に行なっており、その成果が如実に現われたことになります。
大気汚染と経済成長は、決して比例するものではないということを示しています。

現在、日本は隣国からの大気汚染の影響を深刻に受けつつあります。
日本の澄んだ空が、どのようにして得られているのかを、是非そういった国に学んでいただきたいものです。

投稿者: kameno 日時: 10:27 | | コメント (0)

港南区コラボレーションフォーラム開催

港南区内で活動する地域貢献活動団体が集まる「港南区コラボレーションフォーラム」が、港南公会堂を会場に開催されました。
私も貞昌院の活動事例報告として参加してまいりました。

このフォーラムは、それぞれの分野で活動する団体の連携を深め、つながりを広げることによって今後の活動の活性化に繋がる機会として港南区役所の地域振興課中心となって開催されています。
ポータルサイト「ひまわりタネット」の登録団体と生涯学習ボランティア「街の先生」の登録者の交流の機会として始まったフォーラムは、昨年から社会福祉協議会関連団体も参加するようになり、交流の輪が広がりました。

■開催日時 平成25年2月24日(日) 午前11時~午後4時
■開催場所 港南公会堂
■午前11時~午後1時 ステージ発表・ミニブース出展
午後1時~午後4時 まちでかがやく「人・グループ」トークショー
トークショー進行・ミニ講義 廣瀬隆人(宇都宮大学教授)
活動団体の紹介パネル展示・交流
■主催 港南区地域振興課・港南区民活動支援センター・港南台タウンカフェ・さわやか港南

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平成25年(2013年)港南区コラボレーションフォーラム
会場には参加団体(20団体)のパネル展示が行われています。
開場前、舞台上では各団体のリハーサルも進んでいます。

 

大貫港南区長の挨拶でコラボレーションフォーラムがいよいよ開会。

午前の部では
・港南区「街の先生」の会
・木曜手話の会
・総合型地域スポーツクラブ くうねるあそ部
・こうなん介護予防研究会
・港南歴史協議会
・フリースペース ゆる~り

の各団体活動発表が順次行われました。

昼食休憩を挟んで、午後の部では、まちでかがやく「人・グループ」トークショーとして
・日下楽遊クラブ
・日下わくわくネットワークおたすけ隊
・貞昌院
・港南区災害ボランティアネットワーク
・港南台まちある隊
・金井幼稚園さゆり会
・美晴台助け合いグループ
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の各団体の発表と、廣瀬隆人さん(宇都宮大学生涯学習教育センター教授)とのトークショーが行われました。

第三部は交流タイム。
来場者、出場者全員が車座になってこれからの街づくりについて話し合います。
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パネル展示参加団体
・笹下川再生プロジェクト
・港南区民協議会
・永野小見守りサポーターズ
・上永谷富士見台自治会
・さつき台(茜会)
・のばをあじわう
・区民企画運営講座
・港南台タウンカフェ
・さわやか港南
・支援センター

 

マニュアルがないといわれる「市民活動」ですが、問題解決や活性化に向けてのヒントがたくさん得られたフォーラムでした。

コラボレーション(collaboration)とは、複数の立場や人による協力・連携・共同作業、あるいは協力による成果(=共同開発品・合作品・協力体制)であり、「意外な組み合わせ」「付加価値の創出」というニュアンスが込められています。
異なる性質をもつ団体や人が協力、連携して、付加価値を持った活動が展開される契機となるフォーラムであったと感じます。

貞昌院としては、お寺は メディア(メディア=「仲立ち」=medium)という立場で、人と人をつなぎ、歴史を後世につなぐという「メディア」としての役割がお寺本来の役割であるということを基本として、
・縦のつながり--- 歴史を記録し次世代に伝える
・横のつながり--- 地域・活動団体との縁をひろげる
という活動事例を報告させていただきました。

 


多彩な団体をとりまとめて進行された廣瀬先生、入念な準備を進められた実行委員のみなさん、本当にお疲れ様でした。


■追記

港南歴史協議会の事例報告で発表された映像をご紹介します。
港南区に残る横浜の伝統的な地場産業のひとつ「捺染」の技術を映像に残すプロジェクトです。

「横浜スカーフ 伝統の手捺染 ~瀧澤捺染を訪ねて~」

かつては港南区を流れる大岡川、そして横浜港に近い帷子川流域には100社を超える捺染工場が並び、高度経済成長期にはブランドスカーフ輸出で世界シェアの8割を占めていました。
しかし、その後の円高や産業構造の変化により捺染工場は衰退し、現在、手捺染の技術を伝えるのは僅か数社しかありません。
伝統に培われてきた技術を是非これからも受継いでいって欲しいものです。

投稿者: kameno 日時: 23:34 | | コメント (2)

雪降りしきる

今年の冬は雪が多いですね。
今朝もみぞれ交じりの雨から雪に変わりました。

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天気予報では、今回の降雪はそれほど多くなく、昼過ぎにかけて一時的に雪がちらつく程度の見込みだそうです。

境内の梅の見ごろが、また少し遅れそうです。

投稿者: kameno 日時: 09:07 | | コメント (0)

大阪で見かけたものあれこれ

旅行に出かけるたびに街で見かけたものをスナップしています。
今回の研修旅行で、写真に収めたものをいくつかご紹介します。

 

■羽田空港にて。
丁度レスリングがオリンピック種目から除外されそうだ、という報道があったばかりです。
伝統ある競技を何とか残して欲しいものです。

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■大阪環状線
なつかしい電車が走っています。
山手線や京浜東北線、中央線などでおなじみの103系ですが、首都圏からは姿を消してしまいました。

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■ゆめ咲線
大阪環状線の西九条駅に停まっていました。
夢いっぱいの車両です。

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■心斎橋筋戎橋
あいかわらず賑わっています。
おなじみのグリコと、メグミルクの看板。
雪印からメグミルクに変わってしまいました。看板は時代を反映しています。

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■道頓堀の看板

それにしても、どうして大阪の店の看板はハデハデなんだろう。
立体の造りこみが見事ですね。
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■道頓堀の観光船
どぶ川の印象が強い道頓堀ですが、水質が向上したのでしょうか。
観光船が盛んに走っています。

■駅の表示

心無い行為をする人がいかに多いことか。

■帰路の飛行機より
前線による雲がはっきりと現われています。
冷たい空気が関西方面から東へ。
横浜も寒い日が続くようになりました。

 


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投稿者: kameno 日時: 12:58 | | コメント (0)

涅槃会の夜の小惑星通過

2月15日はお釈迦様入滅の日、釈尊涅槃の日です。
この日の夜、地球の静止衛星よりも内側の地表からわずか2万7680kmの距離を小惑星2012 DA14がかすめて通過していきました。
昨日から天気が悪く夜半過から午前5時ごろには雲が広がっていて観測できるかどうか微妙なところでしたが、再接近の時刻から少し経過すると、雲の隙間から小惑星を確認することができました。
小惑星は、しし座からおおぐま座に移動しています。

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写真中央付近に見える2つの明るい星は、おおぐま座ν(右側:3.5等)と ξ(左側:3.8等)で、その間を2012 DA14(約7等)が左から右に横切りました。

20130216-0220130216-03

露出時間は30秒。
その間にこれだけ動いています。

※薄い雲に街明かり反射して赤っぽい写真になっています。

 

小惑星の直径は約45メートル程度です。
もしも地球に衝突していたら大きな被害がでたことでしょう。

偶然にも、2月15日、重さ実に1万トン程度の大きな隕石が大気圏に突入し、ロシアのウラル地方に分解して落下したようです。
この衝撃によって、1000人を超える負傷者と、多数の建物に被害が出ました。


隕石の重さ、1万トンに上方修正…NASA

米航空宇宙局(NASA)は15日、ロシアに落下した隕石(いんせき)について、大気圏突入前の大きさは直径17メートル、重さは1万トンだったと数字を上方修正した。
大気圏突入時の空気の振動を観測する空振計のデータ収集が進んだため、再計算した。それまでは直径15メートル、重さ7000トンと算出していたが、直径が13%、重さが43%、それぞれ大きくなった。今後も修正の可能性がある。
隕石が大気圏に突入してからばらばらに分解されるまでの時間は、32・5秒だった。
(読売新聞 2月16日配信)


お釈迦様が涅槃寂静に入られた日の衝撃的なニュースでした。

投稿者: kameno 日時: 07:22 | | コメント (0)

横浜市仏教連合会主催第38回涅槃会

2月15日はお釈迦さまが入滅された(お亡くなりになられた)日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、9日、横浜市仏教連合会・釈尊奉讃会主催の第38回涅槃会が開催されました。

20130209-0220130209-03

今年は神奈川区仏教会が担当となり、会処寺院は曹洞宗・本覺寺様でした。
法式作法は天台宗式を骨格に組み立てられております。

日時 平成25年2月9日(金)
午後1時半より 涅槃会法要
午後2時半より 講演

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■涅槃会法要
導師・市仏連会長・玄野孝善老師

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1、開式の言葉
1、一同三礼
1、三帰礼文(導師に続いて唱和)
1、表白文奉読
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1、読経(観音経普門品偈・舎利礼文)
1、回向
1、一同三礼
1、導師・式衆退堂
<休憩>

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引続き講演として「いのちを活(生)ききる」と題し、長寿院住職 篠原鋭一老師より御講演をいただきました。

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「今日が本番・今が本番・この一瞬が本番」

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■幸福量を高める5つの生き方

第一に充実感。
これは日常生活は言うまでもなく、生涯全体の人生設計をしっかり立てて、それを実行していく。それによって充実感がもてるのです。

随処作主 ・・・随処に主と作(な)る

第二に連帯感。
一人で生きていくではなく、常に自分以外の人と生きていくという思い。
具体的には誰かと共に行えるもの、例えば仕事や趣味などをもつ。
つながりや仲間意識です。
それにより連帯感が生まれる。つまり"私は一人じゃない"という思いです。

度衆生心 ・・・世のため人のためにつくす

第三に有用感。
自分の存在が認められているという思い。
これは前の連帯感が生まれれば難しいことではありません。
誰かが私のことを有用だ、必要だと思ってくれている、他人のために役に立ったという自尊感情、これがあるから私たちは生きていけるのです。

自己有用感・無価大宝 ・・・人の価値は心と行いから生まれる

第四に達成感。
どんな小さいことでも"やりとげた""やってよかった"という結果を実感できることによって、前の三条件がさらに強くなるのです。

安心立命 ・・・悔いなく生きる人生

第五に価値観。
"自分はこう生きる""このように生きて人生を充実させる"との信念をもつことです。
そのためには生き方を見つめ、"正しい信条"を持ち、人によっては"正しい信仰"に生きます。
とりわけ正しい信仰に導かれるということは、人生という海を不安なく航海するための羅針盤を持つことになりますから、日々の生活を安定させるのです。

回心向大 ・・・不安なく航海させるための羅針盤

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今朝 眼がさめて ありがたし

今朝 眼がさめて ありがたし
昨日は すでに 過ぎさりぬ
明日は 知らじな 今日の日を
尊く 生きて 励まなん

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人生に定年は無い

人生に定年はありません
老後も余生もないのです
死を迎えるその一瞬まで
人生の現役です
人生の現役とは
自らの人生を悔いなく
生きる人のことです

 


横浜市内より各宗派僧侶、檀信徒が参集し、本堂一杯の随喜・参列者による法要が営まれることは尊いことであります。

充実した一日を過ごさせていただき、仏縁に改めて心より感謝いたします。

特に準備の中心を担った神奈川区仏教会の皆さまお疲れ様でした。

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境内には梅が花開いておりました。

投稿者: kameno 日時: 22:59 | | コメント (0)

永野のまち、小学校の歴史をまなぶ

地元小学校の6年生が街の歴史、小学校の歴史について学ぶため貞昌院にやってきました。

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訪問に先立って、予め質問項目をいただいています。

・関東大震災と小学校の被害
・昔の給食について
・七夕集会ではどのようなことをしていたのか
・昔の通知表について
・かぼちゃ、みかん、いなご、スイカの種、キャベツの芯の調理方法
・貞昌院にある書について
・昔からあった行事の変遷・・・・
などなど。

貞昌院に残されている資料をもとに、配布物を作って解説させていただきました。
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また、特別ゲストとして、昭和10年代に地元小学校の児童であり、昭和30年代に教員だった親戚のiさんにもお越しいただき、具体的なお話を聞いていただきました。
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やはり、実体験に基づく生の声は、子どもたちの興味を集めたようです。
熱心に話を聞いてメモをとっていました。

そのあと境内を案内。
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⇒このあたりのプログラムは、以前行った 夏休み土曜塾@貞昌院 に準じた内容としました。

 

最後に、小学校の前身となった学庵の先生であった平野玉城氏のお墓もお参りしました。
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こちらが、貴重な資料、昭和10年代の通信簿です。
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2年生までは甲乙丙丁、3年生から十段階評価になっています。
なぜかというと、昭和11年に永野の地は横浜市に編入されたからです。
つまり、昭和10年までは鎌倉郡の教育方式、昭和11年からは横浜市の教育方式になっている、その境界を知る貴重な通知表です。

子どもたちの学習成果は、ニコニコフェスティバルで発表される予定です。
楽しみです。


■関連ブログ記事

地域の歴史探検
夏休みチャレンジスクール
「眠雲」考
永野の教育を支えた平野玉城
まち探検の専門家

投稿者: kameno 日時: 20:56 | | コメント (0)

立春のテレフォン相談

立春を迎えました。
暦の上では、春ですね。
気温も上がり、暖かい一日となりました。

今日は仏教情報センターのテレフォン相談を担当してまいりました。

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写真は電話の隣においてあるキャラクター「おこらない君3号」。

窓の外からの暖かい陽射しを受けて首を左右に振っています。
「おこらない、おこらない」

仏教テレフォン相談以外でも、様々な相談を受ける事は多いですし、世の中には様々な悩みが渦巻いていることを実感します。
少しでも悩みが減りますように願います。

投稿者: kameno 日時: 23:08 | | コメント (4)

節分!豆まき!2013

今日は節分。
暖かく穏やかな日和となりました。

貞昌院に隣接する永谷天満宮では、午後から恒例の豆撒きが行われました。
邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。
今年は節分が日曜日にあたり、多くの方々が集まりました。

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本殿で神事が行われた後、いよいよ豆撒きの開始です。

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福は~内!

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笑顔と歓声が満ち溢れます。

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豚汁のふるまいと、子どもたちにはお菓子の詰め合わせが配られます。

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引続き、近隣の寺院の節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。

境内はたくさんの参詣者で溢れています。

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武蔵丸の豆まきは豪快ですね~。

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一日の締めくくりは貞昌院本堂での豆撒き。
こちらは私が鬼役です。


福を招く行事に参加させていただき、今年もたくさんの笑顔に出会えることができました。

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暦の上ではもう春を迎えます。
皆さまに福が届きますように
投稿者: kameno 日時: 20:52 | | コメント (0)

港南区コラボレーションフォーラム説明会

港南区内で活動する地域貢献活動団体が集まる「港南区コラボレーションフォーラム」が開催されます。
このフォーラムは、それぞれの分野で活動する団体の連携を深め、つながりを広げることによって今後の活動の活性化に繋がる機会として港南区役所の地域振興課中心となって開催されています。
ポータルサイト「ひまわりタネット」の登録団体と生涯学習ボランティア「街の先生」の登録者の交流の機会として始まったフォーラムは、昨年から社会福祉協議会関連団体も参加するようになり、交流の輪が広がりました。

■開催日時 平成25年2月24日(日) 午前11時~午後4時
■開催場所 港南公会堂
■参加費無料
■午前11時~午後1時 ステージ発表・ミニブース出展
午後1時~午後4時 まちでかがやく「人・グループ」トークショー
トークショー進行・ミニ講義 廣瀬隆人(宇都宮大学教授)
活動団体の紹介パネル展示・交流
■定員 150名(先着順)
■申込方法 下掲載のパンフレット参照
■主催 港南区地域振興課・港南区民活動支援センター・港南台タウンカフェ・さわやか港南

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開催に向けて、参加団体説明会が開催されました。
貞昌院もフォーラムに参加させていただきますので、説明会に参加してまいりました。

それにしても多彩な団体の方々が集まっています。
それぞれが、それぞれの分野で活動されており、その活動内容や運営の方法などを学ぶことも意義のあることです。

平成25年(2013年)港南区コラボレーションフォーラム参加団体

・笹下川再生プロジェクト
・金井幼稚園さゆり会
・フリースペース ゆる~り
・日下わくわくネットワークおたすけ隊
・総合型地域スポーツクラブ くうねるあそ部
・こうなん介護予防研究会
・木曜手話の会
・港南区民協議会
・港南区災害ボランティアネットワーク
・港南台まちある隊
・港南歴史協議会
・永野小見守りサポーターズ
・日下楽遊クラブ
・上永谷富士見台自治会
・さつき台(茜会)
・美晴台助け合いグループ
・港南区「街の先生」の会
・のばをあじわう
・貞昌院
・区民企画運営講座
・港南台タウンカフェ
・さわやか港南
・支援センター


マニュアルがないといわれる「市民活動」ですが、きっとこのフォーラムで問題解決や活性化に向けてのヒントがたくさん得られることでしょう。
多彩な団体をとりまとめてフォーラムを開催する準備を進める実行委員のみなさんは本当に大変だと思いますが、本番に向けてよろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 08:20 | | コメント (0)

降雪再び

一時ではありますが、境内に雪がうっすらと積もりました。

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雪の粒がかなり大きい牡丹雪です。
結晶の形が良く見えますね。

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雪が降ったのはほんの数十分間でした。
日が昇るにつれて、直ぐに融けてしまうでしょう。

投稿者: kameno 日時: 07:46 | | コメント (0)

ゆめ観音義捐金寄託報告

第14回ゆめ観音アジアフェスティバル(記事1 記事2 記事3 記事4)で寄託いただいた義捐金を、本日㈶かながわ国際交流財団に 寄託させていただきました。

ご報告いたします。

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本年度の寄託金は、主に「多文化共生の地域社会かながわづくり」に使われることとなります。
これは、外国人住民に向けた「防災」「教育」「医療」などの生活情報、行政情報の多言語による発信、外国につながる子ども支援のためのガイドブック作成等の取り組みを通じて、子どもの学習環境の整備などを強化し、多文化共生の地域社会づくりを推進するものです。

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その他、「県民・NGO等との連携・協働による国際活動の促進」「国際性豊かな人材の育成」「学術・文化交流を通じた地域からの将来像の提案」等々、身近なところでも取り組むべき課題は多く存在します。
今後ますますグローバル化が進展していくことでしょう。
環境の変化に順応した社会づくりが求められています。

そのような活動の一助に資するため、有効に基金を活用していただくことをお願いいたし、今後のゆめ観音のあり方についても話し合いをさせていただきました。

かながわ国際交流財団の事務所には、小浜・発心寺の寒行托鉢のカレンダーが掲げられておりました。


■関連リンク
公益財団法人 かながわ国際交流財団

投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (0)

幸せの猫がやってきた

貞昌院では毎年檀家さんにカレンダーをお配りしています。
このカレンダーは、新潟県出身のフリーデザイナー、深井和子さんによる詩画集です。

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とても好評で、お配りしている分は直ぐに無くなってしまいます。

今年は、貞昌院におめでたいマスコットが加わりました。

深井和子さんによる手作りのオリジナル招き猫です。
今日届きましたので、早速本尊様の前にお飾りしました。
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お寺にお参りの際には、是非招き猫をご覧いただければと思います。
きっとたくさんの幸せをもらしてくれることでしょう。

投稿者: kameno 日時: 23:50 | | コメント (0)

新春さわやか寄席 報告

新年初笑いをお寺の本堂で!

貞昌院とさわやか港南共催によるさわやか寄席が開催されました。

新春さわやか寄席
落語 金原亭馬治
紙切り 桃川健

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日時 平成25年1月20日(日曜日)午後2時開演
場所 貞昌院 本堂にて
---------------------------------

今回の落語会には、なんと100名近くの方にお越しいただきました。
大盛況の中、本堂は笑い声に包まれました。

金原亭馬治さんの落語は三回目になります。
今回の演目は「猫の皿」「天狗裁き」の2題を披露いただきました。

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「猫の皿」は、骨董を扱う果師(はたし)が、買付けの旅先で偶然に見つけた「高麗の梅鉢」。
なんと、飼い猫の餌入れとして無造作に置かれています。これを何とか手に入れたい果師は・・・・・

「天狗裁き」は新年の初夢に因んだ噺です。
亭主熊五郎がニヤニヤしながらうたた寝をしている。何か夢でも見ているのかと思って起こしてみると、亭主は「夢は見ていない」。
「そんな事無いでしょう、夫婦の間で隠し事をするなんて・・・。」そこから壮大に広がるストーリーです。

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江戸紙切りの桃川健さんには、見事な紙切りの芸を披露いただきました。

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一同感心することしきり。

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その場のリクエストに応えていただき切っていただいた作品や、予めご用意いただいたたくさんの作品を皆さんにプレゼントしていただきました。

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貞昌院にも作品を戴きました。
「白虎隊と会津鶴ヶ城」です。
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楽しい時間はあっという間に過ぎ、片付け終わってスタッフとともに記念写真。

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貞昌院では定期的に落語会・演奏会等を行っています。
お知らせは山門入口の掲示板あるいはホームページにて告知いたします。

 

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裏庭の池では、今日も鯉たちが整列しておりました。

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投稿者: kameno 日時: 00:05 | | コメント (0)

降雪の日の翌朝

 

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投稿者: kameno 日時: 09:09 | | コメント (0)

雪の中のどんど焼き

明日は小正月を迎えます。
(元来は旧暦1月15日に行われていましたが、太陽暦となってからは、元日を大正月、1月15日を小正月としています。

門松、正月飾りにより歳神様をお迎えし、松の内が明け正月飾りの役割が終わるころには正月の諸行事が一段落します。
7日には七草粥、11日には鏡開き。
そして小正月前後には正月行事の締めくくりとしてどんどやきを行う風習が各地で残されています。

上永谷では14日にどんど焼きを行う慣わしになっています。
左義長(さぎちょう)とも呼ばれる火祭りです。

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今日は1月中旬としては珍しくまとまった降雪となりました。

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神様をお送りする神事が行われました。
どんど焼きにおいて、新年にお飾りした門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼きます。

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繭玉と呼ばれる、木に丸めた餅を刺したものを焼き、それを食べることによって、一年の無病息災を祈願します。

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例年ですと多くの参詣者が訪れ、氏子会の方々による豚汁の振る舞いもある(下記これまでの記録参照)のですが、今年は雪のため縮小になりました。
このような年もあるのです。

 


■これまでの記録
どんど焼き2012(2012年)
どんど焼き2011(2011年)
どんど焼き(2010年)
どんど焼き・左義長(2009年)
どんと焼き・左義長(2008年)
どんど焼き(2006年)

投稿者: kameno 日時: 15:09 | | コメント (0)

成人の日の牡丹雪

太平洋側暴風、内陸大雪警戒=交通の乱れも注意―気象庁

前線を伴う低気圧が四国沖から急速に発達しながら東北東へ進んでいる影響で、西・東日本では14日、広い範囲で強い風が吹き、雨や雪が降った。気象庁は東北にかけての太平洋側を中心に暴風や高波に警戒を呼び掛けた。西日本の山地や東日本の内陸、東北太平洋側では湿った雪が降り、局地的に大雪となる恐れがあり、交通の乱れに注意が必要。(時事通信 1月14日(月)6時55分配信)


成人式の今日、横浜では朝8時ごろから雨が霙に変わり、大きな牡丹雪が舞っています。

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これから前線を伴う発達した低気圧が通過するということで、地域によってはかなりの積雪になる可能性があります。
今日はどんど焼きも行われる予定なのですが・・・・。

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昼が近づくにつれて、だんだんと積もり始めました。

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投稿者: kameno 日時: 09:37 | | コメント (0)

大本山御拝登

神奈川県東部嶽山会・神奈川県第二宗務所主催、大本山總持寺への御拝登が行われました。

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大祖堂内に木版五声が響き渡ります。

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引続き侍局において紫雲薹において年賀拝問
引続き 記念撮影

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曹洞宗管長禅師の年頭の挨拶を曹洞宗のホームページから聴くことができます

 

平成25年 年頭の挨拶

管長 福山 諦法禅師
新年明けましておめでとうございます。
瑞祥の気が満つる処、皆さまには恙なくお正月を迎えられたことと思います。
私も悠久の時間の流れの一点に、生きて在ることを思うにつけ、真に感謝に堪えません。お互い健康に留意して、一日一日を大切に暮らしましょう。
続きを音声でお聴きいただけます

(ラジオNIKKEI 2013.1.1 放送 「声の年賀」より)

投稿者: kameno 日時: 23:53 | | コメント (0)

坐禅会の朝

貞昌院では毎週木曜日の朝、坐禅会を行っています。
新年に入ってからの2週目となりました。
これから段々と日が長くなってきます。日の出の時間も早くなってきていることが実感できます。

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坐禅会には早朝にも拘らず、多くの参加をいただいています。
今回は新宿から始発電車に乗って参加された方もいらっしゃいました。

※坐禅会はどなたでも参加歓迎します。 坐禅会予定表を参考にお越しください。

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さて、今日から坐禅会の最後に、佛遺教経を少しづつ読んでいます。
お釈迦様が涅槃に入られる際に説かれた最後の教えを纏めたものです。

佛遺教経の前半では「八大人覚(はちだいにんがく)」について詳しく書かれています。
いわば、人生のなかで大切な八つの教えというべきものですが、その八つとは


(1)少欲
多欲と少欲とを対比して、「多欲の人は利益を求むることに集中するから苦悩が多い。少欲の人は無求無欲であるから心に憂いがない・・・・・」と説かれています。
そして、「心が坦然として、心配事や畏(おそ)れるれることがないから、さまざまな功徳を生ずる・・・と続いています。
人間は贅沢な生き物です。欲望には際限がありません。欲しいものが手に入っても、また次のものが欲しくなります。美味しいものを食べても、もっと美味しいものを食べたくなります。
会社や商売において、利益追求が第一だ、という人もいますが、本当にそうでしょうか。
少欲が実践されますと、お互いの信頼関係が高まり、あたたかい敬愛の情が生じていきます。その功徳は計りしれないものであると考えます。

(2)知足
これは、まさに少欲と密接な関係があります。足ることを知る者には、自らを律する強い意志が現れています。
「不知足の者は富めりといえどもしかも貧し、知足の者は貧しといえどもしかも富めり」
「知足の法はこれ富楽安穏の処なり」
足ることを知るということは、欲望という煩悩から解き放たれて、実に安らかで穏やかな、そして豊かな心持ちでいることができるのです。
じっくりと噛み締めてみてください。

(3)遠離
今の時代は、情報の洪水に巻き込まれ、毎日が慌しく過ぎていきます。取り巻く環境も目まぐるしく変動していきます。
このような中で過ごしていると、視覚や聴覚などの五感でさえも麻痺してしまう。このような時代だからこそ、静かなところに坐して、喧騒から離れることが必要なのでしょう。
「衆をねがう者は、すなわち衆悩を受く。例えば大樹の衆鳥これに集まれば則ち枯折の憂いあるがごとし。世間は縛若して衆苦に没す。例えば老象の泥に溺(おぼ)れて自ら出ずること能(あた)わざるがごとし。」
・・・良寛さんの「戒語」に「推し量りのことを真実になして言う」というのがあります。世の中には不確かな情報が溢れています。一人一人の憶測が世の中の喧騒を作り出しているのです。この喧騒に溺れることがないように心がけたいものです。

(4)精進
一滴一滴の雨だれであっても、年月を重ねて石に穴を穿っていきます。
これは、実に大事な生活の態度です。
道のりが果てしなく遠いように見えても、一歩一歩足を進めることにより、確実に目標に近づいていくのです。

(5)不妄念
「常にまさに念を摂(おさ)めて心(むね)におくべし、もし念を失するものは、諸(もろもろ)の功徳を失す」というように、真実を見極め、光明を見失わない者には、例え五欲(財欲、色欲、食欲、名誉欲、睡眠欲)の雲が襲ってきても、毅然としてこれに左右されないわけです。

(6)定
これは正定とか禅定、または止観三昧などと同義です。特に禅宗の根底に培われる教えであって、「定を得る者は、心即ち散ぜず」ということは、心の奥から叡知の光がさんさんと輝いているようなイメージです。
身や心を清浄にして、呼吸を整え、静処に端坐し、我執我慾を念制すること、これが定です。

(7)智慧
知恵ではなく、智慧です。これは聞思修の慧ということで、正しい仏法を聞いて、これを思惟し、これを体得した智慧の意で、「無明黒暗の大明灯なり、一切病者の良薬なり、煩悩の樹を伐る利斧(りふ)なり」と例えられています。
分かりやすく言うと、證(さとり)とも言うべきものでしょう。

(8)不戯論
「乱心、戯論を捨離すべし」というように、無意味な論議に大切な時間を空費してはならないということです。


このようなものです。
2500年前の教えですが、現代社会にも十分に通じる教えであるといえます。

教え自体はそんなに難しいことではないですが、それを実践することはとても難しいといえます。

私たちが複雑な社会の中で、生きていく中で大切なことは、喧騒の中に巻き込まれずに、一歩退いたところから客観的に私たちを取り巻いている事象を冷静に観察して、正しく判断を行い、着実に物事に取り組んでいくことなのでしょう。

ということで、これからも早朝も坐禅会を予定通り開催いたします。

投稿者: kameno 日時: 08:16 | | コメント (0)

七草粥とちらし寿司

早いもので、新年を迎えてから一週間経過しました。

今日は七草粥。
古来中国では、やはり正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習があったそうですので、そこに七草粥の由来があることは間違い無さそうです。
また、旧暦正月7日は、五節供の一つ「人日の節句」の日でもあります。
正月一日から鶏・狗・猪・羊・牛・馬・人の順に占いを立てたため、正月7日に初めて人の占いを立てたとされます。
新しい一年の運勢を天候でも占ったそうです。
今日の横浜は見事な冬晴れを迎えていますので、きっと「吉」なのでしょう。

これら中国の風習が日本の平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる「七穀粥」と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

春の七草は、

「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根

であり、これら七草は、「日本のハーブ」とも呼ばれています。
かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。

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正月三が日はおせち料理とか、檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きました。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵が伝えられているっていうのは良いことだと思います。

今日は親戚廻りもありますので、ちらし寿司も作りました。

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投稿者: kameno 日時: 12:09 | | コメント (0)

2013年箱根駅伝10区観戦記

■日本体育大学 30年ぶり総合優勝!!
予選会からの総合優勝は史上2校目の快挙!!おめでとう!

第89回東京箱根間往復大学駅伝競走は3日、復路5区間109.9kmが行われました。
往路優勝を果たした日体大が復路でも終始トップ独走を果たし、総合タイム11時間13分26秒で30年ぶり10度目の総合優勝を果たしました。
9区で矢野圭吾選手が区間2位の走りで2位以降との差を広げ、アンカーの谷永雄一選手も危なげない安定した走りを見せ大手町のゴールをトップで切りました。
予選会からの総合優勝は1997年の神奈川大以来、実に史上2校目の快挙です。

 

9区観戦に引き続き、箱根駅伝ゴール直前の日本橋で、各チームのラストスパートを応援しました。
日本橋近辺は多くの応援で沿道に人が溢れ、熱気も最高潮に達していました。
20130103-10-21
トップの日本体育大学 谷永選手はタイムを計りながらの堅実な走りでした。
20130103-10-22 20130103-10-23 20130103-10-24
トップの日本体育大学が通過してから2位東洋大学まで約5分。
かなりの差がついたことが実感できます。
3位駒澤大学は、復路優勝の堂々たるタイムで順位を上げ、アンカーの後藤田選手が日本橋を勢いよく駆け抜けていきました。

4位争いは帝京と早稲田。熊崎選手と田口選手が最後の最後まで競っており、お互いスパートするタイミングを駆け引きしていましたが、ゴール直前帝京が僅かに競り勝ち4位。
6位通過の明治 北選手は勢いのない走り。しきりに背後を気にしており、直後から追い上げてきた順天堂 堀選手に抜かれてしまいました。
以下、順天堂大、明大、青山学院大、法大、中央学院大までがシード権を獲得しています。


■10区 日本橋(ゴール手前1km地点)通過順位・ ( )内は確定総合順位

  20130103-10-01 
1位 日本体育大学 谷永雄一
20130103-10-02
2位 東洋大学 冨岡司
20130103-10-03 
3位 駒澤大学 後藤田健介
 20130103-10-04
4位 帝京大学 熊崎健人
20130103-10-05 
5位 早稲田大学 田口大貴
20130103-10-06
6位(7)   明治大学 北魁道
   20130103-10-07
7位(6)   順天堂大学 堀正樹
 20130103-10-08 
8位   青山学院大学 出岐雄大
  20130103-10-09
9位   法政大学 高梨 寛隆
   20130103-10-10
10位(16) 神奈川大学 井上雄介
20130103-10-11
11位(10)  中央学院大学 山田侑紀
 20130103-10-12
12位(11) 山梨学院 福沢潤一
   20130103-10-13
13位(棄権) 城西大学 二平智裕
 20130103-10-14
14位(17) 東京農業大学 花田昌之
    20130103-10-15
15位(14) 國學院大學 岡本昂之
    20130103-10-16
16位(12)大東文化大学 植木章文
20130103-10-17   
17位(15) 日本大学 竹ノ内佳樹
20130103-10-18  
18位(棄権)中央大学 塩谷潤一
20130103-10-19    
19位(13) 関東学連選抜 山本哲広
    20130103-10-20
20位(18)  上武大学 大西淳貴



■第89回東京箱根間往復大学駅伝競走最終成績

総合順位 チーム名 記録 1 位との差 間隔
1 日本体育大学 11:13:26 - -
2 東洋大学 11:18:20 4:54 4:54
3 駒澤大学 11:19:23 5:57 1:03
4 帝京大学 11:21:39 8:13 2:16
5 早稲田大学 11:21:39 8:13 0:00
6 順天堂大学 11:24:43 11:17 3:04
7 明治大学 11:25:14 11:48 0:31
8 青山学院大学 11:25:59 12:33 0:45
9 法政大学 11:26:40 13:14 0:41
10 中央学院大学 11:27:34 14:08 0:54
11 山梨学院大学 11:28:24 14:58 0:50
12 大東文化大学 11:30:46 17:20 2:22
13 関東学連選抜 11:31:50 18:24 1:04
*14 國學院大學 11:33:28 20:02 1:38
*15 日本大学 11:35:23 21:57 1:55
*16 神奈川大学 11:37:36 24:10 2:13
*17 東京農業大学 11:39:13 25:47 1:37
*18 上武大学 11:42:44 29:18 3:31
*記録無し 城西大学 -------- ----- -----
*記録無し 中央大学 -------- ----- -----
         

*は復路繰上げスタート
総合10位までが来年度シード権獲得


■関連ブログ記事
2013年箱根駅伝10区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝2区観戦記

■過去の記録を含めた記事はこちら
箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 17:59 | | コメント (2)

2013年箱根駅伝9区観戦記

2013年、第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路が芦ノ湖畔のスタート地点において午前8時の号砲により始まりました。

箱根駅伝復路6区の下りは日体大・鈴木選手が1位を守る堅実な走りで抜き襷を繋いでいます。
3位スタートの東洋大・市川選手は早稲田・相原選手を抜き2位に浮上。
早稲田は明大・広瀬選手にも抜かれ4位となりました。
駒澤・千葉選手が今年の区間記録、さらに自身のもつ区間記録に迫る快走をみせ、6位へと順位を上げています。今後どれほど順位を上げることができるか楽しみです。


 

今年も9区不動坂付近で応援しました。

■復路9区 不動坂(9区3キロ地点)通過順位、 ()内は実質順位

  
20130103-09-01
1位 日本体育大学 矢野圭吾
  
20130103-09-02
2位 東洋大学 服部勇馬
  
20130103-09-03
3位 明治大学 松井智靖
20130103-09-04 
4位 早稲田大学 田中鴻佑
20130103-09-05
5位 帝京大学 山川雄大
5位 駒澤大学 上野 渉
20130103-09-07
7位 法政大学 松田憲彦
 
20130103-09-08
8位 順天堂大学 松村優樹
 
20130103-09-09
9位 青山学院大学 横山拓也
 
20130103-09-10 
10位(棄)中央大学 相場祐人
10位(16) 神奈川大学 鈴木駿
  
20130103-09-12
12位(10) 中央学院大学 室田祐司
 
 20130103-09-13
13位(11) 関東学連選抜 菊池貴文
  
20130103-09-14 
14(14) 國學院大學 鮫島紋二郎
14(棄) 城西大学 石橋佑一
14(12) 大東文化大学 稲田康希
  
20130103-09-17
17(13) 山梨学院大学 牧野俊紀
  
20130103-09-18 
18(15) 日本大学 田村優宝
 
20130103-09-19 
19(17) 東京農業大学 青木優
 20130103-09-20  
20(18) 上武大学 平迫幸紀
   

  


2区では駒澤大学 上野選手の猛烈な追い上げにより、権太坂を過ぎたところで早稲田大学 田中選手が捕らえられてしまいます。
明治大学 松井選手は、この後横浜駅を過ぎてから走りの勢いが急速に失われ、駒澤、早稲田、帝京に抜かれてしまいました。
今年もエース級が集う9区でドラマチックな展開が見られました。



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2013年箱根駅伝10区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝2区観戦記

■過去の記録を含めた記事はこちら
箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 09:41 | | コメント (0)

2013年箱根駅伝2区観戦記

箱根駅伝がスタート...20チームが熱戦

新春恒例の2013年、第89回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)往路5区間108.0km)がスタートしました。
1区は東洋大・田口が1時間3分32秒で走り、鶴見中継所を1位で襷リレー。見事な1区区間賞です。
続いて2位に明治大、さらに1秒差で3位法政大が続いて2区に入りました。


今年も貞昌院に程近い「花の2区」、権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。

20130102-00

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■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順位

 
20130102-01
1位   東洋大学 設楽啓太
 
20130102-02
2位 日本大学 ガンドゥ・ベンジャミン
 
20130102-04
3位   駒澤大学 窪田忍
 20130102-05
4位 明治大学 大六野秀畝
4位 中央学院大 藤井啓介
20130102-03 
6位 日本体育大学 本田匠
20130102-06 
7位 城西大学 村山紘太
 20130102-08
8位   山梨学院大学 エノック・オムワンバ
 20130102-09
9位  関東学連選抜 早川翼
20130102-10
10位   早稲田大学 平賀翔太
11位   順天堂大学 小澤 真
11位 帝京大学 蛯名聡勝
 
20130102-11
13位 青山学院大学 大谷遼太郎
13位 神奈川大学 西山 凌平
13位 大東文化大学 片川準二
16位 法政大学 篠原 義裕
 
20130102-16
17位 中央大学 新庄翔太
 
20130102-18
18   東京農業大学 竹内竜真
 
20130102-19
19位   國學院大學 寺田夏生
 
20130102-20
20位   上武大学 佐藤舜
 


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さすがにエース級が集う2区。
各選手の力強い走りが印象に残ります。
トップ通過の東洋大・設楽啓太選手は、さすがの安定した走り。
しかし、なんとこの直後、戸塚中継所手前で驚異の追い上げを見せた日大・ベンジャミン選手に抜かれてしまいます。
走りの勢いが桁違いでした。
2区では留学選手の活躍が際立ちました。
特に、ここでは8位通過だった山梨学院大1年生のオムワンバ選手が、12人抜きの記録を作り4位で戸塚中継所に飛び込んでいます。


今年は海風が強く、3区、4区では選手たちは少なからず影響を受けることになるでしょう。
山登りの5区に何位で襷をつなぐことができるのか、順位変動に注目です。



■日体大が往路優勝!

強風の中の第89回箱根駅伝往路は日本体育大学が5時間40分15秒でゴール。
26年ぶり10度目の優勝となりました。
予選会からの往路優勝はさすがです。
2位は2分36秒差で早稲田大学。先頭を行く東洋大学をかわしたものの最高標高地点を過ぎたあたりから疲れが出てしまいました。
3位は東洋大学。残念ながら往路5連覇は達成できませんでした。
三大駅伝、出雲駅伝優勝の青山学院大は往路7位、全日本大学駅伝優勝の駒澤大はトップ差6分57秒の9位でした。
中央大、城西大は5区で途中棄権。残念な結果となりました。

第89回東京箱根間往復大学駅伝往路成績(108.0km 東京—箱根)
往路優勝 日本体育大学 記録5時間40分15秒

順位 チーム名 5区選手 トップ差 間 隔
1 日本体育大学 服部翔大 - -
2 早稲田大学 山本修平 02:35 02:35
3 東洋大学 定方俊樹 02:39 00:04
4 明治大学 大江啓貴 04:22 01:43
5 法政大学 関口頌悟 05:24 01:02
6 青山学院大学 松田直久 06:12 00:48
7 帝京大学 小山 司 06:12 00:00
8 順天堂大学 西郷貴之 06:14 00:02
9 駒澤大学 村山謙太 06:57 00:43
10 関東学連選抜 吉村大輝 07:37 00:40
11 山梨学院大学 松本大樹 07:54 00:17
12 大東文化大学 大崎翔也 08:31 00:37
13 中央学院大学 田中瑞穂 09:50 01:19
14 國學院大學 大下稔樹 12:48 02:58
15 日本大学 吉田貴大 14:16 01:28
16 上武大学 氏原健介 17:47 03:31
17 東京農業大学 内藤寛人 19:09 01:22
18 神奈川大学 柏部孝太郎 19:53 00:44
- 中央大学 野脇勇志 棄権 -
- 城西大学 濱本栄太 棄権 -

 


■関連ブログ記事
2013年箱根駅伝10区観戦記
2013年箱根駅伝9区観戦記
2013年箱根駅伝2区観戦記

■過去の記録を含めた記事はこちら
箱根駅伝写真レポート

投稿者: kameno 日時: 11:00 | | コメント (0)

謹賀新年

平成25年/2013年/佛紀2557/癸巳
新年あけましておめでとうございます。

20130101-01

新しい年が皆様にとってより良い年となりますことを御祈念申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

合掌


元日の修正会法要には、例年通り多くの参列をいただきました。

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新年のお札をご祈禱していきます。
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法要後、檀家総代さんの挨拶いただき、賀詞交換会へ。

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会場を客殿広間へ移します。

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参列の皆様には自家製のおせちをベースとした料理をお出しいたしました。
檀家さんより新鮮な野菜をたくさんいただいています。

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・柿なます
・煮物(蓮根・里芋・人参・南瓜・隠元・薩摩揚)
・昆布巻き
・黒豆
・伊達巻
・胡麻豆腐
・漬物
・豚汁
・赤飯
などなど。


修正会に華を添えたのが「啓翁桜」です。
お正月に桜の花を見たい!・・・という願いを叶えるために研究された桜です。
山形より送っていただきました。
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投稿者: kameno 日時: 01:32 | | コメント (2)

除夜の鐘点描

新年あけましておめでとうございます。
2012年大晦日から2013年にかけて行われた貞昌院での除夜の鐘は、例年以上に多くの方に撞いていただききました。

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除夜の鐘の点描です。

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今回の除夜の鐘は、昨年に引き続き UStream と WebCamera で配信しました。
こちらも各地より多くの方に視聴いただきましたことを感謝申し上げます。
コメントを見ると、タイ・香港・台湾やブラジルなど海外からの視聴もありました。
後で調べると、「マニアック香港」様からリンクいただいていました!
 
新年を迎えた瞬間には、明るい月が本堂の上に輝いていました。

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隣の永谷天満宮には初詣の参詣客が行列を作っています。
こちらも、昨年以上の人出のようです。

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投稿者: kameno 日時: 17:48 | | コメント (0)

Selected Photos 2012

Photo log らしく、昨日の記事 十大ニュース@当ブログ2012 に続いて、2012年に撮影した写真の中からいくつか写真をセレクトしてみました。
写真で一年を振り返ってみます。


2012_hakone09-02-1
箱根駅伝復路9区、戸塚中継所から約3キロ地点での撮影です。
トップ通過の東洋大・田中選手は、既に9分前に通過しています。
2位でやってきた早稲田・前田選手に迫る駒澤・窪田選手。この後まもなく2位と3位の順位が入れ替わってしまいました。
東洋大2年ぶりV!駒澤2位・ 早稲田は4位より


20120209-08
神奈川県の梅花講員の皆様と宮城県宗務所主催梅花特別講習に参加しました。
行程の中で東日本大震災で津波の被害を受けた地域をお参りし復興の進んでいない現状も目の当たりにしました。
実際に現地の様子を体感することは、テレビや新聞写真を通して見るものとは違った感覚を持たれたと思います。
宮城県研修2日目

20120219-10
貞昌院本堂を舞台として行われた「 佯狂 ( ようきょう ) のあとで 」 "After The Feigned Atomic Party"。
一週間通しでの開演でした。
本堂という制約の多い劇場での演劇は大変だったと思います。
それにしても皆さん、本当に演劇を愛しているのですね。
「佯狂( ようきょう )のあとで」review


20120303-07
昨年ドイツ声明公演ツアーを行った内容にアレンジを加え、大倉正之助氏が加わったバージョンでの声明コラボレーションが鶴見のホールで開催されました。
大倉正之助と曹洞宗声明のコラボレーション


20120309-1020120313-02
ハワイ・オアフ島上空から眺める虹も、ホノルルの夜景もとても美しかった。
さすがレインボーアイランド!
ハワイで見かけたものあれこれ


20120321-08
お彼岸のダイヤモンド富士!
昼と夜の狭間


20120329-14
大空を泳ぐ魚たち・・・ではなく、あまりにも水の透明度が高いことに感動。
忍野八海と青木が原


20120421-01
境内で見かけたかわいらしいカメムシ。
ハート模様のカメムシ


20120505-16
スーパームーンダブル富士。
傘雲がもう少しうすければ、スーパームーン+パール富士+ダブル富士になったところでした。
スーパームーンと宵の明星


20120521-08_2
朝から雨雲に覆われ、時折雨模様という天気が幸いして、雲が良い感じのフィルターになってくれました。
金環日食みえた!


20120608-03
自然発生のホタルは貴重です。
ホタルたちを暖かく見守る地域の皆さんの力も大きく働いています。
ゲンジボタル飛翔はじまる



20120623-47
静かな祈りが満ち溢れました。
祈りと願いのキャンドルナイトin大船観音

20120717-0720120719-05
プリウスPHVとともに様々なところへドライブしました。
プリウスPHV10days(7)


20120729-00
ライトアップされた東京スカイツリーと隅田川花火大会を皆で堪能しました。
隅田川花火大会


20120801-12
迫力の神奈川新聞花火大会。
この写真が『神奈川新聞花火大会コンテスト」で入賞しました。
第27回 神奈川新聞花火大会


20120814-06
丸山台小学校から立ち昇る暁の虹です。
金星食と暁の虹


20120908-33
ゆめ観音のトリ、ボリウッドフュージョンダンスは最高に盛り上がりました。
2012ゆめ観音アジアフェスティバル(1)


20120925-01
貞昌院墓地からはこのような素晴らしい光景を望むことができます。
貞昌院からのダイヤモンド富士2012


20121004-33
明治建築界の重鎮、辰野金吾設計による東京駅の丸の内駅舎(重要文化財指定)。
5年をかけた復元工事が完了し、約100年前の建築当時そのままの姿がよみがえりました。
東京駅ライトアップパノラマ


20121003-31
東日本大震災発生から僅か5日目の3月16日に、三陸鉄道はいち早く久慈―陸中野田間を運転再開。そして3月20日には宮古―田老間の運転が再開しています。そこには、鉄道運行に従事される多くの方々の並々ならぬ熱意がありました。
地域の復旧復興には、鉄道路線の復活は大きな原動力になるものです。
三陸鉄道 北リアス線


20121128-13
肉眼ではあまり実感の無い半影月食ですが、写真では地球の半影に入っている様子がはっきりと判ります。
半影月食進行中


20121201-03_2
今年は台風による塩害の影響もありましたが、それでも美しい黄葉を見せてくれました。
黄色度 99%


今年もたくさんの写真撮影を愉しむことができました。
ここに紹介し切れない写真、このブログで掲載していない写真もたくさんあり、それぞれが思い出を伴う写真です。

投稿者: kameno 日時: 18:39 | | コメント (0)

クリスマス寒波

ここ数日、一段と冷え込みが強まりました。
世間ではクリスマス寒波と呼ばれているようですね。

裏庭のシモバシラは、連日のように見事な「シモバシラ」を纏っています。
今月13日の状況と比較してみてください⇒ 霜柱とシモバシラ

20121225-04

近くで見ると、吸い上げられた水分が茎の裂け目から出て次々と凍っている様子がよく分かります。

20121225-0620121225-05

地面にできるほうの「シモバシラ」もご覧の通り。
20121225-03

こんなに長いシモバシラが辺り一面に見られます。

天神山から見る富士山は、すっかり雪に覆われています。

20121225-01

天満宮のシンボル、道真公の牛に飾りが掛けられました。

20121225-02
年末年始の準備が着々と進んでいます。

投稿者: kameno 日時: 17:11 | | コメント (0)

街ができる 東戸塚編

写真を整理していて、懐かしいものが出てきました。
まず最初に、こちらの写真を。
どこを写した写真か分かりますか?

 

20121219-01
東戸塚駅が開業する直前に、現在の品濃小学校前交差点付近から撮影した、東戸塚駅東口の光景です。
昭和55(1980)年3月17日に撮影しました。
4つのタワーマンションが林立し、ダイエーと西武デパートから成るオーロラシティーのある場所も、駅前開発当初はこのような光景が広がっていました。

20121219-0320121219-02

視点を少し左に転じ、東戸塚駅の方向を眺めると、このような感じ。
駅の開業は昭和55年10月1日ですから、半年先の開業に向けて急ピッチで工事が進められている様子が分かります。

当時は、東海道線と横須賀線の電車が同じ線路を走っており、左上写真の一番左側には貨物線。その間に新しく横須賀線専用の路線を新設して、そこに東戸塚駅を造っています。
これにより、東海道線と横須賀線が分離され、東京方面への旅客輸送量が格段に増えました。

二番目の写真と反対側、東京方面から東戸塚駅を眺めた写真がこちらです。

20121219-04

この場所に駅ができる計画は、明治20年からありました。
大正2年には、武蔵駅という名前で設置が具体的に決まっていましたが、大正15年に発生した関東大震災により駅の計画は白紙に戻されます。
震災が無ければ東戸塚周辺の街の形成は大きく変わったものになっていたことでしょう。

その後、戦後の高度経済成長に伴う都市周辺の人口増加によって、
昭和39年「東戸塚開発 80 万坪総合マスタープラン」
昭和45年「東戸塚上品濃中央土地区画整理事業」認可
昭和52年 熊谷組による土地買収
昭和57年 駅前マンション分譲開始
昭和60年 東戸塚中央街区特定街区の認定
昭和63年 超高層マンション着工
平成10年 中央街区商業棟着工
というように、次第に現在の街が形成されていきました。


東戸塚駅の建設には、不動産開発会社「新一開発興業」社長、福原政二郎氏の存在が大きく、駅の建設費30億円の大半を拠出されたそうです。
民間主導の東戸塚開発は、「新一開発興業」と「熊谷組」を中心に進められていった珍しい形態の都市計画事業だったのです。



■関連ブログ記事
まちをつくる まちができる
写真パネル展示「上永谷いまむかし」
写真パネル展示「ふじみ今昔物語」
投稿者: kameno 日時: 01:05 | | コメント (4)

境内はすっかり冬の様相

境内の銀杏は、葉がすっかり落ち、芝生の色もすっかり薄茶色に変化しています。
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このように、すっかりと冬の様相となりました。

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冬至が近いため、9時を過ぎても太陽の光はかなり低い位置から届いています。


以前、The Garden in Motion として、貞昌院に設置しているライブカメでの蓄積した画像を使って2006年から08年にかけての3年間の記録を素材としてムービーにしてみたことがありましたが、この機に高画質版としてリメイクしてみました。
毎日午前8時の画像一齣として、一齣0.25秒で繋げたものです。
春夏秋冬の境内の変化がよく分かります。
日本は実に四季が豊かな国ですね。

投稿者: kameno 日時: 13:21 | | コメント (0)

ふたご座流星群の夜

ふたご座流星群がピークを迎えた12月13日深夜~14日早朝にかけて南南東の空を連続的に撮影してみました。
オリオン座→ふたご座→かに座…と冬の星座が次々と現れていきます。


右下にフルスクリーン(全画面)モードと、画質切替のマークがあります。
画面を縦に出来る方は、是非縦画面でご覧ください。

肉眼では1時間に十数個ほど観測できましたが、この動画には、そのうちの比較的明るいものしか写っていません。
人の眼が如何に性能が良いかが分かります。

それでも、かなりの数の流星が写ってくれました。
横浜の住宅街でもこれだけ見ることが出来るのです。


機会があれば、ゆっくりと光害の無い場所で撮影してみたいものです。

■このブログ記事は一昨日の記事の追記記事です。

投稿者: kameno 日時: 22:15 | | コメント (0)

サツマイモまつり

地域の小学校2年生が総合学習として貞昌院の畑でサツマイモを育て収穫しました。

今年のこれまでの経緯
サツマイモ植付け2012
待ちに待ったサツマイモの収穫


収穫されたサツマイモの蔓が、今日のサツマイモまつりで様々な遊具に生まれ変わっています。
2年生たちがグループに別れ、それぞれ楽しめるコーナーを工夫し、保護者たちを招待する形で進められます。

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サツマイモ畑の畝作りから植え付け、収獲まで見守ってくれた地域の農家のHさんより挨拶。

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おまつりパレードで、おまつりがスタート!

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各クラスで作った自慢のおみこしで会場を練り歩きます。

グループごとに分かれて、ブースを運営します。
楽しいコーナーがいっぱい。

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会場の真ん中でまつりを見守るサツマイモの御神輿たち

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サツマイモを育てて収獲するだけでなく、サツマイモの様々なことを調べ、楽しめる遊びを考え、みんなに楽しんでもらう、とても有意義なサツマイモまつりの一日でした。


■関連ブログ記事
小学生からの手紙(2008年)
サツマイモまつり(収穫祭)(2007年)

投稿者: kameno 日時: 22:33 | | コメント (0)

ふたご座流星群☆ミ

冬になると星空がクリアに見えます。
12月半ばには「ふたご座流星群」が見ごろとなります。
特に今年は月明かりの影響が少ない今日条件となりました。
ふたご座流星群のピークとなる13日夜から14日未明にかけて、貞昌院からも一時間に十数個のペースで流星を見ることができました。

20121214-01
↑オリオン座の右上を流れる流星。
左下の明るい星はシリウス、下に見える木々は天神山の雑木林です。

20121214-02
↑ふたご座とかに座の間を流れる流星。
左上部の明るい2つの星がふたご座の双子星。
下部中央にある四角形の星がかに座の甲羅の部分です。
四角の中に散開星団のプレセベ星団が見えます。
(かに座はとても見つけにくい地味な星座です)

20121214-03
↑明け方、大きな比較的流星が見えました。

ふたご座流星群を動画にしたものはこちらです

 


■今年もたくさんの天体現象をたのしむことが出来ました。

オリオン座流星群★彡
半影月食進行中
「きぼう」の光跡
金星食と暁の虹
今夜はペルセウス座流星群のピーク
金環日食みえた!
スーパームーンと宵の明星

投稿者: kameno 日時: 21:45 | | コメント (0)

霜柱とシモバシラ

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ここ数日の冷え込みによって、早朝の境内には霜柱が随所にみられるようになりました。

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地表の苔や小石などは軽々と持ち上げてしまいます。
力持ちですね。

裏庭に植えているシモバシラの草の茎にも「シモバシラ」が付くようになりました。
まだまだ控えめの現象ですが、12月半ばに観られるというのは例年よりもだいぶ早いことなので、今年の冬の冷え込みはかなり厳しいものになるかもしれません。

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投稿者: kameno 日時: 09:16 | | コメント (0)

藤沢市民クリスマス

釈尊成道の日の午後、カトリック藤沢教会で「藤沢市民クリスマス」に参列してきました。
この行事は、藤沢市内にあるキリスト教会連絡会所属の超宗派教会が合同で行っているもので、今年で40年目ということです。

市民クリスマスのポスターに長女の絵が選ばれたことから来賓としての参列をさせていただきました。
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会場となったカトリック藤沢教会は、JR藤沢駅前の立地のよい場所にあります。
窓ガラスから差し込む光がやわらかく教会内を照らしています。

ところで、お寺と教会ってあまり交流が無いように思われがちですが、そんなことはありません。
特にカトリック教会とは、貞昌院の国際交流坐禅会にはオーストラリアのカトリック教会が運営する高校の学生たちが何度も坐禅にやってきますし、昨年ドイツで声明講演を行った際にもケルンのロマネスク時代の教会を会場に行ったり、東京カテドラル聖マリア大聖堂で研修を行ったり・・・・

様々なつながりがあります。

第40回 2012年藤沢市民クリスマスは、
第1部 クリスマスの祈り
第2部 クリスマスコンサート&子どもたちのための人形劇
第3部 愛餐会

の3部構成で行われていました。

カトリック教会に参列していつも思うことですが、式の進行、運営の手法として学ぶことはかなりたくさんあります。
それをここに逐一挙げることはしませんが、例えば、教会で当たり前のように行われている「牧師さんのことば、司会進行等をすべてを同時手話通訳で行う」ということは、寺院行事の中ではそれを実践していることを見たことがありません。
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市民クリスマスは荘厳な雰囲気の中で進行していきました。

終わるころにはすっかり日が暮れていました。

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帰路、藤沢駅前の街路樹はムクドリたちに覆われています。
すさまじい数ですね。
数千羽は居るでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 00:58 | | コメント (0)

成道会・仏教の誕生日

今日は12月8日。
日本ではお釈迦様が悟りを開かれた日、成道の日とされ、三仏会の一つとして仏教徒にとって重要な日であります。

約2500年前、19歳で出家修行されたお釈迦様は、インド各地を巡り様々な思想を学びましたが、どの教えも彼を満足させることはありませんでした。
その後、修行仲間とともに体を痛めつけたり断食をする苦行を行じますが、それでも悟りに至ることは無く、苦行の無意味さに気づき苦行を中断します。
ネランジャラー河の岸辺で村娘が作ってくれた「乳粥」を施され、そのままガヤの菩提樹の下で坐禅を組み禅定に入ったお釈迦様は、禅定を妨害する魔物たちをことごとく調伏し、12月8日未明ついに悟りを開かれます。
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これは、私が21年前にインドを旅行したときに撮影した「ネランジャラー河から見たブッダガヤのマハーボーディ寺院大塔」です。
中央に見える大塔は、高さが52mもあります。

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大塔の近くに、お釈迦さまが悟りを開かれた菩提樹と金剛座がありました。

 

釈迦牟尼仏言 明星出現時 我与大地有情 同時成道
『正法眼蔵』「発無上心」巻より

かの明星が出現した時に わたしと大地や生きとし生けるものは みな同時に成道した
『現代語訳 正法眼蔵』増谷文雄著より

 

12月8日の未明、明けの明星の元でお釈迦様は大悟されたのです。
いわば、仏教が誕生したおめでたい日ともいえます。

 

ブッダガヤからみた今朝の東の空をシミュレートしてみました。
 20121208-01
水星、金星、土星、月と実に賑やかな空ですね。


貞昌院坐禅会では、接心期間中のお粥に「南瓜入五味粥」をいただきました。
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投稿者: kameno 日時: 10:38 | | コメント (0)

上を向いて歩こう

イチョウの黄葉は、ピークを過ぎて散り始めています。
もう既に半分程度散ってしまっています。

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境内を散策される際には、是非上を見上げてみてください。

黄色の葉の隙間から見える青空も、その範囲が少しづつ増えています。

裏山の紅葉も美しく色づいています。

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木の近くに立つと、頭の上まで紅葉の葉が覆いかぶさって、まるで紅葉のトンネルのようです。

紅葉は、下から見上げると透過光を通していっそう美しく見えます。

投稿者: kameno 日時: 15:04 | | コメント (0)

ふるさと福島を語る会

貞昌院を会場に、ふるさと福島を語る会in貞昌院 が開催されました。

 

ふるさと福島を語る会in貞昌院

日にち:平成24年12月2日(日)
時 間:13:30~16:00 (13:00受付)
場 所:貞昌院 (港南区上永谷5-1-3) 
主催:永野連合町内会・地区社会福祉協議会
協力:東永谷地域ケアプラザ・野庭地域ケアプラザ・神奈川県社会福祉士会

 

数ヶ月前から打ち合わせ、準備を進め、いよいよ開催当日を迎えました。
境内のイチョウもちょうど見ごろです。

 

受付開始後、まずは抹茶を待合室でご用意させていただきました。
お茶請けは薄皮饅頭。

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開式は本堂にて。
主催者挨拶、貞昌院の境内・伽藍の紹介、参加者自己紹介・・・・

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集合写真の後、客殿に移動し、まずは永野地区の歴史について私から説明させていただきました。

その後、芋煮、手作りの漬物、豆の煮物などを戴きながら、また、お茶と「ままどおる」を戴きながらの語らいの時間となりました。

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今回の会合には福島県庁職員も参加いただき、神奈川県委託の社団法人「かながわ避難者見守り隊」とともに大きな役割を果たしていただきました。
映像資料の中には、福島県警撮影による東京電力福島第一原発周辺地区の現況のものもあり、準備段階ではこれを流すかどうか論議があったところですが、当日参加者に諮ってみたところ、満場一致「流してほしい」ということでした。

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映像には、学校や駅、街並みなど、「あ、ここは○○だ!」と、参加者のよく知る場所が次々と流れていきます。
どれも震災直後のまま放置され、雑草に覆われてしまっているという現実が淡々と映し出されている映像です。
それでも、マスコミはもとよりインターネットにすら流されることのない映像を見ることが出来てよかったという声が大勢を占めていました。
映像は、今年の春、満開となった富岡町・夜の森公園の桜並木の光景で締めくくられていました。

誰も観ることが無くても、桜の花は震災前となんら変わらず咲いているのです。

 

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「ふるさと福島を語る会」には、県内各所からの参加を戴きました。福島県島県をはじめ東北各県から避難している皆さまとの、ふるさとを語る交流会、今回が1回目ではありますが、2回、3回と継続していくことが大切なのだと実感しました。
参加された皆様、楽しい時間を有難うございました。
スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

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投稿者: kameno 日時: 00:55 | | コメント (0)

黄色度 99%

ここ数日、境内のイチョウは一気に黄色に染まりました。

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少し強い風が吹くと、ハラハラと葉が散っていきます。

20121201-02
イチョウは、散り始めから数日ですっかり散ってしまいます。
したがって、今日~明日が見ごろのピークでしょう。
来週になるとすっかり落葉してしまいます。

20121201-01

今年は、9月の台風の際に、潮を含んだ風が南西方向から吹き付けられました。
そのため、南西方向(貞昌院山門外側)の葉は散りはじめが早いようです。


明日(12月2日)開催予定の ふるさと福島を語る会in貞昌院 では、一番の見ごろを迎えることでしょう。


追記

午後から北風が強まり、強風によって一気に葉が散り始めてしまいました。
明日どの程度の葉が残っているか心配です。

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投稿者: kameno 日時: 10:40 | | コメント (0)

半影月食進行中

真ん丸い月が昇ってきました。
ちょっと雲に阻まれて朧月になっています。

20121128-10

今日は満月ですが、地球の影を月がかすめる半影月食となります。

肉眼ではほとんど分かりませんが、カメラのレンズを通すと、左側からちょっぴり暗くなっていっていることが分かります。
21時13分に半影月食が始まりました。

ありがたいことに、雲がだんだん薄くなり、月がクリアに見えるようになりました。

以下、同じ露出(コントラスト+)にて35分間隔で撮影していきます。

20121128-11
2012年11月28日 22:22 JST

20121128-12
2012年11月28日 22:57 JST

20121128-13
2012年11月28日 23:33 JST 半影月食の最大(最大食分0.942)

20121128-14
2012年11月29日 0:08 JST

20121128-15
2012年11月29日 0:44 JST

20121128-16
2012年11月29日 1:19 JST

もうほとんど影は確認できなくなりましたが、次第に全体的に明るくなっている様子が分かります。

満月のすぐ傍には木星が輝いていて、にぎやかな月夜となりました。

朝は定例坐禅会。
二チュウ目に丹沢(経ケ岳と仏果山の間)に沈みつつある満月を望むことが出来ました。

20121128-17
2012年11月29日 6:33 JST

投稿者: kameno 日時: 23:12 | | コメント (0)

スローシャッター・行持の動と静

スローシャッターは行持の記録写真としてはあまり用いないかもしれませんが、動きが記録されて趣のある写真になります。
先日の晋山結制式での写真からいくつかピックアップしてみます。

20121124-20
首座入寺式

20121124-2120121124-2220121124-2320121124-24
本則行茶

20121124-27
晋山行列(花籠)

20121124-2620121124-25
晋山開堂

 

20121124-3020121124-2920121124-28
大般若

投稿者: kameno 日時: 00:14 | | コメント (0)

鉄の獅子舞

今月は近隣の寺院での慶事が毎週のように続きました。
昨日は、横浜市青葉区(横浜北部地区)の寺院での晋山結制・落慶法要があり、2日間の随喜をさせていただきました。

晋山とは、「山にすすむ」ということで、正式に寺院に住職が晋住する儀式です。
早朝、安下処(あんげしょ)から行列を組んで、山門をくぐり、本堂へ進みます。

その行列を、寺院の所在する地域の無形民族文化財に指定されている「鉄(くろがね)の獅子舞」が先導しました。

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黒塗りの頭に雉の羽を飾り、髭を生やした、実にインパクトある三頭の獅子です。

この「鉄の獅子舞」は、2年に1度、10月第1日曜日の鉄神社の祭礼に奉納されているものだそうで、慶長年間に、調布方面から伝えられたとされています。
獅子の胸には太鼓が隠されています。

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獅子頭行列の順番は

輪棒・法螺貝・花籠・露払い・蝿追い(ひょっとこ)・天狗・獅子3頭・笛・ササラ引き・・・という順番になり、これに稚児、五色幡、新命、大傘、五侍者・・・という長くにぎやかな行列となりました。

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舞振りも格闘を表現したり、ユーモラスな振付があったり、変化に富んだものでした。

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このような地域の伝統はいつまでも受継いでいって欲しいものです。

 

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獅子頭を被ってみると、前が良く見えない!

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お稚児さんたちも、獅子や天狗とじゃれあったり、花篭で遊んだり、楽しそうでした。

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投稿者: kameno 日時: 00:46 | | コメント (0)

黄色度30%

朝夕めっきり涼しくなってきました。
境内のイチョウも一気に黄色の度合いが強くなってきています。

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今年は、昨年に比べて黄葉の進み具合がやや早いようです。
貞昌院のこれまでのイチョウ黄葉チャートではこのような感じです。

chart2012

※図の中の黄色は、イチョウの黄葉度合いが30%程度、濃い黄色は見ごろを迎えたことを表しています。
※数字のパーセントは、葉が散った度合いの数字です。
(あくまでも私の主観的判断による数値です)

このペースで進むと、ふるさと福島を語る会in貞昌院が開催される12月2日頃には一番の見ごろを迎える感じです。

投稿者: kameno 日時: 09:13 | | コメント (0)

客殿窓の光景

客殿の広間から眺めるフジの葉も、次第に色づいてきました。

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このフジは、初夏になるとこのような見事な花を見せてくれます。

 

窓いっぱいの藤の花
フジが満開

投稿者: kameno 日時: 10:35 | | コメント (0)

秋色の境内

貞昌院の山門をくぐると、秋の気配は次第に晩秋のものに変化してきていることがわかります。

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ウチワカエデは、こんなに真っ赤に染まっています。

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桜の葉も鮮やかですね。

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とはいえ、イチョウは、まだほんの少し黄色に変化始めたばかりです。
今年は、9月の台風もたらした塩害の影響で、葉の周囲が少し茶色くなってしまっています。
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山門脇の皇帝ダリア
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環状二号線からは、街路樹のケヤキを通して貞昌院を眺めることができます。
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まさに紅葉のトンネルですね。
新緑のケヤキも美しいですが、色とりどりに染まるケヤキも見事です。
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投稿者: kameno 日時: 23:11 | | コメント (0)

晋山結制落慶法要

法類の御寺院さんで晋山結制・落慶法要の慶事がありました。
晋山結制は、その寺院の一世一代のおめでたい行事です。それに新本堂の落慶が併せて厳修されました。
今回は配役上、あまり写真を撮影出来ませんでしたので、点描としてご紹介します。

2日間に亘る行事の一日目は
○首座入寺式 (しゅそにゅうじしき)
○本則配役行茶 (ほんそくはいやくぎょうちゃ)
が行われました。

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首座入寺式は、本堂を僧堂に見立て、修行僧のリーダーである首座(しゅそ)が就位する儀式です。
本則配役行茶とは、明日の法戦式(ほっせんしき)で行われる問答の課題(本則)の発表と、修行期間中の配役発表の茶会(行茶)が行われます。

一日目は雨模様でしたが・・・・・

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二日目は見事に晴れ上がり、小春日和のさわやかな一日となりました。

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首座寮の面々。
右より書記、首座、弁事。
弁事を私の長男がつとめます。

晋山式に華を添える稚児行列が到着し、いよいよ新命住職様が山門を通り本堂に入ります。

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晋山開堂、落慶法要、法戦式、檀信徒総回向と法要が続きました。

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新命住職様、首座和尚さん、関係の皆様、まことにおめでとうございました。
素晴らしい晋山式でした。
弁事もよくできました。本当におめでとう。

写録配役のりうりう師により全体を通して、新鮮な視点で記録していただきました。

裏方の様子もあり、貴重な映像記録となっています。

 


■関連ブログ記事
晋山結制法戦式習儀
おめでた続きの11月
曹洞宗僧侶になるための段階
投稿者: kameno 日時: 09:16 | | コメント (0)

これからの葬祭業を担う方に

一般社団法人 仏教情報センター(私は常務執行理事を勤めさせていただいています)のご縁で、将来の葬祭業を担う「葬祭マネジメント学科」のある専門学校で講義を担当して来ました。

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「仏教と葬儀」

仏教情報センターの各宗派僧侶が、毎月順番に講義を担当していきます。
今年11月は、私が曹洞宗に関する講義を改良衣+絡子という威儀で2コマ行いました。
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内容は、
1.自己紹介
2.各宗派の教義の基本と死後感、本尊、荘厳、法具の配置など(概論)
3.曹洞宗の特徴
4.曹洞宗(貞昌院)の葬儀の考え方と構成
5.戒名、法名、法号等の意味
6.葬祭事業者として働く方へのお願い
7.これからの葬祭事業に思うこと
8.質疑応答

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葬祭業に携わることを考えている学生さんたちも、仏教に関する基礎的な事項もまだ知らなかったり、なじみが無かったりするようです。
しかし、実は普段の生活の中に浸透していることや、それらがどのような由縁を持つのかを逐一お話することで、理解を深めていただいたようです。


後半の未来の葬祭業を担う方にお願い、これからの葬祭事業に思うことについては、

■葬祭事業者として働く方へのお願い
(1)人の最大の出来事(生老病死)として、故人と喪家に対して心を込めて対応して欲しい。
(2)宗教性(各宗派の教義、地域の風習)への理解と、司祭者(導師)とともに、厳粛な葬儀執行をお願いしたい。宗教性の中心に入り込むことは避ける。
(3)正しい情報の提供とアドバイス。
喪家が菩提寺を持っているかの確認を確実に行い、早期に菩提寺に連絡を行って欲しい。
近年、寺院を持たない、葬儀だけを執行する僧侶があり、その後の法事や埋葬の面倒を見ないということによるトラブルが多くある。
葬儀の意味を捉え、むやみに簡略化しない。
(4)信頼のおける関係業種との絆を大切にして欲しい。寺院、住職との普段からの意思疎通など。

■これからの葬祭事業に思うこと
従来の死に臨んでの告別披露、弔問外交、格式の誇示などのような葬儀の形態は消滅しつつある。
また、かつて近所、講中で世話役を中心に行ってきた葬儀、葬列などもほとんど見られなくなった。
合理的に、かつスリムに経費を削減した質素な形式の葬儀が増えていくであろう。
通夜無しの一日葬、炉前のみ、戒名無し、無宗教、散骨など、時代の変遷により様々な選択肢が増え、加速化される中で、生前に関ってきた家族、親族、職場、地域社会との縁を簡単に省略化してよいものかどうかも考えなければならない。
「みたま」としての「いのち」の意味と、遺された者へのグリーフケアをどのようにするべきなのか。それを考えた時に、真の安らぎを求める道について、関係する業種に従事する人は真摯にとりくんでいく必要があろう。

 

ということを中心に、急速に進展する少子高齢化、核家族化、縦横の繋がりの減少により、葬祭業を取り巻く環境は大きな転換期を迎えていること、その中でどのように対応していくことが必要なのかをお話させていただきました。
葬祭業を営んでいく中で、ルーチンワークに陥ることの無いよう、ご遺族にとっては、一生の中での大きな事象であるということを常に心に据えておくことが大切です。そのことを忘れないように、ということで講義を締めました。

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後ほど戴いた学生さんたちの講義感想文にはびっしりと文字が埋まっていました。
講義の合間にはさんだ年回法要の意味、享年の数え方などのトリビア的ないくつかの説明と、坊主丸儲けの誤解などの小ネタも興味を持っていただけたようでした。
感想文はすべて拝読させていただきました。
これから資格取得に向けてがんばってください。

投稿者: kameno 日時: 10:27 | | コメント (0)

坐禅会の朝

朝夕めっきり冷え込むようになってきました。
毎週木曜日に開催している坐禅会の朝、暁の空には本堂の上に明けの明星(金星)が輝いています。

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坐禅会の後には皆でお粥を戴いています。
今朝のお粥は、裏山で収獲したばかりのサツマイモを炊き込みました。

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坐禅会はどなたも参加歓迎です。
予定表は下記に掲載しておりますので、お気軽にご参加ください。

坐禅会予定表

投稿者: kameno 日時: 07:19 | | コメント (0)

「きぼう」の光跡

今朝、貞昌院から国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」をはっきりと見ることができました。

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11月14日 5:13:30
西南西、オリオン座のすぐ脇から輝き始めました。
左下に写っているのは、貞昌院の太陽光発電パネルです。

 

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5:14:00
輝きは次第に増していき、東の空に昇り始めている金星よりもはるかに明るく光っています。
音も無くゆっくりと移動しています。

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5:15:30
おおむね西北西方向、最大仰角となりました。

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5:17:00
おおぐま座、こぐま座付近を通過。


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5:18:00
境内の2本の銀杏の間、永野小学校の彼方に消えていきました。
それにしても街明かり(光害)が酷いなぁ・・・・


「きぼう」には、星出さんが乗船しています。
あと5日間、11月19日には地球に帰還する予定とのことです。

横浜からは、明朝(15日早朝)04:27:00からも、東北東から北東にかけての低い位置に「きぼう」の輝きを見ることができます。

 

そういえば、今朝は太平洋からオーストラリアにかけて皆既日食が観られる日ですね。


Live stream by Ustream
投稿者: kameno 日時: 05:59 | | コメント (0)

おめでた続きの11月

11月に入り、県内寺院の慶事が続きます。
2・3日は藤沢の御寺院様での晋山結制。

晋山式とは寺院へ新しく任命された住職(新命住職)として晋(すす)まれる儀式です。
稚児行列が慶事を盛り上げます。

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晋山開堂では、新命住職がお釈迦様に代わり須弥壇に登り問答を繰り広げます。
住職としての力量が問われる禅宗の古式に則った厳しい行持です。

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法戦式では、首座(しゅそ=修行の先頭に立つ修行僧)が、修行僧たちと問答を繰り広げます。

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見事な問答でした。
おめでとうございます。


■関連ブログ記事
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投稿者: kameno 日時: 21:17 | | コメント (0)

待ちに待ったサツマイモの収穫

地元の小学校で小学校2年生の総合学習として行っているサツマイモ作り。
貞昌院裏山の一角をサツマイモ畑として使っていただいています。

5月下旬に子どもたちが植えたサツマイモが、ようやく待ちに待った収穫の日を迎えました。

地元の農家のご協力、保護者の参加もいただいて収穫が始まります。

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各クラスが一畝づつ担当していますので、それぞれの畝に分かれて収穫開始!

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次々と芋が地表に姿を現します。
そのたびに歓声が響きます。

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今年は日照時間が長かったこともあり、まるまると成長した大きな芋が目立ちました。

子どもたちにとっては良い経験になったことでしょう。

 

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11月3日には、小学校創立120周年記念の日を迎えます・


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投稿者: kameno 日時: 22:27 | | コメント (0)

紅葉-次第に色づく

秋が深まり、気温が低くなると、落葉樹は葉を落とすための準備として葉と枝の境に離層を形成していきます。
この離層によって、葉の中で生産された糖分が枝へ移送されることが妨げられ、糖分は葉の中に蓄積されていきます。

また、葉緑体の中にあるクロロフィルは、老化してアミノ酸に分解されます。
葉緑体の中には黄色の色素カロチノイドも含まれます。
(夏の間は、クロロフィルの量がカロチノイドに比べてはるかに多いため、緑に見えます)

黄葉になる仕組みは、秋にクロロフィルが分解されはじめ、隠れていたカロチノイドの黄色が表にでてくるからです。
紅葉になる仕組みは、糖分やアミノ酸を材料にアントシアンという色素が合成されるからです。
褐色になる仕組みは、糖分やアミノ酸を材料にフロバフェンという色素ができるためです。

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境内の木々の葉(上写真はウチワカエデ)にも次第に紅い部分が広がってきました。
もう少し経つと、ウチワカエデは見事に真っ赤に染まります。

ぐるりとまわって、秋色を探してみました。

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木の種類によって、また、同じ木でも、その色素の出来具合により葉の色が微妙に異なっていて、実に個性的です。



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紅葉チャート2011
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黄葉チャート
紅葉チャート

投稿者: kameno 日時: 14:26 | | コメント (0)

全国的にこの秋一番の冷込み

今朝は西日本や東海地方を中心にこの冬一番の冷え込みとなりました。
最低気温は、福岡で10.8℃、広島で9.6℃、京都で8.6℃、名古屋で9.8℃だったそうです。

貞昌院の裏山から眺める富士山も、白い雪の部分がかなり広がっています。

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空気の透明度が高いため、望遠レンズで撮影すると雪化粧の模様がくっきりと見えます。

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急に寒い日が続くようになりました。
体調管理には十分気をつけたいものです。

投稿者: kameno 日時: 21:41 | | コメント (0)

健康体操教室坐禅会

町内会館で健康体操教室を開いている皆さんによる坐禅会が開催されました。

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2006年に大岡支部10周年記念の坐禅会を開催して以来の坐禅会です。
今回初めて参加される方もおり、坐禅の後は境内散策も行いました。

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■関連ブログ記事

自彊術の皆さんによる坐禅会

投稿者: kameno 日時: 21:08 | | コメント (0)

オリオン座流星群★彡

秋から冬にかけての夜空は賑やかです。
明るい星が多いことと、クリアに晴れ上がる夜空となる日が多いことなど、さまざまな好条件が揃っています。
冬を代表する星座、そして冬の大三角(ベテルギウス・シリウス・プロキオン)が夜半から昇ってきます。
さらに、木星が夜空にひときわ輝いています。
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昨晩、オリオン座流星群が極大を迎えました。
オリオン座流星群は夏のペルセウス座流星群ほど明るい流星は多くないのですが、それでも貞昌院のベランダからいくつか観ることができました。

そのうち、比較的明るかった流星が写ってくれました。

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東南の空、天神山すれすれに流れる流れ星です。
(写真をクリックすると拡大します)
この方向は上永谷駅、丸山台、野庭団地の方向なので、地平線近くは街明かり影響で空が白んでいます。
オリオン座流星群の輻射点はベテルギウスのやや左側。
その方向から流れていることが分かりますね。

上写真からオリオン座と流星の部分をトリミングしてコントラストを調整して流れ星を見やすくしてみました。
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今年は、12月14日のふたご座流星群も月齢1の好条件なので楽しみにしています。
晴れるといいな。


■これまでの流星群関連ブログ記事

今夜はペルセウス座流星群のピーク (August 13, 2012)
星に願いを☆彡双子座流星群 (December 13, 2009)
ペルセウス座流星群観察記(August 13, 2007 )

投稿者: kameno 日時: 08:18 | | コメント (0)

晋山結制法戦式習儀

法類にあたる寺院で晋山結制が行われるため、その主要な法要の習儀が行われました。
がどのような行事かはこちらをご参照ください。
曹洞宗僧侶になるための段階

 

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このたびの法戦式では長男が弁事をつとめることになりました。

儀式は一ヶ月先ですが、何回かに分けて習儀が行われています。

今回は全体習儀。

さまざまな役の僧侶が有機的に動いて儀式を構成するために、このような全体習儀は大切です。
動作進退、問答を発するタイミングなど・・・・綿密な点検が進んでいきました。


ここのところ、朝晩めっきり冷しくなりました。
裏山の墓地から見る富士山は真っ白な雪で覆われています。

境内の金木犀は最盛期を迎えました。

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投稿者: kameno 日時: 08:43 | | コメント (0)

採れたての秋の味覚

今朝の坐禅会は銀杏入りのお粥と茹で落花生。

どちらも境内で採れたものです。
落花生は裏山の畑から昨日収穫しました。
茹で落花生にしていただきます。

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投稿者: kameno 日時: 06:31 | | コメント (0)

中秋の名月

台風が接近しています。今年の中秋の名月は見ることができるでしょうか・・・

↓9月29日は曹洞宗の両祖(道元禅師・瑩山禅師)忌、30日は中秋の名月の日。その境の9月29日から30日になった瞬間の月は朧月でした。
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今晩は中秋の名月の夜ですが、台風17号の影響で次第に雲が厚くなり強い風が吹き荒れています。
空は台風本体の雲に覆われていて激しい速度で流れています。
けれども、夜半近くなるにつれて、雲に隙間が目立ってきました。
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雲と雲の隙間から、次第にくっきりと中秋の名月(月齢14.5)を望むことができるようになりました。

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夜半には台風が抜けていくことでしょう。
明日は好天に恵まれそうです。

投稿者: kameno 日時: 23:05 | | コメント (0)

永野連合合同防災訓練

永野地区の合同防災訓練が行なわれました。
毎年9月下旬に行われている防災訓練で、地震災害の発生を想定し、消防署・消防団のご協力により町内会と合同で行なわれる実地訓練です。

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災害ボランティアは各持ち回りの地域の要支援者の安否を確認したうえで小学校校庭に集合します。
町内会ごとに人数を集計し、防災無線にて非難状況を連絡します。

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次に、4班に分かれて、判別の訓練が行われました。
・消火器の使用訓練
・備蓄倉庫保管物資の確認
・かまどによる炊き出し
・避難所となる体育館での訓練
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昨日の「達人と歩く町」講座において「防災に対する心構え」を次のようにまとめさせていただきました。

・災害に対する防災知識を身につける
・災害に備え応急手当の方法を覚えておく
・自分が住んでいる土地の状況を把握する
・災害時の帰宅困難に備える
・ハザードマップ(防災マップ)を備える
・気象情報に注意する
・家の点検修理は早めに行う
・家族で防災会議を開う
・防災訓練に参加する


発電機も炊飯器も時折使用しておかないと、いざというときに使用できなくなる可能性があります。
その意味でも定期的な訓練は大切なことです。

防災訓練に参加することは大きな意味があるのです。

 

台風17号が近づいてきました。
大きな被害が出ないことを願います。

投稿者: kameno 日時: 15:25 | | コメント (0)

達人と歩く町

わが住む町を愉しむ会」・・・達人と歩く町 第3回講座が貞昌院で開催されました。

「わが住む町を愉しむ会」では、地域の歴史や自然について学ぶことにより、住んでいる地域に親しみを持ち、これからの生活を愉しもうと、学びと散策の講座「達人と歩く町」の平成24年度会員を募集致します。「達人」のお話と町歩きを通して、和気あいあいと住んでいる町を愉しみます。(港南地域ポータルサイト

 

第3回(9/29)「住んでいる町の地形を知り、防災力を高めよう」
■講師:(横浜市まちづくりコーディネーター)山路清貴さん
(貞昌院・副住職)亀野哲也
■会場:貞昌院(上永谷)
■ 主催:わが住む町を愉しむ会
■ 共催:港南区役所


定員を超える約50名の参加をいただきました。
会場は熱気であふれています。
住んでいる町の歴史への関心はとても高いと感じます。

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主催者挨拶

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第一部 横浜市まちづくりコーディネーター 山路清貴さん

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第二部は私がお話をさせていただきました。

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その後、永谷から野庭にかけて町歩き。
鎌倉時代、江戸時代の鎌倉古道を辿ります。
大規模造成が行われず、かつての面影がある道筋もまだ残されています。

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ポイントポイントで、第一部、第二部で学んだことを確認しながら進みます。

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野庭中央公園には城址(関城)が残されています。
今回のルートで一番標高の高いポイントです。

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下野庭神明社をお参りし

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かつての面影の残る小道を下り

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下野庭を抜けて馬洗橋へ向かいます。

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今回の町あるきルート。
起伏のある4キロのコースでした。

かみながや e-town に講座のレポートが掲載されています


参加の皆様
事務局の皆様
お疲れ様でした。



台風の接近が心配されましたが、嵐の前の好天に恵まれました。
夜になって雲が多くなってきています。

東の空には朧月が。

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明日は中秋の名月です。
しかし、台風のために残念ながら望めそうにありません。


後日、事務局より報告書と参加者からの感想を戴きました。
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投稿者: kameno 日時: 22:15 | | コメント (2)

国際交流坐禅会2012

オーストラリア・クイーンズランドのマリストカレッジ高のみなさんの参加による国際交流坐禅会が貞昌院で開かれました。
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地域の国際交流の会 KIRA=Kaminagaya International Relationship Association が中心となり、今年で16年目になります。
(昨年は東日本大震災の影響で行われませんでした)


今回のプログラムは
・ガイダンス
・本堂にて坐り方の説明
・坐禅(20分×2チュウ)
・琴とフルートの演奏会
・ランチ
・諸堂、境内案内
・茶道体験
という流れになっています。

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一昨年参加した生徒も数名居りましたので見本になっていただき、坐禅の仕方について説明、その後20分間の坐禅を2チュウ行じました。


皆きちんと坐ることができました。20分間があっという間だったようです。
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引き続き、琴とフルートの演奏会。
和音階について説明しながら日本の楽曲を演奏いただきました。

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ランチをはさんで、境内散策。

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鯉への餌やり、水琴窟、鐘撞きなどを体験いただきました。

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永谷天満宮にも参拝。
正式な作法でお参りします。

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その後、貞昌院客殿に戻り、お茶のお点前。

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グループに分かれていただいていきます。

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日本文化をたっぷり愉んでいただけた1日となったと思います。

文化の理解というのは、実際にそのものに触れて体験するということが大切だということ感じます。
KIRA役員の皆さん、お疲れ様でした。

明日は小学校との交流会、そして鎌倉旅行と日程は続いていきます。
投稿者: kameno 日時: 20:27 | | コメント (0)

貞昌院からのダイヤモンド富士2012

今日は秋お彼岸の最終日。
気温もぐっと下がってすっかり秋めいてきました。

お彼岸の間にお墓参りをされた方も多かったことと存じます。
貞昌院の墓地からは富士山を望むことができ、彼岸の期間にダイヤモンド富士を観測することができます。
おおむね、春彼岸は彼岸の入りの日、秋彼岸は彼岸の明けの日の近辺がダイヤモンド富士の日となります。

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ということで、今日はダイヤモンド富士となる日なのですが、雲が多く、その分美しい雲の美しい夕焼け雲の変化を堪能できました。

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彼岸(ひがん)は、、現世=比岸(しがん)に対し、向こう岸という意味です。
苦悩と煩悩から離れ、寂静の世界である彼岸は、西方浄土(西方のはるか彼方)にあると考えられました。このことから、太陽が真西に沈む春分と秋分の日には、現世と極楽浄土が最も近くなるとされていますす。

お彼岸はご先祖様のいらっしゃる世界と交流ができる期間とされ、先祖供養する習わしとして定着しました。

曹洞宗では極楽浄土という考えは用いませんが、お彼岸にお墓参りをする習慣は、この思想に基づいているといえます。
家族・親族・ゆかりの人々が墓参りをし、ご先祖様や故人を偲び、報恩のご挨拶をする、この日本の良き習慣をいつまでも伝承していきたいものです。

投稿者: kameno 日時: 18:54 | | コメント (0)

永谷天満宮子ども神輿

秋彼岸の中日、秋分の日を迎えました。
今年は22日が彼岸の中日。
彼岸の日は少しづつ前送りになっていきますので、これからはほぼ4年ごとに秋彼岸の中日が22日となります。
その理由はこちら ⇒ お彼岸のトリビア(1)

 

秋分の日の今日、永谷天満宮で秋の例祭(秋祭り)が行われています。
午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。

午前9時半集合。たくさんの子供たちが集まりました。

神様を御神輿にお迎えし、御払いの後、二礼二拍手一礼

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お神輿に御神体が乗せられて、いよいよ出発。

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わっしょい、わっしょい
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わっしょい、わっしょい

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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。

午後からは境内に屋台が並び、舞台では演芸大会が開催されます。

投稿者: kameno 日時: 11:57 | | コメント (0)

平戸永谷川河床整備

今年2月から続いていた平戸永谷川の河川工事が完工に近づいてきました。
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写真左側が貞昌院です。
天満宮歩道橋を渡ると、河川の様子がよく見えます。

 

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今回行われた工事は、川の河床を固め、そこに砕石籠を並べ河道を確保するものです。
普段の流量はそれほど多くないのですが、近年のゲリラ豪雨などにより、一気に流量が増加します。
流域全体の整備が進められて、かつてのような洪水は少なくなりましたが、それでも河川整備は念入りに行ってほしいものです。

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(左)平戸方面
(右)吉原方面

平戸永谷川を挟んで貞昌院の向かいに上永谷郵便局があり、そので押してもらえる特別な消印「風景印」は、この川と時折やってくる白鷺のデザインとなっています。

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いま、この川の流域に蛍を呼び戻すことが検討されています。
ただ、このあたりの区間はコンクリート護岸であり、両側に幹線道路が走っているために蛍の成育は難しいでしょう。
可能性があるとすれば、馬洗川上流か、中永谷の近辺だと思います。



彼岸に入り、ようやく気温がぐっと下がった感があります。
境内に飛び交うアゲハたちも、元気に飛び回っています。

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投稿者: kameno 日時: 19:31 | | コメント (0)

今日は秋彼岸の入り

秋彼岸を迎えました。
今年の彼岸は9月19日から25日、22日がお中日(秋分の日)です。
入りのとなる今日は、お墓参りの方々がたくさんいらっしゃいました。
彼岸の入りに合わせて墓地の清掃を行いましたので、気持ちのよい尾墓参りができることと存じます。

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今年は、残暑が厳しく、彼岸過ぎまでは蒸し暑い日が続きそうです。
昨晩は雷雨となりました。

それでも秋の気配は次第に濃厚になっています。
境内には赤とんぼが飛び交っていますし、尾花(すすき)や萩の花も見ごろを迎えています。
どうぞ、秋の景色を楽しみながらお墓参りされることをお勧めします。

また、天気がよい日には、是非 ダイヤモンド富士をご覧ください

投稿者: kameno 日時: 10:23 | | コメント (0)

パソコン組立記

これまで使用してきたメインのパソコンは2008年から使用していました。
当初のOS,Windows VistaからWindows7へのアップデートということや永年の酷使ということもありましたので、この際大幅にリニューアルすることにしました。

近隣のパソコンショップにてパーツを選定。
CPU CoreI7-3770
MB GIGABYTE GA-H77-D3H(展示品)
MEM W3U1600HQ 4G ×2
SSD INTEL 330-180G
CASE ZALMAN Z9PLUS
OS Windows7 64bit
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これで大体6万円くらいでした。
(うち4割がCPU代です)

電源は80PLUSのものがあるのでそれを流用、ドライブとカードリーダー、データHDDは以前のものをそのまま使っています。
それにしても、以前に比べて格段に組立やすくなりました。
単にパーツをケースの中に組み込んで、コネクタ類をはめ込んでいくだけです。

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Windowsのインストールもあっという間でした。
むしろ、その後の修正ファイルのインストールのほうがずっと時間がかかりました。
前面パネルでひときわ白く目立つパーツが以前のパソコンからの流用部品です。

一通り終わってWindows エクスペリエンスインデックスを見ると

bench

オンボードグラフィックの値が多少低いだけで、おおむね良好な値になりました。

ついでにSSDのベンチも。

SSD_bench
これからは、動画編集や各種シミュレーションもより快適に行うことができそうです。

投稿者: kameno 日時: 09:52 | | コメント (0)

ゆめ観音の舞台裏

昨日開催されたゆめ観音アジアフェスティバルは、降水確率50%以上という予報ではありましたが、見事みんなの思いが秋雨前線を押しのけ、天気に恵まれ無事終了しました。

多くの来場者と、何よりも熱中症や怪我が無かったことが一番です。

このゆめ観音は、準備から片づけまで多くの方々により支えられ運営しています。
ゆめ観音実行委員会は大船観音寺・第五教区が中心となっている組織で、運営全般には大船観音寺・第五教区、即心会、青年同志会の僧侶、学生さん、大船観音寺の職員さん、ボランティアの方々、関連の方、出店出演のみなさん等々多くの力が協力しあっています。

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イベントを支えて下さった学生さん。
湘南工科大学、鶴見大学、上野学園大学の学生さんたちです。

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朝から夜まで、それぞれの役割だけでなく役割間の協力が欠かせません。
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出演、出店の皆さんもリハーサル、会場設営等々、手際よく進められていきます。

 

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万灯供養法要は、教区法要部が中心となって差定から習儀、打ち合わせまで綿密に行なっています。

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法要儀式がスムーズに進行できるのも、このような下準備があってのことなのです。 

一つの行事・イベントが行こなわれるということは、そこに至る過程があるということのごく一部のご紹介です。


■関連リンク

さんぜ通信 R寺様のブログ記事

投稿者: kameno 日時: 15:10 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2012ゆめ観音アジアフェスティバル(3)

ゆめ観音の舞台では、アジアの様々な国、地域による平和の祈り、舞踊、音楽が披露されました。
夕暮れ、午後6時からは万灯供養法要が営まれました。

 

■万灯供養法要差定(式次第2012年版)
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差定
1.大梵鐘打出九声
1.殿鐘三会
1・散華荘厳
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舞台の周囲には平和の火が広げられ、宗派を超えた僧侶たちにより散華が撒かれ、場が清められます。

1.七下鐘導師(大導師・検経師・焼却師)上殿着座
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大導師 ゆめ観音実行委員長・大船観音寺住職 大本山總持寺監院 乙川暎元老師
検経師 大本山總持寺副監院 石田征史老師・村田和元老師
焼却師 神奈川県第二宗務所第五教区長 北見秀明老師

 
1.読経(般若心経)

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1.読経(仏陀神呪)

1.配塔婆(法華頓写)

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来場いただいた皆様より祈願文が書かれた経木塔婆が、両班の僧侶に配られ、経文が書き加えられます。

1.収塔婆

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経文が書き加えられた経木塔婆が集められ、検経師、大導師に届けられます。

1.舎利礼文三遍(読経中三拝)
1.拈香法語
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1.献茶湯・塔婆焼却 

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経木塔婆は焼却師により焼却供養塔に入れられ、松明によりお焚き上げの焼却供養が同時進行で行われます。

1.世尊偈行道三匝

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焼却供養塔三界萬霊等の周りを読経しながら行道します。

1.回向
1.大導師法話
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1.散堂
 

法要で灯された蝋燭の残りは、ゆめ観音終了後、会場の皆様にお持ち帰りいただきました。

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同時進行により、参道石階段、平和の火の塔の周りもキャンドルの輝きに包まれました。

 

火は、
時には恨みを込められたものとなり、
人の命を奪うものとなり、
平和の象徴となり、
生きる力を与えるものとなります。

 

灯明(とうみょう)の炎には、闇を除き、闇を明るく照らす除暗遍明という力があり、仏様の智慧として私たち全ての迷いを除き、悟りに導くことにも喩えられます。

私たちは灯明より迷いなき真実の智慧を得ることの大切さを教えられます。
万灯供養法要途中で、大船の街から打上花火が上がっているのが良く見えました。

投稿者: kameno 日時: 10:20 | | コメント (0)

2012ゆめ観音アジアフェスティバル(2)

第14回 ゆめ観音アジアフェスティバルin大船

開催日時 2012年9月8日(土) 11:00~20:00
開催場所 大船観音寺 白衣観音像前ステージ 及び 境内

主催 | ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・第五教区)
後援 | 鎌倉市

速報的に記録写真を掲載いたします。
出店ブース編です。

■Peiken Treading & Tours(スリランカバティック・カレー・紅茶)
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■地球市民ACTかながわ(東南アジア伝統手工芸品)
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■チーム ピースチャレンジャー(インド・ネパール子ども自立支援)
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■スカイテック(太陽光発電など環境展示)
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■のんのん(大船おにぎり)
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■東京アショカ(インドカレー)
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■イスガヘ(中東料理)
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■インド政府観光局
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■大船たこやき
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■千躰仏実演
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■メヘンディー(ヘナボディーアート)
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投稿者: kameno 日時: 04:19 | | コメント (0)

2012ゆめ観音アジアフェスティバル(1)

第14回 ゆめ観音アジアフェスティバルin大船 が開催されました。

開催日時 2012年9月8日(土) 11:00~20:00 (雨天時は胎内ギャラリー・事務所・出店のみ)
開催場所 大船観音寺 (鎌倉市岡本1-5-3:JR大船駅西口・湘南モノレール大船駅から徒歩5分)
白衣観音像前ステージ 及び 境内

主催 | ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・第五教区)
後援 | 鎌倉市

速報的に記録写真を掲載いたします。
まずはステージ編です。


■ステージ 12:50~

■開会宣言・来賓挨拶
・鎌倉市長(午後3時)
・大船観音寺檀家信徒総代
・神奈川県原爆被災者の会代表
・大船観音のマスコットのんちゃん
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■Duo QuenArpa(デュオ・ケーナルパ)
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■スミリール(ジャワ舞踊と音楽)
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■Madhu-Priya (南インド寺院古典舞踊)
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■小山貢憲会(津軽三味線)
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■プスパ・ラトナ (バリ舞踊)
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16:00 蒔獲堵 ~Ma~Ka~Do~ (和太鼓)
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■Marisol Belly Dance (ベリーダンス)
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■Ethno-Exotica Vaudeville(ボリウッドフュージョンダンス)

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投稿者: kameno 日時: 03:08 | | コメント (0)

坐禅会の朝

残暑きびしい日が続きますが、朝夕は虫の声に包まれています。
日の出前の雲もすっかり秋の雲です。

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投稿者: kameno 日時: 07:48 | | コメント (0)

幸せをもたらすブルームーン

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8月2度目の満月が静かに昇ってきました。
月の満ち欠けを基にした太陰暦であれば、一ヶ月に2回の満月ということはありませんが、太陽暦では、このようなことは数年に1回は起こります。

それでも、ちょっぴり珍しい現象ですので、この満月を欧米では「ブルームーン」と呼び、珍しい事象を表現するスラング Once in a blue moon  という表現も生まれました。
幸せをもたらすと伝えられるハッピーな満月でもあります。

次の満月は中秋の名月です。


■関連ブログ記事
大きな満月と火星の競演

投稿者: kameno 日時: 08:21 | | コメント (0)

Time laps @横浜 三題

昨日は神奈川県第二宗務所、教区長会議が行なわれました。
引き続き行なわれた懇親会会場には、横浜の夕景が広がりました。

その他、これまでに撮影したタイムラムス画像を並べてみました。
それにしても、横浜の夕景は美しい。

投稿者: kameno 日時: 09:43 | | コメント (0)

秋の雲

残暑厳しい日が続きますが、朝夕は湿度が下がり、多少過ごしやすくなってきました。
秋の気配は少しづつ濃厚になっています。

今朝、坐禅会の始まる前の空。
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日の出直前に刷毛でさっと描いたような筋状の雲が広がっていました。

この雲は、十種類ある雲うち、卷雲と呼ばれるものです。
高いところにでき、秋の高い空を象徴する雲ですね。
繊細で透き通る雲がゆっくり流れていく様子は、とても涼しげです。
投稿者: kameno 日時: 08:12 | | コメント (0)

厳しい残暑が続きます

厳しい残暑で「秋」遅め 疲労蓄積、体力低下 熱中症注意呼び掛け 気象庁


気象庁は23日、9月前半を中心に北日本から西日本にかけて残暑が厳しく、秋の訪れが平年並みか平年より遅い可能性が高いとする9~11月の3カ月予報を発表した。同庁は、この先約2週間にわたって気温のかなり高い状態が続くと予想、「9月に入っても35度以上の猛暑日となる場所があるだろう」としている。
同庁によると、9月は晴れて暑い日が多くなる一方で、10月は偏西風の南下に伴い北~西日本で寒気の影響を受けやすい。11月はエルニーニョ現象の影響で南から暖かく湿った空気が流入しやすいという。
総務省消防庁によると、7月から8月19日までの熱中症による救急搬送者は3万3265人。7月の搬送者2万1082人は平成20年の調査開始以来、7月として最多となった。8月1~19日の搬送者1万2183人のうち、20人が死亡、252人が重症だった。
気象庁は「今回の暑さは10日ごろから続いており、疲労が蓄積して体力が低下している恐れがある」として引き続き熱中症への注意を呼びかけている。
(産経新聞 8月24日)


暦の上では処暑を過ぎました。
しかし、この暑さはどうしたことでしょう。

空には積乱雲がもくもくと立ち昇っています。
貞昌院上空の今日(8月24日)のタイムラプス動画です。
雲の動きは見ていて飽きないですね。


一時期見られた秋の雲は何処へ行ってしまったのでしょうか。
しばらくは暑さ対策を怠りなくしなければなりません。

投稿者: kameno 日時: 15:16 | | コメント (0)

時間のながれ3

東日本大震災から1年5か月が過ぎました。
震災発生以降、同じ場所の記録の一部です。
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↑2011年5月25日 東松島市 野蒜駅の北、鳴瀬川/吉田川沿いの水田は まだ海水が引いていなかった。
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2011年8月26日 排水され散乱していた瓦礫が撤去されています。

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2011年10月26日 雑草が綺麗に刈り取られて土が掻き回されています。翌春には作付けができそうです。

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2012年6月18日 震災後初めて田植えが行なわれ稲が育っています。仙石線の列車は撤去されました。

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2012年8月19日 たわわに稲が実っています。収穫は間近です。

⇒GoogleMap



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(左より)2011年5月25日(2枚目)2011年8月26日(3枚目)2012年6月18日(4枚目)2012年8月19日
宮戸島へ渡る松ヶ島橋。
2011年5月には電線工事が行われており、島に電気が通じるようになりました。
松ヶ島橋の前後はようやく舗装されましたが、本格的な復旧はこれからです。
⇒GoogleMap


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(左より)2011年5月25日(2枚目)2011年8月26日(3枚目)2012年6月18日(4枚目)2012年8月19日
宮戸島里浜の縄文村・漁協前の道路。
現在でも大潮になると海水が流入してきます。道路部分は砕石を敷き詰めて嵩上げされたため、大潮でも通行は可能となっていますが、道路以外は冠水する状況が続いています。
※2012年6月18日の写真は同一場所逆方向からの写真です。
⇒GoogleMap

大潮の時間帯、縄文村・漁協前の道路脇の、縄文村歴史資料館駐車場は、今でもこのように冠水してしまっています。

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被災地復興に向けて、地盤沈下の対策(地盤の嵩上げ等)を進めることが必要となります。
その対策が中々進んでいないことが感じられます。


■関連ブログ記事
時間のながれ
時間のながれ2

■関連リンク
Yahoo!JAPAN 写真保存プロジェクト 東松島市

投稿者: kameno 日時: 01:56 | | コメント (0)

空は秋色

暦の上ではとっくに秋になっていますが、残暑厳しい日が続きます。
それでも、昨日と今日では雲の形がまるで違っています。
昨日の雲は入道雲が並ぶ夏の空。
対して今日は、うろこ雲が一面大空を覆っています。
気温は昨日より今日のほうが高いのですが、確実に秋の気配が色濃くなってきました。

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境内の百合の花が涼しい雰囲気を醸し出しています。

こちらはノウゼンカズラ。
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蝶たちは水分と蜜を確保するために夢中で飛び回っています。

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トンボも、だんだんと赤く染まってきました。

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青空に赤く染まり始めたトンボたちがたくさん飛び交っています。

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トンボの名前の由来は「飛ぶ棒」だそうです。
足を畳んで自由自在に、時に真っ直ぐ、時にジグザグに飛行する姿は見ていて飽きません。
しかし、速いぶん撮影するのはとても大変です。

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それにしても、うろこ雲の広がる大空を飛び交うトンボたち、実に気持ちよさそうです。

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本格的な秋は、直ぐそこまでやって来ています。

投稿者: kameno 日時: 20:34 | | コメント (0)

金星食と暁の虹

昨日未明のペルセウス座流星群極大に引き続き、今朝は金星食がありました。

金星食とは金星の前を月が横切り金星を隠す天文現象で、日本から夜間の良い条件で見ることが出来るのは1989年12月2日以来23年ぶりのことです。
天気さえ良ければ沖縄の一部を除いて全国的に観察することができるはずでしたが・・・・全体的に雲に阻まれた地域が多かったようです。
横浜も例に漏れず、月と金星は厚い雲の向こう側。

今日はさすがに無理か?
・・・しかし、金星食が終わり、金星が出現し始めた時刻に一瞬だけ雲の隙間が出来ました。

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僅かの時間に金星食(正確には金星食が終わった直後の月と金星)を望めました。

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金星も三日月の形をしています。

次に日本で比較的条件のよい金星食を見ることが出来るのは、51年後の2063年となります。


この直後、再び雲に覆われ、その雲が次第に茜色に染まりはじめました。
(月はすっかり姿を消してしまいました)
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西の空を振り返ると、虹が出現しています。  

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貞昌院墓地の真上です。
お盆の時期、まるで天との架け橋のように見えます。

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丸山台小学校から昇る虹。
よく見ると二重の虹ですね。

辺りが明るくなり始めると蝉たちが大合唱をはじめました。

投稿者: kameno 日時: 04:32 | | コメント (0)

今夜はペルセウス座流星群のピーク

今夜は、夏の3大流星群の1つ「ペルセウス座流星群」がピークを迎えます。
さっそく宵の口からカメラを固定して撮影してみました。


※右下のメニューバーで画質を[HD]にして、フルスクリーンで御覧ください。


午後11時になると、雲が多くなってきたので、そこで一旦撮影を終了。
その後夜半すぎから雲の切れ間が広がってきたため夜明けまで撮影を再開しました。
空が暗い場所であれば1時間に数十個の流星が見られる可能性がありますが、街明かりの影響が大きく雲が流れている中では、条件が決して良いとは言えません。
それでもたくさんの星たちが映ってくれました。

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昨晩の中で一番明るかった流れ星が↑こちら
2012年8月13日 午前3:25 (You tube動画では 3:37/5:02 の部分です)
緑から赤に変化する様子がよくわかりますね。 


8月14日未明には「金星食」となります。
ぜひとも晴れて欲しいものです。

投稿者: kameno 日時: 00:12 | | コメント (0)

グリーンカーテン続報

グリーンカーテンのデラウエアがたくさん成りました。

ちょっとこぶりですが、甘い甘いぶどうです。

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甘いぶどうの葉も美味しいようで、たくさんの虫が好んで食べます。

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葉を食べているのはカナブン。
隣にあるゴーヤには目もくれず、夢中で食べ続けています。
実に食欲旺盛です。

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葉の柔らかい部分のみを食べて、葉脈は残していきます。
その結果、葉脈が浮き彫りになってちょっとした芸術作品となって残ります。

 

ホオズキの美を食べているのはテントウムシ。
8月のお盆を迎える頃には、綺麗に葉脈だけが残されたホオズキの提灯が出来上がります。

ほおずきの造形美


■関連ブログ記事

小さな芸術家、サツマノミダマシ

投稿者: kameno 日時: 08:03 | | コメント (0)

町内会夏祭り・盆踊り

恒例の町内会盆踊り大会が地元小学校を会場として開催されました。

昼の時間には、学区の中学校吹奏楽部や地元サークルによる演奏がありました。
また、先日災害対策委員会で準備した「東日本大震災被災地支援」ブースもオープン。

夜の部は、盆踊りや出店もますます賑やかになってきます。

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昨年は雨のため中止でしたので、一年ぶりの開催です。
一昨年は、打ち上げ花火が上げられたのですが、住宅が増えてきたため今年は花火は無し。
ちょっと残念ですが仕方がないですね。

「東日本大震災被災地支援」ブースのバザー売上は、震災復興支援義援金に寄託いたします。


■関連ブログ記事

貞昌院からの打上げ花火

投稿者: kameno 日時: 12:01 | | コメント (0)

暁の星空

明け方、東の空に金星・木星や明るい恒星、星団が煌めいています。
ロンドンオリンピック観戦の合間に眺めてみては如何でしょうか。
 
04-AUG-2012  3:59AM    ※マウスポインターを写真に重ねると星の名前を見ることができます。

8月14日未明には、金星食が見られます。
コニカミノルタプラネタリウム特設ページヘ

投稿者: kameno 日時: 06:18 | | コメント (0)

第27回 神奈川新聞花火大会

今日も教区寺院の施食会法要随喜。いよいよ教区寺院随喜も折り返しを迎えます。
随喜が終わり、子どもとみなとみらいで行われる神奈川新聞花火大会に出かけました。

午後7時少し前に桜木町駅からほど近い日本丸パークに到着。
既に多くの人々が集まっています。
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屋形船たちが打ち上げ地点へ一斉に移動し終えた午後7時15分、打上げ開始!

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神奈川新聞花火大会は、様々なバリエーションと大玉の花火がみなとみらいの夜景とともに楽しめます。
特に二尺玉は直径約480mに及ぶ大迫力の花火です。

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ハートもたくさん。

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そしてフィナーレに二尺玉!

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みなとみらいの花火大会は3年ぶりでしたが、堪能することができました。

・・・では、一連の流れを動画でどうぞ!

投稿者: kameno 日時: 22:54 | | コメント (0)

隅田川花火大会

第35回 隅田川花火大会が開催されました。
今年は開業したばかりの東京スカイツリーとの共演が見られるということで、去年より5万人多い95万4千人もの人出があったそうです。
とにかくものすごい人並みでしたが、ラッキーな事に見晴らしの良い場所を貸し切ってゆったりと眺めることができました。

東京スカイツリーが目の前に見えます。
花火打ち上げに合わせて「粋」ライトアップ(水色)されたスカイツリーが美しく浮かび上がります。

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いよいよ打ち上げ!

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今半のすき焼き弁当をつまみにビールが進みます。
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今日の写真はお酒を飲みながらの手持ち撮影です。
雰囲気だけでも・・・・

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贅沢な夕べでした。
花火終了とともにスカイツリーのライトアップも終わりました。

この機会を用意いただきましたT社のKさんはじめ関係の皆様に心より感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 02:16 | | コメント (0)

ぐんぐん伸びる!

連日酷暑が続きます。

昨年は比較的涼しい夏だったので、余計に暑く感じます。
熱中症には十二分に留意されることをおすすめします。

暑さにも負けずに、勢いを増しているのがゴーヤやミニメロンです。
気温の上昇とともに、ぐんぐんと蔓を伸ばしています。
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この蔓の伸び方を見ていると、まるで意志があるかのごとく、見事に掴まるべき場所を見つけて、しっかりと足がかりを増やしています。
その仕組は、以前 伸びる・巻く でも書いたことがありますので併せて御覧ください。

さて、今年の新たな試みとしては、藤の蔓を受けるネットを横に渡してみたということがあります。
意図通り、緑の屋根が形成されつつあります。

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この藤の蔓も凄いですね。

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上へ上へ、横へ横へと、ネットを張っていない方向へも新たな足がかりを探っています。

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一本の蔓だけでは強度が足りないので、幾つかの蔓が協力しあって構造的に強度を高め、さらに一歩先へと進もうとしています。
自然の智慧ともいうべきなのでしょう。
これだけ生命力旺盛でないと、厳しい自然界では生き残ることが出来ないのかもしれないですね。

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小学生(小学二年生)たちが植えたサツマイモも元気に育っていますよ。
強い日差しを浴びて、栄養をたっぷり蓄えはじめています。

暑い夏ですが、それぞれこの時期を謳歌している生き物たちを観察すると、いろいろな発見があります。

投稿者: kameno 日時: 13:10 | | コメント (0)

大施餓鬼会報告

7月26日、恒例の貞昌院大施餓鬼会が営まれました。

今年一番の暑さ!
今日の横浜は、気象庁の観測でも35度を超える猛暑日となりました。
それにもかかわらず、今年も400名を越える参拝をいただきました。
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法要に先立ち、磯田浩一師による「津軽三味線」の演奏・法話をいただきました。

貞昌院大施餓鬼会特別公演
「津軽三味線」- 魂を受継ぐ -

日時 平成24年7月26日(月)午後1時45分より 
津軽三味線小山会・慶昌院住職 小山憲心(磯田浩一)師

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三味線の楽器としての紹介や、じょんがら節の歴史的背景を交えての演奏です。

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力強い三味線の音色が堂内に響き渡りました。
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本堂正面の精霊棚には、檀家の皆様のご先祖様、そして普(あまね)く御霊(みたま)をお迎えし、ご供養の法要を営みます。
貞昌院大施餓鬼会特別公演は、参列された皆様も、ご先祖様も、全ての御霊も一緒に楽しんでいただくことを主旨としています。

引続き大施餓鬼法要が営まれました。

午後3時より
貞昌院大施餓鬼会法要

 

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(法要の写真は法要解説・I師に撮影いただきました)

今年の夏は、異常とも思えるほど暑い日が続いています。
その中を、多くのご参列を戴きありがとうございました。
また、ご随喜のご寺院様・世話人の皆様には塔婆の配布、片づけまで有難うございました。

熱中症の方が居らっしゃらなかったことが何よりでした。
来年は、さらに暑さ対策を考える必要がありそうです。

投稿者: kameno 日時: 00:17 | | コメント (0)

2012年の沢蟹たち

今日は気温が高い一日となりました。
本堂裏の池に、たくさんの沢蟹たちが活発に動き回っています。

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貞昌院の裏山からの湧き水にはさまざまな生き物が棲息しています。
その中でも、沢蟹は清らかな水質にしか棲息できないため、「きれいな水(I)=上流域の渓流環境」を示す指標生物に指定されています。
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それにしても動きが速いので、撮影するのは一苦労です。

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貞昌院の美しい水辺環境をいつまでも守っていきたいものです。


■関連ブログ記事

沢蟹と戯る
沢蟹
沢蟹の赤ちゃん

投稿者: kameno 日時: 00:36 | | コメント (0)

今日より七月盆

七月新盆に入りました。
棚経廻りの開始です。

 


貞昌院では、お盆に欠かせない禊萩(ミソハギ)の花も咲き始めました。
盆花とも精霊花とも呼ばれる花です。

 

毎日蒸し暑い日が続きます。
節電を求められる夏、しかし体調に支障をきたすほどの無理な節電までは必要ありません。 

(豆知識・エアコンが通常運転に入った時の消費電力はテレビの消費電力よりも少ないことが多い)
体調には留意しながら毎日を過ごしたいものです。

また、九州、四国地方ではこれまで経験したことのない豪雨に見舞われました。
まだ避難指示や避難勧告が続いている地域も多いようです。
被災地の方に心よりお見舞い申しあげます。

 


■関連ブログ記事
お盆の迎え方、精霊棚の飾り方(貞昌院版)
投稿者: kameno 日時: 10:04 | | コメント (0)

境内初夏の光景

境内が鮮やかな緑に包まれています。
初夏の陽射しを浴びて、ミントがちょっとした茂みになっています。

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可憐な白い花を咲かせています。

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こちらは、スオウの実。
豆の鞘が連なっています。
右はアスパラガスです。

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小学生たちのサツマイモもこれからぐんぐん蔓が伸びていきます。
順調に育っていますね。

裏庭の池では、この時期ハグロトンボが飛び交います。
ふわふわと優雅な飛び方が特徴です。
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ただ、ちょっと心配なことも。
枝垂桜やイチョウの葉が茶色くなってしまっています。

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これは、先月19日から20日にかけて本州を縦断した台風4号のもたらした「塩害」によるものです。
昨年の塩害もかなり酷かったのですが、それに匹敵する被害です。

投稿者: kameno 日時: 17:52 | | コメント (0)

夏越の大祓2012

本日(6月30日)午後4時より永谷天満宮にて夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が催行されました。

夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

神饌をお供えし、神事が始まります。

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一人一人に人型が配られ、体に擦りつけて半年間の穢れを移します。
人形は集められ、お焚き上げされます。
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清浄な身と心になった後、神主さんを先頭に茅の輪をくぐり、残り半年間の無病息災を願います。
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くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

最後はお楽しみのスイカが振舞われました。
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■これまでの記録
夏越しの大祓2010(2010年)
本日夏越しの大祓(2009年)
茅の輪くぐり-夏越の大祓(2008年)
本日夏越しの大祓-永谷天満宮(2007年)
永谷天満宮で夏越の大祓(2006年)
永谷天満宮で夏越の大祓(2005年)

※2011年はドイツに行っていたためブログの記録はありません。

投稿者: kameno 日時: 22:53 | | コメント (0)

祈りと願いのキャンドルナイトin大船観音

平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船観音2012が開催されました。

2012年の開催は6月23日 土曜日でした。(2013年は6月22日 土曜日を予定しています)

20万人以上が命を落とされた沖縄戦終結の日にも当たります。
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キャンドルナイトに先立ち、戦争で亡くなられた方々、原爆により亡くなられた方々、東日本大震災・自然災害で亡くなられた方々・・・数多くの方々に慰霊の意をささげ、採火式法要が営まれました。
境内の「原爆の火の塔」から、神奈川県原爆被災者の会のみなさまの立ち会いのもと、火が分けられ、「南無釈迦牟尼仏」と書かれた行灯に火が移されます。

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導師・大船観音寺監寺 松樹泰弘師
両班 教区寺院 R寺方丈、T寺方丈
放詠 大船観音寺梅花講

採火式法要の後、鎌倉市原爆被災者の会会長 高野様より原爆の火の由来についてお話いただきました。
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スペシャルゲスト
大船の街のキャラクター「のんちゃん」(この6月デビュー)が登場!

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のんちゃん、大人気です。

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会場にはシャボン玉が溢れました。
シャボン玉発生装置、送風機は、足こぎ式の発電機により電気が創られて作動しています。
子供たちに大人気でした。
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日没を迎え、境内は次第に薄暗くなって来ました。
平和の火が会場に広げられていきます。

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夜はゆっくり、ゆっくりと更けていきます。

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ハーピスト・八木健一さんによる演奏と、被爆者の会 高野さんの体験談のお話を観音様胎内とステージでいただきました。


(Youtube:動画4分過ぎから高野さんの被爆体験談です)

会場には温かく美しい音色が満ち溢れます。

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キャンドル点灯で用いているガラス容器は、ごみとして捨てられていたものを資源リサイクルセンターから回収してきたものです。
大船観音の修行僧たちが例年ピカピカに磨き上げています。

心配された雨にも降られず、昨年の3倍ものご来場をいただきました。
ご来場いただいた皆様に感謝申し上げます。

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スタッフの皆様、湘南工科大学の学生のみなさま、本当にお疲れ様でした。


■関連リンク

2011ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)
キャンドルナイトin大船2011報告
平和への祈り 大船観音から
2010年夏キャンドルナイトin大船観音報告
キャンドルナイトin大船開催報告
原水爆禁止国民平和大行進@大船観音
キャンドルナイト報告?笑顔が広がりますように
原爆投下は長崎を最後に
広がるねがいと平和の灯火
「広島原爆の火」の採火式を行います
Flame of the Atomic bomb in Ofna kannon

投稿者: kameno 日時: 08:51 | | コメント (0)

『こうなんの歴史アルバム』第2号発刊間近

一昨年2月に港南歴史協議会から発刊された『こうなんの歴史アルバム』の続編、第2号の編集会議が定期的に行われています。
(なお、第1号は好評の中売り切れました)

 

第2号では、港南区内の旧家などに残されている写真をもとに、「街づくり」「宅地開発」「道路」「河川」の変遷を辿っています。
この日の編集会議では、各自持ち寄った校正原稿の読み合わせ+内容確認を行いました。

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NPO法人港南歴史協議会構成のメンバーたちによる論議はさらに白熱しています。

 

『こうなんの歴史アルバム』第2号の案内チラシは↓こちら(PDF)をクリックください。


おしらせ

☆第13回歴史講座 を開催します。
○ テ-マ: こうなんの歴史アルバム 2 ―
○ 講 師: 馬場久雄 港南歴史協議会長他
○ 日 時: 平成24年7月1日 (日)午後2時~4時
○ 会 場:港南図書館 2階 会議室
○ 定 員:45名(往復はがきで受付6月20日締め切り)
○ 主 催:港南歴史協議会 ○ 協 力:港南図書館



■関連ブログ記事
こうなんの歴史アルバム2号編集会議
投稿者: kameno 日時: 11:18 | | コメント (0)

ゲンジボタル飛翔はじまる

関東地方で今年はじめて真夏日となった日、気象庁は梅雨入りを発表しました。
気温が上がり、湿度が高くなるとホタルにとってはこの上ない条件となります。

定点観測で訪れている千葉県勝浦市では、例年よりやや遅れてゲンジボタルが飛びはじめました。
日没後、周囲が闇に包まれ始めると、一つ、また一つと光が増えていきます。

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そして、川に沿って光跡が幾筋も流れていきます。

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まだまだ数は少ないですが、ピーク時には これくらい出現(かつて私が見た中で最高出現数)します。

地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくするという努力により、ホタルは増え続けました。
このように自然の状態で乱舞が見られるということはとても貴重なことだと思います。

なぜ、定点観測に出向いているかというと、地元、平戸永谷川にゲンジボタルを呼び戻そうという運動に協力を依頼されているからです。
上永谷もかつてはこのようにホタルがたくさん見られました。 
 永野十景 にもうたわれていたホタルの復活に向けて、生態の学びをすすめています。
一番のネックは、夜の明るさです。
ホタルにとって、暗い夜は必要不可欠な条件なのです。


この場所以外でも、ホタルの飛翔が見られる場所はたくさんあります。
↓関連ブログ記事にその一部をまとめました。


■関連ブログ記事

蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました

投稿者: kameno 日時: 22:51 | | コメント (0)

金星太陽面通過は雲のムコウ

台風と梅雨前線の影響で、東日本の広い範囲が厚い雲で覆われています。

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貞昌院でも朝から雨模様。

今朝は7時11分から金星の太陽面通過が見られるはずですが、どうやら観測は難しそう。
残念ですが、天気ばっかりは仕方がないですね。

鹿児島南日本放送からのライブ配信でも楽しみましょうか。
MBC金星の太陽面通過中継2012

Live video from your Android device on Ustream
投稿者: kameno 日時: 07:04 | | コメント (0)

部分月食は雲のムコウ

今日は、月が地球に接近した満月での部分月食となり、いつもより大きな月食が見られるはずだったのですが、残念ながら雲に阻まれて見ることはできませんでした。

月食が終わり、半影食のころ、ようやく雲が薄くなりはじめ、まん丸い月が姿を現しました。

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欠けた月は見ることができませんでしたが、また次回を楽しみにしたいと思います。

2014年4月15日 部分月食
2014年10月8日 皆既月食
2015年4月4日 皆既月食

投稿者: kameno 日時: 23:03 | | コメント (0)

曇と晴、昼と夜の挟間

Canon Eos-kissでタイムラプス撮影をして動画にしてみました。
HDで御覧ください。

 

投稿者: kameno 日時: 07:33 | | コメント (0)

サツマイモ植付け2012

地元の小学校では総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作りを行っています。
そのサツマイモ作りのために、貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。
今日は、地元の農家のご協力をいただいて、苗の植え付けが行われました。

農家の方から、植え方の説明を受けながら作業を進めていきます。

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植え方は、苗が船底型になるように。
根が出るのは、葉の付け根部分からですから、茎の切り口は土の上に出しておきます。
船底型に植える方が、根が早く出てくるのです。

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1クラス1列の畝に植え付けされていきます。

30分ほどの作業の後、集まって農家の方から話を聞きます。
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畑には水分がたくさん含まれているので、今日の水遣りは無し。
これから定期的に水遣りと雑草取りを行って成長を見守ります。
11月にはたくさんのイモが採れることでしょう。

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少子化の影響で、今年は1学年3クラスとなっています。
畝も3列となりました。


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元気に育て!サツマイモ作り
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投稿者: kameno 日時: 11:24 | | コメント (0)

日食の日の夕焼け

今朝の金環日食は、貞昌院では薄雲を通した幻想的な光景を観測することができました
日食の後、徐々に天気は良くなり、昼過ぎには青空が見られるようになりました。

夕方には美しい夕焼が広がり、どんよりとした雨雲に覆われた朝の天気が嘘のようです。

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横浜から見上げる空において、ほぼ同じ軌道を通る月に太陽が追いついていき、7時33分55秒に重なり、その後太陽が月を追い越して行きました。
その現象が金環日食となって観測することが出来たわけです。

月を追い越した太陽は、その後、月との差をどんどん広げていき、日没(18時44分)と月没(19時00分)との差は実に16分もついています。

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丹沢の山並みに太陽がどんどん近づいていきます。

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18:30 まもなく日没となります。
(写真の右にカシミールでシミュレートした同時刻の様子を並べています)

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すっかり沈みました。
(日没時刻は18:44分ですが、丹沢の山の高さ分、太陽が沈む時刻は早まっています)

 

太陽の左上、16分前に太陽があった位置に、細い細い月が見られるはずですが、残念ながら見えませんでした。
月齢コンマ幾つの月を見ることは相当難しいようです。

金環日食の影の立役者、月は、今日は最後まで影の役者であり続けました。

投稿者: kameno 日時: 23:10 | | コメント (0)

金環日食みえた!

20120521-08今日は日本列島全域で日食が観測できます。
特に沖縄から九州南部、四国、本州南部、東海、関東地方を金環日食帯が通ります。
横浜も日食帯に入っていますので、期待が高まります。
・・・しかし・・・・・
日の出時刻の横浜は雨雲に覆われ、時折雨模様。
う~ん・・・・

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しかし、天は我々を見放しませんでした!
7時過ぎになり、雲が薄くなっている部分が増えてきました。
そして、ついに!

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貞昌院から見ることができた金環日食の連続写真をこのページの右に張りました。
クリックすると拡大します。


思い起こせば、2009年の部分日食の際も最大食分の頃に晴間が通過し、日食を見ることができました
今回も太陽のリングを見ることが出来てラッキーです。

■関連ブログ記事

日食みえた!

投稿者: kameno 日時: 10:12 | | コメント (0)

ご機嫌のうぐいす

ここのところ、よほど気持ちが良いのか、ウグイスが昼間の間中鳴き続けています。
毎日、毎日鳴いているため、だいぶ鳴き方が「サマ」になってきました。
今年のウグイスは、谷渡り鳴きが長時間継続することが特徴です。
それと、ホ~ホケケキョ というように、「ケ」を一つ多く鳴きます。方言でしょうか。


2分近く続く谷渡り鳴きは見事。

※音声と写真(スライド)は今日のものです。


■関連ブログ記事
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ウグイスと戯る(2009年)
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練習モードのうぐいす(2006年)

投稿者: kameno 日時: 20:42 | | コメント (0)

雷鳴轟く

夜半過ぎから凄まじい雷鳴と稲光が続きました。
部屋の中から本堂方面を望むと、上空にくっきりと雷光が走っているのが分かります。

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ここのところ、夏のような陽気が続いたと思ったら、今度は上空に氷点下18度以下の寒気が一気に流れ込み、西日本から東日本にかけて大気が非常に不安定な状態になっているようです。
今月10日の雹といい、今晩の雷といい、天気が急変して大荒れになることが多いですね。
気をつけたいものです。

東京電力の雷雲・落雷情報を見ると、横浜南部を強雷が西から東へ通過していく様子が記録されていました。

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気象庁の情報にも常に注意しておく必要があります。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第3号

平成24年5月17日16時15分 気象庁予報部発表 (見出し)日本の上空には強い寒気が流れ込んでいます。西日本と東日本では、18日にかけて更に強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、降ひょうに注意してください。 

日本の上空約5500メートルに、氷点下18度以下の寒気が流れ込んでおり、西日本から東北地方にかけて積乱雲が発達し、所々で発雷しています。
17日夜から18日にかけて、氷点下21度以下の更に強い寒気が西日本から東日本を通過する見込みです。このため、西日本と東日本は大気の状態が非常に不安定となり、広い範囲で積乱雲が発達するでしょう。

[防災事項]
西日本では18日朝にかけて、東日本は18日夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。


投稿者: kameno 日時: 03:01 | | コメント (0)

貞昌院坐禅会のごあんない

貞昌院では毎週木曜日早朝に坐禅会を開催しております。
スケジュールはこちら

定期的に行うようになって15年目を迎えました。
最初の年は数名での坐禅会でしたが、今ではコンスタントに多くの方に参禅いただくようになりました。

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(本日の坐禅会の1コマ)

 

主な流れは次の通りです。

5:45 集合
5:50 入堂
6:00 止静鐘
(坐禅2チュウ+経典読誦)
6:40 退堂
6:40 行鉢(お粥をいただく)+経典解説
7:00 解散

 

坐禅会は初心者でも大丈夫です。
どうぞお気軽にご参集ください。

坐禅会の予定はこちらにございます

投稿者: kameno 日時: 07:45 | | コメント (0)

仏教情報センター相談員研修

一般社団法人として新年度をスタートした仏教情報センターの平成24年度総会、および相談員研修会が開催されました。
新しい規約のもと行われる初めての総会ですので、予定時間を超過するほどの審議がなされ、各号議案とも無事議決されました。

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その後、仏教伝統各宗派相談員参加による相談員研修会が行われました。
研修会は定期的に行われていますが、今回は飛騨千光寺住職・日本スピリチュアルケアワーカー協会の大下大圓師による講演を主体にした研修会でした。

 

『聴くと利く~自利利他の縁生から』
講師 飛騨千光寺住職・日本スピリチュアルケアワーカー協会 大下大圓師

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大下師は、12歳で出家され、高野山で修行、スリランカへ赴くなどされた後、飛騨千光寺に入られます。

千光寺の本堂は400年前に武田勢に焼かれた後、現在にかけて復興中・・・という紹介とともに、円空仏たちをご紹介いただきました。
なお、千光寺の64体の円空仏が、来年「千光寺円空展・64体の円空仏」ということで、国立博物館に出展されるとのことです。


講演は、まず大下師の活動の紹介から始まりました。
高山市久美愛厚生病院の緩和ケア病棟(PCU23床)や高桑内科クリニックと連携したビハーラ飛騨、ホスピス、いのちサポートでは、作務衣のままいのちに寄り添うスピリチュアルケアを実践され、がん末期患者に寄り添いながら瞑想と祈りを行っています。

そこには、明確な宗教的行為があります。
そもそも仏教とは、生老病死に出会うことによって、そこからどう生きるかということをその根源としています。
生をどのように生きるか、死をどのように迎えるかということは、ウエルビーイングの重要な命題です。

しかし、現実問題として、医療の場に宗教行為を持ち込むことには、困難と問題があります。
それをどのように考え、解決していくのかが、今回の講義の重要なポイントでした。

仏教は「生死を歩む人の今に寄り添い、縁の力を最大限に生かし、その人の自己のいのち、人生を統合することを扶助する」ということを根源とします。
東日本大震災での事例では「祈りから始まった学生ボランティア活動」を例に出されていました。

能登地震、新潟中越地震等で培われた経験を元に結成された高野山足湯会は、東日本大震災でも現地に即応した活動をされたそうです。
避難所でのサロン、足湯会、おちゃっこ等々・・・・何度も足を運ぶ中で、現地と僧侶との縁も深まり、広がっていきました。
足湯には、受身ながらも、そこに一歩踏み込むコミュニケーション生じていきます。

 

そのうちに、師が教鞭をとられている名古屋大学や昭和女子大学の学生たちも、この足湯ボランティアに赴くことになったそうですが、被災地の現状を見るにつけ、学生たちはどのように行動したらいいのか分からず、最初は戸惑っていたそうです。
しかし、ある学生から、まずはお祈りしよう、という提案があり、浜辺に流木を立てて「般若心経」を皆で読経し、心から合掌をしたところ、心の閊えが取れて、足湯活動をスムーズに行うことができたということです。
普段、信仰心も持たないように見える学生たちがそのような行動をとったのは何故でしょうか。
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やはり、祈りの力、お経の力は大きいのです。

現地で活動する中で、ケアをする人たちへの支援活動という新しい活動も生まれました。
これも、普段医療関係の施設で活動されている大下師の縁による広がりの一つです。

県立大船渡病院、釜石病院などでは、「自分は医療者で人を助ける立場にありながら、家族のケアをできなかった」と悩む医師が心の深い傷を負っていたりします。

厚生労働省災害時地域精神保健医療活動ガイドラインによると、このような「援助者が受ける3つのストレス」というものがあります。
1 危機的ストレス
生命の危機を伴うような重症な出来事、危機的体験からくるストレス。トリアージの重い断、責任の重い決断、任務の失敗等々によるもの
2 累積的ストレス
不快で危険な環境での救護活動の困難さ、任務上のプレッシャー、被災者から感謝されない、逆に恨まれるという体験、倫理的なジレンマ
3 基礎的ストレス
救護活動という特殊な状況下での共同生活では、睡眠や休息が十分にとることができない、人間関係がうまくいかないなど

このような悩みを抱え込む医療者が潜在的な数を含めると非常に多いのです。
ケアする人たちへの支援活動は、とても重要な分野であります。

 

今後にむけた活動としては、PTSD、サイコロジカルファーストエイド トラウマ体験の成長をいかに抑制し、克服するべきかという災害教育、こころのケア教育 スピリチュアルケア教育、グリーフケア教育ということが重要でしょう。
東北大学では、臨床宗教師を養成するコースも設立されています。

 

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東洋の思想に深く根付いてきた「いのち観」や東洋独特の「文化、救済論」があります。
村上和夫先生は、ヒトのDNAが30億もの情報を持ち、これが文化的情報として基層文化を形成すると述べられています。

日本人の宗教観を育んできた基層文化思想は、古来より継承されてきた日本の精神性、多元曼荼羅思想(共利群生)を生み、そこに神道・儒教・道教・仏教が融合していきました。
さらに時代が下り、キリスト教、新興宗教群と、東西融合と統合性のあるスピリチュアリティーが育まれていきます。
先の学生たちが、被災地での活動の前に祈りを捧げ読経したという行為は、精神の基層に刻まれた古来から継承されてきた精神性が想起されての行為だったのでしょう。

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講義の中で、医療行為と宗教行為はいかに共存するかということに触れられました。

その一つのヒントが『律蔵 大品』にある「比丘たちよ、私に仕えようと思う者は、病人を看護せよ」や、涅槃経にある「修行僧たちよ。これらの法を、わたしは知って説いたが、お前たちは、それを良くたもって、実践し、実修し、盛んにしなさい。それは、清浄な行ないが長くつづき、久しく存続するように、ということをめざすのであって、そのことは、多くの人々の利益のために、多くの人々の幸福のために、世間の人々を憐れむために、神々と人々との利益・幸福になるためである」というものです。

他者を援助する大切な心を、絆-縁-縁生をもとにいかに実践していくか、絆、縁を深め高めあう関係性をどのように広げるかがポイントになるでしょう。

『律蔵大品』の縁起法頌には自縁、他縁、法縁が説かれています。

自縁ー天上天下唯我独尊 尊厳ある私のいのち
他縁ー他縁大乗心 いのちあるすべてのものとの関わり
法縁ー宇宙普遍の真理、統合性、根源的な大いなるいのちとの融合

自分と他人との関係性だけでなく、いかに法縁を説いていくかということが「ケアと対人援助に活用する瞑想療法」として、心を分析して細分化するのではく、クライエントを統合的に受け止める度量を生む源となります。

 

「医療」とは、客観的、確実的、再現的、事象的な態度で進めていきます。
対し、「宗教」とは、直観的、教義的、儀式的、伝統的なものです。

 

この相対すると思われる2つの部分を繋ぐ役割をするものが「スピリチュアルケア」なのです。
「スピリチュアルケア」は「臨床宗教」とも訳され、観察的、希望的、伴走的、統合的な性格をもちます。

これにより、医療の分野に宗教の援助が入る余地が生み出されます。

もう少し砕けて表現すると

「医療」は対象者の心身に積極的に関ろうとする行為(医学による援助)
「宗教」は対象者と一緒に祈りを表に表す行為(スピリチュアルな援助)
です。

これらが統合的なケアとして形成されると

医師・看護師は身体的ケア
医療社会福祉士、家族、ボランティアは社会的ケア
看護師や心理士は心理的苦痛のケア
宗教者はスピリチュアルケア
といった方向からかかわり、統合的にクライエントをケアすることが出来るようになります。

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さらに、リスボン宣言(患者の権利に関する世界医師会(WMA)リスボン宣言)では「患者の権利」として、「宗教的ケアを受ける権利」が謳われています。

すなわち、患者が望めば、宗教的ケアを患者に提供することは保健医療会の義務なのです。
宗教行為が医療の場から排除される理由は、そこにはありません。

 

そうなれば、統合的ケアにむけて僧侶の役割は重要であるということがいえます。
テレフォン相談の相談員としての基礎的な最低限の教養も身につけることが必要でしょう。


まずは、クライエントのこころの叫びを聞くことから。
1 聞く(=hear) 出来事を客観的に聞く。事実関係
2 聴く(=listen to) 相手の心をきく
3 訊く(=ask) 相手のなかにあるものを引き出す、感情を言語化する助け
4 利く、効く(=affect) 新しい関係を生み出す、生きる力、信頼関係を作る

これが、今回講義のタイトルテーマとなっている部分であり、宗教者がスピリチュアルケアに関る中で一番こころに留めておくべき事項であると感じました。


そして、スーパーヴィジョンで指摘されるように、「専門的な支持を得て、職業上の疲弊を避ける」ということが重要なこととなりましょう。

 

最後に
この記事は、kamenoメモより纏めたものでありますので、詳細につきましては大下師の著書
ケアと対人援助に活かす瞑想療法』等をご参照ください。

投稿者: kameno 日時: 12:16 | | コメント (0)

プラム・ヴィレッジからの訪問者

フランスのプラム・ヴィレッジ(ティク・ナット・ハン師​の僧院)から来日されているシスター&ブラザーがリトリ​ートの合間に来寺されました。
昨年、ティク・ナット・ハン師​を招聘し、大本山總持寺にてリトリートを行うべく準備を進めていた ⇒プラム・ヴィレッジのプラム のですが、東日本大震災で残念ながら来日は中止になってしまいました。

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今回は、ティク・ナット・ハン師​の招聘は叶いませんでしたが、プラム・ヴィレッジのシスター&ブラザーを静岡県・御殿場の国際青少年センター において、震災で痛みを抱える方々をご招待し、ともに癒し、変容へと繋がるリトリートを行うことや、福島県の避難所を訪問するなどのスケジュールが組まれています。

その忙しい日程の合間に貞昌院にご挨拶をいただいたものです。
本堂にて丁寧な五体投地のお参りをいただいたあと、境内を散策しました。

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プラムヴィッジのプラムと、フランスからのお土産を頂きました。
本尊様へお供え。
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今夕は、築地本願寺にて「ティク・ナット・ハン師の教えに​ふれる」リトリートが行われ、明日から福島に向かわれます。

久し振りの再会もあっという間に過ぎ、私は、今日は教区寺院の先住忌へと出発しました。
教区寺院では、芍薬がまるで蓮華の花のように美しく咲き乱れておりました。

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投稿者: kameno 日時: 20:27 | | コメント (0)

巨大な黒点群が出現

地球の10倍、太陽に黒点を観測 爆発現象が7回発生

米航空宇宙局(NASA)によると、太陽の表面に地球の直径の10倍もの幅がある巨大な黒点群が9日までに観測された。周辺では比較的大きな規模の爆発現象「太陽フレア」が7回発生。この影響で、地球でオーロラが観測される可能性があるという。
黒点群は5日に太陽の左端で見つかった後、自転に合わせてゆっくりと移動。肉眼でも識別可能で、NASAは大きさを「モンスター級」と表現している。
専門家は、天体望遠鏡などを使って観測する場合は「絶対に直接目で見ないように」と注意を呼びかけている。
(河北新報2012年05月10日)


数日前には太陽の端にあったモンスター級(地球直径の10倍)の太陽黒点が、太陽の自転によりだんだんと中央部に移動してきました。
↓は、今朝撮影した黒点の状況です。
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黒点群の部分を拡大すると、このようになります。
太陽表面の温度は約5400℃、黒点の部分は約4000℃と周囲に比べて低いために黒く見えます。

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太陽表面の対流層により、黒点部分には地球の磁場の10000倍もの強い磁場があります。
その強力な磁気圧の影響で対流が部分的に妨げられ、表面温度が温度が低下した部分が黒点です。
磁石でいうところの N極、S極ですから、この方向が地球方向に向くことにより、オーロラの発生や磁場の乱れなどさまざまな影響が出ることが予測されます。

 

※この写真は、光の量を10万分の1に抑えるフィルターで撮影しています。
※くれぐれも直接見ないようにしましょう。
投稿者: kameno 日時: 08:19 | | コメント (0)

横浜に大量の雹が降る

JR横浜駅 雨水流れ込み一時冠水
JR東日本横浜支社によりますと、横浜市西区のJR横浜駅では、午後2時前に、地下にある中央改札口付近にホームにつながる階段から雨水が流れ込み、一時、改札口前の通路が深さ数センチにわたって冠水したということです。
駅の係員がモップなどを使って水を拭き取る作業を行った結果、冠水は収まっているということです。
また、横浜駅の周辺では午後2時ごろにかけて直径1センチほどのひょうが降り、辺り一面が白くなったということです。
JRによりますと、この冠水やひょうによるダイヤへの影響はいまのところないということです。
(NHKニュース 5月10日 15時35分)


昼過ぎから一天俄に掻き曇り、急速に視界が悪くなったと思ったら雷鳴とともに大量の雹が降ってきました。
今日は、神奈川県第二宗務所寺族会総会のために横浜駅に程近い場所に居りました。
この場所は、特に雹が集中的に降ったポイントだったようです。

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それにしても凄まじい勢いです。
直径は1センチ以上ありそうです。

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写真を撮影した時刻は午後1時50分。
雹が降っていた時間は、だいたい10~15分ほどでしょうか。
その後、雨になりました。

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東京電力の雷、雷雲の状況を見ると、狭い範囲に集中していることが分かります。
屋根や車への被害もかなり発生したのではないでしょうか。
心配されます。

投稿者: kameno 日時: 15:49 | | コメント (0)

新緑の季節、日食間近

新緑が美しいシーズンを迎えました。
吹き抜ける風も爽やかで心地よいですね。

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客殿の窓を通してみる庭の景色も実に美しいものです。
もう暫くすると、藤の花が咲き、このような光景が見られます。

フジが満開
窓いっぱいの藤の花



今月21日(月曜日)は、いよいよ金環日食が見られます。

日食についての概要がよく分かるビデオが、国立天文台によりまとめられております。

 

日食観測は、太陽を観測することになるわけですから、注意が必要です。
眼を傷めると、一生後遺症が残る場合もありますので下記のサイトを参照に安全に勤めて観測するようにしましょう。


やってはいけないこと

太陽はたいへん強い光と熱を出しています。金環日食や部分日食では、太陽の一部は月によって隠されていますが、光や熱が強いことに変わりはありません。正しい方法で観察しないと、目を痛めたり、最悪の場合失明したりする危険性があります。

以下のようなことは、目を痛めますので絶対にやってはいけません。
肉眼で直接太陽を見る(数秒でも危険です)
望遠鏡や双眼鏡を使う
色つき下敷きやCDを使う
フィルムの切れ端を使う
すすを付けたガラス板を使う
サングラスやゴーグルを使う
日食グラスを使って望遠鏡や双眼鏡を覗く


貞昌院では、次のような日食観測プレートとカメラ用のフィルターを用意しました。

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日食間近になると、売り切れも予想されますので、必要な方は早めの準備をお薦めします。
日食グラスなど、さまざまな商品が売られていますが、信頼の於けるメーカーの製品を選ぶと良いでしょう。
↑上記の日食観測プレートは、B5版の大きさ全体がフィルターになっており、そこから切り取って眼鏡にしたり、写真撮影用のフィルターにしたりといった自由な加工ができます。
アストロアーツ製なので、信頼性もあるものです。
一枚430円でした。

そのほか、最も安全な観測方法として、木漏れ日や、穴を空けたウチワなどで映し出される影を眺めるという方法もお薦めです。
☆☆こもれびの咲く夜☆☆

投稿者: kameno 日時: 09:02 | | コメント (0)

スーパームーンと宵の明星

大きな明るい月が昇ってきました。
今日は、月が満月で、かつ月が地球に最接近する「スーパームーン」となります。
地球に近い分、大きく明るく見えます。

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(写真は貞昌院から見た今日 20:09_JST の月。まもなく満月となります)

以前、大きな満月と火星の競演というブログ記事で、月と地球の距離関係をグラフで描いてみました。
月は地球の周りを楕円軌道で回っているために、大きさは地球との距離によって異なって見えます。
楕円軌道の短軸が、地球から見て太陽と反対方向に位置するときには、満月となり、大きく明るい満月となります。

NASAのサイトに分りやすい解説動画がありますので、併せて掲示しておきます。

さて、現在、楕円軌道の短軸が地球から見て太陽と反対方向に位置する・・・ということは、長軸方向が太陽の方向にあるということになります。
随って、半月後に訪れる新月は、地球から遠い位置に月があるということになります。

5月21日に観測される日食が金環日食である大きな理由は、月が遠い位置にあるということが理由です。
スーパームーンと金環日食は切っても切り離せない関係にあります。

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満月が昇り始めるころ、西の空を見ると明るい宵の明星が見えます。
宵の明星の正体は金星です。
地球の内側を回る惑星であるために、丸い姿は観測できず、(次に述べる条件を除いて)必ず欠けて見えます。
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こちらも、今日 20:09_JST 、貞昌院で撮影した金星です。
宵の明星ですから、上に欠けた三日月のような形となっています。


ところが、今年は、まん丸い金星を観測することが出来るのです。
これから金星はだんだん地球に近づいてきて(それに連れて細くなっていき)、ついには太陽、金星、地球が一直線に並びます。
6月6日、金星の太陽面通過です。
この瞬間、シルエットとして、まん丸い金星が浮かび上がります。

実は日食よりも、むしろ金星の太陽面通過の方がずっと珍しい現象です。

5月21日、6月6日と、目が離せないですね。


追記
スーパームーンのパール富士を観にちょっと足を伸ばしてみました。
5月6日3:00am 露出25秒で撮影したスーパームーンダブル富士です。
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■関連ブログ記事

大きな満月と火星の競演
サロス周期と今月の天文現象

投稿者: kameno 日時: 21:49 | | コメント (0)

蓮華畑と蜜蜂

貞昌院から徒歩20分程南に、舞岡公園があります。
一昔前の谷戸の光景が残されている自然公園です。
ここには、田んぼもあり、春には蓮華が一面に咲き、田植えの前に鋤きこまれて自然の肥料となります。

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花には蜜蜂が群がって盛んに花粉を集めています。

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蓮華の花は、近くで見ると本当に美しい花です。
仏様が上に乗っているかのようです。

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■関連ブログ記事
蓮華の花と蜜蜂

投稿者: kameno 日時: 21:17 | | コメント (0)

潮干狩りと風評被害

GW前半の三連休。
穏やかな陽気に誘われて行楽地各地はそれぞれにぎわっていることでしょう。
けれども、風評被害により震災前よりも観光客が激減している場所も多いようです。


<潮干狩り>木更津で今季も8割減 放射性セシウム風評で


東日本大震災の影響で昨季は来場者が震災前の7割減となった東京湾の潮干狩り。復活が期待される今季も千葉県木更津市で8割減の状態だ。原発事故により、放射性セシウムが河川を通じて東京湾に流れ込んでいるとのイメージが持たれていることが原因とみられる。しかし、湾内で基準値を超えるセシウムを含んだ貝は見つかっておらず、専門家は「神経質になる必要はない」と話している。 
「放射能が心配で、市のホームページ(HP)で検査結果を確認して来ました」。今月中旬、木更津市内の潮干狩り場に子供と訪れた埼玉県の会社員、正木晶さん(26)は話した。休日こそ家族連れの姿が目立つが、運営する木更津漁業協同組合の内田武雄組合長は「客の戻りはまだまだ」とみている。 
東京湾内の潮干狩り場10カ所のうち8カ所がある千葉県は昨年、客数が前年比約7割減の約19万人に落ち込んだ。関係者はHPやチラシで貝の安全性のPRに懸命で、来場者増に備え、海外産の貝をまくケースもあるが、6カ所がオープン済みの木更津市では、今月5日までの来場者が震災の前年(10年)同期比約8割減の2487人。昨年比約600人増と回復はわずかで、市商工観光課の担当者は「5日以降も団体客の予約が平年並みに入らず、客足が鈍い」と話す。 
木更津漁協では、アサリの卸価格が15%程度下がった。内田組合長は「生産者が安全をPRしても『そんな問題があるのか』とかえって風評被害を助長しかねない」と頭を抱える。 
東京湾で放射性物質による汚染が注目されるきっかけのひとつが近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)が昨年8~12月に実施した調査。荒川河口の泥から1キロあたり300~900ベクレルという放射性セシウムが測定された。 
しかし山崎教授によると、荒川や江戸川よりも流域面積の狭い千葉側の川の河口はいずれも同8~40ベクレル程度。しかも、東京側も含め、湾内の貝類からは同0.6ベクレルの検出限界を超えるセシウムは測定されていないという。山崎教授は「セシウムは土に含まれる微粒子と結合し、離れにくい。貝が泥を食べても、泥とくっついたセシウムが貝の体内で溶け出さずそのまま排出されると考えられる。東京湾の放射性物質の影響は全く問題ない値」と説明している。 
国も今年度、東京湾の海水や生物についてモニタリング調査を始めるが、東京海洋大の神田穣太教授(海洋環境学)は「安全性を立証するためにデータの蓄積が重要。危険な数値が検出されない限り神経質になる必要はない」と話している。 
毎日新聞 4月24日(火)10時24分配信

木更津では、新しく開業したアウトレットモールでは入場制限が出るほど多数の来場者がある反面、潮干狩りができる干潟では震災前の8割減という報道です。
木更津市のホームページを見ると

放射性物質 検査結果
2012年の検査結果は全て「不検出」です(検出限界以下)。
木更津市・富津市
採取日:2012年3月18~21日 検査結果:「不検出」 検出限界:0.36~0.46bq/kg

とあり、検出限界1キログラム当り0.36-0.46ベクレルの精度で不検出となっています。

連休中日の午後、時間が取れましたので、家族で木更津海岸へ行ってみました。
アクアラインはそれなりに渋滞していますが、それほど酷くは無く、木更津方面へはスムーズに進むことが出来ました。
木更津漁協の駐車場もすんなり入ることができ、平年の連休ではここにたどり着くのも大変なんだろうな~と思いながら中の島大橋を渡り、干潟に向かいます。

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干潟には、それなりの人が集まっています。
新聞報道の効果が多少はあったのでしょうか。
それでも、例年よりはかなり少ないようです。

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熊手で干潟を掻くと、沢山のアサリが見つかります。

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一時間ほどでこれだけ採れました。
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帰宅してから、砂抜きのためタライに移すと、よく動き回ります。
元気の良いアサリです。

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冒頭の記事中、東京海洋大の神田教授の「安全性を立証するためにデータの蓄積が重要。危険な数値が検出されない限り神経質になる必要はない」という言葉通り、測定値を冷静に受け止めていく姿勢が大切なのだと感じます。

投稿者: kameno 日時: 01:11 | | コメント (0)

鯉のぼり泳ぐ

ゴールデンウイークを迎えました。

貞昌院では、境内を鯉のぼりたちが気持ち良さそうに泳いでおります。

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旅行に出かけていらっしゃる方も多いことと存じます。
良き連休でありますように。


 

貞昌院ライブカメラでも鯉たちの泳ぎをどうぞ。

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投稿者: kameno 日時: 20:54 | | コメント (0)

ハート模様のカメムシ

カメムシというと、その強烈な匂いから嫌われがちの昆虫ですが、ハート型の模様が特徴的な種類もいます。
意外に身近な昆虫で、貞昌院の境内でもごく普通に見かけます。

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このカメムシの名前は、「エサキ モンキツノカメムシ」といいます。

クリーム色のハート模様が愛らしいですね。

 


■このブログで、これまでとりあげた「ハート」に関するトピックスはこちら
投稿者: kameno 日時: 21:37 | | コメント (0)

梅花講習会

神奈川県第二宗務所梅花講の梅花講習会が大本山總持寺瑞応殿を会場として開催されました。

開講諷経(導師・赤星副所長)

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重厚な木魚の音が講堂に響き渡ります。

お誓い

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全体講習

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級別講習

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と日程が進んでいきます。

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集合写真
(これだけ余白を入れても、写真屋でプリントする際にはギリギリになるんですね)

今回は、上級者講習のみでありますが、約90名の参加を頂きました。
皆様お疲れ様でした。

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三松閣前の桜は例年は授戒会の頃に満開となっていますが、今年は今になってようやく満開となっています。

投稿者: kameno 日時: 08:14 | | コメント (0)

花まつり・護持会総会報告2012

境内のソメイヨシノがほぼ満開となった4月8日、貞昌院花まつり 護持会総会 が開催されました。

花まつりとは、釈尊降誕会、つまりお釈迦様の誕生日です。

お釈迦様の誕生を祝って、花々が咲き乱れ、甘露の雨が降ったという伝承に基づき、お釈迦様の像に甘茶を掛けて誕生を祝います。
華やかな境内で行われる恒例の行事です。

午前11時より釈尊降誕会法要を営みました。

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引続き 護持会総会が開催され、
・護持会計報告/監査報告/予算案審議
・墓地清掃美化費会計報告/予算案審議
・そのほか、無事各号議案が承認されました。

 

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引続き、正午より本堂にて かながわクラリネット・カルテット(堀川豊彦さん、徳武敦さん、渋谷佳祐さん、三浦明美さん)をお迎えし、四重奏のハーモニーを楽しみました。

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途中、楽器の説明をいただきながら演奏は進みます。

<演奏楽曲>
春 -四季より抜粋ー ヴィヴァルディ
adagio ピアノソナタ悲愴より2楽章 ベートーヴェン
G線上のアリア バッハ
The Entertainer ジョップリン
黒いオルフェ ボンファ
Can't Help Falling in Love プレスリー
Sing sing sing

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演奏会の後半はリクエストにより皆で歌える楽曲を演奏いただきました。
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千の風になって
見上げてごらん夜の星を
涙そうそう

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場所を客殿に移して懇親会。
昨年はソメイヨシノは二分咲きでしたが、今年は日和もよく、華やかな境内を眺めながらの懇親会となりました。
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甘茶と、茶室でのお点前もあり、なごやかな一日は瞬く間にすぎていきました。

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本堂前に花御堂(はなみどう)をお祀りしています。
ぜひ甘茶を掛けてお参りください。
 

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■これまでの記録はこちら
花まつり・護持会総会報告2011
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2010年)
花まつり・護持会総会・コンサート報告(2009年)
花まつり・檀信徒総会(2008年)
本日は花祭り・檀信徒総会(2007年)
花祭り・檀信徒総会・懇親会(2006年)
花祭り、檀信徒総会(2005年)

投稿者: kameno 日時: 17:51 | | コメント (0)

サクラ開花・ウグイス初鳴き

昨日の嵐のような一日から一転、暖かくおだやかな日和になりました。
貞昌院のソメイヨシノ開花標準木(当寺で勝手に命名)の花が数輪花開きましたので、貞昌院での開花宣言といたします。

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■これまでの貞昌院標準木の開花日
2005年 3月29日
2006年 3月21日
2007年 3月25日
2008年 3月23日
2009年 3月25日
2010年 3月22日
2011年 3月29日

 

この時期、例年より遅く開花した様々なサクラも同時に楽しめます。

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ヤマザクラと

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緋寒桜。
特に緋寒桜は例年より一ヶ月ほど遅い開花となっています。

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枝垂桜はかなり蕾が膨らんでいます。
ソメイヨシノの見ごろは花祭りの頃(4月8日、次の日曜日あたり)となるでしょう。

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緋寒桜には、メジロがよく遊びに来ます。
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そして、ウグイスも姿を見せてくれました。
薮の中に隠れていてなかなかその姿を見せません。
彼岸の頃から、少しづつ鳴き始めておりましたが、ようやく、ちゃんと?した鳴き方になりました。

ウグイスの鳴き声を録音しました。
こちらから聞くことができます(wma音声ファイル)


写真と鳴き声は、本日撮ったものです。
まだ谷渡り鳴き(4:58以降)がきちんと鳴けていないのがかわいらしいですね。

投稿者: kameno 日時: 10:49 | | コメント (2)

癒し系スポット2

近くの水族館(八景島シーパラダイス)に久しぶりに行ってみました。
展示内容もだいぶ刷新されていて、定期的に行っても楽しいですね。

感じたことは、「生き物の生態を図鑑的に」展示する性格のものから、それだけでなく「癒し」のウエイトが次第に増しているような感じです。

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身近な生物でも、ゆったりした泳ぎは見飽きることがありません。

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ジンベイザメの巨大な口も

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さまざまに形を変える群れの姿も

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マンボウのユーモラスな姿も
見ていると時間を忘れてしまいます。

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ショーなども工夫を凝らしていて、楽しめます。

 

日本には世界で類を見ないほどたくさんの水族館があります。

海に囲まれていることもあるのでしょうが、水族館がもてはやされる背景には「日常忙しく、せわしなく活動している日本人」というものがあるのかも知れません。

それにしても、日本の水族館は素晴らしい!

