The Sochi Olympics,Frame by Frame

ソチオリンピックの熱戦が続いています。
時差の関係もあり、競技時刻が深夜から早朝になるものも多いのですが、やはり見入ってしまいます。

今朝はフィギュアスケート女子フリーが行われ、SP16位だった浅田真央選手が、今季初めて3回転半ジャンプを成功させ、さらに6種類すべての3回転ジャンプに挑戦する構成で142.71点の自己ベストをマーク。
SPと合わせて198.22点となり、6位入賞となりました。

日本のメディアでも当然にその素晴らしい演技が大きく取り上げられ、繰り返し放送されていますが、ニューヨークタイムズの記事がとても詳細に掲載されていてとても参考になります。
現在、Women's Figure Skatingの最新画像として掲載されています。

mao-asada

(写真はニューヨークタイムズより。クリックすると元記事に飛びます)

写真には次のようなコメントが併記されています。

Mao Asada is one of a handful of women to perform a triple axel in competition. Coming after a disastrous short program performance, she landed the most difficult jump to be attempted in this event, boosting her score.
(浅田真央は、競技でトリプル・アクセルを飛ぶ一握りの女性選手のうちの1人です。低得点に留まったショートプログラムの後に、彼女は、最も難しいジャンプを成功させ、順位を押し上げました)


オリンピック最後となる競技に臨んだ浅田選手の果敢なチャレンジと、トリプルアクセルを見事綺麗に決めた演技に心より賞賛いたします。


この他、ニューヨークタイムズの記事では、金メダルの ソトニコワ選手と銀メダルのキムヨナ選手の詳細な比較分析を行っていたり(⇒How Sotnikova Beat Kim, Move by Move)、羽生選手がどうして金メダルに輝いたのか(⇒Hanyu Falls Twice, but Still Wins Gold)など、フィギュアスケートにあまり詳しくない人でもよく分かるものとなっています。


それにしても、女子フィギュアスケートにおけるトリプルアクセルの基礎点は、もっとずっと高くても良いのではないかとつくづく思います。
採点競技はルール変更も都度都度行われていたりして、公平感について、いつも議論の対象になりますね。

投稿者: kameno 日時: 2014年2月21日 16:04

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