境内にゲルが登場!

6月10日前後に、貞昌院境内に「ゲル」が建てられます。
ゲルって何だ?と思う方もいらっしゃるでしょう。

ゲルはモンゴルにおける円形の伝統的な住居です。


ゲル(モンゴル語: гэр、ger)は、主にモンゴル高原に住む遊牧民が使用している、伝統的な移動式住居のこと。日本では、中国語の呼び名に由来するパオ(包)という名前で呼ばれることも多い。 テュルク語では古来から「ユルト(???? Yurt)」と呼ばれたもので、現在でもテュルク系遊牧民のカザフ人やキルギス人が用いるユルトはほぼ同じ形状である。緩やかな草原地帯に適しており、より乾燥し起伏の多い西アジアではテュルク系遊牧民も方形の移動式住居を使っている。

モンゴルのゲルは円形で、中心の柱(2本)によって支えられた骨組みをもち、屋根部分には中心から放射状に梁が渡される。これにヒツジの毛でつくったフェルトをかぶせ、屋根・壁に相当する覆いとする。壁の外周部分の骨格は木組みで、菱格子に組んであり接合部はピン構造になっているのでジャバラ式に折り畳むことができる。(「マジックハンド」と呼ばれる玩具の伸縮部分と構造は同じである)木組みの軸にあたる部分にはラクダの腱が使われる。寒さが厳しいときは、フェルトを二重張りにしたり、オオカミなどの毛皮を張り巡らしたりして防寒とする。逆に、夏の日中暑いときはフェルトの床部分をめくり、簡単に風通しをよくすることができる。

内部は、直径4?6mほどの空間である。ドアがある正面を南向きにして立てられ、入って向かって左手の西側が男性の居住空間、向かって右手の東側が女性の居住空間である。中央にストーブを兼ねた炉を置いて、暖をとり、料理をするのに使う。炉は東側を正面にするように置かれており、女性の側から扱いやすいようになっている。向かって正面はもっとも神聖な場所で、チベット仏教の仏壇が置かれたりする。頂点部は換気や採光に用いられるよう開閉可能な天窓になっており、ストーブの煙突を出すことが可能である。

モンゴル帝国の時代ころまでは車輪をつけ、ウマを使って引っ張って長距離を簡単に移動できるゲルが存在したことが、当時の旅行記の記録からわかっている。現在はそれほど大規模な移動は行われないため、移動のたびに分解してラクダの背やトラックに乗せて運ぶ。分解や組み立ては共に遊牧を行う数家族の男たちが総出で行ない、数十分から1時間で終わる。
出典:Wikiペディアより



写真を見ると、あ?、これかと思う方も多いのではないでしょうか。


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今回のゲル設置においては、馬頭琴演奏者のセーンジャーさんのご協力により実現いたしました。
写真もセーンジャーさんに戴いたものです。
モンゴルの気候風土によって培われてきた工夫が随所に見られる建物です。
この機会に是非ご覧ください。



なぜ貞昌院にゲルが設置されるのか・・・・・・

それは、6月10日大船観音にて行われるキャンドルナイトにおいて、ヒロシマ原爆の残り火(平和の火)が全国に旅立っていきますが、その採火合宿参加者の皆様が貞昌院に宿泊します。
この機会にゲルで宿泊していただこうということになったからなのです。

時の記念日に、時間に追われる日常を忘れ、時の流れを感じながら平和の火を囲んで夜を明かします。

【採火詳細】

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 今年の夏至を特別な日にしませんか?
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今年の夏至は、電気を消して過ごしてみませんか?

-いつもの家族揃っての夕食をキャンドルの明かりの中で食べてみる。
-海辺でいつもの仲間とキャンドルの灯火で語り明かす。
-店の照明を消してキャンドルの明かりでお客さんを迎えてみる。
-仲良しママさんグループで近所の子供達を集めて、キャンドルの明かりで絵本の読み聞かせをする。
-ライブに照明を使わず、キャンドルの明かりで演出してみる。

この日、日本中で様々な形で行われるキャンドルナイト。
更にそれを 特別な火を使ってやってみませんか?
その火は福岡県星野村に今も尚燃え続けている原爆の残り火「平和の火」。


この火で あなたの心に あなたの大切な人の心に 優しく灯るよう
なキャンドルナイトをやってみませんか?

⇒お申込み期限=5月31日

【参加方法】……………………………………………………………


下記3箇所のいずれかのピースステーションの採火セレモニーへご参加いただいた方に平和の火を採火させていただきます。

■星野村会場
日程:6月6日(土)・7日(日)※6日のみの参加も可能。
場所:星野村 平和の広場 (福岡県八女郡星野村)


■関東会場
日程:6月10日(水)・11日(木)※10日のみの参加も可能。
場所:大船観音寺(神奈川県鎌倉市岡本1?5?3)
備考:宿泊地=貞昌院、Candle Night in 大船観音への参加あり。

■関西会場
日程:6月13日(土)・14日(日)※13日のみの参加も可能。
場所:興禅寺(京都府京都市伏見区周防町334?1)

備考:Candle Night in 興禅寺への参加あり。

<内容>
平和の火、原爆についてのワークショップを行った後、採火式を行います。初日は午後から始まり、2日目は午前中に解散となります。

<費用>
5,000円(宿泊なしの場合3,000円)
※関西会場の参加費は変更する場合がございます。

★夜は全国から集まった有志達と夜通し語り明かします。
ぜひ宿泊でご参加ください。

■申込み期限は5月末となっております。この機会に是非お申込みください。

【申し込み】………………………………………………………………

info@1pi-ce.jp までメールでお申し込みください。

※お名前、電話番号、E-mail、キャンドルナイトの大体の概要、 参加会場、合宿へ参加の有無を明記のうえ件名「ピースフレンド申し込み」でお申し込みください。


【問合せ先】……………………………………………………………


Candle Night 1 Pi:ce(キャンドルナイトワンピース) 実行委員会
〒531-0074 大阪市北区本庄東2-12-6-304 TEL/FAX 06-6375-7816
HP:http://www.1pi-ce.jp/ E-mail:info@1pi-ce.jp
広報担当:岡庭 090-3686-4895

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投稿者: kameno 日時: 2009年5月28日 23:29

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