日本の水族館に対する海外の反応 ”美ら海水族館”の大水槽

 


■以前のブログ記事はこちら

癒し系スポット

投稿者: kameno 日時: 15:39 | | コメント (2)

月・金星・木星・瑩山

今月初旬は、ほぼ10年ぶりに肉眼で見ることができる惑星(水星、金星、火星、木星、土星)が一夜で見られました。
西の空には、シリウス、カノープス、月も加わり、それはそれは賑やかな宵の口の夜空でした。

それから半月経って・・・・今日の夜空は、三日月と金星、木星が並んで日没後の西の空に見ることが出来ます。
さらに、肉眼では見えませんが、小惑星瑩山もその方向にあります。
さらに、明日は金星と木星の間に月が挟まれます。​夕焼けから濃い碧い空に変わる中、賑やかな夜空を見上げてみては如何でしょうか。

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(左)貞昌院からみた今日の西の空
(右)Stella Theater によるシミュレーション

投稿者: kameno 日時: 20:23 | | コメント (0)

弦楽四重奏演奏会報告

お彼岸の中日も過ぎた本日(3月21日)、貞昌院本堂で弦楽四重奏の音楽会が開催されました。

お彼岸さわやか音楽会

日時 3月21日(水)14時~16時
場所 貞昌院本堂
共催 地域交流拠点「さわやか港南」・貞昌院
演奏者 さくら弦楽四重奏団
弦楽四重奏は、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロにより構成されます。

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暖かい日和、境内では梅が満開になっています。
河津桜も咲きはじめました。
本格的な春を迎えた境内で、春にふさわしい楽曲を演奏戴きました。

・さくら
・「四季」より”春”第一楽章(ヴィヴァルディ作曲)
・リベルタンゴ(ピアソラ作曲)
・ボレロ(ラベル作曲)
・日本の四季の歌メドレー
・弦楽四重奏曲第67番ニ長調
「ひばり」第一、四楽章(ハイドン作曲)
・上を向いて歩こう

 

コンセプトは「きがるに、身近で生演奏を」
楽器の特徴や、楽曲の背景にあるリズムを判りやすく解説いただきながら演奏いただきました。

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第一ヴァイオリン 井上八世以さん
第二ヴァイオリン 平岡明子さん
ヴィオラ 池田絢子さん
チェロ たのうち恵美さん

 

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本堂に響く弦楽のハーモニーを堪能した2時間となりました。

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投稿者: kameno 日時: 20:15 | | コメント (0)

昼と夜の狭間

昨日と同じ場所でのダイヤモンド富士です。
今日は雲も少なく、綺麗な夕焼けを望むことができました。
一日違うと、日没地点がだいぶ北(右方向)にずれることが分かります。
また、雲の量によって夕焼けの情景は全く異なります。

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茜色から碧色へのグラデーションが見事でした。

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投稿者: kameno 日時: 19:53 | | コメント (0)

春彼岸のダイヤモンド富士2012

今日はお彼岸の中日。
暖かい好天に恵まれましたので、お墓参りをされた方も多かったことでしょう。
ご先祖様、亡き方に思いを馳せる行事は、日本に伝わる良い伝統であると感じます、


春分の日の今日、教区2か寺の彼岸会法要に随喜させていただきました。
その帰路、日限山・舞岡付近でダイヤモンド富士を眺めてみました。

今年は雲が多く、富士山頂に掛かる太陽のシルエットは望めませんでしたが、夕焼け雲の美しい変化を堪能できました。

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彼岸(ひがん)は、、現世=比岸(しがん)に対し、向こう岸という意味です。
苦悩と煩悩から離れ、寂静の世界である彼岸は、西方浄土(西方のはるか彼方)にあると考えられました。このことから、太陽が真西に沈む春分と秋分の日には、現世と極楽浄土が最も近くなるとされていますす。

お彼岸はご先祖様のいらっしゃる世界と交流ができる期間とされ、先祖供養する習わしとして定着しました。

曹洞宗では極楽浄土という考えは用いませんが、お彼岸にお墓参りをする習慣は、この思想に基づいているといえます。
家族・親族・ゆかりの人々が墓参りをし、ご先祖様や故人を偲び、報恩のご挨拶をする、この日本の良き習慣をいつまでも伝承していきたいものです。

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2012/3/20 17:55

貞昌院では、先週墓地清掃を行なっております。
きっと気持ちよくお参りいただけることでしょう。


■関連ブログ記事
昨年の春彼岸ダイヤモンド富士の写真はこちら

投稿者: kameno 日時: 19:22 | | コメント (0)

霧の朝

昨晩まで降り続いていた雨が上がり、急に気温が上昇したため境内は朝霧に包まれました。

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墓地の一番高い場所からはこのような光景が広がっています。
向こうに見えるはずの永野小学校も全く見えません。
お寺の直ぐ目の前のマンションが辛うじて見える程度の視界です。

視程は100-200メートルといったところでしょうか。

時間が経過するにしたがって、霧はだんだんと薄くなっています。
ただし、墓地の階段は濡れておりますので、お墓参りの際には足元に充分ご注意ください。

投稿者: kameno 日時: 09:16 | | コメント (0)

実務担当者会議

曹洞宗の行政機関である宗務庁と宗務所の連絡会議「実務担当者会議」が2日間の日程で開催されました。
全国に1万5千ある曹洞宗寺院は、20か寺程度の「教区」、都道府県単位の「宗務所」、中央行政機関である「宗務庁」それぞれの行政機関を通して事務的な処理が行われます。
事務処理の実際については、毎年変更事項もあり、また各行事の連絡調整のために、一年に一度全国から宗務所の実務担当者が集まって、このような「実務担当者会議」が開かれるわけです。

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2日間の日程はスケジュールびっしりの内容の濃いものでした。


実務担当者会議の最後に、福島県宗務所教化主事より、放射能汚染と風評被害の切実な現状報告がありました。
報告の最後に「福島第一原子力発電所事故」という表現ではなく、「東京電力福島第一原子力発電所事故」と、「東京電力」を必ず付けて欲しいと訴えておりました。
風評被害は人権侵害でもあります。
きちんと事実を捉え、冷静な眼で物事を判断していくことを心がけたいものです。

 


 

思い返せば、昨年の実務担当者会議終了直後に東日本大震災が発生しました
まもなく一年目の日がやってきます。
あらためて犠牲となられた方への弔意を表し、未だ避難生活を余儀なくされている多くの方々へのお見舞いを申し上げます。

宗務所も年度末を迎え、行事計画、予算書作成、そして決算の時期となりました。
新しい提案も含めて、予算所会に諮るべく準備を進めています。
投稿者: kameno 日時: 08:40 | | コメント (0)

久し振りの積雪

横浜の今年の冬は寒いけれども、あまり雪が降らない日が続いていました。
1月24日も、雪は降ったものの、うっすらと雪化粧となっただけでした。

今日は、久し振りのまとまった降雪となり、境内に5センチほどの雪が積もっています。

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昨日と一変してこのような光景に。

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かなり水分を含んだ湿雪です。
昼過ぎには雪のピークは過ぎ、雨に変わるようです。

 

夕方の境内には雪だるまができていました。

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投稿者: kameno 日時: 10:30 | | コメント (0)

「佯狂( ようきょう )のあとで」review

Ⅰ 佯狂者が躓く前に
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Ⅱ 老婆誕生。堵列された蟻。
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Ⅲ 老婆誕生と一本の杭と蟻について
#家族の断片
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Ⅳ 空間であるはずのYの記憶と或る男Kの手記と女優A
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#或る男Kの旅の結末

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Ⅴ 彷徨う時の音と赤い傘を持ち続けるO。
限りなく闇夜に近づく世界の在処

#境界線にて
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Ⅵ 100年後の世界、言わば配列的言語
#砂上にて

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Ⅶ 或る男Oの覚醒と実態としての老婆Yの回顧及び羅生門における死人の証言について

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#群青なる死人の告白

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Ⅷ 或る男Oの懺悔と老婆Yの密室の出来事

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#或る男Oの罪状
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#空間であるはずのYの邂逅と輪廻するOの生成
第三の肖像 --- Yが老婆であること

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※写真はゲネプロにてkamenoが撮影しました。


作・演出 恒十絲

出演 朱尾尚生・近藤康弘・岩倉金太郎・芹澤あい・大勝かおり・北島莉恵・長谷川哲朗・内野修平・若松真夢・小山内薫
ドラマトゥルク 豊永純子
舞台美術 池原哲男(池原一級建築士事務所)
舞台監督 小林英雄
照明 赤田智宏(日高舞台照明)
音響効果 筧良太 行村剛
衣装 虎井想市
映像 大野悠生
振付 サミュエル・ボンヌ
演出助手 原田直樹 フレデリックW.
宣伝美術 近藤知佳
制作 高崎都
制作補 湯本綾子 砂盃賀絵

協力 亀野哲也(貞昌院) 木村文洋 佐藤徹 大杉謙治(ならしのすずめの会・主宰)
深田信幸 及川勝 小倉恭介(一握の土・理事) 新井孝一
(有)TKS 伊藤デザイン事務所 演劇集団イヌッコロ 国際舞台芸術交流センター (以上敬称略)

主催 IDIOT SAVANT theater company

投稿者: kameno 日時: 08:02 | | コメント (3)

千秋楽

貞昌院本堂で行われた「 佯狂 ( ようきょう ) のあとで 」 "After The Feigned Atomic Party" も、いよいよ千秋楽を迎えました。
公演初日がつい先ほどのように思われるほどあっという間の一週間でした。

千秋楽は日曜日ということもあり、特に多くの方が観劇に来場されました。
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回数を重ねるごとに、演劇の合間に行われる稽古で微調整が行われ円熟されていくことがわかります。
最終回は特に渾身の演劇でした。


最終公演は午後7時に終了、お客さんをお見送りして、一段落してからスタッフ出演者総出で撤収作業に入ります。

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実に手際がよいものです。
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天井にはこれだけの照明が吊り込まれていました。

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向拝の壁も撤去されます。

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ゴムシートの下にはコンパネと養生シート。
丁寧に剥がされ片付けられていきます。
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2時間半後にはすっかり元通りになりました。

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本当にあっという間の一週間、本堂という制約の多い劇場での演劇は大変だったと思います。
それにしても皆さん、本当に演劇を愛しているのですね。
これからのご活躍を楽しみにしています

投稿者: kameno 日時: 06:57 | | コメント (0)

本日公演初日

本日は、昼過ぎにゲネプロ(舞台上で本番通りの衣装、本番通りの進行で行われるリハーサル)が行われました。

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最終演技確認。

そして、夜7時よりいよいよ初回公演を迎えます。

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ライトアップされた山門をくぐると、そこはもう劇場です。

・・・・・・


初回公演は無事終了しました。
昨年にも増して、内容の充実した劇に仕上がっています。
特に、ラストの迫力あるシーンは見ものです。

当日飛び込み観劇も可能ですので、この機会に是非お越しいただき、生の舞台を観劇されることをお薦めします。
今週日曜日、19日が最終日です。
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2月16日(水)19時 ←終了
2月16日(木)19時
2月17日(金)18日(土)14時・19時
2月19日(日)13時・17時
*開場は開演30分前、受付開始は開演1時間前

 
東日本大震災発生。
恒十絲が羅生門を「甦らせる」理由。

「 佯狂 ( ようきょう ) のあとで 」 "After The Feigned Atomic Party"

(TPAMiY/国際舞台芸術ミーティング in Yokohama 2012・ショーケース 出品作品)

IDIOT SAVANT theater company × 津軽三味線・小山内薫

投稿者: kameno 日時: 23:50 | | コメント (0)

本堂が劇場へと変貌!!

昨年貞昌院本堂で演劇を行った IDIOT SAVANT theater company による新作の劇が、いよいよ今週水曜日(2月15日より)行われます。
2月15日(水)16日(水)19時
2月17日(金)18日(土)14時・19時
2月19日(日)13時・17時
*開場は開演30分前、受付開始は開演1時間前

 

今日から公演に向けて舞台設営が始りました。

 

3月11日。
東日本大震災発生。
恒十絲が羅生門を「甦らせる」理由。

「 佯狂 ( ようきょう ) のあとで 」 "After The Feigned Atomic Party"

(TPAMiY/国際舞台芸術ミーティング in Yokohama 2012・ショーケース 出品作品)

IDIOT SAVANT theater company × 津軽三味線・小山内薫

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本堂のもつ場の雰囲気を生かしながら、みるみるうちに劇場へと変貌していきます。
さすがに手馴れたものです。

 

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今年の舞台装置は昨年にも増して大掛かりなものとなっています。
スタッフ、出演者の意気込みも感じます。
きっとご来場いただいた皆様の満足いく作品になることでしょう。

 

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向拝までもぐるりと囲まれ、それが舞台装置の一部となっています。

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すっかり劇場らしくなってきました。

 

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2月15日(水)16日(水)19時
2月17日(金)18日(土)14時・19時
2月19日(日)13時・17時
*開場は開演30分前、受付開始は開演1時間前

会場 貞昌院(横浜市営地下鉄ブルーライン・上永谷駅から徒歩5分)
横浜市港南区上永谷5-1-3
当日問合せ:080-6587-8803

演滅多に無い貴重な機会です。貞昌院関係者と言って頂けると割引料金で観劇することができますので、この機会に皆様お誘い合せの上、是非ご来場くださいませ。

日時指定・全席自由
前売・当日3500円
学生3000円(学生証提示)
TPAM割2500円(パス提示)
リピーター割2000円(前回チケット提示)
貞昌院割引△500円(申し込み時に貞昌院割引!と明記のこと)
パソコンからの予約はこちら
携帯からの予約はこちら
tel 080-6587-8803 fax 042-208-3077
e-mail idiot.savant@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/

tel 080-6587-8803 fax 042-208-3077

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Next Performance
[TPAMiY showcase]
IDIOT SAVANT theater company × Kaoru OSANAI, TSUGARU-SHAMISEN
[ After The Feigned Atomic Party ]

Date: February 15th(Wed) -16th(Thu) 19:00, 17th(Fri)-18th(Sat) 14:00/19:00, 19th(Sun) 13:00/17:00

Post-perfomance receptions to be held on.

Venue: TEI-SHO-IN TEMPLE http://teishoin.net/
(5-1-3, Kami-nagaya, Konan-ku, Yokohama)
*5-min. walk from Kami-nagaya Sta. on Yokohama City Subway “Blue line”.
From Yokohama Sta.: Approx. 25 min. by train + walk.
Running time: 80 min

Entry: Advance/At door 3,500JPY / Student 3,000JPY / With TPAM Pass 2500JPY / Repeat guest 2000JPY
E-mail:idiot.savant@nifty.com / Tel: 080-6587-8803 / http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/
Contact: Mr.KOH-TOH-SHI (Artistic Director) / Ms.Miyako TAKASAKI (Production Manager)

The IDIOT SAVANT theater company was founded in 2005 and it has developed an alternative style of performance that weaves filmed images, contemporary music and the lyrical texts composed by Koh-Toh-Shi, the founder, a writer-director, and a poet. Pursuing its own theory of body expression, company’s specific style,“Impassioned tableau theater - expressing less to enhance audience’s imagination” has evolved. The company still advances to create and convey the unique theatrical space.
This time, the IDIOT SAVANT theater company collaborates with “Tsugaru-shamisen”, a three-stringed instrument, along with motion pictures of Kyoto.

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作・演出 恒十絲

出演 朱尾尚生・近藤康弘・岩倉金太郎・芹澤あい・大勝かおり・北島莉恵・長谷川哲朗・内野修平・若松真夢・小山内薫
ドラマトゥルク 豊永純子
舞台美術 池原哲男(池原一級建築士事務所)
舞台監督 小林英雄
照明 赤田智宏(日高舞台照明)
音響効果 筧良太 行村剛
衣装 虎井想市
映像 大野悠生
振付 サミュエル・ボンヌ
演出助手 原田直樹 フレデリックW.
宣伝美術 近藤知佳
制作 高崎都
制作補 湯本綾子 砂盃賀絵

協力 亀野哲也(貞昌院) 木村文洋 佐藤徹 大杉謙治(ならしのすずめの会・主宰)
深田信幸 及川勝 小倉恭介(一握の土・理事) 新井孝一
(有)TKS 伊藤デザイン事務所 演劇集団イヌッコロ 国際舞台芸術交流センター (以上敬称略)

主催 IDIOT SAVANT theater company

チケット予約・問合せ
IDIOT SAVANT theater company/イディオ・サヴァン シアターカンパニー
※12月23日13時からチケット一般販売開始
貞昌院割引△500円(申し込み時に貞昌院割引!と明記のこと)
*開場は開演の30分前、受付開始は開演の1時間前

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tel 080-6587-8803 fax 042-208-3077
e-mail idiot.savant@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/

tel 080-6587-8803 fax 042-208-3077
e-mail idiot.savant@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/


恒十絲(コウトウシ)プロフィール
詩人・演出家・劇作家。1970年生まれ。川村毅に師事、第三エロチカを経て、2002年劇団Purkinje Phenomenon(プルキニエ・フェノメノン)を設立。
「空々しい爪の叙情的嗜好」「XとRの動機」「耽溺」を発表。05年に現IDIOT SAVANT theater companyに集団名を改称、現在までに「馴れあう観客」「黒縁のアテ」「KINK」「挵る人ほどに」「彼方、蓮台野にて-U-BA-SUTE-」全作品の作・演出を手がける。
恒十絲の紡ぐ硬質で抒情的な詩・テキストを基軸に、演舞、映像、音楽、美術、そして場所とを融合させ、パフォーミングアーツ・演劇などカテゴリーに嵌められない固有の作品空間を構築してきた。
07年タイニイアリスから招聘をうけ、アリスフェスティバルの大トリとして第2作を発表、好評を博し、08年よりTPAMに2作品を出品。
また、スポーツ医学に則り日本人の体躯にあった独自の身体理論を提唱し、05年よりワークショップを実施している。

小山内 薫(オサナイ カオル)プロフィール
津軽三味線奏者。1979年生まれ。12歳の時、師匠である多田あつしの生演奏を間近で聴き、繊細な音色、力強い響きに圧倒され弟子入り。
今どきな風貌とは裏腹に、津軽三味線に対するこだわりには職人的な一途さがある。
三味線音楽の可能性を追求し、ロックバンドとの競演等、活動の幅を広げる若手のホープ。
昨今の三味線のコラボ、セッションにありがちな安易さが感じられないのは、独自のスタイルを確立している証でもある。
2005年には「吉田兄弟」プロデュースの津軽三味線ユニット『疾風(はやて)』として活動を開始し、07年7月にアルバム『impressions』(疾風)を発表。
06年の全国大会に出場した時の模様は『NHKにんげんドキュメント』でとり上げられ、また、ロシア・ブラジル・ウルグアイ・グァムなど海外での公演や、全国大会での多数の受賞歴を持つ。
今回で2回目のIDIOT SAVANTとの共同制作となる。


■関連ブログ記事(今年春の公演記録)
» 本堂舞台設営「彼方、蓮台野にて」
» ゲネプロ-涅槃の月
» 二重単-公演2日目
» 公演3日目
» 4日目終了・20日が最終日となります
» 公演終了!
» 彼方、蓮台野にて 点描

投稿者: kameno 日時: 19:32 | | コメント (0)

境内の放射線量測定結果

 20120212-06エアカウンターSで境内各所の放射線量が高めに出そうな箇所をを計測してみました。
測定日時 平成24年2月12日 13時~14時
各箇所地表より1mにて3回計測し、最大値、最小値を棄却した

番号
測定箇所
線量(μSv/h)

参考写真

(1)
駐車場入口側溝
0.10
20120212-001
(2)
鐘楼堂
0.10
20120212-002
(3)

本堂天水桶付近

0.05
 
(4)
本堂奥
軒下
0.12
20120212-004
(5)
本堂裏軒下
0.07
 
(6)
茶室前
0.05
20120212-006
(7)
庫裏側溝(1)
0.10
20120212-007
(8)
庫裏側溝(2)
0.14
20120212-008
(9)
駐車場側溝
0.09
 
(10)
サツマイモ畑
0.07
20120212-009
(11)
墓地奥山道
0.16
20120212-011
(12)
歴住墓地
0.05
20120212-012
(13)
天神山頂上
0.06
20120212-013
(14)
裏山の畑
0.05
20120212-014


やはり側溝や雨水の集まる場所、落ち葉が溜まっている箇所は比較的線量が高めに出ています。
サツマイモ畑は、横浜市で計測した結果と殆んど同じ数値となりました。
今回は一番高い場所でも 0.16μSv/hでした。
現状でも全く問題の無い数値と考えますが、落ち葉や側溝の泥を処理すればさらに線量は下がるはずです。
どこにマイクロスポットがあるかを知ることは大切ですし、高めの場所が発見された場合にも適切に処理を行えば全く問題は無いでしょう。

※なお、この近辺の環境放射線量は 0.03~0.05μSv/h程度です。

投稿者: kameno 日時: 20:14 | | コメント (6)

横浜市仏教会主催涅槃会

2月15日はお釈迦さまが入滅された(お亡くなりになられた)日とされます。

それにちなみ、お釈迦様のご威徳を偲ぶ涅槃会法要が、横浜市仏教連合会・釈尊奉讃会主催で開催されました。
第37回の今年は、磯子区仏教会が担当となり、会処寺院は高野山真言宗真照寺様です。

法式作法は真言宗式を骨格に組み立てられております。

日時 平成24年2月10日(金)
午後1時半より 涅槃会法要
午後2時より 講演

20120210-08

■涅槃会法要
導師・市仏連会長・玄野孝善老師

1、開式の言葉
1、一同三礼
1、三帰礼文(導師に続いて唱和)
1、表白文奉読
1、読経(観音経普門品偈・舎利礼文)
1、回向
1、一同三礼
1、導師・式衆退堂
休憩
20120210-01

---------------------------------------

■引続き、ペマ・ギャルポ氏による講演が行われました。
ブータン国王夫妻来日の際には、通訳としてずっと同行されておりましたので、見覚えのある方も多いと思います。
20120210-03

ペマ・ギャルポ氏略歴
1953年チベット生まれ。1959年、インドに亡命、難民キャンプで少年期を過ごし、1965年来日。亜細亜大学卒業後、1973年にはチベット文化研究会を設立する。
1980年から90年まで、ダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表に就任する。
1996年、岐阜女子大学教授、2004年、岐阜女子大名誉教授。

 

以下、講演の内容をkamenoメモを元に速報的にまとめてみます。
内容について何らかの瑕疵があった場合、その責はkamenoにあります。
なお、正式な講演録は『市仏連会報』に掲載されます。


(本尊様への五体投地)

■ブータン国王の通訳として

日本のマスメディアの報道では、ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とジェツン・ペマ 王妃がハネムーンで来日という表現でしたが、それは間違いです。
国交20年周年の年に来日することは2年前から計画されていたことであり、年間2名の国賓枠を待っての来日でした。

国王は福島をはじめ、被災地に真っ先に向かいました。
来日に当たっては、ブータンで二番目の高僧を脇導師として3名の僧侶を連れて来られたのですが、僧侶の渡航費用、滞在費は全てブータン側の負担でした。
何故ならば、僧侶の費用を自ら負担しなければ、お見舞いの心を表すことが出来ないからです。
また、国王は自ら(本人はあまり表に出していませんが)百万ドルの義援金を出されています。
これらは、これまでブータンが日本から受けてきたODA等の経済的支援、および、ブータンで最も尊敬された日本人、西岡京治さんに代表される技術的支援への報恩の心でもあります。

福島県相馬市では人々を救い自ら犠牲となった消防団員の話や、多くの市民が津波の犠牲になられたことに心を痛められ、王妃は車に戻ってから涙を流されました。
ブータンは死後、49日の期間を経て輪廻し生まれ変わるという考えを持つ仏教国です。犠牲となられた方に心から弔意を表していらっしゃいました。


■本当の政教分離とは

日本の政教分離に関する考えは、本当に間違っていると思います。
政治は宗教に係わってはいけない、排除するのが政教分離であると。

しかし、日本以外の国を見ると、それがいかに非常識であるかがわかります。
例えば、アメリカでは国会で聖書に誓い、演説の中には神の言葉が引用されます。
エイブラハム・ リンカーンの演説「人民の人民による人民のための政治」の直前には「under God,」が入っています。
また、クラーク博士の「少年よ大志を抱け」は「Boys,be ambitious in Christ」の、「キリストの御こころのままに」の部分が削除されて伝わっています。

政教分離というのは、宗教を排除することではなく、特定の宗教のみに偏ることなく、公平に、そして、それぞれの宗教を尊重すること、それが政教分離の本来の意味なのです。


■日本とブータンとの宗教に対する考えの違い

国王夫妻来日のスケジュールには、当初は増上寺、浅草寺、明治神宮等への参拝が予定されていました。
急遽国会での演説の時間をいただくことになったため増上寺、浅草寺の行程は割愛となりましたが、明治神宮や、京都の寺社参拝のなかで、日本の宗教に対する考え方が独特であるということが良くわかりました。
国王夫妻は、宗教的な参拝を当たり前のように望んでいました。
京都の寺社では、五体投地をされ、神社では神式に則って参拝されました。

しかし、日本政府は、「観光」としての用意をしました。
日本側が用意した通訳は、歴史的背景をただ淡々と説明するだけで、祈りなど宗教的な部分は、「それは迷信ですから」等々と訳していました。
また、仏教徒である国王が、なぜ神社で神式で参拝するのか?貴方は仏教徒ではないのか?という疑問も投げかけられました。
これが日本の誤った政教分離の解釈による結果です。


■拝むことと帰依との違い

さらに言及すれば、拝むことと帰依とは全く違います。
敬虔な仏教徒である国王夫妻は、仏に帰依しています。それは無条件に信じるということです。
対し、神社への参拝は、両国民の幸せ、天皇の幸せを願い、拝むということです。
拝むことと帰依とは明確な区別があります。
したがって、ブータン国王夫妻が明治神宮で、神式に則った参拝をされることも何ら不思議なことではなく、むしろそれに疑問を感じることが不思議です。

20120210-04

■日本の寺社で残念なこと

国王夫妻が京都の寺院を参拝した際に、五体投地のできるところが無く、わざわざ準備をしていただきました。
また、防火のために蝋燭の火を灯すことが出来ない場所もありました。
火災から文化財を守るということは理解できますが、宗教施設としてはどうなのでしょうか。
また、一般の拝観を9時~5時などのように区切っていたり、拝観料を入口で徴収していたり、まるで博物館に入るような感じです。
説明書きもどれほどの歴史がある、とか、建物の構造がどうかなどという事ばかりです。

京都、奈良の寺社にはたくさんの日本の子どもたちが修学旅行でやって来ますから、さすが仏教国!と初めは感心していたのですが、実は観光だけである、としたらとても残念です。

 

■当たり前だと思えるようなことが当たり前でないこと

現在の日本では、女性もごくあたりまえのように選挙権を持っています。
例えば中国では、65歳以上の国民は、投票すらできなかったという経験を持ちます。
チベットでは、5人以上が一箇所に集まると、集会とみなされて逮捕されます。
世界では当たり前だと思えるようなことが当たり前でないことが多いのです。

 

■日本に望むこと

日本は、アジアの多くの国々から尊敬を受けています。
東日本大震災直後の整然とした態度は、聖徳太子の和の精神がいまでも受継がれていると感じますし、日本人は本当に文明人であるという印象です。
ただ、総理大臣だけは良く変わります。その部分だけは忍耐力が無いのでしょうか。
いずれにしても、日本人の美しい姿、底力、誰のせいにもしないで前向きに進む姿は、世界へ良い手本として見せていると思います。
戦後の荒廃から見事に復興した日本を、アジアの多くの国々は模範としてきました。今後も再びアジアのリーダーとなって欲しいと願います。

日本が復興し、強くなることを願ってお話を終えさせていただきます。


 

 

 

横浜市内より各宗派僧侶、檀信徒が参集し、本堂一杯の随喜・参列者による法要が営まれることは尊いことであります。
伽藍の造り、法具の並べ方、法要儀式の組み立て方など、宗派による特徴もとても参考になります。

20120210-05   20120210-0220120210-0620120210-07

充実した一日を過ごさせていただき、仏縁に改めて心より感謝いたします。

特に準備の中心を担った磯子区仏教会の皆さまお疲れ様でした。

 


市仏教会主催涅槃会法要(2010年の記録)
市仏教連合会涅槃会 (2009年の記録)
横浜市仏教会主催涅槃会(2008年の記録)

投稿者: kameno 日時: 10:45 | | コメント (0)

ハマSHOW!!上永谷特集

ケーブルテレビの J:COMチャンネル 沿線情報番組「プチ散歩アワー」『ハマSHOW!!』で、上永谷が特集されることになりました。

この番組は、お笑い芸人の三瓶さんと大貫幹枝さん(タカダコーポレーション)がゆったりと神奈川の各駅を紹介していく番組です。

上永谷は、横浜に編入される前は相模国鎌倉郡であり、鎌倉幕府に通じる「かまくらみち」の「下之道」が通る歴史あるまちです。
集落の社として永谷天満宮、そしてその別当寺院としての貞昌院が古来より永谷の村の中心にありました。

 

貞昌院では、本尊様に丁寧にお参りいただいた後、堂内を拝観していただきました。
20120204-01

坐禅や天神おみくじも体験していただきました。
透視能力があるという大貫さんは、果たしてどのような籤を引いたのでしょうか。
放送内容のネタバレはしないほうがよいと思いますので、J:COMエリアの方は2月半ば過ぎに放送される番組をお楽しみに!
(港南区はJ:COMのエリアでは無いので残念ながら見ることができません)

収録が終わって、記念撮影。

20120204-012
出演の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

のんびりした田園風景の広がる地域だったのですが、上永谷駅の南側は丸山台として駅の開設を機に(昭和50年代以降)に開発された新しい住宅地です。
上永谷特集では、新しい町の素敵なお店もたくさん紹介されると思いますよ。
投稿者: kameno 日時: 10:57 | | コメント (2)

立春の雛人形

二十四節気の一、立春を迎えました。
暦の上では、もう春です。

立春に併せて雛人形を出しました。
客殿に飾ってありますので、貞昌院にお越しの際は是非ご覧ください。

20120203-20

二十四節気は、旧暦(太陰太陽暦)の季節感のズレを補正するために地球から見た天球上の太陽の位置で決められています。
太陰太陽暦では月の満ち欠けによって月日が定められておりましたので、季節と暦がずれてしまう欠点がありますが、それでは農作業や季節の諸行事に支障があるということで、太陰太陽暦と季節感のずれを補完するためにも二十四節気が必要であるわけです。

暦の上では春がはじまる日ですが、まだまだ寒気の影響で寒い日が続いています。

投稿者: kameno 日時: 17:23 | | コメント (0)

節分豆まき2012

今日は節分。
各地で豆まきの行事が行われたことでしょう。

貞昌院に隣接する永谷天満宮でも午後1時より恒例の節分、豆撒きの行事が行われました。

午後1時より本殿にて神事が行われました。
その間、神楽殿では獅子舞が奉納されています。

20120203-04

神事が終わり、神主さん、氏子総代挨拶、年男年女の皆さんが舞台に登場。
いよいよ豆まきです。

20120203-06
福は~内!福は~内!

20120203-05
永谷天満宮では、落花生が蒔かれます。

20120203-07
帰りには皆さんに嬉しい福を招くお菓子のプレゼント。

 



引続き、近隣のR寺様の節分に随喜させていただきました。
初笑いの演芸、大般若会法要、引続き豆撒き。

20120203-08
こちらの豆まきはとにかく豪快です。
20120203-11

境内を埋め尽くす人人・・・・
そこへ、邪鬼なんか尻尾を巻いて直ぐに退散してしまうのではないか、という勢いで豆が撒かれます。

20120203-10

福のシャワーが降り注ぎます。

毎年節分には様々な豆撒きに参加させていただき、たくさんの笑顔に出会えることはこの上ない喜びです。
皆さまに福が届きますよう心より願います。

 

境内の梅の硬い蕾が、いつの間にかいくつか花開いていました。

20120203-03

暦の上ではもう春なのです。

投稿者: kameno 日時: 20:51 | | コメント (0)

全国的に寒い一日

 

今日は節分。
暦の上では春を迎えようとしています。
しかし、強烈な寒気が日本列島を包み込んだ影響で、全国各地は記録的な降雪や寒さとなっています。
今朝も、東京都心で氷点下1.0度、名古屋市が同5.2度、大阪市と鹿児島市で同2.9度など、那覇市以外の全県庁所在地で最低気温が氷点下となりました。

貞昌院の寒暖計も早朝には氷点下5度を指しています。

20120203-01

空気も乾燥しているため、丹沢の山々もくっきりと見えます。

 

まもなく、午後からは永谷天満宮で恒例の豆まきが行われます。

投稿者: kameno 日時: 12:02 | | コメント (0)

小学校で歴史スライドショー

小学校での「土曜塾」が主催となり、港南歴史協議会の協力のもとで「わが郷土永野の歴史スライドショー」が開催されました。

地域学習のスペシャリスト、3年生児童3クラスが体育館に集まり、お父さん世代、お爺さん世代の永野がどのような様子で、どのような暮らし、遊びをしていたのかを学ぶ授業です。

20120130-01

自分たちの小学校がどのような歴史を持っているのか、かまくら道が通る町がどのような歴史を持っているのか。
そのことを写真で、そしてそれを体験してきた語り部たちからの生の声から知る絶好の機会となったと感じます。
児童たちは、真剣に映像を見て話を聞き、質問のコーナーではたくさんの手が挙がりました。

20120130-02

 

子どもたちが大きくなった数十年後はどのような町になっているのでしょうか。

今から50年前には、まだ上永谷駅は出来ておらず、山と田畑が広がっていました。
50年後には日本の人口が4000万人も減少するという統計予測も出されています。
次世代を担う子どもたちにも、これから地域の歴史を語り継いでいってもらいたいと思います。

※写真は港南歴史協議会よりいただきました


■関連ブログ記事

まち探検の専門家
わが郷土永野の歴史スライドショ-(2011年の記録)

投稿者: kameno 日時: 08:02 | | コメント (0)

初積雪

低気圧が本州の南沿岸を通過している影響で、貞昌院でも今冬初めて雪が積もりました。
横浜では平年より13日遅く、昨冬より6日早い初雪です。

20120120-12

夕方にはミゾレから雨に変わり、境内をわずかの時間白く染めていた雪は直ぐに融けてしまいました。

投稿者: kameno 日時: 21:27 | | コメント (0)

東京ゲートブリッジまもなく開通

東京湾の新名所となるであろう「東京ゲートブリッジ」が、来月開通になります。
通称は、その形から「恐龍橋」。
実にユニークな形ですね。
20120120-01
(恐竜の向こうにキリンが見えます!)

必然的にこのような姿になりました。
なぜなら、羽田空港に近いため、離着陸に影響の無いよう高さを98.1m以下にしなければならず、また東京港第三航路を通って入港する大型船の通行に支障が無いよう桁下54.6m以上にしなければならないという制約があるからです。

そのためにレインボーブリッジのような高い橋脚を必要とする吊橋や、ベイブリッジのような斜張橋にすることが出来ないため、トラスによって両側から支える独特のデザインとなりました。

 

20120120-02

全長はおよそ2.6km。
羽田空港から若洲までを結ぶ交通路が完成となりますので、湾岸線の渋滞緩和も期待されます。
来月は是非渡ってみたいと思います。

投稿者: kameno 日時: 09:16 | | コメント (0)

阪神淡路大震災から17年目

今日、阪神淡路大震災から17年目を迎えます。
改めて犠牲となられた6千人を超える方々に心より哀悼の意を表します。

午前5時46分、早朝の時間に発生した震災はは、私たちに多くの教訓を与えてくれました。

組織立ったボランティア活動が行われたのも、この阪神淡路大震災が契機になったとされています。

震災の際には、曹洞宗でも、各関連団体を中心に、災害支援を行っています。
震災復興支援に関する組織的な記録としては、曹洞宗国際ボランティア会(現SVA)のまとめた貴重な資料が神戸大学により公開されています。
一読をおすすめします。

阪神・淡路大震災ボランティア緊急救援活動の軌跡
よろずかわら版縮刷版
発行:神戸 : SVA(曹洞宗国際ボランティア会)神戸事務所

 

震災から17年経過したとはいえ、さまざまな問題が浮かび上がっています。
阪神淡路一帯では、自治体が借り上げた復興住宅の入居期限(20年間)の終了時期が迫っています。
入居者の高齢化、単身化が進み、山積されている住み替えのための問題解決が急がれます。

経済的な復興も完全とはいえないようです。
例えば、震災前にはコンテナ取扱量が世界4位だった神戸港は、現在では世界48位に転落してしまっています。
中小企業の状況は円高の影響もあり、取り巻く環境はさらに悪化しています。
20120117-01


主だった被災地のみに報道が集中しがちですが、表に表れて来ない声を聴くことも大切なことだと思います。
災害を風化させること無く、またそれを語り継ぐ意味で、このような節目の時に思いを廻らすということは大事です。

20120117-02

今日は各地で灯火が点けられ、祈りが捧げられています。

貞昌院でもロウソクに火を灯し、お参りさせていただきました。



■関連ブログ記事
阪神大震災から15年

投稿者: kameno 日時: 18:43 | | コメント (0)

金原亭馬治独演会報告

本日午後、貞昌院本堂で落語会が開催されました。

新春さわやか寄席
金原亭馬治(キンゲンテイウマジ)独演会

日時 平成24年1月15日(日曜日) 午後2時より
場所 貞昌院 本堂にて

20120115-01 

新聞やインターネットニュースサイトで取り上げていただいたこともあり、多くの方がお見えになりました。

なお、今回は、特にリクエストをお願いした地元の円海山に所縁のある古典落語「強情灸」を含め、三席の落語をいただきました。

さすが昨年開催された「第5回落語一番勝負・若手落語家グランプリ」で優勝されただけのことはあります。
堂内を埋め尽くした皆さんの笑いて包まれました。

 

20120115-0220120115-03

 

 


20120115-05

大寒もまもなく。ここ数日、気温の低い日がつづいています。
それでも堂内は熱気で溢れました。

落語で使われる高座は、元々僧侶が説法をする壇のことであったし、江戸初期に寺社の境内で行われていた催し物が「寄席」になったように、寺院と落語は切っても切れない関係にあります。
これからも本堂で落語を行っていく予定です。
どうぞお楽しみに。

20120115-06

馬治さんには最初と最後にご丁寧なお参りをいただきました。
楽しい時間を有難うございました。

投稿者: kameno 日時: 18:51 | | コメント (0)

どんど焼き2012

永谷天満宮にてどんど焼きが行われました。
毎年1月14日に催行される恒例行事です。

20120114-01

どんど焼きは左義長とも呼ばれ、古来より行われている行事です。

新年に「歳神様」をお迎えした門松や注連飾りに感謝の意を込めてお焚き上げします。
また、書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。
20120114-02

 

20120114-0320120114-04
どんど焼きを始める前に神事が行われます。

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いよいよ点火。

20120114-07

火が落ち着いた頃に、繭玉(木に丸めた餅を刺したもの)を焼きます。
繭玉を食べながら一年の無病息災をお祈りします。

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20120114-08

地元産の野菜がたっぷり入った豚汁も振舞われました。
今年もたくさんの子どもたちも集まりました。
このような行事の楽しい経験は大人になっても良い思いでとなって、また次の世代に引き継がれていくことでしょう。

投稿者: kameno 日時: 15:14 | | コメント (2)

劇場製作打合せ

昨年、貞昌院本堂で演劇を行った IDIOT SAVANT theater company による新作の劇が今年2月15-19日にもに行わることになり、その準備がすすめられています。

この日は作・演出の恒十絲さん、舞台監督さん、舞台美術さん、主な出演のみなさまが貞昌院を訪問し、劇場製作りの打合せを行いました。
20120112-10

作品タイトルは「 佯狂 ( ようきょう ) のあとで 」 "After The Feigned Atomic Party"


恒十絲さんがずっとあたためていたという芥川龍之介の「羅生門」をモチーフにした作品で寺院での上演ならではのものとなるそうです。
また、東日本大震災をサブテーマに取り入れ、最近まで東北地方で取材を重ねてこられました。

津軽三味線奏者の小山内薫も出演されます。

今回の舞台は、向拝に張り出しを設け、山門までを舞台装置とする大掛かりなものとなります。
そのあたりの舞台作りも伽藍をどのように生かして作り上げていくのかが楽しみです。

 

20120112-11

チケット一般販売は開始されています。皆様のご来場をお待ち申し上げます。
なお、お申込の際に「貞昌院関係」と仰っていただけると割引になります。

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3月11日。
恒十絲が羅生門を「甦らせる」理由。

「 佯狂 ( ようきょう ) のあとで 」 "After The Feigned Atomic Party"

(TPAMiY/国際舞台芸術ミーティング in Yokohama 2012・ショーケース 出品作品)

IDIOT SAVANT theater company × 津軽三味線・小山内薫

2月15日(水)16日(水)19時
2月17日(金)18日(土)14時・19時
2月19日(日)13時・17時
*開場は開演30分前、受付開始は開演1時間前

会場 貞昌院(横浜市営地下鉄ブルーライン・上永谷駅から徒歩5分)
横浜市港南区上永谷5-1-3
当日問合せ:080-6587-8803

※12月23日13時からチケット一般販売開始

日時指定・全席自由
前売・当日3500円
学生3000円(学生証提示)
TPAM割2500円(パス提示)
リピーター割2000円(前回チケット提示)
貞昌院割引△500円(申し込み時に貞昌院割引!と明記のこと)
パソコンからの予約はこちら
携帯からの予約はこちら
tel 080-6587-8803 fax 042-208-3077
e-mail idiot.savant@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/

tel 080-6587-8803 fax 042-208-3077

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Next Performance
[TPAMiY showcase]
IDIOT SAVANT theater company × Kaoru OSANAI, TSUGARU-SHAMISEN
[ After The Feigned Atomic Party ]

Date: February 15th(Wed) -16th(Thu) 19:00, 17th(Fri)-18th(Sat) 14:00/19:00, 19th(Sun) 13:00/17:00

Post-perfomance receptions to be held on.

Venue: TEI-SHO-IN TEMPLE http://teishoin.net/
(5-1-3, Kami-nagaya, Konan-ku, Yokohama)
*5-min. walk from Kami-nagaya Sta. on Yokohama City Subway “Blue line”.
From Yokohama Sta.: Approx. 25 min. by train + walk.
Running time: 80 min

Entry: Advance/At door 3,500JPY / Student 3,000JPY / With TPAM Pass 2500JPY / Repeat guest 2000JPY
E-mail:idiot.savant@nifty.com / Tel: 080-6587-8803 / http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/
Contact: Mr.KOH-TOH-SHI (Artistic Director) / Ms.Miyako TAKASAKI (Production Manager)

The IDIOT SAVANT theater company was founded in 2005 and it has developed an alternative style of performance that weaves filmed images, contemporary music and the lyrical texts composed by Koh-Toh-Shi, the founder, a writer-director, and a poet. Pursuing its own theory of body expression, company’s specific style,“Impassioned tableau theater - expressing less to enhance audience’s imagination” has evolved. The company still advances to create and convey the unique theatrical space.
This time, the IDIOT SAVANT theater company collaborates with “Tsugaru-shamisen”, a three-stringed instrument, along with motion pictures of Kyoto.

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作・演出 恒十絲

出演 朱尾尚生・近藤康弘・岩倉金太郎・芹澤あい・大勝かおり・北島莉恵・長谷川哲朗・内野修平・若松真夢・小山内薫
ドラマトゥルク 豊永純子
舞台美術 池原哲男(池原一級建築士事務所)
舞台監督 小林英雄
照明 赤田智宏(日高舞台照明)
音響効果 筧良太 行村剛
衣装 虎井想市
映像 大野悠生
振付 サミュエル・ボンヌ
演出助手 原田直樹 フレデリックW.
宣伝美術 近藤知佳
制作 高崎都
制作補 湯本綾子 砂盃賀絵

協力 亀野哲也(貞昌院) 木村文洋 佐藤徹 大杉謙治(ならしのすずめの会・主宰)
深田信幸 及川勝 小倉恭介(一握の土・理事) 新井孝一
(有)TKS 伊藤デザイン事務所 演劇集団イヌッコロ 国際舞台芸術交流センター (以上敬称略)

主催 IDIOT SAVANT theater company

チケット予約・問合せ
IDIOT SAVANT theater company/イディオ・サヴァン シアターカンパニー
※12月23日13時からチケット一般販売開始
貞昌院割引△500円(申し込み時に貞昌院割引!と明記のこと)
*開場は開演の30分前、受付開始は開演の1時間前

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http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/

tel 080-6587-8803 fax 042-208-3077
e-mail idiot.savant@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/


恒十絲(コウトウシ)プロフィール
詩人・演出家・劇作家。1970年生まれ。川村毅に師事、第三エロチカを経て、2002年劇団Purkinje Phenomenon(プルキニエ・フェノメノン)を設立。
「空々しい爪の叙情的嗜好」「XとRの動機」「耽溺」を発表。05年に現IDIOT SAVANT theater companyに集団名を改称、現在までに「馴れあう観客」「黒縁のアテ」「KINK」「挵る人ほどに」「彼方、蓮台野にて-U-BA-SUTE-」全作品の作・演出を手がける。
恒十絲の紡ぐ硬質で抒情的な詩・テキストを基軸に、演舞、映像、音楽、美術、そして場所とを融合させ、パフォーミングアーツ・演劇などカテゴリーに嵌められない固有の作品空間を構築してきた。
07年タイニイアリスから招聘をうけ、アリスフェスティバルの大トリとして第2作を発表、好評を博し、08年よりTPAMに2作品を出品。
また、スポーツ医学に則り日本人の体躯にあった独自の身体理論を提唱し、05年よりワークショップを実施している。

小山内 薫(オサナイ カオル)プロフィール
津軽三味線奏者。1979年生まれ。12歳の時、師匠である多田あつしの生演奏を間近で聴き、繊細な音色、力強い響きに圧倒され弟子入り。
今どきな風貌とは裏腹に、津軽三味線に対するこだわりには職人的な一途さがある。
三味線音楽の可能性を追求し、ロックバンドとの競演等、活動の幅を広げる若手のホープ。
昨今の三味線のコラボ、セッションにありがちな安易さが感じられないのは、独自のスタイルを確立している証でもある。
2005年には「吉田兄弟」プロデュースの津軽三味線ユニット『疾風(はやて)』として活動を開始し、07年7月にアルバム『impressions』(疾風)を発表。
06年の全国大会に出場した時の模様は『NHKにんげんドキュメント』でとり上げられ、また、ロシア・ブラジル・ウルグアイ・グァムなど海外での公演や、全国大会での多数の受賞歴を持つ。
今回で2回目のIDIOT SAVANTとの共同制作となる。


■関連ブログ記事(2012年公演のおしらせ)
貞昌院で演劇「佯狂のあとで」

■(昨年春の公演記録)
» 本堂舞台設営「彼方、蓮台野にて」
» ゲネプロ-涅槃の月
» 二重単-公演2日目
» 公演3日目
» 4日目終了・20日が最終日となります
» 公演終了!
» 彼方、蓮台野にて 点描

投稿者: kameno 日時: 09:44 | | コメント (0)

茶室・如是庵で初釜

貞昌院茶室・如是庵で初釜が行われました。

2012年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

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■初釜懐石
向付 鯛刺身
汁 胡麻豆腐白味噌仕立
煮物 蟹しんじょ
焼物 寒鰤
八寸 からすみ
強肴 白和
煮物 昆布巻・人参・里芋

香の物

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お濃茶 → お薄茶 → 懐石料理 と進み、新年をお祝いいたします。


■関連ブログ記事
如是庵初釜(2010年)
一昨年の写真(2009年)はこちら

投稿者: kameno 日時: 21:18 | | コメント (0)

本山御拝登

恒例の大本山總持寺への御拝登をいたしました。

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大祖堂内に木版五声が響き渡ります。


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引続き侍局において年賀拝問

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引続き紫雲薹において記念撮影


曹洞宗管長・大本山總持寺貫首 江川辰三禅師の年頭の挨拶を曹洞宗のホームページから聴くことができます

 


平成24年 年頭の挨拶
管長 江川 辰三

平成24年の新年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
昨年は東日本大震災が起き、多くの人命が失われました。
こころからご冥福をお祈り申し上げます。
また、災害にあわれました皆様のこころの平安も同時にご祈念申し上げます。被災地に向けて末永い援助も忘れてはならないことです。
続きを音声でお聴きいただけます
ラジオNIKKEI 2112.1.1 放送 「声の年賀」より



鏡開きということもあり、定例坐禅会のお粥は、餅粥に。

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この冬一番の冷え込みとなった朝は、ガリレオ温度計のガラス玉が上にぴったりと張り付いていました。

投稿者: kameno 日時: 07:21 | | コメント (0)

三陸鉄道被災レール

今日、三陸鉄道株式会社 総務部様より被災レールが届きました。
三陸鉄道は、北リアス線(宮古~久慈間)と南リアス線(盛~釜石間)全長108kmの大部分が大きな被害を受け、71kmは現在も不通となっています。

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このレールは、被害を受けた区間のうち、「盛-陸前赤崎」間の田茂山踏切(盛起点750m)付近に敷設されていたレールです。

それを、三陸鉄道の職員さんたちが職務の合間に このようにして作り上げこのように梱包されて 届けられたものです。


三陸鉄道の復旧に向けて
東日本大震災以降、当社は国土交通省、岩手県、沿線市町村はもとより、鉄道事業者、全国のゆかりの方々など多くの皆様から様々なご支援・ご協力をいただきました。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。
このたび、岩手県の9月補正予算において、三陸鉄道の復旧経費の一部を措置していただきました。また、国においても現在臨時国会に提案されている第三次補正予算に、復旧経費を盛り込んでおられると伺っております。三陸鉄道の復旧のため、ご尽力をいただいております関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
こうした状況に鑑み、さる11月3日に復旧工事に着手しました。復旧工事は、平成26年4月までに全線で運行再開することを目標に実施します。まず来年4月までに北リアス線久慈・田野畑駅間で運行再開を目指します。同時期に全線で運行を再開すると伺っておりますJR八戸線と結ばれることにより、県内外から観光客をはじめとする多くの皆様においでいただけるものと期待しています。
なお、復旧工事の施工に当たっては、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の全面的なご協力をいただきます。このことにより、工事が安全かつ確実に実施されるものと確信しております。
当社の使命は、地域住民の皆様の生活の足となること、そして三陸沿岸地域の産業振興や地域の活性化に貢献することです。私たちは、被災地の復興のシンボルとなるよう、そして県内外から多くのお客様をお迎えして地域振興に貢献できるよう、社員一丸となって努めてまいります。
どうぞこれからも変わらぬご理解、ご支援をお願いします。
平成23年11月
三陸鉄道株式会社 代表取締役社長 望月正彦


海水に浸かったからでしょうか、全体的に赤錆が生じていますが、そのままの姿で切り取られ、丁寧に作成された台座の上に据えられています。
三陸鉄道の復旧復興を願う多くの人たちの心がこめられた重みのあるレールです。


このレールは、昨年8月に「復興祈願レール」として販売したところ、県内外からのインターネット、電話での注文が殺到し、3-5万円という値段にもかかわらず、一夜で200個を完売したというものです。
次回販売への問い合わせが多く、その要望に応える形で現在第2弾が発売中になっています。
詳細はこの文末の関連リンクをご参照ください。

鐘楼堂に設置している京急大師線のレールと並べてみました。

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断面の比較。
下が三陸鉄道です。
切り口にも赤錆が見えていますが、津波の被害を受けた地からのレールということをよく物語っています。

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三陸鉄道被災レールは、貞昌院廊下、本堂入口手前に展示していきます。
貞昌院にお参りの際は、是非京急大師線のレールと併せてご覧ください。

 

2014年春の全面復旧をめざし頑張っている三陸鉄道をはじめ、被災地の鉄道が1日も早く復旧することを心より応援したいと思います。

 


■関連リンク

三陸鉄道、津波被災のレールを販売(三陸鉄道オンラインショップ)
投稿者: kameno 日時: 19:42 | | コメント (0)

大隈講堂時計塔

久し振りに早稲田大学に出かけました。

大学のシンボル大隈講堂は、建築学校のシンボルでもあります。いつ見ても心が和みます。

ちょうど時計塔の清掃工事が行われていました。

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大隈講堂は昭和2(1927)年落成の東京都歴史的建造文化遺産に指定されています。
この時計塔の高さは百二十五尺(約38メートル)あり、大隈重信公が生前常々唱えていた人生125歳説に因んだ高さとなっています。

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大講堂は座席数11235席、小講堂は地下1階の301席。
天井には楕円形の採光窓。太陽と月と9つの星をあしらった太陽系、そして宇宙を表現しています。
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時計塔にはアメリカのマクレエン社製の4つの鐘があります。
1日6回(8時,9時,12時,16時,20時,21時)に鳴らされており、キャンパスに柔らかな音が響き渡ります。

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設計の佐藤功一氏(早稲田大学建築学科創設者)のこだわりの音でもあります。

 

時計を内部から見ると、非常にシンプルな構造になっています。

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長針1m、短針0.8m。1階の標準時計で制御されていて、この標準時計で時計塔の鐘が鳴らされます。
動力源にはバッテリー室で充電した蓄電池を使用し、夕方になると自動的に豆電球が点く仕組みになっています。

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庭園に面した回廊はアーケード式のバルコニーになっていて、もう一つの大隈重信公の銅像が設置されています。

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週末には早大生がキャンパス内を案内するキャンパスツアーが開催されていて、普段入ることが出来ない時計塔に登ることが出来ます。
機会がありましたら、是非参加してみてください。

投稿者: kameno 日時: 10:41 | | コメント (0)

七草粥と巻寿司

早いもので、今年も一週間が過ぎました。
お正月行事も一段落し、今日は一休みの七草の日です。

起源を辿ると、古来中国で行われていた正月七日の「七種菜羹」(七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う)がその源流にありそうです。
日本に伝わり、平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる、七穀粥と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

 

春の七草は、

「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ) 
蘿蔔(すずしろ=大根)

となっていて、特に仏の座がなかなか見つからなかったのですが、最近は、七草セットが売られていますのでとても便利ですね。

正月三が日はおせち料理や檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きました。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵です。

 

今朝のお粥は、七草のうち境内で収穫されたもの(かぶと大根、セリ)に、小松菜を加えで作りました。

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かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。
また、小松菜はこの時期旬を迎え、カルシウムはほうれん草の約5倍、ビタミン類やカロチンも豊富に含んでいます。

今日は親戚廻りを行いますので、巻き寿司も作りました。
お米の断面が美しいですね。

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投稿者: kameno 日時: 10:27 | | コメント (0)

東洋大2年ぶりV!駒澤2位・ 早稲田は4位

箱根駅伝復路は9区と10区で応援しました。まずは9区の様子から。
戸塚中継所から約3キロ地点、不動坂の陸橋を越えたあたりで観戦しました。


トップ通過の東洋大・田中選手は、快調なペースで飛ばしています。
2位通過の早稲田・前田選手はすでに約9分の差をつけられての通過。差は開く一方です。

直後にやってきた3位駒澤・窪田選手、4位明治・細川選手は今にも2位早稲田に追いつかんばかりの勢いです。

戸塚中継所では、東海大、日体大、上武大が新たに繰り上げとなりましたので、6位以下は通過順位と暫定順位が必ずしも一致しません。
シード権争いも混迷を極め非常に厳しいレースとなりました。

■9区 不動坂通過順位

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1位   東洋大学 田中貴章

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2位 早稲田大学 前田悠貴
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3位   駒澤大学 窪田忍
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4位   明治大学 細川勇介
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5位   城西大学 吉元真司
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*6位通過   東京農業大学 木村翔太 (暫定20位)
7位   青山学院大学 横山拓也(暫定6位)
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*8位通過   中央大学 大須田優二(暫定8位)
2012_hakone09-09
*9位通過   順天堂大学 松村優樹(暫定10位)
2012_hakone09-10
*10位通過   帝京大学 渡邉克則(暫定15位)
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11位通過   山梨学院大学 松枝翔(暫定7位)
2012_hakone09-12
*12位通過   中央学院大学 山田侑紀(暫定17位)
*12位通過   拓殖大学 真家尚(暫定19位)
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*14位通過 国士舘大学 鈴木卓也(暫定13位)
*15位通過 國學院大學 中山翔平(暫定9位)

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*16位通過   神奈川大学 鈴木駿(暫定14位)

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*17位通過   関東学連選抜 宮川尚人(暫定11位)
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*18位通過   上武大学 渡辺力将(暫定18位)
*19位通過   東海大学 小松紀裕(暫定12位)
*20位通過   日本体育大学 吉村喜一(暫定16位)

 

それにしても、東洋の通過から早稲田までの長いこと。
こんなにも差があるということを改めて実感しました。


東洋大、大会新記録で2年ぶり総合優勝/箱根駅伝

第88回東京箱根間往復大学駅伝・復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町=5区間109・9キロ)東洋大が2年ぶり3度目の総合優勝。大会記録を大幅に更新する10時間51分36秒でゴールした。
“山の神”柏原などの快走で往路記録を5分以上も更新し、48年ぶりの往路4連覇を果たした東洋大が、復路でも強さを見せつけた。6区・市川が区間賞で7区・設楽悠は区間新をマーク。8区の大津も区間記録に迫る快走を見せ、3連続区間賞で駒大以下を大きく引き離した。
往路4位の駒大が復路で巻き返し2位に入った。明大は10区のエース鎧坂で早大を逆転し3位。早大は総合連覇を逃し4位に終わった。来年のシードは東洋大、駒大、明大、早大、青学大、城西大、順天大、中大、山梨学院大、国学院大の10校となった。
(サンケイスポーツ 2012年1月3日13時27分配信)


今年の箱根駅伝は東洋大学の圧倒的な強さばかりが目立つ駅伝でした。
復路も大会新記録をマークし、これまでの10区総合では10時間51分36秒という、昨年早稲田が打ち立てた10時間59分51秒の総合新記録を一気に8分以上も縮めてしまいました。
昨年、22秒差で惜しくも差を詰めきれず2位に甘んじた悔しさをバネたのでしょう。とてつもない記録を出しました。
心より祝意を表したいと思います。

今後の箱根駅伝は、往復11時間以内というスピードレース展開が当たり前になっていきそうです。

駒澤は、9区窪田選手が区間賞の走りで早稲田を抜き去り、そのまま後藤田選手が順位を保ち、2位でゴールインしました。
早稲田は、10区で明治のエース鎧坂選手にも抜かれてしまい、結果4位。
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これだけの差(約20秒)がつきました。
明治大学は、古豪復活の3位入賞です。
おめでとう!

 

■今年も9区に引続き10区 大手町ゴール地点で選手のラストスパートを応援して参りました。

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■10区 大手町ゴール手前300メートル地点通過順

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1位通過    東洋大学 齋藤貴志(総合1位)
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2位通過   駒澤大学 後藤田健介(総合2位)
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3位通過    明治大学 鎧坂哲哉(総合3位)
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4位通過   早稲田大学 市川宗一朗(総合4位)
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*5位通過 順天堂大学 小澤一真(総合7位)
6位通過   青山学院大学 大谷遼太郎(総合5位) 
*7位通過   中央大学 塩谷潤一(総合8位)
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8位通過    城西大学 山本隆司(総合6位)
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*9位通過   帝京大学 稲葉智之(総合13位)
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*10位通過   拓殖大学 北澤健太(総合14位)
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11位通過   山梨学院大学 尾崎博(総合9位)
2012_hakone10-12
*12位通過   東京農業大学 花田昌之(総合20位)
2012_hakone10-13
*13位通過   國學院大學 青木信夫(総合10位)
2012_hakone10-14
*14位通過   国士舘大学 西尾尚貴(総合11位)
2012_hakone10-15
*15位通過  中央学院大学 沖田涼太(総合18位)
*16位通過  日本体育大学 佐久間大知(総合19位)
2012_hakone10-17
*17位通過  上武大学 銀山耕一郎(総合16位)
2012_hakone10-18
*18位通過    東海大学 海老原匠(総合12位)
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*19位通過  神奈川大学 高橋俊光(総合15位)
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*20位通過   関東学連選抜 篠原義裕 (総合17位)
 

 


第88回 東京箱根間往復大学駅伝総合成績

1 東洋大学 10時間51分36秒=大会新記録 (往路1位:5時間24分45秒=往路新)(復路1位:5時間26分51秒=復路新
2 駒沢大学 11時間00分38秒 (往路4位:5時間31分28秒)(復路2位:5時間29分10秒)
3 明治大学 11時間02分50秒 (往路3位:5時間30分06秒)(復路3位:5時間32分44秒)
4 早稲田大学11時間03分10秒 (往路2位:5時間29分52秒)(復路4位:5時間33分18秒)
5 青山学院大学11時間08分46秒 (往路7位:5時間33分58秒)(復路7位:5時間34分48秒)
6 城西大学 11時間10分17秒 (往路5位:5時間32分17秒)(復路10位:5時間38分00秒)
7 順天堂大学11時間11分15秒 (往路13位:5時間37分13秒)(復路5位:5時間34分02秒)
8 中央大学 11時間11分17秒 (往路12位:5時間37分06秒)(復路6位:5時間34分11秒)
9 山梨学院大学11時間12分38秒 (往路6位:5時間33分11秒)(復路14位:5時間39分27秒)
10国学院大学11時間13分42秒 (往路9位:5時間35分02秒)(復路12位:5時間38分40秒)
-------------シード権ここまで---------------
11国士舘大学11時間16分47秒 (往路14位:5時間37分54秒)(復路13位:5時間38分53秒)
12東海大学 11時間17分14秒 (往路8位:5時間34分54秒)(復路18位:5時間42分20秒)
13帝京大学 11時間18分58秒 (往路17位:5時間41分54秒)(復路8位:5時間37分04秒)
14拓殖大学11時間20分21秒 (往路19位:5時間42分49秒)(復路9位:5時間37分32秒)
15神奈川大学11時間20分22秒 (往路15位:5時間38分25秒)(復路17位:5時間41分57秒)
16上武大学11時間20分43秒 (往路16位:5時間39分33秒)(復路16位:5時間41分10秒)
17関東学連選抜11時間21分36秒 (往路10位:5時間35分08秒)(復路20位:5時間46分28秒)
18中央学院大学11時間21分41秒 (往路18位:5時間41分56秒)(復路15位:5時間39分45秒)
19日本体育大学11時間22分26秒 (往路11位:5時間36分48秒)(復路19位:5時間45分38秒)
20東京農業大学11時間44分16秒 (往路20位:6時間06分02秒)(復路11位:5時間38分14秒)

区間賞

1区(21.4km)大迫傑(早大)1時間02分03秒
2区(23.2km)出岐雄大(青学大)1時間07分26秒
3区(21.5km)コスマス(山学大)1時間01分38秒=区間新
4区(18.5km)田口雅也(東洋大)54分45秒
5区(23.4km)柏原竜二(東洋大)1時間16分39秒=区間新
6区(20.8km)市川孝徳(東洋大)59分16秒
7区(21.3km)設楽悠太(東洋大)1時間02分32秒=区間新
8区(21.5km)大津顕杜(東洋大)1時間04分12秒
9区(23.2km)窪田忍(駒澤大)1時間09分06秒
10区(23.1km)斎藤貴志(東洋大)1時間09分45秒

投稿者: kameno 日時: 18:35 | | コメント (2)

2012年箱根駅伝2区観戦記

箱根駅伝がスタート…20チームが熱戦

第88回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)は2日午前8時、東京・大手町の読売新聞旧東京本社(建て替え中)前をスタートした。
5区間108キロで争う2日の往路は、3年連続往路優勝中の東洋大を阻むチームが現れるかどうかが焦点だ。東洋大は、「新・山の神」と称される柏原竜二(4年)が4年連続区間賞を獲得する走りを見せられれば、往路4連覇に近づく。
対抗の筆頭は、11月の全日本大学駅伝を制した駒大か。前回大会で18年ぶりの総合優勝を果たした早大も勝機をうかがう。両校とも、エース格が集う「花の2区」で流れをつかみ、高低差864メートルを駆け上がる「山登りの5区」までに東洋大とのリードを広げたい。
午前7時現在のスタート地点周辺は曇りで、気温3・1度。箱根・芦ノ湖までの往復10区間217・9キロを舞台に、20チームが2日間の熱戦を駆け抜ける。
2日午後1時半頃には、先頭チームが往路ゴールに到着する見込み。各チームがライバル校にどれだけタイム差をつけられるかが、3日の復路での優勝争い、及びシード権(総合10位以内)の行方を左右する。
(2012年1月2日08時00分  読売新聞)



 

今年も貞昌院に程近い「花の2区」、権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。

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1区10キロ過ぎから早稲田の大迫選手が独走態勢になり、そのまま2年連続の区間賞の走りで2区平賀選手へ襷リレー。
しかし、2区権太坂の坂を下りはじめたあたりから脇腹に手を当てる走りで徐々にペースを落としていきました。
私たちの目の前(18キロ地点)は1位で通過したものの、19キロ地点で東洋大の設楽選手に追いつかれてしまいます。
駒澤の村山選手も3位通過でしたが、ここから失速。3区に入っても順位を落とし、駒澤大学は往路思い通りのペースをなかなか掴めませんでした。

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■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順位

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1位   早稲田大学 平賀翔太
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2位 東洋大学 設楽啓太
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3位  駒澤大学 村山謙太
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4位 青山学院大学 出岐雄大
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5位 東海大学 村澤明伸
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6位 明治大学 菊地賢人
7位 日本体育大学 本田匠
2012_hakone02-08
8位   城西大学 橋本隆光
2012_hakone02-09
9位  中央大学 棟方雄己 
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10位   国士舘大学 伊藤正樹
10位   國學院大學 荻野皓平
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12位  関東学連選抜 佐藤佑輔
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13位  上武大学 氏原健介
2012_hakone02-14
14位 順天堂大学 的場亮太
2012_hakone02-15 
15位 山梨学院大学 中村悠二
2012_hakone02-16
16位   拓殖大学 野本大喜
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17位  神奈川大学 坪内武史
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18位  東京農業大学 木下潤哉
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19位   帝京大学 田中健人
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20位  中央学院大学 藤井啓介 


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結局、東洋大学は戸塚中継所以降の往路全てを1位で襷を繋ぐ好調な走りで5区柏原選手へ。
去年までは箱根の登りで柏原選手が大差を逆転というパターンが定番でしたが、今年は初めから柏原選手の独走、しかも区間新記録をたたき出し力の差を見せ付けられました。

東洋大学は、復路2位以下に5分以上の大きな「貯金」を持ってスタートすることとなりました。
駒澤、早稲田にとっては復路かなり厳しいレースとなります。
着実に少しづつでも差を縮めていくよう、普段どおりの実力を出し切ることが求められます。
明日はどんなドラマが待っているのでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 22:20 | | コメント (0)

元旦恒例の行持

平成24年、2012年が明けました。

貞昌院では元旦恒例の修正会法要が行われました。
賑やかに新年行事がスタートとなりました。

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午後2時より賀詞交換会。

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賀詞交換会の献立の一部
■煮物(上野庭産の野菜)
■柿なます
■にしんの昆布巻
■伊達巻(大分産の卵)
■黒豆(丹波産黒豆)
このほか、
■赤飯
■汁
■漬物
など

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また、昨年同様、新春を彩る山形よりお届けいただいた啓翁桜が本堂を彩りました。
お正月に開花するように促成栽培された桜です。

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永谷天神囃子の獅子舞もやってきた。

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改めまして明けましておめでとうございます。

新年が皆様にとって佳き年になりますよう心よりご祈念申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。

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投稿者: kameno 日時: 22:31 | | コメント (0)

除夜の鐘生中継

新年あけましておめでとうございます。
2011年大晦日から2012年にかけて行われた貞昌院での除夜の鐘は、例年にも増して多くの方に撞いていただききました。

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今回の除夜の鐘は UStream と WebCamera で配信しました。
こちらも各地より視聴いただきましたことを感謝申し上げます。

一人ひとりの願いの込められた鐘の音をUStream の録画機能で記録いたしました。


その1 2011/12/31 22:30から23:28まで


その2 2011/12/31 23:28から23:40まで


その3 2011/12/31 23:40以降


今回のシステムはネットブックパソコン(カメラ・マイクも付属のものを使用)+FreeSpotという簡易的なものでした。
たったそれだけでも鐘の音を世界中にお届けすることができる時代なのですね。

年が明けて、隣の永谷天満宮には初詣参拝の長い列が出来ていました。

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投稿者: kameno 日時: 00:25 | | コメント (4)

線路がやってきた

「京急レッドトレインガーデン」のオークションで落札した 京急大師線実物線路枕木セットの受取りと搬入作業を行いました。
引渡し場所は、神奈川新町の京浜急行新町車両基地。
敷地内には保線用の資材がたくさん置かれています。
広報さんにいろいろと案内していただきました。
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資材ストックの仕切材にも枕木が使われています。

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新品のレールは光沢が美しいですね。
それに、実に複雑なポイントです。

保線の方と一通り落札物品の確認を行い、積込みを行いました。
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・・・一路貞昌院へ。

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積み下ろしをして、設置場所の鐘楼堂に運びます。

その間、広報さんはテキパキと枕木の設置位置をマーキング。
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まずは枕木を設置し、その上に線路を締結していきます。

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T型レンチでボルトを締めます。
なお、線路に書かれている1983の次の||||| は、線の数が製造月を示しているそうです。
つまり1983年5月製造のレールということです。

夜間工事が多いということで、工具に黄色の金具に反射テープが巻かれていますね。
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そして、砕石を。
オークションでは、パイスケ一杯分の石だったのですが、保線区の方のご厚意により10杯分も戴きました。

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鐘の撞き初め。

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最後に皆で記念撮影。

運搬にご協力いただきましたO石材の皆様、そして京急広報さま、設置式にお越しの皆様、本当にお疲れ様でした。
こういうことに全力で楽しめるのが京急の良き社風なのかも知れませんね。
これから、大切に展示させていただきます。

 



京急百貨店(上大岡駅)では、年末年始に京急鉄道フェアが開催されるそうです。
京急広報さんのトークショーも最終日4日に行なわれるということなので、京急好きな方は是非!

第3回 京急鉄道フェア

12月30日(金)~2012年1月4日(水)
   ・12月30日(金) 午前10時~午後8時
   ・12月31日(土) 午前10時~午後6時
   ・1月1日(日・祝) 店休日
   ・1月2日(月・振休) 午前9時~午後7時
   ・1月3日(火) 午前10時~午後7時
   ・1月4日(水) 午前10時~午後4時
主催:京急百貨店、共催:京急電鉄、協賛:京急友の会 オーカスクラブ


年末・年始は「鉄道三昧」!みんなの夢を乗せて大好評のイベントが、この冬も発車します!
鉄道ファン必見・必聴!ステージイベント観覧自由]

投稿者: kameno 日時: 18:18 | | コメント (2)

たすけあい托鉢@大船

今年も残すところあとわずか。
年の瀬の気配も徐々に迫っています。

冬至を迎えたこの日、近隣寺院僧侶有志で行なう歳末恒例のたすけあい托鉢を大船観音寺を拠点として行いました。

今年は東日本大震災をはじめ、各地で災害発生が際立った年でした。
そして一年を象徴する漢字は「絆」に決まりました。
つながり、関りあっている人々がお互いに支え合う絆の大切さ、そして浄財を受けることに何時にも増して重みを感じます。
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出発前に大船観音像に向かい般若心経を読経。
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山門をくぐり、参道の急坂を降り、街に出かけます。

この時期、さまざまな募金活動にも出会いました。
地元の高校生たちとお互い軽く会釈。

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浄財を頂くだけでなく、いろいろと話を伺うことができる、そのような一つひとつの出会いはとても貴重な機会であり、尊いことでもあります。

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ひたすら街を歩きます。

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大船観音寺の境内に帰ってきた時には、暗くなり始めていました。

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最後に観音像に対し、感謝の般若心経。

お受けいたしました浄財は、全額(社)シャンティ国際ボランティア会=SVA を通して被災地へお届けさせていただきます。

 


■これまでの主な托鉢
災害救援托鉢@横浜駅周辺
今日から春彼岸
托鉢@上永谷~上大岡
たすけあい托鉢@大船
たすけあい托鉢@藤沢
たすけあい托鉢@大船
災害たすけあい托鉢・鎌倉編
被災者のみなさまに届きますように2
被災者のみなさまに届きますように
今年最後の歳末たすけあい托鉢
歳末たすけあい托鉢
歳末助け合い托鉢と成道会坐禅

投稿者: kameno 日時: 20:58 | | コメント (0)

京急レッドトレインガーデンに行ってみた

「ポポンデッタ シナガワ グース店」に「ポポンデッタwith京急レッドトレインガーデン」が開業!
ということで、東京へ行く用事の合間に開業式典を覘いてきました。

品川駅前という便利な立地です。
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品川グースの2階。
ちょうど開業3分前に着きました。
もう何人も並んでいます!

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店内は鉄道模型、グッズの店を京急に特化し改装した感じです。
展示スペースもありました。

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ジオラマもありました。
京急の職員が一週間徹夜状態で作り上げたそうです。
実に精巧にできています。

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テナントの合間を新しいキャラクター(ゆるキャラ)が歩いて(走って)きました。

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名前の発表があり、「けいきゅん」に決まりました。

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そして、これが、オークション販売される線路です。
特別に曲線標も付けていただけるそうですよ。

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さっそく記念撮影。

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京急職員広報の方にいろいろと裏話を伺うことができ、

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都合で30分のみの滞在でしたが、とても有意義な時間でした。

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あ、そうそう、一応、応札してみました。



■関連リンク
京急電車マスコットキャラクターの名前が「けいきゅん」に決まりました

投稿者: kameno 日時: 14:39 | | コメント (0)

未来の葬祭ディレクターに

仏教情報センターのご縁で、葬祭マネジメント学科のある専門学校で講義を担当して来ました。

 

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「仏教と葬儀」

毎月、各宗派の僧侶が順番に担当していきます。
12月は私が曹洞宗に関する講義を2コマ行いました。

 

内容


1.紹介
2.各宗派の教義の基本と死後感、本尊、荘厳、法具の配置など
3.曹洞宗の特徴
4.曹洞宗(貞昌院)の葬儀の考え方と構成
5.戒名、法名、法号等の意味
6.葬祭事業者として働く方へのお願い
7.これからの葬祭事業に思うこと

 

この中で、特に未来の葬祭業を担う方にお願いと思いを時間を掛けてお話させていただきました。

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■葬祭事業者として働く方へのお願い
(1)人の最大の出来事(生老病死)として、故人と喪家に対して心を込めて対応して欲しい。
(2)宗教性(各宗派の教義、地域の風習)への理解と、司祭者(導師)とともに、厳粛な葬儀執行をお願いしたい。宗教性の中心に入り込むことは避ける。
(3)正しい情報の提供とアドバイス。
喪家が菩提寺を持っているかの確認を確実に行い、早期に菩提寺に連絡を行って欲しい。
近年、寺院を持たない、葬儀だけを執行する僧侶があり、その後の法事や埋葬の面倒を見ないということによるトラブルが多くある。
葬儀の意味を捉え、むやみに簡略化しない。
(4)信頼のおける関係業種との絆を大切にして欲しい。寺院、住職との普段からの意思疎通など。

 

■これからの葬祭事業に思うこと
従来の死に臨んでの告別披露、弔問外交、格式の誇示などのような葬儀の形態は消滅した。
また、かつて近所、講中で世話役を中心に行ってきた葬儀、葬列などもほとんど見られなくなった。
合理的に、かつスリムに経費を削減した質素な形式の葬儀が増えていくであろう。
通夜無しの一日葬、炉前のみ、戒名無し、無宗教、散骨など、時代の変遷により様々な選択肢が増え、加速化される中で、生前に関ってきた家族、親族、職場、地域社会との縁を簡単に省略化してよいものかどうかも考えなければならない。
魂としての「いのち」と遺された者へのグリーフケアをどのようにするべきなのか。それを考えた時に、真の安らぎを求める道について、関係する業種に従事する人は真摯にとりくんでいく必要があろう。

たくさんの感想文を後でいただきました。
有難うございました。
これから資格取得に向けてがんばってください。

投稿者: kameno 日時: 23:48 | | コメント (0)

境内のイチョウ

昨晩の冷え込みと雨で、イチョウの葉が一気に落葉しました。
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これまでのイチョウがどのように色づいてきたかを記録に纏めています。
ここ数年、黄葉と落葉が少しづつ早くなってきている傾向が見られましたが、今年はかなり遅くなりました。

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暖冬の影響と、台風12号、15号による塩害の影響もあるのかもしれません。
自然は正直です。
気象変動に敏感に反応して結果として示してくれます。

投稿者: kameno 日時: 11:30 | | コメント (0)

皆既月食×東京スカイツリー

皆既月食はそれほど珍しい現象ではないのですが、深夜、天頂付近で食分の最初から最後まで見ることができる条件はなかなか整いません。
しかも雲がかかってしまっては観測が叶いません。

今晩の月食は、まさに絶好の機会でした。

折角の機会なので、来年オープンする東京スカイツリーで眺めてきました。
同じようなことを考える方は多いようで、50人程の方が集まっていました。

 

スカイツリーの天辺に赤銅色の月が!
おうし座、オリオン座もよく見えます。
都心に近いのに、そして駅前なのに、こんなにも星たちが瞬いているんですね。

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高さ634メートルのスカイツリー頂上に差し掛かる皆既月食。
何だか近未来的な光景です。

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複数撮影した写真をコンポジット合成してみました。

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次に日本でこのような条件での皆既月食は2018年1月31日となります。

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この↓写真は、哲舟がコンパクトデジカメで撮影した写真。
なかなか良く撮れてます。

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■関連ブログ記事
満月×東京スカイツリー

投稿者: kameno 日時: 04:03 | | コメント (2)

訪日外国人数、回復基調に

所用があり、浅草寺の境内を通りました。
朝だというのに、かなりの人でにぎわっています。
一時期はほとんど姿の無かった外国からの参拝客もたくさん見かけました。

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日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数/出国日本人数統計報道発表資料速報値が出されていましたので、グラフ化してみました。
東日本大震災直後数ヶ月は、訪日外客数は前年同月比マイナス5~60%と大きく落ち込んでいましたが、ようやく徐々に回復傾向にあるようです。

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それでも、完全回復まではまだ時間がかかるでしょうし、放射能汚染に対する風評被害も直ぐには収まらないかも知れません。
正しい日本の姿をきちんと伝えていくことが必要だと感じます。

浅草寺名物の大提灯の下には龍の彫刻が。

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来年は辰年。
良い年となりますように願います。



■関連ブログ記事
風評を吹き飛ばせ!#smile_japan

投稿者: kameno 日時: 08:29 | | コメント (0)

釈尊成道の日

12月8日は成道会(お釈迦様が悟りを開かれた日)です。
この成道の日に向かい、蝋月(12月)には摂心が行われます。

この摂心を蝋月(12月)8日の摂心なので、蝋八摂心ともいいます。

貞昌院でも12月1日、そして今日(12月8日)と坐禅会が開催されました。

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修行道場では、摂心開けの成道の朝には法堂で五味粥(ごみしゅく)をいただくのですが、今朝の坐禅会では薩摩芋粥としました。
秋に裏山の畑で採れたサツマイモ、そして初夏に収穫した蕗のキャラ蕗を皆で戴きました。

 

4月8日がお釈迦様の誕生日とすれば、成道の日は、仏教の誕生日といっても良いでしょう。
世界に広がる禅も、釈尊が成道に至る坐禅をルーツとしています。

投稿者: kameno 日時: 07:35 | | コメント (0)

1枚の写真がつなぐ希望

仏教情報センターのテレフォン相談担当の日。
今日はもう一人の担当者が急用で来られなくなったとのことで、午後は一人でテレフォン相談を受け持ちました。
鳴り止まない電話と、通話待ち、それでも何とか一日の担当日を終えることができました。
曹洞宗の相談員がもっと増えてくれると良いのですが・・・・

さて、その帰路、次の予定へ向かう途中、都営三田線大手町からJR東京駅へ向かう途中にある「行幸地下ギャラリー」で思いがけない写真展に出会いました。
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イタリアのカメラ用品メーカーが主催する「Click for Hope - 1枚の写真がつなぐ希望-」写真展です。。
3月11日に発生した東日本大震災からの復興を願う力強い写真がずらりと並んでいました。

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現在最終審査の投票が行われています。
投票が10万票で締め切られ、受賞作品が決定されます。
オンラインでも見ることが出来ますが、実際に目の当たりにするとその写真に込められた思いや背景がストレートに伝わってきて、一枚一枚に見入ってしまいます。
投票一票につき100円の復興支援が主催者から寄附される仕組みも付与されています。
このブログをご覧のみなさんも是非投票に参加されることをお薦めします。
(このブログの一番下の【最終オンライン投票】をクリックすることで投票が可能です)
また、ギャラリーの写真展は2012年1月12日(木)まで開催されているそうですので、東京駅を利用される方は是非ご覧ください。

 

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「Click for Hope」は、マンフロット株式会社が主催する、東日本復興支援を目的としたフォトコンテストで、「希望」をテーマとしています。震災から2カ月後の5月11日より開始され、現在、第一次審査を突破した50作品からベスト3を決定する最終審査を実施しています。最終審査の審査員はあなたです。あなたの「希望」を体現する写真を以下の作品の中よりお選いただき、投票ください。総計10万票になるまで、マンフロット株式会社が、あなたの1票を100円の復興支援金として寄付いたします。投票はお一人さま一回のみとさせていただきます。
"Click for Hope" is the photo contest which is designed to support people and areas affected by the Great East Japan Earthquake and Tsunami. The theme of this contest is "Hope". The contest started from May 11, just 2 month after the Earthquake, and now the contest is getting to the Final Vote. In this stage, anyone can place a vote for a favorite "Hope" photo among the following 50 finalists.We, Manfrotto Distribution KK, donate 100 yen for every vote to the Japan Red Cross, until the total number of votes reach 100,000. Please note that only one vote can be placed per Twitter account.

 

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投稿者: kameno 日時: 02:15 | | コメント (0)

朝焼け

夜と昼の境目。
鮮やかな光景は瞬く間に青空へ移り替わっていきました。

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投稿者: kameno 日時: 06:47 | | コメント (0)

向きあい 伝えあい 支えあう

「あなたと向き合い、あなたと正しい教えを伝えあい、あなたと共に支えあう」ことで、一人ひとりのいのちを生かす社会がひらかれます。日々、他を思いやり共に生きる「利行」の実践を重ねましょう。
(平成23年度 曹洞宗布教教化に関する告諭より抜粋)

 

今日は仏教情報センターテレフォン相談の担当日。
曹洞宗から新しい相談員が加わり、3人体制で相談にあたりました。

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(C電話のマスコット、ゆったりくん)

相談時間が始まると、電話が相次いで鳴り響きます。
様々な「生の声」に向き合うことで改めて僧侶の原点に立ち戻ることができるような感じがします。

夕方からは、宗制報告会、懇話会。
私たちを取り巻く様々な問題に対してどのように問題解決を図っていくのかを皆で真剣に話し合いました。

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(宗門から被災地2県各1万枚配布された三尊佛カード添付リーフレット)

一筋縄ではいかない複雑な問題もあり、考えさせられる一日となりました。
ただただ出来ることを実践していくのみ、です。


■関連ブログ記事

仏教テレフォン相談から見えること

投稿者: kameno 日時: 22:17 | | コメント (0)

小学校運動会

雨による一日順延により、23日(日曜日)に地元小学校の運動会が開催されました。
朝方パラついていた雨も、だんだんと回復していきました。
先生方、ボランティアの皆さんによりグランド整備が念入りになされました。

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子どもたちも保護者も先生方も元気一杯、運動会を楽んだ一日でした。

 



小学校に保存されている写真から
昭和30年の運動会のひとコマ。
まだ木造校舎の時代の写真です。

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(CC)港南歴史協議会

 

現在、一学年のクラスは、4学級から3学級となり児童数の減少が続いています。
地域の次世代を担うのは子どもたちですから、ちょっぴり寂しいことではあります。

投稿者: kameno 日時: 00:42 | | コメント (0)

コスモス-cosmos

この時期に見ごろを迎えるコスモス。
色とりどりの花が一面に広がる光景は本当に美しいものです。

写真は上永谷のコスモス畑で撮影しました。
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メキシコ原産の花だそうで、日本に伝わったのは江戸時代末。

その後、明治42年に文部省が全国の小学校に配布した ことから、一気に全国的に広まりました。
子どもたちが学校から種をもらって家に持ち帰り、庭や田んぼの片隅に撒いていったことが切っ掛けだったのですね。

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コスモスは、英語では cosmos です。
ギリシャ語を語源としており、秩序・飾り・美しい などの意味が込められているようです。

 

宇宙を秩序ある調和のとれたシステムとする考え、宇宙観のことも「コスモス cosmos」といいます。

ケプラーの著した『宇宙の調和』も天体運動の完璧な調和を詳細に示していますし、1980年に放送された天文学者・カール・セーガンが監修、進行を担当した番組「コスモス(宇宙)」では、Harmony of the Worlds(宇宙の調和)がキーワードとなりました。
宇宙の天体たちはお互いに調和を持ちながら運行しています。
当時の天文学者たちは、その調和を紐解くことに挑戦し続けてきました。
彼らの求めていたものは、原理原則から導き出される結果ではなく、その「原理」自体のもつ調和、美しさであったともいえます。

 

 

話を植物のコスモスに戻します。
コスモスは茎が細く、ちょっとした風でゆらゆらと揺れます。

台風など風が強い日には一面なぎ倒されてしまったりします。
けれども数日後には立ち直って何事も無かったよう美しい花の光景を見せてくれます。

実はとても力強い花なのです。

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秋雨前線による風雨の直後のために悉くなぎ倒されていたコスモスたちも、花を上に向けはじめていました。

投稿者: kameno 日時: 09:55 | | コメント (0)

上永谷のハッカチョウ

上永谷駅周辺には街路樹としてケヤキが植えられています。

夕方になると、ケヤキの木を目指す凄まじい鳴き声を伴った黒い塊が現れます。

駅周辺をぐるぐると何周か旋回した後、目的の木に留まります。

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この黒い塊の正体は、八哥鳥(ハッカチョウ)です。
羽を広げると、その付け根に白い模様がくっきりと浮かぶ特徴的な鳥です。

侵入進入生物データベース(国立環境研究所)によると、

【自然分布】中国中・南部,台湾,ミャンマー,ベトナム,ラオス
【形態】全長26~27cm.全身が黒色で,翼に白斑があり,下尾筒の羽縁と尾羽の先端が白い.額の羽毛が直立して冠羽になる.嘴は橙黄色,脚は暗黄色
【生息環境】林のある住宅地,ヨシ原,河川敷,草原
【生態的特性】地上で採食する.原産地では岩,木,人工物にできた穴の中で営巣する.群で行動することが多く,非繁殖期は集団ねぐらをとる.
【食性】家畜に付く昆虫,マメ科の種子
【国内移入分布】東京,神奈川,大阪,兵庫で繁殖した記録があり,福島,栃木,愛知,大阪,京都,和歌山,香川,鹿児島,先島諸島(石垣島,与那国島)でも生息が確認されている.兵庫,神奈川では1990年代に入ってからも繁殖が確認されている.
【侵入年代】 江戸時代前期から飼い鳥として輸入された記録がある。京都では1970年代に営巣行動が観察されており、神奈川では1980年代から繁殖が記録されている。

ということで、元来日本に分布していなかった暖かい地方の鳥ですので、おそらく飼育されていたものが逃げて野生化して増えていったものと考えられます。
ここ数年前のうちに一気に増殖して定着しています。
調べてみると、日本全国の中でも、これほど多く見られるのは上永谷だけのようです。
よほど住み心地が良いのでしょうね。

街路樹の剪定が行われるたびに拠点を少しづつ移しており、昨日は駅前のLウイングマンションと京急メモリアルの間のケヤキに集まっていました。

鳴き声は、キュルキュル、キュリキュリなどと聞こえるそうですが、何百羽もの集団になるとギャーギャーとかなり五月蝿い鳴き声になります。
直ぐ目の前にあるマンションの住民にとっては、迷惑な話だと思います。
(逆に八哥鳥からすれば、木々を勝手に伐採するな、と言いたいところでしょう)


それにしても、これだけの大群が集まるようになると、メジロやウグイスなど小型の在来種への影響が懸念されます。

 

最近増えてきたアカボシゴマダラ のように、生態系の変化には注視していきたいところです。

投稿者: kameno 日時: 07:35 | | コメント (0)

塩害-台風の爪跡

9月21日、台風15号が関東地方を通過していきました。

昼過ぎから猛烈な暴風となり、境内の木々、特に市指定名木古木のイチョウは倒れんばかりに揺さぶられておりました。
この台風を境に、イチョウに異変が起こっています。

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イチョウの手前半分が茶色に変色してしまいました。

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近くで見るとこのような感じです。
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近くの樹木の葉も茶色に。

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どうやら、台風が太平洋上から海水を巻き上げて、暴風とともに潮を運んできたことによる塩害のようです。
雨台風であれば、塩分は洗い流されるのですが、雨量がそれほど多くない場合は葉の表面に塩が残ってしまいます。

当日の風の記録を横浜地方気象台から拾ってグラフにしてみました。

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午前11時の台風通過を境に風速が急激に高まり、風向きが逆転しています。
瞬間最大風速は18:00前後に毎秒35メートル(時速にすると約100km/時)を超えています。
南方向から猛烈な風が吹きつけたことを示しています。

貞昌院の南には相模湾があり、海までの距離は10キロメートル以上ありますが、それでも葉を枯らすほどの潮が到達したということになります。
今年のイチョウの黄葉はあまり美しく染まらないかもしれません。

投稿者: kameno 日時: 16:25 | | コメント (2)

彼岸花がみごろに

境内の彼岸花がようやく満開になりました。

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濃密な香りに誘われてたくさんの蝶が集まってきます。

投稿者: kameno 日時: 13:45 | | コメント (0)

遅めの彼岸花

暑さ寒さも彼岸まで。

朝夕はめっきり涼しくなりました。

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境内の彼岸花がようやく開き始めました。
暑い夏の年は開花が遅れる傾向にあるようです。

見ごろは今週末になるでしょう。

投稿者: kameno 日時: 07:50 | | コメント (0)

写真を入口-ESDワークショップ

2008年、ACCUアジア太平洋ESDフォトメッセージ写真展『伝えたいもの-無形文化遺産』において太平洋の小さな島国やアジアの国々38か国から寄せられた3,200点以上の一般応募作品から80点が選ばれ、各国で展覧会が開催されています。

それらの写真をもとにしたワークショップが開催されました。
ESDワークショップ 『写真を入口に - 文化、明日に伝えたいものを語りあう」

 

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日時 9月28日(水)14:00~16:00
場所:飯田橋 セントラルプラザ10階会議室
主催: ACCU(財団法人ユネスコ・アジア文化センター)
協力:ダイアログBar

 

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写真を入り口に、文化や環境、経済や社会、そして、明日に伝えたいものは何かを共に考え共に学ぶ、対話(ダイアログ)を活用したワークショップです。
最初に、展示されている写真から印象に残った写真を各自選び、その写真を元にして「無形文化遺産」-お祭りや、手工芸、踊り、祈りや儀礼など多様なかたちをもって受け継がれている地域の智慧をどのように受継いでいくか、50年後にはどのようになっているかなど、つなげる「文化」という切り口で進められました。

 

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幅広いバックグラウンドを持つ方々が集まりましたので、「ESD」「持続可能性」「文化」「世代を超えた継承」についてさまざまな考えに触れることができ、有意義な一日となりました。


■関連ブログ記事

写真を入口に- 文化、明日に伝えたいものを語りあう
PGLグローバルランゲージとしての国際会議
ACCU/ESDフォトメッセージ写真展内覧会

投稿者: kameno 日時: 00:45 | | コメント (0)

上永谷からのダイヤモンド富士

貞昌院の位置する上永谷から望むダイヤモンド富士。
秋のダイヤモンド富士情報で書いたとおり、上永谷では今日(9月27日)富士山の山頂に日が沈むのです。

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今日の写真は敢えて露出と画角を変えて撮影してみました。

太陽が富士山にかかる直前。
肉眼で見るとまだ青空が広がっていますが、露出をマイナス補正することにより空のグラデーションがはっきりと映ります。

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ISO 100 f10 1/800 17:15

富士山頂に日が沈み始めました。

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ISO 100 f10 1/400 17:16

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ISO 100 f10 1/500 17:17

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ISO 100 f10 1/250 17:18

17時17分、丁度富士山の山頂中心部に太陽が半分隠れた状態になりました。

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ISO 100 f10 1/200 17:18

秋雲が美しく輝いています。
この方向には厚木基地もあるため、飛行機が盛んに飛び交っているのが見えます。

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ISO 100 f10 1/200 17:19

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ISO 100 f10 1/125 17:20

太陽が完全に沈みました。

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ISO 100 f10 1/40 17:32

空は次第に紫から濃紺へと変化していきます。

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ISO 100 f10 1/20 17:46

地元からの富士山は愛着のある特別の眺めです。

投稿者: kameno 日時: 22:06 | | コメント (0)

久しぶりの夕日

台風15号が通過した後も雲の多い日が続きました。
今日も雲が多いものの、久しぶりの夕日を望むことができました。
舞岡公園より。

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富士山のやや左側から日没となっています。
この場所は、昨日がダイヤモンド富士の日だったのでした。
雲の向こうで富士山が見えていなくても、日没間際になると山の姿がシルエットで浮かび上がってきます。


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太陽の右上部に大きな黒点が見えました。
(写真には露出の関係で写っていません)

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太陽が沈むにつれて富士山のシルエットが少しづつ浮き上がってきます。

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完全に日が沈みました。

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今朝の富士山は相当冷え込んだようで、気象庁は本日、富士山の初冠雪を発表しました。富士山の初冠雪は昨年より1日早く、平年より6日早いそうです。


■関連ブログ記事

秋のダイヤモンド富士情報

投稿者: kameno 日時: 20:29 | | コメント (0)

永谷天満宮子ども神輿

秋彼岸の中日を迎えました。
昨年はあいにくの雨模様でしたが、今年は天気に恵まれました。
台風一過、風はやや強いものの秋らしい爽やかな天気となっています。

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今日・明日は永谷天満宮で秋の例祭(秋祭り)です。
午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。

午前9時半集合。たくさんの子供たちが集まります。

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お供え物をして神様を御神輿にお迎えます。
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午前10時、いよいよ、子ども御神輿の出発。
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わっしょい、わっしょい
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途中何度か休憩をはさんで ・・・

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再び出発。
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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。

参道にはたくさんの屋台が並んでいます。
天満宮の舞台では夕方より演芸大会が開催されます。

投稿者: kameno 日時: 11:46 | | コメント (0)

台風一過の朝

台風15号は強い勢力を保ったまま首都圏を通過していきました。

東京近郊では通勤帰宅時間に首都圏のほぼすべての鉄道が運休となってしまったため多くの方が帰宅困難となりました。
特に都心の混乱ぶりは大きかったようです。
貞昌院でも3回ほど停電となりました。
今年はつくづく自然の力の大きさを思い知らされる年ですね。

 

台風一過の朝、日の出直前の東の空。
台風の腕の部分の最後の雲の向こうには青空がのぞいています。
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今日は空一面抜けるような青空が広がるでしょう。

きっと、素晴らしいダイヤモンド富士も望めると思います。
秋のダイヤモンド富士情報

■追記
午後から雨模様となってしまいました。
なかなか難しいですね。

投稿者: kameno 日時: 07:28 | | コメント (0)

9・11祈りのコンサート

東日本大震災発生から6ヶ月目、またアメリカ同時多発テロ発生から10年目の節目の日に、犠牲となられた方々、被災された方々に思いをはせ、世界各地で祈りが捧げられました。
藤沢の長福寺深命窟道場でもチャリティーコンサートが開催されました。
(今年6月に開催された東日本大震災復興チャリティーコンサートと同会場です)

 

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道場内に入りきれない方々のために、屋外スペースに屋根が建設されつつありました。

■第一部
午後4時より ハープ・シンセサイザーピアノ

八木健一(ハープ)
八木ゆみ子(シンセサイザーピアノ)
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■第二部
午後5時より ジャズ

井上智(ギター)
中牟礼貞則(ギター)
増原巌(ベース)
横山和明(ドラムス)

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■第三部
午後6時より シャンソン

ロバート山田
花木さち子
吉川正夫(ピアノ)

 

参加費は志納として、東日本震災復興義援金として全額寄付されます。
飲食物持込可で、東の空から丸い月がゆっくりと昇っていく中、ゆったりとした自由なスタイルで演奏を楽しむコンサートでした。

投稿者: kameno 日時: 21:04 | | コメント (0)

中秋の名月

今日は中秋の名月。
旧暦の8月15日です。

玄関前のススキも、この日を待ち望んでいたかのように穂が伸びています。

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中秋の名月の夕べにで書いたとおり、中秋の名月は必ずしも満月では無いのですが、今年の名月は正真正銘の満月なのですね。
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団子をお供えし、皆でいただきました。

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時折雲の塊がやってきて、月を優しく覆い隠します。
月の周りには彩りが添えられました。

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投稿者: kameno 日時: 22:28 | | コメント (0)

溢れた!

台風12号の接近にともない、気圧が急速に下がりました。
ゲーテのバロメータの水位もぐんぐん上昇し、ついに溢れてしまいました。

少なくとも気圧の変動は測ることができることが分かります。
気圧の変動だけで天気の予測ができるかというと・・・・目安として捉えたほうが良いでしょう。

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8月25日 1010.0  曇一時雨 曇
8月26日 1010.2  晴時々曇一時雨、雷を伴う 雨後曇
8月27日 1010.8  曇 曇後時々晴
8月28日 1009.9  晴 晴後曇
8月29日 1008.8  晴一時曇 曇時々晴
8月30日 1006.2  晴後一時曇 雨後曇
8月31日 1004.5  曇一時晴 曇後一時雨、雷を伴う
9月1日 1002.8  曇一時雨 曇時々雨
9月2日 1001.3  曇一時雨 曇一時雨
9月3日 1003.0  曇

投稿者: kameno 日時: 09:40 | | コメント (0)

ヘリウム風船

先月末、奥松島・宮戸島で開催された 宮戸まつり には、私たちは玉こんにゃくやチョコバナナ、パンケーキなどのほかにヘリウムガス風船とシャボン玉マシンを持参し参加しました。

子どもたちは空を飛ぶものは大好きですね。
私も子どものころ、ヘリウム風船をもらってとても嬉しかった思い出があります。

宮戸まつりの会場となった縄文村広場にはたくさんの風船が浮かびました

その風船用ヘリウムガスボンベが少し余っているようなので、貞昌院に法事で来寺した子どもたちに風船をプレゼントしています。
(後どの程度風船を作ることができるかは不明ですが、20個くらいは大丈夫でしょう)

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風船の作り方はいたって簡単。
ボンベのノズルに風船の口をつけるだけです。

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やはり子どもたちには大好評。
法要の間も行儀よくお参りしてくれました。

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投稿者: kameno 日時: 11:56 | | コメント (0)

現職徒弟研修2日目@大雄山最乗寺

大雄山最乗寺で開催されている現職徒弟研修2日目。

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最乗寺の周囲は樹齢数百年もの杉林に囲まれています。その杉を覆い隠すほど朝の境内は厚い雲で覆われていました。
台風接近に伴い激しい雨が断続的に降っています。

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朝課、御真殿法要をつとめます。

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粥罷、宗務所新役員で山主老師にご挨拶。

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2日目は講義を2コマ行い、予定されていた日程は無事終了しました。
心配されていた台風の影響はそれほどありませんでした。
参加された皆様、お疲れ様でした。


 

■宗務所で呼びかけさせていただいた、特定非営利活動法人かながわ・女のスペース「みずら」(女性の権利擁護活動に取り組むNPO)への物資の提供ありがとうございました。
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また、「まけないタオル」へのご賛同も多数戴きまして有難うございました。
感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 12:02 | | コメント (0)

現職徒弟研修1日目@大雄山最乗寺

神奈川県第二宗務所管内の現職徒弟研修が大雄山最乗寺を会場に開催されました。
今年は宗務所役職員として主催者側になりました。
9月から11月にかけて現職徒弟研修のほか諸行事、研修、会議等が目白押し@@です。

参道にある十八丁目茶屋にて所員で事前打合せ。
(定番の麦とろ定食)

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研修会には多数のご参加をいただきました。
開講式では法堂東序から溢れるほどです。

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人権研修、法式研修、座談会、墨蹟講義、正法眼蔵講義と盛りだくさんの内容が続きます。
寺院の住職、副住職、徒弟は、定期的に集い、宿泊を共にし、学びを深めています。

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薬石(夕食)も作法に則り戴きます。

投稿者: kameno 日時: 21:48 | | コメント (0)

時間のながれ

東日本大震災からまもなく半年が過ぎようとしています。
2011年5月25日(震災発生後2ヶ月半)と8月26日(同5ヶ月半)の同じ場所の記録の一部です。
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↑5月25日 野蒜駅北の鳴瀬川沿いの水田は まだ海水が引いていなかった。

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↑8月26日 少し上流の水田では稲穂がたわわに実っていました。

⇒震災前の様子


 

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(左)5月25日(右)8月26日
上写真中央部、震災以降仙石線の車両が同じ場所で止まったままになっています。左手方向に800mほど進むと野蒜駅。
東日本大震災の影響で、仙石線は高城町~矢本駅間が不通となっています。


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(左)5月25日(右)8月26日
野蒜海岸から宮戸島へ渡る橋は、津波のために流されてしまいました。
5月の段階では県道27号線(左写真左端)は未だ復旧しておらず、自衛隊により砕石が敷かれた仮道(左写真右端)を通って宮戸島に入りました。
8月になり、県道が通行できるようになっています。これから舗装されることでしょう。

⇒左写真震災前の様子 右写真震災前の様子


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8月26日撮影。上記通行できるようになった県道27号線から南側を望む。
5月に渡った仮道(写真中央を渡っている道)が写っています。
この付近には松島自然の家がありました。

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(左)5月25日(右)8月26日
砕石の道をしばらく進んで、この松ヶ島橋を渡ると宮戸島です。
5月に電線工事が行われており、島に電気が通じるようになりました。
この橋(松ヶ島橋)の本格的な復旧がはこれからです。

⇒震災前の写真


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(左)5月25日(右)8月26日
宮戸島縄文村・漁協前の道路。
現在でも大潮になると海水が流入してきて50センチほど冠水します。

⇒震災前の写真

 


 

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↑5月25日 宮戸島月浜海岸

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↑8月26日 宮戸島月浜海岸
海岸にあったコンテナは撤去されていますが、堤防はまだそのままの状態です。
月浜入口の高台に仮設住宅が設置されていました。

⇒震災前の写真


 

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(左)5月25日(右)8月26日
宮戸島大浜手前の水田

⇒震災前の写真

 



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(左)5月25日(右)8月26日
宮戸島室浜 携帯の基地局が設置され、高台には仮設住宅が出来ています。
五月には牡蠣養殖の準備が進められていました。漁船の数も増えています。

⇒震災前の写真


 

■関連リンク
Yahoo!JAPAN 写真保存プロジェクト 東松島市

投稿者: kameno 日時: 12:48 | | コメント (2)

奥松島・宮戸夏まつり

宮城県東松島市宮戸島の「宮戸夏まつり」に出店参加してきました。
宮戸島はこれまで神奈川県、宮城県有志僧侶を中心に炊き出し活動を行なってきた場所です。

宮戸夏まつりの開催主旨は
「震災の影響で、お祭りがほとんど中止になってしまった中、7月からはじまった仮設住宅への引っ越しが完了するタイミングでボランティア、住民ともども楽しめるお祭りを開催したい」というものです。

この提案が少しづつ具体化するにつれて参加の輪が大きくなりました。

【宮戸夏まつり】

■日時 8月26日(金) 15時~20時
■場所 奥松島縄文村歴史資料館・交流館周辺
■主な内容
有名人によるライブパフォーマンス、プロレス、ボランティア団体による屋台ブース、バザー、「10年後の宮戸島」児童絵画展、盆踊り大会、花火打ち上げ(19時05分~)
■主催 東松島市/宮戸夏まつり実行委員会

 

秋雨前線の影響で東京近郊はバケツをひっくり返したような雨だったようですが、東松島は曇りでした。
名物の月遅れの七夕も飾られ、お祭りムードが高まっていきます。

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今回、曹洞宗神奈川県第二宗務所管内(神奈川県東部の寺院)からの参加は6名。
ブースとしては
・パンケーキ
・玉こんにゃく
・チョコバナナ
・お菓子つかみ取り(お菓子提供・仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク様他)
・淹れたてのコーヒー(提供 キーコーヒー仙台営業所様)
・ヘリウム ハート風船
・シャボン玉マシン
などなど、盛りだくさんの内容(かつ無理の無い内容)で参加させていただきました。

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隣のブースは、キリスト教関連の団体によるカキ氷。
ブースお互いに食べ物を交換したりしての交流も。

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宮戸夏まつりには、関係するさまざまな団体がブースを連ね、特色ある出店をしていました。 
真言宗の団体は、松島湾で朝捕ったアナゴを焼いていました!

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会場広場では特設リングが張られ、(観る時間はありませんでしたが)JWP,LLPWによる試合、また、お笑い芸人や歌のステージも行われていました。

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展示ブースでは宮戸島の鳥瞰図、そして、子どもたちによる島の10年後を描いた絵画展。

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復興に向けて皆全力で取組んでいます。

私たちは帰路につく時間の関係上、最後の打上げ花火大会の時刻まで残ることができませんでしたが、島から橋を渡り、野蒜海岸に戻った頃に海の向こうに打ち上げ花火を見ることができました。
宮戸島で打上げられる初めての本格的な花火。
間近で見る1千発の打上げ花火は、さぞかし迫力があったことでしょう。

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遠くから手持ちで撮影した花火は、まるで日の丸の赤のように映りました。

投稿者: kameno 日時: 11:39 | | コメント (2)

いのちを見つめる集い@心光寺

伝統仏教超宗派で運営されている仏教情報センターの活動 仏教ホスピスの会・いのちの集い の運営当番にあたりましたので、文京区の心光寺様に出かけておりました。 

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『いのちを見つめる ~仏像・石仏に込められた祈り~』
講師 上原仏教美術館 田島整(たじませい)氏

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第一部は講演会

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特に近年は仏像鑑賞がブームとなっています。
仏像巡り、仏像鑑賞、パワースポット・・・・博物館で開催される仏像展も、美術品という視点での展示となっています。

しかし、仏像は人々の祈りを受け止めてきた信仰対象であるということを忘れてはなりません。
寺院の伽藍は大抵100年ごとに火災に遭うことが多く、1000年の歴史を持つ仏像があるとすると、そこには何人もの命がけで火災から守られてきたという強い信仰の力が背景にあります。
100年、300年、500年、800年、1000年に伝えられてきた重み、今は会うことが出来ない先人たちの信仰と祈り、いのちの生き証人でもあります。

 

上原仏教美術館は、伊豆半島・下田市にあります。
曹洞宗管長、永平寺76世故秦慧玉(はたえぎょく)禅師により発願され、大正製薬株式会社名誉会長、故上原正吉氏、小枝夫人の寄進により建立された仏教美術専門の美術館です。
館内には木彫の仏像百数十体をはじめ、仏教美術に関する貴重な資料があり、田島先生の研究されている伊豆半島を中心とした仏像の数々をスライドにより分かりやすく分類、講義いただきました。

現在顕著になっている問題は、無住となった寺院、お堂の仏像をいかに守っていくかということです。
地域住民の方々により守られているとはいえ、維持管理には膨大な費用もかかります。
いかに貴重な日本の文化財を後世にきちんと受継いでいくかが課題となりましょう。

 

第二部は、講師・僧侶・参加者が車座となり意見交換が行われました。

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今回会場となった心光寺様の境内には、さまざまな石仏たちが祀られています。
講演の合間にお参りさせていただきました。

 

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『 仏教ホスピスの会 』は広く仏教の精神を、『 聞・思・修(もん・し・しゅ)』し、出会いを喜び、ふれ合いを楽しみ、支え合いの手を差し伸べ合い、病む者、健やかな者の区別なく、共に”生・老・病・死”を語り見つめ直すことを目的にしています。

「 いのちを見つめる集い 」は、寺の本堂を会場に、毎月いろいろな分野の方を講師にお招きして1時間ほどお話をしていただいております。休憩(ティータイム)のあと約2時間、参加者・講師・僧侶による語り合いの場を提供しております。

 

これまでの講演録はこちらです。
仏教情報センターいのちを見つめる集い講演録


■関連ブログ記事
いのちを見つめる集い
仏教ホスピスの会いのちの集い
ひっきりなしの電話
仏教テレフォン相談から見えること

投稿者: kameno 日時: 23:00 | | コメント (0)

ゲーテのバロメータ

雑貨屋の片隅で面白いものを見つけました。

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ゲーテのバロメータです。
気圧の変化によりガラス管の水位が上下して天気を知る目安に出来るものです。
ちゃんとガラスで出来ており、表面に地球儀の模様が描かれているのでインテリアとしてもいい感じです。
(800円でした)

このゲーテのバロメータは、トリチェリの水銀計の原理を水で応用したものです。

 

 

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Torricelli, Evangelista. (1608-1647). Lezioni Accademiche,,,. Firenze, 1715, First edition.
金沢工業大学ライブラリーセンター所蔵)


新聞などでおなじみの天気図には、同じ気圧の部分を線で引いた等圧線が描かれています。
気圧の単位としては、ヘクトパスカルが使用されています。

1気圧は1013ヘクトパスカルです。

初めて気圧計の元を作ったのは、ガリレオの弟子、トリチェリです。
トリチェリは、大きな試験管のようなガラス管(図参照)に水銀を満し、口を親指で抑えて、ガラス管を逆さにし、水銀の入った皿の中で親指を離しました。
すると水銀はその重みで一部が皿の中へ流れ出ますが、閉じたガラス管の上部に真空ができた状態で、ある高さで釣り合います。

この実験により、人工的に初めて真空が作られ、現在も用いられている気圧計が発明されました。

この時の水銀の高さは、760mmとなりました。
大気の圧力が水銀をここまで押し上げているということになるので、大気圧を測定することができるわけです。


水銀の密度は、13.595 g/cm2 なので、760mm=76cm では 76×13.595 = 1033 (g/cm2)

これにより、1気圧 = 1033 (g/cm2) = 1.033 (kg/cm2)


ここで、 1 pa = 1 N/m2 と、重力 9.80665 N/kg より

1 気圧 = 1013 (hPa)
が導かれます。

 

文豪、ゲーテは、このような原理を元に、手軽に気圧の変化を調べることができるようにバロメータを作りました。
ドイツではインテリアとして飾られていたりします。


さて、ここで頭の体操です。
バロメータの水位(冒頭の写真の右側細い管の水位)が上昇した時には、天気は晴れに向かうでしょうか?それとも雨に向かうでしょうか?

投稿者: kameno 日時: 15:32 | | コメント (2)

社会を明るくする運動 永野連合ミニ集会

地元町内会館において 社会を明るくする運動 永野連合ミニ集会が行われました。

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平山会長挨拶の後、第一部 港南警察指導員による「振り込め詐欺」防止紙芝居の実演。
神奈川県、および港南区内で発生した事例をもとに、分かりやすい内容で作られています。

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第二部で、私がお話をさせていただきました。
東日本大震災の事例と、そしてこれから想定される関東大震災、東海地震、東南海地震などの地震、地震以外の大災害に備えるための心構えを皆で考えました。

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ボランティア元年と称された阪神淡路大震災の平成7年以降、災害支援に関するノウハウが蓄積されてきました。
その経験は東日本大震災でも随所に生かされています。

しかし、「公助、共助、自助」の観点からすると、震災発生直後、例えば阪神大震災の際には、生埋め・閉込められた際にどのように脱出したかという記録では

公助(救助隊など) 1.7%
共助(隣人、知人、通行人) 30.7%
自助(家族、自力で) 66.8%
となっています。

公助:共助:自助=1:2:7 と考え、行政の手の届かない中での自助、共助がいかに大切かが分かります。

 

また、高齢化社会の進行を例にとれば
港南区、総人口22 万1837 人(平成17 年の港南区人口)のうち、
15 歳未満の年少人口は、2 万9489 人(総人口の13.3%) ※40 年前は25.7%
15-64 歳の生産年齢人口が15 万2417 人(同68.7%)
65 歳以上の老年人口が3 万9338 人(同17.7%) ※40 年前は3.2%
となっており、高齢化の進行が見て取れます。
一人暮らしのお年寄り、障害者、外国人・・・・災害時において、行政との連携を含め、防災マニュアル、防災対策の仕組み・組織、防災資機材や防災用品の備え、実践として動ける体制づくりが求められます。

それを踏まえ

・初期段階で注意するべき事項
・それぞれの組織の持つネットワークを活かす
・過去を知ること
・生死を分けた事例に学ぶ
・地域の連携(共助の強化)
・自分の住んでいる場所の危険度を知る
・自分の住んでいる場所が、過去どのような場所であったかを知る
・まとめ

という内容で進めさせていただきました。

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会場では、パネル展示もおこなわれました。

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投稿者: kameno 日時: 08:47 | | コメント (0)

久し振りの休み

お盆も一段落しました。
久し振りの休み。
日帰りで出かけてきました。

残暑厳しい中、施設の中はさまざまな暑さ対策がなされています。
アトラクションの待ち時間も退屈しないような工夫がなされていますし、いたるところにミスト装置が設置されています。
このような工夫は参考になります。
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城の前では鼠たちが水を掛け合って遊んでいます。
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こういう席に座るとだいぶ水を被ります。

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一日はあっという間に過ぎていきました。
夜のパレードは、新しいフロートが増えていました。

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来る度に新鮮さを与えてくれるのはいいですね。
リピーターが多いのも納得です。

 

駐車場は震災による液状化のために全面舗装が新しくなっていました。

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投稿者: kameno 日時: 08:30 | | コメント (0)

セミの季節

暦の上では秋を迎えましたが、秋になったあたりから猛烈な暑さが続いています。
これまで地面の中でじっと我慢していたセミたちも、一斉に地面から這い出して短い成虫の期間を暑い夏の中で謳歌しています。
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今日の写真は哲舟が撮影しました。

 


■関連ブログ記事
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投稿者: kameno 日時: 08:33 | | コメント (0)

涼をたのしむ

蒸し暑い日が続きます。

先日、お世話になっている方から戴いた「笹ほたる」。

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涼しげな和菓子です。

叢の笹の草の上でほたるが柔らかく光っている様子が表現されています。


日本人の感性の賜物ですね。

投稿者: kameno 日時: 12:43 | | コメント (2)

今年のゴーヤーは小ぶり

昨年が記録的な猛暑だったこともあり、今年の夏は涼しく感じています。
ゴーヤーの成長もとてもゆっくりで、控えめです。

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実も小ぶりですね。
20センチほどに成長したと思ったら直ぐに赤くなってしまいます。

 

それでも客殿の藤の木は、とても良く蔓を伸ばしており良い日陰を作ってくれています。

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藤の蔓先でセミが羽化したようです。

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今年は少し遅いセミの季節がやってきました。

投稿者: kameno 日時: 09:28 | | コメント (0)

ハグロトンボのカップル

貞昌院裏庭の池では、この時期ハグロトンボが飛び交っています。

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少し飛んでは休み、また少し飛んでは休み・・・・。
ふわふわと優雅に飛ぶトンボです。

日陰の葉の上で休んでは、ときどき羽を広げては閉じるということを何度も繰返しています。
求愛のポーズでもあるようです。

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オスは瑠璃色に輝く美しい姿をしています。

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時折器用に胴体を曲げて体の手入れ。

投稿者: kameno 日時: 05:02 | | コメント (0)

貞昌院大施餓鬼会・演奏会報告

7月26日、恒例の貞昌院大施餓鬼会が営まれました。

ここ数年猛暑が続き天気が心配でしたが、今年の大施餓鬼会法要は心地よい風が吹き抜ける中厳修することができました。
は平日(火曜日)にもかかわらず400名を越える参拝をいただきました。
法要に先立ちまして、「津軽三味線」の演奏会を行いました。

 

貞昌院大施餓鬼会特別公演
「津軽三味線」- 魂を受継ぐ -

日時 7月26日(月)午後1時45分より
出演 津軽三味線小山会総師範 小山貢憲氏、小山憲心(磯田浩一)師

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演奏を戴いた小山会は、日本で一番大きな津軽三味線の流派です。

総師範の小山貢憲さんは、15歳で平三味線を手にし、17歳より津軽三味線小山流初代家元小山貢(現宗家 小山貢翁)に師事し指導を受け、入門7年余りで師範になり、現在は総師範として津軽三味線小山会にて活躍していらっしゃいます。
日中友好の一環として中国演奏ツアーにも参加し、アテネオリンピック開催時には各国友好事業としてアテネ演奏会にも参加されました。
また、磯田浩一師(小山憲心)は、大本山總持寺二期法要の直檀寮・法要都管寮随喜の際にお世話になっている静岡県の御住職様です。
NHK歌謡コンサートで細川たかしさんのバックで演奏するオファーもあったそうですが、貞昌院を優先していただきました<(_ _)>。
津軽三味線小山会三人の揃った撥さばきは見ごたえがありました。
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本堂正面の精霊棚には、檀家の皆様のご先祖様、そして普(あまね)く御霊(みたま)をお迎えし、ご供養の法要を営みます。
特に本年は東日本大震災で多くの方が命を落とされました。
貞昌院大施餓鬼会特別公演は、参列された皆様も、ご先祖様も、全ての御霊も一緒に楽しんでいただくことを主旨としています。

引続き大施餓鬼法要が営まれました。

午後3時より
貞昌院大施餓鬼会法要
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(法要の写真はF寺様に撮影いただきました)

多くのご参列を戴きありがとうございました。
また、世話人の皆様には準備から片づけまで有難うございました。

本年は風もあり、比較的涼しい中で演奏会から法要まで行うことができました。
ありがたいことです。

 


報告記事は追記します。

昨年の様子はこちら
H22大施餓鬼会報告

投稿者: kameno 日時: 07:25 | | コメント (0)

親子で学ぶ地域の歴史2

地元連合町内会のうちの一つの町内会館で、親子参加の歴史を学ぶ集いが行われました。
先月行われた親子で学ぶ地域の歴史 の2回目です。

1-2回目の共通テーマは「永野ってどんなところ?」

 

日 時 :7月23日(土) 午後2時~4時

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(※写真は町内会の方に撮影いただきました)

今回は、大人の方の参加が多かったため、少し掘り下げたお話といたしました。
 

1.港南区にあった炭鉱
2.「1935年神奈川県名勝・史蹟投票」
3.『武蔵野探勝』(編者・高浜虚子,有峰書店)に見る永谷
を骨格にして、地域に親しみが持てる内容としました。

 

今回も多くの参加をいただき有難うございました。



上大岡ひまわりの郷で開催されている 地面の下にはナニかある-港南・南区の遺跡展 は7月26日までです。
期日残り少なくなっておりますので、ご興味あるかたはお早めにお出かけください。
投稿者: kameno 日時: 23:01 | | コメント (0)

地面の下にはナニかある-港南・南区の遺跡展

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なんとユーモア溢れる意匠でしょう。
私たちの身近な場所の地面の下から、さまざまな埋蔵文化財が発掘されています。
古来から永野地区は居住に適した場所だったのでしょう。


永野地区では、昭和30年代後半から昭和50年にかけて住宅開発が段階的に行われました。
その中で宅地造成とともに遺跡群が発掘され次々と住宅地に変貌していったため、今ではかつての面影はほとんど残されていません。
 

 

このたび、地面の下にはナニかある でお知らせした埋蔵文化財センター主催による埋蔵文化財周知事業(地域遺跡展)「地面の下にはナニかある-港南・南区の遺跡展-」が開催されています。

会期は平成23年7月15日(金)から7月26日(火)まで。(7月20日は休館)
場所は ゆめおおおかオフィスタワー4階にある「ひまわりの郷ギャラリー」です。


10時から19時までの開催ですので、仕事帰りにも立ち寄れますので是非足を運んでください。

出土品の数々を身近にみることができる絶好の機会です。

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さらに特筆するべきは、写真撮影OK!ということ。
こどもたちの夏休みの自由研究にも絶好の課題ではないでしょうか。

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今日もたくさんの親子連れが来場されていました。

展示会場には埋蔵文化財センター、港南歴史協議会から案内担当が常住しておりますので、質問等ありましたらご遠慮なくお寄せください。
また、関連イベントも予定されています。
定員が決められていますので、希望される方はお早めにどうぞ。

 

◆埋蔵文化財センター職員によるフロアレクチャー
7月18日(月・祝)・24日(日)10:30~・14:00~(約30分)
申し込みは当日会場で承ります。

◆楽しい勾玉づくり
7月22(金)・23日(土)10:30~・14:00~(約90分)
会場:ひまわりの郷会議室
各回20人(小学生以上)
申し込みは当日10時より整理券をお配りします。午前・午後分とも10時より配布します。なお、40名に達した時点で終了とさせていただきます。

会期は7月26日(火)までとなっています。

投稿者: kameno 日時: 22:47 | | コメント (2)

ぼんのような月

7月盆の15日を迎えました。

現在では太陽暦を用いていますので、お盆の時期が必ずしも満月にはなりませんが、旧暦ではお盆は満月でした。
満月の明るい夜にご先祖様を偲び、ご先祖様と一緒に夜を明かすことが、盆踊りの元となっています。
平たい鉢形の瓦器をお盆と呼ぶのも、ご先祖様への供物を盛った器が語源のようです。

今年は、今日がちょうど満月。
お盆にふさわしい見事な満月が昇り始めました。

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なお、今年の8月盆は14日が満月になります。

プランターのひまわりが元気よく芽生えてきました。
復興を願う希望のひまわりです。

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投稿者: kameno 日時: 21:07 | | コメント (0)

東日本大震災復興チャリティーコンサート

これまで
ブルーシートジャズコンサート

三味線ライブ@長福寺
と、さまざまな演奏会の行われてきた教区寺院で、東日本復興支援演奏会が開催されました。
今回は東日本大震災復興を願い、その主旨に賛同いただいたピアニスト、ジャズプレイヤーによるチャリティーコンサートです。

日時 平成23年6月26日 午後4時~
場所 藤沢市 長福寺深命窟道場
クラッシックピアノとジャズの夕べ
ピアノ 赤松林太郎さん
ジャズ 井上智トリオ&マリオンカウィングス

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会場となる深命窟道場は、天井に10KWの太陽光発電パネルが設置されています。
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演奏が始まる頃には堂内だけでなく、境内に多くの方が集まりました。
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お寺のコンサートで「万雷の拍手とブラボー!」は初めての体験だったとのこと。
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今日のコンサートは「次」に繋がるコンサートでもありました。
新しいインフォメーションにご期待ください。


蛇足
ここのお寺では、珍しい魚たちに出会えます。
かわいい!

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■関連ブログ記事

風評被害と先入観

投稿者: kameno 日時: 03:10 | | コメント (0)

ゴリラのオシッコ?

庭木が偶然何かに見えることはよくあります。
散歩の愉しみの一つは、そういう偶然との出会いといえます。

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下の写真は檀家さんに戴いたもの。
巨大なサタンが天を指差しているようです。
不吉だとか何かの啓示だとか、そういうことを感じる前にただただ見とれてしまいます。
みごと!


■関連ブログ記事
偶然のソフトクリーム
投稿者: kameno 日時: 10:21 | | コメント (0)

親子で学ぶ地域の歴史

地元連合町内会のうちの一つの町内会館で、親子参加の歴史を学ぶ集いが行われました。

テーマは「永野ってどんなところ?」

日 時 :6月25日(土) 午後2時~4時

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(※写真は町内会の方に撮影いただきました)

小学校の児童が中心となって参加されていますので、映像を多くして分かりやすく親しみやすい構成をめざしました。


1.なぜ上永谷に貝塚があるの?
2.武蔵(むさし)の国と相模(さがみ)の国
3.鎌倉時代の古い道
4.永野村が港南区に編入された理由(わけ)
5.地図と映像で歴史をたどろう
6.まとめ

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たくさんの参加を有難うございました。

このシリーズは数回に分けて行います。
次回は7月23日土曜日の予定です。

投稿者: kameno 日時: 22:02 | | コメント (2)

かいこの繭づくり

小学校中学年では、新しい学習要領に基づいて地域の歴史を学んでいます
明治維新以降の神奈川県の重要な産業の一つとして、養蚕が挙げられます。
永野地区でも、かつて養蚕がさかんに行われていました。

⇒関連ブログ記事 神奈川県から養蚕農家が消える

授業でも実際にかいこを飼育しています。
そして、それぞれ自宅へ持ち帰って育てています。
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昨日まではものすごい食欲で桑の葉をひたすら食べ続けていましたが、今日、絹の糸を出し始めました。
器用に糸を張っています。

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みるみるうちに繭の形になってきました。
キラキラと七色に輝く美しい糸です。

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日本の伝統文化の中には絹の文化が深く深く根付いています。
また、明治維新以降、日本の産業は絹産業を中心に進展していきました。
昨日のブログ記事でも指摘しましたが、日本人は伝統的な文化を簡単に捨ててしまいがちです。
改めて地域の歴史と文化を体験して学ぶ形の学習方法は進めていって欲しいと思います。


来日してから常に感じてきたのが、養蚕を含め伝統的な文化をどんどん捨てていく日本の姿だ。
消費面だけを重視し、その製品がどのような資源から生まれてきたかを考えない生活の在り方に疑問を感じてきた。
「生糸が虫から生まれてくることを知らない日本人もいる」
神奈川県で消え行く養蚕を守るブライアン・ホワイトヘッドさんのことばより
投稿者: kameno 日時: 23:07 | | コメント (2)

キャンドルナイトin大船2011報告

平和の火をココロに灯す・・・・キャンドルナイトin大船2011が開催されました。
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被災者の方に笑顔が戻ることを祈ります
日本中が幸せで楽しく暮らせますように
ガンバロウ東北・・・・・

今年のキャンドルナイトは東日本大震災発生から101日目の開催です。
会場には復興を願うたくさんの願いが灯され輝きました。

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キャンドル点灯の際に使うガラス容器は、ごみとして捨てられていたものを資源リサイクルセンターから回収してきたものです。
大船観音の修行僧たちが昨年のキャンドルナイトで使用した後のものをピカピカに磨き上げてくれました。

キャンドルナイトに先立ち、神奈川県原爆被災者の会立会いの下、採火式と、原爆、各天災で犠牲となられた方々、そして特に今年は東日本大震災物故者慰霊法要を営みました。
導師は、今月から大船観音寺監寺となられたM老師です。
採火式で原爆の火の塔から移された広島原爆の残り火、平和の火がランタンと雪洞に灯され、本尊様に見立てての慰霊法要です。

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法要後、神奈川県原爆被災者の会・吉野様より原爆の火の由来と、その火が大切に護られている意義についてお話いただきました。

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その後、平和の火は参加の皆様の願いが書かれたキャンドルに移され、会場に灯されていきます。
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ベトナムの寺院からの参加もありました。
夜はゆっくり、ゆっくりと深けていきます。
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ステージと胎内でではシルクロードオーボエとハルモニウムの演奏を戴きました。
ゆったりとした美しい音色が会場に満ち溢れます。

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心配された雨にも降られず、昨年の倍以上のご来場いただきました。
ご来場いただいた皆様に感謝申し上げます。

スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。


 

追伸 ちょうど この日、ベトナム出身の禅僧 ティク・ナット・ハン師よりメッセージが届きました。
ご紹介いたします。

 


東日本大震災から100日を経て


日本の東北地方が津波に襲われてからちょうど3ヶ月経ちました。呼吸に精神を集中して、自分に立ち返り、あの大震災の直接の被害を受けた方々と心をひとつにしましょう。
震災を生き延びた被災者の方々に対し、「私たちは皆さんを応援しています。苦しみを共にしています。私たち自身が希望を失わないためにも、皆さんの勇気と忍耐が必要なのです。」と伝えましょう。

ベトナム戦争の時、私も絶望ぎりぎりの状況を何度もくぐらざるを得ませんでした。南北ベトナムを分けていた非武装地帯(DMZ)に程近いチャー・ロック村は、戦争の相手方に一時占領されていたというだけの理由で、米軍の爆撃を受け破壊されましたが、我々の仲間である若い出家と在家の仏教ソーシャルワーカーたちにより再建されました。ところが、再建されたそばから、村は二度目の爆撃を受け、再び破壊されてしまいました。「また村を建て直すべきなのでしょうか?」と、若者たちは私に尋ねました。「その通り。また建て直さなければ。」と私は答えました。
チャー・ロック村は結局五回破壊されそのつど我々は建て直しました。絶望に打ちのめされてしまわないためには、そうすることが必要でした。
若者たちは私にこう尋ねました。「タイ(先生)、戦争はいつか終わると思いますか?」
戦争が終わるきざしは、全くありませんでした。トンネルの先に明かりは見えませんでした。でも我々自身を絶望から守るため、私はこう答えました。
「皆さん、永遠に変わらないものは何もない(無常)、とお釈迦様はおっしゃいました。戦争も同様(無常)です。永遠に続くことはあり得ません。いつの日か終わります。お釈迦様を信じましょう。」

被災者の皆さん、希望を失わないで下さい。皆さんが精一杯生きていることを私たちは知っています。自分自身のためだけでなく、皆さんの子供たちのため、国民のため、そして私たちのためにも。希望を必要としているのは、私たちも同様です。皆さんの勇気と思いやりが、人間性と希望を我々が保ち続ける助けになるのです。皆さんは、とてもつらい状況におられると思います。しかし世界中が皆さんのそばにいます。私たちも皆さんのそばにいます。津波は我々みなを襲いました。

皆さんは、ろうそくの炎です。熱い炎。そしてその熱は、母なる地球が我々に助けを求めていることを気づかせてくれます。その光は、我々すべてのために、皆さんが輝かせてくれているのです。我々は、暗闇と迷いの境地に引きずり込まれないため、その光を必要としています。皆さんは仏の子です。神の子です。皆さんの慈悲と勇気で皆さん自身を導いてください。我々は皆さんを必要としています。そして我々もあらゆるやり方で皆さんのために在るよう努力します。
世界中のみなさん、自分の呼吸に立ち返りましょう。呼吸に精神を集中して、今何が起きているのかに気づきましょう。そして人間らしく生きていくことに最善を尽くしましょう。

ティック*ニャットハン(釈一行)
フランス プラムヴィレッジにて


投稿者: kameno 日時: 08:43 | | コメント (0)

声明公演習儀

今月末から予定されているドイツ声明公演2011 に向けて、仏具の点検と習儀(リハーサル)が行われました。

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投稿者: kameno 日時: 08:43 | | コメント (0) | トラックバック (1)

宵の口の訪問者

クワガタが明かりの燈った部屋に飛び込んできました。
初夏からカブトムシ、クワガタ、カナブンなどが裏山からやってきますが、今年初めての訪問者です。

まだ成虫になったばかりなのでしょう、つやつやと輝いています。

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裏山に返してあげました。

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甲虫類はクヌギ、コナラ、シラカシなど、幹がゴツゴツしていて樹液の出やすい林に棲息します。
いわゆる雑木林です。
たくさんの命を育む里山の雑木林を守っていきたいものです。


■関連ブログ記事
カブトムシの来訪
光を求めて
カブトムシ再び森へ
山の下草刈り+カブトムシ

投稿者: kameno 日時: 09:37 | | コメント (0)

蛍・乱舞・ランデブー

今年もゲンジボタルの季節がやってきました。
ここ数年、この時期には何かと忙しく、なかなかホタルをゆっくり眺める時間がとれずにいました。

今晩は気温も高く、絶好の条件です。 時間を取って千葉県に出かけてみました。

あたり一面に元気なカエルの声が響き渡っています。
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この場所に来るのは3年ぶりです。
周辺住民の方々によって、川岸が綺麗に清掃され、草が刈られています。
このような手入れもホタルの生育に重要な要素となっています。

ホタルたちの様子はどうでしょうか。

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日没後、次第に暗くなりはじめると、川岸の草に潜んでいたホタルたちが光を放ち始めました。
次々と飛び始め、いつの間にか、川の流れに沿ってホタルの光の川が出来ています。

例年以上に数が多いように感じます。
これほど見事な光景は久し振りです。

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地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくするという努力により、ホタルは順調に増え続けているようです。 

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音も無く静かに光を放つホタルたち。
全体が連鎖するようにふわ~っと一斉点滅する光景は本当に幻想的です。
清浄な水、土壌、空気、暗い夜・・・・ホタルを育む環境は、私たちの”豊かな”生活と引き換えに次第に失われています。
日本の原風景ともいえる光景がいつまでも見られますように。

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【注意】
・ホタルは絶対に捕まえて持ち帰らないでください。直ぐに死んでしまいます。
・懐中電灯、ケイタイ電話の明かり等はなるべく控えてください。
・カメラで撮影するときはフラッシュは絶対に焚かないでください。
・お車でお越しの方は、当該場所に近づいたらライトはスモールにしてください。
(停車後もできるだけ早くライト・エンジンを止めてください)
・住民の迷惑にならないようにお願いします。

投稿者: kameno 日時: 00:54 | | コメント (0)

緑あふれる窓の外

境内の緑が色濃くなってきました。
窓を通した景色も美しい緑で溢れています。
そして、室内に緑色の優しい光が差し込んできます。

先日、アメリカ人の方が、本堂の障子の一部が窓になっていて、外の光景を一部分だけ取り入れる「日本人の感性」に感激されていました。

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窓は私たちにさまざまなことを教えてくれます。

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客殿の窓も美しい緑に包まれています。

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四季ごとの光景の移り変わりも楽しめます。
これまでのブログ記事より

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(左)5月2日 (右)11月27日


涼しさをもたらす窓もあります

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投稿者: kameno 日時: 08:24 | | コメント (0)

まち探検の専門家

地元小学校3年生の児童がグループに分かれてお寺にやってきました。

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ここ数年、小学校中学年の児童が貞昌院や天満宮を訪問(まち探検)する機会が増えています。

 

これは、小学校指導要領で、第3学年及び第4学年、特に第3学年の社会科において地域に密着した内容となっているからです。



文部科学省小学校指導要領 第2節 社会

第1 目標
社会生活についての理解を図り,我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を育て,国際社会に生きる民主的,平和的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。
第2 各学年の目標及び内容
〔第3学年及び第4学年〕
1 目標
(1) 地域の産業や消費生活の様子,人々の健康な生活や安全を守るための諸活動について理解できるようにし,地域社会の一員としての自覚をもつようにする。
(2) 地域の地理的環境,人々の生活の変化や地域の発展に尽くした先人の働きについて理解できるようにし,地域社会に対する誇りと愛情を育てるようにする。
(3) 地域における社会的事象を観察,調査し,地図や各種の具体的資料を効果的に活用し,調べたことを表現するとともに,地域社会の社会的事象の特色や相互の関連などについて考える力を育てるようにする。

2 内容
(1) 自分たちの住んでいる身近な地域や市(区,町,村)について,次のことを観察,調査したり白地図にまとめたりして調べ,地域の様子は場所によって違いがあることを考えるようにする。
ア 身近な地域や市(区,町,村)の特色ある地形,土地利用の様子,主な公共施設などの場所と働き,交通の様子など

(2) 地域の人々の生産や販売について,次のことを見学したり調査したりして調べ,それらの仕事に携わっている人々の工夫を考えるようにする。
ア 地域には生産や販売に関する仕事があり,それらは自分たちの生活を支えていること。
イ 地域の人々の生産や販売に見られる仕事の特色及び国内の他地域などとのかかわり

(3) 地域の人々の生活にとって必要な飲料水,電気,ガスの確保や廃棄物の処理について,次のことを見学したり調査したりして調べ,これらの対策や事業は地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っていることを考えるようにする。
ア 飲料水,電気,ガスの確保や廃棄物の処理と自分たちの生活や産業とのかかわり
イ これらの対策や事業は計画的,協力的に進められていること。

(4) 地域社会における災害及び事故から人々の安全を守る工夫について,次のことを見学したり調査したりして調べ,人々の安全を守るための関係機関の働きとそこに従事している人々の工夫や努力を考えるようにする。
ア 関係の諸機関が相互に連絡を取り合いながら緊急に対処する体制をとっていること。

(5) 地域の人々の生活について,次のことを見学,調査したり年表にまとめたりして調べ,人々の生活の変化や人々の願い,地域の人々の生活の向上に尽くした先人の働きや苦心を考えるようにする。
ア 古くから残る暮らしにかかわる道具,それらを使っていたころの暮らしの様子
イ 地域に残る文化財や年中行事
ウ 地域の発展に尽くした先人の具体的事例

(6) 県(都,道,府)の様子について,次のことを資料を活用したり白地図にまとめたりして調べ,県(都,道,府)の特色を考えるようにする。
ア 県(都,道,府)内における自分たちの市(区,町,村)の地理的位置
イ 県(都,道,府)全体の地形や主な産業の概要,交通網の様子や主な都市の位置
ウ 産業や地形条件から見て県(都,道,府)内の特色ある地域の人々の生活
エ 人々の生活や産業と国内の他地域や外国とのかかわり



これを元に教科書が構成されています。

今年の教科書は特にページ数も増え、さらに地域密着型になっていることに驚かされました。

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地域の先人たちがどのような暮らしをしていたのか、どのような文化が育まれてきたのか、
現在の地域社会のつながりを実際にまち探検によって体験学習していくというものです。
教科書の写真も、身近なものが多く掲載されています。

上永谷のイトーヨーカドーも、舞岡公園も、

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そして、貞昌院の裏山からの写真も掲載されています。
資料集ではなく、教科書そのものに掲載されていることが驚きです。

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これからもお寺にたくさんのこども達がまち探検にやってくることでしょう。
いつでも迎え入れることができるよう、心がけていたいものです。


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投稿者: kameno 日時: 09:10 | | コメント (4)

コーヒーとハープのちから

宮戸島に向かう途中で鍵のマークのコーヒー会社仙台営業所に立ち寄りました。

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建物には地震の影響がまだ残っています。
コーヒーマシンの説明と、たくさんのコーヒー豆を戴いて、宮戸島へ。



201100525-22201100525-23201100525-24 ハーピスト八木さんの奏でるやわらかい音が広がります。


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室浜では、牡蠣養殖のための帆立貝の準備が進められていました。



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(左)松島湾・宮戸島から昇る朝日
(中)杉の旗立
(右)縄文村でのキャンドルナイト

投稿者: kameno 日時: 13:11 | | コメント (0)

奥松島 宮戸島へ

今週、神奈川県第二宗務所管内有志により東松島宮戸島へ行っておりました。
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島へ渡る松ヶ島橋は津波で流されてしまい、自衛隊により仮設橋と砂利が敷かれてようやく仮復旧しています。
14トン以上の車両は災害派遣等従事車両以外は通行ができません。 

宮戸島で避難生活を送られていらっしゃる方は500人弱。(里浜地区251人、月浜地区80人、大浜地区18人、室浜114人)。
普段は、自衛隊や自治体から届くお弁当とパンと即席味噌汁などを各地区へ取りまとめて配達しています。

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炊き出しがある場合には、2日前くらいに広報、それにより各地区から住民の方が里浜の縄文村に受け取りに来ます。
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動静は日によって異なるので、目安の数字が掲示板に書かれています。
(この状況も時間の経過とともに変わっていくことでしょう)

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典座老師を中心に調理前の全体ミーティング。
献立と、それを調理する手順、分担が細かく打合せされます。
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翌日の朝は、中華風お粥と煮物、サラダ。
今までは朝に炊き出しが行われたことは無かったのです。
前日まであったパンの配布が、この日無くなったということで、動静数を増やし、当初スープだったものをお粥にメニュー変更しています。 

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野菜は、宮城県青年会のご協力により、名取市で調達していただきました。

 

プロパンガス、コンロ、鍋、食材、配布容器、その他もろもろ全てを調達して、洗い物をしてゴミの回収まで自己完結型で全てを行わなければならないという条件、電気もガスも水道も無い、しかも博物館の玄関前エントランスでの炊き出しという条件の中で、今回典座の指揮をいただいたR寺老師には本当にお骨折りをいただきました。
言葉には尽くせないほどのご配慮もいただきました。
そして、改めて食事の持つ意味と重さを感じた2日間でした。

投稿者: kameno 日時: 11:56 | | コメント (2) | トラックバック (1)

たくさんの善意

神奈川県内の御寺院様、関連団体様みなさまより、善意の品々が集まりました。

そして、物的支援だけではなく、多くの方に集まっていただき、それらを整理していきます。

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今回は、寺院関係団体のみならず、リユース食器を提供しているNPOの協力もいただきました。

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このNPOはガソリンスタンドが拠点です。
一番左の方は、返却された食器を洗う担当!

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たくさんの品々。
それらを点検し、不足が無いかをチェック。

ようやく形が見えてきました。

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一段落し、寄託してみると檀家さんから採れたての野菜が届いていました。
有難いことです。

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明日から少しの間、ブロク更新が途切れると思います、ご容赦のほどを。

投稿者: kameno 日時: 22:34 | | コメント (2)

中国琵琶と声明の世界@戸塚

23年度 戸塚文化協会春の文化祭メーンイベント
中国琵琶と声明(しょうみょう)の世界 が本日行われました。

声明が日本の伝統音楽として位置づけられているということは嬉しいことです。

これまで、主に
シルクロード・音楽の旅写真記録
心を癒すシルクロードの響き@平塚
シルクロード音楽の旅@伊那報告

と、各地で行って行ってきましたが、地元・戸塚での開催は初めてのことです。
それにしても、教区(近隣寺院)の力が無ければこのような音楽祭出演も成り立ちません。
改めて、勝縁に感謝いたします。

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ホールもほぼ満席となり、ご来場いただいた皆様にも感謝いたします。
最後は、日本が元気になるよう「上を向いて歩こう」を全員で合唱。
意義深い楽しい音楽祭でした。

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投稿者: kameno 日時: 22:22 | | コメント (0)

シジュウカラの巣立ち

ベランダに営巣しているシジュウカラの巣が賑やかです。
中を覘いてみると・・・・・
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4羽まで確認できました。
実は、昨日1羽が既に巣から飛び立っています。

残りの兄妹も、お互いの体の上に乗っかって時々外の様子を眺めています。
明日には飛び立っていくことでしょう。


5月21日追記
2羽目が巣から飛び立ちました。
その後も次々と。
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手を伸ばすと”ちょこん”と乗ってきました。
まだ怖いもの知らずですね。

これから飛行練習を重ねて一人前になっていくのでしょう。


■昨年の様子はこちら

シジュウカラ2010
シジュウカラ子育ての季節
シジュウカラの巣立ち

投稿者: kameno 日時: 19:26 | | コメント (1)

声明公演習儀

今度の日曜日、戸塚公会堂で行われる中国琵琶と声明コンサートに向けてリハーサルを行いました。

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リハーサルのことを、私たちは「習儀」といいます。
今回の演奏会でも、演奏会とはいえ、あくまでも儀式の一環であって、その儀式をきちんとしたものにするために綿密な打合せを行います。
そして、本番だけが儀式ではなく、本番を含めた普段の生活全般が儀式と考えます。

・・・という話は置いておいて、地元で行われる演奏会ですので、是非足をお運びください。
中国琵琶、声明だけでなく、他の団体によるさまざまなステージも行われますので、そちらもお楽しみに!

 

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平成23年度 戸塚文化協会春の文化祭メーンイベント
中国琵琶と声明(しょうみょう)の世界

1300年の時空(とき)を超え今甦るシルクロードの音色、未来と平和への思いを込めた名曲を、曹洞宗声明(しょうみょう)研究会とのコラボレーションで演奏します

日時 2011年5月22日(日) 開場 13:30 開演 14:00
会場 戸塚文化公会堂 TEL 090-8009-4180
チケット 500円 戸塚区役所5階売店にて発売中
主催 戸塚区文化協会

●出演者
演奏:邵容(シャオ・ロン:中国琵琶)、琵琶の合奏《三六》(中国古典楽器アカデミー)
声明:曹洞宗神奈川県第二宗務所第五教区有志僧侶

●プログラム
第一部 十面埋伏/春江花月夜/シェルブールの雨傘/トロイメライ/三六
第二部 「声明」~エンディング

投稿者: kameno 日時: 06:04 | | コメント (0)

三浦海岸プチウォーキング

民生児童委員宿泊研修が三浦海岸で行われました。
研修終了後、皆で三浦海岸から金田漁港までプチウォーキング。

街中のキャベツ畑では収穫の真っ最中でした。

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散歩コースにはさまざまな石像が祀られています。

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海岸に出て砂浜を歩いていきます。
所々に岩場があり、テングサ、岩海苔、ヒジキなど豊かな海であることを実感します。

 

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ぶらりポイントその1
白山神社の境内にある「切妻造妻入型横穴古墳」
覘いてみると、その保存状態の良さと造詣に驚かされます。

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天井と奥壁に、棟木や垂木がきちんと造られています。
よほどの権力者の墓所なのでしょうか。

三浦市の重要文化財に指定されています。

 

ぶらりポイントその2

三浦七福神めぐり第一「金光恵比寿」の円福寺。
最近落慶された山門と、参道のイチョウが見事です。
金光恵比寿は、漁師を護り、豊漁、五穀豊穣を司ります。

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表の角塔婆は恵比寿さんに結ばれています。

山門前のマキの木は落雷があったのでしょうか。
幹に大きな空洞が出来ていて、中が焼け焦げています。
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それでも青々と枝葉を広げています。
強靭な生命力ですね。

参道には七福神の石像も並んでいます。

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ぶらりポイントその3
三浦義村の墓所。
三浦義村は鎌倉時代初期の武将で、御家人でもあります。
最も隆盛を極めた代とされているだけあって、墓所も立派です。

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ぶらりポイントその4

福寿寺。
臨済宗建長寺派の寺院です。
福寿寺の本堂には三浦義村の鞍と鐙が保存されています。

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境内は小高い丘の上にあり、三浦海岸が一望できます。
プチウォーキングの出発地点は遥か彼方に見えます。

金田漁港。
日曜日には朝市が開かれます。

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ここからさらに南に進むと、毘沙門天から城ヶ島にかけての磯伝いのコースとなります。
全部歩くと丸一日かかりますので、今回はここで引き返しました。

 



三浦半島先端部には七福神「三浦七福神」があります。
全部歩くと25kmほど。一日かけてゆっくりと巡ってみるのもよいでしょう。


 
■金光恵比寿
円福寺 (三浦市南下浦町金田258) 

■白浜毘沙門天
慈雲寺 (三浦市南下浦町毘沙門669) 

■筌籠弁財天
海南神社 (三浦市三崎4-12-11)

■桃林布袋尊
見桃寺 (三浦市白石町19-2)
 
■長安寿老人
白髭神社 (三浦市三崎町小網代1516)

■鶴園福禄寿
妙音寺 (三浦市初声町下宮田119)

■寿福大黒天
延寿寺 (三浦市初声町下宮田3403)

投稿者: kameno 日時: 20:59 | | コメント (0) | トラックバック (1)

ハム釜

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シジュウカラの巣の鳴き声が、力強く大きくなってきました。
今年の兄妹は6羽。
まもなく巣立ちの日を迎えるようです。

投稿者: kameno 日時: 13:55 | | コメント (0)

東日本大震災追悼・復興祈願法要

東日本大震災発生から2か月を迎えました。

いまだ震災の全容は見えず、改めて被害の大きさを感じます。
犠牲となられた方は12都道県 1万4998人、行方不明者は6県 9761人。

避難所で生活されていらっしゃる方は、実に18都道県約2400の避難所に約11万5千人にも及びます。

 

神奈川県祖門会、神奈川県第二宗務所寺族会、神奈川県第二宗務所合同で追悼・復興祈願法要が営まれました。


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改めて、被害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し深く哀悼の意を表します。
そして一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 12:21 | | コメント (0)

シジュウカラの子育て2011

今年もベランダの鉄パイプの中にシジュウカラが巣を作っています。

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昨日、雛が卵から出てきたようで、賑やかに鳴きだしました。
親鳥は2,3分おきに餌を届けています。

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巣の中に餌を届けては、巣を掃除して糞を運び出していきます。

 

この場所に営巣することは、何年(何世代)も続く「伝統」となっています。
人に近いところで子育てをすることで、外敵から子どもを守るということなのでしょう。

 


■昨年の様子はこちら

シジュウカラ2010
シジュウカラ子育ての季節
シジュウカラの巣立ち

投稿者: kameno 日時: 08:44 | | コメント (0) | トラックバック (1)

フランス積みの構造物

赤レンガの建物は、日本の近代化の象徴として各地で採用されています。
このレンガの積み方には、イギリス積み、フランス積み、アメリカ積み、ドイツ積み(小口積み)、長手積みなどがあります。

煉瓦の積み方-イギリス積み 煉瓦の積み方-フランス積み 煉瓦の積み方-小口積み
(左)イギリス積み (中)フランス積み (右)ドイツ積み(小口積み)
(図はウィキペディアより引用)

 

日本では、明治初期にはフランス積みがよく採用されていました。
フランス積みは、フランドル積みと称するのが正しく、生み出される模様が優雅に見えるのが特徴です。
日本では、このフランス積み(フランドル積み=フランドルはフランス北部からオランダにかけての地方)の建築物としては、富岡製糸所などが有名ですが、イギリス積みのほうが合理的で構造上強いために、明治20年以降の建築物はほとんどイギリス積みとなっています。
横浜赤レンガ倉庫(明治44年-大正3年建築)は、イギリス積みの派生系であるオランダ積み(角の部分の積み方だけイギリス積みと異なる)です。
地震大国日本では歴史的な建築物できちんと保存されているものは少なく、その中でも古いフランス積みの建築物は特に貴重なものです。

その貴重なフランス積みの構造物が神奈川県でも見ることが出来ます。
(築造年代 明治14-17年)
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なんと優雅な模様なのでしょう。

長い間立ち入りが制限されていたこの場所には、未知の領域がたくさんありそうです。 
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この赤レンガ造りのトンネルは、通ることが出来るレンガ造りのトンネルとしては、おそらく日本で最も古いものと言えるでしょう。

今日のブログでご紹介した場所が何処かといいますと、こちら↓です。
東京湾にもこんな島があるのです。

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©sarusima.com

投稿者: kameno 日時: 10:29 | | コメント (4)

教区主催釈尊降誕会2011

神奈川県第二宗務所第五教区(曹洞宗近隣寺院21か寺)合同による「花まつり=釈尊降誕会」「坐禅会・法話会」が開催されました。
釈尊降誕の日は日本では4月8日とされておりますが、4月はそれぞれの寺院で降誕会が厳修されているので、教区降誕会は花の満ち溢れ新緑美しい月遅れに行っています。
本年は教区寺院それぞれの檀信徒・坐禅会・梅花講などの参加により、会場となった瀬谷区・徳善寺様の本堂で行いました。

 

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日時 平成23年5月1日(日) 午後2時30分より
会場 徳善寺(横浜市瀬谷区)
主催 第五教区布教部・協力第五教区寺院
内容 降誕会法要・東日本大震災被災者物故者法要・法話

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一昨年より始まった教区三仏会は、会場を教区寺院で順番に移して開催していきます。
来年も開催前にご案内いたしますので、是非ご参加をお勧めいたします。


■関連ブログ記事

教区花まつり釈尊降誕会
教区主催釈尊降誕会のごあんない
お釈迦様の誕生日と甘茶
国定佛誕灌仏会@台湾

投稿者: kameno 日時: 07:19 | | コメント (0)

新緑の海を泳ぐこいのぼり

新緑が美しい季節となりました。
ゴールデンウイークもスタート。
境内のこいのぼりが気持ち良さそうに泳いでいます。

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投稿者: kameno 日時: 09:37 | | コメント (0)

東日本大震災犠牲者埋葬場

2日目の朝、大震災で被害の大きかった沿岸部の埋葬場をお詣りしました。
この地区では、修行仲間のお兄様も御遷化されています。

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私たちが訪れた時には、埋葬場にお参りしているご家族もいらっしゃいましたが、他の宗教者はいらっしゃいませんでした。
プレハブの焼香場で慰霊法要を営ませていただき、その後、埋葬されている場所を一箇所づつ読経しながらお線香を供養させていただきました。
埋葬区画には身元不明で番号のみという方もたくさん埋葬されていました。
その場にいらっしゃった市の職員の方に伺ったところ、ここは火葬場建設用地として整地していた場所で、今回の大震災発生後に埋葬場所として変更となったそうです。

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新しい区画には、新しく掘られた溝に整然と板が並べられています。
未だ行方不明者が1万人を越えるという現実が、ここにあります。

 



201100411-35がれきの校舎 祈り

津波で.児童の7割が死亡か行方不明となった宮城県の石巻市立大川小学校の校庭で13日、犠牲になった児童と教員を供養する集まりがあった。
地元の住職ら僧侶8人がお経をあげるなか、保護者ら約200人が焼香をして冥福を祈った。
遺族から供養を頼まれた住職が、仲間の僧侶に声をかけて催した。
供養を知った多くの保護者も集まった。柏葉照幸校長や市教育委員会の職員も参加した。
卒業間近の孫娘を亡くした女性は「心の区切りはなかなかつかない」と言って涙をふいていた。
児童108人のうち遺体で見つかったのは64人。10人は今も行方不明で、校舎の周辺などでは、この日も捜索が続いた。
(朝日新聞 2011/4/14朝刊社会面)

投稿者: kameno 日時: 10:47 | | コメント (0)

絆ー僧侶のネットワーク

2日後の夜に出発します・・・・今回の被災地入りの呼びかけを曹洞宗神奈川県第二宗務所として管内僧侶に呼びかけたところ、14名の若手僧侶の参加と各方面からの生活物資が寄せられました。
被災地の状況は一日一刻変わっていきます。
その求めにしたがい臨機応変に対応できるということも重要なことです。

人的な支援として何が出来るのか、何を必要とされているのか、何度と無く現地とやり取りしながら、行動計画と予定表、宿泊場所の確保、ボランティア保険の準備など、短い時間の内に何とか最低限の体制を整えることができました。

出発は10日夜。
宗務所に集合し、ワゴン車に乗り合い出発。
夜の出発にも関らず、宗務所長、物資を届けてくださった方、多くの見送りを受けて出発しました。

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やはり高速道路は部分的に路面の亀裂やうねりがあり、余震の影響で途中から50キロ制限がかけられていました。
11日早朝、仙台南インター到着。

ここで、同じく10日夜に出発している東京宗務所の皆様(9名)と合流。
東京宗務所の皆様は南三陸の別方面に向かいますので、今後の連携と情報交換をさせていただきました。

朝には仙台市内の御寺院様を拝登させていただき、仮眠を取らせていただきました。
夜通し車の中ということも、この仮眠と朝の暖かいお味噌汁で一気に疲れが取れました。
心より感謝いたします。

午前9時より宮城県の僧侶の皆様と合流し、海岸近くの御寺院様へ。
仙台市内の様子は、仙台東部道路より西側から東側(海側)に入った途端大きく変化します。(被災地域は検問があり災害支援車両以外は通行止めです)
地盤より高い位置に盛土で作られている仙台東部道路が「防波堤」の役割を果たし、内陸部の被害がかなり低減されていることがよく判ります。
津波の際は、この盛土の上に逃げて助かった方も少なくなかったそうです。

逆に、海側の地域は、ようやく主だった道路の瓦礫が撤去されているという状況で、手付かずのまま残されている所も多くみられます。
とにかく最低限お寺にお檀家さんがお参りできるように、ということで、地元の僧侶の皆様は震災発生直後から活動されています。
その活動への合流です。

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最初にミーティングを行い、班分けを行い、それぞれの場所で作業を進めていきます。

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一日目の御寺院様は、↑写真のように高さ約2メートルのあたりまで水の跡が残されています。
建物の中のものは運び出し、境内では土砂、重油などさまざまな残留物を取り除いていきます。

 

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このように、残留物の下には重油の層が境内のいたるところに約10センチほど堆積しています。
これを取り除いていかなければなりません。

 


4月11日午後2時46分
大震災発生から一ヶ月を迎え、皆、1度作業の手を止め、本堂にて慰霊法要を営みました。
東序側には宮城県僧侶、西序側が神奈川県僧侶。
導師はこの御寺院住職様。
全員長靴・作業着での法要です。
本堂外側にはいつの間にか檀家さんが参列されていました。

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作業も一段落。
食事や休憩も皆で取ります。
この時間の情報交換・意見交換がとても大きな意味を持ちます。
それぞれの御寺院様がそれぞれのネットワークを持っています。
寺院・僧侶の持つネットワークは、行政の手の行き届かない部分を埋める重要な役割を果たします。 

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一日の作業を終えて。
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境内の桜は蕾が大きく膨らんみ、今にも咲き出しそうです。

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<一日目の速報です。なお、被災地の直接的な写真の公開は控えさせていただきます>

投稿者: kameno 日時: 19:59 | | コメント (0)

裏庭の散歩道

茶室から裏山に抜ける散歩道。
桃の花も満開になりました。

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穏やかな一日です。

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震災で犠牲となられた方は7日深夜に発生した余震を含め、本日現在で12都道県の12,985人。行方不明者は6県で14,809人にのぼりました。
避難生活を送られている方は15万人を超えます。

犠牲となられた方々には心より哀悼の意を、未だ発見されない方には一日も早い発見を祈念いたします。
一日も早く復興がなされますように。

東日本大震災から明日で一ヶ月目を迎えます。
投稿者: kameno 日時: 16:32 | | コメント (0)

花まつり・護持会総会報告2011

花まつり 護持会総会 が開催されました。

花まつりとは、お釈迦様の誕生日です。

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お釈迦様の像に甘茶を掛けて誕生を祝います。
境内のソメイヨシノは二部咲き。
華やかな境内で行われる恒例の行事です。

本年はニュージーランド大地震、そして東日本大震災などの災害により多くの方の命が失われました。
犠牲となられた方々を思い、慰霊法要も併修いたしました。
(石巻市にお住まいで、津波に被災され、現地の避難所から横浜にいらっしゃったご家族も参列いただきました)

引続き 護持会総会が開催され、
・護持会計報告/監査報告/予算案審議
・墓地清掃美化費会計報告/予算案審議
・本年度檀信徒研修旅行の件
・そのほか、無事各号議案が承認されました。
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本年は「Team・Flag」リーダーマジシャン柳原天宏さんをお迎えし、本堂でマジックショーを披露いただきました。
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場所を客殿に移して懇親会。
今年は家族連れも多く、昨年以上にお越しいただきました。
懇親会の場では、柳原天宏さんと仲間の皆様によるテーブルマジックを間近で!

