京急蒲田立体交差まもなく完成

京浜急行が東京都の「都市計画事業」の一環として2000 年から事業着手している「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」が、12年の年月をかけてようやく来月竣工します。
これにより、京急本線の平和島駅~六郷土手駅間と、空港線 京急蒲田駅~大鳥居駅間 が完全高架化されることになり、この区間にあった開かずの踏切が一気に解消され、街の景観もがらりと変わります。

また、京急蒲田の踏切といえば、箱根駅伝1区、10区のコースに立ちはだかる踏切として、これまで長い間駅伝の歴史に大きな影響を残してきました。
京急側でも箱根駅伝臨時ダイヤを組んだり、踏切に職員を派遣して対策をとっているようですが、それでも、記憶に新しいところでは
2001年 帝京大学10区 村野真一選手が踏切遮断機で立ち往生
2002年 大東文化大学の10区 田子康晴選手が遮断機で立ち往生
2008年 東海大学の10区 荒川丈弘選手が踏切内の線路に足を取られて転倒、右足首捻挫のため棄権
というように少なからず影響が出ています。

箱根駅伝の名物が無くなってしまうのは少し寂しいですが、駅伝の障壁が取り去られるということは歓迎すべきことでしょう。

京急本線上り線の立体工事は先行して既に高架化されていますが、残されている下り区間の高架切替が平成24年10月20日(土曜)の終電後から21日(日曜)始発の間に行なわれ、運休なしでの切替が実施される予定だそうです。
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(図はプレスリリース資料より)


この蒲田立体交差事業完成により、第一京浜(国道15号線)と環状8号線を遮断している踏切を含め、周囲の踏切が一気に解消され、交通渋滞は劇的に解消されることでしょう。
また、羽田空港への鉄道アクセスの利便性も向上されます。

会議のために東京に出向く用事がありましたので、その際に横浜~品川、品川~横浜の区間の光景を撮影してみました。

この光景も、まもなく見ることができなくなります。

■みどころ
<上り区間>
00:00 JR横須賀線、京浜東北線が先に横浜駅を出発
01:20 左側に神奈川県第二宗務所が見える
02:30 昨年末、大師線の線路を引き取った新町車両基地
03:10 先に出発した京浜東北線を追い抜く
04:20 先に出発した横須賀線を追い抜く
09:00 多摩川鉄橋
09:20 工事中の下り線合流箇所
13:10 工事中の下り線分岐箇所
<下り区間>
23:10-27:10 高架化完工直前の下り線

■関連リンク
京急のスピード(借力)



■youtubeには1985年に撮影された京急の前面展望を撮影されていた方もおり、比較してみると時代の変遷を感じることができます。
http://youtu.be/YSowMn_5RSU
投稿者: kameno 日時: September 14, 2012 9:00 AM

コメント: 京急蒲田立体交差まもなく完成

亀野さん、おはようございます
臨場感ある映像有難う御座いました。貴重なア-カイブ映像となることでしょう。普段利用している京急とは言え、先頭車両で往復の景観を楽しむ事は中々出来ません。お疲れ様でした。

投稿者 ちのしんいち | September 14, 2012 9:47 AM

茅野様
京急の速度は爽快ですね。
私も学生の時から毎日のように利用していましたので、思い入れも一入です。

投稿者 kameno | September 14, 2012 12:53 PM

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