鎌倉霊園にて

今日は、四十九日の法要と納骨があり、施主さんの墓地のある鎌倉霊園まで行って来ました。
鎌倉といっても、貞昌院は横浜の南に位置しているため、それほど遠くは無く、この霊園に墓地がある檀家さんも何十件かあります。

この新緑美しい時期の鎌倉はいいですね。
天気も良く、うぐいすの声もこだましています。

鎌倉霊園は、総面積が552,800?、4万を超える区画数を誇ります。
それはそれは広大です。
↓の写真のず?っと向こうまで墓地となっています。

kamakurareien.jpg

Willcomにて撮影


納骨の際に、カロウトの中を覗くと、30年前に納骨されたご主人の骨壷と一緒に、並べて30年前のお酒が並べられていました。
参列の親戚の方が口々に
「これだけ寝かしてあれば、きっとうまい酒になってるだろうな?」
「30年も、ちびりちびりお酒を楽しんだんだろうね」
「おいしいものが少しだけあればいい人だったからね」
「これからは二人になって、美味しいお酒をわけあうのかな」
などと楽しそうに話しています。

読経、焼香の時間は、うぐいすの声がいっそう大きくなったような気がします。


以前、私のお墓の前で泣かないでください『千の風になって』の記事で、歌詞の解釈について書きました。

人は死を迎えたあと、どうなるのでしょうか。
千の風となっていろいろなところを旅しているのでしょうか。

そして、色々なところを巡った後、やはりお墓の中のもどって、ゆっくり休んでいたりもするんでしょうか。

『千の風になって』の歌詞を頭に思い浮かべながらの帰路でした。

投稿者: kameno 日時: 2007年5月19日 22:56

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