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この日護持会総会で承認された義援金が、日本赤十字ならびに曹洞宗義援金として東日本大震災被災地へ届けられることこなりました。
一日も早い復興を切に願います。

なごやかな一日は瞬く間にすぎていきました。

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■昨年の様子はこちら
http://teishoin.net/blog/003818.html

投稿者: kameno 日時: 21:53 | | コメント (0)

タラの芽と天麩羅油

裏山からタラの芽がたくさん収穫できました。
今がまさに旬です。
早速採りたてを天麩羅にして夕食としてただきました。
新鮮なタラの芽は癖が無くて本当に美味しい。
大自然の恵みに感謝です。

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天麩羅といえば、貞昌院に常時設置されている「廃油回収BOX」では、春彼岸の期間、特に多くの油を回収することが出来ました。
お持ちいただきました皆様、本当に有難うございました。

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使用済み天麩羅油は、精製されてバイオディーゼル燃料(軽油)として生まれ変わります。
東日本大震災直後ということもあり、油不足の中においては震災復興支援の一つとなります。
これからも継続的に油の回収を行なっていきますので、不要・使用済み油がありましたら貞昌院までお届けくださいますようお願い致します。

※今度の日曜日(4月3日)は 花まつり です。
その際にも是非油をお持ちください。


■関連ブログ記事
廃油回収と植林支援シール
貞昌院に「油回収BOX」を常設します
バイオディーゼルの普及をめざし

投稿者: kameno 日時: 21:08 | | コメント (0)

災害救援托鉢@横浜駅周辺

まずは できることから 実践していこう

教区有志僧侶による托鉢を本覚寺様・神奈川県第二宗務所様を拠点として行いました。

出発前に般若心経を読経。

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昼過ぎに出発し、横浜駅周辺を巡ります。
幅広い年齢層の方々より、心のこもった浄財を寄託いただきました。
何回読経したことでしょうか。
この日の托鉢は午後5時過ぎまで行いました。

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宗務所に帰着すると、所長をはじめ所員のみなさまが残っていてくださいました。
ありがたいことです。

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最後に感謝の般若心経。

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お寄せいただいた義援金は全額日本赤十字などに寄託いたします。
道のりは長くなるかもしれませんが、ただただ一日も早い復興を心より願うばかりです。



同安居会会計口座に修行仲間からも、たくさんの義援金とメッセージが届きました。
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こちらは、被災された同安居に直接お送りいたします。


被災地各自治体からの要望で、4月1日から4日にかけて東京・瑞江火葬場で犠牲になられたご遺体約500体を受け入れることになりました。
東京都仏教連合会有志僧侶により読経・献香が行われるとのことです。

投稿者: kameno 日時: 04:06 | | コメント (2)

さわやかハープコンサート

さわやかコンサートが貞昌院本堂で開催されました。

日時 平成23年3月28日午後2時
場所 貞昌院本堂
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社会福祉協議会・さわやか港南主催により、定期的に開催されている落語や演奏会など、地域の方と一緒に楽しむ催しです。
今回の開催は、東日本大震災の影響もあり、中止しようかという声もありましたが、逆にこのような時期だからこそ、心が安らぐ音楽をゆったりと楽しむ機会が必要だということで開催されました。

50人を超える参加をいただき、演奏会の始めには、東日本大震災で犠牲となられた方々に全員で黙祷。


演奏会は、ハーピスト北政芙美子さんによる南米の伝統的な楽器、パラグアイアンアルパの演奏をいただき、南米の軽快なリズム、そしてクラッシック音楽、ジブリメドレー、日本曲のメドレー、映画音楽メドレーなどなど、休憩を挟んだ二部構成でたっぷりと楽しめました。

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演奏後には、パラグアイアンアルパの楽器に触れたり

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全てが手縫い刺繍であるパラグアイの伝統衣装を間近で見ることが出来たり

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こころ和むひと時でした。

投稿者: kameno 日時: 08:40 | | コメント (0)

夜間の計画停電・キャンドルナイト

大震災発生から一週間。
被災地では懸命の捜索活動、福島第一原発では放水作業が続けられています。

計画停電も続いています。
貞昌院のある港南区上永谷では、今晩は午後7時から10時まで停電となりました。

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(左)計画停電中 (右)普段の様子

 

 

お寺の前は片側3車線の幹線道路、環状二号線が通っています。
ただでさえ事故の多い道路です。当然、地元以外の方も通行するわけで、夜間突然信号が消えるという状況は大変危険です。
運転される方は特に注意して欲しいものです。
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車のライトだけが明るい光跡を描いています。
しかし、両側にあるはずのマンションや家々は真っ暗です。
このような「非日常」の光景も、次第にあたりまえの、「日常」の光景になっていくのでしょう。
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幹線道路で交通整理をする警察の皆さんも命懸けだと思います。
本当にお疲れ様です。

外から見ると一見真っ暗な街並みでも、一軒一軒、それぞれの部屋に灯火が灯っているのがわかりました。

明かりが消えることで、首都圏でも星がよく見えること、月やキャンドルの光の明るさを再認識しています。
多少不便だけど、何とかなるかな。
しばらくはキャンドルナイトが続きそうです。
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投稿者: kameno 日時: 02:12 | | コメント (0)

今日から春彼岸

本日から春彼岸になります。

貞昌院墓地では、この度の石灯籠が数基倒れたものの、大きな被害はありませんでした。
定期墓地清掃も終わっておりますので、気持ちよくお墓参りしていただけると思います。

 

現地に赴くことは難しくても、遠くから出来る支援は幾らでもあります。
被災地のためにできることを、僧侶たちもそれぞれ考えて実行しています。

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被災地の皆様は本当に大変なことと思います。
少しでも必要なものが届きますように。

投稿者: kameno 日時: 08:31 | | コメント (0)

計画停電にそなえ

計画停電実施から3日目。

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環状2号線(上永谷付近)でも信号が再び止まっています。

 

東北電力では、本日(15日)の計画停電は実施しない見込みとのことです。
東京電力管内でできるだけ計画停電分を負担してでも、被災地を広く管轄する東北電力ではなるべく電気は生かして欲しいと考えています。

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貞昌院に設置されている太陽光発電設備は、このような時でも順調に発電されています。
晴天の昼間であれば5Kw程度の発電量があります。
この季節は、昼間の午前9時から午後4時ごろまでは「発電量」>「自家消費量」となりますから、その分、発電した電力が他の必要な場所に届けられることとなります。
また、停電時は連携系統から独立系統に自動的に切り替わりますので、電気製品は使用することが出来ます。
ありがたいことです。

⇒関連ブログ記事 全国の寺院に太陽光発電があると

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停電時に不便なのは電話だと思います。
今流行の「ひかり電話」や、少し大きな寺院で導入されている「ビジネスフォン」などは停電時には使用できないことも多いはずです。
計画停電時には電話が繋がらない可能性があることを知っておいたほうがいいですね。

貞昌院は、電話回線は「メタル回線」を使用しておりますので、停電時であっても、電話は使用可能です。
また、神奈川県第二宗務所も計画停電区域外ですので、同じく電話が使用可能です

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「いざ」と言うときのために七輪をテストしてみました。
夜間、ロウソクを使う場合など、「火」を扱う場合には、火の取扱いに充分注意しなければなりません。
火から常に目をはなさないこと、使用したロウソクや炭を消すことが確実になされるための「訓練」です。

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投稿者: kameno 日時: 10:55 | | コメント (0)

がんばれ、日本。がんばれ、東北。

いまこそ日本が一丸となって、一人ひとりが出来ることを。

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(英国・インディペンデント紙一面より)


以下はSOTO禅インターナショナルで出しているコメントです。

The recent Magnitude 9.0 earthquake that occurred off the coast of Miyagi Prefecture was of a scale that none of us have ever experienced, and was followed in quick succession by powerful aftershocks that extended across many regions of Japan.
Further, the large tsunami that descended upon the Pacific coastline of the Tohoku region in the wake of the earthquake caused severe damage and much loss of life.
We wish to offer our sympathies to all of those who have been affected by this disaster, and express our sincerest condolences for the victims who lost their lives.
Many people remain stranded without relief, and it is our hope that as many as possible will be rescued without delay.
The staff and members of Soto Zen International declare that we are willing to provide our tireless support to the people in those areas to the greatest extent possible, for as long as we are needed.
Soto Zen International

このたびの東北地方太平洋沖地震においては、宮城県沖で発生したM9.0というこれまでに経験したことの無い規模の地震をはじめ、大きな地震が各地で立て続けに発生しました。
また、地震に伴い、太平洋沿岸を中心に大津波が押し寄せ甚大な被害となっています。
まずは、被災された皆様にお見舞い申し上げ、犠牲となられた方々に謹んで弔意を表します。
未だ救助されずに取り残されている多くの方が、一人でも多く、一刻も早く救出されることを願います。
スタッフ、会員ともども、まずは被災地の求めに沿った可能な限りの支援を惜しまないことを表明いたします。
SOTO禅インターナショナル


貞昌院では11日、プラムヴィレッジで行われているプラクティス「Sangha Gathering in Teishoin」が開催されました。
前半は曹洞宗式の本尊上供、大震災で犠牲となられた方々の慰霊、被災された皆様のお見舞いの心をこめて祈願法要を営み、そして後半はプラムヴィレッジ式で並修いたしました。

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ティク・ナット・ハン師からもメッセージが届いています。

 

*Dear friends in Japan,*

*As we contemplate the great number of people who have died in this tragedy,
we may feel very strongly that we ourselves, in some part or manner, also
have died.*

*The pain of one part of humankind is the pain of the whole of humankind.
And the human species and the planet Earth are one body. What happens to one
part of the body happens to the whole body.*

*An event such as this reminds us of the impermanent nature of our lives. It
helps us remember that what's most important is to love each other, to be
there for each other, and to treasure each moment we have that we are alive.
This is the best that we can do for those who have died: we can live in such
a way that they continue, beautifully, in us.*

*Here in France and at our practice centers all over the world, our brothers
and sisters will continue to chant for you, sending you the energy of peace,
healing and protection. Our prayers are with you.*

*Thich Nhat Hanh*


投稿者: kameno 日時: 09:17 | | コメント (0)

三陸沖・茨城・長野を震源とする地震が多発

3月11日午後より日本列島北部を中心に発生した大きな地震では、発生から一夜開け、ようやく被害状況が見え始めています。
その全貌はいつになったら明らかになるのでしょうか。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。



私は、10日、11日と東京都港区の東京グランドホテル(曹洞宗檀信徒会館)で開催された実務担当者会議に参加した後、会議日程が終わり、その後SOTO禅インターナショナルの役員会が始まったところで地震に遭いました。
取りあえず、第一波の揺れは机の下に潜り、揺れが収まった後、まだ閉まっていた非難口となっている3階バルコニーの扉を開けると、隣のビルでは建物から出て歩道上に避難されている様子が目に飛び込んできました。
ガラス張りのビルが林立する都心では、このような場合、外に出たほうが安全なのでしょうか?
向かいのビルでは窓清掃の作業中でありましたが、無事であったようで何よりでした。
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(地震発生直後の東京グランドホテル前)

長時間続く大きな揺れが断続的に発生し、次々と入る情報、特に東北地方で震度7という情報には耳を疑ったものです。
実務担当者会議やSZI役員会、その他庁舎内には震災の被害に見舞われた地域に関りのある方も多く、心配です。
その後も連続的に地震が発生しており、被害が広がらないことを祈ります。

職員は待機を命じられ、檀信徒会館に居た殆どの方は帰途に着く交通手段も無く、私も庁内に居りました。
夜半近くになり、ようやく地下鉄の一部と東急線が運転を再開したという情報を聞き、帰宅を目指すこととしました。

道路はいたるところで渋滞し、道路上の車はほとんど動かず交通マヒ状態ですので、安全に注意しながら歩道を歩いていきます。
この時点で夜中0時を経過しておりましたが東京タワーはまだ点灯しておりました。
ただ・・・・・第二展望台より上のライトが消えてしまっています。
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地震の大きさを示しています。
一部東京タワーの上部が曲がってしまっているという報道もありました。

白金高輪まで歩いてなんとか東急目黒線に乗ることが出来、電車の速度はゆっくりながら帰宅の途に着くことができました。
本数は少ないものの、終夜運転を続けてくださった東急電鉄関係者には心から感謝したします。

このような震災時、いかに安否確認をするか、安全に帰宅する方法を選択するか、普段から心がけておく必要があることを心から感じました。

末筆ながら各方面よりご心配の連絡をいただき有難うございました。
心より感謝申し上げます。

貞昌院の状況
■停電 地震発生直後~深夜0時頃まで
■倒壊石灯籠2基
■太陽光発電設備停止(点検後復旧)
■位牌棚、本棚の多少の崩れ等
その他は、現在のところ目立った被害なし。

横浜市港南区上永谷の状況
■5丁目担当区域を見回り。見回った限りでは地震発生直後~深夜まで停電があったものの特段の被害、異常なし。

 

おしらせ
神奈川県第二宗務所管内の御寺院様で大きな被害がある場合は、宗務所役職員にご連絡いただきますようお願いします。
なお、土曜、日曜、月曜は宗務所は休務日となります。
庶務主事(亀野)FAX 045-843-8864

投稿者: kameno 日時: 03:44 | | コメント (0)

お食事会2011@ケアプラザ

地元の民児協・・・民生児童委員が中心となって、地域の一人暮らしのお年寄りをお招きし、定期的に食事会を開催しています。
高齢化社会の進展に伴い増加する一人暮らしのお年寄りをお招きし、皆で楽しく食事を楽しむ会です。

数ヶ月前より、皆でメニューを考え、一品ごとに担当者が割り当てられ準備を進めていきます。

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旬の素材の味を生かし、健康に配慮した内容です。

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食事の後には県警くらし安全課の方々による「オレオレ詐欺」の寸劇。
最近多様化している詐欺の実態を具体的に見ることにより、防犯意識が高まっていきます。

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最後に健康体操など。

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あっという間に一日が過ぎていきました。

 


■関連ブログ記事
お食事会2010@ケアプラザ
お食事会@地域ケアプラザ

お茶会@ケアプラザ
お食事会2009@ケアプラザ
お食事会@ケアプラザ

投稿者: kameno 日時: 23:01 | | コメント (2)

蕗の薹

春一番が吹いてから一気に暖かくなりました。

蕗の薹が一斉に開いています。

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早速天麩羅にしていただいています。

その他、もちろん蕗味噌も。

ほろ苦い味わいが何ともいえません。

投稿者: kameno 日時: 22:25 | | コメント (0)

「港南の近世を語る」歴史講座

港南歴史協議会主催による歴史講座が港南図書館を会場に開催されました。

「港南の近世を語る」(『港南の先駆者と遺宝』刊行記念講座)

平成23年2月26日(土)午後2時より4時まで
会場 港南図書館会議室


開講前、下打ち合わせの1コマ
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今回の講座も定員枠一杯の参加をいただきました。
地域の歴史へ関心の高さが伺えます。

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『港南の先駆者と遺宝』刊行にあたって 伊藤武氏
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区内の古家のルーツを文献から辿り、遺宝についての解説が著者・伊藤武氏よりなされました。

引続き、古文書、高札の実物を実際に読み解きながら、そこから見える物語を自性院住職 山本邦法師と私とで解説させていただきました。

「久保村は昌平校の天領だった」 自性院住職 山本邦法師
「永野の高札と神奈川名勝史蹟四十五佳選」貞昌院副住職 亀野哲也
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講座の後半は、港南区内各地域を古くから知る方々をパネリストに、「港南の近世を語る座談会」が行われました。
司会 北見繁男氏、パネリスト:下永谷地区 森喜八氏、上永谷地区 平井忠八氏、野庭地区 橋下賢明師、日野地区 寺田伊佐武氏、上大岡地区 山本邦法師
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座談会の中で、講座を聴講されている土屋氏もパネラーとして加わり、熱のこもったディスカッションがなされました。
二時間があっという間の中身の濃い講座でした。

投稿者: kameno 日時: 23:25 | | コメント (2)

東風吹かば

気温がぐんぐん上昇し、春一番が吹きました。

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境内の梅林も満開となり、それと同時に河津桜もだいぶ開いてきました。
梅と桜が同時に楽しめます!

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東風吹かばにほひをこせよ梅花 主なしとて春を忘るな
(『拾遺和歌集』巻第十六 雑春)

まさに、この歌のごとく、風が吹く度に甘い香りが境内に漂っています。

菅原道真公は延喜3(903)年2月25日にお亡くなりになりました。
今日は命日です。


永谷天満宮では梅花祭が催行されました。

ちょうど、メキシコから訪問者が見えましたので、一緒に参列してきました。
梅花祭終わって、梅酒のお神酒をいただいた後記念撮影。

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貞昌院では坐禅を2チュウ行じました。
メキシコシティーの寺院で坐禅を体験したことがあるそうです。

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その後お茶のお点前など。

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投稿者: kameno 日時: 19:59 | | コメント (4)

彼方、蓮台野にて 点描

貞昌院での公演の合間にスチール写真撮影が行われました。
一つひとつのシーンを再現しながら記録していきます。

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ここから先の写真は劇中には無いカットです。
スチール撮影の中で出演者楽しみながら劇には無い仮想シーンを作り上げていきました。

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スチール撮影が終わって、直ぐに全体ミーティング。
公演の合間には各自の練習、全体打合せが繰り返し行われていきます。
普通に観劇する場合には「本番」しか見る機会がないのですが、その前後には膨大な練習が積み重ねられているのです。

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直前の公演を踏まえて、よりよいものとするために修正が加えられていくため、どれ一つとして同じ内容にはなりません。
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「仮面劇」とした理由は、演出の深い考えがあってのことです。
お面は全て紙粘土からの手作り。
劇の中で生きいきとした表情を生み出していました。

※寄せ書きをいただき有難うございます!

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■関連リンク
IDIOT SAVANT theater company #5 「彼方、蓮台野にて -U-BA-SUTE-」 at 貞昌院

すばらしかった!!!! 劇の始まりかた (凱風通信)

投稿者: kameno 日時: 13:03 | | コメント (0)

公演終了!

公演最終日20日夜の部が無事終了。
結局全ての公演を観劇させていただき感激も一入です。
その感激も覚めやらぬうちに撤収作業。
実に名残惜しいですが、出演者スタッフの皆さんが一丸となってテキパキと作業を進めていきます。
片づけが終わるまでが公演なのですね。

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午後9時にはすっかり元に戻りました。
以前よりも綺麗になった感さえあります。
この出会いに感謝いたします。

投稿者: kameno 日時: 09:25 | | コメント (0)

4日目終了・20日が最終日となります

貞昌院本堂での舞台公演は4日目が行われました。

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今日は昼の公演と夜の公演の合間に舞台スチール撮影もあり
その様子も体験することが出来ました。

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写真は舞台のネタバレとなりますので、今記載することはいたしません。
明日20日が最終日となります。
まだご覧になっていない方は、是非お越しください。

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演劇そのものはもとより、小山内薫さんの津軽三味線は是非生で聴いてみてください。
これだけ近い位置からという機会は滅多に無いです。

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4日目も無事終了。

夜の部には境内にキャンドルを灯しました。

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最終日20日は午後1時と午後5時開演の2回行われます。
これで最後です。

予約機能つきタイムテーブルはこちら

投稿者: kameno 日時: 22:55 | | コメント (2)

公演3日目

公演3日目。

今日から昼の部が加わり1日2回の公演です。
貞昌院は劇場のように完全防音ではないので、昼は雨音、夜は幹線道路の車の音というように外からの音が時折漏れ聞こえてきます。
それが津軽の雪吹雪の音のようなSEとなっています。

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たった1時間半ほどの公演ですが、そのために役者の皆さんは数ヶ月前から練習を重ね、スタッフの皆さんは舞台の準備を行ってきました。
公演の合間も練習に余念がありません。

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直前の公演を踏まえて、より良い内容にするために工夫も重ねられています。
演劇を愛するものの心が一つになって舞台をつくりあげていることが実感できます。

演劇は1度観るだけでは見えない面がたくさんあるのですね。

ゲネプロから5回連続で観たことになりますが、印象はそれぞれ異なります。
舞台の合間の様子を体験できることもとても勉強になります。
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照明に照らされて本堂の荘厳が美しい模様を描いています。

今日は満月。
昨日よりも丸い月が昨日よりも遅れて昇ってきました。

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3日目の公演も無事終了。
お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 21:40 | | コメント (0)

二重単-公演2日目

演劇舞台の状態となっていますが、坐禅会は予定通り行います。
観客席を単に見立てて二重単で坐禅を行じました。

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公演2日目はまもなく満月の真ん丸い月夜となりました。

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舞台は生き物だということがわかります。
ゲネプロから1日、2日とダイナミックに変化していきます。

今日も多くのお客さまにご来場いただきました。

投稿者: kameno 日時: 22:17 | | コメント (0)

ゲネプロ-涅槃の月

2月15日は涅槃会。
お釈迦様が入滅された日とされる2月15日は仏教徒にとっては大切な日です。
かつて旧暦が使われていた時代には満月の日でした。

お釈迦様入滅の様子を描いた涅槃図には満月が描かれています。
(涅槃図については『禅の友』(曹洞宗宗務庁出版物)2月号に拙文を書かせていただきました。
併せてお読みいただければと存じます)

太陽暦に移行してからは、必ずしも満月ではなく(むしろ満月でない方が多い)なってしまいました。
今日の月齢は12です。
まもなく満月を迎えるふっくらとした月です。

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貞昌院本堂では、ここ一週間は午前中は法要ができる状態をとり、昼から舞台仕様となっています。
明日から始まる舞台公演にむけて ゲネプロ(GP:通し稽古)が行われました。

準備・進行をずっと見させていただき、一つの舞台が出来上がっていく流れを客観的に眺めることができ、プロの仕事に感心すると共にとても勉強になりました。
舞台として使用する本堂の制約や、当初予期しなかった事項を一つひとつ工夫しながら克服していく柔軟さはさすがです。

ゲネプロの感想は、一言、素晴らしい舞台に仕上がっているということです。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、ラスト5分は津軽三味線の小山内薫(おさないかおる)さんの演奏も相俟って特に見ごたえがあります。

是非この機にお越しください。

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ゲネプロが行われた涅槃会夜の月は、一晩中力強く青白い光を満天に放った後、地平線に近づくにつれ次第に黄色くなり、最後は赤みを帯びて静かに民家の屋根に沈んでいきました。

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投稿者: kameno 日時: 23:33 | | コメント (0)

本堂舞台設営「彼方、蓮台野にて」

貞昌院特別公演 彼方、蓮台野にて-U-BA-SUTE- が、2月16日より行われます。

2011.2.16 (Wed.)- 20 (Sun.)
予約機能つきタイムテーブルはこちら

TPAMiY/国際舞台芸術ミーティングinYokohama・ショーケース 出品作品
IDIOT SAVANT theater company × 津軽三味線・小山内薫

今日から公演に向けて舞台設営とリハーサルが始りました。

本堂のもつ場の雰囲気を生かしながら、みるみるうちに劇場へと変貌していきます。
さすがに手馴れたものです。

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演劇のテーマにある「姥捨て」「蓮台野」「野辺送り」、このテーマで演劇をすることは、演出の恒十絲さんが中学生の頃から構想を重ねてきた ものだそうです。
上演するならば是非お寺で、とういう想いが形になりました。
ここ数年恐山の南直哉老師に話を伺ったり、日本各地の姥捨山を取材され、今回の劇を作り上げました。

貞昌院の本堂で行う演劇は初めての試みです。
滅多に無い貴重な機会です。貞昌院関係者と言って頂けると割引料金で観劇することができますので、この機会に皆様お誘い合せの上、是非ご来場くださいませ。

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日時指定・全席自由
前売・当日3300円 学生2700円(学生証提示)
*TPAMパスをお持ちの方は無料

予約機能つきタイムテーブルはこちら

 

会場 貞昌院 (map) (横浜市営地下鉄ブルーライン・上永谷駅から徒歩5分)

当日問合せ:080-6587-8803

作.演出 恒十絲
出演 朱尾尚生
  櫻井宇宙
  竹中香子
  石田迪子
  近藤康弘
  坂本カンタ
  藍沢誠(-saly.s-)
  下山マリナ(世田谷シルク)
  小山内薫
舞台美術 池原哲男(池原一級建築士事務所)
舞台監督 小林英雄
照明 赤田智宏(日高舞台照明)
音響 筧良太
衣装 虎井想市
振付 サミュエル.ボンヌ
演出助手 R.フレッド 桑原彩香
宣伝美術 越阪部ワタル(Lovedesign.co)
制作 高崎都
制作補 湯本綾子
小野寺愛(こまどりの会.代表)


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初日の練習が終わった後、外はすっかり雪景色となっていました。


■公式サイトはこちらです
http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/5th.html

投稿者: kameno 日時: 16:32 | | コメント (0)

雪の中の落語独演会

建国記念日の午後、貞昌院本堂で落語会が開催されました。

「三代目 蜃気楼龍玉 独演会」

日時 平成23年2月11日(金・祝) 午後2時より
場所 貞昌院 本堂にて
主催 さわやか港南

雪模様の中、数多くの方がお見えになりました。
「ドラゴンボールです」のおなじみの自己紹介から始まり、中入りをはさんで挟んで3つお噺をいただきました。

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落語で使われる高座は、元々僧侶が説法をする壇のことであったし、江戸初期に寺社の境内で行われていた催し物が「寄席」になったように、寺院と落語は切っても切れない関係にあります。
今日は10時、11時、12時からの3件の法事がありました。
運営スタッフのテキパキとした力添えにより法事が終わった後から片付け、高座設営、会場準備完了まで30分ほどで行うノウハウを確立できたことが大きな収穫です。
きっとお寺での落語会が増えることでしょう。

 

今日は朝から雪模様。
境内も一味違う新鮮な雰囲気に包まれています。

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五段の雪だるま や、雪ウサギも出現!

投稿者: kameno 日時: 16:46 | | コメント (0)

横浜の記憶を写真で残すためのシンポジウム報告

横浜写真アーカイブ協議会主催の「よみがえる昭和 港・まち・くらし~横浜の記憶を写真で残すためのシンポジウム」が開催されました。
私もパネラーとして参加いたしました。

会場となったのはヨコハマ創造都市センター。
かつての第一銀行横浜支店。いつ訪れても素敵な建物です。

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2009年、横浜開港150周年(Y150)の年にはじまった「みんなでつくる横濱写真アルバム-市民が記録した150年」プロジェクトは、市民、企業、行政などから約6,000枚にも及ぶ横浜の「記憶」を刻んだ数多くの写真を発掘し、デジタルアーカイブ化するという成果を残し、運営主体が「横浜写真アーカイブ協議会」に移されました。
今回のシンポジウムは、これまでの活動を踏まえ、新たな事業展開に向けて組織基盤を固める上で重要なステップとなるものです。

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主催者代表挨拶では、これまでの活動経緯を紹介され、写真はただ集めて保存するだけでなく、人々の暮らしの移り変わり、個人の記憶・・・・写真に刻まれた「物語」を掘り起こすという作業をして行くことが写真アーカイブの意義であるとされました。


写真家の五十嵐英壽さんと横浜市民メディア連絡会代表の和田昌樹さんによる対談。
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五十嵐さんは嘗て神奈川新聞社の写真部に所属されており、公私に渡り数多くの写真を撮影されてきました。
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特筆すべきは、一枚一枚の写真に関する取材メモの数々です。
花咲町にあった「くすぶり横丁」・・・食堂街は焼き鳥と呼ばれた鯨肉を焼く煙で充満していた。そういえば「くじら横丁」という別名もありましたね。
都橋、馬車道キャバレーオリンピック、チャーチル絵画展、横浜港に荷卸されるユニセフから送られた給食用脱脂粉乳。
「えっさっさ」と呼ばれる港の積み下ろし人夫。
野毛農兵節、国立日本水上学園、埋立てられる横浜港・・・・
一枚一枚の写真を撮影者本人からの詳細な説明は新たな発見も多く、有意義なものでした。


引続き、活動紹介で、水島久光さんは、「アーカイブの地域公開ストラテジー」という点について、北仲スクールの授業内で制作された作品をもとにアーカイブを地域につなぐ実例を紹介されました。
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最後のプログラム、パネルディスカッションが横浜市民メディア連絡会代表の和田昌樹さんを座長に行われました。
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「記録されないものは記憶されない」
写真は、かつて結婚式や七五三、お正月といったハレの日でしか使うことのできなかった貴重品でした。それゆえに大切に扱われてきた面があります。
カメラが手軽に手に入るようになって、写真は私たちの生活の中にごく当たり前のように取り込まれていき、デジタルカメラ、ケイタイ・・・・気軽に撮れる反面、写真が消耗品となってしまい、撮影した大量の写真が整理もされずに棄てられるようになってしまいがちです。
写真は元来「振り返りのツール」であると和田さんは指摘されます。
振り返り、過去を知ることによってこれからを考える、人づくり、街づくりに繋がっていくものです。
パネルディスカッションでは写真アーカイブの大切さを改めて確認し、横濱写真アルバムの今後の展開の方向性を固める意味をもつものでした。

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このシンポジウムの様子は横浜放送局によりストリーム配信され、Twitterにより「つぶやき」もリアルタイムに集約されました。

ハマッチSNS横浜ストリーム

Twitterに寄せられたコメントの一つに
「メタデータに関して、あまりにも学術文化的な「項目(フィールド)」で考え過ぎてはいないだろうか? 市民参加のアーカイブであれば、ひとつひとつに自分の想いを語り、記録すればいい。」というものがありました。

そうなんですよね、冒頭のプログラム、五十嵐さんの写真でも個人的に想いのある写真が何枚かありました。
例えば

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本牧・間門を写した写真。対談中では触れられていませんでしたが、そこにはかつてここにあった「間門飛行場」が映っていました。
後で自分のブログ記事を確認してみましたが、やはり、同じ場所であることは間違いありません。
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住民からの猛烈な反対がありながらようやく完成した臨港鉄道を走る一番列車。
この路線を最後のSLが走った日(開港120周年)に、私は同じ場所に見に行きました

横浜港を出港するナホトカ号の写真では、この時期ここからシベリア鉄道を目指し、世界一周を試みた若者がたくさんいたという話もあり、四十数年前に弟子丸泰仙師は同じ時期に船で渡ったのだな~と感慨深い思いをしました。
ナホトカ号の乗客リストもきちんと残されているので、きっと弟子丸師の名前もきざまれていることでしょう。

 

・・・パネルディスカッションの中の一つのテーマが、写真に付随する「メタデータ」についてでした。
五十嵐さんのように写真の裏に詳細な書き込み、メモを残される方もいらっしゃいますし、全くメタ情報の無い写真もある。
ただ、言える事は写真を共有することにより、その写真から受ける感情は人それぞれであり、写真の背景を詳細に知る人も居るはずです。
その写真に寄せられる情報を集約して纏めることにより、写真の価値はさらに増大していきます。
写真を如何に多く集めることが出来るか、メタデータを如何に集めることができるかが鍵となりましょう。

横濱、横浜、ヨコハマ、YOKOHAMA・・・横浜を愛する多くの方に支えられたシンポジウムは、多くの学びを得ることができた有意義なものでした。

準備、運営に携わった皆様に心より感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 14:28 | | コメント (4)

オテラdeラクゴ 蜃気楼龍玉独演会

今週金曜日、建国記念日に貞昌院本堂で落語会を開催いたします。
皆様のお越しをお待ちしております!

「三代目 蜃気楼龍玉 独演会」

日時 平成23年2月11日(金・祝) 午後2時より

場所 貞昌院 本堂にて

木戸銭 1000円

主催 さわやか港南 TEL 045-820-5883

 


rakugo蜃気楼龍玉 しんきろう りゅうぎょく

■所属 社団法人 落語協会

■芸暦
1997年2月 五街道雲助に入門
1997年4月 前座となる 前座名「五街道のぼり」
2000年6月 二ツ目に昇進「金原亭駒七」と改名
2005年2月 「金原亭駒七」改め「五街道弥助(ごかいどう やすけ)」に改名。「金原亭駒七」はあくまで「前座」が使う名前であり、「これから先、真打ちを目指す様になると「駒七」では弱すぎる気がします。」(雲助師談)という雲助師の考えによる。また亭号が「金原亭」では「五街道」一門と分かりにくかったのも理由の1つ。
2010年9月下席に真打ち昇進。 蜃気楼 龍玉(しんきろうりゅうぎょく)」に
2010年9月 下席に真打ち昇進。 蜃気楼 龍玉(しんきろうりゅうぎょく)」を襲名。

■出身
埼玉県秩父市

■得意とする噺
景清、星野屋、鰻屋、夏泥、臆病源兵衛、幾代餅

投稿者: kameno 日時: 16:16 | | コメント (2)

節分!豆撒き!!

2月3日、節分の行事が行われました。

貞昌院に隣接する永谷天満宮でも午後から恒例の豆撒きが行われました。

邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。

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本殿で神事が行われた後、いよいよ豆撒きの開始です。

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福は~内!

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今年も多くの方に参列いただきました。
地元小学校、幼稚園からの参加もあり。
こちらの掛け声は「福はうち」を2回。
笑顔と歓声が満ち溢れます。
子どもたちのこのような経験は大事だと思います。

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最後にはお菓子の詰め合わせが配られます。


引続き、近隣の寺院の節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。
境内はたくさんの参詣者で溢れています。

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撒かれた豆には虹が架かっています。
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一日の締めくくりは貞昌院本堂での豆撒き。
こちらは私が鬼役です。

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福を招く行事に参加させていただき、たくさんの笑顔に出会えることが節分の日の楽しみでもあります。

暦の上ではもう春を迎えます。
皆さまに福が届きますように

投稿者: kameno 日時: 09:32 | | コメント (0)

新年茶会とツクバネ

貞昌院新年茶会で用いたツクバネです。
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ツクバネ(衝羽根)は、ビャクダン科の落葉低木で、モミ、アセビなどに半寄生して育ちます。

子房の先端に細長い葉状の苞が4個あるために、このような羽根衝きの羽のような形となるのです。
熟すと風に吹かれてヘリコプターのようにくるくる回りながら飛んでいきます。

正月の羽根衝き遊びは、この実を手で衝いて遊んだのが起源とされています。
(逆に、羽根衝きの羽に似ているからツクバネと呼ばれるようになったという説もあり、どちらが先かについては諸説あり)

月次風俗図屏風(室町時代/16世紀)を見ると、羽根衝きの様子が優雅に描かれていますね。

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(文化遺産オンラインより)

 

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明日は旧暦の元旦です。
そして節分。
月齢 0.0の節分を迎えるということで、今年は旧正月と節分が融合した特別な年であります。

永谷天満宮では午後1時より節分の神事と豆撒きが行われます。

投稿者: kameno 日時: 08:58 | | コメント (0)

H22年度 達人と歩く町

平成22年度港南区区民企画運営講座
わが住む町を愉しむ会 『達人と歩く町」講座が開催されました。

この講座は、地域の歴史や自然などを学ぶことにより、住んでいる地域に親しみを持ち、係わりを持ちながらこれからの生活を愉しもうと企画された講座です。

 

今年度も5回シリーズで行われ、こんかいの貞昌院での講座が本年度の総仕上げとなりました。

公開講座 港南区の歴史を知ろう!part2

日時 平成23年1月29日午前9時半より
場所 貞昌院
講師 私がつとめさせていただきました。
主催:わが住む町を愉しむ会、共催:港南区役所

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毎年数回連続シリーズで行なっている講座の一齣を貞昌院が担当しています。
今年も多くの方の参加を戴き、活気溢れる講座となりました。

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今回は、前回ご紹介した貞昌院の文化財にテーマを絞り、掘り下げた内容としました。

質疑の中では、お寺の屋根の曲線の話題にまで及び、その曲線がカテナリー曲線となる理由を紐解いていきました。
以前書いた記事↓の内容を元に解説させていただきました。

お寺の屋根が美しいのには理由があります
お寺の屋根が曲線である理由・別の視点から

美しい曲線には明確な理由があるのです。

投稿者: kameno 日時: 23:45 | | コメント (0)

一足早いあたみ桜

公務で熱海に出かました。
その途中、市内を流れる糸川沿いの桜がピンク色の鮮やかな花を咲かせていました。
もう一分咲きくらいでしょうか。

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この桜は「あたみ桜」と呼ばれ、沖縄の寒緋桜と並んで日本で最も早く咲く桜です。
熱海の梅園では梅が見ごろ。
梅と同時に楽しめる桜ということですね。

「あたみ桜」はインド由来の桜だそうです。

熱海にはいろんな種類の桜がありますね。
そういえば、ネパールとの友好の桜、ヒマラヤ桜も熱海でした。

桜吹雪と友好の桜

投稿者: kameno 日時: 22:30 | | コメント (0)

ペットボトルロケット

子どもたちに人気のペットボトルロケットです。

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安全のため容量を小さくし、一段構造のシンプルなロケットです。

それでも飛ぶ姿は迫力満点。


必ず大人と一緒に実験しましょう。

投稿者: kameno 日時: 15:39 | | コメント (0)

松ヶ崎古墳現地調査

埋蔵文化財センターの皆様の協力を得て、港南歴史協議会による松ヶ崎古墳の調査が行われました。
松ヶ崎古墳は港南台9丁目に分布する古墳時代の遺跡です。

この古墳については『港南の歴史』の中に松ヶ崎古墳5穴として記載されている他、地元の歴史研究家には別の場所の横穴墓の存在が知られ、呼称が統一されていない問題があります。
それを統一すること、そして、かつて見られた古墳がどれだけ確認できるのかを目的としての実地調査です。

以前松ケ崎横穴古墳群の現状の記事で航空写真に記載した位置図は下記の通りです。

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この番号は仮番号です。
今後、今回の調査により統一された呼称が出来ますので、それまでこの記事では上記図の番号で表します。

『港南の歴史』松ヶ崎古墳項は、約40年前に馬場先生らにより調査された資料を元に記載されています。
その調査の際には、上記図の①~⑤の横穴墓が確認されています。
①が1号墓(単式)、②が2号墓(単式)、③が3号墓(複式)④が4号墓(複式)⑤が5号墓(複式)でした。

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調査ノートを元に現状を確認します。

①1号穴、②2号穴は簡単に見つかりました。
1号穴は半分埋まってしまっており、中に入っての調査は出来ませんでしたが、②2号穴は比較的良好に保存されており、中に入っての調査ができました。
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内寸も40年前の調査と合致しますから、これが2号墓であることは間違いないとのことです。
2号墓入口付近で骨が見つかりました。
人骨でしょうか。

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③3号墓、④4号墓は埋まってしまっているようで、見つかりませんでした。
ここには沢があったために水や泥が流れ込んでしまったのでしょう。

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しかし、探査棒を挿すとス~ッと入る場所があり、恐らくここを掘ると穴が出てくるであろう場所の見当はつきました。

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掘削することは出来ませんので、今回調査では位置の見当だけつけて位置を記録します。

④4号墓の位置から40年前の記録を基に⑤5号墓の位置を探すと・・・・

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ありました!

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入口はほぼ埋まってしまっており、30センチほどの開口部から覘くと、壁に刻まれた特徴的な模様が伺えます。
これが⑤5号墓であることが特定できます。
かつての記録が正確にされていたために発見できました。

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『港南の歴史』に記載されている5穴の他に、舌状台地西側の斜面にいくつか穴が見られます。
そのうち⑦の位置にある穴は殆ど埋まってしまっていますが、⑥の位置にある横穴は、古墳群全体の中で一番大きく保存状態も良好です。

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埋蔵文化財センターの方の指導により詳細な資料が作成されました。

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今回の調査を元に、記録を整理したうえで名称の統一、今後の保存についての具体案がまとめられる予定です。

※松ヶ崎古墳に限らず許可無く敷地内に入ったり、専門家の立会い無しで穴に入ることは絶対にお止めください。



■関連ブログ記事
緊縮財政に呑まれる埋蔵文化財
松ケ崎横穴古墳群の現状
ダイヤモンド富士を望む古墳群

投稿者: kameno 日時: 04:47 | | コメント (2)

安全安心まちづくり講座 永谷川編報告

第2回 安全安心まちづくり講座が開催されました。

今日の記事はこちらを併せてご参照ください


第2回 安全安心まちづくり講座
テーマ「永谷川に育まれた永野の街を歩く」
日時 平成23年1月23日(日)午後1時講義開始 2時出発
【コース】丸山台第一自治会館~永谷川上流~馬洗橋~丸山台遊水地~天満宮~貞昌院~上永谷緑地公園~神明社~般若寺~平戸永谷川遊水地(ゴール)

ナビゲーター 亀野哲也/山路清貴

主催「さわやか港南」 後援 横浜市 協力 永野連合町内会

今回は、永谷川を上流から下流に向かい川沿いに歩いていきます。
永谷川に育まれた歴史史跡をたずね、また、水害にどのように対応してきたのかを河川改修の歴史を実地見学しながら学びました。

出発前に山路先生のオリエンテーション、私から永谷川と地域の関わりの歴史と今回ルートのポイントをお話しさせていただました。

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今回歩いたコースはこちらです。
(クリックするとルート地図をみることができます)

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川を上流から下流に歩くコースのために、標高が徐々に低くなっていることが判ります。
途中3.5キロ付近の起伏は神明社参拝の部分です。
約5キロ弱のコースを2時間強かけてゆっくり歩きました。

主なポイントをいくつか。
出発地点の丸山台第一自治会館は昭和50年代、丸山台の開発により出来た住宅地に出来ました。
丸山台の名前の由来はかつて「丸山」がここにあったことを示しています。
丸山を削った部分、谷戸を埋めた部分が何処なのかを歩きながら実感しました。
鎌倉時代の「かまくら道」を通り、永谷川へ。
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左のコンクリート護岸の上にはは地下鉄車両基地があります。
永谷川の源流はここより数キロ先、上野庭にありますが、今日はここから永谷川を下って生きます。
護岸がコンクリートで固められているのが残念ですね。
北条政子が馬を洗ったという伝説がある馬洗橋を渡り、かつての永谷川の跡を歩きます。

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現在は環状2号線の真ん中にある永谷川は、かつてはここにありました。
ここはザリガニがよく釣れたポイントです。
永谷天満宮・貞昌院から柳橋にかけては、川が埋め立てられた所に湧水が導かれ、せせらぎ公園となりました。
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このあたりは川が直角に曲がる所が何箇所かあり、高度経済成長期、住宅開発が行われてまだ河川整備が追いついていない時期には毎年のように川が氾濫していました。
戦前はウナギが捕れたり、小学校にプールが無かった時代には、川がプールとして活用されていました。

コースの何箇所かに石仏が祀られています。
古くから地域の道案内となり、集落を護ってきた石仏たちです。
それぞれの由緒縁起を説明させていただきました。
お供え物や涎掛けが新調されていることから、地元の方により大切に護られていることがわかります。
護り護られの関係があるのです。

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柳橋から先は遊歩道がきちんと整備されています。
ここまで来るとかなり川幅も広くなり、水辺に降りることができる階段も設置されています。

様々な鳥たち、カワセミを見ることもできました(右写真中央)。

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水辺は地域の方により定期的に清掃が行われています。
カワセミはほぼ一年中見ることができます。

ゴール地点の平戸永谷川遊水地。
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このあたりから下流はまだ浸水被害があります。
5年前にできたこの遊水地には、川の水位が高くなると自然に水が流れ込んでいく仕組みになっています。
川の流量調節のために、この遊水地はとても大きな役割を果たしています。

 

 

柏尾川・境川の流域は、かつての鎌倉郡の区域とほぼ一致します。
川と地域は切っても切れない密接な関係があります。

豊かな文化や美しい光景を生み出す川も、時には自然災害の源となります。
安全安心のまちづくりのためには川の歴史を知ることも重要です。
きます。

今回歩いた歩数は約一万歩。
みなさまお疲れ様でした。

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特別参加のケンケン君もお疲れ様!
四足だし歩幅も短いから五万歩くらいかな。

 

 

今回歩いたコース
距離4.9km( 上り:600m / 下り:1.6km )
最大標高差40m
平均斜度全体:-0.7% 上り:3.3%下り:3.3%

第3回 安全安心まちづくり講座は、山路清貴先生ナビゲートによるワークショップとなります。

第3回 平成23年2月27日(日)午前
「まちを知ることにより防災力を高める」<ワークショップ>
会場 丸山台第一自治会館 ナビゲーター 山路清貴

第4回 平成23年3月13日(日)午前
「地震から実を守る術をまなぶ」<体験学習>
会場 丸山台第一自治会館 ナビゲーター 佐藤栄一

投稿者: kameno 日時: 03:46 | | コメント (0)

満月×東京スカイツリー

SOTO禅インターナショナル(私は事務局長を勤めさせていただいております)の会報が発行の運びとなりました。
先日発送作業を行い、運送会社に引渡しをしております。
会員の皆様には今週中に配達されると思います。

今日は、運送会社へ運賃の支払いと発送残部の引き取りにに行った帰り、このような光景を見ることが出来ました。

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東京湾から登る満月(正確には20日朝6時が満月ですから一歩手前の月ですね)、ゆっくりと行き交うタンカー、釣り人。
日頃の忙しさを忘れさせてくれる光景です。
しばらく時間を忘れて眺めていました。

そう、今晩は今年最初の満月です。
別の件で浅草に出かける用事がありましたので、折角ですのでスカイツリーとのコラボレーションも楽しんできました。
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まずは駒形橋から。
絵になる光景ですね。

折角なのでスカイツリーの頂点に満月が掛かるポイントを歩きながら追いかけてみました。

 

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アップにしてみると実に近未来的な光景です。

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月に露出を合せてみました。
今年の干支、うさぎが鮮明に。
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スカイツリーは現在559mとなっており、第二展望台からゲイン塔を伸ばす工程に入っています。
影になって見えるのが、その559mの部分です。

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月の運行に合せてゆっくりとした散歩。
完成間近のスイカイツリーと満月のコラボレーションを愉しむことが出来た一時間でした。

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こちらは今朝の坐禅会で床の間に飾った「満月蠟梅」です。
真ん丸い形が満月のようですね。
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■関連ブログ記事
東京スカイツリー174m
2つのビックプロジェクト

投稿者: kameno 日時: 00:36 | | コメント (0)

わが郷土永野の歴史スライドショ-

地元の小学校で「わが郷土永野の歴史スライドショ-」が開催されました。

地域の歴史研究会が主催する小学校での「土曜塾」が主催となり、港南歴史協議会の協力のもと、小学校OB・地域を知る方々により地域の歴史を学ぶ学習会です。
地域学習のスペシャリスト、3年生児童約150名が体育館に集まって行われました。

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かまくら道が通り歴史あるまちの中で、自分たちの小学校がどのような歴史を持っているのかを写真で、そして生の声で学ぶことができる絶好の機会となりました。
私は所用のため前半だけの参加でしたが、児童たちの生きいきとした表情が印象的でした。
子どもたちが大きくなった数十年後に、また次世代の子どもたちに地域の歴史を語り継いでいってもらいたいと思います。

 

※写真は港南歴史協議会よりいただきました。

投稿者: kameno 日時: 08:09 | | コメント (2)

どんど焼き2011

永谷天満宮にてどんど焼きが行われました。
どんど焼きは左義長とも呼ばれ、全国的に行なわれている行事です。
永谷天満宮では毎年1月14日に催行されます。

日本では、古来より年末から新年にかけて、「歳神様」をお迎えする習慣があります。
「歳神様」をお迎えする時に目印になるのが門松や注連飾りであり、「歳神様」へのお供え物が鏡餅です。

元旦は、「新年を迎える」という意味のほかに、「数え年」の誕生日を迎えるという意味合いもあります。
明治時代以前は元旦が「国民全ての人々の誕生日」でした。

現在は「年齢計算ニ関スル法律」により、生まれた時を0歳とし、 誕生日の前日の満了をもって1つ歳をとることになる「満年齢」の考え方が用いられていますが、旧暦を使っていた時代は「生まれた年を1歳」として、正月に「歳神様」をお迎えすることによってさらに1つ歳が加算されたのです。

以前書いたブログ記事を併せてご参照ください ⇒ 東洋的いのち観・西洋的いのち観

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今年のどんど焼き。
どんど焼きを始める前に神事が行われます。

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いよいよ点火。

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新年にお飾りした門松や注連飾り、書き初めで書いた書道などを持ち寄って焼きます。
書き初めを焼くことによって、それが高く揚がるほど習字が上達すると言われています。
今年は地元小学校の3年生も地域の歴史を学ぶということで参加しました。

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高く高く揚がりましたね~

また、繭玉(木に丸めた餅を刺したもの)を焼き、それを食べることによって一年の無病息災を祈願します。

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行事の後半には地元さんの野菜がたっぷり入った豚汁が振舞われました。

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投稿者: kameno 日時: 09:51 | | コメント (4)

如是庵初釜

貞昌院茶室・如是庵で初釜が行われました。

今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。

お濃茶→お薄茶→懐石料理と進み、新年をお祝いするお茶会です。

 

■初釜懐石
向付 柿なます
汁 胡麻豆腐・胡桃豆腐白味噌仕立

煮物 蟹しんじょ
焼物 寒鰤
八寸 煮鮑
強肴 白和
煮物 昆布巻・人参・里芋

香の物

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※今日の写真は盛り付け前のものも含まれます。

昨年の写真はこちらです

投稿者: kameno 日時: 12:15 | | コメント (0)

大本山總持寺新年拝登

今日の午前中は、大本山總持寺への新年の拝登を行いました。
曹洞宗神奈川県第二宗務所・嶽山会・東部総和会合同の拝登です。

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晴天に恵まれ、厳しい寒さながらも清々しい1日となりました。

 


今日、1月11日は、鏡開きの日でもあります。

鏡餅は、江戸時代以前は1月20日に行われていたそうです。
江戸幕府が武家具足開きの日を11日に定めてから、11日が鏡開きの日として広まりました。

年頭に年神様にお供えした鏡餅を木槌で割り、お雑煮やお汁粉にして新年の無病息災を祈願します。

投稿者: kameno 日時: 21:15 | | コメント (0)

さらに大きなシモバシラ

2日前に今年初めてのシモバシラの幹に霜柱ができました
ここ数日さらに冷え込みが増たことにより、昨日8日には過去最大のシモバシラが見られました。

20110108-0120110108-02

 

1月に入ってからの気温の推移を横浜地方気象台の観測記録から見てみましょう。
この冬最初に見られた5日には最低気温が約3度、8日は約2度です。
ここ上永谷はさらに数℃低い気温ですから、氷点下だったはずです。

yokohama201101

シモバシラは、あまり冷えすぎでも出来ません。
地下水をどんどん吸い上げ、吸い上げられた水が茎の裂け目から横に出ていき、氷点下の外気に触れることにより出来ます。
シモバシラの霜柱ができる条件をまとめました。

(1)地下や茎の中では0度以上の温度
(2)気温は氷点下
(3)晴天である
(4)無風

微妙なバランスが昨日整ったのでしょう。

※ちなみに今日(9日)はほとんど出来ていませんでした。

投稿者: kameno 日時: 09:27 | | コメント (0)

箱根駅伝復路応援記2011

早稲田大、18年ぶり総合優勝 箱根駅伝 今季3冠達成!

東洋は21秒差で惜しくも2位、駒澤は往路5位から追い上げ3位でゴール


第87回東京箱根間往復大学駅伝復路は3日午前8時芦ノ湖からスタート。
東京・大手町までの復路5区間109.9キロに20が参加して行われました。

芦ノ湖を27秒差でスタートした早稲田・高野選手は東洋大・市川選手に追いついた15キロ過ぎのカーブで、凍結した路面に足を滑らせて転倒。
一瞬ヒヤッとしましたが、直ぐに立ち上がり市川選手を抜き返しリードを広げて襷を繋ぎました。

この6区では、駒澤の千葉選手の走りが巣晴らしかったですね。
路面のコンディションが良くない中、区間記録を10年ぶりに塗り替える快走で5位から3位に引き上げました。続く7区の窪田選手も区間賞の走りで早稲田、東洋を追い上げます。

復路はまず9区を応援してまいりました。

■9区柏尾付近 通過順

1 早稲田大学 八木勇樹
2011hakone-09-01
2 東洋大学 田中貴章
2011hakone-09-02
3 駒澤大学 飯田明徳
2011hakone-09-03
4 東海大学 金子太郎
2011hakone-09-04
5 明治大学 細川勇介
2011hakone-09-05

6 中央大学 井口恵太
2011hakone-09-06
7 日本体育大学 谷野琢弥
2011hakone-09-07
8 拓殖大学 真家尚
2011hakone-09-08
9 帝京大学 安藤慎治
2011hakone-09-09
10  城西大学 石田亮
2011hakone-09-10
11  青山学院 小林剛寛
12  山梨学院 赤峰直樹
2011hakone-09-11
13  國學院大學 奥龍将
2011hakone-09-13
14  神奈川大学 菅原貴行
2011hakone-09-14
15  学連選抜 福島法明
2011hakone-09-15
16  東京農大 田村英晃
2011hakone-09-16
17  専修大学 安島慎吾
2011hakone-09-17
18 中央学院 大谷克
2011hakone-09-18
19 上武大学 原茂明
2011hakone-09-19
20 日本大学 坂下大直
2011hakone-09-20
   


1位通過の 早稲田・八木選手と2位 東洋・田中選手との差は約1分。
明らかに田中選手の勢いが勝っています。
これから権太坂の登り。その差をどれだけ詰められるのでしょうか。
果たして大手町のゴールに最初に到達するのは早稲田か、東洋か。

今年も9区に引き続いて10区も応援してきました。



■10区蒲田付近 通過順

1   早稲田大学 中島賢士
2011hakone-10-01-1 
2   東洋大学 山本憲二
2011hakone-10-02
3   駒澤大学 後藤田健介
2011hakone-10-03
4   東海大学 藤井勘太
2011hakone-10-04
5   明治大学 小林優太
2011hakone-10-05
6   中央大学 塩谷潤一
2011hakone-10-06
7   拓殖大学 住本裕樹
2011hakone-10-07
8   城西大学 甲岡昌吾
2011hakone-10-08
9   帝京大学 杉山功
2011hakone-10-09
10   青山学院 小林駿祐
2011hakone-10-10
11   國學院大學 寺田夏生
2011hakone-10-11
12   山梨学院 中原薫
12   日本体育大 谷永雄一
2011hakone-10-12
14   東京農大 木村翔太
2011hakone-10-14
15   神奈川大学 福田健太
2011hakone-10-15
16   学連選抜 清谷匠
2011hakone-10-16
17   中央学院 村田耕介
18   専修大学 塩原大
2011hakone-10-17
19   上武大学 地下翔太
2011hakone-10-19
20   日本大学 寺田裕成
2011hakone-10-20


この時点で早稲田・中島選手と東洋・山本選手の差は30秒ほどに詰められています。
距離にして150メートルほどしかありません。
山本選手からも中島選手の姿ははっきりと捉えられています。

さらに、10位のシード権争いのほとんどタイム差の無い中に5、6校が固まっています。
地点最終通過は日本大学。残念ながら鶴見中継所で襷をつなぐことができませんでした。
 


■東京・大手町ゴール

第87回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)総合成績

1 早稲田大 10:59:51(総合新)
2 東洋大学 11:00:12(総合新)
3 駒澤大学 11:03:53 
4 東海大学 11:08:12 
5 明治大学 11:08:24
6 中央大学 11:11:24
7 拓殖大学 11:11:28
8 日本体大 11:13:19
9 青山学院 11:13:20
10 國學院大 11:13:23
---------------シード権ここまで
11 城西大学 11:13:26
12 山梨学院 11:13:50
13 帝京大学 11:14:21
14 東京農大 11:15:43
15 神奈川大 11:16:37
16 中央学院 11:19:00
17 専修大学 11:21:05
*18 学連選抜 11:21:17
*19 上武大学 11:25:11
*20 日本大学 11:28:00 

*=繰上げ

 


最終的に、総合タイムが11時間を切り、2位東洋大学までが総合新記録でゴールするというスピードレースとなりました。
東洋大学は8、9、10区の連続区間賞を取る走りで早稲田を追い詰めますが、10区途中からわずか100メートル弱の差を詰められず、3年連続総合優勝はなりませんでした。
10区で終始先頭が見えていただけに悔しさも一入だったのではないかと思います。

シード権を狙う10位集団を形成している5校のうち、ゴール直前で國學院・寺田選手がコースを間違えるミスで大きくタイムロス。その後の猛スパートで城西・甲岡選手を抜き返し、シード権10位に滑り込みました。
城西大学は僅か3秒の差でシード権を失ってしまいました。


駒澤大学は1、2年生主体のチームで3位に入りました。
来年、再来年がとても楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 23:55 | | コメント (4)

箱根駅伝往路2区応援記2011

いよいよ新春恒例、第87回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)がスタートしました。
午前8時、東京・大手町をスタート。箱根・芦ノ湖までを往復する10区間217.9キロのコースを20校が争います。

⇒ルート詳細はこちら 箱根駅伝@ルートラボ


今年も貞昌院に程近い「花の2区」、今年も権太坂を下ったあたりで応援してまいりました。
2011hakone-02-00

出雲駅伝と全日本大学駅伝を制し3冠を目指す早稲田は、1区大迫から平賀へと2位日大に13秒差をつけて襷リレー。
目の前を平賀が安定した走りを見せ通過していきました。
さすがに出雲・全日本でアンカーを務めただけあります。

駒澤・撹上は通過順位こそ8位通過でしたが、2区では各大学ほとんどタイム差が無いので往路各選手が自分の力を発揮していけば良い順位に入ってくることでしょう。

この区間では東海大・村澤の走りが目立ちました。
なんと17人抜きの区間賞です。

■往路 2区平戸口 通過順

1    早稲田大 平賀翔太
2011hakone-02-01
2    日本大学 ベンジャミン
2011hakone-02-02
3    東海大学 村澤明伸
2011hakone-02-03
4    拓殖大学 マイナ
4    明治大学 鎧坂哲哉
2011hakone-02-04
6    東洋大学 設楽啓太
2011hakone-02-06
7    青山学院大学 出岐雄大
2011hakone-02-07

8    駒澤大学 撹上宏光
2011hakone-02-08
9 山梨学院大 高瀬無量
9 学連選抜 梶原有高
9 東京農業大 木下潤哉
9 帝京大学 中村亮太 
9 日本体育大 野口拓也
2011hakone-02-09
14   國學院大學 荻野皓平
2011hakone-02-14
15   専修大学 五十嵐祐太
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16   上武大学 長谷川裕介
2011hakone-02-16
17 中央大学 棟方雄己
17 中央学院 小林光二
2011hakone-02-17
19   城西大学 橋本隆光
2011hakone-02-19
20 神奈川大学 坪内武史
2011hakone-02-20
 

■13:30追記

東洋大学三年連続往路優勝!

箱根のゴールに最初に飛び込んできたのは東洋大・柏原竜二でした。
早稲田は1区から4区までトップを守りました。しかし箱根登り区間5区猪俣英希が東洋大学の「山の神」柏原に追い抜かれ、柏原がそのままゴール飛び込びました。
柏原は昨年の不調を見事に跳ね除け、東洋を三年連続往路優勝に導きました。
早稲田・猪俣は柏原に抜かれたものの、最後の下りの区間で懸命の走りをみせ、一位と27秒差で2位でゴール。
30秒以内の差は、復路総合優勝に充分望みを繋ぐことのできる差となっています。
駒澤大学は1位から3分25秒の差。
小さいタイム差の中に多チームがひしめいているため、明日の復路は混戦が予想されます。


■第87回 箱根駅伝 往路記録

順位 大学 トップ差 
1   東洋大学
2   早稲田大 00:27
3   東海大学 01:57
4   明治大学 02:21
5   駒澤大学 03:25
6   國學院大 05:09
7   城西大学 05:41
8   中央大学 06:01
9   拓殖大学 06:10
10   日本体大 06:27 
11   東京農大 06:37
12   帝京大学 06:38
13   山梨学院 07:00
14   専修大学 07:27
15   神奈川大 07:43
16   青山学院 08:02
17   日本大学 09:05
18   中央学院 09:29
-------復路繰上げスタート
19   学連選抜 11:33 
20   上武大学 11:44  


対向車線を年代物のバスが通過していきました。
新年早々訓練中なのでしょうか。
2011hakone-02-000

投稿者: kameno 日時: 10:47 | | コメント (6)

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

20110101-00

 

新年が皆様にとって佳き年になりますよう心よりご祈念申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

元旦恒例の修正会法要、賀詞交換会が行われました。
賑やかに新年行事がスタートとなりました。

20110101-0120110101-02

20110101-0420110101-03

賀詞交換会の献立の一部
(全て貞昌院謹製。今年はこのように一人前づつ詰めています)

20110101-05

■煮物(上野庭産の野菜)
■柿なます
■にしんの昆布巻
■伊達巻(大分産の卵)
■黒豆(丹波産黒豆)
■ホウレン草(上野庭産)の胡麻和え
このほか、
■赤飯
■汁
■漬物
など

20110101-0620110101-07

新春を彩る生け花の桜は、山形よりお届けいただいた啓翁桜
お正月に開花するように促成栽培された桜です。


今年も永谷天神囃子のみなさまが福を届けてくださいました。
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投稿者: kameno 日時: 16:31 | | コメント (0)

ゆく年くる年@貞昌院

除夜の鐘にたくさんのお参りをいただきました。
「願い」と「笑顔」を鐘の音に乗せて新年を迎えます。

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インターネット中継で貞昌院の鐘の音を世界に配信いたしました。
こちらにも多くのアクセスを有難うございました。

SnapshotJPEG
<ネットワーク中継の一こま>

新年を迎え、隣の永谷天満宮も多くの初詣参拝者で賑わいました。
順番待ちの長い列ができています。

20101231-15

新年が皆様にとって佳き年になりますよう心よりご祈念申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします

平成23年元旦

投稿者: kameno 日時: 01:53 | | コメント (0)

除夜の鐘インターネット中継

大晦日を迎えました。
貞昌院では、参拝の皆様に除夜の鐘を撞いていただいています。

除夜の鐘開始
12月31日午後10時40分ごろ より
撞き終わり
深夜0時 まで

例年多くの方に撞いていただいておりますが、終了時刻ぎりぎりにいらっしゃると、締切時刻となってしまい撞いていただく事が出来ない場合があります。

ご希望の方は時間に余裕をもってお出かけください。

今年は貞昌院の鐘の音を多くの方にお届けするためにインターネット中継をいたします。
普段、池中継カメラとして使用しているネットカメラを鐘楼堂の方向にセットいたしました。

下記画像をクリックして中継画面にお進みください。

20101231-02

なお、音声は冒頭に記載した除夜の鐘を撞いている時間のみ配信いたします。
それ以外の時間は音声無しの映像ですのでご了承ください。
投稿者: kameno 日時: 14:48 | | コメント (0)

平成23年新年の行事ご案内

平成23年新年の行事ご案内

1月1日の大般若法要・賀詞交換会は次の通り行われます。

午後1時より受付
午後1時30分より 大般若法要(貞昌院本堂にて)
午後2時より 賀詞交換会(貞昌院客殿にて)

 

賀詞交換会でお出しする料理の準備も順調に進んでいます。
黒豆は丹波産の黒豆を10時間煮込んだものです。
そのほか、地元農家の方より戴いた新鮮な野菜をふんだんに使ったものとなっております。

20101230-01

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

新年がよりよい年となりますように。

投稿者: kameno 日時: 13:48 | | コメント (0)

横濱キャンドルカフェ2010

横浜みなとみらい地区で行われている「横濱キャンドルカフェ2010」に行ってきました。

20101223-1220101223-11200731-10
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昨年の横浜開港150周年を契機に「素敵・はじまる」をテーマにしたキャンドルカフェです。

20101223-1320101223-01

展示の方法など参考になることも多く、ゆったりと楽しめました。
20101223-14

特に今年は連携都市である奈良、伊豆下田とのコラボレーションがあり、それぞれの主催者の方とお話しすることもできました。

20101223-0720101223-09
横濱キャンドルカフェ2010は25日までの開催となっています。
20101223-08
会場全景を某イラストレーター風に仕上げてみました。



■公式サイト
http://candle-cafe.jp/

投稿者: kameno 日時: 11:54 | | コメント (0)

安全安心まちづくり講座

安全安心まちづくり講座が開催されました。
本年度4回シリーズの一回目です。

■安全安心まちづくり講座2010

主催「さわやか港南」
後援 横浜市
協力 永野連合町内会

第1回 平成22年12月19日(日)9:30より
「私たちの暮らしの背景となる永野村の地形と文化を知る」<講座>

20101219-01 20101219-02
ナビゲーター
第一部 山路清貴氏(山路商事株式会社都市・建築設計室長)
第二部 亀野哲也(貞昌院副住職)

<講座内容>
地域防災を考える座標軸
災害(地震による発災)への基本認識×まちの成り立ち

★災害(地震による発災)への基本認識

  • 発災とは
  • 地震発生時の状況段階と対応(大きな枠組み)
  • 災害時要援護者とは

★永野地区のまちの基本的成り立ちを掴む

  • 横浜市の地形的成り立ちにおける永野地区
  • 横浜市編入前の町村区分
  • 港南区の地形と連合(地区社協)地区
  • 永野連合地区周辺の地形
  • 港南区のかつての村
  • 港南区の市街地形成パターン
  • 港南区の町丁目別人口増減率
  • 港南区の町丁目別高齢化率
  • 港南区の地域防災拠点と対象地区

当日配付した補助資料はこちらです(PDF・5M)

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安全安心まちづくり講座開催主旨
日ごろの活動の中で高齢者、一人暮らし、通院中の方、障害をお持ちの方など)に対する災害時の対応を研究しておくことは重要です。災害時に何が必要でどのような活動となるかを考える際には、まず活動者自身とその家族が災害の被害者にならないことが大切です。それにはどのような準備が必要なのかを日ごろから学んでおかなければなりません。こうした主旨から、連合町内会との連携により「安全安心まちづくり講座2010」を開催いたします。

 

第2回 平成23年1月23日(日)午後
「まちの成り立ちを感じる」<まち歩き>
会場 丸山台第一自治会館 ナビゲーター 亀野哲也

第3回 平成23年2月27日(日)午前
「まちを知ることにより防災力を高める」<ワークショップ>
会場 丸山台第一自治会館 ナビゲーター 山路清貴

第4回 平成23年3月13日(日)午前
「地震から実を守る術をまなぶ」<体験学習>
会場 丸山台第一自治会館 ナビゲーター 佐藤栄一

投稿者: kameno 日時: 15:55 | | コメント (0)

区民企画運営講座2010@貞昌院

kikakukouza2010.pdf

貞昌院で区民企画運営講座が開催されました。
テーマは「貞昌院に伝わる天神おみくじ」。ナビゲータは、私が担当させていただきました。

20101218-01

○ 日時 2010年12月18日(土) 10時-12時
○ 会場 天神山 貞昌院
○ テーマ 貞昌院に伝わる天神おみくじ
○ ナビゲータ 貞昌院副住職 亀野哲也

新年も近い時期ということもあり、初詣に欠かせないおみくじに焦点を絞ってお話させていただきました。
当日のレジュメはこちら(PDF 3M)

20101218-02
※写真はちの様より送っていただきました。
ありがとうございました。

前回開催の様子はこちら


ちょうどタイミングよく YOKOHAMA WALKER 最新号(23年1/6号:2010年12月17日発売)の特集が「初詣!開運おみくじ&カワイイお守り!ウサギグッズ!めでたい!2010-2011年末年始」となっています。

時代は変われど、新しい年が良い年であるよう願う心は変わりませんね。
なお、P22「除夜の鐘で厄払い」のコーナーに貞昌院が掲載されておりますのでご覧ください。

 

今号の特集
初詣! 開運おみくじ&カワイイお守り! ウサギグッズ!
めでたい! 2010-2011年末年始


2010年もあとわずか。のんびりしているとすぐに新しい年が来ちゃうから、年末年始の計画は早めに立てるのがオススメ。初詣やイベント情報をチェックして、ハッピー&賢く年末年始を過ごそう! 新年を楽しく迎えられれば、きっとよい1年になるはず。



なお、貞昌院では、明日(12月19日)にも別の講座を予定しております。
安全安心まちづくり講座2010の一環としての講座です。
飛び込み参加も可能ですので、ご案内いたします。

 

■安全安心まちづくり講座2010

主旨 日ごろの活動の中で高齢者、一人暮らし、通院中の方、障害をお持ちの方など)に対する災害時の対応を研究しておくことは重要です。災害時に何が必要でどのような活動となるかを考える際には、まず活動者自身とその家族が災害の被害者にならないことが大切です。それにはどのような準備が必要なのかを日ごろから学んでおかなければなりません。こうした主旨から、連合町内会との連携により「安全安心まちづくり講座2010」を開催いたします。

主催「さわやか港南」
後援 横浜市
協力 永野連合町内会

第1回 平成22年12月19日(日)9:30より
「私たちの暮らしの背景となる永野村の地形と文化を知る」<講座>
会場 貞昌院 ナビゲーター 山路清貴・亀野哲也

第2回 平成23年1月23日(日)午前
「まちの成り立ちを感じる」<まち歩き>
会場 丸山台第一自治会館 ナビゲーター 亀野哲也

第3回 平成23年2月27日(日)午前
「まちを知ることにより防災力を高める」<ワークショップ>
会場 丸山台第一自治会館 ナビゲーター 山路清貴

第4回 平成23年3月13日(日)午前
「地震から実を守る術をまなぶ」<体験学習>
会場 丸山台第一自治会館 ナビゲーター 佐藤栄一

投稿者: kameno 日時: 17:49 | | コメント (0)

いのちを見つめる集い

伝統仏教超宗派で運営されている仏教情報センターの活動の一つに 仏教ホスピスの会・いのちの集い があります。
運営担当日にあたっていますので出かけてきました。

会場は町屋の泊船軒です。
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『いのちを見つめる ~生きることのおそれ~』    
真宗大谷派 皆念寺住職 春近敏 師

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第一部は講演会

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第二部は、講師・僧侶・参加者が車座となり意見交換が行われました。

20101216-02


『 仏教ホスピスの会 』は広く仏教の精神を、『 聞・思・修(もん・し・しゅ)』し、出会いを喜び、ふれ合いを楽しみ、支え合いの手を差し伸べ合い、病む者、健やかな者の区別なく、共に”生・老・病・死”を語り見つめ直すことを目的にしています。

「 いのちを見つめる集い 」は、寺の本堂を会場に、毎月いろいろな分野の方を講師にお招きして1時間ほどお話をしていただいております。休憩(ティータイム)のあと約2時間、参加者・講師・僧侶による語り合いの場を提供しております。

 

次回は1月27日(木曜日)です。

第202回『いのちを見つめる集い』
日時 1月27日午後1:30~4:30 語り合い 午後2:30~4:30
場所 臨済宗 泊船軒(荒川区荒川7-17-2 町屋駅徒歩1分)
『いのちを見つめる 死別悲嘆をいやす智慧 ~断絶感と連続観の在り方~』    
講師 中野東禅 師
お申込お問い合わせは仏教情報センター事務局03-3813-6577へお願いします。

これまでの講演録はこちらです。
仏教情報センターいのちを見つめる集い講演録


■関連ブログ記事
仏教ホスピスの会いのちの集い
ひっきりなしの電話
仏教テレフォン相談から見えること

投稿者: kameno 日時: 18:25 | | コメント (0)

本山拝登

新しい宗務所のメンバーで大本山總持寺侍局・監院寮にご挨拶をさせていただきました。

20101217-02

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この日朝は摂氏3度ほどにしか気温があがらず、肌寒い一日でした。

今年も残すところ2週間ほど。
年の瀬の慌しい時節を迎えました。

 

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大船観音寺では、本山の大工さんが煤払い用の竹の葉を刈り取っていました。
このように使われます

投稿者: kameno 日時: 14:48 | | コメント (0)

引越し作業

平成22年12月9日臨時宗務所会が開催され、(神奈川県の東半分を担当する)宗務所の役職員および所在地が議決されました。

引越し作業を全員で。
小雨ぱらつく中での作業となりましたが、一日で大まかな作業が終了。
14日より平常執務が新しい事務所でスタートしました。

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私事ですが、宗務所に勤務することとなりました。
何卒よろしくお願い申し上げます。


神奈川県第二宗務所 所在地
〒221-0834
横浜市神奈川区台町3-1 本覚寺会館内
TEL 045-322-2417 FAX 322-2418

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投稿者: kameno 日時: 08:18 | | コメント (0)

今年の紅葉は特に鮮やか

20101210-01記録的な猛暑となった今年の夏のおかげで、紅葉が鮮やかに色づいているそうです。
その理由は

(1)この夏の日照時間が長く、葉の育成が順調だった。
(2)そのために、色素が活発化している。
(3)猛暑の後、気温が一気に低下し、寒暖差がとても大きい。

などなど。

横浜では紅葉の見ごろを迎ています。
貞昌院のイロハモミジをはじめ、さまざまな木々が見事に紅く染まりました。
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晴天の下、紅葉狩りに出かけてみては如何でしょうか。

投稿者: kameno 日時: 13:35 | | コメント (2)

プラム・ヴィレッジのプラム

フランスのプラム・ヴィレッジから3名の尼僧さんが貞昌院に宿泊されました。

プラム・ヴィレッジは1982年にヴェトナムの禅僧ティク・ナット・ハン師によって南フランスに開設された仏教サンガです。
僧侶、尼僧、一般の在家修行者たちが過ごし、世界中から何千人もの宗教、宗派を超えたリトリート(修禅会)参加者が訪れます。
現在は7つの研修村(施設)を持つに至っています。

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Sister Chai, Sister Jina,Sister Thoai

来年ゴールデンウイーク中にティク・ナット・ハン師を大本山總持寺にお迎えし、講演会ならびにリトリートを予定しています。
そのご挨拶のため、翌日大本山總持寺に拝登しました。

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お土産にいただいた乾燥プラム。
プラム・ヴィレッジにはたくさんのスモモの木が植えられており、このような製品が大切な収入源となっているそうです。

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来年のティク・ナット・ハン師来日に関する案内チラシができました。
 http://www.interbejp.org/img/flier/ThichNhatHanhTour_2011.pdf
ご友人や興味のある方々に転送下さい。
※日程はこのチラシの通りですが、参加費に関して多少下がる方向で調整しています。
※一応、掲載金額は参考としてください。
予約は今月末から受け付ける予定です。
http://www.thay.jp

投稿者: kameno 日時: 17:15 | | コメント (0)

アットホームな結婚式

アメリカからお越しのキャサリンカッデンさん、ジェッシーウィンズさんの結婚式が貞昌院で行われました。
婚約はされているのですが、多忙のためなかなか式を挙げることができず、来日された機に式を挙げたいという希望に基づくものです。

今朝は大変な風と雨でどうなることかと心配しました。
しかし、次第に青空となり、風は強いものの陽がさしてきました。

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カジュアルな結婚式をということで、できるだけシンプルにアレンジしてみました。

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アメリカにいる友人のためにインターネット中継も。

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茶室では丁度お稽古が行われていたので、式の後はお茶会に合流。

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本当におめでとうございました。


■関連情報
明日(12月4日)、明後日(12月5日)に本郷台の あーすぷらざ においてご夫妻のワークショップがあります。
ご興味ある方は是非ご参加ください。

Peace in the Classroom 
http://nvcworkshopsinjapan.blogspot.com/
日時:12月4日(土)9:30-17:30
12月5日(日)10:00-17:30
会場:神奈川あーすぷらざ(JR根岸線「本郷台」駅改札出て左へ徒歩2分)
講師:CNVC公認トレーナ キャサリン・キャデン&ジェシー・ワインス(日本語逐次訳付き)
対象:教育に関心のある全ての方
*保育室&授乳室があります。
参加費:15,000円(2日間) 初日のみの場合は参加費:10,000円。
2日目のみは不可。
主催:NVCワークショップ委員会(担当:中川春野、レジーナ・スプリース)
お申し込み&お問い合わせ:NVCworkshop [AT] gmail [DOT]com

投稿者: kameno 日時: 15:35 | | コメント (2)

イチョウ、一気に

前線を伴った発達した低気圧の影響で大荒れの天気となっています。

海老名市では、1時間降水量が観測史上1位となり、風だけでなく凄まじい雨でした。

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イチョウの葉は一気に散り、庭は黄色の葉で覆われます。
今日は仏前結婚式があるので、これから落ち葉掃き。

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投稿者: kameno 日時: 08:47 | | コメント (0)

ベトナムからの参拝団

先日、日本に留学中のベトナム出身僧侶Thich Tam Tri師による講演会がありましたが、そのご縁で日本にベトナムから旅行に来ている団体の皆様を大本山總持寺にご案内させていただきました。

皆様敬虔な仏教信者であって、横浜の禅寺をゆっくりと参拝したいというリクエストにお応えしてのご案内です。
大きな三門をくぐり、総受付である香積台のおさすり大黒尊、その正面にある日本一の大黒様の前でそれぞれベトナム式の読経、五体投地と丁寧な参拝が続きます。

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生活の中に信仰がごく自然に溶け込んでいる様子に感動いたしました。

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境内は丁度紅葉まっさかり。モミジもイチョウも美しく輝いています。

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旅行団の皆様は充分な資金がなく、それでも一生懸命旅行代金を積み立てて日本にお越しになりました。
ツアーコンダクターも無し、宿泊もThich Tam Tri師のいらっしゃる寺院への寄宿です。

日本での滞在が充実したものになりますように出来る限りのサポートをさせていただけたらと思いますし、こちらも学ぶことがたくさんあります。
好天に恵まれ充実した一日でした。

投稿者: kameno 日時: 13:56 | | コメント (0)

イチョウ黄色度100%

ここ数日多くの方がイチョウを観にいらっしゃっています。
見ごろのピークを迎え、もう散り始めとなりました。

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やはり今年は少し早い進行のようです。

投稿者: kameno 日時: 10:46 | | コメント (0)

晋山結制厳修

近隣の御寺院さんで晋山結制がありました。
晋山結制は、その寺院の一世一代のおめでたい行事です。

(晋山結制については、こちらとかこちらをご参照下さい)

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新命住職様初め関係の皆様、まことにおめでとうございました。

投稿者: kameno 日時: 23:21 | | コメント (0)

黄葉チャート2010

境内のイチョウがだいぶ色づいてきました。

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ちょっとまだら模様になっていますが、だいたい黄色度50%というところでしょうか。

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おそらく今週末の27・28日あたりが見ごろではないかと思います。

黄葉チャート2010年更新版を作成しました。
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猛暑だった割には例年よりやや早い進行のようです。

投稿者: kameno 日時: 00:02 | | コメント (2)

災害に強いまちづくりとは


町内会主催、地区社協協賛の要支援者ボランティア研修会が開催されました。
今回の研修は講師に住民流福祉総合研究所 木原孝久氏をお招きし講演会形式で行なわれました。

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テーマは「災害に強いまちづくり」
「公助」と「共助」のあり方について考えさせられる内容でした。

福祉いえば専門家によるもの、という考えが主流となっています。

介護保険の推移を見ても、保険料が引き上げられたとしてもそれが破綻の一途を辿ることは明らかです。
その理由は国や地方自治体が介護を地元に任せることなく、すべて資格をもった専門家によらなければならない、住民の力を「無視」した施策を取っているからです。

しかし、本当に住民の力は取るに足らないものでしょうか。
先生の提言では、地域を10人~15世帯ごとのブロックに分け(まさに町内会の班と同じような単位)、その中で要支援者の情報を共有し、ブロック内部で支えあうという「住民主体の支え合いのまちづくり」の仕組みを作ることにより、金銭的な負担なく介護制度を維持できるといいます。  
住民が50名いれば、そのうち7、8人は介護経験があります。
また、孤独とされる人たちでも、必ずといって良いほど何らかの関わり、支えを受けている人がいます。

このことは、民児協で行なっているお食事会や、僧侶が主催する自殺者遺族の会などにも大きな示唆を含んでいます。
大きな会場にたくさんの該当者を集め、年に数回そういう催しをすることも大切ですが、実際には日常的に近隣で支え合いをしていたり、近くの者同志で支え合っている力の方がずっと大きな意味を持っているということなのです。

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それを図式化したのが「支え合いマップ」です。
要支援者がどのようにご近所でふれあい、支え合っているのかを把握するためのマップです。
単純に要支援者が何処にいるかを示すだけではなく、関わっている人までを書き入れているのが特徴です。
支え合いマップを作ると、孤独とされる人たちの殆どに数本の線が引け、さらに詳細に見ていくと、その大部分は身内からの線であることが分かったそうです。
娘が毎日食事を食べさせに来るとか息子がときどき様子を見に来るなど。また、近くの親戚が週に数回生活の面倒を見に来ることもあります。

一見無縁社会に見えるようで、実はまだまだ「有縁」社会であることが分かります。

支え合いマップを当該ブロックで共有(ブロックの外には公開しない)し、また、要支援者ボランティアは要支援者だけでなく関わっている人に働きかけることによって、災害時などの事態に即応でき全体で支えあうことができる仕組みが、税金を投入してプロの専門家に頼らなくても(経費をかけず)出来上がるのです。

 

住民の力を「無視」した施策のもう一つの弊害は、プロの手が入ることにより、それまで関わり合っていた住民が手を引いてしまうということです。
住民の助け合いが失われる契機をつくり、危機的状況を生み出す源となってしまいます。
公助が入ることにより共助がなくなってしまう懸念があります。


そしてさらに「自助」も大事です。
私たちは人に助けを求めることは人に迷惑を掛けることであり、出来るだけ助けを求めないことが大事だと思い込んでいます。
統計から、困ったときに自発的に助けを求める人は数パーセントしかありません。
けれども、助けを求めることこそが大事なのです。
同様の統計では、10人中9人の人は、助けを求められれば助けるという結果となっています。
しかし、頼まれなくても手を差し伸べるというのは僅か20%。

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孤独死をする年齢、性別のグラフを見ると、孤独死が一番多いのは50~60代の男性です。
その理由は、この世代の男性が一番助けを求めないということに関係するようです。


ではどうするか。
結論としては支援の日常化から「助け合えるご近所」づくり、助けられ上手さんを育てることがが大事だということでありました。
それが介護保険の問題、孤独死の問題をも解決する糸口となるものなのです。

投稿者: kameno 日時: 01:26 | | コメント (0)

仏教ライフサークル 三笠公園

仏教ライフサークルの行程で、金谷よりフェリーで久里浜に渡り、三笠公園に立ち寄りました。

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三笠公園に保存されている戦艦三笠は、明治35(1902)年、莫大な予算を投じてイギリスで建造された戦艦です。
日露戦争、特に明治38(1905)年の日本海海戦では、対馬沖においてロシア・バルチック艦隊と戦い、圧倒的勝利に貢献しました。
もしも、この海戦に負けていたら、極東進出を強行していた帝政ロシアにより植民地化されていたかもしれません。
列強諸国により進出されていた当時のアジア諸国にとっても日本海海戦での連合軍勝利は大きな意味を持ちます。

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現役を退いた三笠は、私たちが訪問した日と同じ大正15年11月12日に横須賀の地に記念艦として保存されました。
太平洋戦争後、GHQ占領により大砲、マスト、艦橋などが撤去され、無残な姿となってしまいましたが、その後、募金や政府の予算、アメリカ海軍の支援などにより、昭和36(1961年)現在の姿に復元されました。

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【略年表】
1898年(明治31年)日本政府がイギリスのヴィッカース社に発注。
1899年(明治32年)1月24日 - 起工。
1902年(明治35年)3月1日 - 竣工。
1905年(明治38年)5月27日 - 5月28日 - 日本海海戦で連合艦隊旗艦を務め、連合艦隊司令長官東郷平八郎が座乗。
1905年(明治38年)9月11日 - 佐世保港内での爆発事故により沈没。
1906年(明治39年)浮揚・修理着工。
1923年(大正12年)ワシントン軍縮条約によって廃艦が決定。
1923年(大正12年)9月20日 - 除籍。
1925年(大正14年) 記念艦として横須賀に保存されることに閣議決定。(財)三笠保存会設立。
1926年(大正15年)11月12日 - 三笠保存記念式挙行。「記念艦三笠」と呼ばれる。
1945年(昭和20年)連合国軍により接収。三笠保存会解散。その後、荒廃。
1958年(昭和33年)三笠保存会が再建され、復元募金開始。
1959年(昭和34年)1961年(昭和36年) - 復元整備工事。
1961年(昭和36年)5月27日 - 記念艦三笠復元記念式挙行。
1992年(平成4年) 世界船舶基金財団の海事遺産賞を受賞。
2005年(平成17年)日本海海戦100周年。
(年表はウィキペディアより引用)

 

イギリスの軍需工場で日本人技師が転んだふりをして火薬のサンプルを爪の間に隠し持ち帰り、その成分がピクリン酸であることを突き止め、伊集院信管の開発に繋がったこと
佐世保港内での爆発事故の本当の原因
大正15年三笠が保存される際に、船首に付けられている菊の紋章を皇居の方向に向けるようにして固定された話など
ご丁寧な説明をいただきました。

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日露戦争では、多くのロシア兵の俘虜が日本各地に収容されました。特に松山には延べ6.000人余りのロシア兵が収容されています。
しかし、戦後日本人がシベリア抑留された状況とは全く異なり、収容所からの外出は自由であり将校や妻帯者は一般家屋に住むことも許されました。
病気や負傷で亡将兵のためには立派な墓地も作られています。
その墓地は、100年も経過する現在でも保存会や婦人会、中学校生徒などにより清掃奉仕が続けられ、供物や花が絶える事がありません。
⇒詳細はこちらに記載されています

対し、海外、特にロシアでの日本人捕虜、戦死者の扱いはどうなのでしょうか。
戦死者に対し、敵もみかたも無いという考えは、日本人の持つ誇るべき考えなのだと思います。


また、国境・国土海域を守るということについて考え直す必要がありそうです。
北方領土、竹島、尖閣...後手後手に回る対応の甘さが周辺各国に付け入る隙を与えてしまっています。
100年前の再現が現実的を帯びてくる感さえあります。
丁度、私たちが三笠公演を訪れた日には、こんなニュースもありました。


ロシア爆撃機を自衛隊機などが追尾

インタファクス通信によると、ロシア国防省は12日、ロシア空軍の長距離戦略爆撃機「ツポレフ95MS」4機が同日、太平洋と北極海の上空を哨戒飛行し、日本の自衛隊と韓国軍、ノルウェー軍の戦闘機計10機の追尾を受けたことを明らかにした。
飛行は空中で給油を受けながら計約15時間にわたって公海上で行われ、領空侵犯はしていないとしている。
(共同通信 2010.11.13)


(お知らせ)22.11 .12 統合幕僚監部
ロシア機の沖縄方面への飛行について
件名について、下記のとおりお知らせします。

1 期日 平成22年11月12(金)
2 国籍等ロシア TU-95型2機
3 行動概要 別紙のとおり。
4 自衛隊の対応 戦闘機等を緊急発進させ対応した。

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長距離戦略爆撃機ツポレフ95MS よる日本列島沿岸をぐるりと一周の大胆な偵察活動です。
ぎりぎり日本の領海線の外側を通っていますが、北方領土上空は通過しています。
その次の日、メドベージェフ大統領はAPECにおいて、管総理に対し正式に「これ(北方四島)はわれわれの領土であり、将来もそうあり続ける」と表明しました。


北方領土は「ロシア領」=日ロ首脳会談で大統領表明

【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は13日、日ロ首脳会談で菅直人首相がメドベージェフ大統領の国後島訪問に遺憾の意を表明したのに対し、大統領が「これはわれわれの領土であり、将来もそうあり続ける」と表明したことを明らかにした。インタファクス通信が伝えた。
大統領は、菅首相に対し、極東を含むロシアへの訪問を招請したという。
(時事通信 11月13日)


尖閣諸島周辺では中国の漁業監視船(退役した軍艦を改造した船)や測量船が恒常的に航行しています。 竹島については言うまでもなく。
平和ボケの日本。
来年度予算では防衛予算がかなり削減される案が国会に提出されています。
海上保安庁の巡視艇を壊された件では管総理は中国に賠償要求どころか尖閣諸島の領有権主張を胡錦濤主席に主張できるかどうかもすら怪しいところです。


■関連リンク
記念艦「三笠」公式サイト
坂の上の雲』公式サイト

投稿者: kameno 日時: 04:13 | | コメント (0)

仏教ライフサークル日本寺参拝

伝統仏教各宗派僧侶がボランティアとして活動している仏教情報センターでは、毎年「仏教ライフサークル」として関東近郊の名刹を訪れる日帰り旅行を行っています。

今年の旅行先は曹洞宗乾坤山日本寺。
鋸南町にある曹洞宗の寺院です。
曹洞宗相談員として私も引率参加いたしました。

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鋸山と羅漢石像群は千葉県の名勝に指定されています。
これらの石仏群は、約200年前、石工 大野甚五郎により彫られたものです。

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残念なことに神仏分離に伴う廃仏毀釈により、石仏群は大分破壊されてしまいました。
頭が割られ谷底に落とされ埋もれてしまったものを発掘しながら少しづつ元に戻しているそうですが、凝灰岩ゆえに風化が激しいものもありなかなか大変なようです。

この一帯は良質の凝灰岩(房州石)が産出され、江戸時代から盛んに採石が行われたため、切取られた岩が鋸に見えることから、この一帯は鋸山と呼ばれています。

採取された石材は、横須賀軍港、横浜港、東京湾要塞、靖国神社などで使われています。
早稲田大学の構内にも利用されているそうです。

切り立った崖に彫られた百尺観音は見事です。

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有名な地獄覘き。
上から下を見おろすと、足元が竦みます。

崖に落書きをする行為は本当に止めて欲しいものです。

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大仏様の前でご住職により由緒縁起を中心にお話を伺いました。

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行基により開かれたとされる歴史ある寺院です。
源頼朝により植えられたソテツなどもあり、また仁王門の金剛力士像は円仁の作とされています。
徳川家光の時代に曹洞宗となりました。
最近では、平成元年インド政府よりブッダガヤの聖菩提樹の分木が贈られ植樹され大仏様の前で育っています。

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最盛期には七堂十二院百坊を有する大寺院でしたが、廃仏毀釈や昭和初期の火災により堂宇の大部分が失われてしまいました。

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少しづつ復興事業が進行しています。

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復興が順調に進むことを願います。


■昨年の記事はこちら
仏教ライフサークル大雄山へ

投稿者: kameno 日時: 23:12 | | コメント (0)

秋のケヤキ並木

朝夕の気温がぐっと下がり、短い秋もだいぶ深まってきました。
上永谷駅前のケヤキ並木は徐々に黄色から赤へと変化しています。

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このケヤキ並木には、中国原産の八哥鳥(ハッカチョウ)の大群が巣を作っており、朝夕には騒音を撒き散らしています。
近隣の苦情により、駅北側の並木はだいぶ伐採されてしまいました。
南側は多少は枝が残されていますので、このように紅葉を愉しむことができます。

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境内の秋の七草、ススキの穂も見頃の終わりに近づいています。

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この赤い実はクロガネモチです。
港南区の木でもありますね。

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投稿者: kameno 日時: 10:43 | | コメント (0)

街頭相談@浅草寺

テレフォン相談を中心に活動を行なっている仏教情報センター主催による「出張街頭相談」が開催されました。
昨年は巣鴨のとげぬき地蔵で行い、今年は浅草・浅草寺の境内をお借りしての街頭相談です。

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浅草寺様の御厚意により、宝蔵門の前の特等席を用意していただきました。
修学旅行の学生さんの姿も目立ちます。
天気もよく、絶好の参拝日和となりました。

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それにしてもこの人波。
午前中夕方にかけて一日中賑わっています。

628年に創建されたとされる都内最古寺院、浅草寺に祀られている観世音菩薩は、人びとのどんな願いでも叶えてくださり、無病息災、延命長寿のご利益を求めて多くの方々が参拝されています。年間参拝者数は実に約3000万人にものぼりますから、東京ディズニーランド+シーの2500万人を上回るのですね。

それこそ老若男女、人種も国籍もバラエティーに富んでいます。

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街頭相談ブースも書籍紹介コーナーも賑わいました。

具体的な相談内容を書くことは出来ませんが、学生の恋愛相談や、在日の方の不況よる経済的な相談、経典についての質問、仏事のことなどなど・・・・実に様々な相談や質問をお寄せいただきました。
それらに超宗派の相談員により応えることができるのが仏教情報センターの強みですね。

普段の電話相談とはまた違ったコミュニケーションも生まれます。
あっという間の1日でした。


■関連ブログ記事
街頭相談@とげぬき地蔵

tera日記様の同日の記事

投稿者: kameno 日時: 08:05 | | コメント (0)

お食事会2010@ケアプラザ

地元の民児協・民生児童委員が中心となって、地域の一人暮らしの高齢者をお招きし、東永谷ケアプラザで年に2回お茶会と食事会を開催しています。
この日は今年2回目となる秋の食事会。
今回は、小グループに分かれ、民生児童委員がそれぞれのグループに入り「懇談」を主眼に置きました。

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テーブルを飾る季節の花、千代紙による御菓子入れ、ススキの葉によるキリギリスなどは、すべて手作りです。

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手際よく準備が進められていきます。

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地域のタクシー会社の協力により、歩いて会場に来るのが困難な方は送迎を行なっています。

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湯葉巻き、切り干し大根、ヒジキの煮付け・・・・素材を生かした精進料理のような食事です。

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笑顔があふれる和やかな雰囲気の中、お食事会は進行していきました。
こういうアットホームな場を提供することも地域との絆、信頼関係を育む場となるということを実感します。


■関連ブログ記事
お食事会@地域ケアプラザ

お茶会@ケアプラザ
お食事会2009@ケアプラザ
お食事会@ケアプラザ

投稿者: kameno 日時: 23:06 | | コメント (0)

かわいいミカン

近隣の檀家さんから庭で収穫したてのミカンをいただきました。

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一見、金柑のようですが

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剥いて口に入れると、ミカンだということがわかります。

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小さいミカンは甘いという風説は間違いだったようです。

投稿者: kameno 日時: 09:48 | | コメント (0)

サツマイモの収穫2010

地元の小学校2年生の総合学習として行なっているサツマイモ作りが貞昌院の裏山の一角を畑として行なわれています。今年は4年目となりました。

昨晩の雨も上がり、先生・保護者・児童たちが集まって収穫作業が行なわれました。

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今年の夏は日照時間が長かったこともあり、丸々とみごとに太ったサツマイモがたくさん掘りだされていきます。

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サツマイモの蔓は、後で利用するために分別して持ち帰ります。
作業が終わって「ありがとうございました」「おつかれさまでした」

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■これまでのサツマイモ関連記事は、右フレームの検索窓に「サツマイモ」と入れてお読みください。

投稿者: kameno 日時: 11:55 | | コメント (2)

お寺はいらない・・ものなのか?

仏教情報センター主催の研修会が開催されましたので参加してきました。
仏教情報センターは、ボランティアとして集まった伝統仏教各宗派僧侶により、主にテレフォン相談やいのちの集い、街頭相談などを行なっている団体です。
普段から様々な悩み相談を通して広く人びとに接する活動を通して得た経験を元に、超宗派での意見交換ができる機会は貴重です。

今回研修のテーマとなった葬儀についていえば、昨年から大手スーパー「イオン」の葬儀費用を明示化した事業がきっかけとなり、これまで聖域とされていた葬儀費用の透明化の動きが広がってきました。
祭壇や霊柩車、生花からドライアイスに至るまで、判りにくかった料金にメスが入ったのは、それはそれで良い面もありますが、「お布施」の「金額」を提示するなど問題点も多々ありそうです。 (「イオン」の葬儀に対する取組みに関するブログ記事は以前に書きましたので、下記リンクを併せてご参照ください)
最近特に、全日本仏教会主催で行なわれたシンポジウム『葬儀は誰の為に行うのか?』~お布施をめぐる問題を考える~ のように、葬儀の意義を考え直すシンポジウムや研修会が目立つようになりました。宗教者にとっても問題意識をもって取り組むべき課題であると考えている姿勢が見えます。

ただし、研修会で指摘されたことの一つに、どの宗派でも問題意識を持っている僧侶・寺院と、そうでないものが明確に分かれるということがありました。
今後情報化社会が進むにつれて、旅館や料理店が★の数で評価され、クチコミ書き込まれるということが寺院に対しても行なわれる時代が来るはずです。もしも寺院が淘汰選別されていくとすれば、問題意識をいかに持っているか、葬儀・供養にいかに真剣に取り組んでいくのかということが鍵になるでしょう。


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仏教情報センターの研修会における具体的な論議は、ここで書くことは控えさせていただきますが、差し支えない範囲で一例を挙げると、経済的に困窮されている方や、ホームレスの方、外国人の方...火葬場で引き取り手が無く廃棄処分されてしまう遺骨が多く、そのような現状を憂慮し、行政と連携して引き取り手の無い遺骨を受け入れ納骨する施設を境内に作っている寺院の実例はとても参考になりました。
さらに派生して仏教情報センターとして、超宗派の埋葬施設を作るという構想もあります。

イオンの事業に菩提寺を持たない方々に仏式葬儀を行う窓口となりうる機能があるのであれば、むしろ仏教情報センターのような超宗派僧侶により構成された組織でネットワークを作り、イオンを凌ぐ取組みをすればよいという意見もありました。

 

もう一つ、市街地の寺院と過疎地の寺院の格差をいかに埋めるのかという点において、ある宗派の方より、修行を終えて師寮寺(自分の出身寺院)に戻る前に、インターン制のような感じで数年間出身地方以外にある寺院で実地修行することを課す。その際の費用の一部を全国寺院で負担する。というものがありました。井の中の蛙になってしまい、自分の地域の事情や法式ばかりに目が行きがちですが、地方地方の良い面を自分の地域に反映したりできますし交流の輪も広がります。良い面は多々あることでしょう。
この意見は大いに賛成でありますし、むしろ海外寺院にまで範囲を広げて導入しても良いのではないかとも考えています。

いろいろな本音を聞くことができる有意義な研修会でした。


 
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寺院の果たすべき社会的責任
寺院の数はコンビニの数よりもずっと多い
自宅葬が増えている

投稿者: kameno 日時: 21:13 | | コメント (0)

運動会

地元小学校の運動会。
すっかり秋の空ですね。

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陽の光がまぶしい。

投稿者: kameno 日時: 09:46 | | コメント (0)

新たなる挑戦への一歩

来年初夏に2つの大きな事業を予定しています。

一つはベトナムの禅僧・ティクナットハン師を招聘すること。
こちらのほうは、大本山總持寺様の多大なるご協力を賜り、具体化してまいりました。追ってご報告いたします。

もう一つは、ドイツでの「声明」を基盤とした国際公演。
昨日はその第一歩を踏み出すべく、様々な場所を巡って参りました。

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助成金の説明会、昨年同じ助成により海外公演を行なってきた団体へノウハウ聞き込み、乗り越えるべきことの洗い出しなどなど。

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そんなことをしているうちに、ひょんなことから再来年以降にとてつもなく大きな規模の公演をヨーロッパ各所にて実施するプランまで出てまいりました。
(人のつながりとは凄い力を持つものです)
そうとなれば、再来年以降の大きな公演を行なう足がかりとしての来年の公演という位置づけにできればと考えています。

それにしても、文部科学省の建物に衣姿の禅僧が何人も入ることって滅多に無いのではないでしょうか。
貴重な体験をした1日でした。

 

※今日の記事は写真も文章も非常に曖昧な表現となり申し訳ありません。
※後で振り返って、こんな一歩があったのだと思い返せるように備忘録的に書いています。

投稿者: kameno 日時: 10:19 | | コメント (0)

東京都婦人会研修会

東京都婦人会研修会が東京グランドホテル(曹洞宗檀信徒会館)を会場に開催されました。

(人権学習講師として僭越ながら私がお話させていただきました)

3階桜の間の会場は満席となり、活発な活動の一端を垣間見ることが出来ます。
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曹洞宗の掲げる人権・平和・環境は密接に係りあっています。
人権について学ぶということは、同時に平和、環境について学ぶということになります。
そして、学んだことを如何に実践につなげ、広げていくことが大切です。

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一つの事例をご紹介します。
一昨年のSOTO禅インターナショナル講演会がきっかけとなり、とある県の婦人会で映画「GATE」上映と平和の火についての研修が行なわれ、さらにそこから小学校での平和学習へと繋がりました。

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先生・児童たちがシナリオを考え、禅僧たちの平和の行脚を劇にして全校平和集会で演じられました。
このときに折られた千羽鶴は大船観音に届けられ、昨年のゆめ観音で贈呈式が行われ、平和の火の塔の前に掲げられています。

 

 

中国新聞社加盟の日本世論調査会が2001年6月30日、7月1日の両日に実施した全国世論調査では次のような分析がなされています。

女性の平和志向の強さは、多くの草の根運動で中高年女性が中心を担っている現状にも反映されている。調査結果は、新世紀に入っても広島、長崎の被爆体験の継承で、女性が重要な役割を果たしていくことを示唆しているといえよう。

戦争体験、被爆体験を伝え、平和を訴える原動力は、やはり女性にあるようです。
その拠点として寺院はうってつけの場所です。
寺院に人が集い、平和のこころを広げる拠点として、そして女性のパワーを原動力として進めていくことができるはずです。
分析はつぎのように続きます。

ただし女性も、若年層の問題意識の希薄化を免れていない。核兵器廃絶運動について「関心も参加したこともない」は二十、三十代で男女とも23―25%。四十代以上のほぼ全世代を明確に上回った。若い女性の核兵器廃絶に対する無関心が今後も続けば、日本の平和運動の担い手がますます少なくなっていく事態は避けられそうにない。

 

『広辞苑』の「平和」項を引くと、次のように出ています

①「やすらかにやわらぐこと。おだやかで変りのないこと。」
②「戦争がなくて世が安穏であること。」

平和とは、このように社会の状態が戦争や内乱などで乱れていないことをいいます。
けれども、現実は国家の抑止力、とりわけ世界中に少なくとも3万発はあるとされる核兵器の脅威が抑止力としてようやく均衡を保っている状態であります。

史学的には平和とは戦争と戦争の間の期間(interwar)と表現されることがあり、即ち平和とは次の戦争までの狭間期という見方もできます。

戦後日本では、軍国主義の反動から非武装平和思想が生まれ、教育機関・市民運動などによって広められてきました。しかし、日本は周辺国から領土問題をはじめ様々な脅威にさらされていると同時に、アメリカ軍の駐留と自衛隊組織により平和を維持しています。

とはいえ、65年間に亘り戦争をしなかったという平和国家は世界で幾つあるでしょうか。
また、原子爆弾投下という体験を持つ国として、日本の果たすべき役割は大きいと思います。

大切なことは、戦争体験、被爆体験を風化させないことです。
次世代にきちんと伝えていくことの大切さ、寺院が重要な拠点となるということをを中心として研修会ではお話させていただきました。

投稿者: kameno 日時: 08:10 | | コメント (2)

沢蟹の赤ちゃん

10月になりました。秋彼岸を境に気温がぐっと下がり爽涼の候と呼ぶにふさわしい時節となっています。

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今日は一日中雨模様でしたので、裏庭の池に棲息する沢蟹たちが岩陰から出てきて盛んに活動しています。

沢蟹
甲幅20-30mm、脚を含めた幅は50-70mmほど。体色は甲が黒褐色・脚が朱色のものが多いが、青白いもの(地方によっては「シミズガニ」と呼ばれる)、紫がかったものなども見られ、よく見られる体色は地域個体群によって異なる。甲羅には毛や突起などはなく、滑らかである。オスは右の鋏脚が左よりも大きくなるが、左のほうが大きい個体もいる。 川の上流域から中流域にかけて生息する。和名どおり水がきれいな渓流(沢)・小川に多いので、水質階級Ⅰ(きれいな水)の指標生物ともなっている。日中は石の下などにひそみ、夜になると動きだすが、雨の日などは日中でも行動する。また、雨の日には川から離れて出歩き、川近くの森林や路上にいることもある。活動期は春から秋までで、冬は川の近くの岩陰などで冬眠する。
青白い個体食性は雑食性で、藻類や水生昆虫、陸生昆虫類、カタツムリ、ミミズなど何でも食べる。一方、天敵はヒキガエル、アカショウビン、カワセミ、サギ類、イノシシ、イタチなどがいる。
春から初夏にかけて交尾を行ったあと、メスは直径2mmほどの卵を数十個産卵し、腹脚に抱えて保護する。卵は他のカニに比べると非常に大粒で、産卵数が少ない。幼生は卵の中で変態し、孵化する際には既にカニの姿となっている。稚ガニもしばらくは母ガニの腹部で保護されて過ごす。同じく川に生息するモクズガニやアカテガニなどは幼生を海に放さないと成長できないが、サワガニは一生を通じて海と無縁に生活する。寿命は数年-10年ほどとみられる。
(ウィキペディア 沢蟹 項より)

写真のような青白い個体は雑食性とあり、カタツムリまで食するようです。寿命が思いの他長いことに驚きました。
概ね8月から9月にかけてメスは卵を抱え込み、この時期に孵化します。

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暑い夏を乗り切って生まれてきたたくさんの稚ガニたちを見ることも出来ました。
小さくてかわいらしいですね。


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沢蟹
沢蟹と戯る

投稿者: kameno 日時: 01:45 | | コメント (0)

国際化の中でのベトナム仏教

先日、日本に留学中のベトナム出身僧侶による講演会、交流会がありましたので参加してきました。
僭越ながら質疑応答の司会進行をさせていただきました。

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国際化の中でのベトナム仏教 ―その社会的地位と役割―
講師 Thich Tam Tri師
主催 On timeベトナム実行委員会

ベトナムでは、長期に亘り中国支配による仏教受難の時代が続いていましたが、現在では広くベトナム国民に仏教の慈悲の精神が根付くようになりました。
貧困格差の広がりはあるものの、天災、氾濫 洪水の際の仏教界による慈善活動・救援活動は政府よりも早い。これは社会に深く関わるというベトナム仏教界の伝統によるものだと感じます。
ベトナムでは、特に若い人びとの深い信仰に基づく参拝が増えています。さらに、仏の教えを学ぶものも多く、寺院や講堂も増え、説法会も盛んに行われています。

ベトナム仏教界は世界との交流も始めています。
周辺諸国との宗教交流も盛んです。
このようなベトナム仏教の歩み、社会的地位と役割についてお話をいただきました。

講師のThich Tam Tri師は、農村部地域の村で9人兄弟の末娘として誕生、熱心な仏教徒のであった母の影響を受け、10歳で出家されます。
その後、ホーチミン市のに慶隆寺に沙弥として上山。修行を積みながら高校、大学へ通い、縁あって2001年から日本へ留学されています。
現在は大正大学大学院梵文学博士論文を準備中です。
日本語スピーチコンテスト読売新聞最優秀賞、日本語能力検定1級、茶道裏千家上級免状取得など語学・日本文化も学ばれ、在日ベトナム人の方々に学問・文化・宗教・指導とともに、日本ベトナム間の民間レベルの文化交流、寺子屋支援などの活動を展開中です。

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講演の内容は、
・自身の出家から現在に至る生い立ち
・ベトナム仏教の歴史
・ベトナム仏教の現状
・国際交流の現状
などについて体系的に判りやすくお話しいただきました。
その後、質疑応答となりました。

ベトナムでは、寺院を建立し、寄進を行なうことが繁栄に繋がり来世での転生に結びつくという考えがあります。
そのため、高度経済成長に伴い寺院数は増大し、現在では寺院数2100か寺、僧侶(大部分が尼僧)は1000人となっています。
ということは、兼務寺院が多いということで、僧侶の多くは幾つかの寺院を掛け持っています。
また、寺院側も積極的に社会に還元する土壌が根付いているために、僧侶を中心とした在家集団の教化、弘法団体が盛んな活動を行なっています。

ベトナム仏教の特徴のもう一つは、大部分が大乗仏教系でありますが、周派の区別が無く、それぞれの僧侶は浄土、禅、密教系の宗学を修めます。
インドから直接伝わった上座仏教系(約1割ほど)と中国経由の大乗仏教系(約8割ほど)がきちんと住み分け、協力体制もきちんと行なわれていて、例えばウェーサーカ祭(Vesak)も上座・大乗合同で行なわれ、双方の経典が交互に読経されます。
日本では、仏誕・成道・涅槃の日が祝日ではありませんし、各宗派本山合同により国民の多くが参加して三仏会法要を行なうなどという状況はとても考えられませんね。あるちょっと意味残念な現状です。

 

ベトナムでの葬儀事情についても伺ってみましたが、葬儀から3回忌までは家族・親族により懇ろに行ない、3回忌を過ぎると、毎年の年忌は故人個別ではなく、寺院での合同法要形式で、読み上げによる法要形式となるそうです。
付け加えて、日本のように○○回忌もきちんと個別法要で行なうということは、とても丁寧で素晴らしいことだと話されていました。

ベトナムのことばに「破ってない葉は破った葉を包む」というものがあるそうです。
破ってない葉の如くベトナム社会を包み込む存在の仏教が社会の中で深く浸透している姿が実感できたアットホームな講演会でした。

投稿者: kameno 日時: 07:34 | | コメント (2)

落花生収穫

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この写真は裏山の落花生畑です。
いよいよ収穫の時期を迎えました。

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落花生という和名が示すように、花が咲いた後、土の中に潜り込み、土中で実が大きくなります。
株を引き抜くとたくさんの実が姿をみせました。

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たくさん収穫できました。

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早速新鮮な落花生を茹でていただきます!


 

追記
彼岸花がようやく咲き始めました。

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投稿者: kameno 日時: 21:46 | | コメント (0)

永野地区合同防災訓練

午前中、永野地区の合同防災訓練が行なわれました。
今日の防災訓練は、災害発生を想定し、消防署・消防団のご協力により、町内会と合同で行なう実地訓練です。

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午前7時50分に震度6強の地震が発生したとの想定で、災害ボランティアは各持ち回りの地域の要支援者の安否を確認したうえで小学校校庭に集合します。
町内会ごとに人数を集計し、防災無線にて非難状況を連絡します。

次に、備蓄倉庫に保管されている炊飯器による炊き出し。

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灯油と薪による炊飯が行なわれました。

三班に分かれ、救出、消火、担架による搬送の訓練を行ないます。

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物干し竿、毛布を使った担架の作り方は、昨年の記事に記載しています

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防災倉庫の確認が終わる頃、ご飯が炊き上がりました。
昨年は少し焦げ混じりの御飯でしたが、今年はバッチリ。

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参加の皆さんに配布され、訓練は無事終了しました。

災害は何時起こるかわかりません。
発生時の三大原則は

(1)まずは自身の身の安全を確保する
(2)消火を行なう
(3)地域で助け合い安否確認、非難

 

何よりも普段の心がけと準備が大切です。

投稿者: kameno 日時: 12:24 | | コメント (0)

国際交流坐禅会速報

地域の国際交流の会 KIRA=Kaminagaya International Relationship Association 主催による坐禅会が9月25日貞昌院で開かれました。今年で14年目となります。

オーストラリア・クイーンズランドのマリストカレッジ高生徒、関係者 約40名の参加があり、午前中は坐禅と拝観、昼食をはさんで午後にはお茶会と、盛りだくさんの内容です。

オリエンテーションと坐禅の仕方について説明とプラクティス、その後20分間の坐禅を2チュウ行じました。
高校生たちですから最初は一部ふざけあっていた場面もありましたが、直ぐに皆きちんと坐ることができました。
警策を受ける緊張感も新鮮な体験だったようです。

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堂内を歩くときは叉手(しゃしゅ)が基本と教えたことをまじめに捉え、坐禅が終わった後の堂内拝観の際にもずっと叉手だった生徒もいたり、集合写真の際にも法界定印を組んだり、そういう所作についても気に入ったのでしょう。

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ランチを挟んで、昼休みには裏山を散策。
午後には着物に着替えてお茶の御点前を体験します。
今回は立礼(りゅうれい)点前にて行ないました。

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日本文化をたっぷり愉んでいただけた1日となったと思います。

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文化の理解というのは、実際にそのものに触れて体験するということが大切だということを実感しました。
KIRA役員の皆さん、お疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 14:46 | | コメント (0)

永谷天満宮子ども神輿

彼岸の中日の今日、午前中に子ども神輿が行なわれました。
神輿の出発に先立ち、神様を御神輿にお迎えする神事が営まれます。

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いよいよ出発!
今年は雨模様となり、その合間をみての行列です。

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時折降った雨も神社境内に戻ってくる頃には止ました。

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午後からが神楽殿では芸能の舞台が次々と披露されていきます。

昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 11:06 | | コメント (0)

ダイヤモンド富士と中秋の名月

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秋彼岸3日目、まだまだ残暑が厳しいですね。

今日、舞岡公園からダイヤモンド富士を望むことができました。

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夕焼けのオレンジ色がだんだん夜の蒼へと変化していきます。

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振り返ると中秋の名月が昇り始めていました。

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最後の一枚は貞昌院玄関前のススキ越しに見る名月。
さわやかな秋風にススキの穂が揺れています。

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天気予報では今晩から雨模様となり、気温もぐっと下がっていくようです。

投稿者: kameno 日時: 20:31 | | コメント (0)

本堂越しの打上げ花火

夕方、部屋でくつろいでいたら突然「ドーン」という音が響き渡りました。
外を見ると遠くに打上げ花火が見えます。

相武山の方角なので、おそらく南高校から打上げているのでしょう。
町内会・自治会のお祭りのようです。

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距離があるために、迫力に関しては 先月境内から打上げた花火とは比べようがありませんが、本堂越しに見る打上げ花火とちょっと珍しい組合せを楽しませていただきました。

定番のニコちゃん花火も(^.^)
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今日は朝から多くの方のお墓参りの方がいらっしゃっています。
秋彼岸の入りは明日、9月20日。

定期的に行なっている墓地清掃も彼岸の入りに間に合うよう昨日で完了しておりますので、気持ちよく墓参いただけることと思います。

投稿者: kameno 日時: 11:29 | | コメント (0)

宗務所主催檀信徒研修会

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神奈川県第二宗務所主催の檀信徒研修会が大本山總持寺を会場に開催されました。

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開講式法要の後、特派布教師による布教教化に関する告諭、そして愛語について実例をもとにわかりやすい御法話をいただきました。

《平成22年度 布教教化に関する告諭》

今、私たちは、地球温暖化の問題をはじめ災害、戦争、差別、貧困、自殺などいのちをめぐる諸問題に直面しています。いずれも曹洞宗が掲げる三つのテーマ「人権の尊重、平和の確立、環境の保全」に深く関わるものです。
瑩山さまは、「常(つね)に大慈大悲(だいずだいひ)に住(じゅう)して、坐禅無量(ざぜんむりょう)の功徳(くどく)、一切衆生(いっさいしゅじょう)に回向(えこう)せよ」とお示しです。毎日、み仏とご先祖が見そなわすもとで、姿勢を調え、呼吸を調え、心を調えましょう。そのとき、生かし生かされ、強い絆(きずな)で結ばれている一人ひとりのいのちの尊さに気づき、慈悲心あふれる行いをめぐらす生き方ができるのです。
お互いに相手を尊(とうと)び、相手の立場に立って悩み苦しみ、考え、行動し、共に生きる理想社会実現のため、まず私たちが率先(そっせん)して布施(ふせ)・愛語(あいご)・利行(りぎょう)・同事(どうじ)の行(ぎょう)を実践(じっせん)しましょう。
道元さまは、「現在(げんざい)の身命(しんみょう)の存(そん)せらんあひだ、このんで愛語すべし」とお示しです。愛語は、人々の幸せな生活と心の安寧を願い、慈心から発せられる言葉です。この愛語の行(ぎょう)には布施・利行・同事の行が十分に具わっていると説かれています。本年度もこの「愛語」を実践の柱とします。
愛語は苦しいときも楽しいときも、常に相手のことを思い、人を生かし、人を仏道に導く菩薩行です。
「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」のお唱えは愛語の根本です。

南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)

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第二部にはハーピスト八木健一さん、シンセサイザー八木ゆみ子さんによる演奏会が行なわれました。

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途中、ハープの解説と、参加者による演奏体験なども交えながら

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東京大空襲をテーマにしたオリジナル楽曲から、馴染みの深い童謡まで織り交ぜての選曲でした。

神奈川県東部全域から集まった御寺院様、檀信徒の皆様にとっても意義深い研修会となったはずです。
皆様、お疲れ様でした。


 

八木健一さん、ゆみ子さんご夫妻には2008年の大船観音キャンドルナイト2009年の貞昌院大施餓鬼法要など様々なご縁を戴いております。

投稿者: kameno 日時: 21:59 | | コメント (0)

雷雲-東京から千葉へ

夕方から宵の口にかけて北の空が絶え間なく光り続けています。

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かなり大きな雷雲であり稲妻もはっきり見えますが、音は届いていないのでかなり遠くのようです。

東京電力の雷情報を見ると、東京区部から千葉へかけてまとまった雷雲が東へ移動しているようです。
貞昌院からは40キロほど離れています。

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それにしても凄まじい量の落雷ですね。
この地域では雷の音が鳴り響いているのではないでしょうか。

被害が広がらないことを祈念します。

投稿者: kameno 日時: 22:48 | | コメント (0)

仏前結婚式なごやかに

貞昌院で仏前結婚式と披露宴が行なわれました。
今回挙式されたのは定例坐禅会にずっと参加されているお二人です。
 

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次 第
一、入 場・・・・・父母、親戚、来賓、新郎新婦、式師
一、開式の辞
一、献香三拝 ・・・・式師・一同合掌礼拝
一、啓白文捧読
一、洒水潅頂
一、指換交換 ・・・・新郎新婦
一、寿珠授与
一、三帰礼文・・・・・式師主唱・一同唱和
一、盃 事 ・・・・ 三三九度、新郎新婦・父母、親戚固めの盃
一、誓約文 ・・・・・新郎新婦
一、報恩焼香 ・・・・新郎新婦
一、式師示訓
一、祝寿端坐 ・・・・一同端坐
一、読経・般若心経・・読経・般若心経
一、祝三拝 ・・・・・式師・一同合掌礼拝
一、閉式の辞
一、記念写真撮影

入口のウエルカムボード、席次表、招待客へのお礼状などお二人による手作りの品々、参列者控室にはお二人の思い出を刻んだアルバムなどが並べられました。

好天の中、式は教区若手の方々のお陰もあり順調に挙行され、本堂や庭で記念撮影。
この頃にはお二人もすっかり緊張が解けたようで、なごやかに進行していきました。


幸せな笑顔は周りをも幸せにしていきます。

末永く幸せな家庭を築き上げていきますように!
おめでとうございました。

 

披露宴も貞昌院で行ないました。
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参列者一人ひとりの名前が人参で刻まれています。
このナイフは精密に彫り上げる作業をしやすいよう手作りのものだそうです。

素敵な演出ですね。

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即興で作り上げてくださいました。
見事なものです。

 


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投稿者: kameno 日時: 09:01 | | コメント (5)

重陽・栗の節句坐禅会

台風一過、定例坐禅会へ多くの方に参加いただきました。

栗の節句の今日、貞昌院の山で採れた栗を使った栗粥+栗の渋皮煮です。

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暑さも一段落。
心地よい風が吹き抜けます。

 

 

※重陽9月9日は、旧暦では菊の季節にあたるため「菊の節句」という別称で親しまれていましたが、現在では太陽暦を用い、ちょうど栗が食べごろの時期になりますので「栗の節句」が広まりました。

投稿者: kameno 日時: 08:34 | | コメント (0)

台風9号本州横断中

<台風9号>東海、関東甲信地方で大雨 8日夜には関東へ

気象庁によると台風9号は、8日午後1時現在、岐阜市付近にあって時速約25キロで東南東へ進んでいる。中心の気圧は1004ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から260キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。台風や前線の影響で、東海地方や関東甲信地方では大雨となっており、気象庁は土砂災害、低地の浸水、河川の増水やはんらんなどへ警戒を呼びかけている。台風9号は、8日夜にかけて東海地方から関東地方に進み、9日には関東地方の東の海上で熱帯低気圧に変わる見込み。
台風と前線による活発な雨雲が東日本にあって、関東甲信地方や東海地方では1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降り、土砂災害の危険性が高まっている地域がある。8日夜遅くにかけても、東日本から東北南部にかけて、1時間に30~50ミリの非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリを超える猛烈な雨の降るところがある。9日正午までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で▽関東地方=200ミリ▽東海地方、甲信地方=150ミリ▽北陸地方、東北地方=100ミリ--の見込み。
(毎日新聞 9月8日)


強い太平洋高気圧の影響で、福井から上陸する珍しいコースの台風が関東地方に接近しています。
横浜でも朝から雨模様になりました。
久し振りの雨がこのような大雨となっています。
台風が通る地方の方には気象情報に留意して厳重な警戒が欠かせないでしょう。

墓地を見回ってみると、階段が瀧のようになっておりました。
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危険な場所にはくれぐれも近づかないようにしましょう。

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食べごろになった栗の実が雨に流されて集まってきています。

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明日は重陽の節句。
丁度定例坐禅会もありますので、台風の中参加された方のために栗粥をご用意いたします。

お楽しみに。

投稿者: kameno 日時: 16:12 | | コメント (0)

現職徒弟研修@最乗寺

神奈川県第二宗務所管内の現職徒弟研修が大雄山最乗寺を会場に開催されました。
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御開山了庵慧明禅師六百回大遠忌に合わせて綺麗になった法堂の天蓋が見事です。
人権研修、住職学、座談会、回向文講座、宗門儀礼講座と盛りだくさんの内容が続きます。

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info.

 

平成22年には大雄山最乗寺御開山了庵慧明禅師六百回忌正当となります。
大遠忌記念法要として春には報恩授戒戒・六百回大遠忌法要、秋には道了尊御巡錫として道了尊の威徳神通を冀い世界平和・現代世相の安寧を祈願する祈祷会、法話等が予定されています。

■平成22年 道了尊御巡錫
10月30日(土)本堂前御巡錫祈祷行列 大雄山駅前御開帳祈祷
10月31日(日)大雄山駅~小田原駅行列 小田原銅門広場御開帳祈祷
11月1日(月)新宿天竜寺御開帳祈祷
11月2日(火)大雄山東京別院御開帳祈祷
11月3日(水)両国国技館御開帳大祈祷/加山雄三コンサート
11月4-5日(木/金)大雄山東京別院
11月6日(土)箱根別院祈祷
11月7日(日)御巡錫終 道了尊帰山法要


 

■これまでの関連ブログ記事はこちら

投稿者: kameno 日時: 20:49 | | コメント (2)

ゆめ観音準備

9月4日開催のゆめ観音アジアフェスティバルin大船に向けて準備が進められています。
それぞれが時間の合間を縫ってそれぞれの準備を行なっています。

 

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一人ひとりの願いが込められたイベントです。
是非多くの方のご来場をお待ちいたしております。

 

■関連ブログ記事
9月4日ゆめ観音in大船が開催されます

ゆめ観音アジアフェスティバル公式サイト

投稿者: kameno 日時: 10:11 | | コメント (0)

Day of Mindfulness@貞昌院

1995年、ベトナム出身の禅僧 ティク・ナット・ハン師が来日され日本各地でリトリート(摂心)が開催されました。その時のパンフレット⇒  表面 裏面

当時のリトリートはどのようなものであったか、貞昌院を会場としてDay of Mindfulnessが開催されました。
指導はティクナットハン師日本サンガ:バンブーサンガスタッフのクリスティーンさんです。

(このバンブーサンガとは、1995年のティク・ナット・ハン師来日を機に日本に出来、現在まで続いている唯一のサンガです。奈良県にあります。)


 
Day of Mindfulness 
日程
11:00 オリエンテーション
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11:15 歩く坐禅
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残暑厳しい日となりましたが、天神山の木陰は爽やかです。
風通しもよいので、木々の葉を通りぬける風が心地よく包んでくれます。
参加者はそれぞれゆっくり息を吸って,吐いて、そして歩いて、坐って・・・・自分のペースで一日を過ごします。

12:00 昼食 
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13:30 坐禅指導、歩行禅:経行、坐禅
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14:30  ティク・ナット・ハン師DVD
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1995年清里での記録ビデオです。

15:45 ダルマ・ディスカッション・分かち合い
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一人ひとり、自由に発言し、皆真剣にそれを聞きます。
この形式は仏教ホスピスの会いのちの集いで実践されているものと一緒です。
誰かが発言しているときには、集中して傾聴に徹します。
このような場に参加することにより普段は自分の主張ばかりで、いかに人の意見を聞いていないか、人の意見を聞くことの大切さ、人に意見を聞いてもらうことの重要性が実感できます。

16:45 お知らせ
17:00 終わりの挨拶


 

このような形で一日が過ぎました。
1995年のティク・ナット・ハン師来日の雰囲気を少しでも味わえたことは収穫でした。

 

ここからは蛇足です。
会場主としては幾つか気づいた点があります。
まずは、このリトリートが「独りよがりのもの」になっていないかという指摘です。
寺院の境内でも神社でも祀ってある仏様、神様がいらっしゃいます。
そのような場に入る前、帰るときにはまず礼拝から始まり、礼拝に終わることが基本でありマナーであると思うのですが、その点が不足していた感があります。
また、終了後に畳を掃除するまでは要求しませんが、せめて使用したコップを洗う、机を拭くくらいは自主的に行なったほうが良いと思います。
そのような細かい点をいちいち指摘しなくても自然に実践できるようになればティク・ナット・ハン師の教えも日本に少しづつ根付いていくことでしょう。

投稿者: kameno 日時: 08:09 | | コメント (4)

13年間の感謝をこめて

地球をおよそ4周、13年以上乗り続けてきたタウンエースノアを買い換えることとなりました。
思い出がいっぱい詰まった車ですので、最後に記念撮影。

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永い間ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 

エコカー補助金は今年9月で終了することが決定しています。
しかし、補助金枠が無くなり次第終了ということになりますので、現在のペースが続けば少し前に終わってしまうのかも知れません。

 

補助金の執行状況がリアルタイムでわかります。
こちらから

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8月26日現在で残額593億円に対し、連日30~40億円の間で推移しています。
平均33億円とすると、18日程度で消化してしまいますね。

新車・中古車ディーラーは休暇返上での対応だそうで、市場にとっては経済効果が少なからずプラスに働いているようです。

投稿者: kameno 日時: 23:44 | | コメント (0)

ぼくのわたしのなつやすみ

弟妹&こどもたちがお寺に来て10日間があっという間に過ぎました。
僧堂飯台状態もまもなく一段落です。

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どんな思い出が出来たかな?

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投稿者: kameno 日時: 08:48 | | コメント (0)

夏の終わりに

厳しい残暑が続いています。
この夏から秋にかけて三度目の猛暑のピークだそうです。
暑さ対策を怠りなく乗り切りたいものです。

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メタセコイヤの枝にはたくさんのセミの抜け殻が連なっています。
もうセミの季節も終わりに近づいています。

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部屋に飛び込んできたトンボ。
指の上に止まった後、光溢れる庭の空に戻っていきました。

空の雲も少しづつ秋の雲に変化してきています。
この暑さのピークが過ぎれば、秋の気配が濃くなっていくことでしょう。

投稿者: kameno 日時: 21:37 | | コメント (0)

ハートあふれるマリンタワー

横浜港のシンボルとして親しまれてきたマリンタワーは、運営会社の「氷川丸マリンタワー株式会社」は入場者減に伴う経営悪化を理由に2006年営業終了となっていました。

その後、横浜市に譲渡され、市が改修を行い、昨年の横浜港開港150周年を機にリニューアルオープンの運びとなりました。
外観は以前の紅白からシルバーに変更されています。

リニューアル後、初めて展望台に登りました。
展望台は地上100mの位置にあり、以前よりも内装がスッキリ洗練された印象です。

展望は抜群。

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すっかり「恋人たちの聖地」として定着しているのですね。
窓に偏光フィルターのはめ込まれた額縁が設置されており、ここを通して景色を見ると、光が虹色のハート型に見えるという趣向となっています。
尤も、カップルたちにの目に映る景色はフィルターを通さずとも、きっとハートに溢れていることでしょう。

もちろん、カップルに限らず子供連れの家族にもお薦めのスポットです。

 

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近隣の寺院への施食会法要(おせがき)随喜も一段落。
法要中、仏具に刻まれたハート型の意匠をいくつか発見、カメラに収めてきました。

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■関連ブログ記事

氷川丸、最後のイルミネーション
ハートの起源は僧職者の聖杯?
たくさんのハートたち

投稿者: kameno 日時: 09:00 | | コメント (0) | トラックバック (1)

残暑お見舞い申し上げます

 

20100811-01 暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ残暑厳しい毎日です。
みなさま、どうぞご自愛ください。

空を見上げると雲も夏そのものといった感じです。

台風が近づいているようです。
関東地方には直接の影響はなさそうで、明日には日本海を通過してしまいそうですね。
13日未明のペルセウス座流星群は台風一過の澄んだ空となり、好条件になりそうです。

 

今月に入って弟・妹の家族が貞昌院に遊びに来ました。
それはそれは賑やかです。

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昼)おべんきょう
夜)映画鑑賞会

投稿者: kameno 日時: 21:45 | | コメント (2)

パタ・パタ・バタフライ

立秋を迎えたとはいえ、まだ残暑厳しい日が続きます。
昆虫たちも暑い最中は木陰で休んだり、それぞれに工夫しています。

昼下がりに藤の蔓に留まっているアゲハを見つけました。
地面の水溜りを見つけては水分を補給し、日陰の枝に留まりながら時々羽をパタパタと開閉しています。
風を送ることにより体温を調節しているのでしょうか。

適度に活動して、適度に水分を補給し、適度に休む。
アゲハの智恵から学ぶことも多そうです。

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アキアカネたちも昼間は木陰に隠れています。
夕方になると何処からともなく一斉に群れを作り飛びはじめます。


 

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■おしらせ

墓地の水屋に設置している水道の蛇口が古くなり、これを機に自閉式蛇口に取り替えました。
見かけは普通の蛇口ですが、蛇口取っ手部分がバネになっていて手を離すと自動的に蛇口が閉まるという優れものです。
これまで蛇口がきちんと閉められておらず出しっぱなしになっていたことが時々ありました。
多くの方が利用する水道なので節水を心がけましょう。

投稿者: kameno 日時: 08:45 | | コメント (0)

地鎮式

川崎の寺院で本堂建築のための地鎮式が行なわれました。
土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る謙虚な儀式です。

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神道式と準備はあまり変わりませんが、大般若宝牘の祈祷札を正面に配し、大般若理趣分を転読して工事安穏、諸災消除、諸縁吉祥を祷る法要となっています。

 

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地鎮式も無事終了。
おめでとうございました。

元あった本堂、客殿は既に解体され、真平らに整地された地面に地縄が張られていますので建物の広さや配置が実感できます。
住職様、副住職様の工夫が多く盛り込まれた建物となっていますので、来年秋の竣工がとても楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 12:02 | | コメント (2)

周年記念大会スライドショー

2010年6月5日に開催された 横浜市仏教連合会・奉讃会周年記念大会(大会テーマ「昏迷に一燈を点ず」)の記録をスライドショーとしてまとめました。

 

 

参加された皆様が改めて全体を見渡せるような構成としています。

投稿者: kameno 日時: 23:34 | | コメント (0)

貞昌院からの打上げ花火

恒例の町内会盆踊り大会が地元小学校を会場として開催されました。

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昼の時間には学区の中学校吹奏楽部による演奏もあり

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世も更け、盆踊りの輪も佳境に。
多くの方が参加されています。

盆踊りのクライマックスに、会場の小学校から花火開始の打上げ花火が上がり、

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それに呼応して貞昌院境内から20発の花火が打上げられました。
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本格的な花火です。
間近で見ると迫力ですね!

投稿者: kameno 日時: 21:26 | | コメント (0)

Green green

施餓鬼法要も無事終了、片付けも一段落。

ふと本堂を見渡すと雷雨に洗い流された境内の緑が鮮やかに目に飛び込んできます。

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後ろを振り返ると錦鯉泳ぐ裏庭も緑鮮やか。

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こちらは本尊様からの目線です。
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ゆったりした時間が流れていきます。

投稿者: kameno 日時: 08:42 | | コメント (2)

借りぐらしの

ボールペン、洗濯ばさみ、クリップ...引き出しの中には確かにいくつも入っていたはずだけど、いつの間にか少なくなっている。

それはきっとアリエッティーたちの仕業。

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なお、手に抱えているのは「お赤飯のご飯粒」だそうです。

 

ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティー』は原作の『床下の小人たち』 (小人の冒険シリーズ)とは大分雰囲気がちがうようですけど、それはそれで面白そうです。近いうちに見に行けたらと考えています。

投稿者: kameno 日時: 19:09 | | コメント (0)

H22大施餓鬼会報告

7月26日、恒例の貞昌院大施餓鬼会が営まれました。
前日夕方の雨もこの猛暑には焼け石に水...連日の如く暑い中での大施餓鬼となりました。
今年は平日(月曜日)開催となりましたが、それでも蓋を開けてみると450名を越える参拝をいただきました。
たくさんの参拝をいただいたこと、きっと精霊棚にお迎えしたご先祖様も餓鬼たちも満足して帰られたことでしょう。

法要に先立ちまして、特別公演「金子みすゞ物語」- 詩で生涯を綴る - を行ないました。

 

貞昌院大施餓鬼会特別公演
「金子みすゞ物語」- 詩で生涯を綴る -

日時 7月26日(月)午後1時45分より
出演 朗読 谷英美/演奏 水島誠

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午後3時より
貞昌院大施餓鬼会法要

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公演・法要が終わり一段落

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みなさま、お疲れ様でした。

は熱気のこもった公演、多くのお参りをいただいた堂内・・・・本堂のエアコンも窓が開いた状態であったこともあり想像以上に効かないことがわかりました。
来年は本堂サッシ窓の開け方を工夫してみます。


 

後片付けが一段落し宵の口になった頃、急に物凄い雷雨に。
久し振りの本格的な降雨で一気に気温が下がり涼しい夜が戻ってきました。

投稿者: kameno 日時: 22:05 | | コメント (2)

貞昌院大施餓鬼法要・特別公演

明日(26日)、貞昌院大施餓鬼法要と特別公演が行われます。
準備も順調に進んでいます。

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連日の猛暑も一段落。
パラパラと雨が降ってきました。

明日の天気予報はくもり。
多少は過ごしやすい中での大施餓鬼となるのではないかと思います。
皆様のお参りをお待ち申し上げます。



■昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 22:52 | | コメント (0)

熱中症に注意しましょう

暑い日が続きます。
境内では山百合の花が咲き始め、清涼な雰囲気を生み出してくれてはいますが・・・本格的な夏がやってきました。

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この時期は特に熱中症に注意したいものです。

熱中症は、ちょっとした心がけで予防することが出来ます。

■ポイント  
(1)体調を整える
睡眠を充分に取る。睡眠不足や夏風邪などによって体調が悪い時には日中の外出や運動は控える。
(2)服装に注意 
外出の際には風通しの良い服を選ぶこと。帽子をかぶり、日傘を持参する。
(3)こまめに水分・塩分補給をする
定期的に、かつ少しずつ水分を補給する。特に夏場は0.1%程度の塩水もしくはスポーツドリンク飲むことが有効。  
(3)年齢を考慮する 
発育途中の子どもや、逆に高齢者は熱中症にかかりやすいので年齢を意識して、予防を心がけることが大切。

 

そのほか詳細な対策や、もしも熱中症になってしまった場合の処置の仕方などは 環境省のサイト・熱中症情報 に詳しく掲載されていますのでリンクを張っておきます。

 

 

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ハムスターくんも暑さはニガテ。
大好きな細いトンネル(トイレットペーパーの芯)の中でじっとしています。

投稿者: kameno 日時: 21:06 | | コメント (0)

朝の茶事2010

貞昌院茶室・如是庵において今年も朝の茶事が行われました。
朝茶事は、暁の頃に席入りする時間に贅沢な茶事です。

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■昨年の様子はこちらです
朝の茶事

投稿者: kameno 日時: 21:42 | | コメント (2)

ショッキングピンクの夕焼け

梅雨明けを迎え、とても暑い一日となりました。
みなさま、熱中症には充分ご注意ください。

夕方は朧月となるほど薄い筋状の雲が空を覆っており、日没前後にみるみる真っ赤に染まっていきました。
屋上に上がって眺めていましたが、それはそれは見事な夕焼けでした。

太陽光発電パネルに反射して、ちょっと近未来的な光景となっています。

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17:22

200719-03
17:24


昨日は、雲が虹色に見える彩雲が横浜で観測されたというニュースがありました。

いいことあるかな? 虹色「彩雲」、横浜や川崎で観測

 

残念ながら、昨日の彩雲は見ることができませんでしたが、2001年に貞昌院から見えた彩雲の写真を併せてご紹介いたします。

saiun

とても美しい光景でした。

彩雲は昔から吉兆とされるが、実際はありふれた気象現象である。古くから、景雲や慶雲、また瑞雲などとも呼ばれ 、仏教などにおいては「日暈」などとともに、寺院の落慶入仏開眼法要などには「五色の彩雲」等と呼ばれ、よく発生する現象として知られる。また、西方極楽浄土から阿弥陀如来が菩薩を随えて、五色の雲に載ってやってくる来迎図などにも描かれており、瑞相の一つとして知られる。(ウィキペディア「彩雲」項)

投稿者: kameno 日時: 22:14 | | コメント (2)

梅雨明けの朝夜明け前

九州北部、四国、中国、近畿、東海、関東甲信、北陸で梅雨明けが発表されました。
いよいよ本格的な夏の到来です。

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近隣寺院の施食会法要(おせがき)もスタート。
良い天気となりそうです。

投稿者: kameno 日時: 04:33 | | コメント (0)

手乗りトンボ

いよいよ7月のお盆(7月盆)も近くなって参りました。
7月盆が終わると近隣の寺院約20か寺を施食会(おせがき)法要随喜で廻ります。
それが一段落すると8月盆。

貞昌院は7月26日ですから、その準備も着々と進んでいます。

境内には様々なトンボが飛び交うようになりました。
それぞれ縄張りを主張しながらぐるぐる飛んでいます。

手を伸ばすとたまにそこに留まってくれたりして、可愛らしいものです。

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このトンボはコオニヤンマでしょうか。

投稿者: kameno 日時: 13:00 | | コメント (0)

7/26大施餓鬼・特別公演

7月26日(月)は貞昌院恒例の大施餓鬼会法要の日です。
檀家の皆様には既にご案内させていただいておりますが、卒塔婆のお申し込みを未だされていない方は、どうぞお早めにお願い致します。

 

貞昌院では大施餓鬼法要の前に演奏会や公演などを行なっております。
檀家さん、本堂正面の精霊棚にお迎えするご先祖様と一緒に楽しむ内容を毎年企画させていただいております。
一般の方で参加ご希望の方も是非お越しくださいませ。歓迎いたします。

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本年は、詩人・金子みすゞをテーマにした演劇、朗読活動を行っている谷英美さん、ミュージシャンの水島誠さんをお招きいたします。

 

 

貞昌院大施餓鬼会特別公演
「金子みすゞ物語」- 詩で生涯を綴る -
 

 

日時 7月26日(月)午後1時45分より
場所 貞昌院本堂
出演 朗読 谷英美/演奏 水島誠
入場 お気持ちのお布施をお受けいたします

 

【プロフィール】
20100710-01 ■谷英美 (たに えみ)
東京生まれ
詩人・金子みすゞに取り付き取り憑かれ、その生涯を描いた一人芝居「空のかあさま」を続けている。
他活動として、みすゞ詩を折り込んだ「みすゞ物語」「ウンジュよ」朗読、子育て講座など、多岐にわたる活動を展開している。

■水島誠 (みずしま まこと)
岡山県出身・羽村市在住
キティーレコード、ソニーミュージック等様々な裏方を経て、独自なオリジナル音楽制作を行なっているミュージシャン。
NHKみんなのうた「はるか」など

 


会場下見を兼ねてリハーサルが念入りに行なわれました。

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投稿者: kameno 日時: 09:20 | | コメント (0)

メルボルンより

貞昌院では毎年夏過ぎにオーストラリアからの小中高校生たちの参加による国際交流坐禅会を開催しています。
今年は9月にクイーンズランドの高校生たちが訪問する予定です。

上永谷国際交流の会の関係で、七夕の7月7日、メルボルンから一家が来訪されました。

色とりどりの池の鯉、水琴窟、お寺にある一つひとつにとても興味を持たれたようです。
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梅雨の合間でしたが、雨が上がってくれました。

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投稿者: kameno 日時: 23:05 | | コメント (0)

永野十景いまむかし

昭和初期に、永野村を代表する10の景観、永野十景がまとめられました。
その10の景観が現在はどうなっているのかを私がこれまで撮影してきた写真で振り返ってみます。

電子国土基盤地図、数値地図5mメッシュデータを元に、カシミール3Dを使って鳥瞰図を作成してみました。
ほぼ真西方向を向いていますので、富士山が正面に見えます。


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図の中に(1)から(10)までの赤数字を入れております。
これが、昭和初期の永野十景です。

(1)社頭の暁雪
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2008年に初春に撮影した写真です。夜中降り続いた雪により早朝天神社一面真っ白となりました。

(2)菅公筆塚
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筆塚は横浜市営地下鉄敷設工事により、当時あった位置から北に移設されました。

(3)貞昌院の晩鐘
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昭和初期には住宅やマンションも少なかったので永野地区一帯に響き渡っていたのでしょう。


(4)丸山の鶯
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丸山は丸山台住宅地となっています。鶯の棲息地も限られた場所に追いやられつつあります。
今年春に貞昌院裏山で撮影した鶯です。


(5)馬洗川の清流
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永谷川・馬洗川は、地域の方の清掃活動により一時期見られなくなっていたカワセミが帰ってきました。
今年永谷川で撮影したカワセミです。


(6)島越の夕照
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島越は武相国境稜線の西側に位置するため、夕照に美しく照らし出されます。


(7)十国見の眺望
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美晴台からは西方向が開けているために富士山や丹沢山系がよく見渡せます。
少し残念なことは電線によって景観が損なわれているということです。


(8)柳橋の秋月
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柳橋の辺りには蓮池があって、そこに舟を浮かべて観月会が行われていました。
優雅なものです。
現在、蓮池はありませんが月の美しさは何ら変わりありません。


(9)中里の流蛍
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永谷川にはかつて蛍が飛び交っていました。
現在では残念ながら蛍はいなくなってしまいました。
写真は千葉県で撮影した川成蛍です。きっとこのような光景が見られたのでしょう。

(10)水田の落雁
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水田の地名のごとく、当時は県道平戸永谷線(現在の環状2号線)に沿って水田が広がっていましたので、水田と落雁の光景が象徴的だったのでしょう。
写真は舞岡公園の水田です。かつての谷戸の光景が保存されています。(写真は雁ではなく鴨)

 

このように、当時の状況が何ら変わらずに伝わっているものもありますし、現在では失われてしまっているものもあります。

今、区役所の皆様、社会福祉協議会の皆様、地区の皆様と、永野地区福祉保健計画を策定しています。
冒頭の鳥瞰図中、ピンクに着色した部分が永野地区のエリア(永野村のエリアではありません)です。
福祉保健計画策定にあたり、かつての景観や歴史的な経緯がとても参考になります。

投稿者: kameno 日時: 00:23 | | コメント (0)

戦争遺跡写真とトーク

あーすプラザホールで開催された「戦争遺跡写真とトーク」に参加してきました。
内容は2部に分かれており、前半を写真家・安島太佳由氏のスライドを元にした戦争遺跡写真トーク、後半はテニアン島で少年時代を過ごした佐藤孝則氏のテニアンの戦い1944年7月トークという構成でした。

まずは用語の定義ですが、「戦争遺跡」とは、明治期以降から太平洋戦争終結までの間に造られた軍事施設や軍需工場、戦災建造物などの跡のことです。
世界遺産に登録されている原爆ドームも代表的な世界遺産の一つです。
原爆ドームは広島の復興と共に再開発で取り壊される危機にあったのですが、それが保存されることとなり戦争遺産の重要さが広く認識されるようになりました。

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戦争遺跡は「物言わぬ証言者」ともいわれ、戦争の記憶を語り継ぐ呼び起こす貴重なものなのです。

 

後半の佐藤さんの話は貴重なものでした。

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■佐藤孝則
昭和5年(1930年)生まれ
1933年(昭和8年)一家でテニアン島に移住
1944(昭和19)年6月空襲、艦砲射撃が始まり洞窟に隠れる。
7月24日米軍上陸、島内を逃げ惑う。
南端の岬で自決する家族が相次ぐが佐藤家は父親が「最後まで生き延びよう」と決断し、これ以後も島内を逃げ回る。
左足に破片を受けて負傷、食料を探して家族とはぐれる。
米軍塹壕の食糧を求め米兵に左足に銃弾を受ける。
その後父親と再会、ともに降伏をする。


■kamenoメモより

昭和2年、昭和金融恐慌が起こり、一家共々福島から借金を返済するために南洋興発の募集に応じた。
3歳の時にテニアン島に渡り、住吉神社の近くに住んでいた。
昭和16年から太平洋戦争勃発し、17年から18年にかけて戦況が悪化。
借金も返済できる目処が立ったので日本に引き上げようかと考えていたが、陸地に留まったほうが安全だという父親の判断で引き上げはとりやめた。
結果的にこの判断で今の自分がある。
本土からの物資の輸送が滞っていたため、主食は決まっていないが、パンの実、パパイヤなどを取って、コンクリート製の臼で潰して食べたり、陸稲などを栽培し暮らしていた。

そのうちに飛行場建設に借り出されるようになった。
テニアンには4つの飛行場があり、街の近くには第四飛行場があり、トロッコ、モッコなどを使って自分たち小中学生も絶対国防圏を守るために労働の場に借り出された。
昭和19年2月頃から艦載機が空襲に来るようになった。
それがだんだん激しくなったため、街からカルロナス台地へ非難。
台地の東海岸は断崖絶壁で無数の洞窟があるために、穴の奥にいればとりあえず安全だったため、洞窟暮らしが始まった。
6月頃までは10機くらいの戦闘機が台地を掠めて飛んでいたりしたが、6月11日に海兵隊がサイパン・テニアンに上陸した日には、海見渡す限り艦隊が埋め尽くし、グラマンが絶え間ない攻撃を仕掛けてきた。
日本軍の応戦も最初の1、2だけで、3日目には応戦がほとんど無くなってしまった。
テニアンとサイパンの間は5キロしかないが、その海峡も船が埋め尽くした。
艦砲射撃が43日間続いた。
7月7日にはサイパンの日本軍が玉砕。
サイパンはテニアンからもよく見え、特に夜は照明弾によってガラパンからタポチェ山に向けて砲撃している様子がよく見えた。
テニアンではハゴイ(北端西海岸)付近からアメリカ軍が上陸。
アメリカ軍が来たらもうこの洞窟では駄目だということで、カツオを鈍り節にして10本ほど保存食として第二洞窟へ移動した。

サイパンが陥落したことにより、艦砲射撃ではなくサイパン南端部から155ミリ砲でテニアンに向けて射撃するようになった。
まずはセスナ機のような偵察機がやってきて、そこに半径300メートルの範囲に着弾する。
これが一番恐怖だった。
カルロナス台地南端が最後の追い詰められた場所であった。
兵隊さんが突撃直前に自分の持ち物を「預かって欲しい」ということで、自分たち家族に預たいと願い出があったが、自分たちも自決するのだからと、断らざるを得なかった。
いよいよ最後、自分たち家族もいざ自決する・・・その直前になって、父親がもう少し頑張ってみよう、死ぬのは止め。という判断をした。
夜になり、断崖絶壁を下ることにした。
その場所に向かってアメリカ兵が軍人民間人分け隔てなく一斉射撃をしてきた。
自分はたまたま端にいたため、左大腿に砲弾の破片を受けただけで助かったが、家族と逸れてしまった。
アメリカ軍は洞窟という洞窟に手榴弾を投げ込んでくる。
洞窟の中で手榴弾が爆発すれば、中に居るものは助からない。
精神的におかしくなっていくものを何人も見かけた。
家族と逸れて彷徨っている中で敗残兵に出会って食料を分けて貰って一口食べようとしたらアメリカ軍が手榴弾を投げつけてきて、必死に逃げた。
ようやく洞窟を見つけ入っていたら、穴が塞がってしまった。
そのお陰でようやく助かった。

その後、米軍の捕虜となり、サイパンの病院に収容され、家族と再会した。
サイパンの飛行場からB29が本土爆撃のために数知れず発進していったが、それらは悠々と帰ってきたと思われているが、実は穴だらけでようやく帰ってきたり、着陸でオーバーランしてひっくり返った飛行機を何機も見た。

戦場は早いものがちで先に殺さなければならない。常識の通じない場所である。

<質疑応答>

--------------------------------

佐藤氏の話を見る上で参考になる資料を列記します。

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最盛期のテニアン市街地。上に見えるテニアン神社が住吉神社。佐藤氏はこの住吉神社付近に住んでいてテニアン小学校に通っていました。
『沖縄県史 資料編15 2分冊の1、旧南洋群島関係写真資料(上)近代4』(沖縄県教育委員会、2002年3月)より

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テニアン島全体とアメリカ軍進攻図。

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今年2月にテニアン島南端のスーサイドクリフを訪れた時に撮影した写真。
カルロナス台地とその南端の崖、その崖に無数の穴が見えました。

 

■追記
平和祈念展示資料館の所蔵資料の中に軍人として同時期テニアン島で過ごされた渡辺達雄さんの手記があります。併せて読むと、いっそうよく判ると思います。
玉砕の島テニアン戦記(PDF)」



■関連ブログ記事
移ろいゆくもの変らないもの 
テニアンに残される戦跡 
製糖の島テニアン

投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (0)

夏越しの大祓2010

一年の半分が経過ました。
永谷天満宮では恒例の夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が催行されました。

ここ数年参詣者が多くなったため、昨年より茅の輪=(かやで作られた大きな輪)が本年は社殿前広場に設置されています。 梅雨の合間の良い天気となり、今年も多くの参詣者がありました。

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祭壇に神饌をお供えし、神事が始まります。

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一人一人に人型が配られ体に擦り付けたり息を吹きかけて半年間の穢れを移します。

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清浄な身と心で茅の輪をくぐり、残り半年間の無病息災を願います。

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”車形”もあります。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。

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最後はお楽しみのスイカ!

