捨万求一で議席を伸ばした自民党

与党、大勝の勢い…総選挙開票進む


 
 第44回衆院選は11日投票が行われ、一部を除き、同日午後8時に投票が締め切られた。全国各開票所での開票作業を経て、12日未明には大勢が判明する。

 11日夕までの読売新聞の取材・情勢分析や、読売新聞社と日本テレビ系列各局が共同実施した出口調査などによると、郵政民営化実現を最大の争点に掲げた自民、公明両党の獲得議席は総議席数480の過半数(241)を大きく超え、与党が大勝する勢いを見せている。「政権交代」を訴えた民主党は不振で、公示前の177議席から後退する情勢だ。

 これにより、小泉首相の続投は確定的となり、小泉内閣が選挙後の特別国会に改めて提出する郵政民営化関連法案は成立が確実な流れとなっている。

 一方、民主党の岡田代表は「政権交代」を実現するとの目標を実現できないことなどから、代表辞任を表明する方向だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050911-00000012-yom-pol&kz=pol



『信長の棺』   加藤 廣 (著)

単行本: 423 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 日本経済新聞社 ; ISBN: 4532170672 ; (2005/05/25)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532170672/249-7855591-9392336#product-details

この本は小泉首相の愛読書でもあります。
中に出てくる「捨万求一」は、まさに郵政民営化に焦点を絞った首相の戦略に大きな影響を与えているのでしょう。
政策を明確に、分かりやすく国民に訴えたことが選挙戦勝利の大きな要因なのでしょうね。

さらに凄いところは、その「捨万求一」としてきた郵政民営化の論点について、7年前と全くブレが無い点です。

産経新聞 正論 編集長インタビュー 城山三郎氏が折り紙つけた政治家

厚生大臣小泉純一郎/聞き手・大島信三


余計な事を言わず一つに絞り、それを、信念として曲げずに貫く態度が国民に大きく支持された結果なのだろうと思います。

投稿者: kameno 日時: 2005年9月11日 23:06

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