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茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。

 


昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 08:06 | | コメント (0)

摩文仁平和祈念公園

摩文仁平和祈念公園を訪れました。
何回か訪問したことはありますが、時間に余裕をもって訪れたいと思いつつ、これまではゆっくり過ごすことが出来ませんでした。
ようやく、それが叶いました。

摩文仁平和祈念公園周辺の地域は沖縄戦最大の激戦地であり、終焉地でもあります。
1945(昭和20)年5月、アメリカ軍の攻撃により、首里にあった日本軍司令部は沖縄本島南端部に撤退。
この地域において南下侵攻するアメリカ軍から避難する一般住民と抗戦する日本軍の軍人が混在し、パニック状態に陥いりました。
日本軍の組織的抵抗は6月23日に牛島中将が摩文仁の丘に設けられた司令部壕で自決したことにより終了しましたが、アメリカ軍は7月初めまで掃討戦を続け、この地域の集落はほとんど壊滅状態となりました。


沖縄戦に関する詳細はウィキペディア[沖縄戦]項を参照ください



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地上戦により多くの貴い人命とかけがえのない文化遺産を失いました。
現在、摩文仁の丘には平和祈念資料館・沖縄平和祈念堂・国立沖縄戦没者墓苑・平和の礎・黎明之塔、日本各県出身地別の慰霊・平和祈念施設が立ち並んでいます。
 
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平和の礎には国籍を問わず、沖縄戦で亡くなったすべての人々の名前が刻まれています。

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私の親戚の名前も刻まれています。

ここを訪れる際にはいつも献花させていただきますが、沖縄らしい花ですね。

摩文仁の丘に設けられた司令部壕から見る海は碧く碧くひろがっていました。


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摩文仁の丘に向かって各県別の慰霊碑、そして義烈空挺隊慰霊碑などの慰霊碑が並びます。


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この後、ひめゆりの塔を訪れた頃には一転、にわか雨となりました。
涙雨でしょうか。

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投稿者: kameno 日時: 11:24 | | コメント (0)

斎場御嶽(せいふぁーうたき)

2000年に琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された斎場御嶽(せいふぁーうたき)。
首里城や他のグスクは以前に訪れていましたが、斎場御嶽だけはまだ行ったことが無かったので訪ねてみました。

御嶽(うたき)自体は、琉球の村落ごとに置かれた聖域で、農耕、漁労、狩猟などに関る儀式や祭事が行われてきた場所でもあります。
『琉球国由来記』には「村を愛護する祖霊神、祝福をもたらすニライカナイ神、航海守護神などがまつられている」とされています。

斎場(せーふぁ)は「最高位」を意味し、王国最高の御嶽とされ、国家の最高神職である聞得大君が管理してきました。


第二次世界大戦の沖縄地上戦によってその大部分が破壊されてしまい、その原形をとどめているのは僅かです。
その中にあって、斎場御嶽が残ったということは奇跡的なことかもしれません。


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琉球の御嶽は男子禁制であったため、たとえ国王であっても女装に改める必要があったそうです。
一般庶民は、この御門口(うじょーぐち)より先の聖域に入ることは許されず、御門口手前で祈りを捧げました。
御門口は、奥へと続く石畳が聖域としての雰囲気を醸し出しています。

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大庫理(うふぐーい)
石畳道を進み最初の拝所です。国王即位儀式などが行なわれました。
大庫理は大きな部屋を意味します。

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三庫裏(さんぐーい)
巨大な岩が合わさり、三角形の洞門を作り出しています。
ここには勾玉などが埋められていました。

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巨大な二本の鍾乳石から水が滴っており、下にその水を受ける壷が置かれています。
この水は御水(うびぃ)と呼ばれ、水量によって豊作・凶作を占いました。

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寄満(ユインチ)
首里城では国王の食事を作る部屋が同じ名前となっています。
豊穣や幸せの満つるところとして、その年の豊凶を占う儀式が行なわれ、第二次世界大戦まではこのばしょに馬形の石(うまぐゎーいし)が置かれていました。


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斎場御嶽全体が巨大な岩に囲まれており、ガジュマルの太い根がそれを覆い尽くしてています。
森に息づく生命の躍動感を感じます。
最近のコトバでいえば「パワースポット」という表現になるのでしょうが、そんな安っぽいものではありません。

投稿者: kameno 日時: 10:10 | | コメント (0)

沖縄へ

所用のために沖縄に行ってまいりました。
合い間に何箇所か廻ってきましたので追って記事にまとめてみます。

関東地方もいよいよ入梅。
雲海に覆われています。

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雲の形が変化に富んでいて見ていて飽きません。

少し低い位置を同方向に飛ぶ航空機が並行飛行していました。

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投稿者: kameno 日時: 12:15 | | コメント (0)

シジュウカラの巣立ち

ベランダに営巣しているシジュウカラのヒナたちの鳴き声が、ここ数日の間にすっかり親鳥のように変化してきました。
これまで数分おきにやってきては餌を与えていた親たちは、今はもう遠くから見守っているだけ。
ヒナの鳴き声に応えるように遠くから返答しています。

・・・・ついに6羽のうち2羽が巣から旅立ちました。
まだまだ羽ばたきがおぼつかず、うまく飛べません。
地面の上をちょこちょこ歩いたり、ちょっと飛んでは草の陰に隠れています。

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親鳥の鳴き声に呼応して鳴き声を発しているので、親たちには何処に雛がいるかが良くわかります。
これは逆に言うと、天敵にも狙われやすいということでもあります。
だからしばらくは集団で行動しているし、親鳥は適当な距離をおいて常に見守っています。


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産毛もついているし、クチバシはまだヒナの面影が残っています。

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手を伸ばすと、ちょこんと乗ってきました。

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まだまだ怖いもの知らずなんですね。
数日もすれば、きっと親鳥たちと変らない頼もしい姿になっていることでしょう。



■関連ブログ記事
シジュウカラ子育ての季節

投稿者: kameno 日時: 13:48 | | コメント (4)

仏前結婚式

教区寺院において仏前結婚式がありました。
日本の仏教は葬式仏教というイメージがありますが、決してそんなことはありません。
喜び、悲しみ、苦しみ、日常のあらゆる場面にあってもかかわりのあるものです。
特に人生の一番の佳き節目でもある結婚式を、お寺で行なうということは意義深いものがあります。

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午後からは場所を移して披露宴へ。
・・・いたらないながらも、私は妻と共に媒酌人をつとめさせていただきました。

新郎・新婦は縁あって国を越えて結ばれたお二人です。
両方の文化が交じり合い、そこにはきっと新しい文化が生まれ、育まれていくことでしょう。
それは、お互いの良いところを持ち合わせた、いわばハイブリッドな文化といえます。

しかし、時には衝突や摩擦が起こることもあるでしょう。
そんな時には、いかに相手を理解し、受容し、認め合うことができるかが大きな鍵となると思います。
(コトバで書くのは簡単ですが、それを実践するのはとてもムツカしいものです)

お二人にはハイブリッドな家庭を築き上げられますことを楽しみにしています。

披露宴の最後に新婦からご両親に宛てた手紙、本当に心温まるものでした。
末永くおしあわせに!

投稿者: kameno 日時: 06:16 | | コメント (2)

市仏連・奉讃会周年記念大会

横浜市仏教連合会再発足60周年
横浜市釈尊奉讃会発足30周年記念大会が開催されました。

大会テーマは「昏迷に一燈を点ず」


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開場前からロビーにはたくさんの人が並びました。

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学生のみなさんによる散華の舞で場が浄められ、佛祖諷経が各宗派合同で行なわれました。

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真言宗、浄土宗、曹洞宗による御詠歌

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記念講演では市仏連寺院名誉総代の小泉純一郎氏をお招きし「思うように行かないのが人生 - だからorそれでも・・・」という演題でご講演いただきました。
ピンチをチャンスに変える秘策など、自らのご経験をもとに時間を超越するほど熱気の篭ったご講演でした。
講演録を含め、当日の大会式典の記録は市仏連会報特集号としてまとめられる予定です。

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独唱・佐伯葉子さん(ソプラノ)、中村玲子さん(ピアノ)
最後は全員にて「ふるさと」を合唱。


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会長・講師を囲んで

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学生さんたちにも大人気ですね。

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とにかく様々な役割を持った人々が有機的に協力し合って一つの行事を作り上げていく、その大切さを学んだ大会でした。
みなさまお疲れ様でした。


■当日の様子がケーブルテレビのニュースで流れます。

YOUテレビ(放送エリア 鶴見区・神奈川区・港北区・川崎区・幸区)
MyYOU #410
6月14日?6月20日 (10時、13時、16時、20時、23時)

投稿者: kameno 日時: 01:20 | | コメント (0)

シジュウカラ子育ての季節

春から巣作りを始めていたシジュウカラのヒナがだいぶ大きくなってきました。

毎年同じ場所に営巣しています。
自分が何処で育ったのかを覚えていて、親の世代になってもその場所を受継いでいます。

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数分後とに餌を運び、溜まった糞を運び出し、親は大変です。

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巣の中を覗いてみると、6匹のヒナが見えました。

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■これまでのブログ記事はこちら
シジュウカラ子育て奮闘記
こどもの日に
みどりの日生まれの八つ子ちゃん
小鳥と戯る
巣立ちの季節・再び
シジュウカラの子育て・再び
巣立ちの季節
シジュウカラの子育て

投稿者: kameno 日時: 08:21 | | コメント (2)

オタマジャクシからカエルへ

オタマジャクシに手足が生えて、オタマジャクシとカエルの間の姿になりました。

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まだまだ手足ではうまく泳げず、自分でもまだオタマジャクシのつもりなのかもしれません。
ようやく陸に上がることを覚えました。

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両生類の変態の過程は、まるで進化の流れを短縮してみているような感じですね。

 
あ、そうそう、オタマジャクシの尻尾って何処に行ってしまうのでしょうか?
・・・少し前に書いた記事にそのコタエがあります。



地元小学校にお貸ししている貞昌院のサツマイモ畑の続報です。
先日畝作りが行なわれた畑にサツマイモの苗が植えられました。

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太陽の光をいっぱい浴びて大きく育ちますように。

投稿者: kameno 日時: 10:48 | | コメント (0)

晋山結制点描

教区の御寺院さんで晋山結制がありました。
晋山結制は、その寺院の一世一代のおめでたい行事です。

晋山結制については、こちらとかこちらをご参照下さい。

以下、2日間に亘る行事の点描です。

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皆様お疲れ様でした。
そして、新命住職様初め関係の皆様、まことにおめでとうございました。

投稿者: kameno 日時: 23:39 | | コメント (0)

未来につなぐ子どもの遊びヒアリング集お披露目会

「未来につなぐ子どもの遊びヒアリング集 ?ここで遊んだ 笑った おこられた?」
の発刊を記念して、お披露目・交流会が開催されました


■お披露目・交流会
22年5月23日(日) 13:30?15:30
金井幼稚園ホール


内容:
TVKでの紹介番組の鑑賞
お茶を飲みながらのゆったりトークショー
昔の遊びを楽しもう(紙芝居・メンコ・おはじき・お手玉など)

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あいにくの雨模様の天気となりましたが、絵本をつくろう会の方、ヒアリング協力者、地域の方々、子どもたち・・・・金井幼稚園ホールには多くの方々が集いました。

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港南区長さんにもお越しいただきました。

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幅広い世代、さまざまな環境で子ども時代を過ごした方々が、それぞれの体験を分かち合い、交流を深めることは意義があります。

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後半には、紙芝居・メンコ・おはじき・お手玉などをみんなでで楽しみました。
 
 

昔はこんな遊びをしたのだよ・・・という、単なる思い出話では発展性がありません。
現代社会の中に「川で泳いだ」「造成現場で遊んだ」などということをそのまま当てはめるのは非現実的です。

けれども、今という時代に合った「遊び」は何かを世代を交えた中で考え地域全体で取り組んでいくことは可能です。
世代を越えた結びつきをどのように構築していくことができるのかがキーポイントでしょう。

現代の子ども、遊びは大人に管理され過ぎているという指摘もありました。
大人は、あくまでも周囲から暖かく見守るに留め、自主的な遊びを伸び伸びと出来る環境をさりげなく構築するという程度でよいのかも知れません。


当日の様子は、ブログ cafeから始まるおもしろまちづくり にも書かれていますので是非ご覧ください。

これから、ヒヤリング集を素材として「絵本」作成のプロジェクトが引続き行なわれます。



追記
神奈川新聞に掲載されました
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(2010/5/25)


外で活発に遊んだ子ほど学習熱心に


子供時代に外で活発に遊んだ人ほど、本を読む割合や大学進学率が高い――。国立青少年教育振興機構は24日、こんな調査結果を公表した。
調査に携わった千葉大の明石要一教授(教育社会学)は「子供が外で遊ぶことで、探求心や知的好奇心を刺激し、学習意欲も向上させるのでは」としている。
調査は昨年末、全国の20?60歳代の男女5000人と、小中高生1万1000人を対象に実施。「川や海で泳いだ」「友達と相撲をした」など30項目をもとに、外遊びの体験豊かなグループとそうでないグループとに分けた。
それによると、「体験豊か」という大人のグループは、1か月に本を1冊以上読む人の割合が71%にのぼり、少ないグループ(47%)より24ポイント上回っていた。最終学歴が大学以上(50%)という人も「少ない」グループより5ポイント多かった。
ただ、同じ調査では、外遊びのうち、海や川で遊んだ経験のある人が60歳以上で半数以上にのぼるのに対し、今の中高生は4割に満たない実態も浮かんだ。明石教授は、「学校や家庭は、子供が外で遊ぶ機会をもっと増やす努力をすべきだ」と指摘している。
(読売新聞2010年5月25日)



■関連リンク
港南の絵本をつくろう会
港南区役所のHP

■関連ブログ記事
2つのお披露目会

投稿者: kameno 日時: 05:53 | | コメント (0)

古文書の会勉強会

地元古文書の会の皆様が来訪され、天神おみくじを題材とした勉強会を開催いたしました。


天神おみくじは、貞昌院に200年前から伝わる、由緒あるおみくじです。
横浜の文化財(横浜市教育委員会編)には、おみくじについて次のような解説があります。

1.御籤匣  匣は黒漆塗りの直方体で、正面に金地仕上げのうめばちの紋を描き、上端中央に竹簡の籤がでる穴を持つ。裏面には朱の「天神山貞昌院 十四世哲航大賢五修彦命代 江戸中橋柾町清水舊長門弟中」の銘がある。 寸法は巾・奥行き12.2cm、高さ31cm。  ※寛政年間(1789-1800)

2.竹簡
 竹簡の籤は、平均巾0.8cm。長さ18.9cm。上端部に吉凶と三桁の数字番号、下端部に通し番号。

3.版木
 版木は裏表両面に各2枚の版を固定したもので、一面で2種類の御籤札を刷ることができる組み版となっている。 組み合わせは竹簡の番号に準ずる。札一枚の平均的寸法は横15.5cm、縦21cm。組み版木の寸法は46.5cm*24cmである。

(横浜の文化財(横浜市教育委員会編)より抜粋)


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初めに本尊様にお参り、簡単に天神おみくじの歴史を概観した後に版木を慎重に精査していきました。


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多くの人が集まることにより、これまで判読できなかった部分も明確になりました。
有難いことです。
この成果を順次早速天神おみくじWeb版へ反映させていく予定です。



■関連ブログ記事

天神おみくじ体験会第二弾報告
天神おみくじ試し摺り
9/16天神おみくじ体験会第二弾
明智光秀とおみくじ
サイエンスカフェ@貞昌院報告
8月9日(土) 天神おみくじの体験会があります
おみくじはもう引きましたか?

投稿者: kameno 日時: 23:55 | | コメント (0)

第34回正力松太郎賞授賞式

第34回正力松太郎賞の授賞式があり、前年度受賞関係者として参加してきました。

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本年の報告会のひとコマ


正力松太郎賞とは、仏教精神に基づいた青少幼年の育成活動に尽力し、社会の情操教育振興に努力している個人・団体を顕彰するために贈られる賞です。
本年も地道かつ継続的に教化活動を続けておられる仏教者の皆さまが受賞されました。
本当におめでとうございました。
ゆめ観音アジアフェスティバルを運営するゆめ観音実行委員会がこの本賞受賞者リストに名前をつらねているということは、改めて名誉あることであると実感し、昨年この場で発表をしたのだなあと感慨深く参加させていただきました。

今回の活動報告も、どれも刺激をいただき、頭が下がる思いのものばかりです。
寺院の果たすべき役割、僧侶のあるべき姿とはどういうものかということを考えさせられる時間でした。

本年、第34回正力松太郎賞受賞者は下記の皆さまです。


【本賞 2件】

●長谷川 実彰 師 真言宗智山派大智院住職/愛知県
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長谷川実彰さんは学生時代より子ども会活動を開始、昭和初期より開かれている自坊での子ども会を引き継ぎ活動するほか、内外で精力的に青少幼年教化に尽力しています。各地で子ども会等の指導者研修企画や講師を務めるほか、民生児童委員や教戒師としても活動しています。

●岩国演劇研究会『劇団のんた』 
代表・藤谷光信 師/浄土真宗本願寺派教蓮寺前住職/山口県
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『劇団のんた』は、地域の人びととともに昭和35年に結成されました。以来、教蓮寺を活動の中心として、演劇活動を通じて子どもたちをはじめとする演者のこころの鍛錬を目指すとともに、観客への物語を通じた教化、そして真剣に取り組むことの素晴らしさを伝えています。

【青年奨励賞 1件】

●子どもの寺 童楽寺 
代表・安武隆信 師/救世観音宗童楽寺住職/和歌山県
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『子どもの寺 童楽寺』は、専修学院で修行を共にした仲間2人で、子どものための新寺を平成19年に落慶させたものです。以来、養育里親活動を開始するほか、子どもたちのための活動を通じて、地域の世代間交流や人間関係の構築をすすめるお寺づくりに力を注いでいます。


青年奨励賞を受賞された子どもの寺 童楽寺さんは、里親の環境の変化について提起されておりました。
元来、都市部の小学校や中学生が長期間に亘って親元を離れ、自然豊かな農山漁村で生活をすることが山村留学の目的でありました。
しかし、近年は親から虐待を受けた児童の保護や、親が素行に問題があったり情緒不安定の子供を手放したいという理由で山村留学を選択する事例が増えているそうです。
童楽寺では、永年に亘ってそのような児童を積極的に受け入れ、里親として育て、地域の児童と交流を深める行事を行なっています。


かつての地域社会は寺院と学校が核となり形成されていました。
子どもたちは境内で遊び、学び、僧侶の話を聞きながら育ちました。

子どもたちを取り巻く環境は劣悪になっているのではないかと最近特に感じます。
心が少なからず蝕まれてしまっているとすれば、寺院に求められる役割、果たすべき役割は重い筈です。
21世紀の日本を担う世代を育成するために僧侶は何が出来るのかを真剣に考え、その実践を行なってきた活動に対し心から共感いたします。


全国に7万を数える寺院の中には、まだまだ正力松太郎賞の精神にふさわしい活動をされているところがたくさんあると思います。
第35回の募集も昨年同様行なわれるそうです。詳細は、主催の財団法人全国青少年教化協議会のサイトをご参照ください。



■関連ブログ記事
正力松太郎賞授賞式報告

投稿者: kameno 日時: 23:46 | | コメント (0)

早雲寺・紹太寺

一泊研修の合間に、幾つかの寺社めぐりをしました。
そのうちの2つをご紹介いたします。


金湯山早雲寺。
箱根町湯本旧街道沿いにある臨済宗大徳寺派の名刹です。
本尊は釈迦如来。
後北条五代の墓や連歌師・宗祇の碑でも有名です。

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茅葺の鐘楼堂と開山堂はとても存在感があります。
禅宗寺院ならではの落ち着いた佇まいです。

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境内は常に清潔に掃き清められていて清々しいです。

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新緑のシーズンまっさかりということもあって、庭師として有名な北条早雲三男・北条幻庵による内庭が見事でした。

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箱根登山鉄道・入生田駅の北側にある黄檗宗長興山紹太寺。
茅葺の本堂が特徴です。
江戸初期、小田原藩主稲葉一族の菩提寺として、宇治の萬福寺から招かれた鉄牛和尚により開かれました。
稲葉正勝の母・春日局の御霊も祀られています。
残念ながら幕末の火災により伽藍の大部分が焼失してしまいました。
現在の本堂はかつての子院・清雲院の建物です。


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その境内は広大で、山内は360段の石段と数十町歩の山の中に点在する礎石がかつての紹太寺の名残を伝えています。

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その石段を登り切ったあたりに有名な枝垂桜があります。
藩主・稲葉正則が植えたとされるもので樹齢約340年と云われます。
4月上旬には、それはそれは見事な姿をみせます。

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この写真は以前に撮影したものです。

投稿者: kameno 日時: 14:21 | | コメント (0)

湯本ぶらり散歩-寄木細工

地区民児協一泊研修の一つに、多己紹介があり、その中で出身地の名物は?というものがありました。

もし箱根出身であれば、温泉、駅伝、そして寄木細工が挙げられるでしょう。

翌朝、箱根旧街道をみんなでぶらり散歩をしていたら寄木細工の工房が目に入りました。
作業をされているようなので折角なので見学をさせていただきました。

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いかにも「工房」という感じの作業場です。

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それにしても見事ですね。
誇るべき技術だと思います。

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この工房から地区内の旅館、お土産店に出荷されているそうです。



■余談

寄木細工といえば、東京箱根間往復大学駅伝競走大会(箱根駅伝)の優勝トロフィーとメダルは寄木細工ですね。
ちょうど、箱根町の「箱根駅伝ミュージアム」では7月14日まで「箱根駅伝ミュージアム開館5周年企画展」が開催されており、第73回大会、第74回大会、第78回大会(神奈川大学)、第75回大会、第76回大会、第80回大会(駒澤大学)、第85回大会、第86回大会(東洋大学)のトロフィーが展示されています。
箱根に行く機会がありましたら是非ご覧になることをお勧めいたします。

投稿者: kameno 日時: 09:04 | | コメント (0)

民児協一泊研修

地区民児協一泊研修として箱根に行ってきました。
小田急ロマンスカーには初めて乗車。なかなか快適です。
車窓の新緑も鮮やかです

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何箇所かの福祉施設を訪問しました。

その中の一つ、入生田にある軽費老人ホーム「箱根山荘」。
「軽費」という施設はあまり知名度がないようですが、簡単に言うとお年寄り向けの食事つきアパートです。

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軽費老人ホームとは、「軽費」、すなわち自治体の助成を受けることで少ない自己負担で入居できる施設です。
軽費老人ホームには、食事付きのA型、自炊のB型、ケアハウス(C型)の3形態があり、A型は家庭の事情などで家族との同居が困難な人、身寄りのない人が入居できる施設です。
入居資格・居住権の種類
60歳以上(夫婦であればどちらかが60歳以上)の身寄りがないか家族との同居が困難な人で、自立した人が対象になります。A型は所得制限あり(月収34万円以下)、B型は自炊できる健康状態であること。
サービス内容
入浴、相談、緊急時の対応等。A型は食事サービスあり。入居資格が自立ですので、介護度が重くなれば退居を考えることになります。

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※軽費老人ホームはここ15年以上ほとんど新規開設はなく、現在ある施設を更新しながら維持しているという現状にあります。


 



その後、特別養護老人ホーム「陽光の園」へ
理事長さんに説明をいただき、福祉事業の現状と問題点などを含めて質疑応答の時間をいただきました。

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経済的な問題に加え、老人虐待問題など、それぞれ複雑な事情を抱えて入居される方も増加しているそうです。
さらに、介護保険の生み出す弊害などさまざまな話題について論議されました。


施設の皆様には貴重な時間を割いていただき現地研修の場を提供いただきましたことに感謝いたします。
施設のホームページはこちら

投稿者: kameno 日時: 22:31 | | コメント (0)

安心して悩むことが出来る社会づくり

40代自殺の増加幅最大=20?30代は過去最悪?12年連続3万人超・警察庁

警察庁は13日、昨年自殺した3万2845人の年齢や動機などをまとめ、発表した。年代別では働き盛りの40代の増加幅が最大で、前年より291人増えた。動機は「うつ病」が最も多かったが、生活苦や失業による自殺者も目立った。自殺者数は前年を596人上回り、1998年以降、12年連続で3万人を超えた。
人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺率では、30代が26.2、20代が24.1で、いずれも前年に続き最悪。40代は32.1で過去4番目の高さだった。
(時事通信 2010/5/13)



日本では自死(自殺)者が12年連続で年間3万人を数えます。
僧侶はこのような状況の中で何が出来るのでしょうか。

一つの方向性を打ち出し、自死相談に取組む僧侶の会代表として活動されている藤澤師の講演を聴講する機を得ました。

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講演の中で、藤澤師は苦しい、辛い、悲しい等を共感できる「安心して悩むことが出来る社会づくり」が必要であると指摘されました。
自殺対策に取り組む僧侶の会では、自死に関する相談を手紙で受け付け、僧侶が一つひとつ丁寧に返信する『自死の問い・お坊さんとの往復書簡』を行っています。
2年間の活動の中で寄せられた手紙は、実に1500通を数えるそうです。

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手紙という手段が、携帯電話やメールという手軽なツールが当たり前となっている現代においてこそ有効であるということを改めて感じました。
テキストを手際よく作成してワンクリックで送信・・・直ぐに相手に届くメールと異なり、手紙を出したり返事が返ってくるまでの時間に相談者が一度思い留まり、ゆっくりと考える時間を持つことができます。
この、ゆっくりと待つことが大事なのです。
そして、手紙を手書きに徹することにより、人の手のぬくもりという温かさが添えられます。



「自死(自殺)」という亡くなり方をする人が
この時代、この日本社会に年間3万人以上もいます。
仏教では生死一如といって、
“生”と“死”が別々であるとは考えません。
「自死(自殺)」の問題は「生き方」の問題です。
“生死”を問い続ける僧侶として、
この事態をどうにかしたい――。
私たちは自殺対策に取り組む僧侶有志の集まりです

自殺対策に取り組む僧侶の会 公式サイトより引用)



私は昨年よりテレフォン相談の相談員を勤めさせていただいています。
こちらはリアルタイムの声をとおしたコミュニケーションです。
今回の研修で、電話相談と手紙による相談の特徴を改めて確認することができ、今後の活動に活かすことができる中身の濃い研修となりました。

自死(自殺)問題への取組みの実際については、現在編集にかかわっている仏教ライフ紙(仏教情報センター会報)第95号の特集としてまとめています。
6月までには会員の皆さまにお届けできると思います。



講演会場周辺は江戸情緒に溢れた趣のある街並みです。
ぶらりと「ちぃ散歩」風に歩くと楽しいですね。

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沖の暗いのに白帆が見ゆる、あれは紀ノ国ミカン船・・・
  紀伊国屋文左衛門ゆかりの富岡八幡宮境内には深川めし屋の老舗があり、気の短い江戸っ子のために考案された深川めしを堪能して帰途につきました。

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投稿者: kameno 日時: 00:46 | | コメント (8)

ピンホールカメラ

ボール紙から組み立てるピンホールカメラセットを作ってみました。
一枚のボール紙だけから組み立てる、いかにもオモチャという感じですが、これに35mmフィルムをセットして使用するという、半ば無謀なトイカメラです。

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本当に写るのでしょうか???
早速試してみます。

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・・・・・・・結果

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意外に良く映っていますね。
オレンジ色の光が入ってしまっているのは、何処からか光が漏れてしまったからでしょう。
おそらくフィルム巻上げの部分からの漏れだと思われます。

その他何枚か撮影してみました。

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レトロチックな雰囲気がなんともいえませんね。
露光時間を数分間としていることや、パンフォーカス(ピントが合う範囲が広い)という特徴もあり、撮影の仕方によっては味のある写真が撮れそうです。



■追記

ピンホールカメラの要はレンズにあたるピンホールをいかに適切に開けるかにあります。

可視光線の中心波長での最適なピンホールの直径は、0.03679x√焦点距離   (単位はmm)で計算できます。
可能な限り真円に近く、バリの無いように仕上げることが肝心です。

また、焦点距離もピンホールの径に左右されます。
ピンホールの径が大きくなるほど焦点距離は長くなるわけです。

■追記2
もうちょっと高級?な市販のボール紙製組立てカメラとして次のようなものを見つけました。
SHARAN クロイサンゴ STD?35e
こちらのほうが密閉性が優れていて、しかも取り扱いが楽そうです。
今度試してみたいものです。


■関連ブログ記事

☆☆こもれびの咲く夜☆☆
たくさんのハートたち

投稿者: kameno 日時: 09:21 | | コメント (4)

教区花まつり釈尊降誕会

神奈川県第二宗務所第五教区(曹洞宗近隣寺院)合同による「花まつり=釈尊降誕会」「坐禅会・法話会」が開催されました。
釈尊降誕の日は日本では4月8日とされておりますが、花の満ち溢れ新緑美しい月遅れの5月8に教区合同で行なう試みです。
教区の21か寺それぞれの檀信徒・坐禅会・梅花講などの参加により、会場となった鎌倉市・龍宝寺様の広い本堂内が満たされました。


日時 平成22年5月8日(土) 午後2時30分より
会場 龍宝寺(鎌倉市植木)
主催 第五教区布教部・協力第五教区寺院
内容  坐禅・降誕会法要・法話

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龍宝寺様はシャクヤクの美しいお寺なのですが、今年は気温が低い日が続いたためかまだ蕾でした。
来週あたりが見頃とのことです。
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今年度初めに曹洞宗より出された 《平成22年度 布教教化方針》 には次の項目が新たに加えられています。

6、 寺院を地域社会の「絆を再生する場」に活かします。
私たちは、地域社会に積極的にはたらきかけ、寺院を広く開放し、人々との様ざまな縁を大切にし、信仰生活を柱とする絆をつくっていきます。

 

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これは、地域の核として、広く地域社会と結びつく縁を広げ絆を深めるというエンゲージド・ブッディズムの精神でもあります。
今日の法話のタイトルも「出会う喜び」でした。

昨年より始まった教区三仏会は、会場を教区寺院で順番に移して開催していきます。
順次ご案内いたしますので、是非ご参加をお勧めいたします。


■昨年開催された教区成道会の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 17:22 | | コメント (0)

シジュウカラ2010

今年もシジュウカラがやってきました。
ベランダの何処かに新居を構えるつもりなのでしょう。
もう何年(何世代)も続く「伝統」となっています。
近寄ってもまったく動じることがありません。
逆に、人に近いところに営巣することで安全を確保しているという強かさが伺えます。

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しばらくは賑やかな日が続きそうです。



■これまでのシジュウカラ関連ブログ記事

シジュウカラ子育て奮闘記
こどもの日に
みどりの日生まれの八つ子ちゃん
小鳥と戯る
巣立ちの季節・再び
シジュウカラの子育て・再び
巣立ちの季節
シジュウカラの子育て

投稿者: kameno 日時: 10:36 | | コメント (0)

うこぎ粥

山形より「うこぎ」の新芽を送っていただきました。

さっそく、お粥に焚きこんで「うこぎ粥」にしてみました。

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独特の苦味があります。
お粥の上には、アクセントとして、やはり新鮮な蕨を乗せました。

「うこぎ」とは、米沢・上杉藩の財政を厳しい中から立て直し、産業を次々と発展させた名君・上杉鷹山公により栽培を奨励された低木です。
特に家の垣根に「うこぎ」を植えることにより、トゲが防犯効果を発揮し、その新芽は貴重な食料として役立ちました。
天ぷらにしても美味しいですね。

投稿者: kameno 日時: 14:41 | | コメント (3)

GW点描

貞昌院の上空には鯉たちが気持ち良さそうに泳いでいます。

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ライブカメラをご覧頂くと、現在の鯉幟の様子を見ることが出来ます)


そのほか

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投稿者: kameno 日時: 18:56 | | コメント (0)

編集校正編集校正

ここのところ幾つもの編集作業を同時進行で行なうパターンが続いています。
作業の方法もものによって様々。

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時にはパズルのような作業をすることもあります。
編集の皆様の力が結集されたことにより、この冊子はもう最終段階となりました。
産みの苦しみ?・・・・もとい、楽しみはGW中も続きます。

投稿者: kameno 日時: 10:24 | | コメント (0)

雨中のアゲハ

雨が降っています。
少しの間は雨が続きそうですね。

この時期の雨は草木を育てる大切な雨でもあります。


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子どもが雨に打たれて弱っているアゲハを連れて帰ってきました。
少し休ませてあげて、雨が直接当たらない木陰に戻しました。

投稿者: kameno 日時: 23:56 | | コメント (0)

今年のウグイス

新緑色濃く、山も賑やかになってきました。
ウグイスたちも朝から夕方まで休み無く鳴いています。

メジロに比べて人の近くに出ることが少なく、藪の中にもっぱら棲息していますので、声は聞こえてもその姿を目にすることは中々難しいですね。

そ?っと木陰からその姿を撮影させていただきました。

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目にある黒い模様がチャーミング。
鳴くときには全身に力を込めて嘴を広げています。

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■これまでの主なウグイス関係ブログ記事

ウグイスと戯る
練習の成果?みごとなさえずり
練習モードのウグイス(2)
小鳥と戯る
ウグイスは、ウグイス色にあらず
練習モードのうぐいす

投稿者: kameno 日時: 09:55 | | コメント (0)

日野住宅自治会館で出張講座

港南歴史協議会では、これまでに収集したデジタルアーカイブを基にした出張講座を行なっています。
この日は日野9丁目の日野住宅自治会館で開催されました。

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4月?5月までの講座のスケジュールは次の通りです。

4月21日(水)14時? 港南中央ケアプラザ
4月25日(日)13時? 日野住宅自治会館
5月16日(日)13時? 野庭団地「ここ」
5月18日(火)13時? 日下ケアプラザ



■関連リンク
港南歴史協議会

投稿者: kameno 日時: 23:03 | | コメント (0)

mioka(ミオカ)がオープン

4月16日、上大岡駅前の大規模再開発事業の一貫として「mioka(ミオカ)」がオープンしました。

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高層マンションと一体となった複合ビルとなり、鎌倉街道を挟んだ京急百貨店・専門店からなる「ゆめおおおか」、「Kamio(カミオ)」と合わせて横浜有数の商業拠点となりました。

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ウイルコムショップもあります。
会社更生法にめげずに頑張って欲しいものです。

まだまだ工事中の箇所も目立ちます。
全面オープンは5月の予定。

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miokaの中核は、9スクリーンを有するシネマコンプレックスとなっています。
すぐ近くに映画館があるのは嬉しいものです。

そのほか地下1階から5階にかけてLABIヤマダ電機などの大規模量販店、フィットネスクラブ、飲食店が入っています。

ヤマダ電機は京急百貨店に入っているヨドバシカメラにモロにぶつけて来ています。電器店競争も過当競争ぎみですね。

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ちょっと嬉しいのは北海道物産店が入っていること。
あんなキャラメルやこんなキャラメルも直ぐに手に入ります。



■関連リンク

ミオカ公式サイト

投稿者: kameno 日時: 23:34 | | コメント (0)

別れの季節出会いの季節

永野小学校の先生方の離任式が行なわれています。
離任されるのは校長先生をはじめ、数名の先生です。

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桜の花もまだ残ってくれていますね。

小学校を正面に望む貞昌院の山から、校庭での花束贈呈に合わせて記念の花火が打ち上げられました。
花火を上げるのは、この小学校の伝統なのです。

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在任中は本当にお世話になりました。

投稿者: kameno 日時: 09:19 | | コメント (0)

釈尊降誕の日

今日はお釈迦様の誕生日、釈尊降誕の日です。
ちょうど定例坐禅会の日に当たり、また気持ちの良い天気のもとの坐禅会となりました。

本堂の前に花御堂をお祀りしています。
お釈迦様の誕生を祝福して甘露の雨が降りそそいだという伝承があります。

お寺にお参りの際は、どうぞ甘茶を誕生仏に灌いでくださいますよう。


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草山の草のなかからきいてると、
いろんなたのしい声がする。

「きょうで七日も雨ふらぬ、
のどがかわいた、水欲しい。」
それはお山の黒い土

「空にきれいな雲がある、
お手々ひろげて掴もうか。」
それはちいさな蕨の子。

「お日さまお呼びだ、のぞこうか。」
「わたしも、わたしも、ついて行こ。」
茱萸(ぐみ)の芽、芝の芽、茅萱(ちがや)の葉
いろんなはしゃいだ声がする。
 

(金子みすゞ「草山」より)



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お寺の山も賑やかになってきました。

投稿者: kameno 日時: 08:30 | | コメント (2)

教区主催釈尊降誕会のごあんない

5月8日(土曜日)、近隣の寺院合同で『釈尊降誕会(しゃくそんごうたんえ)』が行なわれます。


教区主催釈尊降誕会 ⇒案内パンフレット(PDF)はこちら


日時 5月8日(土) 午後2時30分より
場所 龍寳寺(鎌倉市植木)
  ※貞昌院に午後1時集合の上、まとまって移動する予定です


内容 午後2 時30 分〜午後4 時
椅?坐禅(15 分)
釈尊降誕会法要
法話

【釈尊降誕会とは】 釈尊降誕会(しゃくそんごうたんえ)は灌仏会(かんぶつえ)、花まつりとも呼ばれ、お釈迦さまの誕?を祝う仏教?事です。?本では4 ?8 ?に?われることが多いのですが、地域の第五教区寺院合同でシャクヤクの花が?頃となる?遅れの5 ?8 ?に古式にのっとった釈尊降誕会を開催することとなりました。みなさまお誘いあわせのうえ是?ご参加いただきますようご案内申し上げます。


参加 無料です
参加ご希望の方は貞昌院を通じてお申込みください。



会場にて習儀と準備物確認が行なわれました。

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■昨年行なわれた教区主催成道会はこちら

投稿者: kameno 日時: 23:11 | | コメント (0)

タラノメ

サクラがすっかり満開となりました。

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山にからタラノメがたくさん収穫できました。
さっそく天ぷらに。

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投稿者: kameno 日時: 18:43 | | コメント (0)

地域住民参加型デジタルアーカイブを考えるフォーラム

3月30日、伊勢佐木町で「地域住民参加型デジタルアーカイブ」を考えるフォーラム(主催・総務省関東総合通信局)が開催され、<地域の歴史・文化を伝承する新たな仕組みをめざして>をサブテーマとして、地域住民参加型のデジタルアーカイブの運営方法やコンテンツの収集方法、収集したデータの活用促進、普及啓蒙に関する議論が行なわれました。


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第一部では、慶応義塾大学環境情報学部教授・清木康氏による「将来のデジタルアーカイブの在り方について」をテーマに基調講演が行なわれました。


成果報告では、昨年発足した「地域住民参加型デジタルアーカイブの推進に関する調査検討会」成果報告が総務省関東総合通信局により報告されました。

後半のパネルディスカッションは残念ながら寺院行持のため中座となりましたが、アカデミック・リソース・ガイド代表の岡本真さんコーディネーターにより、折田明子さん(中央大学大学院戦略経営研究科助教授)、野田信吾さん(フォートラベル代表)、丸山高弘さん(山梨県地域資料デジタル化研究会)、杉浦裕樹さん(横浜コミュニティデザイン・ラボ)による発表、討議がなされました。


<後ほど記事を追記します>



■追記1
4月1日(木)発売予定の「タウンニュース」港南区版に『こうなんの歴史アルバム』発行の記事が掲載される予定です。また、同紙「人物風土記」に港南歴史協議会会長・馬場久雄さんが掲載されます。

■追記2
3月30日夜、TVKのニュース930にて『未来につなぐ子どもの遊び』ヒアリング集発行に向けた港南の絵本をつくろう会の取組みが放送されました。



■関連ブログ記事
関東ICT推進NPO連絡協議会記念フォーラム報告
フォーラム@横浜赤レンガ倉庫
関東ICT推進NPO連絡協議会記念フォーラム

投稿者: kameno 日時: 07:58 | | コメント (2)

希望まつり特別讃仰法要

さいたま市においてアートフルゆめ(希望)まつり が開催され、その一として東光寺において、讃仰特別法要が営まれました。
東光寺プロデュースにより企画された特別プログラムで、一昨年・昨年に引続き3回目の開催であります。

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「希望まつり特別讃仰法要・救済のメソッド」
?ごめんね・おさきにどうぞ?

車の交通が集中するとそこに渋滞がおこります。
このような状況の際に、自分勝手な運転をすると却って渋滞を悪化させます。
譲り合うことにより、渋滞が緩和されるということが渋滞学で検証されています。

これを日常生活におきかえますと、それは「おさきにどうぞ」と譲ることなのです。
譲ることはなかなか出来ないかもれませんが、それを「くせ」にすること、つまり慎みを身につけることで自分が安らぐだけでなく、まわりの世界を和らげ、ついにその混乱を救います。
これからお寺で行なわれることは、何百年も前から続いています正しい型に則った由緒あることばかりです。
正しい型は、正しい行動を導き、正しい心を導きます。

(賛仰法要・救済のメソッドコンセプトを要約)

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■特別出演
太鼓 大倉正之助
尺八 ブルース・ヒューバナー
随喜 百妖箱・東光大衆・随喜寺院
ディレクター 前川睦生
プロデューサー 松本誠諦


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開場まもなく、堂内は多くの参列の方々で埋め尽くされました。
前半の東光寺諷経が行なわれ、引き続き口宣の後、参列者は異界巡りに導かれていきます。
異界巡りの間は佛祖礼が行なわれ、お釈迦様から歴代の和尚様がお称えされ、礼拝されます。

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異界にはさまざまな妖怪たちが・・・・・
「ごめんね」「おさきにどうぞ」

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須弥檀裏に至り、「ごめんね札」を受取り、心をこめて「ごめんね札」を託します。

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大衆により地蔵歎偈が唱和され、堂内一匝、その後集められた「ごめんね札」は焼却されていきます。
参列の子どもたちが食い入るように見つめていました。

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梵唄

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羅漢講式勧講文

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妖怪たちも異界から法堂に現れ、観音様に帰依していきます。

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南無自他法界平等利益


僧も俗も、異界のものも一体となって法要はクライマックスを迎えました。


「伝統に触れる機会を広げる寺院の試みに感激し、ヨーロッパ公演を切り上げてまでも是非参加したかった」
(法要終後、大倉正之助さんのことばより)


■関連ブログ記事 昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 09:29 | | コメント (0)

アートフルゆめまつり/救済のメソッド

3月28日(日)午後1時より、埼玉県大宮山東光寺において、希望まつり讃仰特別法要が営まれます。


これは、アートフルゆめ(希望)まつり の一貫として東光寺プロデュースにより企画された特別プログラムで、一昨年・昨年に引続き3回目の開催であります。




「アートフルゆめまつり」は、小さな子どもからお年寄りまで、まちのいたる所で新しい文化を創り出し、演奏し、踊り、見て、聞いて、触れて楽しむ祭りです。大宮の地に暮らし、そこに集う多くの人々が作り手となり、それぞれが「希望(ゆめ)」を表現する中で、新しいまちづくりを進めます。市民が主体となって企画し、まちづくりや音楽・アート活動をする個人・団体と共に、地元の事業者、商店、企業、行政、福祉団体等との連携、協働を通して新たなまちを共に作り上げてゆきます。
(開催概要より一部抜粋)



このうち、東光寺会場にて、午後1時より営まれるのが 「希望まつり特別讃仰法要・救済のメソッド」です。

■特別出演
太鼓 大倉正之助
尺八 ブルース・ヒューバナー
随喜 百妖箱・東光大衆・随喜寺院
ディレクター 前川睦生
プロデューサー 松本誠諦


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前日リハーサルが行なわれました。

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夜まで差定確認が行なわれました。

きっと参列された方には心に残る法要となると存じます。
みなさまご参列をおすすめいたします





昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 00:04 | | コメント (0)

カワセミが遊びに来た

カワセミが天満宮の鏡池に遊びに来るようになりました。
地域の方々による川の清掃活動の効果もあり、永谷川はかつての美しい流れを取り戻しつつあります。

上永谷から下永谷にかけての永谷川沿いで、数年前からカワセミが営巣しており、小魚を捕まえる光景がみられますので、ちょっと羽を伸ばして飛んできたのでしょう。


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上永谷を流れる平戸永谷川沿いのプロムナードは港南区の「ふるさと港南のまち自慢」にも選ばれています。
散歩にはもってこいの遊歩道です。




42 カワセミもいる平戸永谷川プロムナード

花いっぱいの「平戸永谷川」  

「小さい頃、永谷川の花でネックレスやリングを作って、みんなに見せびらかしたりしました。」と自然で遊んだ思い出いっぱいの場所も、今はプロムナードとして整備されています。「この町でいいと思うのは『自然を守る』ということです。愛護会のお陰で永谷川がきれいになっています。」と感謝の気持ちもいっぱいです。




菜の花もソメイヨシノも見頃を迎えつつあります。

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投稿者: kameno 日時: 15:41 | | コメント (0)

桜餅

境内のソメイヨシノはまもなく見頃を迎えます。

今日の坐禅会・お茶会に向けて桜餅を子どもたちと作りました。

道明寺粉を蒸かして漉し餡を大福のように包む道明寺餅(上方風桜餅) です。

■材料
道明寺粉
上白糖
食紅
こしあん
桜葉の塩漬け


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桜餅に用いる「道明寺粉」は、道明寺の尼僧が、乾燥した糯米を挽いて粉状にしたことに由来します。
道明寺は、菅原道真ゆかりの寺です。

日本三体の一とされ、道真太宰府に着任後彫刻した自像を、太宰府安楽寺、土師村道明寺、永谷村永谷天満宮(別当寺院貞昌院)にそれぞれ安置されたと伝えられています。

道明寺は、明治の神仏分離により道明寺天満宮から分離しました。(貞昌院も、やはり神仏分離により永谷天満宮から分かれています)


ということで、貞昌院にとっても桜餅は縁がある和菓子なのです。

投稿者: kameno 日時: 08:11 | | コメント (2)

最終校正校了

編集が進められていた2冊の本が本日校了となり、印刷工程に入りました。

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『こうなんの歴史アルバム』

港南区誕生に至る歴史秘話 (明治・大正・昭和・平成)
変形A4版 96ペ?ジ 定価¥1000(予約価格 ¥900)
3月末発行予定


編集・発行 港南歴史協議会
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『未来につなぐ子どもの遊びヒアリング集』
?ここで遊んだ,笑った,おこられた?

A4版 36ペ?ジ 無償配布
3月末発行予定

編集・発行
港南の絵本をつくろう会/横浜市港南区区政推進課
 
 



『こうなんの歴史アルバム』 『未来につなぐ子どもの遊びヒアリング集』 どちらも3月末には製本完了となる見込みですので、4月4日(日)の貞昌院花まつりでお渡しできると思います。
どうぞお楽しみに。
また、多数のお申込みを有難うございます。まだ注文は間に合いますので、ご希望の方は3月末までに貞昌院までお申込みください。



『こうなんの歴史アルバム』は、単なる写真集ではなく、各執筆者による歴史秘話をちりばめています。
その中の一つ、「武相国境は分水嶺であった」という話題の説明のために作成した資料をご紹介します。


モノクロ印刷のため、カラーで作成した資料を用いると、コントラストがうまく表現できずに逆に判りづらくなってしまったりします。
「カシミール3D」で、視点の角度や色合い、テキスチャーを色々と入れ替えて試行錯誤してみました。
黒実践が武相国境です。

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案1・等高線を色分けして、地図を重ねています。カラーだとこれが一番判りやすいですね

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案2・白地図をベースとして地形表現を加えています。

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案3・山肌と海にテクスチャを張り、地図を重ねて遠くに霞を加えてリアリティーを持たせました。


このうち、どの案を採用したのか・・・・出来上がりを楽しみにしてください。

投稿者: kameno 日時: 23:20 | | コメント (2)

沢蟹

裏山ではウグイスが鳴き方の練習を始めました。


暖かさに誘われて池の周囲に沢蟹も出てきました。
かなり大きい蟹です。足が透明なので脱皮したてなのかもしれません。

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元の位置に戻してあげると岩陰に隠れていきました。

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・・・本堂の屋根には池の生き物を狙う鷺の姿も。

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投稿者: kameno 日時: 09:12 | | コメント (0)

お食事会@ケアプラザ

地元の民児協・・・民生児童委員が中心となって福祉活動の実践として定期的にこのような食事会を開催しています。

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この日も地域の一人暮らしのお年寄りをお招きし、食事会を開催しました。

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献立

口取り 
1.牛肉とマッシュルームの時雨煮
2.よもぎ麩の田楽
3.鰆の西京漬
4.菜の花とあさりのお浸し
5.切干し大根と人参のサラダ
煮物 巻き湯葉、ほうれん草
蒸物 蓮根餅のあんかけ
汁椀 若竹汁
御飯 じゃこ御飯
 
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食事の後には「ジャスミン」の皆さんによるオカリナ・ケーナ・マンドリン・ギターの演奏を楽しみました。


■関連ブログ記事
お食事会2009@ケアプラザ
お茶会@ケアプラザ
お食事会@地域ケアプラザ

投稿者: kameno 日時: 08:39 | | コメント (0)

雪の丹沢

昨日の寒さから一転、すっかり晴れ渡り暖かい一日となりました。
上永谷から望む富士山と丹沢連峰の山々にも雪が増えています。
それにしても高圧電線はジャマですな。

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同じ視点からのシミュレーションをカシミールで作成してみました。
山の名前が引き出し線で示されていますので、どの山を望むことが出来るかがわかります。

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投稿者: kameno 日時: 15:58 | | コメント (0)

ふたたびの積雪

東京23区で積雪1cm予測、多摩は大雪か

発達した低気圧の影響で、東京地方は9日夕から10日未明にかけて広い範囲で雪が降り、多摩地方で大雪となるほか、23区でも積雪を記録する見込みだ。
気象庁によると、10日午前3時までに予想される降雪量は、いずれも多いところで、東京23区が1センチ、多摩西部が10センチ、多摩北部と南部が5センチ。
東京地方の雪は、10日未明には次第に雨になるところが多いとみられている。
(2010年3月9日21時48分 読売新聞)




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貞昌院でも9日から10日未明にかけて断続的にみぞれ⇒雪となりました。


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境内にも白い絨毯が敷き詰められ、雪だるまや雪うさぎも出現しました

投稿者: kameno 日時: 08:38 | | コメント (2)

コーヒーブレイク

今日の写真は私が撮ったものではなく

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次女が撮りました

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投稿者: kameno 日時: 23:11 | | コメント (0)

蕗味噌

冷たい雨の一日となりました。
境内のふきのとうにも雨が降り注ぎます。
大分芽が大きくなっていますので収穫期も終わりです。

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収穫したふきのとうの一部を蕗味噌にしました。
先週は坐禅会のお粥といっしょに出しています。

 
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■レシピ

味噌、砂糖同量
すりごま適量
ふきのとう適量


ふきのとうを茹で、水気を切りみじん切りにする。
味噌、砂糖、すりごまとを弱火で和える。


サンシュの花も咲き出しました。

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投稿者: kameno 日時: 16:47 | | コメント (2)

南極老人星

星空を見上げると南の地にいることを実感します。

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右下に見える明るい星は、シリウスに次いで二番目に明るく見える恒星、りゅうこつ座のカノープス。
この地では街中でも簡単に見ることができます。
カメラを地面に置いて撮影しました。

おおいぬ座?とも座?りゅうこつ座にかけての範囲が写っています。
下に「にせ十字」、本物の南十字は地平線の下です。

このカノープスは、横浜からは南天の地平線が見える場所で、しかも冬の条件が良いに日にぎりぎり見えるか見えないかという星です。


中国では、南極老人星とか寿星という別称もあり、やはり滅多に見ることが出来ないため、この星が見えたときは天下が治まるという言い伝えが残されているほどです。


「天下が治まる・・・」なんだか皮肉な言い伝えです。

投稿者: kameno 日時: 22:11 | | コメント (0)

坐禅会の朝

気象庁の予報では今年は「暖冬」ということでしたが、雪の日が多いですね。
気温の変動も激しい感じがします。


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この日、定例坐禅会の朝も細かい雪が降りました。
雪に囲まれながらの坐禅もよいものです。

この写真は坐禅会終了後に撮影しました。
※来週の定例坐禅会(2/25・木)は都合により一回お休みです。

投稿者: kameno 日時: 09:26 | | コメント (2)

会場下見

6月に行なわれる予定の超宗派による行事が開催される会場の下見が行なわれました。
(その行事の内容につきましては後ほどお知らせいたします)

会場は鶴見大学中学校高等学校。
大本山總持寺に隣接します。


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メイン会場となる講堂。
1200人収容の大ホールです。


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仏具も揃っています。
奥行きに余裕があるのがこの舞台の特徴です。

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舞台からの眺めはなかなか壮観。

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今後は本日の下見をもとに、計画を具現化していく予定です。

投稿者: kameno 日時: 21:39 | | コメント (0)

涅槃会法要第二部

横浜市仏教連合会・仏教奉讃会主催 涅槃会法要の第二部として、『佛遺教経』と涅槃図についての講演がありました。

講師は大正大学講師 土屋慈恭師です。


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講演内容の一部をメモとしてまとめてみました。
一般向けに分かりやすく咀嚼した内容でした。


涅槃会には涅槃図を掲げてお参りしますが、それは宗派を問わないことです。
また、特に禅宗では『佛遺教経』を用い、葬儀などでも唱えたりします。
しかし、天台宗ではあまりこれを用いないようで、講義の前半は『佛遺教経』についての解釈が行なわれました。


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『佛遺教経』はお釈迦様が入滅する際に集まった弟子たちに説いたお経で、『遺経』と略したり『彿垂般涅槃略説教誡経』などという名前で呼ばれます。
後秦の時代に亀茲国の三蔵、鳩摩羅什が詔を奉って訳されたものです。

内容は、経典の名前が表すとおり、お釈迦様が弟子たちに説いた最後の言葉を十数項目にまとめたものです。

禅宗の僧侶は毎年年頭に「遺言」を作成するのですが、天台宗ではそれが行なわれないようです。
「もし自分が遺言を今書くとしたら」という視点からの解釈も行なわれました。


<『佛遺教経』解釈の内容については割愛します>

遺教経は次のように結ばれます。


爾の時、阿珸樓駄、衆の心を観察して佛に曰して言く。但だ是の念を作す。世尊の滅度、一に何ぞ疾かなる哉と。
汝等比丘、憂悩を懐くこと勿れ。若し我、世に一劫住すとも、会うものは亦た当に滅すべし。会って而も離れざること、終に得べからず。自利利人の法、皆具足す。若し我久住すとも更に所益無けん。応に度すべき者は、若しは天上、人間皆悉く已に度す。其の未だ度せざる者には皆、亦た已に得度の因縁を作す。自今巳後、我が諸の弟子、展転して之を行ぜば、則ち是れ如来の法身常に在して而も不滅なり。是の故に当に知るべし。世、皆無常にして会えば必ず離有ることを。憂を懐くこと勿れ。世相是の如し。当に勤めて精進して早く解脱を求め、智慧の明かりを以て諸の癡闇を滅すべし。
汝等比丘、常に当に一心に出道を勤求すべし。一切世間の動不動の法、皆な是れ敗壊不安の相なり。汝等且く止みね。復た語を得ること勿れ。時、将に過ぎなんと欲す。我、滅度せんと欲す。是れ我が最後の教議する所なり。

『佛遺教経』にみられる最後の説法は、釈尊が鹿野苑における最初の説法(初転法輪)において説いたとされる<四諦>に通じるものでもあります。

すなわち、
〈苦諦〉は、迷いの生存は苦であるという真理
〈集諦〉は、苦の原因は迷妄と執着にあり、欲望の尽きないことが苦を生起させているという真理
〈滅諦〉は、欲望のなくなった状態が苦減の理想の境地であるという真理
〈道諦〉は、苦減にいたるためには八つの正しい修行方法(八正道)によらなければならないという真理
であります。

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蛇足となりますが「自灯明・法灯明」については、自らを灯明とし、自らをたよりとして,他人をたよりとせず、真理を灯明とし、真理をよりどころとして,他のものをよりどころとせずにあれという教えであります。
長阿含経(巻2)などに伝えられるものですが、本来、「自らを島とし…」と訳されるべきところ、「島」を意味するサンスクリットがパーリ語などの俗語では「灯明」を意味する語と同語形になることから、俗語で書かれた原典によった漢訳者が誤訳したものと考えられます。

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以上を踏まえて涅槃図を具体的に眺めていきました。

沙羅双樹というのは二本並んでいる沙羅の木。
それが東西南北で8本、その中でお釈迦様が入滅されました。
お釈迦様が入滅の際にその時に木が花を咲かせ、白くなっています。それが鶴が頭を下げた様子に見え、それを鶴林と表現したりします。


お釈迦様の周りに弟子たち、いろいろな印度の神様、動物たち。動物たちも集まっています。
しかし、猫が見えない。
猫たちが集まらなかったために十二支から除外された、などど言われたりもします。


入滅の日は旧暦の15日ですから満月ですね。
天にはお月様のもとに現れた女性が描かれていますが、これがお釈迦様のお母さん。
お釈迦様をお母さんが迎えてくる、これはとっても東洋的で良い表現だと感じます。


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講演の後には参列の皆様に涅槃図をゆっくりとご覧戴きました。

天台宗の観点からの涅槃図の捉え方についていろいろと興味深い点もあり、また発見もあり、一般向けの講演ではありましたが私たちにとっても学ぶところが多くありました。

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涅槃図は様々なパターンがあります。
また、説話も微妙に異なっていたりします。
涅槃図のバックグラウンドを推察しながら眺めていくと面白い発見もあるでしょう。

涅槃図も詳細については、日を改めて別に記事としてまとめてみます。

投稿者: kameno 日時: 23:29 | | コメント (0)

市仏教会主催涅槃会法要

2月15日はお釈迦さまが入滅された(お亡くなりになられた)日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、9日、横浜市仏教連合会・釈尊奉讃会主催の第35回涅槃会が開催されました。


昨年の様子はこちら(戸塚区仏教会当番)
一昨年の様子はこちら(は南・港南区仏教会当番)


今年は鶴見区仏教会が担当となり、会処寺院は天台宗・T寺様でした。
法式作法は天台宗式を骨格に組み立てられております。

日時 平成20年2月13日(金)
午後1時半より 涅槃会法要
午後2時より 講演
午後3時より 清興


■涅槃会法要
導師・市仏連会長・玄野孝善老師


1、開式の言葉
1、一同三礼

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1、三帰礼文(導師に続いて唱和)
1、啓白文奉読

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1、読経(観音経普門品偈・舎利礼文)


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1、回向  
1、一同三礼
1、導師・式衆退堂
<休憩>

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引続き講演として遺教経と涅槃図についての内容で大正大学講師・土屋慈恭師より御講義をいただきました。
<内容については別掲>

横浜市内より各宗派僧侶、檀信徒が参集し、本堂一杯の随喜・参列者による法要が営まれることは尊いことであります。
伽藍の造り、法具の並べ方、法要儀式の組み立て方など、宗派による特徴もとても参考になります。

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充実した一日を過ごさせていただき、仏縁に改めて心より感謝いたします。

特に準備の中心を担った鶴見区仏教会の皆さまお疲れ様でした。

投稿者: kameno 日時: 23:10 | | コメント (0)

暦の上で春

今日は二十四節気の一、立春です。
暦の上では春の日となりました。

立春に併せて雛人形を出しました。
客殿に飾ってありますので、貞昌院にお越しの際は是非ご覧ください。


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二十四節気は太陽の位置で決められますので、旧暦(太陰太陽暦)でも新暦(太陽暦)でもほぼ同じ日に巡ってきます。
太陰太陽暦では月の満ち欠けによって月日が定められておりましたので、季節と暦がずれてしまいます。
それでは農作業や季節の諸行事に支障があるということで、太陰太陽暦と季節感のずれを補完するためにも二十四節気が必要であるわけです。

毎日月を眺めていれば、旧暦で今が何日かということが概ねわかります。
昨晩の月は、まだ満月(ブルームーン)から欠けはじめたばかりの下限の月でした。


まだ元日を迎えるまで10日(今年の太陰太陽暦での新年は2月14日)もあるということですね。

投稿者: kameno 日時: 07:41 | | コメント (0)

節分の光景2010

貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の節分、豆撒きの行事が行われました。

午後1時より本殿にて神事の後、神主さん、氏子総代挨拶、年男年女の紹介が行なわれ、いよいよ豆まきです。

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参加の皆さんに福を招くお土産も。

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邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。
天満宮では「福はうち」のみの掛け声。

多くの方の参加をいただき賑やかな節分でした。


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その後、近隣のR寺様の節分に随喜させていただきました。
初笑いを呼び込む芸能、大般若会法要、引続き豆撒き。

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豪快ですね?
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一日の最後に恒例の貞昌院本堂での豆撒き。

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今年はECO鬼(笑)も参加。
鬼も豆を撒きます。


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毎年節分には様々な豆撒きに参加させていただき、たくさんの笑顔に出会えることはこの上ない喜びです。
皆さまに福が届きますよう心より願います。

投稿者: kameno 日時: 21:00 | | コメント (2)

みぞれから雪へ

夕方から雨が降り始め、宵の口にはみぞれまじりとなっています。
本堂の屋根にも芝生の上にもうっすらと雪化粧が施されました。

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これから夜半にかけて気温の低下と共にかなりの雪になっていくようです。
天気予報によると、明朝まで山梨県で最大30cm、関東南部の平野部で10cm、都心部で5cm程度の積雪となるようです。


そういえば、二年前にも節分前にかなりの降雪となりました

首都圏は雪に脆弱です。
少しの降雪でも交通が麻痺したりけが人が続出します。
明朝外出する際にはグリップの効いた靴を履き一歩一歩着実に歩く必要がありそうです。

投稿者: kameno 日時: 21:26 | | コメント (2)

大きな満月と火星の競演

Once in a blue moon というのは非常に珍しいことを表すスラングです。
月が青く見えるなんてことはありえないということがその語源だそうです。

また、一ヶ月の間に満月が2度ある場合、その2回目の満月のことをブルームーンとも言ったりします。

今日は、その2度目の満月が見られる日です。
さらに・・・・今日の満月は、楕円軌道を描く月が近地点に位置する満月なので、普段よりもひときわ大きな満月となります。

地球と月の距離をグラフにしてみました。

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月と地球の距離(黄色い線)は近地点距離  36万2千km±4千km(グラフの下の赤線)と遠地点距離 40万5千km±2千km(上の赤線)との間を行き来します。
地球は太陽の周りを回り、地球の周りを月が回っているためにとても複雑な軌跡となっています。

満月と新月の日も描き入れてみました。
今日、大きな満月となる理由がこのグラフから読み取ることができます。



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2010/1/30 17:59
月の出まもなくのブルームーン。
地面すれすれのため、ブルーではなくチーズ色に輝いています。


さらに、月の直ぐ隣に、これまた再接近(正確には火星再接近は1月28日)の火星が赤く赤く輝いています。
(下写真では月の左上に見える星が火星です)

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大き目の双眼鏡か、ちょっとした天体望遠鏡であれば火星の丸い形が見えるでしょう。


ブルームーンを見ると幸せになれるという伝説もありますので、今晩は是非ゆっくりと夜空を見上げてみては如何でしょうか。



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投稿者: kameno 日時: 18:21 | | コメント (2)

超宗派の編集会議

6月に行なわれる宗派を越えた行事開催へ向けて企画編集会議が行なわれました。
基本方針、骨子がだいぶ固まりました。

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必要に応じて後ほどアナウンスさせていただきます。
 


薬石飯台としてご用意いただいた蕎麦。
会場となったH寺様のご親戚による手作りです。
福井・北海道の蕎麦粉を使い、掻き揚げ、蕎麦つゆももちろん手作り。
心よりのおもてなしを有難うございました。

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ちょうどタイミングよく会処御寺院様の坐禅会が「お寺で週末修行」として新聞に掲載されました。
新聞記事では「座禅」とされがちですが、きちんと「坐禅」と表記されていますね。

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(朝日新聞2010/1/30)

このブログをお読みの中で坐禅に関心興味ある方は、是非お近くの坐禅会に参加いただくことをお勧めします。
坐禅は決して苦行、荒行ではなく「安楽の法門」です。
まずは体験、「怖くない」


全国の坐禅会リストをこちらにまとめております。
なお、貞昌院の坐禅会予定はこちらです

投稿者: kameno 日時: 23:51 | | コメント (0)

HYBRID W-ZERO3

ケイタイ(PHS)の機種の機種変更をしました。

今日発売のHybrid W-ZERO3です。

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FOMAカードとPHSのSIMを両方挿して回線によって使い分ける仕組みがHybridの名前の由来です。

屋内でこれくらいの速度が出ますので快適に使えそうです。

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ウイルコムは事業再生への道を歩んでいますが、頑張って欲しいものです。


まあ、巷では携帯端末関連のニュースは ipad の話題で埋めつくされていることでしょう、きっと。

投稿者: kameno 日時: 11:03 | | コメント (2)

すばる食なう

月がおうし座のすばる(プレアデス星団)を隠す「すばる食」が進行中です。

今日は即心会研修会(声明研修)が夕方から夜に掛けて川崎市E寺様を会場に行なわれたため、研修会前、研修会後、帰宅後の3時点で観測+撮影を行なってみました。

観測といっても肉眼でも見ることができる現象ですし、撮影は手摺にカメラを押し付けての手持ちお手軽撮影でございます。
写真に星の名前を記入しました。

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開講諷経・本尊上供打出し15分前に撮影
まだすばる食は始まっていません。すばるの方に露出を合せていますので地球照が見えますね。

<研修に専念>

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研修直後に撮影
Merope、Alcyoneが隠されています。少し雲がかかってきました。

<電車にて移動>

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帰宅なう。貞昌院にて撮影
まだAtlas、Pleioneが隠されています。これらが出現するとすばる食は終了。


実際に目の当たりにすると星団の星々次から次へと消えては現われの繰り返しとなる幻想的な現象です。
写真で雰囲気が少しは伝えることができたでしょうか。


■追記
1月26日は曹洞宗高祖道元禅師の降誕の日です。
26日夜に夜空を駆け巡っている「小惑星・道元」がどこにあるのかを計算してみました。
・・・・・すばる食があったばかりのすばるの直ぐ下という結果になりました。
このあたりにあるのだという目安の星図を作成しました。
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実際は十数等と、かなり暗いために肉眼ではとてもとても見ることは叶いません。



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投稿者: kameno 日時: 00:01 | | コメント (0)

齧歯目のささやかな逆襲

昨年夏より子どもたちが「ゴールデンハムスター」君を飼育しています。
なかなか活発なヤツで、回し車で激しく運動したり、ケージの上部でウンテイをしたりしています。

先日は、ケージから少し離れたところに置いておいたシールの束一束の一部を齧られてしまいました><
絶対に届かないと思ったのに・・・・・

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一昨年の重歯目に引続き、齧歯目にもやられました。
恐るべし。


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まあ、ハムスター悪気はないわけですし、近くにおいておいたほうが悪いわけで。
ボロボロになってしまったシール(約30枚)分の植林はさせていただこうと思っています。



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ぶどうくんのささやかな逆襲


 

■番組情報

貞昌院でも演奏をいただいたシャオ・ロンさんが今日の NHK BS 「どれみふぁワンダーランド」に出演します。
匠の技のコーナーで中国琵琶による「十面埋伏」の演奏が放映されます。

投稿者: kameno 日時: 18:34 | | コメント (2)

霜柱と水仙

今朝も厳しい冷え込みとなりました。
境内の「シモバシラ」の根元にも、みごとな霜柱ができています。


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この時期、水仙の花も最盛期となっています。

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昨日の新春初釜での水仙と霜柱を模した干菓子の写真も並べてみます。

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「霜ばしら」(九重本舗玉澤)
繊細で美しい菓子です。

投稿者: kameno 日時: 08:10 | | コメント (6)

どんど焼き

1月14日午後、永谷天満宮にてどんど焼きが行われました。
どんど焼きは左義長とも呼ばれ、全国的に行なわれている行事です。
実際にどのように行なわれているかをまとめたサイトがありました。
実に興味深いです。
地域資料デジタル化研究会


さて、以下今日行なわれた永谷天満宮でのどんど焼きの様子です。

神様をお招きし、四方を清めてから点火。

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勢いよく燃え始めました。
昨日の風だったら大変ですが、今日は絶好の日和となっています。

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繭玉団子をつくり火に炙って無病息災を願いながらいただきます。


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松飾りは煙となって空に舞い上がり、大自然に還っていきます。
多くの方の参列があり、賑やかにどんど焼きは進行していきました。


昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 14:20 | | コメント (0)

平成22年新春初釜

貞昌院茶室・如是庵で初釜が行われました。

今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。


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年の記録はこちら

投稿者: kameno 日時: 13:47 | | コメント (0)

歴史アルバム発行に向けて

こうなんの歴史アルバム(仮称)
 ?明治創立の学舎に残された写真物語?

の編集が港南歴史協議会により進められています。


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発行予定は今年3月、A4変形 モノクロ 96ペ?ジ、予定売価 1,000円です。
発行部数に限りがありますので、ご希望の方は早めにお申込みください。



歴史アルバム編集中間段階において、写真集明治創立の学舎の一つ、日野小学校を会場に、区内各地区に古くからお住まいの方々、小学校校長先生による座談会が行なわれました。

日野小学校はまもなく創立140年を迎える歴史ある小学校です。
ここには、「日野小歴史いっぱい博物館」が設置されており、港南区の歴史がたっぷりと詰っています。

座談会参加者の中にも、ここの博物館へ初めて入る方も多く、皆懐かしく一点一点の資料に見入っておられました。




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※右写真は学校でチャイムとして使われた「ベル」。
 よく戦時中供出を免れたものだと感心します。



座談会は先に見学した歴史資料館、そして写真アルバムに盛り込む写真の数々を題材に、地域ごとの話題に花が咲きました。


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それにしても皆さん、いい表情をされているのが印象的でした。
写真や展示物からそれぞれの記憶が想起されて、より鮮明に蘇ってくるのでしょう。
語られる一つひとつの言葉に重みが感じられます。


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座談会の内容は、文章として取りまとめられ、歴史アルバムの巻末に収録されます。
こちらも併せてお楽しみくださればと思います。


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■座談会出席者 


杉山先生(日野小学校校長)
小泉先生(永野小学校校長)
橋下さん(野庭地域)
山野井さん(上大岡地区)
北見さん(日下地区)
寺田さん(日野地区)
平井さん(上永谷地区)


■関連ブログ記事

明治創立の学舎のあゆみ
こうなん写真アルバム編集会議

投稿者: kameno 日時: 09:47 | | コメント (7)

七草粥

新年を迎え、たくさんのご馳走やお酒で疲れた胃腸をいたわり、一年の無病息災を願う七草粥。

今日は定例坐禅会の日にもあたっておりますので、皆で七草粥をいただきました。

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境内からは七草のうちの幾つかが収穫できます

さっぱりした香りも併せて楽しむことができます。
古来からの良き習慣ですね。


■関連ブログ記事

七草粥の知恵

投稿者: kameno 日時: 22:38 | | コメント (2)

東洋大学総合ニ連覇・駒澤大学復路優勝

第86回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)は、東洋大学が往路の貯金を活かし、そのままトップで東京・大手町のゴールを切り、みごと2年連続の総合優勝を果たしました。
見事だったのは駒澤大学。復路スタート8位7分16秒差を総合力で挽回し、復路優勝、総合2位に入りました。

駒澤は昨年13年ぶりにシード落ちを喫し、予選会からの復活です。
往路2区で応援した際には順位が伸びずにどうしたのかと心配したのですが、復路では箱根山下りで先行する早稲田を抜き順位を一つ上げ、7区で4位、9区では2位と、じわじわと先行する大学を抜いていきました。


ここのところ、過去10年で6度優勝を果たしてきた駒澤大学の低迷が心配されていました。
しかし、往路優勝が今後のバネとなることでしょう。

何よりも山下りで区間賞を出した千葉はまだ一年生です。
これからの活躍が期待されます。


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最終10区・日本橋で選手たちの最後の力走を応援してきました。
例年に増して沿道の応援の多いこと!とても盛り上がりました。
これで今年の箱根駅伝の記事を締めくくります。


10区日本橋三越前通過順、 ( )内は総合順位、 ※は繰上げ

1 (1) 東洋大学 高見諒
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2 (2) 駒澤大学 藤山修一
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3 (3) 山梨学院大学 大谷健太
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4 (4) 中央大学 辻 幸佑
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5 (5) 東京農業大学 木下潤哉
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6 (6) 城西大学 八巻 賢
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7 (7) 早稲田大学 神澤陽一
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8 (8) 青山学院大学 鈴木惇司
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9 (10) 明治大学 渡辺真矢
10 (9) 日本体育大学 小柳津幸輝
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--------------シード権ここまで-------------

*11 (11) 帝京大学 佐藤健
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*12 (13) 中央学院大学 小畠彰
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*13 (18) 大東文化大学 川崎慧
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*14 (12) 東海大学 海老原匠
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*15 (17) 専修大学 井上直紀
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*16 (14) 上武大学 福島弘将
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*17 (15) 日本大学 山崎大直
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*18 (19) 法政大学 奥田宗弘
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19 (16) 関東学連選抜 福島法明
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*20 (20) 亜細亜大学 古舘昭久
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■関連記事

駒澤大学駅伝情報

投稿者: kameno 日時: 00:34 | | コメント (2)

箱根駅伝復路9区応援記

第86回東京箱根間往復大学駅伝競走復路が午前8時、復路優勝を遂げた東洋大学から箱根・芦ノ湖をスタートしました。

復路は大手町・読売新聞社前までの5区間109.9キロ。
東洋大5区柏原の活躍で、2位・山梨学院大と3分36秒差の貯金が後半のレースにどのような影響を与えるのかが見所です。

特に、2位以下は山梨学院からシード権の節目となる10位の城西大まで、スタート時点で3分47秒の差しかないため、順位が頻繁に入れ替わることが予想されます。

最後まで目が離せません。


今年も例年の東京西方面への行程の途中に復路9区で応援してきました。
2区、9区は貞昌院から直ぐ近くであり、かつエース級の選手が集まる割りに比較的沿道の応援者が少なく、ゆったりと応援する事ができます。
選手たちの駆け引き、表情もよく伝わってきます。


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復路 9区 不動坂付近

通過順位( )内は暫定順位
1 (1) 東洋大学 工藤正也
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2 (2) 山梨学院大学 中川 剛
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3 (3) 駒澤大学 高林祐介
4 (4) 中央大学 齋藤勇人
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5 (5) 東京農業大学 田村英晃
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6 (6) 城西大学 田中佳祐
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7 (7) 明治大学 遠藤寿寛
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8 (8) 早稲田大学 中島賢士
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9 (9) 青山学院大学 川村駿吾
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10 (10) 日本体育大学 谷野琢弥
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*11 (14) 中央学院大学 磯 将弥

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*12 (19) 大東文化大学 井上裕彬
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*13 (11) 東海大学 田中飛鳥
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*14 (13) 帝京大学 河野健一
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*15 (12) 日本大学 丸林祐樹
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*16 (18) 法政大学 福島成博
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*17 (17) 専修大学 石垣弘志
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*18 (16) 上武大学 銀山耕一郎
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19 (15) 関東学連選抜 染谷和則
*20 (20) 亜細亜大学 船村真也
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投稿者: kameno 日時: 18:12 | | コメント (0)

箱根駅伝往路2区応援記

いよいよ新春恒例、第86回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)がスタートしました。
午前8時、東京・大手町をスタート。箱根・芦ノ湖までを往復する10区間217.9キロのコースを20校が争います。

鶴見中継所までの1区は早稲田、明治が先頭集団を引っ張る展開となりました。

2区は、やっぱり日大・ダニエルの快走が目立ちました。
1分59秒差の13位で襷を受けたあとはゴボウ抜きを果たし、権太坂通過段階で5位まで順位を上げています。

今年も権太坂を下ったあたりで応援してまいりました。


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今年から応援旗が布製になったんですね!

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■往路2区 平戸口通過順

1位 明治大学 石川卓哉
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2位 山梨学院大学 高瀬無量
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3位 早稲田大学 尾崎貴宏
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4位 城西大学 高橋優太
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5位 日本大学 ギタウ・ダニエル
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6位 東京農業大学 外丸和輝
7位 青山学院大学 米澤 類
8位 東洋大学 大津翔吾
9位 関東学連選抜 伊藤正樹
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10位 専修大学 五十嵐祐太
11位 中央大学 山本庸平
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12位 東海大学 村澤明伸
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13位 日本体育大学 森 賢大
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14位 駒澤大学 宇賀地 強
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15位 上武大学 石田康雄
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16位 法政大学 近藤洋平
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17位 大東文化大学 佐藤 歩
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18位 帝京大学 中村亮太
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19位 中央学院大学 小林光二
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20位 亜細亜大学 池淵智紀
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今年も昨年に引き続き箱根の登りでの、東洋大学2年生・柏原の強さが目立った往路でした。
柏原は小田原中継所をトップから4分26秒差の7位で襷を受け取り、そこから6人抜きの驚異的な走りで逆転。自らの区間記録を10秒更新し1時間17分8秒のタイムでゴールしました。


「去年の(自分の記録)には絶対に負けたくなかった。今年もゴールに一番で着きたいと思っていた」
「走っている間は本当に楽しいし、マークされても全部抜いてやろうという気持ちで走った」
柏原・ゴール後のインタビューより


2位にはトップから3分36秒差で山梨学院大、以降日本体育大、中央大学、東京農業大学、そして5区で苦しみながらも大健闘の明治大学と続きました。
明日の復路も最初の箱根の下り6区で順位が相当変動するものと思われます。
どの大学が総合優勝するかが実に楽しみです。



第86回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路記録速報

1位 東洋大学 5:32:02
2位 山梨学院 5:35:38 (+3:36)
3位 日本体大 5:36:15 (+4:13)
4位 中央大学 5:36:26 (+4:24)
5位 東京農大 5:36:59 (+4:57)
6位 明治大学 5:37:45 (+5:43)
7位 早稲田大 5:38:07 (+6:05)
8位 駒澤大学 5:39:18 (+7:16)
9位 青山学院 5:39:19 (+7:17)
10位 城西大学 5:39:25 (+7:23)
11位 学連選抜 5:41:37 (+9:35)
---以降復路繰り上げスタート-----
12位 東海大学 5:42:47 (+10:45)
13位 日本大学 5:43:25 (+11:23)
14位 上武大学 5:44:12 (+12:10)
15位 帝京大学 5:44:48 (+12:46)
16位 中央学院 5:45:24 +13:22
17位 専修大学 5:45:36 (+13:34)
18位 法政大学 5:47:22 (+15:20)
19位 亜細亜大 5:50:20 (+18:18)
20位 大東文化 5:51:01 (+18:59)

投稿者: kameno 日時: 10:52 | | コメント (0)

元日行事点描

大般若法要/賀詞交換会 1月1日(元日)
  
午後1時より受付
午後1時半より 大般若法要(貞昌院本堂にて)


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午後2時より   賀詞交換会(貞昌院客殿にて)


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賀詞交換会の場で、朝撮影したパール富士の写真を皆さんに見ていただきました。

元日の行持に今年も、多くの参列をいただきましたが、準備から片づけまで親戚の皆さん、檀信徒の皆さまのご協力により円滑に進んだことを感謝いたします。

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投稿者: kameno 日時: 23:44 | | コメント (0)

元日の月食⇒パール富士

みなさま
明けましておめでとうございます。
元日をいかがお過ごしでしょうか。

貞昌院では午後1時より修正会、そしてその後賀詞交換会が行なわれます。

さて、今年は新年明けて最初の夜に月食がありました。
8%程度の部分月食でしたが、空は見事に晴れ渡り、とてもよく観測できました。

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暗く欠けている部分が地球の影(本影)です。
実際にはこの周囲に半影という薄い影が広がっているのですが、肉眼ではよく判別できません。

ちょっぴり欠けた月は実に幻想的ですね。
月食の最大食分は4時22分。

実は、この月食は御殿場で撮影したものです。
今年元日のパール富士は計算上御殿場市乙女峠付近で見ることができるはずなので、折角の機会に新年最初のパール富士(月が富士山頂に沈む現象)も観測してみるというモクロミです。
ということで、新年初祈願法要を営み、除夜の鐘の片付けを終えたあと、一休みしてから御殿場へGO!


乙女峠から眺める富士とその上空に見える満月。
この写真の月も、約5%程度の食分の月です。

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パール富士が見られる場所は乙女峠から少し南の場所なので、さらに移動。
ちょうど見晴らしのよい場所がありました。

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!!!まもなく富士山頂に満月が沈みます。


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この日の満月は太陽、地球、月がほとんど一直線に並んでいますので、月が沈むとまもなく初日の出となります。

富士山頂からほんのり初日の出の光に照らし出されていきます。

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大体初日の出の朝日が降雪の全体を照らし出すあたりまで見ることができ、新年最初の朝までの天体・気象現象をたっぷりと堪能いたしました。


後は今日の行持があるため急いで戻ります。

投稿者: kameno 日時: 10:05 | | コメント (3)

大晦日除夜の鐘

今年も残り1日、大晦日を迎えました。

木曜日にあたりましたので、早朝の定例坐禅会行ないました。

多くのご参加をいただきました。
一年間、皆勤でこられた方もいらっしゃいます。
雨の中、風の中、天候にも関らず続けられている坐禅会です。
新たに参加を希望される方もどうぞお気軽にご参加ください。


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さて、夜には恒例の除夜の鐘を撞きます。
時間は午後10時40分ごろから一般の参拝客の皆さまにお撞きいただいております。

昨年の様子はこちら

寒い中の除夜の鐘ですから、手作りの甘酒のサービスをさせていただきます。
こちらも併せてお楽しみください。

なお、深夜0時で撞き終わりますので、ご希望の方は早めにお越し下さい。


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遍くすべての方が良いお年をお迎えになるよう願いを込めて鐘を撞きたいと思っています。

投稿者: kameno 日時: 10:04 | | コメント (0)

大掃除

年の瀬も押し迫り、ニュースなどで寺院の煤払いが報道されています。
永平寺や總持寺などでは、竹竿で作った煤箒で、伽藍の天井や欄間などの掃除を行ないます。文字通りの煤払いですね。

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各家庭においても大掃除を行い、一年間溜まった塵芥を清め、新たな気持ちで正月を迎える準備をされていることと存じます。


今でこそ大掃除は年の瀬が押し迫ってから行なうようになりましたが、一昔前は「正月事始め」として、12月13日から大掃除を行い、門松など正月の準備を始めていました。
正月を迎えるということは、それだけ大変なことだった訳ですね。

貞昌院でも新年を迎える準備が着々と進められています。

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元日は午後1時より修正会、引続き 賀詞交換会 が行なわれますj。
皆様のお詣りをお待ち申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 23:09 | | コメント (0)

托鉢@上永谷?上大岡

今年も残り一週間を切りました。
近隣寺院有志による托鉢が行なわれました。
今年冬第三回目です。

今回は貞昌院を出発、上永谷?上大岡?西有寺様までの行程です。

午後1時半、貞昌院にて読経。

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終わる頃にはすっかり日が暮れていました。

投稿者: kameno 日時: 23:03 | | コメント (2) | トラックバック (1)

寒気団南下中

強い寒気が南下し、日本全体が寒さに包まれています。
今朝は境内一面が霜でびっしりと覆われました。
霜柱も長く成長しています。
葉の表面に形づくられる氷の結晶も成長段階の条件の違いで実に様々な表情を見せてくれます。
美しいものです。


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天神山から冬晴れの向こうに望む富士山もすっかり雪に覆われています。

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富士山の五合目より上では気温が氷点下20℃以下となり、しかも風速毎秒20メートル以上の大荒れとなっているそうです。
片山右京さんたちが遭難されて、仲間が犠牲となってしまいました。
こころより哀悼の意を捧げます。

投稿者: kameno 日時: 23:39 | | コメント (0)

歴史講座 明治創立の学舎のあゆみ

区民企画運営講座 第6回 こうなんの歴史が開催されました。

講師は私が勤めさせていただきました。
今回の講座は、様々な歴史書・文献から地域の学校教育制度を概観し、地域を古くから知る平井さんにお越しいただき、各項目において歴史書・文献に記載されている事項を「実際に目の当たりにした」言葉として参加の皆様に語っていただく形式といたしました。


日時:2009年12月19日(土) 10時?  会場:貞昌院 客殿 
テ?マ: 港南区・明治創立の学舎のあゆみ

内容 
(1) 港南区内にある小学校とその歴史
(2) 小学校と貞昌院とのかかわり
(3) 明治期の小学校?永野小4代校長亀野源量先生の記録より
(4) 昭和初期の永谷?武蔵野探勝より
(5) 戦時中の永谷?永野小7代校長亀野寛量先生の記録より
(6) 平野玉城編『修身』他、教科書
----以下、平井さんをお迎えして---
(7) 賑わう日限山と天神山
(8) 武相国境越えのトンネル秘話

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※写真は区民企画講座事務局に撮影いただきました


この日使用した資料の一部です(PDF)

港南区・明治創立の学舎のあゆみ(年表)

投稿者: kameno 日時: 19:20 | | コメント (2)

たすけあい托鉢@大船

先週の藤沢に引き続き、近隣寺院有志で行なう恒例の托鉢をM寺様を拠点に大船駅周辺にて行ないました。
抜けるような青空、身も引き締まるような風。
絶好の寒行托鉢日和です。


今回も只管托鉢!

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若い学生さんやこどもたちからも浄財をいただきました。
尊いことです。

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<托鉢報告>

2回の托鉢で 37,864円の浄財となりました。

托鉢を共にしたR寺様の托鉢報告はこちらです。


世間はクリスマスシーズンですね。
托鉢を行なった商店街はたくさんの人でにぎわっています。
こちらの店では店員さんもサンタの格好でした。


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サンタさんと托鉢僧とが相対する状況は奇異なようにも思えますが、実はそうでもないかも知れない ですよ。




■これまで行われた托鉢の様子はこちら
たすけあい托鉢@藤沢@大船 @鎌倉 @みなとみらい @大船

投稿者: kameno 日時: 21:21 | | コメント (0)

徳峯寛量大和尚忍光忌

貞昌院二十九世重興徳峯寛量大和尚 忍光忌(27回忌)法要が厳修されました。

焼香師として 静翁寺 亀野英光大方丈を拝請し、本寺徳翁様、門葉御寺院様、教区御寺院様、世話人、親戚関係の皆様の御随喜、御参列をいただき無事終了いたしましたことをご報告いたします。

写真はS師に撮影いただきました。


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歴住墓地にて

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有難うございました。
心より感謝申し上げます。
合掌

投稿者: kameno 日時: 11:34 | | コメント (0)

星に願いを☆彡双子座流星群

双子座流星群が、今月13日未明から15日夜にかけて見ごろを迎えます。
今年は新月が12月16日であるため月明かりが少なく観測には絶好の条件となります。

早速流星群はじまりの夜に観測してみました。
観測地は貞昌院の庫裏ベランダ。
横浜市内ですから、光害の影響がありますね。


雲が掛かりはじめてしまい、眺めることができたのは一時間程度でしたが、5個ほど明るい流れ星を見つけることができました。

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写真に写っている範囲は牡牛座付近です。
右下に見える星は牡牛の右目にあたる1等星アルデバラン(Aldebaran)。
ここから牡牛の角が伸び、1つの角がβ星エルナト(Elnath)へ繋がっています。
流星はこの角の部分に写っています。

流星群の放射点である双子座はこのすぐ左上の位置にあります。
流れ星の明るさは-1等星程度でした。


流れ星を判りやすくするために上写真のコントラストを上げたものをアップロードします。

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双子座流星群は明日の夜が一番の見ごろとなるはずです。
もしも晴れたら是非夜空を見上げてみてください。

投稿者: kameno 日時: 01:55 | | コメント (2)

たすけあい托鉢@藤沢

今年も残すところ3週間となりました。
年の瀬の気配も徐々に迫っています。
近隣寺院有志で行なう恒例の托鉢で、この日はJ寺様を拠点に藤沢駅周辺を廻りました。

只管托鉢!

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世の中は歴史的な不況に見舞われています。
そのような状況の中、浄財を受けることに何時にも増して重みを感じます。
たすけあいのこころは、今だからこそ忘れてはならないものといえましょう。

中には、合掌しながら般若心経を一緒に読経されてから浄財を施された方もいらっしゃいました。
尊いことです。

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藤沢市は核兵器廃絶平和宣言都市となっています。
モニュメントの前でも托鉢をさせていただきました。

お受けいたしました浄財は赤十字社をはじめ、確固たる機関に寄託させていただく予定です。

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托鉢出発前と終了時には感謝を込めての読経を。

年内に、また別の街で托鉢を行なう予定です。
12月18日午後には大船を回り、その夕方にキャンドルナイトin大船を大船観音寺にて開催いたします。


■これまで行われた托鉢の様子はこちら

たすけあい托鉢@大船 @鎌倉 @みなとみらい @大船

投稿者: kameno 日時: 11:28 | | コメント (4)

仏教の誕生日

釈尊成道の日(お釈迦様が悟りを開かれた日)を迎えました。
いわば仏教が誕生した日ともいえます。

境内のイチョウは、まるで悟りきったかのごとく殆ど落葉しました。


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黄葉チャートを更新しました。

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投稿者: kameno 日時: 10:33 | | コメント (0)

摂心坐禅会

臘八摂心期間を迎えています。
臘八摂心とは、お釈迦さまがインド・ブッダガヤの菩提樹の下で12月8日(臘月八日)明け方に悟りを開かれたという故事に倣い行う只管坐禅の一週間をいいます。

この期間は各寺院にて摂心を行っているところではありますが、貞昌院においても近隣の寺院が集まり、合同で摂心が行われました。
第五教区法要部主催で、毎年会場を教区内寺院で持ち回りいたします。
今年は貞昌院が会場となりました。

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本尊上供 ? 止静 ? 経行 ? 抽解 ? 止静 ? 経行 ? 抽解 ? 止静 ? 経行 ? 抽解 ?止静 ? 提唱 ? 抽解 ? 止静 ? 普勧坐禅儀拝読 ? 更点・定鐘・放禪

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廉越しの冬の陽射しが作り出す陰は次第に斜めになり、やがて日は暮れ宵闇に包まれていきます。
内庭に蝋燭を灯しました。

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臘八摂心明けの次の日程で托鉢を行う予定です。
・12月9日午後 藤沢駅周辺
・12月18日午後 大船駅周辺
(※12月18日は夕方引き続きキャンドルナイトin大船観音が開催されます) 




■関連ブログ記事

教区成道会

摂心坐禅会

投稿者: kameno 日時: 07:32 | | コメント (2) | トラックバック (1)

イチョウ散り始め

風が吹くたびにイチョウがはらはらと散り、半分程度散ってしまいました。
境内には黄色の絨毯が敷き詰められています。
今年は比較的長い間黄葉をたのしむことができました。

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釈尊成道の日(12月8日)には、ほぼ散っていることでしょう。

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真っ赤な絨毯も敷き詰められています。


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投稿者: kameno 日時: 13:19 | | コメント (0)

食生活等改善推進員会町歩き

港南区食生活等改善推進員会の町歩きグループの皆様が貞昌院に訪問されました。
境内のイチョウの黄葉も最盛期に近づき、境内拝観・散策にはもってこいの好時節です。

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町歩きの際に寺社を訪れる際には、外からの拝観のみということが多いそうなので、内庭を含めゆっくりと廻りました。

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50名を超える皆様と最後に記念撮影。

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※現在、港南区食生活等改善推進員会役員の皆様と、港南区寺社巡りマップを作成中です。
こちらもある程度纏まりましたら随時お知らせいたします。



客殿から眺める内庭の光景も、すっかり秋の気配濃厚となっています。


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この窓は、まるで天然の額縁のようで、初夏にはこのように藤の花を窓一杯に見ることができます。

投稿者: kameno 日時: 13:42 | | コメント (0)

口切りの茶事

貞昌院茶室・如是庵で口切りの茶事が行われました。


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昨年の様子はこちら


境内の銀杏はかなり色づいています。
今週土日あたりが見頃となるでしょう。

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投稿者: kameno 日時: 17:50 | | コメント (2)

15万キロへ

現在乗っているタウンエースノアの走行距離がいつのまにか15万キロに到達しようとしています。

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平成9年4月に新車登録し、もうすぐ13年目。
長女の誕生直後からの付き合いとなります。

1年当たりの平均は1万キロちょっとですからそれほど速いペースではないですね。

メンテナンスといえば半年ごとにエンジンオイルを、あとはエレメント、タイヤ、ブレーキパッド、タイミングベルトなどを定期的に交換してきた程度です。

燃費もまずまず、コンスタントにリッター9~10キロくらいは走ってくれます。
有難いことです。


ちなみに、タウンエースノアの前は この車に乗っていました

どの車も愛着が沸いてくるものですし、想い出もいっぱい詰まっています。
自動車メーカーはここのところ特にエコカー減税、補助金などの謳い文句で買い替えを促していますが、愛着のある車はできる限り長く大切に乗っていきたいと考えています。




環境面からの補記

■現状の消費者向け買い替え判断ツールを用いる際の注意点
買い替えの是非を検討したこれまでの研究の多くは、エネルギー資源の消費や温室効果ガスの排出に着目しています。例えば、消費者向けの買い替え判断ツールとしては、トヨタの「エコ替え」や京都地球温暖化防止府民会議の「省エネ家電普及診断プログラム」があります。前者は個別の車種ごとの使用中のエネルギー消費(燃費)のみを考慮したものです。自動車のLCA評価では、全ライフステージのエネルギー消費のうち2割程度が使用段階以外で生じています。「エコ替え」ではこの2割のエネルギー消費が考慮されていないので、エネルギー消費だけを考えた場合でも、本当によい買い替え時点よりも早く自動車を捨ててしまうことになります。燃費のよいハイブリッド車などは、製造時のエネルギー消費量が従来車よりも大きいので、さらに買い替えのタイミングを遅らせるべきです。
国立環境研究所 地球環境研究センター)より

 
エアコンや冷蔵庫など、近年の技術進歩により、消費電力が大幅に削減され、さらに全エネルギー消費に比べて製造段階のエネルギー消費が少なく、使用段階におけるエネルギー消費が大きな割合を占める製品は、早期の買い替えが結果的に環境への負荷を軽減します。


車の場合でも、大幅に燃費が改善されるものに乗り換える場合においても、製造時の環境負担を含めて総合的に判断されなければなりません。
政府の環境政策や企業のCMをそのまま鵜呑みにしてはいけないということも念頭に置く必要があるでしょう。
 

本当に環境のことを考えた政策であれば、エコカー減税は現行のまま継続するとして、車買替えの際の補助金は
(1)今乗っている車よりも新しい車のほうが○○%以上の燃費改善(出来れば製造段階のエネルギーコストも勘案)があり
(2)買替える古い車は中古車市場に出さず、廃車にし、リサイクルする

という条件を満たした場合のみ支給する。
それ以外は支給しない。
という程度で充分ではないでしょうか。


他の製品のエコポイントにしても同様の考え方にするべきだと考えます。
例えばブラウン管のテレビを「大画面の」液晶テレビに買い換えることは、結果的に消費電力を増やすことになりえます。
政府のエコポイントは、このようなことを考慮して付与するべきだと思います。


買増しや大型化に移行した場合にエコポイントを与えることは環境対策ではなく景気対策です。

投稿者: kameno 日時: 23:31 | | コメント (0)

教区成道会

神奈川県第二宗務所第五教区(曹洞宗近隣寺院)合同による「成道会」「摂心坐禅会」が開催されました。
教区の21か寺それぞれの檀信徒・坐禅会・梅花講などから参加があり、広い本堂内が満たされました。

日時 平成21年11月22日(日) 午後2時30分より
会場 観音寺(横浜市泉区新橋町)
主催 第五教区布教部・協力第五教区寺院

内容  坐禅・成道会法要(佛祖禮)・法話


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坐禅指導


■成道会法要差定(次第)

1.殿鐘三会(宝御和讃奉詠)
1.七下鐘導師上殿
1.坐禅
1.拈香法語 
1.献茶湯(「明星」独詠)
1.普同三拝 
1.読経 般若心経
1.佛祖礼
1.普同三拝
1.導師退堂(聖号)    

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休憩・挨拶(教区長 会場主) 

法話 『今に生きる仏のみおしえ』
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お釈迦様が悟りを開かれたのは2500年前の遠い昔のことです。
しかし、その教えは歴代の祖師様により受継がれ現代に伝えられています。
決して過去のことではないのです。
脈々と伝えられて「生きている」お釈迦様のみ教えを改めて噛みしめ、お釈迦様が引かれた成道の道をいかに歩いていくのかを考える良い機会でした。

 


比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷が僧俗一如となり行じる禮仏法要は、台湾佛光山での法要でも同じ光景が見られました。
時間を超えて、国を超えて仏教の教えの原点は一緒なのですね。

投稿者: kameno 日時: 23:06 | | コメント (2)

県仏教会成道会・講演会

神奈川県の伝統仏教寺院で構成される神奈川県仏教会主催による釈尊成道会、講演会が開催されました。


神奈川県仏教会成道会
平成21年12月20日
於 西有寺

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差定(次第)
1、一同昇堂
1、導師献香
1、表白文
1、三帰礼文
1、開経偈
1、読経 観音普門品偈
1、回向
1、一同礼拝
1、黙祷
1、一同退堂




記念講演
『現代の葬儀を考える』
慶応技術大学文学部講師 正木晃先生

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以下はkamenoメモです。

■寺院の公益性について

自公政権が交代となり、さらに政府の財政難により公益法人への課税を強化する方向にある。
公益法人税制改革がすすみ、あと5年以内に公益認証を受けない寺院は課税対象となるだろう。
そうなった場合、全国に7万ある寺院のうち半数は潰れてしまうのではないか。
従って、寺院の公益性についてきちんと定義し、明確化しておくことが不可欠となる。

・一般感覚として、客観的に判断して公益性があるといえる寺院は、現状数パーセント程度ではないだろうか。
・そのほかの寺院は、公益性に関して何らかの改善が必要である。
・檀家と寺院の関係は公益性を持つものか。私益とみなされるものか。
・公益性を担保できる制度を寺院の中に設けなければならない。
・寺院の運営の中に檀信徒が入り、会計の透明性を持たすことができないといけない。
・寺院の存在自体が公益性を持つということを主張する。
(伝統的に寺院が存在していることが地域の平穏に寄与しているということが、寺院の公益性であるという論議を確固たるものにしなければならない)

ただし、伝統的な仏教、神道を頭から否定する層も多いことを念頭におかなければならない。


■葬儀について

都市部を中心に広がっている葬儀形態、直葬。
葬儀が不要と考える層の増加
・葬儀にお金をかけたくない=葬儀、法事に金がかかりすぎると考える層。
・過去から考えて当然と思われる金額が、「高い」と考えられるようになる。
・宗教に対する無関心、反発


葬式仏教の由来
江戸時代の檀家制度
明治維新政府の政策 仏教は先祖崇拝+葬儀執行。
江戸時代は仏教が優遇→廃仏棄釈

葬式仏教は地方で30年、都市部で20年程度で無くなるかもしれない。
死者の高齢化は伝統的な価値観の崩壊をもたらす。経済的な問題、家族の問題。
臨終の場所は8割は病院となった。
都市部においては葬儀は50%の人が不要と考える。(日経新聞)

常識外の請求=事例は少ないだろうけれど、一件でもあればそれが広がってしまう。
葬儀不要論=高額な費用、宗教に対する無関心、反発。


■日本人の死生観

ブータン、チベット、スリランカでは輪廻転生。今世において良い業を積まなければ来世の保証がない。
対し、日本人は「いのちのつながり」を輪廻転生ではなく、先祖供養により実践してきた。

出羽三山を一例にとると、人は亡くなるいと始めは一番低い清水山、次に金峰山、最後に月山に登り昇華され、そこから田の神として降りて来てまた生まれ変わる。

生活仏教←→教義仏教
生活仏教の内実=日本仏教の現実

本尊としての「仏」
死霊としての「ホトケ」
両者を習合化、重層化した「ほとけ」
「蕃神化」いのちのつながりを先祖供養により実践してきた日本仏教。

このような葬送文化の喪失は、日本の伝統文化の消失ともいえる。

■世間に及ぼす影響度

清め塩の例
浄土真宗が盛んに清め塩不要論を訴えたが、10年経っても状況が変わらなかった。ところが細木数子が一言テレビで発言しただけで清め塩が一気に減少した。
その影響力の差は何か。
伝統仏教は、ある程度スピリチュアルの面を利用するという意気込みが必要。


■寺院への提言

現代人は帰属する場所を求めている。
葬儀、年回法要が遺族を一番癒すものである。(浄土宗研究所) 


葬式仏教を見直す
⇒葬式をきちんと行わないことは宅配業者が代金を受け取って品物を届けないということと一緒である。

葬儀の際に、会葬者が何らかの参加をする仕組みを考えるべき。題目、念仏など。
⇒特に若い世代の参列者ほど葬儀・法事がが手抜きかどうかということに敏感。

団塊の世代は唯物論。しかし、その世代が伝統的な日本の宗教感を学びたいという事例が多くなった。
宗教意識の変化が確実に見られる。
・富士登山や伊勢神宮参拝に若い世代が多く見られるようになった。


仏教を判りやすく
⇒曼荼羅を曼荼羅として提示しても伝わらない。
 そこで色をつけて解説を簡略化することにより鬱病対策、認知症対策各方面で利用されるようになった。

伝統的仏教の教えを現代的に咀嚼し、利用できるようにして行くことが必要。

■元気な寺院のつくり方
(1)葬儀がきちんと立派に行われているか否か。日本の葬式は霊魂実在論で良い。
(2)葬儀の費用は妥当か否か。法外な要求は言語道断。
(3)月参りをきちんと行なっているか。檀家との深い交流が寺院の使命。
(4)地域性を考えているか。地域との交流をはかる。
(5)檀家の相談にきちんと乗っているか。
(6)僧侶としてのけじめは付けているか。修行は一度では終わらない。
(7)祈祷をするなら堂々と行う姿勢、スピリチュアルブームも強かに利用する。
(8)他宗派の様相を学び使える要素は遠慮なく行う。批判に終始しない。
(9)老若問わず寺で楽しい宗教体験を。
(10)子供たちを寺に集める工夫を。寺子屋の復活。
(11)心理学、精神医学関係の資格をとる
(12)まず僧侶自身が学ぶ姿勢を持つ。教学にとどまらず、歴史を学ぶ、社会問題を学ぶ。


■最後に
本山、宗派が奨学制度などを設けてカウンセリングなどの有資格者を育成する、そのような活動が公益性を担保するということの証明となる、
とにかく誰にもわかる言葉で実践を!



講師プロフィール 
正木晃

正木 晃(まさき あきら、1953年 - )は、宗教学者。神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授、純真短期大学教授をへて、慶應義塾大学文学部・立正大学仏教学部非常勤講師。日本密教・チベット密教を研究し、宗教図像学(マンダラ研究)を主な研究課題とする。宮崎駿のアニメの密教的読解の本も多い
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




寺院の公益性、葬儀法事などについてはこのブログでも考えてきたことであり、今回の講演でも得ることが多くありました。
今後も個別テーマごとに記事にしていきたいと考えています。




 

■教区成道会のお知らせ

今度の日曜日、曹洞宗近隣寺院合同による「成道会」「摂心坐禅会」が開催されます。


日時  平成21年11月22日(日) 午後2時30分より
会場  観音寺 (横浜市泉区新橋町1157 交通:相鉄線・弥生台駅よりタクシーまたは徒歩15分)

内容  坐禅・成道会法要(佛祖禮)・法話


貞昌院からは午後1時30分に集合、出発いたします。
まだ若干の余裕がございますので参加希望の方は kameno@teishoin.net までご連絡ください。

投稿者: kameno 日時: 01:00 | | コメント (0)

ケアプラザ歴史勉強会

地元ケアプラザで介護の仕事をされている方々が貞昌院へ参拝されました。

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皆様、貞昌院へは初めての訪問ということで、地域の歴史、寺院の由緒縁起も含めて様々な資料をもとに昔の話に花が咲きました。

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境内拝観を含め、あっという間に時間は経過してしまった感があります。
楽しい時間を有難うございました。

また、機会がありましたらいつでもお越しくださいますようお待ちいたしております。

投稿者: kameno 日時: 23:15 | | コメント (0)

こうなん写真アルバム編集会議

港南歴史協議会では小学校に保存されている古写真をデジタルアーカイブ化しています。

その写真を体系化して一冊の写真集として発刊するための編集会議が開かれました。

タイトルは

『こうなんの写真アルバム』(仮題)
?明治創立の学舎に残された写真物語?

です。


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本の体裁、ページ数、内容から各項目掲載の写真の枚数を割り出し、写真をセレクトしていきます。

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単に写真を並べるだけでなく、写真にまつわる「物語」を数話、担当を決めて執筆し写真集のアクセントとしています。
デジタルアーカイブの大切さをお伝えできる写真集にしたいと考えております。

発行は来年3月ごろ目指します。
形が見えてきた段階でまた随時お知らせいたしますのでお楽しみに。

投稿者: kameno 日時: 17:25 | | コメント (0)

仏教ライフサークル大雄山へ

仏教情報センターでは、伝統仏教各宗派100余名の僧侶がボランティアとして活動しています。
その主な活動として、テレフォン相談、街頭相談、いのちの集いなどがありますが、その他「仏教ライフサークル」として関東近郊の名刹を訪れる日帰り旅行を行っています。


今年の旅行先は曹洞宗大雄山最乗寺。
ということで、曹洞宗相談員として私も引率参加いたしました。

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参加者は何と58名!
過去最高だそうです。
バスの補助席が埋まってしまい定員一杯の賑やかな旅行となりました。

大雄山最乗寺では紅葉が始まってそろそろ見頃を迎えます。
恐らく今週末が一番色づくのではないでしょうか。
境内ではカメラマンもたくさん見かけました。


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最乗寺では諸堂拝観のあと御真殿において御祈祷をいただきました。
その後、点心(昼食)という行程です。

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食事の前には五観の偈(ごかんのげ)をお唱えしていただきます。

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「ごちそうさま」の後、参加者の一人、作曲家でもあり二胡演奏家でもある程農化さんより演奏をいただきました。
程さんは、永年の憧れであった「ダイヤモンド富士」を本栖湖で初めて眺め、その芸術的な光と出会った瞬間に魂が躍動するのを感じたそうです。
その躍動は音でもあり、「音之光」としてメロディーを書き留め、たくさんの楽曲を生み出しました。

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この日は大雄山で感じた禅のこころを表現することに挑んでみたいということで、「無」をテーマとして即興で演奏されました。
甘く厚みがあり透明感溢れる演奏に皆聴き入っていました。

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山主老師の御法話は最乗寺の歴史の御紹介と、仏教の縁についての楽しい説話を交えた内容でした。


帰りの行程の中で、大雄山の麓にあるアサヒビールの工場を見学いたしました。
広大な敷地の中、環境への配慮、規模の大きさにはただ驚かされるばかりです。

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工場見学の最後には、何と3種類の出来立てのビールをジョッキで3杯頂くことができます。
参加の皆さんお酒が大好きなんですね?
お酒が飲めない方にもソフトドリンクが飲み放題となっています。

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敷地内のメタセコイヤもよい感じで色づいています。
紅葉も楽しめ、智慧の水も堪能した楽しい一日でした。

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皆様、お疲れ様でした!

投稿者: kameno 日時: 17:27 | | コメント (6)

青い青い大船観音

今日の夕方はとても美しい夕焼けが見られました。
貞昌院境内の枝垂桜越しに撮影してみました。
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「世界糖尿病デー」 (2009年11月14日)のこの日、全国各地の主要な建築物がブルーに染まりました。

 ⇒ブルーライトアップ大船観音





世界糖尿病デーでライトアップ

世界糖尿病デーの14日、全国各地の建築物が、糖尿病啓発のシンボルカラーのブルーにライトアップされた。東京タワーのほか、近畿では通天閣(大阪市)や東寺(京都市)、姫路城(兵庫県姫路市)などで実施され、日没後、普段とは違う青い光に照らし出された建物を観光客らも驚きながら見上げていた。
2006(平成18)年に、国連で11月14日が世界糖尿病デーに指定され、翌年から、啓発のため世界の著名な建築物を対象にライトアップが始まった。
(産経新聞2009/11/14)


大船の街からはこのように青い観音様を望めました。
普段と違った光景に足を止める方も多かったようです。

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大船観音寺は夕方に閉門しますので、ライトアップ中の境内に入ることは出来ません。
特別に中の様子をご紹介します。

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間近で見上げるとブルーの観音様の存在感の大きさを実感します。

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一人でも多くの方に糖尿病について考えるきっかけの日となりますように。


おしらせ

夜の大船観音に入ることができるキャンドルナイトin大船が、12月18日(月)に予定されています。
詳細はまた追ってお知らせいたします。


キャンドルナイト in 大船観音 2009 Winter
 ?平和の火を心に灯す?

2009年12月18日(Fri)
17:00?20:30 キャンドルナイト

場所:大船観音寺 JR大船駅西口より徒歩5分
入場:無料(キャンドル代 500円)

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主催:ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
Tel 0467-43-1561

 ⇒今年夏のキャンドルナイトin大船はこのように開催されました

投稿者: kameno 日時: 20:02 | | コメント (2)

街頭相談@とげぬき地蔵

普段は相談を電話にて行っている仏教情報センターでは、年に何度か出張街頭相談を行なっています。
今日は「とげぬき地蔵」で有名な巣鴨の曹洞宗・高岩寺にて街頭相談を行ないました。


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平日の昼間であるにもかかわらず多くの人通りがあります。
さすがおじいちゃん、おばあちゃんの原宿と言われるだけあります。

相談ブースにも常に2?3人の相談者が埋まる状態が続きました。
実際に相談者と対面すると、電話相談とはまた違ったコミュニケーションが生まれます。
直接対話も良いものですね。
 

秋晴れの下、境内ではすがも中山道菊まつりが開催されていました。

見事なものです。

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境内に長い列が出来ている一角があります。

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とげぬき地蔵として親しまれている高岩寺ですが、行列の先に祀られているのは「とげぬき地蔵」ではなく、「洗い観音」です。
本物の「とげぬき地蔵」は建物の中に安置されています。
ご利益はどちらも同じようです。

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地蔵通り商店街ではこのように多くの方々が行き交っています。
テレビ東京の番組収録も行なわれていました。
アナウンサー?の隣を歩くのは巣鴨のゆるキャラ「すがもん

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高岩寺といえばコレ!

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そして「無知をかくして」

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■関連ブログ記事
素顔の巣鴨(地蔵通り商店街ブログ2009/11/10)

投稿者: kameno 日時: 21:27 | | コメント (2)

カラスの運動会

朝からカラスたちが群れを成して飛び回っています。

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上空をぐるぐる旋回したかと思えば天神山頂上の山桜の木に留まったりの繰り返し。

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近所の小学校で町内会の運動会が開催されていますので、そのスピーカーの音に触発されているのかもしれません。

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それこそ町内会全域からカラスが集まっている感じです。
ハローカラスも混じっていました。



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投稿者: kameno 日時: 10:32 | | コメント (0)

お食事会2009@ケアプラザ

東永谷ケアプラザを会場に、地元の民児協・民生児童委員が中心となって、地域の一人暮らしのお年寄りをお招きし、年に2回お茶会と食事会を開催しています。

この日は秋の食事会。
皆でメニューを考え、一品ごとに担当者が割り当てられ準備されてきました。
朝から手際よく調理されていきます。

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テーブルの花も庭の草花を使った手づくりです。

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食事の後にはマンドリンの演奏。


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手づくり感とアットホームな雰囲気の中、あっという間に一日が過ぎていきました。



■関連ブログ記事
駆け足の数日間
お食事会@地域ケアプラザ
お茶会から学ぶこと

投稿者: kameno 日時: 23:18 | | コメント (2)

東京時代まつり

秋から一気に冬の気配をもたらした文化の日、浅草に出かけると丁度「東京時代まつり」が開催されていました。
雷門通りの沿道はすでに多くの観客で溢れていましたが、良い場所から見ることが出来ました。


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金龍の舞から始まり、鎌倉時代から江戸時代、文明開化と・・・今年21回目となるこのイベントには1600人もの市民が行進し、時代絵巻を形作りました。
沿道には40万人もの観客があったそうです。

なにより参加者一人ひとりが楽しんでいる姿が微笑ましいですね。
よいものを見せていただきました。

投稿者: kameno 日時: 23:14 | | コメント (0)

七五三

七五三のシーズンとなりました。
永谷天満宮では多くの参詣の方で賑わっています。

今年は一番下の娘が二度目の七五三を迎えました。

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この着物は、私の妹が七五三の時に着ていたものですから、30年以上前のものです。
2002年にはフォトコンテストで賞をいただきました⇒緊張とリラックス

娘たちが次々と袖を通し、今年で一段落。
おせわになりました。

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着物はまた大切にしまっておきます。

投稿者: kameno 日時: 23:57 | | コメント (2)

EOS_KissX3

このブログの写真は2003年3月から Canon EOS 10Dで撮影してきましたが、ここ数ヶ月シャッターを押してからシャッターが切れるまでの反応がかなり悪くなってきました。
シャッターの寿命かもしれません。

そこで、このたびEOS kissX3をサブ機として購入しました。
とはいえ、10Dのほうも今までこのカメラ一台で撮影してきたとても愛着のある機種ですから併用で撮影していく予定です。

入手したてでまだ慣れませんが、とりあえず数枚撮影したものをUPしてみます。
それにしても、この分野での進歩著しいですね。
格段に使いやすくなっています。
画素数も手に余るほどですし、ISO感度も飛躍的に向上しています。
何より軽い!機動性も良さそうです。

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丁度 Amazon でズームレンズつきのレンズキットがセール中でした。

「レンズつきのキット」のほうが「ボディーのみ」より1万円も安いというのはどういうことでしょう!
迷わずレンズつきを選択。
しかも5000円キャッシュバックだそうです。
とにかく大切に使っていこうと思います。

投稿者: kameno 日時: 11:34 | | コメント (0)

サツマイモの収穫2009

地元の小学校2年生の総合学習として行なっているサツマイモ作りが貞昌院の裏山の一角を畑として行なわれています。
今年3年目です。

台風一過の晴天の下、先生、保護者、児童たちが集まって収穫作業が行なわれました。

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運動会の赤組、白組に分かれての作業です。


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丸々太ったサツマイモがたくさん収穫できました。

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■関連ブログ記事(これまでの関連トピックス)

小学生からの手紙
サツマイモの収穫
落花生の収穫
さつまいも畑、坐蒲立て近況
さつまいも畑の雑草取り
サツマイモまつり(収穫祭)
サツマイモ収穫の日
実りの秋
のびろのびろみんなのサツマイモ
早生の栗が色づきはじめました
サツマイモ作り vol.5
ようやく梅雨らしい天候に
サツマイモ作り vol.4
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ畑作り2
サツマイモ畑づくり

投稿者: kameno 日時: 08:32 | | コメント (0)

台風一過

強い風と雨が一転、見事な晴天となりました。
秋の草花も輝いています。

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投稿者: kameno 日時: 09:32 | | コメント (0)

きょうのお茶菓子

「清香殿」 

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見かけは干菓子ですが、中は柔らかい上品な半生菓子です。
黒いアクセントは大徳寺納豆。
サクサクとした泡雪状の玉子の風味と和三盆、そして大徳寺納豆の塩味が良い調和を醸し出しています。

清香殿は京都大徳寺での千利休四百年忌茶会に大徳寺納豆を覚味として創製いたしました。 (同封の栞より)
太宰府・藤丸
投稿者: kameno 日時: 07:50 | | コメント (2)

サツマイモ収穫

裏山のサツマイモ畑のうち、一列分を試しに掘ってみました。
今年は日照時間がやや少なかったためか、収穫量は昨年ほどではなさそうですが、まずまずの出来のようです。

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早速蒸かして夕飯のおかずに。
本格的な収穫は来週行ないます。

小学生たちの芋畑も順調に育っています。

投稿者: kameno 日時: 22:20 | | コメント (0)

お母さんが伝えるふるさと下野庭

港南図書館を会場として「お母さんが伝えるふるさと下野庭」のビデオ上映が行なわれました。

日時 10月18日(日)午後2時?4時
会場 港南図書館 2階会議室
内容 『お母さんが伝えるふるさと下野庭』ビデオ上映
   作者 麻生さん、松本さん、二瓶さんの話
主催 港南歴史協議会


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前半は手作りで港南区下野庭地区の歴史、文化を映像で纏められた映像を上映、それをもとにそれぞれの体験談を付加して話が進んでいきました。

後半は地元をよく知る方を中心に、質疑応答?座談会の形式で和やかに進行していきました。
予定時刻を少し超過するほど話は尽きず・・・・このような講座に参加させていただくごとに見聞が広がっていきます。

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講座が終わってから、かつてこのブログで取り上げた武相国境にあったトンネルの現地へ赴き、具体的にお話をうかがいました。

武相国境越えの変遷でご紹介した、あのトンネルです。

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(地形図 大正10年測図 大正14年発行)

このように、大正末期?昭和初期にかけて、武相国境の現在の永作近辺にトンネルがあったのですが、このトンネルを実際に知る方はほとんど居られません。

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永作にあるローソン(港南日野二丁目店)の前の歩道を数十メートル吉原側に進んだあたりにトンネルが遭ったとのことです。
丁度現在は切り通しとなっており、トンネルがなかった時代にここを通るのはかなり困難だったことが予想されます。

トンネルが会った時代は、このトンネルを「メガネ」と呼んでおり、少年時代の「遊び」として、トンネルの上に登り、半日に一台通行するかどうかという車や牛車に上から土を投げる悪戯などをしたと、楽しそうに話しておられました。

このあたりの地盤はかなり軟らかく、そのためにしばらくしてそのトンネルは崩れてしまいます。
その後切通しとなり、道路が時代とともに拡幅され、現在は環状2号線となっています。


現在、日野2丁目の一部は、住居表示は「日野」ですが、町内会は「下野庭町内会」となっています。
かつてトンネルのあったこと、武相国境がその上の稜線にあったということが、ここに名残りとなっているのです。

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「なぜ?」を追い求めていくと思わぬ発見に突き当たります。

投稿者: kameno 日時: 21:42 | | コメント (2) | トラックバック (1)

真っ赤な秋

裏山には烏瓜(カラスウリ)が真っ赤に実っていました。
秋まっさかりです。


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真赤だな 真赤だな
烏瓜って 真赤だな
とんぼの背中も 真赤だな
夕焼け雲を 指差して
真赤な頬っぺたの 君とぼく
真赤な秋に 呼びかけている

(『真赤な秋』 2番より)



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金木犀は満開の時期を迎え、苔の上、くもの巣の上へと思い思いの場所へ散り始めています。


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同じ野の 露にやつるゝ藤袴 あはれはかけよ かごとばかりも (『源氏物語』より)


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投稿者: kameno 日時: 23:55 | | コメント (0)

台風18号日本を縦断

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数十年に一度の規模といわれる台風18号は日本を縦断するコースを取り、この記事を書いている午前9時には長野を通過中のようです。
進路は北東へ毎時50km、中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/sというから相当の風台風となっているようです。


ここ横浜でも昨晩よりの強風は相当なものでありましたが、ようやく晴れ間もみえはじめおり、台風本体の雲の丁度周囲の部分かかっているものと推測されます。

空を見上げると、本堂側(南東)には太陽が晴れ間から覗かせ、山門側(北西)の空は厚く重々しい雲が重なっています。
右写真のように半分が「好天」、半分が「荒天」という状況です。


台風はこれから東北地方を抜けていくようですので農作物への被害も心配です。
とにかく暴風や大雨に対する厳重な警戒を行なわなければなりません。

被害が大きくならないことを切に願います。


今朝は定例坐禅会が開催され、この台風にもかかわらず多数の参加をいただきました。
尊いことでございます。


⇒坐禅会参加の皆様にお知らせです。
 来週は大本山での二期法要随喜のため、15日の坐禅会はお休みとなります。
 詳しくは坐禅会予定をご覧ください。

投稿者: kameno 日時: 10:21 | | コメント (0)

こうなんの歴史発見@下永谷ケアプラザ

以前開催された男のセカンドライフ大学校講座の機縁で、下永谷ケアプラザにおいて郷土「こうなんの歴史発見」講座を担当いたしました。

郷土「こうなんの歴史発見」
開催 2009年10月5日(月)
場所 港南区 下永谷ケアプラザ
主催 気楽会

主催の「気楽会」は、下永谷ケアプラザの自主事業で
・男性のためのクッキング教室OB
・地元地域での仲間作り
・自主的な地域活動の実施

によるグループです。


当日は午前中にクッキング、会食が行なわれ、午後から歴史発見講座となりました。

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※写真はケアプラザのMさんよりいただきました。

大変活気のある活動であり、私も楽しませていただきました。
有難うございました。
 
 

講座で使用したレジュメ資料を下記においておきます。
※ファイルを開きパスワードを求められた際に konan と入力ください

ここをクリック (PDF/2.8M)

投稿者: kameno 日時: 19:35 | | コメント (0)

中秋の名月

夕方から空を覆いつくしていた雲が一気に掃け、この上ない好天となりました。


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今日の19:30に撮影した月です。
月齢は14.6ですから満月ではないですね。少し欠けていることがわかります。
(満月は明日、10月4日の午後3時過ぎとなります)


なぜ満月でないのかという理由は こちらをご参照ください


満月は一か月おきに見ることができますが、中秋の月は特別なものとされてきました。
その理由は、他の季節に比べて晴天率が高いこともありますが、何といっても大きな理由として「月の軌道が低い位置を通る」ということが挙げられるでしょう。

一晩ゆっくり月を眺めるのに首に負担なく眺めることができるのです。


よい天気に恵まれましたので中秋の名月をゆっくりと愛でましょうか。

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■関連ブログ記事
2008年の中秋の名月

投稿者: kameno 日時: 19:47 | | コメント (2)

秋霖と柿紅葉

日本全体を活発な秋雨前線が横断し、広い範囲で雨が降っているようです。
横浜でも一日中雨の天気となりました。

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裏庭の蹲には、柿の枝から色とりどりの柿の葉が舞い降りています。


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何おもふともなく柿の葉のおちることしきり  山頭火

それにしても何という鮮やかさでしょう。
似たように見えて、しかし、どれも個性的です。

一枚一枚手にとって撮影してみました。
すべて同じ柿の木から舞い落ちた落ち葉たちです。


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夕方になって晴れ間も見えてきました。
天気は少しづつ回復しているようです。

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■関連ブログ記事

紅葉の色づくしくみ

投稿者: kameno 日時: 16:32 | | コメント (2)

国際交流坐禅会2009

国際交流坐禅会が開かれれました。 

この坐禅会は、地域の国際交流の会 KIRA=Kaminagaya International Relationship Association とともに開催されており、今年で13年目にになります。

今回はオーストラリア・クイーンズランド州立の Old Yarranlea State School から12人の児童たちの参加がありました。

Old Yarranlea State School は"a small school in a big city"というキャッチフレースのとおり、ブリスベンの中にありながら生徒数十数名というとても小さな学校です。
ユニークな教育方針が人気で、応募してもなかなか入ることが出来ないそうです。


交換留学日程の中で上永谷でホームステイをしながら、地元の永野小学校の授業にも参加しており、また日本文化に触れるさまざまなプログラムが組まれており、貞昌院での坐禅もその一つとなっています。



今回のプログラムは次の通りです。
・ガイダンス
・本堂にて坐り方の説明
・坐禅(20分×2チュウ)
・諸堂、境内案内
・ランチ

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あいにくの秋雨降りしきる天気となりましたが、坐禅の間は心地よい雨だれの音が響き渡ります。
坐禅後の境内散策でも雨を楽しんでいました。

オーストラリアでは極端な降雨不足が続いています。
水に恵まれ、四季の情景豊かな日本の環境がとても印象に残ったようです。


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昨年の様子はこちら
投稿者: kameno 日時: 18:08 | | コメント (0)

永谷天満宮開帳最終日

永谷天満宮丑年大祭

大天神祭

秘蔵拝観「御開帳」
日時 9月26日(土)・27日(日)午後1時?5時
場所 永谷天満宮 社殿


2日間行なわれている御開帳第一日は1500人を越える方々の参拝をいただきました。
常に参詣者の列が途切れることなく続いています。

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昨日26日の拝観は
1500名以上の方々のご参拝をいただきました。

本日が最終日となります。
12年に一度の菅原道真公御神像御開帳も今日で終わりです。
この機縁に是非ご参拝ください。

投稿者: kameno 日時: 11:34 | | コメント (0)

達人と歩く町

平成21年度港南区区民企画運営講座
わが住む町を愉しむ会 『達人と歩く町」講座が開催されました。

公開講座 港南区の歴史を知ろう!

日時 平成21年9月26日午前9時半より
場所 貞昌院
講師 私がつとめさせていただきました。
主催:わが住む町を愉しむ会、共催:港南区役所


この講座は、自分の澄んでいる町を愉しみたい人が、地域を歩きながら横浜の歴史を学んだり、自然に触れたりしようと企画されたものです。

毎年数回連続シリーズで行なっている講座の一齣を貞昌院が担当しています。
今年は昨年よりも10人以上多くの方の参加を戴き、さらに活気溢れる講座となりました。


内容は、昨年の内容(港南区の歴史導入)を掘り下げ、かつ新しく作成した資料を加え親しみやすいものを目指しています。


昨年の講座の様子は写真に撮っておりませんでしたが、今回は事務局の方に撮影いただきました。


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昼を挟んで希望者により茶室如是庵にて、お茶会を行いました。


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最後に記念写真をパチリ。
お疲れ様でした。

 


追記:港南区寺院の巡礼コースの設置に向けて、具体的にコース選定と運営方法の話も徐々に進んでいます。地域の歴史を愉しむ一つのモデルケースとして練り上げていきたいと考えております。

投稿者: kameno 日時: 20:06 | | コメント (4)

赤とんぼ

秋彼岸も後半に入りました。
境内にはたくさんの赤とんぼが飛び廻っています。

トンボは周回性があるので、同じところをぐるぐる飛行し、同じ枝に止まることが多いので撮影は比較的楽です。


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それに、気を許してくると指を出しても全く動じませんし、

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このように指にも止まってくれます。

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左手がふさがっているので片手での撮影となりました。


■関連ブログ記事

ネキトンボとちょっぴり秋の空

投稿者: kameno 日時: 17:20 | | コメント (0)

神奈川新聞に掲載されました

先日撮影したダイヤモンド富士の写真が神奈川新聞に掲載されました。

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(神奈川新聞2009年9月22日版)

投稿者: kameno 日時: 14:26 | | コメント (4)

大天神際こども神輿

12年に一度の永谷天満宮丑年大祭、大天神際。

初日の今日は午前中の子ども神輿、神楽、舞台での芸能と盛りだくさんの内容です。
本年は特に稚児行列もあり、賑やかな一日となりました。


子ども神輿の出発に先立ち、神様を御神輿にお迎えする神事が営まれます。


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真言宗智山派と天台宗の修験者による法螺貝により子ども神輿と稚児行列が行なわれました。
行程の終了後、貞昌院にて報恩諷経を厳修いたします。

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夜には屋台が並び、神楽殿では芸能の舞台が次々と披露されていきます。


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投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (2)

22日より大天神祭

秋彼岸を迎え、墓地には色とりどりのお花が並びました。


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これからお参りされるかたも多いと存じます。

本年は、かねてからご案内の通り丑年にあたり、隣の永谷天満宮では「大天神祭」が開催されます。





永谷天満宮平成21年丑年 大天神祭
 

相模国鎌倉郡永野郷の杜に永谷天満宮なる本殿あり。
時は延喜元(901)年。
菅原道真公筑紫国大宰府に左遷着任のみぎり、己が姿を神鏡に映し木像三躰を彫刻したる自像が鎮座すると云ふ。
混迷の世に二百数十年の時を経て至誠立身出世の神にして、学業成就、五穀豊穣の神。
徳川将軍さへも幕府を挙げて奨励したる

----御姿の扉、今開かれる---------

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■丑年例大祭
平成21年9月25日(金) 午後2時?

■御神体秘像拝観
平成21年9月26日(土)・27日(日) 午後1時?5時まで

<大祭祭事>

■特別祈願
■山伏行列
■子供神輿、山車、稚児行列
平成21年9月22日(火・祝) 午前10時出発




初日(22日)には稚児行列と子供神輿が行なわれます。
また、25日より12年に一度の丑年例大祭、その後御神体ご開帳もありますので、この機会に是非併せてご参拝ください。

お墓参りに自家用車にてお越しの際には、環状2号線からの入口付近に屋台が出店しておりますので通行にご注意くださいますようお願いいたします。


■関連ブログ記事
菅原道真公自刻の御神体が永谷天満宮へ

投稿者: kameno 日時: 23:38 | | コメント (0)

今日から彼岸

今日は彼岸の入りの日です。

彼岸(ひがん)は、、現世=比岸(しがん)に対し、向こう岸という意味です。

苦悩と煩悩から離れ、寂静の世界である彼岸は、西方浄土(西方のはるか彼方)にあると考えられました。
このことから、太陽が真西に沈む春分と秋分の日には、現世と極楽浄土が最も近くなるとされていますす。
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お彼岸はご先祖様のいらっしゃる世界と交流ができる期間とされ、先祖供養する習わしとして定着しました。

曹洞宗では極楽浄土という考えは用いませんが、お彼岸にお墓参りをする習慣は、この思想に基づいているといえます。

家族・親族・ゆかりの人々が墓参りをし、ご先祖様や故人を偲び、報恩のご挨拶をする、この日本の良き習慣をいつまでも伝承していきたいものです。



富士山は、横浜市港南区から見るとほぼ真西に見えるため、彼岸の期間にダイヤモンド富士を見ることができます。

今日の記事の写真は、夕方、港南区南端の港南台9丁目にて撮影したものです。

武相国境稜線からの眺めですので、富士山の麓付近まで見えます。
高圧電線の影響も無く、おそらく港南区で一番良く見える場所なのではないかと思います。

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今後、ダイヤモンド富士の見える場所は、毎日次第に北上し、彼岸の明けには貞昌院で見えるはずです。



太陽が沈みきった空は、次第に赤紫から漆黒へと遷移していきます。


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■春に撮影したダイヤモンド富士は こちら

投稿者: kameno 日時: 19:17 | | コメント (2)

ゆめ観音 9月5日

ゆめ観音アジアフェスティバルは、いよいよ9月5日 土曜日開催となりました。

天気もどうやら大丈夫そうです。

 ⇒Yahoo天気


会場の大船観音寺では、準備の大詰めを行っています。

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ゆめ観音は今年11年目を迎えます。
おかげさまで本年は正力松太郎賞を受賞することとなりました
これまで10年間の総括と、新たな一歩へ向けてのゆめ観音を是非お楽しみください。
みなさまのお越しをスタッフ一同お待ち申しあげます。


■関連報道記事

大船観音寺を舞台にアジアフェスティバル開催へ/鎌倉(神奈川新聞)
大船観音で「ゆめ観音アジアフェスティバル」?宗教・民族・文化を共有(湘南経済新聞)


■関連リンク
第11回ゆめ観音アジアフェスティバル

投稿者: kameno 日時: 02:48 | | コメント (0)

東海道線は上大岡を通る計画だった

毎月開催されている港南歴史協議会の会合では、所属している各団体より事業報告や、これから計画される講座や街歩きなどの情報が交換されています。

また、様々な情報を持ち寄り、論議しながら郷土の歴史についての知識を深めていっています。

この日開催された協議会では、今月19日に開催予定の区民企画講座の内容をプレビューが行なわれました。
ナビゲータは長谷川敏雄さん。


上大岡駅は、湘南電鉄(京浜急行)により昭和5年に開業となります。
しかし、それよりもずっと以前に上大岡付近を通る東海道線の鉄道計画があったということを、路線計画図や新聞報道などの史料をもとに紐解いていきます。


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第3回 区民企画講座「こうなんの歴史」 kamioooka2.jpg

テーマ 「東海道線は鎌倉街道を通る計画だった!」
日時 2009年9月19日(土) 10:00-12:00
場所 港南台タウンカフェ
講師 長谷川敏雄さん
主催 港南百景デジタルアーカイブ会
共催 港南区役所・まちづくりフォーラム
参加費 500円(資料代、お茶代として)

 東海道線開通に至る間の秘話をご紹介いたします。
 なぜ、保土ヶ谷、戸塚ル?トへ変更になったのか?
 なぜ、東海道線は開通当初、桜木町でスイチバックをしていたのか?
 その謎ついての歴史的な背景のお話しです。

 
 

初代横浜駅(現在の桜木町)から鉄道が西へ延伸される際に、保土ヶ谷、戸塚ではなく、現在の鎌倉街道沿いに計画されていたという話から始まり、港南区内での鉄道計画の変遷を辿っていきます。

横浜の副都心と位置づけられている上大岡は、今でこそ大きな街に発展しておりますが、当時は水田や畑の広がるのんびりした村でした。

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明治36年ころの(現在の)上大岡駅周辺  『港南区の歴史』より引用
 

もし、この計画が実現されていて、東海道線が上大岡を通ることとなっていたら、港南区の歴史は大きく変わっていたはずです。

このほか、京浜急行が横浜?上大岡間において、幾つか不自然なカーブを描いている理由、根岸線が計画された秘密など、雑学が満載の講座となることでしょう。

とても興味深い歴史講座ですので、是非ご参加されることをおすすめいたします。


■関連リンク

東海道線は当初、大岡川沿いを通る予定だった! (ハマちゃんのがらくた箱)

投稿者: kameno 日時: 23:01 | | コメント (4)

菅原道真公自刻の御神体が永谷天満宮へ

貞昌院に隣接する永谷天満宮には菅原道真公が、自分の姿を鏡に映して自分で刻んだ木像が御神体として祀られています。


永谷天神と菅秀才 (上永谷)

永谷天満宮は、永谷の天神さまとして親しまれ、菅原道真が、自分の姿を鏡に映して自分で刻んだ、三つしかない木像のうちの一体をもつ神社として、知られています。
菅原道真は、平安時代の人ですが、醍醐天皇の信頼が厚く、時の支配者である藤原氏と対立し、延喜元年(901)九州の大宰府に流され、延喜三年その地で亡くなりました。
文学や文章を書くことに、すぐれていましたので、学問の神様といわれています。

菅原道真には、十三人の子どもがおりましたが、その第五子敦茂は、父の才能を受けつぎ菅秀才と呼ばれるほどで、父の道真も大いに期待し、三体の道真像のうちの一体を、そっと渡していたのでしょう。父の道真と共に、子どもたちも都から各地に追放されました。
伝説によると、敦茂は永谷の郷に移されたということです。
菅秀才敦茂が、相模に住んだという記録はありませんが、いまの上永谷の天神山のふもと、つまり、現在の貞昌院あたりに住んでいたと伝えられています。
敦茂は、天神山の頂上に立ち、はるか遠くの九州太宰府の父、道真公をしたいながら、朝夕のご挨拶をされたということです。
山の上には、敦茂が愛用した筆や、髪の毛を埋めたとも伝えられる、菅秀塚の碑があります。
むかし、その塚の上にあった杉の老木を切ったところ、村の人びとがケガをしたり、病気になったりしたと伝えられています。
菅原敦茂がいつ生まれ、いつ死んだのか、くわしいことはわかっていません。文章博士や、そのほか重要な役目につぎつぎとつくなど、親子二代の学者として有名でした。
道真像は敦茂から多くの人を経て、上杉乗国に伝えられ、夢のおつげによって、明応二年(1493)ここに社を造り、ご神体としておまつりしました。これが現在の永谷天満宮です。
外の二体の道真像は、道真のお墓のある福岡県の安楽寺と、生まれたところの大阪府の道明寺にあります。
港南歴史協議会のサイトより)




この御神体は、平時は貞昌院に安置されておりました。
というのも、天正10年(1582年)に宅間藤原規富が永谷天満宮を再建するにあたり、川上(戸塚区川上町)徳翁寺第四代住職明堂文龍大和尚を請し、上永谷町字籠森(現在の市営地下鉄上永谷駅付近)に建立されたのが貞昌院の始まりであり、天満宮別当として代々歴代住職が神職を兼務してきたという経緯があるからです。
御神体は、天正十年以来、貞正昌院歴代住職により大切に護られてきました。
御神体を収めている厨子も貞昌院第十世住職により造られています。

これまで、平時は貞昌院に安置されているわけですので、12年に1度の丑年大祭の際に、貞昌院より御神体が神輿により運ばれ、永谷天満宮に大祭の間安置され、また大祭が終わる際には貞昌院に還されてきました。

 ⇒その様子はこちら

今年になり、天満宮に新たに御神体安置のお堂が完成したため、今後は御神体が平時にも永谷天満宮に安置されることとなりました。
(したがって、上記のような御神輿に乗せられて貞昌院から天満宮へ運ばれる儀式は今年からは見られなくなります)


ということで、御神体遷移の儀式が行われ、貞昌院本堂より永谷天満宮御神殿へ運ばれていきました。

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菅原道真公自刻の木像は、今後は永谷天満宮に安置されることとなり、丑年大祭の期間だけご開帳になります。
12年に一度のご開帳です。
是非ともこの機会に御神体にお参りくださることをお勧めいたします。

■■9月25日「大天神祭」14:00より■■
永谷天満宮にて

投稿者: kameno 日時: 07:27 | | コメント (0)

象の鼻で横濱写真アルバム写真展開催

開港150年を迎える横浜港。
その歴史は象の鼻地区から始まりました。

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左:迅速測図 1880年 中:1/20000地形図 明治39年 右:地形図 昭和41年
 

象の鼻地区にはには、安政6(1859)年に造られた東・西波止場があり、その西波止場が先を曲げる形で延長され、開港当初「象の鼻」となりました。
象の鼻は、時代の変遷とともに、その姿を変えてきています。

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赤レンガパークと山下公園を結び、象の鼻地区の中央部を通っている「山下臨港線プロムナード」から海を眺めると、大さん橋国際客船ターミナルのつけねから左手方向へ延びている防波堤があります。この防波堤を上から見ると象の鼻に似ていることから、通称『象の鼻』と呼んでいます。
横浜の港はここ象の鼻地区から始まりました。
横浜市では、この貴重な地区の歴史性や象徴性を活かしながら賑わいや交流の場を生み出すため、広場や緑地を基本とした段階的な整備を進めています。
開港150周年を迎える平成21年6月2日(開港記念日)に象の鼻パークとしてオープン。
横浜市役所「象の鼻」地区のサイトより)

つい最近までは、大さん橋国際客船ターミナルから出ている直線的な桟橋となってしまっていましたが、今年開港150年記念事業の一環として開港当初の姿に整備されました。

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この「象の鼻」パークにて、みんなでつくる横濱写真アルバム?市民が記録した150年?写真展開催
が今月末まで開催されています。





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みんなでつくる横濱写真アルバム?市民が記録した150年?写真展開催
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 8月21日(金)から横浜開港150周年を記念して運営されている写真共有サイト
「みんなでつくる横濱写真アルバム?市民が記録した150年?」の写真展が
象の鼻テラス(横浜市中区海岸通)で開催されています。

写真展では、「写真でたどる、私の横浜、私たちの横浜」と題し、いろいろな年代の
横浜の風景や事物などをプロジェクターで投影。
また、会場内に設置された「スキャニングコーナー」では、紙焼き写真のデジタルデ
ータ化、ウェブサイトへの投稿方法の説明なども行っています(予約制)。

古い横浜の写真がデジタル化され、新しい横浜の財産となっていく瞬間に立ち会える
貴重な写真展です。
写真を投稿した方もまだ投稿したことがない方もぜひお立ち寄りください!

開催は8月31日(月)まで、時間は9:00-17:00。入場は無料。



横浜の歴史が一杯詰まった写真展です。
また、この写真展において、古写真のデジタル化「スキャニング」コーナーもありますので、各家庭に保管されている写真を持参いただくことをおすすめします。

デジタルアーカイブの大切さを感じることができる写真展です。


■関連リンク
みんなでつくる横濱写真アルバム

■関連ブログ記事
みんなでつくる横濱写真アルバム
みんなでつくる横濱写真アルバムシンポジウム

投稿者: kameno 日時: 22:19 | | コメント (0) | トラックバック (1)

夏休み土曜塾@貞昌院

夏休みチャレンジスクール「土曜塾」が本日(22日)午後、貞昌院において開催されました。

永野小学校児童・保護者・先生を中心に、約20名の参加をいただきました。

 

テーマ  『坐禅と仏教的世界観と明治時代の教育』

平成21年8月22日(土曜日)午後1時30分より 於 貞昌院

プログラム

■坐禅
 ・坐禅の説明
 ・坐禅 (2チュウ)

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■本堂の地獄絵図を見てみよう
 ・本堂の地獄絵図から仏教の世界観を学びます

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■明治時代の教科書、ノートを見てみよう
 ・永野小学校の4代校長(明治35?大正14年)であった先代住職の教科書とノートをご紹介します

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■いただきます、ごちそうさま
・食事の心構えを実践します

■質疑応答


■当日のプログラムより一部抜粋

亀野源量先生が明治21年に児童向けに作成された算数の問題。 和紙に筆で几帳面に書かれています。 このほか各教科の学習の記録が事細かに残されています。

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(問4)男女二人にして一事を為すに7日にして終業せり。今これを男1人にて成せるは12日にて成業す。然るに女1人にて成すには幾日を要するや。

(問39)半径一尺二寸なる円内に一条の半径を作り、これを六等分し、その各分点より直立線を出して円周に会せしむるあり。由て問う。その直立線の尺度各幾何。

2問抜粋してみました。・・・・・いかがでしょうか、是非挑戦してみてください。

それにしても実に細かい字です。

算数以外の教科書、ノートも筆で几帳面に書かれていました。
紙も貴重な時代です。
別の用途に使われた紙の裏に書き、それを和綴じしてノートとして使っているのです。

ノートの一角に次のようなメモが残されていました。

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人たる者 宜しく 書を読むべし、 字を読むべからず
身体の強健は 事を為すの資本なり
教師は 宜しく 真の教師たれ、 偽の教師たる勿れ


■六道地獄絵図の解説資料

六道地獄絵図からさまざまな仏教的世界観も見えてきますし、時間、空間に関する気の遠くなるような壮大な考えも垣間見ることが出来ます。

また、こどもたちは一つひとつの描写から自由に発想し、多くの質問が出てきました。 何故そのように描かれているのか、ということに興味が尽きないようです。

天道 インド出身の神々の住んでいる場所。人間界に無い歓楽、超能力があり寿命が長い。ただし仏の世界から見ると絶対的な境地とはいえない。
人道 生老病死の「四苦八苦」と「無常」の世界ではあるが最も修行しやすい世界。仏が出現する。
阿修羅道 仏教的境地は人間より低いが、天道に近い能力を持っている鬼神の世界。日食、月食を起こすと考えられている。
畜生道 禽獣植物魚虫などの世界。
餓鬼道 地下にあり、閻魔王の支配下にある。常に飢えに苦しむ餓鬼の世界。
地獄 等活地獄 全身を引き裂かれては生き返らせるという責め苦を延々繰り返す。刑期は1兆6600億年以上となる
黒縄地獄 熱い鉄の鞭で叩かれる責め苦。苦痛は等活地獄の10倍。刑期は等活地獄の数10倍
衆合地獄 刃の山を登ったり降りたりを延々繰り返す責め苦。苦痛は黒縄地獄の10倍。刑期は黒縄地獄の数10倍
叫喚地獄 熱した鉄の牢獄に押し込められる責め苦。苦痛は衆合地獄の10倍。刑期は衆合地獄の数10倍
大叫喚地獄 叫喚地獄をさらに凄くした責め苦。苦痛は叫喚地獄の10倍。刑期は叫喚地獄の数10倍
焦熱地獄 串刺しにされ火であぶられる責め苦。苦痛は大叫喚地獄の10倍。刑期は大叫喚地獄の数10倍
大焦熱地獄 全身の皮を剥がされた上で熱湯をかけられたりする責め苦。苦痛は焦熱地獄の10倍。
阿鼻地獄 百億の虫の海に投げ込まれたり口の中にドロドロに融けた銅を流し込まれたりする責め苦。苦痛は上の7つの地獄全てを足してさらに1000倍。刑期は1中劫

例えば、地獄の中では一番上層にあり、地獄の苦しみが最も少ないとされる「等活地獄」について、そこに留まらなければならない「刑期」は、四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)の寿命を1日として、その500年分とされています。 四天王の寿命は、人間界の50年を1日として500歳とされますから・・・・

すなわち、50年(人間界の50年)×365日×500年(四天王の寿命)×365日×500年(等活地獄の刑期)ということになり、1兆6600億年を超えることとなります。

一番罪の重い「阿鼻地獄」では、その刑期は「1中劫」とされ、その長さは3年に1度天女が舞い降りて1辺1由旬(約7km)の大岩を衣でこすり、その岩が削れてなくなるまでの長さを言います。とてつもない時間感覚です。


おつかれさまでした。

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■昨年の様子はこちら

夏休みチャレンジスクール土曜塾

投稿者: kameno 日時: 22:25 | | コメント (0)

土肥海水浴場花火大会

土肥海水浴場サマーフェスティバルの期間、夜には花火が行われています。
遠浅の離岸堤から繰り広げられる光の競演は迫力満点です。

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花火大会最後を飾るナイアガラは特筆ものです。


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投稿者: kameno 日時: 21:14 | | コメント (0)

土肥海水浴場

西伊豆最大の砂浜を誇る海水浴場です。
源泉掛け流しの温泉が砂浜で楽しめることがポイント。

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それほど混雑していないためのんびりと過ごすことができます。

投稿者: kameno 日時: 01:05 | | コメント (0)

棚経は16日まで

8月盆もいよいよ大詰めとなりました。
例年ですと15日で終わるのですが、今年は日曜日である16日を希望される方もいらっしゃいます。
よって、今年は16日まで。


棚経は住職と分担して廻っています。
数年前から、私が担当する檀家さんへは、長男と一緒に連れて行っています。

最近は、般若心経、大悲、甘露門、修証義(前二章)は、(周囲に併せてですが)ソラで読めるようになりました。
教区の施食会法要随喜の賜物です。

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檀家のみなさま、暖かく見守っていただきありがとうございます。


それにしても、それぞれのご家庭で盆飾りを工夫されていることがよくわかります。
最近亡くされた家族や、ご先祖さま、全てのみ霊に対する「おもてなし」の心が伝わってきます。

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日本に伝えられ生きている良き風習ですね。

投稿者: kameno 日時: 23:34 | | コメント (0)

本日より8月盆

8月盆がスタートしました。

檀信徒の皆様、よろしくお願いいたします。

暑さもようやく本格的となりましたが、境内には赤とんぼが飛び交い、ススキの穂も伸びてきました。
秋の気配もだんだんと濃厚になってきています。


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投稿者: kameno 日時: 08:45 | | コメント (2)

臨時こども坐禅会

昨夜花火を見に行った後はお寺に宿泊。
翌朝は坐禅を行じました。

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永野小学校土曜塾と貞昌院により開催される夏休みチャレンジスクールこども坐禅会は、8月22日(土)に行われます。

 ⇒昨年の様子はこちら


夏休みチャレンジスクールこども坐禅会は、小学生の親子が対象です。
報告は追ってさせていただきます。



山から新たにカブトムシが飛んできました
オスばっかり3匹です。
雨が上がったらまた山に返してあげようと思います。


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投稿者: kameno 日時: 13:38 | | コメント (0)

神奈川新聞花火大会

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ラストの一発
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投稿者: kameno 日時: 23:41 | | コメント (0)

竹とんぼ 夢を乗せて大空へ

■関連ブログ記事
 ⇒竹とんぼ


■竹細工で地域にぬくもりを
 ⇒タウンニュース港南区版




上記記事で紹介されている方は、貞昌院の隣にお住まいの檀家さんです。


今日、手作りの竹とんぼを町内会の子どもたちとともに一斉に飛ばしました。

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実に器用な手さばきで作られた竹とんぼの数々。
特に一番右の竹とんぼはまるでネキトンボのようですね。

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こどもたちは思い思いの場所で飛ばしています。

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最後は皆横一列に並んで一斉に大空へ!

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この日、竹とんぼ作者の佐久間さんへのNHKからの取材もありました。
放送は、8月10日夕方の首都圏ニュース(NHK総合)とのことです。

投稿者: kameno 日時: 14:01 | | コメント (0)

カブトムシの来訪

山からカブトムシがやってきました。

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裏山のクヌギ林から生まれたのでしょう。

昨年山に戻したペア のこどもかも知れないですね。

投稿者: kameno 日時: 07:43 | | コメント (0)

ネキトンボとちょっぴり秋の空

7月最終週に入ってから、カラリとした晴天に恵まれています。
境内にはセミの声が響き渡り、いよいよ本格的な夏・・・・と思いきや、空を見上げると少しづつ秋の気配も感じられます。

秋の気配を感じさせる雲の空の下を飛び交う赤とんぼたち。
写真ではよくわからないかもしれませんが何百というトンボたちが飛び交っています。

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その中で際立って赤いトンボを見つけました。
よく観察すると、ネキトンボ (Sympetrum speciosum speciosum Oguma)のようです。

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池の上に張ってある鳥よけの針金がお気に入りの休憩場所らしく、時折決った位置に停まります。
風が吹くと羽を動かして体の位置を調整。

それにしても美しいトンボですね。
ネキの名前の由来となっている「根黄」のとおり、羽根の根元が黄色くなっておりそれが針金に黄色い影を落としています。


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秋も着実に近づいているのですね。


■貞昌院にはそのほかさまざまなトンボがやってきます
例えば

ハグロトンボ オス メス
オオシオカラトンボ
コオニヤンマ

投稿者: kameno 日時: 11:24 | | コメント (0)

大施餓鬼法要・演奏会報告

7月26日は貞昌院大施餓鬼会法要の日となっております。
本年は日曜日となり、久し振りの好天にも恵まれ、例年以上の参列をいただきました。
お疲れ様でした。

以下、報告記事です。


■午後2時『ハープとシンセサイザーの調べ』演奏会

施餓鬼法要の前には、檀家さんとともに、精霊棚にお招きしている有縁無縁の諸精霊、ご先祖様を偲び共に楽しむことができる演奏会を開催しております。

今年は

 ⇒観音様胎内での演奏会
 ⇒歴史カフェ-義烈空挺隊と特殊攻撃隊
 ⇒東京大空襲の日に


といったご縁から、東京大空襲を主題とした演奏活動をされているハープデュオの八木さんご夫妻(KANON)にお越し戴き、演奏をいただきました。

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貞昌院本堂室中(本堂奥の間)には、永谷の地から戦地に赴き、命を落とされた方々の遺影が掲げられております。
戦時中、横浜大空襲の被害を直接受けることはありませんでしたが、永谷の地は疎開地として多くの方々を受け入れておりました。
お寺にも多くの方々が身を寄せ合って生活をしておりました。

終戦から64年経過し、戦争の記憶は次第に失われつつあります。
けれども、決して戦争の体験は忘れ去ってはならないでしょう。


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演奏会プログラム


1.自然讃歌(オリジナル)
2.寒い夜に(オリジナル)
3.さくらさくら(日本古謡)
4.荒城の月(滝廉太郎)
5.ハープのお話し
6.スカボロフェアー
7.引き潮
8.ケルトメドレー
9.祈り光へ(オリジナル)
10.夏の思い出、ふるさと


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※ハープの解説と演奏体験もありました


最後の「夏の思い出」「ふるさと」は参列の皆で歌いました。

義烈空挺隊と特殊攻撃隊の歴史カフェの日に学んだことは、特攻隊の若者たちが出撃前の夜、皆で歌ったのは軍歌も君が代でもなく、「兎追いし かの山・・・」故郷(ふるさと)だったそうです。
戦地で絶命された多くの方々も、きっと同じような思いだったことでしょう。

「志をはたして いつの日にか帰らん」

彼らには帰る場所がありませんでした。
精霊棚を設け、御霊を迎える準備を整えたこの日、せめて多くの供物でお腹を満たし、やわらかいハープの音で楽しんでくださればと思います。




午後3時より 大施餓鬼会法要

【差定】(式次第) 
殿鐘三会・七下鐘導師上殿・上香普同三拝・本尊上供(般若心経)・回向・普同三拝(転班・住持南面)・鼓ハツ三通・拈香法語・大悲呪・甘露門・五如来焼香・修証義(参詣者焼香)・回向・鼓ハツ三通・散堂

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法要の写真は法要解説S師に撮影いただきました。


今日は久し振りの晴天となりました。
時折堂内を通り抜ける風が実に涼しく感じました。


例年そうなのですが、法要には、随喜御寺院様、世話人の皆さまをはじめ、多方面からの関係の方々にお力添えを賜りました。心より感謝申しあげます。


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一日の行事が一段落し、八木さんご夫妻と本堂にて

投稿者: kameno 日時: 22:04 | | コメント (0)

7/26貞昌院大施餓鬼会・演奏会

明日(26日)、貞昌院大施餓鬼法要と演奏会が行われます。
準備を進めております。

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7月26日(日)
午後2時より ハープとシンセサイザーの調べ演奏会

午後3時より 大施餓鬼会法要



今年の貞昌院演奏会は空襲をテーマにした演奏活動を行っている八木さんご夫妻(KANON)をお招きいたします。

yagi.jpg【プロフィール】
 
KANON: ハープの八木健一(やぎ・けんいち)と作曲家でシンセサイザー奏者の八木ゆみ子(やぎ・ゆみこ)による、世界でも珍しい楽器の組み合わせアンサンブル。
二人が織りなす音色からは、自然と人とが一体となった透明な空間が醸し出され、オリジナル作品をはじめとしてクラシック・童謡・ポピュラーまであらゆるジャンルの音楽と、北海道から九州・沖縄まで全国各地の水族館・プラネタリュウム・海辺・高原・病院・福祉施設・市役所ロビー・ホテル・寺社境内・フィギュアスケートアイスショーをはじめとする、あらゆる会場でのコンサートに出演している。
2008年3月には、ハープの音色に乗せて平和を願って、東京大空襲の鎮魂CD「祈り・光へ」を制作している。その他、「自然讃歌」「ケルティックハープ」のオリジナルCD作品がある。


 
 
 
 
ハープ奏者八木健一さんのお父様は東京の下町で大空襲に被災されました。
お父さまが亡くなられた後の遺品を確認している時に 父親が語ることの無かった東京大空襲の悲しみ、それを背負って生きていたことを知ったそうです。

以来、空襲被害者の方に対する慰霊の念を抱きながら各地で演奏活動を続けられています。

今年で終戦から64年。
自らの体験を語る方との出会いが難しくなってきました。 演奏会を通して、戦争の悲惨さ、 平和の尊さを伝えていきたいものです。


場所 貞昌院本堂 横浜市港南区上永谷5?1?3 市営地下鉄上永谷徒歩5分


■昨年の様子はこちら

大施餓鬼法要報告
『1000年悠久の調べ』演奏会報告

投稿者: kameno 日時: 13:09 | | コメント (0)

日食みえた!

横浜ではあいにくの曇り空となりましたが、最大食分となる11時過ぎには天気が回復しはじめ、雲の隙間から日食を観察することができました。

太陽の姿を観ることができたのは最大食分の前後15分間。
また午後からは厚い雲に覆われてしまいました。

それにしても、曇の合間から天然の日食グラスを通して観ることが出来たのは幸運でした。

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2009-7-22 11:07 貞昌院(港南区上永谷)にて撮影・食分約75% 

皆さんのところでは観ることができましたか?


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(左)11:30 (右)11:37 貞昌院にて撮影(港南区上永谷)

 
 


NHKオンラインより


硫黄島


太平洋上



■関連ブログ記事
日全食西来東漸

投稿者: kameno 日時: 11:37 | | コメント (2)

道元禅師貞昌院へ

いつもお世話になっているO石材店様より道元禅師尊像を寄進いただきました。
今月26日の盂蘭盆大施餓鬼会法要にて皆さまにお披露目ということになります。

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それまでの間はお休みいただいております。

投稿者: kameno 日時: 20:56 | | コメント (0)

関東地方は梅雨明け

関東地方では梅雨明けが宣言され、暑い一日となりました。
7月盆の棚経も大詰めです。

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強い陽射しに照らされて蜘蛛の巣が鮮やかに輝いています。

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投稿者: kameno 日時: 03:08 | | コメント (0)

紫陽花鮮やかに

境内の紫陽花の見ごろは過ぎてしまいましたが、この時期の紫陽花は時間の経過とともに色のダイナミックな変を楽しめます。

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お盆を迎えるにあたり、お墓参りされる方も多いと存じます。
どうぞ参道の花々も楽しんでください。

また、今日から7月盆の棚経廻りが始まります。
お伺いする檀家の皆さま、宜しくお願いいたいます。


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投稿者: kameno 日時: 05:18 | | コメント (2)

特命メンバー結集

二年半ぶりに一つのプロジェクトに取り組んでいた仲間が集まりました。

残念ながら今回来られなかった仲間も数名おりましたけれど、ほとんど参加ということは偏に幹事のR嬢の人徳の賜物でしょう。

昼過ぎより結集会の材料買出しから仕込み、準備などが手際よく進められていきました。


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あれだけのプロジェクトを成し遂げていった仲間です。
そのパワーと結束力たるや・・・・


二つの誕生日ケーキが一つになり夜は更けていったのでした。

投稿者: kameno 日時: 09:50 | | コメント (0)

朝の茶事

貞昌院茶室・如是庵で朝の茶事が行われました。
朝茶事は、暁の頃に席入りする、とても時間に贅沢な茶事です。

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ゆったりとした時間が流れ

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用いた御椀を湯桶の湯にて洗い、香ばしいお湯をいただきます。
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正午茶事の記事はこちら

投稿者: kameno 日時: 08:53 | | コメント (9)

本日夏越しの大祓

本日 6月30日 午後4時より永谷天満宮にて夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が催行されました。

これまでは茅の輪=(かやで作られた大きな輪)が天満宮の鳥居に取り付けられておりましたが、本年は社殿前広場に設置されております。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。


くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。

茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。 


開催当日は午前中雨模様でしたが昼より上がりました。

神饌をお供えし、神事が始まります。
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一人一人に人型が配られ

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半年間の穢れを移し、川に流していきます。

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清浄な身と心で茅の輪をくぐり、残り半年間の無病息災を願います。


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最後はお楽しみのスイカ!

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 ⇒昨年の様子はこちら



境内にコオニヤンマが飛び始めました。

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投稿者: kameno 日時: 08:20 | | コメント (0) | トラックバック (1)

モンゴルへ

約一週間お借りしていたモンゴルの伝統的住居・ゲル

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ついにお返しする日が来ました。
最後の夜をキャンドルで照らしてみました。
なんだか合成写真のようですが、合成ではありません。
ゲルの中の一種独特の不思議な空間です。
坐禅を行じるのもまた良しだと思います。

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一つひとつのパーツに分解して並べていきます。

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並べ終わった部品たち。
なんと機能的なのでしょう。

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無事お返しすることができました。
記念写真を本堂にて。

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有難うございました。
・・・感謝の意をこめて



追伸
本日より私を含め、SOTO禅インターナショナルスタッフ有志にてモンゴルへ旅立ちます。
また帰国後にご報告させていただきます。


モンゴル最後の夜(6月19日)にはキャンドルナイトinモンゴルを行いたいと思います。

投稿者: kameno 日時: 04:07 | | コメント (0)

心を癒すシルクロードの響き@平塚

先週のシルクロード音楽の旅@伊那に引続き、平塚において『心を癒すシルクロードの響き』コンサートが開催されました。

心を癒すシルクロードの響き コンサート
開場 13:30 開演14:00
平塚市民センターホール
主催:平塚市 ・ (財)平塚市文化財団

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伊那では300人収容のホールでしたが、今回はその数倍大きな大ホールでの公演です。


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・・・広い!
どのような感じに成るのかワクワクします。

リハーサルの光景から

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お互いの楽器に興味が尽きません。

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1ベルが鳴る頃、舞台袖モニターにはたくさんの来場者が映し出されていました。
800人を超えるご来場を戴いたそうです。


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2ベルが鳴り、鼓ハツ三通により演奏会スタート。

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ラストの曲は『だったん人の踊り』と読経のコラボレーションの試み。
曲のアレンジが伊那と変わっています。
また、アンコールでの楽曲も変更となりましたので、どのようになるのかドキドキでした。
読むお経の文字数は一緒なので、楽曲が長くなるとテンポを必然的に落とさないと成りません。
演奏のテンポと合ってしまってはいけないので、緩急にメリハリをつけてみました。

結果、演奏と読経の終りがピッタリ合って音の余韻が残る中で緞帳が下がっていきました。

背筋がゾクゾクする感覚を味わいました。
皆の心が一つになった演奏会でした。


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※今日の記事の写真はウイルコム携帯カメラで撮影しました。


追記・出演中の写真を戴ききました。
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■関連ブログ記事

シルクロード音楽の旅@伊那報告


さんぜ通信さんのブログでも報告があろうかと思いますのでリンクを張っておきます。
お疲れ坂でした?

投稿者: kameno 日時: 23:37 | | コメント (0) | トラックバック (1)

施食会法要法式研修

来月からは教区御寺院さまを中心におせがき(施食会法要・大施餓鬼)が営まれます。
貞昌院は7月26日です。
檀家の皆さまにはご案内を発送させていただきましたので、まもなく届くと思います。

教区法要部主催により、法式研修がR寺様を会場に行われました。
細かい進退(動き)などをチェックします。

さて、当教区では、寺院子弟も法要に随喜する習慣があります。

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檀信徒のみなさま、施食会法要に参列される際には是非注目してみてください。


※こどもたちは、本堂内に置かれている珍しいものには興味が尽きないようです。

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過去の関連記事はこちら

投稿者: kameno 日時: 01:14 | | コメント (0)

採火合宿@大船観音・貞昌院

夏至のキャンドルナイトは特別な火でやりませんか?

その火は「平和の火」。

福岡県八女郡星野村に現存する原爆の残り火です。

この火が

あなたの心と

あなたの大切な人の心に

優しく灯るようなキャンドルナイトをやりませんか?


というキャンドルナイトワンピース実行委員会の呼びかけにより全国よりキャンドルナイト主催者(以下、ピースフレンド)が大船観音に集まりました。

ピースフレンドは、大切に護られている「平和の火」を扱う上で、下の6つの約束を共有します。

1.ピースステーションの採火セレモニーに参加する。
2.決して申請しているキャンドルナイト以外に「平和の火」を使用しない。
3.分火しない。
4.採火を受けてから、キャンドルナイトまで平和の火は心を込めて大切に保管する。
5.キャンドルナイトの際、平和の火の由来、主旨等を自分の言葉で伝える。
6.キャンドルナイト終了時には、必ず全ての火を消す。

採火セレモニーは、キャンドルナイトin大船観音と並行して行われました。




「採火合宿」日程


【6月10日】 於 大船観音寺   
14:30 開会挨拶
14:40 映画「マッシュルームクラブ」(スティーヴン・オカザキ監督)上映+解説
15:40 平和の火について学習
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16:30 被爆者体験(神奈川県原爆被災者の会)
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17:30 平和の火について・取扱い説明 


-------ここまで 1 Pi:ce実行委員会が主催
-------ここよりゆめ観音実行委員会主催:一般来場者が合流
18:00  「平和の火」採火式・平和祈願法要 
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一組づつ採火を受け、みんなのこころを一つにする

18:30 Candle night 開始
      <キャンドルナイトの内容についてはゆめ観音実行委員会にて企画運営>
20:30 Candle night 終了
-------ここより 1 Pi:ce実行委員会主催・合宿参加者は宿泊地へ(貞昌院:港南区上永谷5-1-3)
0:30より ゲルの中での語らい
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【6月11日】 於 貞昌院
6:00 坐禅に参加(希望者)
7:00 小食飯台
8:00 貞昌院歴史カフェ講座(山本拓道さんのメッセージビデオ)
9:00 全体を通しての感想
10:30 解散


投稿者: kameno 日時: 10:35 | | コメント (0)

男のセカンドライフ大学校

貞昌院を会場に、港南区社会福祉協議会主催「男のセカンドライフ大学校」が開催されました。

この日の大学校講座のナビゲーターを私がつとめさせていただきました。

当初、申込人数を25名としていたのですが、予想を超える参加申込みがあり、40名まで増やし、それでも数十名のお断りをさせていただいたとのことで、地域の歴史への関心の深さを実感いたします。

日時 平成21年6月10日(水曜日)10?12時
場所 貞昌院 (市営地下鉄「上永谷駅」下車10分)
主催:港南区社会福祉協議会・港南区内地域ケアプラザ
共催:港南区区民活動支援センター
対象 おおむね50歳以上の男性

対象はおおむね50歳を超える「オヤジ世代」。
ということなので、オヤジの興味を増幅させることが出来る講座となるよう考えました。

テーマは、郷土『こうなんの歴史発見』です。最初にスライドを使って、地域の歴史を概観し、実際に文化財に触れていただく構成といたしました。

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講座の最後には港南区ないの地域ケアプラザ職員による活動紹介が行われました。
地域に密着した行事がそれぞれ行われています。
その活動が広がるきっかけになれば嬉しいです。

投稿者: kameno 日時: 12:27 | | コメント (0)

お茶会@ケアプラザ

東永谷地域ケアプラザにおいて、民生委員が中心となり、地域の一人暮らしの年配の方をお招きし、お茶会が開催されました。


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プログラムも、参加型で楽しめるものをみんなで考えていきます。
この日はトーンチャイムとフラダンスを中心とした構成でした。
トーンチャイムは東永谷ケアプラザ職員の皆さんが中心となって演奏されました。
単に観るだけでなく、一人一人にトーンチャイムが手渡されたり、フラダンスを皆で体験したりというな工夫がありました。

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お茶請けのお菓子、デザート、お花も手作りのものが用意されています。

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ちいさな活動ですが、学ぶことはたくさんあります。


■これまでの関連ブログ記事

お茶会から学ぶこと

お食事会@地域ケアプラザ

投稿者: kameno 日時: 23:55 | | コメント (0)

ゲル建築中

骨組みの赤と芝生の緑のコントラストが美しい!


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天窓はまるで法輪のようですね。
どのような景色が広がるのでしょうか。

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ゲルって何?
なぜゲルを造ったの?

投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (0)

新じゃがができた

貞昌院裏山の畑でジャガイモがなりはじめました。

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アジサイの花が見頃を迎えると収穫時期となります。

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■昨年の様子はこちら

新じゃが収穫

投稿者: kameno 日時: 08:18 | | コメント (0)

シルクロード音楽の旅@伊那報告

伊那市生涯学習センター ホール(いなっせ6階) にて「シルクロード音楽の旅」コンサートが開催されました。
収容人数が200人ほどの比較的小規模なホールではありましたが、席はほぼ満席。




開催日時 2009年6月6日(土)
開場18:00 開演18:30
伊那市生涯学習センター ホール(いなっせ6階)
主催:NPO法人クラシックワールド 共催:伊那市教育委員会

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出演

シャオロン(中国琵琶)
曹雪晶(二胡)
田渕勝彦(篳篥)
曹洞宗有志僧侶(声明)
木?二朗トリオ(木?二朗 ピアノ・宮崎正秀 ベース・高橋康廣 フルート・中屋博之 ドラムス)



第一部は洒水文、散華荘厳により会場を清めることから始まります。

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第二部の一曲目には如来唄、そして声明についての解説を行いました。

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ラストは韃靼人の踊りと読経を重ねる試み。
リハーサルで何度か音あわせを行いましたが・・・・
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本番は、これほど合うのかというくらいピッタリ。

アンコールは客席からのリクエストにお応えして、打合せ無しでのコラボレーションを。


出演者全員、会場全体が一体となったような思いがします。
とてもよい経験をさせていただきました。


リハーサルの光景から幾つか


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なお、6月14日(日)には  「心を癒すシルクロードの響き」コンサートと題して平塚市において開催されます。
こちらは 1,300人収容の大ホールです。
さらに気を引締めて(楽しむことも忘れずに)臨みたいと思います。

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開場 13:30 開演14:00
平塚市民センターホール

入場全席自由 1000円 
お問い合わせ・チケット販売 (財)平塚市文化財団 
Tel. 0463-32-2237
主催:平塚市 ・ (財)平塚市文化財団

投稿者: kameno 日時: 23:53 | | コメント (2) | トラックバック (1)

とけないソフトクリームと対面!

おからを中心とした循環システムでご紹介した溶けない(溶けにくい)ソフトクリームを味わう機会に恵まれました。

その後テレビで紹介されたようで、大変な人気となっているそうです。

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しかも、店ではソフトクリームテイクアウトを行っていないため、わざわざ自宅にてドライアイスを詰めて持ってきていただいたものです。
感涙ものです。
ありがとうございますm(__)m


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講演会事前打合せの際に食べさせていただきました。
温度によって変化していく不思議な食感も良くわかりました。

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こちらはチーズクリームパン。
おからと米粉から出来ています。

廃棄されてしまっている原料を使い、かつこのような美味しい食品を作っていることを心より応援したいと思います。

投稿者: kameno 日時: 06:26 | | コメント (2) | トラックバック (1)

ミニコミ誌のちから

地域に密着したミニコミ誌で2題取り上げていただきました。
たくさんの方に見ていただきたく、ここにご紹介させていただきます。
ミニコミ誌のちからは計り知れないほど大きいことをいつも実感しています。
地域を愛し、地域の情報を的確に発信されているメディア関係の皆様に心より感謝申し上げます。


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大船観音で「キャンドルナイト」プレイベント?広島「平和の火」を全国へ

 鎌倉の大船観音寺(鎌倉市岡本1、TEL 0467-43-1561)で6月10日、「キャンドルナイト in大船観音 2009 Summer」が開催される。同21日の夏至に全国規模で開催される「100万人のキャンドルナイト」に先駆けて開催するもので、同寺でプレイベントとして実施するのは今年が初めて。主催は「ゆめ観音実行委員会」と「Candle Night 1 Pi:ce実行委員会」。
 「100万人のキャンドルナイト」は夏至と冬至の年2回 「電気を消して、スローな夜を」をテーマに、夜間に照明を消しキャンドルのあかりで過ごすことを促すスローライフ運動。2003年夏至の第1回以降、年々規模を拡大し全国的な広がりを見せている。
 「キャンドルナイト in大船観音2009 Summer」では、一般的な「キャンドルナイト」のイベントのほか、今夏の「100万人のキャンドルナイト」に向けて全国各地の主催者が集まり、「原爆」と「平和の火」について学び、神奈川県原爆被害者の会の立会いのもと、同寺の境内に受け継がれている広島原爆の残り火の「平和の火」を各地のキャンドルナイトの火となるべく受け継ぐ「採火合宿」を同時開催する。
 「キャンドルナイト」のイベントは誰でも参加することができ、参加者は自分でキャンドルに「平和の火」を点灯、キャンドルにメッセージや願い事をしながら境内に並べていく。キャンドル代は500円。資源の有効利用のため、キャンドルは同寺の法要などの使用で余ったものを再利用し、キャンドルホルダーは一般家庭からの廃棄物を利用する。
当日、通常は夕方に閉門となる同寺を夜間開放し、親子で参加できる観音胎内でのサイエンスプログラムの開催や、呈茶コーナーも設ける。同委員会の実行副委員長の亀野哲也さんは「夜の参拝や、境内散歩ができる貴重な機会。境内から眺める大船の夜景を楽しんだり、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」と話す。「広島原爆の火を『平和の火』として、環境を考え、平和を考えるきっかけとなれば」とも。
(湘南経済新聞2009/6/3)


平和と環境に思いはせ 大船観音でキャンドルナイト/鎌倉

キャンドルの柔らかなともしびで境内を彩る「キャンドルナイト2009in大船観音」が10日、鎌倉市岡本の大船観音寺で開かれる。広島に投下された原爆の残り火とされる「平和の火」を使い、平和と環境に思いをはせる。
夏至の日に全国一斉で行われるキャンペーン「100万人のキャンドルナイト」の一環。電気を使わない夜を過ごし、環境への関心を高めてもらうことが狙いで、大船観音寺では本番に先駆けて取り組む。
平和の火は1990年、原爆投下45年の節目に福岡県星野村から分火され、大船観音寺でともされ続けている。キャンドルナイトではこの火を利用。キャンドルも日常の法要で使ったものを再利用する。
当日は午後6時から採火式を実施。黙とうや平和祈願法要で被爆者らを追悼した後、火をキャンドルに移して参加者が会場の好きな場所に並べていく。入場は無料。メッセージキャンドルの使用希望者は500円が必要。
(カナロコ2009/6/3)



区内の郷土史が満載
港南歴史協議会のHP

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(タウンニュース港南区版 2009/6/4)

投稿者: kameno 日時: 04:24 | | コメント (0)

下町にゲストハウス構築中

ここのところ、毎日にように浅草まで往復しています。
理由は現在進めているゲストハウスの構築のためです。
今構築しているゲストハウスは、いろいろな方のアドバイス、協力をいただきながら外国からいらした方が東京の下町エリアでの生活を満喫できるように考えて構築しています。


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関連リンク
 ⇒"Shitamachi "= The Original Tokyo
(SAKURA HOUSE staff's blog)

 


ゲストハウスって何かということについては、下記に詳しいので、そちらを参照ください。


ひつじでもわかるゲストハウスとは
ゲストハウス白書
(ひつじ不動産)


 


ゲストハウスとは、そもそも「訪問者のための宿泊施設」としての意味がありました。
そこから派生して、気軽に、経済的負担が軽くその都市での宿泊、生活ができる場所という意味で使われるようになりました。

冒頭でご紹介したゲストハウスは「定住型シェア住居」として作っています。
寝室部分は個室となっており、キッチン・リビング・浴室・洗面・トイレが共同で何人かの入居者でシェアします。

貧乏学生が暮らすの風呂無しアパートのイメージとは違い、「定住型シェア住居」の中で入居者同士の情報交換やコミュニケーションが行われることが一番の特徴となっています。

海外の方が日本で短期間の滞在をする中で、アパート契約がなかなか取れない、賃料が高いなどの敷居の高さがネックになっている事例が頻発しています。
そこで、その経済面、運営面の様々な負担の一部を担うという役割もはたしています。


ゲストハウス運営の上で、管理業務を担う方々によってゲストハウスで生活される方の快適性が大きく左右されると思います。

今回はサクラハウスさんに、管理運営をお願いすることとなりました。
入居開始・オープンは6月10日(時の記念日)の予定です。

・・・あれ?何か聞いたことのある日にちですね?




■関連リンク
サクラハウス

投稿者: kameno 日時: 09:15 | | コメント (0)

ガラス瓶回収洗浄作業

キャンドルナイト:「平和の火」が輝く 大船観音、来月10日 /神奈川

JR大船駅近くの大船観音寺(横山敏明住職)で6月10日午後6時から、キャンドルナイトが行われる。同寺には福岡県星野村から贈られた「平和の火」が保存され、県原爆被災者の会が平和のシンボルとして守っている。この火が約1000個のキャンドルに分けられ、会場いっぱいに輝く。
キャンドルは家庭ごみのジャムなどのビンを使用、ろうそくも寺や葬儀などで余ったものを再利用する。同寺は通常、午後5時に閉門するが、10日は同5時半に再度開門する。
入場無料、メッセージキャンドルは500円。雨天の場合は観音胎内と事務所内で行う。
(毎日新聞 2009年5月30日)



本日は準備編として、キャンドルを灯すためのガラス瓶をゴミ資源選別センターに出向いて集めてまいりました。
ここには毎日のように大量のごみが市内各所から集まってきます。
資源ごみはベルトコンベヤに流され、缶、ペットボトル、瓶というように細かく分類されていきます

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ベルトコンベヤを流れるごみの中から、再利用できそうなビンをピックアップします。

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500個ほど集まりました。

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集めた瓶たちを貞昌院に運び、ひたすら洗浄。
・・・みなさんお疲れ様でした。


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洗浄されたビンの中にキャンドルが灯され、キャンドルナイトを彩ります。

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<この写真は昨年の写真です>


ガラス瓶の一部はまず大船観音寺にて使用され、その後善了寺にて使われます。

また、今年のキャンドルナイトは大船⇒戸塚へ炎のリレーがなされます。
6月10日大船観音寺でのキャンドルナイトin大船観音において「平和の火」が分火され、その一つが戸塚・善了寺で開催されるキャンドルナイトで灯されるのです。

ガラス瓶も灯される火も同じ由来のものが使用されます。
キャンドルナイトにお越しの際は、是非その火やガラス瓶の「来処(どこからどのようにしてやってきたのか)」にも思いを馳せていただけると嬉しいです。
 



キャンドルナイト 2009 in 大船観音
2009/6/10 (Wed) 時の記念日
@大船観音寺
主催:ゆめ観音実行委員会(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
入場:無料 (メッセージキャンドル 500円)
Tel 0467-43-1561 Fax 0467-43-1562

キャンドルナイトin善了寺2009夏至
2009/6/19日(Fri)
@善了寺 (横浜市戸塚区 JR戸塚駅 東口より徒歩5分)
主催:カフェ・デラ・テラ /善了寺
入場 無料(お気持ちでカンパをお願い致します)

※6月19日、私はモンゴルに居るはずなので、善了寺キャンドルナイトと同時にモンゴルにおいてもキャンドルナイトをしようと思います。

■キャンドルナイトinモンゴル2009夏至
2009/6/19日(Fri)善了寺開催時刻に合わせて点灯
@モンゴル
主催:SOTO禅インターナショナルスタッフ有志



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大量廃棄社会からの脱却

キャンドルナイト 2008 in 大船観音(準備編1)

投稿者: kameno 日時: 23:47 | | コメント (0)

モンゴルビザピザ

先週申請していたモンゴルのビザを発給していただきました。

【メモ】
ビザは東京モンゴル大使館か大阪の領事館にて申請することができます。
予めインターネットにて申請用紙に入力し、それをプリントアウトして申込むという便利な方法が取られています。
ちょっと嬉しいサービスです。

あとは、モンゴル大使館か領事館に出かけて申請用紙とパスポート、写真を提出。
一週間の間に.金融機関にて申請料を振込み、その振込明細を持参して受け取ります。


ということで、ビザを受取りにこの日以来再びの大使館へ。

ところがうっかりしていました。
ビザ発給は月曜日から木曜日のみで、金曜日の発給は行っていないとのこと。
困ったなー、亦来なくてはいけないか・・・・と考えていたところ、

「ちょっと待っててね」

と奥から何事もないかのようにビザを貼付したパスポートを渡してくれました。


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他の国ではありえないかな。
きっと特別なことだったなのでしょうけれども、柔軟な対応に感謝です。

 

蛇足
こちらはみんなで食べたピザ
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投稿者: kameno 日時: 23:16 | | コメント (0)

関東ICT推進NPO連絡協議会記念フォーラム報告

「関東ICT推進NPO連絡協議会」記念フォーラムが浜赤レンガ倉庫 1号館 2階スペースにおいて開催されました。

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私もそのフォーラムにおいて『横浜市港南区におけるデジタルアーカイブの取り組みについて』の事例発表をさせていただきましたので、そのご報告をさせていただきます。

デジタルアーカイブでまちづくりのすすめ

日時 平成21年5月27日(水曜日) 13時00分から17時00分まで
場所 横浜赤レンガ倉庫 1号館 2階スペース(神奈川県横浜市中区新港1-1-1)
主催 総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会
協力 横浜市民メディア連絡会、関東情報通信協力会                       


【概要】       
■開会挨拶 伊藤洋(関東ICT推進NPO連絡協議会 代表幹事)
■基調講演 「家族のアルバムの文化的価値とアーカイブ」 和田昌樹(横浜市民メディア連絡会 代表)
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■研究発表 「デジタルアーカイブでまちづくり事例集」田口裕晃(総務省関東総合通信局 情報通信連携推進課長)
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■事例発表
(1)『全国各地の地域写真アーカイブの取り組み紹介』杉浦裕樹(横浜市民メディア連絡会 運営委員)
(2)『横浜市港南区におけるデジタルアーカイブの取り組みについて』亀野哲也(貞昌院 副住職)
(3)『地域メディアによるデジタルアーカイブの可能性』小保方貴之 (コモンスペース有限責任事業組合)
(4)『コミュニティアーカイブとコミュニティアーキビスト』?デジ研活動報告より? 丸山高弘(NPO法人地域資料デジタル化研究会 副理事長)


■パネルディスカッション 『地域と地域、人と人をつなげるデジタルアーカイブ』


コーディネータ  杉浦裕樹(横浜市民メディア連絡会 運営委員)  
パネリスト  
 富永一夫 (NPO法人NPO・FUSION 理事長)  
 松原卓朗 (NPO法人茨城県南生活者ネット 理事長)   
 井尻俊之 (NPO法人地域資料デジタル化研究会 事務局長)
 小保方貴之(コモンスペース有限責任事業組合)
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■閉会挨拶 栗原道隆(総務省関東総合通信局 情報通信部長)


■亀野発表要旨


「横浜市港南区におけるデジタルアーカイブの取り組みについて」

港南区では、これまで郷土史や文化財などを調査し、研究する多くのグループがそれぞれ別個に活動していましたが、2007年4月に港南歴史協議会が発足し、貞昌院も一参加団体として、地域の歴史や文化など互いの情報を交換し、それらを地域に公開し、また記録・保存する活動を推進しています。
それぞれのグループは対象としている地域や内容が異なりますので、相互に繋がった有機的なネットワークにより互いに情報交換し協働することにより史料の価値を飛躍的に高めることができます。
港南歴史協議会の重要な活動の一つが歴史資料のデジタルアーカイブ化です。寺社や学校、旧家などに蓄積された史料を収集し、整理し、編集し、新たな表現手法により再構築することに取り組んでいます。
例えば、高度経済成長期を中心に開発が段階的にかつ大規模に行われてきた状況も、コンピュータ技術を利用して写真と地図をレイヤーに重ね合わせ、時系列に整理することにより、その変遷が一目瞭然となります。港南区の東が武蔵国、西半分が相模国であり、その国境線が分水嶺と重なっている様子や鎌倉古道をはじめ幾筋もの古道がどのように通っているのかということも視覚的に表現できます。
記録が消えれば、やがて人々の記憶も失われてしまいます。また、記憶を記録に残すには時代に即した手法、表現方法があると考えます。本発表では、港南区における記録を次世代に伝承していく取組みについてご紹介いたします。

当日のレジュメはこちら(PDF/1.4M)
 

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※この写真はchinoさんにいただきました。有難うございます。
※そのほかの写真はケイタイで撮影しました。

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地域と地域、人と人をつなげるデジタルアーカイブというシンポジウムのテーマにあるとおり、全国各地でのデジタルアーカイブの取組みが、いかに地域の紐帯を強め、人と人とを繋げるのかを実感できる事例が数多く紹介され、港南区での今後の取組みにも大いに示唆をいただける会合となりました。
特に、地域ごとのデジタルアーカイブを担っている「人」がこのような「場」を「共有」することにより、それぞれの取組み同志連携を広げることが可能となります。
それにより情報の価値を飛躍的に高めることとなります。

そして何より嬉しかったことは地域の核としての「寺院の役割」を再認識できたことです。
「寺院は同じ場所にあり続けるということ」
「代々世代により継承されていること」
「過去帳というアーカイブを綴り続けていること」・・・・

会場で交流させていただいた方と、「寺院」を中心とした新しいデジタルアーカイブの動きが始まることになりそうです。⇒こちらのほうは具体化したら順次発表していきます。


フォーラムを作り上げてこられた事務局の皆さま、関係の皆様に心から感謝申し上げ、とり急ぎの報告とさせていただきます。

投稿者: kameno 日時: 23:07 | | コメント (2)

フォーラム@横浜赤レンガ倉庫

明日(5月27日・水曜日)横浜赤レンガ倉庫 1号館(短いほうの倉庫です) 2階スペースにおいて
デジタルアーカイブでまちづくりのすすめ?「関東ICT推進NPO連絡協議会」記念フォーラムが開催されます。

<詳しくはこちらをご覧ください>
 ⇒関東ICT推進NPO連絡協議会記念フォーラム

そのフォーラムにおいて『横浜市港南区におけるデジタルアーカイブの取り組みについて』の事例発表をさせていただくことになりましたので、準備作業を行いました。
といっても、私は展示パネル、写真などの搬入を行っただけで、実際の作業全般は事務局の方々の力によります。
(ありがとうございました)

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デジタルアーカイブでまちづくりのすすめ

日時 平成21年5月27日(水曜日) 13時00分から17時00分まで
場所 横浜赤レンガ倉庫 1号館 2階スペース(神奈川県横浜市中区新港1-1-1)
主催 総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会
協力 横浜市民メディア連絡会、関東情報通信協力会                       
対象者  一般の方、NPO法人、自治体関係者及び民間企業等
定員 100名

※事前申込が原則ですが、飛び込みでも可能と思われます。
また、そのほか興味深い展示もたくさんありますので是非お越しください。

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貞昌院で撮影してきた航空写真数点も展示しています。





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⇒案内パンフレット(PDF)




■関連ブログ記事
関東ICT推進NPO連絡協議会記念フォーラム

投稿者: kameno 日時: 21:17 | | コメント (0)

真っ赤な夕日

夕方、子どもたちが「夕日が綺麗!」と騒いでいます。
ベランダに出ると、まるで日の丸のような真っ赤な夕日が。

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※色調整はしていません、念のため


このように空全体が赤く夕焼けにならず、太陽だけが赤くなることは珍しいです。
禅道尼苑から見る落日も美しかったけれども、なかなかここまで赤くなりません。

数十年前、インドで、バスの屋根の上から眺めた夕日もこのような感じでした。
ただ、その時の背景は見渡す限りの草原でしたけれど。

投稿者: kameno 日時: 23:57 | | コメント (0)

関東ICT推進NPO連絡協議会記念フォーラム

5月27日、横浜赤レンガ倉庫 1号館 2階スペースにおいて
デジタルアーカイブでまちづくりのすすめ?「関東ICT推進NPO連絡協議会」記念フォーラムが開催されます。

そのフォーラムにおいて『横浜市港南区におけるデジタルアーカイブの取り組みについて』の事例発表をさせていただくことになりました。


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⇒案内パンフレット(PDF)


デジタルアーカイブでまちづくりのすすめ

日時 平成21年5月27日(水曜日) 13時00分から17時00分まで
場所 横浜赤レンガ倉庫 1号館 2階スペース(神奈川県横浜市中区新港1-1-1)
主催 総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会
協力 横浜市民メディア連絡会、関東情報通信協力会                       
対象者  一般の方、NPO法人、自治体関係者及び民間企業等
定員 100名
※定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費 無料
申込方法 参加ご希望の方は、以下の参加申込用紙をご記入の上、FAXもしくは、氏名・所属・連絡先(TEL・E-mail等)を明記してE-mailにてお申込みください。なお、会場の都合により申込先着順とし、定員になり次第締め切らせていただきます。

参加申込用紙 PDF形式、FAX 03-6238-1698、E-mail it-npo@soumu.go.jp


概要       
開会挨拶 伊藤洋(関東ICT推進NPO連絡協議会 代表幹事)
基調講演 「家族のアルバムの文化的価値とアーカイブ」 和田昌樹(横浜市民メディア連絡会 代表)
研究発表 「デジタルアーカイブでまちづくり事例集」田口裕晃(総務省関東総合通信局 情報通信連携推進課長)
事例発表
(1)『全国各地の地域写真アーカイブの取り組み紹介』杉浦裕樹(横浜市民メディア連絡会 運営委員)
(2)『横浜市港南区におけるデジタルアーカイブの取り組みについて』亀野哲也(貞昌院 副住職)
(3)『地域メディアによるデジタルアーカイブの可能性』小保方貴之 (コモンスペース有限責任事業組合)
(4)『コミュニティアーカイブとコミュニティアーキビスト』?デジ研活動報告より? 丸山高弘(NPO法人地域資料デジタル化研究会 副理事長)
パネルディスカッション 『地域と地域、人と人をつなげるデジタルアーカイブ』  
コーディネータ  杉浦裕樹(横浜市民メディア連絡会 運営委員)  
パネリスト  
 富永一夫 (NPO法人NPO・FUSION 理事長)  
 松原卓朗 (NPO法人茨城県南生活者ネット 理事長)   
 井尻俊之 (NPO法人地域資料デジタル化研究会 事務局長)
 小保方貴之(コモンスペース有限責任事業組合)
閉会挨拶 栗原道隆(総務省関東総合通信局 情報通信部長)

投稿者: kameno 日時: 03:01 | | コメント (0)

久し振りの再会

イタリアからロンゴ夫妻・グランディ夫妻が貞昌院にご訪問くださいました。
うち、5年ぶりの再会もあり。
懐かしい時間を過ごさせていただきました。

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貞昌院境内の様々なものを拝観ご案内させていただきましたが、その中で一番興味を持たれ、時間をかけてジックリ見ていかれたのは本堂に掲げられている「六道絵」でした。

六道絵は仏教で説く六道の世界を絵画化した仏画です。
左側の軸に天道・人道・阿修羅道・畜生道・餓鬼道が描かれ、右側の軸に地獄(等活、黒縄、衆合、叫喚、大叫喚、焦熱、大焦熱、阿鼻)が描かれています。
日本においては仏教思想の伝来とともに六道輪廻、地獄思想が広まりました。
また、神道の考え方として死後に死霊にとなり、次第に浄化されていくという思想も併せ持っています。
禅宗では死後の世界については語りませんが、このような多元的な考えも持っているということを少しは理解していただいたと思います。

イタリアの伝統的な思想では天国、地獄と、その中間にそれぞれが混合した世界が存在し、死後そのうちの何処かに行くという考えがあるそうで、六道図と似ているという感想をいただきました。

「私は35日後に閻魔大王に裁かれたとしても絶対にここに行く」と天道を指差しながらの満面の笑顔が印象的でした。


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投稿者: kameno 日時: 14:31 | | コメント (0)

GW良い天気も今日まで

連休の前半は良い天気が続きました。
お出かけになった方も多かったのではないでしょうか。

境内では相変わらずウグイスの鳴き声が一日中響いています。


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明日のこどもの日は雨模様となりそうです。
折角のこいのぼりもお休みになるかもしれません。

投稿者: kameno 日時: 23:10 | | コメント (0)

ウグイスと戯る

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境内で毎日のようにさえずりの練習をしているウグイス。
だいぶ上手になりました。

近くには居るものの、なかなか人前には出てこないウグイスですが、ちょっとだけビデオで姿を捉えることができました。

今年のウグイスをビデオにて御紹介いたします。

※注:右の写真は昨年撮影したものです



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練習の成果?みごとなさえずり
練習モードのウグイス
ウグイスは、ウグイス色にあらず
練習モードのうぐいす

投稿者: kameno 日時: 15:44 | | コメント (0)

緑深まる

一週間ぶりに戻りました。
境内はすっかり新緑に包まれ、ウグイスの鳴き声が響き亘っています。

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4月17日

一週間ごとの変化を逆に追ってみました。


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4月9日


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4月2日


同じ場所とは思えないほどダイナミックに変化しますね。


さらに3年間の境内の変化を纏めたものがこちらです。

The Garden in Motion

投稿者: kameno 日時: 13:06 | | コメント (0)

花まつり・護持会総会・コンサート報告

貞昌院 花まつり 護持会総会 が開催されました。
4月5日(日曜日)

11:00 花まつり法要
11:30 護持会総会
12:00 大滝てる子 リサイタル
13:00 懇親会(お食事をご用意いたします)
   <抹茶のお点前とトークショー>


■花まつり法要
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■檀信徒総会
・平成20年度護持会計報告/監査報告/予算案審議
・平成20年度墓地清掃美化費会計報告/予算案審議
・本年度檀信徒研修旅行の件
・そのほか

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厳正なる審議をありがとうございました。
決議された会計資料はこちらにあります
また、報告は近日中に檀信徒の皆さまに郵送させていただきます。


■コンサート
大滝てる子 懐かしき昭和を歌う
 <霧島昇・松原操 父母の心を歌い継ぐ>


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懐かしい昭和の歌謡曲と最近リバイバルされた曲を交えてのプログラムでした。
松原操(ミス・コロムビア)さんの形見の着物から作ったステージ衣装も披露いただき、本堂内が昭和の時代にタイムスリップしたかのようなひと時でした。


プログラム
【第一部】
あこがれの郵便馬車/南の花嫁さん/黒百合の唄/光源列車は行く/東京ブギウギ/夢淡き東京/りんごのひとりごと/めんこい仔馬
【第二部】
旅の夜風/一杯のコーヒーから/愛馬進軍歌/目ン無い千鳥/誰か故郷を想わざる/胸の振り子/三百六十五夜/旅の夜風/東京ラプソディー


大滝てる子 プロフィール
東京音楽大学声楽科及びオペラ研究科卒業。
読売新人演奏会、NHK新人演奏会出演。母校にて13年間後進の指導にあたる。
日伊コンソルソ第2位、文化放送音楽賞、日本歌曲コンクール入賞。
日本音楽コンクール入選。ウィーン留学。
各地で日本の歌を中心としたコンサート活動をおこなっている。
故 霧島昇・松原操(ミスコロムビコ)の三女。


■懇親会

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■お茶の御手前

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たくさんの参列を有難うございました。


■昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 23:23 | | コメント (0)

映像の持つ力を生かす取組み

現在の横浜市営地下鉄上永谷駅がある丸山台地区は昭和40年代後半に大規模な開発が一気に行われたところです。
巨大なブルトーザーが行き交い、山や田畑を一気に削り取ってしまいました。

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(昭和40年代後半に行われた丸山台の宅地造成・写真は『港南の歴史』より)


昨日、貞昌院の役員会がありましたので、丸山地区の開発前のビデオ映像を観て頂きました。
役員の方のほとんどがかつてこの地区にお住まいだった方や馴染みの深い方ばかりですので自分の家が出てくると「懐かしいなぁ?」、家族親戚知人が出てくると「懐かしいなぁ?」と感嘆の声が絶えることがありませんでした。

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写真もビデオも、その映像の持つ力は計り知れないものがあります。
ましてや、その映像を記録した時間、空間を共有していたものにとっては言わずもがなです。


横浜市の開発は昭和30年代から40年代にかけて、段階的に、大規模に行われてきました。
開発が行われるたびに地域外からの新しい方が入居され、地域の古い記憶がそぎ落とされていってしまいます。

残念なことに、高度経済成長期以降の歴史は『横浜市史』にも記録されていません。
記憶や資料はどんどん失われてしまっていきます。

それを残そうと様々な方々が草の根的に活動を行っているのです。


大学での取組みもさかんに行われるようになりました。
先日、東京都市大学(先月までは武蔵工業大学)環境情報学部の先生と研究室の皆さまが貞昌院へご訪問くださり、地域の記録をどのように行っていくかという意見交換をさせていただきました。

東京都市大学横浜キャンパスは港北ニュータウンにあり、こちらも大規模な開発によりかつての光景が失われた場所です。
コンピュータ技術を駆使して、地域住民と連携してデジタルアーカイブとして纏める研究を行っています。


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(この写真は中村先生より戴きました)

東京都市大学環境情報学部 「地域とICT」ウェブサイト
(2009年4月、武蔵工業大学は東京都市大学に変わりました)



■関連ブログ記事
みんなでつくる横濱写真アルバムシンポジウム

投稿者: kameno 日時: 08:52 | | コメント (2)

希望まつり讃仰法要「ごめんね」

埼玉県大宮山東光寺において、希望まつり讃仰特別法要が営まれました。

これは、アートフル希望まつり の一貫として東光寺プロデュースにより企画された特別プログラムで、昨年に引続き第二回目の開催であります。


音とアートで つながる 希望(ゆめ)のまち 「おおみや」

アートフル希望まつりは、さいたま市・大宮の地において企画開催される市民主体の新しい祭りです。
小さな子どもからお年寄りまで年齢を問わず、まちのいたる所で新しい文化を創り出し、演奏し、踊り、見て、聞いて、触れて楽しむというのがコンセプトです。
市民はもとより、そこに集う多くの人々が作り手となり、それぞれが「希望(ゆめ)」を表現する中で、新しいまちづくりを進め、市民が主体となって企画し、まちづくりや音楽・アート活動をする個人・団体と共に、地元の事業者、商店、企業、行政、福祉団体等との連携、協働を通して新たなまちを共に作り上げてゆきます。
(開催概要より一部抜粋)




東光寺会場でのプログラムは⇒こちらです

午後1時半より行われた法要がこのブログでご紹介する讃仰特別法要であり、この法要にスタッフの一人として随喜する機を得ましたので、参加してまいりました。

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本年のサブタイトルは ?共存共生への祈り? です。

共存共生への祈りといえば、曹洞宗の法要では施食会法要が想起されます。
無尽法界有形無形一切諸類が法味を飽満し共存共生を獲得せんことを?このように普く万霊へ平等に施しを行う法要です。

差定の前半は施食会として甘露門?略出班焼香、観音懺法と進行していきました。

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後半は懺悔道場


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日本では「人に迷惑を掛けないように」という教育がなされます。けれどもインドでは「生きているうちには人に迷惑を掛けるものだ」というように教えるそうです。ただ、その迷惑を掛けるということに「気づき」、そしてそれを「懺悔」することが大事なことなのです。
この法要では、それを「ごめんね」という分かりやすい言葉で表しました。
参列の皆様方はこれから異界めぐりをしていただきます。
そこには様々な妖怪たちが居ます。
妖怪は異界からの使者です。その存在は私たちへの警告を届けてくれているのかも知れません。
私たちが幸せでありたいのなら、異世界も含めたあらゆるものと共存しなければなりません。
お互いに「ごめんね」から始めれば、あらゆるものとの境はいっぺんに取り除かれることでしょう。
異界で妖怪に出会ったら合掌し「ごめんね」と懺悔してみましょう。

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写真左より
『茄子婆』好き嫌いせずに残さず食べているか。食べ物を粗末にするのは、食べ物にも命があるということを忘れているからだ・・・「ごめんね・・・」
『山男』山や森などの自然を大切にしているか。遊びで枝を折ったり葉っぱをちぎったりするのは自然に宿った命を馬鹿にしているからだ・・・・「ごめんね・・・」
『鬼婆』お年寄りを大切にしているか。お年寄りを大切にしないのは、自分が一番偉いと思って年上の人を敬っていないからだ・・・・「ごめんね・・・・」
『泥田坊』田んぼや畑など、お米や野菜が採れる土地に対してちゃんと感謝しているか。ゴミを捨てたり荒らしたりするのは感謝を忘れているからだ・・・・・「ごめんね・・・」

そのほか
『ケラケラ女』人を馬鹿にして笑っていないか
『あかなめ』自分の家の掃除をきちんとして清潔にしているか
『白蔵主』自分より弱い動物をいじめていないか
『青坊主』両親の言うことをちゃんと聞いているか
『見越し入道』普段何気なく歩いているとき、足元にいる小さな虫を踏みつけていないか
『河童』川を汚していないか
『がごぜ』夜まで遊んで夜更かししていないか
『もうりょう』自分より小さな子どもの世話をちゃんとしているか
・・・・・など
さまざまな妖怪たちが現れます。 
いきなり出てくる妖怪たちにみな驚きますが、妖怪たちは人の心が生み出したものです。
いわば自らの心に対面して驚いている訳です。
そして妖怪を生み出した心に気づくことにより懺悔の気持ちを喚起させてくれるのです。

参列者は異界巡りの後、本堂須弥壇裏に進みそこで「ごめんね札」を受け取り、札を大導師に心を込めた「ごめんね」という言葉と共に渡します。
その間、本堂内では佛祖礼が行われ仏名が絶え間なく唱えられています。
参列者全員が元の位置に帰ってきたところで、僧侶たちが法鈴を持って観音十代願文を唱えながらぐるりと一匝。

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大導師は須弥壇上で先ほど集めた「ごめんね札」を焼却します。

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焼却が終わったところで梵唄。

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「ごめんね」から「め」が出るという意味も込められています。

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普回向には妖怪たちも大間内に繰り出し全員でお唱え。

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法要終わって僧侶・妖怪たち退堂の際には万雷の拍手にて見送られました。



この希望まつり讃仰特別法要は東光寺独自の差定です。
ご住職を初め様々な方の柔軟な発想により造り上げられたものです。
「小罪無量」ということばが「ごめんね」ということばに置き換えられても、「餓鬼」が「妖怪」におきかえられてもその本質は変わらないはずです。
一つひとつを分かりやすく、一般の方に受け入れやすい法要にまとめていかれたプロデューサーのM老師、ディレクターのM老師の柔軟な発想には心より敬服いたします。

檀家さんでもなく、信者さんでもない方に、施食会や懺悔道場の意味合い、共存共生への祈りをどのように伝えることができるのかという一種の試みでもありました。


参列の方々は法要内の随所において自発的に合掌礼拝されていましたし、異界巡りでも合掌し「ごめんね」を心を込めて声に出されていました。
参列の皆さま少なからず心に残るものがあったことでしょう。



■昨年のブログ記事

希望まつり讃仰特別法要

投稿者: kameno 日時: 04:48 | | コメント (4)

リスの作ったエビフライ

子どもたちが山でエビフライを見つけてきました。

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本当にエビフライにそっくりです。

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エビフライの元は松ぼっくり。

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以前『トリビアの種』で紹介されたこともあるのでご存知の方も多いと思います。
リスやムササビなどが松ぼっくりを食べると、その鱗片の部分以外を残すため、その食べ残しがこのような形になるというものです。


リスの作ったエビフライについては、埼玉県立自然史博物館のサイトに詳しいので、ご紹介いたします。


アカマツ林にエビフライ?

自然史博物館の岩石園付近には,アカマツの林があります。ほとんどの来館者は気がつかずに通り過ぎてしまいますが,木の下をよく見ると,まるでエビフライのようなものが落ちていました(図1)。これは一体なんでしょう?
 実はリスの仲間がアカマツの球果を食べたあと(食痕:しょっこん)なのです。形がまるでエビフライに似ているので通称エビフライといいます。もう少しよく観察すると,エビフライのほかにバラバラにされた鱗片(りんぺん)の破片もたくさんありました。また食べることを途中でやめたと思われる食痕も発見できました。途中でやめたものは,球果を食べたことがとてもよくわかります。
エビフライをたてに切ってみると,球果軸が基部で太くなっていることが判ります

埼玉県立自然史博物館 自然史だより 第38号より)


それにしても偶然が作り出す造形とはいえ実に不思議なものを生み出しますね。

投稿者: kameno 日時: 23:11 | | コメント (2)

得度式・僧侶の誕生

SOTO禅インターナショナルでご一緒させていただいている仲間の得度式に随喜させていただきました。


⇒式の詳細につきましては同じく随喜されましたtenjin95さんのブログも併せてご参照ください




歴代の諸祖一人も亦た是れ出家の形に非るは無し。
故に功徳の中に出家の功徳を勝れたりと為す。
譬えば七宝塔を立て高さ三十三天に至るが如き、功徳最も大なりと雖も、
出家の功徳に比すれば、百分の一にも及ばず、
乃至算数比喩も及ぶ可からず。
宝塔は破壊して、微塵となる。
長年に其の形を見ず。
出家は増長して、佛果を成ず。
歴劫にも其の功を失わず、然れば未だ此の即身を捨てず、
遠く凡夫地を越ゆ。
 <中略>
汝方に父母生成の徳を思いて、専誠に拝辞し、
国土水木の恩を顧みて、如法に報答せよ。
是れ出離の現証にして、即ち尊貴の異徴成る者なり。


(本師のお唱えになる「礼讃文」より一部抜粋)



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三界の流転する中(うち)にて、恩愛を断つこと能わず
今その恩愛を棄てて無為に入る、これ真実(まこと)の報恩なり

流転三界中  恩愛不能断  棄恩入無為  真実報恩者

(「剃髪の偈」より)



「出家は仏縁がなければできない」
これを逆に解釈すれば
「仏縁があれば自ずと出家するようになっているということ」

(得度式を終えた後の本人の謝辞より)



その仏縁に導かれてす?っと出家得度の日を迎えられたように感じます。
新しい僧侶の誕生に立ち会うことができ、自らも初心を振り返ることが出来ました。
おめでとうございました。


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仲間から贈られた「禅」ケーキ。
イチゴで作った桜の花びらが散りばめられています。
たくさんのフラッシュを浴びて光輝いていました。




横浜に帰り、定例の早朝坐禅会。
桜も大分咲き始めておりますが、そんな中ちらほらと雪が舞い始めました。

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■関連ブログ記事

曹洞宗僧侶になるための段階

投稿者: kameno 日時: 07:36 | | コメント (4) | トラックバック (1)

みんなでつくる横濱写真アルバムシンポジウム

昨日、「みんなでつくる横濱写真アルバム」のシンポジウムがBankArt1929Yokohamaで開催されました。
主催は横浜写真アーカイブ実行委員会です。

 ⇒「みんなでつくる横濱写真アルバム」がシンポジウム?函館や沖縄からゲストも
 (ヨコハマ経済新聞)
  
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この事業は横浜開港150周年記念事業の一環として進められているものです。
「みんなでつくる横濱写真アルバム」のサイト から写真を投稿できる仕組みになっていますので、皆さまどうぞ写真をお寄せください。

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シンポジウムの基調講演ではノンフィクション作家の佐野眞一さんが日常の生活を写した写真の持つ力について講演されました。

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キーワードは「記録されたものしか記憶されない」
これは裏返して言えば「記録されなかったものは記憶されない」ということであります。
オウム真理教信者が坂本弁護士一家の様子を伺った金山神社は現在も当時の状況が残されています。しかし上九一色のサティアンがあった場所には何も残されていない。
佐野氏はこの両者を対比して、残された風景が記憶を生々しく喚起すること、風景を消し去ることにより記憶すら失わせてしまうということを指摘しました。


氏は、写真をデジタルアーカイブ化することの意義として、E.H. Carrの


「歴史から学ぶというのは決してただ一方的な過程」ということではなく「過去の光に照らして現在を学ぶというのは、また、現在の光に照らして過去を学ぶということも意味する」
『歴史とは何か』 (E.H. Carr ,清水幾太郎訳・岩波新書)

という言葉を引用し、現在と過去の光をお互いに照らすことにより、現在と過去を更に理解を深めることができるということを示されました。
デジタルアーカイブ化の持つ意味というものはまさにこの言葉に凝縮されているともいえます。


さらに日本列島を隈なく歩き、何気ない日常を記録して回った日本を代表する民俗学者の一人、宮本常一の行跡を紹介されました。
宮本常一は山口県周防大島生まれ。渋沢敬三の経済的援助を得て戦前から高度成長期までの日本各地をフィールドワークし続け膨大な写真記録とメモを残しています。
日本列島の上に宮本氏の足跡を赤インクで辿ると、日本列島は真っ赤に染まってしまうといわれるほどです。

氏は駅に着いたら構内の様子、人々の身なり、荷物などさまざまなことをつぶさによく観察し、そして集落の一番高いところに行き、集落全体の様子を把握したといいます。
人並みならぬ洞察力は日本各地をフィールドワークし続けたことから得られた力なのでしょう。

10万点を超える写真はいわゆる芸術でも写真何でもない日常の写真でありますが、例えば洗濯物の写真は、その家庭の暮らし向き、流行、あらゆる情報を含有しています。
海岸に打ち上げられた流木の写真からは、貧しい資源を共有する村の智慧を読み取ることができます。
杉皮を干す写真からは、その周辺に皮を剥かれた切り出された杉の木があり、山肌から木を滑り落とすために杉皮を使い、筏で川の下流に運ぶ一連の姿までもが含有されています。
写真の持つ力というのは計り知れないのです。
それゆえに写真に込められたこれだけの思いを読み取る読み手側のリテラシーも求められます。

宮本氏は、また、一種タブーとされている被差別部落や、性風俗などの記録も行っており、デジタルアーカイブに立ち向かうものにとって大きな示唆を与えてくれるものでもあります。
例えば「みんなでつくる横濱写真アルバム」に寄せられる写真のなかで、どこまでの線引きを行うのかというガイドラインも明確にしておく必要もあるのでしょう。
そのような示唆に富んだ講演でありました。

その後、市民参加型の写真アーカイブ事例として、実行委員会企画部会委員の和田昌樹さん、私、BankART 1929の渡邉曜さん、函館から「函館マルチメディア推進協議会」会長の川嶋稔夫さん、沖縄「ちゅらしまフォトミュージアム」の代表・垂見健吾氏さん、山梨県「地域資料デジタル化研究会」副理事長の丸山高弘さんが事例報告を行い、パネルディスカッションが進められていきました。


 ⇒亀野発表資料(PDF/3.5M)


シンポジウム全体を通しての総括を一言で纏めると、芸術写真や報道写真だけが価値を持っているのではなく、何でもない日常の暮らしの中で写した写真にこそ文化や伝統が含有されていおり、その何気ない一枚の写真がいかに貴重であるか、そして歴史を捉え支えているのかということでしょう。


終了後の懇親会では、さらに砕けた感じで普段聞くことのできない貴重な話あり、深夜まで堪能させていただいた一日でした。
事務局の皆さまには心より感謝申し上げます。




■関連サイト

宮本常一データベース


■おすすめの本


旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三
著者/訳者名 佐野真一/著
出版社名 文芸春秋 (ISBN:4-16-352310-3)
発行年月 1996年11月
サイズ 390,7P 20c
価格 1,835円(税込)


忘れられた日本人
著者/訳者名 宮本常一/著
出版社名 岩波書店 (ISBN:4-00-331641-X)
発行年月 1984年05月
サイズ 334P 15cm
価格 735円(税込)

投稿者: kameno 日時: 13:00 | | コメント (2)

ダイヤモンド富士@上永谷

以前のブログ記事 ダイヤモンド・パール富士 で計算したとおり、上永谷では彼岸の入りの3月17日(つまり今日)にダイヤモンド富士が見られるはずです。


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2009/3/17


教区寺院での彼岸法要随喜を終えて貞昌院へ戻ると丁度午後5時。
天候は晴れ。
多少春霞がかかっているのが気がかりですが、早速裏山の天神山へ登ってみました。

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・・・・ワクワク


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もう言葉にならないほど素晴らしい光景でした。

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このように貞昌院の墓地からは彼岸の入りにダイヤモンド富士が見られることは分かっていましたが実際に目の当たりにするのは初めてです。
尊いことです。



今年、港南区のどこでいつダイヤモンド富士が見ることが出来るかを簡易的に計算してみました。
おおよそ赤い線の近辺で、その日午後5時30分前後に見られるはずです。

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投稿者: kameno 日時: 18:45 | | コメント (2)

花を採るに

鐘楼堂脇の緋寒桜にメジロたちが集まっています。
無心に食事に集中しているようで、撮影されていることなどお構いなしのようです。

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今、坐禅会で『仏垂般涅槃略説教戒経(仏遺教経)』を読んでいます。



蜂の花を採るに、但だ其の味を取って色香を損ぜざるが如し。
比丘も亦爾なり。人の供養を受けては自ら取って悩を除け。
多くを求めて、其の善心を壊することを得ること無かれ。
『仏垂般涅槃略説教戒経』 

【大意】
みつばちたちが花から蜜を集める時には、蜜だけを採取して、その花の色や香りを損なうことがないよう、出家僧たちも同様に食事を戴くべきである。
人々から食事の供養を受ける際は煩悩を除き受けなさい。
むやみに多くの布施供養を求めて、その善心に反するようなことをしてはならない。


メジロや蜂たちから学ぶことも多そうです。

投稿者: kameno 日時: 19:53 | | コメント (2)

自動追尾経緯台

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キタ━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━!!
・・・・・・・Social IME で変換するとこんなことになります (´・ω・`)


で、何が キタのかといいますと、経緯台式の自動追尾装置 AT-MACSです。

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天体観察で月や惑星を観たいと思い立ったときに簡単にセッティング出来る「お手軽」装置であり、値段も2万円台と、とてもリーズナブルなものです。

現在市販されているコンピュータ制御式の小型経緯台は「星の自動導入」と「追尾」の2つの機能を盛ったものがほとんどでした。(「星の自動導入」は○○星が見たい!という場合に、その星の名前を入力すると勝手にその星に向けてくれる機能です)
今回発売されたAT-MACSは、この「星の自動導入」機能を削ぎ落としたシンプルなものです。
喩えるならばフルコースからメインディシュ以外を省略したもの、もしくは牛丼のネギ抜きのようなものといった感じです。


 ⇒紹介記事 (星ナビ2月号)

さっそくセッティングして試しに数枚撮ってみました。
(キタ、いや北の設定はかなりいい加減です)

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オリオン座全体

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オリオン座三ツ星と大星雲付近
 


・・・ところが、まもなく曇り空となってしまいました。


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残念ですがしばらくはお預けになりそうです。

投稿者: kameno 日時: 00:00 | | コメント (0)

寺院参拝のマナー

Visit the temple out of a desire to greet Buddha.
仏様にごあいさつの気持ちで、寺院に向かいましょう。

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NHK英語でしゃべらナイト』のムック本が主婦の友社から まもなく発売されます。
(上記リンク先の本は昨年秋既刊の別のものです)

日本における様々な場面でのマナーを英語で紹介する本です。
その中の「寺院参拝」のコーナーについて協力させていただきました。

発売された際にはまたお知らせいたします。

投稿者: kameno 日時: 07:52 | | コメント (0)

ひたすら練る

ひたすら只管・・・・・

下の写真は何を作っているところなのかお分かりの方もいらっしゃると思います。
問題はどこで使われるのか。
種明かしは後日行います。

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追記
・・・といことで種明かしです。ごま豆腐はこちらで使われました

投稿者: kameno 日時: 23:18 | | コメント (0)

映像でみる港南区の歴史報告

『映像(写真)でみる港南区の歴史』が港南図書館、会議室を会場として開催されました。
(今回のナビゲータは私がつとめさせていただきました)


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事前申込みから15分ほどで定員に達してしまったということで、地域の歴史に関する意識の高さに改めて驚かされます。
今日は午前中法務があったため、昼過ぎに会場へ入ることとなってしまいましたが、歴史協議会、図書館の方々が会場の準備を進めてくださっておりました。

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また、来場の方も始まるだいぶ前から集まっていただきましたので、事前に資料をお渡ししどのようなポイントに重点をおくのがよいかをざっくばらんにお話しする時間がとれました。
ありがたいことです。


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(写真はちの様に撮影いただきました)

時間は途中休憩を入れて全体で2時間ほど。
私自身も大変勉強になりました。

質疑応答の時間がほとんど取れなかったことが少し気がかりです。
もし参加いただいた方で質問等ありましたら、どうぞお気軽にお知らせください。
メールの場合は kameno@teishoin.net にお願いいたします。

末筆乍ら、準備から運営まで余念の無い配慮をいただきました歴史協議会の皆さま、会場の港南図書館の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。



街の過去の変遷を知ることは、街の未来を知ることでもあります。
今回、様々な資料を作成した際に新しい発見がたくさんありました。
それらにつきましても順次纏めていきたい考えています。

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昭和22年

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昭和31年

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昭和43年

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昭和52年

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昭和63年

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平成17年

投稿者: kameno 日時: 22:35 | | コメント (2)

環状二号のオカメザクラ

上永谷を横断する幹線道路、環状二号線の街路樹として植えられているオカメザクラが咲き始めました。
華やかな彩りのある桜ですから沿道を走っているととてもよく目立ちます。

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もう一週間ほどすると満開となるでしょう。
なかなか見ごたえのある眺めとなります。

投稿者: kameno 日時: 11:38 | | コメント (0)

雪模様の一日

関東地方の平野部広い範囲で雪の一日となりました。
ここ横浜でも午前中から雪が降り始めています。

・・・その後、午後からはみぞれ?雨に変わりました。

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花々にも冷たい雨が降り注いでいます。

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サンシュの花が咲き始めました。

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投稿者: kameno 日時: 17:43 | | コメント (0)

駆け足の数日間

雑記帳的に

■地域ケアプラザにて

心からカラオケを楽しんだ一日でした。
こういう会合も良いですね。

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参加者からその日の夜に「とても楽しかった」と電話をいただきました。
こちらこそ、ありがとう!


■テレフォン相談にて
この日も一日電話は止みならず、ひっきりなしに鳴り響きます。
相談の内容は具体的には書けませんが、告知、臓器移植、家族との余生の過ごし方・・・・考えさせられる問題が多く、相談窓口の重要性を改めて感じています。
電話の最後に、「相談できて心の重荷がとれました、本当にありがとうございました」と言ってくださった一言に、私の方が救われた気がします。


■教区拡大勉強会にて

テーマは「お寺の現在」
主催・教区教化部のご厚意により、オープン研修会として開催、多数の参加をいただきました。

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詳細報告は teraさんのブログ に詳しいのでそちらをご参照ください。
当日もとても有意義でしたが、事前に発表者たちで打ち合わせた際にも、砕けた雰囲気の中率直な意見がたくさん出ました。
こういう機会は大切にしたいものです。

投稿者: kameno 日時: 10:56 | | コメント (0)

ルーリン彗星が土星に接近

23日から24日にかけてルーリン彗星が土星に最接近。
けれども昨日の雨をもたらした厚い雲が空を覆ってしまっています。

夜半過ぎ、雲の切れ間が出来た瞬間を狙って彗星の姿を捉えることができました。


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左:2月24日0:04(露出7秒)   右:2月24日0:38(露出23秒)


この写真を撮影した直後、再び雲が星たちを覆ってしまいました・・・・・

ところで、34分の間をおいた2枚の写真を比べると、ルーリン彗星が移動していることがわかります。
この彗星は双眼鏡の観測でも動きが分かるほど、早い速度で移動しているのです。


0:04に撮影した写真と0:38に撮影した写真を重ねてみると、彗星の移動が一目瞭然。

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分かりやすいように2枚の写真をほんの少しずらして重ねています。
(0:38の写真は、露出時間を0:04とほぼ同じに合わせた、冒頭の写真とは別の写真を使いました)
このようにすると、恒星の位置は同じ間隔でずれるのですが、動きのある天体は間隔が異なって写るために見分けられやすくなります。
彗星のみならず、惑星、新星など新天体の発見は、このような方法で探索されています。


それにしても、34分間でこれだけ動くのですから驚きですね?


参考までに、天体シミュレーションソフト stella theater で作った天体図を比較のために下に並べてみます。


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■関連リンク
ルーリン彗星見えるかな?」キャンペーン

投稿者: kameno 日時: 00:22 | | コメント (0)

ようこそルーリン彗星

数万年に一度やって来るルーリン彗星が見頃となりました。
地球への最接近は2月24日。

双眼鏡で観測すると、ここ貞昌院でもぼやーっとした姿を見ることが出来ました。
現在はおとめ座(Virgo)の一等星スピカと土星の間に位置しており比較的見つけやすいので、こちらを参考に是非夜空を見上げてください。

デジタルカメラで撮影してみました。

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コンポジット(ノイズを減らすために複数の写真を重ねて1枚の写真に合成すること)をしなくてもその姿がはっきりと写ります。
土星とのランデブーが見られる23日の夜が楽しみです。
晴れるといいな。


 ↓彗星の部分をトリミング

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それにしても緑色ですね?



■関連ブログ記事
一期一会 ルーリン彗星

投稿者: kameno 日時: 02:31 | | コメント (4)

写真展示@港南図書館

2月28日(土) に開催される 映像(写真)でみる港南区の歴史 に併せて、会場となる図書館において航空写真の展示が行われます。

タイトルは
「空から見た港南区の昔 写真展」


今日は休館日であったため、館内に入らせていただき展示作業をいたしました。

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ということで、明日(2月17日)より今月末まで写真展示が行われます。
展示内容は、貞昌院で戦後より定期的に撮ってきた航空写真の展示と、写真から見る地域の変遷です。
写真毎に写っている主要な建物の解説と、同アングルで作成した現在の航空写真との比較を付記いたしました。

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展示場所は図書館2階「日本史」書架の前になります。
この機会にどうぞご覧くださいますよう。


掲示板に歴史講座「満員御礼」のお知らせが貼られていました。

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ありがたいことです。

投稿者: kameno 日時: 22:19 | | コメント (0)

市仏教連合会涅槃会

2月15日はお釈迦さまがお亡くなりになられた日とされ、そのご威徳を偲ぶ日です。
それにちなみ、13日、横浜市仏教連合会主催の第34回涅槃会が開催されました。

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昨年は南・港南区仏教会が当番でしたが、今年は戸塚区仏教会が担当となります。

昨年の様子はこちら

日時  平成20年2月13日(金)
午後1時半より 涅槃会法要
午後2時より 講演
午後3時より 清興


会場 曹洞宗 倫勝寺

■涅槃会法要

1、導師上殿
1、開式の言葉
1、上香普同三拝
1、三帰礼文(導師に続いて唱和)
1、啓白文奉読
1、読経(観音経普門品偈・舎利礼文)
1、回向  
1、普同三拝
1、導師・式衆退堂
<休憩>

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20090213-02.jpg釈尊御入滅に当り、別れを悲しむ弟子たちに「徒らに悲しんではいけない。生あるものは必ず滅する。会うものは必ず別れる時が来る。私だけがどうして死なないでいることが出来ようか。皆さんはつとめて教えを守り心を真直にして下さい。そうすれば常に私を見ることが出来ます。そして謙虚な心で人に供養するならば、心安らかに喜びが得られる。はげめよ、つとめよ、怠ることなかれ」と。
世に云う自灯明、法灯明の教えを最後に、静かに涅槃に趣かれたのであります。
そもそも涅槃とは経に曰く「貪欲永く尽き、瞋恚永く尽き、一切の諸煩悩永く尽く。是を涅槃と名づく」と。
即ち釈尊の入滅は死することではなく、三毒の煩悩滅尽して、真理に輝くの姿なり。又「不生不滅にして三世常住の義あり、更に常楽我浄の如来の四徳具わるの意なり」と。
三界の救世主大聖釈尊の入滅の聖なる日に当り、その恩徳を奉謝し、この世が平和で全ての人々が幸福であることを願い、茲に供養の誠を捧げ奉らん。
乃至法界 平等利益 
(涅槃会啓白文より一部抜粋)

引続き講演会

記念講演 『涅槃会にまなぶ』
駒澤大学総長 大谷哲夫先生

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・涅槃の日における道元禅師上堂の説法
・伝統とは「記憶」を繋ぐこと
・「涅槃」の境地と「癒し」の違い
・映画「禅ZEN」撮影裏話
・涅槃図について

 


清興 落語 三遊亭貴楽師匠

三遊亭円楽師匠門下で、駒澤大学ラグビー部監督でもある三遊亭貴楽師匠による落語です。

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本堂一杯の参列をいただき、学びあり笑いありの充実した一日を過ごさせていただきました。
昨年同様この仏縁に改めて心より感謝いたします。

そして、準備の中心を担った戸塚区仏教会の皆さま、会場の倫勝寺様、お疲れ様でした。

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■関連ブログ
涅槃会、ただいま準備中(さんぜ通信)

投稿者: kameno 日時: 21:21 | | コメント (2) | トラックバック (2)

小学生の体験学習発表

地元小学校でニコニコフェスティバルが開催されました。
これは総合学習の一環として学んできたこと、体験してきたこと、考えたことを1年生?6年生のクラス、グループそれぞれが発表する場です。
児童たちは自分たちの発表の合間に自由にほかのグループに合流でき、保護者たちも参加できます。

テーマは地域の歴史であったり環境問題であったり稲作やさつまいも作りの実践であったり様々です。
「永谷川で発見したこと、いろいろな生き物について発表します」「エコについて取り組んだことをクイズや紙芝居、スゴロクで伝えます」「まちの中で点字ブロックや手すりなどやさしい工夫をみつけました」「わらのことをどれだけ知っていますか?わらには捨てるところが一つもありません」「お米は見かけによらず中身はでかい!種類や栄養、米作りの工夫、収穫後も姿を変え・・・」「取り組んできた米作りやビオトープについて発表します」「自給率をきっかけに取材したお米のことをニュースの特集として生放送します」「地球はキセキの星。宇宙の中の地球、みんなつながっています」「風力、太陽光、ソーラークッカー、紙すき、植樹など地球にやさしいことをしています」「ケアプラザ、プルタブ活動、ボランティアについて発表します」「健康のひけつを教えます」「まち探検からスタート」「街で花壇の花を育ててきた活動を大型画面で説明します」などなど・・・・
それぞれのグループが工夫を凝らして発表を行っていることが実感できました。

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最近はプロジェクタを使って発表するということも当たり前になっているのですね。
とても分かりやすい発表でした。

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このグループでは討論型のニュース番組形式で発表を行っていました。

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「日本の食料自給率は40%を下回っています。今日はこの問題を考え、どのようにしたら食料自給率を上げることができるかを考えていきたいと思います・・・」
フリップも見事に使いこなしていました。


体験コーナーも充実しています。

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先日、大学生の卒業論文発表会を聞く機会がありましたが、それに負けず劣らず、素晴らしい内容だと感じます。
発表には小学生のみなさんの夢がいっぱい詰まっていました。

みなさんの夢が花開きますように。

投稿者: kameno 日時: 10:37 | | コメント (0)

皆さんに福が届きますように

2月3日、節分の行事が全国的に行われたと思います。
貞昌院の隣、永谷天満宮でも恒例の豆撒きが行われました。

邪気を追い払い、一年の無病息災を願い、福を呼び込みます。
神楽、獅子舞、神主さんの挨拶に続き、いよいよ豆撒きの開始です。

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昨年は雪の中の豆撒きでしたが、今年は好天に恵まれました。
それにしても、多くの参詣者にお越しいただきました。
こちらの掛け声は「福はうち」を2回。
あまりにも人が多いので、何度かに分けて場所を入れ替えていきます。

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豆とお菓子をたくさん拾えたようです。


引続き、近隣の寺院の節分に随喜させていただきました。
大般若会法要、引続き豆撒き。
こちらもたくさんの参詣者で溢れています。


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一日の締めくくりは貞昌院本堂での豆撒き。
こちらは私が鬼役です。

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様々なスタイルの豆撒きに参加させていただき、たくさんの笑顔に出会えることが節分の日の楽しみでもあります。

皆さまに福が届きますように


昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 11:42 | | コメント (2)

浅間山からやってきた火山灰

昨日噴火警戒レベルが3となっていた浅間山が2日午前1時51分に噴火しました。
規模は小規模のようですが、2千メートルの噴煙とともに、火口では火映(活火山の火口付近が夜間赤く映える現象)も観測されています。



浅間山噴火、降灰を東京・千代田区でも確認

気象庁は2日、群馬・長野県境の浅間山の噴火で長野県軽井沢町のほか、東京都千代田区、同福生市、同府中市、同昭島市、同立川市、横浜市など関東地方南部でも降灰が確認されたと発表した。
浅間山の噴火による降灰が千代田区で確認されたのは2004年9月以来だという。
火口から約4キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生すると予想されており、同庁は飛散する噴石などへの注意を呼びかけている。
(読売新聞 2009年2月2日)




今朝、ここ横浜でも降灰が境内のあちこちで見られました。
まるで満天の星のようにキラキラ輝いています。

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左:パンジーの花びら  右:葉牡丹の上に積もった浅間山の火山灰


百数十キロ離れた横浜ではこの程度で済んでいますけれど、浅間山近辺では農作物などへの影響も心配されます。
被害が大きくならないことを祈ります。
 




■関連リンク

AsamaTVcam 48 hours 
地震研研究所浅間火山観測所に設置した監視カメラからのリアルタイム映像

投稿者: kameno 日時: 10:46 | | コメント (2)

春はまもなく

暦の上ではまもなく春を迎えます。
立春の一日前が節分。
貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の節分、豆撒きの行事が行われます。

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昨年は雪の中の豆撒きとなりました
今年は晴れるでしょうか?

境内の梅は来週が見頃となりそうです。

投稿者: kameno 日時: 23:12 | | コメント (0)

庭に造られた氷の芸術

昨晩から今朝に掛けて、気象条件が霜や霜柱が出来るために良かったようで、境内のあちらこちらに氷の芸術が見られました。
美しい造形を見る楽しみもありますが、なぜこのような形に氷が形成されるのか、それを考えることから科学的探究心が生まれてきます。

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↓こちらは霜柱。
こんなに長く成長しています。
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このように小石や葉っぱや柿の種などは軽々と持ち上げてしまいます。

庭に落ちていた瓦の破片にも霜柱が出来ています。
おそらく、瓦の中に閉じ込められていた水分が毛細管現象で割れた断面から押し出され、次々に凍っていき出来たものでしょう。不思議な造形です。
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シモバシラの根元にも、霜柱が出来ていました。
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■関連ブログ記事
シモバシラの霜柱
霜柱・刹那の煌き
霜柱と水仙
脆くも力強い霜柱
大寒の霜柱
霜と霜柱

投稿者: kameno 日時: 10:33 | | コメント (0)

続続 ハローカラス

なんだか、ハローカラスがタウンニュースに掲載されてから、なぜか天神山によく遊びにやってくるようになりました。

今日は鳴いている姿をビデオに収めることができましたので、皆さまにお届けいたします。

最初の部分は目標が定められておらず、ピントも合っていません、スミマセン。


■関連ブログ記事

ハローカラス
ハローカラス続報



ここから先は、youtubeで見つけた他の方が撮影したカラスたちです。
実に芸達者ですね!


「おはよう」

「カッコー」

「アホウ」

投稿者: kameno 日時: 19:50 | | コメント (2)

ハローカラス続報

昨月 記事に書いた ハローカラス の続報です。

地域のタウン誌「タウンニュース」にも、このカラスについての情報がいくつか寄せられいたようで、たまたまブログの記事にしていた私のところに記者の方が取材にいらっしゃいました。

ということで、本日発行の「タウンニュース」港南区版に「天神山のハローカラス」として掲載されております。
港南区にお住まいの方は、新聞折込のタウンニュースをご覧ください。

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(タウンニュース平成21年1月22日号より)

ところで、このハローカラスは、よく天神山で数羽のカラスとじゃれあっている姿を見かけますが、昨日違うバージョンの下手くそな(?)ハローの声を聞くことができました。

正統派のハローカラスは、巻き舌ならぬ鳴管をうまく使って流暢に「ハロー」と発声します。
けれども昨日のものは、普通のカラスとハローカラスの中間の鳴き方をしているのです。

録音してみましたので、ハローカラスと比べてみてください。

 ⇒ 昨日録ったハローカラス(Windows Media Audio file)

 → 以前録った正統派のハローカラス (Windows Media Audio file)

 


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考えられることは、
(1)ハローカラスの真似をして、別のカラスが「ハロー」を真似した
(2)同じハローカラスが二種類の鳴き方をした

のどちらかではないかと思うのですが、カラスの声門分析ってできないのでしょうか?
日本音響研究所の鈴木松美所長にでも伺ってみたいものです。


■この記事には続報があります

続続 ハローカラス

投稿者: kameno 日時: 12:18 | | コメント (5)

平成21年新春初釜

貞昌院茶室・如是庵で初釜が行われました。

今年最初の炭を炉に入れ、お茶のお稽古初めとなります。
お濃茶→お薄茶→懐石料理と進み、新年をお祝いするお茶会です。

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貞昌院では毎週木曜日は、朝に坐禅会、昼過ぎにお茶のお稽古を行っております。
ご希望の方はお気軽に貞昌院までお問い合わせください。


■これまでの初釜のブログ記事はこちらです

新年初釜
初釜

投稿者: kameno 日時: 09:48 | | コメント (0)

土曜塾講座@貞昌院

土曜塾講座が貞昌院で開催されました。


平成21年1月17日(土)9時より
土曜塾講座
ナビゲータ 貞昌院副住職 亀野哲也
会場 貞昌院


今回は、塾に参加されている方の他に、地元小学校の校長先生をはじめ、先生方、親子、子どもたちも参加され、合計30人を超える参加を戴きました。

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土曜日ということもあり、法事の合間での開催となってしまい、参加いただいた方には少し急がせてしまった感がありました。
もう少しゆったり時間が取れるように工夫したいと思います。


■神奈川県の地形図をカシミール3D+日本高密度メッシュ標高セットで作成してみました。
これを元に武蔵国、相模国の境界(武相国境)と、古代交通路がどのように形成されて行ったかを見てみます。

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上の図にさらに『相模国の国府について』(大磯町史研究)に掲載されている武蔵国・相模国の古代交通路を合成してみました。(下の図)

武相国境は緑一点鎖線で表示されています。
店屋駅よりも西側は境川により、東側は分水嶺により境界が引かれていることが特徴です。
分水嶺とは、雨水がどちらに流れるのかという流域の境界です。
つまり、武蔵側に降り注いだ雨は東京湾に流れ込み、相模側に降った雨は相模湾に流れます。
逆に言うと、その堺となる分水嶺が武相国境なのです。

bunsui02.jpg


もう少し拡大してみると、そのことが良く分かります。(下図)
港南区を通る武相国境線は青実線で表示しています。
この線は、明治20年発行参謀本部測量部発行「戸塚駅」に記載されている武相国境線を抜き出して、カシミール3Dで作った地形図+国土地理院電子国土地図に重ねてみました。
緑色?灰色の部分が標高の低い部分です。
降った雨がどのように流れていくかを辿ってみてください。
青い線より東側に降った雨は大岡川を流れて東京湾へ
西側に降った雨は永谷川、あるいは鼬川を流れて柏尾川?相模湾へ流れることが良く分かると思います。

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港南区は、この武相国境線が縦に横断し、武蔵国、相模国の両面の性格をもつ区であるのです。



昨年12月20日の講座がタウンニュースに紹介されました。

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■今後の講座の予定

皆さまのご参加をお待ちいたしております。

映像(写真)でみる港南区の歴史

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日 時 :2月28日(土) 午後2時から4時
会 場 :港南図書館 2階会議室
講 師 :亀野 哲也(貞昌院副住職)
参加費:無 料
定 員 :先着40人

申込み:2月12日(木)午前9時30分から
図書館カウンター、または電話(841-5577)、FAX(841-5725)

その昔、港南区には海の入り江が深く入り込んでいました。
鎌倉に近いこの地には中世の歴史の痕跡が沢山あります。
文化の異なる「武蔵の国」「相模の国」に分れていました。
港南区の生い立ちを判り易く映像で説明します。

投稿者: kameno 日時: 23:14 | | コメント (2)

小正月とササゲ粥

今日は小正月。
貞昌院では、丁度定例坐禅会がありましたので、ササゲをお粥に炊き込みました。

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このササゲは、秋に裏山の畑で収穫されたものです。

 ⇒ササゲ?大角豆
 ⇒ササゲ風選編

 
小正月に小豆粥を食べる風習はかなり古くから見られます。

今日 小豆粥煮ず 口惜しく なほ日の悪しければ ゐざるほどにぞ 今日二十日あまり経ぬる… 
『土佐日記』

正月十五日供御七種粥料 米一斗五升 粟 黍子 稗子 ?蓑子 胡麻子 小豆各五升 塩四升
『宇多天皇記』「二月条」

このように、少なくとも平安時代には小豆や小豆を含めた七種の穀類を炊き込んだお粥を食べる習慣があったようです。

また、『枕草子』には次のような記述があります。

十五日 節供参り据ゑ 粥の木ひき隠して 家の御達、女房などのうかがふを 打たれじと用意して 常に後を心づかひしたるけしきもいとをかしきに いかにしたるにかあらむ 打ち当てたるは いみじう興ありてうち笑ひたるはいとはえばえし
『枕草子』「ころは正月」


このように、お粥を炊く際に粥杖で女性の尻をたたくと子宝に恵まれるという信仰もあり、大阪府東大阪市の枚岡神社では今でも1月15日には五穀豊穣を占う「粥占い」とともに粥杖で尻を叩き合う神事が続いているそうです。

 ⇒豊作祈願に子宝祈願。古代ゆかしく小豆粥を炊く祭り

今年の粥占いは豊作と出るのでしょうか?

投稿者: kameno 日時: 12:00 | | コメント (3)

どんど焼き・左義長

明日は小正月を迎えます。
小正月とは、元来は旧暦1月15日、すなわち旧暦正月満月の日(今年は2月9日)のことをいいますが、太陽暦となってからは、元日を大正月、1月15日を小正月としています。


門松、正月飾りにより歳神様をお迎えし、松の内が明け正月飾りの役割が終わるころには正月の諸行事が一段落します。
7日には七草粥をいただきました。11日には鏡開き。
そして小正月前後にはこのようにどんどやきを行う風習が各地で残されています。

このあたりでは14日にどんど焼きを行う慣わしになっています。
ということで、本日午後、永谷天満宮において「どんど焼き」が開催されました。
左義長(さぎちょう)とも呼ばれる火祭りです。

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新年にお飾りした門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼きます。

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また、繭玉と呼ばれる、木に丸めた餅を刺したものを焼き、それを食べることによって、一年の無病息災を祈願します。


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書き初めを焼くことによって、それが高く舞い上がれば上がるほど習字が上達すると言われています。
とすれば、これを書いた人は相当上達が見込まれますね、きっと。

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氏子会の方々による豚汁の振る舞いもありました。


翌15日には小正月を迎え、小豆粥をいただきます。
ちょうど15日の朝には定例坐禅が開催されますので、裏山の畑で収穫されたササゲをお粥に入れる予定です。

投稿者: kameno 日時: 14:34 | | コメント (0)

大本山總持寺新年拝登

白い雪に覆われた富士山と丹沢山系のがくっきりと見渡せるほど好天に恵まれました。

午前中は、恒例の大本山總持寺への拝登。
広々とした大祖堂は身が引き締まります。

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引続き跳龍室において禅師さまへの新年のご挨拶。
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投稿者: kameno 日時: 22:23 | | コメント (0)

箱根駅伝応援記(10区)

9区応援記の続きです。

ゴール直前、日本橋三越の前で最終区のランナーたちを応援しました。
最初に飛び込んできたのは黒いユニフォーム、東洋の高見。
追いかける早稲田・三戸は着実に差を詰めるも、一歩及ばず二位に甘んじました。

9区ののんびりした沿道の応援風景と一変し、観衆の数も半端ではありません。
また、選手たちも最後の力を振り絞って駆け抜ける姿に声援の声も自然に大きくなります。
ゴール直前で 中央学院と大東文化、東京農大と国士舘の逆転劇も目の当たりにしました。
例年に以上に白熱した争いが展開されました。面白かった!


応援しながらの撮影でしたので、写真のアングルが様々ですが、その点はどうぞご容赦ください。

それにしても、今年の東洋大学は5区柏原の走りと、それに触発された各選手の着実な走りによって往路・復路・総合優勝をもたらしました。
まったく凄い一年生が入ったものです。
東洋大学は昨月、部員の逮捕により出場すら危ぶまれる事態に追い込まれ、選手たちは「走れることに感謝しよう」という一心で一丸となって駅伝に取り組んだそうです。
それが実を結んだのでしょう。
本当におめでとうございます。

昨年に引き続き2位となった早稲田は本当に悔しい結果になりました。
復路スタート直後、山下りのエキスパート加藤が自分本来の走りをすることができず、東洋を引き離して襷を繋げることができなかったことを最後まで引きずってしまった感があります。
駅伝は何が起こるかわかりません。
けれども、全体を通して一度抜かれても、そのまま引き離されてしまうのではなく、粘り強く着いていって抜き返すといった光景も印象に残りました。
今年の結果をバネに、また来年に繋げてくれるものと期待します。
 


「今回は出場させていただけることに感謝して走ろうをテーマとし、この2日間で実行できた。優勝という言葉は出さず、しっかり走れ、とだけ言った。そういう中でいい展開になった」(東洋大・佐藤尚監督代行)

「総合優勝も最優秀選手も実感がわかない。一人が頑張ればみんなが頑張るというムードが、こういう結果になったと思う」(東洋大5区・柏原竜二)

「自分も選手も(総合優勝できると)油断した。安全運転し過ぎた。(最上級生の)竹沢が抜けるのは痛いが、3年生は残るので、今度は駒大のようなチーム力を付けたい」(早稲田大・渡辺康幸監督)

「惨敗です。こういう結果なので仕方ない。(シード権を逃し)もう一度原点に戻る。選手たちにもそう伝えた」(駒澤大・大八木弘明監督)



第85回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)
最終10区ゴール手前(三越前)通過順


1 東洋大学 高見 諒
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2 早稲田大学 三戸 格
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3 日本体育大学 永井大隆
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4 中央学院大学 木之下翔太
4 大東文化大学 木村茂樹
6 山梨学院大学 赤峰直樹
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7 日本大学 吉田和矢
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8 明治大学 卜部淳史
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9 関東学連選抜 佐野広明
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10 中央大学 齋藤勇人
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----------------シード権の壁----------------------

11 東京農業大学 倉持貴充
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12 国士舘大学 羽島駿介
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13 駒澤大学 太田行紀
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14 専修大学 森脇啓太
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15 神奈川大学 藤井和也
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16 亜細亜大学 筒井雅那
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17 拓殖大学 児玉雄介
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*18 青山学院大学 宇野純也
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19 帝京大学 渡邉克則
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20 東海大学 藤原昌隆
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21 順天堂大学 小高悠馬
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22 上武大学 大塚良軌
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*23 城西大学 田村優典
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■総合成績(順位・大学名・記録)

1 東洋大学    11:09:14
2 早稲田大学   11:09:55
3 日本体育大学  11:13:05
4 大東文化大学  11:17:48
5 中央学院大学  11:17:50
6 山梨学院大学  11:17:56
7 日本大学    11:18:14
8 明治大学    11:18:16
9 関東学連選抜  11:18:20
10 中央大学   11:18:33
-----------------------シード権ここまで
11 国士舘大学  11:19:07
12 東京農業大学  11:19:17
13 駒澤大学   11:20:20
14 専修大学   11:24:59
15 神奈川大学  11:25:07
16 亜細亜大学  11:25:39
17 拓殖大学   11:26:31
18 東海大学   11:28:04
19 順天堂大学  11:28:09
20 帝京大学   11:28:21
21 上武大学   11:28:54
*22 青山学院大学  11:29:00
*? 城西大学  記録なし

投稿者: kameno 日時: 18:27 | | コメント (6)

箱根駅伝応援記(9区)

第85回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)復路がスタートしました。
前日に柏原の驚異的な走りにより歴史的大逆転をとげ往路初優勝を飾った東洋大から順次芦ノ湖をスタート。早稲田が22秒差で追いかけます。
今年は首位から21位の東海大まで10分間以内でのスタートという混戦模様となり、そのなかから一歩抜き出て終始首位争いを繰り広げたの東洋大と早稲田大。最後まで目の離せない展開となりました。

今年は9区の戸塚中継所から2キロの地点・不動坂での応援です。
手前8区の影取では首位の東洋・千葉と二位の早稲田・中島との差は23秒差です。
この差をどれだけ縮めることができるでしょうか。

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・・・そしていよいよやってきました!
戸塚中継所で中島から襷を受け取った9区・朝日が首位の東洋・大津に僅か10秒までに迫っています!
<※記事下部に追記>

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以下、各選手の写真をUPしていきます。

復路9区 不動坂付近 通過順

1 東洋大学 大津翔吾
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2 早稲田大学 朝日嗣也
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3 日本体育大学 野口功太
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4 明治大学 遠藤寿寛
4 中央学院大学 堀 宏和
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6 大東文化大学 久保謙志
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7 東京農業大学 谷 一
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8 中央大学 平川信彦
8 日本大学 笹谷拓磨
8 帝京大学 前川剛己
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11 山梨学院大学 中川 剛
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12 国士舘大学 平川玲央
12 関東学連選抜 坂本智史
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14 駒澤大学 池田宗司
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15 東海大学 刀祢健太郎
15 専修大学 金子純也
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17 神奈川大学 小出健一郎
17 順天堂大学 仲田篤孝
17 拓殖大学 西 仁史
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20 上武大学 梅田大輔
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21 亜細亜大学 山中宣幸
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*22 青山学院大学 辻本啓吏
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*23 城西大学 伊藤一行
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早稲田はなかなか首位の東洋に追いつくことができません。
それどころか、この後権太坂の登りからじりじりと差を広げられてしまっています。



山下りの6区。追ってくる早大は昨年ここで区間賞の加藤。東洋大の2年の富永は「1分までなら負けてもいい」と指示された。逆転はされたが、食い下がって18秒差で7区へ。早大は目算がはずれ、東洋大は波に乗った。
いい流れを、残る4人が途切れさせなかった。7区で詰め、8区で逆転。
そして9区の駆け引きは巧みだった。 追う早大・朝日が迫り、45秒差がみるみる詰まった。東洋大・大津はなおゆったり走る。区間全体の3分の1もいかないのに一時は5秒差になった。
「わざと遅く入らせた」と佐藤監督代行。23.2キロの長丁場だというのも理由だが、「一度引き寄せてから、引き離した」。その方が追う選手により強いダメージを与えられる。いわばカウンターパンチだ。

効果は抜群。10区に渡す時に差は1分26秒に広がり、勝負は決した。
朝日新聞記事より引用、下線はkameno)


 

差が詰まって見えたのは、東洋の巧みな駆引きだったようです。
まさにその9区前半を目の当たりにしていたのでした。


この区間では、駒澤大学・池田もシード圏確保に向けて上位チームを必死に追い上げています。

いてもたってもいられません。
ということで、10区ゴール付近へ最後の応援のため移動!

(次へ続く)

投稿者: kameno 日時: 15:35 | | コメント (0)

富士に沈む三日月

実際は三日月ではなく月齢6ですが・・・

以前、ダイヤモンド・パール富士 のブログ記事で富士山に沈む月を上永谷でいつ見ることができるかを計算しました。
ちょうど今晩、富士山に沈む月を見ることができるはずですので、早速観測にGO!

20080102-moon.JPG
2009/1/2 (月齢6)

天候は晴れ。
絶好の観測日和です。
富士山の山頂から若干ずれた南側斜面側に沈むことになっているのですが、果たして計算どおりの結果になるでしょうか。



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?2009?年?1?月?2?日、??21:45:40

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?2009?年?1?月?2?日、??21:46:28

20090102-14.jpg
?2009?年?1?月?2?日、??21:46:40

20090102-16.jpg
?2009?年?1?月?2?日、??21:46:50

20090102-17.jpg
?2009?年?1?月?2?日、??21:46:54 (上弦の上端が富士山頂にかかっています)

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?2009?年?1?月?2?日、??21:47:00

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?2009?年?1?月?2?日、??21:47:08

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?2009?年?1?月?2?日、??21:47:18

20090102-25.jpg
?2009?年?1?月?2?日、??21:47:28

20090102-27.jpg
?2009?年?1?月?2?日、??21:47:42


撮影時刻はカメラからのタイムスタンプから取得しました。
計算結果と1分程度のズレがあるのは、カメラの時計が合っていなかったからかもしれません。
何はともあれ、沈む位置はばっちり計算どおりでした。

予めこのようなことが分かっていても、何とも不思議な光景です。
ましてや、いきなりこのような光景を目の当たりにしたら吃驚でしょうね。

投稿者: kameno 日時: 22:04 | | コメント (2)

箱根駅伝応援記(2区)

第85回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)がいよいよスタートしました。

今年も熱いですね!
2区沿道からの速報です。


1区では序盤ペースの上がらない団子状態でしたが、終盤、早稲田の矢沢が抜け出し1位で襷をつなぎます。
花の2区では外国人勢の活躍が目立ちました。
4位で襷を受けた山梨学院のモグスは早々と明大・石川、早大・尾崎を抜き先頭に立ちます。権太坂を越えても快ペースは続き目の前を2位に約2分の差をつけてトップ通過。
中央学院・木原も11位から2位へ大浮上の大健闘です。
2区で特に目立ったのは20人抜きの大記録を打立てた日大のダニエル。目の前を物凄い勢いで走りぬけていきました。この時は7位だったのですが戸塚中継所では2位となる大躍進です。


2区 17.0km地点 平戸口通過順位順


山梨学院 メクボ・J・モグス
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中央学院 木原真佐人
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東京農業 外丸和輝
中央 徳地悠一
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明治 石川卓哉
早稲田 尾崎貴宏
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日大 ギタウ・ダニエル 
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日体大 森賢大
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帝京 梅津毅
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駒澤 宇賀地強
国士舘 山中貴弘
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拓殖 伊藤太賀
大東 清野 篤
東洋 山本浩之
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亜細亜 池淵智紀
東海 吉田憲正
学連選抜 高嶺秀仁
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神奈川 天野峻
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専修 五ヶ谷宏司
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上武 石田康雄
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城西 佐藤直樹
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順天堂 山崎敦史
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青山学院 松野祐季
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この後3区では区間新を出した早稲田・竹澤が2位で襷を繋ぐと、4区では三田がやはり区間新で首位を奪い返し、山登りの5区へ。
5区の争いは実に見所満載でした。
早稲田・三輪は一度は山梨学院・高瀬に追いつかれるも、再びペースを上げ首位を死守します。
しかし、その後9位から急浮上した東洋大1年の柏原に、今井の持つ記録をあっさり塗り替える驚異的なペースで追いつかれ、抜きつ抜かれつを繰り返しながらも、ついに首位を東洋に奪われてしまいます。

最後に往路を制したのは東洋大学でした。
往路優勝は初の快挙です。おめでとうございました。

2位は早稲田。往路優勝を逃したのは残念ですが22秒の差はまずまずの位置です。復路が楽しみです。
それにしても駒澤は故障者が多く、不本意な結果に終わってしまいました。復路に期待したいところです。
 


■第85回箱根駅伝 往路最終結果 (順位・大学名・トップとの差)

1 東洋大学
2 早稲田大学 00:22
3 日本体育大学 01:43
4 中央学院大学 02:21
5 山梨学院大学 04:13
6 国士舘大学 04:38
7 明治大学 05:34
8 日本大学 05:35
9 大東文化大学 05:44
10 帝京大学 05:53
11 中央大学 06:28
12 東京農業大学 06:32
13 関東学連選抜 07:09
14 専修大学 07:51
15 駒澤大学 07:55
16 神奈川大学 08:08
17 拓殖大学 08:29
18 順天堂大学 08:41
19 亜細亜大学 09:29
20 上武大学 09:51
21 東海大学 09:55
22 青山学院大学 11:20
23 城西大学 14:01

投稿者: kameno 日時: 10:29 | | コメント (0)

あけましておめでとうございます

新しい年を迎えました。

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このブログにご訪問くださった皆さまにとって良い年になりますよう心よりご祈念いたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 

元日行事も例年にも増して多くの方にお参りいただき賑やかに進行していきました。

午後1時30分より 大般若法要(貞昌院本堂にて)
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午後2時より   賀詞交換会(貞昌院客殿にて)
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獅子舞(永谷天神囃子)
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※写真の焼き物は坐禅会のK様よりいただいた手作りの香炉です。
 いつもありがとうございます。

投稿者: kameno 日時: 01:12 | | コメント (8)

年末年始諸行事のご案内

平成20年大晦日除夜の鐘報告

12月31の除夜の鐘は例年通り午後10時40分より新年を迎える深夜0時まで撞きました。

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平成21年新年の行事ご案内


平成21年1月1日定例坐禅会

今年は元旦に当たりますが、予定通り開催いたします。
午前6:00-7:00 坐禅 2チュウ、行粥、講話



平成21年1月1日大般若法要・賀詞交換会は次の通り行われます。

午後1時より受付
午後1時30分より 大般若法要(貞昌院本堂にて)
午後2時より   賀詞交換会(貞昌院客殿にて)


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賀詞交換会料理の準備も順調にすすんでいます


皆様のお越しをお待ちしております。

投稿者: kameno 日時: 13:28 | | コメント (2)

水星-月-木星-------金星

夕方、南西の空に月と惑星たちが仲良く並んでいます。
月齢は1.8。
地球照※が良く見えますね。

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その左上には宵の明星(金星)がひときわ明るく輝きます。
一月前には 月と宵の明星、木星がスマイルの形に並んでいました けれど、これはこれで賑やかな配列です。

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ゆっくりゆっくりと細い月が地平線に吸い込まれていきます。

今年も残り2日余りとなりました。


(右の画像は参考としてプラネタリウムソフトStella theaterで再現したものです)


※地球照(earthshine)とは、月の欠けている部分が薄く見える現象。地球からの反射光によって月の暗い部分が照らされることによって生じる。


   


この5時間ほど前には、月は水星と重なり水星を隠していました。
(真昼でしたので肉眼では見えません)
そして、これからまもなく月は木星に追いつき、木星と重なります。
(日本では月没後ですので見えませんが、オーストラリアではこのように見えるはずです)

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観測地をパースに設定

投稿者: kameno 日時: 19:41 | | コメント (2)

霜柱・刹那の煌き

寒波 この冬一番の冷え込み 各地で降雪・積雪


強い冬型の気圧配置となった26日、全国的にこの冬一番の冷え込みとなり、各地で降雪や積雪を観測した。気象庁によると、積雪は27日午前0時半現在▽青森市142センチ▽福島県檜枝岐村89センチ▽群馬県みなかみ町80センチ。26日の最大瞬間風速は、山形県酒田市で34.7メートル、東京・三宅島で29.8メートルを記録した。

12月26日23時10分配信 毎日新聞



この冬一番の冷え込みとなりました。
寒波を待ちのぞんていた方も多いことでしょう。
先週行った越後湯沢では降雪がほとんどなく、スキー場が営業できない状態でした。
おそらくここ数日の雪でオープンに漕ぎ着けたのではないでしょうか。

横浜では冬型の気圧配置により晴天が続いています。
今朝は、この寒さのおかげで境内のあちらこちらに霜柱が見られました。

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力持ちですね。
小石などは軽々と持ち上げてしまいます。

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けれども、陽が昇るにつれて直ぐに溶けはじめてしまいます。
僅かな時間ですが、溶け出した氷柱は陽の光をいっぱいに浴びて宝石のようにキラキラと輝きます。

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貞昌院の裏山から富士山も良く見えました。

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投稿者: kameno 日時: 10:46 | | コメント (0)

50th Anniv.the TOKYO TOWER

12月23日、東京タワーは開業から50年の記念日を迎えました。
東京都に勤務していたこともあり、また2年前まで勤めていた職場が東京タワーから直ぐ近くということもあり、たくさんの思い出もあります。


東京のランドマークとして果たしてきた役割は大きく、展望台には1億5千万人以上の来場者がありました。

テレビの電波塔としての役割はまもなく東京スカイツリーに移りますが、これからも東京タワーには東京を見守って欲しいものです。


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今回撮影したライトアップは、「ランドマークライト」という従来のライトアップですが、12月25日までの期間は開業50周年の特別なライトアップ 「ダイヤモンドヴェール・スペシャルレインボー」と「ダイヤモンドヴェール・ホワイトダイヤモンド」が行われました。

■「ダイヤモンドヴェール」(新ライトアップ)概要
名称     ダイヤモンドヴェール
使用ライト数 276台
点灯時間   20:00?22:00(2時間限定)
※日没?20:00、22:00?24:00は「ランドマークライト」を点灯します。

2008年のダイヤモンドヴェールは12月25日で終了ですが、新年1月にも引続き行われることとなりました。
スケジュールはこちら


 ⇒ 「ダイヤモンドヴェール」点灯スケジュール


 

 


■また、12月26日(金)から、大展望台には「2008」の文字が表示されます。
元旦、新年を迎える瞬間から1月15日(木)までは「2009」が表示されます。

2008表示期間 12/26(金)?12/30(火)
2009表示期間 1/1(木)?1/15(木)

投稿者: kameno 日時: 08:17 | | コメント (0)

キャンドルナイト@鎌倉報告

これまで、このブログで紹介してきた記事

道元禅師鎌倉御行化顕彰碑
12/22 廃油を持って いざ鎌倉へ!
サンタクロース+禅=?
ディーゼルエンジン頑張れ
キャンドルナイトが目指すこと

が有機的に結びつき、一つの「キャンドルナイト」となって開催されました。


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キャンドルナイトin 鎌倉2008

開催日時 2008年12月22日開催 
開催場所 道元禅師鎌倉御行顕彰碑

主催 ゆめ観音実行委員会
(大船観音寺・SOTO禅インターナショナル)
協力 神奈川県第2宗務所第5教区

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夫れ参禅は静室宜しく、飲食節あり。
諸縁を放捨し、万事を休息して、善悪を思わず、是非を管すること莫れ。
心意識の運転を停め、念想観の測量を止めて作佛を図ること莫れ。 豈坐臥に拘らんや。
『普勧坐禅儀』


道元禅師は、坐禅を行う時には、風雨をしのぐことが出来る静かな場所で行うべきだと示されました。

しかし、このようなバス通りに面した屋外で坐るということも有りだと感じた一日でした。
恐らく、坐禅を行じる環境は、相対的なものではないでしょうか。


坐禅好きのスタッフたち。一人、ひとりと自然に坐禅に没していきました。
夕方から気温が下がり始め、息が白ばむような環境でも、道元禅師顕彰碑という「場」の持つ力、そしてキャンドルの醸し出すやさしい温かさによって、寒さは全くといっていいほど感じられません。

見かけは屋外であっても、坐するものにとっては全く「堂内」と同じ状況が生み出されているかのようです。

このような場所で坐禅を行じることが出来たことに感謝します。

夏のキャンドルナイトや、ゆめ観音では、運営に負われてしまい「自ら行事を楽しむ」という余裕があまり無かったような気がします。
今回の冬のキャンドルナイトでは、それを存分に味わうことが出来たということは何よりでした。

 


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顕彰碑の前には只管坐禅の禅タクロースやスタッフ、願いの灯火を掲げるカップル・近隣の方々、遠方より駆けつけてくださった方々・・・・

 
 
 

そして、yusさんの協力により、全天360度のパノラマも記録されました。
 ⇒会場の風景360度パノラマ
 
 

キャンドルナイトの開催を快諾していただいた顕彰碑管理委員会事務局の皆さま、駐車場を提供くださった鶴岡八幡宮の皆さまありがとうございました。
そして、諸準備などを含めて協働してくださった(株)ロゼックスの皆さま、そして第五教区、大船観音寺、SZIスタッフの皆さま、禅タクロースさん、参加くださった全ての方々、本当にお疲れ様でした!


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投稿者: kameno 日時: 01:01 | | コメント (4) | トラックバック (1)

たすけあい托鉢@大船

大船の街を托鉢で廻りました。
年の瀬も追い迫り、クリスマスシーズン真っ盛りということもあって、商店街の通りは人であふれています。
昼の時間は気温も高く、9月下旬並みの暖かさとなりましたが、今回もそれ以上に人々の温かい心に触れることが出来ました。
夕方からはキャンドルナイトが開催されるために、午後2時まで約2時間半の托鉢でしたがたくさんの浄財をお預かりしています。
いただきました浄財は赤十字社をはじめ、確固たる機関に寄託させていただく予定です。

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今日の朝日新聞「声」欄に次のような投稿がありました。



困窮者たちをお寺救えぬか
 主婦 ○○ ○子 (東京都三鷹市 77)

昨今、心を痛める問題多すぎる。とりわけ、この年の瀬に派遣社員の方たちが即時解雇され、即刻社員寮を追い出されるという問題は、本当に胸が痛む。
一体、日本はどうなったのか、どうなっていくのか、実に不安に駆られる。
ニュースで、解雇された若者がわずかな荷物を抱え寮を出て、公園で一夜を明かす姿があった。
「テレビがあり風呂に入れる部屋が恋しい。昨夜は眠れなかった」と言っていた。
それにしても日本の仏教界はこの現実をどう見ているのだろう。
ニューヨークなどでは教会が率先してホームレスに食事を提供しているではないか。
日本でお寺が早々と困っている人たちに炊き出しをしたとか、境内にテントを張って避難場所を提供したという話を聞いたことがない
葬式仏教になり、お寺と人々の関係が疎遠になったこともあるが、ここらでお寺が困っている人たちに手を差し伸べ、仏の志を示して欲しい。
お釈迦様は衆生を救うためにこの世に生まれたのではなかったのか。

(朝日新聞 2008/12/23 「声」欄・下線はkameno付記)

 
僧侶たちはそれぞれ出来ること行っています。
例えば阪神淡路大震災から12年 でご紹介したような事例を、記録をまとめ、伝えていっていただいているということはとても嬉しいことでもあります。

「声」欄に投稿されてた方に見えていなかっただけなのでしょう。
ただ、前半の部分は大いに同意いたしますし、最後の二行は真摯にうけとめて行きたいと思います。


潜行密用 如愚如魯 『宝鏡三昧』
【大意】
たとえ誰も知らないところであっても(知らないところであるからこそ)他人のために汗を流そう

世の中が元気になって、多くの方々に笑顔がもどりますように・・・


私たちの托鉢も、これからもできる時に行っていきます。

■これまで行われた托鉢の様子のうち幾つかを
鎌倉 みなとみらい 大船

投稿者: kameno 日時: 23:39 | | コメント (0)

区民企画運営講座@貞昌院

貞昌院で区民企画運営講座が開催されました。
テーマは「こうなんの歴史」。ナビゲータは、私が担当させていただきました。

多数の参加をいただき、ありがとうございました。

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講座の写真は事務局、茅野様にいただきました。
また、事務局の皆さまには、その日のうちに講座に出席くださった方からの感想と記録を併せてお送りくださり心より感謝いたします。

カフェ形式で、参加の皆さまと気軽に歴史について考えていける形式をとりましたので、堅苦しくない雰囲気で最後まで進行できたと思います。


○ 日時    2008年12月20日(土) 10時-12時
○ 会場    天神山 貞昌院 客殿
○ テ?マ   永野地域の歴史と貞昌院の文化財
○ ナビゲータ 貞昌院副住職 亀野哲也

?.永野地域の歴史
?.貞昌院見学会
?.皆さんからの「声」


当日のレジュメはこちら(PDF 3M)


第6回「こうなんの歴史」講座 記録(2008.12.20.事務局記)

■日時 12月20日(土)10:00-12:00
■会場 貞昌院客殿
■参加者数 受講生:16名、スタッフ:1名、行政:2名
■テ?マ 永野地域の歴史と貞昌院の文化財
■講師 貞昌院 亀野哲也副住職
■配布資料・レジメ A4 1枚、・話の要約:A4(表裏) 7枚、・参考資料:A4 1枚、飲み物:お茶、お茶菓子

□受講生よりのアンケ?ト
・回収:16名/16名(評価 良かった:16名)
・大変面白く、聴かせて頂きました。
・貞昌院の内部を見せて頂き、大変有意義でございました。
・めったに見れない、お寺の中まで入り、貴重な品々が見れて 大変良かったです。
・知らない歴史が知れ、良かったです。来年の4月以降もこの講座を継続して下さいます様、お願いいたします。
・自分の住む「こうなんの歴史」を根本から理解できるお話をして頂き、深く感謝申し上げます。
・興味のあるお話を、詳しくして頂き、ありがとうございました。
・説明が親切で、解りやすかったです。ありがとうございました。立派なお寺が近くにあり、びっくりしました。
・お寺には歴史が沢山あり、興味があって良かった。地域の歴史も面白かった。勝海舟のサインも初めてみました。
・身近な場所で貴重な品物等見る事ができ、良かったです。ありがとうございました。HPものぞいてみます。
・S57年に逗子より野庭に移ってきました。野庭付近の歴史・移り変わりが良くわかり、大変参考になりました。
・古いお寺の見学をお願いしたい。
・ゆっくりとお話を聞きたいです。
・これからも「港南台タウンカフェ」以外の講義も良いと思います。


なお、今回の講座を受けて、来年2月28日に港南図書館を会場に「こうなんの歴史」をご紹介していきます。
こちらのほうにもどうぞご参加くださいますようご案内申し上げます。


○平成21年2月28日 14時?
港南図書館・港南歴史協議会 共催事業
映像で見る港南の歴史
「港南区制40周年」記念へ向けて 
ナビゲータ 貞昌院副住職 亀野哲也
会場 港南図書館

投稿者: kameno 日時: 14:29 | | コメント (0)

笑いと涙の一日

お寺の仲間の結婚式、披露宴が行われました。
おめでたい式は何回出席してもいいものです。
お二人の人柄が表れる心あたたまる一日でした。

結婚式では司会の役をさせていただきました。
誓約文(誓いのことば)では新郎が感極まる一幕も。

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参列の兄弟、同僚、友人の皆さまからの心からのプレゼント。

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これから これからの二人が「幸せになる」
ただそれだけが 人生で最高の親孝行
くるまより お酒より 遊びより ***より
大切な恩がもっと ここに あるはずさ
永久の 即心是仏   『曹洞宗のお経

 
 
そして新郎新婦からの御返し。

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涙にはいろいろとありますが、未来に向けた感激の涙は参列の皆に感動を与えますね!
最後の新郎新婦の挨拶もやはり涙ボロボロ。

この瞬間を忘れずに、末永く幸せな家庭を築いてください。オメデトウ!

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投稿者: kameno 日時: 22:12 | | コメント (0)

12/20区民企画運営講座@貞昌院

12月20日、貞昌院で区民企画運営講座が開催されます。
テーマは「こうなんの歴 史」です。
ナビゲータは、私が担当させていただきます。



○ 日時    2008年12月20日(土) 10時-12時
○ 会場    天神山 貞昌院 客殿
○ テ?マ   永野地域の歴史と貞昌院の文化財
○ ナビゲータ 貞昌院副住職 亀野哲也

?.永野地域の歴史
?.貞昌院見学会
?.皆さんからの「声」


 


港南区エリアは、数千年前には海岸線に程近い温暖な場所でした。
そのため、地層の中から貝の化石がたくさん出てきます。

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そして、分水嶺を境に東は武蔵、西は相模といった異なる文化圏の狭間に位置しているという地域でもあります。
そのような歴史の流れを概観し、後半には貞昌院に受け継がれている様々な文化財に触れていただけるようなプログラムを予定しています。
皆さまのご参加をお待ちしております。



■今後の主な予定

○平成21年1月11日(日)昼過ぎ
歴史カフェ講座
義烈空挺隊と知覧特攻隊
ナビゲータ 元空挺隊員(予定) 
会場 貞昌院

 


○平成21年1月17日(土)9時より
土曜塾講座
ナビゲータ 貞昌院副住職 亀野哲也
会場 貞昌院

 

○平成21年2月21日 10時30分?
金沢道・笹下・日下地域の歴史(笹下城について)
講師 馬場久雄さん他
会場 港南台タウンカフェ

 


○平成21年2月28日 14時?
港南図書館・港南歴史協議会 共催事業
映像で見る港南の歴史
「港南区制40周年」記念へ向けて 
ナビゲータ 貞昌院副住職 亀野哲也
会場 港南図書館

投稿者: kameno 日時: 05:28 | | コメント (0)

境内のイチョウ続報

ほんの一週間前には見事な黄金色に輝いいた境内のイチョウもほとんど散ってしまいました。


本日(11日)発行のタウンニュースに、黄葉真っ盛りの見事なイチョウの姿が掲載されています。

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イチョウの樹形は、こんもりとした楕円形となっているのが特徴です。
実は10年前まではこのように伸び放題でした。


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1997年2月撮影


しかし、台風などの強風に曝されると枝が折れてしまうようになり、安全のためと樹木のために、枝を整理する事になったものです。
1997年に剪定が行われました。

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枝を切った当初は少し寂しい感じが否めませんでしたが、それから約10年、冒頭のような見事な樹形になりつつあります。

■関連記事
境内のイチョウが見ごろに

投稿者: kameno 日時: 07:42 | | コメント (0)

貞昌院定例坐禅会

貞昌院で開催しております定例坐禅会。
毎週木曜日の朝に行っています。

まもなく冬至を迎えますので、坐禅会が終わる頃にようやく夜が明るくなってきます

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夏の坐禅会の様子と比較してみてください。


主な流れは次の通りです。

5:45 集合
5:50 入堂
6:00 止静鐘
(坐禅2チュウ+経典読誦)
6:40 退堂
6:40 行鉢(お粥をいただく)+経典解説
7:00 解散


今月は、普勧坐禅儀(ふかんざぜんぎ)を読んでいます。

坐禅会は初心者でも大丈夫です。
どうぞお気軽にご参集ください。


坐禅会の予定は以下の通りです。


大きな地図で見る

 


先の記事でご紹介させていただいた 『ふるさと港南の石仏たち』 (港南の歴史研究会編集・平成3年発行)
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の挿入画の原画も、併せてお預かりしております。

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貞昌院サイエンスカフェ』にお越しの皆様には、摺りの技術、ノウハウだけでなく、先生の素晴らしい作品を間近に鑑賞することができます。


 
江戸時代の緻密な彫りの版木、そしてその線を充分に活かす摺出しの技術によって蘇るおみくじを体験できる貴重な機会となることと存じます。

是非、この機会にご参加くださいますようご案内申しあげます。
 
【お申し込み・お問合せ】 
E-mail kameno@teishoin.net
Fax 045-843-8864

貞昌院・亀野まで

投稿者: kameno 日時: 21:56 | | コメント (0)

鎌倉FMでゆめ観音特集

快適生活情報局 「鎌倉 FM 82.8」の夕方の生放送番組、シーサイド・カフェ828のコーナーとして、6時半から6時50分にかけてゆめ観音アジアフェスティバルの特集を組んでくださることになり、昨日出向いてまいりました。
 

由比ガ浜海岸に程近い街中にFM放送局があります。
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こぢんまりした建物ですが、放送エリアは意外に?広く、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、葉山町、横浜市、厚木市、伊勢原市、小田原市、伊東市の一部にまで及びます。

エリアが広い分、リスナーの方も多いのでしょうか、FAXがリアルタイムに次々と入ってきます。

「大船観音は外国人の方が多く参拝されるようですが、先日、入口付近で案内板が読めずにウロウロされている方を見かけました。英語や多国語での案内板をつけてはいかがでしょうか」

という鋭い指摘や、

「本日新聞折込が入っていました、これまで電車から眺めるだけで入った事が無かった観音さまですが、是非行きたいと思います」

という嬉しいものもあり。

「普段、お寺に近寄りがたい、お坊さんに話かけたくてもなかなか出来ない」という意見も多かったため、「ゆめ観音では多くの僧侶やたちがスタッフとして走り回っています。是非お気軽にお声がけください」とアナウンスさせていただきました。

ゆめ観音は曹洞宗の僧侶だけでなく、他宗派、そして外国の僧侶の方々、寺族の方々、地元商店街の方々学生さんたち、関連NPOの方々、数え切れないほど多くの方々により運営されます。
舞台にはアジア各国・各地域の舞踊が次々と披露され、会場にはエスニックフードや民族工芸などが溢れます。
第10回の区切りの年にふさわしいものになるよう、お越しくださった皆さまに楽しんでいただくだけでなく、何かが残るようなものにして行きたいとスタッフ一同準備を整えております。

(この放送本番直前まで大船観音寺で打合わせ、ポスター掲示作業を行ってオリマシタ)


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パーソナリティーの松永美代子さん、B-Boy mac-keyさんと。
 

ゆめ観音の会場では、ちょうどこの放送が行われた時間帯にキャンドルナイトのロウソクが広がっていき、観音様の前の舞台では声明と中国琵琶のコラボレーションが行われ、萬灯供養法要へとつながります。
当日、天気がよくなりますように、切に願います。

投稿者: kameno 日時: 08:46 | | コメント (0)

ササゲ風選編

ササゲ?大角豆で収穫をご紹介したササゲを数日間乾燥させておきました。
いよいよ、殻を選り分ける風選(精選)の作業です。

量が多ければ「とうみ」などを使うのでしょうが、この程度ですと、手による選別のほうが手っ取り早いです。

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殻のほうは、肥料になったり、うさぎなどの餌にもなります。
捨てる部分はありませんね。

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ここまでくれば、もうほぼOKです。

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横浜・上永谷産のササゲ。
新鮮なうちに赤飯やお粥などにしてみましょう。

投稿者: kameno 日時: 20:49 | | コメント (0)

ぶどうくん再び・リアルブログペット

幼稚園のクラスで飼育しているウサギのぶどうくん


再びやってきました。
向こう数日間の飼育当番です。

前回は、LANケーブルを齧られるなど、さまざまな騒動を起こしましたが、今回はシステムサークルを併せてお借りしています。
ぶどうくんにとっては少し窮屈でしょうが、我慢してもらいます。


幼稚園くま組のみなさん、ぶどうくんの様子をお伝えするべく、ライブ中継をしてみました。
※ぶどうくんを預かっている 9月1日までの限定中継です。

   ↓ここをクリックするとライブ画像を見ることができます。

SnapshotJPEG3.jpg


(Active-Xのインストールを促がされた場合はそのまま許可してください)


今日は雷雨に見舞われたため、少しビクビクしているようです。


貞昌院「池カメラ」を流用していますので、ライブ中継に関わる費用は全く掛けていません。
これは9月半ばに予定されているインターネット中継の予行演習にもなっています。
(インターネット中継イベントについては後日お知らせします)

投稿者: kameno 日時: 20:54 | | コメント (0)

9/16天神おみくじ体験会第二弾

8月9日に、天神おみくじの体験会があります で開催告知を行い、サイエンスカフェ@貞昌院報告 にて開催報告を行った『貞昌院サイエンスカフェ』続編が9月16日に開催されます。

 

テーマ 「天神おみくじの木版摺り技術と実践」

日時 2008年9月16日(火) 13:00-16:00

場所 貞昌院 (横浜市営地下鉄上永谷駅徒歩5分)

講師 柿木隆先生(木版画家)

案内状(PDF)はこちら

江戸時代に作成された「天神おみくじ」の木版版木から、和紙に摺り出しを行います。
前回(8月9日)の内容はおみくじの歴史を辿り、天神おみくじの由来を探り、数枚の摺り出しを行いましたが、今回は「木版を摺る」という技術に焦点をあてて考察、実践します。

特別講師として、柿木隆先生をお迎えします。
柿木先生は東京芸術大学にて版画を学ばれ、さまざまな場で作品を発表されております。

十年ほど前に、病気が完治された時に彫られた「般若心経」木版。

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また、『ふるさと港南の石仏たち』(港南の歴史研究会編集・平成3年発行)の挿入画を製作されたのも柿木先生です。

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先生の手によってどのように『天神おみくじ』が再現されるのかとても楽しみですし、きっと江戸時代の木版について新たな発見があることでしょう。

みなさまのご参加をお待ちしております。


資料代実費とお茶お菓子代として500円を集めます。

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【お申し込み・お問合せ】 
E-mail kameno@teishoin.net
Fax 045-843-8864

貞昌院・亀野まで

投稿者: kameno 日時: 09:56 | | コメント (0)

狂い咲き

境内に植えられているリコリス類が、例年と異なる時期に咲き出しました。

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一枚目は、普段は秋彼岸前後に咲く、西洋種の彼岸花ですが、一ヶ月ほど前に既に咲き始めています。


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二枚目は、いつもは6月半ばに咲いているのですが、この時期になって二度咲きしてしまいました。


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自然は立派やね。
私は日記をつけておるけど、何月何日に花が咲いた。何月何日に虫が鳴いた。
殆んど毎年違わない。規則正しい。そういうのが法だ。法に適ったのが大自然。法に適っておる。
だから、自然の法則をまねて人間は暮らす。人間の欲望に従っては、迷いの世界だ。
真理を、黙って実行するというのが大自然だ。 
(NHKスペシャル 『永平寺 104歳の禅師』より)

大本山永平寺前貫首・宮崎禅師はこのように仰っておりますが、今年の夏はそういった草花や虫たちのリズムを狂わせるほどの夏であったようです。
リコリス類は、日照により咲く時期が決定されます。
後ほど今年の夏の日照データを例年と比較して、分析してみたいと思います。

まあ、このように平年から離脱した夏というのも、自然の営みの一つといえば一つなのですが・・・・

投稿者: kameno 日時: 20:26 | | コメント (0)

ササゲ?大角豆

山の畑にササゲが育っています。
今年は特に日照時間が長かったこともあり、とてもたくさん実が成りました。

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ササゲはお赤飯でおなじみの豆です。

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このように、長いサヤの中に十数粒のササゲが入っています。
名前の由来はサヤの様子が、ものを「捧げ」ている手の形に似ていることや、牙のように見えるサヤから「細細牙=ササゲ」となったなどの説がありますが、どれも尤もらしいですね。

大角豆という別名もあります。

サヤが熟し、カラカラになったら収穫します。
こんなにたくさん。

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ご飯に混ぜて炊き込むと美味しいですね。




送り盆を過ぎて役割を果たした馬さん牛さん

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よく見ないとササと見間違うショウリョウバッタ

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投稿者: kameno 日時: 07:01 | | コメント (0)

夏・海・花火大会

久しぶりの海。
お寺に居ると、なかなか家族で旅行ができないのですが、夏の行持も一段落したこの時期に西伊豆・土肥海水浴場を訪れています。
天気予報では雨模様でしたが、晴時々曇りという絶好の海水浴日和となり、たっぷり泳げました。
砂浜には掛け流しの温泉もあり、一泳ぎした後はゆっくりと温まることができます。

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夜は恒例の花火大会。
ここでは、間近にて迫力のある趣向を凝らした花火を楽しむことができるのです。

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ということで、今日のブログ記事はここまでです。

投稿者: kameno 日時: 23:10 | | コメント (0)

夏休みチャレンジスクール土曜塾

夏休みチャレンジスクール「土曜塾」が貞昌院で開催されました。

テーマは 『坐禅と文化財に触れる体験』

永野小学校児童・保護者・先生を中心に、25名の参加をいただきました。

内容

■ガイダンス


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■坐禅体験(2チュウ)

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■文化財について
・文化財とは何か
・文化財に接する際の心構え
・貞昌院の文化財

●文化財とは

文化財(ぶんかざい)とは、わたしたちの祖先(そせん)たちが長(なが)い年月(ねんげつ)をかけてつくりだし、守(まも)り伝(つた)えられてきた文化遺産(ぶんかいさん)のことです。 文化財(ぶんかざい)は、いちど失(うしな)ってしまえば再(ふたた)びよみがえることのない、わたしたちの財産(ざいさん)です。 そして、さらに大切(たいせつ)なことは、未来(みらい)のわたしたちの子孫(しそん)のためにも守(まも)っていかなければならないものです。

●文化財(ぶんかざい)の種類(しゅるい)

・有形文化財(ゆうけいぶんかざい) =建物(たてもの)・工芸品(こうげいひん)のような形(かたち)のあるもの
・無形文化財(むけいぶんかざい) =音楽おんがくなど形(かたち)のないもの
・民俗文化財(みんぞくぶんかざい) =風習(ふうしゅう)や信仰(しんこう)などにかかわるもの
・記念物(きねんぶつ) =史跡(しせき)・名勝(めいしょう)・天然記念物(てんねんきねんぶつ)

 

■貞昌院の本堂での文化財探検

あらかじめ、本堂にある什物を撮影し、プリントしたものをお渡しし、それがどこにあるかをみんなで探していただきました。
一通り探していただいた後、答え合わせ、そして一つひとつ解説をさせていただきました。
それぞれの形・図案に意味があるのです。

⇒ 本堂のどこにあるか見つけてみよう-----配布資料の一部抜粋 (PDF)

 


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■さいごにお茶とお菓子を囲んで総括・質疑応答
(写真は茶室前の水琴窟にて)

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これから寺社仏閣や文化財に触れる機会は多いと思います。
なんとなく見て回るのではなく、興味をもって細部をじっくり観察して、疑問があれば調べるという姿勢が大切です。
きっと新しい発見があることでしょう。
もちろん、その際には、文化財に接する際のマナーも守ることが必要です。

投稿者: kameno 日時: 13:49 | | コメント (0)

サイエンスカフェ@貞昌院報告

サイエンスカフェ@貞昌院(Science Café in Teishoin)が開催されました。
今回のテーマは「おみくじと江戸時代の印刷技術について」

貞昌院に伝わる江戸時代のおみくじを中心に、文化財に触れ、印刷がどのように行われたかを体験する講座です。
地元港南区の歴史関連の研究会、小学校の先生、坐禅会の方々が参加されました。

■17:00 天神おみくじについての説明・ガイダンス

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■18:00 薄茶の点前 於茶室如是庵
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■18:40 おみくじ刷り 於客間

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■19:20 粗飯     於客間   ・飯・汁・焼物 

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これからも貞昌院を会場に様々な講座が開催されます。

■夏休みチャレンジスクール
『坐禅と文化財に触れる体験』
主催 横浜市立永野小学校
日時 8月16日(土)9:30-11:30
対象 永野小学校児童・保護者
申込 永野小学校まで


■達人と歩く町
主催 わが住む町を愉しむ会  
共催 港南区役所
日時 9月27日9:30-14:00
申込 下記のPDFを印刷、必要事項を記入の上
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    郵便・233-0004 港南区港南中央通10-1 港南区役所地域振興課区民事業 施設担当 宛
    FAX 045-847-5938 わが住む町を愉しむ会 寺山宛
    (9月10日必着)

  

■オーストラリア国際交流坐禅会
日時 10月1日 10:00-12:00
主催 上永谷国際交流の会
対象 オーストラリア交換留学生、ホストファミリー


※すべて会場は貞昌院です。

投稿者: kameno 日時: 22:04 | | コメント (2) | トラックバック (1)

光を求めて

立秋も過ぎ、空にはウロコ雲が目立つようになりました。
吹きぬける風も爽やかに感じます。

ここのところ、カブトムシが次々と部屋に飛び込んできています。


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裏山のクヌギの木の下で育ったカムトムシなのでしょう。
最初にメス、次にオスがやってきました。


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スイカでおもてなし。
仲良く食べています。
近いうちに山に戻してあげるつもりです。


カブトムシ再び森へ

投稿者: kameno 日時: 22:58 | | コメント (0)

8月9日(土) 天神おみくじの体験会があります

文化財のために、普段なかなか気軽に目にすることができない貞昌院の天神おみくじの版木を間近に見ることができる機会を設けました。


日時 2008年8月9日(土) 17:00-19:00

場所 貞昌院 (横浜市営地下鉄上永谷駅徒歩5分)

テーマ 「おみくじと江戸時代の印刷技術について」


「天神おみくじ」をひいて、実際に木版を和紙に印刷するということも考えています。
燈明皿や蠟燭の明かりのなかで、ワインやお酒を楽しめます。
※資料代実費と懇親会費実費を集めます。

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【お申し込み・お問合せ】 
E-mail kameno@teishoin.net
Fax 045-843-8864



数年前、「川崎市民ミュージアム」で、企画展があり、貞昌院のおみくじを含む文化財を何点か展示のために貸し出しておりました。


●川崎市市民ミュージアム企画展●
「まじないと占い」(平成13年開催)


展示構成 
■プロローグ(現代社会に私たちを取り巻く「まじない」の世界)---石切神社・占い店・神木と祈り釘・願物ほか
■願望を満たす-----財産や愛情の獲得など、福を呼ぶ「まじない」
■災難を除ける-----病気・火災・盗難除けなどの「まじない」
■未来を除く-------おみくじ・辻占・易・巫女などの託宣
■コラム展示(呪符の力)----お札・呪文・護符・磯手ぬぐい・背守り・セーマンドーマンなど
■エピローグ--------まじないと占いのはやり廃り・遊戯化・体験コーナー・吉凶占い 

とても面白い企画展示でした。
展示内容も「ケセランパサラン」「呪いの藁人形」「予言獣」・・・・ここまで展示していいのか?と思わせる程徹底した内容でした。実際に使われた展示品からは、なんとも言えない生々しい「気迫」が伝わってきます。


現代社会では、まじないや占いなどの事象は非科学的であり、かつ、不合理であるとされます。
しかし、日々の暮らしの中では、神様仏様に願掛けをしたり、占いの結果に一喜一憂したりします。
それはなぜなのでしょうか。
人は生きていく上では、「幸せになりたい」という願望を持ちますし、不安や恐怖に直面することもあります。
そのような感情がある限り、まじないや占いは、どの時代にも必要とされるのでしょう。
ただし、まじないや占いは、人が豊かな生活を送るための手段であり、先人たちが作り上げた知識と経験の積み重ねであるということを念頭に置き、それらときちんと向き合って利用していくことが大切です。
けっしてまじないや占いに振り回されてはならないのです。

貞昌院から貸し出していた文化財の主なものは次の通りです。


■撃命蘇生湯版木(江戸時代)
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これは貞昌院で処方していた家伝薬の効能書です。
家伝薬とは、寺社に代々秘伝として製法が伝わる薬です。
その由来は神仏のお告げ、旅の僧からの伝授、カッパなど想像上の生物からの伝授、各藩の秘薬が公許となったものなどがあります。
神仏の霊験と結びつくことにより、効能が信仰されておりました。

 


■日本三体永谷天満宮御神籤版木、御籤箪笥、御籤匣(江戸時代)
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これは、永谷天満宮の別当であった貞昌院に伝わる江戸時代のおみくじです。
もともと、1から4までの籤を三度引いて占ったものと考えられ、4の3乗=64通りの組合せがあります。
天満宮六十四首歌占として、それぞれのおみくじに内容を表わした絵が描かれています。

投稿者: kameno 日時: 23:25 | | コメント (0)

教区施食会法要折り返し

貞昌院の大施餓鬼法要(施食会法要)は7月26日に行われました。
教区御寺院さまを中心に多くのご随喜をいただきましたことをこの場をお借りいたしましてお礼申しあげます。
その分、他のご寺院様へ随喜させていただく訳ですが、今日を過ぎると大体前半の日程が終了し、折り返し後半の日程へと進んでいきます。

教区法要研修の記事でもご紹介させていただきましたが、特に、当教区では、寺院子弟も法要に随喜する習慣があります。

黒衣が初々しいお坊さんたちですが、壇信徒のみなさまには、かわいらしいと好評のようです。

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これから後半の日程の教区寺院の檀信徒のみなさま、施食会法要に参列される際には是非注目してみてください。

投稿者: kameno 日時: 22:34 | | コメント (0)

記念写真

九州より弟、妹家族が訪れておりました。
こどもたちはちょっと見ないうちにぐんぐん大きくなっていきます。
今朝、お別れの際に集合写真を撮りました。

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今年もたくさんの想い出を作りましたね。

2年前の写真はこちら。

投稿者: kameno 日時: 08:28 | | コメント (0)

『1000年悠久の調べ』演奏会報告

貞昌院大施餓鬼会法要に先立ち、劉宏軍(リュウ・ホンジュン)氏と、中国琵琶奏者 邵容(シャオ・ロン)さんをお招きし、正倉院復元五弦琵琶ほか、正倉院に伝わる楽器および再現楽譜による『1000年悠久の調べ』演奏会が開催されました。

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『1000年悠久の調べ』演奏会 

プログラム
1.仏国残照  劉宏軍作曲――五弦琵琶と笙・横笛・拜簫のための
2.如意娘(五弦琵琶独奏)劉宏軍譯譜―――唐伝陽明文庫五弦琴譜より
3.蘇勒蜜(五弦琵琶独奏)劉宏軍譯譜―――唐伝陽明文庫五弦琴譜より
4.秦王破陣楽(五弦琵琶独奏)劉宏軍譯譜――唐伝陽明文庫五弦琴譜より
5.地籟 (壎独奏)  劉宏軍作曲
6.夢甘州(笙独奏)  劉宏軍作曲
7.水の夢(バーウ独奏)劉宏軍作曲
8.疏勒廻旋曲(五弦琵琶独奏)
9.ふるさと
10.アメージング・グレース

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主な使用楽器
【五弦琵琶・ごげんびわ】
奈良・正倉院に所蔵されている五弦琵琶は、現存するものとしては世界唯一であります。
普通の琵琶と比較して、このように頭部が屈曲しないでまっすぐであることが特長です。
また、胴の幅が狭く、厚みがあります。

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表面のバチがあたる部分には亀甲・そして、螺鈿細工では、西域の人物がラクダに乗り、(五弦琵琶ではなく)四弦琵琶を奏でています。周囲には熱帯樹と五羽の飛鳥が描かれています。

背面は、紫檀材を使用し、螺鈿により上下に大宝相華文と二羽の含綬鳥と飛雲が配されています。
とても美しい楽器です。

螺鈿細工については、このような報道もありました。


最大級の貝使い装飾 正倉院宝物の五弦琵琶

正倉院(奈良市)宝物の「螺鈿紫檀五絃琵琶」を飾るために加工した貝は、収められた宝物の中で最大級だったことが28日、分かった。螺鈿技法の重要無形文化財保持者(人間国宝)、北村昭斎さん(70)=奈良市=の検証で判明、28日に発表された正倉院紀要30号に論文が掲載された。
この琵琶は世界で唯一残る5弦の琵琶で、長さ108センチ、幅31センチ、厚さ8センチ。ラクダに乗って琵琶を弾く人の姿がデザインされている。
螺鈿は、夜光貝やアワビなどの貝殻を加工して木地などにはめ、研ぎ出す装飾技法。北村さんの検証によると、琵琶を弾く人やラクダなどは厚さ2ミリ程度の夜光貝で表現。人の足、敷物部分は縦5センチ、横3・9センチ、ラクダの下半身などの部分は縦6・1センチ、横2・5センチの大きさの貝が使われ、これらは宝物中でも最大級の貝になるという。
北村さんは、貝は糸のこぎりのような工具で加工したとみており「加工や表現力の技術は極めて高度」としている。
(イザ!ニュース 2008/5/28)



この五弦琵琶は、インドより発祥し、中央アジアから北魏を伝わって日本に伝達されてたと考えられています。正倉院の五弦琵琶は、当然気軽に触れることができるものではありません。


また、当時演奏されていた楽譜は、京都にある近衛家の陽明文庫に所蔵されている『五弦琵琶譜』(重要文化財)と、敦煌の莫高窟で発見された『敦煌琵琶譜』より、本日演奏をいただいた劉宏軍氏をはじめとする多くの学者により再現されました。

素晴らしい遺産を作った人、それを伝えた人、残そうとした人、往時の演奏を再現する人。
全てにおいて一流の人々の、文化に対する篤いや敬虔なる気持ちが重なっることによって初めて、私たちは五弦琵琶を目にし、音を楽しむことができると思うと、感慨も一入です。

劉宏軍氏自らのご説明をいただきながら間近で楽器を拝見させていただきました。

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したがって、このように忠実に復元された楽器と、譯譜により楽譜が蘇ることにより、私たちは往時の音を楽しむことができるのです。ありがたいことです。


その他、【拜簫・はいしょう】、【壎・つちぶえ】、【笙】、【シュン】、【バーウ】などの楽器をご紹介、演奏いただきました。


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このような貴重なご縁をいただきましたことに感謝し、本日のブログを書かせていただきました。

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■関連インフォメーション

「王朝音楽のみやび」
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近衛家に千年渡って保存されてきた古楽譜が蘇りました。現在は陽明文庫に収蔵されている「五弦琴譜集」に納められている曲の多くは唐の高宗帝、則天武后が愛でた曲とされています。なかでも則天武后が作曲したとされる「如意娘」などを五弦琵琶の名手、邵容が奏でる五弦琵琶は千年の時空を越えて現代に蘇る。

定価2500円(税込)+送料80円

投稿者: kameno 日時: 01:48 | | コメント (3)

おてらで きがるに サイエンス

大施餓鬼会の日の夕方、サイエンスカフェ@貞昌院が開催されました。
コンセプトは 「おてらで きがるに サイエンス」

日時 7月26日 午後6時より
場所 貞昌院客間
演題 『ろうそくの炎から宇宙を観る』
講師 亀野誠二准教授 (鹿児島大学・天文学)


この講座は、ゆめ観音アジアフェスティバル(9月6日・大船観音にて開催)のプレイベントでもあり、貞昌院檀信徒の皆様に限らず、地元の御寺院様、一般の方様々なみなさまにお集まりいただきました。
小さな子どもからご年配の方まで年齢層もバラエティーに富んでいます。

まずは、講座で使用する分光器を作成します。
この分光器は、コンパクトディスクを使用しています。

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作成した分光器を使ってさまざまな光源を分析しました。
 太陽光のスペクトル
 白熱電球のスペクトル
 蛍光灯のスペクトル
 水銀灯のスペクトル
 ろうそくのスペクトル
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太陽光は連続スペクトル、人工光源は不連続なスペクトルとなります。

本堂の光源からはどのようなスペクトルが得られたでしょうか・・・
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同時進行、ロウソク作り。

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一通り工作とスペクトル分析が終ったところで、いよいよ、その仕組みを紐解く講義がスタート。

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「光とは何か」から始まって、「なぜCDの分光器でスペクトルが現れるのか」「宇宙の始まりと終わり、時間空間の概念」に至るまで幅広くかつ深い内容。
質疑応答でも活発な論議がなされ、明瞭な回答に納得あり、笑いありのサイエンスカフェとなりました。
質問に対して、誰にでもわかりやすく、しかも簡潔に回答できるということは、その内容を本当に理解していなければ出来ることではありません。
様々な意味で学ぶことが多い講座でした。

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そして、仕上げに外に出て、水銀灯や花火の光を、分光器を通して眺めてみます。
花火は火薬に含まれる成分により特長的なスペクトルが現れます。

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宇宙の始まりとされる147億年前、宇宙は空間的には「点」でありました。
時間はそこから始まりましたので、147億年前以前の時間はありません。
そして、宇宙の膨張スピードは増大していくばかりでありますので、宇宙の寿命には終りがありません。
「初めはあるが、終わりは無い」というのが、最新の宇宙科学による宇宙のすがたです。

そして、以前、眼に見える世界は蝋燭の炎の形 の記事でもご紹介いたしましたが、私たちが直接観測することができるのは、宇宙図でいうところの「ロウソクの炎のような形の表面の部分」のみです。

残念ながらその外側の部分の世界は、どのようにしても知りようが無いのです。

投稿者: kameno 日時: 01:13 | | コメント (0) | トラックバック (1)

大施餓鬼法要報告

貞昌院において大施餓鬼法要が開催されました。


■日時 7月26日(土曜日) 
午後 3:00より 大施餓鬼法要

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【差定】(式次第) 殿鐘三会・七下鐘導師上殿・上香普同三拝・本尊上供(般若心経)・回向・普同三拝(転班・住持南面)・鼓ハツ三通・拈香法語・大悲呪・甘露門・五如来焼香・修証義(参詣者焼香)・回向・鼓ハツ三通・散堂


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空には雲が多く、陽射しは多少和らいだとはいえ、蒸し暑い一日となったにもかかわらず、例年にも増して多くの方にご参列いただきました。
法要には、随喜御寺院様、世話人の皆さまをはじめ、今年は特に多方面からの関係の方々にお力添えを賜りました。心より感謝申しあげます。

涼しい工夫をいくつか施したのですが・・・・・
 
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やはり、気温は相当高いのでしょうね。

打ち水を行うとアゲハチョウが直ぐにやってきて、給水をしながら羽をバタバタさせて、体温を少しでも下げようとしています。

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投稿者: kameno 日時: 23:00 | | コメント (0)

7/26 1000年悠久の調べ演奏会

貞昌院大施餓鬼会
『1000年悠久の調べ ?正倉院復元楽器(五弦琵琶・笙・横笛・拜簫・壎)?』演奏会のお知らせ


7月26日(土)貞昌院大施餓鬼会法要に際し、正倉院復元五弦琵琶ほか、正倉院に伝わる楽器および楽譜を再現した演奏会を開催いたします。
演奏されるのは、この楽器と楽譜を復元された 劉宏軍(リュウ・ホンジュン)氏と、中国琵琶奏者 邵容(シャオ・ロン)さんです。


貞昌院施餓鬼会法要特別演奏会
『1000年悠久の調べ』演奏会
日時 7月26日(土曜日) 午後1時30分より2時40分まで
場所 貞昌院本堂 横浜市港南区上永谷5?1?3 市営地下鉄上永谷徒歩5分


【演奏者】 

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■劉宏軍/リュウ・ホンジュン
中国遼寧省大連に生まれ。国立中国歌劇舞劇院管弦楽隊に入り、フルート首席奏者などを務める。1980年の来日以来、中国民族音楽の研究・演奏・作曲活動を行う。NHKテレビ「シルクロード遥かなる調べ」、映画「ラストエンペラー」の作曲・演奏を坂本龍一とともに担当。また、アジア諸国、太平洋諸島の民族音楽の調査・研究・復元に情熱を傾けている。単に作曲、演奏にとどまらず、深い文献、現地調査に労を費やしている。現在最も情熱を傾けているのは、文献に則り正倉院所蔵の多くの楽器を純正に復元するとともに、古代楽譜の訳譜を用いて、自身の主宰する「天平楽府」を率いて、遥かなるシルクロードの音楽、そして天平と平安の調べを現代に蘇らせる仕事である。また、西洋楽器を用いた作曲活動にも旺盛な意欲を見せている。第24回伝統文化ポーラ寅・国際賞を受賞。 

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■邵容/シャオ・ロン 
上海市出身 国立北京中央音楽院卒業
人間国宝級の大家である劉徳海教授に師事。東京を拠点にアジアおよび欧米各地でコンサートや国際音楽祭での演奏など世界的に活躍する中国琵琶の若手女流奏者。 中国琵琶独特の輪指(りんし)と呼ばれる奏法を駆使したシャオ・ロンの繊細かつドラマチックな表現力と 緩急自在で華麗な演奏は世界中の人々を魅了している。劇団四季「マダム・バタフライ」公演に出演、注目を浴びる。「天平楽府」(奈良正倉院所蔵の国宝級古代楽器の復元楽器によるアンサンブル)のメンバーとして現存する1200年前の五絃琵琶(復元)奏者で活躍。以後、日本フィル、札幌交響楽団、ルーマニア交響楽団、大阪シンフォニカー、中国国立交響楽団と共演の他パシフィック・ミュージック・フェスティバル、サントリーホール主催「ミュージック・トゥデイ21?音楽の現在」に出演。東京を拠点に、アジア及び欧米各地で国際派中国琵琶奏者として活躍する一方、女子十二楽坊プラティアアカデミー中国古典楽器スクールの主任講師を務めるなど、後進の指導にも携わっている。




■主な使用楽器 (どのような楽器なのか、当日実際にご覧下さい。お楽しみに)

【五弦琵琶・ごげんびわ】

正倉院存庫の五弦琵琶は、現存するものとしては世界唯一のもの。四弦琵琶と比較して頭部が屈曲しないでまっすぐにのび、胴の幅が狭く、厚みがあるのが特徴。
表面の(ばち)があたる部分には亀甲が使われ、螺鈿(らでん)細工で西域の人物が駱駝にのり、四絃琵琶を奏でる図に、熱帯樹と五羽の飛鳥を配している。
背面の槽(そう)は紫檀(したん)で作られ螺鈿細工で上下二つの大宝相華文(だいほうそうげもん)と二羽の含綬鳥(がんじゅちょう)と飛雲を配した華麗な琵琶である。


【拜簫・はいしょう】
 遥か西域、敦煌莫高窟の二二〇窟に初唐時代に描かれた「薬師浄土変相図」がある。
 この浄土変相図の北側壁面部分に一三人の伎楽天が色々な楽器を奏でている姿が描かれている。その中に竹管を並列にした楽器を口元で吹いている人物像あり、これが拜簫という楽器といわれている。
 古代中国の時代からこの拜簫にはさまざまな言い伝えがあり、その形は鳳凰の翼からとったものとされ、「簫韶九成せば、鳳凰来儀す」ともいわれ、神を祀る楽器とされていた。
 また、古代の人が竹林に風が吹くと、折れた竹から音色が鳴り響いたのを聞き、考え出された楽器ともいう。
 正倉院には、奈良時代に唐から渡って来たと思われる拜簫が、「甘竹簫」という名で献物帳に記載されている。
 完全な形体ではないが保存されていて、研究の結果、吹き口をU字型に削り、一八本の竹管が長短、順序よく並列していたとされ、竹管の底には詰め物があり、簫の中でも底簫といわれる部類に属すると発表されている。

【壎・つちぶえ】
古代の土笛大地の「土」を源として音を醸す素朴な笛は、石器時代から縄文・弥生時代の日本の遺跡で散見されるほか、中国、古代ギリシャ、メソポタミア、南米ペルーやボリビアなど世界各地で出土している。
これらはケン、朝鮮ではフン 中国では クン、カンと呼ばれ、穴は1?6個で主に卵型をしている。中国や朝鮮で雅楽器として使われたものは下部が膨らんだ形状となっている。


そのほか 【笙】【シュン】【バーウ】などの楽器をご紹介いたします。

参考:東京都建設局のサイト


◆忘れられた人類の貴重な文化財『五弦琴譜」(五弦楽譜・重要文化財)


千何百年前の音楽の演奏譜である「五絃琵琶譜」が、京都右京区の陽明文庫に完全保存されているということは、現代の我々音楽に携わる者にとって非常に驚くべきことであり、またそれを先般実際に目にし得たということは、全く夢のような出来事でした。
この近衛家伝世の楽譜の内容はすべて古代の作品群で、平安時代に唐の古い楽譜より写本されたものと思われます。
書体の特徴は、世界に知られている五代(西暦970?960)頃の「敦煌琵琶譜」よりもっと古い書体と思われます。
この「五絃琵琶譜」は、当時の東アジアの各民族の音楽が多数含まれ非常に国際性に富んだ内容で全部で28曲を確認することができます。この膨大な曲集は現代の我々の感性に呼応する珠玉の名曲集と呼ぶにふさわしい貴重な宝物です。 
これらの古代楽譜はいわば“天授の書”と言えますが、これら敦煌琵琶譜や五絃琵琶譜は今日の五線譜楽譜に比べみますと、いわば不完全な楽譜です。
従ってその演奏の為の五線譜への訳譜は至難の業となります。音の高さやリズムの決まり、演奏法のメモ等が克明には書かれてはいないのです。
笙や笛、拜簫などの古楽譜は指位譜と言いますが、リズムは別にしても音の高さの解読はできません。けれども、琵琶の楽譜は音楽の調性により調弦の方法も何種類かあり、考え方が自在で、多くの諸先輩、音楽史家、音楽家たちが、活発にこの解読に挑戦し、その幻とも言える音響世界の究明のために、たゆまぬ研究を行ってきました。
しかしながら、遠い音の演奏楽譜は算術学様式の結論を出すのはおそらく無理であろうし、多くの学説、論文が存在しますが、理想的と思われるような仕様は見つからず、これからもこの探求は続くものと思いますし、私もそのつもりでおります。林謙三先生、葉棟教授、何昌林教授の三人の先生方の研究成果を助言として捉え私の音楽解釈の中に生かし、おおいに参考にさせて頂きました。
古代楽譜の解読、訳譜は各学者によって自在でありますが、例えば七絃琴譜の解読は譜字の内容として演奏する指の順番、各種奏法、何番目の舷で演奏するか等、琵琶譜より細かく記載されていますが、リズムについての記載はなくその決まりは演奏家の感性で判断するしかありません。
それは“打譜”という解読法です。打譜、つまり実際に各楽器を使って演奏し試行錯誤のなかで自分の感性が納得するまで、掘り下げてみる方法です。
これは、私が作曲家であり、また同時に演奏家であるという意味で恵まれた立場から数多くの試奏を通じて、この打譜により古代楽譜の解釈、訳語の私なりのある体系を導きだし得たと思っております。
 古楽譜資料の閲覧を快く叶えて下さった近衛家の人々に感謝の意を申し述べたいと思います。はるか千何百年の時空を通じて古代シルクロードに集まった各国、各民族の音楽家、専門家が残した大切な遺産や、なされた努力とその貢献に対し、音楽をなりわいとする者として、共感と深い感謝と敬意を表するものであります。

劉宏軍・『王朝音楽のみやび』より抜粋

投稿者: kameno 日時: 01:41 | | コメント (0)

7/26サイエンスカフェ@貞昌院

サイエンスカフェ@貞昌院 
おてらで きがるに サイエンス


【内容】
ゆめ観音アジアフェスティバル(9月6日・大船観音にて開催)の際に灯されるろうそくを手作りします。
また、簡単なプリズムを使ってろうそくの炎をスペクトル分析します。
すると、ろうそくに含まれる成分が分析できます。宇宙の星たちも同じような手法で組成が推定できるのです。

 太陽光のスペクトル・・・太陽を直接見るのでなく、青空や曇り空の光で十分見えます。
 白熱電球のスペクトル
 蛍光灯のスペクトル
 水銀灯のスペクトル
 ナトリウム灯のスペクトル
 ろうそくのスペクトル・・・ろうそくの原料によってスペクトルは変わってきます


日時 7月26日 午後6時より
場所 貞昌院客間
演題 『ろうそくの炎から宇宙を観る』
講師 亀野誠二 (鹿児島大学准教授・天文学)
(コーヒー・お菓子・資料代として500円を集めます)

※参加ご希望の方は 貞昌院までメールにて ご連絡下さい。

 ■ 貞昌院で用意するもの
  - 分光器の展開図
  - スリット(アルミテープ)
  - マット:カッターで加工するときに机を傷つけないためのもの
  - 蝋燭

 ■可能ならば参加者に持参していただきたいもの(貞昌院でも用意します)
  - CD-ROM : 不要なCD(雑誌の付録など)
  - はさみ, カッター, 定規


・サイエンス講座は、液晶プロジェクターも利用してわかりやすく行います。


【講師プロフィール】
亀野誠二 (鹿児島大学准教授・天文学)
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活動銀河中心核のしくみや進化を調べるために、宇宙空間電波干渉計(VSOP)などの電波望遠鏡を使って観測的な研究をしています。


貞昌院案内図


大きな地図で見る

投稿者: kameno 日時: 00:38 | | コメント (0)

ぶどうくんのささやかな逆襲

昨日から急に自宅サーバーが不調になりました。

自宅サーバー内にはブログデータの他、写真のストック、ライブカメラのデータなどが蓄積されているのですが、まず外部からアクセスできない。どうしたのだろうと思い、帰宅してから原因を探ってみますが、どうやってもDNSエラーとなります。

Pingも通りません。

LANカードがおかしいのかと思い、一度分解して接点を掃除して組みなおしてもダメ。

2003年2月に中古で、しかも 4,900円で買ったサーバーもいよいよ寿命なのか?と思い、新しいサーバーの構築も仕方なしか(すみません、まだ古いサーバー使っています)と頭によぎった瞬間・・・・原点に戻ってLANケーブルを辿ってみると・・・・

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あああ、数日前にやってきたぶどうくんの仕業でした!
恐るべし重歯目。


まあ、うさぎには悪気はないわけですし、そこまで気が回らなかったほうに落ち度があります。
とりあえず応急処置を施しておりますが、昨日から今朝に掛けてブログにアクセスくださった方、不通となりご迷惑をおかけしたかもしれません。
ぶどうくんに成代わりお詫び申しあげます。

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うさぎを飼育されている方は、ケーブル保護用チューブのようなものが必須ですね。

それにしても、電源ケーブルでなくって良かったとつくづく思います。

投稿者: kameno 日時: 20:43 | | コメント (2)

耳の長いぶどうくん

幼稚園のクラスで飼育しているウサギのぶどうくん。
夏休みの間、交代で面倒をみることになりました。

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どうやら物置の床下が涼しくてお気に入りのようです。

投稿者: kameno 日時: 01:42 | | コメント (0)

伸びる・巻く

7月盆を終え、教区寺院の大施食会もスタート。
これから本格的な夏を迎えます。


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1枚目:サツマイモ 2枚目:小豆 3枚目コナラ 
春先に植えた小さな芽たちも、順調に育っています。
 
 


ゴーヤーの蔓もぐんぐんと伸びていきます。
どのように巻きヒゲが伸びて巻きついていくかを観察すると面白いことが分かります。


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それは、途中から巻き方が反対になっているということ。
まあ、よくよく考えてみたら当たり前のことかもしれません。

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<網戸にも果敢に巻きつく>

なぜなら、巻きヒゲが伸び、支柱ネットなどを探り当てると、まず先端がそれを捉え、巻きつきます。
先端と、茎に近い部分はそれぞれ固定されているわけですから、一方的な回転は不可能です。
ということで、必然的に、真ん中の部分がどんどん回転し、それにより真ん中から先端の部分と、真ん中より茎に近い部分で逆方向に巻いている状態となります。

結果、単純に一方向のみに巻いた場合よりも、引っ張られた時に巻きヒゲにかかる応力が分散されて、柔軟性のあるコイルの役割も果すことができるようになりました。
自然の大いなる智慧ですね。

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巻きつく先を探索できなかった巻きヒゲはこのようになります。
ちょっと芸術的です。

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なぜ巻きヒゲはこのように、的確に物を捉えることができるのか、とても不思議です。

おそらく、予め巻きヒゲの先端は
(1)巻きヒゲが伸びている間はひたすら物を探索する
(2)ある時間が経過すると、巻きヒゲの先端が一定方向に巻く仕掛けになっている
(3)さらに時間が経過すると、巻きヒゲの中央からコイル状に巻く仕掛けになっている

という性質が予め組み込まれているのでしょう。

お子さんがいらっしゃるご家庭では、夏休み自由研究のネタにして親子で観察してみても面白いかもしれません。

巻きヒゲが伸びる前に、等間隔でマジックにより印をつけておくと観察しやすいでしょう。
貞昌院のゴーヤーでも試して見たいと思います。
(後日報告予定請御期待)

投稿者: kameno 日時: 00:50 | | コメント (2)

7月盆のはじまり

7月盆棚経のシーズンとなっています。
巡回させていただきます檀家の皆様方、どうぞよろしくお願いいたします。

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それにしても急に暑くなりました。
梅雨も明けてしまっているのではないかと感じるほどです。
庫裏の壁にゴーヤーを這わせていますが、ぐんぐん成長しています。
花が咲き始めました。

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ゴーヤーのカーテンにより陽射しは和らげられ、室温は体感温度も含め、数度低下します。
夏バテ防止効果のある実も収穫できて一石二鳥です。


お家で簡単!ゴーヤーチャンプルー


■関連リンク
緑のカーテン成長ブログ(板橋区立板橋第七小学校)
ゴーヤーで地球温暖化ストップ!(草津市)

投稿者: kameno 日時: 18:26 | | コメント (0)

『港南の歴史と文化』最終校正⇒印刷へ


『港南の歴史と文化』近日発売 でお知らせした、港南区制40周年記念 『港南の歴史と文化』 の最終校正段階に入りました。

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オンデマンド印刷の色校正版も出来、いよいよ最終印刷行程へと入ります。


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著者 伊藤武
発行 港南歴史協議会

仕様・体裁 : A4判、総ページ数 372ページ、表紙 アートポスト紙
○ 本 文 (1?7章 史跡・石仏 ) : 314頁(スミ印刷) 上質紙、
○ 口絵、章扉、地図、港南景勝50選:58ページ(カラー印刷)コート紙


定価 3,500円(税込み) 予約価格 3,000円
予約申込み 港南歴史協議会 茅野眞一 Tel & Fax 045-841-6773


申込用紙⇒ Download file

※7月中のご注文ですと、予約価格でお申込いただけます。この機会に是非どうぞ。



■サンプルページをいくつかUPいたしました。


Sample1
Sample2
Sample3
Sample4



『港南の歴史と文化』 

1 港南景勝50選(私選)
   区制40周年記念運動として「街自慢」を提唱
    港南区内の景勝地をカラー写真で紹介
2 歴史民俗探訪 15話
  区内に伝承されている歴史的古事及び民間に
    伝えられている風習・風俗
 3 史跡・石仏
区内に散在する史跡や石仏(石塔)を個々に
現物写真を掲載して紹介
1章 概要
2章 ?7章 区内を6章に分けて、史跡・石仏
の在所地図を載せて個々に解説

港南区の特色

港南区内を縦断する古三道
 1 武相国境道(七里堀通り)
   ⇒二俣川⇒井戸ケ谷⇒弘明寺⇒別所⇒
港南区内を縦断⇒円海山⇒鎌倉
2 鎌倉古道下之道
 「いざ鎌倉」道として、上・中・下の三
 道があった。港南区内を通る下之道は、
 保土ヶ谷宿(金沢横町)⇒弘明寺⇒餅井坂
相武山小⇒馬洗川(徒渉)⇒舞岡公園⇒
中之道と合流して鎌倉へ
  3 金沢道
   金沢八景を訪ねる観光ルート
   保土ヶ谷宿(金沢横町)⇒岩間ケ原⇒南大
   田⇒岩井ケ原・千保⇒関⇒笹下⇒能見台⇒
能見堂⇒金沢(金沢文庫・称名寺・瀬戸方面)


        
歴史民俗探訪

 1話  古道七里堀道・武相国境道
 2話  鎌倉古道下之道       
 3話  金沢道
 4話  灯篭流し(大岡川)
 5話  大岡川川嶋と北見掃部館
 6話  春日神社彫刻(日野)
 7話  早駆けの道
 8話  塚の古址(日野南・三谷公園)
 9話  天谷橋と第六天橋(野庭)
10話  百万遍念仏(下野庭・正応寺)
11話  夏越しの祓い(永谷天神社)
12話  永野村の歴史

(1)永野学校の由来
13話  (2)6代福本与四郎物語
14話 北条氏直館と首塚
15話 地唄 手鍋下げても

史跡・石仏(石塔)
1章 史跡が語る港南区 史跡・石仏の概要
2章 上大岡東、上大岡西、大久保、最戸
3章 港南、笹下
4章 日野、日野中央
5章 港南台、日野南
6章 野庭町、上永谷町、日限山、丸山台
7章 上・下永谷、下永谷町、芹が谷、東芹が谷、東永谷
  
江戸期の墓制
  層塔       皇室関係
  宝塔・他宝塔   将軍関係
  宝篋印塔     大名等の墓や供養塔
  五輪塔      武士の墓や供養塔
  自然石による石塔 一般庶民の墓や供養塔


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港南区内には、武相国境と鎌倉古道下之道があり、区内のほぼ中央を南北に縦断しています。
また観光名所・瀬戸金沢への往還道も、下之道から分岐し、ほぼ区内を通っています。

平安から近世にかけての武相国境は「武蔵の国」「相模の国」と二つの異なる文化を育み、中世に開鑿された下之道は「いざ鎌倉」道として、更に金沢への往還道は中国の詩人をはじめ、多くの歌人・墨客が来訪しました。

このような背景があるため、港南区には京や江戸文化が早くから持込まれ 発展してきました。
その港南の「歴史と文化」をご紹介したのが本書です。


内容紹介(目次より) 

港南景勝50選 
1、港南の港が見える丘 
2、港南の残照 
掲載写真全50選 (カラー)


歴史民俗探訪
1、七里堀・武相国境道 
2、鎌倉下之道 
3、金沢道
以下15項目 各歴史的解説・探索用マップ(カラー)付


1章 史跡が語る港南区 
1 史跡・石仏の概要  
1-1 港南区内南北に連なる武相国境
1-2 歴史を語る史跡・石仏
1-3 港南区内の石塔・石仏
 
2章 上大岡東・西、大久保、最戸 
2-1 上大岡一丁目
2-2 上大岡駅東側・合祭壇
・・・・・・・・・・
2-13 千手院墓地
2-15 餅井坂
 
3章 港南、笹下
3-1 岡本橋   
3-2 福聚院
・・・・・・・・・・
3-16 成就院
3-17 東福寺

4章 日野、日野中央
4-1 光明寺    
4-2 武相国境沿い
・・・・・・・・・・    
4-13 共同墓地(洋光台西公園先)
4-14 石渡氏宅
   
5章 港南台、日野南
5-1 共同墓地(四ツ切公園隣)
5-2 港南台七丁目-9
・・・・・・・・・・・・
5-7 野庭・迎陽トンネル鎌倉街道口
5-8 野庭町三谷町公園

6章 野庭町、上永谷町、日限山、丸山台
6-1 港南図書館・下野庭スポーツ館付近

6-12 日限地蔵堂
6-13 丸山台自冶会第二会館敷地

7章 上・下永谷、芹が谷、東芹が谷、東永谷 
7-1 永野小学校前交差点、
7-2 柳橋付近
・・・・・・・・・・・・
7-17 武相国境 芹が谷
7-18 武相国境への古道(山崎宅前)
7-19 武相国境への古道口
7-20 下永谷小学校校庭

投稿者: kameno 日時: 18:43 | | コメント (0)

星に願いを

七夕の夜を迎えました。
街のあちこちには七夕飾りが立てられています。

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願い事は人それぞれですが、特に災害被災地では、まだまだ不安な毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。





七夕の短冊に帰宅への願い、宮城・栗原の避難所で飾り付け? 岩手・宮城内陸地震

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宮城県栗原市の避難所の前に置かれた七夕飾り 岩手・宮城内陸地震で被災した宮城県栗原市の避難所で6日、七夕の飾り付けが行われ、避難住民が願いを込めた短冊をつるした。
 同市花山地区の「石楠花(しゃくなげ)センター」では、色とりどりの短冊約100枚が玄関など3か所に置かれた竹に飾られた。「止まれ地震 起きるな地震」「はやくおうちに帰れますように」「おいしい朝食が食べたい」など、早期の帰宅を願う大人の文字に混じって、子供の筆跡も。
(読売新聞)





宮城地方の七夕は、月遅れで行うことが多いようですが、避難所ではもう七夕の飾り付けがされているというニュースです。
8月の月遅れの七夕までに、短冊に書かれていることが叶えられていることを切に願います。
そして、そのときは、もっともっと楽しい願い事が書かれた短冊で埋め尽くされますように。

 

貞昌院でも五色の短冊を飾りました。

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環境サミットも始まった今日の七夕の夜は、少しの間ですが電気を消して過ごしてみました。
曇天に遮られて織姫彦星を望むことは残念ながらできませんでしたが、吹き渡る風は涼しく心地よいものです。


全国7万6千か所で「七夕ライトダウン」、CO2削減475トン

環境省は、夏至の日(6月22日ごろ)の午後8?10時の2時間、明かりを消すよう呼びかけてきたが、今年はサミットに合わせ、夏至と七夕の2回実施。企業などの参加施設は増え続け、今回は最多の7万4000か所が消灯する。
 その一つ、六本木ヒルズ(東京都港区)は、ビルの輪郭を浮かび上がらせる景観照明を、先月21日の夏至からすでに消している。コンビニエンスストアは全国約3万9000店が看板の電気を消す。
7万4000か所で約428トンのCO2削減効果があり、一般家庭3万世帯分の1日の排出量に相当するという。
(読売新聞)


いろいろと調べていたら興味深いものをいくつか見つけました。

三重県松阪市三雲地域には、奈良時代に中国からの帰化人が住みつき、七夕を祭ることになったことから、いくつかの七夕伝説が残っています。
星合町には「星合神社」があり、天棚機姫命が祀られ、「烏鵲神社」には牽牛星が祭られているそうです。

七夕のまち みくも
 ↑
リンク先の七夕を祭る神社の様子が実に華やかです。
一度見てみたいものです。


交野が原の七夕伝説について

この地区には天の川が流れており、鵲橋が駆けられています。
七夕伝説では、七夕の夜、鵲(かささぎ)が翼を連ねて橋を架け、二人を逢わせることに由来しています。
一帯には星田、星ケ丘、中宮、磐船神社、星田妙見宮・降星山光林寺・星ノ森など、七夕と星、天体にちなんだ地名や伝承地がまるで星屑のように散らばっています。



宮城県丸森町七夕の七夕伝説

日本全国の中で、「七夕」という地名が、宮城県にあります。
やはり、中国の民話「棚織女」に由来があり、この地区を流れる伊子川は、別名天王川(あまのがわ)と呼ばれるそうです。

投稿者: kameno 日時: 23:58 | | コメント (2)

災害たすけあい托鉢・鎌倉編

教区+SZI有志で行っている托鉢。
今回は鎌倉を中心に歩きました。
世界各地、日本各地で災害が続く昨今ですが、今回は主に岩手・宮城内陸地震の復興を願う災害たすけあい托鉢です。

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道元禅師鎌倉御行化顕彰碑


日本曹洞宗の開祖道元禅師は、宝治元(1247)年8月から翌年3月にかけて波多野義重らの招きに応じて鎌倉を訪れ、執権北条時頼はじめ多くの人々に説法授戒等の化導をなされました。
道元禅師750回大遠忌の機(平成14年)に、遺徳を偲ぶ場所として鎌倉の地に造られたのがこの顕彰碑です。
鶴岡八幡宮西隣のバス通り沿いにあります。


ここで読経をして托鉢出発。
南に向かい、小町通りに入ります。

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小町通りは、鎌倉駅前から伸びるショッピングストリート。
土産物店や菓子屋、レストラン、ブティックが並び、いつも観光客で賑わっています。

鎌倉駅を通り抜け右折。長谷へと向かいます。

長谷観音。
正式には海光山慈照院長谷寺。

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浄土宗系の単立寺院です。名月院と並んで有名な紫陽花が丁度見頃でした。
石んこ地蔵たちの表情もかわいらしいですね。
本尊十一面観世音菩薩の前で読経。私たちの後ではたくさんの参拝の方々も一緒にお参りしておりました。

経蔵前の茶店にて。

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鎌倉大仏。
正式には大異山高徳院清浄泉寺。
国宝の大仏様(阿弥陀如来坐像)の前で読経。

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この大仏様は、元々は大仏殿のなかに安置されていましたが、室町時代の津波により倒壊し、以後は雨ざらしとなっています。
よく見ると銅の表面がかなり腐食しているようで心配です。

長谷から高徳院の裏手を通るハイキングコースに入ります。

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午前中まで降り続いた雨のため、山道は泥沼と化している箇所が幾つもあります。
なかなか歩き応えがあります。
途中、ヤマユリの花々が心に安らぎをもたらしてくれます。

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ホッとしたのも束の間。
ハードな行程は続きます。

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高徳院?銭洗弁天?化粧坂切通し?源氏山公園?寿福寺(五山第三位)


寿福寺は臨済宗建長寺派の寺院。
正治2(1200)年、北条政子が源頼朝を供養する為に建立した鎌倉五山第三位の古刹です。
開基は日本に臨済宗を伝えた栄西禅師。

ここから横須賀線を横断し、小町通り?道元禅師鎌倉御行化顕彰碑に戻り、托鉢の行程を終えました。

托鉢の拠点とさせていただいたR寺様には心より感謝申しあげます。



■関連リンク
さんぜ通信

投稿者: kameno 日時: 00:45 | | コメント (2)

成長の夏、変化の夏

貞昌院境内で永野小学校の児童たちが育てているさつまいも。
今年は降雨が多く、日照時間の少なさが心配されるところですが、順調に生育しています。


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梅雨が明ければ太陽の光を浴びてさらに伸びていくことでしょう。
授業の一環として草取りや観察を行っています。



かいこのいちごちゃんが繭を作り始めました。

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投稿者: kameno 日時: 09:52 | | コメント (2)

茅の輪くぐり-夏越の大祓

茅の輪くぐりが永谷天満宮にて行われました。

この神事は、夏越(なごし)の大祓とも呼ばれ、元旦から半年間に溜まった塵芥を清め、新たな気持ちで残りの半年を迎えるというものです。


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手を清めてから本殿へ。
本年は朝まで続いた雨も上がり、天気が急速に回復したこともあり、例年以上の参拝がありました。
本殿に入りきることができない人で溢れています。
少なくとも150人くらいはいらっしゃるのではないでしょうか。
特に、小さいお子さん連れの若い方も目立ちます。

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本殿での神事の後に配られる人型。これに息を吹きかけ、「穢れ」を移します。
「車型」も。
安全運転を心がけ、無事故で過ごすことができますように。


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そして川に流します。
この紙は、水に溶けて無くなる、環境に配慮したものです。

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興味津々のアメンボが・・・・


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神主さんを先頭に、鳥居に掲げられた茅の輪を左、右、左と8の字を描くようにくぐり抜けていきます。

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「ボクもくぐりたいワン!」


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最後はスイカが振舞われました。

無病息災、今年後半も平穏に過ごすことができますように・・・・・・・

昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 09:25 | | コメント (3)

梅ジャム

今年もたくさんの梅が収穫できました。

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梅干や梅ジャムなどに利用しています。
特に梅ジャムは甘酸っぱい味わいが魅力です。

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梅ジャムの作り方はこちら

投稿者: kameno 日時: 09:44 | | コメント (0)

かいこのいちごちゃん

幼稚園で育てているかいこたち。
時々家に持ってきて観察しています。


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名前はいちごちゃんだそうです。
一人ひとりが名前をつけてかわいがっています。
子どもたちには このように見える のでしょうか。


貞昌院の位置する永谷地区では養蚕が盛んに行われていました。
私が子どもの頃にも近所でかいこを飼っていた農家はたくさんありましたし、貞昌院にも糸車などの養蚕のための道具が残されています。
永野小学校には養蚕に力を入れていたことを記す写真も残されていました。

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投稿者: kameno 日時: 09:23 | | コメント (0)

ひだまりのあじさい

境内の色とりどりの紫陽花が見頃となりました。

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雲ひとつ無い晴天の元に咲く紫陽花を見ると

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紫陽花は晴れの日よりも雨のほうがきっと好きだというのは

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私たちが紫陽花の「ガク」の部分を花だと思い込んでいるのと同じように

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単なる「思い込み」ではないかと感じます。


今年もハグロトンボを見ることができました。
胴体が鮮やかな緑に輝くオスのトンボ。

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ゆったりとした優雅な飛翔です。

投稿者: kameno 日時: 15:38 | | コメント (4)

もうすぐ巣立ち

研修旅行のために茨城県へ行っておりました。
途中常磐自動車道のサービスエリアではたくさんのツバメの巣を見かけました。

雛たちが仲良く並んで巣立ちの日を待ちます。

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ツバメは孵化から巣立ちまで約3週間ほどかかります。
そのぶん親鳥は大変です。

投稿者: kameno 日時: 13:50 | | コメント (0)

お茶会から学ぶこと

横浜市では地域ケアプラザという施設が各地域に設置されています。
地域の福祉保健活動や交流の拠点となる在宅介護支援施設であり、お年寄りに限らず図書室やスポーツ施設もあり、若い世代にも利用できる施設です。

主に次のような機能があります。
(1)地域活動を目的とした各部屋の貸し出し、ボランティア支援・育成、各種講座や自主事業の実施。
(2)福祉に関する総合相談、介護予防支援、地域支援事業、介護予防事業など。
(3)居宅介護支援:ケアマネジャーによるケアプランの作成。
(4)介護保険法に定められた「通所介護」。


この地域ケアプラザにおいて、民生委員が中心となり、地域の一人暮らしの年配の方をお招きし一緒に楽しむ「お茶会」が定期的に開かれています。
歩いて来られる方もいらっしゃいますし、距離が遠かったり足腰に負担がかかる方には送迎のサポートもあります。
プログラムも、参加型で楽しめるものをみんなで考えていきます。
この日は歌と手品を中心とした構成でした。
特に今回の手品は、単に観るだけでなく、一人一人に小道具がプレゼントされ、練習し、持ち帰っていただけるような工夫がありました。

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毎回、おみやげにお持ち帰っていただくものが多いのですが、お菓子にしても、デザートにしても手作りのものが用意されています。


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また、ナプキンとして千切絵や蒲団の布地をつかった小物入れなどもプレゼントされました。


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企画担当者が工夫し、自分たちでつくるというたくさんの準備作業を経てこのような会が成り立っています。
終ったあとは全員参加での反省会。
参加くださった方の反応や意見を取り入れ、次回に生かしていきます。

このような会に参加することにより、得ることはとても多くあります。
貴重な機会でもあります。

投稿者: kameno 日時: 00:17 | | コメント (3)

7/26施餓鬼会特別演奏会とサイエンスカフェのおしらせ

7月26日は、毎年貞昌院において施餓鬼会法要が営まれています。

法要の前に、施餓鬼棚にお迎えしているご先祖様と一緒に楽しめる演奏会を開催することが恒例となりました。本年は演奏会と、夕刻からのサイエンスカフェが、貞昌院において開催されます。
檀家さん以外の方も歓迎いたします。
みなさまのお越しをお待ちしております。

貞昌院施餓鬼会法要特別演奏会

『五弦琵琶・1000年悠久の調べ』


2005年、貞昌院で演奏いただいた中国琵琶の名手、シャオ・ロンさんが、正倉院に伝わる五弦琵琶を再現した貴重な楽器で演奏くださいます。この機会に是非、悠久の調べをお楽しみ下さい。

日時 7月26日 午後1時30分より
場所 貞昌院本堂

【五弦琵琶とは】

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五弦琵琶はインドに起こり、中央アジアから北魏に入り、日本に伝わったと考えられ、ペルシャを起源とする四弦琵琶とその発祥を異にしている。
正倉院存庫の琵琶は、現存するものとしては世界唯一のもである。
琵琶と比較して頭部が屈曲しないでまっすぐにのび、胴の幅が狭く、厚みがあるのが特徴で、表面の(ばち)があたる部分には亀甲が使われ、螺鈿で西域の人物が駱駝にのり、面白いことに四弦琵琶を奏でる図に、熱帯樹と五羽の飛鳥を配している。
背面の槽(そう)は紫壇で作られ螺鈿で上下二つの大宝相華文と二羽の含綬鳥と飛雲を配したまことに華麗な琵琶である。


【シャオ・ロン 略歴】
上海市出身 国立北京中央音楽院卒業
人間国宝級の大家である劉徳海教授に師事。東京を拠点にアジアおよび欧米各地でコンサートや国際音楽祭での演奏など世界的に活躍する中国琵琶の若手女流奏者。 中国琵琶独特の輪指(りんし)と呼ばれる奏法を駆使したシャオ・ロンの繊細かつドラマチックな表現力と 緩急自在で華麗な演奏は世界中の人々を魅了している。


貞昌院施餓鬼会特別講座・サイエンスカフェ@貞昌院

施餓鬼法要の日の夕刻、お子さん、親子向けの講座が開かれます。コーヒーを飲みながらの気軽な科学講座です。お墓参りの後、是非ご参加ください。

日時 7月26日 午後6時より
場所 貞昌院客間
演題 『ろうそくの炎から宇宙を観る』
講師 亀野誠二 (鹿児島大学准教授・天文学)
(コーヒー・お菓子・資料代として500円を集めます)
 
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【内容】
ゆめ観音アジアフェスティバル(9月6日・大船観音にて開催)の際に灯されるろうそくを手作りします。
また、簡単なプリズムを使ってろうそくの炎をスペクトル分析します。
すると、ろうそくに含まれる成分が分析できます。宇宙の星たちも同じような手法で組成が推定できるのです。


【講師プロフィール】
活動銀河中心核のしくみや進化を調べるために、宇宙空間電波干渉計(VSOP)などの電波望遠鏡を使って観測的な研究をしています。


案内状・申込用紙 (PDF)

投稿者: kameno 日時: 02:36 | | コメント (0)

新じゃが収穫

貞昌院裏山の畑にはさまざまな作物が植えられていますが、今日はじゃがいも畑の一部で芋ほりを行いました。

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地元の農家の方には本当にお世話になっています。
僅かの時間にこんなにたくさん収穫できました。

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さっそく茹でてバターをつけて皆でいただきましたが、採れたては格別ですね。


日本の食料自給率事情からすれば、国産のみで自給可能な食料を賄うと、芋ばかりの食事になってしまう ということですが、作物を育てる喜び、収穫する楽しさがもっともっと身近になればいいと思います。
寺院境内に市民菜園のスペースを作って利用していただくのも一方法でしょうし、休耕田などを活用することも一方法でしょう。

投稿者: kameno 日時: 23:08 | | コメント (0)

港南歴史散策の会@貞昌院歴史カフェ

港南区生涯学習支援センター『港南歴史散策の会』主催 地域を歩き歴史を学ぶ会が貞昌院を会場に開かれました。定期的にテーマを決めて行われています。
今日のテーマは「古都鎌倉」を中心とした三古道、特に鎌倉中ノ道を散策し、貞昌院にてお茶を飲みながら学ぶ、体験型の学習会です。
 

 
古道の歴史を辿ると、もともと、大化の改新(645年)当時の東山道(信濃路?碓氷峠?上野国邑楽郡?五宿駅?武蔵国国府「府中」への道があり、中世12世紀末、源頼朝が鎌倉幕府を開き、政治の中心が鎌倉になると鎌倉を中心とした鎌倉道が造られます。

この近辺では、腰越から都へ上る東海道が栄え、武蔵国でも上ノ道、中ノ道、下ノ道が整備されました。

上ノ道は、鎌倉化粧坂を越えて、藤沢・柄沢へを通り、瀬谷、原町田、関戸などを経て府中、入間、菅谷?上野国へ通じる道です。終点は奈良、京都です。

中ノ道は、鎌倉山内、鼬川、戸塚、二俣川、白根、川和、谷本、麻生、是政の渡、府中?奥州街道へ通じる道です。

下ノ道は、鎌倉山内、鼬川、宿谷戸、七里掘、弘明寺、保土ヶ谷、神大寺、新羽、駒林、小高、丸子、大井、豊島、中川?下総へ通じる道です。

このうち、本日、港南歴史散策の会で歩いた「中ノ道」は、この近辺では別名「早駆けの道」と呼ばれ、相模国鎌倉郡永谷村と舞岡とを分ける尾根道伝いの道であり、日限地蔵近辺で「下ノ道」と合流します。
「吾妻鏡」が元久2年(1205年)に記した「二俣川合戦」は、この「中ノ道」での戦いとして有名です。
鎌倉幕府は、源頼朝の死後、元治元年(1199年)北条時政ら御家人が権力を握り、頼朝の有力御家人排除を狙い、比企能員を初め、畠山重忠、和田義盛を倒し、御家人の統率権を握ります。
北条本家による執権政治の確立です。
畠山重忠は「鎌倉に異変あり」との一報により武蔵国菅谷より鎌倉に馳せ参じますが、一方、鎌倉では時政が「重忠謀反」との流言を出し、大軍を率い重忠討伐に向かわせます。
中ノ道、二俣川にて合戦となったのが「二俣川合戦」です。
重忠は、この合戦により戦死。
鶴ヶ峰薬王寺の六ツ塚は重忠一族を祀る墳墓と言われています。


港南歴史散策の会での散策では、午前中にこの中ノ道を歩き、午後からは貞昌院において地域の歴史を学びました。

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その中の資料で使った写真をご紹介します。
次の写真は、同一位置から同一方向を撮影した写真です。
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現在のイトーヨーカドー上永谷店の屋上近辺から西方向を撮影した写真です。
昭和40年前後の港南区における住宅開発の特長は、広大な面積を一気に造成し、街を一気に造る手法をとりますから、昔の面影が全くなくなってしまうということも珍しくありません。
昭和46年の写真に写っている山(貞昌院の裏山?日限山へ続く尾根)は、昭和50年代前半に削り取られます。
平成20年の写真を見ると、貞昌院の裏山の一部が見えますが、それ以外、山が全く無くなってしまっていることがわかります。
とても同じ場所とは思えません。
それゆえ、地域の歴史をきちんと残し、伝えていく作業はとても重要なことであるといえます。

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昭和46年

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平成20年


貞昌院を会場とした地域の学習会。
これから夏に掛けていくつか計画されています。

■7月26日(貞昌院施餓鬼会法要の日の夕刻=予定)
サイエンスカフェ in かながわ・貞昌院
『ロウソクの炎から宇宙を観る』
講師 亀野誠二(鹿児島大学准教授・天文学)
※当初8月9日とお知らせしておりましたが、変更いたします。

■8月9日夕刻
サイエンスカフェ in かながわ・貞昌院
講師 未定

■8月16日 9:30より
地域いきいき楽習
講師 亀野哲也(貞昌院副住職)
坐禅の後、『文化財に接する際のマナーを知る』体験学習
※親子20組程度を対象とします。
※この講座は永野小学校、永野小学校土曜塾実行委員会と貞昌院の協働講座です。
※永野小学校以外の親子も歓迎します。

投稿者: kameno 日時: 21:37 | | コメント (4)

さつまいも畑、坐蒲立て近況

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梅雨らしく、しとしとと雨が降り続いています。
紫陽花に雨はよく似合いますね。

さつまいも畑の雑草取り を行ったサツマイモ畑は、その後畝が作られ、昨日苗が植えられました。

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植えられたばかりの苗にとっての雨は、いのちをそだてる、まさに恵の雨。
猫の毛のように細かい優しい雨です。

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サツマイモ畑の脇にポット植えしている どんぐりの苗(コナラ)にも新芽が次々と芽生え、伸びています。

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朝の坐禅会には毎回多くの方にお越しいただいています。
今朝は坐禅会の最後に修証義第三章をお読みしました。

本堂の中には、2年前に作成した坐蒲立て が、まだまだ黴の生える事なく活躍しています。
いい感じで飴色になりました。

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なお、貞昌院坐禅会はどなたでも参加できます。
どうぞお気軽にお越し下さい。
スケジュールはこちらに記載しております

投稿者: kameno 日時: 10:25 | | コメント (0)

被災者のみなさまに届きますように2

被災者のみなさまに届きますようにのように定期的に行っている托鉢。
昨日も行われました。
托鉢中は周囲の景色をゆっくり見ることができませんでしたので、改めて回ってきたコースを振り返ってみます。
丁度、横浜開港祭が行われているため、天候が良くない中でも人出はかなりありました。


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出発地は貞昌院。
般若心経を読経して出発します。
台風5号の影響が心配されるところですが、それほど雨量も多くなく助かりました。
上永谷駅近辺を少し回り、その後市営地下鉄に乗車。
地下鉄車内でも浄財をお預かりしました。
ありがたいことです。

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桜木町駅で下車、駅前広場へ。
ここからみなとみらい地区へは動く歩道のある歩道橋で結ばれています。
この動く歩道の屋根には、本年度、太陽光発電設備が設置され、長さ約230mに亘る歩道を動かす電力が太陽光にて賄われる予定です。


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動く歩道からは日本丸メモリアルパークを望むことができます。
日本丸は昭和5年に建造された練習帆船で、54年間に地球を45周分の距離を航海し、多くの実習生を育てました。
現役引退後、昭和60よりここで一般公開されています。 

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ランドマークタワーおよびランドマークプラザ。
地下3階・地上70階のタワー棟と、地下4階・地上5階のプラザ棟からなる複合的施設です。
ランドマークタワーは、高さは295.8m。平成5年の竣工以来、日本で一番高い超高層ビルです。

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ランドマークプラザとクイーンズスクエアを結ぶ歩道にあるモニュメント。
最上嘉之氏による作品です。


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クイーンズタワーのクイーンズスクエア。
ここの地下にはみなとみらい線のみなとみらい駅があります。
ここを抜けると、パシフィコ横浜への連絡橋となっています。
なお、パシフィコ横浜への連絡橋は横浜市管理の公園地区となっており、托鉢などの寄付行為は禁止されています。


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みなとみらい地区の遊園地、コスモワールド。
大観覧車「コスモクロック21」は、世界最大級の時計機能を持った巨大観覧車です。
今日も元気に回っていました。
全高112.5m、定員480名。


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赤レンガ倉庫。
明治から大正かけて建設された歴史的建造物が、大規模な内部改修により平成14年から数多くのテナントが入る商業施設として生まれ変りました。
関連記事⇒汽車道にまつわるエトセトラ


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来年開港150周年を迎える横浜港を見渡すことができる場所へ。
港の向こう側には瑞穂ふ頭に建設された大型風力発電装置ハマウイングを眺めることができます。
ハブ高さ78m、定格出力 1,980kwです。

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馬車道は、煉瓦で舗装された道やガス灯風の街路灯など、往時の姿を復元しています。
明治から昭和初期に建てられた近代洋風建築も見られ、趣のある通りでもあります。
右手のビルは神奈川県立歴史博物館(元・横浜正金銀行本店)

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右手のビルは日本興亜馬車道(元・川崎銀行横浜支店)ビル。
関内駅はこの先です。

・・・・・・・・・・・・
というように開港祭の中のみなとみらい地区をざっと回って来ました。

平和で豊かな日本を実感させられる中での托鉢となりましたが、親子連れ、とくに子どもたちからたくさんの浄財をお預かりしました。

ビルマ(ミャンマー)、四川などの被災地では、今回歩いてきた場所でみられるものとは対照的な光景がそこにあります。
数多くのお預かりした浄財の重みをしっかりと受け止め、被災者の方に確実に届く方法でお送りしたいと思います。

いろいろなことを考えさせられる一日でした。


■義捐金のお届け先についての情報

風月庵だより
さんぜ通信


関連番組のおしらせ

「サイクロン直撃から一ヶ月 支援は本格化するか」
BS?1 今夜11時15分より

投稿者: kameno 日時: 04:27 | | コメント (4) | トラックバック (1)

被災者のみなさまに届きますように

ミャンマー(ビルマ)のサイクロン被害が拡大しています。
非公式には20万人以上が死亡、200万人近い人が被災者として、軍政府の援助も無く、食べ物も無く路頭に迷っているそうです。
僧院も甚大な被害を受けました。

また、中国・四川大地震では、被災者が4550万9241人に達し(5月24日現在)、死者数は8万人を超える可能性もあります。

このような中、このたび、SZI・第五教区を中心とした有志一同により緊急托鉢を行うこととなりました。
直前の呼びかけでしたが10人が集まり、大船の街を托鉢で回りました。
普段顔をあわせることができなかった仲間も加わっての托鉢です。
貴い機会でもありました。

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途中から雨が降りだしたなかでの托鉢でしたが、いつも大船の街は温かく私たちを迎えてくれます。
雨が降れば、私たちは傘をさして雨を凌ぐことができます。
けれども、それすらもできない方々が世界中にはたくさんいらっしゃることを常に心しておきたいと思います。

小さな子どもたちからも、下校途中の学生さんたちからも、年配の方からも、様々な方から浄財をいただきました。

浄財は、きちんと被災者へ届く方法での募金を責任を持って行う予定です。
報告は追ってさせていただきます。


追記:6月2日に第2回を行うこととなりました。


■ブログつながり

ミャンマー(ビルマ)サイクロン災害支援募金 於大船観音 (風月庵だより)
ビルマ、四川の災害被災者のための緊急支援托鉢を行います (さんぜ通信)


サイクロン被害状況は、ニュースソースによってばらばらです。
まだまだ全体の被害状況が判らないばかりか、時々刻々と二次被害が広がっています。

時事通信サイクロン被害写真特集


ミャンマー : サイクロン : 2008/05/02
GLIDE: TC-2008-000057-MMR

発生期間 2008/05/02
国名及び地域名 ミャンマー   
災害名 サイクロン
概要 ミャンマーでは熱帯性サイクロンにより少なくとも約22,500人が死亡、41,000人が行方不明となっている。

被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
国連人道問題調整事務所 2008/05/20
死者・行方不明者:変化なし
被災者:2,400,000


国連人道問題調整事務所 2008/05/17
死者:77,738人
行方不明者:55,917人
負傷者:19,359人


国連人道問題調整事務所 2008/05/16
死者:78,000人
行方不明者:56,000人
被災者:975,858人


国連人道問題調整事務所 2008/05/13
死者:31,938人
行方不明者:29,770人
被災者:推定150万人(内、主な8つの被災地975,858人)


国連人道問題調整事務所 2008/05/12
死者:28,458人
行方不明者:33,416人
被災者:975,858人


ロイター通信 2008/05/11
被災者: 120万?190万人
死者:63,290 - 101,682人
行方不明:22万人


ロイター通信 2008/05/07
死者:22,980人
行方不明者:42,119人
負傷者:1,383人



ロイター通信 2008/05/07
死者数:約22,500人
行方不明者数:41,000人

投稿者: kameno 日時: 22:12 | | コメント (0) | トラックバック (1)

さつまいも畑の雑草取り

貞昌院裏山の一角を、サツマイモ畑として、地元の小学校に提供させていただいています。
総合授業の一つとして、2年生全クラスが交代でサツマイモ作りを行っているわけですが、今年の第一歩の作業が始りました。
それは、雑草取り。
地元の農家の方を講師として、児童・先生たちといっしょに父母有志も参加しての作業です。

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あっという間に綺麗になりました。
明日もう一度作業をして、その後畝を作ります。

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順調に行けば、秋には収穫祭が楽しめるはずです。

サツマイモまつり(収穫祭)


追記

昨年秋に集めてきたどんぐり(コナラの実)を植えたところ、こんなに発芽、大きくなりました。

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ざっと100本以上あります。
秋までポットで育て、その後裏山に植樹する予定です。

投稿者: kameno 日時: 17:41 | | コメント (0)

キュートなまなざし

みどりの日生まれの兄弟たち はこんなに大きくなりました。

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もうすぐ巣立ち。

投稿者: kameno 日時: 09:35 | | コメント (0)

シジュウカラ子育て奮闘記

ピーピー賑やかな音が響き渡っています。
実は、このブログを記入している場所から僅か3メートルの位置にシジュウカラの巣がありますので、様子が手に取るように判ります。
昨年よりも雛の数が増えたため、餌を運ぶ親鳥はそれこそ大変。
数分おきに次々とやってきます。
運んでくる虫の種類もバラエティーに富んでいますね。


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これだけ餌を食べると、出るものもたくさん出ます。
しかし、そこはよく出来たもので、雛の糞は袋に包まれた形で出てきます。
それを親鳥がくちばしで摘まみ取って外へ捨てます。
(ベランダの下にポイッと捨てずに、山まで運び去るところが実に偉い!)

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(袋状の糞を運び出します)



しかし、そんな子育ても順風満帆とは行かないようです。
時々ヒヨドリに餌を奪われたり、このようにスズメやメジロに囲まれたり・・・・・

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時々巣にやってきてちょっかいを出しています。
わかります?この微妙な位置関係。

常にどちらか一方の親が巣を見張っていなければならない状態です。
ホント、お疲れ様です。

投稿者: kameno 日時: 09:55 | | コメント (0)

みどりの日生まれの八つ子ちゃん

チ?、チ?・・・とかわいらしい声がベランダに響いています。
昨日までは聞こえなかったので、きっと今朝生まれたのでしょう。

ここ数年、シジュウカラのカップルがベランダの鉄パイプの中に営巣するようになりました。
僅か直径7センチという、決して広くない場所※ですが、きっと安全で居心地が良いのでしょう。
※1羽あたりの面積 3.5*3.5*3.14/8= 4.81 (cm2)・・・ 狭い!


中を直接覗くことが出来ませんので、ケイタイカメラで撮影してみました。

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なんと、今年は昨年より2羽多い8羽ですね。
物音がすると、親鳥と勘違いして、思いっきりエサをねだります。

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たくましく育って欲しいものです。



■昨年の記録はこちら

シジュウカラの子育て
巣立ちの季節
シジュウカラの子育て・再び

投稿者: kameno 日時: 10:49 | | コメント (0)

ACCU/ESDフォトメッセージ写真展内覧会

ACCUアジア太平洋ESDフォトメッセージ写真展
『伝えたいもの?無形文化遺産』

ACCU Asia-Pacific ESD Photo Message Contest "Letters to Tomorrow"
International Travelling Exhibition

大洋州の小さな島国やアジアの国々38か国から寄せられた3,200点以上の一般応募作品から、選りすぐりの80点の写真をメッセージとともに一堂に展示します!

The International Jury Meeting was held on 26 February 2008 and 80 works were selected from among more than 3,200 entries submitted from 38 Asia-Pacific Countries.
The first of the series of International Traveling Exhibition will be held at the Ueno Royal Museum in Tokyo, Japan.


日時: 2008年5月1日(木)?5月19日(月) 10:00?17:00(最終日のみ?15:00)
場所: 上野の森美術館 1階ギャラリー 

Date: Thursday, 1 - Monday, 19 May 2008 (10:00 - 17:00)
Venue: Gallery (1st Floor), The Ueno Royal Museum
1-2 Ueno Park, Taito-ku, Tokyo 110-0007 Japan
[Admission Free]

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ESDフォトコンテストの内覧会らしく、たくさんの思いがけない繋がりを持つことが出来ました。
また、写真展示に際し、いかに写真が大切に取り扱われ、パネルが作られ、展示されたかという裏側の舞台も垣間見ることができました。

 


どの作品も、さまざまなメッセージを受取ることが出来る素晴らしい作品ですが、その中で私の個人的感覚で一番印象に残った写真は、ネパール Sagar Chitrakar さんの撮影された"Little Bride"でした。
(写真は会場でご鑑賞下さい!引き込まれるような写真です)
ネパールでよく見られる独自の風習 "Bel Bibaha"を撮影した写真です。
この儀式は、女の子が4歳から16歳の間、思春期に入る前に行われ、花婿のベルフルーツは永遠なる未婚の男性(シヴァ神の息子、クマール)を象徴しています。一度クマールと結婚することにより、もし後に実際の夫が他界しても、未亡人とはならないのです。


このように、世界中には多様な民族、文化、風俗、宗教が存在しています。
その生き生きとした姿を見ることができる写真展です。
上野にお越しの際は是非ご覧下さい。



少し気が早いですが、来年のテーマも決定されています。
明日への手紙2009 ”水と暮らし”

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詳細はこちらから



上野公園・東京国立博物館平成館では「国宝 薬師寺展」が開催されています。
併せていかがでしょうか。

■平城遷都1300年記念「国宝 薬師寺展」

開催概要

会 期 2008年3月25日(火)?6月8日(日)
会 場 東京国立博物館 平成館 (上野公園)

開館時間 9:30?17:00 (入館は閉館の30分前まで)
(ただし土・日・祝・休日は18:00まで、2008年3月25日(火)?4月6日(日)と毎週金曜日は20:00まで開館)

休館日 月曜日(ただし2008年4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館、5月7日(水)は休館)

観覧料金 一般1500円(1300円/1200円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)

主 催 東京国立博物館、法相宗大本山薬師寺、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
後 援 文化庁、奈良県、平城遷都1300年記念事業協会、東京都教育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、神奈川県教育委員会
協 賛 王子製紙、キヤノン、大日本インキ化学工業(2008年4月1日よりDIC株式会社) 、トヨタ自動車、光村印刷
お問い合わせ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
展覧会ホームページ http://yakushiji2008.jp/

投稿者: kameno 日時: 01:45 | | コメント (0)

歴史に学ぶ港南台の会勉強会

先月3月15日、港南台タウンカフェにて歴史サロンを開催、お話させていただいたご縁で、昨日、歴史に学ぶ港南台の会主催の勉強会の講師を務めさせていただきました。

日時 4月26日午後3時から
場所 港南台地区センター会議室にて
テーマ「武相国境、かまくら道、そして港南台の歴史」

ということで、前回は永谷を中心とした内容でしたが、今回は港南台にお住まいの方が対象でしたので史料、航空写真、年表を元に、港南台の歴史を紐解いていきました。
多数の参加を戴きましてありがとうございます。

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(写真撮影・提供chino様)


まずは、年表によって概観してみましょう ⇒ 歴史年表(港南台版/PDF)Download file


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港南台の変貌の様子(左:昭和39年、右:昭和46年) 『港南の歴史』より引用

現在の港南台のエリアは、かつては広大な山林の中にありました。
昭和30年代になり、横浜国際港都建設計画に基づく日本住宅公団による土地区画整理事業が策定され、ベッドタウンとしての大規模な住宅供給が計画されます。
この事業は、洋光台(現在の横浜横須賀道路の東側)と日野(西側)の2地区に分かれ、洋光台地区が先行して開発されました。洋光台駅が開設されたのは昭和45年です。

鉄道計画としては、日野地区には根岸線「矢部野」「湘南日野」の2駅が計画されていました。
その後、鉄道ルートを北側に変更するとともに、現在の港南台駅の位置に駅が設置されることになりました。団地の真ん中を通ることになったため、切通しではなく、駅構内はトンネルにするなど様々な計画変更がなされています。
港南台駅は昭和48年に開設されますが、そのときには駅周囲は広大な山林を切り開いた砂漠のような荒地にぽつんと駅舎があるという状態で、乗降客も一日1300人そこそこでした。


港南台周辺の大規模な団地群の中で、最初に入居が始まったのは昭和49年9月に完成した「めじろ団地」(分譲1390戸)です。
続いて、ちどり団地(昭和49年12月入居開始・賃貸984戸)・かもめ団地(昭和51年3月入居開始・賃貸1497戸)・ひばり団地(昭和51年7月入居開始・分譲490戸)・つぐみ団地(昭和51年7月入居開始・分譲600戸)と、約2年の間に次々と団地群が完成していきました。

商業施設、港南台バーズの名前の由来は、この団地に名づけられた鳥たちの名前によるものです。

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やはり、参加者の一番関心を引いたものが、航空写真による変化です。
港南台が開発されてから越してこられた方が多いため、前はどのような地形だったのか、身近でありながら、史料が少ないため知る機会が少ないからです。

勉強会の中で使ったものを一部ご紹介いたします。
まずは、港南台エリアの主な箇所を航空写真で対比してみましょう。
まずはエリア全体です。
同一範囲を同一縮尺で合わせていますので変化がわかりやすいと思います。

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左:昭和24年 右:平成16年


港南台駅近辺の変化。
昭和43年から昭和56年の変化は著しく、大規模に開発された様子がよく分かります。
唯一、面影が残っているとすれば港南台中央公園の山ですね。
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左:昭和43年 右:昭和56年

航空写真を追ってみると、開発・造成直後の港南台は土がむき出しの状態で、緑被率が極端に少ない環境でしたが、街が成熟するにつれて公園や街路樹の樹木が育ち、次第に緑の多い街並みに変化している様子も判ります。


よくみると、戦後からほとんど変化のない、そのままの状態で保存されているエリアがあります。
瀬上池近辺です。
当時の地形や道路がそのまま残されていることがよく分かります。
この貴重な瀬上池にも、ついに大規模開発計画が進んでいますので、存続は難しいでしょう。残念です。
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
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左:昭和24年 右:平成16年

山手学院付近。
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左:昭和43年 右:昭和56年


普段気づかない街の変化も、時系列に並べて比較すると明確に分かるものです。
とても有意義な歴史の会でした。
ありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 09:32 | | コメント (6)

実験、まずまず成功

このエントリーの種明かしは追って行います。
楽しみ!ご期待下さい。
今回はサムネイル写真のみ。

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投稿者: kameno 日時: 22:58 | | コメント (0)

ひっきりなしの電話

仏教情報センターテレフォン相談

この仏教テレフォン相談は、昭和58年に開設されました。
伝統仏教各宗派の僧侶による電話相談窓口であり、約90人の僧侶会員を中心に一般からのボランティア会員も加わり、仏教テレフォン相談を基盤として、仏教街頭相談、仏教ホスピスの会、仏教講座や研修会、出版などの活動を20年に亘って続けている団体です。

寺や僧侶との関わりが薄れ、仏教の教えに触れることが稀となった現代・・・「生前に墓を建ててもいいか」「家族だけで葬儀をしたい」「成仏していない先祖がいると言われた」「他人と上手に付合えない」など、仏事・信仰・人生に関わる悩みや疑問の電話が毎日寄せられています。

どうぞお気軽におかけ下さい。各宗派の僧侶がお応えしています。 面接相談、手紙相談も随時受け付けております。 

相談時間は東京は月?金の10?12時・13?16時、大阪は14?17時、岡山は15?17時です。

仏教テレフォン相談電話番号 (土日祝日はお休みです)
03-3811-7470(東京)

曜日
担当宗派 電話相談時間
曹洞宗・臨済宗 10?12時・13?16時
浄土真宗 10?12時・13?16時
日蓮宗 10?12時・13?16時
浄土宗 10?12時・13?16時
天台宗・真言宗 10?12時・13?16時
東京以外の仏教テレフォン相談
大阪 06-6245-5110 月?土 14?17時
岡山 086-226-3110 月?金 15?17時

※この春より、仏教情報センターテレフォン相談のお手伝いをさせていただくことになりました。

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投稿者: kameno 日時: 08:47 | | コメント (4)

仏誕会諷経

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殿鐘三会
七下鐘導師上殿
上香三拝
湯食三拝
嚫金菓茶三拝
拈香法語
出班焼香
大衆九拝
宣疏跪炉
聖号
諷経
回向
普同三拝
散堂

投稿者: kameno 日時: 23:53 | | コメント (2)

花まつり・檀信徒総会

晴天に恵まれ、桜の花びら舞い散る中での花まつりとなりました。
例年に比べさらに多くの方にお越しいただきました。

11:00 花まつり釈尊降誕会法要
誕生仏に甘茶を掛けてお釈迦様の誕生を祝います。
窓の外にはソメイヨシノの桜吹雪。

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11:30 護持会総会
 ・平成19年度行事報告、会計報告
 ・平成20年度行事計画、予算案審議
 ・檀信徒旅行について
⇒総会決議事項は後日皆さまに郵送いたします。

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12:00 マジックショー 
プロマジシャン・菅原勝也さん、愛里さんをお迎えし本堂で開催されました。
炎や風船を使ったりピンク・緑・オレンジの3羽のハトまで飛び出す盛りだくさんの内容で楽しませていただきました。
皆さんの笑顔がすべてを物語っています。

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お茶のお点前@茶室・如是庵

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懇親会の場でもテーブルマジックを披露していただきました。
間近に見るマジックも新鮮です。

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檀家さん同志が交流する機会は年に何回かありますが、このように笑いの場を共有することにより、懇親はさらに深まるものだと思います。
とにかく楽しい一日でした。

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投稿者: kameno 日時: 17:22 | | コメント (0)

サ・ク・ラ・ト・ン・ネ・ル

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投稿者: kameno 日時: 12:13 | | コメント (0)

練習モードのウグイス(2)

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境内のソメイヨシノ、ヤマザクラ、枝垂桜も見ごろとなりました。
花々に包まれて一気に華やかさを増しています。

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さらに、ここのところ、うぐいすが毎日さえずりの練習にやって来ます。
まだまだ決して上手とはいえませんが、只管に練習をしていますので直ぐに上達することでしょう。
なかなか人の眼に触れることをしないうぐいすですけれど、境内を散歩していると時々近くにやって来てくれます。
時折枝についている芋虫を啄ばみながら枝々を渡り、全身の力を込めて鳴いています。
幾つか写真と録音をしてみました。
雰囲気だけでもお楽しみください。(右の写真もクリックすると拡大します)

うぐいすの囀り(練習モード/WindowsMediaAudio)

投稿者: kameno 日時: 10:04 | | コメント (2)

満開の桜の下での稚児行列

桜も満開となりました。
この見事な桜の好時節に、近隣寺院において晋山結制落慶法要というおめでたい儀式が行われました。

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晋山式の差定(式次第)として朝一番に行われる稚児行列。
子どもたちは緊張の中、けれども稚児係のお坊さんに和まされながら出発の時を待ちます。
にわか撮影会場のようになっていましたが、子どもたちには良い思い出になったのではないでしょうか。
おめでとうございました。


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投稿者: kameno 日時: 13:01 | | コメント (0)

花まつり法要・護持会総会のご案内

貞昌院では、4月8日に近い日曜日に花まつり法要と併せて護持会総会を開催いたします。
本年は4月6日(日曜日)
花まつりとは、お釈迦様の誕生をお祝いする日です。
誕生仏(お釈迦様が誕生された姿の像)に甘茶を掛けて誕生を祝います。
本堂横のソメイヨシノは既に満開となり、花まつりの時にはだいぶ散ってしまっているかもしれませんが、境内が華やかな時節に行われる恒例の行事となりました。

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また本年は例年の抹茶のお点前に加え、縁あってご紹介いただいたプロマジシャン・菅原勝也さん、愛里さんをお迎えし本堂でマジックショー、客間でテーブルマジックを披露いただきます。
ご家族お子様連れでどうぞお越し下さい。お楽しみに!

昨年の様子はこちら

 


4月6日(日曜日)
11:00 花まつり釈尊降誕会法要
11:30 護持会総会
 ・平成19年度行事報告、会計報告
 ・平成20年度行事計画、予算案審議
 ・檀信徒旅行について
 ・その他
12:00 マジックショー 
12:30 懇親会(客間でお食事をご用意いたします)
       <抹茶のお点前と、テーブルマジック>

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<マジシャン プロフィール>
菅原勝也(すがわらかつや)

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小学生時代からマジックに興味を持ち中学校卒業と同時にマジシャンの道を志す。
その後マジックショーテレビ番組出演、マジックショップディーラー等を経て2005年プロマジシャンとしてデビュー。
目の前で奇跡を起こすテーブルマジックから、多人数を楽しませるステージマジックなど多種多様のマジックを繰り出す。
メディア関係
・日本テレビ「いつみても波乱万丈」
・テレビ東京「マスクマン」

投稿者: kameno 日時: 01:04 | | コメント (0)

地域の古い写真を辿る

地元で歴史を学ぶ方々、地元に古くからお住まいの方々に貞昌院に集まっていただき、これまで収集された地元・永谷地区の古い写真をもとに、歴史の聴き取り調査が行われました。

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聴き取り調査という名目ではありますが、写真をネタに思い出談議となり、お土産でいただいたクッキー、お茶を戴きながらの楽しい時間となりました。

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写真は主に永野小学校に保存されており、明治初期から今までの貴重な写真資料がたくさんあります。
その貴重な資料を埋没させないためにも、そして郷土に対する親しみをもつためにも、体系的な資料の整理は必要です。

今後、継続的に資料収集と整理を進めていく予定です。

投稿者: kameno 日時: 21:39 | | コメント (0)

歴史サロン報告

3月15日、港南台タウンカフェにて歴史サロンを開催いたしました。
担当は私でした。

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お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。
また、港南区民会議・こうなん歴史の会の皆さま、大変お世話になりました。

内容は
・武相国境
・市区町村区域の変遷
・港南区はこんなにも変わった
・鎌倉古道下の道
・石仏探訪
・貞昌院と天満宮
・写真にみる永谷の歴史
でした。


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港南区は昭和44年に南区から分区しました。
まもなく誕生から40周年を迎えようとしています。
その間、著しい都市化への変貌を遂げてきた反面、多くの文化遺産を失い、「郷土」「ふるさと」の伝承・資料が散逸する危機にあります。 
郷土愛はその歴史文化の正しい認識から生まれます。
武相国境・鎌倉古道が育んできた伝統・文化・物語がきちんと受継がれていきますよう切に願います。


当日使用した資料スライド(PDF 3.5M)

投稿者: kameno 日時: 17:58 | | コメント (2)

ひな祭り

この時期、貞昌院の客間では雛人形を飾っています。
お越しの際は是非ゆっくりとご覧になってください。

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裏山の河津桜も綺麗に咲いています。
河津桜を皮切りに、これからは次々と様々な種類の桜が楽しめます。

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投稿者: kameno 日時: 01:35 | | コメント (3)

春の花たち

穏やかな一日となり、境内は一段と華やかさを増してきました。

裏山のさつまいも畑となる一帯には、かわいらしい瑠璃色の花が一面に咲き乱れています。
よく見ないと見落としてしまいそうな小さな花です。

名前はルリカラクサ。
正式名称は別にあるのですが、敢えてルリカラクサと呼んであげたい。


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茶室前の馬酔木も可憐な花を咲かせています。

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投稿者: kameno 日時: 18:26 | | コメント (0)

竹とんぼ

近所の檀家さん手作りの作品です。
これぞ本当の「竹とんぼ」
宮崎アニメに出てきそうなフォルムですね。

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頭の中に設計図が出来上がっていてパーツ一つ一つ作り、それを一気に組合わせて完成させるそうです。
ただいま客間の玄関に展示中です。


竹とんぼといえば、単純なようで実はとても奥が深いです。

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どれだけ高く遠くまで飛ばすことが出来るかを追求した「スーパー竹とんぼ」なるものは、2-30メートル程度は軽く飛ぶそうです。
そのコツは、スーパー竹とんぼ のサイトによると

翼の慣性回転能力の向上
両翼端を重くする工夫
羽根と軸のバランス 
浮力以外の抵抗を軽減
機能とデザインの工夫

ということです。

具体的には、
■出来るだけ密度が高く堅い素材を使う
■羽の先端を重くし、回転慣性モーメントを出来るだけ大きくする
■手の力を余す事なく回転力とするように、軸の断面に角をもたせる
■羽の角度を試行錯誤で決定する

というように、まるでミニ四駆を如何に早く走らせるかという工夫に通じるところがあります。
子どもと共に楽しめる遊びですね。

投稿者: kameno 日時: 20:49 | | コメント (5)

3月15日に歴史カフェを開催します

港南区には素敵なカフェサロン「港南台タウンカフェ」があります。
ご存知ですか?

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タウンカフェとは


例えば、コーヒー飲んでまちづくり?
港南台タウンカフェは、
人が集い、情報が交わり、つながりづくりからうまれる
まちづくりプロジェクトの発信基地です。
小箱ショップやカフェサロンだけでなく、
地域情報サイトe-townやかわら版の企画・取材・編集や、
港南台テント村等イベントの企画・運営など、
地域の団体などと連携して
まちづくりの事務局機能を担っています。
いろんな出会いや交流を、
1杯のコーヒーをのみながらさがしてみませんか?

場所は港南台駅前、ブックスキタミの二階です。



このブログで、時々こうなん歴史の会のご紹介をしてきましたが、実は来月に私が担当となり 「サイエンスカフェ」ならぬ「歴史カフェ」として 「まちサロン in カフェ?こうなんの歴史」 を開催することになりました。


日時 平成20年3月15日(土) 10:30-12:00まで
   (写真展示 2月25日?3月15日)
場所 港南台タウンカフェ
入場 無料(コーヒー・クッキーなどは各自ご注文下さい
テーマ「写真にみる武相国境・かまくら下之道の歴史」
ナビゲータ 貞昌院副住職(私です)


港南区は、東を「武蔵の国」、西を「相模の国」と、分水嶺である武相国境によって分断され、異なる二つの国に分かれていました。(このページの下の地図を参照)
西側の相模の国には「鎌倉古道下之道」が南北に通り、古くから永谷川沿いの高台には人々のくらしの跡が残されています。
現在でも尚この地域には所々に昔の面影がみられます。
しかし、市営地下鉄・環状二号線の開通により市街化が進展し、地域の様子は刻々と変化しています。
そこで、昭和22年から平成18年までの航空写真で変遷を概観し、餅井坂から舞岡公園を通る下之道・別所から円海山に抜ける武相国境を中心に地域の文化を順次紹介していきます。
地域の生活・風習を写した写真もありますので併せてご紹介していきたいと思います。


ということで、その下準備を会場で行ってきました。
(こうなん歴史の会の皆様、ありがとうございました)

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「歴史カフェ」の開催は3月15日ですが、港南台タウンカフェでは昨日より「写真にみる武相国境・かまくら下之道の歴史」にまつわる写真展示を行っております。
タウンカフェの営業時間は10:00-19:00(日・祝は休み)でございます。
是非ともお越しくださればと思います。


ご紹介まで。

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投稿者: kameno 日時: 12:28 | | コメント (2)

偶然のソフトクリーム

朝、部屋の障子を開けると子どもたちが「ソフトクリーム!」と叫びだしました。
何のことかと振り返ると、本当に壁に大きなソフトクリームが。

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原因を探ってみると、部屋の隅に置かれたファンヒーターに朝日が当たり、反射した光が作り出した像でありました。

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まるで魔鏡のよう。

一見ごく普通の鏡に見えるけれども、光をあて、その反射した光に模様が浮かび上がる不思議な鏡、それが魔鏡です。
古来、中国では青銅製の鏡は権力のシンボルであり、それが日本に伝わり鏡は姿を映すとともに信仰の対象にもなりました。
魔鏡としては、隠れキリシタンが作成した、マリア像やキリスト像が浮かび上がる鏡が有名です。


実際の魔境の作成方法は、予め鏡の裏側に模様を作っておき、それを研磨したということのようです。
それによりしなり具合が厚みのある部分で異なり、ごくわずかな凹凸が生じるために反射光が像を作りだすのです。


ファンヒーター上部の鉄板のゆがみが凸面鏡、凹面鏡の組合せとして働き、朝日に反射されてソフトクリームのような像を結ぶ・・・・それにしても偶然とはいえ面白いですね。

投稿者: kameno 日時: 09:06 | | コメント (2)

春一番?黄砂がやってきた?

関東地方に春一番、4月上旬の暖かさ…昨年より9日遅く

気象庁は23日、関東地方で「春一番」が吹いたと発表した。昨年より9日遅かった。
日本海上の発達した低気圧の影響で、東京都内では午後1時24分に最大瞬間風速15・9メートルを記録。横浜でも23・4メートル、千葉では22・9メートルの強い風が吹いた。
気温も朝から上昇。都内では午後1時過ぎに最高気温が17度に達し、4月上旬並みの暖かさとなった。
低気圧が通過した後は再び冬型の気圧配置に戻り、真冬の寒さが続く見込みという。

(読売新聞)



境内には梅が咲き始め、春の気配も濃厚になってきました。
今日は一日中北西からの強風が吹き荒れ、空は黄色く遠くの景色が霞んでしまっています。
おそらく黄砂が飛んできているのではないかと思われます。
※煙霧(地上から撒き上がった乾いた微粒子により視程が10km未満となっている状態)という可能性もあります。


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<気象庁発表今日正午の天気図>


もし黄砂だとしたら、それは主にユーラシア大陸、中国北西部の黄河流域に広がるゴビ砂漠、タクラマカン砂漠などの細かい砂が低気圧の上昇気流によって吹上げられ、偏西風に乗って東方に流され、それが日本に到達したものです。
偏西風は砂だけではなく、中国の工業地帯から発生した大気汚染物質を大量に運んできているために、健康に悪影響を与えるとも言われます。

はるか東方の日本にさえも深刻な影響を与えているのですから、中国国内の影響の大きさは想像に難くありません。
黄砂は植物にミネラルを供給するというプラスの面も確かにありますが、中国国土の18パーセントが砂漠と化し、現在も砂漠化が進行している状況を見ると、黄砂現象は今後ますます増えていくことが予想されます。

困ったものです。


関連サイト

黄砂対策への環境省の取組

投稿者: kameno 日時: 16:08 | | コメント (0) | トラックバック (3)

光を集める福寿草

春の陽射しに誘われて福寿草が一斉に開きはじめました。
あざやかな黄色がいっそうあざやかに輝いています。


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この輝きは偶然によるものではありません。

福寿草は日の出前には花は閉じています。
また、日の入りとともに再び閉じます。


太陽の陽射しを受けるとたちどころに花開き、太陽の方向に向かって咲きます。
しかも花弁がパラボラの形をしているため、光は反射して花の中心部に集中します。

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この写真をご覧下さい。
一目瞭然ですね。

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この季節に咲く梅の花は甘い香りを漂わせますが、福寿草は香りや蜜ではなく、この「光」によって虫を集め、受粉するという知恵をもっています。

冬から春にかけて、虫たちに目立つよう、そして虫たちが暖かい場所を好むということを知っているのですね。

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幸せを呼ぶ福寿草。
眺めているだけで幸せになりそうです。

投稿者: kameno 日時: 11:11 | | コメント (0)

横浜市仏教会主催涅槃会

2月15日は涅槃会の日です。

涅槃会とは、お釈迦さまがお亡くなりになられた日で、そのご威徳を偲んで行う法要です。
「涅槃」とは、迷いの火を消して悟りの智慧を得た境地という意味です。

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2月14日、横浜市仏教連合会主催の第33回涅槃会が日蓮宗常照寺を会場として開催されました。
今年は南・港南区仏教会が当番です。


日時  平成20年2月14日(木)
午後1時過より 詩の朗読
午後1時半より 法要
午後2時より  講演

会場   日蓮宗 常照寺


第一部は、リコーダー奏者 小俣達朗氏による演奏によりはじまりました。
世界各地の笛のほか、どんぐりや竹など、自然の素材を元に手作りされた笛での演奏が堂内に響き渡ります。

続いて俳優、俳優 高橋長英氏による宮沢賢治の詩の朗読。
敬虔な日蓮宗の信徒であった宮沢賢治は、37歳の若さで涅槃へと旅立ちますが最期まで法華経を大切にされておりました。

朗読された作品は、「よだかの星」と「雨ニモ負ケズ」の二作品。
小俣氏の演奏をバックに高橋氏の重厚な語りが心地よく響きます。

「雨ニモ負ケズ」は、宮沢賢治の亡くなる二年前の作品でありますが、生に対する渇望と死への覚悟が盛り込まれた詩です。
「よだかの星」は悲しい物語ですが、やはり生と死を考えさせられる作品。

会場が日蓮宗の寺院であったこと、涅槃会という日に際し、この宮沢賢治の詩は心に染みました。

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そうです。これがよだかの最後でした。

もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか、さかさになっているのか、上を向いているのかも、わかりませんでした。
ただこころもちはやすらかに、その血のついた大きなくちばしは、横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居りました。

それからしばらくたってよだかははっきりまなこをひらきました。そして自分のからだがいま燐の火のような青い美しい光になって、しずかに燃えているのを見ました。

すぐとなりは、カシオピア座でした。天の川の青じろいひかりが、すぐうしろになっていました。
そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。

今でもまだ燃えています。

 宮沢賢治 『よだかの星』 より



■引続き涅槃会法要

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1、開式の言葉
1、一同三礼
1、三帰礼文(導師に続いて唱和)
1、啓白文奉読
1、読経(観音経普門品偈・舎利礼文)
1、回向  
1、一同三礼
1、導師・式衆退堂
<休憩>


第二部は、講演会。
フリーアナウンサー・パーソナリティーとして活躍されている大橋照子さんによるご講演をいただきました。
演題は 『まごころを届ける言葉』

・電話など、声を聞いただけでその人を想像できますし、声のイメージは、その人の印象にとても影響を与えてしまいます。
やさしい、せっかち、積極的、消極的、意地悪そう、若い、年配かも、素直、生意気・・・では望ましい声ってどういうものなのでしょう?
・人と会話を膨らませるための「ネタ帳」の重要性  
・コミュニケーション、話をするときに大切なこと「笑顔」と「相手への思いやり」の心
・聞き上手になる秘訣とは? 「あいづち」の打ちかたのコツ
・相手に不快感を与える話し方とは?
・プロのプロたる所以は練習量による。
・そのほかにも・・・
 日本橋のデパートの館内アナウンスや、航空会社の客室乗務員さんなどに長い間接客指導をされてきた経験、放送業界での裏話などを交えて、楽しく分かりやすいご講演をいただきました。


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会場となった常照寺さまの本堂は、とても広いのですが、その会場が一杯になるほどの参列をいただきました。
この仏縁に改めて心より感謝いたします。


出演者控室にて

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会の準備運営を行ってきた区仏教会の皆様、市仏教連合会、奉讃会の皆さま、役員の皆さま、本当にお疲れ様でした。


すべてが終り、30分後には如常の(普段の)形に戻っていました。
人の力は凄いものです。

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投稿者: kameno 日時: 08:45 | | コメント (4) | トラックバック (1)

冬晴れの一日

冬型の気圧配置のため冷たい北風が吹き荒れました。
そのため、裏山の天神山からは富士山をくっきりと望むことが出来ます。


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※富士山中腹の白い雪模様の部分は、先日出かけた場所です。


午後からは会議のため上大岡オフィスタワーへ出かけました。
ここからは、南高校の丘越しに富士山?大山・丹沢の山々を見渡すことが出来ます。
※こちらの写真は携帯での撮影のため画質が悪いです。

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上大岡は現在再開発が進行中で、鎌倉街道を挟んだ反対側に地上33階、地下2階の9スクリーンを備えた映画館を核とする商業ビルが建設中です。
これが完成すると、オフィスタワーからは富士山は望めなくなりますね。
一寸残念です。


2月15日はお釈迦様の入滅された日ですが、本日(14日)、午後1時より南太田の常照寺において南・港南区仏教会による涅槃会法要が行われます。
一般の方も参列できます。
どうぞこの機会にお参りいただけますようご案内いたします。

涅槃会法要のご案内

日時 平成20年2月14日(木)

  午後1時より 宮沢賢治の詩の朗読 俳優 高橋長英さん
  午後1時半より涅槃会法要
  午後2時より 講演会「まごころを届ける言葉」 講師 大橋照子さん(フリーアナウンサー) 

場所 常照寺(京浜急行・南太田駅徒歩1分)

超宗派による法要も見ごたえがありますし、法要前には実力派俳優・高橋長英さんによる宮沢賢治の詩の朗読、そして法要後には曹洞宗提供のラジオ番組「私の書いたポエム」でパーソナリティーをつとめる大橋照子さんの講演会も開催されます。
一般参加歓迎です。是非ご参集下さい。
なお参加費用は無料です。

投稿者: kameno 日時: 07:44 | | コメント (2)

子どもの感性

幼稚園の作品発表会に行ってきました。
大胆かつ柔軟な発想の絵と粘土作品がずらりと並んでいます。

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こちらが本物の「ハート」くん

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投稿者: kameno 日時: 23:20 | | コメント (2)

音信不通中

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真っ白な世界を満喫してきました。
それほど遠くない場所に位置しているのでありがたい。

投稿者: kameno 日時: 23:49 | | コメント (0)

節分・豆撒き

貞昌院に隣接する永谷天満宮では恒例の節分、豆撒きの行事が行われました。
早朝からの雪が降り続く中でしたが神楽殿では神楽と獅子舞の奉納の後、予定通りの豆撒きが行われました。
今年は撒く豆は袋に入ったものを主とし、子どもたちへのお菓子は後ほど手渡しへと変更しました。
悪天候にも関わらず例年通り多くの方に御参集いただき、賑やかな行事となりました。
近年は安全のために豆撒きの行事がとりやめになる寺社が多いですが、このような伝統行事は大切に受け継いでいきたいものです。

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その後、教区R寺において節分大般若法要、豆撒きの行持に随喜させていただきました。
こちらは雪のため本堂内での豆撒きとなりましたが、堂内での豆撒きも撒き手と受取る側の距離が近くていいですね。


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暦の上では春を迎えます。皆さんに福が届きますように。 


昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 00:00 | | コメント (6) | トラックバック (3)

少し本格的な降雪

雨は夜更け過ぎに・・・・

先月23日にも少し降りましたが、さらに本格的な雪模様となりました。
だいぶ積もりそうです。

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午前5時30分撮影

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午前6時45分撮影

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午前9時撮影

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午前10時45分撮影


今日は節分・豆撒きの行事が各所で行われます。
また、受験シーズンでもあります。
お出かけの際は足元にはくれぐれもご注意ください。

境内の現在の様子は こちらからどうぞ


子どもたちは元気ですね?

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題名:ヴィーナス@貞昌院駐車場
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投稿者: kameno 日時: 06:11 | | コメント (0)

港南区の歴史と昔話を辿って

港南区歴史研究会主催による「港南区の歴史と昔話を辿って」が開催されました。
テーマは<稜線上の上永谷・芹が谷渡戸界隈の今昔・永野地区Cセンターと殿屋敷遺跡>です。
その第一ポイントとして貞昌院からスタートしました。

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貞昌院においては、山門・五輪塔・馬頭観音塔・六地蔵・鐘楼・海舟扁額・航空写真・御神籤・欄間彫刻などを解説させていただきました。たくさんのご訪問をいただきありがとうございました。
次回は2月7日朝に開催されます。

投稿者: kameno 日時: 16:22 | | コメント (0)

涅槃会法要と講演会のご案内

2月14日(木曜日)、京急南太田駅前の日蓮宗常照寺において涅槃会法要が営まれます。
南・港南区仏教会、横浜市仏教連合会、横浜市釈尊奉讃会による、仏教各宗派僧侶が集まり合同で行う法要であります。
本日、会場点検と法要打合せが行われました。

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涅槃会法要のご案内

日時 平成20年2月14日(木)

  午後1時より 宮沢賢治の詩の朗読 俳優 高橋長英さん
  午後1時半より涅槃会法要
  午後2時より 講演会「まごころを届ける言葉」 講師 大橋照子さん(フリーアナウンサー) 

場所 常照寺(京浜急行・南太田駅徒歩1分)
   ⇒地図はここをクリック
   

超宗派による法要も見ごたえがありますし、法要前には実力派俳優・高橋長英さんによる宮沢賢治の詩の朗読、そして法要後には曹洞宗提供のラジオ番組「私の書いたポエム」でパーソナリティーをつとめる大橋照子さんの講演会も開催されます。
一般参加歓迎です。是非ご参集下さい。
なお参加費用は無料です。



詩の朗読者プロフィール

高橋長英(たかはしちょうえい)
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1942年(横浜生まれ)
上智大より1963年俳優座養成所(第15期)に入り大学を中退。養成所卒業後はフリーで活躍。
1968年、映画『二人の恋人』でデビュー。映画デビュー以前にいくつかテレビ出演をしている。
テレビドラマへの出演が多いが、映画では伊丹十三監督の常連として多くの作品に出演、凝った演技を披露している。現在、舞台、映画、テレビで俳優活動を展開中。
[主な出演ドラマ] 愛の110番 御宿かわせみ 鬼平犯科帳 白い巨搭 
[映画] それでもボクはやってない マルサの女 風花
[舞台] 錦繍 骨唄 小林一茶 高き彼物 帰郷 薮原検校


講演講師プロフィール     

大橋照子(おおはし・てるこ)
フリーアナウンサー・パーソナリティー
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山口県出身。慶応義塾大学文学部ドイツ文学科卒。
ラジオNIKKEIにアナウンサーとして入社。
「ミュージック・アルバム」「ヤロメロ」などで、DJ番組がブレイク。一躍人気DJとして、全国のリスナーに支持される。その後、フリーとなり、「大橋照子のラジオはアメリカン」(TBSラジオ)、「ルックルックこんにちは」(日本テレビ)、「ポップスベストテン」(ニッポン放送)などを担当。
1985?1990 アメリカ・サンフランシスコに住み現地の日本語放送「ラジオ毎日」で」にて活躍。
帰国後、「大橋照子のラジオはカプチーノ」(TBSラジオ)、「大橋照子のこれでキメましょう!」「大橋照子のしゃべりバビデブー」(文化放送)などを担当。
ラジオNIKKEIモバイル、インターネット放送「私の書いたポエム」「ドキドキラジオ」テレビ番組ナレーション
「いい旅夢気分」「湯ったり天国」「ローカル列車が行く」ほかバスや鉄道の車内アナウンスや、駅のホームアナウンスも担当中。「大橋照子の話し方教室」「東武カルチュアスクール」講師

投稿者: kameno 日時: 21:40 | | コメント (2) | トラックバック (2)

冬晴れの朝

上永谷から眺める丹沢・大山山系?富士山の今朝の光景です。

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大寒(1月21日)も過ぎ、立春までの期間は一年のうち、最も寒い時期でもあります。
晴天の夜には放射冷却現象により一段と気温が下がり、空の透明度も増すために遠くの山並みもくっきりと見えます。
近年の排気ガス規制のおかげで、山並みを眺めることができる日がかなり多くなりました。

投稿者: kameno 日時: 10:49 | | コメント (2)

キリンの群れ@横浜港

首都高速湾岸線ベイブリッジを通るたびに目に付く光景があります。
まるでサバンナを行くキリンの群れ。

本牧埠頭A?D突堤に設置されている巨大クレーンの姿です。
これは、世界各地から到着した貨物船からコンテナを積みおろしするためのクレーンで、「ガントリークレーン」といいます。
港ならではの光景です。

沖合いから眺める機会がありました。
視点が異なると見慣れた光景も新鮮に感じます。

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ふと、谷川俊太郎の詩が頭をよぎりました。

カムチャッカの若者が キリンの夢を見てるとき

メキシコの娘は 朝もやの中で バスを待っている

ニューヨークの少女が 微笑みながら 寝返りをうつとき

ローマの少女は 柱頭を染める 朝陽にウインクする


この地球は いつも何処かで 朝が始まっている

僕らは朝をリレーするのだ


経度から 経度へと

そうして いわば 交替で 地球を守る

眠る前のひととき 耳をすますと

どこか遠くで 目覚まし時計の ベルが鳴っている

それは 貴方が送った朝を

誰かが しっかりと 受け止めた証拠なのだ
 


『朝のリレー』


横浜航路からの帰路、ベイブリッジの下から見上げた光景。


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投稿者: kameno 日時: 09:33 | | コメント (2)

公園で遊びましょう!

毎月1回、公園サポートとして近所の公園で活動を行っています。

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主な活動は
・公園全体の安全を確かめる
・サポート者は名札をつける
・ゴムを木に張る
・旗を張る
・シートを敷く
・滑り台と木の間にロープを張る
・玩具を用意して配置する
・活動内容を記録する

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など、ちょっとしたことの積み重ねですが、近隣の親子が安心して遊ぶことが出来るように準備して見守っていきます。

私たちの公園サポートは毎月第三木曜日の10時から昼までとなっています。
どうぞお越し下さい。

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投稿者: kameno 日時: 20:34 | | コメント (0)

ちょぴり雪景色

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投稿者: kameno 日時: 08:20 | | コメント (2)

どんと焼き・左義長

1月14日午後、永谷天満宮にてどんと焼きが行われました。

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どんと焼き・左義長(三毬杖・さぎちょう)

1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を三四本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅を食べるとその年の病を除くと言われている。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。 道祖神の祭りとされる地域が多い。 民俗学的な見地からは、門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされる。お盆にも火を燃やす習俗があるが、こちらは先祖の霊を迎えたのち送り出す民間習俗が仏教と混合したものと考えられている。
どんど、どんど焼き、とんど(歳徳)焼き、どんと焼きとも言われるが、歳徳神を祭る慣わしが主体であった地域ではそう呼ばれ、出雲方面の風習が発祥であろうと考えられている。とんどを爆竹と当てて記述する文献もある。これは燃やす際に青竹が爆ぜることからつけられた当て字であろう。
(Wikiペディア)



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境内では豚汁が振舞われました。
カラフルな丸いものは繭玉という上新粉を丸めたおだんご。
火に炙って焼いて食べます。

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針金の吊り鍋はよいアイディアですね。

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境内にはそれぞれの願いをこめた絵馬が掲げられていますが

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この日、最初の梅が開きはじめました。

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みなさんの願いが叶いますように・・・

投稿者: kameno 日時: 01:01 | | コメント (2)

『港南区の歴史と文化』

港南区は、昭和44年10月1日に南区から分割され、再来年(平成21年)には区制40周年を迎えます。
そこで、「こうなん歴史連絡会」では、「私たちの街の歴史(生い立ち)の伝承へ向けて」をテーマに活動を行っています。(私は9月から参加させていただいております)

■関連トピックス
港南の歴史伝承にむけて


写真家・伊藤武さんが港南区制40周年に向けて纏め上げられた『港南区の歴史と文化』がまもなく出版される予定です。


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現在、「こうなん歴史連絡会」で校正を行い、「こうなん歴史連絡会」が出版・発行元に名を連ねさせていただく予定になっています。

出版に先立ち、現在会のメンバーで手分けをして最終校正作業に入っているところです。
港南区の歴史と文化がぎっしり詰ったフルカラー338ページの大作です。
是非楽しみにしてください。
出版にメドがつきましたらまたお知らせいたします。

投稿者: kameno 日時: 16:26 | | コメント (0)

いちごたっぷりケーキ

子どもたちがケーキを作ってくれました。
どんなプレゼントよりも、どこのブランドのケーキよりもずっとずっと嬉しいものです。

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ありがとうの感謝を込めて


ささやかな幸せのお返し

投稿者: kameno 日時: 23:11 | | コメント (0)

祝!駒澤大学総合優勝・早稲田大健闘の2位

第84回箱根駅伝復路は、復路1分14秒差で2位スタートの駒澤大学が逆転し、3年ぶり6回目の総合優勝を果たしました。
12年ぶりに往路を制した早稲田大学は、箱根の下り6区を区間賞の走りで駒澤に3分11秒の差をつけたものの、7区駒澤・豊後に追い上げられ、2分14秒差。
そして8区・深津がみごと区間賞の走りを見せ、戸塚中継所では僅か15秒差に。
9区に入り早稲田・三輪と駒澤・堺の併走がしばらく続きましたが、権太坂の下りで一気に突き放されてしまいました。

私は、10区・大手町ゴール付近での応援でしたが、戸塚中継所で応援されていた teraさん から「差がわずか十数秒」との情報をいただき、その後続々と入る速報に一喜一憂しながら、選手達の到着を待っていました。

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10区・新八ツ山橋では、1分35秒の差。
少しづつ差を広げられています・・・・


さすが、選手層の厚い駒澤大学。
6区終盤で3分以上の差を冷静かつ着実に取り戻し、日本橋を渡る頃には、逆に2分20秒余りの差をつけていました。
駒澤大学の総合力がもたらした優勝でしょう。
早稲田大学も大健闘。よくやりました。




■10区 大手町付近 通過順位

1位 駒澤大学  太田行紀
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2位 早稲田大学  神澤陽一
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3位 中央学院大学  池田政輝
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4位 関東学連選抜  横田竜一
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5位 亜細亜大学  宮田真平
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6位 山梨学院大学  中川剛
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7位 中央大学  加田将士
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8位 帝京大学  田部貴之
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9位 日本大学  笹谷拓磨
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10位 東洋大学  岸村好満
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11番 城西大学  永岩義人
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12位 日本体育大学  出口和也
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13番 神奈川大学  石原洸
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14番 専修大学  柴内康寛
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15番 国士舘大学  羽島駿介
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16番 順天堂大学  矢島冬吾
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17番 東京農業大学  濱崎武雅
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18番 法政大学  水沼啓
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19番 大東文化大学  水越大輔
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※注:繰上げ・棄権があるため、順位と通過順が一致しない場合があります。
※○位という表現は、順位と通過順が同じ。○番という表現は、あくまでも通過した順番を意味します。



早稲田のアンカー・神澤は、理工学部の2年生。これからも楽しみな選手です。

それにしても、今年は戦国駅伝ならではの様相を呈し、予選会出場の中央学院大が3位、そして何と言っても関東学連選抜が4位と大躍進をみせました。
逆に、優勝有力候補の順天堂が5区で棄権、復路では大東文化大学が9区で、東海大が10区で途中棄権という波乱に満ちた大会でもありました。

昨年は、山の神、順天堂・今井の強さが際立った駅伝でしたが、今年は早稲田大学が山の神を味方につけ、箱根の山登り・山下りの5区、6区で区間賞を取り、これが総合2位の原動力になったといえます。

思い返せば、この ブログの一本目の記事は、2005年、第81回箱根駅伝において、10区で区間記録を出つつ後一歩及ばずシードを逃し、涙する選手たちの写真を掲載しました。
本当に悔しかったのですが、この悔しさがあったからこそ、今年の躍進があったとも言えます。


今年は駒澤大学の選手層の厚さが他大学を大きく上回っていました。おそらく来年も好成績をだすことでしょう。
駒澤大学と早稲田大学の両者が競う駅伝を、来年以降も是非見たいものです。

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駅伝人気は過熱する一方。
この人の多さは尋常ではありません。



昨日は紺碧の空、そして今日は駒澤大学応援団と

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新人立てり立てり
竹は波うつ
晴れたりこの空
この我が駒澤
漲る緑は
光と渦まく
旃檀林 旃檀林
時代は正しく
飛躍し来れり
捉えよ 輝くこの現実
我等が校旗は 雲と起れり


駒澤大学、おめでとう!!

投稿者: kameno 日時: 23:19 | | コメント (0)

箱根駅伝・往路2区を力走する選手たち

第84回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が、たった今スタートしました。

今年は好天に恵まれました。
3年ぶりの優勝を狙う駒澤、初優勝を目指す東海大が有力候補とされていますが、予想通りに行かないのが駅伝の醍醐味。
混戦模様の往路を制するのは20校のうち、何色の襷でしょうか。




■2区 観戦・応援記

駒澤大学・宇賀地が2区早々で、先頭の城西大・伊藤に追いつき、一旦は1位集団へ。暫らくの間は駒澤、城西、早大で先頭集団を形成しておりました。

しかしながら、今年は山梨学院大・モグス、日大・ギタウ・ダニエルの外国人選手の活躍が目立ちました。鶴見中継所で7位のタスキを受け継いだモグスは、区間記録を更新する快走で2区2キロ過ぎに先頭集団へ追いつき、1位の集団から飛び出して行きました。
日大・ギタウ・ダニエルは19位から大会タイ記録となる15人抜きを達成。
沿道で見る走りの力強さは際立ちます。


権太坂の丘越えをした段階で集団はかなりばらけ、私の応援した場所、平戸口では、早稲田・高原を日大・ダニエルがかわし、通過順位は次のとおりとなりました。
昨年大ブレーキとなった駒澤・宇賀地もよく走りました。


■2区・平戸口通過順位


1位 山梨学院大学 モグス
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2位 中央学院大学  木原真佐人
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3位 駒澤大学  宇賀地強
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4位 東海大学  伊達秀晃
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5位 東洋大学  黒崎拓克
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6位 日本体育大学  北村聡
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7位 大東文化大学  佐々木悟
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8位 日本大学 ギタウ・ダニエル
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9位 早稲田大学  高原聖典
10位 中央大学  徳地悠一
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11位 東京農業大学  外丸和輝
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12位 関東学連選抜  東野賢治
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13位 城西大学  伊藤一行
13位 亜細亜大学  菊池昌寿
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15位 帝京大学  梅津毅
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16位 専修大学  井上直紀
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17位 神奈川大学  森本卓司
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18位 順天堂大学  山崎敦史
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19位 法政大学  高嶺秀仁
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20位 国士舘大学  高久佑一
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13:00追記


■おめでとう!早稲田大学往路優勝! 駒澤 まずまずのタイム差で2位!!

こ?んぺきのそら あおぐにちり?ん 
こうきあまねく でんと?のもと?
すぐりしせ?いえい とうしはも?えて
りそ?うの おうざ?をしむるも?の? われら? 
わせだ? わせだ? は?しゃは?しゃ わ?せ?だ

 
゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*


キャプテン・駒野を中心としてよく頑張りました。
往路優勝は12年ぶり13度目となります。

山登りの5区は実に見応えがありました。
駒澤のキャプテン・安西と並走、その後10キロ過ぎに、2区からトップを守っていた山梨学院大を一気に抜き去り一位へ!

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<画像は日本テレビより>

昨年、今井の打ちたてた驚異的な区間記録に僅か7秒差という記録をもって芦ノ湖のゴールのテープを切りましたが、早稲田大学は往路、3区・竹沢健介、5区・駒野亮太の2区間での区間新となりました。
駒野・竹沢を組み合わせると駒沢となるのは何かの偶然でしょうか。

1位早稲田と2位駒澤とは1分14秒差。
駒澤も総合優勝に向けて充分な射程圏につけました。
明日の復路が見逃せません。

それにしても、5区順天堂・小野裕幸の往路残り数百メートルでの途中棄権は、昨年の今井の驚異的な走りがあっただけに本当に残念でした。
無理をすれば走れたかもしれませんが、将来を考えた上での苦渋の選択は致し方ないでしょう。
今回の駅伝でもモグスのように、昨年の悔しさをバネにして高記録をマークした選手もたくさんいます。来年以降につなげて行って欲しいものです。


貞昌院の直ぐ近くを2区のコースが通っておりますので、毎年応援に行っております。

10年前からは、写真を応援サイトに掲載しています。

昨年の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 08:00 | | コメント (2) | トラックバック (1)

謹賀新年-新年の行持

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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※写真は、坐禅会の方からいただいた手作りの香合。
信楽白土に黄瀬戸(俵)と志野(子)の釉をかけたもの。
いつもありがとうございます。

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大般若法要/賀詞交換会 1月1日(元旦)
  
午後1時より受付
午後1時半より 大般若法要(貞昌院本堂にて)

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午後2時より   賀詞交換会(貞昌院客殿にて)

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元日の行持も無事終了しました。
今年も、多くの参列をいただきましたが、準備から片づけまで親戚の皆さん、檀信徒の皆さまのご協力により円滑に進んだことを感謝いたします。
このような場は、檀信徒相互の懇親を深める意味でとても意義のあることだと感じます。
さまざまな職業、出身地域、特技、趣味・・・・バラエティーに富んだ方々が一堂に会する機会は、普段あまりないことです。
用意された樽酒は直ぐに無くなってしまいました。

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■獅子舞も恒例の通りやってきました!(1月2日)

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皆さまにとって今年も良い年でありますよう。

投稿者: kameno 日時: 01:27 | | コメント (6)

賀詞交換会準備と除夜の鐘報告

貞昌院では、平成20年1月1日大般若法要・賀詞交換会を次の通り行います。
皆さまのお越しをお待ちしております。

賀詞交換会 1月1日(元旦)
  
午後1時より受付
午後1時半より 大般若法要(貞昌院本堂にて)
午後2時より   賀詞交換会(貞昌院客殿にて)

 
ということで、賀詞交換会での料理の準備を進めています。
材料はほとんど檀家様から戴いた、地元横浜・上永谷産の野菜です。
料理の一部をご紹介いたします。


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暮れの挨拶回りの合間に見えた今年最後の上永谷からの富士山。
少し雲がかかってしまっているのが残念ですが、透明度は非常に高いです。

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■除夜の鐘報告

例年にも増して多くの参拝をいただきました。
除夜の鐘を撞かれた皆さまに良いお年が訪れますよう。

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天満宮には、新年初詣参拝者の長い列ができています。

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今年最後のご挨拶

この1年間、拙ブログへ訪問くださいましてありがとうございました。
心より感謝申しあげますとともに、来年もよろしくお願いいたします。

皆さまにとって新年がよい年でありますよう。

投稿者: kameno 日時: 15:50 | | コメント (0)

大晦日の一こま

弟夫妻と久しぶりに再会。
春の結婚式以来です。

弟は理科系の大学で教鞭をとっていることもあって、毎年、子どもたちにユニークな科学おもちゃをお土産にいただいており、子どもたちはこれをとても楽しみにしています。

今年は地球ゴマとGEOMAGをいただきました。
これがなかなか面白いのです。
弟の解説を受けながら、いろいろな形を作ってみたり・・・・

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GEOMAG

このGEOMAGは、N-S極の棒磁石と、クロムメッキされた鋼球だけで構成されている単純な玩具ですけれど、創造力を掻き立てられる優れものです。
理科の授業で使う分子模型のようでもあります。

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ダイヤモンドの結晶構造(途中) by 送り主

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子どもの理系離れが進んでいるという残念な報道もある昨今ですが、理科の面白さというものは、身近な一寸した所にあったりします。

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少しでも子どもたちに理科の面白さが伝わるといいな。


■ブログリンク
Kameno external storage > Daily debris

投稿者: kameno 日時: 12:12 | | コメント (0)

今年最後の歳末たすけあい托鉢

教区寺院有志により毎週行ってきた托鉢ですが、今日で今年最終日となりました。
今回は貞昌院の地元・上永谷駅の周囲を廻りました。

本堂前で本尊上供を唱え、托鉢に出発。

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今年も残すところあとわずか。
駅前ロータリーは松飾の売店が並び、新年を迎える準備で賑やかです。

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貞昌院に戻り、再び般若心経を読経します。

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地元ということもあり顔見知りの方も多く、年配の方からも子どもたちからも幅広い年代から暖かい浄財をたくさんいただきましたことを感謝申しあげます。


【報告・追記】
本年度、3回行った托鉢による浄財合計は9万3089円となりました。
浄財は「曹洞宗神奈川県第2宗務所第5教区托鉢浄財」として、28日、社会福祉法人「神奈川県共同募金会」宛てにお届けいたしました。
皆様のご協力、心より御礼申し上げます。


これまでの托鉢の様子はこちら

投稿者: kameno 日時: 23:51 | | コメント (0) | トラックバック (1)

光と炎のキャンドルナイト

蝋燭の炎を灯した皆さんに、準備をした皆さんに、そしてこのブログをご覧になった皆さんに幸せが訪れますように。

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光溢れる街にはサンタトラックが走り回るし、

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裏露地で、大きな袋を担いだサンタさんに遭遇。
子どもたちにお菓子のプレゼントをたくさんいただきました。
お礼として・・・・手元にあった草鞋(托鉢用:いちおう新品)をお返ししました。
大変喜んでくださったのですが、使ってくれるでしょうか?


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この日、みなとみらい地区は全室点灯。
環境にはやさしくないですが、まあ、この日ばかりは大目にみたいものです。

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投稿者: kameno 日時: 22:58 | | コメント (2)

ライブカメラ2代目に

貞昌院ライブカメラのうち、池カメラの設定を更新しました。

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これまでは、動画のみの配信でしたが、今後は音声もお届けできるように設定しております。
春にはウグイスの声、夏には蝉の声、秋には虫たちの声をお楽しみいただけることでしょう。

⇒ ライブカメラ(池カメラ)はこちら

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なお、初回のみ ActixeXのインストール画面が 自動的に表示されると思いますが、Panasonicから配布されている安全なものですので、インストールを許可してください。

投稿者: kameno 日時: 08:50 | | コメント (2)

横浜港クルージング

見慣れた光景も視点を変えると、一味違って見えてきます。

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暮れも押し迫り、ライトアップもいっそう鮮やかです。
沖合いの船の上から手持ちで撮影してみました。

投稿者: kameno 日時: 23:02 | | コメント (0)

黄色い絨毯

冷たい雨が夜半から降り続いています。
坐禅会の朝、境内が明るくなると一面の銀杏の葉の絨毯。
今日は寒い一日となりそうです。

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投稿者: kameno 日時: 21:57 | | コメント (0)

歳末たすけあい托鉢

年の瀬も迫ってきました。
街はクリスマスの装飾が施され、新年を迎える準備で賑やかに、そして慌しくなってきています。
この時期、近隣の寺院有志で、暮れに掛けて何回かに分けて歳末たすけあい托鉢を行っています。

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近年は地球のあちこちで自然災害が発生し、経済的・精神的な打撃を各地域で被っています。
また、国内に眼を向けると、親の虐待などの原因で児童擁護施設で暮らす子どもも増えています。
いま、私たちにできることは、「おたがいさま」のこころを贈ることなのだと思います。


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托鉢でいただきました浄財は、日本赤十字社・歳末たすけあいへの義捐金とさせていただきます。
みなさまのこころは、援助を必要としている方へと届けられることでしょう。

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托鉢の最後は感謝の気持ちを込めて般若心経を読経いたしました。

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これから暮れに掛けて何回か、托鉢に回りますが、あえて予定は記載いたしません。
もし、街中で私たちの姿を見かけたら、ご協力をおねがいたします。


昨年の托鉢報告はこちら

投稿者: kameno 日時: 18:04 | | コメント (0)

落ち葉たち

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投稿者: kameno 日時: 07:17 | | コメント (0)

黄葉チャート

成道の日を迎えました。
境内のイチョウは見事な黄金色に輝いています。

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風が吹くたびに一気に落葉していきます。
土日でかなり散ってしまうかもしれません。

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■関連記事
 紅葉チャート

投稿者: kameno 日時: 10:13 | | コメント (0)

サツマイモまつり(収穫祭)

小学校2年生が貞昌院の畑で育て、先日収穫されたサツマイモ。


これまでの経緯

サツマイモ畑づくり
サツマイモ畑作り2
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ作り vol.4
のびろのびろみんなのサツマイモ
サツマイモ収穫の日


収穫されたサツマイモのうち半分はその日に各児童の家に持ち帰られ、半分は「さつまいもまつり」のためにとっておかれました。
そして今日、「さつまいもまつり」が体育館で開催されました。
2年生たちがグループに別れ、それぞれ楽しめるコーナーを工夫し、前半で3年生、後半で1年生を招待する形で進められます。

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おみこしパレード。
各クラスで作った自慢のおみこしで会場を練り歩きます。
当然、サツマイモが御神体です。

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グループごとに分かれて、ブースを運営します。
楽しいコーナーがいっぱい。

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いもずもう

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いもわなげ。
輪は蔓で作られています。
さつまいもの葉っぱはハート型なんですよね。

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いもボーリング
いもつり

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サツマイモが育ってきた様子を踊りで表現します。
のびろのびろみんなのサツマイモ。

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会場の真ん中でまつりを見守るサツマイモの御神輿たち

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投稿者: kameno 日時: 12:41 | | コメント (2)

摂心坐禅会

12月8日は成道会(お釈迦様が悟りを開かれた日)。
4月8日がお釈迦様の誕生日とすれば、成道の日は、仏教の誕生日といっても良いかもしれません。

この成道の日に向かい、蝋月(12月)には摂心が行われます。
当教区研修部においては、T寺様を会場に摂心坐禅会が開催されました。

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坐っているうちに、境内は次第に暗くなり、やがて漆黒の闇に包まれていきます。
次の日(本日)の早朝は、貞昌院で定例坐禅会があり、引きつづき漆黒の闇から次第に空が白んじていく中での坐禅となりました。
自然の時間の流れの中で坐禅を行じることができるということは、最高の贅沢なのでしょう。
一見長いような時間ですが、そのような時間はあっという間に過ぎ去っていきます。

坐禅会の詳細な報告・写真については ⇒ tera さんのブログをご参照下さい
 

先日の記事で書いたブルートレインの旅も、時間が一瞬に感じられるほど充実した時間でした。

そういえば、『銀河鉄道999』で、時間を食べることをテーマにした「C62の反乱」という話がありました。
列車が原因不明の足止めを何日もくらうという中で、主人公の鉄郎はそんなことを気にもせずにメーテルや車掌さんたちと無邪気に過ごします。
スピード化社会に慣れてしまっている私たちだからこそ「時間を食べる」ということを見直すことも大切なのかもしれません。



【差定】
2時30分 本尊上供
3時    止静  1坐目
3時40分 経行
3時50分 抽解
4時    止静  2坐目
4時40分 経行
4時50分 抽解
5時    止静  3坐目(提唱)
5時40分 抽解
薬石
7時    止静  4坐目(以下、T寺様檀信徒と合同摂心差定)
7時40分 経行
7時50分 止静  5坐目(普勧坐禅儀拝読)
更点 定鐘
8時30分 放禪


下の写真はR寺様に撮影いただきました。
ありがとうございました。

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投稿者: kameno 日時: 13:55 | | コメント (12)

中国茶でほっこりティータイム

龍井茶でゆったり贅沢なティータイム でご紹介したように、今年春に中国・浙江省で本場の西湖龍井茶を堪能してきました。

日本のお茶は、臨済宗の開祖・栄西禅師が中国から茶の苗木を持ち帰ったといわれ、日本独自の茶の湯へと発展していきます。
しかしながら、中国には紀元前2世紀には既に司馬相如の『凡将篇』などにお茶の記述がありますから、少なくとも2200年以上の歴史があるということになります。

日本には日本のお茶の作法、楽しみ方があるように、中国茶には中国茶の作法、楽しみがあります。

そんな本格的な中国茶を楽しめる場所が横浜にもあります。
中華街です。

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中国茶の楽しみ方については次のサイトが詳しいです。
こんな時にはどんなお茶を選んだらいいのかなど、それぞれのテーマに沿っておすすめのお茶の紹介もあります。

Cafe China
肌寒い日は あったか?い中国茶で体温めよ♪


ということで、今回ご紹介するのは暴暴茶と茘枝紅茶。
暴暴茶はこのようなガラスの茶器で丁寧に淹れられます。
茉莉花茶のような花茶を頼むと、このガラス茶器の中で花が開きます。眼で楽しむことができるようにガラスの茶器で淹れられるのですね。

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金魚柄のお皿の裏を拝見すると、ウエッジウッド・クタニクレーン・・・・さすが。

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お茶の友はカボチャの種、笑梅、乾燥イチジク、そしてアプリコットクッキー、杏仁豆腐。
この日は記念日で訪れたのですが、長い時間ゆったりと過ごすことができました。
お湯を注げば何回も淹れることができるのがいいですね。

 
後日、グループでこの店の懐石風ランチコースをいただきましたが、みんなでワイワイというスタイルもオススメです。
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関連サイト
横浜中華街
今回ご紹介したお店はここ
菜香新館清芳春

投稿者: kameno 日時: 07:07 | | コメント (4)

港南区歴史を歩く会

港南区歴史を歩く会、港南区青少年指導員、地元学校の先生・児童など約150人が地域の歴史を学ぶため貞昌院を訪れました。

この記事 や この記事 のように、最近は自分の住む地域について実際に歩いて学ぶという方が増えており、とても良い傾向だと思います。

上永谷は、鎌倉古道の沿線にあり、歴史的にみて重要な地区なのですが、住民の方の殆んどは昭和4・50年以降に越してこられたという事実もあります。
したがって、昔のことを普段から感じる機会も無く、その分自分の故郷であるという感覚も薄くなりがちです。

貞昌院には、先代住職が定期的に撮影してきた航空写真のパネルが保存されています。
本日も、この資料をもとに住職と私が歴史をお話したのですが、改めてこの航空写真の重要性を感じます。
航空写真は、貞昌院の廊下に展示しております。
貞昌院にお越しの際は、是非ご覧いただきますよう、ご案内申しあげます。


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投稿者: kameno 日時: 11:28 | | コメント (4)

柔らかい手の感触

「ここ数年で一番、緊迫している」 ダライ・ラマ14世に聞く

ダライ・ラマ14世 日本滞在中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世は19日、名古屋から横浜に移動する新幹線の車中で、産経新聞との会見に応じた。ダライ・ラマは現在の中国チベット自治区や周辺のチベット族居住地区の情勢について、「ここ数年で最も緊迫している」と述べて、ダライ・ラマの帰還を求めるチベット族住民やダライ・ラマの米議会名誉黄金章受章を祝うチベット仏教の僧侶らの活動に対し、中国当局が武装警察部隊を出動させ、多数の住民、僧侶を投獄するなど弾圧を強めていることを明らかにした。
 ダライ・ラマは自身の後継者である第15世の選出方法について、中国側が「活仏」を許可制とするなど干渉を強めることを懸念し、死後に後継者を探す伝統的な「転生(生まれ変わり)」制度ではなく、存命中に後継者を決定する方法の可能性を検討していると述べた。この場合、後継者はチベット民衆の「精神的指導者」として、
(1)チベット仏教の高僧から民主的に選出する
(2)自身が後継者を指名する
?などの方法が検討されているという。
 中国はダライ・ラマに次ぐチベット仏教第2の指導者、パンチェン・ラマ10世が1989年1月に死去した際、ダライ・ラマ側が認定したパンチェン・ラマ10世の生まれ変わりの少年を認めず、新たに中国側が探し出した少年を後継者として認定している。
 一方、ダライ・ラマは自身の政治的な役割を徐々に減らすという「政治的な引退」についても言及し、インドのチベット亡命政権では、すでに2001年から政治的な活動に責任をもつ「首席大臣制度」を採用していると述べた。首席大臣は任期5年で2期10年まで在任が可能。
 ダライ・ラマは「私はすでに政治的には半分引退しており、亡命政権の最高顧問的な立場であり、亡命政権の政治的な決定は私の手を離れている」として、今後は宗教的な活動に精力を傾注していく立場を明らかにした。
(産経ニュース)



長い2日間が無事終わりました。
詳細は後日ご報告いたします。
2年間準備を進めてきた皆様、本当にお疲れ様でした。

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不条理な力の前に決して屈することのない「強さ」をもつ人の手のひらは、その力強さからは想像もつかないほど温かく、柔らかいものなのですね。

投稿者: kameno 日時: 23:23 | | コメント (0) | トラックバック (1)

小学校総合学習

地元の小学校の児童たちが総合学習の一つとして、地元の歴史を学んでいます。
今日は永谷天満宮と貞昌院が学びの場となりました。

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■用いた資料はこちら
総合学習用資料

投稿者: kameno 日時: 13:01 | | コメント (0)

兼六園の雪吊りと近江町市場

研修旅行の合間、2日目の昼食を兼六園の直ぐ脇でいただきましたので、時間を取って兼六園を散策してきました。
兼六園へは何度か訪れたことがありますが、この時期は初めてです。

兼六園のシンボル徽軫灯籠と唐崎松。
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写真の向うに見える見事な枝振りの唐崎松は、13代藩主・前田斉泰公により植えられた黒松です。
近江八景の一つ琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育られたものです。

樹木の枝を雪の重さから守るための雪吊りは、毎年11月1日より行われますが、この唐崎松から始まり
12月中旬までに園内の松やツツジなど約800本に雪吊りが施されます。


パノラマ写真を撮ってみました。
右端が唐崎松です。

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雪吊りの縄が枝にくくりつけられている様子がよくわかります。

別の松の木に雪吊りを施していましたのでじっくりと見学してきました。

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まさに職人芸ですね。
荒縄をくくりつけた芯柱を一気に立て、てっぺんから下ろされた荒縄を何人もの植木職人が各枝に結び付けていきます。
結果としてきちんと等間隔に張られ、綺麗な円錐形として仕上がる様子は見事です。

先の唐崎松では 芯柱として丸太5本(最大高さ15.0m)、荒縄が800本(それぞれの芯柱に50-200本)使用されています。

兼六園全体では
・りんご吊り(唐崎松、巣籠り松ほか) 43 本
・幹吊り (根上松、播州松ほか)     43 本
・その他 (ツツジほか)        700 箇所

使用材料
・ワラ縄: 径6mm、8mmの2種類使用 総重量4,000?
・芯柱 : アテ丸太、真竹

とのこと(資料出典:金沢市役所)です。
想像を絶する作業です。

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そして、もう一つ。市民の台所、近江町市場です。



『近江町市場』って何やいね?

A.280年の歴史を誇るこの市場は生鮮産品を主体にした「金沢市民の台所」と位置付けられ、市民からは「おみちょ」と呼ばれ親しまれています。

 今の時代「品揃え」「鮮度」「安さ」は当たり前。ご覧のあなたもスーパー等へ行き《当たり前》を求めてショッピングをされているはずです。でもちょっと味気なく思いません? 「おみちょ」は少し違うのです。例えば加賀蓮根、丸大根、金時草(きんじそう)をご存じですか。くちこ、黒づくり、コウバコって食した事がありますか。これらはほかでは味わう事のできない加賀、能登の食材のほんの一部です。
(公式サイトより)

そして、ついこの間、11月6日にカニ漁が解禁になったばかり!
近江町市場の店頭にはたくさんのズワイガニが並んでいます。
石川産のズワイガニは、昨年より「加能ガニ」というブランドが制定されました。

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こういう市場は大好きです。
目の保養になりますな?

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現在、殆んどの店舗が仮設店舗での営業となっています。
通りの屋根もご覧のようにビニールシートです。

というのも再開発が進行中だからです。
市場の風情が失われなければいいのですが。

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投稿者: kameno 日時: 13:39 | | コメント (0)

港南の歴史伝承にむけて

貞昌院の位置する港南区上永谷は、明治以前は鎌倉郡の中にありました。
その変遷は

鎌倉郡永野村 ⇒ 横浜市中区(昭和11年10月1日編入) ⇒ 横浜市南区(昭和18年12月1日分割) ⇒ 横浜市港南区(昭和44年10月1日分割)

というように推移しています。

詳細は 鎌倉郡から横浜市へ をご参照下さい。

港南区は、昭和44年10月1日に南区から分割され、再来年(平成21年)には区制40周年を迎えます。
そこで、歴史連絡会(仮称)では、「私たちの街の歴史(生い立ち)の伝承へ向けて」をテーマに活動を行っています。(私は9月から参加させていただいております)
昨日は港南副区長様を交えて各区の歴史資料の事例を踏まえ、研究を行いました。

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主な活動内容は
(1) 港南区歴史資料保存館設置                
(2)港南区内の文化財、史跡の標記
(3)港南の歴史」改訂版:・港南区発足以降の港南区近代史発行
などのほか
区内に散在、保存されている資料の整理、デジタルアーカイブ化を如何に進めるかなどをテーマに考えています。


港南区は相模国と武蔵国の境界(武装国境)がほぼ真ん中を走り、鎌倉道も通る歴史的に重要な場所です。
しかし、最近の宅地化の進展により造成が盛んに行われてしまい、地形もだいぶ変わってしまいました。
幹線道路はかつての古道を飲み込み、道路辻に祀られている石仏も移転が余儀なくされています。
各家庭に伝わる農機具や貴重な家財も処分されてしまうことも多くなっています。

港南区の歴史をいかに伝承していくかが重要な課題となっています。


おしらせ

こうなん技術遺産「捺染(なっせん)」 伝統地場産業
『ヨコハマスカーフ』
日時 11月17日(土)10:30-12:30
場所 港南台タウンカフェ
ゲスト (株)滝沢捺染 様
参加費 500円 (資料代、お茶代)
主催 港南百景アーカイブ会  協力 まちづくりフォーラム港南

なお、11月5日?11月30日まで、同会場でパネル展示と捺染の紹介を行っています。
参加申込 港南台タウンカフェ


港南区の「まち自慢」大募集!

子どもたちに「ふるさと港南」として伝え残していきたい、区内のちょっといいなと思う風景や活動を教えてください!

「まち自慢」ってなあに?ーふるさと港南の魅力を再発見する取り組みですー
 港南区は、2009年に40回目の誕生日を迎えます。
 「まち自慢」は、これまで育まれてきた港南のまちの魅力を、このまちに暮らすみんなで確認していくことで、「ふるさと」として愛着と親しみを深めていくための取り組みです。
 応募していただいた「まち自慢」は、2008年3月までに「まち自慢検討委員会」でとりまとめます。今後、港南区らしいまちづくりを進めていく手がかりや、まちで暮らすみなさん自身が身近なまちの魅力を守り育てていくきっかけとして活かしていきます。


■応募テーマ
下記6分野(※お1人何件でも応募できます。)
 ?自然、まちなみ ?史跡 ?伝統行事 ?市民活動 ?名店・名品 ?その他
※あなたが自身がちょっと素敵と思う、身近な風景などをご気軽にご応募ください!

■応募対象者
港南区に在住・在勤・在学の方

■応募期間
平成20年1月7日(月)まで

■資料ページ
港南区ホームページ「ふるさと港南 博学・雑学事典」


■応募・問い合わせ先
港南区区政推進課企画調整係
 〒233-0004 港南区港南中央通10?1
 電話:045-847-8319  FAX:045-846-2483

投稿者: kameno 日時: 08:06 | | コメント (7)

七五三まっさかり

七五三の季節を迎えました。
隣の 永谷天満宮 にも何十組もの晴れ着を着飾った子ども連れが参詣しています。
来週にはピークを迎えることでしょう。

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下の写真は2001年に撮影したものです。
タイトルは「緊張とリラックス」。
二人の性格をよく表わした写真になりました。

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椎茸の菌をうえた原木から、こんなに大きな椎茸が採れました。
さっそく味噌汁に入れていただきます。

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投稿者: kameno 日時: 11:02 | | コメント (0)

サツマイモ収穫の日

貞昌院境内の一角で、総合学習の一つとして小学校児童が育ててきたサツマイモの収穫が行われました。

これまでの経緯

サツマイモ畑づくり
サツマイモ畑作り2
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ作り vol.4
のびろのびろみんなのサツマイモ

今年は日照量も多いため、大きなサツマイモがたくさんできました。

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太いミミズが出ようがお構いなしにひたすら掘ります。
ミミズさんのお陰で土は柔らかく栄養豊かになるのです。

全部で300キロくらいの収穫量になったでしょうか。


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収穫が終わった畑。

投稿者: kameno 日時: 01:07 | | コメント (4)

ホームズ彗星の動き

続報です

ホームズ彗星は相変わらず明るく輝いています。
光度は多少失われましたが、彗星の拡散が進み、広がりをもった姿となってきました。
肉眼でもぼーっとした様子を確認できます。


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28日に撮影したホームズ彗星の位置と比較してみましょう。

下の写真は2枚の写真(28日未明の写真と29日深夜の写真)を同一画角で合成しています。
つまり28日未明から約2日間の動きです。
彗星が少し移動し、拡散しいていっている様子が判りますね。
まだ2等星くらいの明るさを保っています。

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撮影条件は同一です。
貞昌院より CanonEos10D タムロン90mmマクロ にて撮影



■関連リンク
国立天文台のサイトにもホームズ彗星の変化の様子が掲載されています。

 ⇒こちら

投稿者: kameno 日時: 00:21 | | コメント (0)

実りの秋

収穫の秋、実りの秋。
いよいよ明日は 小学校児童が育ててきた畑での収穫作業。
今年は日照条件がとても良かったのでたくさん採れることでしょう。

今日はそれに先立ち、家族用の畑でのサツマイモ掘りを行いました。
山の隅に作られている畑での作業です。

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明日の収穫が楽しみです。


山にはどんぐりの木(コナラ、ブナなど)がたくさんあります。
どんぐりを使ってトトロを作ってみました。

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illustration by Michiyo Kameno

サンプルを見ずに描いた脳内トトロなので、どちらかというと カペリート のような仕上がり(本人談)になりました。

投稿者: kameno 日時: 11:16 | | コメント (0)

三味線ライブ@長福寺

昨年 ブルーシートジャズコンサートが開催されたお寺でのコンサート。
今年は津軽三味線の高橋孝さんのライブです。

長福寺深命窟道場落慶記念
高橋孝フリーライブ

会場: 藤沢市・長福寺
第1部開演 17:00
第2部開演 18:30
(来場者の志納(献金)は「新潟県中越沖地震基金」等に寄付)


高橋孝オフィシャルサイト
高橋孝さんのブログ


三味線は、元々は伴奏楽器であり、唄がメインとなり三味線は舞台の袖で演奏するものでした。
最近は三味線のみで演奏する前弾き(前奏)が独奏として独立していく傾向にあります。
さらに、三味線の持つ汎用性により様々な楽器とのコラボレーションも行うことができます。

今回のライブも、三味線+ギター+キーボード+ドラムスという構成で行われました。

演奏会での撮影はできませんので、演奏前の様子のみご紹介します。

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ライブ当日は台風20号が接近し、暴風雨に見舞われましたが、会場となった深命窟道場は満員の観衆で一杯になりました。
まさに満員御礼です。

ライブは次のような構成で進んでいきました。

熊本民謡 
愛燦燦
夢芝居
津軽あいや節
地獄の沙汰もヨメ次第のテーマ
逢いたくて
明日を創る者たち


高橋孝さんの和楽器と和唱法が、嵐の中の深命窟道場に心地よく響きます。
伝統的な演奏を中心に、途中、ドラマ地獄の沙汰もヨメ次第の台本を元にドラマで実際に使った演奏・効果音を再現したりエレキ三味線での演奏ありというようにミニライブならではの自由な構成を楽しめました。

あっという間の一時間でした。


志ある者たちの 見事な振る舞いを 見よ 明日を創る者たちの 雄々しい気高さを 見よ
?『明日を創る者たち』より?


ライブの後には、檀家さんが用意してくださった肉桂(ニッキ=シナモン)の葉をいただきました。
これが半端でなく大量に用意されており、皆にたくさん配られました。


音の癒しを余韻として、香りの癒しをおみやげにという心遣いはありがたいものです。
部屋に置くだけで心地よい香りがします。
風呂に入れるとよいそうなので早速試してみます。


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これだけあると何ヶ月使えるでしょうか・・・・・・


肉桂(ニッキ=シナモン)
肉桂の葉はお菓子などにも使われるスパイスです。
学名は「Cinnamomum zeylanicum」。
旧約聖書にも記載され、お香などにも利用されます。

主成分:オイゲノール 桂皮アルデヒド βカリオフィレン ゲルマクレン
効能:疲れた心を癒し元気づける 食欲を出す 風邪症状の緩和 虫除け

投稿者: kameno 日時: 23:47 | | コメント (0)

炉の正午茶事

貞昌院茶室・如是庵で炉正午の茶事が行われました。
炉・正午の茶事は、茶事の基準であり、正式なものです。
正午から約4時間かけて、懐石とともに濃茶と薄茶で客をおもてなしします。


入来
客は寄付(今回は客殿の和室)にて到着帳に記帳、亭主の案内を待ちます。

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外露地から庭中で亭主の迎え付けへ
(茶事に先立ち、茶室前の竹垣を青竹に替え、和室の畳替えが行われました)

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初座⇒席入り⇒炭点前

蹲踞で手と口をきよめ、躙口から茶席に入ります。
拝見をおわって着座、炉の炭をつぎ、香を炉に焚きます。

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懐石

炉正午の茶事 献立

向付
 真鯛細作り 二杯酢かけ
 菊 防風 山葵

汁 
 胡桃豆腐 白味噌仕立て 辛子

煮物
 蟹真蒸 清し汁仕立て
 ほうれん草 柚子

焼物
 鰆味噌漬

強肴
 白和え いんげん 薇 人参

進め鉢
 里芋 絹さや 紅葉麩 昆布巻き 焚き合わせ

吸物
 梅 針生姜

八寸
 畳鰯 銀杏

香の物
 沢庵 柴漬 白菜

料理の写真はこちらにもございます

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湯桶
ご飯を焦がし、塩を少し加え、湯を注ぎ湯漬けにします。
湯漬けは禅の応量器での作法に通じる部分があり、まず湯漬けを食べ、湯で椀と向付けをゆすいで湯をいただきます。

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中立ち⇒後座

濃茶

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薄茶

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茶事が終わり、宗匠を囲んで

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投稿者: kameno 日時: 13:17 | | コメント (4)

プライスレス

折り紙で作った指輪たち。

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子どもがお世話になっている幼稚園では父母の会が活発で、幼稚園秋祭りの企画運営もかなり前からグループごとに計画を立てて準備を進めています。
教室をブースにして、劇をやったり工作教室を開いたり、石焼いもやバーベキューなど。
お父さんお母さんたちが中心となり大活躍をします。

その中で使う「でんせつのゆびわ」。
全部で300個作るうちの一部です。


しばらく内職状態が続きます・・・・・・・・・

投稿者: kameno 日時: 03:38 | | コメント (4)

リハーサル

貞昌院 如是庵にて

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今日の記事には本文はありませんm(__)m

投稿者: kameno 日時: 15:33 | | コメント (2)

秋の空とおみくじの掴み取り

昨日の西の空。
どんよりとした低空の雲が広がり、まるで木星を覆う分厚いアンモニアの雲のような色合いです。

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この少し前、東の空には綺麗な青空と真っ直ぐに伸びる飛行機雲が。

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いかにも秋らしい爽やかな青空でしたが、やはり天気は下り坂でした。
ということで、今日は一日中、雨が降りしきっています。


子どもたちは二学期制のため、秋休みとなり学校はお休み。
久しぶりにのんびりとした一日となりました。




新聞にちょっとした誤植を発見。

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(神奈川新聞 10月8日)

きっと記者は「くじ」とだけ書きたかったのでしょうけれど、筆、いやキーボードの上を走る手が滑ってしまったのでしょうね。

おみくじ0 【▽御▽御▼籤・▽御▽神▼籤】

〔補説〕 「お」「み」は接頭語  神仏に祈って、事の吉凶を占うために引くくじ。
(大辞林より)


重大な間違いは困りますが、こういう些細な間違いはかえって微笑ましいです。
おみくじを掴み取りする光景を想像するだけで面白い。
大吉も大凶も掴み放題ですな。


貞昌院でもインターネットを通して おみくじを引くことが できますが、サイバー空間に漂うおみくじたちを掴み取る意味では同じですね。 誤植記事からの発想の転換で、こういう形のおみくじもアリでしょう。
投稿者: kameno 日時: 17:50 | | コメント (3)

活気溢れる大船商店街

ふれあいで訪れる人々に豊かな生活感を与えてくれる街

鎌倉市大船駅は美人でしとやかな観音様と
かつて数々の名監督や名俳優、女優名画で遍く全国的知られているエリアであり
現在も当時の名残や懐かしい雰囲気を醸し出している
食堂や飲食店、そして多用な便宜品、生活品に溢れた一大集約地域です
鎌倉市民ばかりでなく横浜、藤沢、逗子、葉山の周辺地域の夥しいご利用者方々に
来て頂いております.
日常食品、生活品、あらゆる便宜品、貴金属、アクセサリー
暖かい潤いと楽しさを提供してくれて生活感は豊かにさせてくれます
意気のよい声に触れながら
上品質のお買い物まで満たしてくれる街です

いいおおふなどーっとコム


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観音様が見守る街、大船駅東側の商店街はJR東海道線・横須賀線・根岸線・湘南モノレールの集まる駅前に広がる昔ながらの商店街であり、かながわのまちなみ100選にも選定されている素敵な街です。

大船駅の周囲は移転した工場跡地を利用した大型マンションなどの開発が進み、人口も急速に伸びています。
駅前にはルミネや大型スーパーなどもあるのですが、面的な広がりを見せる市場のような雰囲気を残した庶民的な店の連なりはまだまだ元気であり、市民の台所となっています。
私たちもしばしばここまで買い物に出かけます。
新鮮かつ豊富な品揃えを見て楽しむこともできますし、店員さんとの駆け引きも面白い。
冒頭のうたい文句どおりの商店街です。
それにしても昼過ぎの時間から既にたくさんの人で賑わっていることに驚かされます。
夕方はそれこそ大変。

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この混沌具合がたまりません。

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道路に商品がはみ出しても誰も文句を言いません。
三崎や江ノ島などの漁港から直送された新鮮な海産物も豊富です。

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今日のオススメ。

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これとか

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これとか。

ちょっと買うのに勇気が要りますけどね・・・・・・


商店街が大型のショッピングセンターに取って代わられる傾向になりがちなのが残念ですが、こういう温かみのある商店街がいつまでも残されるといいですね。

投稿者: kameno 日時: 17:43 | | コメント (0)

小雨→晴 仏前結婚式

貞昌院で仏前結婚式が挙式されました。
今回はは新婦さんのご兄弟が、私が大本山總持寺勤務していた時期に安居していたというご縁によるものです。
また、彼の大学時代からの友人であるU師に司会進行を担当していただきました。

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主役の二人にはいつでもどこでもカメラを向けられます。

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次 第
一、入  場・・・・・父母、親戚、来賓、新郎新婦、式師
一、開式の辞 ・・・・司会者
一、献香三拝 ・・・・式師・一同合掌礼拝
一、啓白文捧読・・・・式師
一、洒水潅頂 ・・・・式師
一、指換交換 ・・・・新郎新婦
一、寿珠授与 ・・・・・式師
一、三帰礼文・・・・・式師主唱・一同唱和
一、盃  事 ・・・・三三九度、新郎新婦・父母、親戚固めの盃
一、誓約文 ・・・・・新郎新婦
一、報恩焼香 ・・・・新郎新婦
一、式師示訓・・・・・式師 
一、祝寿端坐 ・・・・一同端坐 
一、仏教讃歌 ・・・・まごころに生きる・一同唱和
一、読経・般若心経・・読経・般若心経
一,祝三拝 ・・・・・式師・一同合掌礼拝
一、閉式の辞 ・・・・司会者
一、記念写真撮影

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式を終えて庭で記念撮影。
朝降っていた雨も、このころにはすっかり上がり、陽も射してきました。
緊張が解けた表情が微笑ましいですね。
幸せな笑顔は周りをも幸せにしていきます。

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末永く幸せな家庭を築き上げていきますように!
おめでとうございました。

投稿者: kameno 日時: 18:52 | | コメント (0)

根松・未来を見据えて

明日仏前結婚式が挙行されるため、諸準備を整えています。
鬘や衣装、その他準備品も整い、本堂や控室も概ね形が出来上がりました。
(ご両家のみなさま、数多くの結婚式場から貞昌院を選んでいただき、ありがとうございます)

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準備品の中で、この時期に一番苦労したのが根松です。
つまり、根っこのついた松の苗木。
年末?正月にかけてはかなり豊富にあるのですが、この時期は端境期で一番品薄な時期であります。

いつもお願いしている植木屋にも、いつまで経ってもなかなか入ってこないため、横浜?鎌倉の植木屋を数件巡ってみましたが、どこも在庫なし。
その他心当たりのところを中心に範囲を広げて探してみましたけれども見つかりません。

これはいよいよ、山で掘ってこないといけないかな・・・・・とまで考えましたが、一か八かで近所の小さな花屋に聞いてみたところ・・・・あった!あるではないですか!
灯台下暗しです。
よかった。


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結婚式に限らず、おめでたい場には根松がつきものです。
正月飾りとして根松を飾ったりもしますね。
(年末に在庫が増える理由です)

禅寺では、このほかに、根松を飾りそれを行持の後境内に植えるという伝統があります。
これは、恐らく『臨済録』「行録」にその起源があるのでしょう。


深い山奥の境内に臨済義玄禅師が松を植えているのを見て、臨済禅師の師である黄檗希運禅師が
「深山裏栽許多作什麼」・・・・「こんなに樹がたくさんある所に樹を植えてどういうつもりか」
と訊ねます。
臨済禅師はそれに対し
「一與山門境致、二與後人作標榜」・・・・「一つには山門の境致とし、二つには後人のために標榜となさん」
とこたえました。

つまり、後世の人のために植え、そして道標となるように植えるというわけです。
臨済禅師の頭の中には、苗木ではなく、遥か数百年後に立派に聳え立つ樹の情景が思い浮かんでいたのでしょう。

これから寺社は紅葉のシーズンを迎えますが、私たちが素晴らしい紅葉の光景を見ることができるのも、数百年前の先人たちが未来を見据えて樹を植え、樹を守ってきてくれたからに他なりません。


晋山式(住職の就任式)など、禅寺におけるお祝いの行持には根松が用いられ、それを境内に植樹するのはそういう意味があります。

同様に、仏前結婚式で用いられた根松は、式を挙げられた二人に新居に持ち帰っていただき、そこに植えていただきます。
新生活を始める記念樹として、庭の境致として、そしてこれから築きあげていく新しい家庭を見守る樹として、時々初心を振り返る道標の樹として。


仏前結婚式は、お釈迦様、ご先祖さまのもと、厳粛に行われる式です。
明日の式が滞りなく円成しますよう、お二人が末永く幸せな家庭を築きますように・・・・・



■関連記事
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手作りの仏前結婚式
仏前結婚式の新たな試み
仏前結婚式・静かなブーム

投稿者: kameno 日時: 12:50 | | コメント (0)

国際交流坐禅会

オーストラリア・クイーンズランド州の2校( Belmont State School , Old Yarranlea State School )から児童たちがホームステイのため上永谷にやって来ています。
その中の一つのプログラムとして国際交流坐禅会が貞昌院で開催されました。


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諸堂拝観・坐禅の説明の後、いよいよ坐禅開始。

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1チュウ20分を、経行を挟んで2チュウ行いました。
皆、真剣な姿で坐禅に取り組んでいます。


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坐禅終わって皆で集合写真。

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茶室・如是庵にて。
このあと午後には下永谷で茶の湯体験が行われます。

 

おみやげに Rain Stick をいただきました。
アボリジニによる美しい絵が施された楽器です。
振るとさらさらと雨のような音がします。雨乞いの儀式にも用いられた伝統的な工芸品です。


現在、クイーンズランド州では干ばつの被害が深刻です。
各家庭には大きな雨水タンクが置かれ、飲用水の足しにしているようですが、農作物への影響は計り知れないそうです。
雨が少しでも降り、干ばつの被害が緩和されると良いのですが。

投稿者: kameno 日時: 14:22 | | コメント (0)

秋彼岸中日-今日は秋祭りです

秋彼岸の中日を迎えました。
昨日の暑さから一転、過ごしやすい一日となりそうです。
今年の秋彼岸は三連休となっています。山の草刈と墓地清掃も先週終えていますので、気持ちよくお参りできるのではないかと思います。


貞昌院の境内には彼岸花がたくさん咲き始めました。

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当院の彼岸花は赤い花は少なく、ほとんど白・黄・桃色です。美しいですよ。

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今日は永谷天満宮で秋の大祭が行われます。
子ども神輿、神楽、舞台での芸能・・・・屋台も出て賑わいます。
子ども神輿は午前9時半から。
秋祭りの舞台は夕方からとなっています。


子ども神輿写真速報

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今回、子ども神輿を先導いただいた法螺貝は、真言宗智山派と天台宗によるコラボレーションです。
実は、どちらも永谷天満宮とも深い繋がりがあります。
天台宗修験者はフランス人のダニエル師。
来日前はパティシエをされていました。

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そして、神道・天台・真言・曹洞のコラボレーション

 
夕方からの舞台では獅子舞囃子、日本舞踊などが披露されていきました。
写真は子どもがお世話になっている幼稚園のお母さんの会、上流組による走楽太鼓ばやしロックンロール!
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投稿者: kameno 日時: 07:55 | | コメント (2)

のびろのびろみんなのサツマイモ

サツマイモ作り vol.5などでご紹介してた、小学校2年生みんなで育てているサツマイモ。
蔓を返す作業や雑草取りを繰り返しているうちにずいぶん長く長く成長してきました。

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こうしてみると、同じように見える葉っぱひとつひとつ、実に個性的ですね?

夏の日差しをたっぷり浴びて、栄養を蓄えていきます。
きっとおいしいサツマイモが収穫できると思いますよ。

のびろのびろみんなのサツマイモ。

先日まで放送されていた素敵な歌、「のびろのびろだいすきな木」のように大きく大きく成長しています。


みんなのうた 人生見守る大きな木

NHKの長寿番組「みんなのうた」で紹介された歌「のびろのびろだいすきな木」が感動を呼んでいる。作者は奈良県在住の加藤勇喜さん。知的障害を持つ19歳の青年で、詩とアートを組み合わせた展覧会「NHKハート展」に寄せられた6316編の詩から50編の1つに選ばれた。

 ♪みんなみんながすき ひとりひとりがいきをしているから おうきなおうきな木、そらにむかっていきをしているよ

6、7月に番組内で放送したところ、視聴者から多くの反響が同局に寄せられた。岩手県在住の30代の女性のメールには、末期がんと闘う父親の病室で聴いたときの感想がつづられていた。「涙する人ばかりの静かな空間に素敵なプレゼント。木は何があっても、そこに居てくれるんだって。ずっと立っててくれるんだって」。東京都在住の40代の女性は「子供の心が優しくなるような歌をいつまでも…」と願いを記した。
作、編曲は、医師でありながら歌手として国内外で活躍するアン・サリー。「愛すると同時に憎んだり争ったり、人間の一生の中にある喜怒哀楽の慌ただしさを、言葉を語ることなく見守り続けている木を描いた詩にハッとした」といい、優しく歌いあげる。最新アルバム「こころうた」の4曲目に収録。同展のテーマソングに使用されている。映像は一昨年の文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した新鋭のホッチ・カズヒロが担当した。生命力を感じさせる強さと優しさが混在した絵についての感想も多いという。
12回目を迎えた「ハート展」は、障害のある人が生活の中で感じた気持ちをつづり、その詩から伝わることを様々な分野で活躍する著名人やアーティストがアートで表現していくという企画。全国を巡回中で、東京スタジオパーク展は、12月1日から14日までNHKスタジオパーク・パークギャラリー(渋谷区)で開催される。
(産経新聞)





アン・サリーさんのやさしい歌声、ホッチカズヒロさんの素敵なイラストが加藤勇喜さんの純粋な詩を生かして心温まる曲として仕上がっています。


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(C)NHK


アン・サリー プロフィール

幼少時からピアノを習い、高校生の頃に憂歌団のルーツである黒人音楽から受けた衝撃からけ、人前で歌うことを思い立つ。大学時代は音楽サークル活動を通し、歌う楽しさ・面白さにのめり込み、卒業後も医療関係の仕事に従事しながら、ライヴを重ねる。
01年『Voyage』でアルバム・デビュー。Jazz、Bossa Nova、Popsのスタンダード・ナンバーを英語、ポルトガル語で歌っている。
翌年1月より医学研究のためアメリカ?New Orleansに留学。
03年4月、『day dream』、『moon dance』の2枚のアルバムを別々のレコード会社から異例の同時リリース。日本語の美しい響きをもつ歌、時代やジャンルを超えた楽曲が幅広く収められたニュー・スタンダード集ともいうべき選曲になっている。
生活の隅々まで音楽が染み渡る街New Orleansで3年間の生活を終えたアン・サリーは、05年4月にアルバム「Brand-New Orleans」をリリース。地元ミュージシャンと国境やジャンルの枠を超えた、心温まるセッションが話題を呼んだ。
「歌手」、「医師」、「一児の母」の顔を持つそのユニークなライフスタイルは、多くの共感を得ている。


■関連サイト

アン・サリーさん公式ページ

ホッチカズヒロさん公式ページ

投稿者: kameno 日時: 21:18 | | コメント (0)

教区懇親会2007

例年にも増して暑い夏も一段落し、寺院の夏の行事も一段落しました。

昨日は教区(近隣の寺院)研修会+会議+慰労会、そして今日は恒例の家族ぐるみでの懇親会が開催されました。

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前の記事でも書きましたが、寺院を支えるのは住職だけでなく、その家族たちの力が大きいのです。
こういう懇親の場は大切だと感じます。
準備を進めてこられ、楽しい会をつくりあげてくださった幹事のみなさまお疲れ様でした。



■従前の記事
教区懇親会

投稿者: kameno 日時: 21:55 | | コメント (0)

夏休み体験チャレンジスクール続報

今月21日に地元の小学校を会場として行われた 夏休み体験チャレンジスクール 坐禅教室の記事が「タウンニュース」紙に掲載されました。
本日の新聞に折り込まれておりますので、港南区にお住まいの方はご覧下さい。

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21日は午後から研修会があり、取材についてはゆっくりと応じること出来なかったのですが、ライターさん、きちんとした記事に仕上げてくれました。
さすが!

坐禅の漢字も、新聞記事では「座禅」とされがちですが、ちゃんと「坐」になってます。

ただ、記事中「住職」という部分は「副住職」です><
その点だけ訂正。

投稿者: kameno 日時: 09:50 | | コメント (0)

研修会@大雄山最乗寺

1泊2日の研修会が、神奈川県南足柄市・大雄山最乗寺を会場として開催されました。
昼過ぎまで小学校で夏休み体験チャレンジスクール坐禅会を行っておりましたので、開講式に間に合うかどうか微妙なところでしたが、幸いなことに受付開始に間に合いました。

樹齢何百年もの杉林に囲まれた伽藍は、いつ訪れても気持ちがよいものです。

■開講式

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■管長告諭解説
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平成19年度 布教教化に関する告諭

曹洞宗管長 大道晃仙禅師

今、情報化社会の中で、世界の各地からさまざまな声が聞こえてきます。
その声は、優しく温かみのあるものより、不安と不信に満ちたものが、より多くなっています。
その声に、私たちはどう応えたらよいのでしょうか。
世界各地で起きている争いのために、何物にも代えがたい尊い生命が失われ、心がおびえ、冷えきってしまった人びとが大勢います。
国内に目を向けると、お金や物ばかりが優先され、人や自然への慈(いつく)しみの心を軽んじ、本来安らぎの場であるべき家庭や学校までが、危機にさらされています。
なぜ人は、「いのち」の尊さや、人とのかかわりあいの大切さを見失い、他を思いやる心をなくしてしまったのでしょうか。
このような時代だからこそ、曹洞宗(そうとうしゅう)は信仰生活の実践目標を「同事行(どうじぎょう)」と定め、「人権・平和・環境」の大切さを説き続けているのです。
『修証義(しゅしょうぎ)』に「人間の如来(にょらい)は人間に同ぜるがごとし」とあります。
人間であられたお釈迦さまだからこそ、私たちの悩み苦しみを、ご自身のこととして、慈愛の手をさしのべられ、私たちを導いてくださるのです。
お釈迦さまの慈悲の心に目覚め、「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」ととなえつつ、家庭、学校、そして社会で、お互いに思いやり、限りなく慈(いつく)しみ合う心を、いっぱいにするように、努めてまいりましょう。

■講義1「伝法式行法について」

伝法は宗門僧侶にとって、室内の大事な行持でありますが、その勤めかたの作法が漢文で書かれていたり、指南書が多岐にわたること、また、少子化の影響もあり、本師が師弟に法を伝える行法の経験が少なくなってしまうという事実があります。
そのために、宗門ではこの事実に鑑み、行法の円滑化を図る工夫を加えた、新しい「伝法式行法」が作成されました。
講義の中では、「従来の内容・宗制を改変することなく」しかしながら「いかにわかりやすく」という点についての苦労を垣間見る事ができました。

薬石・開浴

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■座談会「葬祭の意義と課題」

各老師・諸師からの問題提起が行われ、それに対する質疑応答がなされました。
特に、「伝法式行法について」で指摘されるような少子化の影響はむしろ一般社会においてさまざまな問題を引き起こしています。
寺院における伝法式行法が数十年に一度の行持であるように、一家庭において行われる葬儀も、それこそ一世一代の経験であるでしょう。
祖父母などからの伝承が薄らいだ現代においてこそ、葬儀の意味についてのきちんとした説明が僧侶サイドからなされる必要があります。
この座談会は、時間が超越してしまうほど盛りだくさんの内容でした。
各師の実体験・工夫点など、学ぶべき項目は多いものです。

開枕

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振鈴・洗面・朝課・御奥殿御祈祷

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写真は朝課罷・御奥殿へ向かう様子です。法螺貝を吹きながら上殿します。


■講義2「宗門儀礼を考える(1)」
  ?朝課諷経について?


■人権学習「思いをことばに・ことばを力に」
  ?安心できる居場所と語りによる回復

閉講式

投稿者: kameno 日時: 19:12 | | コメント (4) | トラックバック (1)

夏休み体験チャレンジスクール

地元の小学校では、さまざまな体験チャレンジを夏休みの間に校舎内で行う試みを行っています。
内容はリコーダー教室、浴衣の着付け、フラダンス、折り紙作り、食育教室、万華鏡作り、書道教室、マッサージ教室、科学教室、模型飛行機教室などなど。

そのうちの一つとして、「坐禅教室」が開催されました。

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振り返れば昨年もほぼ同じ8月末に開催いたしましたが、今年は例年以上に残暑厳しく、坐禅を始める前に水分の補給をお願いいたしました。

■昨年の記事はこちら
http://teishoin.net/blog/000525.html

子ども坐禅会の際は、20分×2チュウを基本としておりますが、1チュウ目の坐禅はとまどっている子どもたちも、2チュウ目はしっかりと坐ることができるようになります。

体育館の窓を全開にしているためか、時折吹き抜ける風が心地よく感じました。

今年参加の皆様、お疲れ様でした。

※なお、タウン誌からの取材を受けましたので、もしかしたら記事として掲載されるかもしれません。

(8/30追記) ⇒ 夏休み体験チャレンジスクール続報

投稿者: kameno 日時: 11:47 | | コメント (0)

蛇行・点呼・ポケモンパルシティー

今日はひたすら子ども中心の一日に徹しました。

何でも、ポケットモンスターパルシティーが横浜で開催とのことで、友だちと楽しみにしていたようです。
ということで、子どもたちと、その友だちを引率して開催初日のパシフィコ横浜へ。

とてつもない人出が予想されるため、とにかく早め早めの行動に徹しました。
9時開場ですから、その前には会場前へ。

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それでもたくさんの人人人。
入場するまでにグネグネと蛇行しながら進んでいきます。


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会場ゲートに入るまで40分ほどかかりました。
会場内に入ってしまえば、空調も効いているため待ち時間もそれほど苦になりません。
さらに、子どもたちには一時間おきに特別なポケモンのプレゼントがあるようです。

しかし、みんな詳しいですね?
何時にどのプレゼントがあるのか皆把握しています。

さらに、ユニオンルームというワイヤレス通信を利用して近くにいる知らない人とチャットや対戦ができる機能があり(↓写真右下)、たくさんの人がユニオンルームに見えます。こんな機能があるんですね!
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最初に入ったアトラクションはわくわくサファリ。
これは待ち時間30分ほどで入れました。
※アトラクションの内容記載は割愛します。

(↓おかげさまでだいぶポケモンの名前を覚えました)
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続いて不思議のダンジョン。
こちらは実質90分くらいの待ち時間でした。
※アトラクションの内容記載は割愛します。

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ところが、その2つ目のアトラクションを終える昼過ぎには、最長待ち時間がこんな↓状態に!

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無茶苦茶な待ち時間ですね。
そりゃそうです。
入場者をどんどん入れているから待ち行列の時間が急速に増えるのは当然。
早く入場するに限りますね。


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2つのアトラクションを体験できましたし、3つのポケモンもゲットできたようなので、12:30には会場を出ることにしました。


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それにしても大量の来客をさばく手法や工夫についても学ぶところが多いイベントでした。
会場運営の手法に自ずから目が行ってしまいます。

みなさん、お疲れさまでした。


蛇足ですが、何を隠そう、秋には、この会場において、ダライラマ法王特別記念講演会が開催されます。

投稿者: kameno 日時: 14:45 | | コメント (2)

今日も棚経廻り

長男共々廻らせていただいております。
檀家のみなさま、暖かく見守っていただきありがとうございます。

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・・・ということで、これから棚経に出かけてまいります。

投稿者: kameno 日時: 08:23 | | コメント (6)

ペルセウス座流星群観察記

ペルセウス座流星群を見よう、国立天文台が観測報告募集

国立天文台は、11日夜から14日朝にかけて出現が予想されるペルセウス座流星群の観測報告を、携帯電話とインターネットで募る。
流星群が全国でどのように見えたかを集計し、結果は後日公表する。「曇って流星が見えなかった」という内容も立派な報告になる。
ペルセウス座流星群は、毎年8月に見られ、1月の「しぶんぎ座」、12月の「ふたご座」と並ぶ3大流星群の一つ。今年は13日を中心に出現が最大になると予想され、しかもこの日は新月で月明かりの影響を受けることがない。
国立天文台によると、13日の明け方が狙い目で、晴天に恵まれれば、1時間に30個の流星を目撃できる可能性がある。多くの流星を見るコツは、ペルセウス座の方角にこだわらず、空全体を見渡すことという。

読売新聞




貞昌院は横浜市内にあるとはいえ、郊外に位置しますので、私が子どものころは、それこそ天の川までよく見えました。
近年、宅地化の進展により空がだいぶ明るくなってしまいましたが、天気さえ良ければ星はかなりよく見えます。

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写真は夏の大三角付近。なんとなく天の川も写っています。
(コントラストを調整しました)


今年はペルセウス座流星群観察の好期にあたりますので、ベランダにレジャーシートとマットレスを敷いて、家族で川の字になり流星を観察してみました。

部屋の中と比べて外は涼しいですね。
山から吹いてくる風が本当に心地よいです。


で、肝心のペルセウス座流群はというと、一時間当たり7・8個くらいだったでしょうか。
どこに流れるのかは予想がつかないので、視界に入るかどうかは運次第ですね。
やはり明るく流れる流星を見ると、うわ?!とか叫んじゃいますね。

肉眼での観察に加えて、簡単にカメラを三脚に固定して20枚ほど撮影してみました。
そのうち、2枚にかろうじて映っていましたのでご紹介します。

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流星の明るさはマイナス1等星くらい。流星痕も見えるくらいの大きな流星でしたが、写真ではあまりうまく写っていないですね?
写真下部中央の白い筋が流星です。

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こちらは1等星くらい。写真下部中央に写っています。流星痕は見えませんでした。
白く写っているのは雲。
この時間から雲が出はじめたので、この流星で観察を終えました。

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国立天文台
「夏の夜・流れ星を数えよう」キャンペーン の報告のページに則って記録を書いてみます。


Q1 観察地:観察した場所の都道府県はどこですか?(必須)
神奈川県 (横浜市港南区)

Q2 観察日時:観察をおこなった日時はいつですか?(必須)
12日23時台
13日0時台


Q3 観察時間:観察を続けていた時間はどのくらいですか?(必須)
30分以上

Q4 観察結果:流星はいくつ見えましたか?(必須)
11個以上

Q5 経験:今までに流星を見たことはありますか?
2回以上見たことがある

Q6 年齢:おいくつですか?(差し支えなければお答えください)
40?49才

投稿者: kameno 日時: 22:17 | | コメント (2)

町内会盆踊り

地元町内会盆踊りが、永野小学校を会場に開催されました。
学校の先生たちや町内会役員、地域のボランティアの皆さん、マーチングバンド、少年野球チームなど地元の各団体が連携して盆踊りを盛り上げます。
出店も業者をつかわず、町内会関連の方々が準備し、運営しています。

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盆踊りも佳境にさしかかると、皆が集まってきます。
見上げる先には・・・・・・・・

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打上げ花火が、永野小学校校庭と、貞昌院墓地と二箇所から打ち上げられました。
永野小学校の盆踊り会場からは、この貞昌院からの打上げ花火を200mくらい離れた位置から眺めるわけですが、かなり規模の大きな打上げとなるため、消防車が待機し、周囲は立ち入り禁止区域となります。

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この写真は貞昌院から盆踊り会場(永野小学校)方面の眺めです。

投稿者: kameno 日時: 08:05 | | コメント (0)

かながわの名木100選・アカガシ

神奈川県が昭和59年に選定した「かながわの名木100選」のうちの一つが、貞昌院の裏山、天神山にあります。



上永谷の天神社のカシ


アカガシ(ブナ科)

天神社の社叢林の中にある巨木で、幹が根元近くで3本に別れ、それぞれ上部で枝が多数分岐し、大きな樹冠を形成している。
樹高 25m
胸高 6.0m
樹齢 350年(推定)
横浜市名木古木指定樹


木の根元付近に設置されている銘板には、選定当時の説明がされておりますが、その後、感情2号線などの幹線道路が近くにできたり、宅地化が進むなど、樹勢に影響を及ぼす要因もあり、3本に分かれていた内の2本の幹は枯れてしまいました。

このように、名木100選の選定から20年余が経過したため、選定当時から変化が名木も多く、その実態調査が先日(7月28日)行われました。


日本樹木医会神奈川県支部 100名木を統一調査

選定から20年 港南区では2本が対象

神奈川県が1984年(昭和59年)に選定した「かながわの名木100選」のうち、県内26市町村に現存する約90本を対象に、日本樹木医会神奈川県支部(冨田改支部長)が現状調査に乗り出した。港南区内に現存する「上永谷の天神社のカシ」「日野のシイ」の調査も7月28日、29日に行われた。
 「かながわの名木100選」が選定されてから20年以上が経過しているが、統一した調査、診断を行うのは今回が初めて。日本樹木医会は、全国の名木・古木を保存する技術者を育成することを目的として91年に発足。昨年同支部の支部長に就任した冨田氏は「人間でも年に1回は健康診断を受けている。木も同じ。現状を診断、把握して地域のシンボルとして残すかどうか考えてほしい」と、(財)日本造園修景協会神奈川県支部とともに、ボランティアで調査を開始した。
 調査項目は、生育環境や管理状況、形状寸法のほか、樹木の活力度、被害状況、処置の必要性など多岐に渡る。また、名木実態調査として「遠方からの視認性が高く、シンボルやランドマークとしての価値が高い」といった景観性や、「防風効果」「遮音効果」といった地域環境からみた樹木の価値も調査対象となっている。
選定された100本の名木のうち約10本が台風の被害などで滅失してしまったが、港南区内では樹齢約350年の「天神社のカシ」(上永谷5の1の5)と樹齢約370年の「日野のシイ」(日野中央1の6の9)が現存している。7月28日にカシ、29日にシイの調査がそれぞれ行われた。

天神社のカシは、選定当初は3本あった幹が現在は1本のみで、診断した樹木医は「大枝から伸びる枝の先端が枯死している。いい状態ではない」と話し、「今後、治療が必要になるのでは」と説明した。一方、県の天然記念物でもある日野のシイについては特に問題は見受けられなかったが、樹木医は「安全面から枯れ枝の処分や、枝を支えるワイヤーの張り直しが必要になるのでは」と話した。
 今回の調査は日本樹木医会神奈川県支部に所属する93人の樹木医の技術向上や交流も目的。全ての調査結果は11月中に関係する市町村に提出する予定。
 冨田支部長は「木を守り、大切にしていきたい。1本の木がたくさんのエネルギーを与えてくれ、楽しませてくれる。地域の人たちにも関心を持ってもらえれば」と話している。
(タウンニュース港南版)



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先ほど、このカシの木の写真を撮影してきました。
あまり大きいので広角レンズで撮影し、3枚を合成しています。

ニュース記事にあるように、3本あった幹が現在は1本のみ、大枝から伸びる枝の先端が枯死している・・・ということがよくわかると思います。
写真の右上部に写っている枯死した枝は、カシの木の上部から折れて垂れ下がっている状態です。

やはり、数十メートル先をかすめる幹線道路の影響が少なからずあると思います。

ただ、元、幹のあった部分からは新たな ひこばえ も生えてきており、植物の生命力の強さを改めて思い知らされます。

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↑一枚目の写真の反対側から撮影。幹を切断した箇所から新たな芽が生えています。

古木は、何か私たちに、不思議な力をあたえてくれます。
幹に耳を当てると生命の営みが聞こえてきます。

古木は、出来る限り後世に残していきたいものだと考えています。


なお、かながわの名木100選とは別に、横浜市指定の名木古木というものがあります。
こちらは、横浜市の「緑の環境をつくり育てる条例」 第7条(昭和48年6月)に基づき、古くから町の象徴として親しまれ、故事来歴などのある樹木に指定されています。
平成18年度までに、「名木古木」として指定された樹木は、899本6群となっています。


天神社・貞昌院境内に数本が選定されておりますが、なんと、その指定第一号(昭和48年指定)も、天神山の境内にあります。

それが天神社の御神木・大杉です。

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こちらは残念ながら数十年前に落雷をまともに受けてしまい、このような姿になってしまっています。
天神社の参道を上がって、御社手前の階段左側にあります。

投稿者: kameno 日時: 10:36 | | コメント (2)

セミの羽化のビデオを作ってみた

夏まっさかりですね。
境内は、まさにセミたちの声に包まれています。

セミたちは一週間程度の短い成虫としての期間を謳歌していますので、五月蝿いと言わずに暖かく見守ってあげたいものです。

さて、ホームページでもこれまで何回か紹介してきましたが、丁度夏休みの時期でもありますし、子どもたちの自然観察にぴったりのテーマである「セミの羽化」の観察をおすすめします。


■関連トピックス
ツクツクボウシの華麗なる羽化


【ポイント】
・予め、セミの抜け殻のたくさんある場所を探しておきましょう。公園や里山の木のあたりなど。
・そのあたりの地面を見ると、穴がポツポツと開いています。セミの幼虫が土から這い出た後の穴です。
・日没前後に、地面の穴のあたりから、木の幹に掛けての一帯をよーく見てみましょう。
・セミの幼虫の形は抜け殻と同じです。モソモソと動いているからよくわかるはず。

■ここからが重要です。
自然のまま、セミの幼虫の好きな場所で羽化させてあげるのが一番ですし、これまで撮影した写真は屋外でのものなのですが、子どもたちが観察をするのであれば、室内の方が見やすいでしょう。
やさしく持って家に持って帰ります。
このとき、背中を持ったり、強く握ったりしないこと。手のひらに乗せるとか、服にくっつけたままで運びます。

・帰ったら、適当な大きさの鉢植えの植物に登らせます。
 (今回は、ナスの鉢植えに登らせてみました)
・写真を撮影する時はフラッシュを焚かずに、撮影する時だけ電灯で照らすようにしましょう。

・・・・ということで、昨晩撮影した写真をつなぎ合わせてビデオにしてみました。

200707031-01.jpg から、 200707031-02.jpg

までの変化の様子をビデオで見ることができます。


ビデオ映像はここをクリック
 (WMV形式・2007年7月30日撮影)




いつ見ても、僅か数時間の間にこれだけの劇的な変化を見せる生命の摩訶不思議に感銘をうけます。
幼虫の背中が割れる様子などは、まるで、京都・西住寺の宝誌和尚像を目の当たりにしているかのようです。

投稿者: kameno 日時: 09:14 | | コメント (2)

イタリアからの来訪者

吉祥寺にお住まいの檀家 I さんが、イタリアからの来訪者とともに貞昌院にお越しになりました。
(このページの下に書いていますが、I さんの娘さんがイタリアで菓子修業をされたときの友人たちです)

貞昌院の堂内をいろいろと説明して回ります。
お寺の什物一つ一つに、真剣に見入っています。


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本堂にある坐蒲を見て、イタリアの道場で坐禅をやったことある!と。
みなさんジェノバの剣道倶楽部に所属しており、日本文化に対するある程度の心得があるのです。
早速坐禅を行をじていただきました。


茶室如是庵での茶の湯。
まずは蹲で手を清めます。

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右写真は、にじり口にて。

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檀家I さんの娘さんが、イタリアで菓子の修業をされて今年春に帰国、吉祥寺にお店を出しました。
その名も、イタリアでお世話になった菓子作りの師匠夫妻の名前に由来する、 『ステファノアンナ』 というお店です。

お菓子激戦区の吉祥寺にあって、なかなか評判のよいお店で、何を隠そう、先月放送のとんねるず「食わず嫌い」で、松田翔太がお土産で持参したのが、この 『ステファノアンナ』 のお菓子です。

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吉祥寺にお越しの際は、是非 『ステファノアンナ』 にお立ち寄り下さい。
貞昌院の名前を出していただけると、何かサービスがあるかも知れません。

≪Stefano Anna(ステファノアンナ)≫

〒180-0003 武蔵野市吉祥寺南町2-36-4
電話・FAX 0422-43-1168
営業時間 9:30?19:00/定休日 月曜日・月に1回火曜日

投稿者: kameno 日時: 09:45 | | コメント (0)

キッズらくのり一人旅

羽田空港第二ターミナルにて。

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次女が九州に住む妹夫妻のところに遊びに行くことになりました。
一人旅なので、キッズらくのりという便利なサービスを利用します。

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見送りの保護者は、このような券をもらい、搭乗ゲートまで入ることが出来るのですね。
そこで客室乗務員の方に引渡し。
飛行機の旅も気軽になりました。

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(・・・・・乗りたかっがっていたポケモン飛行機は残念ながら・・直後に離陸した別方面の便でした?)

ということで、今日から数日間、九州ではお世話になります。お騒がせすると思いますがよろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 09:38 | | コメント (0)

H19大施餓鬼法要・演奏会報告

貞昌院恒例の大施餓鬼会法要が、7月26日、行われました。

本年は、モンゴル・馬頭琴奏者、セーンジャーさんを御招きし、本堂において演奏会を開催いたしました。

7月26日(火曜日)貞昌院本堂において

午後2時? 馬頭琴演奏会
午後3時? 大施餓鬼法要


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モンゴルの草原で生まれ、草原で育ったセーンジャーさんの奏でる繊細かつダイナミックな弦楽器の音が本堂に響き渡ります。
昨年に増して多くの参列をいただきました。
本堂・境内いっぱいの参列者がセーンジャーさんの演奏を心から楽しんでいました。
なお、セーンジャーさんは9月8日大船観音で開催される ゆめ観音アジアデスティバル にも出演されます。

【演奏の一部をビデオでご紹介します】
馬頭琴演奏会 wmv形式


演奏会に引続き、大施餓鬼法要が厳修されました。
大施餓鬼法要については こちらをご参照下さい


【2007年度ビデオ記録】
般若心経(本尊上供) wmv形式
大悲心陀羅尼 wmv形式
甘露門(五如来焼香) wmv形式

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※今日の写真は、A師により撮影していただきました。
※ご随喜お手伝いいただきましたご寺院様、世話人の皆様、親戚の皆様、SZIの皆様、ありがとうございます。心より感謝申しあげます。

投稿者: kameno 日時: 00:02 | | コメント (0)

本日26日は大施餓鬼法要+演奏会

本日は貞昌院の大施餓鬼法要と演奏会が行われます。

詳細は 大施餓鬼会法要・演奏会のご案内 をご参照下さい。

なお、朝6時からの定例坐禅会も当然開催されます。

一日中準備に追われました。
明朝からも準備の続きです。

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皆様のお越しをお待ち申しあげます。


【概要】
7月26日(木曜日)貞昌院本堂において

午後2時? モンゴル馬頭琴演奏会
午後3時? 大施餓鬼(おせがき)法要


掃除をしている最中、廊下でナナフシ君を見つけました。
どこから入ってきたんだろう。

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子どもたちの相手をしていただいたあと、庭にお返ししました。
早速草の中に同化していますね。

投稿者: kameno 日時: 00:31 | | コメント (2)

町内会子ども坐禅会

地元町内会の子ども坐禅会が開催されました。

参加者 子ども 34名 大人10名 合計 44名の参加をいただきました。 
早朝6時よりラジオ体操、終わって7時より坐禅会(2チュウ)を行いました。
時折霧雨降る中ではありましたけれども、却ってしっとりした雰囲気の中、皆、落ち着いて坐禅ができたように思えます。


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坐禅が終わって、皆に聞いてみます。
「時間が思ったより長かったと感じた人」・・・・・・・手を挙げた子どもは大体1/3くらいかな
「時間が思ったより短かったと感じた人」・・・・・・・残り2/3くらい
人によって、同じ時間でも感じ方は全く違うことがわかりましたね。
好きな事をしている時間ってあっという間に過ぎたりしますよね。同じように、坐禅に集中すると、あっという間に時間が経ったりします。
そして、坐禅をしている間、普段聞こえてこないようなさまざまな音も聞こえてきたと思います。
静かなこころで自分と向き合うということも、時には必要なのです。


用意した資料をもとに、簡単に説明をおこない、皆で考えていきます。
⇒資料はこちら

 


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坐禅の後は、皆でお粥をいただきます。
食事をする前には、もちろん、合掌し「いただきます」とお唱えすると思いますが、お寺では、五観の偈(ごかんのげ)をお唱えいたします。
ゆっくりと読んでいきます。

五観の偈については、過去に記事として書いていますので併せてご参照ください。
⇒「いただきます」って言ってますか?


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最後は、お漬物の一切れとお茶で、お椀を洗います。
水を大切にするこころと、食事に感謝するこころを忘れないようにしましょう。

お漬物をお茶と一緒に食べる経験は初めての子が多いせいか、「おいしい」という感想があちこちから聞こえたのが印象的でした。

8月21日には、夏休みチャレンジスクールとして、小学校の体育館で坐禅教室が行われます。
今度は出張坐禅会です。

投稿者: kameno 日時: 10:04 | | コメント (0)

萬灯供養法要習儀

第9回ゆめ観音アジアフェスティバルが、9月8日(土曜日)大船観音寺で開催されます。
詳細は公式ホームページをご参照下さい。

ゆめ観音アジアフェスティバルで、舞台のトリとして、萬灯供養法要が行われます。
これは、夕暮れに、蝋燭の火を舞台をぐるっと囲むように灯し、その中で行われる幻想的な法要です。
萬灯供養法要については、過去の記事をご参照ください。

万灯供養
ゆめ観音アジアフェスティバル報告(3)

この萬灯供養法要は、山形や新潟では行われておりますが、関東地方では滅多に目にすることがない珍しい法要です。
僧侶の進退についても、特殊なものがありますので、法要の前に何度か皆で集まって、動きを確認していきます。

本日、即心会という東京・神奈川の青年僧侶の研修会で、萬灯供養が取上げられ、その法要の一連の流れについての習儀が行われました。

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特に経木塔婆(皆さんの願いが書かれた木のおふだ)を運ぶ、殿行(でんなん)の配役の所作進退が重要なポイントとなります。
足の運び、動く方向などを重点的に何度も確認を行っていきます。

萬灯供養法要は、18:30からの予定となっています。

ただいま、法要でお焚き上げする経木塔婆の願主を募集しております。
上記ゆめ観音の公式サイトに申込用紙がございますので、ご希望の方はどうぞ申込みお願いいたします。

ゆめ観音アジアフェスティバルでは、萬灯供養のほか、アジア各国の法要・舞踊、そしてエスニックフードの数々をご用意してスタッフ一同みなさまのお越しをお待ちしております。
どうぞお楽しみに!

投稿者: kameno 日時: 22:39 | | コメント (2)

ミンミンゼミの華麗なる羽化

子どもたちが面白い発見をしました。
夕方、境内の草むらをごそごそ動くのは・・・・

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セミの幼虫ですね。
大きさからいって、ミンミンゼミかツクツクボウシ。
一生懸命進んでいきます。

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登るべき草を見つけました。

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羽化する場所が決定すると、いよいよ成虫への変身が始まります。
殻から出てくるまで僅か数分の出来事です。

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段々と羽が伸びてきました。
それにしても、なんという美しさなのでしょうか。
思わず見とれてしまいます。

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一晩かけて羽を充分に伸ばしていきます。
ときおり優しい風に揺られながら・・・・

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以前、アブラゼミの羽化についての写真をご紹介したことがあります。併せてご参照下さい。

セミの華麗なる変身

投稿者: kameno 日時: 09:35 | | コメント (2)

弁事の任、無事に

昨日、近隣の寺院で「首座法戦式(しゅそほっせんしき)」が行われました。

曹洞宗僧侶になるためには、幾つかの段階を経なければならないのですが、その第二の段階が「立身」という段階です。
その第二段階に行われる法要が「首座法戦式」です。


詳細は、曹洞宗僧侶になるための段階をご参照下さい。

首座は、安居期間中、修行僧のリーダーをつとめるのですが、その総仕上げの「首座法戦式」において初めて住職に代わっての説法を許され、問答を繰り広げます。
首座和尚の力量を法問によって試す、文字通り法の戦いの儀式といえます。

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今回の法戦式で、長男、哲舟が「弁事(べんじ)」という役をつとめさせていただきました。
禅問答のテーマは、『従容録(しょうようろく)』「第二則・達磨廓然」が選ばれました。

本則は、印度から中国に仏法を伝えた達磨大師と、梁・武帝が、梁の都で交わした問答の一部を公案としたものです。

弁事は法要中に本堂正面に掲げられた「開口板(かいくばん)」を読み上げ、そして法問の第一問を首座にぶつけていく(開口闍梨=かいくじゃり)役割を担います。



天童覚和尚 頒云 廓然無聖来機逕庭 得非犯鼻而揮斤 失不廻頭而堕甑 寥寥冷坐少林 黙黙全提正令 秋清月転霜輪 河淡斗垂夜柄 縄縄衣鉢付児孫 従此人天成薬病 従此人天成薬病 獅子吼不盡・・・・


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毎日のように練習していましたが、いざ本番となると見ているほうがドキドキですね。
けれども、そんな心配もよそに、堂々と、はっきりと出来ました!


もちろん、首座和尚さんも、実によく通る声で立派に問答を繰り広げておりました。


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法戦式の後、総代さんと。
総代になって四十数年、初めて感激した・・・・という、過大なるお褒めの言葉をいただきました。

皆様、本当にお疲れ様でした。
そして、おめでとうございます。

投稿者: kameno 日時: 17:00 | | コメント (2)

大施餓鬼会法要・演奏会のご案内

檀信徒の皆様にはすでにお知らせしておりますが、貞昌院恒例の大施餓鬼会法要が、7月26日、行われます。
演奏会は、檀信徒以外の方も、歓迎いたします。
(予め貞昌院までメールで御連絡ください)

昨年の演奏会の様子は こちらのトピックス をごらんください。


さて、本年は特に、モンゴルの伝統楽器・馬頭琴の名手・セーンジャーさんを御招きし、本堂において演奏会を開催いたします。


【概要】
7月26日(木曜日)貞昌院本堂において

午後2時? モンゴル馬頭琴演奏会
午後3時? 大施餓鬼(おせがき)法要


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【出演者プロフィール】
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【演奏会出演者】
■セーンジャー

 プロフィール

1976年 中国内モンゴルホルチン草原生まれ
13歳から馬頭琴を始める。
16歳でジルム盟芸術学校入学 
1999年 内モンゴル芸術学院卒業。
1995年 内モンゴル“大学巡回祭”出演
1996年 中華人民共和国“大学巡回祭”出演
1997年 "内モンゴル自治区成立50周年大会"出演
1998年 "中国第3回演芸会祭”出演
1999年 "中華人民共和国成立50周年記念
大会”出演
2000年 中国人民大会堂でテレビショー出演
2000年 来日後、日本各地で演奏活動を開始

日本国内においては、古くからモンゴルに伝わる楽曲や、モンゴルの民話“スーホーの白い馬”をテーマで全国でコンサ ート活動を展開するほか、ベトナムや中国、日本などアジアの民族楽器や、マリンバやシンセなど西洋の楽器奏者と共演して音楽交流を深めている。


7月26日 午後2時より貞昌院本堂にて開催されます。
みなさまのお越しをお待ちしております。

投稿者: kameno 日時: 09:20 | | コメント (0)

貞昌院の湧き水

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貞昌院の裏山から湧き出る清らかな水は、茶室の蹲を通して池に流れています。
インターネットライブカメラを設置していますので、池の様子をご覧いただけます。

 ⇒ライブカメラ

この池には鯉たちが元気に泳ぎまわっております(ライブカメラでご覧いただけます)し、トンボなどもたくさん飛んでいます。
清流には沢蟹も棲息しています。


この水は、飲用としても適合するほど、綺麗な水です。
以前検査していただいた結果は次の通り。
貞昌院自慢の水です。


飲料水検査結果書

横浜市衛生研究所(衛研平7第8344号)
平成6年12月19日、当所に依頼された飲料の検査結果は次の通りです。
試料:井戸水
採取年月日:平成6年12月19日
採取場所:横浜市港南区上永谷5ー1ー3 判定:検査結果は水道法第4条第2項の規定による水質基準に適合です。

検査項目
検査結果
水質基準
硝酸亜硝酸性窒素(mg/l)
1.9
10以下
塩素イオン(mg/l)
10.2
200以下
過マンガン酸カリ消費量(mg/l)
1.2
10以下
一般細菌数(個/ml)
0
100以下
大腸菌群
不検出
検出しないこと
PH
6.5
5.8-8.6
臭い
異常なし
異常ないこと
異常なし
異常ないこと
色度(度)
1未満
5以下
濁度(度)
0.1未満
2以下

池のほとりにはヤマユリとノカンゾウが咲き始めました。

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投稿者: kameno 日時: 16:44 | | コメント (2)

結制法戦式習儀

近隣の寺院で、結制が行われるため、その主要な法要の習儀が行われました。
結制がどのような行事かは、こちらの記事 をご覧下さい。


写真はその一コマ。昨晩の法戦式習儀の様子です。
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(ケイタイにて撮影)

このたびの法戦式では長男が弁事をつとめることになりましたので、毎日マンツーマンで練習を行っております。
そして、今回は第1回目の全体習儀。

個別に自分の部分は練習してはいるものの、やはり相手との掛け合いもあるわけですからこのような練習は重要です。

動作進退、問答を発するタイミングなど・・・・このようにして習儀は夜9時まで続きました。

投稿者: kameno 日時: 11:57 | | コメント (0)

賑やかな大船の街と大船観音

大船観音。
東海道線を利用されている方は、大船駅近辺で、東京方面に向かって左側の車窓をながめると、真っ白い観音様を目にされる方が多いと思います。

日本各地に巨大観音像は多いのですが、大船観音ほど街に親しまれている観音様は少ないかもしれません。


大船 観音様のせい? 時間の流れがゆるやか

大船観音の顔を見るだけで癒される
 大船といえば、横須賀線の車窓から見た大きな白い観音様を思いだす。鎌倉の隣町であり、かつては松竹撮影所があることで華やかな街だった。今どうなっているのだろうか。
やさしく見守る大船観音

 大船駅西口から小高い山を登りきると、曹洞宗大船観音寺の山門に突き当たる。境内にある急な石段の下に立つと、大船観音の白い頭が望め、段を上がるごとにその巨大な姿が現われた。子供の頃、鎌倉からの帰りに電車から見た観音様は、あまりに神秘的で恐怖を感じたように覚えている。また、立ち姿と思い込んでいたが、胸像だった。今近くで眺めてみると、遠い記憶とは逆に穏やかで優しい顔をしている。来た人を温かく出迎えるように、また町を見守っているようでもある。
大船観音へのお供えは、彩りきれいな精進料理
 観音様の背中側から中に入ってみると、像の20分の1の大きさの本尊が安置され、建立当時の写真や歴史などが展示されていた。それによると、観音思想である“永遠の平和の礎”を築こうと昭和4年に工事を着手。しかし、第二次世界大戦により中断し、完成したのは昭和35年だった。苦悩に打ちひしがれた人々が一心に観音の名を唱えれば、観世音は人々の苦しみの音声を観察して、慈悲をもって救うと言われているそうだ。
ちょうど、若いお坊さんが、観音様にお供えしたお膳を下げに来ていた。早朝にお供えして、午後2時頃には下げるという。
(読売新聞)



ここ、大船観音を舞台として、毎年 ゆめ観音アジアフェスティバルを開催しているのですが、私も実行委員の一人として運営に関わらせていただいております。

今年は9月8日(土曜日)に開催いたしますので、どうぞご周知の程よろしくお願いいたします。
皆様のお越しをお待ちしております。

さて、ということで、大船観音寺の修行僧たちと、ゆめ観音実行委員会スタッフで手分けして、出来上がったばかりのポスターを大船駅前の商店街をまわり、掲示のお願いをしてきました。

大船駅の商店街は、今どき珍しい アジアのマーケットのような 活気あふれる商店街です。
最近はどの街も大型スーパーにとって代わられれるケースが多いのですが、ここでは、個人商店が主役です。
通りを挟んだ両側に肉屋・魚屋・八百屋・お茶屋・陶磁器屋器・薬屋・洋品店など、それこそたくさんの個人商店がひしめき合い、その通りを埋め尽くす人たちが賑やかさをひときわ引き立てています。
売っている生鮮品も、とても安くて新鮮です。
値引き交渉など、人と人との触れ合いも嬉しいですね。

ポスター掲示のお願いしても、どの店もとても協力的で「じゃあ、目立つところに張っておくよ!」とか「ごくろうさん」とか、必ず一言付け加えてくれます。
こういう庶民的な商店街はいつまでも残ってほしいものです。

街をやさしく見守る観音様。
毎日自宅から手を合わせています、と仰る方は多いのですが、意外と実際に境内まで足を運ばれる方は少ないんですね。
今参拝すると七夕バージョンの観音様に出会えます。
(まだ七夕かざりを設置したばかりですから、短冊をかけるなら今がチャンスです!)

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(ケイタイにて撮影)

そして、9月8日は、是非、ゆめ観音アジアフェスティバルにお越しくださいますようお願いいたします。
皆様のお越しをお待ちしております。

■関連リンク
今年のゆめ観音は9月8日開催
ゆめ観音アジアフェスティバル公式サイト

投稿者: kameno 日時: 23:17 | | コメント (0)

巣立ちの季節・再び

約3ヶ月前にお伝えしたシジュウカラの

巣立ちの季節

今シーズン2度目のシーンを見ることができました。

前回の巣立ちの写真は、既に巣立ってから数日が経過した様子でしたから、かなり親鳥に近い姿をしていましたが、今日は、まさに巣立ったその日の姿です。

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ずっと鉄パイプの中にいたため、外の世界に少し戸惑っているようですが、直ぐに慣れることでしょう。
数メートルの間を行ったりきたりして飛行の練習をしています。

親鳥は遠くから見守っています。
単なる本能といってはそれまでかもしれませんが、人間の子育てや親子関係にも見習うべきところは多いように感じます。

外敵から子どもを守るため、わざわざ人間の生活圏に近いところに営巣するというのも、永年培われてきた経験によるものなのでしょう。

それにしてもこの雛の親鳥は偉い。
本当に感心します。

【今シーズン1回目】
シジュウカラの子育て
巣立ちの季節

【今シーズン2回目】
シジュウカラの子育て・再び

投稿者: kameno 日時: 21:30 | | コメント (6)

本日夏越しの大祓-永谷天満宮

先日、茅の輪作り についてご紹介いたしましたが、今日、夏越しの大祓の祭事が行われました。

夏越しの大祓 永谷天満宮にて 6月30日(土曜日)午後4時より 


今年は小雨模様の天気となりましたが、例年よりかなり多くの方に参加いただきました。
神殿に入り切れない人もいらっしゃいます。
 
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お払いを受けた後、人型の紙をいただきます。
これに息を吹きかけて、罪穢を移し、水に流します。

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その後、茅の輪をくくりつけた鳥居まで移動し、神主さんを先頭に、八の字にくぐっていきます。

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こどもたちにはスイカのサービスも。

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投稿者: kameno 日時: 10:35 | | コメント (0)

サツマイモ作り vol.5

サツマイモ畑づくり
サツマイモ畑作り2
元気に育て!サツマイモ作り
サツマイモ作り vol.4

の続きです。
今年はカラ梅雨傾向にあり、数日間雨が降り続き、そのあと、また強い日差しが戻ってきました。
さつまいもにとっては好条件のようで、ぐんぐん育っています。

今日は4クラスの児童たちが順番に畑にやってきて雑草取りと水遣りを行いました。

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はじめに雑草取りにあたっての要領と注意事項の説明を受けてから作業に取り掛かります。

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抜いた雑草は、畝の隅に集めて広げておけば、自然に刈れてしまい、とてもよい堆肥になります。


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最後に水遣りをして、今日の作業は終了。
この後しばらくは雑草取りと水遣りが主な作業になります。

投稿者: kameno 日時: 11:40 | | コメント (0)

天神山下草刈り

ここのところ、暑い日が続いています。
草木の成長も著しいものがあります。

裏山はこんな感じになってました。
うひゃぁ?

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特に笹と葛が厄介です。
このまま放っておくと、木に絡まって日照を阻害し、雑木林全体に悪影響を及ぼします。
定期的に刈り取る必要があるのです。

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半日の作業でだいぶ刈り取る事ができました。
一日おくと、刈り取った草が乾燥して処理しやすくなります。
残りはまた明日。


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作業の合間、しばしの休憩。
山頂は見通しが良いため、絶え間なく風が通り、とても心地よいです。

投稿者: kameno 日時: 21:20 | | コメント (2)

罪穢を祓う茅の輪づくり

 夏越しの大祓 永谷天満宮にて 6月30日(土曜日)午後4時より 一般参加歓迎
 

6月30日午後4時から行われる夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)の準備として茅の輪=(かやで作られた大きな輪)が作られ、天満宮の鳥居に取り付けられました。

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(写真左・右)山から刈ってきたカヤを、型に沿って円形に・・・・

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(写真左)藁縄でぐるぐると巻きつけ、形を整えていきます。
(写真右)そして鳥居に取り付け、固定します。


夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢を祓う儀式です。
8世紀の大宝律令で正式な宮中の年中行事に定められた伝統的行事であり、15世紀には一時行われなくなりましたが、江戸時代に再開され、全国の神社に広がりました。

茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。
この時期には、全国の神社・特に天神社で、鳥居や境内に茅の輪が準備される光景を目にすると思います。注意してご覧下さい。

くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 また、紙を人形に切り抜いたものに、息を吹きかけ、自分の罪穢を移し、それを川に流すことにより、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えることができるのです。


茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。


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(写真)完成・みんなで記念写真。お疲れ様でした。30日の行事を待ちます。



おまけ
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投稿者: kameno 日時: 00:02 | | コメント (2)

シジュウカラの子育て・再び

数ヶ月前にご紹介した記事で、シジュウカラの子育て巣立ちの季節 と、見事に子育てしてきたシジュウカラ夫妻が、再び営巣し、子育てに追われています。

梅雨に入ったとはいえ、夏至を迎え、カラ梅雨の暑い中、一日何往復もエサを運ぶ姿には、本当に頭が下がります。
心なしか、親鳥はやつれているようにも見えます。

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右写真の鉄パイプの中に巣があります。

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例によってPHSのカメラでちょっと覗かせていただきました。
今回は、前回よりもすこし兄弟が増えていますね。
7羽でしょうか・・・8羽でしょうか

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投稿者: kameno 日時: 00:05 | | コメント (2)

教区法要研修

貞昌院は神奈川県第二宗務所第五教区に所属しています。
第五教区は21か寺の寺院があり、7月からは教区内寺院で順次、夏の施食会法要が行われますので、教区法要部主催の法式確認・習儀が貞昌院において開催されました。

特に、当教区では、寺院子弟も法要に随喜する習慣があり、まだ修行前で法要に慣れていない子どもたちもスムーズに法要をこなせるように念入りに研修がなされました。


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施食(施餓鬼)法要には、たくさんの子弟さんが参加します。
その際は暖かく見守ってあげてくださいますようお願い致します。

昨年の貞昌院施餓鬼法要の様子はこちらです。

投稿者: kameno 日時: 00:55 | | コメント (4)

ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル

今年もゲンジボタルの季節がやってきました。
ちょうど出現のピークを迎えていると思われます。

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今年6月4日撮影。
撮影地は千葉県勝浦市です。


地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくするという努力により、ホタルは増え続けました。
このように自然の状態で乱舞が見られるということはとても貴重なことだと思います。


音も無く飛び交うホタルの光は、実に繊細です。
空に輝く星たちの光も同様です。

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夜空の星の光による明るさはたかだか 0.001?0.0003 ルクス
3m先に飛び交うゲンジボタルの光は0.0002 ルクス・・・・・

ちなみに、照明が明るい部屋は約 400 ルクスです。
(桁ちがいですね)
蛍雪という言葉で例えられますが、ホタルの光ではとても本を読むのは相当困難そうです。

けれども、たまには人工的な光を断ち切って、自然の光につつまれながら時を過ごす・・・・そのような時間も必要なのかもしれないですね。


【注意】
・ホタルは絶対に捕まえて持ち帰らないでください。直ぐに死んでしまいます。
・懐中電灯、ケイタイ電話の明かり等はなるべく控えてください。
・カメラで撮影するときはフラッシュは絶対に焚かないでください。
・お車でお越しの方は、当該場所に近づいたらライトはスモールにしてください。
 (停車後もできるだけ早くライト・エンジンを止めてください)
・住民の迷惑にならないようにお願いします。

投稿者: kameno 日時: 00:14 | | コメント (2)

紅白のシモツケソウ

紅白のシモツケソウ(蕾)です。
みごとに紅白に半分づつ分かれていますね。

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こちらは花開いた様子。
花弁の中にの一枚だけ紅いものもあります。
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今の時期は桑の実がたくさん採れます。 素朴な甘酸っぱさを、味わったことのある方も多いのではないでしょうか。

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境内を歩いていると、可愛らしい花がたくさん地面に落ちている様子が目に入りました。
ちょっとシモツケソウにも似てますね。
これ、何の花かわかりますか?

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答えは、柘植の花です。
そのガッチリした木に似合わず、繊細な花なのですね。
意外です。

投稿者: kameno 日時: 13:29 | | コメント (0)

サツマイモ作り vol.4

サツマイモ畑づくり
サツマイモ畑作り2
元気に育て!サツマイモ作り

に引きつづき、今日は小学校2年生4クラスによる本格的な苗の植え付けが行われました。

まずは、農家の方から、植え方の説明を受けます。

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一本づつ苗を受取って・・・・

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畝を丁寧に作り上げた上に植えつけて行きます。

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植え方は、苗が船底型になるように。
根が出るのは、葉の付け根部分からですから、茎の切り口は土の上に出しておきます。
船底型に植える方が、根が早く出てきます。

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水をしっかり撒いて・・・・・

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お父さんお母さんは任意参加。主に畑の石を取り除いていきます。

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終わりのご挨拶・・・ありがとうございました!お疲れ様でした!

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横浜の天気
明日  30日 北の風 後 北東の風 くもり 時々 雨!
明後日31日 北の風 後 北東の風 くもり 時々 雨!

投稿者: kameno 日時: 12:06 | | コメント (3)

元気に育て!サツマイモ作り

サツマイモ畑作り2 の続きです。

きれいに四筋の畝が作られ、それぞれに一クラス分づつ、サツマイモの苗が植えられます。

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明日から曇りがちの天気予報となっていますが、このように天気が崩れる直前に植えるのがベストだそうです。
大きなサツマイモがたくさん採れるといいですね!


話は変わりますが、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した河瀬直美監督の作品、 「殯の森」 が、明日(29日)夜8時からNHK・BShiで放送されます。
映画祭では5分以上もスタンディングオベーションが続いた、生と死をテーマにした作品です。
認知症の老人(うだしげき)の演技も見所ですが、個人的には、森の息遣いを如何に表現しているか、そのあたりが楽しみです。
見逃せません。

野辺送り

投稿者: kameno 日時: 22:45 | | コメント (2)

ハグロトンボ

裏庭の池のほとり?茶室のあたりをふわふわと優雅に飛ぶトンボがいます。

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これはハグロトンボのメスでしょうか。
す?っと伸びた胴体と、ハグロの名前の由来になっている、お歯黒のような黒い羽。
とても美しい姿です。

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ときどき羽を広げては閉じるということを何度も繰返しています。
日に当てて羽を乾かしているのかとも思いますが、求愛のポーズでもあるらしいです。

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かなり近くに寄っても動じません。
堂々たるものです。

投稿者: kameno 日時: 11:31 | | コメント (0)

巣立ちの季節

先日ご紹介した シジュウカラの六兄弟 ですが、数日前に巣を離れ、一人立ちの準備をはじめています。

まだまだ産毛が残っていますし、くちばしも黄色いのが可愛らしいですね。

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観察していると六羽そろって短い距離を行ったりきたりしています。
未だ遠くまで飛べない。

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警戒心はまだ少ないようですね。
容易に近づくことができました。

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しかし、鳥の成長は早いですね。
あと一週間もすれば、親鳥と何ら遜色がなく一人前になるのではないでしょうか。


+α

コゲラ (コンコン穴を開けて虫を取ります)
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ツバメ (環状二号線の向こうの巣から餌を取りにやってきます)
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投稿者: kameno 日時: 15:28 | | コメント (2)

鎌倉霊園にて

今日は、四十九日の法要と納骨があり、施主さんの墓地のある鎌倉霊園まで行って来ました。
鎌倉といっても、貞昌院は横浜の南に位置しているため、それほど遠くは無く、この霊園に墓地がある檀家さんも何十件かあります。

この新緑美しい時期の鎌倉はいいですね。
天気も良く、うぐいすの声もこだましています。

鎌倉霊園は、総面積が552,800?、4万を超える区画数を誇ります。
それはそれは広大です。
↓の写真のず?っと向こうまで墓地となっています。

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Willcomにて撮影


納骨の際に、カロウトの中を覗くと、30年前に納骨されたご主人の骨壷と一緒に、並べて30年前のお酒が並べられていました。
参列の親戚の方が口々に
「これだけ寝かしてあれば、きっとうまい酒になってるだろうな?」
「30年も、ちびりちびりお酒を楽しんだんだろうね」
「おいしいものが少しだけあればいい人だったからね」
「これからは二人になって、美味しいお酒をわけあうのかな」
などと楽しそうに話しています。

読経、焼香の時間は、うぐいすの声がいっそう大きくなったような気がします。


以前、私のお墓の前で泣かないでください『千の風になって』の記事で、歌詞の解釈について書きました。

人は死を迎えたあと、どうなるのでしょうか。
千の風となっていろいろなところを旅しているのでしょうか。

そして、色々なところを巡った後、やはりお墓の中のもどって、ゆっくり休んでいたりもするんでしょうか。

『千の風になって』の歌詞を頭に思い浮かべながらの帰路でした。

投稿者: kameno 日時: 22:56 | | コメント (0)

たんぽぽ畑にて

コーヒーブレーク的エントリーです。
裏山にて。

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投稿者: kameno 日時: 23:53 | | コメント (0)

只管にに物を運ぶ働きアリ

境内の草刈をしながら、その合間に地面を見ると、たくさんのアリたちが物を運んでいる光景が目に飛び込んできます。

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一般的によく見られるクロヤマアリの場合、体重は、僅か 0.004g。
しかし、その体重の約5倍の重さの物も、大きな顎でくわえて歩くことができます。
引きずって運ぶのであれば、体重の実に約 25倍の物まで引きずることができるそうです。

体重60kgの人間だとすると、実に1,500kgのものということになります。
しかも、地面はでこぼこ、石ころや草などの障害物もありますから、それはそれは大変です。

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しばらく観察していましたが、実によく働きますね。
ただただ感心です。
自分の仕事を、只管にこなしている姿は頭が下がります。

以前、働き蟻と怠け蟻のトピックスで書いたように、働きアリの何割かは、ただうろうろしているだけで、何もしない怠けアリのようですね。
確かにそのようなアリの姿も見かけました。
その怠けアリは無意味な存在かというと、そういうことではなく、怠けアリがいるからこそ働きアリが働きアリであることができる(らしい)のです。
自然の仕組みは実に不思議なものです。

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しばらく見とれてしまいましたが、草刈の続きをしないと。
この時期は、葛の蔓の成長著しく、こまめに刈らないと大変なことになります。

投稿者: kameno 日時: 13:28 | | コメント (4)

シジュウカラの子育て

今年も、ベランダの軒先にある鉄パイプの中にシジュウカラの夫婦が営巣しました。

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この中に巣があります。

もう雛も生まれ、子育てシーズン真っ盛りです。

新緑の山にはたくさんの種類の鳥たちが飛び回り、いのちの誕生?成長といった活気漲る季節でもあります。


シジュウカラは、黒いネクタイのような帯があり、その模様でオス、メスの区別をつけることが出来ます。

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左:オス=大きな芋虫をくわえてますね?     右:メス=こちらは蜘蛛

それにしても、食欲が盛んなこと。
一日何往復しているのか数え切れないほどです。

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中をちょっと覗いてみました。
親鳥と間違えてピーチク騒いでいます。
(ゴメンなさい)
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雛は6羽ですかね。

その健気な姿に感動すら覚えます。

投稿者: kameno 日時: 18:17 | | コメント (0)

ウグイスは、ウグイス色にあらず

建物の梁のところに遊びに来ていたウグイスに偶然遭遇しました。
ウグイスの姿をこんなに間近に見たのは初めてです。
うるうるした目がとてもかわいらしい。

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シャッターを数枚切ったところで、山の中へ飛んでいってしまいました。

以前、緋寒桜にメジロの記事 でご紹介いたしましたが、ウグイスとよく間違えられるのがメジロ。
比較的人懐っこいため、メジロの羽の色を「ウグイス色」としてしまったのです。

 

日本では、ウグイスとメジロは混同されることがよくある。いわゆる梅にウグイスという取り合わせが花札をはじめ、よく見かけられるが、実際には梅の蜜を吸いにくるのはメジロであり、藪の中で虫を食べるウグイスはそのような姿で見かけられることはまずない。
「ウグイス色」というとメジロの体色のような鮮やかな色を連想する人も多いが、JIS慣用色名に定められているウグイス色は茶と黒のまざったような緑色をしている。この色を鶯茶(うぐいすちゃ)ともいう。実際のウグイスの体色は茶褐色であり、JISのウグイス色は、ウグイスの羽を忠実に取材した色である。
(Wikiペディア:下線はkameno付記)

ウグイス色 鶯茶
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メジロの写真 ウグイスの写真

 

メジロとウグイスの写真を一部切り抜いて、メジロ⇒ウグイス色、ウグイス⇒鶯茶 と、それぞれWikiペディアの定義色と比較してみました。
鶯茶は、ウグイスの羽を忠実に取材した色ということがよく判りますね。

 

■関連トピックス
うぐいすの谷渡り鳴き

練習モードのうぐいす

投稿者: kameno 日時: 00:02 | | コメント (0)

こころの洗濯

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今日のブログは実質お休みです。

いつも頑張っているこどもたちへちょっとしたご褒美。
帰りには妻の実家に寄らせていただき、義弟一家と合流。
普段にも増して賑やかな休日となりました。

投稿者: kameno 日時: 22:39 | | コメント (0)

サツマイモ畑作り2

先日、サツマイモ畑作りでご紹介したとおり、小学校2年生の総合学習の一環として、サツマイモ作りをしています。

今回はゴールデンウイーク初日ということもあり、親子連れで畑作りの続きです。

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また、地元の農家、Hさんにもご指導いただき、雑草の抜き方、耕し方を学びました。


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さすが、大人のパワーは凄いです。
見る見るうちに雑草の原っぱが耕されていきます。

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立派な畑が完成しました。
あと何回か耕して、来月下旬にサツマイモの蔓を植える時を待ちます。

ということで、次回からはサツマイモ畑作りではなく、サツマイモ作りというタイトルでご報告いたします。

投稿者: kameno 日時: 12:08 | | コメント (0)

蓮華の花と蜜蜂

汝等比丘。受諸飲食當如服薬。於好於悪勿生増減。趣得支身以除飢渇。如蜂採花但取其味不損色香。 比丘亦爾。受人供養取自除悩。無得多求壊其善心。譬如智者籌量牛力所堪多少。不令過分以竭其力。


弟子たちよ、飲食の施しを受けるときには、まさに薬を服用するように戴きなさい。
好きなものだから多く戴くとか、嫌いなものだから少なく戴くということをしてはなりません。
そして、蜜蜂が花から蜜を集める時には、ただその味わいだけとって、その花の色・香を損うことがないがごとく、生きていくうえで、身を支えるだけのものを戴き、飢えを凌ぎなさい。
比丘はこうあるべきです。
人からの施しを受けて自ら悩を除きなさい。
欲張って多くを求めて、施主の善心を壊してはなりません。
たとえば、智慧のある人は、牛の力を考慮し、牛の能力以上に荷物を積んで牛の力を損なってしまうことがないように配慮するものなのです。
(仏遺教経・お釈迦様の最後の説教より)



前日の記事でも触れましたが、貞昌院のある上永谷近辺は住宅地となってしまい、田んぼや畑はめっきり少なくなってしまいました。
上永谷に残されている貴重な田んぼでは、有機農法の見直しもあり、今は蓮華の花が満開です。

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なぜ田んぼに蓮華が植えられているのか・・・・・
そのあたりは、春の風物詩ーゲンゲ畑 をご参照下さい。

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ピンク色の絨毯をしきつめたような一面の蓮華畑は美しいの一言です。
摘んだ花を編んで遊んだことのある方も多いと思います。

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蓮華畑には蜜蜂がたくさん集まってきます。
ブンブンという羽音が響き渡るくらい盛んに蜜を収集する姿が見られます。

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蓮華の色や香りを損うことなく蜜を集め、受粉という施しをする蜜蜂を見習いたいものです。


・・・信憑性は定かではありませんが、ちょっと気になるニュースもありましたので、関連ニュースをご紹介します。




ミツバチがいなくなるナゾの現象、ドイツ人研究者が携帯電話原因説を提唱

全米で拡大しているミツバチが突然居なくなってしまうという現象がヨーロッパにも波及する兆しがでてきている。これまで原因もまったくナゾのままだったこの特異な現象に対して、ドイツ人研究者が携帯電話から発生する電磁波の影響でミツバチの方向感覚を乱してしまったのではないかという仮説を提示し、注目を集めている。
この仮説を出したのはドイツ、ランダウ大学のヨケン・クーン博士を中心とする研究グループとなる。

ミツバチが巣から突然居なくなってしまうという現象は昨年の秋から米国の一部の州で発生。この現象はその後、またたく間に全米に拡大。米国ではこの結果、東海岸を中心に養蜂農家が飼育しているミツバチの約6割が行方不明になってしまった。
この現象、今年に入ってからはドイツ、スイス、スペイン、ポルトガル、イタリア、ギリシャなどのヨーロッパ諸国にも拡大。これらの国でも既に養蜂農家の半数が影響を受けるなど、深刻さを増す状況に専門家の間では原因解明に向けた必死な努力が続けられてきた。

クーン博士は携帯電話を始めとする電子機器から発せられる電磁波がミツバチの方向感覚を狂わし、結果として巣から出たまま戻ることができなくしてしまったのではないかと考えた上で実際に問題が起きていないミツバチの巣の近くに携帯電話を置く実験を試みた結果、ミツバチが巣に帰ることができなくなるという現象を確認することができたとしている。
携帯電話から出る電磁波が人体に対して影響を及ぼすかどうかについてはこれまで多くの研究がなされてきた。その結果、日本では電車内での携帯電話の使用に関しては心臓ペースメーカーに与える影響を与える可能があるとして利用を控えるように呼びかけが行われてきた。しかし、携帯電話が動物に与える影響に関しては研究は進んでいなかった。

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200704171730&page=2

投稿者: kameno 日時: 13:28 | | コメント (4)

サツマイモ畑づくり

地元の小学校では、総合学習として、小学校2年生はサツマイモ作り、5年生は田んぼでコメ作りを行っています。
コメ作りは、舞岡公園の水田を利用しているのですが、サツマイモ作りは貞昌院の裏山の一角を畑として提供しています。
今日は、畑作りの第一弾として、2クラスの子どもたちが雑草取りを行いました。

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始める前に、みんな揃って、「よろしくおねがします!」
作業が終わって「ありがとうございましたっ!」
と、きちんと挨拶していただきました。

それにしても人海戦術はすごいですね。
あっという間に草ぼうぼうだった場所が綺麗になりました。

この周辺も以前は田んぼと畑ばかりだったのですが、今ではこのような土に触れる機会は少なくなってしまいました。
土の香り、草を抜いたときの匂い、一つ一つが貴重な体験だったようです。
一番人気は、ノビルの球根。

さらに感心したのは、授業が終わり、放課後、数名が自主的に草取りに来ていたこと。
ご褒美にアメをプレゼントしました。

投稿者: kameno 日時: 15:53 | | コメント (0)

晋山式と稚児行列

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稚児

現代においては、祭りの中で、特徴的な化粧(厚化粧の場合が多い)をし、お揃いの、又は決められた衣装を着た少年少女(概ね小学生以下)が稚児と呼ばれる場合が多い。
稚児の衣装は概ね平安装束(神官装束、巫女装束)か、それを大幅に簡略化した稚児装束の場合が多く、少年は烏帽子、少女は天冠を被る場合が多く、又、袴は不可欠と考えられる。
化粧は額に「位星(くらいほし)」と呼ばれる丸を黒、又は赤で入れ、鼻筋を白く塗るのが基本だが、それ以外は、殆ど素顔、口紅を塗るだけの場合から、フォーマルと同様の厚化粧、歌舞伎舞踊と同様の舞台化粧(極稀にお歯黒を付ける場合や引眉する場合がある)、バレエと同様な洋風の厚化粧、と結構様々である。
(Wikiペディア)


先日、法友の御寺院さんで晋山結制があり、そこに随喜してきました。
晋山結制は、その寺院の一世一代のおめでたい行事です。晋山結制については、こちらとかこちらをご参照下さい。

晋山に先立って、稚児行列が行われました。
安下所を早朝7時半に出発、お稚児さん達と一緒に町内を巡り、山門頭まで行列を組んで歩きました。
早朝にも関わらず、70名の稚児の参加があり…ということは保護者を含めて200名近くの大行列ということで、それはそれは賑やかでした。

愛知県では稚児行列に3回出ると幸福になれる、という言い伝えがあり、数百名のお稚児さんによる行列というのもザラだそうです。

参加されたお稚児さん当人は、なぜ早朝からこんな衣装を着せられて不自由な思いで歩かなければならないのか判っていないと思いますが、大きくなってから写真などを見て、懐かしく思い出すのでしょうね、きっと。

お子様をお持ちのお父さんお母さん、お近くでお稚児さんの募集があった時には是非参加していただくことをおすすめします。

末筆ですが、新命住職さん、本当におめでとうございました!

■関連記事
近隣の寺院で晋山式
稚児行列

投稿者: kameno 日時: 14:25 | | コメント (2)

本日は花祭り・檀信徒総会

先にご案内の通り、本日貞昌院では花祭り法要、檀信徒総会が開催されました。
好天に恵まれ、桜舞い散る姿を眺めながら釈尊降誕を祝し、総会懇親会もつつがなく終えることができました。
花祭り法要の後、花御堂(はなみどう)は庭に置かれ、一般のお参りの方にも甘茶を掛けていただきました。
桜の季節は特にたくさんの方が貞昌院・天満宮にお越しになります。
まさに、桜をはじめ、溢れんばかりの花々が結ぶ縁ですね。

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平成19年4月8日(日曜日)
場所 貞昌院本堂にて

11時より釈尊降誕会・花祭り法要
11時半より檀信徒総会
 ・平成18年度行事報告、会計報告
 ・平成19年度行事計画、予算案審議
 ・新客殿御披露目、使用規則案審議
 ・護持会規約一部変更
 ・檀信徒旅行について
 ・その他

引続き 懇親会
 ・お茶の御点前


総会において決議了承されました決算報告書、予算書につきましては 貞昌院檀信徒向け情報 のページに公開してございますのでご参照下さい。
檀信徒の皆様には、議事録と総会報告書を後日郵送させていただきます。



釈尊降誕会・花祭り法要
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懇親会@新客殿
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御茶会@茶室・如是庵
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貞昌院茶道教室の皆さん
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投稿者: kameno 日時: 09:03 | | コメント (0)

坐蒲棚製作記(後編)

今回の記事は下記の記事の続きです。

坐蒲棚製作記(前編)
坐蒲棚製作記(中編)


今日は、いよいよ組立ての段階です。
いろいろと予定がたてこんでしまい、組立て段階に到達するまで1ヶ月を要してしまいました。

まずは、材料の確認。
心配されていたカビや割れなどはいまのところ大丈夫のようです。

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完成予定図はこんな感じを脳内に抱いています。


今回の作業は、ただ単に部材を組んでいくだけですので、それほど時間は掛かりませんでした。
教区S寺さんの境内で、のんびりとうぐいすのさえずりを聞きながらの作業です。

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というわけで、あっという間に組みあがりました。
こんな感じです。
坐蒲30個を収納可能です。

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とりあえず、当初の目的は達成することが出来ました。
あとは、梅雨の時期にカビが発生しないかどうか、そのあたりを重点に経過を見て行きたいと思います。

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足にはルーズソックスを履かせました。

※写真は、まだ縄掛け後の処理がしていないので、縄の結び目が汚いですが、その点はご容赦下さい。


作業の合間、昼食はS寺近くにある中華料理「大新」にて。
ここのサンマーメンはおすすめです。
なお、決してこちらが主目的というわけではアリマセン

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投稿者: kameno 日時: 18:19 | | コメント (3)

手作りの仏前結婚式・披露宴

貞昌院で仏前結婚式がとり行われました。
今日は、私の弟夫妻の結婚式です。

教区のR寺さん、S寺さん、R院さんから御随喜を賜り、式次第は昨年挙行された次第に基づきました。


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式の後は会食形式での披露宴。
親類のみ参加のアットホームな手作りの雰囲気を大切に、新郎新婦が自ら司会進行という形で進められました。

参列者に小さな子どもが多かったので、終始和やか。
とても良い披露宴でした。

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私の弟は天文畑を歩んでいます。
二人の出会いの最初は、新郎の開設しているインターネットサイトでした。
普段の研究生活の合間に書いている、天文学者らしくない堅苦しくないブログが新婦の心に響いたようです。
こういう出会いもあるのですね。
結婚に至るまでには、確かに様々な大きな障壁がいくつもありましたけれど、それを一つ一つ乗り越えてきた二人です。
これからもきっと困難に負けない、幸せな家庭を築いていくことでしょう。
おめでとうございました!

投稿者: kameno 日時: 22:00 | | コメント (5)

今日から春彼岸です

今日は彼岸の入りです。
今年は春分の日(21日)を中心とした一週間が、彼岸となります。

この行事は、日本独自のもので、聖徳太子の時代に始まり、平安時代初期から朝廷で行われ、江戸時代に年中行事化したものです。
彼岸とは、この世(此岸)に対して、悟りの岸(悟りの世界)であり、仏道精進の意とも解されます。
また、彼岸の時期には太陽が真西に沈みますが、この西に沈む太陽を通して西方浄土を観じる、観無量寿経の「日想感」と、日本の古来からの先祖崇拝とが結びついて、日本独自の彼岸の行事が形成されたといわれています。

参考:『岩波仏教辞典』(中村元 他編)岩波書店 


なお、よくある誤解ですが、春分の日には昼と夜の長さは同じになりません。
横浜を例にとりますと、春分の日は、(日の出 05:45・日の入り 17:53)で、約16分も昼が長くなります。
昼夜がほぼ同じになるのは、3月17日 (日の出 05:51・日の入り 17:50)です。
その理由はお彼岸のトリビア(2)をご覧下さい。


さて、貞昌院では定期的に行っている年6回の墓地清掃のうち、春彼岸前の清掃を2日前に終えました。
きっと、気持ちよく墓地参拝できることと存じます。

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彼岸の入りの今日は好天に恵まれ、富士山も良く見えました。
(今朝撮影)
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また、貞昌院から見る富士山は、ほぼ真西の方向にあり、春彼岸入りの日前後に、日没位置がちょうど富士山の真上となる「ダイヤモンド富士」となるのです。
残念ながら、昨日は雲に隠れてしまい、ダイヤモンド富士は見ることができませんでしたが、いつか撮影できるチャンスがあったら貞昌院からのダイヤモンド富士の写真をご紹介したいと思っています。

□関連記事

ダイヤモンド富士はお預け
お彼岸のトリビア(2)
お彼岸のトリビア(1)
来年の春分・秋分の日が発表されました!


ここ数日、エルニーニョ現象の終息により冬に逆戻りしたような寒さが戻ってきました。
昨日も数分間雪がちらほらと舞いました。
横浜の初雪は 1月20日(土)(平年比+12日、昨年比+38日) でしたから、この冬2度めの降雪です。

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投稿者: kameno 日時: 09:24 | | コメント (0)

読者のニュース写真2月佳作入選に

読売新聞 読者のニュース写真2月佳作入選作品にに選出されました。

対象作品はこちらです。


3月15日の読売新聞・夕刊 に私の名前だけですが掲載されました。

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先日の朝日新聞社・全日本写真連盟の「2006年読者の新聞写真」神奈川県代表作と、両作品とも賞金をいただきましたので、妻へのささやかなホワイトデーのプレゼントに。
普段の感謝の気持ちを込めて。

投稿者: kameno 日時: 08:34 | | コメント (4)

坐蒲棚製作記(中編)

坐蒲棚製作記(前編) の続きの作業を行いました。
約一週間竹を寝かせておいたことになります。

最初の作業は、枝の部分と節を滑らかに削ること。
グラインダを使い丁寧に削っていきます。

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この作業が意外と大変で、3時間くらい費やしてしまいました。

引続き、カビと割れの対策を行います。
油抜きについては、「緑色」をできるだけ生かしたいので、それを行わない方法を試してみます。
今回は、防カビ材の含まれた水性ステイン塗料を用いました。

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グラインダによる作業と同時進行で、次々と塗っていきます。

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切断面および、その内部はカビが生えやすいということで、特に念入りに。

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すべての材料に塗布が終わり、乾燥工程に入ります。
(塗料は二度塗りとしました)

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ここまでの作業で時間切れとなってしまいました。
塗料を乾燥させてから、次回は組立て作業からスタートです。

ステイン塗布により、どれだけ耐久性が向上したのかは未知の世界ですが、そのあたりのレポートも追ってさせていただく予定です。


坐蒲棚製作記(後編)へ続く

投稿者: kameno 日時: 17:15 | | コメント (4)

桃の節句?太巻き寿司

3月に入り、本格的な春を迎えました。
今日は、桃の節句(3日)には早いですが、定例のお茶会があるため、太巻き寿司をつくり皆でいただきます。


(12人分)
[寿司飯]
 米 … 9カップ
 水 … 適量
 昆布 … 適量
 酒 … 大さじ3

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[合わせ酢]
 酢 … 1カップ
 砂糖 … 大さじ10
 塩 … 小さじ4

桜デンブ
カニカマボコ
卵焼き
野沢菜
のり
甘酢ショウガ

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切って並べた状態。
向きがバラバラなのは、まだ盛り付け前だからです、一応。
(決して言い訳けではアリマセン)

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(左)濃茶茶事  (右)サンシュ・王冠椿

投稿者: kameno 日時: 09:08 | | コメント (2)

法要解説研修

東京・神奈川の青年僧侶を中心に構成される研修会で、法要解説についての研修が行われました。
法式法要が僧侶のみによって行持綿密に行われる場合は別ですが、檀信徒の方々の参列を戴く場合、法要の意味合い、進退に関するポイントをかいつまんで解説することは重要な教化活動の一端であると考えています。

曹洞宗宗憲第十一条

「本宗の教化は、坐禅、言説、放送、文書、儀式及び各種の事業のほか、時宜に適する方法で行う」

とある中で、儀式と言説を統合させて行う教化活動が法要解説であります。

ちなみに、当教区でも、配役の中で、法要解説は重要なものとして位置づけられていて、例えば夏場に毎日各寺で順番に行われている施食会法要などでは、若い僧侶を中心に配役を回し、解説そのものに慣れていくということが行われています。


研修会での資料をもとにポイントを見ていきましょう。
なお、資料のうち、見出し部分は、講師のE師によるものです。
それに続く内容ポイントは、研修会での亀野メモから記載しております。



■法要解説の注意点

【準備】

1.原稿は必ず作成すること。

これは、最低限必要なことですね。 法要全体の流れ、そして、導師を初め、各配役者の名前、寺院名、関係などを事前調査することは大切なことです。 読み方を間違えることのないように注意しなければなりません。


2.マイクテスト

意外と多いのですが、ハウリングを起したり、二つのマイクの周波数がバッティングしてしまったりということがあると、法要の雰囲気を損なってしまいます。 その場になって慌てないように、充分なテストが必要となります。

3.法を説く場でもあるため、前説の内容を充分考えておくこと。

法要の内容、予めお知らせしておく事項(お読みする経典、焼香の流れなど)を、短時間でポイントを抑えてご案内する必要があります。


4.携帯電話の電源がOFFかマナーモードになっているか、確認する。

ここ数年ならではの注意事項ですね。


【解説にあたり】

1.マイクを通すと声がこもるため、ハツキリと口を開けて話す。
 

自分の声が、マイクを通してどのように聞こえるかを知っておく事は大切な事だそうです。
そして、がなり声やボソボソ声は聞きづらいので避けること。
目立たず自然と耳に入ってくる声を心がける。
発声練習を日頃から行うことも良いことです。「あえいうえおあお・かけきくけこかこ・させしすせそさそ・・・」
苦手な部分を浮き彫りにすることができます。
ノウハウの一つとして勉強になったのは、「○○です」という、語尾が意外と尻つぼみになって聞きづらいということ。
その対策として、「○○ですぅ」というように、語尾に「ぅ」をつけると明瞭に聞こえるということでした。


2.過度な解説をしない

当然ですが、法要解説は目立ってはいけません。あくまでも法要が主となります。 法要の雰囲気を壊す事の無いよう、「鳥啼いて、山更に静かなり」を心がけることが大切です。

3.解説のタイミングに注意する

動作の前だけで解説すると、指示されて動いている感じを与える。 御詠歌・雅楽がある場合は、事前に打ち合わせをしておく。 そして、もしも、解説のタイミングを逃した場合は、無理に解説をせず、割り切って飛ばしてしまうということが必要です。

4.言葉使いは、場の雰囲気により使い分けても良い

慶の行事、弔の行事、厳粛性を求められる場面など、臨機応変に対応すること。


5.早口になりやすいので、意識してゆっくりと

自分では意識しなくても、次第に早口になってしまうことがあります。 逆に、ゆったりと話す事を意識していくことが大切です。


6.参詣者に対してお願いするのではなく、主催者側であることの認識を促す。

これは、意外と盲点であったのですけれど、参列者は演劇の観客ではなく、あくまでも法要の主催者であるという認識を持っていただくということは大切な事です。

例えば、謝拝の際は、その寺院の住職が導師や随喜の方丈様方にお礼の御拝をする訳ですが、その際に、参詣の方が何もしなかったり、東西の方丈様と同じようにお拝を受けるということは、やはり不自然な訳です。
参詣者にはその寺院の住職が謝拝をしている間、ずっと合掌戴くのが筋だろうとう事です。
そして、合掌をお願いするのではなく、合掌していただきますというように、「お願い」という表現は避けることが大切です。

<例>「当山方丈様は、壇信徒の皆様を代表し、導師様並びにご随喜いただいたご寺院様方にお礼のお拝をいたします。皆様には合掌していただきます」


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このような講義及び、質疑応答のあと、実践の場として涅槃会法要を行いながら、法要解説の実践を順番で行っていきました。
末筆ながら、ご講義をいただきましたE老師には心より感謝いたします。

投稿者: kameno 日時: 14:56 | | コメント (0)

新聞写真神奈川代表作に

いきなりですが、今日の記事はジグソーパズルからスタートです。






実は、昨年6月に撮影したカルガモの親子の写真が、朝日新聞社・全日本写真連盟の「2006年読者の新聞写真」神奈川県代表作に選定されました。

今日、賞品とメダルを戴きました!


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受賞対象となった写真は、昨年6月に貞昌院檀信徒旅行で長野に行った際、たまたま撮影したものです。
巣から小さな池へお散歩に出かけるかわいい行列にたまたま遭遇して写真に収めることができました。
よちよち歩きの子どもたちと、それを見守る親鳥のしぐさが本当に可愛かったです。

単なるご報告で、いきなり写真をお見せするのもいいのですけれど・・・・63ピースのジグソーパズルにしてみました。
お楽しみいただけると嬉しいです。

投稿者: kameno 日時: 11:09 | | コメント (5)

椿六題のつづき

先日、椿六題で、赤系の椿をご紹介しました ので、今日は赤系統以外の椿をご覧いただきましょう。

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この蕾は、斑入りの珍しい椿、王冠という種類です。

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花開いたところを蹲に浮かべてみました。
実に鮮やかな存在感のある椿ですね。

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投稿者: kameno 日時: 12:45 | | コメント (0)

坐蒲棚製作記(前編)

貞昌院では、毎週木曜日早朝に坐禅会を開催しています。
ちなみに、坐禅会予定はこちらに掲載しております。
http://teishoin.sakura.ne.jp/cgi-bin/zazen.cgi


さて、坐禅に使用するクッションのことを坐蒲といいます。

黒くて丸いパンやの詰ったクッションです。


普段は、本堂に参禅者の方のための坐蒲を置いてあるのですが、これを効率的にストックしておく坐蒲棚がありませんでした。
近隣で坐禅会を開催している寺院にどのように坐蒲をしまっているのかを聞いてみると、意外に坐蒲棚を設けているところは少ないということが判りました。
そこで、若手有志が集まり、坐蒲棚を製作しよう!ということになったのが今回のきっかけです。

製作会場は栄区・S寺さん。
裏山の孟宗竹を使わせていただきます。

どうです、この竹林。
竹林の中は空気が違います。実に爽やか。
まさにいくらでも使ってください状態です。
横浜市内ですよ、ここは。


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どんどん切り出していきます。

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とりあえず必要な本数を切りました。
微妙な竹の曲がり具合がいい味を出しています。

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完成予想図。
部材の長さと本数を確認します。
簡単なイラストのように見えますが、実は緻密な計算がされています。

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完成予想図にあわせて材料を切りそろえます。

【一棚あたり材料・・・脳内メモ】
 1,5m×4本 (太)
 0.5m×6本 (中)
 2,0m×6本 (細)

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水でよく洗ってたわしで擦ります。

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白いぬめりをよく取り除きます。

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最後に参道を掃き掃除し、作業を締めくくります。

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・・・
今日の作業はここまで。
日陰で乾燥させて、その後組立ての作業を行う予定です。
ということで、続きは後編でお知らせします。

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決してこちら↓が主目的というわけではありません。

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21日追記


縄掛けの方法(写真参考)を各自自習しておきましょう。
下の写真は、先月植木屋さんに作っていただいた貞昌院の竹垣です。
青竹を生かす処理の方法を伺ってきました。
まずは試行錯誤ですが、とにかくやてみましょう。

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投稿者: kameno 日時: 16:16 | | コメント (4)

集落を守り良縁を結ぶ双体道祖神

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道祖神は塞神とも呼ばれ、その信仰は神話の「黄泉の国」の物語に由来しています。

天津国(あまつくに)の男神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、美女神・伊弉冉尊(いざなみのみこと)を恋慕って、はるばる黄泉の国を訪れた。 玉殿には鬼神が門番をしていた。尊が玉殿に入ろうとすると、鬼神が拒んで玉殿の中に入れなかった。押問答していると、醜女が襲いかかってきた。尊は逃げ出した。醜女は執拗に追いかけてきた。尊は逃げながら、持ち物を手当り次第に投げつけた。

物は地に落ちると、色々な植物や動物に変わった。なおも追い縋る醜女に、尊は携えてきた団子を投げつけ、醜女が団子を食らっている間に逃げのびようとしたが、団子を食った醜女は、かえって勢いづいてしまった。
狭いガケ道で、あわや、というところで、尊は手にした杖を醜女に投げつけた。杖は塞神に変身し、道を塞え切って、醜女は通れなくなったという。


このように、集落の入口の、峠・村境・道端に立って悪疫などの侵入を防ぎ、村人を守護する神・悪魔を追い払う神が、中国の道祖(道の神) と習合して道祖神となったと考えられています。
元々は、石像などは無く、ただ、三叉路とか、峠とか、そのような道の特別なところに、具象化されていないけれども、見えざる神様がそこにいらっしゃるという信仰だったのだと思います。
それが、後に、自然石を置いたり、神仏の名を刻んだり、石像を彫ったりして、次第に具象化していくようになります。


さらに、路傍の神の性格から猿田彦神や庚申信仰と結びつき、また、三叉路の「又」に由来し、性器をかたどった石を神体とするものや、男女二像がつくられることから縁結びの神ともなりました。

道祖神の信仰はほとんど全国多岐に見られるようですが、特に群馬・神奈川・静岡・山梨・長野で顕著にみられるようです。

ここ、永谷近辺にも、道祖神の中に、いくつかの双体像が見られます。

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初期の双体像は僧形で、合掌し男女の区別が見られないものが多いようですが、時代を経るに連れて神像風のものが現れ、次第に人間らしさが増していきます。

神像の男女二像が出現してくるのは、中国渡来の陰陽道思想を男女二像に現したものであるとも考えられています。

また、下の写真↓の双体像は、男女が仲よく肩を組み合っている姿が彫られていますが、向って右側の女人像は妊娠している姿を表現しています。
妊娠している双体像は珍しいのではないでしょうか。
(前掛けがあるため、写真では分からないと思いますが)

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顔の部分が欠損して、後にセメントで修復されているのが少し残念ですけれど、ほほえましい神様ですね。

道祖神は、集落を守護する神であると同時に、五穀豊穣、縁結び、子孫繁栄を願う神様であることが良く分かると思います。

もし街角で道祖神に出逢ったら、ただ通り過ぎるのではなく、是非、合掌一礼をしてご挨拶をされますことをおすすめいたします。



『ほあぐらの美の世界紀行』さんのサイトには、信州のほほえましい双体道祖神の写真たくさんあります。
双体道祖神紀行

中でも、 北小塩道祖神 (茅野市) は圧巻です。
こんなにも仲睦まじい道祖神は初めて見ました。

投稿者: kameno 日時: 09:07 | | コメント (0)

雛人形を飾り付け

客殿改築後、初めての桃の節句を迎えます。
今年は雛壇を玄関正面からよく見える位置に設置しました。

飾りつけマニュアル。
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毎年出しているのでほぼ覚えてはいるのですけれど、三人官女や五人囃子の配置など、細かい部分の確認はこれが必須です。

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細かい部品がたくさんありますので予め並べておいて一気に組立てていきます。

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友だちも参加してワイワイと。
飾り付けは、とても楽しいものです。

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ということで、完成しました。
3月中旬まで客殿に飾る予定ですので、貞昌院にお越しの際は是非、飾り付けの成果をご覧下さい。

投稿者: kameno 日時: 08:51 | | コメント (2)

節分?みなさんに福が来ますように

今日は節分
私もたくさんの豆を撒いてきました。

まずは永谷天満宮。

豆撒きの前に、宮司さん、氏子総代さんの挨拶。
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境内いっぱいに人が溢れています。

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鬼は?外! 福は?内。

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続いて、近隣のR寺の節分祈祷会での豆撒きです。

まずは、大般若法要を行い、年男年女の皆さん、そして参列の皆さんの諸縁吉祥を祈願し、福豆を御祈祷いたします。

かわいらしいお坊さんも随喜しての法要です。
法要前に、大般若転読の練習。
サマになっていますね。

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大般若法要も終わり、いよいよ豆撒き開始!

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豪快に豆を撒きます!

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とにかくたくさんの人人人・・・・・・

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もちろん、貞昌院でも豆を撒きました。

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みなさんに福が行き渡りますように、心をこめてたくさんの豆を撒いてきました。
このブログをご覧のみなさまにも福が届きますように!

投稿者: kameno 日時: 19:53 | | コメント (2)

天日を受け味は深まる

この時期、三浦半島では、砂浜でこのような光景を見ることができます。
・・・なにかいっぱいぶら下がってますね。

その正体は、三浦海岸名物、干し大根です。

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三浦半島は大根の名産地としても知られており、一面に広がる畑では収穫のシーズンを迎えています。
特に、豊かな日照と、温暖な気候、そして何よりも大根に適した土壌によって、良質の大根が育ちます。
また、このあたりは有機農法が盛んで、コスモスやマリーゴールドを畑に植えることによって、自然に豊かな土壌が産み出される工夫がなされています。


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そして、その仕上げが、この海岸沿での天日干し作業です。
大根は、天日で干すことによって、タンパク質や糖質、そしてカルシウムが作られ、味に深みが増していきます。
たっぷりの潮風にさらされた大根、おいしくないはずがありません。

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天日熱、地甎熱の厳しさは無いけれども、こんな光景を眺め、波の音を聞きながらゆったりした時間を過ごすと、いろいろなアイデアとかが浮かんできそうです。

人間も大根と同じで、あせらず、ゆっくりと、時間をかけてでもいろんなことを吸収していけば人間としての深みが増していくのかも知れませんね。


蛇足ですが、近所の街路樹、すずかけとか、モミジバフウなど、2月になってもまだ落葉しないものが結構あります。
例年とはかなり温暖な冬である事がここからも分かります。
異常といえるほどの暖かさです。

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投稿者: kameno 日時: 10:36 | | コメント (0)

サンクコスト克服の試み

先日、パピヨンが来た! でご紹介したキーボードですが、ごくたまにそれを取り出して使うのでは、入力に慣れていないため、活用できない懸念があります。

それじゃあ、普段からこのキーボードに慣れておけばいいだろう。
ということで、今まで使用していたキーボードを、パピヨンに変更してみました。

サンクコスト克服の試みです。

※サンクコストについては下記トピックスをご参照下さい。

使い辛いものをわざわざ使う理由


デスクトップ周りがスッキリして、なかなか良い感じです。

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使用しない時は、キーボードは折りたたんでおけば良いし、外出する際は、USBケーブル(写真の白いケーブル)を外してそのまま持っていけばよいだろうという思惑です。

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しばらくはこのスタイルで行きます。



蛇足 ウィルコムWS0007SH、何も考えずにサインしてもらったりしたけど、こりゃケースか何か買わないとダメですね・・・・・

投稿者: kameno 日時: 08:04 | | コメント (0)

新年初釜

茶室・如是庵では、昼に初釜が行われました。

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炉に新年初めて炭を入れて、お稽古初めとなります。
お濃茶・お薄茶・そしてお懐石料理を召し上がって、新年をお祝いするお茶会が初釜の流れです。

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なお、貞昌院では毎週木曜日は、朝に坐禅会、昼過ぎにお茶のお稽古を行っております。

投稿者: kameno 日時: 22:11 | | コメント (0)

七草粥の知恵

七草粥

この7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)を七種粥(七草粥)といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。

七種は、前日の夜に俎に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、これは七種粥の行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられている。歌の歌詞は「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」など地方により多少の違いがある。

七種の行事は「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ、正月最初の子の日に野原に出て若菜を摘む風習があった。『枕草子』にも、「七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ……」とある。
Wikiペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E8%8D%89%E7%B2%A5



古来中国では、やはり正月七日に「七種菜羹」という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習があったそうですので、そこに七草粥の由来があることは間違い無さそうです。
それが、日本の平安期に行われていた、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる、七穀粥と結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。

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春の七草は、次のとおりですが、これら七草は、「日本のハーブ」とも呼ばれています。
かぶや大根は、アミラーゼを豊富に含み、消化を助けますし、セリ・ナズナなどは整腸作用があります。


「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」 『河海抄』(1362年)

芹(せり=セリ)
薺(なずな=ペンペン草)
御形(ごぎょう=ハハコグサ)
繁縷(はこべら=ハコベ
仏の座(ほとけのざ=コオニタビラコ)
菘(すずな=かぶ
蘿蔔(すずしろ=大根


ちょっと前までは、七草全てそろえるのは難しく、セリ、カブ、大根と、ありあわせの野菜を入れて七草粥を作っていたのですが、最近は、七草セットのようなものがあり、とても便利ですね。

正月三が日はおせち料理とか、檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きました。
新年から一週間目に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる、古来からの知恵が伝えられているっていうのは良いことだと思います。

投稿者: kameno 日時: 11:02 | | コメント (2)

獅子舞がきた!そして書初め

今年も獅子舞がやってきました。
貞昌院を皮切りに、天満宮の近所の家々を廻っていきます。

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午後は書初め。字がうまくなるといいな。

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書き初め(かきぞめ)とは、年が明けて初めて毛筆で書や絵をかく行事。通常は1月2日に行われる。吉書(きっしょ)、試筆(しひつ)、初硯(はつすずり)などともいう。
若水で墨を摺り、恵方に向かって詩歌を書く習慣があった。書く詩歌は「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅」という漢詩がよく用いられた。もともとは宮中で行われていた儀式だったが、江戸時代以降庶民にも広まった。
書き初めで書いたものは左義長で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると言われている。
(Wikipediaより)

投稿者: kameno 日時: 09:18 | | コメント (2)

新年元日の行事あれこれ

明けましておめでとうございます。
新年がみなさまにとって、よい年となりますよう、心からお祈りもうしあげます。

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※写真は坐禅会のKさんからいただいた、手作りの亥の香合


除夜の鐘の撞き終りからスタートした新年。
元日の行事は、大般若法要(修証会)から始まります。
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総代さん挨拶。
(今日お出しした料理に使用させていただいた野菜は、ほとんど総代さんの畑で収穫されたものです)
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住職挨拶
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引続き昨年秋に完成した客殿広間を使用して賀詞交換会・懇親会が行われました。

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これが、お出しした料理の完成形です。
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伊達巻・昆布巻・ほうれん草胡麻和え・柿なます / 黒豆 / 煮物:蒟蒻・蓮根・筍・椎茸・里芋・人参・隠元 / 塩鮭・ハム・プチトマト・林檎・キャベツ・パセリ / 赤飯御握り / 豚汁 / みかん / 漬物


第二会場の様子。
親戚一堂に会し、大賑わいです。
会場の設営、料理の配膳+片付けまでお手伝いいただきました。
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今日は盛りだくさんの一日でしたが、その雰囲気の一部だけでもお伝えできればと思います。

※ことしは隣の天満宮も参拝客が多いですね。
 早朝から日没まで長い列がずっと続いていました。
 地元への神社参拝が全国的に多いようで、その傾向を実感しました。
■関連ニュース
初詣、近所の神社が一番人気
http://contents.oricon.co.jp/news/ranking/40636/

投稿者: kameno 日時: 22:21 | | コメント (2)

除夜の鐘報告

貞昌院の一年は除夜の鐘で締めくくります。
今年も一般の皆様に除夜の鐘を撞いていただきました。
取り急ぎご報告いたします。

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新年午前0時より、新年の法要を本堂で行いました。
隣の神社では、初詣にたくさんの方々が列を作っています。
皆様にとって良い年となりますよう。

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なお、元日の大般若法要は午後1時からの予定です。
皆様のお越しをお待ちもうしあげます。

投稿者: kameno 日時: 00:10 | | コメント (5)

新年を迎える準備、大詰め

大晦日となりました。
慌しく毎日が過ぎていきますが、貞昌院では、元日・賀詞交換会の準備が進められています。

お越しいただきます檀家さんに料理をお出しするのですが、そのほとんどを手作りで用意しております。
昨年は伊達巻をご紹介したので、今回は黒豆をご紹介しましょう。

なお、材料の豆は、上大岡公設市場より、丹波黒豆を調達しました。


【材料】(約100人分)

黒豆 … カップ20
砂糖 … 3kg
塩 … 小さじ5 杯
醤油 …大さじ10杯


(1)黒豆はよく洗い、水につけて一晩おく
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(2)大きな鍋に入れて強火にかけ、煮たったら中火。時々差し水する。
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※ 黒豆の色をより黒くさせるために、錆びた鉄釘を数本さらしに包んで一緒に煮ます。
※ 煮た後は、釘がこんなに綺麗になっています。
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(3)差し水の後、豆が踊らないくらい火を弱め、落し蓋をしてことこと煮る。アクをていねいに除く。
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(4)豆粒をつまんでみて、軽くつぶれるくらいまで煮る。

(5)砂糖・塩・醤油を加えて(醤油や塩を入れるのは砂糖が完全に溶けてから)、再び煮立ったら、火を止め一晩おく。
(6)その後、再び火にかけ。煮立ったら豆を煮汁から取り出し、汁だけを煮詰め、豆を戻し・・・を繰り返す。
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現状、煮込んでいる段階ですから、出来上がりは貞昌院にお越しの際にご覧ください。




こちらは伊達巻。

作り方はこちら

http://teishoin.net/blog/000321.html

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そのほか、煮物数々。 野菜は総代さんはじめ、たくさんの方から戴いた、地元の野菜たちです。


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ずらり・・・・・
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出来上がりイメージを参考にして、盛り付けの手順を考えます。
※昨日から弟夫妻が手伝ってくれています。

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(空いているスペースに御赤飯、キャベツの上にパセリ、りんごが加わって完成。あとは豚汁と漬物などが付きます。


このようにして大晦日は過ぎていきます
元日の大般若・賀詞交換会は、午後1時からです。
皆様のお越しをお待ちしております。

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投稿者: kameno 日時: 10:19 | | コメント (3)

脆くも力強い霜柱

今朝、境内のあちこちに霜柱ができていました。
昨日からの冬型の気圧配置がもたらした気温の低下により、気温が0度以下になったことを示しています。

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霜柱は、土中の水分が土粒子の間を毛管現象によって吸上げれ、地表で凍結する現象です。
したがって、土の中では0度以上でなければなりませんし、地表に出てからは0度以下でなければならない。
また、毛管現象を引き起こすための土粒子の大きさ、土中の水分の状況によって左右されます。
霜柱がうまく成長する条件って結構厳しいのです。

朝日うけて 白くかがやく 霜柱の 林はもろし こもごも倒る  (上田 三四二)


霜柱は踏み潰すとすぐ崩れてしまいます。
日が高くなって、気温が上昇するとすぐ融けてしまう。
儚くもろいイメージがありますが、近くで見ると、霜柱は、その細い柱一本一本に土や石の粒を乗せたまま成長していることが判ります。
この細い柱でよく持ち上げたものだと感心させられます。
そして、霜柱の下には液体の状態として土中の水があり、霜柱を支えています。
霜柱の成長の仕組みは、単純なようで、奥が深い仕組みが隠されているのです。


関連トピックス

霜と霜柱
http://teishoin.net/blog/000309.html
大寒の霜柱
http://teishoin.net/blog/000342.html

投稿者: kameno 日時: 11:59 | | コメント (0)

強い北風の置き土産

日本海側を中心に大雪の恐れ 気象庁が警戒呼び掛け


雪の影響で徐行運転する東海道新幹線。左は名神高速道路=29日午前、滋賀県彦根市
 強い冬型の気圧配置のため、名古屋や津、京都などの各地で29日、初雪を観測した。日本海側で風が非常に強く海上は大しけとなるほか、30日朝にかけて北陸や東北の日本海側を中心に大雪になる恐れがあるとして、気象庁は暴風や高波、大雪に警戒するよう呼び掛けている。

 29日夜にかけて予想される最大風速は、東北の日本海側、北陸の海上で20?25メートル、陸上で15?20メートル。北海道日本海側や近畿北部、山陰の海上で20メートル、陸上で15メートルの見込み。
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/061229/wdi061229000.htm


一昨日の雷雨、昨日の温かい強風をもたらした低気圧が北上し、今日は冬型の気圧配置が強まったため、全国的に豪雪や暴風など大荒れの一日でした。


ここ上永谷でも日中強い北風が吹き荒れました。


こういう冬晴の日には大抵、日没後に西の空に見事な夕焼けを見ることが出来ます。
そこには雄大な富士山のシルエットが浮かび上がります。

強風で塵芥が全て吹き飛ばされた後に映し出される、凛とした光景にしばしば見とれておりました。

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F4.5 1/15 ISO-200 EV -2
2006/12/29 17:13:16
Tamron 28-300ズーム (65mm)


明後日はいよいよ大晦日を迎えます。
除夜の鐘で一年の煩悩を吹き飛ばし、この光景のような清らかな心で新年を迎えたいものです。

投稿者: kameno 日時: 17:55 | | コメント (0)

小春日和

昨日は発達した低気圧の影響で、夜半より激しい雷雨に見舞われました。
今日は、一転、低気圧が北海道方面に抜けたため、この上ない好天となりました。気温もぐんぐんと上がっています。

貞昌院の裏山からは、富士山がとてもよく見えます。
空気の透明度が如何に高いかがわかりますね。

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望遠レンズで富士山をクローズアップしてみました。
(タムロン28-300mmズーム 最望遠側で撮影)

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ちょっと見ない間にずいぶんと雪が増えました。
昨晩もかなり積もったのでしょうか。


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坐禅会にお越しいただいていたKさんが、今年も山門横の六地蔵の帽子と前掛けを作ってくださいました。
新しい衣装で新年を迎えることができます。
いつも有難うございます。

投稿者: kameno 日時: 14:25 | | コメント (0)

手作りの仏前結婚式

【関連トピックス】
仏前結婚式の新たな試み


以前貞昌院で行われた↑の仏前結婚式に御手伝いいただいたS寺さんが、同じスタイルでの結婚式を行いたい・・・・

ということで、今日、S寺さんにおいてS寺さんの友人の結婚式が挙行されました。

お寺での仏前結婚式というと、敷居が高く、費用も準備も大変という先入観が有りますが、なるべく負担を少なくして、それでいて厳かさは失うことのない様、工夫しています。

特に、手作りできるところは、できるだけ手作り。
什物も新たに調達しないでできるものを取り揃えたり。
とにかく、S寺副住職さんの細かい配慮が感じられた温かみのある結婚式となりました。

仏前結婚式が一般にもどんどん広がっていくといいですね。

撮影した写真をみんなで見たいということですので、敢えてブログで公開させていただいています。

新郎新婦、ご両家の皆さん、ご友人の皆さん、本当におめでとうございました!

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投稿者: kameno 日時: 17:53 | | コメント (0)

冬至の日に

冬至の夕食。
かぼちゃはと柚子のお風呂欠かせませんね?
(面取りしてないのはご愛嬌)

一番昼間の短い日に栄養のあるものを食べて、よい香りのする温まるお風呂にゆっくり浸かる・・・
日本のよい習慣です。

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こども部屋にはこんなものが。

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ここはお寺だけど、サンタさんは心が広いから、きっときみたちにもプレゼントが届く事でしょう。

ただし、いい子にしてればね。

投稿者: kameno 日時: 10:19 | | コメント (0)

いのちの循環システム

■関連トピックス
新緑鮮やかなみどりの日

紅葉の色づくしくみ">紅葉の色づくしくみ

風が変わったのは そのあとでした


境内を掃き掃除すると、2・3日でこの程度の葉が集まります。

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最近は法律により焚火も出来なくなり、落ち葉たちは大抵は事業系ごみとして出さなければならなくなりました。


廃棄物の処理及び清掃に関する法律

(焼却禁止)
第16条の2 何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。
1.一般廃棄物処理基準、特別管理一般廃棄物処理基準、産業廃棄物処理基準又は特別管理産業廃棄物処理基準に従つて行う廃棄物の焼却
2.他の法令又はこれに基づく処分により行う廃棄物の焼却
3.公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの

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そこで、貞昌院では可能な限り事業系ごみとしては出さず、土に還元させるようにしています。

70リットルのゴミ袋一杯に詰まった落ち葉たちを裏山の頂上まで運ぶのは大変ですが、いのちの循環システムを守ることは大切な事だと思うからです。

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イチョウの葉は繊維が固く、なかなか土には戻りません。
けれども、土に戻った時には、肉厚で栄養豊富な葉たちは、木々に大きな活力を与えていくことでしょう。

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一年前の葉っぱたちは、このように豊かな土になっています。
虫たちもたくさん棲んでいる「生きた」土です。
とてもよい香りがします。

裏庭の池の清流は、この土によって濾過され、保水されて徐々に流れてきます。

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冒頭に【関連トピックス】としてご紹介したのは、今年一年をかけて時々書いてきた『葉っぱのフレディ』のトピックスです。
お話は、これで一段落となります。


フレディは知らなかったのですがーーーー

冬が終わると春が来て 雪はとけ水になり 
枯れ葉のフレディは その水にまじり 
土に溶け込んで 木を育てる力になるのです。


”いのち”は土や根や木の中の 目には見えないところで 
新しい葉っぱを生み出そうと 準備をしています。

大自然の設計図は 寸分の狂いもなく”いのち”を
変化させつづけているのです。

          
また 春がめぐってきました。


葉っぱのフレディ(いのちの旅) レオ・バスカーリア作 みらいなな訳 より

投稿者: kameno 日時: 00:13 | | コメント (0)

ラストスパート

ここのところ日常の光景となっていた家族総出の庭掃作務。

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イチョウの葉も残り10%くらい。
2・3日で掃き掃除も一段落です。

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投稿者: kameno 日時: 19:19 | | コメント (0)

黄色い絨毯

冷たい雨が降り続いていたため、境内は黄色い絨毯で覆われてしまいました。

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投稿者: kameno 日時: 07:51 | | コメント (0)

背景用素材

近隣の教区寺院で、毎年「生きる力」という配布冊子を作成しています。
12ページの内の4ページがフルカラーページという構成になっており、写真を数点挿入するのですが、その写真は自前で調達しています。

ページ一杯に写真を載せて、文字をその上に重ねて印刷したりする場合は、色調が全体的に同じ系統の写真が適している訳です。

「生きる力」の背景用ということを意識して撮影した写真をいくつかご紹介します。


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1/350 F2.8
90mm


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1/1000 F2.8
90mm

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1/350 F6.7
237mm

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1/500 F4.5
90mm

haikei-7.jpg
1/750 F3.5
90mm

haikei-1.jpg
1/1500 F6.7
366mm

投稿者: kameno 日時: 23:48 | | コメント (0)

風が変わったのは そのあとでした

夏の間 笑いながらいっしょに踊ってくれた風が 別人のように顔をこわばらせて 葉っぱたちにおそいかかってきたのです。
葉っぱはこらえきれずに吹きとばされ まき上げられ つぎつぎと落ちていきました。

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 「さむいよう」「こわいよう」葉っぱたちはおびえました。

そこへ 風のうなり声の中からダニエルの声が とぎれとぎれに 聞こえてきました。

 「みんな 引っこしをする時がきたんだよ。とうとう冬が来たんだ。ほくたちは ひとり残らず ここからいなくなるんだ。」


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フレディがおりたところは雪の上です。
やわらかくて 意外とあたたかでした。引っこし先は ふわふわして居心地のよいところだったのです。フレディは目を閉じ ねむりに入りました。

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『葉っぱのフレディ(いのちの旅)』   レオ・バスカーリア作  みらい なな訳 より一部引用
投稿者: kameno 日時: 10:05 | | コメント (0)

黄葉度95%

今日は冷たい雨がしとしとと降っています。

境内のイチョウも、すっかり黄色くなりました。
先日のトピックスと比較してみてください。
http://teishoin.net/blog/000603.html

まもなく一気に落葉することでしょう ⊂(。∀゚)つウヒョー
今年はたくさん掃けるぞ!!

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タムロン90mmマクロ 縦位置3枚合成


午後からは、近隣の寺院で摂心坐禅会があり、それに参加してまいります!

投稿者: kameno 日時: 13:56 | | コメント (2)

歳末助け合い托鉢と成道会坐禅

教区有志寺院で、歳末助け合い托鉢を行っています。

今年第一回目は上大岡駅周辺。
駅に近い西福寺様にご協力いただき、そこを拠点として6日午後2時から5時近くまで街を歩いて廻りました。

午後2時過ぎ、支度を整え、本堂前で般若心経を読経。
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さすがに上大岡は人が多いですね。
街はクリスマスムードも満点です。
気温も低くなり、寒空の下の托鉢となりましたが、人々の心の温かさが身にしみた托鉢となりました。


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3時間近く歩き回り、すっかり暗くなってしまいました。

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托鉢も無事終わり、再び本堂前で般若心経を読経。


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戴きました浄財は、責任を持って神奈川県共同募金会ににお届けさせていただきます。
ご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。



【関連】
中越地震の際の以前の托鉢の報告
http://teishoin.sakura.ne.jp/cgi-bin/news.cgi?vew=16




12月8日は成道会(お釈迦様が悟りを開かれた日)。
一日早いですが、今朝の坐禅会では、貞昌院で採れたサツマイモを中心としたお粥を皆で戴きました。

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坐禅会終了の頃にはこんな見事な朝焼けが見られました!
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投稿者: kameno 日時: 08:21 | | コメント (0)

宗務庁退任のご挨拶とお礼

                             私こと
12月6日付をもちまして、宗務庁を退任いたしました。
嘱託職員としての2年余と短い期間ではございましたが、財政部のみなさまを初め、宗務庁各職員のみなさま、そして査定室のみなさまのご厚情に支えられながら勤めさせていただきました。ここに改めて感謝と御礼を申し上げます。
思い返せば、忙しい中にも、楽しい思い出ばかりが残っています。
私自身も、たくさんのことを学ばせていただきました。
本当に心より感謝いたします。
また、最終日にはいろいろとお心遣いも戴きまして、有難うございました。
身に余る光栄に存じます。
これからも、専門部会委員として、それ以外の面でもいろいろとお世話になることが多いと思いますが、とりあえず、一区切りとしてのご挨拶をさせていただきました。

査定室で一緒に働いていただいたアルバイトの仲間たち一人一人には、お礼をいくら言ってもいい足りないところです。
ひとことで言えば、集まるべき時期に集まるべき人材が集まったというところでしょうか。
延べ十数人にも及ぶ仲間たち、期間の長短はあれ、本当に一生懸命取り組んでいただきました。
そして楽しい毎日を有難うございました。
それぞれの道を進むみなさんが順風満帆にそれぞれの道を歩まれます事を心からお祈りしています。
これからもお逢いする機会もあるでしょう。そのときはどうぞよろしくお願いいたします。


宗務庁での仕事の内容については、記事にすることは適切でないため、ブログではほとんど触れていませんでした。
これまでの流れを差し支えない範囲で、ざっとまとめておきます。
(念を押しますが、私はこの仕事の一翼を担ったに過ぎません)


級階を定める査定方式について論議検討する諮問機関として、級階査定専門部会があります。
平成11年から14年まで級階査定専門部会委員(第1次)、平成14年から16年まで級階査定専門部会委員(第2次)が設置されましたが、その中で、第1次、第2次を通して参加させていただきました。
初めは宗制や各種法規を正確に把握するための勉強をしながら、実際の各地方の寺院の実情、各宗派の査定法式の比較検討、現在運用されている財務規程の問題点など一つ一つ綿密に論議していきました。
有識者・各委員・事務局の皆さんが一堂に会した一回一回の専門部会は、とても意義あるものでありましたし、膨大な資料はそれぞれ持ち帰って、各自まとめて次回の会議資料として再び持ち寄ることを繰返していきました。


理想としての査定法式はいくらでも考えられます。
収支決算を基にした点数計算もそのうちの一つです。

しかしながら、平成17年度に実際に申告書として各寺院が提出でき、それを元に精査、平成18年末までに点数計算を行えなければ意味がありません。
理想と現実の中で、どれだけ理想に近づく事ができるか、その落としどころを見つけることに難儀しました。

各地方を廻りながら、様々な意見を取り入れつつ、ようやく、平成16年9月に成果として答申書にまとめ、提出したのが級階査定委員会専門部会答申・次期級階査定案です。

<内容についてはこの場で書くことではありませんので割愛します>


本当は私の仕事はここまでだったのですが、これを実施に移すため、宗制変更、申告書記入要綱、記入用紙作成など様々な実務と、級階査定室運営のために、平成16年10月に宗務庁嘱託職員として入庁することになりました。

専門部会で答申した内容に沿った形で宗制変更案を作成し、平成17年2月に開催された委員会、および第95回宗議会に提出。
一部変更をされたものの、概ね審議を通すことができました。


平成17年度に入り、宗制に則った形で寺院財産申告書、記入要綱を作成。 平成19年実施に向けて概ねのスケジュールを作りました。 4月後半に寺院財産申告書、記入要綱を送付。 この期間は特に教区・宗務所調査会、そして各ご寺院の皆様にたいへんご苦労をお掛けいたしました。

申告書の締切が6月末ですから、それに向けて級階査定室を設置。
7月に査定室の仲間2名を迎え、申告書の到着、精査の進行に合わせて人数は増えていきました。
もちろん、査定室の仲間たちもそれぞれ予定があり、毎日出勤できる訳ではありませんから、日によって人数は変動します。
ピーク時は11人が査定室で作業をしていました。(正確には1人は入りきれず別の場所で行っていただきました。こんな日は1日しかありませんでしたが)
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↑この写真は雰囲気をお伝えするだけ。クリックしても大きくなりません。


資源台帳や問合せ内容、過去の申告資料については、宗務庁内のサーバーにデータを置き、一元管理できるようにしていますので、査定室、資源課職員すべてが情報を共有できます。
コンピューターにより、事務効率は飛躍的に高まりました。
それ以上に、査定室の仲間たちのパワーは凄いです。
謄本を読みこなしたり、それぞれのご寺院さんに異なった問合せ状を作成したりする難しい作業なのですが、きちんと理解してこなしてくれました。
緻密で地味な作業ですが、一人一人個性あふれる楽しい人たちが集まり、明るい雰囲気の中、着実に作業は進捗していきました。
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それでも全国に1万4千を超える寺院があるため、全国寺院を見終わるまで数ヶ月を要しました。


平成18年に入り、査定室の人数は就職その他で段階的に減っていきました。 18年度前半の作業は、こちらからの問合せに対する回答、再問合せ状送付の処理。 問合せ状は(査定室内でで競い合って)かなり綿密に作成していましたから、それに対する回答、FAXなどもたくさん帰ってきます。

後半からは、いよいよ申告書の内容を、宗制に則った計算により点数化する作業。
そして、その点数を宗務書・教区で配分調整していただき、再び返送していただくという流れです。

この時期、査定室の仲間は4人を残すのみとなりましたが、一番電話が掛かってきた時期でもあります。
本当にお疲れ様でした。
問合せが集中するのも無理ないです。全国寺院に一斉に点数が通知されるのですから。


11月になり、返送されてきた配分点数も入力され、御寺院様ごとの級階も算出されました。
(まもなく告示されます)

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最終日には、残った仲間でボロボロになった書類袋を直し、整理し直しました。
感謝の念を込めて。

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↑このきれいさ!さすが**さん。

そして、査定室も12月で全員が役割を終えることとなりました。
ここまでが、12月6日までの大雑把な流れです。

みなさんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 21:58 | | コメント (2)

つくばいの椿

茶室前のつくばい。
この時期、椿の花を浮かべています。


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花を覗いてみると・・・・・・・・・


椿の雄蕊の間を蟻が探検していました。
蟻にはどんな視野が広がっているんでしょうか。

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この時期、いろいろな種類の椿が見頃を迎えます。
色のコントラストがとても美しいですね。

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投稿者: kameno 日時: 08:09 | | コメント (3)

仏像・一木にこめられた祈り特別展

行って来ました!


「特別展 仏像 一木にこめられた祈り」
一木オールスター。 百四十余軀 東京に集合!

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会期 2006年10月3日(火)?12月3日(日)
会場 東京国立博物館 平成館 (上野公園)

開館時間 9:30?17:00 (毎週金曜日および2006年10月31日(火)?11月5日(日)は20:00まで開館)
* 2006年11月28日(火)?12月3日(日)は18:00まで開館します (12月1日(金)は20:00まで開館)。


【国立博物館のサイト】
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3460
【公式サイト・割引券あり】
http://butsuzo.jp

国宝 菩薩半伽像(宝菩提院願徳寺)、国宝 十一面観音菩薩立像(向源寺)をはじめ、国宝・重文45体、総数146体を一挙公開


仏教を信仰した国の中で、日本ほど木で仏像を造ることにこだわった国はありません。
特に奈良から平安時代にかけて、一本の木材から像を造り出す一木彫が盛んになり、江戸時代の円空・木喰まで受け継がれました。
今回の展覧会では、日本人がこだわった「木で仏像を造ることの意味」、「木と仏に託した祈り」について考察し、木の文化を通して育まれた日本人の心や精神性に触れます。

特に11月7日(火)?12月3日(日)に期問限定で展示される滋賀・向源寺の国宝十一面観音菩薩立像(渡岸寺観音堂所在)は
寺外初公開となります。その姿の美しきから白洲正子、井上靖、土門拳、水上勉ら多くの人々の心を魅了してきた像として知られています。


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会場となった国立博物館 / 平成館


しかし、これだけたくさんの仏像が一堂に会し、拝む事ができる機会はめったにありません。
なんと贅沢な展示なんでしょう。
特に、安置されている寺院内部では照明がほとんど無く、遠くから眺めるだけで、造作の細部までじっくりと鑑賞することはできません。


今回の展示では、一木にこめられた祈りをテーマにしているためか、手の届きそうな近くから、しかも仏像の前後左右ぐるりと一周眺める事ができます。
ノミを打つ時の息遣いまで聞こえてきそうです。


昨日は、平日早くから出かることができたため、比較的ゆったりと見ることができました。
土日は相当な混雑なんでしょうね。


不出の仏像であった滋賀・向源寺蔵(渡岸寺観音堂所在)の 国宝 十一面観音菩薩立像の展示もちょうどされており(展示期間:11月7日?12月3日)、ゆっくりと拝観することができました。
頭上に配された十の面が、これだけ大きく彫られている、その構図の大胆さに感銘を受けます。
そしてアンバランスさを全然感じさせない調和の取れた美しさに、抜魂されているとはいえ、手を合わせずには居られません。

http://event.yomiuri.co.jp/2006/butsuzo/kannon.htm


近所の弘明寺観音像も展示されています。

重要文化財 十一面観音菩薩立像・平安時代・11世紀 像高180・7cm
横浜市・弘明寺蔵 

前面に、力強い横縞状のノミ痕が残されているのが印象的です。
ケヤキ造り、ひび割れ防止の内刳りもない、平安時代初期の一木彫刻の古い伝統に基づく製作です。
表現が穏やかさが、観るものの心を和らげるかのようです。

展示が終わって各寺社へ戻った後、それぞれの地を訪問してみたいものです。

芸術の秋。
上野は、「仏像展」の他、上野の森美術館の「ダリ回顧展」、国立西洋美術館の「ベルギー王立美術館展」、国立科学博物館の「大英博物館・ミイラと古代エジプト展」、東京都美術館の「大エルミタージュ美術館展」「日展」などもあり、見所満載です。

ちょうど上野公園の紅葉も見頃となっています。
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そのなかでも、この仏像展は12月3日で終了してしまいます。
まだ行かれていない方は早目にお出かけになることをお薦めします。


なお、檀像の世界でなぜ十一面観音像が多いのかなど、学術的な見地から考察をされているtenjin95さんのサイトも併せてご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/e55c93f4e25c18897a16e8980f87d5b8

投稿者: kameno 日時: 08:52 | | コメント (2)

紅葉の色づくしくみ

緑色の葉っぱたちは一気に紅葉しました。

公園はまるごと虹になったような 美しさです。

アルフレッドは濃い黄色に ベンは明るい黄色に クレアは燃えるような赤 ダニエルは深い紫色に そしてフレディは赤と青と金色の三色に変わりました。

なんてみごとな紅葉でしょう。


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写真は貞昌院境内にある木々の葉です。

秋に紅葉する葉の色は、植物の種類によって、赤くなるもの、黄色くなるもの、茶色になるものがあります。
また、同じ赤くなる種類でも、葉の位置によって赤くなる度合いが異なります。

「紅葉」と「黄葉」では、色づくメカニズムが違います。

秋が深まり、気温が低くなると、落葉樹は葉を落とすための準備として、葉と枝の境に離層を形成します。
この離層によって、葉の中で生産された糖分は、枝へ移送されるのが妨げられ、糖分は葉の中に蓄積されていきます。

また、葉緑体の中にあるクロロフィルは、老化してアミノ酸に分解されます。
葉緑体の中には黄色の色素カロチノイドも含まれます。
(夏の間は、クロロフィルの量がカロチノイドに比べてはるかに多いため、緑に見えます)

黄葉になる仕組みは、秋にクロロフィルが分解されはじめ、隠れていたカロチノイドの黄色が表にでてくるからです。
紅葉になる仕組みは、糖分やアミノ酸を材料にアントシアンという色素が合成されるからです。
褐色になる仕組みは、糖分やアミノ酸を材料にフロバフェンという色素ができるためです。

その色素の出来具合により、葉の色が微妙に異なるのです。



いっしょに生まれた 同じ木の 同じ枝だの どれも同じ葉っぱなのに どうしてちがう色になるのかフレディにはふしぎでした。

「それはねー」とダニエルが言いました。

「生まれたときは同じ色でも いる場所がちがえば 太陽に向く角度がちがう。

風の通り具合もちがう。月の光 星明かり 一日の気温。

なにひとつ同じ経験はないんだ。

だから紅葉するときは みんなちがう色に変わってしまうのさ。」


『葉っぱのフレディ(いのちの旅)』
レオ・バスカーリア作・みらいなな訳より

投稿者: kameno 日時: 23:55 | | コメント (0)

箱根日帰り小旅行

仲間と箱根に日帰り旅行をしてきました。
ちょうど紅葉も見頃となり、美しい光景が私たちを迎えてくれました。

お玉が池
東海道(箱根旧街道)が近くを通っています。石畳が風情ありますね。
当時、旅人は必ず箱根関所を通らなければなりませんでした。入鉄砲出女という言葉どおり、関所では大名の子女が逃げ出さないように厳しく取り締まっていました。
お玉が池という名前は、当時、お玉という女性が関所破りをして捕まり、この池のそばで処刑されたということに由来します。
美しい光景の裏には悲しい物語が隠されているんですね。

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芦ノ湖周辺は、まさに紅葉まっさかりです。

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雲を纏う霊峰富士

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昨年出来たばかりのラリック美術館
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ルネ・ラリック (1860?1945)
ルネ・ラリックはフランス・シャンパーニュ地方で生まれ、自然豊かな環境で育ちました。父を早く亡くし、母から技術を身につけることをすすめられ、16歳で宝飾細工師に弟子入りします。弱冠20歳にしてカルティエをはじめとする一流宝飾店から仕事の依頼を受けるようになったラリックは、サラ・ベルナールら大女優の舞台アクセサリーを手がけるようになります。その後、香水商コティとの出会いによって、ガラス工芸へと転身。アール・ヌーヴォーからアール・デコへと流行が変わる中で、ラリックは両時代を代表する存在として活躍します。1925年のパリ現代装飾美術産業美術国際博覧会(通称アール・デコ博)では、会場のモニュメントとなる高さ15mのガラスの噴水「フランスの水源」を制作。また、オリエント急行や豪華客船ノルマンディー号などの建築装飾にも進出し、その才能を発揮しました。

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美術館のレストラン「LYS」は三方ガラス張りで、美しい庭を見渡す事ができます。
三ツ星レストランで腕を磨いた恵比寿・ウェスティンホテル東京の元レストラン統括料理長・牛丸英敏シェフが「自然の恵み」をテーマに繰り出す、野菜をたっぷり使った料理が楽しめます。

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ソーセージミートとうずら豆のまろやかトマトスープ
黒豚のコンフィーとトマトのフォカッチャオープンサンド
天然酵母の朝焼きパンと季節の香りバター


仙石原
神奈川景勝50選に選ばれた台ガ岳の北斜面一帯を埋め尽くすススキ
見頃は少し過ぎてしまいましたが、微妙な枯れ具合がとても素晴らしいです。
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帰りに、天山でゆっくり温泉に浸かり、帰路につきました。
天山には5本の源泉、2種類の泉質、日量37万リットルを湧出する豊富な高温泉があります。
注水による冷却で薄めたりせず、熱交換システムで温度を下げ、溜め置きをしないで、温泉100%を掛け流しにしているとのこと。
いいお湯です。体の芯から温まります。
http://tenzan.jp/senshitsu/index.html

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かねてから行きたかった(いつも混雑していて行けなかった)場所に2箇所も行くことができましたし、何よりも、本当に楽しい小旅行でした。

投稿者: kameno 日時: 21:55 | | コメント (0) | トラックバック (1)

みかんと湘南色とグレート・ノーザン鉄道

墓地へ向かう参道の途中、水桶の場所に温州みかんの木が植えてあります。
陽当たりの良い場所にあるため、毎年このようにたくさんの実がなります。
今がちょうど食べごろです。
(かなり甘くなりました)
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※みかんの後に写っているのはソーラーパネルです。
※こちらも太陽の光を浴びてたくさんの電力を生み出しています。


このみかんの木、私が小学生の時に、農協(現JA)の農業まつりで買ってきた苗を植えたものなんですが、こんなに立派な木に成長しました。

収穫時期のみかんの木から連想されるのが、東海道線の色です。
東海道線は湘南電車として親しまれていますが、湘南地方(特に小田原?湯河原)は、沿線にみかん畑が続いています。
その中を走る東海道線は、黄かん色+緑2号の鮮やかな色に塗り分けられていて、湘南カラーと呼ばれています。

   
黄かん色 (湘南色)
#CA6A1F
R202/G106/B31
4YR 5.5/11
緑2号 (湘南色)
#354F33
R53/G79/B51
10GY 3/3.5

この湘南カラーですが、みかん畑の色からこの東海道線の配色が決定されたと思われがちですが、実はそれ以外の理由によるもののようです。

交通博物館のサイトには次のように記載されています。

湘南電車――1950年(昭和25)、湘南地区を含む、東京?沼津間の客車列車を電車化するために新しく製造、投入された電車の愛称だ。オレンジ色と緑色に塗り分けられた斬新なカラーリングは、どんな経緯で採用されたのだろう。 この配色については、開発にたずさわった故 黒岩保美氏(元 国鉄車両設計事務所勤務)の残したエピソードが面白い。参考になったのは、当時のアメリカのグレート・ノーザン鉄道(現BNSF:バーリントン・ノーザン・サンタ・フェ鉄道)の特急エンパイヤビルダーだという。 この客車の色をヒントにして誕生した最初の湘南電車の配色は赤味が強く、ぶどう色1色だったそれまでの電車に比べ、とてもどぎつく感じられたようだ。そのため、二次車からは黄色味の強いオレンジに変更し、以後、この配色が湘南形をはじめとする多くの長距離形電車の標準色となり、現在に至っている。 「沿線の名物"みかん"の実と葉を象徴した色」というのは、後の宣伝用キャッチフレーズらしい。

http://www.kouhaku.or.jp/faq/color_a03.html


ということで、シカゴ?シアトルまでを結んでいたグレート・ノーザン鉄道の配色から湘南カラーを採用したというのが有力な説のようです。

グレート・ノーザン鉄道ってどんな車両だったか・・・というと
http://www.walthers.com/exec/page/empire_builder
http://www.katomodels.com/product/nmi/f7_smoothside.shtml

どうです?
まさに湘南カラーですね!
色の塗り方は少し異なりますが、色分けの仕方がそっくりです。

比較してみてください。
80系(交通博物館のサイトより)
http://www.kouhaku.or.jp/faq/images/ph_10.jpg
グレート・ノーザン鉄道 (walthers.comより)
http://www.walthers.com/graphics/empire_builder/empire_builder_02.jpg

湘南カラーとして親しまれてきたオレンジ+緑の湘南電車ですが、ステンレス製のE231系に全て入れ替わってしまいました。
少し残念です。

投稿者: kameno 日時: 08:37 | | コメント (2)

天然スパイラルとラゾーナ川崎

新年から初夏にかけて、一緒に仕事(事務仕事!)をしていただいた女優・ゆきさんの舞台が、ラゾーナ川崎の小劇場・プラザソルで行われ、7日はその最終日でした。

ラゾーナ川崎プラザソル 柿落とし公演
天然スパイラル第十一回公演「HEAVY MENTAL★HEAVEN」
作・演出:金房実加


この天然スパイラルという劇団、金房さんの書かれる台本、個人的にとても大好きです。
出演者一人一人の個性が、毎回の公演によく表現されていて、それぞれが「はまり役」という感じです。

なんてことは無い夜に突然不意におとずれる不安
それを癒してくれるもの

それは

音楽と

自然と

ジ・ブ・リ!

痛快な吾朗批判もあったりして、とにかく笑いあり・涙ありの舞台でした。

「生きる」って素晴らしいね。
悩みや不安があるからこそ生きているという実感があるのだ。

当然、演劇の最中は、撮影するわけにはいきませんので、公演終了後の、舞台の雰囲気だけ少し・・・

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一緒に仕事をしてきた仲間が、それぞれの道を着実に歩んでいる姿はいいですね。
心より応援しております。


しかし、川崎北口も変わりましたね。
一大ショッピングモールが駅直結でいきなり出現という感じです。
初めて行きましたが、一日居ても飽きないかも。

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入っているテナントも、よくぞこれだけ揃えたり・・・という驚きをもたらしてくれます。


■関連リンク
天然スパイラル
http://ten-spa.chu.jp/

ラゾーナ川崎プラザ
http://www.lazona-kawasaki.com/index.shtml

投稿者: kameno 日時: 07:14 | | コメント (2)

秋の味覚・ギンナン

秋の味覚といえば何を思い浮かべますか?

栗、サンマ、柿、新そば・・・・・・・・・・
忘れてはならないのがギンナンです。

境内の銀杏も、あと2週間くらいで黄金色に変化していきます。
以前撮影した銀杏の変化の様子はこちらです


境内のギンナンもたくさん実り、秋に欠かせない味覚のひとつとなっていのです。

銀杏は、裸子植物のため、種子の周りが果肉に包まれています。
この処理が大変なんですね。
しばらく置いておいて、柔らかくなったところを、水を張った樽にいれ、グルグルとかき回します。
すると、果肉と種子が分離しますから、果肉を洗い流し、種子の部分だけを取って天日で乾燥させるわけです。

ギンナンを焼く器具は、このような網を使っています。
爆ぜても飛び散らないのでとても便利です。

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蓋の一部が開けられるようになっています。

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焼けた実を割る器具はこちら。
栗を割る器具・くりくり坊主と比較してみてください。
こちらは、まあ、ニッパーのような簡単なものです。

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どうです、この翡翠色の輝き。
アツアツですよ。
栗と一緒に御飯に炊き込むと最高に美味しいです。

投稿者: kameno 日時: 07:04 | | コメント (2)

円覚寺舎利殿と宝物風入展示

日本に国宝建築物はどれくらいあるのでしょうか。

調べてみると、2006年8月現在、国宝の建築物は、神社32件、寺院152件、城郭8件、住宅14件、近代以前その他3件の、計209件となっています。

ちなみに、国宝建築物は『昭和二十六年文化財保護委員会告示第二号(国宝及び重要文化財指定基準並びに特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準)』により次のような基準で指定されています。

建造物の部

重要文化財
建築物、土木構造物及びその他の工作物のうち、次の各号の一に該当し、かつ、各時代又は類型の典型となるもの
(一) 意匠的に優秀なもの
(二) 技術的に優秀なもの
(三) 歴史的価値の高いもの
(四) 学術的価値の高いもの
(五) 流派的又は地方的特色において顕著なもの

国宝
重要文化財のうち極めて優秀で、かつ、文化史的意義の特に深いもの

ということで、国宝は「特に文化史的・学術的価値の高いものとして文部科学大臣が指定した重要文化財」といえます。

では、関東地方に、国宝の建築物はどれだけあるのでしょうか。

意外や意外・・・・

■栃木
・東照宮 本殿・石の間及び拝殿、正面及び背面唐門、東西透塀、陽明門、東西廻廊
・輪王寺 大猷院霊廟
■東京
・正福寺 地蔵堂
■神奈川
・円覚寺 舎利殿

ということで、関東地方では、僅か4箇所。
神奈川県には、『円覚寺 舎利殿』ただ一つだけなのです。


【円覚寺沿革】
1282年(弘安5年)、鎌倉時代後半北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建されました。時宗公は18歳で執権職につき、不安な武家政治の中で心の支えとして、無学祖元禅師を師として深く禅宗に帰依されていました。時宗公は禅を弘めたいという願いと蒙古襲来による殉死者を(敵味方区別なく、冤親平等に)弔うために円覚寺建立を発願されました。


【舎利殿(国宝)】
神奈川県唯一の国宝建造物で、境内の奥に位置する塔頭(たっちゅう)正続院の中にある。「塔頭」とは禅寺などで、歴代住持の墓塔を守るために作られた付属寺院のことを指し、正続院は開山無学祖元を祀る、重要な塔頭である。舎利殿は入母屋造、柿(こけら)葺き。一見2階建てに見えるが一重裳階(もこし)付きである。堂内中央には源実朝が宋から請来したと伝える仏舎利(釈尊の遺骨)を安置した厨子があり、その左右には地蔵菩薩像と観音菩薩像が立つ。この建物は、組物(屋根の出を支える構造材)を密に配した形式(「詰組」という)、軒裏の垂木(たるき)を平行でなく扇形に配する形式(扇垂木という)、柱・梁などの形状、花頭窓(上部がアーチ状にカーブした窓)や桟唐戸(さんからど、縦横に桟をはめた扉)の使用など、細部は典型的な禅宗様になる。元から円覚寺にあったものではなく鎌倉市西御門にあった尼寺太平寺(廃寺)の仏殿を移築したもので、15世紀の建築と推定されている。和歌山・善福院釈迦堂(国宝)や山口・功山寺仏殿(国宝)などと共に鎌倉時代後期の禅宗様建築を代表するものとして、評価は高い。通常は非公開で、正月3が日と11月3日前後に外観のみが公開される。
出典:wikipedia.org


舎利殿は、普段は非公開なのですが、毎年、文化の日前後三連休に外観が公開されています。
ということで、最終日の今日、円覚寺へ家族で行ってきました。

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正続院の門をくぐり、舎利殿の前まで行く事ができます。
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細部の彫刻も実に見事。
すっかり見入ってしまいました。
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正続院の坐禅堂です。
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舎利殿の一般特別公開と合わせて、宝物風入展示が方丈・書院を会場に行われていました。
風入れとは、円覚寺が収蔵している貴重な文化財を、虫干しを兼ねて展示するものです。

代表的な展示品としては、「重文 北条時宗書状」「重文 仏涅槃図」など、実に数百点。

【主な展示物】
重文 北条時宗書状 重文 仏涅槃図
重文 無学祖元書状 重文 跋陀婆羅像
重文 関東御教書 重文 十六羅漢図
重文 青磁香炉 重文 無学祖元木印
重文 酔翁亭図香盆  

※撮影禁止のため、残念ながら中の様子はお伝えできませんが、実に見ごたえのある展示物でした。
※ちょうど長女が歴史で鎌倉時代近辺を勉強していることもあり、一点一点興味深く眺めておりました。
※さすが禅寺での展示ということで、学芸員の代わりに、通路各処にて僧侶が坐禅をしています。
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佛殿裏に、姫ツルソバの花が一面に!
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■こちらのエントリーも併せてご参照ください。
道元禅師降誕の日と鎌倉歴史散歩
http://teishoin.net/blog/000347.html

投稿者: kameno 日時: 00:33 | | コメント (0)

脱皮できない蛇は滅びる

庭のドウダンツツジの上に、脱皮したヘビの皮が残されていました。
口先から尻尾の先まで一本に繋がった見事なものです。
あまりに見事なので写真に収めてみました。

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全長は 130 センチほど。
子どもの背丈よりも長いです。

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ヘビの脱皮を見ると、いつも頭に浮かぶ言葉があります。
私の大好きな言葉です。

脱皮できない蛇は滅びる。 意見を脱皮してゆくことを妨げられた精神も同じことである。 それは精神であることをやめる。

Friedrich Wilhelm Nietzsche (1844-1900)


あえて、この言葉の解説はしません。

もう一つ、面白いコラムがありますのでご紹介します。
是非読んでみてください。


ヘビが嫌われる本当の理由 (鳥飼否宇)
http://www.1101.com/torikai/index.html

投稿者: kameno 日時: 10:12 | | コメント (2)

ブルーシートジャズコンサート

先日、秋の夜長のジャズセッション でお知らせしたジャズコンサートが組寺である藤沢・長福寺で開催されました。

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【演奏】
◆ 邵容(琵琶)
◆ 曹雪晶 (二胡)
◆ 木崎二朗(ピアノ)
◆ 宮崎正秀(ベース)
◆ 坂田稔(ドラムス)

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【プログラム】
■第1部 16:00-16:40
(1)ウイグル民謡
(2)モーリファ (ウイグル民謡)
(3)ウスクダラ(トルコ民謡)
(4)蘇州夜曲
(5)イエライシャン (夜来香)
(6)何日君再來
(7)イエスタディーワンスモア
(8)夕焼け小焼け?荒城の月?里の秋?ふるさと

 休憩

■第2部 17:30-18:10
(1)だったん人の踊り
(2)「ニューシネマパラダイス」より3曲
(3)「惑星」よりジュピター (ジャズ?ボサノババージョン)
(4)草原情歌
(5)タイムアフタータイム
(6)アメージンググレイス
(7)川の流れのように

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屋外の会場から空を見上げると、夕日に輝く飛行機たちや、雲の合間から星を望むことができました。

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なお、素晴らしい演奏を戴きました JWS (ジャズワークショップ)の演奏予定については、こちらをごらんください。
http://www.jws-net.com/

投稿者: kameno 日時: 08:08 | | コメント (4) | トラックバック (1)

ささやかな幸せのお返し

總持寺随喜も終わり、昨年来から取り組んでいるプロジェクトへ復帰。
こちらのほうは、ようやく終盤の佳境を迎えました。
総仕上げの段階です。

帰宅し、畳部屋でバタン・・・・・と仰向けに寝っ転がってしまうと、その上に子どもたちが次々と遠慮なく飛び掛ってきます。

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笑顔に接すると、一日の疲れが吹き飛びます。

一番下の子はもう直ぐ誕生日。
プレゼントは押入れの中に隠してあります。
ナイショ




http://teishoin.net/blog/000062.html

続きを読む "ささやかな幸せのお返し"

投稿者: kameno 日時: 04:41 | | コメント (2)

仏前結婚式の新たな試み

貞昌院で仏前結婚式がとり行われました。
インターネットで貞昌院を知り、問合せいただいたのが最初ですが、偶然にも新婦のご兄弟が、職場のごく身近なところにいた(当時私の席のすぐ目の前)だったいうことに初まり、様々な面でまさに「縁」を感じさせる結婚式となりました。
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また、結婚式の司会を、職場の同僚のU師にお願いし、差定(式次第)と司会の解説内容を打ち合わせながら、今日の準備を進めてきました。

U師の提案により、式中、 祝寿端坐(瞑想)と、その間のナレーションを行う事とし、その内容から、私の提案で、今年発表された詠讃歌の新曲『まごころに生きる』を「仏教讃歌」として一同で唱和する流れとしました。

ナレーション中、「別れ」とか、「死」という、一般的には結婚式でタブーとされている言葉が出てきます。
しかし、これをあえて用いる事が出来るのが、仏教の寛容性でありますし、楽しい事も悲しい事も、これから一緒に共有する二人へのメッセージとしては一番大切なことであると感じます。

また、南こうせつ作詞作曲の 『まごころに生きる』 にも、同様に「別れ」とか「涙」などのフレーズが繰返されていきます。
実際、式中に、この2つの次第を並べた事により、仏前結婚式の意味を、より深いものに出来たのではないかと思いました。
ナレーションとBGMの相性も抜群に良いです。

お二人の新生活に幸あらんことを心よりご祈念いたします。




【式次第】
一、入  場・・・・・父母、親戚、来賓、新郎新婦、式師
一、開式の辞・・・・・司会者
一、献香三拝・・・・・式師・一同合掌礼拝
一、本尊上供・・・・・読経・般若心経
一、啓白文捧読・・・・式師
一、洒水潅頂・・・・・式師
一、寿珠授与・・・・・式師
一、三帰礼文・・・・・式師主唱・一同唱和
一、盃  事・・・・・三三九度、新郎新婦・父母、親戚固めの盃
一、誓約文 ・・・・・新郎新婦
一、報恩焼香・・・・・新郎新婦
一、式師示訓・・・・・式師 
一、祝寿端坐・・・・・一同端坐 
一、仏教讃歌・・・・・まごころに生きる・一同唱和
一,祝三拝 ・・・・・式師・一同合掌礼拝
一、閉式の辞・・・・・司会者
一、式師退場 

 

 

【祝寿端坐】 瞑想3分間 (BGM:まごころに生きる・インストロメンタル)
幾重にも幾重にもつながる存在の、その連なりの中で、お二人は出会われました。
<中略>
生きるということは、私たちにとって最も基本的な願いです。しかし、全てが移り行くこの世のなかでは、その願いのことごとくが裏切られます。老い、病、そして死。それは「人間の悲しい重荷」ということができるかもしれません。
しかし、人は悲しみを分かち合うことで、慈しみを持つことができます。そして、慈しみを、相手に求めるだけではなく、お互いに与え合うことができるのです。
人は慈しみを与えることで、「悲しい重荷」を共に背負うことができるのです。
出会い、分かち合い、与え合う。そのような人のことを仏教では「よき友」と呼びます。
お釈迦さまは「よき友と出会うことは、人生の初めでも、半ばでもない。それは人生のすべてである。」と教えてくださいました。
お釈迦さまの前で結婚式を挙げるということは、夫婦となるというだけではなく、同じ人生を歩む、何ものにも代えがたいよき友を得ることでもあるのです。

   ↓

【仏教讃歌】 一同唱和

まごころに生きる  作詞・作曲 南こうせつ

1、そよ吹く風に小鳥啼(な)き 川の流れもささやくよ
  季節の花は、うつりゆき 愛しい人は 今いずこ
  ほほえみひとつ、涙ひとつ
  出逢いも別れも 抱きしめて 生きてる今を 愛して行こう

2、広がる海は はてしなく 全ての命 はぐくむよ
  人の心も おおらかに 互いを敬い信じ合おう
  ほほえみひとつ、涙ひとつ 
  出逢いも別れも 抱きしめて 生きてる今を 愛して行こう

3、幼い頃に 抱(いだ)かれた 温もり今も 忘れない
  この世でうけた 幸せを そっとあなたに ささげましょう
  ほほえみひとつ、涙ひとつ
  出逢いも別れも 抱きしめて 生きてる今を 愛して行こう



以下、結婚式のスナップ写真です。
合間合間に撮影させていただきました。

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投稿者: kameno 日時: 23:34 | | コメント (2)

名月・・・・は望めず

<大雨>東北、東日本の太平洋側、広範囲で 警戒呼び掛け

 紀伊半島の南海上で発達中の低気圧の影響で、関東地方や東北地方の太平洋側を中心に、6日朝から広範囲で大雨となった。7日にかけて中国地方から東北地方で大雨が続くとして、気象庁は6日、土砂災害や河川のはんらんなどに厳重な警戒を呼びかけた。
 降り始めから6日午前9時までの総雨量は▽奈良県上北山村で391ミリ▽東京・三宅島で278ミリ▽和歌山県那智勝浦町で257ミリに上った。
 7日正午までの予想24時間雨量は、いずれも多い所で▽東北太平洋側300ミリ▽関東地方250ミリ▽東北日本海側、北陸、東海地方、近畿北部200ミリの見込み。1時間に40?60ミリの非常に激しい雨が降る所もある。低気圧は7日にかけて太平洋沿岸を北上するとみられる。大雨のピークは関東地方が6日夜まで、東北地方は7日朝までとなりそう。
 また、東日本の太平洋側を中心に暴風や高波も見込まれ、最大風速は海上20?25メートル、陸上15?20メートルが予想される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061006-00000040-mai-soci



昨日から継続的に雨が降り続いています。
今年は、中秋の名月を望むことは、残念ながらできそうにありません。

境内のススキも、雨に打たれて頭を垂れてしまっています。
(雨の軌跡が見えますか?)
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もう一枚、彼岸花(赤)です。
彼岸花は見ごろを過ぎてしまいました。
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投稿者: kameno 日時: 14:23 | | コメント (0)

南高上空に上がる花火

貞昌院からも見えました。
この花火は横浜市立南高校・南高祭の花火です。

私の母校でもあります。
当時は、自由で行事の盛んな「お祭り学校」として有名でしたが、今もその校風は受継がれているようです。
それにしてもかなりハデに打ち上がっていました。

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投稿者: kameno 日時: 00:04 | | コメント (0)

栗くり坊主

栗の実の収穫も、ピークを迎えました。
最近は、スーパーなどで剥いてある栗が売っていたりしますが、やはり採りたての栗を新鮮なうちに剥いて戴くのが最高の贅沢でしょう。

栗を剥く作業は大変ですが、栗くり坊主 などの器具を使うことによって、大分楽に剥くことが出来ます。

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軽く下茹でして、それから剥き、栗御飯などの栗料理に使用します。
http://teishoin.net/blog/000534.html

投稿者: kameno 日時: 13:38 | | コメント (2)

オーストラリアからの訪問者

オーストラリア・クイーンズランド州マリストカレッジの学生、先生、保護者、ホストファミリーによる坐禅会が行われました。

上永谷国際交流の会(KIRA)を中心とした交換留学のプログラムの一齣です。
坐禅だけではなく、お寺の本堂の荘厳(飾り物)や、掛軸、絵、彫刻などの一つ一つを興味深そうに見ていました。
普段明るくはしゃぎ回っている子どもたちも、坐禅開始の鐘が鳴ると、きちんと坐ることが出来ますし、本堂内での作法は、日常生活での教会への礼拝という作法が身についているためか、日本の子どもたちと変わらず、坐禅をきっちり行えることにはいつも感心させられます。



■マリストカレッジ高校生の感想ビデオ(WMV)


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このような国際交流坐禅会は、毎年行っています。
これまでの写真はこちらをご参照ください。

1997年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年

投稿者: kameno 日時: 11:40 | | コメント (2)

昼の表情・夜の表情

同じ光景、被写体でも日中と夜で印象が違って見えます。
一瞬一瞬にみせる表情を大切に心に刻んでいきたいものです。


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江ノ島より鎌倉方面を望む
【左】9/22 17:11撮影 1/30 F9.5
【右】9/22 18:08撮影 1/2 F4.5


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鐘楼堂前の彼岸花
【左】 9/23 9:45撮影 1/3000 F5.6
【右】 9/23 20:52撮影 1/10 F2.8


追記:夜にしか咲かない花、月下美人が4輪咲きました。

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投稿者: kameno 日時: 01:47 | | コメント (0)

秋祭り子ども神輿

秋彼岸の中日を迎えました。
台風の影響で風は強いですが、秋らしい爽やかな天気となっています。

今日・明日は永谷天満宮で秋の例祭(秋祭り)です。
午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。

午前9時半集合。たくさんの子供たちが集まります。
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神様を御神輿にお迎えし、御払いの後、二礼二拍手一礼
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10時、いよいよ、子ども御神輿の出発です。
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わっしょい、わっしょい
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わっしょい、わっしょい
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最後に、神様にお礼をして、子ども神輿の終了となります。
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午後からは境内に屋台が並び、舞台では演芸大会が開催されます。

投稿者: kameno 日時: 12:15 | | コメント (0)

秋彼岸

秋彼岸の中日は23日(土曜日)ですが、既にたくさんの方々が彼岸を前に、お墓参りにいらっしゃいました。

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皆様に出来る限り気持ちよくお参りしていただけるよう、予め墓地清掃を行っていますので、墓地の周囲は草が綺麗に刈り込まれています。
この作業は、植木屋さんと、農家の方に年数回手伝っていただいています。

私も、東京での仕事が彼岸の休務となっている昨日今日を利用して裏山の頂上付近の草刈をしました。
数ヶ月空けるとこんな状態になってしまいます。
雑草の生えるスピードは凄まじいですね。

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特に蔓性のクズやヤブカラシは、放っておくと雑木に悪影響を及ぼしますので、定期的に刈り込まないといけません。


手前が昨日分、その向こうが今日刈った分・・・・・・・
全部駆り終わるまで、あと数日かかりそうです。
大変な作業ですが、草を刈る仕事は嫌いではありません。スッキリできて、むしろ好きかも。

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投稿者: kameno 日時: 00:35 | | コメント (4) | トラックバック (1)

日本科学未来館

2001年にお台場に誕生したサイエンス・ミュージアム。日本科学未来館です。
以前から行ってみたいと思っていましたが、ようやく実現しました。

参加型の展示や実験工房により、ロボット工学や生命科学など最先端の科学技術に触れることができる楽しい科学館です。
単なる展示物ではなく、各コーナーにインタープリター(展示解説員)がおり、質問はその場で投げかけられ、レベルに応じたわかりやすい解説を聞くことができます。また、参加型体験型の展示なので、時間を忘れて楽しめます。ハマりますよ、ここは。
URL
http://www.miraikan.jst.go.jp/

一番の見所は、なんと言ってもプラネタリウム。
「MEGASTAR-?cosmos(メガスター?コスモス)」は、世界最多・500万個 の恒星を投影するプラネタリウムです。 2004年11月、「MEGASTAR-?cosmos」は"The World's most advanced planetarium projector
(世界で最も先進的なプラネタリウム投影機)"として、ギネスワールドレコードに認定されました。
http://www.megastar-net.com/
これを見るためには、当日午前10時に6階で発券される予約券が必要になります。すぐに満席になってしまいますので時間に余裕を持って早めに出かけましょう。


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シンボル展示『Geo-Cosmos(ジオコスモス)』。
約100万個のLEDを貼りこんだ世界初の球体ディスプレイ装置で、『宇宙から見た今の地球』をほぼリアルに映し出します。

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KAZ : KEIO ADVANCED ZERO-EMISSION VEICLE
インタープリター(展示解説員)によると、もし売るとしたら3000万円だそうです。

車種 完全電動、8輪駆動車
乗車定員 8名, 6 ドア セダン

寸法 全長 6700mm (263.8 in) 全幅 1950mm (76.8 in) 全高 1675mm (65.9 in)
車両重量 2980kg (6578 lbs)
モーター 最大出力 590hp (55kW x 8 = 440kW)
最大トルク 590lbs-ft (100Nm x 8 =800 Nm)
バッテリー 種類 リチウムイオン
電圧 315V 最大出力 55kW
サスペンション ダブルウイッシュボーン、 ハイドロニューマチック
タンデムホイール式サスペンション
パフォーマンス 一充電走行距離 300km (186.5 miles)
0-400m 15.3 秒 最高速度 311 km/h (193.3 mph)
http://www.kaz-style.com/en/index.html

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コーヒーカップ、UFO、馬、車など、さまざまな操縦装置でドライブを楽しむ、マリオカートのような展示です。自分の姿が他の人の画面に映し出されていきます。

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どんなところに投げてもボールをキャッチする手。
・・・と思ったら、一度キャッチし損ねていました(ご愛嬌)

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インターネット物理モデル。
情報伝達の様子を、白黒のボールの動きで物理的に表現しています。

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しんかいとその内部。

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リニアモーターカー模型。
レール上空を僅かに浮上しながらすーっっと走っています。

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実物資料を参考に制作した未来館オリジナル宇宙居住モジュール。
写真は宇宙食の調理を実演しているところです。
宇宙飛行士たちのサインも随所に見られます。

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さよならプルート・・・・・・



一階の特別展示室では、
?日本のVR・CG・エンタテイメント技術の最先端、そのすべてがMiraikanに集結!?
インタラクティブ東京2006(I-Tokyo2006)
第14回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト
エンターテイメントコンピューティング2006
が開催されていました。
http://www.miraikan.jst.go.jp/j/event/2006/0917_other_01.html


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一日楽しむことが出来てすっかり夕暮れになってしまいました。
これからの未来を担う子どもたちに是非見ていただきたい施設の一つです。

投稿者: kameno 日時: 21:36 | | コメント (0)

とある1日の記録

現在行っているプロジェクトが、いよいよ総仕上げの段階に入りました。

全国から集まった資料をもとに、1年間掛けてデータ化してきたものを集計して、その結果を再び全国各地に発送するというものです。

実は、昨日までにその準備は予定通り終わっておりました。

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・・・・最終日は、平穏な一日となるはず・・・・でしたが、一転してしまうことになろうとは・・・・


データの集計には、かなり複雑な計算を伴うため、これまでも神経をつかって検証を繰返してきたのですが、とある条件が重なった場合に、計算結果が微妙に異なってしまっているというバグを発見してしまったのです。

これが分かったのが午後3時。
明日からはもう連休に入ってしまいます。

多少の誤差とはいえ、一箇所が異なると、全国の集計結果に影響を及ぼすため、プログラムを修正したうえで再計算をかけ、集計を行い、再出力。今日のうちに全ての作業を終わらせることとなりました。

対処には、担当課長、係長、職員2名、アルバイト1名の体制で臨む事になりました。

■午後4時 各方面へ連絡、しかるべき体制を整える。
■午後5時 プログラム修正後の集計作業、出力結果差し替えについての作戦会議
        (ここが一番重要となります)
■午後6時 ミーティングを兼ねて食事。これからに向けて精力を付けます。課長のおごりです。ごちそうさまでした。

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■差し替え対象となる件数の把握
■午後8時30分 プログラムの修正が完了
■プログラムの検証。考えられる限りの検証を行う。
■午後10時 プログラム再計算、個別のデータを出力後再チェック。
■午後11時 全国のデータ出力
■深夜12時 全国各地ごとの集計表を印刷。
■同時進行 全国の個別計算表を印刷。
■午前1時半 印刷作業が概ね完了。
■午前2時 作業終了、最終確認。

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今回のプロジェクトは、期限が限られているために事後処理ができない仕事です。
それだけに、責任の重さと、対処の重要性、その他もろもろを実感した長い一日でした。

とにかく連休前に対処できたことで、ほっと胸をなでおろしました。
対処に当たったメンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした。
皆さんに感謝を込めてこのトピックスを締めくくります。

【関連トピックス】
コンピュータに頼り切る危険性
http://teishoin.net/blog/000272.html

投稿者: kameno 日時: 03:26 | | コメント (2)

秋の味覚

収穫したての境内の栗をつかった栗粥。
今朝の坐禅会で戴きました。

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投稿者: kameno 日時: 07:26 | | コメント (2)

龍泉洞の水

先日、高品質のミネラルウォーター というトピックスで日本の名水をご紹介しましたが、近隣の方が岩手県龍泉洞の水を届けてくださいました。


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龍泉洞(りゅうせんどう)とは岩手県岩泉町にある鍾乳洞。総延長1,200m(日本59位)。日本三大鍾乳洞に選ばれている。

全長は2.5km以上あり、5km以上あると推測されている。しかし実際には30年以上前に洞窟探検家が潜水事故を起こして以来調査されていないので、あくまでも予測の数値である。水深98mの第3地底湖、120m以上ある第4地底湖(未公開)、第5地底湖を持っていることで知られている。

龍泉洞の水は世界でも、有数の透明度を誇っていることでも有名。これは、地下深くに潜り込んだ沢の水が、地底湖で湧出するためである。良質の腐葉土によって、濾過され、また地中の石灰質を多く、溶かし込んでいるので、味がしっかりとしたものとなっている。名水百選に選定されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BE%8D%E6%B3%89%E6%B4%9E




というように、世界有数の透明度を誇る地下水です。
龍泉洞は、まるでナウシカに出てくる腐海の底のような神秘さがある洞窟ですね。

有難うございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 07:34 | | コメント (0)

ゆめ観音アジアフェスティバル準備

9月2日(土)開催となるゆめ観音アジアフェスティバルの準備のため、連日、大船観音寺関係職員、第五教区のみなさんを初め、たくさんの方々が準備に当たっています。

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アジアフェスティバルの内容については下記をごらんください。
http://teishoin.net/blog/000526.html

アジアフェスティバル公式サイト
http://www.soto-zen.net/yume

気になる天気ですが、前日となる今日は低気圧の通過に伴い時々雨模様となるようですが、どうやら明日には回復しそうです。

皆様のお越しをお待ち申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 06:00 | | コメント (0)

夏休みチャレンジスクール

地元の永野小学校で、夏休みチャレンジスクール・「坐禅にチャレンジしてみよう」が開催されました。
体育館で小学生、父母の皆さんを対象にした坐禅教室です。

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21日は外は暑さ厳しい1日でしたが、体育館の中は窓から入る風が心地よく、快適に坐禅を行う事が出来ました。
2チュウをきっちりと坐り、「没すること」の何かを会得してくれたものと確信しています。

なお、昨年の様子はこちらです。
http://teishoin.net/blog/000184.html


チャレンジスクールの後、校長室にご招待いただき、先生がたとお話をさせていただきました。

蛇足ですが、校長室には永谷の地に縁深い、勝海舟揮毫による「永谷学校」の扁額も掲げてあります。

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【由来が紹介されている新聞記事 (平成元年4月8日・神奈川新聞)】

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幕末、維新の英傑・勝海舟が亡くなってちょうど90年になるが、横浜市港南区上永谷、市立永軒小学校では、珍しい海舟の揮毫が大切に保管されている。ちょうど110年前の明治12年4月10日に、永野小の前身の永谷学校が新築された際、海舟の家臣で、永谷地区で教鞭を勤めた平野玉城からの要請で「永谷学校」としたため、贈ったものとされている。

 海舟は文政6年(1823年)に江戸に生まれ、幕府の軍艦操練所の教師方頭取などを務める一方、遣米使節として咸臨丸で米国に渡った。明治維新では幕府の重臣として江戸城の無血開城を行い、明治政府の海軍卿などを務めた。明治32年1月21日に亡くなっている。
 「永谷学校」の揮毫は扁額として贈られたもので絹の布にダイナミックな字でしたためられている。
縦35センチ、横120センチ大。
同校ではすっと校長室に掲げて大切に保管している。
 永野小は、明治10年に設けられた野庭学校と、同12年4月10日に設けられた永谷学校が合併して明治25年11月に現在地に開校した。
 海舟の揮毫については地元の貞昌院の住職で、昭和9年9月から26年8月まで、第七代の永野小校長を務めた故・亀野寛量さんが、学校や地元に残る資料を拳に、その由来を同校の創立八十年誌に書いている。
 それによると明治元年2月、海舟の家来で彰義隊にいた平野玉城が官軍に追われ永谷の名主にかくまってもらった。その後明治8年夏、玉城はお礼に永谷を訊ね、高邁な人格と深慮な学識に関心した住民らの懇願で永谷にととまることになった。
玉城は永谷学校の教員も務め、明治12年に牧舎ができた時の記念として海舟に依頼、したためてもらったとしている。

 貞昌院にも、玉城の息子で、初代の永野小校長だった平野直吉氏が、揮毫してもらい、親しかった故亀野源量氏(寛量氏の父で永野小校長を務めた)に贈った「眼雲」の書が残っている。
 山村校長は、「学校の宝です。日本の近代化に青雲の志をもって当たった人の業績をしのぶ糧にし、その熱意を教育に生かしていくシンボルにしていきたい」と話している。


なお、貞昌院のサイトでも、勝海舟の書に関する記録を掲載しています。
http://teishoin.sakura.ne.jp/nagano/11.html

投稿者: kameno 日時: 01:06 | | コメント (0)

カブトムシ再び森へ

この時期になると、裏山で育ったカブトムシが家の灯りに寄せられて時々飛び込んできます。
昨日もオス・メスのカブトムシが部屋にやってきました。

この近辺ではカブトムシやクワガタの生育する環境がかなり少なくなっており、虫たちは本当に可愛そうです。

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一晩、昆虫ゼリーを与えた後、次の日(今日)、再び裏山のクヌギの木に帰してあげました。

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もう迷い込んで来ないように!

投稿者: kameno 日時: 18:13 | | コメント (0)

ミクロの世界

子どもの学習雑誌の付録に顕微鏡が付いていました。

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一昔前は、顕微鏡なんて高値の花でしたし、気軽に扱えるものでもなかったのですが、今の子どもたちは恵まれていますね。
小さい顕微鏡ながら、どうしてどうして、なかなか良く見えます。

サンプルとして花粉を撮影してみました。


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むくげの花粉。
とげがあって昆虫の体にくっつきやすい形であることがよく分かります。

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マツの花粉。
丸くて小さめですね。

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ゆりの花粉。
洋服に付くと落ちないんですね、これが。

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玉葱の皮の細胞。


なお、撮影には特別な機材を使ったわけではなく、ケイタイ(W-ZERO3 es )のカメラを接眼レンズに密着させて撮影しただけです。

投稿者: kameno 日時: 03:28 | | コメント (2)

大分より

妹の家族が貞昌院に遊びに来ていました。
向こうも子ども4人、こちらも4人。
それはそれは賑やかです。

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境内のバショウの木の下での集合写真。

投稿者: kameno 日時: 03:12 | | コメント (0)

梅ジャム、梅干・・・

貞昌院境内にはたくさんの梅がありますので、良質の梅の実がたくさん収穫できます。
梅酒はもとより、梅干、梅ジャムとして美味しく戴いています。
ここのところ、夏らしい日差しが戻ってきたため、梅干作りには絶好の季節となりました。

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こちらは出来立ての梅ジャム。

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作り方はいたって簡単です。

鍋の深さの半分程度に梅の果肉を敷き詰め、とろ火にかけながら果肉の重さの6?80%程度の砂糖を段階的に混ぜていきます。
時々かき混ぜながらゆっくりと加熱し、砂糖が全て溶けてとろみが付いてきたら出来上がり。
アクが浮いてきたら適宜それを取り除きましょう。

投稿者: kameno 日時: 11:59 | | コメント (2)

アカボシゴマダラ

横浜市泉区で、ちょっと珍しいチョウを発見しました。
写真は、樹液を吸うのに夢中の様子を、手持ちのW-zero3esで撮影したものです。

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このチョウは、アカボシゴマダラといい、本来は中国、朝鮮半島、済州島、台湾などに分布する温かい地方のチョウです。
奄美大島に分布する在来種とは異なるようで、環境省の要注意外来生物リストにも掲載されており、誰かが藤沢周辺で放した個体が、徐々に繁殖を続け、分布範囲が広がっているようです。

一見珍しい生物も、在来の生態系を破壊してしまうかも知れません。

とにかく繁殖力が大きいので、今後、分布にどれだけ広がりを見せるのか、注意して観察してみたいと思います。


【参考資料1】

要注意外来生物リスト (環境省)

アカボシゴマダラ※(Hestina assimilis)に関する情報  (※在来亜種H. a. shirakii を除く。)
http://www.env.go.jp/nature/intro/y_kohyou_kontyuu.html

●原産地と分布
  中国、朝鮮半島、済州島、台湾。

●定着実績
1998年に神奈川県藤沢市で確認されて以来、発生は続き、分布域は拡大している。2004年には藤沢市、横浜市、鎌倉市、逗子市、葉山町、綾瀬市、大和市、茅ヶ崎市で確認されている。


●特徴ならびに近縁種、類似種について
同属で在来種のゴマダラチョウとは後翅の亜外縁に赤色の紋を持つことで区別される。白化型では赤紋が消失するが、黒色部分が少なく、ゴマダラチョウとの区別は容易。また、奄美大島、徳之島に産する亜種shirakiiとは春型など低温期に白化型がでることや、後翅の赤紋の色彩、形状が異なる。

●その他の関連情報
1998年に最初に確認されてから、着々と分布を拡大しているので今後の動向に注目が必要。
埼玉県でも1995年に数例が観察されている。埼玉での確認は1年限りのものであったが、これも意図的な放蝶に由来するものと考えられている。

●注意事項
植物防疫法に基づく検疫有害動物として輸入が禁止されている種であり、国内で意図的に放蝶して野外への定着を試みる行為は、被害の予防の観点からも、厳に慎むべきである。


【参考資料2】

侵食広がる外来種 昆虫界“汚染” マニアが放虫か 専門家「生態系乱す恐れ」 (西日本新聞)

http://www.nishinippon.co.jp/news/wordbox/2003/report/0764.html


タテハチョウの仲間の中国原産アカボシゴマダラが神奈川県に定着したことが、同県のチョウ研究者らの二十一日までの調査で分かった。このほか、各地で外来の甲虫が発見される例が相次いでいる。大半は、マニアが飼育した虫を故意に放ったためとみられ、専門家は「放虫ゲリラ」と呼んで批判している。

 アカボシゴマダラは羽を広げると幅七―九センチになる大型のチョウ。奄美諸島や中国などに分布する。神奈川県のチョウは、羽の模様から中国南部の系統と判定された。生きたチョウの輸入は通常認められていない。

 まず一九九五年に埼玉県各地で初めて採集されたが、定着しなかった。これも出現状況から放虫ゲリラによるとみられている。

 次いで九八、九九、二〇〇一年に神奈川県の藤沢市などの湘南地方で、ぽつぽつ目撃された。〇二年には湘南一帯で広く採集され、エノキの幹に付いて越冬する幼虫も多数見つかった。今夏はさらに増え、鎌倉市を中心に分布域を広げつつあり、マニアが採集に駆けつけるほどだ。

 その地域にもともといなかった昆虫がペットショップなどで売られて飼育され、流出する機会が最近増えた。虫は適応力と繁殖力が強く、野外でも生存しやすい。定着すると、既存の虫を滅ぼしたり、生態系を乱す恐れがある。

 神奈川県立生命の星・地球博物館の高桑正敏学芸部長は「風に運ばれてきたにしては不自然だ。違法に持ち込まれたチョウを飼育して大量に放ったとしか考えられない。一度定着すると駆除は難しい。生態系に危険な放虫ゲリラはやめてほしい」と訴えている。


【参考資料3】

侵略とかく乱の果てに??神奈川の移入生物 (神奈川新聞)
密航者たち

http://nh.kanagawa-museum.jp/kenkyu/alien/25.html

投稿者: kameno 日時: 23:32 | | コメント (8) | トラックバック (2)

神奈川新聞花火大会

大分から妹の家族が遊びに来ています。
子どもが4人居ますので、こちらと合わせて計8人!
一週間ほどお寺に滞在しているのですが、1日は横浜港での花火大会のため、みなとみらいのホテルに泊まりました。
眼下に広がる花火はとても素晴らしく、お陰様でゆったりと見ることができました。

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今回の写真は、ZERO3での撮影です。

投稿者: kameno 日時: 06:16 | | コメント (0)

オオシオカラトンボ

池の畔はトンボにとっては格好の飛行場所です。
おたがい縄張りを主張してぐるぐる飛び回っています。

数分間縄張りを飛んで、円周上に留まって休息、また縄張りを飛ぶことの繰り返しです。
同じ場所を廻る習性がありますから、近づいて撮影することも比較的容易です。

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投稿者: kameno 日時: 10:17 | | コメント (0)

大施餓鬼法要・演奏会報告

貞昌院恒例の大施餓鬼会法要が、7月26日、行われました。

本年は、二胡の第一人者、甘建民さん、中国琵琶の周寧さん御招きし、本堂において演奏会を開催いたしました。


7月26日(火曜日)貞昌院本堂において

午後2時? 二胡・中国琵琶演奏会
午後3時? 大施餓鬼法要

本堂の中を弦楽器の音が豊かに響き渡ります。
音響装置としての本堂は、コンサートホールとはまた違った音色を醸し出します。
満席となった参列者も、甘さん・周さんの演奏に酔いしれていました。

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手前にある氷柱は、氷屋さんに特別にお願いした花氷です。
一週間じっくり作り上げられた純氷ですので、ちょっとやそっとではなかなか融けません。
見た目にもとても涼しい雰囲気を醸し出してくれます。

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境内の庭にも溢れるばかりの参列をいただきました。

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周さんの琵琶の演奏。
途中、楽器についての詳しい説明も戴きました。

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演奏会に引続き、大施餓鬼会法要が営まれました。
(施餓鬼法要の写真はT寺方丈さまによるものです)

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本堂前での記念写真。
本当に気さくな御二人でした。素晴らしい演奏をどうも有難うございました。

■なお、当日お越しいただいた『ほっと一息。』さんのブログに、施餓鬼法要と演奏会に参列された感想が記載されています。
こういう視点もあるのか!と感心させられることも多い記事ですので、ご紹介させていただきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/hotwarmer/14162506.html



【出演者プロフィール】

■甘建民

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幼い頃から童文忠氏に二胡を学ぶ。
1978年9月一位の成績で安徽師範大学音楽部に入学、二胡専攻。1982年1月安徽省二胡コンクールで受賞、同年首席卒業後二胡ソリスト兼首席担当員安徽省民族楽団に入団、全国コンサートツアー及び安徽省政府音楽芸術代表団に選ばれ、中国主要な省市地区に出演。
人民ラジオにて二胡曲収録放送と同時に、テレビドラマの音楽レコーディングでも活躍。
1990年来日、東京学芸大学音楽部に年留学。
2000年1月香川県県民ホールで「地球の音楽」コンサートにて二胡のソロ担当、二胡琵琶とシンセサイザーの合奏に出演。
同年5月人気バンドスピッツのアルバムの編曲レコーディングに参加。
以来、個人のコンサートや二胡と他の楽器セッションのコンサートを定期的に開催。
2002年8月アルバム「Mother’s Poem」「Voice of China」二枚をリリース。
2002年11月フジテレビジョン シアター・ドラマシティ主催、スターダストin上海の大阪、名古屋、東京公演に二胡で出演。
2003年6月「甘建民二胡学院」を開校。
2003年10月からNHK「お元気ですか日本列島」のバック音楽をレコーディング、ただ今放送中。
2004年10月「甘建民中国楽坊」を結成し、好評な中国民族アンサンブルとして様々なイベンドに出演。
2005年9月ラジオの文化放送に出演。2005年11月日本二胡振興会のコンサート「二胡の縁」に出演。
2006年2月名古屋市文化振興事業団主催オーケストラ・アジアのコンサートに中国代表としてコンサートマスタを務め出演。
中国安徽省民族弓弦楽委員会名誉常務理事。日本二胡振興会理事。


■周寧


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中国西安生まれ。
幼い頃からピアノと琵琶を学ぶ。
中国で数多くの名師に師事。
来日後、国際芸術交流フェスティバル公演にてデビュー。その後、いろいろなバンドとのコラボレーションなどに挑戦しています。
現在、全国的にコンサートを展開。
一方で、中国語講座で多くの生徒を指導しています。

投稿者: kameno 日時: 17:12 | | コメント (0) | トラックバック (1)

青空が待ち遠しい

今年の梅雨は例年に無く雨がよく降ります。
青空を久しく見ていないような気がします。

小雨が降り続く中、アゲハチョウはじーっと木に留まって休んでいたり、たまに飛び立って近くの花の蜜を吸ったり・・・・・・
行動範囲も自ずと狭くなります。

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本当は青空の中を思いっきり飛び立ちたいだろうに。


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投稿者: kameno 日時: 02:15 | | コメント (0)

甘い誘惑

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投稿者: kameno 日時: 07:39 | | コメント (0)

大施餓鬼準の準備

7月26日は恒例の貞昌院大施餓鬼会(おせがき)です。
準備が進められているところです。

卒塔婆もご覧のとおりです。
なお、まだお申込みがお済みでないかたは、どうぞお早めにお願いします。

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なお卒塔婆お申し込み用紙は別途送付済みですが、下記の用紙もご利用くださっても結構です。
http://teishoin.sakura.ne.jp/dantoinfo/toba.pdf

投稿者: kameno 日時: 07:34 | | コメント (2)

横浜開港記念みなと祭国際花火大会

横浜開港記念みなと祭国際花火大会今年で51回目。最近は「海の日」の前日の日曜日に行われます。
いよいよ花火シーズン到来ですね。
毎年家族で出かけていますが、今年も何枚か撮影しましたのでご紹介します。


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変り種花火もたくさんありました。
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ネコ、麦藁帽子、うずまき、メガネ

・・・・その中でも、こどもたちに一番人気があったのはこちらでした。
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投稿者: kameno 日時: 12:30 | | コメント (4)

天平の響き

厚木文化会館で「天平の響き」コンサートがありました。

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[会場となった厚木文化会館:ケイタイ画像のため画質は悪いです]

主催はJWS。
JWSはジャズワークショップ湘南(JAZZ WORKSHOP SHONAN)の略称で、神奈川県平塚市に在住の木崎二朗が中心になって行っている非営利の音楽文化活動です。
 

普段お世話になっている邵容(シャオロン)さんも出演します。

内容は 伝統音楽と声明・ジャズトリオによる癒しの音楽コンサートというコンセプトどおり、ジャンルを超越した新感覚の心地よい演

奏を楽しめるものでした。


【プログラム】
第一部 
・奇跡
・誰も寝てはならぬ
・「ニューシネマパラダイス」
・十面埋伏
・茉莉花
・おぼろ月夜
・ふるさと
・在那?草原情歌

ここまでは、それぞれの楽器のバックボーンとなる国・地方の曲を中心に、紹介方々プログラムが進んでいきます。
演奏者はもちろん第一人者たちですから、醍醐味が余りあるほどに伝わってきます。

第二部
・声明「四智梵語讃」
・声明「今様諸天讃」
・今様越天楽
・スターダスト
・ジュピター
・アメージンググレース
・だったん人の踊り

第二部に入り、天台声明の海老原廣伸師・七聲會のメンバーが加わり、琵琶・二胡・ピアノ・ベース・ドラムスの伴奏が加わった「今様」のアレンジで進行していきます。

声明は、声明のみでのお唱えか、雅楽が付いていても、それぞれが別のパートで所謂独立した形で唱えられることが当たり前なのですが、今回は珍しい試みとして、琵琶・二胡・ピアノ・ベース・ドラムスの伴奏と一体となった声明が披露されました。

天台声明の出演は第二部の前半だけでしたが、新鮮な響きは会場全体に感動を与えていたようです。

アメージンググレースは、琵琶・二胡・ピアノ・ベース・ドラムスのみの演奏でした。様々な宗教音楽を同時に満喫できる有意義な2時間半でした。


■出演者

●邵容(シャオロン):
上海市出身国立北京中央音楽院卒業人間国宝級の大家である劉徳海教授に師事。東京を拠点にアジアおよび欧
米各地でコンサートや国際音楽祭での演奏など世界的に活躍する中国琵琶の若手女流奏者。

●曹雪晶:
上海民族楽団の二胡演奏家として、ソリストを担当。来日後は東京を中心に日本全国でコンサートを行い、同時にCDやCM音楽の演奏などさまざまな分野で活動。ニュース23のオープニングの演奏でよく知られている。

●田渕勝彦:
東京芸術大学器楽科卒業。篳篥を東儀博氏、雅楽合奏を芝祐靖氏に師事。古典、現代曲を問わず国内外で幅広い演奏活動を行う傍ら後進の指導にもあたっている。雅楽演奏団体「伶楽舎」所属。鵠沼篳篥倶楽部主催。

●海老原廣伸:
比叡山坊城道澄・人間国宝中山玄雄師に師事し国立劇場ほか国内外の公演に参加、古典声明と共に現代音楽との融合にも取り組んでいる。七聲會主催。CD「息の声」天台宗泉養寺住職

●七聲會:平成八年に発足し天台声明を流布し現代音楽にも取り組みながら国立劇場を始め国内外で活躍している天台宗の僧侶。CD「あうんの音」「存亡の秋」今秋国立劇場四十周年記念公演にも出演予定。

●木崎二朗(ピアノ・司会)
JWSの主宰者。ジャズをはじめとする諸音楽の生演奏を地域の多くの方々に接してもらうべく活動を続けている。

●中屋博之(ドラムス)
ボニージャックスのバンドリーダーとして長年活躍。湘南を中心として活躍中。

●宮崎正秀(ベース)
ゲイスターズジャズオーケストラのメンバーとして活躍。ライオネル・ハンプトン氏ら有名音楽家との共演など、様々な活動を展開。


なお、とびっきりのお知らせです。
10月21日に藤沢の寺院境内で、邵容・曹雪晶・木崎二朗・中屋博之・宮崎正秀各氏を御招きし、コンサートを開催計画をしております。
詳細は近くなりましたらお知らせしますが、芝生に座りながら、夕ぐれの境内でのジャズセッションとなる予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。

投稿者: kameno 日時: 22:10 | | コメント (0) | トラックバック (1)

七夕飾り

宗務庁で級階査定の仕事をさせていただいておりますが、いよいよ最終段階に入りました。
一時期は10人いたアルバイトたちも、今月からはそのうち3人が宗務庁の職員として、気持ちも新たに巣立っていきました。

その他も、それぞれの道を歩んでいったり・・・と現在は4人で最後の仕事を進めています。

職員として入った3人は新しく覚えなければいけないことも多く、慣れるまでは苦労が多そうです。
できることは、遠くから見守っていて、必要な時に息抜きをさせてあげたり、相談に乗ってあげるくらいでしょうか。

七夕の日、級階査定室内にもささやかな笹飾りをさせていただきました。

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個人的な願いもありますが・・・・
仲間を気遣う願い事の短冊も目立ちます。
心から仲良く過ごし、苦楽を分かち合ってきた仲間って良いですね。

みんなの願いが届きますように


【関連トピックス】

二つの誕生日ケーキ
宗務庁仕事納め
働き蟻と怠け蟻賦課金 大幅見直しへ

投稿者: kameno 日時: 12:50 | | コメント (0)

二胡・中国琵琶演奏会・大施餓鬼法要のご案内

檀信徒の皆様にはすでにお知らせしておりますが、貞昌院恒例の大施餓鬼会法要が、7月26日、行われます。
演奏会は、檀信徒以外の方も、歓迎いたします。
(予め貞昌院までメールで御連絡ください)

昨年の演奏会の様子はこちらのトピックスをごらんください。
http://teishoin.net/blog/000189.html


さて、本年は特に、二胡の第一人者・甘建民さんと、中国琵琶の名手・周寧さんを御招きし、本堂において中国琵琶演奏会を開催いたします。


【概要】
7月26日(水曜日)貞昌院本堂において

午後2時? 二胡・中国琵琶演奏会
午後3時? 大施餓鬼(おせがき)法要


【出演者プロフィール】

■甘建民

20060705-0.jpg

 
幼い頃から童文忠氏に二胡を学ぶ。
1978年9月一位の成績で安徽師範大学音楽部に入学、二胡専攻。1982年1月安徽省二胡コンクールで受賞、同年首席卒業後二胡ソリスト兼首席担当員安徽省民族楽団に入団、全国コンサートツアー及び安徽省政府音楽芸術代表団に選ばれ、中国主要な省市地区に出演。
人民ラジオにて二胡曲収録放送と同時に、テレビドラマの音楽レコーディングでも活躍。
1990年来日、東京学芸大学音楽部に年留学。
2000年1月香川県県民ホールで「地球の音楽」コンサートにて二胡のソロ担当、二胡琵琶とシンセサイザーの合奏に出演。
同年5月人気バンドスピッツのアルバムの編曲レコーディングに参加。
以来、個人のコンサートや二胡と他の楽器セッションのコンサートを定期的に開催。
2002年8月アルバム「Mother’s Poem」「Voice of China」二枚をリリース。
2002年11月フジテレビジョン シアター・ドラマシティ主催、スターダストin上海の大阪、名古屋、東京公演に二胡で出演。
2003年6月「甘建民二胡学院」を開校。
2003年10月からNHK「お元気ですか日本列島」のバック音楽をレコーディング、ただ今放送中。
2004年10月「甘建民中国楽坊」を結成し、好評な中国民族アンサンブルとして様々なイベンドに出演。
2005年9月ラジオの文化放送に出演。2005年11月日本二胡振興会のコンサート「二胡の縁」に出演。
2006年2月名古屋市文化振興事業団主催オーケストラ・アジアのコンサートに中国代表としてコンサートマスタを務め出演。
中国安徽省民族弓弦楽委員会名誉常務理事。日本二胡振興会理事。


■周寧


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中国西安生まれ。
幼い頃からピアノと琵琶を学ぶ。
中国で数多くの名師に師事。
来日後、国際芸術交流フェスティバル公演にてデビュー。その後、いろいろなバンドとのコラボレーションなどに挑戦しています。
現在、全国的にコンサートを展開。
一方で、中国語講座で多くの生徒を指導しています。

投稿者: kameno 日時: 03:14 | | コメント (0)

近隣の寺院にて

教区の寺院で先代住職さまの7回忌法要が営まれました。
本堂脇で初夏の風に揺られるコスモスの花。

一時的に雨がざーーっと降りましたが、墓参法要の頃にはすっかり晴れ上がっていました。


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投稿者: kameno 日時: 22:43 | | コメント (3)

BOSEクワイアットコンフォート3

静香金メダルフィーバー、周囲過熱
http://teishoin.net/blog/000372.html
のトピックスでご紹介しました、BOSEの QuietComfort (クワイアットコンフォート)ですが、改良型のQuiet Comfort 3が出ました。
どのようなヘッドフォンかは、上記トピックスをごらんください。


さて・・・・・2からの主な改良点は
■ヘッドフォンパッドが小さくなった
■充電式の電池を採用

このように、日常に使用するために嬉しい改良となっています。

・・・・・・・ということで、早速入手いたしました!

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↑これが今回の改良の目玉、充電池です。
左が電池、右が充電器。
2時間で充電が完了します。(持続20時間)
携帯にも便利な大きさですね。

充電も終わり、さっそく電源ON.
音源を繋がなくても、本体の電源をON-OFFするだけでその効果は実感できます。
周囲の音がまるで嘘のように消えて、普段これだけ雑音に囲まれていたのか・・・・と改めて実感できます。
この驚きだけでも購入の価値はあります。
QuietComfort2のイヤーパッドは、「耳を包み込む」という感じですが、3のほうは、耳たぶに密着させるといった感じになります。
しかし、パッドが小さくなったといってもノイズキャンセルの効果は2と遜色ないといって良いと思います。
それよりも、軽く、小さいうメリットの方が数段大きいです。

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日本語のマニュアルも付いていますから、日本でも近日発売になるでしょう。
(なんという簡単なマニュアルなんだろう・・・)


【Kyocera WX-310K】【ミュージックプレイヤー】【1GminiDisk】+【イヤホンジャック変換アダプタHA-C1】+【QuietComfort3】


通勤のお供に、この構成でしばらく行きます。
音質はこれで充分。ものすごくイイ!です。

※Quiet Comfort 3は、現在のところ日本では未発売です。
※入手に際し、N師には大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

投稿者: kameno 日時: 08:10 | | コメント (13) | トラックバック (2)

永谷天満宮で夏越の大祓

茅の輪=(かやで作られた大きな輪)が天満宮の鳥居に取り付けられ、夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が6月30日午後4時に行われました。

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■茅の輪づくりのトピックスはこちら
http://teishoin.net/blog/000476.html

■昨年のトピックスはこちら
http://teishoin.net/blog/000165.html

投稿者: kameno 日時: 07:54 | | コメント (0)

夏越しの大祓?茅の輪が作られました

隣の永谷天満宮で、茅の輪=(かやで作られた大きな輪)が役員さんにより作られ、天満宮の鳥居に取り付けられました。
今月末に行われる夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)の準備です。

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カヤ(萱、茅) は、チガヤ(茅萱、茅草)やアシ(葦、芦、蘆、葭)、ススキ(芒、薄)など、屋根を葺くために使用される草本の総称である。それによって作られた屋根を茅葺(かやぶき)という。
(Wikiペディアより)


カヤは古代から日本人の生活に深いかかわりを持ってきました。
非常に強い草で、丈夫な地下茎をもち繁殖します。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

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永谷天満宮では、6月30日午後に茅の輪くぐりの神事が行われます。
くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。

茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。 

昨年のトピックスはこちらです。
http://teishoin.net/blog/000165.html

投稿者: kameno 日時: 11:42 | | コメント (4) | トラックバック (1)

朝日新聞読者の新聞写真

本日(2006年6月20日)付け、朝日新聞に、読者の新聞写真5月分として名前が掲載されました。
先日、千葉版に掲載された写真が月間の表彰を受けたものです。

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今回は「写真」の掲載ではなく、名前のみの掲載でしたが、嬉しい限りです。

【関連トピックス】
http://teishoin.net/blog/000455.html

投稿者: kameno 日時: 21:58 | | コメント (0)

タコ星人の来襲

どうです?
タコウインナーそっくりでしょう。

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貞昌院玄関の前の柘榴の花は、まもなく終わりとなります。
実をつける前に半分くらいの花は額ごと地面に落ちてしまいますが、その形といい、色といいタコそっくりです。
並べて撮ってみました。


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なお、蕾?開花の様子は下記のトピックスに記載してあります。
http://teishoin.net/blog/000457.html

投稿者: kameno 日時: 16:37 | | コメント (2)

二つの誕生日ケーキ

貞昌院では、家族の誕生日にはケーキとパエリアという風習があります。
今日は長女の誕生日。

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例に漏れず、食卓にはパエリアが並びました。
パエリアに欠かせないサフランは、貞昌院境内に咲いていた花から採れたものです。

サフラン・魅惑の雌蕊
http://teishoin.net/blog/000278.html


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現在勤務している宗務庁・級階査定室でも、6月に3人が誕生日を迎えます。 前日に査定室の有志でコストコに出かけたときに買ってきたアメリカンサイズのチョコレートケーキでお祝いしました。 甘ったるいケーキと思いきや、甘さが適度に押さえられていて、とても美味しくいただきました。


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級階査定の仕事も大詰め。
アルバイトの皆さんには本当に真剣に仕事に取り組んでいただき、感謝しきりです。

投稿者: kameno 日時: 23:23 | | コメント (0)

自彊術の皆さんによる坐禅会

自彊術大岡支部の皆さんによる坐禅会が開催されました。
60名という大人数でしたが、丁度本堂を一回り使うとぴったりの広さであることが判りました。
意外な知人が参加していたり・・・とても楽しい一日でした。


自彊術とは、文部科学省体育局認可の日本最初の健康体操です。 心身ストレス解消、自律神経失調症、成人病に効果のある「万病克服の 体育療法」と昔から言われており、肩こり・高血圧・更年期障害等で軽い体操を勧められている方に最適です。 http://www.jikyou.com/

自彊術については上記をご参照ください。
坐禅の調心・調息にも通ずる部分も多いですね。
裏山からはうぐいすの鳴き声がさかんに聞こえる中の坐禅会でした。

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投稿者: kameno 日時: 22:16 | | コメント (0)

ゲンジボタル飛び始めました

今晩は都心を中心に激しい雷雨に見舞われましたが、千葉県勝浦では雨にはたたられず、かえって蒸し暑い天気がゲンジボタルにとっては良い条件になったようです。

今晩撮影したゲンジボタルの写真です。
撮影地は千葉県。
まだ出始めですが、おそらく今週末あたりが見ごろとなりそうです。

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薄暗くなると、土手の草むらが、徐々にホタルの光に覆われていきます。

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自然の状態で見られるホタルはとても貴重です。
地元の方が電灯の明かりを最小限にしたり、上の写真でも判るとおり、周囲の草を適度に刈ったり、川をきれいに保ったりという日常の努力によって、このような環境が保たれています。


【ゲンジボタルのピーク時には、このような光景が見られます】
http://teishoin.net/blog/000140.html

投稿者: kameno 日時: 01:40 | | コメント (0) | トラックバック (1)

本則配役行茶

教区寺院での晋山結制が厳修されています。
今日は

○首座入寺式 (しゅそにゅうじしき)
○結制土地堂念誦 (けっせいどぢどうねんじゅ)
○本則配役行茶 (ほんそくはいやくぎょうちゃ) 

の3つの行事が行われました。

写真は本則配役行茶の一場面。
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本則配役行茶とは、明日の法戦式(ほっせんしき)で行われる問答の課題(本則)の発表と、修行期間中の配役発表の茶会(行茶)の行事です。


【関連トピックス】
曹洞宗僧侶になるための段階
http://teishoin.net/blog/000073.html

投稿者: kameno 日時: 23:15 | | コメント (0)

新緑鮮やかなみどりの日

   春が過ぎて    夏が来ました。


葉っぱのフレディは この春 大きな木の梢に近い 太い枝に生まれました。
そして夏にはもう 厚みのある りっぱな体に成長しました。
五つに分かれた葉の先は 力強くとがっています。

フレディは数えきれないほどの葉っぱに とりまかれていました。

はじめはフレディは 葉っぱはどれも自分と同じ形をしていると思っていましたが やがて ひとつとして 同じ葉っぱはないことに 気がつきました。

となりのアルフレッド 右側のベン すぐ上のクレアは女の子です。
みんな春に生まれていっしょに大きくなりました。

春風にさそわれて くるくる 踊る練習をしました。
日光浴のときは じっとしているのがよいということも覚えました。
夕立ちがくるといっせいに雨に体を洗ってもらいました。


『葉っぱのフレディ - いのちの旅』 (レオ・バスカーリア作/みらいなな訳)
より


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投稿者: kameno 日時: 14:52 | | コメント (0)

柔らかく降り注ぐ4月の雨

境内は新緑につつまれ、雨が降ると鮮やかに輝きます。
人間にとって鬱陶しい雨でも、植物たちにとっては成長の糧になる貴重な自然の恵みとなります。
今朝の坐禅会が終わってから出勤までの少しの時間ですが、境内で写真を撮ってきました。

写真はカモミールの花。
バトミントンの羽のような特徴的な形をしています。
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チューリップにも水滴が・・・
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石楠花(しゃくなげ)の花を観察して発見したんですが、それぞれの花の中に、アリが1、2匹必ず入っています。
きっと甘い蜜を求めてやってくるのでしょう。
自然の営みの一端を見つけて少し得をした気持ちになりました。
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投稿者: kameno 日時: 07:36 | | コメント (2)

鯉のぼり?屋根より高く

境内に鯉のぼりを立てました。

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今日は、後半、あいにくの雨に見舞われましたが、それまで、鯉たちは雄大に青空を気持ち良さそうに泳いでいました。

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裏庭の花壇では桜草が満開となりました。

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投稿者: kameno 日時: 22:09 | | コメント (0)

花祭り・檀信徒総会・懇親会

貞昌院では、4月8日に近い日曜日に花祭り・檀信徒法要を行っています。
本年も100名近い参列をいただきました。

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檀信徒総会では、護持会費及び墓地管理費の予算・決算が審議されました。
また、さまざまな議案、研修旅行の案内が行われました。

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懇親会・乾杯の光景

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懇親会の合間に、お茶の教室に参加されている皆様による抹茶の御点前が行われました。

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投稿者: kameno 日時: 23:00 | | コメント (0)

釈尊降誕会-花祭り

今日、4月8日はお釈迦さまの誕生を祝う日です。

釈迦(ゴータマ・シッダッタ)がこの日に生まれたという伝承に基づくのですが、このあたりは昨年のトピックスをご参照ください。

ブッダもキリストも誕生日は分からない


釈尊降誕会(しゃくそんごうたんえ)には、この他に佛生会(ぶっしょうえ)、浴佛会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)、花祭り(はなまつり)など、様々な呼び名があります。

お釈迦さま誕生の時に、大自然が祝福し、龍が天から飛来して、甘露の香湯をそそいだという故事に基づき、様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)を作って、その中に灌仏桶を置き、甘茶を満たします。

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貞昌院でも今日、明日に本堂の前に花御堂をお飾りしています。
お参りの際は、是非、誕生仏の像に、柄杓で甘茶をかけてください。

【豆知識】
甘茶ってどんな植物かご存知ですか?
ユキノシタ科、あじさい属の植物で、ヤマアジサイに似た花を咲かせます。
http://www.mitomori.co.jp/hanazukan/hanazukan2.7.5.html


なお、明日、4月9日は、檀信徒総会、花祭り法要、懇親会が開催される予定ですので、檀信徒の皆様はお参りくださいますようお願いいたします。


貞昌院の境内ではカタクリの花が咲き始めました。 紫色の上品な花ですね。

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投稿者: kameno 日時: 13:52 | | コメント (2) | トラックバック (2)

入学式の朝

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投稿者: kameno 日時: 07:05 | | コメント (0)

絶好のお花見日和

東京・横浜ではソメイヨシノが満開となっています。
花見に絶好の日和となった週末、何箇所か桜の名所を巡ってきました。
まさに桜三昧の一日となりました。

まずは上野・不忍池。
桜の花が空をすっかり覆ってしまうほどです。
それはそれは見事でした。

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次は、大岡川の桜。 場所はこちらです。

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地元、港南区では、桜道の桜が見事です。 場所はこちら

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投稿者: kameno 日時: 23:10 | | コメント (0)

曹洞宗江戸3カ寺の1=青松寺

青年僧の研修会で、東京各所を回って参りました。
このブログでは、そのうちの青松寺をご紹介させていただきます。

青松寺ホームページ
http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/


青松寺は東京都港区愛宕にある曹洞宗江戸3カ寺の1つです。
雲岡舜徳により文明8年(1476年)に開創。
開基は太田道灌。

「獅子窟学寮」を寺内に擁し、幾多の人材を輩出してきました。

明治8年(1875年)に獅子窟学寮内に曹洞宗大学林専門本校を開校し、翌年、港区高輪の泉岳寺学寮、文京区駒込の吉祥寺学寮「旃檀林」と統合し、駒澤大学の礎ともなった寺院です。

最近では、仏教ルネッサンス塾やボーズ・ビー・アンビシャスを開くなど、さまざまな活動をされています。
山門両脇には、森ビルによる愛宕グリーンヒルズのツインタワーが聳え立ち、現代的要素と伝統的要素が見事に融合しています。

オフィス棟に映り込んでいるのが、住居棟。どちらも42階建てです。

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本堂で、御住職さまより寺院の歴史など、説明を戴きました。

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坐禅堂です。
坐蒲の周囲がやわらかく照らしだざれています。
一般の参禅者も多く、月例坐禅会には坐禅堂に入りきらないほどの参加があります。

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外単には、椅子坐禅用の椅子も設置されています。

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図書室。
貴重かつ豊富な蔵書には感心させられます。

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観音聖堂の絵天井。
観音像側、反対のガラス壁面、両面とも正面として利用することが出来ます。
舞台や演奏会、講演会、佛前結婚式などさまざまなことに利用されています。

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全員で集合写真。
右に小さく写っている、薄ピンク色の蓮の花のオブジェは、4月8日の花祭りまで行われている、 「ねがいの川」 (輝く蓮の花・光のオブジェ)の一部です。

投稿者: kameno 日時: 23:09 | | コメント (0)

ダイヤモンド富士はお預け

貞昌院の墓地からは、晴天の日には、とてもよく富士山が見えます。

以前の記事
大自然の作り出す宝石=ダイヤモンド富士

で、貞昌院の裏山、天神山でのダイヤモンド富士をシミュレーションしてみたところ、
天神山は 北緯 35度24分10.33秒、東経139度34分13.49秒ですから、

2006年3月17日、午後17時34分

にダイヤモンド富士が見られるという結果が得られました。

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2006/3/17 のシミュレーション (以前撮影した夕景にカシミール結果を合成)

けれども、残念ながら、3月17日は東京での仕事のため、そして18日は曇天のため、それぞれ日没を目撃することができませんでした。

・・・・・・・・そして、彼岸の入りから2日目の今日、ようやく日没を目の当たりにすることができました。

貞昌院墓地、歴住塔からの光景です。

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2006/3/19 17:37 太陽の一部が富士山にかかる

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2006/3/19 17:38

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2006/3/19 17:39

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2006/3/19 17:49

2日ずれたということで、富士山の北側をかすめる日没となってしまいました。
いつかきっと貞昌院からダイヤモンド富士を目の当たりにしたいものです。

それにしても、貞昌院の墓地からは、春彼岸の入りには富士山に向かって沈む太陽を見ることができるのです。
これは、偶然とはいえ、ものすごいことだと思いませんか?

お彼岸にお墓参りをする習慣は、西方浄土が西にあるとする所から、太陽が真西に沈むときに観想したこと、彼岸の日没を拝む日想観などに起因すると言われています。

春彼岸の入りの時期の夕刻に貞昌院墓地からご先祖様を思い、日想観に浸るのもいいのではないでしょうか。

蛇足ですが、山の裏側には市営地下鉄が通っています。
富士山と地下鉄の見える光景も素晴らしいです。

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追記:横浜から見えるダイヤモンド富士を極めているサイトをご紹介いたします。
http://yamao.world.coocan.jp/daiya/daiya2006-3.htm

投稿者: kameno 日時: 00:07 | | コメント (0) | トラックバック (1)

イタリアからの訪問者(2)

昨年、イタリアから双子の姉妹が貞昌院へ訪問くださいましたが、今日は3番目の妹さんの来訪です。

【昨年の写真はこちら】
http://teishoin.net/blog/000114.html

写真家であるフィアンセと一緒に境内で。

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伝統的な伝統仏教建築をはじめ、さまざまなものをご紹介させていただきました。
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錦鯉はイタリアには無く(向こうの鯉はほとんど黒だそうです)、裏庭の池を泳ぐ鮮やかな色彩に驚いていました。


ミツマタの花もちょうど見ごろを迎えました。
髪飾りにして茶室前にて。
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とにかくイタリアのカップルらしく、仲が良いです。
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茶室の小間にて。
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日本の文化の一端を楽しんでいただけたのではないかと思います。

最後に茶室にて。
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投稿者: kameno 日時: 23:58 | | コメント (0)

定例坐禅会3月の予定

貞昌院では、毎週木曜日、朝6時?坐禅会を開催しております。
最近はみなさん、少し早めにお越しいただいているので、止静(坐禅の開始)も若干早めになるようになりました。

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主な流れは次の通りです。

5:45 集合
5:50 入堂6:00 止静鐘
(坐禅2チュウ+経典読誦)
6:40 退堂
6:40 行鉢(お粥をいただく)+経典解説
7:00 解散

今月からは、参同契(さんどうかい)を少しづつ読んでいく予定です。

坐禅会は初心者でも大丈夫です。
どうぞお気軽にご参集ください。

坐禅会の予定表はこちらです。

投稿者: kameno 日時: 10:46 | | コメント (2)

桃の節句・ひな祭り

境内の梅の花も見ごろを迎えつつあります。
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たくさんのふきのとうも収穫できました。
いよいよ春も本番です。
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3月3日は桃の節句。
ひな祭りといえば、ちらし寿司と潮汁ですね。
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投稿者: kameno 日時: 13:02 | | コメント (0)

朝日新聞読者の新聞写真

国会では党首討論も行われ、白熱した論戦が続いておりますが、曹洞宗においても20日からの宗議会期間に入り、残業残業の毎日です。
級階査定業務もピークを迎え、査定室のアルバイトの方々も遅くまで残って仕事を着々とこなしてくれています。
私も任期満了まであと少しとなりますが、残り期間を精一杯やり遂げていこうと思います。

そんな中、今日帰宅すると、荷物が届いておりました。
すっかり忘れていましたが、本年度の朝日新聞新聞写真において、神奈川県選出になったことのお知らせと賞品でありました。

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今年度はずっと宗務庁勤務で時間が取られてしまい、カメラを構える時間も極端に限られてしまいました。
そんな中で、昨年度、読売新聞の報道写真大賞を戴いてから、今度は朝日新聞での賞をいただくことができたことは、とても感慨深いものがあります。

宗務庁が任期満了になった後は、のんびりとまた撮影にいそしみたいところです。

投稿者: kameno 日時: 00:46 | | コメント (4)

野辺送り(2)

横浜市戸塚区の寺院で、葬列を組む伝統的な葬儀が執り行われました。
葬列については、地域によりしきたりが異なりますが、このような葬列を組む習慣は近年とみに少なくなりました。
死者を地域の住民(講中)により、ねんごろに弔うという、この良き習慣をご紹介いたします。


■門
竹にて門を作ります。棺は、まず、ここをくぐって出棺されます。

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■六道・・(六野辺:むつのべ)

地蔵へあげるお灯明です。入り口にこの灯明を掲げます。
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■龍頭・・死者のみ魂を邪から守るため、葬列の先頭に位置します。

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■四旗 ・・諸行無常、是生滅法、生滅滅己、寂滅為楽の4流の幡です。よく見ると人型に切り込みがあることがわかります。

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■鼓ハツ・・チン、ドン、カン、ジャランと法楽を鳴らします。

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■香花、霊供など・・野団子、お水、枕飯、

■位牌、遺影・・後継者が持つ。

■棺・・上に四枚の小幡を掲げます。


■天蓋・・シノ竹にて作成した天蓋を棺に掲げます。
この天蓋の作り方も地域によりさまざまです。

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野辺送りは霊魂を宿らしめる「もの」を遺族・親類・縁者・近隣人々で移動させる行列です。
その野辺送りの中には、邪霊を防ぎ、生命の蘇生を期待する思いが象徴となって具現化されているのです。

投稿者: kameno 日時: 12:32 | | コメント (4)

野辺送り

一昔前は、葬儀の際に「野辺送り(葬列)」を組んで墓地や火葬場まで列をなして死者を送ることが一般的に行われて来ました。
現在ではかなり少なくなっていますが、出棺の際の葬祭場から霊柩車の間とか、納骨の際の寺院本堂からから墓地までなど、ごく一部分に葬列を組む風習が残されていたりします。

葬列の先頭には龍頭と呼ばれるものが掲げられます。
龍頭の役割は、邪:悪霊を追払うというものです。
葬列をきちんと組む習慣は、徐々に少なくなってきていますので、おそらく、これを見たことが無い方は多いのではないでしょうか。

大抵は、簡易な竹製で,紙を巻いて墨で蛇腹を描くだけなのですが、写真のように重厚な雰囲気を醸し出す龍頭もあります。
これは藤沢市K院に伝わる貴重な龍頭です。
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(携帯での写真のため、画質が悪くてすみません)

一般的に行われている葬列の一例を挙げると、
大幡⇒龍頭⇒葬儀幡(四本)⇒灯籠⇒花籠⇒紙華⇒僧侶⇒位牌(喪主)⇒棺(天蓋を掲げる)・・・・などというような列となります。

ちなみに、大本山總持寺で行われた某禅師の荼毘式禮での葬列は次の通りです。

法要都菅⇒輪棒⇒高張⇒法要都菅⇒花籠⇒儀従長⇒儀従次長⇒四流彩幡⇒維那⇒手磬⇒楽鼓⇒銅ハツ⇒知事(頭首)⇒四流白幡⇒龍頭⇒十流佛名幡⇒燭台⇒提炉⇒白蓮⇒盛物⇒銀蓮⇒後堂(監院)⇒提燈⇒葬司⇒香亭(法炬)⇒法要副都菅⇒真影⇒真牌⇒三脈⇒袈裟・大衣⇒御先導師⇒真龕⇒法蓋⇒側立⇒法弟⇒側立⇒香盒・柱杖⇒遺偈幡⇒師孫⇒親随⇒佛経・祖録・如意・竹篦・拂子・芴・念珠・法鉢⇒手磬⇒楽鼓⇒銅ハツ⇒随喜衆⇒法要都菅

投稿者: kameno 日時: 23:00 | | コメント (6)

雛飾り

暦の上では春となり、早速雛人形を飾りました。
客間にありますので、貞昌院を訪れる方々の目を楽しませています。
最近は、一段から大きくても三段飾りが主流になっています。
それだけに、大きな段飾りはとても喜ばれるのでしょう。

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投稿者: kameno 日時: 06:58 | | コメント (0)

暦の上では春を迎えましたが

列島寒波、八丈島は60年ぶりに“大雪”3センチ

 立春の4日、日本列島は上空に強い寒気が入り込んだ影響で、全国的に厳しい寒さに見舞われた。

 各地で最高気温が平年を大幅に下回り、伊豆諸島・八丈島では、60年ぶりとなる3センチの積雪を観測した。

 気象庁によると、この日の最高気温は、東京・大手町が平年より4・3度低い5・1度、名古屋が3・9度低い4・7度、大阪が4・5度低い4・3度。また、金沢が6・7度低い氷点下0・8度となるなど、東北や北陸、山陰などでも、多くの観測地点で最高気温が平年を5度以上も下回った。朝の最低気温も、東北、北陸を中心に33か所で、この冬で最も低い数字を記録した。

 同日朝から雪が降り始めた八丈島では午後3時ごろ、1946年3月8日以来となる3センチの積雪を観測。同島での観測史上最高記録に、60年ぶりに並ぶ“大雪”となった。

 5日も、列島を寒気が覆っている状態は変わらないため、日中も気温が上がらず、全国的に厳しい寒さが続くとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060204-00000212-yom-soci



立春を迎え、暦の上では春となりました。

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しかしながら、横浜でも降雪が観測され、ごらんのように薄っすらと雪化粧となりました。
ザラメのような雪で、粒が大きいのですが気温が低いので一向に融ける様子がありません。

春が一歩遠のいてしまいました。

投稿者: kameno 日時: 23:57 | | コメント (4)

節分を迎えました

今日は節分ですね。
貞昌院の隣、永谷天満宮でも節分豆まきが行われ、永野小学校の児童も参加し、境内は大賑わいでした。
また、私は午後から隣寺のR寺さんの節分大般若、豆まきに随喜させていただきました。
R寺さんの豆まきは、御住職さんの工夫のもと、参詣にこられる方に楽しんでいただけるよう、随所に工夫が見られます。
境内はたくさんの人人人で埋め尽くされます。
皆さんに福が行き届きますよう願いをこめて豆を撒かせていただきました。

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なお、貞昌院でも、ささやかながら本堂で豆撒きをおこないました。

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節分(せつぶん)とは、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。特に、立春の前日(2月3日ごろ)のことを指す場合が多い。以下、立春の前日の節分について述べる。 節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。


【参考資料:節分の風習あれこれ】
All About >> 厄除け・節分特集
http://allabout.co.jp/special/sp_yakuyoke/


節分の次の日は、暦の上では春、立春を迎えます。
なぜ立春が暦の上で春なのか。

春、夏、秋、冬のそれぞれのピーク(地球と太陽の関係で決まります。判りやすいのが昼と夜の長さですね)が春分、夏至、秋分、冬至ですが、その丁度真中にあるのが立春、立夏、立秋、立冬となり、立春から春分を経て立夏の前日までが「春」ということになるわけです。

これをさらに細かく分けたのが二十四節気ですが、そのことについては、後ほど記述させていただきます。

投稿者: kameno 日時: 08:59 | | コメント (0) | トラックバック (2)

降雪から一週間・・・しかし

15センチくらいの降雪があってから一週間が経過しました。

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1月21日撮影

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1月28日撮影

貞昌院裏庭の茶室から裏山方面を撮影したものです。
どうです?まだまだ雪がたくさん残っていますでしょう。


かなりの湿雪ではありましたが、降雪の夜の冷え込みで、雪がカチンカチンに凍ってしまい、ちょっとやそっとでは融けない状態になってしまいました。

しかも、貞昌院は南側に山があるため、斜面は北向きとなっています。
このため、陽射しもあまり受けず雪も長期間残るわけです。

南側に山があるため、貞昌院の本堂は、北北西向きに建てられています。
地理的条件や○○の方向に本堂を向けるという特別な理由が無い限り、本堂は南向きに建築されることが多いのですが、まあ、貞昌院の場合は地理的要因ですね、恐らく。

江戸時代の絵図にも北北西向きで描かれています。

北向きの本堂では、新居浜の瑞応寺が有名です。
http://teishoin.net/blog/000285.html

投稿者: kameno 日時: 16:46 | | コメント (4)

道元禅師降誕の日と鎌倉歴史散歩

今日は、永平寺を開かれた道元禅師(高祖承陽大師)の降誕の日です。

この日、地元の研修会のメンバーと鎌倉歴史探索を企画(総合企画:tera師)し、北鎌倉?裏大仏の鎌倉古道を巡ってきました。


この日の出発点は鎌倉五山第二位の円覚寺。

円覚寺といえば、臨済宗円覚寺派の本山でありますが、曹洞宗の直翁徳挙禅師のもとで印可を受けた宏智派の僧侶・東明恵日禅師を迎えた時期もありました。

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【地図】
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.32.54.9N35.20.8.1&ZM=11

【白雲庵】

臨済宗大本山円覚寺の塔頭の一つ。
円覚寺第十世で暦応3年(1340)10月4日に示寂(じじゃく)した東明恵日(とうみんえにち)禅師の塔所。

正和年間(1312?16)に退居寮として開創。

禅師は曹洞宗を修めた中国元の高僧で、1309年、時の執権北条貞時の招きで来日し、1310年円覚寺第10世となり、暦応3年当寺にて遷化するまで、建長寺(18世)、寿福寺などの住職を務めた。また、白雲庵学林を形成し、関東五山文学の中心拠点となった。
室町時代末期に臨済宗に転宗。

諸僧が集まり、本山に大きな影響を及ぼした。
暦応3年に寿塔(大明塔)が造られ、塔頭に列した。
東明恵日坐像(国指定重要文化財)と南北朝期の本尊宝冠釈迦如来坐像(市重文)を安置し、東明恵日送文を蔵する。大明(卵塔)と雲封亭は境致。

白雲庵の名の由来は、禅師が中国白雲山の住職だったこと、また「白雲抱幽石」という漢詩の一節に因んでいる。

円覚寺には、江戸時代前期には40の塔頭があった。
現在は18寺の塔頭があり、そのうち住職のおられるところは13寺。
白雲庵はその中で最も古い塔頭である。

日本における禅宗の展開をみる場合、鎌倉時代前期には、求法伝法を目的とした入宋僧が多かったのですが、鎌倉後期になると、多くの禅僧を中国大陸から招聘するようになります。
その一人が東明恵日禅師であります。

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開祖東明恵日禅師坐像 (国指定重要文化財)

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本堂天井画 雲龍 (画:入江正巳画伯)


また、禅宗の展開は、臨済宗と曹洞宗という分類よりも、五山派と林下禅林とに分けた方が分かりやすいです。

五山派として発展した宏智派は、円覚寺や建仁寺を中心に五山文学を展開していきますが、越前朝倉氏の衰退によりその法灯も絶えてしまうこととなります。


歴史散歩の途中、道元禅師鎌倉御行化顕彰碑で降誕会法要を営ませていただきました。

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道元禅師鎌倉御行化顕彰碑の場所はこちら
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.33.30.9N35.19.23.3&ZM=11


道元禅師降誕の日の鎌倉歴史散歩は、曹洞宗の展開を考える機会をあたえていただいた良い機会でありました。



【関連記事】

今日は高祖降誕会(つらつら日暮らし)
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/2d3bd8cafec2a30b634050f5fffd1b18

投稿者: kameno 日時: 23:13 | | コメント (0)

雪の境内

<雪>都心部で5年ぶり、積雪6センチ超す 降り続く恐れ

 日本列島は太平洋沿岸への低気圧の接近に伴い、21日未明から、東海から関東地方の南部を中心に雪が降った。東京・大手町でも同日午後1時現在で今冬初めて6センチの積雪を観測。都心で6センチ以上の積雪が確認されたのは01年1月27日に8センチを記録して以来、5年ぶりで、21日夜までにさらに増える恐れがあるという。
 気象庁によると、同日午後1時の積雪量は▽横浜市10センチ▽千葉市3センチ▽山梨県・河口湖7センチ▽茨城県水戸市10センチなど。太平洋沿岸の低気圧は21日夜までに、関東沖をゆっくりと東進するとみられ、東京都のほか、静岡、神奈川、千葉県など東海、関東地方南部を中心にやや激しい雪が降る見込み。山沿いの地域では20?10センチの積雪となる場所もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000022-mai-soci



昨夕から降っていたみぞれは夜半より雪となり、今朝はこのような白い世界となりました。
数センチの降雪といった状況でしょうか。

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投稿者: kameno 日時: 07:28 | | コメント (2)

大寒の霜柱

今日から大寒となりました。
二十四節気の1つで、立春までの期間が大寒です。

暦の上では一年で最も寒い時期になりますが、実際、とての寒い朝となりました。

境内の霜柱も、ご覧のとおり。

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投稿者: kameno 日時: 07:35 | | コメント (0)

ネコ展

「ネコ」をテーマにした作品を集めたネコイベント・ネコ展が新横浜の Gallery OM にて開催。

■開催 2006年1月18日(水)から2月5日(日)まで 11:00-18:00


宗務庁の仕事を手伝っていただいているY嬢が、昨年のポストカード展に引続き作品を出されています。

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仕事帰りに、仕事仲間のM師と立ち寄ってみました。
(残業後遅い時間に立ち寄ったため、ギャラリー内の照明は消えていますが、外観はこんな感じです)


【地図】
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=35/30/33.229&el=139/37/14.869&scl=25000&bid=Mlink

投稿者: kameno 日時: 05:27 | | コメント (0)

地蔵菩薩と椿

貞昌院の山門を入って左側にある地蔵菩薩です。
年代の詳細は分かりませんが、六地蔵の他にニ体の小さな地蔵菩薩がまつられています。

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地蔵菩薩は、お釈迦さまの入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩であるとされます。

六道それぞれをお守りくださる地蔵菩薩の像を6体並べて祀る「六地蔵」像が全国各地で見られるのです。

菩薩は如来に次ぐ高い見地に住する仏でありますが、特に地蔵菩薩は「一斉衆生済度の請願を果たさずば、我、菩薩界に戻らじ」との決意でその地位を退し、六道を自らの足で行脚して、幼い子どもなどを救う旅を続けます。

地蔵菩薩は弱い立場の人々を最優先で救済する菩薩である事から、古来より絶大な信仰の対象となり、街道筋や寺院、墓地の入口などに祀られました。

貞昌院の地蔵菩薩像は、比丘形(僧侶の姿)で袈裟をまとい、左手に宝珠、右手に錫杖といった姿をしています。
真新しい帽子と前掛けを纏ってにこやかな表情に見えますね。
毎年、坐禅会に参加されているKさんにより新調していただいているものです。

この時期、境内の花々は少なく、目立つところでは蝋梅と椿くらいでしょうか。

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しかし、枝をよくよく見てみると、つぼみや新芽は確実に膨らんできており、一斉に開く準備をしています。

投稿者: kameno 日時: 12:34 | | コメント (2)

どんど焼き

どんど焼きは、左義長(さぎちょう)とも呼ばれる火祭りの行事です。

永谷天満宮でも、今日、どんと焼きが行われました。

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新年にお飾りした門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼きます。
書き初めを焼くことによって、習字が上達するとも言われています。


また、繭玉と呼ばれる、木に丸めた餅を刺したものを焼き、それを食べることによって、一年の無病息災を祈願します。

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今日はあいにくの雨となりましたが、氏子会の方々による豚汁の振る舞いもありました。


【関連リンク】
どんど焼きは国民的行事
小正月行事の全国調査集計
http://www.mt8.ne.jp/digi-ken/archives/koshogatu.html

投稿者: kameno 日時: 15:59 | | コメント (2)

初釜

昨日は鏡開きでしたが、そのお餅を使った餅粥を今朝の坐禅会にていただきました。

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また、茶室・如是庵では、昼に初釜が行われます。 炉に新年初めて炭を入れて、お稽古初めとなります。

初釜は新年最初に行なうお茶会で、お濃茶・お薄茶・そしてお懐石料理を召し上がって、新年をお祝いするお茶会です。

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↓これは昨年の写真です。
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鏡開きも、初釜も、いわゆる仕事始めの儀式といえますね。

投稿者: kameno 日時: 07:25 | | コメント (0)

蝋梅と正倉院の五弦琵琶

境内の茶室横に植えられている蝋梅(ロウバイ)が咲き始めました。
とても地味な花ですが、早春の寒い境内に漂う蝋梅の甘い芳香は人を幸福にしてくれます。

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昨日、近隣の寺院で中国琵琶奏者・シャオロンさんの演奏会があり、出演前の楽屋に御邪魔させていただき、いろいろとお話をさせていただきました。

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その時に話が出たのですが、蝋梅をまだ見たことがないとのこと、ということで、いま咲いている蝋梅の花を写真に撮ってみました。
蝋梅は、もともと中国が原産で、日本には17世紀頃に渡来しているものですから、中国にもきっとあるのでしょうね。

シャオロンさんは、昨年7月に貞昌院本堂で、9月にゆめ観音アジアフェスティバルで演奏をしていただいています。
(関連トピックスはこちら)
貞昌院 http://teishoin.net/blog/000189.html
ゆめ観音 http://teishoin.net/blog/000222.html

さて、シャオロンさんですが、最近は急に忙しくなり、日本中、世界中で演奏活動をされています。

現在は、中国琵琶だけではなく、正倉院の復元楽器を使用する室内アンサンブル「天平楽府」で、五弦琵琶にも挑戦されています。


【五弦琵琶】

五弦琵琶はインドに起こり、中央アジアから北魏に入り、日本に伝わったと考えられ、ペルシャを起源とする四弦琵琶とその発祥を異にしている。
正倉院存庫の琵琶は、現存するものとしては世界唯一のもである。
琵琶と比較して頭部が屈曲しないでまっすぐにのび、胴の幅が狭く、厚みがあるのが特徴で、表面の(ばち)があたる部分には亀甲が使われ、螺鈿で西域の人物が駱駝にのり、面白いことに四弦琵琶を奏でる図に、熱帯樹と五羽の飛鳥を配している。
背面の槽(そう)は紫壇で作られ螺鈿で上下二つの大宝相華文と二羽の含綬鳥と飛雲を配したまことに華麗な琵琶である。

【正倉院「螺鈿紫檀五弦琵琶」】の写真はこちらに掲載されています。
http://zuizan.com/silkroad/kuche/kijiru/biwa.htm


シャオロンさん、来週の日曜日には、青葉台のフィリアホールにて、この五弦琵琶を演奏されます。
おすすめの演奏会ですので、ご案内させていただきます。

蝋梅も五弦琵琶も中国から伝わってきたものです。五弦琵琶は仏教伝来と共に日本に入ってきました。
シルクロードのキジル(克孜尓)千仏洞に描かれる五弦琵琶。
その五弦琵琶を、第一線で活躍される中国琵琶奏者が演奏されるということは、とても感慨深いものがあります。


■奈良・正倉院復元楽器を奏でる「天平楽府(てんぴょうがふ)」演奏会

正倉院の復元楽器を使用する室内アンサンブル「天平楽府」。音楽監督、麦島龍/リュウ・ホンジュンを中心に現在日本の第一線で活躍する演奏家が、当時の音楽を再生。1,300年の時空を超え、妙なる調べを奏でる。

現在日本の第一線で活躍する篳篥(ヒチリキ)、笛、尺八、笙、四弦琵琶、五弦琵琶、阮咸(げんかん)、筝、箜篌(くご)、方響(ほうきょう)、編鐘(へんしょう)、太鼓類、打楽器演奏の達人たち!
音楽監督・訳譜・編曲・笛=麦島 龍(リュウ・ホンジュン)
「天平楽府」メンバー
篳篥=稲葉明徳 笛=萩原貴子 尺八=田辺頌山、金子朋沐枝 笙・竿=銭 騰浩 笙=野田説子 四弦琵琶=ウェイ・ウェイ、ジャン・ティン 阮咸=フェイ・ジャンロン 五弦琵琶=シャオ・ロン 筝=ジャン・シャオチン、高畠一郎 箜篌=菅原朋子、井上麗 チェルチェンの箜篌=有馬律子 打楽器=馬 平、伊勢友一、森岡万貴


日時 1月15日(日)15:00開演
会場 フィリアホール :横浜市青葉区青葉台2-1-1青葉台東急スクエアSouth-1 本館5階
http://www.philiahall.com/main.html

投稿者: kameno 日時: 14:09 | | コメント (4) | トラックバック (1)

おみくじはもう引きましたか?

<新年人出>初詣では9373万人と過去最多

 警察庁は5日、正月三が日の初詣でと行楽地への人出状況をまとめた。いずれも主催者発表で、全国の主な神社・仏閣への人出は9373万人と昨年より407万人増加した。昨年の8966万人に続き、統計のある74年以降で過去最多を更新した。行楽地は374万人(前年比12.6万人減)だった。
 また年末年始(12月29日?1月3日)の主要山岳の登山者数は1万4667人で、前年より898人増えた。遭難は7件(同2件減)、9人(同2人減)発生し、死者・行方不明者1人、負傷者3人が出た。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060105-00000034-mai-soci




正月三が日は、初詣に出かけられた方も多いのではないでしょうか。
貞昌院に隣接する永谷天満宮にも、数多くの参詣者で賑わっていました。

境内にはたくさんのおみくじがくくりつけられております。
それを見守る牛の銅像は何を思うのでしょうか。
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梅の小枝には、梅花のつぼみが膨らみつつありますね。
梅花が花開くように、皆さんの願いもかないますことを心よりご祈念申し上げます。


この、永谷天満宮ですが、貞昌院と一つの山(天神山)を共有しています。
明治時代までは、貞昌院と天満宮は一緒でした。貞昌院住職が、神主を兼ねていたのです。
しかし、明治時代以降、お寺と神社は分離されました。
まあ、分離されたとは言っても、現在でもお互いに協力し合って運営しています。

永谷天満宮は、勉強の神様、永谷の天神さまとして親しまれ、菅原道真公が自分の姿を鏡に映して自分で刻んだ、三つしかない木像のうちの一体をもつ神社として知られています。
これが日本三体たる所以です。

菅原道真公は平安時代の人ですが、醍醐天皇の信頼が厚く、時の支配者である藤原氏と対立し、延喜元年(901)九州の大宰府に流され、延喜三年その地で亡くなりました。
文学や文章を書くことにすぐれていましたので、学問の神様として祀られています。

道真公には13人の子どもがおりましたが、その第五子・敦茂は、父の才能を受けつぎ、菅秀才と呼ばれるほどで、父の道真公も大いに期待し、三体の道真像のうちの一体をそっと渡していたのでしょう。

後に父の道真公と共に、子どもたちも都から各地に追放されることとなりますが、相模風土記によると、敦茂は永谷の郷に移されたということです。
敦茂は、天神山の頂上に立ち,はるか遠くの九州太宰府の父・道真公をしたいながら、朝夕のご挨拶をされたということです。

天神山の上には,敦茂が愛用した筆や、髪の毛を埋めたとも伝えられる,菅秀塚の碑があります。

菅原敦茂がいつ生まれ、いつ亡くなったのか、詳細は不明ですが、文章博士やそのほか重要な役目に就任するなど、親子二代の学者として有名でした。

冒頭で述べた道真像は敦茂から多くの人を経て,上杉乗国に伝えられ,明応二年(1493)ここに社を造り,ご神体としておまつりしましたのが現在の永谷天満宮です。
他の二体の道真像は,道真のお墓のある福岡県の安楽寺と,生まれたところの大阪府の道明寺にあります。

さて、前置きは長くなりましたが、貞昌院には、永谷天満宮別当であった時代に、貞昌院で作成した、おそらく日本で一番古いおみくじが残されています。

このおみくじは、横浜市の文化財に指定されており、以前は川崎市民ミュージアムに展示させていただいたこともあるものです。

滅多に外に出せないおみくじですが、インターネットで引けるようにFLASHを作成したものがありますので、是非引いてみてください。
ただし、凶がとても多いですから、心して引いてみてくださいね。


 ■⇒ おみくじを引いてみる


天神おみくじは、貞昌院に200年前から伝わる、由緒あるおみくじです。

凶の割合がとても多いのですが、江戸時代当時のまま再現していますのでご容赦ください。また、原版から読取れない字は・で表示してあります。

横浜の文化財(横浜市教育委員会編)には、おみくじについて次のような解説があります。

1.御籤匣
 匣は黒漆塗りの直方体で、正面に金地仕上げのうめばちの紋を描き、上端中央に竹簡の籤がでる穴を持つ。
 裏面には朱の「天神山貞昌院 十四世哲航大賢五修彦命代 江戸中橋柾町清水舊長門弟中」の銘がある。
 寸法は巾・奥行き12.2cm、高さ31cm。
 注)200年前のものと推定される

2.竹簡
 竹簡の籤は、平均巾0.8cm。長さ18.9cm。上端部に吉凶と三桁の数字番号、下端部に通し番号。

3.版木
 版木は裏表両面に各2枚の版を固定したもので、一面で2種類の御籤札を刷ることができる組み版となっている。
 組み合わせは竹簡の番号に準ずる。札一枚の平均的寸法は横15.5cm、縦21cm。組み版木の寸法は46.5cm*24cmである。


【関連リンク】

■永谷天満宮 (港南区上永谷)    
http://town-np.jp/513.htm

■今年の永谷天満宮初詣の光景
http://teishoin.net/blog/000322.html

■永谷天満宮子ども神輿・秋のお祭り
http://teishoin.net/blog/000237.html

投稿者: kameno 日時: 10:37 | | コメント (4)

箱根駅伝、感動をありがとう

今日は、妻の実家へ向かう途中、箱根駅伝復路9区に加えて、10区も沿道で応援してきました。
駒澤順調なら10区は応援せず実家へ直行だったんですが、9区で駒澤・平野選手が追いつかれ、さらに引き離されるという実況を聞いて、思わず首都高を羽田で降りて10区・蒲田へ。 

第一京浜沿いのパーキングに車を止めて、通過5分前に沿道に到着。
10区・蒲田消防署前では、体調が優れないにもかかわらずトップを走る亜細亜・岡田選手に必死に追いつこうと10秒差まで迫る糟谷選手の走りを目の当たりにすることができました。

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10区・トップ通過の亜細亜大学・ 岡田直寛(左写真)、と2位通過の駒澤大学・糟谷悟(右写真)
EXIFのタイムスタンプでは、僅か10秒の差しかありませんでした。

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3位通過 順天堂大学・清野純一(左写真) 4位通過 日本大学・武者由幸、山梨学院大学 小山祐太(中写真) 6位通過 中央大学 加藤直人、東海大学 前川雄(右写真)
10区蒲田付近にて撮影。

なお、2区、9区の選手たちの写真と記事は下記トピックスに掲載してあります。
【2区】 http://teishoin.net/blog/000324.html
【9区】 http://teishoin.net/blog/000326.html


5連覇に届かず、駒大 「層厚くなかった」と監督

 駒大は史上3校目の5連覇には届かなかった。選手層の厚さを誇っていたが、主力の4年生は不調で、戦力として未知数の2年生の起用が裏目に出た。
 復路は首位の順大から30秒差の2位でスタート。7区で4位に後退。だが8区は順大のアクシデントもあり、堺の力走でトップを奪い、2位亜大に1分12秒差をつけた。ところが、風邪気味だった2年生の平野が亜大に逆転を許し、アンカーの4年生、糟谷はペースが上がらず5位に沈んだ。
 大八木監督は「糟谷はもっとやってくれると思っていたが…」。年間を通じて好調を維持できなかった糟谷をアンカーに起用せざるを得なかったことで「層が厚いと言われていたけど、厚くはなかったということ」と言い、表情を曇らせた。
 駒大は8年連続で1位か2位をキープしていたが、今年で途切れた。同監督は「悪くても2位でおさまってほしかった。やり方を変えて、もう1回戻ってきます」と自分に言い聞かせた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/track/20060103-00000020-kyodo_sp-spo.html




駒澤大学にとっては本当に残念な結果となりました。
糟谷は、ゴールした瞬間に泣き崩れていましたが、本当に悔しいでしょう。
42秒差で鶴見中継所で襷を受けた後は、きっと気持ちだけが亜細亜・岡田に追いつく一心で、ペースを乱してしまったのだと思います。
蒲田で応援したときには、差もかなり縮まり、このまま抜き去ってそのままトップでゴールか・・・・とも思えたのですが、その直後、テレビで異変を見ることになるとは・・・・・・・
気持ちを切り替えて今後に生かしてほしいと思います。

■箱根駅伝復路概況
【6区】
山下りの6区で、往路優勝の順天堂・長谷川が首位をキープ。
往路4位の山梨学院大・梅本が快調な走りで中央、駒澤を抜いて2位へ。
【7区】
順天堂・小野が独走のまま2位以下との差を広げ、平塚中継所で襷をつなぐ。
中央・森が飛ばし、駒澤、山梨学院大を抜いて一気に2位へ。3位は山梨学院大。
3位で襷を受けた駒澤・安西は一旦は、山梨学院大に追いつくも、再び抜き去られ、ペースを落とし、中央にも抜かれて4位に後退。
【8区】
トップの順天堂・難波が終盤に足がふらつきはじめる。監督から給水を受けるも、調子は回復しない。
一方、駒澤・堺は、中央、山梨学院をかわし、さらにアクシデントに見舞われた順天堂をもかわし、トップで戸塚中継所へ。
亜細亜・益田も快調な走りで5位から一気に2位へ浮上。
【9区】
トップで襷を受けた駒澤・平野を、亜細亜・山下が猛追。終盤で追いつき、一気に抜き去る。
結局42秒の差をつけて鶴見中継所へ。
【10区】
初の総合優勝を目指す亜細亜・岡田を、駒澤・糟谷がオーバーペースとも思える走りで追う。
一時期、亜細亜はかなり差を詰められたが、ペースを守り、中盤から差を広げる。
駒澤・糟谷は後半に脱水症状を起こし、失速。結局5位に転落した。
総合優勝は、亜細亜大学。2位・山梨学院大、3位・日大、4位・順天堂、5位・駒澤。
6位・東海大、7位・法大、8位・中大、9位・日体大、10位・東洋大(ここまでがシード権を獲得)。
11位の城西大は10秒差で惜しくもシードを逃した。
早稲田も残念ながらシード権獲得ならず。
最後まで目が離せない駅伝でした。


【第82回箱根駅伝の総括はこちら】
http://teishoin.sakura.ne.jp/komazawa/ekiden99.html

投稿者: kameno 日時: 00:19 | | コメント (4)

箱根駅伝=亜細亜大初優勝・駒澤は5位

亜大、初の総合優勝…箱根駅伝

 第82回東京箱根間往復大学駅伝競走(関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)は3日、神奈川県箱根町の芦ノ湖畔から東京・大手町の読売新聞社前までの復路5区間、109・9キロが行われ、29度目出場の亜大が、通算11時間9分26秒で初の総合優勝を果たした。
 往路6位からの逆転は史上初めて。2位は山梨学院大、3位は日大、4位は順大。5連覇を目指した駒大は5位に終わった。
 復路は、往路首位の順大が、8区で区間最下位というブレーキを起こして後退。順大から2分51秒遅れで箱根をスタートした亜大は、8区の益田(2年)で2位に浮上、9区の山下(3年)が駒大を逆転して首位を奪うと、10区の岡田直寛(3年)が逃げ切った。
 6位東海大、7位は初の復路優勝を飾った法大。8位中大、9位日体大、10位東洋大までが来年の出場権(シード権)を獲得した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060103-00000002-yom-spo



残念ながら駒澤大学の五連覇はなりませんでした。
最終10区で糟谷選手、トップに10秒程度まで追い詰めましたが、後半失速し、脱水症状もあって5位まで後退してしまいました。少し残念でしたが、よくがんばりました。
それにしても亜細亜大学は飛びぬけた選手がいないながらも、チームとしてよくまとまっていました。総合力の差が今年の結果となったのでしょう。
亜細亜大学をはじめ、駒澤大学を脅かすチームが目立ってきました。
駒澤大学は、今年の教訓を生かして来年以降につなげて欲しいものです。


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9区 1番通過 駒澤大学 平野護
この時は一分近く離していたんですけど・・・・・・

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2番通過 亜細亜大学 山下拓郎

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3番通過 順天堂大学 長門俊介、 山梨学院大学 向井良人

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5番通過 中央大学 宮本竜一

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6番通過 日本大学 吉岡玲  

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7番通過 東海大学 一井裕介  

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8番通過 法政大学 山口航

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9番通過 早稲田大学 河野隼人

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10番通過 東洋大学 今堀将司

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11番通過 大東文化大学 薄田洋輔 、城西大学 川崎英哉

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13番通過 日本体育大学 岩崎喬也

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14番通過 國學院大學 長江定矢

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15番通過 神奈川大学 村井勇二

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16番通過 専修大学 伊深智広 、中央学院大学 江藤裕也

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18番通過 関東学連選抜 山田賢児  

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19番通過 国士舘大学 黒崎悠

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20番通過 明治大学 池邉稔

※通過順位と実際の順位は繰り上げの関係で異なる場合があります。
 この場所では、明治と国士舘の順位が入れ替わっています。

投稿者: kameno 日時: 18:27 | | コメント (13) | トラックバック (5)

正月の華、獅子舞

箱根駅伝往路の情報はhttp://teishoin.net/blog/000324.htmlをご参照ください。
復路の情報は今日の夕刻以降に更新する予定です。(今日、明日はPHSからのブログ更新です)



正月といえば獅子舞。
今はなかなかみることができなくなってしまったかもしれませんが、貞昌院では毎年の恒例行事となっています。

日本の獅子舞は、日本各地にさまざまなバリエーションがあり、大きく分けて、伎楽(ぎがく)系の獅子舞と風流(ふりゅう)系の獅子舞があります。
一般的な獅子舞は前者ですね。
胴体部分に入る人数で大獅子、中獅子、小獅子と区分され大獅子では、獅子を操作する人以外に囃子方も胴体に入って演奏し、小獅子では、獅子頭を操作する一人だけが胴体も兼ねています。
また、ひょっとこ、おかめなど、縁起の良いお面をつけて華をそえます。

貞昌院に回ってくるのは、永谷天満宮氏子会の獅子舞で、今年からは特に人数も増え、とても華やかな獅子舞をみせてくれました。
こういう伝統行事はいいですね。

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投稿者: kameno 日時: 08:48 | | コメント (0)

箱根駅伝=駒澤大学夢の五連覇へ

箱根駅伝、順大が往路優勝

第82回東京箱根間往復大学駅伝競走(関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)の第1日は2日、東京・大手町の読売新聞社前から神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場入り口を結ぶ往路108・0キロが行われ、順大が5区の山登り区間で6位から一気に首位に立ち、往路優勝を果たした。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/ekiden2006/news/20060102it02.htm



例年の通り、箱根駅伝・花の2区(平戸付近)へ応援に行ってきました。
モグス・サイモンが1位・2位で通過していきましたが、残念ながらサイモンはこの後急速にペースを落としていってしまいます。
駒澤大学は3位集団で2区を通過。夢の五連覇へ向けて頑張っています。

結局、往路はトップの順天堂に30秒差まで詰め寄る2位でゴール(このポジションは昨年とほぼ同様)し、駒澤大学の5連覇も現実味を帯びてきました。

【関連リンク】駒澤大学駅伝情報(貞昌院のサイト内)


【2区・平戸付近を通過する選手たちの写真です】

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2区・平戸をトップ通過する山梨学院 メクボ・J・モグス

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2位通過 日本大学 ディラング・サイモン

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3位通過 中央大学 池永和樹、東洋大学 黒崎拓克、駒澤大学 佐藤慎悟、中央学院 信田雄一

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7位通過 早稲田大 竹澤健介、國學院大 三島慎吾、日体大  保科光作

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10位通過 順天堂大 松岡佑起 、 神奈川大 豊田崇

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12位通過  学連選抜 阿久津真倫  13位通過  亜細亜大 板倉克宣

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14位通過 城西大学 田上貴之

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15位通過 東海大学 丸山敬三

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16位通過 大東文化 野宮章弘

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17位通過 明治大学 田中文昭

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18位通過 法政大学 田中宏幸

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19位通過 専修大学 座間マボロベネディ

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20位通過 国士舘大 竹田祐
撮影:kameno tetsuya


■2006年 第82回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)概況

【1区】
日体大・鷲見(3年)が、スタート直後に飛び出し、10キロ地点で2位に約40秒差をつけ、一時独走態勢に。
しかし、15キロ付近から2位集団が追いつき、1位集団を形成、ペースを上げる。
20キロ付近では6人が先頭集団を形成。明大・岡本、中大・奥田、駒大・藤山、中央学院大・木原らが激しい先頭争い。
2区へトップで襷をつないだのは中央学院・木原。

【2区】
「花の2区」は、1位集団から抜け出した日大・サイモンが1キロ過ぎでトップに立った。
その後、12位で襷を受けた山梨学院大のモグスが12人抜き、驚異的なスタートダッシュで日大・サイモンもとらえ、平戸付近を1位で通過した。
一方、日大・サイモンは平戸を通過した後、急速にペースが落ち、15位まで後退した。

【3区】
2位で戸塚中継所で襷を受けついだ東洋大・尾田が飛ばし、山梨学院大・片貝の直後を走る。
しかし、山梨学院大は首位を守り、平塚中継所でも、トップでタスキをつないだ。2位は中央。
東洋大は後半、ハイペースの影響もあり、3位に後退した。
東海大の1年生・佐藤が、早稲田の小林正幹が1995年に作った区間記録を更新する快走で、11位から4位まで順位を上げ、襷をつないだ。

【4区】
2位で入った中大・小林は、直ぐに山梨学院大・飯塚をかわし、トップに。
結局、中央はその後トップを堅守し、小田原中継所で襷をつないだ。中央の4区トップ通過は実に38年ぶり!!!

【5区】
約2.5キロ伸びた5区は、まさに往路の重要区間。特に今年は冷たい雨の降る厳しい区間となった。
昨年区間記録を更新した順大・今井が今年も5人抜きで一気にトップへ。
駒大の村上も、終盤スパートをかけ、5位から2位にまで上がった。トップとの差は30秒!
駒大の5連覇も濃厚に。

【往路順位】
1 順天堂大学     
2 駒澤大学
3 中央大学
4 山梨学院大学  
5 日本大学
6 亜細亜大学
7 東洋大学
8 東海大学
9 早稲田大学
10 神奈川大学
11 大東文化大学
12 國學院大學
13 城西大学
14 日本体育大学
15 法政大学
16 明治大学
17 専修大学
18 中央学院大学
** 関東学連選抜
19 国士舘大学

投稿者: kameno 日時: 10:32 | | コメント (10) | トラックバック (12)

謹賀新年-気持ち新たに

新年明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

元日の主な行事は、午後1時過ぎに行われる修正会、そして賀詞交換会です。

修正会では、大般若を転読し、新年におけるみなさんの心願成就・交通安全・学問向上・身体健全・家門繁栄・諸縁吉慶・災障消除等をご祈祷します。

賀詞交換会では、参列の皆様に懇親を深めていただくためにさまざまな料理を用意しております。
午前中は、その準備に追われています。

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午後1時からの修正会・大般若法要にはたくさんの方に参列いただきました。
懇親会も大盛況。
みなさんの笑顔を見ることができることがなによりです。
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貞昌院の客殿も多少手狭になったように感じます。
昨年は鐘楼堂と墓地の整備にめどがつきました。

本年の目標は、客殿の増築を実現し、使い勝手の良い広間を、と考えています。

投稿者: kameno 日時: 09:29 | | コメント (6) | トラックバック (2)

除夜の鐘のご報告

貞昌院では、今年も一般の皆様に除夜の鐘を撞いていただきました。

昨年にも増して多くの方にお越しいただきました。
スナップ写真を取り急ぎご報告いたします。

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新年を迎えて、隣接する永谷天満宮には初詣の参詣者が長い行列をつくり、賑わいを見せています。
除夜の鐘で煩悩を洗い流し、清浄な心で新年を迎える。日本人の良き習慣ですね。

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旧年中はこのブログをご愛読いただきまして有難うございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。
合掌

投稿者: kameno 日時: 23:53 | | コメント (0) | トラックバック (1)

新年の準備あれこれ

山門の門松です。
毎年、裏山からモウソウチクを切って来て、門の両側に立てます。
近くに竹林があり、そこの竹を利用して作っています。

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門松を飾る風習は、年神様をお迎えする目印として、定着しました。
神様が最初に降りてこられるところ、という意味あいとして「神の依代(よりしろ)」の役目を果たすわけですね。

このほか、いろいろと新年に向けての準備が進んでいます。


今日は、新年の料理から伊達巻の作り方をご紹介します (貞昌院版)

【材料・一巻あたり】
・卵 6個
・エビ 30g
・はんぺん 1枚
・砂糖 70g
・塩 ひとつまみ
・酒 大さじ1
・だし汁 大さじ1

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エビは茹でて塩水で洗い、背綿を取る。はんぺんは3センチ角に切る。
卵、砂糖、塩、酒、だし汁をフードプロセッサに入れて混ぜる

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それを油を敷いた型に流す。
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オーブン、180度18分で焼く
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これを鬼すだれに乗せ、表面に包丁で切れ目をつけ、巻く。
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この伊達巻は、元日の賀詞交換会にて皆さんにお出しする一品です。


【蛇足】

今年の冬は、寒波の影響でかなり冷えますね。
池の鯉たちも身を寄せ合ってじーっとしています。
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投稿者: kameno 日時: 09:18 | | コメント (2)

見事な野菜たち

宅地化が進んでいるとはいえ、港南区には田畑が結構残っています。
農業専用地区もあり、新鮮な野菜を都市部に供給する貴重な地区でもあります。

貞昌院の檀家さんで農業をされている方も多く、収穫のころには見事な野菜をたくさん届けていただいています。

この冬は、記録的な寒波による大雪となり、交通網の遮断で流通に支障が出るなど、野菜の出荷に影響が出ました。
東京の大田市場では、昨年に比べると、小松菜は4倍、キュウリ25%高、キャベツ21%高となっています。確かにスーパーの食品売り場ではいつもより高い値札がついていたり、野菜そのものをカットして小分けにして売られています。

そうした中、このように野菜をいただくのはとてもありがたいことです。

写真は、Nさんからいただいた野菜の一部。

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一つ一つが見事な大きさですね!

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これらの野菜は、元日の賀詞交換会で参列の皆さんに出すお食事の一品、煮物として料理する予定です。
元日の大般若法要は午前11時から、賀詞交換会は正午からです。
皆さんのお越しをお待ちしております。



大根とにんじんと干し柿は「なます」に
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野菜たちは、煮物にして蒟蒻など一緒に盛り付けます。
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投稿者: kameno 日時: 22:46 | | コメント (0)

見上げてごらん、冬の星を

冬の星空は、明るい星が多く、空気が乾燥していることもあって、光害の多い場所でもとてもよく観察できます。
なにしろ、全天に一等星はわずか26個しかないのですが、そのうち、11個の一等星を、この冬に眺めることができるのです。
そのうえ、すばるやオリオン大星雲など、肉眼でも観察できる星団・星雲も多く、ちょっとした双眼鏡や天体望遠鏡さえあれば、時間を忘れて天体観測を楽しむことができるはずです。

冬の星たちの中で、特に印象的なものが、冬の大三角でしょう。
一番明るいおおいぬ座のシリウス、真っ赤に輝くオリオン座のベテルギウス、そしてこいぬ座のプロキオンにより構成される綺麗な三角形は、明るい街中でも直ぐに見つかります。
光害の無い場所ならば、冬の大三角形の中を、天の川が縦断しているのも見ることができるでしょう。

先ほど、冬の大三角周辺を撮影してみました。
それほど暗い夜空ではないので、肉眼では天の川はあまり良く見えません。
写真に撮っても、残念ながら天の川はよく写らず、露出時間をこれ以上延ばしても白く写るだけです。

子どもの頃は天の川、よく見えたんですけどね。

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星座早見板や、天文ソフトがあると天体観測をもっと楽しむことができますが、お薦めのソフトをご紹介します。

Stella Theater Pro というソフトです。
http://www.toxsoft.com/sswpro/index.html

対応機種:MS-WindowsXP, 2000, Me, 98, 95, NT4.0, NT3.51 

【概要】  
Stella Theater Proは、シェアウェアの天文・プラネタリウムソフトです。全世界の任意の地点における、任意の時刻の星空をディスプレイ上にリアルに再現することができます。
画面には約9.5等までのおよそ26万個の恒星をはじめ、星座や星座絵、主な銀河や星雲・星団、太陽や月・惑星・彗星などが表示できるなど、データ量も豊富です。
自動モードで時間を自動的に進めたり、天体を追尾や天体の動きを軌跡として表示することもでき、月の満ち欠けや、夕焼け・朝焼けも表示できます。星図の印刷機能も搭載、太陽系ウィンドウで太陽系の外観も表示できます。
惑星や星など、天体の動きを軌跡としてグラフィカルに表示したり、日食や月食を再現することができます。恒星の固有運動を計算して過去や未来の星座の形を再現したり、古代中国の星宿を表示することもできます。

このソフトは、個人的な趣味での活用はもちろん、授業や学術的にも充分に使える本格的なものとなっています。
詳しくは下記をごらんください。

【機能解説と授業での活用のヒント】
http://www.toxsoft.com/sswpro/kaisetsu/index.html

■Stella Theater Proによって、上の写真を撮影した時刻の星空をシミュレートしてみました。

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投稿者: kameno 日時: 23:58 | | コメント (2) | トラックバック (1)

上永谷から望む富士山

tera日記さんのブログ巨人・ラーメン・相撲と私さんのブログに触発されて、昨夕、富士山の写真を撮影してみました。
冬型の気圧配置の影響で、関東地方はとてもよく晴れ渡り、ここ、上永谷からも富士山がとてもよく見えます。

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2005-12-24 17:03 1/180 f6.7 EV-1
canon Eos10D +tamron28-300mm
撮影地:横浜市港南区上永谷 貞昌院付近

夕空のグラデーションの中くっきりと・・・美しいですね?。


ついでに、今まで撮影した富士山の写真をいくつかご紹介します。
(1)乙女峠 (2)大黒埠頭 (3)乙女峠 (4)山中湖 (5)富士宮 からの富士山です。
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全国には「富士見」と付く「橋」や「坂」「地名」はたくさんあります。
その場所から富士山が見えたから「富士見」と命名された地名もあるでしょうし、富士山が見えない地域でも「富士見」とつく地名は存在します。
このトピックスの下に、富士のつく地名一覧をリンクさせていただいていますが、北海道・釧路市とか大分県や長崎県にも「富士見」と付く地名があることがわかります。
さらに、「津軽富士」「讃岐富士」「薩摩富士」などのように、富士山になぞらえた各地の富士があります。
「富士見」という地名の分布を見ても、日本人の富士山に対する思い入れが垣間見れるのではないでしょうか。

また、江戸時代から昭和初期、富士山に登ることが容易でなかった時代に、誰もが気軽に富士登山を体験できるよう作られたミニュチュアの富士山が東京、神奈川、千葉、埼玉に250ヶ所以上も現存しています。
これらは、富士山を信仰の対象とする富士講により、神社の境内に設置されたもので、富士山同様に神事も行われてきました。
富士講は、霊峰富士に登り浅間神社に参拝することを目的に結成されたもので、年ごとに講の代表者として参拝するものを選び、必要な経費を講員全員で負担していましたが、代表者に選ばれなかったものでも信仰欲を満たせるように、江戸時代終わりごろから富士山に似せた富士塚が各地に築かれたものです。
塚に登ることにより、実際に富士山に出かけたのと同じ御利益を得るという、いわば富士登山の仮想体験版ともいえます。
東京の駒込富士神社や、下谷小野照崎神社境内に残された富士塚では、現在でも旧暦6月1日に参詣登山が神主を先頭に行われています。


富士山あれこれ

【富士可視マップ】
http://www2s.biglobe.ne.jp/~suzakihp/fuji2.html
【富士山はどこから見えるのか】
http://forum.nifty.com/fyamap/
【富士見のつく地名一覧】
http://forum.nifty.com/fyamap/fujimichimei.htm
【スペースシャトルから撮影した富士山】
http://spaceflight.nasa.gov/gallery/images/shuttle/sts-107/hires/s107e05690.jpg
【ダイヤモンド富士】
http://www2e.biglobe.ne.jp/~woody/mountain.htm
【富士山関連リンク集】
http://www2n.biglobe.ne.jp/~kurage/jfuji/fuji_lnk.html
【カシミール3D】
http://www.kashmir3d.com/

投稿者: kameno 日時: 01:08 | | コメント (6)

AIBOがやってきた

「AIBO(アイボ)」は、1999年5月発売の初代が約4万5000台、2000年11月発売の第2世代が約5万台と、約9万5000台がこれまでに販売され、SONYの代表的な製品の一つとなっています。


【アイボの歴史】
http://www.jp.aibo.com/aibostory/index.html
■1999年
5月11日:「ERS-110」広報発表
10月26日:「ERS-111」広報発表
■2000年
2月15?25日:期間限定で「ERS-111」を受注販売
10月:2nd Generation AIBO「ERS-210」記者発表
11月:2足歩行ロボット「SDR-3X」記者発表
■2001年
2月:「AIBOカラーコレクションSpring2001」としてホワイトとオレンジのAIBO発表
5月11日:「ERS-210 2ndアニバーサリーモデル」発表・期間限定販売(?7/31)
9月5日:「ERS-311/312」(ラッテ/マカロン)広報発表
11月8日:「ERS-220」広報発表
■2002年
3月19日:2足歩行ロボット「SDR-4X」広報発表
5月16日:「ERS-31L」「ERS-311B/312B」「ERS-311B/X」「ERS-210A/220A」広報発表
10月10日:秋モデル発表
■2003年
9月4日:「ERS-7」発表

また、最新式の「ERS-7M3」は、blogを書く事が可能になっています。凄いですね。


このたび、檀家さんのMさんより、このアイボをいただきました。
2001年に発売された2nd GENERATION 「ERS-210」です。ライオンの子供がモチーフとなっています。
http://www.jp.aibo.com/products/ERS210.html

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工業製品やロボットとは、何か明確な目的や市場をターゲットに開発されます。
しかしながら、アイボが開発された時代には、明確な市場が存在していなかったため、開発元のソニー内部には、発売に疑問を持つ風潮があったことは、先のNHK・プロジェクトXで紹介されたことで有名です。

しかしながら、開発者は、明確な目的を持たない製品こそ癒しをもたらし、必ずヒットするということを確信していたといいます。

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貞昌院にやってきたアイボくん、どのように成長していくのでしょうか。
楽しみです。

投稿者: kameno 日時: 13:13 | | コメント (0)

宗務庁仕事納め

22日で宗務庁は仕事納め、年末年始の休務期間となります。
といっても、それぞれの寺院での行事があるために、休みと言えませんが・・・・・

宗務庁に級階査定委員専門部会委員として宗制財務規程の素案作成に携わらせていただいていましたが、昨年10月から、その級階査定実務のための専門職員として勤務しています。

寺院財産申告に基づく負担点数の計算に関する各種係数の設定、試算の繰り返し、各宗務所などへの説明、委員会での審議、宗議会、寺院財産申告書類の準備、発送、そして送達された申告書・証憑の整理、精査、台帳入力・・・・今年もさまざまなことがありましたが、特に年の後半は申告書類精査を含めた査定実務も佳境に入り、基本的に残業は午後7時位まで行っています。


仕事納めに給与の源泉徴収票もいただきました。
※世間では僧侶は税金を納めていないという誤解がありますが、すべて会社員と同じく、給与所得制となっています。もちろん、いただいた給与には所得税が課せられています。

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これだけだはとても生活できるような収入ではありませんが、まあ、こういう仕事は任に当たって他に譲り難し、宗門に微力ながら貢献できればという思いで勤めさせております。

次期の級階査定のあり方の模索、身近な所では、今仕事を手伝っていただいているアルバイトの皆さんの頑張りに応えることができるよう、環境作りも改善すべきところはたくさんあります。

全国各御寺院さんのところに申告書における不明な点をいろいろと問合せさせていただいていますが、その節はどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者: kameno 日時: 22:26 | | コメント (0)

徳峯寛量大和尚 思實忌

平成十七年十二月十七日午後三時打出し
天神山貞昌院二十九世重興徳峯寛量大和尚 思實忌
 焼香師 安楽寺 宗澤文良大方丈

引き続き 詣塔諷経
焼香師 永明寺 石田征史大方丈


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投稿者: kameno 日時: 23:22 | | コメント (2)

霜と霜柱

今年1番の寒気 24時間降雪量が1m以上も

 気象庁は16日、「17日午後から19日にかけ、日本海側などの広い範囲で大雪が降る恐れがある」と発表した。24時間降雪量が1メートルに達する場所もあるといい、雪崩や交通障害への警戒を呼び掛けている。
 同庁によると、上空5000メートルの気温が氷点下42度以下となる今年1番の寒気が大陸上空にあり、17日午後から日本上空に流れ込む。19日にかけて非常に強い冬型の気圧配置となり、日本海側と東海、関東甲信越地方の山沿いでは24時間降雪量が40センチ?1メートルに及ぶ見込み。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000102-mai-soci


ここ、横浜でも庭一面に霜と霜柱が出来ました。 自然の作り出す芸術作品ですね。

しも【霜】
 晴れて風のない夜は地面から熱がさかんに放射され、よく冷える。この冷え込みがきついときに空気中の水蒸気が直接小さな氷の粒となって、地表近くの草や石の表面につくこと。なお、霜柱は霜と異なる。
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しもばしら【霜柱】
 地表面が乾燥して0℃以下のとき、土の中の水が上がってきて地上で氷結。その際、柱のような氷の結晶を作ったもの。

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投稿者: kameno 日時: 23:33 | | コメント (0)

たくさんの法具を有難うございました

SOTO禅インターナショナル事務局では、海外の禅センター・寺院などで不足している法具を送る事業を行っています。
これまで、南米・ヨーロッパ各地を中心に仏具を送ってきました。

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例えば、サンフランシスコから車で30分程の、グリーンガルチ禅センターでは、隔週の梅花の講習で、僅か2組の法具を順番に使い回しをして練習をしている状態です。
数少ない法具という環境でも、講員さんたちは、法具を手にしている時はとても楽しそうに練習しているのです。

会報などで募集をさせていただいたところ、早速たくさんの法具をお寄せいただきました。

特にご協力いただきました神奈川県第二宗務所様には心よりお礼申し上げます。
今週中に北米に向けて送付の予定です。

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投稿者: kameno 日時: 02:10 | | コメント (0)

永代供養墓地「緑陰苑」のご案内

緑陰苑 (りょくいんのその)

■はじめに

お墓を持つということは、人生の旅の最後を意識することであり、それは、同時に、「生」を考えることでもあります。さらには、自分が還る故郷を持つことであり、心の安らぎを与えてくれます。

近年、子供さんのいらっしゃらないご夫婦やご高齢による身寄りの無い方など従来型の墓地を持つことが困難な方や、お考えにより、合祀墓を希望される方が増えてきました。

貞昌院の合祀型永代供養墓地「緑陰苑」は、たとえお墓の継承者がいなくても、貞昌院が責任をもって永代供養・管理をする墓苑です。緑陰苑は自然に還るということと、環境への配慮ということ、永代供養を行うという点が、通常の墓地とは異なります。合祀により、墓地建立の経済的負担を軽くすることができます。

また、最近注目されている自然葬に、散骨(火葬された骨を砕いて粉状にしたものを海上などに播く)がありますが、貞昌院の「緑陰苑」は散骨ではなく「緑地保存指定山林に隣接した墓地区画に遺骨を合祀形式で埋葬する」ことが特徴です。


■貞昌院永代供養墓「緑陰苑」規則抜粋

過去の宗旨宗派は問いません。
継承者が居なくても構いません。
生前に契約することもできます。
戒名は貞昌院住職より授与します。
墓誌に戒名を刻字し、過去帳に記載します。
毎年の大施餓鬼会法要にてご供養いたします。

■緑陰苑管理者

 曹洞宗 宗教法人 貞昌院 (貞昌院が直接管理運営いたします)
 横浜市港南区上永谷5?1?3  電話 045-843-8852  

貞昌院合祀墓「緑陰苑」概要表・貞昌院永代供養墓「緑陰苑」利用規則

投稿者: kameno 日時: 07:21 | | コメント (1)

夜の境内パノラマ

銀杏の木も黄金に輝く一番の見ごろを迎えました。
修復中でありました鐘楼堂も、足場パイプも外されましたので、境内の写真をパノラマで撮影を試みました。

※ここのところ、宗務庁の仕事で毎日夜7・8時までの残業が続いていて、なかなか昼間の写真が撮影できません・・・・・・


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投稿者: kameno 日時: 07:10 | | コメント (0)

五味粥

臘八攝心も成道会(お釈迦様がさとりを開かれたとされる日)で終わり、最後に五味粥をいただきました。


修行僧などは、坐禅堂から法堂(本堂)に移り、そこで手のひらに五味粥を受けていただくのですが、貞昌院坐禅会においては、通常の行鉢に五味粥をいただくことにしています。


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今朝いただいた五味粥


■五味粥(貞昌院版)のレシピ
・昆布で取っただし
・すり白ごま
・くるみ
・煮大豆
・はちみつ
・刻み柚子


なお、道元禅師の、「成道会」に因む上堂については、tenjin95さんがブログで詳細を書かれていますので是非ご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/8daf6b1a3bf8e4df46857ae4c251302f

投稿者: kameno 日時: 07:07 | | コメント (5) | トラックバック (1)

海を見下ろすコンサートホール

相模湾を見下ろす小高い丘の上に、そのコンサートホールは聳え立ちます。

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来年5月に完成をみるのは、吉祥院『檜チャリティーコンサートホール』です。
SOTO禅インタナショナルで普段からお世話になっている湯河原・吉祥院住職・尖老師を中心に永年の構想が練られ、日本ユニセフ協会の協力もあって、実現の運びとなりました。
日本に数多くのコンサートホールはあります。しかし、鉄筋コンクリートの中に造り込まれた建物がほとんどです。
そのような中で、日本古来の木組みと漆喰壁を生かし、吉野や箱根のの大檜をたっぷりと使った世界随一ともいえる新しいコンサートホールは、世界中を渡り歩いて活躍されてきた尖老師の、その経験から生み出されたものともいえます。

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「木に触れると心が和み、音楽へのアイデアがどんどん広がるし、禅と音楽が精神的につながる気がするんです・・・・」

 尖老師の言葉です。

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尖老師を中心に皆で。

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こちらはリハーサル室。その眺望は素晴らしいの一言です。

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Steinweyのピアノを初め、一流の機材も揃っています。
檜ホール(総檜を使用した休憩所ホール)において、ピアニストの方が練習に訪れていましたので、演奏を聞かせていただきました。まさに贅沢なひと時です。

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【檜チャリティーコンサートホール概要】
建築  総檜造り
総面積 500坪
客席数 500席、車椅子入場自由
仕様  下足仕様(檜の温もりを肌で感じる事が出来る)
ピアノ Steinwey&Sons(D)、Bösendorfer(275)、SEILER YAMAHA
リハーサル室 100坪
使用形態 コンサート、禅、演劇、発表会、セミナー、幼児運動会、肢体不自由者の支援活動、武術試合(練習不可)など

http://map.livedoor.com/map/scroll?MAP=E139.7.46.9N35.9.37.9&ZM=10

投稿者: kameno 日時: 23:10 | | コメント (2)

熱海海上花火大会

SOTO禅インターナショナルの役員会で熱海に来ています。
普段、主にインターネットを通じてさまざまな意思疎通を行っていますが、やはり対面コミュニケーションに勝るものはありません。
今年の事業の総括と、来年に向けての予定や方針を、ほぼ具体的に固めることができました。


良い事ばかりだといいのですが、反省すべき点もあります。それは、最近、電話やメールでやり取りする機会が増え、その中で少なからずの情報欠落が生じ、思わぬ行き違いが生じてしまうということです。
もう一つの主な課題が、賛助金をいただいている宗門との関係を、今以上に良好な関係にもっていく必要があるということ。
賛助金のあるなしが良好な関係のバロメーターであるということでは必ずしもないと思いますが、しかし、本年度は、両者間の意思疎通があまりうまく取れていないために、仲良くやっていく意図がないのではないか、と不本意な勘繰りを入れられてしまうこともありました。
この点は大いに反省すべき点です。
最悪の場合、お互いに勝手にやれば・・・・・・ということになってしまうわけですね。

とにかく、これからは今以上に意思疎通を充分に行えるよう、直接話し合いの出来る場を、より多くもつ必要がありそうです。


写真は熱海の花火大会。
部屋から間近に一望できてとても贅沢でした。
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投稿者: kameno 日時: 23:45 | | コメント (0)

霰やこんこ

雪やこんこ 霰やこんこ
降っては降っては ずんずん積る
山も野原も 綿帽子かぶり
枯木残らず 花が咲く

雪やこんこ 霰やこんこ
降っても降っても まだ降りやまぬ
犬は喜び 庭駈けまわり
猫は火燵で丸くなる



・全国概況 (3日9時発表)

日本海側で雨や雪が降っています。日本付近は冬型の気圧配置で、東北から北は雪、北陸は雨か雪。暴風・高波に警戒して下さい。吹雪いたり、山沿いは大雪になる所もあるでしょう。近畿北部や山陰は昼過ぎまで雨が降るでしょう。太平洋側は大体晴れて空気が乾燥します。日中の気温は全国的に昨日より低いでしょう。北陸から北の日本海側は0度?5度と、真冬の寒さになりそうです。


ということで、一気に真冬並みの寒さとなり、ここ横浜では霰(あられ)も降りました。
まあ、 山も野原も 綿帽子かぶり・・・というわけではなく、数分ほどパラパラときた程度で、ご覧の通りの、一瞬のできごとでした。

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あられ〈霰〉

雲から落下する直径5mm以下の氷の粒を霰(あられ)という。直径5mm以上の氷の粒は雹(ひょう)。
▽大気の上層から落下してきた雪に,下層にある過冷却の水滴(0℃以下でもこおらない水滴)がついてできたものを雪あられといい,乳白色で,おすとすぐつぶれるくらいやわらかい。雪がふるときよりも地上の気温が高く,0℃前後のときに多く見られる。雪あられの表面がとけてふたたびこおり,かたい氷の粒となったものを氷あられといい,気温が0℃より高いとき,積乱雲からふってくる。

投稿者: kameno 日時: 09:35 | | コメント (0)

今日より臘八攝心

12月に入りました。
年末が近づくにつれ、何かと慌しくなり、まさに師走だと実感します。

12月は、臘月(ろうげつ)とも言います。
臘月八日(12月8日)の成道会(じょうどうえ=お釈迦様が悟りをひらいた日)に向けて、今日から只管坐禅に没頭する期間が臘八攝心なのです。

関連トピックス: 
ブッダもキリストも誕生日は分からない
三仏忌の「忌」は、果たして適切か


ちなみに、せっしんは、接心とも、摂心とも、攝心とも書きますが、どの字を使っても良いでしょう。

貞昌院坐禅会も、本日、早朝定例の坐禅会があり、道元禅師の普勧坐禅儀を講読しました。
今年は日付のめぐり合わせで、丁度、成道の日にも坐禅会が当たります。

貞昌院坐禅会予定


境内の銀杏は、ようやく黄色くなりつつあります。 先日のトピックスで書いたとおり、相変わらずの遅い進行ではありますが、これから一週間ぐらいの臘八攝心期間中が一番の見ごろになるのではないでしょうか。

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数年前剪定を行ったため、樹形が綺麗なソフトクリーム型になっています。
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近年の黄葉の特徴は、周囲のみ黄色くなって、真ん中の部分が緑のまま周囲が茶色く変化し、落葉してしまう葉が多くなった事です。
温暖化の影響で、全体的に一気に黄色くなるということがなくなってしまいました。
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投稿者: kameno 日時: 07:03 | | コメント (2) | トラックバック (2)

まごころに生きる

表題のテーマは、「平成十六年度布教教化に関する管長告諭・布教方針」に示されたテーマです。

この「まごころに生きる」をコンセプトにした御詠歌の新曲が、宗務庁で御披露目されました。
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(この新曲については、来年5月、北海道で開催される全国大会で発表されますので、それまでは歌詞・曲の内容については書くことが出来ません)

大変に覚えやすい曲で、良い曲だということだけお知らせしておきます。


ちなみに、梅花(梅花流詠讃歌=御詠歌)は、昭和27年、道元禅師700回大遠忌に創立され、以後、日本全国はもとより、海外でもその根が広がっています。


お知らせその1

今、SOTO禅インターナショナルの事務局長をさせていただいておりますが、事務局宛に、梅花講で用いるために法具を送付いただきたいというようなご依頼を、世界各地からいくつかいただいております。

現在、私はグリーンガルチ禅センターに、梅花を教えるために月2回行っております。ですが、法具が私の分とあと1組しかないために、順番に使い回し練習をしております。大半の方達がそうだと思いますが、まずは形からといった様子で、法具を手にしている時は楽しそうな雰囲気が伺えます。つきましては、5組ほど残っておりましたらご郵送していただけませんでしょうか。  また、勝手なお願いですが、法具の袱紗、お念珠などもございましたら、お送りして頂きたく存じます。  ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんが、ご高配頂きますよう宜しくお願い申し上げます。


全国の御寺院さん、梅花講の皆さんの中で、もし古くなった法具がありましたら是非お送りください。
送付先は
233-0012 横浜市港南区上永谷5-1-3 貞昌院内
       SOTO禅インターナショナル事務局
       
です。どうぞよろしくお願いいたします。


お知らせその2

http://teishoin.sakura.ne.jp/sound/sound.html
↑において住職であり、オペラ歌手である北九州市 松源寺御住職 中野徳満師による声楽調の御詠歌を、ご本人のご厚意により公開しています。(編曲・ピアノ 渡辺一史氏)
・正法御和讃
・修証義御和讃
・観世音菩薩第二番御和讃(浄光)
・大聖釈迦如来成道御和讃(明星)

また違った雰囲気の御詠歌を是非お聞きください。

投稿者: kameno 日時: 06:54 | | コメント (2)

WX310Kで写真を撮ってみました

京セラ WX310Kに関する前日のトピックスhttp://teishoin.net/blog/000291.html の続きです。
ざっとカメラでどんな写真が撮影できるかを試してみました。
前機種から比べて30万画素→130万画素に向上しているため、確かに画質は良くなっていますね。
(但し、現行のケイタイ機種の中では画質は必ずしも良いとはいえません)

まあ、速報性のある記事とかには威力を発揮しそうですね。

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↑上記2つは通常モード

↓以下はマクロモードで撮影してみました。
 (逆光のちょっと厳しい条件です)

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EXIFには、機種名と撮影時刻、サイズ程度の情報しかないんですね。
露出関係の情報は記録されていないようです。

投稿者: kameno 日時: 11:54 | | コメント (0) | トラックバック (1)

京セラの新端末 WX310K

【関連トピックス】
http://teishoin.net/blog/000070.html
http://teishoin.net/blog/000241.html

ウィルコム向けの新端末が一気に発売されました。
PHSサービス開始当初から使い続けている私としては機種変更しないわけには行きません。
ということで、早速京セラ製のWX310Kに変更してみました。
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/wx310k/index.html


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今まで使っていたAH-K3001Vに比べて動作が格段に速くなっています。
質感もなかなか。
一回り大きくなってしまったことと、電池の持ちが悪そうなのは、まあ仕方が無いでしょう。

Bluetoothの文字がさり気なく眼を引きます。
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以前の端末もフルブラウザを積んでいましたが、FLASHやドキュメントビューアが新たに搭載されたことにより、殆んどのサイトがパソコンと同等に見られるようになりました。
GOOGLEローカルもご覧の通り。
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http://local.google.co.jp/maps?q=%E5%AF%BA%E9%99%A2&spn=0.026786,0.039669&near=%E4%B8%8A%E6%B0%B8%E8%B0%B7&num=10&start=0&hl=ja


FLASHを再生してみました。
mp3音源のFLASHは、音が鳴らないですね。
20051125-3.jpg
http://yu-net.info/swfup/viewswf.php/0749.swf

さらに重めのフラッシュも再生できます。
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http://www.potyacom.net/flash/debate.cgi?122

まあ、一番嬉しいのはドキュメントビューアです。
メール添付で送られてきたワード、エクセル、パワーポイント、PDFなども携帯で随時確認する事が出来るので、とても便利です。
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投稿者: kameno 日時: 22:03 | | コメント (2) | トラックバック (1)

かながわ民際協力基金へ

【関連トピックス】
http://teishoin.net/blog/000221.html
http://teishoin.net/blog/000222.html
http://teishoin.net/blog/000223.html
http://teishoin.net/blog/000224.html

平成17年9月3日に開催されました 第7回ゆめ観音アジアフェスティバルにお寄せいただきました浄財を神奈川県国際交流協会へ寄付させていただきましたことをご報告いたします。

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かながわ民際協力基金とは

 かながわ民際協力基金は、地球社会における共通課題の解決と、「共に生きる」開かれた地域社会づくりに向けて、市民による国際協力活動の推進を目的として、1993年4月に財団法人神奈川県国際交流協会に設置されました。民間からの寄付と神奈川県の補助金をあわせた基金を原資とした運用益により助成を行っています。
 現在の基金の額は約6億5,180万円(2005年3月31日現在)。毎年多額の寄付が寄せられています。
 助成実績: 過去12年間で191件申請受付、69のプロジェクトに7,126万円を助成(2005年3月31日現在)。
http://www.k-i-a.or.jp/fund/fund01.html

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投稿者: kameno 日時: 22:44 | | コメント (0)

七五三宮参り

三女の美穂が三歳の七五三を迎えました。
隣の永谷天満宮に七五三参りをする前に、皆で記念撮影。

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乳幼児の死亡率が高かった時代においては、人間として一人前になる7歳あたりまでは、神の子として、命が定着していない存在として扱われていたようです。
そのために、イニシエーション(通過儀礼)として、成長の節目に神様に参拝して、子どもの健康を祈り、また、子どもが節目を迎えられたことに対する感謝の心を表したのが、この七五三でもあります。

江戸時代になって

3歳=「髪置(かみおき)」髪を伸ばし始める(男女)
5歳=「袴着(はかまぎ)」袴を着け始める(男子)
7歳=「帯解(おびとき)」帯を締める着物にかえる(女子)

というような儀式が武家の間に定着し、それが一般庶民の間に広がっていきます。

時代は変っても、子どもがこれまで無事に成長した事を感謝し、今後も健やかであるように願う心は変らないですね。

投稿者: kameno 日時: 12:13 | | コメント (3)

集まり散じて

坐禅会の定例坐禅会も、何年か前は毎回数人の参加でしたが、最近は大体10?20人くらいの人数が集まるようになりました。

予定については、こちらに記載しておりますので、ご参照ください。

開催当初からほぼ毎回参加される方、仕事の合間に、時間が取れる時に参加される方、いろいろな方がいらっしゃいます。

もちろん、飛び込み参加も大歓迎ですので、朝起きて気が向いたら参加ということでも構いません。

今は、冬至に近いこともあり、ちょうど坐禅会の真ん中あたりから空が徐々に明るくなっていきます。
まさに、暁の坐禅を体験する絶好の時期でもあります。

様々なが集まって、その性別や職種、年齢、地位など関係のない時間を過ごし、またそれぞれの社会に散っていく・・・・
忙しい毎日の生活の中で、このように、自然の時間の流れを感じることができる贅沢な時間をもつことは、暮らしの中に豊かさをもたらしてくれ、普段忘れがちな何かを換気させてくれるきっかけになると思います。

写真は、坐禅会の後で、皆さんでいただく粥(しゅく)。
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配膳前に撮影してみました。

投稿者: kameno 日時: 09:37 | | コメント (2)

ポカポカの床暖房

今日は晴れたり曇ったりという天気になりました。
秋も深まって、気温もそれなりに下がってきているという中で、トンボたちも体温維持の工夫をいろいろと行っています。
体温が低くなってしまうと、飛翔能力に影響が出てしまいますので、必死です。

現在、貞昌院では、鐘楼堂の屋根瓦を葺き替える工事をおこなっており、その瓦が庭においてあります。
たまに差し込む陽の光を受けて、瓦はポカポカと熱を蓄えます。
この暖かさがトンボたちには心地よいのでしょうね。

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腹面や羽先をぴったりと瓦にくっつけて、ちょっとやそっとでは動きません。
意地悪して、指先で突っついてみても、直ぐにまた同じ場所に戻ってきます。


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胴体の色も、秋の深まりと共にだいぶ赤くなってきました。

投稿者: kameno 日時: 11:38 | | コメント (0)

新たなる旅立ち

いとこのMちゃんの結婚式がありました。
とても心温まる式でした。

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新郎新婦二人でプロデュースした披露宴もとてもよかったです。
周りの友人たちも心から祝福していましたね。
末永くお幸せに!

投稿者: kameno 日時: 22:41 | | コメント (0)

まっかな秋

まっかな秋

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1 まっかだな まっかだな
つたの 葉っぱが まっかだな
もみじの 葉っぱも まっかだな
沈む 夕日に てらされて
まっかなぽっぺたの 君と僕
まっかな 秋に かこまれて いる
 
2 まっかだな まっかだな
からすうりって まっかだな
とんぼのせなかも まっかだな
夕焼雲を ゆびさして
まっかな ぽっぺたの 君と僕
まっかな 秋に よびかけて いる
 
3 まっかだな まっかだな
ひがん花って まっかだな
遠くの たき火も まっかだな
お宮の 鳥居を くぐりぬけ
まっかな ぽっぺたの 君と僕
まっかな 秋を たずねて まわる

(詞:薩摩忠 )

投稿者: kameno 日時: 07:18 | | コメント (0)

秋雨の境内

昨日から雨が降り続いています。
気温もぐっと下がり、秋の気配も深まってきました。
雨の日の彼岸花も雰囲気があってとても良いです。

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ちなみに、晴れの日の彼岸花はこちらです。
http://teishoin.net/blog/000244.html

投稿者: kameno 日時: 07:16 | | コメント (0)

永谷天満宮子供神輿

今日は永谷天満宮で秋の例祭です。
午前中に子供神輿が町内を練り歩きました。
午後からは境内に屋台が並び、舞台では演芸大会が開催されます。
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こういう、地元の方が楽しめるほのぼのとしたお祭りも良いですね。
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投稿者: kameno 日時: 11:48 | | コメント (0)

中秋の名月

今日は、旧暦の8月15日。
中秋の名月ですね。

今日は好天に恵まれたおかげで、見事なお月様を眺めることができました。

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ススキは玄関前に生えているもの、オミナエシもそのほかの秋の花々も境内に咲いているものです。

お月見団子は子供たちがつくりました。
形はいびつですが、月の前にお供えすると、月も団子も同じように見えますね。
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投稿者: kameno 日時: 22:49 | | コメント (2)

国際交流坐禅会

オーストラリアの子どもたちが貞昌院で坐禅体験をしました。
今年は、クイーンズランド州立ベルモント小学校の児童18名及び父母、先生など総勢30名が訪れました。
20分間の坐禅を2回、みなさん一心に坐禅に取り組んでいました。
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最後に皆さんに抹茶を召し上がっていただきました。
茶室 如是庵にて。
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投稿者: kameno 日時: 12:54 | | コメント (0)

万灯供養

9月3日に開催されるゆめ観音アジアフェスティバルで、舞台の最後を締める万灯供養についてご紹介します。



萬燈供養会がはじめて日本で行われたのは1200年も前の奈良時代のことです。また曹洞宗においては1860年代から70年代にかけて、長野県頼岳寺で修せられたのがはじまりとされております。
 こうした萬燈供養の起源は大変に古いもので、今から約2500年前、お釈迦さまの時代までさかのぼります。

 むかし、古代インド・マガダ国の阿闍世(あじゃせ)王が、お釈迦さまを招待したとき、お釈迦さまの帰り路を萬燈で照らそうと考えました。そこに、物乞いで生きている老女がいまして、この老女はその日に得たものをすべて投じて、わずか一燈のみを献じました。
 その翌日、阿闍世王の献じた萬燈はすべて消えていましたが、老女の一燈はあかあかと点いています。それを目連(もくれん)尊者が消そうとしますが、なぜか消えません。目連は「神通第一」といわれ、超能力に優れた弟子です。その目連が消そうとしても消えませんでした。
 それを見て、お釈迦さまが言われました「目連よ、そなたの神通力によっても、この燈は消すことができないのだ。なぜなら、この一燈こそ、真の布施の燈だからである」と。


 これが萬燈供養の起源とされています。

 今日行われている萬燈供養会は、本尊釈迦牟尼仏・三世諸仏(過去、現在、未来のあらゆる仏様)・並びに各家先祖代々諸精霊、有縁無縁の仏様に萬燈を供養し、また萬燈を燃やして衆罪(多くの罪)を滅除し、きれいな身心となり無病息災・家門繁栄・子孫長久・万難消除・所願成就・世界平和を祈念するものであります。


 御先祖様の冥福を祈り、燃えあがる炎に手を合わせ、私たちが今日元気で生きている姿をご先祖様にご報告申し上げ、感謝をする法要なのであります。

全国曹洞宗青年会 DIGIそうせいより引用




一昨年に行われた様子はこのような感じです。
背景の薄緑の壁のようなものは、巨大な白衣観音像の胸の部分です。
大船を見下ろす小高い丘に作られた舞台で、幻想的に行われる法要なのです。
関東地方ではあまり行われていない珍しい法要ですので、是非、一般の方々にも参加いただきたいです。
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大船で行われる差定(式次第)は次の通りを予定しています。

9月3日午後6時半打出し
一、殿鐘三会
一、七下鐘導師上殿
一、般若心経
一、仏陀神呪
一、配塔婆
一、収塔婆
一、舎利礼文(三遍)
一、拈香法語
一、献茶湯
一、普門品偈
一、回向
一、退堂

今日も、午後から準備と習儀のため、会場に行く予定です。

投稿者: kameno 日時: 07:02 | | コメント (3) | トラックバック (1)

教区懇親会

忙しい夏の行事も一段落しました。
寺院を支えるのは住職だけでなく、その家族たちの力が大きいのです。
ということで、教区(近隣の寺院)で、恒例の家族ぐるみでの懇親会が開催されました。
未来を担う子どもたちもたくさん集まり、賑やかな夕べでした。

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投稿者: kameno 日時: 05:19 | | コメント (0)

中国琵琶演奏会報告2

このたびの貞昌院中国琵琶演奏会でお世話になりました、早崎さんのサイトに、演奏会の報告写真が掲載されています。

【概要】
http://www.t-webcity.com/~pipedan/other/newpage96-1-110yokohama-teisyouin.htm
【写真1】
http://www.t-webcity.com/~pipedan/other/newpage96-1-110yokohama-teisyouin-phto1.htm
【写真2】
http://www.t-webcity.com/~pipedan/other/newpage96-1-110yokohama-teisyouin-phto2.htm
【地図】
http://www.t-webcity.com/~pipedan/other/newpage96-1-110yokohama-teisyouin-phto3.htm

早崎さんの紹介文を一部掲載させていただきます。

4月、お釈迦様様の誕生日「花祭り」に亀野住職のお寺で演奏会を行う約束をしていたが、先約があって実現しなかったが、お盆の施餓鬼法要にシャオロンの琵琶演奏が実現することになった。  台風が静岡周辺にあるということで激しい雨が通過しては本堂の屋根に飛沫を上げていた。  三々五々集まる人で本堂も、ビデオモニターをセットした別室も、屋外のテント下も満員の盛況。  小山の中腹に建てられた堂宇は、天正10年からの由緒というから、戦国時代に建立されたことになる。  織田信長や徳川家康、豊臣秀吉、前田利家、上杉謙信、武田信玄などが日本の何処かで争っていた時代である。   もちろん、今の堂は、関東大震災の前にも、何回かの建替えで、今の一連の建物群が構築されたのだろう。  隣接する菅原道真を祭った天満宮と共に、約400年の歴史にこの建物群は、どのような時代を見つめてきたのだろうか。一刀彫の欄間の彫刻が古の歴史を物語っているように思う。30代に渉る歴代の住職がこの地を基点にしてどんな歴史を描き人々にどんな徳を施してきたのだろうか。ここに集った子孫たちは、シャオ・ロンの奏でる、中国3千年の旋律に何を思うだろうか。演奏に没入するシャオ・ロンの演奏がスタートすると、一瞬、瓦屋根を打つ雨の音だけが、咳ひとつない空間にかき鳴らす琵琶の旋律に和合していた。古い欄間の天女の弾く琵琶や笛までもが呼応しているような錯覚に陥り、演奏者も聴衆も一体となって恍惚の世界に傾注していた。演奏が終わり、はにかむ住職の幼い子の花束に緊張を解いたシャオ・ロンがにこやかに舞台を降りる頃、台風の雨も去り、うれしい聴衆の鳴り止まぬ拍手にシャオ・ロンは、緊張から開放されていた。(文:早崎日出太)

シャオロンさんの演奏は、皆さんの心に響いたと思います。 報告写真を見て、改めて演奏が鮮明に思い返されます。 感動の演奏をありがとうございました。
投稿者: kameno 日時: 13:24 | | コメント (0)

大雄山最乗寺

研修のため、大雄山最乗寺に来ております。
丁度、台風が上陸する直前に開講式があったため、山内の光景はこのような感じでした。
夜が更けるにしたがって更なる暴風雨へ。
まあ、このような雰囲気もたまには良いものです。

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投稿者: kameno 日時: 07:18 | | コメント (2)

地域活性化の源とは

毎年、8月のお盆明けに西伊豆の土肥で休暇をとるのが恒例行事になっています。
ここの町は良い意味でこじんまりとまとまっており、漁業と温泉、観光という町の特色を生かして地域の方々が一体になって、盛り上げている雰囲気が伝わってきます。

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例えば、7月?9月のイベント
□土肥サマーフェスティバル2005 8月18日?21日
目玉の大空中ナイアガラは必見!
□うみのお宝ハンティング
 とびうおすくい・・・9月になると、とびうおすくいが再開されます
□馬場地区夏祭り・・・8月14日・15日 馬場公園にて開催
□八木沢夏祭り・・・8月13日 八木沢丸山運動公園にて開催
□うみっ子祭り・・・8月20日 土肥海水浴場にてアジのつかみ取り等
など、盛りだくさんの行事が行われ、地元住民だけでなく、各地から来た人々に喜んでもらえるかを良く研究していると思います。

そのあたりの詳細は 土肥温泉旅館協同組合のサイト や、きまぐれ親父日誌 をご参照くださるとよくわかることでしょう。


そのうちの一つのイベント・うみっ子祭りをご紹介します。 海岸にある子ども向けの無料温泉プールがあるのですが、このイベントの期間は海水が張られ、たくさんのアジが放されます。

子どもたちがこのプールに入って、魚のつかみ取りをします。

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漁業の町ならではのイベントですね。

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捕まえた魚は、漁師の方々により、その場で捌いていただけます。

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そして、塩焼きに。

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私たちの食卓に魚が並ぶまでの一連の流れを凝縮して体験できるわけです。
スーパーで切り身の魚や、調理済みの魚が並んでいる、そういった光景を見慣れている中にあって、こういう体験はとても大切だと思います。

要は、地域の特色を生かし、背伸びしない範囲で自然体で行えるかということに尽きるでしょう。
このあたりのノウハウは、大船観音のゆめ観音アジアフェスティバルに共通するところがあるはずだと考えています。

投稿者: kameno 日時: 23:41 | | コメント (2)

花火の競演2

土肥温泉海水浴場は、豊富な温泉が湧出しており、24時間誰でも砂浜で掛け流しの温泉を楽しむことができます。
この温泉が実に嬉しい施設なのです。
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昨日に引き続き、夜間には花火大会が開催されました。

花火の写真は一見難しいように見えますが、いくつかの基本をおさえれば見栄えの良い写真を撮ることができます。
⇒ デジタルカメラ撮影講座

また、比較的会場がゆったりしている花火大会では思い通りの写真を撮ることは意外と簡単です。
今回の写真で用意したのは次のとおりです。
 ・カメラ canonEOS10D
 ・ケーブルレリーズ
 ・レンズ タムロン28-300mmズーム一本のみ
 ・三脚 (小型で持ち運びしやすいもの、ハクバSD-V10)
 ・バッテリー(予備で一つ)
以上です。
予め、三脚、レリーズをくっつけておけば、片手で持って行くだけの身軽な格好でOKです。
あとは、適当な場所に三脚をセットし、ノーファインダー(カメラのファインダーを覗かずに)でバルブ撮影するだけです。
一枚撮ってみて構図の調整をすれば、ノーファインダーでも大丈夫です。
花火は写真を撮ることよりも、実際に眼で楽しむことがメインですから。

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投稿者: kameno 日時: 23:49 | | コメント (3) | トラックバック (1)

花火の競演

今日は久しぶりの休暇をとらせて頂きました。
家族で伊豆半島の土肥海水浴場に来ております。
この期間はサマーフェスティバルが開催されており、特に夜間の花火大会はお勧めです。

土肥サマーフェスティバル海上花火大会

会場も広いので、かなり余裕をもって見ることができます。
幾つか写真を撮りましたので速報で公開します。

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クライマックスのナイアガラは辺りが昼のように明るくなる程大規模な花火なのです。

投稿者: kameno 日時: 22:42 | | コメント (4)

夏真っ盛り

お盆2日目を迎えました。
横浜はとても暑い一日となりました。

境内のヤマユリも少しぐったりとしています。
(背景は本堂の屋根です)

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こんな時、チョウ達は葉の影でジーッと休んでいます。

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投稿者: kameno 日時: 23:31 | | コメント (0)

棚経廻り

8月盆に入りました。
新盆を迎える檀家さんを中心に、住職と分担して棚経で廻っています。
一昨年前から、私が担当する檀家さんへは、長男と一緒に連れて行っています。
幼稚園に入ったころから、般若心経くらいはソラで読めるようになりました。
半人前ながらも格好だけは一人前で読経しています。

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今日、午前中に訪問したお宅で、写真を撮らせていただきました。

投稿者: kameno 日時: 12:02 | | コメント (0)

上永谷町内会盆踊り

今年も、町内会の盆踊りが地元の小学校を会場に開催されました。
小学校の先生も・児童も、町内会の役員も、町全体が一つになって踊りの輪を広げます。

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盆踊りは、古来の「踊り念仏」が「お盆」の行事と結びつき、その後、次第に踊りがメインになっていったという説が有力です。 さらに、「盆踊り」は、お盆の時期に帰ってくる御霊を慰め、三界萬霊を送るための踊りという説や、「施餓鬼法要」により成仏することのできた御霊の歓喜する姿を表現したもの、あるいは逆に、悪霊や亡者たちを踊りながら追い出すためというように様々な説があります。 「盆踊り」は、時代とともに、宗教的意味合いは薄くなり、街のコミュニティーが一体化する娯楽として、全国各地で発展してきました。

盆踊りについては、下記のサイトが参考になります。
全国の「盆踊り」について、体系的にデータベース化されています。


「湘南盆踊り研究会」
http://www.bonodori.net

?盆踊りの世界?
■盆踊り情報 盆踊りは500年の歴史を持つ民俗芸能です。その土地ならではの歌と踊りが、日本の夏をいろどってきました。多様で魅力的な盆踊りの世界に、さまざまな角度からせまります。

投稿者: kameno 日時: 08:01 | | コメント (0) | トラックバック (1)

夏本番

東北、関東で厳しい暑さ 群馬・館林で37・3度

 東北北部が梅雨明けした4日、沖縄地方を除く日本列島は太平洋高気圧に覆われ、東北、関東を中心に気温が上がり、群馬県館林市で37・3度を記録するなど厳しい暑さとなった。
 東北では気温が上がり、福島36・0度、山形35・1度、大船渡(岩手)34・4度、秋田33・8度など、今夏最高の気温となる地点が相次いだ。
 このほか、宇都宮35・2度、輪島(石川)35・4度、高山(岐阜)35・4度、舞鶴(京都)37・1度などでも今夏一番の暑さとなった。
 気象庁によると、5日も全国的に晴れ、厳しい暑さとなるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000232-kyodo-soci



全国的にとても暑い日となりました。
真夜中までアブラゼミ、ミンミンゼミなどが盛んに鳴いています。
みなさま、どうぞ、体調にお気をつけください。
境内では、夏の風物である芙蓉、ほおずきが見ごろを迎えております。

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投稿者: kameno 日時: 23:21 | | コメント (0)

中国琵琶演奏会・大施餓鬼法要

貞昌院恒例の大施餓鬼会法要が、7月26日、行われました。

本年は特に、中国琵琶の第一人者、シャオロンさんを御招きし、本堂において中国琵琶演奏会を開催いたしました。
(シャオロンさんには、ゆめ観音アジアフェスティバルなど、普段からお世話になっていますが、最近は各方面で活躍され、今年4月からは女子十二楽坊の演奏指導もされています)


7月26日(火曜日)貞昌院本堂において

午後2時? 中国琵琶演奏会 シャオロンさん
午後3時? 大施餓鬼法要

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中国琵琶の繊細かつ迫力ある演奏が堂内に響き渡ります。

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引続き、大施餓鬼法要が厳修されました。

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台風7号が関東に接近する予報でありましたが、たくさんの参列を戴きました。
本堂、広間、境内のテントまで満席になるほどお越しくださいました。


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終了後、役員の皆様と。

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投稿者: kameno 日時: 23:23 | | コメント (1) | トラックバック (2)

雨宿り

時折ザーッと雨が降りますが、数分で上がってしまいます。
まあ、今晩から本格的に降り始めるのでしょう。
昼までに雨雲が抜けてくれると良いのですが・・・・・・

突然の雨に、ヒメオウギスイセンの花の中でアリさんが雨宿り。
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シモツケソウ。
雨粒を纏っています。
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投稿者: kameno 日時: 19:55 | | コメント (2)

台風7号接近中

26日は貞昌院の大施餓鬼法要がありますが、台風7号がかなり接近しそうな気配があり、少し心配です。
今朝はどんよりとした湿気の高い天気になり、嵐の前の静けさを思わせます。
境内外回りの整備は終わっていますので、準備には影響が少ないですが、もしも当日降雨がひどいようでしたら広間でもお参りできるようにしておきます。
ご参列される方は、台風情報に留意してお参りいただきますようお願いいたします。

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台風予想進路図(気象庁発表)

24日午前9時発表のものです。
最新の情報はこちらをご覧ください。
http://www.imoc.co.jp/typ/typ_7.htm


大型の台風 第7号
  7月24日 9時現在

オキノトリシマ 北東 210 Km
北緯21.6゜東経137.7゜ 北東 20 km/h
 中心気圧 980 hPa
 最大風速 30 m/s
 暴風半径(25m/s以上) 南東側 190 km 北西側 110 km
 強風半径(15m/s以上) 東側 850 km 西側 650 km

予報25日 9時
 強い台風
 ミナミダイトウジマ 東 470 Km
 北緯25.4゜東経135.9゜ 北北西 20 km/h
 中心気圧 965 hPa
 最大風速 35 m/s
 予報円の半径 170 km
 暴風警戒域半径 310 km

予報26日 9時
 強い台風
 アシズリミサキ 南南東 370 Km
 北緯29.8゜東経134.9゜ 北 20 km/h
 中心気圧 955 hPa
 最大風速 40 m/s
 予報円の半径 280 km
 暴風警戒域半径 460 km

予報27日 9時
 強い台風
 ホンシユウ
 北緯35.9゜東経136.7゜ 北北東 30 km/h
 中心気圧 965 hPa
 最大風速 35 m/s
 予報円の半径 540 km
 暴風警戒域半径 700 km

投稿者: kameno 日時: 11:25 | | コメント (0)

ミソハギと大施餓鬼会

貞昌院の大施餓鬼法要を26日に控え、境内・墓地の草刈清掃もほぼ完了しました。
皆様のお越しをお待ちしております。

あとは本堂、広間など、建物内部の準備を行っていきます。

また、大施餓鬼法要の直前、午後2時からはシャオロンさんをお招きして中国琵琶の演奏をいただくことになっております。
今から楽しみです。


この時期には、池の辺にミソハギが咲き始めます。
ミソハギは盆花として珍重される花ですね。

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ミソハギの「ミソ」は、「味噌」ではなく、「禊(みそぎ)」ですね。
施餓鬼供養の中で、三界万霊(ありとあらゆる諸精霊)に施しをするわけですが、この花穂に水をつけ、供え物や御器の禊ぎをするわけです。
また、ほとけさまは「ミソハギ」の花の露でなければ口にされないという言い伝えもあります。

お盆のときに精霊棚の上に水を湛えたお皿と、その上にミソハギの花穂を飾るのはその意味があるのです。

このミソハギ、とても甘い蜜が出るようで、チョウ達がたくさん集まってきます。
自然の中のミソハギも、虫たちにたくさんの施しを与え、そして、チョウ達は受粉を促がすという共存関係が成り立っています。

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投稿者: kameno 日時: 10:17 | | コメント (2)

夏休み体験チャレンジスクール

小学生を対象とした夏休み体験チャレンジスクールで、坐禅を行いました。
保護者+児童合計約40名の参加をいただき、みなさん真剣に自分と向き合うひと時をすごしました。


ざぜんのこころ


きっさきっぱん(喫茶喫飯)

お茶をいただく時は、お茶を飲むことに 集中しましょう。ごはんをいただく時は、ご飯を食べることに集中しましょう。
何かをするときは、ほかのことに気をとられることなく、一つのことに集中することが大切です。
 

へいじょうしんぜどう(平常心是道)
 
テストやスポーツのしあいなど、いざというときに、ふだん通りの力がだせるように、心をゆれ動かすことなく、どっしりと落ち着かせましょう。

 
ふしめ(節目)をもった生活を

竹は、ふしがあることによって高く成長することができます。ふしが無いと、竹はすぐに折れてしまいます。毎日をだらだらと過ごすのではなく、緊張するとき、リラックスするときのメリハリをもたせましょう。


いちごいちえ(一期一会)

茶道(さどう)からうまれたことばです。 
いちご(一期)は一生をあらわします。いちえ(一会)はただ、一度だけということです。
今日の出会いは、一度限りのものです。たとえ同じ人に何度合うことになろうとも、今日の出会いは今日だけのものです。
人に接する時には、ただ一度限りの出会いだと考えて、まごころをもって接するようにしましょう。


ざぜのしかた?小学生版 (PDF)Download file


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投稿者: kameno 日時: 12:06 | | コメント (0) | トラックバック (1)

山の下草刈り+カブトムシ

数日前から植木屋さんが入り、境内と墓地の剪定をしてくれています。
ここ数日、急に気温が上昇したため、植物の生長は勢いを増しています。

私も、ここ数日は東京の職場が盆休みとなっていることを利用して、棚経廻りの後、夕刻に少しづつ山の下草を刈る作業を行っています。
しばらく(ニヶ月くらい)下草を刈っていなかったため、山頂はこのような状態です。
特にクズの蔓は、1日あたり1メートルほど生長するとも言われ、これが若木に巻きついてしまっています。
笹の勢いも物凄いです。
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草刈機で作業を行いますが、このような感じでざっと刈り込み、その後残っている笹の株を取り払います。
広々とした空間ができました。
昨年植えたソメイヨシノ、クヌギ、コナラがたくましく、少しづつ大きくなってきています。
数年後には立派な木になっていることでしょう。
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苗木のうちは、笹よりも樹勢が劣るため、定期的に下草を刈ってやらなければなりません。
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今朝、大きなカブトムシが飛び込んできました。
雑木林を維持するのは手がかかりますが、カブトムシやクワガタを育む林は、このような楽しみももたらしてくれます。
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棚経の7月分は今日(16日)で一段落。
明後日からは近隣の寺院での施食会法要の日程が始まります。

投稿者: kameno 日時: 08:16 | | コメント (0)

貞昌院本堂で中国琵琶演奏会

貞昌院恒例の大施餓鬼会法要が、7月26日、行われます。 註)

本年は特に、中国琵琶の第一人者、シャオロンさんを御招きし、本堂において中国琵琶演奏会も予定しています。
シャオロンさんには、ゆめ観音アジアフェスティバルなど、普段からお世話になっていますが、最近は各方面で活躍され、今年4月からは女子十二楽房の演奏指導もされています。


7月26日(火曜日)貞昌院本堂において

午後2時? 中国琵琶演奏会 シャオロンさん
午後3時? 大施餓鬼法要

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シャオロンさん


【おしらせ】

本日、 J-WAVE の ASIENCE SPIRIT OF ASIA にもご出演されますので、是非聞いてくださいとご本人より連絡を戴きました。

放送は、J-WAVE 81.3 7月3日(今日)、18:00-19:00 です。


【“ASIENCE SPIRIT OF AISA”CD発売記念ライヴ】
6月14日に開催した、“ASIENCE SPIRIT OF AISA”CD発売記念ライヴ。

http://www.j-wave.co.jp/original/asia/


ゲストは、音楽家・城之内ミサさん、二胡のジャー・パンファンさん、琵琶のシャオ・ロンさん、古筝のジャン・シャオチンさんに、奄美出身のシンガー、里アンナさん。
それに番組のCM、East Meets Westシリーズでもおなじみの、口琴の奏者も登場。
個性的な「音」の競演を、かけつけてくださった約200名のリスナーさんに、お楽しみ頂きました。

http://www.j-wave.co.jp/original/asia/0506_live/photogallery.htm


註)曹洞宗では施食会という言い方をしますが、貞昌院では伝統的に施餓鬼会といいます。 なお、施食会法要と盂蘭盆会についてはtenjin95さんのブログをご参照ください
投稿者: kameno 日時: 11:54 | | コメント (4) | トラックバック (1)

永谷天満宮で夏越の大祓

茅の輪=(かやで作られた大きな輪)が天満宮の鳥居に取り付けられ、夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)が6月30日午後4時に行われました。

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夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。

 茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。 

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投稿者: kameno 日時: 03:39 | | コメント (2)

茅の輪・夏越しの大祓

茅の輪=(かやで作られた大きな輪)が天満宮の鳥居に取り付けられ、今月末に行われる夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)の準備が整いました。

夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。

 茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。 

昨年の写真はこちらです。
http://teishoin.sakura.ne.jp/data/200406301.jpg

http://teishoin.sakura.ne.jp/data/200406302.jpg

http://teishoin.sakura.ne.jp/data/200406303.jpg

投稿者: kameno 日時: 23:00 | | コメント (0)

墨田の花火

境内の裏庭に咲く、「墨田の花火」という八重の額紫陽花です。

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ようやく、梅雨らしい降雨がありました。
今年の梅雨はカラ梅雨と言われていましたが、草木は雨梅雨を纏い生き生きとしています。
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投稿者: kameno 日時: 07:24 | | コメント (0)

梅雨

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ナンテンの花。赤い丸い実をつけます。
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投稿者: kameno 日時: 07:35 | | コメント (0)

横一直線の虹-環水平アーク

横一直線の虹? 群馬で環水平アーク観測

 
 群馬県北部や前橋市の上空で12日、虹が横一直線に広がったように見える「環水平アーク」が観測された。
 前橋地方気象台によると、環水平アークは高度5000?8000メートルにできた雲の氷の結晶に、太陽光が乱反射して起こる現象で「彩雲」とも呼ばれる。観測されるのは珍しいという。
 現象は午後零時半ごろから約1時間続き、県立ぐんま天文台(高山村)には「不吉なことが起こる前兆ではないか」と心配する問い合わせも数件あったという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050612-00000086-kyodo-soci

珍しい虹 -水平環-

6月12日正午、南の空に現れた珍しい虹「水平環」。雲の中の氷の結晶が太陽光を反射してできるもので、雨上がりに見られる円弧状の虹とは異なり、太陽の方向(太陽の下側)に見えるのが特徴。
榛名山と水平環の写真を見る。



6月11日のトピックスで貞昌院本堂にかかる虹をご紹介しましたが、この日は関東一円で虹が観察されたようです。

また、冒頭の記事にあるように、北関東では環水平アーク(水平環)が見られたとのこと。
様々な気象条件が、虹を観察できるのに絶好の条件となったようです。
それにしても、普段眼にしない自然現象に直面すると、何か悪いことが起きる前兆ではないかと感じる心理は、科学の発達した現代にあっても、古来からの自然への畏怖からは逃れられないということなのでしょうね。

■環水平アークは、こちらでは11日には見られませんでしたが、4年前に撮影することができたものをご紹介します。

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撮影日:2001年4月23日
撮影場所:貞昌院駐車場から裏山方面の空を撮影

投稿者: kameno 日時: 03:41 | | コメント (2)

山の畑の収穫物

裏山に作っている畑で、ジャガイモと玉葱がたくさん採れました。
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ジャガイモの収穫後に、サツマイモの苗を植えました。
採れた後のジャガイモの茎や葉っぱは、そのまま肥料として埋めます。
自然のリサイクルですね。
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投稿者: kameno 日時: 23:23 | | コメント (0)

梅雨の晴れ間に

関東地方も梅雨に入りました。
ここのところぐずついた天気が続いていますが、今日、晴れ間から覗いた夕日が貞昌院本堂の真上に鮮やかな虹を掛けてくれました。

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たでの花 簾にさすと 寝ておもふ 日のくれ方の 夏の虹かな
                                (與謝野 晶子)

草の庵 夏のはじめの  ころもがえ すすきすだれの  かかるばかりそ
                                 (道元禅師)

投稿者: kameno 日時: 19:05 | | コメント (2)

ゲンジボタルが最盛期

千葉県勝浦市のゲンジボタルが出現のピークを迎えています。
音もなく飛び交う光景は、まさに幻想的のひとことに尽きます。

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今週末にかけてあと数日の間が見ごろだと思います。
ゲンジボタルは午後8時が出現のピークです。

【注意】
・ホタルは絶対に捕まえて持ち帰らないでください。直ぐに死んでしまいます。
・懐中電灯、ケイタイ電話の明かり等はなるべく控えてください。
・カメラで撮影するときはフラッシュは絶対に焚かないでください。
・お車でお越しの方は、当該場所に近づいたらライトはスモールにしてください。
 (停車後もできるだけ早くライト・エンジンを止めてください)
・住民の迷惑にならないようにお願いします。

投稿者: kameno 日時: 23:33 | | コメント (9) | トラックバック (1)

田んぼは風景や生き物をつくる土台

かつては田んぼといえば、日本の風景の代表でもありましたが、高度成長期に雑木林や野原はどんどん宅地化され、食生活の変化と相俟って田んぼも急速に減少していきました。

田んぼは生物の宝庫です。
一反の田んぼは、約500kgのお米と500kgの稲藁、そして500種類の生物が田んぼで育っているといいます。
ホタルの飛ぶ環境も、ウシガエルの鳴く環境も、だんだんと希少なものとなってしまっているのが残念です。

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http://teishoin.net/blog/000132.htmlを撮影した直ぐ近くの光景。
撮影日 May 22, 2005

【田んぼの効用】

■降雨の急激な流れ込みを緩和し、洪水を防いでくれます。
整備された田んぼ140万ヘクタールには30センチ、未整備の田んぼ140万ヘクタールに10センチの貯水能力があるとして、60億トンの水を溜めることができます。これは現在、日本における300ケ所以上の洪水調節ダムの約4倍の能力を持っています。

■地下水を涵養し、井戸枯れ、地盤沈下を防ぎます。
垂直浸透が1日15mmとして、稲作期間を120日とすると280万ヘクタールでは年間に500億トンの水を地下に送ります。そのうちの60%が伏流水などとなって川に流れていき、残りがさらに地下深く浸透して地下水となります。

■地下水の涵養により水不足を緩和します。
涵養する地下水の60%を河川にゆるやかに放出し、河川の流れを安定させる役割を果たしています。

■水質を浄化します
ゴミが田んぼを流れているうちに沈澱したり、土の層を通過するときに濾過(ろか)されます。土の中にはパイプのような水路があり、そこを汚水が流れる間にも、ゴミや細菌が除去されます。
水に溶けている塩類やイオンは土に吸着されます。土の中の粘土粒子や腐植はマイナス電荷をもっており、これに重金属イオンなどの陽イオンが吸着して除去されるわけです。
水に溶けている窒素=アンモニアや硝酸は、田んぼの土の層を通過するときに微生物によって窒素ガスに分解されて、空気中に放出されます。これを田んぼの脱窒作用といいます。
下水処理場と全く同じ原理で水を浄化しているのです。

■ヒートアイランドを防止します。
水を溜めた田んぼは蒸発と蒸散のダブル効果で畑や林よりもクーラー効果が高くなっています。
日本の田んぼ280万ヘクタールのほぼ60%が都市周辺を含めた平地にあり、ヒートアイランド化しやすい都会のクーラーとなっています。

投稿者: kameno 日時: 21:01 | | コメント (0)

今年もホタルの季節になりました

ゲンジボタルが飛び始めました。
といっても、横浜ではなく、まずは、少し暖かい千葉県のゲンジボタルです。

まだ出初めで数も少ない(それでも写真のような数は飛んでいます)のですが、千葉でのピークは月末あたりではないかと推測されます。

なお、横浜での見ごろは6月10日くらいでしょうか。


自然の状態で見られるホタルはとても貴重です。 地元の方が電灯の明かりを最小限にしたり、周囲の草を適度に刈ったり、川をきれいに保ったりという日常の努力により、このような環境が保たれています。


    音もせで 思いに燃ゆる蛍こそ 鳴く虫よりも あはれなりけれ    源重之

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撮影データ

撮影地 千葉県勝浦市
撮影時刻 2005年5月22日午後8時頃
カメラ CANON EOS 10D
レンズ タムロン90ミリマクロ
露出 約2分
F 2.8
ISO 400

投稿者: kameno 日時: 22:57 | | コメント (8) | トラックバック (2)

港南区の散歩道・ひまわりてくてくガイド

貞昌院の位置する永野地区は、永谷(上永谷、下永谷)、野庭町、芹が谷にわたる地区の総称です。

武蔵野国と相模の国の境界に位置し、また鎌倉街道や東海道など主要な街道も通っており、歴史のある地区です。
(詳細は永野郷土誌をご参照ください)


この歴史ある永野地区のほか、港南区内の散歩道が港南区により作成されておりますのでご紹介します。
貞昌院は、4番目の中世のロマンが息づく自然の風景を歩く(上永谷駅?下永谷駅コース)の中にあります。
また、上永谷駅南口のバスロータリーにもこの散歩道の案内地図が設置されています。

時間を見つけて歩いてみてはいかがでしょうか。


港南区の散歩道「ひまわりてくてくガイド」

■ 舞岡の緑と馬洗せせらぎを歩く(下永谷駅?上永谷駅コース)  所要時間 104分(初級)

 下永谷駅から日限地蔵尊を通り,舞岡公園へ向かう。ここは市内有数の緑の拠点。古民家の移築復元や水田,畑作りなど農業体験への参加ができます。舞岡公園から野庭団地を抜け,馬洗川せせらぎ緑道を歩く。
 

 下永谷駅?日限地蔵尊?舞岡公園?野庭団地?馬洗川せせらぎ緑道?上永谷駅


■ 港南台と野鳥の森を歩く(ぐるっと港南台コース)    所要時間 92分(初級)

  港南台駅から駅前彫刻通りを歩き,港南台西公園へ。そこから環状3号線を歩いて円海山へ登る。152メートルの頂上から見渡すパノラマは壮観。野草や野鳥,リスなど自然の宝庫でハイキングを楽しむことができます。天気が良いと富士山やMM21地区が臨めます。

 港南台駅?駅前彫刻通り?港南台西公園?円海山?環境港南工場?港南台中央公園?港南台駅


■ 花に彩られた丘陵地帯を歩く(港南中央駅?宮久保橋コース)  所要時間 71分(中級)


  港南中央駅から横浜刑務所横を抜け,桜道へ。ゆるい坂を登り切ると日野公園墓地へ。ここは昭和8年に開園された公園式墓地で南極探検隊白瀬中尉など著名人も眠っています。日野中央公園を通り,北条時政ゆかりの寺とされる徳恩寺をさらに進み,宮久保橋へ。

 港南中央駅?桜道?日野公園墓地?日野中央公園?徳恩寺?春日神社?宮久保橋


■ 中世のロマンが息づく自然の風景を歩く(上永谷駅?下永谷駅コース)  所要時間 90分(上級)

  上永谷駅前の藤棚を見ながら永谷天満宮へ向かう。ここから上永谷ふれあいの水辺を歩き,神明社の急な階段を歩く。鍋谷ふれあいの歩道橋を渡り,下永谷市民の森へ入ると途中,五山見亭では富士山を遠く臨むことができます。さらに進むと早駆けの道とされる古道があります。「いざ鎌倉」という時に早馬が駆け抜けていったという言い伝えがあります。

 上永谷駅?永谷天満宮?神明社?鍋谷ふれあい歩道橋?下永谷市民の森?早駆けの道?下永谷駅


■ 久良岐見晴らしの道と大岡川プロムナードを歩く(上大岡周遊コース)  所要時間 74分(上級)

  上大岡駅東口から急な階段を登ると上大岡の街が眼下に広がる。山を越えて下ると久良岐公園に到着。ここは大小の池や芝生広場,能舞台も整備された総合公園。桜の森や梅林,懐かしい市電の展示もあります。公園を出て,京急高架下を通り大岡川プロムナードへ。遊歩道を歩いて県戦没者慰霊堂へ。

 上大岡駅東口?久良岐公園?関の下交差点?大岡川プロムナード?神奈川県戦没者慰霊堂?上大岡駅西口

投稿者: kameno 日時: 23:42 | | コメント (0)

ジャガイモ、ミカン

ジャガイモが山の畑に植えてあります。
ちらほらと花が咲き始めました。
ジャガイモの原産地はアンデス地方で、スペイン人によるインカ遠征によりヨーロッパ各地にもたらされました。
初めのうちは食用ではなく、観賞用植物だった事がうなずけるように、愛らしい花を咲かせます。

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こちらはミカンの花。
やはり咲き始めです。
山へ向かう参道の入口にありますが、秋には甘くて美味しい実をたくさんつけてくれます。
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投稿者: kameno 日時: 22:55 | | コメント (0)

トンボが飛び始めました

貞昌院の裏山にもトンボ(アカネ)が飛び始めました。
ハルジオンの花畑で一休み。
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ゆっくり近づくとトンボって意外と無警戒だったりします。
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このあたりの構図が一番しっくりきますね。
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折角だから、さらに近づいてみましょう。
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さらに・・・・
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このあたりが1:1マクロレンズの限界です。
シャッターを切った直後、飛び立っていってしまいました。
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使用レンズ TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1

投稿者: kameno 日時: 22:33 | | コメント (2)

新緑の美しい季節となりました

裏山の木々は落葉樹が多いのですが、一気に新緑が芽生え、若葉が美しい季節となっています。
同じ緑でも様々な色があるのですね。
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オキナグサ
だんだんと羽毛状になってきました。
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カルミア
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投稿者: kameno 日時: 22:36 | | コメント (0) | トラックバック (1)

端午の節句・こどもの日

今日は端午の節句、子供の日です。

国民の祝日に関する法律

第二条
 こどもの日 五月五日  こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。

旧暦の5月5日は端午の節句であり、3月3日が女の子のための桃の節句に対して、男の子の節供とされてきました。
もっとも、男女平等の世の中ですから、どちらの性別の日ということではなく、須らくこども全体のための休日となっています。
古来中国では、五月は忌み月で、特に五が重なる5月5日は悪い日と言われてきました。
このために、魔よけの意味で、蓬や菖蒲を餅に入れて食べたり、お風呂に入れたりして厄を祓ったわけです。


こどもの日にはちまきを食べたり菖蒲湯に入ったりと、さまざまな習慣がありますが、何と言っても鯉のぼりが象徴的ですね。

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街中には鯉のぼりがあちらこちらに見られます。
最近は住宅事情もあり、大きな鯉が泳いでいるという光景は少なくなり、マンションのベランダにたくさんの鯉が泳いでいる光景に変遷してきましたが、親が子どもの健やかな成長を願う心は変わるものではありません。

貞昌院でも、皆さんに楽しんでいただけるよう、4月の後半から鯉のぼりを境内に掲げています。


鯉のぼりの由来は、中国の登竜門だとされています。
龍門という川の流れのとてつもなく急な場所があり、そこに挑み、乗り切った鯉が龍と化すということで、こどもの成長と出世を願うこころと結びついたのでしょう。

補足:
永平寺の正門を入り暫らく行った所に「龍門」と刻まれた碑があります。永平寺73世熊沢泰禅禅師の揮毫による碑です。
禅寺と龍も切っても切れない関係にあるのです。

端午の節句に関してはtenjin95さんのブログに関連トピックスがあります。

投稿者: kameno 日時: 02:11 | | コメント (2) | トラックバック (1)

イタリアからの訪問者

貞昌院にイタリアからの訪問者。
境内の案内の後、お茶席を体験していただきました。

躙口(にじりぐち)にて。
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高さが約66cm、幅が約63cmしかないので、女性でも身をかがめて席入りするのに、大変です。
封建社会での身分制度の中にあって、どんなに身分が高い人手も、茶室に入るには低く頭を垂れて入らなければならない。
まず自分というものを一度捨て、ひとりの人間として対峙するという意味があります。身分や立場を捨て、無垢なありのままの姿になるというのは、禅の精神とつながりますね。

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表千家の作法にていただきます。
苦みを抑えた抹茶なので、おいしいとの感想をいただきました。

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ともかく、日本文化の一端を体験していただきました。
茶室にて記念写真。

投稿者: kameno 日時: 23:56 | | コメント (2)

たんぽぽの綿毛ふわふわと

ゴールデンウイーク2日目、全国的に行楽日和になりました。
ゆっくりと大型連休を楽しんでいる方も多いでしょう。

貞昌院ではすっかり新緑に包まれ、一面のタンポポが綿毛をつけ始めました。
ということで、タンポポで何枚か写真を撮ってみました。
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アジュガ
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シャクナゲ
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6月30日の夏越しの大祓に向けて、茅萱が刈り取られました。 例年は貞昌院墓地から刈るのですが、大きくなってから運ぶのも大変なので、行事の2ヶ月前に移植して天満宮に植えてみようとの試みです。

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6月30日に行われる夏越しの大祓とはどんなものか・・・昨年の写真をご覧ください

夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。

くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。

 茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。 

投稿者: kameno 日時: 19:49 | | コメント (0)

写真展示のおしらせ

読売写真大賞の年間賞をいただいた写真の展示があります。
全国で行われるようですので、お近くの方は是非お越しください。

私のこの入選作品も展示されます。


第26回よみうり写真大賞・入賞作品発表展

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展示会場と日時
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東京会場
期間 5月20日(金)から26日(木)
時間 午前10時?午後8時(最終日は午後2時まで)
会場 富士フォトサロン
〒104-0061 東京都中央区銀座5?1、銀座ファイブ2F
TEL03-3571-9411

大阪会場
期間 6月10日(金)から16日(木)
時間 午前10時?午後6時(最終日は午後3時まで)
会場 富士フォトサロン
大阪市北区梅田1の9の20、大阪マルビル3F

福岡会場
期間 7月20日(水)から30日(土)
時間 午前9時?午後5時30分(土曜は午後3時まで、日曜休館)
会場 冨士フォトサロン
福岡市博多区住吉3の1の1、富士フイルムビル1F

秋田会場
期間 9月16日(金)から19日(月)
時間 午前10時?午後5時(初日は午後から)
会場 アトリオン2F第一展示室
秋田市中通2の3の8

浜松会場
期間 11月29日(火)から12月4日(日)
時間 午前9時30分?午後6時
会場 クリエート浜松
浜松市早馬町2?1
電話053?453?5311

投稿者: kameno 日時: 10:29 | | コメント (0)

地域の歴史探検

上永谷は歴史的にも文化的にも古来から重要な場所です。
(郷土誌の詳細に興味ある方は「永野郷土誌」をご覧ください

地元小学生たちが歴史探検であちこちを廻っていますが、その一つとして今日、貞昌院を訪れました。

客間に航空写真が時系列的に展示してあります。上永谷の町が発展する様子がよく分かります。
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天井絵や欄間の彫刻などに興味津々。
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にわか作りですが、下のような資料を作って配りました。
児童のみなさん、それぞれに地元の歴史に興味をもっていただけたようです。



(1)梅ばちの紋をみつけてみよう

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↑梅ばち

永野小学校の校章は、永谷天満宮と貞昌院の梅ばちが元になっています。

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【永野小学校の校章】 日本の三体の名社,天満宮の誇(ほこり)をそのまま菅原道真と梅花による 梅ばちを学校の校章とする      【永野小学校ホームページより】

なお、貞昌院の先先代住職、亀野源量和尚、先代住職、亀野寛量和尚は永野小学校の校長先生でした。

(2)自然の湧き水

貞昌院の池の水は、山に自然に涌いた水です。
夏でも冷たいきれいな水が流れてきます。

(3)太陽光発電

貞昌院の電気は、太陽の光で発電した電気を使っています。

(4)本堂の龍の彫刻

300年くらい前に彫られたものです。そのほか、天井の絵など珍しいものがたくさんありますので見ていってください。

(5)勝海舟の書

永野小学校に勝海舟の書があると思います。
貞昌院にも勝海舟の書があります。詳しくは下の「勝海舟の書と永野小学校」を見てください。
永野小学校の前身、永谷学校の初代先生だった平野玉城先生は勝海舟の家来でした。平野玉城先生のお墓は貞昌院の墓地の中にあります。

(6)航空写真

上永谷の周辺は、30年位前までは田んぼと山ばかりののどかな町でした。
昭和50年代に市営地下鉄の駅が出来てから、町の様子が変わっています。航空写真で見てください。

(7)永谷天満宮

明治時代まで、貞昌院と天満宮は一緒でしたが、明治時代以降、お寺と神社に分かれました。
永谷天満宮は,勉強の神様、永谷の天神さまとして親しまれ,菅原道真が,自分の姿を鏡に映して自分で刻んだ,三つしかない木像のうちの一体をもつ神社として,知られています。
 菅原道真は,平安時代の人ですが,醍醐天皇の信頼が厚く,時の支配者である藤原氏と対立し,延喜元年(901)九州の大宰府に流され,延喜三年その地で亡くなりました。
 文学や文章を書くことに,すぐれていましたので,学問の神様といわれています。
 菅原道真には,十三人の子どもがおりましたが,その第五子敦茂は,父の才能を受けつぎ菅秀才と呼ばれるほどで,父の道真も大いに期待し,三体の道真像のうちの一体を,そっと渡していたのでしょう。父の道真と共に,子どもたちも都から各地に追放されました。
 伝説によると,敦茂は永谷の郷に移されたということです。
 菅秀才敦茂が,相模に住んだという記録はありませんが,いまの上永谷の天神山のふもと,つまり,現在の貞昌院あたりに住んでいたと伝えられています。
 敦茂は,天神山の頂上に立ち,はるか遠くの九州太宰府の父,道真公をしたいながら,朝夕のご挨拶をされたということです。
 天神山の上には,敦茂が愛用した筆や,髪の毛を埋めたとも伝えられる,菅秀塚の碑があります。
 むかし,その塚の上にあった杉の老木を切ったところ,村の人びとがケガをしたり,病気になったりしたと伝えられています。
 菅原敦茂がいつ生まれ,いつ死んだのか,くわしいことはわかっていません。文章博士や,そのほか重要な役目につぎつぎとつくなど,親子二代の学者として有名でした。
 道真像は敦茂から多くの人を経て,上杉乗国に伝えられ,明応二年(1493)ここに社を造り,ご神体としておまつりしました。これが現在の永谷天満宮です。
 他の二体の道真像は,道真のお墓のある福岡県の安楽寺と,生まれたところの大阪府の道明寺にあります。

(8)勝海舟の書と永野小学校

今から百三十年ぐらい前のお話です。
 江戸幕府と言って、武士が政治を行っていた頃は、今の学校にあたるものは寺子屋でした。子どもたちが通い、「読み」、「書き」、「そろばん」を習いました。
 しかし、女の子や貧しい家の子は、なかなか行かれなかったようです。
 江戸幕府の政治は、新しい世の中についていけずたおれました。
 新しく生まれた明治政府は、新しい政治を次々と行いました。新しい学校制度により、寺子屋にかわる『永谷学校』ができ、その『永谷学校』という学校名を、勝海舟というとても偉い方が書いてくれました。
 この「書」が、いまも横浜市立永野小学校の宝物として、たいせつに残されています。
 この勝海舟という人は、「黒船」がわが国に貿易を求めてやって来たころ、西洋の学問や海軍のことを学んでいました。
 幕府の役人軍艦奉行になり、咸臨丸という幕府の軍艦の艦長として、日本人による太平洋を横断した最初の人です。
 幕府が倒される時は、新政府軍の西郷隆盛と話し合い、江戸城を明け渡し、攻撃を中止させて、江戸の町民や江戸城を戦火の緋那から守りました。
 また、新しい明治政府では、海軍卿など大事な任務につき、江戸から明治にわたる、二つの時代にまたがる大政治家でした。
 こんな大政治家が、こんな小さな『永谷学校』の校名を書いてくれたいきさつには、次のような平野玉城と永谷学校にかかわる出来事がありました。
 
 玉城は、江戸に生まれ代々江戸幕府の家来でした。慶応四年(1868)の夕がたごろ、下永谷の村長福本さん宅へあわただしく、
「たのもう」
 と、飛び込んで来た者があります。
「私は江戸幕府の役人で勝海舟の家来、平野玉城と申す者。幕府を倒すために江戸城へ進撃中の新政府軍西郷隆盛の動きをさぐるためにきたところ、敵方に見つかってしまい、この永谷へのがれてきました。ぜひ私をかくまってくだされ。お願い申す」
「よろしい!」
 福本さんは立派そうなこの武士を、醤油蔵にかくまってやりました。
 しばらくすると、政府軍の兵数名が来ました。
「確かにこの家へ幕府方の武士がやって来たようだが、すなおに居場所を申せ!」
「おおせのとおり、今しがたこの玄関へやって来て、ためらっていましたが、何も言わず、すぐに右手の竹やぶの方へ消えて行きました」
「さようか!?」
 強そうな二人が残って、他の者は竹やぶへ飛んで行きました。
 母屋、物置、蔵と屋敷中を探しましたが見あたりません。
「さては、取り逃したか」
 一同は引き上げて行きました。
「ああ助かった!」
 玉城は命拾いをしたのでした。
 5年後、玉城は命の恩人、福本さん宅をお礼に訪れました。そして、村人たちとも当時のことを話し、懐かしみました。
 この方に永谷の寺子屋の師匠をお願いし、子どもたちの手習を頼みますと、こころよく引き受けてくれました。
 翌、明治6年、玉城師匠は村人のすすめで永谷学校の先生になりました。
 先生が就任すると、入学者が急にふえました。
 建物が狭くなり、父母たちは見るにみかねて、明治12年、永谷村に永谷学校の校舎を村人の手で作りました。
 玉城先生は、その落成記念式にあたって、むかしつかえた師匠勝海舟に、永谷学校の校名の書をお願いしました。
 喜んでお受けくださり、さっそく送られてきました。
 日本の夜明けの一大政治家勝海舟も、玉城の恩人ともいえる村長福本さんのことをよくわかってくれていたのでしょう。
 やがて明治22年、永谷、下野庭、上野庭の三村が合わさって、「永」と「野」の二字をとって永野村が生まれました。
 それにともなって校名も、『永谷学校』は『永野学校』とかえられましたが、今もこうして、『永谷学校』の伝統の書が残っているわけですね。

More・・・

投稿者: kameno 日時: 23:02 | | コメント (0) | トラックバック (1)

桜草、芝桜、藤

今日は気温もぐんぐん上がりそうです。
境内は美しい新緑に包まれてきました。

サクラソウ
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芝桜
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投稿者: kameno 日時: 22:33 | | コメント (0)

こいのぼり

境内に鯉幟を掲げました。
天気が良い上に、心地よい風に吹かれて気持ち良さそうに泳いでいます。

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ハナミズキの花も満開となりました。
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たくさんの種類の桜のなかで、一番最後に咲くヤエザクラも満開です。
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投稿者: kameno 日時: 15:29 | | コメント (0)

今日は盛りだくさんの日

4月8日は釈尊降誕会です。
各地のお寺で花まつりが行われていることと思います。
貞昌院では、先月27日に花祭りを行いましたが、今日も本堂の前に花御堂を置いています。

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お立ちよりの際は御釈迦様の像に甘茶を掛けてお参りください。



即心会の仲間と釈尊降誕会法要を営みました。
出班焼香・宣疏跪炉を行う特別法要です。

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また、年末年始に大きな被害をもたらした、スマトラ沖地震・インド洋大津波・国内自然災害犠牲者慰霊、復興祈願法要が横浜市鶴見の大本山總持寺で行われます。
1、日時      平成17(2005)年4月8日(金)午前11時

1、会場      大本山總持寺大祖堂 (横浜市鶴見区鶴見2-1-1)
1、慰霊法要   曹洞宗管長・大本山永平寺貫首 宮崎奕保禅師猊下ご親修
1、復興祈願法要  大本山總持寺貫首・大道晃仙禅師猊下ご親修




世界の要人が続々到着 法王葬儀、最大規模に


 【ローマ7日共同】ローマ法王ヨハネ・パウロ二世の葬儀が8日午前10時(日本時間同日午後5時)から、バチカンのサンピエトロ広場で始まる。6日に到着し、いち早く弔問を済ませたブッシュ米大統領らを皮切りに、アナン国連事務総長ら世界の要人が7日までにローマに到着した。
 ロイター通信によると、参列を予定しているのは国王4人、女王5人、大統領や首相ら各国首脳が70人以上、他宗教の指導者は少なくとも14人と空前の規模の葬儀になる見通し。広場の内外には信者ら最大で500万人が集まると予想されている。
 バチカンと国交のある台湾の陳水扁総統も参列。これに反発して、中国は出席を取りやめた。
 2日の死去から続く信者らの人出はピークを迎え、遺体に対面した弔問者は、7日夜の弔問終了までに200万人を超えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050408-00000041-kyodo-int



スマトラ沖地震・インド洋大津波・国内自然災害において被災された多くのかたがたのご冥福をお祈りすると共に、1日も早い復興をご祈念申し上げます。

また、ローマ法王の葬儀に際し、こころより弔意を表します。
合掌

投稿者: kameno 日時: 09:42 | | コメント (4) | トラックバック (2)

近隣の寺院で晋山式

本日、明日と、泉区の寺院で晋山式があるため、連日夜遅くまで準備と習儀に追われています。

関連 :  曹洞宗僧侶になるための段階

今日の午後から本番。
いよいよ大詰めです。

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四月二日(土)
○首座入寺式 
 首座とは結制安居中の修行僧のリーダーです。入寺式は、修行道場に首座として就任する儀式で本堂を僧堂(坐禅堂)にみたてて行います。
○結制土地堂念誦
 仏道修行の守護神、大権修理菩薩に修行の無事を祈念いたします。これを土地堂念誦といいます。
○先住休廣忌逮夜諷経
○本則配役行茶
  本則配役行茶とは、法戦式で行われる問答の課題(本則)の発表と、修行期間中の配役発表の茶会(行茶)が行われます。

四月三日(日)
○安下処供養諷経
 七時半(稚児行列) 
 住職として寺に入る前に、旅の疲れをとり、身支度を整える場所を安下処といいます。ここで先祖供養のお経をあげます。 
 稚児行列は、約百名の参加予定。山門に到着したお稚児さんたちは洒水を受け、参拝いたします。
○晋山式                
 住職は本山(曹洞宗)の管長様から新しく命を受けて寺に入山しますので新命と呼ばれます。新命は山門で法語を唱え、太鼓の響きとともに仏殿内に入り、各ほとけ様に法語を唱えて就任の挨拶をいたします。
○晋山上堂  九時?                  
 新命住職が須弥壇上に上り、問答を行います。問答の成果を証明する白槌を担当する役を白槌師といいます。  
○首座法戦式         
 首座という修行僧のリーダーは、得度を終えた僧侶が二番目に迎える関門で、この式中は住職に代わって説法を許され、問答を受けることができます。 般若心経のあと本則と呼ばれる問答のテーマが唱えられます。
 首座は諸老師に説法のご挨拶に回り、新命住職から竹篦という弓を預かり、いよいよ問答が始まります。
○先住休廣忌献供諷経  
○檀信徒総回向   


第1日目の行持が無事終わりました。
配役行茶の写真です。
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首座(しゅそ)は、明朝の法戦式に用いる本則を香に薫じ、お拝をします。

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制中配役を発表した後、請けのお茶をいただきます。


第1日目の行持より

110名を越える御稚児さんの行列。
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仏殿前に到着し、次々と洒水を受けていきます。
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集合写真第一組。
稚児係も大忙し。
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法戦式。
見事な問答でした。
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投稿者: kameno 日時: 10:57 | | コメント (0)

花祭り、檀信徒総会

平成17年度の花祭り法要、檀信徒総会が行われました。
花祭りとは、釈尊降誕会であり、貞昌院では4月8日に近い日曜日に行われるのが常となっています。

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本日は、約100名の御参りをいただき、法要の後、護持会会計の決算報告、予算案などについて審議が行われました。
その後、懇親会、茶室におけるお茶の御点前が行われ、一日の行事が円成いたしました。
総会報告につきましては、後日郵送させていただきます。

平成17年3月27日(日曜日)
11時より花祭り法要
11時半より檀信徒総会
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引続き懇親会
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御茶会
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投稿者: kameno 日時: 22:15 | | コメント (0)

八大人覚を講読しています

貞昌院では毎週木曜日の朝、坐禅会を行っています。
早朝にも拘らず、参加される方も徐々に増え、15人くらいはコンスタントに参加をいただくようになりました。

※飛び込み参加も可能です。
原則、毎週行っていますが、坐禅会予定表を参考にお越しください。

さて、今月は坐禅会において、佛遺教の八大人覚の部分を読んでいます。
口語体で書かれているので、読んでいてもある程度は判っていただけると思いますが、補足として文章にまとめてみることにします。
ここには基本だけ記してあります。書ききれなかった細かい部分は、坐禅会の後席ででも考えていきましょう。

道元禅師も、『正法眼蔵』「八大人覚」で詳しく書いています。
いわば、人生のなかで大切な八つの教えというべきものですが、その八つとは

(1)少欲 =しょうよく 
(2)知足 =ちそく
(3)遠離 =おんり
(4)精進 =しょうじん
(5)不妄念 =ふもうねん
(6)定 =じょう
(7)智慧 =ちえ
(8)不戯論 =ふけろん

です。
これを順をおって見ていきましょう。

(1)少欲
多欲と少欲とを対比して、「多欲の人は利益を求むることに集中するから苦悩が多い。少欲の人は無求無欲であるから心に憂いがない・・・・・」と説かれています。
そして、「心が坦然として、心配事や畏(おそ)れるれることがないから、さまざまな功徳を生ずる・・・と続いています。
人間は贅沢な生き物です。欲望には際限がありません。欲しいものが手に入っても、また次のものが欲しくなります。美味しいものを食べても、もっと美味しいものを食べたくなります。
会社や商売において、利益追求が第一だ、という人もいますが、本当にそうでしょうか。
少欲が実践されますと、お互いの信頼関係が高まり、あたたかい敬愛の情が生じていきます。その功徳は計りしれないものであると考えます。

(2)知足
これは、まさに少欲と密接な関係があります。足ることを知る者には、自らを律する強い意志が現れています。
「不知足の者は富めりといえどもしかも貧し、知足の者は貧しといえどもしかも富めり」
「知足の法はこれ富楽安穏の処なり」
足ることを知るということは、欲望という煩悩から解き放たれて、実に安らかで穏やかな、そして豊かな心持ちでいることができるのです。
じっくりと噛み締めてみてください。

(3)遠離
今の時代は、情報の洪水に巻き込まれ、毎日が慌しく過ぎていきます。取り巻く環境も目まぐるしく変動していきます。
このような中で過ごしていると、視覚や聴覚などの五感でさえも麻痺してしまう。このような時代だからこそ、静かなところに坐して、喧騒から離れることが必要なのでしょう。
「衆をねがう者は、すなわち衆悩を受く。例えば大樹の衆鳥これに集まれば則ち枯折の憂いあるがごとし。世間は縛若して衆苦に没す。例えば老象の泥に溺(おぼ)れて自ら出ずること能(あた)わざるがごとし。」
・・・先日、良寛さんの戒語を紹介しましたが、その中に「推し量りのことを真実になして言う」というのがありました。世の中には不確かな情報が溢れています。一人一人の憶測が世の中の喧騒を作り出しているのです。この喧騒に溺れることがないように心がけたいものです。
   
(4)精進
一滴一滴の雨だれであっても、年月を重ねて石に穴を穿っていきます。
これは、実に大事な生活の態度です。
道のりが果てしなく遠いように見えても、一歩一歩足を進めることにより、確実に目標に近づいていくのです。

(5)不妄念
「常にまさに念を摂(おさ)めて心(むね)におくべし、もし念を失するものは、諸(もろもろ)の功徳を失す」というように、真実を見極め、光明を見失わない者には、例え五欲(財欲、色欲、食欲、名誉欲、睡眠欲)の雲が襲ってきても、毅然としてこれに左右されないわけです。

(6)定
これは正定とか禅定、または止観三昧などと同義です。特に禅宗の根底に培われる教えであって、「定を得る者は、心即ち散ぜず」ということは、心の奥から叡知の光がさんさんと輝いているようなイメージです。
身や心を清浄にして、呼吸を整え、静処に端坐し、我執我慾の念制すること、これが定です。

(7)智慧
知恵ではなく、智慧です。これは聞思修の慧ということで、正しい仏法を聞いて、これを思惟し、これを体得した智慧の意で、「無明黒暗の大明灯なり、一切病者の良薬なり、煩悩の樹を伐る利斧(りふ)なり」と例えられています。
分かりやすく言うと、證(さとり)とも言うべきものでしょう。

(8)不戯論
「乱心、戯論を捨離すべし」というように、無意味な論議に大切な時間を空費してはならないということです。

以上、八大入覚のほんのさわりだけを書いてみました。
書いてあることはそんなに難しいことではないですが、それを実践することはとても難しいといえます。

私たちが複雑な社会の中で、生きていく中で大切なことは、喧騒の中に巻き込まれずに、一歩退いたところから客観的に私たちを取り巻いている事象を冷静に観察して、正しく判断を行い、着実に物事に取り組んでいくことなのでしょう。

ということで、今日の早朝も坐禅会を予定通り開催いたします。

投稿者: kameno 日時: 01:24 | | コメント (3)

貝の化石がざくざく

いま、上永谷駅側の墓地の奥を整地しているのですが、少し掘るたびに沢山の貝の化石が出てきます。

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貞昌院の位置する港南区上永谷は、標高30?40mほどの高台にあります。

この高台は、大昔、洪積世の終わりごろ溶け出した氷河や、活発な火山のため、海進、海退によって見えかくれしていた陸地が、地殻の隆起と火山灰の堆積とでできた陸丘です。
それが、はげしく浸食されて谷をつくり、丘陵を形成てだんだんと現在の形になりました。

表層から近い場所から出てきましたので、恐らく屏風が浦層であると考えられます。
この地層は、中里層が海退によって浸食され、深くえぐられた上にその後の海進によって堆積したもので、このような暖かい地方の河口性の貝化石がたくさん出るのです。

当時の大船湾は、上永谷のあたりから、戸塚区下倉田のあたりまで、ず?っと大きな湾を形成していたようで、温暖で住み心地のよい環境だったようです。
その証拠に、この周辺には石器や土器などが発掘できる遺跡も多くあり、子どもの頃はたくさん集めたものです。 (現在は、ほとんど住宅とかマンションの敷地に埋もれてしまったのが残念です)

このあたりのことは、永野郷土誌
の中に、古代の永野としてまとめてありますので、ご参照ください。


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追記:境内に水仙がたくさん咲きだしました。
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投稿者: kameno 日時: 00:01 | | コメント (2)

貞昌院花いっぱい計画

今年は暖かい穏やかな彼岸ですね。
週末を迎えたくさんの方がお墓参りに訪れています。

今まで、写真日記の写真は。、900*600ピクセルでしたが、今日から少し大きめの1200*800ピクセルでお届けします。
※なお、本日の写真は、全てタムロンAF28-300mm(Model A06)で撮影しました。

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以前お伝えしたミツマタの花情報ですが、オレンジ色の花もぽつぽつと咲き始めました。
(また、満開になるころにお伝えします)

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春の陽射しは、花々を美しく浮かび上がらせます。

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ふきのとうもこんなに大きくなりました。

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さて、貞昌院裏山は、貞昌院と天神社がお互いに管理しています。
戦前は桜山として有名でしたが、戦後の植林政策により、杉が植えられました。

そこで、3年前、元の桜山を復元しようと、上永谷駅側の斜面に約200本のサクラの苗木が天神社氏子の皆さんの手で植えられています。(もうだいぶ大きくなりました)

昨日は、貞昌院により、山上の墓地側にサクラを約40本植樹しました。
(今後も定期的に植樹していく予定です)

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植えた範囲はこんな感じです。
横浜市緑地保存地区指定の範囲を中心に植樹しています。
サクラいっぱいの山になる日が待ち遠しいです。
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投稿者: kameno 日時: 08:11 | | コメント (4)

寒緋桜が満開になりました

鐘楼堂前の寒緋桜(カンヒザクラ)が満開になりました。

貞昌院の桜の中では、河津桜と共に、最初に咲く桜です。
鮮やかな濃いピンク色の花が遠くからでも良く目立ちます。

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このサクラは、甘い蜜がでるらしく、たくさんの鳥たちが集まります。
特に、メジロはこの花が大好きなようです。

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投稿者: kameno 日時: 14:15 | | コメント (0)

クッキー作り

クッキー作りは実に簡単。
ちょっとした遊び感覚です。

メモ:材料=バター1:砂糖1:薄力粉2

まずバターを溶かし、砂糖を混ぜ、そこに薄力粉を混ぜ、伸ばす。
好みによりシナモンとかバニラエッセンスを加える。
数ミリに伸ばし、型抜き。
あとはオーブンで焼くだけ。

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投稿者: kameno 日時: 23:35 | | コメント (0)

大雪注意報

さらさらの雪が昼近くまで降るようです。
数センチは積もるかもしれません。

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投稿者: kameno 日時: 07:21 | | コメント (0)

再びの積雪

4月並の気温になり、春一番が吹いたと思ったら一転しての降雪。
夜半過ぎからは雨交じりになりましたが、今朝も1センチ程度の積雪が残っています。


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投稿者: kameno 日時: 07:08 | | コメント (0)

春一番

暖かい南風が入り込み、気温が一気に上がりました。
境内に植えられているウメが一気に花をつけ、満開状態になっています。

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投稿者: kameno 日時: 00:34 | | コメント (0)

ちょこっと積雪

発達中の低気圧が紀伊半島から関東南部を通過していった影響で関東甲信地方に雪が降りました。
ここ横浜でもうっすらと雪化粧する程度の積雪があり、山門の屋根もご覧の通りとなりました。


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クリックすると拡大します。

投稿者: kameno 日時: 10:08 | | コメント (0)

読売報道写真大賞の賞品が届きました

昨年秋から、平日は東京の職場まで通っています。
その話しはいずれするとして、今日、帰宅すると大きな段ボール箱が届いていました。

差出人を見ると、読売新聞。
今年度、私の撮影したゲンジボタルの写真、「幻想の舞」が読売報道写真大賞に入賞となりましたが、その賞状、盾、賞品でありました。

思い返せば、今年度は大きな賞を二つも戴きました。
一つは日本カメラ財団のJCII創立50周年記念写真コンテストでの銅賞。
もう一つが読売報道写真大賞の入賞です。

仕事の合間に時間を見つけては思いつきで撮影に出かけるという中での受賞であり、感激も一入です。
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さて、報道写真といえば、様々な事象をどのように伝えていくのか、それが報道写真の永遠のテーマであります。

写真とは真実を写す手段であります。
もちろん、報道写真には合成や加工は許されませんから、余計真実を忠実に再現しているだろうと思われがちです。

しかし、特に、写真という手段は事象の一部分だけしか写し取ることが出来ません。
どこにテーマを持っていくか、どう切り取るかというところに写真を撮ることの醍醐味があるのですが、それゆえ撮影者の恣意的なものが入り込む余地もあります。
同じ事象でも、十人いれば十通りの表現のされ方が出てきてしまうのです。
(もちろん、そこが写真の面白さでありますが)

ということで、先ほど、写真とは真実を写す手段と書きましたが、撮影者がどのような条件下で、どのような事を伝えたくて写真を撮影したのか、それを読み取る力も必要になると思います。
例えば、
写真のワナ―ビジュアル・イメージの読み方
新藤 健一 (著)

という本があります。
この報道写真は本物か、写真を読みぬく力とは・・・・
など、とてもためになる本なので、ご紹介いたします。

このように情報を読み取り活用する能力を、メディアリテラシーといいます。
今後の重要なキーワードになると思います。

ホタルの写真についても、実際に眼で見るのと、写真で写ったものと、かなり違うんです。
下の写真はISO400で約3分の露光時間をとっています。
かなり明るい状況の中でホタルが光の筋を残して写っていますが、実際は真っ暗です。
真っ暗な状況で、ホタルたちが4秒間隔でチカチカと瞬きながら音も無く飛び交います。
その光の瞬きは、オスとメスのコミュニケーション手段ですから、あるときは間隔が短くなったり、一斉に光ったり、それはそれは幻想的な光景です。
ホタルの時期が近くなったら、またご案内いたしますので、是非、実際に見ていただくことをお薦めします。

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このように、川に沿ってホタルが飛び交う様子を、川成りホタルといいます。
クリックすると拡大します。

話しは戻りますが、今は平日は東京での職務、土日は檀務その他で、ゆっくり撮影に出かけることは暫らくできそうにありません。

大自然の中で、時間の流れを忘れてのんびりしたいと特に思う今日この頃・・・・

投稿者: kameno 日時: 20:57 | | コメント (4) | トラックバック (1)

大空への夢

日本航空協会主催の「航空スポーツ教室 スカイ・キッズ・プログラム」が先日永野小学校で行われ、Teishoin Todayでも熱気球の写真をご紹介しました。

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貞昌院の山から撮影した熱気球です。クリックすると大きくなります。


この熱気球のイベントについて、港南区のサイトの中に、ひまわりトピックスとして詳細が記事して紹介されています。

県内でも初の開催 子ども達が大空に挑戦!!「航空スポーツ教室 スカイ・キッズ・プログラム」・永野小学校

最近は、こどもたちの理系の人気が低くなっているそうです。
少し残念ですが、こういうイベントを通して、興味をもってくれるといいですね。
当日は、小学校高学年対象だったようですが、かなり倍率が高く、なかなか乗れなかったようです。

追記1:
空を飛ぶという夢はだれにでもありますね。
蛇足ですが、私は大学の時に、琵琶湖で行われている「鳥人間コンテスト」に参加を目指すサークルに入っていました。
初出場したときは記録10m・・・・
しかし、一念発起して、翌年には3位入賞を果たしています。

追記2:
今日は2月15日。
お釈迦様が亡くなった(入滅された)日ですね。
先日、六曜の話しを書きましたが、文字通り仏滅の日でもあります。

お釈迦様の入滅については、こちらのブログで分かりやすく紹介されています。
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/d/20050215

投稿者: kameno 日時: 09:10 | | コメント (4) | トラックバック (1)

癒し系スポット

現代社会はとにかく忙しく動いています。
忙しいということは、文字通り、「心を亡くす」ということ。
ということで、疲れきった心を癒してくれる「癒し」が一つのキーワードになっています。
(坐禅会とかも癒しの一つといえますね)

癒しスポットの代表として水族館が挙げられますが、横浜周辺にもいくつかの水族館があります。
近くに八景島シーパラダイスがありますので、家族で行って来ました。
(近くにありながら、2年ぶりです)

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やはり、水棲動物たちは私たちの心をなごませてくれますね。
人々の表情が自然にゆるんできます。

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一枚目と最後の写真は、新しく出来た、ドルフィンファンタジーという新しく出来た水槽です。
キラキラと日の光が美しいですね。

投稿者: kameno 日時: 01:21 | | コメント (2) | トラックバック (1)

日本各地を空中散歩

国土交通省で国土画像情報(カラー空中写真)を公開しています。

http://w3land.mlit.go.jp/cgi-bin/WebGIS2/WF_AirTop.cgi?DT=n&IT=p

どのようなものかというと、
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● 国土画像情報(カラー空中写真)について

国土情報(国土数値情報、国土画像情報)は、我が国の国土の状況を把握し、全国総合開発計画、国土利用計画などの国土計画の策定や実施の支援に資するため、国土交通省国土計画局で整備しているものです。
そのうち、「国土画像情報(カラー空中写真)」は、昭和49年度から平成2年度にかけて、国土の全域で延べ約40万枚の写真を整備したものです(撮影は国土地理院)。撮影縮尺は1/8,000から1/15,000です。
ここ「国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)」では、この国土画像情報(カラー空中写真)をブラウザで簡単に検索・閲覧することができます。カラー空中写真の画像は400dpi、100dpi、50dpiの3種類をJPEG形式で提供しています。
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ということで、ほぼ日本全土をカバーする膨大な航空写真が公開されているわけです。
試しに、貞昌院のある横浜市港南区上永谷付近の国土画像情報を見てみましょう。

昭和53年
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/77/ckt-77-1/c10/ckt-77-1_c10_41.jpg
昭和58年
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/83/ckt-83-3/c9b/ckt-83-3_c9b_12.jpg
昭和63年
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/88/ckt-88-2/c8/ckt-88-2_c8_25.jpg

市営地下鉄上永谷駅が開業してから、丸山台の開発、そして環状2号線の開通に向けての劇的な街の変化が見て取れます。

貞昌院の客間にも、貞昌院で撮影してきた上永谷の航空写真が展示してあります。
http://teishoin.sakura.ne.jp/sekibutu/history.html

街は常に変化し続けています。
このような記録を残していくことは、とても大切なことであります。

インターネットを通して、このような情報が簡単に手に入るということも、情報化社会ならではだと思います。

時間のあるときにゆっくりと、日本各地の航空写真を眺めてみてはいかがでしょう。

投稿者: kameno 日時: 23:30 | | コメント (2)